概要
2002年9月、日本鋼管と川崎製鉄の共同株式移転により設立されたJFEホールディングスは、国内第2位の銑鋼一貫メーカーである。鉄鋼事業を中核に、エンジニアリング・商社の3セグメントで構成され、自動車用鋼板から橋梁、洋上風力まで幅広く手掛ける。2025年3月期の連結売上収益は4兆8596億円、営業利益1651億円、従業員数は約6万1600人。東京証券取引所プライム市場に上場している。
三つの事業セグメントが支える収益構造
JFEグループは鉄鋼、エンジニアリング、商社の3事業を柱とする。鉄鋼事業はJFEスチールを中核とし、冷延・表面処理鋼板や厚鋼板、鋼管など多種多様な鋼材を製造・販売する。2025年3月期の鉄鋼事業売上収益は3兆884億円(全体の約68%)と最大のセグメントである。エンジニアリング事業はJFEエンジニアリングが担当し、橋梁・鋼構造物や洋上風力発電、環境プラント等の設計・建設・運営を行う。同期の売上は5997億円、受注高は過去最高を更新した。商社事業はJFE商事が担い、グループ製品の販売に加え、鉄鋼原料・非鉄金属・食品等の取引をグローバルに展開。売上は1兆3330億円と3事業で全体を構成する。
グループ本社機能と事業会社の役割分担
JFEホールディングスはスリムな本社機能を持ち、グループ全体の経営戦略策定・リスク管理・資金調達等を担う。傘下の3事業会社(JFEスチール、JFEエンジニアリング、JFE商事)はそれぞれ独立した経営を行い、事業特性に応じた最適な執行体制を取る。2003年の会社分割以降、この持株会社体制が継続されている。また、鉄鋼事業と商社事業は密接に連携し、顧客との長期信頼関係と技術開発力を競争力の源泉とする。エンジニアリング事業は官公庁や電力・ガス会社等との取引が多く、国内外に販売ネットワークを構築している。
減収減益が続く中での収益改善策
2025年3月期の連結売上収益は4兆8596億円と前期比6.6%減、親会社所有者帰属当期利益は701億円と23.6%減となった。鉄鋼事業は国内外の需要低迷や鋼材市況下落が影響し、粗鋼生産量は2255万トン(前期比2.8%減)に減少。エンジニアリング事業は増収増益だったものの、商社事業は減収減益だった。こうした中、同社は高炉休止による生産能力削減を進め、2027年度までに粗鋼生産能力を2600万トンから2100万トン程度へ引き下げる。さらに2028年度には西日本製鉄所(倉敷地区)で革新電気炉を稼働させ、高炉5基+革新電気炉1基体制へ移行する計画である。
グローバル展開とサプライチェーンの構築
JFEグループは日本国内だけでなく、中国、北米、豪州、インド、欧州に鋼材サプライチェーンネットワークを持つ。商社事業のJFE商事は、グループの鋼材に加え、アライアンス先の鋼材も含めたJFEブランドをグローバルに供給する。特に自動車分野では、海外に製造拠点を持つ顧客向けにスリット加工やモーターコア等の加工部品を提供する体制を整えている。エンジニアリング事業も海外現地法人や支店を通じて、パイプラインや環境プラントなどインフラ案件を受注。2024年4月には岡山県笠岡市にモノパイル製作所を発足させ、洋上風力発電の基礎構造物の生産を開始した。
業界の中での役割は鉄鋼メーカー(高炉一貫)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 鉄鋼 | 2.8兆円 | 60.7% | 380億円 | 1.4% |
| 商社 | 1.2兆円 | 26.4% | 402億円 | 3.4% |
| エンジニア リング | 5,837億円 | 12.9% | 240億円 | 4.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01鉄鋼主力
各種鉄鋼製品(冷延・表面処理鋼板、厚鋼板、熱延鋼板、鋼管、棒鋼・線材、電磁鋼板、形鋼、ステンレス・特殊鋼、鉄粉等)の製造・販売。運輸業や設備保全等の周辺事業も含む。
- 冷延・表面処理鋼板
- 自動車外板や家電向けの高品質鋼板。
- 厚鋼板
- 建築・船舶・橋梁等に用いる厚肉鋼板。
- 鋼管
- 建築・水道・石油・ガス等に使われる鋼管。
02エンジニアリング準主力
鋼構造(橋梁・鋼構造)、産業機械システム、洋上風力、エネルギープラント、パイプライン、環境プラント、上下水道等に関するエンジニアリング事業。リサイクル事業、電力小売事業も含む。
- 橋梁・鋼構造
- 道路橋、鉄道橋等の鋼製橋梁および大型鋼構造物。
- 洋上風力
- 洋上風力発電設備の基礎・掘削等のエンジニアリング。
03商社副次
鉄鋼製品、製鉄原材料、非鉄金属製品、食品等の仕入、加工および販売。グループの鉄鋼製品の販売チャネルとしての機能も持つ。
- 鉄鋼製品
- グループで製造する鋼板・鋼管等の販売。
- 製鉄原材料
- 鉄鉱石、石炭等の原材料調達・販売。
製品と技術
自動車や家電向け冷延・表面処理鋼板
JFEスチールの主力製品の一つが冷延鋼板と表面処理鋼板である。冷延鋼板は熱延鋼板をさらに圧延して薄く仕上げたもので、自動車の外板パネルや家電製品の筐体に使用される。表面処理鋼板には亜鉛メッキ鋼板や合金化溶融亜鉛メッキ鋼板などがあり、耐食性に優れる。同社はこれらの高品質鋼板を国内外の自動車メーカーや家電メーカーに供給している。2025年3月期の鉄鋼事業売上収益は3兆884億円とグループ最大であり、このうち冷延・表面処理鋼板が大きな比率を占める。また、高張力鋼板などの先端材料の開発も進めている。
橋梁から洋上風力まで手掛けるエンジニアリング技術
