概要
エヌアイシ・オートテックは、アルミニウム合金製構造部材「アルファフレームシステム」を中核に、FA装置と工業生産財を販売する非鉄金属企業である。1927年に鑢製造業として創業し、現在はFA部門と商事部門の2部門体制で、機械要素から自動化装置までを手がける。2026年3月期の売上高は63億円、従業員189名。
FA部門と商事部門の二本柱体制
当社はFA部門と商事部門の2部門で構成される。FA部門はアルミフレームシステムとそれを活用したFA装置・クリーンブース等を開発・製造・販売し、2026年3月期の売上高は5,017百万円。商事部門は工業用砥石や機械設備、工具・ツール等の工業生産財を取り扱い、同期の売上高は1,288百万円。商事部門はリピート受注が多く、安定的な収益源となっている。両部門の連携により、顧客の製造ライン全体に対応する提案営業を展開している。
2,200種類を超えるアルファフレームシステム
1986年に国産初の自社ブランドとして開発されたアルファフレームシステムは、現在2,200種類以上のアルミニウム合金製構造部材を揃える。溶接不要でボルトのみで組立可能なフレキシブルな特性を持ち、搬送装置や工作機械のベースフレーム、マシンカバー、作業台などあらゆる構造体に対応する。表面は酸化皮膜上に透明塗装が施され、軽量で高剛性、追加の塗装やメッキが不要である。
自動化・省力化を支えるFA装置群
FA部門では、洗浄装置、検査装置、搬送・梱包装置、クリーンブースなどを提供する。カップ式洗浄装置NCシリーズは、回転式ノズルで部品1個ずつをピンポイント洗浄し、コンパクトで静音性に優れる。検査装置は寸法、重量、タップ不良などを電気マイクロやCCDカメラで検査。アルファフレームシステムを基本部材として使用することで、製造の効率化と短納期化を実現している。
商事部門の工業生産財ビジネス
商事部門は工業用砥石、機械設備、工具・ツール、油脂類を主要取扱品目とする。工業用砥石は超硬合金や陶磁器の研削加工に用いられ、機械設備は汎用工作機械から専用装置まで幅広く扱う。工具・ツールはエンドミルやバイトなどの切削工具とその保持工具を含む。これらの消耗品はリピート受注が多く、安定的な収益基盤を形成している。
業界の中での役割は機械要素サプライヤーとして、工場自動化設備を構築するメーカーやユーザーに部材と装置を供給。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2023/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| アルファ フレーム部門 | 41億円 | 62.1% | -1億円 | -2.4% |
| 商事部門 | 14億円 | 21.2% | 1億円 | 7.1% |
| 装置部門 | 11億円 | 16.7% | -1億円 | -9.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01FA(工場自動化)主力
自社ブランドのアルミフレームシステム「アルファフレーム」を基盤に、FA装置(洗浄・検査・搬送・梱包)、クリーンブース、各種規格品を開発・製造・販売。自動車関連など幅広い業種の生産ライン構築に貢献。
国産初の自社ブランドとして1986年に開発、国内市場で確固たる地位を築く
- アルファフレームシステム
- アルミニウム合金製の構造部材と接続部品のシステム。溶接不要でボルトのみで組み立て可能。2,200種類以上のバリエーションを持つ。
- カクチャTM
- 3次元自動設計システム。アルファフレームシステムの見積から設計・組立までの技術情報を自動化する支援ソフト。
- マーキングシステムTM
- 組立省力化システム。専用プリンターでフレーム上に組立指示を直接印字し、組立時間を削減。
- 洗浄装置
- カップ式洗浄装置など部品洗浄用のFA装置。複雑形状の部品をピンポイントで洗浄し、省エネ・静音設計。
- 検査装置
- 寸法・重量・形状などを検査・選別するFA装置。各種センサーで接触・非接触検査に対応。
- クリーンブース
- 局所のクリーン環境を提供する装置。アルファフレームを使用し、組立分解が容易で拡張性が高い。
02工業生産財準主力
工場向けに工業用砥石、機械設備、工具・ツール、油脂類などの消耗品と設備を販売。リピート受注が多く、安定的な収益源。FA部門のメーカー機能を活かした設備導入提案も行う。
- 工業用砥石
- 研削加工用の砥石。超硬合金や陶磁器など硬い材料の加工に使用。
- 機械設備
- 汎用工作機械から専用装置・自動化設備まで幅広く取り扱う。
- 工具・ツール
- エンドミル、バイト、ドリルなどの切削工具とその保持工具。
- 油脂類
- 研削・切削加工時の防錆、潤滑、冷却などに使用。
製品と技術
アルファフレームシステムの品揃えと特徴
アルファフレームシステムは、ベーシックアルファフレーム(126種類)、高剛性アルファフレーム(17種類)、ブラケットアルファフレーム(19種類)、スペシャルアルファフレーム(110種類)などに分類される。さらにブラケット、ボルト、ナット、レベリングフットなどの補助部品を組み合わせて使用する。設計支援ツールとして専用3D-CAD「カクチャTM」を提供し、見積りから組立図面の自動生成が可能。また、「マーキングシステムTM」によりフレーム上に組立指示を直接印字し、作業時間を3~4割削減する。
FA装置:洗浄・検査・搬送の専用機
FA装置の主力はカップ式洗浄装置NCシリーズで、回転式ノズルによる低圧洗浄で短時間・高精度を実現。洗浄室は透明カップで密封され、騒音や飛散を抑える。検査装置は電気マイクロ、エアーマイクロ、レーザーセンサー、CCDカメラなどを用いて寸法やタップ不良、トルクを非接触・接触で検査。搬送装置はアルファフレームの軽量・高剛性を活かし、多軸ロボットと組み合わせてラインのフルオート化に対応する。
拡張製品群:クリーンブース、安全柵、標準化シリーズ
