本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

小林洋行

KOBAYASHI YOKO CO.,LTD.8742 · Standard · 証券、商品先物取引業

証券・商品先物取引の受託を中核とし、保険代理店、電設資材卸、ゴルフ場運営、不動産、インターネット広告まで手掛ける複合サービス企業。

概要

株式会社小林洋行は、1949年に甘栗の輸入販売と和菓子製造販売から創業し、後に商品取引業に進出、現在は投資・金融サービス業を中核とする持株会社である。傘下にフジトミ証券、三新電業社、日本ゴルフ倶楽部などを擁し、金融商品取引(くりっく365等)、商品先物取引、保険募集、電設資材卸売、LED照明販売、ゴルフ場運営、不動産賃貸・売買、インターネット広告と多岐にわたる事業を展開する。本社は東京都中央区、連結従業員143名、2026年3月期の連結営業収益は47億円。

投資・金融サービス業が収益の柱

投資・金融サービス業は、グループ全体の営業収益の過半を占める主力セグメントである。子会社フジトミ証券株式会社が、東京金融取引所に上場する取引所為替証拠金取引「くりっく365」および取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」の受託業務を行う。加えて、大阪取引所や東京商品取引所の商品先物取引(金、白金等)の受託業務も手がけ、金地金の販売も行う。2026年3月期の受取手数料は金融商品取引が1,650百万円、商品先物取引が478百万円で、合計2,128百万円。営業収益2,207百万円を計上した。同部門は相場変動の影響を受けやすいが、ウェブサイト刷新や社員研修の徹底により営業力強化を進めている。

生活・環境事業:保険、電設資材、LED照明

生活・環境事業は、生命保険・損害保険の募集、広告用電設資材卸売、LED照明販売の3分野からなる。保険募集は子会社株式会社フジトミが行い、変額保険や企業向け損保に注力。2026年3月期の募集手数料は380百万円(前年比16.2%増)となった。電設資材卸売は子会社株式会社三新電業社が担い、看板設置需要の増加を背景に売上高506百万円。LED照明販売では、蛍光灯からLEDへの代替需要が堅調で、三新電業社と関連会社BLUE EARTH株式会社が大規模工場や商業施設向けに販売する。同事業の営業収益は合計1,110百万円(前年比9.7%増)である。

スポーツ施設提供業と不動産業の二本柱

スポーツ施設提供業では、子会社株式会社日本ゴルフ倶楽部がゴルフ場「ゴールデンクロスカントリークラブ」を運営する。DX化による利便性向上や独自のレストランメニューで差別化を図り、来場者数の維持に努める。不動産業は、ビジネスホテルやワンルームマンション等の賃貸(不動産賃貸業)と宅地建物取引業に分かれる。インバウンド需要や都心部の単身世帯増加により賃貸需要が高く、計画的な改修による入居率向上を図る。両セグメントとも安定的な収益源として位置づけられている。

インターネット広告業とグループ再編の軌跡

インターネット広告業は子会社株式会社小林洋行コミュニケーションズがSEO対策、サイト制作、コンサルティングを提供する。グループ全体では、2010年以降に不採算事業(商品取引受託業務、自己ディーリング、為替証拠金取引など)から相次いで撤退し、2011年7月に持株会社体制へ移行した。その後、2015年に三新電業社と看板資材株式会社を買収、2017年にはフジトミ証券を通じて少額短期保険会社を子会社化するなど、M&Aを活用した事業ポートフォリオの組み替えを進めている。

業界の中での役割は金融サービス業(投資・金融サービス)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
50億円
営業利益
2億円
営業利益率
4.0%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
投資・金融 サービス業22億円43.1%2億円9.1%
生活・環境 事業11億円21.6%1億円9.1%
不動産業9億円17.6%3億円33.3%
スポーツ施設 提供業5億円9.8%0億円0.0%
インターネット広告業4億円7.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融商品取引(個人投資家)主力

証券会社を通じて、取引所為替証拠金取引や株価指数証拠金取引など、個人投資家向けの金融商品取引の受託業務を行う。

主な製品・サービス1
くりっく365・くりっく株365
東京金融取引所が運営する個人向けFX・CFD取引。

02商品先物取引(個人投資家)主力

大阪取引所や東京商品取引所に上場されている商品先物取引の受託業務。金、原油、農産物など幅広い商品を取り扱う。

主な製品・サービス1
商品先物取引
貴金属、エネルギー、農産物などの先物取引。

03生活・環境(保険・電設資材・LED)準主力

生命保険・損害保険の募集、広告用電設資材の卸売、LED照明・環境関連商品の販売。

主な製品・サービス3
生命保険・損害保険
保険代理店として各種保険商品を提供。
電設資材
広告用電設資材の卸売。
LED照明
省エネルギー性能の高いLED照明の販売。

04スポーツ施設(ゴルフ場)副次

ゴルフ場「日本ゴルフ倶楽部」の運営。コース管理、会員サービスなどを提供。

主な製品・サービス1
ゴルフ場運営
ゴルフ場の施設運営・会員向けサービス。

05不動産(賃貸・売買)副次

ビジネスホテル、ワンルームマンション等の不動産賃貸、および宅地建物取引業による不動産売買。

主な製品・サービス2
不動産賃貸
ビジネスホテルやワンルームマンションの賃貸。
不動産売買
宅地建物取引業に基づく不動産の売買。

06インターネット広告副次

SEO対策、サイト制作、コンサルティング業務を提供。

主な製品・サービス1
SEO対策・サイト制作
検索エンジン最適化やウェブサイト制作サービス。

製品と技術

くりっく365とシストレセレクト365

金融商品取引業の主力商品は、東京金融取引所に上場する取引所為替証拠金取引「くりっく365」であり、同取引所の取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」も取り扱う。2025年2月からは、くりっく365の自動売買サービス「シストレセレクト365」の提供を開始した。同サービスはアフィリエイトを中心とした広告戦略で認知度向上を図り、新規顧客獲得に寄与している。これらのサービスは子会社フジトミ証券が顧客の委託を受けて売買を執行し、手数料収入を得るモデルである。

商品先物取引と金地金販売

商品先物取引業では、大阪取引所および東京商品取引所に上場する金、白金などの各種商品先物取引の受託業務を行う。こちらも子会社フジトミ証券が担当する。また、金地金の販売も同事業の一部として手がけており、投資家向け現物取引の需要に応える。商品先物取引の受取手数料は2026年3月期に478百万円と、前期比25.1%増加した。相場変動の影響を受けやすいが、金価格の上昇トレンドが手数料収入を押し上げた。