JFEエンジニアリングは鋼構造物の設計・製造・施工を得意とする。橋梁では道路橋や鉄道橋を手掛け、国内の主要プロジェクトで実績がある。また、産業機械システムとして製鉄プラントや発電設備向け機械も提供する。近年注力するのが洋上風力発電で、2024年に稼働した笠岡モノパイル製作所では基礎構造物のモノパイルを生産する。その他、エネルギープラントやパイプライン、環境プラント(ごみ焼却施設)の建設・運営も行う。2025年3月期のエンジニアリング事業受注高は8361億円と過去最高を記録し、その多くがごみ処理施設関連案件によるものだ。
グループ全体の販路を担う商社機能
JFE商事はグループの鉄鋼製品の販売チャネルとして、冷延鋼板や厚板、鋼管などを国内外の顧客に供給する。しかし商社事業の範囲はそれだけに留まらず、製鉄原材料(鉄鉱石、石炭)の調達・販売、非鉄金属、化学品、食品、エレクトロニクス部品まで多岐にわたる。2025年3月期の商社事業売上収益は1兆3330億円。同社はグローバルなサプライチェーンマネジメントを強みとし、中国・北米・豪州・インド・欧州に拠点を持つ。また、顧客のニーズに応じてスリット加工やモーターコア・トランスコアなどの鋼材加工部品も提供する。JFEスチールとの連携により、グループ全体の競争優位性を支える役割を果たしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
鉄鋼のなかでの位置
鉄鋼業界2位、高級鋼で強みも市況依存
JFEホールディングスは国内鉄鋼大手で、日本製鉄に次ぐ規模を持つ。同業の神戸製鋼所や東京製鐵と比較し、売上高は約5兆円と大きく、高級鋼や薄板などで競争力を有する。しかし、世界的な鉄鋼需要の減退で売上高は減少傾向にあり、営業利益率も3.4%から2.5%前後に低下。日本製鉄との差は、規模や技術面で依然として大きい。市況変動の影響が大きいため、安定成長には高付加価値品の拡大が鍵となる。
強み
- 売上高5兆円超で、国内鉄鋼市場で確固たる地位を確保。
- 自動車用高張力鋼板など技術力で差別化が可能。
- 鉄鉱石や石炭の安定調達網を構築し、コスト競争力を維持。
- 低炭素鋼の開発など環境対応で先行する部分がある。
課題
- 鉄鋼価格や需要変動で収益が大きく左右され、安定性に欠ける。
- 売上高が2期連続で減少し、需要縮小への対応が急務。
- 老朽化設備の更新や環境投資で資金負担が増加する。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属・ガラスの時価総額近傍。太字がJFEホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5401日本製鉄 | 3.7兆円 | 210.2倍 |
| 2 | 5713住友金属鉱山 | 2.9兆円 | 15.4倍 |
| 3 | 5706三井金属 | 1.5兆円 | 16.5倍 |
| 4 | 5333NGK | 1.5兆円 | 25.0倍 |
| 5 | 5201AGC | 1.2兆円 | 13.2倍 |
| 6 | 5411JFEホールディングス | 1.2兆円 | 17.6倍 |
| 7 | 5406神戸製鋼所 | 8,052億円 | 8.5倍 |
| 8 | 5444大和工業 | 7,694億円 | 12.1倍 |
| 9 | 5711三菱マテリアル | 7,028億円 | 17.2倍 |
| 10 | 5901東洋製罐グループホールディングス | 6,967億円 | 12.6倍 |
| 11 | 5714DOWAホールディングス | 5,820億円 | 8.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
日本鋼管と川崎製鉄が統合した2002年の設立
2002年9月、日本鋼管と川崎製鉄の2社が共同株式移転により完全親会社としてJFEホールディングスを設立した。同時に両社の普通株式は上場廃止となり、新会社が東京・大阪・名古屋の各証券取引所第一部に上場した。この統合により国内第2位の鉄鋼メーカーが誕生し、当時の鉄鋼業界再編の流れの中で大きな出来事となった。統合後の企業名「JFE」は、Japan、Future、Engineeringなどの頭文字から取られたとされる。
事業再編で4社に分割した2003年
2003年4月、両社は会社分割を実施し、4つの事業会社に再編された。中核となるJFEスチールに鉄鋼製造部門を集約し、JFEエンジニアリングはエンジニアリング事業、JFE都市開発は不動産事業、JFE技研は研究開発を担当する体制となった。さらに川崎マイクロエレクトロニクスを完全子会社として半導体事業もグループに加えた。この再編により、持株会社の下で事業ごとに独立した経営が可能となり、グループ全体の効率化が図られた。
造船部門の拡充と統合(2008~2013年)
2008年3月、日立造船とJFEエンジニアリングが保有する株式を取得し、ユニバーサル造船を子会社化した。その後2013年1月には、ユニバーサル造船を存続会社としてIHIグループのアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドと経営統合し、ジャパン マリンユナイテッド(JMU)を設立。JMUは持分法適用関連会社として現在もグループに残る。この動きは、国際競争力強化のための造船業界再編の一環であり、JFEグループのエンジニアリング事業における船舶分野の強化につながった。
商社事業の完全子会社化と研究機能の集約(2009~2012年)
2009年4月、JFE技研のエンジニアリング関連研究機能をJFEエンジニアリングに移管し、JFE技研自体はJFEスチールに統合された。これにより研究開発の効率化が図られた。2011年4月にはJFEスチールがJFE都市開発を吸収合併し、保有不動産活用事業を承継。2012年7月には川崎マイクロエレクトロニクスの全株式をメガチップスに譲渡し、半導体事業から撤退した。さらに同年10月、JFE商事を株式交換により完全子会社化し、商社事業をグループの中核に据えた。
商号変更と市場区分移行(2021~2022年)
