概要
丸八証券は名古屋市中区に本社を置く中堅証券会社である。1944年に企業整備法に基づき設立され、地域密着型の対面営業を強みに個人・法人向けに株式・債券の売買仲介、投資信託、保険販売などを手がける。従業員数138名、直近の営業収益は35.76億円、当期純利益6.84億円(2026年3月期)。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、東海東京フィナンシャル・ホールディングスの傘下にある。
収益の大半を占める受入手数料とトレーディング損益
2026年3月期の営業収益35.76億円の内訳は、受入手数料27.18億円(委託手数料17.77億円、募集・売出し手数料5.96億円、その他3.44億円)、トレーディング損益7.37億円、金融収支1.04億円である。委託手数料は株式市況に連動し、2025年度の東証プライム市場1日平均売買代金6.7兆円の拡大が寄与した。販売費及び一般管理費28.20億円を差し引いた営業利益は7.39億円、当期純利益6.84億円であった。
名古屋を拠点とする対面営業の強み
本社を名古屋市中区新栄町に置き、従業員138名が地域密着型の対面営業を展開。地元企業や自治体の役職員向けセミナーを開催し金融リテラシー向上を支援する。オンライン取引が普及する中、ハートフルな対応を標榜し個人顧客の資産形成をきめ細かくサポートする。2026年には高齢社会に対応した「家族サポート証券口座」の取扱いを開始した。
東海東京フィナンシャル・ホールディングスの子会社
2021年4月、エース証券の公開買付けにより東海東京フィナンシャル・ホールディングスの子会社となり、同年11月には完全子会社化された。グループ内では地域密着の対面営業を担い、グループ全体の収益源の一角を構成する。親会社の経営資源を活用しつつ、独自の営業基盤を維持している。
中期経営計画で預り資産3,600億円を目指す
2025年度から2027年度までの3ヵ年計画を策定。預り資産3,600億円、自己資本利益率8.0%を数値目標として掲げる。重点施策として資産運用の高度化、資産形成支援の強化、世代間の円滑な資産承継の3つを打ち出し、収益構造の安定化を図る。2026年3月期の自己資本は82.08億円である。
業界の中での役割は金融商品取引業を営む証券会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01投資・金融サービス主力
有価証券の自己売買、委託売買の執行、引受け・売出し、募集・売出しの取扱いなど、金融商品取引業を中核に顧客へ幅広い資産運用サービスを提供する。単一セグメントとして事業全体を構成する。
- 有価証券の売買
- 自己の計算による有価証券の売買(トレーディング業務を含む)。
- 有価証券の媒介・取次ぎ・代理
- 顧客の委託を受けて有価証券の売買を執行する業務。
- 有価証券の引受け・売出し
- 発行者の有価証券を取得し、または既発行証券を広く売出す業務。
- 有価証券の募集・売出しの取扱い
- 発行者等の委託を受け、新規募集や売出しを取り扱う業務。
製品と技術
株式委託手数料を主軸とするブローカー業務
当社の収益の約50%を占める委託手数料(2026年3月期17.77億円)は、主に株式の売買委託に由来する。対面営業の強みを活かし個人顧客からの注文を執行する。2025年度の東証プライム市場1日平均売買代金6.7兆円の拡大が手数料増加に寄与した。グループ内での情報提供やIRサポートも付加価値として提供する。
投資信託販売と信託報酬によるストック収入
募集・売出し手数料の多くは投資信託の販売手数料(2026年3月期5.96億円)であり、その他受入手数料には投資信託の信託報酬(同2.44億円相当)が含まれる。新NISA制度の普及を背景に積立投資や資産形成向け商品の提案を強化。販売後の継続的なサービスにより安定したストック収入を得る仕組みを構築している。
相続・資産承継に関するコンサルティング
少子高齢化の進行に対応し、「家族サポート証券口座」や有価証券を活用した贈与スキームを提供。弁護士や税理士などの外部専門家と連携し顧客の相続対策を総合支援する。2026年3月期の経営戦略では「世代間の円滑な資産承継」を重点施策の一つに掲げ、中期経営計画でも重要な柱と位置づけている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
証券、商品先物取引業のなかでの位置
中堅証券、高収益で急成長中
丸八証券は名古屋地盤の中堅証券会社で、個人投資家向けの営業に強みを持つ。同業のSBIIリーシングサービスやインテグラルと比較すると規模は小さいが、独自の顧客基盤と堅実な運用で高い収益性を実現。2026/3期は営業利益率19.44%と急改善見込み。営業収益も拡大傾向にあり、市場環境の追い風を受けている。
強み
- 2026年3月期予想は19.4%と同業比で極めて高水準
- 東海地方を中心に長期取引の個人顧客を多数抱える
- 固定費の抑制や業務効率化で収益性を高めている
- 株式委託手数料に加え、投信販売や引受業務も展開
課題
- 東海地方依存で、他の地域や法人部門が手薄
- 個人投資家の取引活性度が収益に直結しやすい
- 業界内で際立った独自商品・サービスが限定的
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字が丸八証券