アルファフレームシステムを応用した製品として、標準クリーンブース(ACB・SOBシリーズ)やカスタムクリーンブースを提供。超クリーン環境を必要とする半導体・電子部品工場向けに局所クリーン化「ミニエンバイロメント」も手がける。また、安全柵「アルファガード」はパネルバリエーションが豊富で、AGシリーズとAG2シリーズがある。規格品シリーズとして小型ロボット架台「アルファキット」、飛沫防止パーテーション、ワークベンチ、サーバーラックなどもラインアップする。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
非鉄金属のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- FA(工場自動化)国産初の自社ブランドとして1986年に開発、国内市場で確固たる地位を築く
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
自動車向け非鉄金属加工、受注急変動に課題
エヌアイシ・オートテックは、自動車部品向けの非鉄金属加工を主事業とする。主にアルミニウムや銅合金を用いた切削・プレス加工を手掛け、国内外の自動車メーカー・部品メーカーに供給。同業の大紀アルミニウム工業所や日本軽金属ホールディングスと一部競合するが、規模は小さい。売上高は2024年3月期49億円から2025年3月期66億円に急増したが、2026年3月期は63億円と減少見込み。営業利益率も3.03%から0%へ悪化し、受注変動に脆弱。
強み
- 主要顧客との長期取引があり、一定の受注ベースを確保。
- 切削、プレス、溶接など多様な加工に対応し、ワンストップ供給が可能。
- 2025年3月期に大幅増収を達成し、生産能力を拡大。
- 厳格な品質管理を実施し、自動車部品としての信頼性を確保。
課題
- 自動車業界の需要変動に直結し、増減が激しい。
- 営業利益率が0%台と低く、価格転嫁やコスト削減が急務。
- 大紀アルミニウム工業所など同業との差別化要素が限定的。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
非鉄金属の時価総額近傍。太字がエヌアイシ・オートテック
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 3件
鑢製造業としての創業(1927年)
1927年4月、富山県富山市に西川鑢製作所を設立。鑢(やすり)の製造および加工を事業目的とした。以降、金属加工用工具の製造で地盤を築いたが、現在の主力事業であるアルミフレームやFA装置とは直接的なつながりはなく、後に事業転換を遂げることになる。
クレト商会への商号変更と株式会社化(1960~1970年)
1960年3月、西川鑢製作所からクレト商会へ商号変更。1970年10月には組織を株式会社に変更し、株式会社クレトと改称した。この時期に事業内容も変化し、後の工業生産財販売やFA事業への布石となった。ただし、沿革に残る具体的な事業転換の記録はこの2件のみである。
国産初のアルファフレームシステム開発(1986年)
1986年、自社ブランドとして国産初のアルミニウム合金製構造部材システム「アルファフレームシステム」を開発。従来のスチール製構造材に代わる軽量・高剛性で組立が容易な製品として、FA装置や産業機械の分野で普及を開始した。この開発が現在の事業の核となり、以降シリーズの拡充を継続している。
近年の業績推移と中期経営計画の策定
2010年代以降、売上高は54億円(2013年3月期)から93億円(2018年3月期)まで拡大したが、2020年3月期には66億円に減少。2024年3月期には49億円、当期純損失6億円を計上するなど厳しい局面もあった。2025年3月期は売上高66億円、営業利益2億円と回復。2027年3月期を最終年度とする中期経営計画では、ROE15%以上、EPS140円以上を目標に掲げている。
年表3件を開く
1920年代
- 1927年4月創業鑢(やすり)の製造及び加工を事業目的として富山県富山市に西川鑢製作所を設立
1960年代
- 1960年3月商号変更西川鑢製作所をクレト商会に商号変更
1970年代
- 1970年10月商号変更クレト商会を株式会社へ組織変更し、株式会社クレトに商号変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE将来的な目標(期限未設定)まで15%以上
- EPS将来的な目標(期限未設定)まで140円以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
FA事業一体化による効率運営
自動化省力化設備への理解を深め、顧客のアルファフレーム潜在ニーズを掘り起こす。高剛性アルファフレームを活用し、大型構造物件の受注拡大を図る。
- 02
企業ブランディングの確立
実績とデータに基づく技術力(安心)、モジュール品やキット品などの企画力(便利)、個別案件対応力(柔軟)の3軸でブランド価値を高める。
- 03
技術革新への取り組み
高度化する半導体・FPD市場向けにアルファフレームシステムの技術力強化と供給能力拡充を図る。次世代生産形態に対応できるFA装置メーカーとしての能力を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は501万円で、9期前と比べて+13.2%。平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は12.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 190 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 223 | — |
| 2019年3月 | 443 | 38.3 | 8.5 | 251 | — |
| 2020年3月 | 443 | 37.8 | 9.0 | 254 | — |
| 2021年3月 | 435 | 37.9 | 9.5 | 255 | — |