2021年12月、JFEホールディングスは名古屋証券取引所の上場を廃止した。翌2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。同年6月には商号を「ジェイ エフ イー ホールディングス」から「JFEホールディングス」へ変更した。これは表記を日本語のカタカナからアルファベットと漢字の組み合わせに改めるもので、ブランド統一の一環とみられる。商号変更後もグループの基本構造に変化はない。
洋上風力向けモノパイル工場の稼働(2024年)
2024年4月、JFEエンジニアリングは岡山県笠岡市に「笠岡モノパイル製作所」を発足させた。同製作所は洋上風力発電設備の基礎構造物であるモノパイル(鋼管杭)を製造する拠点である。日本では洋上風力発電の導入拡大が見込まれており、グループのエンジニアリング技術を生かした新たな成長分野への進出となる。この投資は、2025年3月期の設備投資額が前期比で増加した要因の一つでもある。
監査等委員会設置会社への移行(2025年)
2025年6月、JFEホールディングスは監査等委員会設置会社へ移行した。これはコーポレートガバナンス強化の一環であり、従来の監査役会設置会社から取締役会の監督機能を強化する形態へ変更するものである。移行後もグループの事業体制や経営方針に大きな変更はなく、持株会社としての役割を継続する。この変更は、上場企業としてのガバナンス水準向上を図る動きの一つと位置づけられる。
年表14件を開く
2000年代
- 2002年9月上場日本鋼管㈱および川崎製鉄㈱(以下、両社)が共同して株式移転により完全親会社である当社を設立 当社普通株式を東京証券取引所、大阪証券取引所および名古屋証券取引所市場第一部に上場(両社普通株式は上場廃止)
- 2003年1月両社の会社分割契約書締結を承認
- 2003年4月M&A両社を会社分割により、JFEスチール㈱、JFEエンジニアリング㈱、JFE都市開発㈱およびJFE技研㈱に再編 川崎マイクロエレクトロニクス㈱を当社の完全子会社とする会社分割を実施
- 2008年3月M&A日立造船㈱およびJFEエンジニアリング㈱が保有する株式の取得によりユニバーサル造船㈱を子会社化
- 2009年4月M&AJFE技研㈱が持つエンジニアリング関連の研究機能をJFEエンジニアリング㈱へ移転するとともに、JFE技研㈱をJFEスチール㈱へ統合
2010年代
- 2011年4月M&AJFEスチール㈱がJFE都市開発㈱を吸収合併して保有不動産活用事業を承継
- 2012年7月川崎マイクロエレクトロニクス㈱が発行する全部の株式を㈱メガチップスに譲渡
- 2012年10月M&AJFE商事㈱を株式交換により完全子会社化
- 2013年1月M&Aユニバーサル造船㈱を存続会社として㈱アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドとの経営統合により、ジャパン マリンユナイテッド㈱(現・持分法適用関連会社)を設立
2020年代
- 2021年12月上場名古屋証券取引所上場廃止
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部から プライム 市場へ移行
- 2022年6月商号変更ジェイ エフ イー ホールディングス㈱からJFEホールディングス㈱へ商号変更
- 2024年4月創業JFEエンジニアリング㈱が笠岡モノパイル製作所を発足
- 2025年6月監査等委員会設置会社へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(自己資本利益率)2027年度まで少なくとも10%
- 海外事業収益2,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
スリムで強靭な国内生産体制の構築
高炉休止により粗鋼生産能力を2027年度までに2,600万トンから2,100万トン程度へスリム化し、2028年度に革新電気炉を稼働して高炉5基+革新電気炉1基体制とする。
- 02
高付加価値品の比率拡大
高性能電磁鋼板、自動車用ハイテン、洋上風力用厚板、シームレスパイプ等の製品拡販を進め、輸出汎用品からの置換により製品トン当たりの利益を向上させる。
- 03
海外成長地域でのインサイダー型事業拡大
現地パートナーへの技術供与・資金拠出を通じてインサイダー型事業を展開し、インドでの合弁一貫製鉄所を第3の柱に据え、海外事業収益2,000億円を目指す。
- 04
洋上風力発電事業の展開
グループの製造技術とエンジニアリング力を結集し、素材提供から運転保守まで一貫した事業モデルで洋上風力向け案件を獲得・展開する。
- 05
環境的持続性への取り組み
カーボンニュートラルを中心に、サーキュラーエコノミーやネイチャーポジティブにも積極的に取り組み、地球環境・社会への貢献を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で61,628人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,228万円で、9期前と比べて+12.6%。平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は23.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 60,439 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 61,234 | — |
| 2019年3月 | 1,091 | 44.2 | 22.2 | 62,083 | — |
| 2020年3月 | 1,097 | 44.2 | 20.4 | 64,009 | — |