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8747豊トラスティ証券 | 194億円 | 2.8倍 |
| 2 | 7347マーキュリアホールディングス | 171億円 | 65.2倍 |
| 3 | 8705日産証券グループ | 120億円 | 11.5倍 |
| 4 | 254AAIフュージョンキャピタルグループ | 118億円 | — |
| 5 | 7175今村証券 | 101億円 | 9.2倍 |
| 6 | 8700丸八証券 | 84億円 | 12.1倍 |
| 7 | 8742小林洋行 | 71億円 | 24.0倍 |
| 8 | 3113UNIVA・Oakホールディングス | 66億円 | — |
| 9 | 462AFUNDINNO | 64億円 | — |
| 10 | 8617光世証券 | 59億円 | 28.1倍 |
| 11 | 8518日本アジア投資 | 40億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
企業整備法に基づく設立と証券取引所加盟 (1944-1949)
1944年3月、企業整備法に基づき赤座株式店(1936年創業)を改組し、丸八証券株式会社(資本金30万円)を設立。1948年9月に証券取引法に基づく証券業者として登録、1949年4月には名古屋証券取引所設立に伴い正会員となり、戦後の証券取引の枠組みに参画した。創業以来、地域の個人投資家向けに有価証券の売買媒介を中心とした営業を展開した。
旧一色・都築・幡豆証券からの営業権譲受 (1966-1967)
1966年5月に旧一色証券、同年10月に旧都築証券、1967年8月に旧幡豆証券から営業権を譲り受けた。これらの譲受は短期間に集中して行われ、愛知県内での店舗網を拡大し地域密着型の営業基盤を強化した。譲受後は旧各社の顧客基盤を引き継ぎ、対面営業のネットワークを形成するとともに、中小証券の統合機運の中で事業規模を拡大した。
免許制移行と多様な業務承認 (1968-1988)
1968年4月の証券取引法改正による免許制移行に伴い、第1号・2号・4号免許を取得。その後、累積投資業務代理(1982年11月)、投資信託受益証券の収益金支払代理(1984年10月)、第3号免許(1987年3月)を取得し業務範囲を拡大。1988年5月には東京証券取引所正会員となり全国的な取引参加資格を得た。同年10月には抵当証券販売・保管業務の兼業承認も受け多角化を進めた。
増資と株式上場による成長資金の確保 (2002-2005)
2002年6月に資本金を30億円に増資。2004年11月に日本証券業協会に株式を店頭登録、同年12月には店頭登録を取り消しジャスダック証券取引所に上場した。2005年3月と5月に転換社債の株式転換が行われ、資本金は32億51百万円に増加した。上場により資金調達手段を拡大し、事業拡大の基盤を整えた。
金融商品取引法への対応とエース証券との提携 (2007-2010)
2007年9月、金融商品取引法に基づく金融商品取引業者として登録。2008年11月にエース証券株式会社と業務提携契約を締結。2010年2月に本社を名古屋市中区栄から同区新栄町へ移転した。同年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大証JASDAQに上場先が変更された。
東海東京グループ入りとスタンダード市場移行 (2021-2022)
2021年4月、エース証券の株式を東海東京フィナンシャル・ホールディングスが公開買付けで取得したことにより同社の子会社となる。同年11月、エース証券が保有する当社株を同ホールディングスが取得し、親会社が1社となった。2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しにより、スタンダード市場に株式を移行した。
年表28件を開く
1940年代
- 1944年3月創業企業整備法に基づき赤座株式店(1936年2月創業)を改組し、丸八証券株式会社(資本金30万円)を設立
- 1948年9月証券取引法に基づく証券業者として登録
- 1949年4月創業名古屋証券取引所設立に伴い、正会員となる
1960年代
- 1966年5月旧一色証券より営業権の譲受け
- 1966年10月旧都築証券より営業権の譲受け
- 1967年8月旧幡豆証券より営業権の譲受け
- 1968年4月免許制に移行 証券取引法に基づく第1号、2号、4号免許取得
1980年代
- 1982年11月累積投資業務に係る代理業務の兼業承認を受ける
- 1984年10月証券投資信託受益証券の収益金、償還金および一部解約金支払いの代理業務の兼業承認を受ける
- 1987年3月証券取引法に基づく第3号免許を取得
- 1988年5月東京証券取引所正会員となる
- 1988年10月抵当証券の販売の媒介および保管業務の兼業承認を受ける
1990年代
- 1998年12月証券取引法の改正による証券業の登録をする
2000年代
- 2002年6月資本金を30億円に増資
- 2004年11月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年3月転換社債の株式転換により、資本金32億39百万円となる
- 2005年5月転換社債の株式転換により、資本金32億51百万円となる
- 2007年9月金融商品取引法に基づく金融商品取引業者としての登録を受ける
- 2008年11月エース証券株式会社と業務提携契約を締結
