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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

ユシロ

Yushiro Inc.5013 · Standard · 石油・石炭製品

金属加工油剤のグローバルメーカー。自動車・機械部品の切削・研削工程に不可欠な油剤を世界各地域で供給する。

概要

ユシロ化学工業株式会社(通称ユシロ)は、金属加工油剤を主力とする化学メーカーである。1944年に大阪で創業し、現在は東京都大田区に本社を置く。2026年3月期の連結売上高は511億円、従業員数は862名。国内トップクラスのシェアを持ち、南北アメリカ、中国、東南アジア/インドの4地域で事業を展開する。自動車・航空機・半導体など幅広い産業向けに切削油・潤滑油を供給し、近年はビタミンB2光触媒や自己修復性素材といった新技術の事業化も進めている。

金属加工油剤に特化した4地域の事業セグメント

ユシログループは、生産・販売体制を基礎として「日本」「南北アメリカ」「中国」「東南アジア/インド」の4地域を報告セグメントとする。主力製品は金属加工油剤で、工作機械の切削・研削・プレス加工などに使われる潤滑・冷却機能を担う。日本セグメントではビルメンテナンス製品も扱う。2026年3月期の地域別売上高構成比は、南北アメリカが44.0%と最大、日本が38.4%、東南アジア/インドが14.7%、中国が2.9%(連結範囲変更の影響)。海外比率は61.6%に達し、グローバル展開が収益の基盤である。

連結子会社と持分法会社で構成されるグローバル体制

グループは国内にユシロ本体、ユシロ運送、ユシロ・ゼネラルサービスなどの子会社を持ち、海外では米国(ユシロマニュファクチャリングアメリカ)、メキシコ、ブラジル、韓国、マレーシア、タイ、インド、インドネシア、ベトナムなどに連結子会社を有する。中国については、上海尤希路化学工業が2025年に持分法適用関連会社へ変更され、如東尤希路化学工業は引き続き連結対象である。グループ全体で金属加工油剤の安定供給と技術サポートを現地で行える体制を整えている。

収益構造と財務指標の推移

2026年3月期の連結売上高は511億円(前期比7.8%減)、営業利益44億円(同11.4%減)、親会社株主帰属当期純利益47億円(同11.0%増)。減収減益の主因は中国合弁会社の連結除外だが、中国を除く売上高は微増(0.8%増)だった。営業利益率は8.8%、自己資本利益率(ROE)は10.5%と、収益性は安定している。長期的には売上高が右肩上がりで、2013年3月期の242億円から約2.1倍に拡大した。経営指標としてROEを重視し、2027年3月期は8~10%を目標とする。

業界の中での役割は金属加工油剤サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
512億円
営業利益
45億円
営業利益率
8.8%
純利益
48億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
南北 アメリカ225億円44.0%35億円15.6%
日本196億円38.4%6億円3.1%
東南アジア /インド75億円14.7%9億円12.0%
中国15億円2.9%1億円6.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01日本主力

国内では金属加工油剤とビルメンテナンス製品を生産・販売。自動車や機械部品の加工工程で使用される切削油剤・研削油剤などを供給しています。

主な製品・サービス2
金属加工油剤
切削・研削・塑性加工などに使用される油剤。加工精度と工具寿命の向上に貢献する。
ビルメンテナンス製品
ビル管理用の洗浄剤やメンテナンス用品。

02南北アメリカ主力

現地法人が金属加工油剤を生産・販売。北米・南米の自動車産業や機械産業向けに供給しています。

主な製品・サービス1
金属加工油剤
現地生産・販売。

03中国主力

中国市場向けに金属加工油剤を供給。上海尤希路化学工業有限公司が担当。

主な製品・サービス1
金属加工油剤
切削油剤・研削油剤など。

04東南アジア/インド主力

成長する東南アジア・インド市場向けに金属加工油剤を供給。現地法人が生産・販売を担う。

主な製品・サービス1
金属加工油剤
切削油剤・研削油剤など。

製品と技術

金属加工油剤:切削・研削・プレスなど工程別のラインアップ

主力製品は金属加工油剤である。切削油、研削油、プレス油、熱処理油など、加工工程に応じて多様な製品を揃える。自動車部品のエンジン・トランスミッション加工、航空機のアルミ合金削り出し、半導体製造装置の精密部品加工など、要求される潤滑性・冷却性・防錆性を満たす。国内ではJIS表示許可を取得し、品質の信頼性を担保。原料の選定や添加剤の配合にノウハウを持ち、顧客の生産効率向上に貢献する。

ビルメンテナンス製品:清掃・コーティング剤で多角化

日本セグメントでは、金属加工油剤に加えビルメンテナンス製品を製造・販売する。鉄道車両洗浄剤や床用ガラスコーティング剤など、施設・設備の維持管理向け化学製品をラインアップ。金属表面処理の技術を応用し、異なる分野に展開している例である。これらは金属加工油剤で培った界面活性剤やポリマーの配合技術を活かした製品群である。

ビタミンB2光触媒「ヒカリアクション」技術

独自開発したビタミンB2(リボフラビン)を光触媒として活用する技術「ヒカリアクション」を製品化している。可視光で活性化し、防カビ・抗菌・冷却水添加剤として機能する。金属加工のクーラントに混ぜることで、カビやバクテリアの繁殖を抑制し、クーラント寿命を延ばすソリューション製品として展開。環境負荷の低い添加剤として、ESG志向の顧客に提案している。

自己修復性素材と機能性添加剤

自己修復性素材および添加剤は、傷ついた表面を自律的に修復する特性を持ち、金属部品の摩耗低減や長寿命化に貢献する。自動車や産業機械の摺動部に適用できる。機能性添加剤としては、極圧添加剤や摩擦調整剤などがあり、金属加工油剤の性能を高める。これらの製品は、EV向けの新たな潤滑要求にも対応するよう開発が進められている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

石油・石炭製品のなかでの位置

産業用潤滑油で存在感、収益安定

産業用潤滑油・金属加工油剤を主力とする。2025/3期売上高555億円、営業利益率9.2%。同業の日本精蝋やニチレキグループと同様に石油・石炭製品に分類されるが、当社は特定の産業用油に特化し、自動車・機械など製造業向けに強みを持つ。規模は中堅だが、ニッチ分野での技術力と顧客関係で一定の競争優位。