| 2021年3月 | 966 | 45.1 | 21.2 | 64,371 | — |
| 2022年3月 | 959 | 46.0 | 22.0 | 64,296 | — |
| 2023年3月 | 1,242 | 46.1 | 21.8 | 64,241 | — |
| 2024年3月 | 1,171 | 47.5 | 23.6 | 62,218 | — |
| 2025年3月 | 1,264 | 47.0 | 22.9 | 61,296 | 269 |
| 2026年3月 | 1,228 | 48.0 | 23.5 | 61,628 | 182 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社95社(国内 59 / 海外 36、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。
- 国内JFEスチール㈱ ※1、3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFE条鋼㈱ ※1東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEケミカル㈱東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFE建材㈱東京都港区 · 連結子会社議決権99.6%
- 国内JFE鋼板㈱東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFE物流㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権89.2%
- 国内JFEコンテイナー㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEシビル㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEミネラル㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEライフ㈱東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEプラントエンジ㈱東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JFEシステムズ㈱ ※2東京都港区 · 連結子会社議決権68.1%
残りのグループ会社83社を開く
- JFE鋼材㈱東京都中央区100%
- JFE溶接鋼管㈱東京都中央区100%
- JFE精密㈱新潟市東区100%
- JFEアドバンテック㈱兵庫県西宮市100%
- JFEテクノリサーチ㈱東京都千代田区100%
- JFE東日本ジーエス㈱川崎市川崎区100%
- JFE西日本ジーエス㈱広島県福山市100%
- JFEスチール・オーストラリア・リソーシズ・プロプライタリー・リミテッド ※1オーストラリア ブリスベン100%
- フィリピン・シンター・コーポレーション ※1フィリピン マニラ100%
- PT. JFEスチール・ガルバナイジング・インドネシア ※1インドネシア ブカシ100%
- JFEスチール・ガルバナイジング(タイランド)・リミテッドタイ ラヨン100%
- ノバエラ・シリコン・S/Aブラジル ベロホリゾンテ100%
- タイ・コーテッド・スチール・シート・カンパニー・リミテッドタイ バンコック81%
- JFEエンジニアリング㈱東京都千代田区100%
- JFEプラントテクノロジー㈱千葉市美浜区67%
- J&T環境㈱横浜市鶴見区64%
- JFEプロジェクトワン㈱千葉市美浜区100%
- JFE環境テクノロジー㈱千葉市美浜区100%
- あすか創建㈱東京都品川区57%
- JFEテクノス㈱横浜市鶴見区100%
- ㈱きんぱい大阪市大正区67%
- JFE環境サービス㈱横浜市鶴見区100%
- アーバンエナジー㈱横浜市鶴見区100%
- JFEソーラーパワー㈱横浜市鶴見区100%
- スタンダードケッセル・バウムガルテ・ホールディングGmbHドイツ ミュールハイム100%
- JFE商事㈱ ※1東京都千代田区100%
- JFE商事鉄鋼建材㈱東京都千代田区100%
- JFE商事エレクトロニクス㈱東京都千代田区100%
- 川商フーズ㈱東京都千代田区100%
- JFE商事鋼管管材㈱東京都千代田区100%
- JFE商事電磁鋼板㈱東京都千代田区100%
- JFE商事甲南スチールセンター㈱神戸市東灘区100%
- JFE商事コイルセンター㈱横浜市金沢区98%
- ケー・アンド・アイ特殊管販売㈱東京都千代田区60%
- JFE商事資機材販売㈱東京都千代田区100%
- 浙江川電鋼板加工有限公司中国 平湖98%
- 広州川電鋼板製品有限公司中国 広州100%
- PT. JFE商事・スチール・インドネシアインドネシア ブカシ95%
- 東莞川電鋼板製品 加工有限公司中国 東莞100%
- JFE商事・スチール・アメリカ・インク米国 ロサンゼルス100%
- セントラル・メタルズ(タイランド)・リミテッドタイ サムットプラカーン100%
- JFE商事(ベトナム)・リミテッドベトナム ホーチミン100%
- JFE商事・スチール・フィリピン・インクフィリピン ラグナ州100%
- JFE商事(ホンコン)・リミテッド中国 ホンコン100%
- JFE商事(タイランド)・リミテッドタイ バンコック100%
- JFE商事(上海)貿易有限公司中国 上海100%
- JFE商事・パワー・カナダ・インクカナダ バーリントン100%
- JFE商事・アメリカ・ホールディングス・インク米国 ロサンゼルス100%