LED照明器具と広告用電設資材

子会社株式会社三新電業社は、広告用電設資材の卸売とともに、LED照明器具の販売事業を展開する。関連会社BLUE EARTH株式会社もLED照明販売に関与する。一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が2027年末に全面禁止されることを見据え、省エネ性能と長寿命を強みに大規模工場、倉庫、病院、商業施設、自治体向けの営業を強化している。2026年3月期のLED照明等販売事業の売上高は222百万円(前期比17.6%増)となり、電設資材卸売と合わせて生活・環境事業の収益を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

証券、商品先物取引業のなかでの位置

小規模証券で着実、収益力改善中

小林洋行は証券・商品先物取引業に属し、売上高20億円台の小規模証券会社。直近で営業利益率8.7%と改善傾向にあり、同業のAIフュージョンキャピタルグループなどと比べても一定の収益力を示す。個人向けや機関向けのサービスで差別化を図っている可能性があるが、業界全体の競争激化への対応が課題。

強み

  • 営業利益率が24/3期から8.7%に上昇。25/3期も8%と高水準を維持。
  • 少人数組織で効率的な運営が可能。ニッチなサービス展開に強み。
  • 売上高が22→23→25億円と増加。収益基盤が拡大している。
  • 特定分野に特化した証券サービスを提供し、差別化に成功。

課題

  • 売上高20億円台と小さく、大手証券との競争でスケールメリットを発揮しにくい。
  • 証券業界は市況変動の影響を受けやすく、収益が不安定になる可能性。
  • 今後の成長にはシステム投資や人材確保が必要だが、資源が限られる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字が小林洋行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

甘栗と和菓子から商品取引業へ転換した創業期

1949年3月、東京都中央区日本橋蛎殻町に甘栗の輸入販売および和菓子の製造販売を目的として株式会社小林洋行が設立された。しかし、わずか3年後の1952年9月には東京穀物商品取引所に商品仲買人として登録し、商品取引業に参入する。1967年の商品取引所法改正により登録制から許可制へ移行したことに伴い、1971年1月に農林大臣および通商産業大臣から商品取引員の許可を取得し、専業の商品取引員としての基盤を固めた。

資本参加と合併でグループを拡大した1980年代〜1990年代

1986年11月、商品取引員である株式会社藤富(現フジトミ証券株式会社)に資本参加し、グループ経営の第一歩を踏み出す。1991年4月には商品取引員の田山株式会社を吸収合併し、事業規模を拡大した。1995年8月には商品取引所法に基づく第一種商品取引受託業の許可を更新。1997年9月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場からの資金調達の道を開いた。1999年には子会社共和トラストを設立し、商品先物取引業を拡充するとともに、同年7月には山梨商事株式会社を吸収合併させた。

東証上場と第一部指定、金融商品取引業への進出

2000年3月、東京証券取引所市場第二部に上場。同年8月には日本電子証券株式会社(後のフェニックス証券)を子会社化し、証券業に進出した。2001年9月には東京証券取引所市場第一部に指定替えとなり、社会的信用を高めた。2007年4月には金融先物取引業の許可を取得、同年9月の金融商品取引法施行に伴い金融商品取引業者として登録し、取扱商品の幅を広げた。この間、2005年3月には資本金を20億円に変更し、財務基盤を強化している。

不採算事業の清算と持株会社体制への移行

2010年3月、長年主力だった商品取引受託業務を廃止。続いて2011年4月に自己ディーリング事業、同年5月に取引所為替証拠金取引事業と店頭為替証拠金取引事業をそれぞれ廃止または他社に承継させた。2011年6月にはSEOコンサルティング事業を子会社に移管し、同年7月に持株会社体制へ移行した。2013年1月にはフェニックス株式会社(旧フェニックス証券)が清算結了、2015年9月には共和トラストが清算されるなど、グループの整理を徹底した。

M&Aによる事業ポートフォリオの再構築

不採算事業からの撤退と並行して、新たな収益源を確保するための買収を積極的に進めた。2015年2月、株式会社三新電業社と看板資材株式会社を100%子会社化し、生活・環境事業(電設資材、LED照明)に参入。同時期にフジトミ証券がHIGH END株式会社(現BLUE EARTH株式会社)の株式を引き受け、関連会社とした。2017年7月にはフジトミ証券がエイチ・エスライフ少額短期保険株式会社(現ふくろう少額短期保険)の発行済株式の99.12%を取得し、保険事業をグループに加えた。

監査等委員会設置会社への移行と現在の体制

2016年6月、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行し、コーポレートガバナンスの強化を図った。2026年3月期の連結営業収益は47億円、営業利益2億円、当期純利益2億円と、低収益ながら黒字を維持している。グループは現在、5つのセグメント(投資・金融サービス、生活・環境、スポーツ施設提供、不動産、インターネット広告)で構成され、持株会社である小林洋行の下、子会社5社と関連会社1社を有する。

年表41件を開く

1940年代

  • 1949年3月創業甘栗の輸入販売、和菓子の製造・販売を目的として、東京都中央区日本橋蛎殻町に株式会社小林洋行を設立

1950年代

  • 1952年9月東京穀物商品取引所に商品仲買人登録

1970年代

  • 1971年1月1967年の商品取引所法改正による登録制から許可制への移行に伴い、農林大臣(現・農林水産大臣)及び通商産業大臣(現・経済産業大臣)から商品取引員の許可を取得

1980年代

  • 1980年1月商品取引所法改正により商品取引員の許可制度が導入され、商品取引員の許可を更新
  • 1986年11月商品取引員である株式会社 藤富(現・フジトミ証券株式会社)に資本参加

1990年代

  • 1991年4月M&A商品取引員である田山株式会社を吸収合併
  • 1995年8月商品取引所法に基づく第一種商品取引受託業の許可更新を受ける
  • 1997年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1999年4月創業株式会社共和トラストを設立(商品先物取引業)
  • 1999年7月M&A株式会社共和トラストは山梨商事株式会社(商品先物取引業)を吸収合併

2000年代

  • 2000年1月商号変更当社株式の一単位の株式数を1,000株から500株に変更
  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部上場
  • 2000年8月商号変更当社株式の一単位の株式数を500株から100株に変更
  • 2000年8月M&A日本電子証券株式会社(大阪証券取引所正会員)を子会社化
  • 2000年10月上場株式会社フジトミが日本証券業協会に株式を店頭上場
  • 2001年8月商品取引所法に基づく第一種商品取引受託業の許可更新を受ける
  • 2001年9月東京証券取引所市場第一部に指定替えとなる
  • 2002年5月株式会社フジトミが丸梅株式会社に資本参加
  • 2002年9月M&A株式会社フジトミが丸梅株式会社を100%子会社化
  • 2004年2月M&A株式会社日本ゴルフ倶楽部を子会社化
  • 2005年3月商号変更資本金を20億円に変更
  • 2005年3月農林水産大臣及び経済産業大臣より、商品取引所法(昭和25年法律第239号)第190条第1項の規定に基づき、商品取引受託業務の許可を受ける
  • 2006年5月日本電子証券株式会社は、フェニックス証券株式会社に商号を変更する
  • 2006年10月創業株式会社コバヤシコーポレーションを設立
  • 2007年4月金融先物取引業に係る許可を取得((金先)第175号)
  • 2007年9月金融商品取引法の施行に伴い金融商品取引業者として登録((金商)第269号)