強み

  • 産業用潤滑油の一部で高シェア。特定用途に特化し収益安定。
  • 景気影響を受けにくい消耗品ビジネスで、営業利益率9%前後を維持。
  • 自動車や機械メーカーと長期契約。スイッチングコスト高く安定。
  • 環境対応製品や長寿命油など、技術開発で差別化。

課題

  • 原油価格上昇が原材料コストに直結。利益率圧迫リスク。
  • 自動車・機械業界の市況悪化時は需要減。収益変動リスク。
  • 海外大手との価格競争。国内市場縮小も懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

石油・石炭製品の時価総額近傍。太字がユシロ

時価総額で並べると、掲載9社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15020ENEOSホールディングス3.6兆円14.0倍
25019出光興産1.9兆円10.4倍
35021コスモエネルギーホールディングス7,041億円9.4倍
45011ニチレキグループ722億円15.1倍
55013ユシロ401億円8.0倍
63315日本コークス工業302億円
75015ビーピー・カストロール230億円17.1倍
85018MORESCO223億円13.8倍
95010日本精蝋65億円5.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 56件

ソルビル化学研究所を母体に1944年創業

1933年に森本貫一が設立したソルビル化学研究所を母体として、1944年7月、ユシロ化学工業株式会社が大阪市城東区に資本金19万円で設立された。戦時下の金属加工需要に応えるためであったが、1946年2月に本社・工場が戦災で全焼。三重県名賀郡青山町へ移転し生産を再開した。創業間もない試練を乗り越え、事業継続の基盤を固めた。

関東進出と技術研究所の設置で成長基盤を確立

1948年10月、東京工場と東京営業所を大田区に設置し、関東地区の生産・販売拠点を確保。1960年7月には東京工場内に技術研究所を併設し、製品開発力を強化した。1962年1月には需要増大に伴い本社・工場を三重県から大阪府枚方市に移転。1964年に大阪中小企業投資育成の第1号投資を受け、同年6月には切削油剤でJIS表示許可を取得。品質と技術で業界内の信用を高めた。

神奈川・兵庫・富士と国内生産拠点を拡充

1965年7月、神奈川工場を寒川町に設置し東京工場を廃止。1968年には名古屋製造所を開設。1980年6月、兵庫工場を福崎町に新設し本社工場を廃止・移転。1992年6月には富士工場を小山町に開設し神奈川工場を廃止。生産拠点を最新設備に更新しながら、全国への供給体制を強化。1996年以降、富士・兵庫の両工場はISO 9002、ISO 14001を順次取得し、品質・環境マネジメントの国際標準に対応した。

1985年東証二部上場、2005年一部昇格へ

1985年10月、本店所在地を大阪から東京・大田区に移転。同年12月、東京証券取引所市場第二部に上場した。2005年3月には市場第一部に昇格。上場後の財務基盤を背景に、海外展開やM&Aを加速させる。2022年4月の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行したが、株式市場における存在感は維持している。

海外拠点を広げた1970年代~1990年代

1973年11月、ブラジルにユシロドブラジルを設立し初の海外生産拠点を確保。1976年には韓国の汎宇化学工業と技術提携、1982年に資本参加・合弁化。1978年には台湾に三宜油化を設立。1986年には米国インディアナ州に合弁会社ユーマインダストリーズを設立(現・ユシロマニュファクチャリングアメリカ)。1994年に中国・啓東興宇化工(現・如東尤希路化学工業)、1996年にマレーシアのジェットケミカルズへ資本参加。自動車産業のグローバル化に合わせ、主要市場に相次いで進出した。

2000年代以降の新興国展開と事業再編

2001年に上海尤希路化学工業、2004年にタイ、2008年に広州とインド、2010年にインドネシアとメキシコに合弁会社を設立。2015年には日本シー・ビー・ケミカルを子会社化、2018年には米国クオリケムを買収し、北米の事業基盤を拡大。2019年にベトナムに進出。一方で2010年に保有する日本整油(J&T環境)の全株式を売却し、事業領域の選択と集中を図った。2023年には日本シー・ビー・ケミカルを吸収合併し国内体制を効率化している。

中期経営計画で新技術・非自動車分野へ挑戦

2024年時点では第20次中期経営計画『EXPLORER PLUS』の最終年度に当たり、ビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)や自己修復性素材の事業化、航空機・医療・半導体など非自動車分野への販売拡大を重点課題とする。2025年には中国合弁会社の連結除外により持分法適用に変更、経営資源をより収益性の高い領域へシフトしている。

年表56件を開く

1940年代

  • 1944年7月創業1933年森本貫一によって設立されたソルビル化学研究所を母体としてユシロ化学工業株式会社を大阪市城東区鴫野495番地に資本金19万円で設立。
  • 1946年2月本社、工場が戦災で全焼し、三重県名賀郡青山町へ移転し生産を再開。
  • 1948年10月関東地区の生産、販売拠点として東京工場、東京営業所を東京都大田区に設置。

1950年代

  • 1954年11月創業当社ユーザーを中心とした切削油技術研究会を発足し事務局を引受ける。

1960年代

  • 1960年7月東京工場内に技術研究所を併設。
  • 1962年1月需要増大に伴い本社、工場を三重県より大阪府枚方市に移転。
  • 1964年3月大阪中小企業投資育成㈱の第1号投資を受ける。
  • 1964年6月本社工場切削油剤のJIS表示許可を受ける。
  • 1965年7月神奈川工場を神奈川県高座郡寒川町に設置し東京工場を廃止し移転。
  • 1966年7月神奈川工場切削油剤のJIS表示許可を受ける。
  • 1968年1月東京研究所を神奈川工場に移転し技術の充実を図る。
  • 1968年12月中小企業センター賞を受賞。名古屋製造所を名古屋市緑区に設置。