- ヴェスト・チューブ・LLC米国 ロサンゼルス100%
- JFE商事・アメリカ・LLC米国 ロサンゼルス100%
- ケリー・パイプ・カンパニー・LLC米国 サンタフェスプリングス100%
- セムコ・LLC米国 シティオブインダストリー100%
- 日伯ニオブ㈱東京都千代田区25%
- 瀬戸内共同火力㈱広島県福山市50%
- ジェコス㈱ ※2東京都文京区40%
- 品川リフラ㈱ ※2、4東京都千代田区35%
- 日本鋳造㈱ ※2川崎市川崎区36%
- 日本鋳鉄管㈱ ※2埼玉県久喜市30%
- ㈱エクサ横浜市西区49%
- ㈱セイケイ栃木県佐野市27%
- ㈱JFEサンソセンター広島県福山市50%
- ニューコア・JFEスチール・メキシコ・S.DE R.L.DE C.V.メキシコ シラオ49%
- 広州JFE鋼板有限公司中国 広州50%
- JSW JFE・エレクトリカル・スチール・プライベート・リミテッドインド ムンバイ50%
- 宝武傑富意特殊鋼有限公司中国 韶関50%
- タイ・コールド・ロールド・スチール・シート・パブリック・カンパニー・リミテッドタイ バンコック36%
- アル・ガービア・パイプ・カンパニーアラブ 首長国連邦 アブダビ27%
- カリフォルニア・スチール・インダストリーズ・インク米国 フォンタナ49%
- JSWスチール・リミテッドインド ムンバイ15%
- 内蒙古オルドスEJMマンガン合金有限公司中国 オルドス25%
- 渤海能克鑽杆有限公司中国 滄州28%
- JSW・カリンガ・スチール・リミテッドインド ムンバイ25%
- 月島 JFEアクアソリューション㈱東京都中央区40%
- 岩手地熱㈱岩手県八幡平市30%
- スチールプランテック㈱横浜市西区34%
- 田原バイオマスパワー合同会社愛知県田原市40%
- 阪和工材㈱大阪市淀川区48%
- ㈱MOBY千葉県市川市20%
- 近江産業㈱大阪市大正区36%
- 大阪鋼圧㈱大阪市大正区31%
- 三協則武鋼業㈱堺市西区20%
- 浙江・アール・ブルジョア・メカニクス・カンパニー・リミテッド中国 海寧23%
- ジャパン マリンユナイテッド㈱横浜市西区20%
- JPJFEスチール株式会社
- JPJFEエンジニアリング株式会社
- JPJFE商事株式会社
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は4.5兆円、営業利益は1,122億円。前期と比べると減収減益で、売上が-6.6%、利益が-32.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4.8兆円 | 4.5兆円 |
| 営業利益 | — | 1,122億円 |
| 純利益 | 1,500億円 | 702億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1.2兆円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−8.0%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1.36 | — | — | 187 |
| 2024年1Q | 1.26 | 848 | 6.7 | 596 |
| 2024年2Q | 1.31 | 795 | 6.0 | 505 |
| 2024年3Q | 1.29 | 763 | 5.9 | 528 |
| 2024年4Q | 1.31 | — | — | 345 |
| 2025年2Q | 2.45 | 698 | 2.8 | 425 |
| 2025年4Q | 2.41 | 953 | 4.0 | 494 |
| 2026年2Q | 2.23 | 458 | 2.1 | 267 |
| 2026年4Q | 2.31 | 664 | 2.9 | 435 |
| 2027年1Q | 1.16 | — | — | 312 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は3.2兆円から4.5兆円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ユニバーサル造船㈱を存続会社として㈱アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドとの経営統合により、ジャパン マリンユナイテッド㈱(現・持分法適用関連会社)を設立 | |||||
| 2013年3月 | 3.19 | — | 522 | — | 396 |
| 2014年3月 | 3.67 | — | 1,737 | — | 1,024 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2015年3月 | 3.85 | — | 2,310 | — | 1,394 |
| 2016年3月 | 3.43 | — | 642 | — | 337 |
| 2017年3月 | — | — | — | — | — |
| 2018年3月 | 3.63 | — | 1,529 | — | 976 |
| 2019年3月 | 3.87 | — | 2,093 | — | 1,635 |
| 2020年3月 | 3.73 | — | −2,135 | — | −1,977 |
| 名古屋証券取引所上場廃止 | |||||
| 2021年3月 | 3.23 | — | −49 | — | −219 |
| ジェイ エフ イー ホールディングス㈱からJFEホールディングス㈱へ商号変更 | |||||
| 2022年3月 | 4.37 | — | 3,885 | — | 2,881 |
| 2023年3月 | 5.27 | — | 2,103 | — | 1,626 |
