概要
ファンペップは、大阪大学発の創薬系バイオベンチャーであり、機能性ペプチドの研究開発を主たる事業とする。東証グロース市場に上場(2020年12月)、従業員数は15名(2025年12月期)。主力技術は血管新生因子AG30を起源とする機能性ペプチド群で、皮膚潰瘍治療薬SR-0379や抗体誘導ペプチドFPP003、FPP004Xなどを開発する。創業以来、塩野義製薬やメディパルホールディングスとの提携を進め、自社では早期の臨床試験まで行い、後期開発は提携先に委ねるビジネスモデルをとる。
単一セグメントで構成される研究開発型企業
当社グループは、当社(株式会社ファンペップ)と子会社1社(株式会社ファンペップヘルスケア)で構成され、医薬品等の研究開発事業を単一セグメントとして展開する。子会社は2022年10月に株式交換で完全子会社化したアンチエイジングペプタイド株式会社が前身であり、化粧品分野への応用を担う。収益は主に製薬会社とのライセンス契約による契約一時金、開発マイルストーン、研究開発協力金であり、自社で製品を販売する段階には至っていない。2025年12月期の売上高は0百万円、営業損失16百万円、当期純損失19百万円と、研究開発段階特有の赤字が続く。
大阪大学との連携を起点とする創薬エコシステム
技術シーズの起源は大阪大学大学院医学系研究科が発見した新規血管新生因子AG30(30アミノ酸の機能性ペプチド)にある。2015年7月より大阪大学との抗体誘導ペプチドに関する共同研究を開始し、以後も継続的に連携している。同大学は創薬の基礎研究を担い、ファンペップはその成果をインキュベートして製薬会社へ橋渡しする役割を果たす。2024年3月には塩野義製薬との間で抗体誘導ペプチドFPP004Xに関するオプション契約を締結するなど、アカデミアと産業界の仲介機能が事業の核である。
業界の中での役割は創薬型バイオベンチャー(研究開発段階)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01医薬品等研究開発主力
大阪大学の研究成果である機能性ペプチドを基に、抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム技術「STEP UP」を保有。自己タンパク質に対する抗体産生を誘導するペプチドワクチンを開発。ライセンス契約や共同研究により収益を得る。
独自の創薬プラットフォーム「STEP UP」
主要顧客塩野義製薬株式会社、住友ファーマ株式会社、株式会社メディパルホールディングス
- FPP003
- 標的タンパク質IL-17Aに対する抗体誘導ペプチド。乾癬や強直性脊椎炎の治療薬として開発中。
- FPP004X
- 標的タンパク質IgEに対する抗体誘導ペプチド。花粉症の治療薬として開発中。塩野義製薬とオプション契約を締結。
- SR-0379
- 血管新生と抗菌活性を持つ皮膚潰瘍治療薬。塩野義製薬と共同開発中。
- 機能性ペプチド
- 化粧品等に含有される美容成分や抗菌成分。アルビオンやファンケルの製品に採用。
製品と技術
SR-0379:血管新生と抗菌活性を併せ持つ皮膚潰瘍治療ペプチド
SR-0379は、AG30を起源として生体内安定性と製造コストを改良した20アミノ酸の機能性ペプチド。血管新生と肉芽形成促進を主作用とし、抗菌活性を併せ持つ。皮膚潰瘍(褥瘡・糖尿病性潰瘍など)を対象として日本で開発が進められてきた。2018年7月に塩野義製薬が第Ⅱ相臨床試験を開始し、2021年6月に第Ⅲ相試験に移行。2024年12月には追加の第Ⅲ相臨床試験を開始している。化学合成で製造可能なため、バイオ医薬品に比べて低コストが期待される。
抗体誘導ペプチドとプラットフォーム技術「STEP UP」
抗体誘導ペプチドは、患者体内で標的タンパク質に対する抗体を産生させるペプチド治療ワクチン。ファンペップのプラットフォーム技術「STEP UP」は、独自のキャリアペプチドAJP001(20アミノ酸)とエピトープ設計技術を中核とする。AJP001は生物由来キャリアに比べ分子量が小さく、反復投与時の効果減弱やアレルギーリスクが低いとされる。このプラットフォームからFPP003(尋常性乾癬)、FPP004X(アレルギー疾患)などが創出され、臨床試験段階にある。化学合成で製造可能であり、高額な抗体医薬品の代替として医療費抑制への貢献を目指す。
機能性ショートペプチド:化粧品分野への応用
AG30を起源とする機能性ショートペプチドOSK9/AAPは、アンチエイジング機能に最適化された短いペプチド。株式会社アルビオンの化粧品「アンフィネス」に美容成分として配合されている(OSK9はアルビオンの登録商標、AAPはファンペップの登録商標)。また、抗菌活性を活かしたキュアペプチンの化粧品分野への応用も検討中。子会社ファンペップヘルスケアがこれらの製品化を担い、医薬品以外の収益源の多角化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
医薬品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 医薬品等研究開発独自の創薬プラットフォーム「STEP UP」
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
創薬ベンチャー、パイプライン初期で無収入
