概要
三井金属は、非鉄金属大手の総合素材メーカーである。1874年に三井組が神岡鉱山を取得したことに起源を持ち、1950年に三井鉱山から金属部門が分離独立した。現在は機能材料(銅箔、排ガス浄化触媒、機能粉、電池材料、レアマテリアル、セラミックス、スパッタリングターゲット)、金属(亜鉛・鉛・銅・金・銀の製錬・リサイクル)、自動車部品(2025年11月にドアロック事業を譲渡済み)、その他(エンジニアリング、伸銅品、ダイカスト等)の4部門を展開する。2026年3月期の売上高は7,585億円、営業利益1,309億円、親会社株主帰属純利益912億円と過去最高を更新。従業員数8,188名、本社は東京都品川区。
機能材料が収益の7割を占める事業構成
2026年3月期、機能材料セグメントは売上高3,284億円(前期比33.4%増)、セグメント利益665億円(同65.0%増)と好調であり、全社営業利益の約半分を稼ぐ主力部門である。銅箔ではキャリア付極薄銅箔が半導体パッケージ基板向け、プリント配線板用電解銅箔がAIサーバー向け通信インフラ多層基板向けに需要が拡大した。排ガス浄化触媒は二輪車向けがインド・中国で堅調、四輪車向けは米国・インドネシアで低調だったが、原料価格上昇が販売額を押し上げた。機能粉(電子材料用金属粉)は積層セラミックコンデンサ向けが好調で、レアマテリアルでは半導体装置保護膜材料が半導体高密度化の追い風を受けた。薄膜材料のスパッタリングターゲットもディスプレイ向けが堅調である。半導体・エレクトロニクスの需要拡大を直接取り込む構造であり、中期経営計画ではグローバルシェアNo.1機能材料の連続創出を掲げる。
金属セグメントの資源リサイクルと脱炭素への対応
金属セグメントは亜鉛、鉛、銅、金、銀の製錬・販売と資源リサイクル事業を担う。主要子会社に神岡鉱業、彦島製錬、八戸製錬、日比共同製錬、パンパシフィック・カッパー(JX金属との合弁)などがある。2026年3月期の非鉄金属市況は亜鉛、インジウム、パラジウム、ロジウムが上昇、鉛が下落した。同セグメントは市況変動の影響を受けるが、リサイクル原料処理技術と製錬ネットワークの強化で安定収益を目指す。CO2排出量削減目標(2030年度、2013年度比38%削減)は達成見通しであり、低炭素エネルギー活用や工程改善を進め、カーボンニュートラル実現に必要な金属素材を供給する。また、ペルーのワンサラ鉱山(Compania Minera Santa Luisa S.A.)への投資など、上流から下流まで一貫した事業展開を行っている。
52の子会社と10の関連会社から成るグローバルグループ
三井金属グループは2026年3月31日現在、子会社52社、関連会社10社で構成される。機能材料では台湾銅箔、Mitsui Copper Foil(Malaysia)、三井銅箔(香港)(蘇州)などの銅箔拠点、インド・インドネシア・ベトナム・タイ・米国の触媒工場、台湾のターゲット製造拠点を有する。金属では国内外に製錬所を配置し、ペルー鉱山にも出資。自動車部品は2025年11月に三井金属アクトとその子会社の全株式を譲渡したが、過去には米国・メキシコ・タイ・欧州・中国にドアロック工場を展開していた。その他の事業では、三井金属エンジニアリング、三井金属ダイカスト、三井金属パーライト、三井金属商事、三井住友金属鉱山伸銅(合弁)などがある。さらに2026年4月には九州先端材料開発センターを設立し、産官学連携で先端材料の創出を進める。
業界の中での役割は非鉄金属素材・部品の総合サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01機能材料主力
銅箔(キャリア付極薄銅箔、プリント配線板用電解銅箔等)、排ガス浄化触媒、機能粉(電子材料用金属粉等)、電池材料(水素吸蔵合金等)、レアマテリアル(高純度酸化タンタル、半導体装置保護膜材料等)、セラミックス製品、スパッタリングターゲット(ITO等)の製造・販売。エレクトロニクス・環境・エネルギー分野向け。
- 銅箔(キャリア付極薄銅箔、プリント配線板用電解銅箔等)
- 半導体パッケージやプリント配線板に使用される極薄銅箔。高密度実装を実現。
- 排ガス浄化触媒
- 自動車等の排ガスを浄化する触媒。環境規制対応に貢献。
- 機能粉(電子材料用金属粉等)
- 電子部品の電極材料等に用いられる微細金属粉。
- 電池材料(水素吸蔵合金等)
- ニッケル水素電池等の負極材料となる水素吸蔵合金。
- レアマテリアル(高純度酸化タンタル、半導体装置保護膜材料等)
- タンタルコンデンサや半導体製造装置の保護膜向け高純度材料。
- セラミックス製品
- 各種工業用セラミックス部品。耐熱・耐摩耗用途。
- スパッタリングターゲット(ITO等)
- 透明電極膜形成用のITO等スパッタリングターゲット。ディスプレイ・太陽電池向け。
02金属主力
亜鉛、鉛、銅、金、銀の製造・販売、資源リサイクル事業。国内外の鉱山・製錬所で非鉄金属を生産し、市場に供給。
- 亜鉛・鉛・銅・金・銀
- 非鉄金属の地金。建材・自動車・電気電子等幅広い産業に供給。
- 資源リサイクル
- 使用済み製品等から有価金属を回収・精製するリサイクル事業。
03自動車部品準主力
自動車用ドアロックの製造・販売。子会社三井金属アクト等を中心にグローバル展開。2025年11月に全株式譲渡済み。
- 自動車用ドアロック
- 自動車のドアラッチ・ロック機構。安全性・信頼性が要求される機能部品。
04その他の事業副次