2010年代
- 2010年2月本社を名古屋市中区栄から名古屋市中区新栄町に移転
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2011年3月転換社債型新株予約権付社債にかかる新株予約権の権利行使による新株の発行により、資本金36億76百万円となる
- 2013年5月転換社債型新株予約権付社債にかかる新株予約権の権利行使による新株の発行により、資本金37億51百万円となる
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2020年代
- 2021年4月エース証券株式会社の株式を東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社が公開買付けで取得したことにより、同社の子会社となる
- 2021年11月エース証券株式会社の保有する当社の株式を東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社が取得したことにより、親会社は同社の1社のみとなる
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場に株式を移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 預り資産2028年3月末まで360,000百万円
- 自己資本利益率(ROE)2028年3月末まで8.0%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
営業基盤の拡大
地域密着型の店舗展開と人員配置による対面営業を強化し、顧客満足度向上を図る。
- 02
推進体制の強化
IT・DXを活用した利便性向上により、顧客満足度の向上を目指す。
- 03
収益構造の安定化
社員の資質向上と生産性向上、費用構造見直しにより安定的な収益基盤を構築する。
- 04
資産運用の高度化
顧客の資産運用サービスを高度化し、最適な投資提案を実現する。
- 05
資産形成支援の強化
新NISAや確定拠出年金など、長期の資産形成を積極的に支援する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で138人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は749万円で、9期前と比べて+22.5%。平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は15.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 159 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 158 | — |
| 2019年3月 | 611 | 43.0 | 15.0 | 146 | — |
| 2020年3月 | 689 | 44.0 | 16.0 | 149 | — |
| 2021年3月 | 681 | 44.0 | 15.0 | 153 | — |
| 2022年3月 | 697 | 44.0 | 16.0 | 145 | — |
| 2023年3月 | 690 | 44.0 | 15.0 | 143 | — |
| 2024年3月 | 709 | 44.0 | 16.0 | 139 | — |
| 2025年3月 | 763 | 44.0 | 15.0 | 139 | 288 |
| 2026年3月 | 749 | 44.0 | 15.0 | 138 | 507 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社東京都中央区 · その他の関係会社議決権43.6%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は36億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収増益で、売上が+16.1%、利益が+75.0%。
半期ごとの推移
10期分
直近は2026年下期で、営業収益は36億円、営業利益は3億円。前年の2025年下期と比べると、営業収益は+16.1%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年下期 | 24 | — | — | 3 |
| 2018年下期 | 28 | — | — | 2 |
| 2019年下期 | 29 | — | — | 1 |
| 2020年下期 | 24 | — | — | 0 |
| 2021年下期 | 30 | — | — | 1 |
| 2022年下期 | 29 | — | — | 0 |
| 2023年下期 | 25 | — | — | 0 |
| 2024年下期 | 33 | — | — | 1 |
| 2025年下期 | 31 | 2 | 6.5 | 2 |
| 2026年下期 | 36 | 3 | 8.3 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、営業収益は30億円から36億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は19.4%。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年3月 | 30 | — | 6 | — | 6 |