| 2022年3月 | 453 | 38.7 | 9.8 | 242 | — |
| 2023年3月 | 462 | 38.7 | 10.0 | 240 | — |
| 2024年3月 | 451 | 39.5 | 11.0 | 220 | — |
| 2025年3月 | 498 | 40.6 | 12.0 | 188 | 106 |
| 2026年3月 | 501 | 41.3 | 12.0 | 189 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は63億円、営業利益は0億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.5%、利益が-100.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 75億円 | 63億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥41 | ¥41 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は17億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 16 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 13 | −1 | −7.7 | −1 |
| 2024年2Q | 11 | −2 | −18.2 | −3 |
| 2024年3Q | 12 | −1 | −8.3 | −2 |
| 2024年4Q | 13 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 29 | 1 | 3.4 | 1 |
| 2025年4Q | 37 | 1 | 2.7 | 1 |
| 2026年2Q | 33 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 30 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は54億円から63億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 54 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 55 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年3月 | 64 | — | 5 | — | 3 |
| 2016年3月 | 62 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年3月 | 81 | — | 8 | — | 6 |
| 2018年3月 | 93 | — | 10 | — | 7 |
| 2019年3月 | 87 | — | 7 | — | 5 |
| 2020年3月 | 66 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 66 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年3月 | 74 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年3月 | 67 | — | −1 | — | −1 |
| 2024年3月 | 49 | — | −5 | — | −6 |
| 2025年3月 | 66 | 2 | 2 | 3.0 | 2 |
| 2026年3月 | 63 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高63億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.4%50億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.6%13億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は3億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −3 | −1 | −1 | −4 | 7 |
| 2014年3月 | 0 | −2 | 0 | −2 | 4 |
| 2015年3月 | 2 | −3 | −1 | −1 | 3 |
| 2016年3月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 3 |
| 2017年3月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 3 |
| 2018年3月 | 6 | −7 | 4 | −1 | 5 |
| 2019年3月 | 6 | −2 | −3 | 4 | 6 |
| 2020年3月 | 4 | −5 | 2 | −1 | 7 |
| 2021年3月 | 11 | −2 | −2 | 9 | 15 |
| 2022年3月 | −1 | −12 | 4 | −13 | 6 |
| 2023年3月 | 3 | −2 | −3 | 1 | 4 |
| 2024年3月 | 3 | 0 | −3 | 3 | 4 |
| 2025年3月 | 4 | 0 | −2 | 4 | 6 |
| 2026年3月 | 6 | 0 | −9 | 6 | 3 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は60億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は54.8%(業種中央値53.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 52 | 30 | 22 | 58.0 |