2010年代

  • 2010年3月商品取引受託業務を廃止
  • 2010年4月SEOコンサルティングサービスに係る事業を開始
  • 2011年3月丸梅株式会社は商品取引受託業務を廃止(2011年4月25日に解散を決議、2012年3月23日に清算結了)
  • 2011年4月自己ディーリングに係る事業を廃止
  • 2011年5月取引所為替証拠金取引に係る事業を吸収分割により岡安商事株式会社に承継させる
  • 2011年5月店頭為替証拠金取引に係る事業を廃止
  • 2011年6月SEOコンサルティングサービスに係る事業を吸収分割により株式会社コバヤシコーポレーションに承継させ、同社は株式会社小林洋行コミュニケーションズに商号を変更する
  • 2011年6月第一種金融商品取引業及び第二種金融商品取引業を廃止
  • 2011年7月持株会社体制に移行
  • 2013年1月フェニックス株式会社(旧・フェニックス証券株式会社)は金融商品取引業を廃止し、解散を決議(2013年5月29日に清算結了)
  • 2015年2月M&A株式会社三新電業社及び看板資材株式会社を100%子会社化
  • 2015年2月商号変更株式会社フジトミがHIGH END株式会社(現・BLUE EARTH株式会社(2015年4月22日付で商号変更))の第三者割当により発行した新株式の一部を引受けたことにより、当社の持分法適用関連会社となる
  • 2015年9月株式会社共和トラストは商品先物取引業を廃止し、解散を決議(2015年12月28日に清算結了)
  • 2016年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
  • 2017年7月M&A株式会社フジトミがエイチ・エスライフ少額短期保険株式会社(現・ふくろう少額短期保険株式会社(2018年3月1日付で商号変更))の発行済株式の99.12%を取得し、子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    不採算事業からの撤退と事業再編

    将来性の見込めない不採算事業から早期に撤退し、M&Aや事業・組織再編を機動的に実施することで、安定した収益源の確保を目指す。

  2. 02

    投資・金融サービス業の拡大

    ウェブサイト刷新や社員研修による営業力強化、デジタル高度化、商品ラインアップ拡充、新支店開設準備などを通じて、収益基盤の安定と成長を加速する。

  3. 03

    生活・環境事業の強化

    保険募集では顧客ニーズ対応力と提案力の向上、広告用電設資材卸売では企画力重視の提案営業、LED照明販売では省エネ・長寿命メリットを活かした営業を推進する。

  4. 04

    既存事業以外の新規参入検討

    継続的に安定した収益が期待できる事業分野への新規参入を含めて検討し、収益源の多様化を図る。

  5. 05

    セグメント別の安定的収益確保

    ゴルフ場事業ではDX化と差別化、不動産業では計画的な改修と入居率向上、インターネット広告業では専門性強化と新価値提供に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で143人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は631万円で、9期前と比べて+2.6%平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は22.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月138
2018年3月140
2019年3月61647.622.3149
2020年3月61448.623.3158
2021年3月56746.423.3156
2022年3月61947.424.3144
2023年3月57142.619.5135
2024年3月59743.620.5138
2025年3月57643.821.0144139
2026年3月63144.822.0143140

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
東京都中央区賃貸用土地・建物ほか1,848百万円
不動産業
ゴールデンクロスカントリークラブ(千葉県長生郡)(注)3537百万円
スポーツ施設 提供業
本社(東京都中央区)(注)2506百万円
不動産業
フジトミ証券㈱ — 東京都中央区339百万円
投資・金融 サービス業 不動産業
㈱三新電業社 — 東京都練馬区292百万円
生活・環境事業
㈱日本ゴルフ倶楽部 — 東京都中央区213百万円
スポーツ施設 提供業
福利厚生施設 — 千葉県夷隅郡他46百万円
会社統括
㈱フジトミ — 東京都中央区1百万円
生活・環境事業
㈱小林洋行コミュニケーションズ — 東京都中央区0百万円
インターネット広告業
主な関係会社
  • 国内
    フジトミ証券㈱(注)1.3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本ゴルフ倶楽部(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱小林洋行コミュニケーションズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三新電業社(注)3
    東京都練馬区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フジトミ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は50億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.4%、利益が+0.0%。

売上高
+6.4%
50億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
4.0%
前期比 -0.3%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は12億円、営業利益は0億円。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q33−1
2019年4Q34−1
2020年4Q370
2021年4Q340
2022年4Q36−1
2023年4Q410
2024年4Q451
2025年4Q4712.11
2026年4Q5012.02
2027年1Q1200.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は31億円から50億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。営業収益は5期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月31−7−8
2014年3月31−40
株式会社三新電業社及び看板資材株式会社を100%子会社化
2015年3月31−22
2016年3月35−1−6
株式会社フジトミがエイチ・エスライフ少額短期保険株式会社(現・ふくろう少額短期保険株式会社(2018年3月1日付で商号変更))の発行済株式の99.12%を取得し、子会社化
2017年3月32−4−1
2018年3月33−3−2
2019年3月34−3−2
2020年3月37−2−1
2021年3月34−1−1
2022年3月36−1−1
2023年3月4122
2024年3月4544
2025年3月47234.32
2026年3月50234.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益50億円のうち、営業利益として残るのは2億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.0%48億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比15.6pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比13.4pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.1pt
2.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円期末の手元現金は18億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月−10025
2014年3月1−3225
2015年3月−3−1019
2016年3月−23019
2017年3月2−2019
2018年3月0−2−117
2019年3月−10−116
2020年3月12−118
2021年3月5−2−121
2022年3月0−1−118
2023年3月3−3−118
2024年3月2−3017
2025年3月4−3−117
2026年3月6−2−318

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は240億円。このうち返さなくてよい自己資本が101億円で、自己資本比率は41.9%(業種中央値34.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1461093765.0
2014年3月1471074063.0
2015年3月1571094860.0
2016年3月1391003962.0
2017年3月142984459.6
2018年3月149955456.2
2019年3月146915555.1
2020年3月151876451.2
2021年3月142875554.8
2022年3月151866557.2
2023年3月170898152.3
2024年3月185959051.6
2025年3月2099811146.8
2026年3月24010114041.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
60億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
140億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

証券、商品先物取引業 37社との比較

同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率37社中16位あたり、逆に低いのは配当利回り37社中35位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.8%/中央値 9.9%
P25 7.7%P75 15.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 19.6%
P25 8.3%P75 34.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.9%/中央値 34.9%
P25 12.8%P75 58.5%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
6.4%/中央値 15.4%
P25 2.9%P75 25.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 4.3%
P25 3.3%P75 5.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥562で、1年前と比べて+86.5%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥562-0.4%1ヶ月+4.1%1年+86.5%時価総額71億円
過去52週の値幅
安値¥299高値¥595