各種産業プラントエンジニアリング、伸銅品、パーライト製品、ダイカスト製品、粉末冶金製品の製造・販売等。幅広い産業向けに素材・部品・エンジニアリングを提供。
- 伸銅品
- 銅及び銅合金の圧延製品。電線・電子機器・建築等に使用。
- パーライト製品
- 断熱材・耐火材等に用いるパーライト加工品。
- ダイカスト製品
- アルミニウム・亜鉛等の精密ダイカスト部品。自動車・家電等向け。
- 粉末冶金製品
- 金属粉末を成型・焼結した部品。機械部品等に使用。
- 産業プラントエンジニアリング
- 各種プラントの設計・施工・メンテナンス。
製品と技術
半導体実装に不可欠なキャリア付極薄銅箔と電解銅箔
銅箔は三井金属の機能材料部門の基幹製品である。キャリア付極薄銅箔は半導体パッケージ基板やスマートフォン用マザーボードに使用され、高密度実装を可能にする。プリント配線板用電解銅箔は、AIサーバー用途の通信インフラ向け多層基板などで需要が拡大しており、特に高周波基板用電解銅箔は需要増に対応するため生産体制の増強を決定した。生産拠点は国内の上尾銅箔工場のほか、台湾銅箔、Mitsui Copper Foil(Malaysia)、三井銅箔(香港)(蘇州)など海外にも広がる。銅箔の販売量増加は2026年3月期の機能材料セグメントの増収に大きく貢献した。
二輪・四輪車向け排ガス浄化触媒のグローバル供給
排ガス浄化触媒は自動車・二輪車の排ガスを浄化する環境対応製品。二輪車向けはインド・中国の需要が堅調で販売量が増加した。四輪車向けは米国・インドネシアで低調だったが、パラジウム・ロジウムの価格上昇が販売額を押し上げた。生産拠点はタイ(Mitsui Siam Components)、インド(Mitsui Kinzoku Components India)、インドネシア(PT. Mitsui Kinzoku Catalysts Jakarta)、ベトナム、アメリカなどに広がり、グローバルに供給する。環境規制強化に伴い需要は安定的で、原料価格変動が収益に影響するが、原材料調達の多様化によりリスク管理を行っている。
次世代電池向け固体電解質と新規事業の創出
事業創造本部では、全固体電池向け固体電解質(A-SOLiD®)の開発と量産化を進めている。2025年度に初期量産工場の建設工事を開始し、2030年以降の事業の柱と位置づける。また、機能性多孔体事業ではパイロット試験設備での増産に続き、量産試作用設備の導入を決定。さらに次世代半導体チップ実装用キャリア(HRDP®)も事業化推進中である。研究開発は九州先端材料開発センター(2026年4月設立)や各事業部で行われ、社内外の知見を結集して先端材料の創出を目指す。これらの新規事業は中期経営計画「25中計」で重点投資分野とされている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
非鉄金属のなかでの位置
非鉄大手、資源高で収益拡大
同社は銅や亜鉛などの非鉄金属の精錬・加工で国内有数の存在であり、特に機能材料事業で高い競争力を持つ。2025年3月期の営業利益率は10.49%、2026年3月期は17.26%と大幅に改善しており、資源価格の高騰と自動車向け部材などの需要拡大が寄与している。競合のJX金属や日本軽金属ホールディングスなどと市場を寡占しており、同社はバランスの取れた収益構造が強みである。一方、世界的な資源価格の変動や環境規制への対応が課題となる。
強み
- 資源価格の高騰により収益が大幅に改善している。
- 高付加価値の機能材料事業が収益の柱となっている。
- 非鉄金属と機能材料のバランスが取れ、安定した収益を確保している。
- 新材料の開発など技術力で競争優位性を築いている。
課題
- 国際市況の影響を受けやすく、業績が変動しやすい。
- 脱炭素化など環境規制への対応に投資が必要である。
- 世界的な需要減退や供給過剰が懸念され、需給バランスの管理が重要である。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属・ガラスの時価総額近傍。太字が三井金属
時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4062イビデン | 5.7兆円 | 93.7倍 |
| 2 | 5401日本製鉄 | 3.7兆円 | 210.2倍 |
| 3 | 5713住友金属鉱山 | 2.9兆円 | 15.4倍 |
| 4 | 5706三井金属 | 1.5兆円 | 16.5倍 |
| 5 | 5333NGK | 1.5兆円 | 25.0倍 |
| 6 | 5201AGC | 1.2兆円 | 13.2倍 |
| 7 | 5411JFEホールディングス | 1.2兆円 | 17.6倍 |
| 8 | 5406神戸製鋼所 | 8,052億円 | 8.5倍 |
| 9 | 5444大和工業 | 7,694億円 | 12.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
神岡鉱山の取得から非鉄金属製錬の基盤形成(1874-1944)
1874年9月、三井組が神岡鉱山蛇腹平坑を取得し鉱山経営を開始した。1892年に三井鉱山合資会社、1911年に三井鉱山株式会社が設立され、1913年に大牟田亜鉛製煉工場の操業を開始。1928年には鈴木商店経営の彦島亜鉛製煉工場を買収した。1943年から1944年にかけて昭和鉱業から日比製煉所と竹原電煉工場を買収し、日比製煉所・竹原製煉所を設置。この時期、亜鉛・鉛の製錬能力を拡大し、後に三井金属の中核となる鉱山・製錬ネットワークの原型が形成された。神岡鉱山はその後も金属部門の重要な鉱山であり続ける。