ファンペップは免疫・アレルギー領域に特化した創薬ベンチャーであり、パイプラインはすべて前臨床~Phase Iと初期段階にある。同業のVeritas In SilicoやPRISM BioLabもまだ売上計上に至っておらず、業界内では「収益化までの距離が長い」点で共通する。一方、ジーエヌアイグループは既に複数製品を上市して収益を上げており、ファンペップは未だ無収入の開発ステージ企業として位置づけられる。競合の中ではバリュエーションの割にパイプラインが薄い印象が否めず、今後の治験進捗次第で評価が大きく変動するポジションにある。
強み
- 免疫・アレルギー疾患に特化し、独自のペプチド創薬プラットフォームを保有する。
- パイプラインは前臨床・Phase Iと初期のため、大規模な開発費が発生していない。
- メカニズムが明確な創薬アプローチは、大手製薬への導出が期待される。
- 自己免疫疾患やアレルギーは治療需要が高く、市場成長が続く。
課題
- 現時点で製品化された品目はなく、当分無収入が続く可能性が高い。
- パイプライン数が少なく、単一プロジェクトの失敗が会社全体に直結する。
- 開発ステージが進むにつれて研究開発費が増大、追加資金が必要に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医薬品の時価総額近傍。太字がファンペップ
時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4884クリングルファーマ | 31億円 | — |
| 2 | 4883モダリス | 29億円 | — |
| 3 | 130AVeritas In Silico | 28億円 | — |
| 4 | 4882ペルセウスプロテオミクス | 24億円 | — |
| 5 | 4558中京医薬品 | 24億円 | 25.8倍 |
| 6 | 4881ファンペップ | 20億円 | — |
| 7 | 4598Delta-Fly Pharma | 16億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
創業からアンジェスからの技術移転(2013年~2015年)
2013年10月、東京都渋谷区に資本金1百万円で株式会社ファンペップを設立。2015年3月、アンジェスMG(現アンジェス)との間で機能性ペプチド(SR-0379及びキュアペプチン等)の知的財産権の移転を伴う現物出資契約を締結し、創薬の基本資産を獲得。同年4月に東京オフィス、6月に大阪オフィスを新設し、7月には大阪大学との抗体誘導ペプチド共同研究を開始。同年10月には塩野義製薬とSR-0379のライセンス契約を結び、臨床開発の基盤を固めた。
提携拡大と臨床試験の開始(2016年~2020年)
2016年1月、本店登記地を大阪オフィスに変更し、大阪を研究拠点とする体制を明確化。同年2月、メディパルホールディングスとの間で抗体誘導ペプチドの研究開発支援に関する提携基本契約を締結し、将来の導出収益の一部を同社へ分配する枠組みを構築。2018年7月、塩野義製薬がSR-0379の皮膚潰瘍を対象とする日本での第Ⅱ相臨床試験を開始。2019年4月にはFPP003の尋常性乾癬を対象とするオーストラリアでの第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験を開始し、抗体誘導ペプチドの臨床開発に着手。
上場と子会社化による事業拡大(2020年~2022年)
2020年12月、東京証券取引所マザーズ(現グロース)に株式を上場。2021年6月、SR-0379の日本での第Ⅲ相臨床試験を開始するとともに、本店登記地を大阪府茨木市内で変更し、千里オフィスを千里リサーチセンターに改称。2022年4月、東証の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行。同年10月、アンチエイジングペプタイド(現ファンペップヘルスケア)を株式交換で完全子会社化し、化粧品分野への応用をグループに取り込んだ。
抗体誘導ペプチドの臨床段階進展(2024年~2025年)
2024年3月、塩野義製薬とFPP004Xに関するオプション契約を締結。FPP004Xは抗IgE抗体を体内で産生させるペプチド治療ワクチンで、花粉症を第一適応症として開発が進む。2024年12月、SR-0379の皮膚潰瘍を対象とする日本での追加第Ⅲ相臨床試験を開始。2025年3月にはFPP004Xの日本での第Ⅰ相臨床試験を開始し、臨床開発パイプラインの充実が進む。一方で、売上高は0百万円が続き、研究開発費の増加により2025年12月期の当期純損失は19百万円と過去最大となった。
年表19件を開く
2010年代
- 2013年10月創業東京都渋谷区において株式会社ファンペップ(資本金1百万円)を設立
- 2015年3月アンジェスMG株式会社(現アンジェス株式会社)との間で機能性ペプチド(SR-0379及びキュアペプチン等)の知的財産権の移転を伴う現物出資契約を締結
- 2015年4月東京都港区に東京オフィスを新設
- 2015年6月大阪府茨木市に大阪オフィスを新設
- 2015年7月大阪大学との間で抗体誘導ペプチドに関する共同研究を開始
- 2015年10月塩野義製薬株式会社との間で機能性ペプチドSR-0379に関するライセンス契約を締結
- 2016年1月商号変更本店登記地を大阪府茨木市(大阪オフィス)に変更 東京都渋谷区に東京オフィスを移転
- 2016年2月株式会社メディパルホールディングスとの間で抗体誘導ペプチドの研究開発支援に関する提携基本契約を締結
- 2018年7月塩野義製薬株式会社が機能性ペプチドSR-0379の皮膚潰瘍を対象とする日本での第Ⅱ相臨床試験を開始