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.0倍
PBR0.66倍
配当利回り1.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-0.5%とほぼ横ばい、前年比+90.7%と長期では大幅高。25日線(551円)をほぼ同水準で推移し、75日線(544円)・200日線(469円)を上回っています。52週高値(595円)からは-7.6%の位置で、高値更新には至らず。出来高は低水準で、材料不足から方向感に欠けます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PBR0.65倍と純資産割れで解散価値が意識され、業界平均PBR1.41倍も大きく下回る。PER23.5倍は業界平均12.3倍を上回るが、直近の収益拡大基調を反映すれば実質的には割安感がある。配当利回り1.09%は業界平均4.39%を下回るが、配当性向が高く増配余地は限定的。ROE2.82%は低く収益性改善が課題だが、市況変動業種である点を考慮すれば、現状の株価は割安と評価する。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.0倍14.3倍
PBR0.66倍1.43倍
ROE2.8%7.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模証券として、大手との差別化が難しい。強気派は、2024/3期の純利益4億円から2025/3期は2億円に減益だが、2026/3期に3億円への回復を見込む。また、AIやFinTechへの取り組みが奏功すれば成長余地がある。弱気派は、営業収益が20億円台で頭打ち、ROE2.82%と低く、投資対効果が不透明。両論の争点は、事業規模拡大の可能性と収益安定性。

プラスに働く材料7
  • 収益回復期待

    2026/3期は増収・増益予想。

  • ニッチ市場での存在

    商品先物など専門性の高い領域で基盤。

  • PBR0.65倍と割安

    解散価値が株価を下支えする可能性。

  • 株式市場の活況による手数料収入増加2026年下期影響

    日経平均上昇で売買手数料増加。売上高23億円に対し手数料倍増で数億円増収。

  • 投資銀行業務の拡大2027年以降影響

    中小企業M&Aアドバイザリー強化で収益多様化。

  • コスト削減による利益率改善通年影響

    営業利益2億円と低水準。固定費削減で利益倍増の可能性。

  • 自己株式の取得次回株主総会影響

    PBR0.65倍で割安感。自社株買いでEPS向上期待。

マイナスに働く材料7
  • 成長性の欠如

    収益が20億円台で停滞、事業拡大が見えない。

  • 収益変動リスク

    トレーディング損益の影響を受けやすい。

  • 競争激化

    ネット証券や大手にシェアを奪われる懸念。

  • 株式市場の低迷不定影響

    相場下落で手数料収入激減。営業利益が赤字転落のリスク。

  • 個人投資家の離散継続影響

    株式投資離れで取引量減少。手数料収入の減少。

  • 規制強化による業務制限2026年以降影響

    金融商品取引法改正でコンプライアンスコスト増加。

  • 人材流出不定影響

    優秀なアナリスト・トレーダーの流出で競争力低下。

次の決算で確かめる点
営業収益
トップラインの成長が最優先課題。
トレーディング損益
自己売買の収益は変動が大きくリスク。
顧客預り資産
手数料収入の基盤となる顧客規模。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは1.07%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
1.07%
いまの株価に対して
配当性向
438.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3
2018年3月30.0
2019年3月30.0
2020年3月30.0
2021年3月30.0
2022年3月30.0
2023年3月440.0
2024年3月542.9
2025年3月50.0684.9
2026年3月620.0438.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ24,080人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.0%を占め、残る65.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.949.651.351.252.050.8
事業法人29.826.026.028.328.727.6
証券会社5.75.05.15.26.411.1
金融機関12.513.911.99.37.47.4
自己株式6.40.80.80.80.84.8
外国法人3.54.14.34.54.01.8
外国人個人1.61.41.41.31.41.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社東京洋行24.75
02日産証券グループ株式会社5.57
03株式会社りそな銀行4.78
04共和証券株式会社4.05
05細金 英光3.11
06内藤 征吾2.81
07細金 成光2.55
08特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行1.56
09細金 千恵子1.44
10パーシング ディヴィジョン オブ ドナルドソンラフキン アンド ジェンレット エスイーシー コーポレイション(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-31
    日産証券グループ株式会社
    新規の大量保有報告
    7.06%
    +1.00pt
  • 2026-04-08
    日産証券グループ株式会社
    新規の大量保有報告
    6.06%
    +1.05pt
  • 2026-04-07
    日産証券グループ株式会社
    新規の大量保有報告
    6.06%
    +1.05pt
  • 2026-04-07
    日産証券グループ株式会社
    変更報告
    6.06%
    +1.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+127%、1株純資産は14期で−16%。直近期のROEは2.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−841,003−8.2
2014年3月39820.384.614.9
2015年3月189971.818.611.0
2016年3月−60912−6.3
2017年3月−14897−1.5
2018年3月−19889−2.1
2019年3月−18853−2.0
2020年3月−15817−1.8
2021年3月−13824−1.6
2022年3月−9692−1.1
2023年3月167122.314.8
2024年3月307654.014.9
2025年3月197852.515.3684.9
2026年3月238432.820.0438.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細金成光取締役社長 代表取締役62320,000
渡辺宏常務取締役6618,000
瀧澤克行取締役 経営企画室長6518,000
細金英光取締役60390,000
加藤周二取締役(監査等委員)73
西田章取締役(監査等委員)54
前田哲哉取締役(監査等委員)62
佐野友昭77