| 2014年3月 | 39 | — | 11 | — | 11 |
| 2015年3月 | 37 | — | 10 | — | 11 |
| 2016年3月 | 28 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年3月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年3月 | 28 | — | 4 | — | 4 |
| 2019年3月 | 29 | — | 5 | — | 4 |
| 2020年3月 | 24 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年3月 | 30 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年3月 | 29 | — | 5 | — | 3 |
| 2023年3月 | 25 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年3月 | 33 | — | 8 | — | 5 |
| 2025年3月 | 31 | 4 | 6 | 12.9 | 4 |
| 2026年3月 | 36 | 7 | 10 | 19.4 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
営業収益36億円のうち、営業利益として残るのは7億円で19.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の19.4%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金2.8%1億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金77.8%28億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.4%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは11億円。期末の手元現金は37億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | 0 | −1 | 19 |
| 2014年3月 | 2 | 0 | −2 | 18 |
| 2015年3月 | 6 | 0 | 1 | 25 |
| 2016年3月 | 13 | −1 | −5 | 31 |
| 2017年3月 | 8 | 1 | −2 | 38 |
| 2018年3月 | −2 | −3 | −1 | 32 |
| 2019年3月 | 13 | 0 | −2 | 44 |
| 2020年3月 | 3 | −8 | −2 | 37 |
| 2021年3月 | −5 | 9 | −1 | 40 |
| 2022年3月 | −2 | 3 | −2 | 39 |
| 2023年3月 | 1 | −10 | −2 | 27 |
| 2024年3月 | 16 | −5 | −1 | 37 |
| 2025年3月 | 0 | −5 | −3 | 29 |
| 2026年3月 | 11 | 0 | −2 | 37 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が82億円で、自己資本比率は65.9%(業種中央値34.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 76 | 48 | 28 | 63.0 |
| 2014年3月 | 118 | 59 | 59 | 49.8 |
| 2015年3月 | 106 | 67 | 39 | 63.1 |
| 2016年3月 | 84 | 66 | 18 | 78.7 |
| 2017年3月 | 83 | 66 | 17 | 79.1 |
| 2018年3月 | 88 | 69 | 19 | 77.9 |
| 2019年3月 | 87 | 71 | 16 | 81.0 |
| 2020年3月 | 87 | 68 | 19 | 77.6 |
| 2021年3月 | 100 | 73 | 27 | 73.8 |
| 2022年3月 | 97 | 74 | 23 | 76.8 |
| 2023年3月 | 93 | 74 | 19 | 79.2 |
| 2024年3月 | 113 | 78 | 35 | 69.1 |
| 2025年3月 | 99 | 76 | 23 | 76.6 |
| 2026年3月 | 124 | 82 | 42 | 65.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
証券、商品先物取引業 37社との比較
同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で37社中8位あたり、逆に低いのはROEで37社中26位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,068で、1年前と比べて+33.7%。過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.1倍 |