| 2014年3月 | 53 | 33 | 20 | 62.0 |
| 2015年3月 | 54 | 35 | 19 | 64.2 |
| 2016年3月 | 57 | 37 | 20 | 64.4 |
| 2017年3月 | 72 | 42 | 30 | 57.6 |
| 2018年3月 | 84 | 46 | 38 | 55.2 |
| 2019年3月 | 82 | 48 | 34 | 58.9 |
| 2020年3月 | 74 | 46 | 28 | 62.5 |
| 2021年3月 | 81 | 46 | 35 | 56.9 |
| 2022年3月 | 87 | 46 | 41 | 53.2 |
| 2023年3月 | 79 | 43 | 36 | 53.8 |
| 2024年3月 | 70 | 34 | 36 | 49.6 |
| 2025年3月 | 74 | 34 | 39 | 46.5 |
| 2026年3月 | 60 | 33 | 27 | 54.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで32社中3位あたり、逆に低いのは営業利益率で32社中31位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥754で、1年前と比べて+1.3%。過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 169.8倍 |
| PER (会社予想) | 31.4倍 |
| PBR | 1.00倍 |
| 配当利回り | 5.44% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1カ月で4.16%上昇し、25日線(728円)を約3.1%上回る。RSIは76.27と過熱感が強いものの、75日線・200日線も上回っており、上昇トレンドが継続。8月14日に762円まで上昇し52週高値835円に接近したが、その後は751円で推移。出来高は全体的に低水準だが、8月14日に5,800株と増加。年初来では3.7%上昇と底堅い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PER 166.89倍は業界平均23.44倍を圧倒的に上回り、予想PER 31.2倍でも依然割高。PBR 0.99倍は平均2.19倍を下回るが、ROE 0.7%と極端に低く、資産効率の悪さがPBRの低さに繋がっている。配当利回り5.46%は平均2.23%を大きく上回るが、配当性向917.2%は過大で持続可能性に懸念。直近の業績は赤字から黒字転換したが、今期純利益予想ゼロであり、割高感が強い。配当の高さが下支えするものの、ファンダメンタルズは脆弱。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 169.8倍 | 22.2倍 |
| PER (予想) | 31.4倍 | — |
| PBR | 1.00倍 | 2.02倍 |
| ROE | 0.7% | 12.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は原材料高で赤字が続き、2026/3期は営業利益ゼロを予想する厳しい状況。強気派は、PBRが1倍割れで割安感や、5.46%の高配当利回りを指摘する。一方、弱気派は、ROE0.7%と低く、収益改善の見込みが立たないことや、PER166倍と実態とかけ離れた評価に懸念を持つ。
- 株主優待・配当
配当利回り5.46%と高く、株主還元に意欲的。
- 資産価値
PBR0.99倍で解散価値に近い。含み資産も。
- 業績改善余地
コスト削減や製品開発で利益率回復の可能性。
- 2025年3月期に黒字転換、純利益2億円2025年3月期影響中
2024/3期の純損益-6億円から2億円へ改善、収益構造が一変
- 予想PER31.2倍、正常化への期待決算発表後影響弱
実績PER166.9倍が予想ベース31.2倍まで低下想定、利益回復が確認されれば買い
- 配当利回り5.46%と高水準、下値支え継続影響弱
減益下でも配当利回り5.46%を維持、インカムで売り圧力を吸収
- PBR0.99倍、純資産接近で評価下支え不定影響中
PBR0.99倍と1倍割れ寸前、含み資産や業績回復で上昇余地
- 収益力の低さ
ROE0.7%、営業利益率2025/3期3%から2026/3期0%へ悪化。
- 赤字リスク
2023/3期、2024/3期と赤字が続き、改善の見通しが不透明。
- 過大評価
PER166.89倍と高く、市場の期待と業績に乖離。
- 2026年3月期営業利益0億円、赤字懸念2026年3月期影響強
営業利益は2億→0億円、売上高も66億→63億円と減収で収益が悪化
- 純利益0億円、利益消滅でPER無意味に2026年3月期影響強
純利益0億円のためEPSはゼロ、実績PER166.9倍は実態を反映せず失望売り
- ROE0.7%と極低、資本効率の悪さ継続影響中
ROE0.7%は資本コスト大幅下回り、PBR0.99倍から更に低下する可能性
- 外国人保有0.47%と低く、売買が細る継続影響弱
外国人保有0.47%とほぼ無く、出来高少ないため値動きが荒くなる
- 原材料価格
- 非鉄金属価格が利益率を大きく左右。
- 受注動向
- 自動車生産連動するため需要把握に必須。
- 営業利益率
- 収益改善の兆しが見えるかを確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり41円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは5.44%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 27.3 |
| 2018年3月 | 41 | 36.7 | 31.0 |
| 2019年3月 | 39 | −4.9 | 45.3 |