1970年代

  • 1972年11月自主監査モデル法人として大阪国税局より認定を受ける。
  • 1973年11月ブラジル国サンパウロ州にユシロドブラジルインダストリアケミカLtda.を設立。(現・連結子会社)
  • 1976年10月韓国の汎宇化学工業㈱と技術提携。
  • 1977年6月企業合同によりユシロ運送㈱が発足。(現・連結子会社)
  • 1978年3月台湾に三宜油化股份有限公司を設立し合弁事業開始。
  • 1978年9月本社工場にて爆発事故発生。

1980年代

  • 1980年6月兵庫工場を兵庫県神崎郡福崎町に設置し本社工場を廃止し移転。
  • 1980年8月本社機構を大阪府枚方市より東京都大田区へ移転。
  • 1980年12月兵庫工場切削油剤のJIS表示許可を受ける。
  • 1982年1月日本整油㈱(旧・エヌエス・ユシロ㈱/現・J&T環境㈱)に資本参加し子会社とする。
  • 1982年12月韓国の汎宇化学工業㈱に資本参加し合弁事業として開始。
  • 1985年10月本店所在地を大阪府枚方市より東京都大田区に移転。
  • 1985年12月上場東京証券取引所の市場第二部に上場。
  • 1986年11月米国インディアナ州に合弁会社ユーマインダストリーズ㈱(現・ユシロマニュファクチャリングアメリカInc.)を設立。(現・連結子会社)

1990年代

  • 1992年3月韓国の㈱汎宇に資本参加し合弁事業として開始。
  • 1992年6月富士工場を静岡県駿東郡小山町に設置し神奈川工場を廃止し移転。
  • 1993年8月富士工場切削油剤のJIS表示許可を受ける。
  • 1994年8月中国に啓東興宇化工有限公司(現・如東尤希路化学工業有限公司)を設立し合弁事業開始。
  • 1996年8月マレーシア国のジェットケミカルズ㈱(現・ユシロマレーシアSdn.Bhd.)に資本参加し合弁事業開始。(現・連結子会社)
  • 1996年11月富士工場が財団法人日本品質保証機構にて「ISO 9002」の認証を取得。
  • 1997年11月兵庫工場が財団法人日本品質保証機構にて「ISO 9002」の認証を取得。
  • 1997年12月神奈川工場跡地に技術研究所の新試験棟を設置。
  • 1999年8月神奈川工場跡地に技術研究所の本館(現・神奈川テクニカルセンター)を設置。

2000年代

  • 2000年3月富士工場が財団法人日本品質保証機構にて「ISO 14001」の認証を取得。
  • 2001年2月中国に合弁会社上海尤希路化学工業有限公司を設立。(現・持分法適用関連会社)
  • 2001年3月兵庫工場が財団法人日本品質保証機構にて「ISO 14001」の認証を取得。
  • 2002年7月富士・兵庫両工場が財団法人日本品質保証機構にて「ISO 9002」を「ISO 9001」へ移行認証取得。
  • 2004年9月タイ国に合弁会社ユシロ(タイランド)Co.,Ltd.を設立。(現・連結子会社)
  • 2005年3月東京証券取引所の市場第一部に昇格。
  • 2008年5月中国に合弁会社広州尤希路油剤有限公司を設立。
  • 2008年6月インド国に合弁会社ユシロインディアカンパニーPvt.Ltd.を設立。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2010年5月エヌエス・ユシロ㈱(現・J&T環境㈱)の全株式売却に伴い、連結の範囲から除外。
  • 2010年6月インドネシア国に合弁会社PT.ユシロインドネシアを設立。(現・連結子会社)
  • 2010年9月メキシコ国にユシロマニュファクチャリングアメリカInc.の子会社として、ユシロメキシコS.A.de C.V.を設立。(現・連結子会社)
  • 2011年3月ユシロ運送㈱の倉庫部を分離し、ユシロ・ゼネラルサービス㈱を設立。(現・連結子会社)
  • 2012年4月名古屋支店内に名古屋テクニカルセンターを設置。
  • 2013年12月ユシロ(タイランド)Co.,Ltd.内にアセアンテクニカルセンターを増設。
  • 2015年4月M&A株式取得により、日本シー・ビー・ケミカル㈱を子会社化。
  • 2016年4月M&A非連結子会社であったタイ国・サイアムシー・ビー・ケミカルCo.,Ltd.を連結子会社化。
  • 2018年8月M&AユシロマニュファクチャリングアメリカInc.を通じて株式取得し、米国・クオリケムInc.を子会社化。(現・連結子会社)
  • 2019年8月創業ベトナム国にユシロベトナムCo.,Ltd.を設立。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年3月M&A連結子会社日本シー・ビー・ケミカル㈱を当社に吸収合併。
  • 2024年6月㈱汎宇の一部株式売却に伴い、持分法の適用範囲から除外。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    製造原価低減と業務効率化

    第20次中期経営計画『EXPLORER PLUS』の最終年度として、一層の製造原価低減や業務効率化を進め、持続的成長のための価格適正化を図る。

  2. 02

    新技術の事業化と新市場開拓

    ビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)技術を活用したソリューション製品や自己修復性素材・添加剤を事業化。鉄道車両洗浄剤、床用ガラスコーティング剤の販売も拡大する。

  3. 03

    EVシフト・ESG対応製品の拡販

    顧客のEV製品シフトやESG志向を踏まえ、関連製品の拡販・投入を強力に進める。

  4. 04

    ESG戦略の推進とKPI目標設定

    サステナビリティ推進委員会の取り組みにより全社活動を推進し、ESG推進項目のKPI化と目標設定を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で862人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は716万円で、9期前と比べて+6.1%平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月917
2018年3月941
2019年3月67542.717.91,034
2020年3月68043.016.81,017
2021年3月68243.218.5994
2022年3月69544.019.0984
2023年3月63446.219.1987
2024年3月68345.719.1977
2025年3月68947.017.9969526
2026年3月71647.517.9862522