| PBR | 0.99倍 |
| 配当利回り | 4.84% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月21日終値1950円で、25日線(1955.72円)とほぼ同水準、75日線(1824.96円)を約6.9%上回る。52週高値2061円に対し約5.4%下の水準。1カ月で1.76%下落と横ばい圏。出来高は7月27日に8800株と増加したものの、その後は低調で需給は一巡。RSI41.61と中立圏で方向感に欠ける。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは11.37倍と業界平均12.48倍をやや下回り、PBRは0.93倍と1倍前後で資産価値からほぼ妥当。ROEは8.7%と資本効率はまずまずで、配当利回りは5.13%と業界平均3.94%を上回り、利回りは魅力的だが、市況依存により業績が振れやすい業種特性を考慮。配当性向58.3%は安定感があるが、市況悪化時は業績と配当が変動リスクを抱え、総合的にほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.1倍 | 14.3倍 |
| PBR | 0.99倍 | 1.43倍 |
| ROE | 8.7% | 7.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
今期の営業利益率は12%超と業界平均を上回る一方、売上規模は小さく市場変動の影響を受けやすい。強気派は、地域密着の対面営業による顧客ロイヤルティの高さと、資産運用・相続関連サービスへのシフトが収益性をさらに押し上げるとみる。弱気派は、オンライン証券との競争激化で手数料率が低下し、市場環境が悪化すれば業績が不安定になると指摘。また、金融規制の強化やコンプライアンスコスト増も懸念。過去の業績は増減が大きいが、直近は改善傾向。株式市場の動向とローコスト運営の持続性が今後の焦点。
- 地域密着で安定顧客
対面営業が強みで、個人顧客の固定化と高付加価値サービスへの誘導が可能
- 高収益体質
営業利益率12.9%と業界平均を上回り、経営効率が高い
- 業績改善基調
2026年3月期は増収増益予想で、営業利益率も19.4%まで拡大見込み
- 営業利益7億円と前期比75%増通年影響強
営業利益は4億円→7億円、営業利益率19.44%に大幅改善
- 売上高36億円と前期比16%回復通年影響中
売上高は31億円→36億円と16.1%増。証券市況の持ち直しで増収
- 配当利回り5.13%と高水準継続影響中
配当利回り5.13%は株価1950円。高利回りが下支え
- PBR0.93倍と時価総額79億円の割安圏継続影響弱
PBR0.93倍で解散価値に接近。ROE8.7%改善余地があれば1倍超へ
- 市場依存の収益
売買手数料は市況に左右され、低迷時は業績が悪化しやすい
- 競争激化
ネット証券の低手数料攻勢で、対面営業の顧客も流出リスク
- 規模の限界
売上規模が小さく、コスト削減や投資余力で大手に劣る
- 純利益が5億→4億→7億と年度で変動通年影響中
純利益は5億円→4億円→7億円。証券市況に業績が連動し不安定
- 予想PERが示されず経営計画の不透明感不定影響中
予想PERは公表されておらず、時価総額79億円の規模ゆえ情報開示が乏しい
- 外国人持ち株比率0.24%と極端に低い継続影響弱
外国人保有0.24%と極小。浮動株が少なく大口売買で価格が乱れる
- 株価は1年で25.62%上昇後の調整リスク不定影響弱
1年で+25.62%と上昇。証券株は高値警戒感から戻り売りが出やすい
- 預り資産残高
- 顧客基盤の規模と収益の源泉を測る指標で、増加は将来の手数料収入拡大に直結
- 営業利益率
- 収益性の改善度合いを確認し、コスト管理の効率性を評価するため
- 株式売買委託手数料
- 市場活動の活発さと主力収益の動向を把握するため
- コンサルティング・保険関連収入
- 新規サービスの成長性と収益の多様化の進捗を見るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+66.7%。いまの株価に対する利回りは4.84%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 111.7 |
| 2018年3月 | 40 | 100.0 | 42.5 |
| 2019年3月 | 50 | 25.0 | 49.2 |
| 2020年3月 | 30 | −40.0 | 73.3 |
| 2021年3月 | 50 | 66.7 | 48.3 |
| 2022年3月 | 40 | −20.0 | 55.3 |
| 2023年3月 | 30 | −25.0 | 191.3 |
| 2024年3月 | 80 | 166.7 | 61.7 |
| 2025年3月 | 60 | −25.0 | 61.1 |
| 2026年3月 | 100 | 66.7 | 58.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,936人。区分でいちばん多いのは事業法人で49.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 6.6 | 49.7 | 49.7 | 49.8 | 49.9 | 49.9 |