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4545414
社外取締役323238

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,294字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社小林洋行)、子会社5社及び関連会社1社により構成されており、投資・金融サービス業を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 1.投資・金融サービス業 (1)金融商品取引業 当部門は、東京金融取引所に上場されている取引所為替証拠金取引(くりっく365)及び取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)について、顧客の委託を受けて売買を執行する業務(以下「受託業務」という。)を行っております。なお、金融商品取引業で行う各業務は、それぞれ金融商品取引法、同施行令、金融商品取引業等に関する内閣府令など関係法令等による規制を受けております。 主な関係会社 子会社 フジトミ証券株式会社 (2)商品先物取引業 当部門は、大阪取引所及び東京商品取引所に上場されている各種の商品先物取引について、受託業務を行っております。なお、商品先物取引市場で行う各業務は、それぞれ金融商品取引法及び商品先物取引法、同施行令、同施行規則など関係法令等による規制を受けております。 主な関係会社 子会社 フジトミ証券株式会社 (3)その他 当部門は、金地金販売等を行っております。 主な関係会社 子会社 フジトミ証券株式会社 2.生活・環境事業 (1)生命保険・損害保険の募集 当部門は、生命保険の募集業務及び損害保険代理店業務を行っております。 主な関係会社 子会社 株式会社フジトミ (2)電設資材卸売業 当部門は、広告用電設資材の卸売業務等を行っております。 主な関係会社 子会社 株式会社三新電業社 (3)LED照明等の販売事業 当部門は、LED照明等の販売事業等を行っております。 主な関係会社 子会社 株式会社三新電業社 関連会社 BLUE EARTH株式会社 3.スポーツ施設提供業 当部門は、ゴルフ場関連事業として当社が保有しているゴルフ場施設の運営等を行っております。 主な関係会社 子会社 株式会社日本ゴルフ倶楽部 4.不動産業 (1)不動産賃貸業 当部門は、当社グループが保有しているビジネスホテル、ワンルームマンション等の物件を賃貸しております。 提出会社 株式会社小林洋行 主な関係会社 子会社 フジトミ証券株式会社 (2)宅地建物取引業 当部門は、宅地建物取引業法の規定に基づく免許を受けて、不動産の売買等を行っております。 主な関係会社 子会社 フジトミ証券株式会社 5.インターネット広告業 当部門は、SEO対策、サイト制作及びコンサルティング業務等を行っております。 主な関係会社 子会社 株式会社小林洋行コミュニケーションズ 以上に述べたうち、主要な事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)○印は連結子会社、△印は持分法適用関連会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,739字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、投資・金融サービス業(金融商品取引、商品先物取引)、生活・環境事業(生命保険・損害保険の募集、広告用電設資材卸売業、LED照明等の販売事業)、スポーツ施設提供業(ゴルフ場関連事業)、不動産業(不動産賃貸業、宅地建物取引業)、インターネット広告業(SEO対策、サイト制作、コンサルティング業務)を事業領域としております。各事業部門ともにお客様の視線に立った公正・公平で誠実な経営を心がけてまいります。また、社会の責任ある一員として、順法精神と倫理観を大切にし、価値ある商品・サービスを提供することにより、すべてのステークホルダーの皆様とともに、豊かな社会の実現に寄与してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループでは、不採算事業で将来性の見込めない部門からは早期に撤退を進め、事業再編・組織再編やM&Aなど機動的な再編を行い、安定した収益源の確保に向けて積極的な経営戦略に取り組んでまいります。 また、セグメントごとに新たな収益チャネルを模索しながら、経営資源の適切な配分に努め、安定した経営体制の確立に取り組んでまいります。 (3)経営環境 国内経済につきましては、トランプ政権の通商政策の動向、地政学的リスクの高まり、資源高による企業業績の圧迫や物価高騰による消費者マインドの低下などが、経済活動を抑制し停滞させるリスクとして懸念されます。その影響で、さらなる株価、為替、資源等の価格変動リスクが混在し、経営環境は見通しが立ちにくい状況で推移していくことが予想されます。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの主たる事業である投資・金融サービス業は、商品市況、株式市況、為替相場等の変動に大きな影響を受ける傾向にあり、先行き不透明な事業環境のなかで今後の見通しを判断することが困難となっております。このような不確定要因が混在している業種の特異性から、経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等はありませんが、安定的な収益源の確保と継続的な営業利益の拡大が当社グループの最優先事項であります。 (5)事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループは、安定的な収益源の確保と継続的な営業利益の拡大のため、経営資源を最適に配分し、グループ事業の拡大と再編に努めてまいります。 なお、セグメントごとの対処すべき課題は、次のとおりであります。 《投資・金融サービス業》 当社グループの営業総利益のうち、投資・金融サービス業による営業収益への依存度が最も高くなっていることから、当該事業の拡大が最優先課題となっております。同部門においては、引き続きウェブサイトの刷新や社員研修・教育の徹底による営業力の強化等を通じて、金融商品取引業者としての社会的信頼と認知度を一段と高め、「お客様本位の業務運営方針」及び「具体的な取組方針」に基づく営業活動を深化させてまいります。また、「信頼性の強化・商品ラインアップ拡充・デジタル高度化」を軸として、業務自動化の推進による顧客の利便性向上とフィッシング対策の強化、シストレセレクト365の市場認知度の向上と長期利用顧客の拡大、デジタルと金融知識を兼ね備えた人材の採用・育成による組織基盤の強化と新支店開設に向けた準備等に取り組み、収益基盤の安定と成長の加速を図ってまいります。 《生活・環境事業》 保険募集業務では、引き続き各所属員が各取扱保険商品の特徴を的確に把握し、変化する顧客ニーズに対応した提案力の向上を図るとともに、保険周辺知識、隣接業界等に関する情報や付帯サービスの提供ができる対応力の強化と既契約に対する保全活動の品質向上を図り、顧客基盤の拡大と安定化に取り組んでまいります。 広告用電設資材卸売業においては、引き続き顧客ニーズに合った商品をツールにした企画力に重点を置いた提案営業により、需要拡大に注力してまいります。 LED照明器具を中心とした販売事業においては、2023年に開催された水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)において、一般照明用蛍光ランプの製造と輸出入が2027年末までに全面禁止されることが合意されたことから、代替器具としてLED照明器具が主流になりつつあります。LED照明器具は照明の快適性及び電力経費の節減によるCO₂の削減効果また長寿命の節約効果の評価は高く、交換需要はより一層の高まりが見込まれます。中東情勢の緊迫の長期化によるエネルギー価格の高騰が懸念され、製品価格の値上がりや供給不足などの警戒感の広がりに十分留意しつつ、今後も大規模工場・倉庫・病院・商業施設・自治体に向けてLED照明器具のメリットを活かした営業活動を推進し、売上及び収益の拡大に注力してまいります。 《スポーツ施設提供業》 ゴルフ場事業では、DX化による利便性の向上と独自のレストランメニューの構成により、他のゴルフ場との差別化を図りながら顧客満足度の向上に努めてまいります。また、引き続き周辺の事業環境を注視しながら状況に応じた価格設定をするなど、来場者数及び売上の確保を図ってまいります。 《不動産業》 不動産業において、既設の賃貸物件については、建物や設備等の経年劣化具合や賃借人のニーズを考慮し、大規模改修など計画的な改修や設備更新を行うことで、物件等の長期維持管理や入居率の向上に努め、継続的かつ安定的な収益源の確保に繋げてまいります。また、短期で効率的な資金回転を目指す販売事業と中長期で安定的な賃料収入を確保する運用事業の両事業を推進し、堅固な事業基盤を確立するとともに、いかなる経済環境下においても持続的かつ安定した収益が維持できるよう取り組んでまいります。 《インターネット広告業》 インターネット広告業において、インターネット広告市場は、技術革新や媒体構造の変化が続いており、広告手法や分析手法の高度化に伴い、顧客ニーズは一層多様化しております。このような環境のもと、専門性の強化とサービス体制の充実を図り、顧客満足度の向上に努めてまいります。また、競争環境が変化するなか、既存サービスの品質向上に加え、新たな価値提供の可能性を追求し、持続的な成長基盤の確立を目指してまいります。 これらの既存事業以外にも、継続的に安定した収益が期待できる事業分野に関しましては新規参入を含めて検討してまいります。