| 2020年3月 | 39 | 0.0 | 141.6 |
| 2021年3月 | 41 | 5.1 | 122.5 |
| 2022年3月 | 41 | 0.0 | 138.1 |
| 2023年3月 | 41 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 41 | 0.0 | — |
| 2025年3月 | 41 | 0.0 | 105.3 |
| 2026年3月 | 41 | 0.0 | 917.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥41
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,962人。区分でいちばん多いのは個人・その他で93.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.9%を占め、残る95.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 89.8 | 91.6 | 93.1 | 93.2 | 92.3 | 93.8 |
| 事業法人 | 5.7 | 4.0 | 4.1 | 4.1 | 4.1 | 4.0 |
| 金融機関 | 1.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.9 | 1.0 |
| 自己株式 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.2 | 1.4 | 1.1 | 1.9 | 0.8 |
| 外国法人 | 2.3 | 1.7 | 0.5 | 0.7 | 0.6 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 西川 浩司 | 67.36 |
| 02 | エヌアイシ・オートテック従業員持株会 | 1.89 |
| 03 | 三協立山株式会社 | 1.82 |
| 04 | 近藤 雅介 | 1.48 |
| 05 | ダイドー株式会社 | 1.27 |
| 06 | 株式会社三井住友銀行 | 0.91 |
| 07 | 植田 敏子 | 0.82 |
| 08 | 水間 隆二 | 0.66 |
| 09 | 東レエンジニアリング株式会社 | 0.45 |
| 10 | 藤井 透 | 0.38 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−80%、1株純資産は14期で+8%。直近期のROEは0.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 22 | 558 | 4.0 | 12.5 | 40.7 |
| 2014年3月 | 38 | 600 | 6.5 | 8.3 | 37.1 |
| 2015年3月 | 54 | 640 | 8.8 | 11.3 | 36.8 |
| 2016年3月 | 67 | 672 | 10.2 | 10.3 | 34.4 |
| 2017年3月 | 101 | 763 | 14.1 | 18.9 | 27.3 |
| 2018年3月 | 128 | 850 | 15.8 | 12.8 | 31.0 |
| 2019年3月 | 90 | 887 | 10.4 | 8.9 | 45.3 |
| 2020年3月 | 18 | 852 | 2.1 | 43.4 | 141.6 |
| 2021年3月 | 25 | 851 | 2.9 | 35.6 | 122.5 |
| 2022年3月 | 46 | 852 | 5.4 | 17.8 | 138.1 |
| 2023年3月 | −25 | 784 | — | — | — |
| 2024年3月 | −110 | 633 | — | — | — |
| 2025年3月 | 39 | 629 | 6.2 | 19.9 | 105.3 |
| 2026年3月 | 4 | 600 | 0.7 | 172.0 | 917.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額111百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 西川浩司 | 代表取締役会長 兼社長CEO | 70 |
| 西川重子 | 取締役相談役 | 64 |
| 山崎克己 | 取締役執行役員 | 61 |
| 澤井洋通 | 取締役執行役員 | 49 |
| 竹田進亮 | 社外取締役 | 72 |
| 福留覚 | 常勤監査役 | 59 |
| 白石康広 | 社外監査役 | 60 |
| 吉田泰三 | 社外監査役 | 71 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 76 | 76 | 13 |
| 社外取締役 | 5 | 18 | 18 | 4 |
| 監査役 | 4 | 17 | 17 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,347字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,634字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,340字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,141字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第55期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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