三井鉱山からの分離独立と事業多角化(1950-1979)
1950年5月、企業再建整備法に基づき三井鉱山の金属部門が分離し神岡鉱業株式会社が創立された。同年10月に東京証券取引所第一部に上場。1952年12月、三井金属鉱業株式会社へ商号変更。1962年には王子金属工業と昭和ダイカストを吸収合併し、伸銅事業部とダイカスト事業部を設置、加工分野へ進出した。1964年、三金機工(現 三井金属エンジニアリング)を設立。1967年、亜鉛・鉛の共同製錬会社八戸製錬を設立。1968年、銅の受託製錬会社日比共同製錬を設立。1976年、米国ニューヨーク州に銅箔製造拠点Oak-Mitsuiを設立し、初の海外生産拠点を確保した。これにより、製錬から加工・部品、海外展開へ事業の幅を広げた。
電子材料と自動車部品のグローバル展開(1980-2000)
1980年、三井金属箔製造と三金レア・アースを吸収合併し、上尾金属箔工場(現 上尾銅箔工場)と三池レアメタル工場を設置。同年、台湾銅箔股份有限公司を設立し、銅箔の海外生産を本格化。1987年、米国インディアナ州に自動車部品工場GECOM Corp.を設立。1989年、マレーシア銅箔工場、半導体実装材料(TABテープ)の株式会社エム・シー・エスを設立。1992年、米国に亜鉛粉工場。1995年、タイに自動車部品・排ガス浄化触媒工場を設立。1999年、英国に自動車部品工場。2000年にはOak-Mitsuiを完全子会社化し、台湾にターゲット材工場を設立。電子材料と自動車部品の両輪でグローバル生産体制を整備した。
構造改革と中期計画による成長投資の加速(2001-2026)
2002年、住友金属鉱山との合弁でエム・エスジンクを設立。2003年、自動車部品会社の大井製作所を完全子会社化。2005年、インドに排ガス浄化触媒工場を設立。2023年度から中期経営計画「22中計」を推進し、2025年度からは「25中計」をスタート。2025年4月に組織改編、同年11月に自動車用ドアロック事業(三井金属アクト)を売却。2026年3月期は売上高7,585億円、営業利益1,309億円と過去最高を記録した。投資面では、全固体電池向け固体電解質A-SOLiDの量産工場建設、高周波基板用電解銅箔の増強、九州先端材料開発センター設立など、成長分野へ積極投資している。
年表40件を開く
1870年代
- 1874年9月三井組が神岡鉱山蛇腹平坑を取得し、鉱山経営を開始
1890年代
- 1892年6月創業三井鉱山合資会社を設立
1910年代
- 1911年12月創業三井鉱山株式会社を設立
- 1913年8月大牟田亜鉛製煉工場の操業を開始
1920年代
- 1928年1月M&A鈴木商店経営の彦島亜鉛製煉工場を買収
1940年代
- 1943年3月M&A昭和鉱業株式会社から日比製煉工場及び竹原電煉工場を買収し、日比製煉所を設置
- 1944年12月日比製煉所から竹原電煉工場を分離し、竹原製煉所を設置
1950年代
- 1950年5月創業企業再建整備法による決定整備計画に基づき、三井鉱山株式会社の金属部門をもって神岡鉱業株式会社(当社)を創立
- 1950年10月上場東京証券取引所、第一部上場
- 1952年12月神岡鉱業株式会社から三井金属鉱業株式会社へと商号を変更
1960年代
- 1962年4月M&A王子金属工業及び昭和ダイカストの両社を吸収合併し、伸銅事業部及びダイカスト事業部を設置
- 1964年2月創業三金機工株式会社(現 三井金属エンジニアリング株式会社)を設立
- 1964年8月ペルー・ワンサラ鉱山の開発を目的として、Compania Minera Santa Luisa S.A.の株式を取得
- 1967年2月創業亜鉛・鉛の共同製錬会社、八戸製錬株式会社を設立
- 1968年11月創業銅の受託製錬会社、日比共同製錬株式会社を設立
1970年代
- 1976年2月創業米国ニューヨーク州に銅箔製造拠点、Oak-Mitsui,Inc.を設立
1980年代
- 1980年10月M&A三井金属箔製造株式会社及び三金レア・アース株式会社の両社を吸収合併し、上尾金属箔工場(現 上尾銅箔工場)、三池レアメタル工場を設置
- 1980年11月創業台湾に銅箔製造拠点、台湾銅箔股份有限公司を設立
- 1983年11月創業地熱蒸気及び熱水の供給事業会社、奥会津地熱株式会社を設立
- 1986年7月創業神岡鉱業所、彦島製煉所を分離し、神岡鉱業株式会社、彦島製錬株式会社を設立
- 1987年2月創業米国インディアナ州に自動車部品製造拠点、GECOM Corp.を設立
- 1989年7月創業半導体実装材料(TABテープ)製造拠点、株式会社エム・シー・エスを設立
- 1989年11月創業マレーシアに銅箔製造拠点、Mitsui Copper Foil(Malaysia)Sdn.Bhd.を設立
1990年代
- 1990年1月M&A東京高級炉材株式会社、三井金属パーライト株式会社及びダイカライト・オリエント株式会社の3社を吸収合併し、TKR事業部(現 セラミックス事業部)、パーライト事業部を設置
- 1992年10月創業米国に亜鉛粉製造拠点、Mitsui/ZCA Zinc Powders.(2002年10月にMitsui Zinc Powder LLCへ商号変更)を設立
- 1995年2月創業タイ国ラヨンに自動車部品・排ガス浄化触媒の製造拠点、Mitsui Siam Components Co.,Ltd.を設立