事業等のリスク1,513字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資の判断をする上で、重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から以下に記載するとおりであります。 当社グループはこれらのリスク発生要因を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 市況による影響について 当社グループの営業総利益のうち金融商品取引(くりっく365及びくりっく株365)の受取手数料が約49%、商品先物取引における受取手数料が約14%を占めております。これらの取引は相場商品を取引の対象としていることから、受取手数料は国内外の金融市場の動向や経済情勢の影響を受けやすい傾向にあり、結果、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。また、これらの要因により長期間にわたってボラティリティの低い環境下が続いた場合には、当社グループの収益に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制及び改定等による新たな規制の導入について 当社グループの主事業である金融商品取引(くりっく365及びくりっく株365)及び商品先物取引は、金融商品取引法、同施行令、金融商品取引業等に関する内閣府令及び商品先物取引法、同施行令、同施行規則などの関連法令等のほか、加盟する取引所及び日本証券業協会、日本商品先物取引協会等の加入団体による諸規則等の規制を受けております。なお、財務の健全性を測る指標の一つとして純資産額規制比率(商品先物取引法)、自己資本規制比率(金融商品取引法)の制度があり、それぞれに規制比率を120%以上維持することが義務付けられております。 これらの適用法令に抵触した場合には、許認可及び登録の取消し、業務停止などの行政処分等が行われることがあり、そのような場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 個人情報について 当社グループは、業務遂行上の必要性から多くの個人情報をコンピュータシステムなどによって取扱っております。当社グループは、個人情報の管理について、個人情報保護管理責任者を設置し、個人情報保護規程や社内システム管理規程等を設けるとともにコンピュータシステムのセキュリティー強化にも努めており、また役職員への啓蒙活動を行い、当該情報の管理に万全を期しております。 しかしながら、万が一、外部からの不正アクセスなど何らかの方法により個人情報が漏洩した場合には、当社グループはその責任を問われると同時に社会的な信用を失う怖れがあり業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) コンピュータシステムについて 当社グループは、お客様からのホームトレードシステムや金融商品取引(くりっく365及びくりっく株365)ツールによる売買注文の受付、商品取引所への売買注文の発注をはじめ、多くの業務でコンピュータシステムを利用しております。当社グループは、費用対効果を考慮しつつ、システム投資を行い安定稼動に努めておりますが、回線障害、機器の誤作動、プログラムの不備、不正アクセス、自然災害などによりシステムに障害が発生した場合、当社グループの業務に支障が生じ、その規模によっては、業績に重大な影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,018字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善されるなか、米国の通商政策による影響が一部にみられるものの、各種政策の効果により、緩やかな回復傾向にあります。一方で、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化などの地政学的影響や物価上昇の継続による消費者マインドの下振れが、わが国の景気を下押しするリスクとなっており、先行きは不透明な環境が続くと見込まれます。 当社グループの主たる事業である投資・金融サービス業において、国内の商品市場のうち金は、期初は米相互関税発表後の世界同時株安の影響に伴う損失補填に対する換金売りが金相場にも広がったため、一時急落し4月9日には13,985円(中心限月)を付けました。しかしその後は、世界的な不確実性の高まりのなか安全資産としての金人気が再燃したことに加え、FRBの利下げ観測、地政学的リスクの高まりや中央銀行の買い入れなど度重なる上昇要因を背景に金需要が一段と高まったため、10月には史上初めて20,000円を突破しました。年が明けても上昇基調は衰えず、そこへベネズエラ情勢や中東情勢の緊迫化も加わり、1月29日には28,498円まで上昇しました。その後は、中東情勢の長期化懸念による原油の高騰や供給不安からスタグフレーションに陥るリスクが懸念され、金融市場を混乱させたため、金価格も期末にかけて乱高下する値動きとなりました。 国内の株式市場において、期初は、米相互関税の発表を受け、世界景気の下振れ懸念や企業業績の悪化懸念が広がったため、世界株式と同様に日経平均株価も大幅に下落し4月7日には30,792円74銭まで下がりました。その後は、米関税政策に対する警戒感の緩和から世界株式が上昇局面に入ったところへ、海外投資家の日本市場に対する評価の高まりや円安による割安感から海外マネーが日本の株式市場に流入しました。また、10月より発足した高市政権への期待感などから日経平均株価は10月に史上初めて50,000円を突破しました。2026年に入り米国による軍事介入が地政学的リスクを高めましたが、2月の衆議院選挙で与党が圧勝したことを受け、政治経済が安定するとの期待感から日経平均株価は歴史的高値圏で推移し、2月26日には59,332円43銭まで上昇しました。しかしイラン情勢が本格的に悪化すると、歴史的原油高を背景に金融市場は混乱に陥り、3月の日経平均株価の下落幅は7,786円と過去最大を更新しました。 生活・環境事業において、生保業界は、少子高齢化や若年層の保険離れにより新規顧客層が縮小したため、厳しい収益環境が続きました。そのなかで、多様化するライフスタイルに対応した商品の開発や医療保険や介護保険などシニア層向けの第三分野の保険の需要が拡大しました。一方で損保業界は、自然災害の激甚化による保険金支払の増加や自動車の安全性能の進展による自動車保険市場の縮小のため、厳しい収益環境となりましたが、DXの推進により業務効率化や事業費削減が図られるなか、巧妙化するサイバー攻撃やコロナ等のパンデミックリスクに備えた新たな保険の需要が拡大しました。広告用電設資材卸売業においては、景気回復に向けての動きが顕著となり看板設置事業の投資需要も増加傾向となりました。また、LED照明販売事業では、省エネ性能の高さや長寿命が評価され蛍光灯からLED照明器具への取り換えが進んでおり、需要が堅調に推移しました。 スポーツ施設提供業において、ゴルフ業界は、当業界を支えてきた団塊の世代の高齢化に伴い、ゴルフ人口が減少する懸念も出てきた一方で、新規顧客層の開拓のために若年層や女性をターゲットとしたマーケティング戦略や設備改善が進むなか、DX化による顧客の利便性や満足度の向上がリピーターの増加に繋がりました。また、天候に左右されず、都市部を中心とした身近で気軽にゴルフが楽しめるインドアゴルフの需要も伸びており、ゴルフ人気の下支えとなりました。 不動産業において、ビジネスホテルは、好調なインバウンド需要と円安基調が、引き続き高水準の稼働率を牽引しました。また、深刻な人手不足や多様化する顧客ニーズに対応するため、無人のチェックイン・アウトシステムを導入するなどサービス等の無人化が進みました。賃貸用マンションでは、長引く建築資材の高騰や人手不足の影響で、着工戸数は引き続き減少しましたが、マンション価格の高騰や単身世帯の増加により、都心部では賃貸需要が増加しているため、引き続き賃料は上昇基調で推移しました。 インターネット広告業において、国内の広告市場は、好調な企業業績を背景に、屋内外のイベントの増加やインバウンド需要の増加などの影響を受け、堅調に推移しました。特にインターネット広告につきましては、SNSやCTV上の動画広告やリテールメディア広告の需要が一層高まり、広告市場全体の成長を牽引しました。 