| JFEエンジニアリング㈱が笠岡モノパイル製作所を発足 | |||||
| 2024年3月 | 5.17 | — | 2,684 | — | 1,974 |
| 2025年3月 | 4.86 | 1,651 | 1,443 | 3.4 | 919 |
| 2026年3月 | 4.54 | 1,122 | 874 | 2.5 | 702 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高4.5兆円のうち、営業利益として残るのは1,122億円で2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は702億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%4.0兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.5%4,311億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%1,122億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年3月期は営業CFが3,791億円、投資CFが−4,528億円で、差し引きのフリーCFは−737億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は1,678億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,871 | −1,636 | −1,475 | 1,235 | 645 |
| 2014年3月 | 2,548 | −1,640 | −1,056 | 908 | 623 |
| 2015年3月 | 2,974 | −2,163 | −782 | 811 | 835 |
| 2016年3月 | 2,671 | −1,373 | −1,446 | 1,298 | 639 |
| 2018年3月 | 3,284 | −2,165 | −998 | 1,119 | 751 |
| 2019年3月 | 2,683 | −3,134 | 519 | −451 | 823 |
| 2020年3月 | 2,611 | −3,584 | 1,039 | −973 | 867 |
| 2021年3月 | 2,473 | −1,642 | −301 | 831 | 1,424 |
| 2022年3月 | 2,987 | −2,880 | −574 | 107 | 1,018 |
| 2023年3月 | 3,958 | −2,743 | −1,102 | 1,215 | 1,194 |
| 2024年3月 | 4,790 | −3,253 | −455 | 1,537 | 2,431 |
| 2025年3月 | 3,790 | −2,832 | −1,574 | 958 | 1,728 |
| 2026年3月 | 3,791 | −4,528 | 617 | −737 | 1,678 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5.9兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2.6兆円で、自己資本比率は44.4%(業種中央値60.7%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.11 | 1.60 | 2.51 | 37.9 |
| 2014年3月 | 4.24 | 1.75 | 2.50 | 40.1 |
| 2015年3月 | 4.64 | 1.99 | 2.65 | 41.8 |
| 2016年3月 | 4.23 | 1.86 | 2.38 | 42.6 |
| 2017年3月 | 4.33 | 1.78 | 2.55 | 41.1 |
| 2018年3月 | 4.49 | 1.86 | 2.62 | 41.5 |
| 2019年3月 | 4.71 | 1.93 | 2.78 | 40.9 |
| 2020年3月 | 4.65 | 1.63 | 3.02 | 35.0 |
| 2021年3月 | 4.66 | 1.68 | 2.98 | 36.1 |
| 2022年3月 | 5.29 | 1.99 | 3.30 | 37.6 |
| 2023年3月 | 5.52 | 2.12 | 3.40 | 38.4 |
| 2024年3月 | 5.75 | 2.46 | 3.29 | 42.8 |
| 2025年3月 | 5.65 | 2.53 | 3.06 | 44.8 |
| 2026年3月 | 5.90 | 2.62 | 3.21 | 44.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
鉄鋼 38社との比較
同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで38社中7位あたり、逆に低いのは自己資本比率で38社中33位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,853.5で、1年前と比べて+2.0%。過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.6倍 |
| PER (会社予想) | 7.9倍 |
| PBR | 0.45倍 |