| 個人・その他 | 47.5 | 42.0 | 41.3 | 43.3 | 43.0 | 40.4 |
| 証券会社 | 44.6 | 6.7 | 7.3 | 5.2 | 6.1 | 9.2 |
| 自己株式 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
| 金融機関 | 1.1 | 1.0 | 0.8 | 0.9 | 0.4 | 0.4 |
| 外国法人 | 0.2 | 0.6 | 0.9 | 0.8 | 0.7 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社 | 43.09 |
| 02 | 豊証券株式会社 | 7.70 |
| 03 | 野村プロパティーズ株式会社 | 5.39 |
| 04 | 中村 吉孝 | 4.95 |
| 05 | 細川 幸祐 | 3.36 |
| 06 | 山口 秀明 | 1.33 |
| 07 | 株式会社ファンドクリエーション | 1.02 |
| 08 | 野村證券株式会社 | 0.82 |
| 09 | 里野 泰則 | 0.76 |
| 10 | 丸八証券従業員持株会 | 0.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-10野村證券株式会社新規の大量保有報告0.59%-6.33pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1016%、1株純資産は14期で+1508%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 15 | 128 | 12.7 | 19.9 | 26.0 |
| 2014年3月 | 27 | 145 | 20.3 | 7.8 | 22.1 |
| 2015年3月 | 278 | 1,671 | 17.9 | 7.6 | 21.6 |
| 2016年3月 | 51 | 1,654 | 3.1 | 26.2 | 39.1 |
| 2017年3月 | 18 | 1,651 | 1.1 | 77.0 | 111.7 |
| 2018年3月 | 94 | 1,721 | 5.6 | 13.5 | 42.5 |
| 2019年3月 | 102 | 1,770 | 5.8 | 9.9 | 49.2 |
| 2020年3月 | 41 | 1,692 | 2.4 | 19.6 | 73.3 |
| 2021年3月 | 104 | 1,841 | 5.9 | 11.8 | 48.3 |
| 2022年3月 | 72 | 1,867 | 3.9 | 20.0 | 55.3 |
| 2023年3月 | 16 | 1,843 | 0.8 | 89.6 | 191.3 |
| 2024年3月 | 130 | 1,962 | 6.8 | 12.9 | 61.7 |
| 2025年3月 | 98 | 1,903 | 5.1 | 16.1 | 61.1 |
| 2026年3月 | 171 | 2,057 | 8.7 | 10.1 | 58.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木卓也 | 代表取締役社長 | 60 | 3,700 |
| 鈴木雅人 | 代表取締役副社長 | 60 | 400 |
| 中村昭彦 | 取締役 | 66 | — |
| 山田尚武 | 取締役 | 62 | — |
| 鈴木正己 | 取締役(監査等委員) | 58 | 600 |
| 広井幹康 | 取締役(監査等委員) | 70 | — |
| 小笠原修文 | 取締役(監査等委員) | 53 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 44 | 48 | 92 | 31 |
| 社外取締役 | 5 | 23 | — | 23 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 14 | — | 14 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容519字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,703字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,580字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,518字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
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- 半期報告書半期報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
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- 四半期報告書四半期報告書-第82期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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