このような事業環境のもと、投資・金融サービス業は、4月の株式相場下落により、手数料収入及び新規顧客の獲得ともに厳しいスタートになりましたが、その後、新規顧客の獲得や金ETF、日経225など主力商品の上昇トレンドを捉えるなどして預り資産の増加に注力したほか、既存顧客からの紹介も継続的に発生した結果、手数料収入、預り資産ともに年間目標を達成しました。また、昨年2月に提供を開始した「くりっく365の自動売買サービス(シストレセレクト365)」について、アフィリエイトを中心とした積極的な広告戦略で認知度の向上と新規顧客の獲得を図ってまいりました。その結果、金融商品取引の受取手数料は1,650百万円(前連結会計年度比5.8%増)、商品先物取引の受取手数料は478百万円(同25.1%増)となったため、投資・金融サービス業の受取手数料は2,128百万円(同9.6%増)となり、営業収益2,207百万円(同7.9%増)となりました。 生活・環境事業の保険募集事業では、保険業法改正に沿った体制整備の強化を行いつつ、生保は保障を主たる目的とした変額保険の提案に注力し、一方損保は既存顧客の継続率維持や新規企業開拓に注力しました。その結果、募集手数料は380百万円(同16.2%増)となりました。また、広告用電設資材卸売業では、売上高506百万円(同2.5%増)となり、LED照明等の販売事業の売上222百万円(同17.6%増)などを加えた、生活・環境事業の営業収益は1,110百万円(同9.7%増)となりました。 スポーツ施設提供業において、当社が所有するゴルフ場(ゴールデンクロスカントリークラブ)では、4月は、比較的天候に恵まれたことに加え、前年同月の低迷の反動から、売上、来場者数ともに前年同月を大きく上回りました。一方で、夏場の記録的な猛暑や、週末を中心に悪天候に見舞われたことで集客に苦戦を強いられましたが、周辺の事業環境を注視しながら状況に応じた価格設定をするなど、売上、来場者数の確保に努めました。その結果、売上高は483百万円(同2.0%減)となりました。 不動産業において、不動産賃貸では、当社グループが所有する賃貸用マンションは、引き続き高い入居率を維持しました。また、長期的かつ安定的な収益源を確保するため、経年劣化を考慮した大規模修繕や設備更新を計画かつ実施するなど物件の長期維持管理に努めました。ビジネスホテルにおいては、インバウンド需要は引き続き好調で、日中関係の悪化が懸念されるものの、訪日外客数は依然高水準を維持しました。さらに国内旅行や国内出張の需要も回復しており、稼働率の向上や宿泊単価の高止まりに繋がりました。また、不動産売買では、想定より高値での売却や売却時期の前倒しなど、販売用物件の売却が順調に進んだ結果、年間目標を大きく超過し、事業開始以来最高の業績となりました。一方、販売用不動産の仕入については、リフォーム費用を含めた価格の高騰という厳しい環境が続きましたが、情報収集に注力し、慎重に物件を選別して購入を進めた結果、翌期に順調なスタートが切れる水準の在庫を確保することができました。その結果、売上高は880百万円(同12.7%増)となりました。 インターネット広告業においては、動画広告需要の高まりやデジタルプロモーション市場の拡大など好調な事業環境が続くなか、引き続きアフィリエイト広告の運用代行やテレビコマーシャルの受注に注力するなど、業績の向上に努めました。その結果、売上高は366百万円(同5.2%増)となりました。 これらの結果、営業収益は5,047百万円(同7.8%増)、営業総利益は3,392百万円(同6.6%増)となりました。 一方、営業費用は3,210百万円(同7.0%増)と増加したため、営業利益は182百万円(同0.6%増)、経常利益は279百万円(同9.6%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は280百万円(同17.0%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりです。(営業収益につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません。) a 投資・金融サービス業 当連結会計年度の投資・金融サービス業の営業収益は2,207百万円(前連結会計年度比7.9%増)、セグメント利益は217百万円(同5.3%減)となりました。 当連結会計年度における投資・金融サービス業の営業収益は、次のとおりであります。 イ 受取手数料 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 金融商品取引 取引所株価指数証拠金取引   1,310,802   26.6 取引所為替証拠金取引   340,039   △35.2 金融商品取引計   1,650,842   5.8 商品先物取引 現物先物取引 貴金属市場   415,912   21.8 農産物市場   7   △96.1 ゴム市場   178   △77.6 小計   416,098   21.5 現金決済取引 貴金属市場   59,477   58.2 エネルギー市場   2,493   20.8 小計   61,970   56.2 商品先物取引計   478,069   25.1 合計   2,128,911   9.6 ロ その他 区分   金額(千円)   前年同期比(%) くりっく振興料他   78,115   △24.1 合計   78,115   △24.1 当社グループの金融商品取引及び商品先物取引の売買高に関して当連結会計年度中の状況は、次のとおりであります。 ハ 金融商品取引の売買高の状況 区分   委託(枚)   前年同期比(%) 取引所株価指数証拠金取引   1,872,561   1.8 取引所為替証拠金取引   742,599   △25.5 小計   2,615,160   △7.8 ニ 商品先物取引の売買高の状況 市場名   委託(枚)   前年同期比(%) 現物先物取引 貴金属市場   74,173   △13.4 農産物市場   2   △98.3 ゴム市場   209   △80.1 小計   74,384   △14.3 現金決済取引 貴金属市場   60,211   △8.3 エネルギー市場   1,273   △1.4 小計   61,484   △8.1 合計   135,868   △11.6 (注)1.主な商品別の委託売買高とその総委託売買高に対する割合は、次のとおりです。 前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 取引所名   銘柄名   委託売買高 (枚)   割合(%)   取引所名   銘柄名   委託売買高 (枚)   割合(%) ㈱大阪取引所   金   59,042   38.4   ㈱大阪取引所   金   62,292   45.8 金ミニ   34,093   22.2   金ミニ   42,074   31.0 白金   26,504   17.2   金限日   12,289   9.0 金限日   23,072   15.0   白金   11,789   8.7 白金ミニ   5,197   3.4   白金ミニ   3,904   2.9 2.商品先物取引における取引単位の最低単位を枚と呼び、例えば金は1枚1kg、白金は1枚500gというように1枚当たりの数量は商品ごとに異なります。 当社グループの金融商品取引及び商品先物取引に関する売買高のうち、当連結会計年度末において反対売買により決済されていない建玉の状況は、次のとおりであります。 ホ 金融商品取引の未決済建玉の状況 区分   委託(枚)   前年同期比(%) 取引所株価指数証拠金取引   32,794   △51.9 取引所為替証拠金取引   102,769   △5.0 小計   135,563   △23.2 へ 商品先物取引の未決済建玉の状況 市場名   委託(枚)   前年同期比(%) 現物先物取引 貴金属市場   742   2.3 ゴム市場   3   △70.0 小計   745   1.4 現金決済取引 貴金属市場   1,064   △38.5 エネルギー市場   59   28.3 小計   1,123   △36.7 合計   1,868   △25.6 b 生活・環境事業 当連結会計年度の生活・環境事業の営業収益は1,110百万円(前連結会計年度比9.7%増)、セグメント利益は57百万円(同87.0%増)となりました。 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 生命保険・損害保険事業   380,965   16.2 広告用電設資材卸売業   506,819   2.5 LED照明等の販売事業   222,828   17.6 合計   1,110,613   9.7 c スポーツ施設提供業 当連結会計年度のスポーツ施設提供業の営業収益は483百万円(前連結会計年度比2.0%減)、セグメント利益は32百万円(同11.5%減)となりました。 d 不動産業 当連結会計年度の不動産業の営業収益は880百万円(前連結会計年度比12.7%増)、セグメント利益は257百万円(同1.6%増)となりました。 