| 配当利回り | 4.32% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月下旬に1867円まで上昇しましたが、8月中旬にかけて調整し、直近は1845円と高値圏で推移しています。25日線(1798円)を上回っており、75日線(1686円)も大きく上回り、上昇トレンドです。ただし、200日線(1833円)と同水準で、長期トレンドは横ばいです。52週高値(2359円)からは約22%下、年初来で5.3%上昇と緩やかです。鉄鋼セクターの動向に左右される展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
予想PER 7.8倍は実績PER 17.51倍から大幅に改善し、同業界平均の114.57倍と比べ極めて低い。PBR 0.4454倍は平均0.7433倍を下回り、株価純資産倍率でも割安感が強い。ROEは2.7%と低水準だが、配当利回り4.33%は平均3.22%を上回る。配当性向132.6%は高く、利益以上の配当で持続性に懸念があるが、総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.6倍 | 114.6倍 |
| PER (予想) | 7.9倍 | — |
| PBR | 0.45倍 | 0.75倍 |
| ROE | 2.7% | 5.2% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
国内鉄鋼需要の低迷と中国経済の減速で収益が圧縮される中、高機能鋼材の拡販と海外事業の収益貢献が回復の鍵。強気派は原料安やコスト削減効果で2025年3月期の黒字維持を評価するが、弱気派は需要回復の不透明感や中国の過剰生産を懸念する。
- コスト削減
固定費削減や生産性向上で損益分岐点が低下
- 高級鋼材
自動車向け高張力鋼板など高付加価値品が伸びる
- 海外展開
アジアなどの需要取り込みで収益多様化
- 予想PER7.9倍への大幅利益回復決算発表後影響強
実績PER17.7倍に対し予想PER7.9倍。次期純利益約1,510億円が暗示され、実現なら株価は大きく反応
- PBR0.45倍と解散価値を下回る不定影響中
PBR0.45倍は純資産の55%ディスカウント。資本政策の改善で是正余地
- 営業利益率2.47%からの回復余地2027年〜2028年影響中
営業利益率は2.47%と低水準。前期の3.4%に回復すれば営業利益は1,543億円
- 配当利回り4.29%の高水準継続影響弱
配当利回り4.29%は株価下値を支える。株主還元は継続
- 需要低迷
国内建設・製造業の需要が低迷、鋼材販売が減少
- 中国過剰生産
中国の鉄鋼過剰が輸出市場を圧迫
- 収益悪化
2026年3月期の予想は営業利益率2.47%と低水準
- 営業利益が前期比32.0%減通年影響強
営業利益は1,122億円と前期の1,651億円から529億円減
- 純利益が702億円に低下通年影響中
純利益は前期比23.6%減の702億円。利益水準が低下
- ROE2.7%と資本効率が低迷継続影響中
ROE2.7%は資本コストを下回る。PBR0.45倍から脱却には収益改善が必須
- 売上高が前期比6.6%減通年影響弱
売上高は4兆5,393億円と前期から3,203億円減
- 粗鋼生産量
- 需要動向の基調を把握するため
- 営業利益率
- 鋼材価格とコストのバランスを見るため
- 海外売上比率
- 海外事業の寄与度を測るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から−20.0%。いまの株価に対する利回りは4.32%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | — |
| 2018年3月 | 80 | 166.7 | — |
| 2019年3月 | 95 | 18.8 | 52.6 |
| 2020年3月 | 20 | −78.9 | 44.5 |
| 2021年3月 | 10 | −50.0 | 62.7 |
| 2022年3月 | 140 | 1300.0 | 163.1 |
| 2023年3月 | 80 | −42.9 | 89.0 |
| 2024年3月 | 100 | 25.0 | 120.3 |
| 2025年3月 | 100 | 0.0 | 106.7 |
| 2026年3月 | 80 | −20.0 | 132.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ305,781人。区分でいちばん多いのは金融機関で35.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.0%を占め、残る58.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 37.2 | 34.8 | 35.8 | 33.7 | 34.6 | 35.1 |
| 個人・その他 | 24.5 | 32.4 | 30.2 | 23.4 | 33.5 | 30.7 |
| 外国法人 | 26.0 | 21.3 | 23.5 | 30.4 | 22.0 | 25.1 |
| 事業法人 | 9.4 | 7.4 | 6.6 | 6.4 | 7.4 | 6.9 |
| 証券会社 | 2.9 | 4.0 | 3.8 | 6.1 | 2.5 | 2.1 |
| 自己株式 | 6.2 | 6.2 | 5.3 | 0.5 | 0.4 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 15.19 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.81 |
| 03 | 日本生命保険相互会社 | 2.48 |
| 04 | JFE従業員持株会 | 2.33 |
