概要
日本精鉱は非鉄金属業に属し、アンチモン製品と金属粉末の製造・販売を主事業とする。2026年3月期の連結売上高は408億円、従業員263名。本社は東京都新宿区に置く。子会社に日テイ精礦(上海)商貿有限公司(中国)と日本アトマイズ加工㈱を持つ。
アンチモン事業と金属粉末事業の二本柱
当社グループの事業はアンチモン事業と金属粉末事業に大別される。アンチモン事業では、プラスチック難燃剤用の三酸化アンチモン、ブレーキ材料用の三硫化アンチモン、耐熱性エンプラ難燃剤用のアンチモン酸ソーダなどを製造・販売する。金属粉末事業では、子会社の日本アトマイズ加工㈱が、電子部品用の銅粉・貴金属粉・鉄系合金粉や、粉末冶金用の青銅粉・黄銅粉・錫粉などを手掛ける。2026年3月期のセグメント売上高はアンチモン事業が293億円、金属粉末事業が114億円である。
中国子会社を通じた原料調達と販売
アンチモン事業において、連結子会社の日テイ精礦(上海)商貿有限公司は中国国内市場でアンチモン製品の販売と原料調達を担う。中国当局の輸出管理が続く原料アンチモン地金の調達では、競争力ある供給元の多様化を進めている。また、金属粉末事業では日本アトマイズ加工㈱がつくば工場で生産を行い、一部製品は当社を通じて販売される。グループ連携による販売網の拡大が図られている。
近年の業績拡大と収益構造
当社グループの売上高は2013年3月期の117億円から増減を繰り返し、2022年3月期に171億円へ急拡大した。2024年3月期は156億円であったが、2026年3月期には408億円と前年比62.3%増となり、営業利益60億円(同69.0%増)を達成した。これはアンチモン事業の大幅な増収(85.8%増)が牽引した。一方、金属粉末事業も22.7%増収と堅調である。純資産は154億円、自己資本比率は約62%と財務体質は健全である。
中期経営戦略で描く2035年の姿
当社グループは創立100周年となる2035年を見据え、2025年度から3カ年の中期経営戦略を開始した。テーマは「第2の創生に向けた基盤づくり」。基本方針として、グループ連携強化、既存事業の競争力強化とグローバル展開、最適な事業ポートフォリオ構築、人的資本充実を掲げる。数値目標として、2027年度に連結営業利益(3年平均)30億円以上、ROE(3年平均)10%以上を設定している。
業界の中での役割は素材メーカーとして、プラスチック難燃剤や電子部品用粉末を供給。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01アンチモン事業主力
各種プラスチック材料に添加する難燃剤、ポリエステルやアクリル樹脂の触媒、ブレーキ材料などに使用される三酸化アンチモン、三硫化アンチモン、アンチモン酸ソーダ等を製造・販売。中国子会社が現地販売と原料調達を担う。
- 三酸化アンチモン
- プラスチック用難燃剤や触媒として使用される白色粉末。ポリエステルやアクリル樹脂の重合触媒にも利用される。
- 三硫化アンチモン
- ブレーキ材料として摩擦調整材に使用される。
- アンチモン酸ソーダ
- 耐熱性が要求されるエンプラ系樹脂用の難燃剤。
02金属粉末事業準主力
連結子会社の日本アトマイズ加工が、電子部品用金属粉末(導電ペースト用銅粉・貴金属粉、パワーインダクタ用軟磁性材)や粉末冶金用金属粉末(精密モーター軸受用青銅粉・黄銅粉・錫粉、自動車部品用銅粉等)を製造・販売。
- 導電ペースト用銅粉
- 電子部品の電極形成に使用される微細な銅粉。
- 軟磁性材(鉄系合金粉)
- パワーインダクタの磁心材料として使用される鉄系合金粉末。
- 青銅粉・黄銅粉
- 精密モーター軸受や自動車部品などの粉末冶金製品に使用される。
03その他副次
不動産賃貸事業(本社ビルの一部賃貸)と高糖度トマトの養液ハウス栽培事業を展開。
製品と技術
三酸化アンチモンを核とする難燃剤製品
アンチモン事業の主力製品は三酸化アンチモンである。これはプラスチック材料に添加される難燃剤として用いられるほか、ポリエステルやアクリル系樹脂の触媒原料にもなる。さらに、ブレーキ材料向けの三硫化アンチモン、耐熱性エンプラ向けのアンチモン酸ソーダも製造する。これらの製品は、電子機器や自動車部品など幅広い産業で使用される。中国子会社を通じた原料調達と製品販売により、グローバルな供給網を構築している。
電子部品や粉末冶金向けの多様な金属粉末
連結子会社の日本アトマイズ加工㈱は、金属粉末事業を担う。電子部品向けとして、導電ペースト用の銅粉・貴金属粉、パワーインダクタ用の鉄系合金粉(軟磁性材)を生産する。粉末冶金向けには、精密モーター軸受用の青銅粉・黄銅粉・錫粉、自動車部品用の銅粉・青銅粉・黄銅粉を手掛ける。つくば工場では鉄系合金粉の製造ラインを増設し、稼働率向上を図っている。
不動産賃貸と高糖度トマト栽培のその他事業
当社グループは本社ビルの一部を賃貸する不動産賃貸事業と、高糖度トマトの養液ハウス栽培事業をその他事業として営む。2026年3月期のその他事業の売上高は40百万円、セグメント利益は2百万円と小規模であるが、事業ポートフォリオの多様化に寄与している。トマト栽培は付加価値の高い農業分野への挑戦として位置づけられる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