- 1995年8月創業中国貴州省に自動車部品製造拠点、三井華陽汽車配件有限公司を設立
- 1998年4月創業中国香港に銅箔の加工物流拠点、三井銅箔(香港)有限公司を設立
- 1999年1月本社を東京都品川区大崎に移転
- 1999年6月創業英国ウェールズに自動車部品製造拠点、Mitsui Components Europe Ltd.を設立
2000年代
- 2000年8月創業台湾にターゲット材製造拠点、台湾特格股份有限公司を設立
- 2000年9月M&A米国の銅箔製造拠点Oak-Mitsui,Inc.を100%子会社化
- 2000年10月創業日鉱金属株式会社(現 JX金属株式会社)との共同出資で、パンパシフィック・カッパー株式会社を設立
- 2001年7月創業中国広東省に銅箔の加工物流拠点、三井銅箔(広東)有限公司を設立
- 2002年6月創業中国広東省に自動車部品製造拠点、広東三井汽車配件有限公司を設立
- 2002年7月創業住友金属鉱山株式会社と共同出資で、エム・エスジンク株式会社を設立
- 2002年11月創業台湾にTABテープ・COFテープの検査・販売拠点、台湾微電股份有限公司を設立
- 2003年4月M&A自動車部品の製造会社、株式会社大井製作所を株式交換により完全子会社化
- 2005年2月創業中国上海に中国商社、三井金属貿易(上海)有限公司を設立
- 2005年6月創業インドに排ガス浄化触媒製造拠点、Mitsui Kinzoku Components India Private Limitedを設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで8,300億円
- 経常利益2026年度まで930億円
- フリーキャッシュ・フロー2026年度まで200億円
- ROE2026年度まで17.0%
- ROIC2026年度まで12.2%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中期経営計画「25中計」の推進
2025年度から3ヵ年の中期経営計画を開始。『統合思考経営』と『両利きの経営』を基軸に、経営基盤強化・人的資本拡充・DX促進の3つの重点課題に取り組み、2030年のありたい姿の実現を目指す。
- 02
抜本的なキャッシュ創出と成長投資
バイサイドM&Aの予算枠を240億円から600億円に拡大し、案件創出と実行体制を強化。事業性評価の運用定着や大胆施策により、成長分野への資源投入を加速する。
- 03
機能材料本部の変革と成長
既存事業の価値最大化を図るとともに、グローバルシェアNo.1機能材料を連続的に生み出す事業体へ変革。運転資本の最適化と生産性見直しでキャッシュを創出し、AIインフラ・先端半導体関連に継続投資する。
- 04
金属事業本部のリサイクルとカーボンニュートラル
循環型社会へ対応するため、高度なリサイクル製錬ネットワークを構築。低炭素エネルギーを活用し、カーボンニュートラルに不可欠な金属素材を提供する。CO2排出量削減目標は達成見通し。
- 05
事業創造本部による新規事業創出
『事業機会の探索力強化』『研究開発力の強化』『基盤の強化』の3戦略で、全固体電池向け固体電解質や次世代半導体実装用キャリアに続く事業化テーマを育成。機能性多孔体やライフサイエンスへのリソース配分を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で8,188人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は896万円で、9期前と比べて+19.2%。平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は13.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 11,630 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 12,276 | — |
| 2019年3月 | 752 | 42.1 | 14.8 | 12,498 | — |
| 2020年3月 | 722 | 42.0 | 14.4 | 12,197 | — |
| 2021年3月 | 711 | 41.9 | 14.2 | 11,826 | — |
| 2022年3月 | 751 | 42.3 | 14.2 | 11,881 | — |
| 2023年3月 | 779 | 42.1 | 13.7 | 12,115 | — |
| 2024年3月 | 747 | 42.4 | 13.8 | 12,285 | — |
| 2025年3月 | 827 | 42.7 | 13.8 | 12,097 | 618 |
| 2026年3月 | 896 | 42.9 | 13.9 | 8,188 | 1,599 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 9 / 海外 4) を有報から抽出しています。
- 海外台湾銅箔股份有限公司中華民国 台湾省南投県議決権95.0%
- 海外Mitsui Copper Foil (Malaysia)Sdn.Bhd.Selangor, Malaysia議決権100.0%
- 海外Mitsui Kinzoku Components India Private LimitedHaryana, India議決権100.0%