| 05 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.69 |
| 06 | JFE取引先持株会 | 1.62 |
| 07 | 株式会社みずほ銀行 | 1.53 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.37 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.34 |
| 10 | THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.06 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-21ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.78%-0.10pt
- 2026-05-22株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告1.52%+0.01pt
- 2026-05-21野村證券株式会社新規の大量保有報告1.04%-0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は13期で+55%、1株純資産は14期で+52%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 71 | 2,701 | 2.7 | 24.8 | 163.3 |
| 2014年3月 | 177 | 2,951 | 6.3 | 11.0 | 634.9 |
| 2015年3月 | 242 | 3,362 | 7.7 | 11.0 | 135.7 |
| 2016年3月 | 58 | 3,128 | 1.8 | 26.0 | 48.1 |
| 2017年3月 | — | 3,090 | — | — | — |
| 2018年3月 | 169 | 3,231 | 5.4 | 12.7 | — |
| 2019年3月 | 284 | 3,345 | 8.6 | 6.6 | 52.6 |
| 2020年3月 | −343 | 2,826 | −11.1 | — | 44.5 |
| 2021年3月 | −38 | 2,916 | −1.3 | — | 62.7 |
| 2022年3月 | 500 | 3,453 | 15.7 | 3.4 | 163.1 |
| 2023年3月 | 281 | 3,650 | 7.9 | 6.0 | 89.0 |
| 2024年3月 | 323 | 3,875 | 8.6 | 7.9 | 120.3 |
| 2025年3月 | 144 | 3,977 | 3.7 | 12.7 | 106.7 |
| 2026年3月 | 110 | 4,118 | 2.7 | 16.5 | 132.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額452百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 北野嘉久 | 代表取締役社長 | 68 | 84,404 |
| 広瀬政之 | 代表取締役 | 62 | 25,845 |
| 寺畑雅史 | 取締役 | 66 | 34,200 |
| 福田一美 | 取締役 | 64 | 12,400 |
| 祖母井紀史 | 取締役 | 61 | 18,002 |
| 安藤よし子 | 取締役 | 67 | 4,800 |
| 島村琢哉 | 取締役 | 69 | 4,900 |
| 小林敬一 | 取締役 | 67 | 2,900 |
| 原伸哉 | 取締役(監査等委員)(常勤) | 64 | 11,738 |
| 秋本なかば | 取締役(監査等委員)(常勤) | 58 | 5,869 |
| 沼上幹 | 取締役(監査等委員) | 66 | 17,700 |
| 鈴木善久 | 取締役(監査等委員) | 71 | 1,000 |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中村直人 | 取締役(監査等委員) | 66 | 2,600 |
| 佐長功 | — | 65 | 19,443 |
| 田中利弘 | 代表取締役 | 63 | 21,646 |
| 岩山眞士 | 専務 | — | — |
| 松尾久光 | 専務 | — | — |
| 田倉綱大 | 常務 | — | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | — | — | 261 | — |
| 社外取締役 | 8 | 112 | 112 | 14 |
| 取締役(社内) | — | 59 | 59 | — |
| 監査役 | 2 | 20 | 20 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,176字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,784字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク16,055字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,165字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-06
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
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