非鉄金属のなかでの位置
非鉄金属加工、急成長で収益向上
日本精鉱は非鉄金属の加工・販売を手掛ける企業。同業のJX金属や大紀アルミニウム工業所と競合するが、日本精鉱は高い成長力を示し、売上高が2024年3月期156億円から2026年3月期予想409億円へ急拡大。営業利益率も14%前後と安定。成長の背景には需要増加や価格転嫁の成功があると推察される。業界内では中堅規模だが、成長性で存在感を高めている。
強み
- 売上高が2年で2.6倍に増加、市場需要の取り込みに成功している。
- 営業利益率14%超と業界平均を上回り、効率的な事業運営を実現。
- 原料価格上昇を製品価格に反映できており、収益安定化に寄与。
- 幅広い業界に非鉄金属素材を供給し、特定需要変動の影響を分散。
課題
- 非鉄金属相場の変動が収益を圧迫する可能性があり、ヘッジ策が必要。
- 急速な規模拡大に伴い、生産能力や人材確保が追いつかないリスク。
- 同業他社も同様に成長しており、シェア維持のための差別化が不可欠。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
非鉄金属の時価総額近傍。太字が日本精鉱
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5819カナレ電気 | 125億円 | 10.2倍 |
| 2 | 1491中外鉱業 | 102億円 | 6.7倍 |
| 3 | 5721エスクリプトエナジー | 100億円 | — |
| 4 | 5817JMACS | 60億円 | 14.5倍 |
| 5 | 5753日本伸銅 | 60億円 | 7.2倍 |
| 6 | 5729日本精鉱 | 46億円 | 4.1倍 |
| 7 | 5742エヌアイシ・オートテック | 41億円 | 169.8倍 |
| 8 | 5820三ッ星 | 35億円 | 11.6倍 |
| 9 | 5858STG | 26億円 | 9.7倍 |
| 10 | 5704JMC | 22億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
売上高100億円台で推移した2013〜2017年度
2013年3月期から2017年3月期の間、当社グループの売上高は117億円から132億円の範囲で推移した。当期純利益は3億円から6億円と安定していた。この時期はアンチモン事業と金属粉末事業の両輪で収益を支え、大きな変動は見られなかった。2017年3月期の売上高は115億円、純利益6億円。設備投資は限定的で、キャッシュ・フローも安定していた。
収益変動の大きかった2018〜2021年度
2018年3月期には売上高145億円、純利益10億円と過去最高を更新した。しかし2019年3月期は141億円、2020年3月期は109億円と落ち込み、純利益も8億円から3億円に減少した。2021年3月期は売上高112億円、純利益8億円と回復した。この期間、アンチモン原料価格の変動や需要変動が業績に影響を与えたと考えられる。
急拡大した2022年度とその後の安定化
2022年3月期は売上高171億円、純利益15億円と大幅増益となった。しかし2023年3月期は売上高159億円、純利益5億円、2024年3月期は156億円、純利益5億円と利益が縮小した。2025年3月期の予想は売上高252億円、純利益25億円と再び拡大し、2026年3月期には売上高409億円、純利益42億円と過去最高を記録した。この急成長はアンチモン事業の販売増と価格上昇が寄与した。
中期経営戦略で描く2035年の姿
2025年4月、当社グループは創立100周年(2035年)を見据えた中期経営戦略を開始した。3カ年計画の初年度である2026年3月期は、売上高409億円、営業利益61億円と好調なスタートを切った。同戦略では最終年度の2027年度に連結営業利益(3年平均)30億円以上、ROE10%以上の目標を掲げる。また、アンチモン事業では原料調達の多様化、金属粉末事業ではつくば工場の能力増強を進めている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益(3年間平均)2027年度まで30億円以上
- ROE(3年間平均)2027年度まで10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グループ連携の更なる強化
グループ各社の連携を強化し、シナジーを最大化することで企業価値向上を図る。
- 02
既存事業の競争力強化とグローバル展開
アンチモン事業では安定生産、収益性改善、高付加価値製品の販売、原料調達の多様化を推進。金属粉末事業では生産能力拡大とリサイクル技術の確立により競争力を高める。
- 03
最適な事業ポートフォリオの構築と新規事業創出
既存事業の深耕と新規事業の創出により、持続的成長を実現する。
- 04
人的資本の充実とESGへの取り組み