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 2 / 海外 13、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
富士工場 — 静岡県駿東郡小山町3,268百万円
日本
米国バージニア州セイラム市2,819百万円
南北アメリカ
大船工場 — 神奈川県鎌倉市1,308百万円
日本
兵庫工場 — 兵庫県神崎郡福崎町988百万円
日本
神奈川テクニカルセンター — 神奈川県高座郡寒川町770百万円
日本
米国インディアナ州シェルビービル市585百万円
南北アメリカ
本社 — 東京都大田区575百万円
日本
タイ国 チョンブリ県465百万円
東南アジア/インド
インドネシア国 西ジャワ州 カラワン県317百万円
東南アジア/インド
主な関係会社
  • 国内
    トランスケム㈱
    静岡県駿東郡 小山町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユシロ・ゼネラルサービス㈱
    静岡県駿東郡 小山町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロ マニュファクチャリング アメリカInc. (注)2、4
    米国 インディアナ州 シェルビービル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    クオリケムInc. (注)2、4
    米国 バージニア州 セイラム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロドブラジル インダストリアケミカLtda. (注)2
    ブラジル国 サンパウロ州 カサパバ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロメキシコS.A.de C.V. (注)2
    メキシコ国 グアナファト州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロマレーシアSdn.Bhd.
    マレーシア国 セランゴール州 プチョン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロ(タイランド) Co.,Ltd.
    タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    サイアムシー・ビー・ケミカルCo.,Ltd.
    タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ユシロインディア カンパニーPvt.Ltd. (注)2
    インド国 ハリヤナ州 グルグラム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.ユシロインドネシア(注)2
    インドネシア国 西ジャワ州 カラワン県 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 海外
    上海尤希路化学工業有限公司(注)5
    中国上海市 宝山区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • 如東尤希路化学工業有限公司中国江蘇省 南通市如東県50%
  • 汎宇化学工業㈱韓国 ソウル特別市38%
  • 三宜油化股份有限公司台湾台北市38%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は512億円営業利益45億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.7%、利益が-11.8%。

売上高
-7.7%
512億円
営業利益
-11.8%
45億円
純利益
+11.6%
48億円
営業利益率
8.8%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高522億円512億円
営業利益41億円45億円
純利益39億円48億円
1株あたり配当¥112

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は129億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.0%、営業利益は+71.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1265
2024年1Q12475.67
2024年2Q131118.411
2024年3Q141128.511
2024年4Q1341
2025年2Q278269.425
2025年4Q277259.018
2026年2Q257238.929
2026年4Q255228.619
2027年1Q129129.313

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は242億円から512億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。純利益は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2421611
2014年3月2682315
株式取得により、日本シー・ビー・ケミカル㈱を子会社化。
2015年3月2912517
非連結子会社であったタイ国・サイアムシー・ビー・ケミカルCo.,Ltd.を連結子会社化。
2016年3月3072920
2017年3月2963017
ユシロマニュファクチャリングアメリカInc.を通じて株式取得し、米国・クオリケムInc.を子会社化。(現・連結子会社)
2018年3月3163222
ベトナム国にユシロベトナムCo.,Ltd.を設立。
2019年3月3522617
2020年3月3732719
2021年3月3171510
2022年3月377153
連結子会社日本シー・ビー・ケミカル㈱を当社に吸収合併。
2023年3月468149
2024年3月5304630
2025年3月55551619.243
2026年3月51245578.848

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高512億円のうち、営業利益として残るのは45億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の9.4%にあたる。営業利益率は業種中央値6.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.6%341億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.6%126億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%45億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.7pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
9.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
10.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが48億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは38億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は106億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月22−14−2858
2014年3月20−28−5−848
2015年3月15−9−5652
2016年3月29−1−92868
2017年3月280−152880
2018年3月22−12−101081
2019年3月21−6535−4469
2020年3月28−11−151772
2021年3月16−621081
2022年3月3−7−14−467
2023年3月21−1373
2024年3月434−1647110
2025年3月48−11−2437105
2026年3月48−10−2638106

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は650億円。このうち返さなくてよい自己資本が479億円で、自己資本比率は73.5%(業種中央値37.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3122288467.6
2014年3月3492569369.3
2015年3月3832909371.1
2016年3月39028510568.8
2017年3月40429311168.2
2018年3月43732211569.4
2019年3月49031817261.0
2020年3月47331915463.0
2021年3月48432216262.3
2022年3月51133917261.5
2023年3月56337019361.6
2024年3月62242619664.7
2025年3月63445018468.5
2026年3月65047917173.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
125億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
333億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
171億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

石油・石炭製品 9社との比較

同じ石油・石炭製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率9社中2位あたり、逆に低いのは売上成長率9社中7位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.5%/中央値 9.4%
P25 6.8%P75 10.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 6.1%
P25 4.0%P75 7.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.5%/中央値 37.1%
P25 27.6%P75 64.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.8%/中央値 -4.5%
P25 -7.8%P75 0.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.9%
P25 2.5%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,882で、1年前と比べて+28.5%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥2,882-4.9%1ヶ月-1.9%1年+28.5%時価総額401億円
過去52週の値幅
安値¥2,076高値¥3,585

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.0倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR0.76倍
配当利回り3.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月13日に2879円へ急落(出来高40万株)後、8月6日には3175円まで上昇。直近は2985円と、25日移動平均線(2979円)近辺で推移。52週高値3585円からは約17%下落したが、下値圏からは回復。RSIは50前後で中立、出来高は直近1ヶ月で変動が大きい。週足では200日線を上回り、中期的なトレンドは維持。需給は安定しつつある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは8.21倍で業界平均12.27倍を約33%下回り、予想PERも9.8倍と低い。PBRは0.81倍と割安で、平均1.13倍を大きく下回る。ROE10.5%で収益性は平均的。配当利回りは3.77%と平均3.18%を上回り、配当性向38.4%と無理のない水準。売上は横ばいだが利益は安定。石油・石炭製品業界の中でも割安な水準で、株主還元も良好。総合的に見て割安と判断するが、業界の長期的な需要減少リスクには注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.0倍11.6倍
PER (予想)9.5倍
PBR0.76倍1.15倍
ROE10.5%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、需要の安定性と収益性の持続性である。強気派は、金属加工業界の需要は景気に左右されにくく、技術力による差別化で高いシェアを維持できると見る。また、営業利益率9%前後の高収益体質や、株価が1年で42%上昇した勢いも評価する。一方、弱気派は、石油由来原料価格の変動が利益率を圧迫する懸念や、自動車のEVシフトによる金属加工需要の構造的な減少を指摘する。さらに、売上高が2026年に512億円へ減少する予想も、成長鈍化の兆候と見る。