- 海外台湾特格股份有限公司中華民国 台湾省台中県議決権100.0%
- 国内神岡鉱業㈱岐阜県飛騨市議決権100.0%
- 国内八戸製錬㈱青森県八戸市議決権96.0%
- 国内彦島製錬㈱山口県下関市議決権100.0%
- 国内日比共同製錬㈱岡山県玉野市議決権63.5%
- 国内奥会津地熱㈱福島県 河沼郡柳津町議決権100.0%
- 国内三井金属エンジニアリング㈱東京都墨田区議決権100.0%
- 国内三井金属商事㈱東京都墨田区議決権100.0%
- 国内パンパシフィック・カッパー㈱東京都港区議決権32.2%
残りのグループ会社1社を開く
- 三井住友金属鉱山伸銅㈱埼玉県上尾市50%
- 調達1,347万円高度循環型システム構築に向けた廃電気・電子機器処理プロセス基盤技術開発資源循環プロセス国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-10-20
- 調達990万円NEDO先導研究プログラム新産業創出新技術先導研究プログラム高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-20
- 補助金838万円令和元年度休廃止鉱山鉱害防止施設等災害対策補助金【島根石見鉱山】経済産業省 · 2020-06-25
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は7,585億円、営業利益は1,309億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.5%、利益が+75.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 8,500億円 | 7,585億円 |
| 営業利益 | 940億円 | 1,309億円 |
| 純利益 | 800億円 | 913億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥245 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は2,016億円、営業利益は210億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+36.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1,537 | — | — | −87 |
| 2024年1Q | 1,475 | −55 | −3.7 | 25 |
| 2024年2Q | 1,646 | 102 | 6.2 | 56 |
| 2024年3Q | 1,644 | 101 | 6.1 | 71 |
| 2024年4Q | 1,702 | — | — | 108 |
| 2025年2Q | 3,481 | 388 | 11.1 | 370 |
| 2025年4Q | 3,642 | 359 | 9.9 | 277 |
| 2026年2Q | 3,643 | 398 | 10.9 | 190 |
| 2026年4Q | 3,942 | 911 | 23.1 | 723 |
| 2027年1Q | 2,016 | 210 | 10.4 | 168 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4,172億円から7,585億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は17.3%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4,172 | — | 162 | — | 99 |
| 2014年3月 | 4,410 | — | 137 | — | 37 |
| 2015年3月 | 4,733 | — | 211 | — | 172 |
| 2016年3月 | 4,506 | — | −113 | — | −209 |
| 2017年3月 | 4,363 | — | 310 | — | 187 |
| 2018年3月 | 5,192 | — | 112 | — | −7 |
| 2019年3月 | 4,977 | — | 178 | — | 47 |
| 2020年3月 | 4,731 | — | 93 | — | 16 |
| 2021年3月 | 5,229 | — | 512 | — | 447 |
| 2022年3月 | 6,333 | — | 660 | — | 521 |
| 2023年3月 | 6,520 | — | 199 | — | 85 |
| 2024年3月 | 6,467 | — | 445 | — | 260 |
| 2025年3月 | 7,123 | 747 | 764 | 10.5 | 647 |