- 2019年4月抗体誘導ペプチドFPP003の尋常性乾癬を対象とするオーストラリアでの第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験を開始
- 2019年5月大阪府吹田市に千里オフィスを開設 大阪オフィスを彩都オフィスに改称
2020年代
- 2020年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2021年6月機能性ペプチドSR-0379の皮膚潰瘍を対象とする日本での第Ⅲ相臨床試験を開始 本店登記地を大阪府茨木市内で変更(彩都オフィスを閉鎖)千里オフィスを千里リサーチセンターに改称
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年10月M&Aアンチエイジングペプタイド株式会社(現株式会社ファンペップヘルスケア)を株式交換により完全子会社化
- 2022年11月東京都中央区に東京オフィスを移転
- 2024年3月塩野義製薬株式会社との間で抗体誘導ペプチドFPP004Xに関するオプション契約を締結
- 2024年12月機能性ペプチドSR-0379の皮膚潰瘍を対象とする日本での追加第Ⅲ相臨床試験を開始
- 2025年3月抗体誘導ペプチドFPP004Xの日本での第Ⅰ相臨床試験を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
パイプラインの強化
独自の抗体誘導ペプチド創出プラットフォーム「STEP UP」を活用し、大阪大学との連携のもと新規開発品や研究テーマを拡充して研究開発パイプラインを強化する。
- 02
製薬企業との提携獲得
研究開発の早期段階から製薬会社等とのライセンス契約や共同研究契約などの提携関係を構築し、提携収入により財務リスクを低減しながら研究開発を進める。
- 03
研究開発資金の確保
製薬会社との提携による収入に加え、資本市場からの資金調達を組み合わせて継続的な研究開発に必要な資金を確保する。
- 04
研究開発人材の拡充
開発パイプラインの拡大に対応するため、製造や研究開発の外部委託を活用しつつ、研究開発部門の人材を積極的に採用・拡充する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で15人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,006万円で、5期前と比べて+18.7%。平均年齢は47.6歳、平均勤続年数は6.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 847 | 47.4 | 4.4 | 10 | — |
| 2021年12月 | 871 | 46.1 | 3.9 | 15 | — |
| 2022年12月 | 928 | 45.3 | 4.2 | 14 | — |
| 2023年12月 | 946 | 45.8 | 4.4 | 15 | — |
| 2024年12月 | 949 | 46.6 | 5.0 | 15 | −6,000 |
| 2025年12月 | 1,006 | 47.6 | 6.0 | 15 | −10,667 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は0億円、営業利益は-16億円。
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は0億円、営業利益は−5億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 0 | −4 | — | −3 |
| 2023年2Q | 0 | −2 | — | −3 |
| 2023年3Q | 0 | −2 | — | −1 |
| 2023年4Q | 0 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 0 | −2 | — | −2 |
| 2024年2Q | 0 | −2 | — | −2 |
| 2024年4Q | 0 | −5 | — | −5 |
| 2025年2Q | 0 | −9 | — | −9 |
| 2025年4Q | 0 | −7 | — | −10 |
| 2026年2Q | 0 | −5 | — | −6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年12月期からの10期で、売上は5億円から0億円へ0%に減った。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本店登記地を大阪府茨木市(大阪オフィス)に変更 東京都渋谷区に東京オフィスを移転 | |||||
| 2016年12月 | 5 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年12月 | 1 | — | −2 | — | −2 |
| 2018年12月 | 4 | — | 0 | — | 0 |
| 大阪府吹田市に千里オフィスを開設 大阪オフィスを彩都オフィスに改称 | |||||
| 2019年12月 | 3 | — | −2 | — | −2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2020年12月 | 0 | — | −5 | — | −5 |