プラスに働く材料7
  • 技術力で差別化

    高機能油剤で国内トップクラス。顧客の生産性向上に直結する提案力が強み。

  • 安定収益体質

    営業利益率9%前後と高水準。過去3期で純利益が9億→30億→43億円と増加。

  • 株価上昇の勢い

    1年間で株価が42%上昇。市場からの期待感が強い。

  • 純利益48億円と過去最高を更新通年影響

    2026年3月期純利益48億円(前期43億円から+11.6%)。過去最高益

  • PBR0.81倍で解散価値割れ不定影響

    PBR0.81倍と1倍割れ。ROE10.5%で資本コスト改善が課題

  • 配当利回り3.77%で株主還元継続影響

    配当利回り3.77%。増配余地があれば選好される

  • 実績PER8.21倍で割安不定影響

    実績PER8.21倍。PBR0.81倍と合わせ割安感強い

マイナスに働く材料7
  • 原料高リスク

    石油由来原料の価格変動が収益を圧迫する可能性。

  • EVシフト

    自動車部品の金属加工需要が減少する構造的リスクがある。

  • 減収予想

    2026年の売上高が512億円と減少見通し。成長鈍化への懸念。

  • 売上高512億円、営業利益45億円へ減収減益通年影響

    売上高555億円→512億円、営業利益51億円→45億円。二桁減益

  • 予想PER9.8倍は減益見通しを内包決算発表後影響

    実績PER8.21倍から予想PER9.8倍へ上昇。来期業績下方修正含み

  • 株価1年で42.4%上昇し過熱感継続影響

    1年間で+42.42%。利益成長を上回る株高で調整リスク

  • 外国人保有比率7.13%と低い継続影響

    外国人保有比率7.13%。需給面での支援が限定的

次の決算で確かめる点
原料価格と販売価格の差
石油由来原料価格の変動が利益率に直結するため。
自動車関連売上比率
EVシフトによる需要構造変化を察知するため。
営業利益率
高収益体質の持続性を確認する重要な指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり112で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは3.89%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥112
1株あたり
配当利回り
3.89%
いまの株価に対して
配当性向
38.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4075.1
2018年3月4512.549.1
2019年3月450.055.0
2020年3月486.765.4
2021年3月38−20.8105.4
2022年3月4826.3
2023年3月20−58.317.7
2024年3月70250.030.0
2025年3月9840.053.3
2026年3月11214.338.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥112