| 2026年3月 | 7,585 | 1,309 | 1,367 | 17.3 | 913 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高7,585億円のうち、営業利益として残るのは1,309億円で17.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は913億円、売上の12.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.3%5,559億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.5%717億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.3%1,309億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが875億円、投資CFが−245億円で、差し引きのフリーCFは630億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は583億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 381 | −472 | 48 | −91 | 152 |
| 2014年3月 | 380 | −721 | 339 | −341 | 153 |
| 2015年3月 | 372 | −264 | −128 | 108 | 159 |
| 2016年3月 | 504 | −264 | −219 | 240 | 166 |
| 2017年3月 | 242 | −383 | 121 | −141 | 140 |
| 2018年3月 | 524 | −404 | −41 | 120 | 224 |
| 2019年3月 | 407 | −448 | 29 | −41 | 215 |
| 2020年3月 | 361 | −348 | 112 | 13 | 327 |
| 2021年3月 | 276 | −163 | −152 | 113 | 304 |
| 2022年3月 | 607 | −255 | −375 | 352 | 296 |
| 2023年3月 | 430 | −316 | −147 | 114 | 268 |
| 2024年3月 | 753 | −349 | −366 | 404 | 325 |
| 2025年3月 | 767 | −209 | −436 | 558 | 445 |
| 2026年3月 | 875 | −245 | −532 | 630 | 583 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は6,975億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,209億円で、自己資本比率は59.1%(業種中央値53.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4,381 | 1,550 | 2,831 | 33.5 |
| 2014年3月 | 5,038 | 1,699 | 3,339 | 31.9 |
| 2015年3月 | 5,386 | 2,071 | 3,315 | 36.6 |
| 2016年3月 | 4,848 | 1,796 | 3,052 | 35.0 |
| 2017年3月 | 5,190 | 1,844 | 3,346 | 33.5 |
| 2018年3月 | 5,187 | 1,787 | 3,400 | 32.4 |
| 2019年3月 | 5,233 | 1,797 | 3,436 | 32.5 |
| 2020年3月 | 5,371 | 1,733 | 3,638 | 30.7 |
| 2021年3月 | 5,950 | 2,105 | 3,845 | 33.4 |
| 2022年3月 | 6,379 | 2,500 | 3,879 | 37.6 |
| 2023年3月 | 6,319 | 2,614 | 3,705 | 40.1 |
| 2024年3月 | 6,406 | 2,860 | 3,546 | 43.5 |
| 2025年3月 | 6,579 | 3,409 | 3,171 | 50.4 |
| 2026年3月 | 6,975 | 4,209 | 2,766 | 59.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で32社中2位あたり、逆に低いのは売上成長率で32社中20位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥26,340で、1年前と比べて+149.4%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.5倍 |
| PER (会社予想) | 188.4倍 |
| PBR | 3.57倍 |
| 配当利回り | 0.93% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で16.78%下落し、8月21日に28210円。25日移動平均線(30397.4円)を約7%下回り、75日線(40061円)からは約30%乖離している。52週高値57700円からは約51%急落しており、高値圏からの調整が鮮明。一方で52週安値9569円からは約195%上昇しており、依然として年初来の上昇は大きい。出来高は8月10日に548万株と急増し、その後も高水準。RSIは43.79と中立。週足の傾きは明確に下向きで、下落トレンド継続中。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)。