| 2021年12月 | 1 | — | −7 | — | −7 |
| アンチエイジングペプタイド株式会社(現株式会社ファンペップヘルスケア)を株式交換により完全子会社化 | |||||
| 2022年12月 | 0 | — | −12 | — | −12 |
| 2023年12月 | 0 | — | −9 | — | −9 |
| 2024年12月 | 0 | −9 | −9 | — | −9 |
| 2025年12月 | 0 | −16 | −16 | — | −19 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが−14億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−14億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は18億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 0 | 0 | 5 | 0 | 12 |
| 2019年12月 | −3 | 0 | — | −3 | 9 |
| 2020年12月 | −4 | — | 31 | — | 36 |
| 2021年12月 | −9 | 0 | 3 | −9 | 30 |
| 2022年12月 | −11 | 0 | 2 | −11 | 22 |
| 2023年12月 | −10 | 0 | 5 | −10 | 18 |
| 2024年12月 | −5 | 0 | 11 | −5 | 23 |
| 2025年12月 | −14 | 0 | 8 | −14 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年12月期の総資産は20億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は72.7%(業種中央値69.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 11 | 9 | 2 | 80.7 |
| 2017年12月 | 9 | 7 | 2 | 83.9 |
| 2018年12月 | 14 | 12 | 2 | 84.7 |
| 2019年12月 | 10 | 9 | 1 | 91.5 |
| 2020年12月 | 37 | 36 | 1 | 95.9 |
| 2021年12月 | 34 | 32 | 2 | 94.3 |
| 2022年12月 | 30 | 27 | 3 | 90.0 |
| 2023年12月 | 25 | 23 | 2 | 92.4 |
| 2024年12月 | 31 | 25 | 6 | 81.6 |
| 2025年12月 | 20 | 15 | 5 | 72.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
医薬品 79社との比較
同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中34位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥50で、1年前と比べて-57.3%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.30倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月4日に+11.11%と反発するも、25日移動平均線を-20.5%下回る。52週安値45円に接近しており、年初来の下落率は-55.36%と大幅安。RSIは23.91と売られすぎ圏。出来高は862,500株と増加し、下げ止まりの兆しも見られるが、200日線から-37.9%乖離し、トレンドは弱い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,681人。区分でいちばん多いのは個人・その他で71.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.5%を占め、残る83.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 36.5 | 50.3 | 67.2 | 71.2 | 65.3 | 71.4 |
| 事業法人 | 56.7 | 44.1 | 27.3 | 24.3 | 20.9 | 16.3 |
| 証券会社 | 5.2 | 4.0 | 4.5 | 3.3 | 10.6 | 8.0 |
| 外国法人 | 1.3 | 1.3 | 0.6 | 0.9 | 2.6 | 3.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.3 |
| 金融機関 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.5 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 塩野義製薬株式会社 | 6.61 |
| 02 | 楽天証券株式会社 | 3.52 |
| 03 | SBI4&5投資事業有限責任組合 | 2.93 |
| 04 | 三好 稔美 | 2.77 |
| 05 | 株式会社SBI証券 | 2.23 |