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,426人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.6%を占め、残る52.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他41.643.145.141.542.543.8
金融機関31.130.529.329.629.531.4
事業法人17.718.118.016.916.816.2
外国法人8.17.36.39.49.57.1
自己株式2.32.12.12.12.86.3
証券会社1.51.01.22.61.71.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.26
02日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)7.60
03ユシロ取引先持株会7.09
04スズキ株式会社3.95
05株式会社三井住友銀行3.73
06ユシロ従業員持株会3.35
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.25
08株式会社三菱UFJ銀行2.27
09長瀬産業株式会社1.75
10今川 和明1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-23
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    7.48%
    -1.49pt
  • 2026-07-07
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    8.97%
    +1.36pt
  • 2026-06-05
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    7.61%
    +2.05pt
  • 2026-06-05
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.18%
    -1.04pt
  • 2026-05-12
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    5.56%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+377%、1株純資産は14期で+141%。直近期のROEは10.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月761,5245.212.151.8
2014年3月1081,7436.69.451.4
2015年3月1231,9686.612.343.1
2016年3月1441,9367.49.165.9
2017年3月1242,0296.211.175.1
2018年3月1642,2327.710.649.1
2019年3月1272,2005.710.155.0
2020年3月1412,1956.48.465.4
2021年3月722,2183.316.0105.4
2022年3月202,3100.951.4
2023年3月662,5462.713.017.7
2024年3月2212,9548.010.030.0
2025年3月3183,21410.36.153.3
2026年3月3623,66610.58.338.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額238百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
有坂昌規代表取締役社長 社長執行役員60
髙橋誠司取締役常務執行役員(技術部門・生産部門担当)59
髙倉一利取締役常務執行役員(営業部門担当)59
小林一重取締役執行役員(南北アメリカ事業担当)63
石川拓哉取締役執行役員(コーポレート部門担当)66
中野雅文取締役70
飯塚佳都子取締役(監査等委員)61
杉山敦子取締役(監査等委員)52
濵元伸二取締役(監査等委員)66
佐藤恒雄81
倉本泰取締役63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5142282319439
社外取締役3333311
取締役(社内)11001111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容418字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、主に金属加工油剤を生産・販売しており、国内においては当社が、海外においては各地域をそれぞれ独立した現地法人が担当しており、取扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは、生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「南北アメリカ」、「中国」及び「東南アジア/インド」の4地域を報告セグメントとしております。また、「日本」セグメントでのみ、金属加工油剤のほか、ビルメンテナンス製品を生産・販売しております。 なお、上記の4地域は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)上海尤希路化学工業有限公司は、2025年9月29日付で連結の範囲から除外し、持分法の範囲に含めております。
経営方針・対処すべき課題1,646字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は創業以来、「共々の道」という理念を掲げ、事業に取り組んでおります。これは、企業は社会と共に、お客様と共に、さらには社員と共に歩んでこそ株主に繋がる皆様のためになり、企業価値向上に繋がるという考えであります。 この不易の理念を踏まえ、当社は次の三つの経営理念を定めております。 ①お客様に最良の商品とサービスを提供する。 ②事業の発展を通じ、企業価値の永続的な向上を図る。 ③社員が思う存分にその能力を発揮できる活力ある職場を作る。 (2) 経営環境と対処すべき課題 当社を取り巻く環境において、中東を始めとする地政学リスクの高まりによる景気後退懸念、原材料・エネルギー価格の高騰に起因する製造コスト、物流費、人件費などの上昇、欧米の金融政策動向や急激な為替レート変動などから世界の経済状況は大きな変化が予想されます。それに伴い、主要顧客の自動車メーカー及び部品メーカーにおける生産拠点の移転・集約などといった動きが想定されます。 このような状況下、一昨年度より進行中の第20次中期経営計画『EXPLORER PLUS』の最終年度として、一層の製造原価低減や業務効率化を進め、持続的な成長のための価格適正化を図り、また着実に実績化を進めているビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)技術を活用したソリューション製品や、自己修復性素材・添加剤を活用した各種製品の事業化、そして顧客のEV製品シフト・ESG志向を踏まえた製品の拡販・投入を強力に進め、内部体制についてもサステナビリティ施策の推進などを着実に進め、以下の課題に取り組むことで目標の達成に尽力してまいります。 ① 原材料価格変動に対する対応 - コスト上昇への対処及び持続的成長のための価格適正化 - サステナブルな原材料調達(海外拠点を含めた原材料調達の効率化、内製化) ② 金属加工油剤等の販売拡大 - 自動車業界隣接分野(EV含む)及び他市場への参入・販売拡大 - 航空機、医療、半導体などの非自動車分野に向けた高付加価値製品の販売拡大 ③ 新たな市場開拓 - ビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)技術を活用した防カビ・冷却水添加剤によるソリューション製品 - 自己修復性素材及び機能性添加剤を活用した各種製品販売の拡大と量産体制確立 - 鉄道車両洗浄剤及び床用ガラスコーティング剤の販売拡大 ④ ESG戦略の推進 - サステナビリティ推進委員会の取り組みによる全社サステナビリティ活動の推進 - ESG推進項目のKPI化と目標設定 金属加工油剤の国内トップシェア企業として積み重ねてきた技術力・顧客へのソリューション提供力、そして永く構築してきたグローバルネットワーク体制を活かし、国内外グループ一丸となって上記課題に取り組み、企業価値最大化を強力に進めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、ROEを重視しており、今期の予想は下記のとおり定めております。 指標   2026年3月期実績   2027年3月期予想 売上高   511億円   522億円 営業利益   44億円   40億円 経常利益   56億円   51億円 親会社株主に帰属する当期純利益   47億円   39億円 ROE   10.5%   8.0~10.0% (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが利益ある持続的な成長を実現するためには、南北アメリカ、中国、東南アジア/インドの成長地域での業績拡大及び国内事業の収益性の向上、さらに事業領域の拡大が必要と考えており、対処すべき課題に掲げた課題に取り組んでまいります。