実績PERは17.67倍で業界平均の22.44倍を下回るが、予想PERは201.7倍と急騰し、将来の利益低下を織り込むと割高感が強い。PBRは3.82倍で平均の2.06倍を大きく上回り、ROEは24.5%と高水準だが、配当利回りは0.87%と平均の2.27%を大幅に下回る。非鉄金属業界の市況変動を考慮すると、現在の株価は純資産に対して割高であり、配当魅力も乏しい。ただし、直近の業績は増益基調で、収益性は高い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.5倍 | 22.2倍 |
| PER (予想) | 188.4倍 | — |
| PBR | 3.57倍 | 2.02倍 |
| ROE | 24.5% | 12.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
足元の収益性が急改善しており、機能材料事業の好調さが投資家の関心を集めている。強気派は、電気自動車や半導体需要による素材需要の拡大と、銅箔などの高付加価値製品の販売増を期待する。弱気派は、資源価格の下落や為替変動による製錬部門の利益変動、また競争激化による利益率の低下を懸念する。株価の急上昇を踏まえ、期待と実力のギャップも論点。
- 機能材料の需要拡大
EV・半導体向け銅箔などで量と価格が上昇し収益に貢献
- 営業利益率の大幅改善
直近で17%超と高水準で、将来も持続可能との見方
- 資源循環や脱炭素の追い風
環境規制強化でリサイクルや新材料のニーズが増える
- 2026年3月期の営業利益1,309億円と75%増益決算発表後影響強
営業利益747億円→1,309億円、増加額562億円、営業利益率17.26%
- 純利益913億円へ約4割増益通年影響中
純利益647億円→913億円、増加額266億円
- 売上高7,585億円と増収基調が継続通年影響弱
売上高7,123億円→7,585億円、増収率6.5%
- ROE24.5%と資本効率の高さが評価継続影響弱
ROE24.5%、PBR4.47倍、株価上昇を支える
- 素材価格の下落リスク
銅や亜鉛の市況次第で製錬事業の利益が減少
- 高株価による割高感
PBR4.5倍と歴史的水準で、期待が先行し調整余地
- 競争激化で利益率低下
新興メーカーの参入で機能材料の価格競争が強まる
- 予想PER230.4倍と翌期の大幅減益を示唆決算発表後影響強
実績PER20.2倍に対し予想PER230.4倍、急激な収益悪化リスク
- 株価1年で332%上昇、過熱感による調整継続影響弱
1年上昇率332.15%、配当利回り0.76%まで低下
- 配当利回り0.76%と株主還元が低い継続影響弱
配当利回り0.76%、高成長に比べ還元不足
- 営業利益率17.26%は金属価格変動で反落余地不定影響中
営業利益率10.49%→17.26%に急上昇、価格下落で修正リスク
- 機能材料の売上高
- 高利益率の製品の伸びが収益全体を押し上げる
- 営業利益率
- 利益率の維持・改善が経営の成果を示す
- 非鉄金属価格
- 製錬事業の収益に直接影響する
- 受注残高
- 将来の需要動向を先取りする
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり245円で、前期から+36.1%。いまの株価に対する利回りは0.93%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 70 | — | 22.7 |
| 2018年3月 | 70 | 0.0 | — |
| 2019年3月 | 70 | 0.0 | 10.4 |
| 2020年3月 | 70 | 0.0 | — |
| 2021年3月 | 85 | 21.4 | — |
| 2022年3月 | 110 | 29.4 | 17.9 |
| 2023年3月 | 140 | 27.3 | 83.4 |
| 2024年3月 | 140 | 0.0 | 64.0 |
| 2025年3月 | 180 | 28.6 | 25.4 |
| 2026年3月 | 245 | 36.1 | 16.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥245
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ29,548人。区分でいちばん多いのは外国法人で44.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.5%を占め、残る67.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 25.3 | 25.0 | 25.2 | 25.1 | 29.1 | 44.1 |
| 金融機関 | 32.7 | 31.1 | 33.4 | 41.8 | 36.6 | 29.4 |
| 個人・その他 | 30.4 | 30.8 | 31.1 | 25.3 | 23.7 | 17.1 |
| 証券会社 | 6.3 | 5.8 | 5.3 | 4.1 | 7.1 | 6.2 |
| 事業法人 | 5.4 | 7.3 | 4.9 | 3.6 | 3.4 | 3.1 |
| 自己株式 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 16.41 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 8.57 |
| 03 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.22 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.79 |