| 06 | 株式会社ReBeage | 1.97 |
| 07 | New Life Science1号投資事業有限責任組合 | 1.96 |
| 08 | 有限会社アドバンステクノロジー | 1.73 |
| 09 | 吉田 克己 | 1.60 |
| 10 | 株式会社メディパルホールディングス | 1.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-09グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告4.66%-1.21pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告20.72%-0.65pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告5.87%-1.00pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告18.35%-2.37pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告18.29%-0.06pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告16.53%-1.76pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告15.26%-1.27pt
- 2026-06-05グロース・キャピタル株式会社変更報告13.84%-1.42pt
- 2026-05-29グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告6.87%-1.06pt
- 2026-05-25グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告7.93%-1.06pt
- 2026-05-14グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告8.99%-1.07pt
- 2026-05-08グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告10.06%-1.19pt
- 2026-04-23グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告11.25%-1.22pt
- 2026-04-15グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告12.47%-1.37pt
- 2026-04-08グロース・キャピタル株式会社新規の大量保有報告13.84%-1.42pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは13.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2016年12月 | 46,071 | 411,920 |
| 2017年12月 | −18 | 64 |
| 2018年12月 | −1 | 100 |
| 2019年12月 | −20 | 80 |
| 2020年12月 | −40 | 213 |
| 2021年12月 | −40 | 179 |
| 2022年12月 | −61 | 126 |
| 2023年12月 | −40 | 95 |
| 2024年12月 | −32 | 78 |
| 2025年12月 | −50 | 36 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額64百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 三好稔美 | 代表取締役 社長 | 62 | 1,125,000 |
| 冨岡英樹 | 取締役 研究開発部長兼CSO | 55 | 105,000 |
| 林毅俊 | 取締役 管理部長兼CFO | 53 | — |
| 栄木憲和 | 取締役 | 78 | 50,000 |
| 原誠 | 取締役 | 75 | — |
| 堀口基次 | 常勤監査役 | 81 | — |
| 眞鍋淳也 | 監査役 | 53 | — |
| 樋口尚文 | 監査役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 31 | 4 | 4 | 35 | 12 |
| 社外取締役 | 6 | 27 | 1 | 1 | 29 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容20,406字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,163字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,769字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,727字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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