事業等のリスク3,346字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。これらのリスクを認識したうえで、前述の「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載する方法などにより、リスクの最小化と対処に努める所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 市場及び事業に関するリスク ①景気動向について 当社グループは国内外にて事業展開を行っておりますが、主要顧客である自動車関連業界は、それぞれの国または地域の経済状況の影響を受けます。従って、日本、北米、南米、中国及び東南アジア・インドを含む主要市場における景気後退や需要減少により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②特定の業界への販売依存について 当社グループは、日本、北米、南米、中国及び東南アジア・インド地域における日系自動車メーカー、自動車部品メーカー等の自動車関連業界への販売依存度が高く、自動車関連業界への売上が当社グループ売上高全体の半数以上を占めております。従って、これら地域の自動車関連業界の動向により、当社グループの売上高をはじめとした経営成績が影響を受ける可能性があります。また、当社の主力製品である金属加工油剤は、主に自動車エンジン・トランスミッション・足回り部品の製造過程において使用されます。一方、近年注目されているEV(電気自動車)等の次世代自動車はエンジンを搭載しておらず、自動車1台当たりに使用される金属加工油剤の使用量はエンジン搭載車と比較すると少量となります。将来的には、世界の自動車生産台数に占めるEV等の割合は増加すると予測されており、これが当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性はあります。もっとも、当社としては将来訪れるであろうEV等の普及に備えるため、自動車関連業界への販売依存率を下げる方針であり、2018年に買収した米国クオリケムInc.が強みを持つ航空機・医療機器分野への販売拡大に努め、またビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)、自己修復性素材・添加剤の新規事業、EV製品シフト・ESG志向を踏まえた製品、B to B to C市場への参入の更なる推進に努める方針であります。 ③競合メーカーについて 当社グループの主力製品である金属加工油剤の分野には、グローバルに事業展開を行う海外メーカーや国際石油資本を親会社に持つメーカー、さらには多数の国内競合メーカーが存在しております。従って、これら競合メーカーによる新製品の開発、販売促進活動、価格施策等によって、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④原料の調達と確保について 当社製品の製造原料の大半は、石油化学品及び天然油脂化学品であります。主要な石油化学品である原油やナフサの価格は今後とも国内外の需要動向等により大きく変動する可能性があり、また、天然油脂化学品の原料である動植物油脂の大半は国外からの輸入に依存していることから地政学的リスクや為替変動リスクを抱えており、これら原料価格の変動が当社の製品原価に影響を及ぼす可能性があります。特に、ロシアによるウクライナ進行や中東における国際紛争の長期化、中国等新興国の需要増加による世界的な化学品の供給不安の影響、自然災害や事故等による供給停止、供給者側の事業・製品の統廃合または法令の改正等による特定の原料の使用制限等により、当社の原料調達が不安定になる可能性があります。 当社は、原料の価格変動の影響については製品販売価格への転嫁を進めるとともに、原料調達方法等の見直しによりコスト削減に努めております。また、グローバルをベースとした所要原料の調達先の確保に努め、リスクの低減を図ってまいりますが、やむを得ず原料の調達に何らかの支障が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 海外展開に関するリスク ①海外展開による影響について 当社グループは、北米、南米、中国及び東南アジア・インド地域を含めグローバルな事業展開を行っており、連結売上高に占める海外売上高比率は2025年3月期65.0%、2026年3月期61.6%となっております。海外関係会社においては、対象国それぞれに政治・経済・法律等のカントリーリスクまたは予期せぬ訴訟が発生するリスクがあり、当社は当社グループ全体のリスク管理体制やコンプライアンス体制の維持強化に努めております。しかしながら、これらの管理体制が十分に機能しなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社と海外関係会社間において発生するロイヤリティの支払い及び製品等の輸出入取引においては独立した第三者との間で通常行われる取引の価格等に準じて当社と海外関係会社間の取引価格等を決定しておりますが、対象国の税務当局と移転価格等の見解に相違が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②為替相場の変動による影響について 為替相場の変動は、連結決算における海外子会社の損益の円換算額に影響を与えるため、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 資産の減損・評価損に関するリスク ①企業買収等について 当社が事業拡大のために実施した企業買収等の対象会社の営業活動による業績が買収等実施時の想定を下回った場合や買収等後に効率的に対象会社の経営資源の活用を行うことができなかった場合、のれんの減損等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②保有資産価値の下落について 当社は金属加工油剤の製造及び販売等を行うために、生産設備の固定資産を保有しております。従って、生産設備の収益性の低下等が生じた場合には、多額の減損損失を計上する可能性があります。また、当社は、取引先との取引関係強化等のために投資有価証券を保有しておりますが、株式市場の動向により評価損が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害・事故・法規制・法的手続等に関するリスク ①製品品質について 当社は「ISO 9001」の認証に基づく品質マネジメントシステムはもとより、安全性確保や環境負荷軽減に向けた取り組みを徹底しております。しかしながら、予期せぬ製品の品質不良等が生じた場合、損害賠償の発生や社会的評価の毀損等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②自然災害、事故等について 当社は「事業継続計画(BCP)」に基づき、災害・事故に備え対策を実施しております。しかしながら、突発的かつ大規模な地震、台風等の自然災害や火災、重大な事故により当社グループの生産設備が被害を受けた場合や電力、燃料、水の供給に問題が発生した場合、事業活動の制約または停止が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③環境規制について 当社は環境関連法規の遵守に努めておりますが、水質汚濁防止法や廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正等により当社工場からの廃棄物等の処理に関する規制が強化されかつ廃棄物処理に関し追加の設備投資が必要となった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④知的財産権について 当社は将来の事業展開に有益である特許権・商標権等の知的財産権の取得に努めており、また、第三者の知的財産権を侵害することを予防するため、または第三者による侵害から当社の知的財産権を保護するための防衛等の措置を実施しております。しかしながら、当社グループにおいて第三者の知的財産権に関わる予期せぬ訴訟等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,229字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の金融政策及び通商政策の動向に対する不透明感が継続し、ロシアによるウクライナ侵攻や中東地域における国際紛争の長期化により、景気の先行きにも依然として不透明感が残る中、イランを巡る地政学的緊張の高まりを背景に原油価格の上昇圧力が強まり、エネルギー市場の不安定さが一層意識されました。日本経済は緩やかな回復基調を維持したものの、物価上昇の継続や為替相場の変動、海外経済の不透明感に加え、中東情勢の緊張に伴うエネルギー価格の動向など、引き続き注視すべき要因が存在しています。 このような経済環境のもと、当社は中期経営計画『EXPLORER PLUS』の2年目として、同計画の目標達成に向け、各種施策を着実に取り組んでおります。主要顧客である自動車メーカー及び自動車部品メーカー向け製品につきましては、様々なコスト上昇要因に対応し採算性の確保を図るとともに、EV化の進展や顧客のESG志向を見据えた新製品の拡販・投入を積極的に進めております。また、非自動車分野においては、今後の需要拡大が見込まれる航空機分野への展開を強化するとともに、新規事業として光触媒(ヒカリアクション)や自己修復性素材といった新商材の事業化にも取り組んでおります。あわせて、IT基盤の強化やDXの推進、人材育成や組織体制の整備など、中長期的な視点に立った戦略的な投資にも着実に取り組んでおります。これらを通じて、企業価値の向上と持続可能な成長を目指してまいります。 当連結会計年度における売上高は、日本と東南アジア/インド地域で売上高が増加したものの、中国合弁会社を連結範囲から除外し持分法適用関連会社化※したことにより、前期比7.8%減の51,165百万円となりました(中国を除くと前期比0.8%増)。営業利益は、原材料価格が低下傾向で推移したものの、経費及び人件費の増加に加え、中国合弁会社の連結除外の影響により、前期比11.4%減の4,489百万円となりました(中国を除くと前期比2.7%減)。経常利益は、シンジケートローンの更新に伴う手数料を計上したこと等により、前期比7.0%減の5,671百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益を計上したこと等により前期比11.0%増の4,789百万円となりました。 ※中国合弁会社の連結除外による持分法適用関連会社化 中国合弁会社である上海尤希路化学工業有限公司は、合弁相手を引受先とする株主割当増資手続きが2025年9月29日に完了したことで、当社の持分比率は50%となりました。これにより同社は連結の範囲から除外され、持分法適用関連会社となりました。この結果、当連結会計年度の売上高及び営業利益は、同社の第1四半期分(3か月分)のみを計上しております。 セグメント別の業績は、次のとおりです。なお、セグメント利益は営業利益ベースの数値です。 (a)セグメント別売上高 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) 日本   19,433   35.0   19,643   38.4   209   1.1 海外   南北アメリカ   22,593   40.7   22,523   44.0   △69   △0.3 中国   6,220   11.2   1,486   2.9   △4,734   △76.1 東南アジア/インド   7,264   13.1   7,512   14.7   247   3.4 海外合計   36,078   65.0   31,521   61.6   △4,556   △12.6 日本+海外合計   55,512   100.0   51,165   100.0   △4,346   △7.8 (b)セグメント別営業利益 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) 日本   814   14.6   581   11.5   △223   △28.6 海外   南北アメリカ   3,476   62.1   3,456   68.5   △20   △0.6 中国   538   9.6   79   1.6   △458   △85.2 東南アジア/インド   768   13.7   926   18.4   157   20.4 海外合計   4,783   85.4   4,461   88.5   △321   △6.7 日本+海外合計(調整額除く)   5,598   100.0   5,043   100.0   △554   △9.9 (c)セグメント別概況 (日本) 市場全体では、国内自動車生産が総じて伸び悩む状況が続く中、販売価格の改定や拡販に取り組んだ結果、売上高は前期比でやや増加しました。一方で、原材料費は落ち着きを見せたものの、経費や人件費増の影響により、営業利益は前期比で減少しました。 (南北アメリカ) 非自動車分野向けの需要は比較的堅調に推移したものの、期初において関税政策の動向を見極める動きが広がり、日系自動車メーカーによる生産・在庫の調整が進められた影響から、売上高は前期比でわずかに減少しました。また、原材料価格が低下傾向で推移したものの、経費や人件費増の影響により、営業利益は前期比でわずかに減少しました。 (中国) 前期は、上海尤希路化学工業有限公司及び如東尤希路化学工業有限公司の2社の業績を連結して計上していました。一方、当期の売上高及び営業利益には、両社の連結除外による持分法適用関連会社化により上海尤希路化学工業有限公司の第1四半期分(3か月分)のみを計上しております。 (東南アジア/インド) 一部地域では、金利の高止まりや景気減速の影響を受けて自動車販売が伸び悩みましたが、新規顧客の開拓や既存顧客向けの拡販が進展したほか、二輪車向けの需要が引き続き堅調に推移したことから、地域全体では売上高は前期比でやや増加しました。加えて、原材料の見直しや生産効率の改善などの原価低減施策が寄与したことから、営業利益は前期比で増加しました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における、現金及び現金同等物の残高は、10,610百万円となり、前連結会計年度末に比べ110百万円増加しました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により4,759百万円の収入超過となりました。主な要因は、法人税等の支払額1,869百万円、投資有価証券売却益1,362百万円、持分法による投資損益777百万円があったものの、税金等調整前当期純利益6,888百万円、減価償却費1,233百万円、利息及び配当金の受取額531百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により1,033百万円の支出超過となりました。主な要因は、定期預金の払戻による収入1,963百万円、投資有価証券の売却による収入1,082百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出2,195百万円、定期預金の預入による支出1,853百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により2,566百万円の支出超過となりました。主な要因は、短期借入金の純増額915百万円があったものの、配当金の支払額1,316百万円、自己株式の取得による支出1,087百万円、長期借入金の返済による支出938百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 日本   17,654   △5.6 南北アメリカ   22,215   △2.2 中国   1,817   △74.7 東南アジア/インド   7,165   11.0 計   48,853   △11.3 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2 金額は販売価格によります。 3 中国セグメントについては、上海尤希路化学工業有限公司及び如東尤希路化学工業有限公司の連結除外による持分法適用関連会社化により上海尤希路化学工業有限公司の第1四半期分(3か月分)のみを計上しております。 (b) 受注状況 当グループの生産は全量見込生産を行っております。 (c) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 日本   19,643   1.1 南北アメリカ   22,523   △0.3 中国   1,486   △76.1 東南アジア/インド   7,512   3.4 合計   51,165   △7.8 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 中国セグメントについては、上海尤希路化学工業有限公司及び如東尤希路化学工業有限公司の連結除外による持分法適用関連会社化により上海尤希路化学工業有限公司の第1四半期分(3か月分)のみを計上しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産) 流動資産は、前期末に比べ7.8%減少し、29,236百万円となりました。主な要因は、流動資産の「その他」が224百万円、「現金及び預金」が105百万円増加したものの、「受取手形及び売掛金」が1,780百万円、「商品及び製品」が711百万円、「原材料及び貯蔵品」が301百万円減少したことによるものです。 固定資産は、前期末に比べ12.7%増加し、35,726百万円となりました。主な要因は、「無形固定資産」が690百万円減少したものの、「関係会社出資金」が1,801百万円、「建設仮勘定」が1,607百万円、「投資有価証券」が870百万円、「関係会社株式」が493百万円増加したことによるものです。 この結果、総資産は、前期末に比べて2.5%増加し、64,962百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前期末に比べ9.1%減少し、12,257百万円となりました。主な要因は、「短期借入金」が623百万円増加したものの、「支払手形及び買掛金」が750百万円、「その他の流動負債」が488百万円減少したことによるものです。 固定負債は、前期末に比べ3.2%減少し、4,797百万円となりました。主な要因は、「繰延税金負債」が772百万円増加したものの、「長期借入金」が565百万円、「退職給付に係る負債」が394百万円減少したことによるものです。 この結果、負債合計は、前期末に比べて7.5%減少し、17,055百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は前期末に比べ6.5%増加し、47,906百万円となりました。主な要因は、「非支配株主持分」が1,372百万円減少、「自己株式」が1,055百万円変動したものの、「利益剰余金」が3,498百万円増加、「為替換算調整勘定」が828百万円変動したことによるものです。 (b) 経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績の概況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。なお、連結損益計算書の主要項目ごとの前連結会計年度との主な増減は、次のとおりであります。 (イ)売上高 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較して4,346百万円減少し、51,165百万円(前期比7.8%減)となりました。 (ロ)営業利益 当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度と比較して579百万円減少し、4,489百万円(前期比11.4%減)となりました。 (ハ)経常利益 当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度と比較して425百万円減少し、5,671百万円(前期比7.0%減)となりました。 (ニ)親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して474百万円増加し、4,789百万円(前期比11.0%増)となりました。 (c) キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資金需要の主なものは、新製品開発や製品改良への投資、生産設備、研究開発機能の充実・強化です。次世代事業の創出、開発等による資金需要が見込まれるため、資金調達を実行する可能性があります。 資本の財源及び資金の流動性については、利益の確保、在庫の圧縮等によりキャッシュ・フローの安定的な確保に努めております。また、当社グループを取り巻く環境や金融情勢等を総合的に勘案し、それぞれの時点において最も有利で最適と考えられる資金調達を行っております。 また、当社は資金計画や市場動向等を勘案し、複数の国内金融機関とコミットメントライン契約を締結し、機動的な財務施策により継続的に十分な流動性の確保に努めております。 (d) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しており、重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (e) 経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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出典

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