| 05 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.77 |
| 06 | BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT (常任代理人 BOFA証券株式会社) | 1.73 |
| 07 | HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.70 |
| 08 | MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.46 |
| 09 | 三井金属社員持株会 | 1.37 |
| 10 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.36 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-06野村證券株式会社新規の大量保有報告6.25%-0.39pt
- 2026-07-22野村證券株式会社新規の大量保有報告0.28%-0.19pt
- 2026-07-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告9.24%+3.75pt
- 2026-06-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告5.49%
- 2026-06-05ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.71%-0.27pt
- 2026-06-04野村證券株式会社新規の大量保有報告0.47%+0.47pt
- 2026-05-11野村證券株式会社新規の大量保有報告0.00%-1.05pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+9096%、1株純資産は14期で+2707%。直近期のROEは24.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | 257 | 7.1 | 13.9 | 52.3 |
| 2014年3月 | 64 | 2,817 | 2.4 | 37.1 | 25.1 |
| 2015年3月 | 302 | 3,449 | 9.6 | 9.1 | 13.3 |
| 2016年3月 | −366 | 2,969 | −11.4 | — | — |
| 2017年3月 | 327 | 3,046 | 10.9 | 11.6 | 22.7 |
| 2018年3月 | −12 | 2,945 | −0.4 | — | — |
| 2019年3月 | 82 | 2,978 | 2.8 | 34.6 | 10.4 |
| 2020年3月 | 27 | 2,885 | 0.9 | 65.9 | — |
| 2021年3月 | 783 | 3,483 | 24.6 | 4.9 | — |
| 2022年3月 | 912 | 4,196 | 23.8 | 3.7 | 17.9 |
| 2023年3月 | 149 | 4,434 | 3.5 | 21.6 | 83.4 |
| 2024年3月 | 455 | 4,872 | 9.8 | 10.3 | 64.0 |
| 2025年3月 | 1,131 | 5,798 | 21.2 | 3.8 | 25.4 |
| 2026年3月 | 1,595 | 7,202 | 24.5 | 17.6 | 16.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
2026/3期の役員報酬は総額629百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 198 | 211 | 65 | 474 | 119 |
| 取締役(社内) | 1 | 52 | — | 4 | 56 | 56 |
| 監査等委員 | 3 | 51 | — | 3 | 54 | 18 |
| 取締役(社内) | 2 | 43 | — | 2 | 45 | 23 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,670字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,215字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,783字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,314字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第101期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第99期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第98期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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