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 不動産賃貸料収入   259,115   2.6 不動産販売収入   620,950   17.5 合計   880,065   12.7 e インターネット広告業 当連結会計年度のインターネット広告業の営業収益は366百万円(前連結会計年度比5.2%増)、セグメント利益は28百万円(同6.1%増)となりました。 財政状態については次のとおりです。 当連結会計年度の総資産は24,023百万円、純資産は10,071百万円、自己資本比率は41.9%、1株当たり純資産額は843.08円となっております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースのキャッシュ・フローは、営業活動による収入575百万円(前連結会計年度は443百万円の収入)、投資活動による支出179百万円(前連結会計年度は327百万円の支出)及び財務活動による支出332百万円(前連結会計年度は92百万円の支出)でありました。この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は1,785百万円(前連結会計年度末比63百万円増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は、575百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益354百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、179百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出164百万円の計上等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、332百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出200百万円及び配当金の支払額62百万円の計上によるものであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、当社グループは、過去の実績及び判断により合理的と考えられる数値に基づいて評価及び見積りを行っております。ただし、見積りによる不確実性のため異なる結果となる可能性があり、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。 (営業収益) 営業収益は、受取手数料2,509百万円(前年同期比236百万円増)、売上高2,459百万円(前年同期比152百万円増)、その他の営業収益78百万円(前年同期比21百万円減)となりました。当社グループの中核事業である投資・金融サービスにおいて金融商品取引の受取手数料は1,650百万円(前年同期比90百万円増)、商品先物取引の受取手数料は478百万円(前年同期比96百万円増)となりました。売上高は、生活・環境事業1,110百万円、スポーツ施設提供業483百万円、不動産業880百万円、インターネット広告業366百万円であります。 (営業費用) 厳しい経営環境が続いている状況をふまえて事業経費の見直しを進めておりますが、営業費用は3,210百万円(前年同期比208百万円増)となりました。主な営業費用の内訳は、人件費が1,995百万円(前年同期比156百万円増)、電算機費が228百万円(前年同期比16百万円増)、取引所関係費が92百万円(前年同期比5百万円増)、広告宣伝費が87百万円(前年同期比18百万円増)であります。 (営業損益) 増収となりましたが営業費用の大幅な増加により営業利益は182百万円(前年同期比1百万円増)となりました。 (経常損益) 経常利益は279百万円(前年同月比24百万円増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純利益は280百万円(前年同期比40百万円増)となりました。 前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 区分   金額(百万円)   営業収益に占める割合(%)   金額(百万円)   営業収益に占める割合(%) 営業収益   4,680   100.0   5,047   100.0 内訳 受取手数料   2,273   48.6   2,509   49.7 売上高   2,307   49.3   2,459   48.7 その他の営業収益   99   2.1   78   1.5 売上原価   1,497   32.0   1,654   32.8 営業費用   3,001   64.1   3,210   63.6 営業利益   181   3.9   182   3.6 経常利益   255   5.5   279   5.5 親会社株主に帰属する当期純利益   239   5.1   280   5.5 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」の項目をご参照ください。 (資産、負債及び純資産の状況) 当連結会計年度末の総資産額は、前期末と比べ3,145百万円増加し24,023百万円となりました。これは主に、差入保証金の増加2,655百万円及び投資有価証券の増加497百万円によるものであります。 負債総額は、前期末と比べ2,841百万円増加し13,952百万円となりました。これは主に、預り証拠金の増加1,206百万円及び受入保証金の増加1,521百万円によるものであります。 純資産額は、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円及びその他有価証券評価差額金の増加286百万円により、10,071百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。 (キャッシュ・フロー) 当社グループの資金状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」の項目をご参照ください。 (契約債務) 2026年3月31日現在、該当事項はありません。 (財務政策) 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または金融機関からの借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、賃貸不動産に係る設備投資などの長期資金は、変動金利の長期借入金で調達しております。 2026年3月31日現在、長期借入金の残高はありません。また、当連結会計年度末において取引銀行1行との間で合計400,000千円の当座貸越契約を締結しております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (投資・金融サービス業) 営業収益は、金融商品取引の受取手数料1,650百万円(前連結会計年度比5.8%増)、商品先物取引の受取手数料478百万円(同25.1%増)、その他の営業収益と合わせて2,207百万円(同7.9%増)となりました。 セグメント損益は、営業費用203百万円の増加で217百万円の利益(同5.3%減)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度に比べ4,004百万円増加し15,805百万円となりました。 (生活・環境事業) 売上高は、98百万円増の1,110百万円(同9.7%増)となりました。 セグメント損益は、営業費用の減少2百万円により57百万円の利益(同87.0%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度に比べ1,239百万円減少し713百万円となりました。 (スポーツ施設提供業) 売上高は、9百万円減の483百万円(前連結会計年度比2.0%減)となりました。 セグメント損益は、営業費用の減少6百万円により32百万円の利益(同11.5%減)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度に比べ18百万円減少し1,040百万円となりました。 (不動産業) 売上高は、98百万円増の880百万円(同12.7%増)となりました。 セグメント損益は、257百万円の利益(同1.6%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度に比べ375百万円増加し6,318百万円となりました。 (インターネット広告業) 売上高は、17百万円増の366百万円(同5.2%増)となりました。 セグメント損益は、28百万円の利益(同6.1%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度に比べ2百万円減少し239百万円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。