安全で衛生的な労働環境を整備し、社員の能力発揮を支援する。環境配慮型の企業活動を通じて社会に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で263人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は792万円で、9期前と比べて+36.6%。平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は16.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 209 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 212 | — |
| 2019年3月 | 580 | 44.0 | 20.5 | 230 | — |
| 2020年3月 | 567 | 45.3 | 20.1 | 219 | — |
| 2021年3月 | 522 | 45.2 | 19.7 | 226 | — |
| 2022年3月 | 508 | 45.6 | 19.5 | 234 | — |
| 2023年3月 | 608 | 45.3 | 18.5 | 245 | — |
| 2024年3月 | 614 | 44.7 | 17.4 | 250 | — |
| 2025年3月 | 572 | 44.9 | 17.8 | 261 | 1,379 |
| 2026年3月 | 792 | 44.5 | 16.8 | 263 | 2,319 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内日本アトマイズ加工㈱(注)2.3千葉県野田市議決権100.0%
- 国内日銻精礦(上海)商貿有限公司上海市長寧区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は409億円、営業利益は61億円。前期と比べると増収増益で、売上が+62.3%、利益が+69.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 344億円 | 409億円 |
| 営業利益 | 17億円 | 61億円 |
| 純利益 | 11億円 | 42億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は94億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+147.4%、営業利益は+400.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 36 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 38 | 1 | 2.6 | 0 |
| 2024年2Q | 41 | 1 | 2.4 | 2 |
| 2024年3Q | 36 | 2 | 5.6 | 1 |
| 2024年4Q | 41 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 109 | 9 | 8.3 | 6 |
| 2025年4Q | 143 | 27 | 18.9 | 19 |
| 2026年2Q | 208 | 48 | 23.1 | 33 |
| 2026年4Q | 201 | 13 | 6.5 | 9 |
| 2027年1Q | 94 | 5 | 5.3 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は117億円から409億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は14.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 117 | — | 6 | — | 4 |
| 2014年3月 | 121 | — | 7 | — | 4 |
| 2015年3月 | 132 | — | 10 | — | 6 |
| 2016年3月 | 118 | — | 5 | — | 3 |
| 2017年3月 | 115 | — | 10 | — | 6 |
| 2018年3月 | 145 | — | 14 | — | 10 |
| 2019年3月 | 141 | — | 12 | — | 8 |
| 2020年3月 | 109 | — | 4 | — | 3 |
| 2021年3月 | 112 | — | 12 | — | 8 |
| 2022年3月 | 171 | — | 22 | — | 15 |
| 2023年3月 | 159 | — | 8 | — | 5 |
| 2024年3月 | 156 | — | 7 | — | 5 |
| 2025年3月 | 252 | 36 | 35 | 14.3 | 25 |
| 2026年3月 | 409 | 61 | 60 | 14.9 | 42 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高409億円のうち、営業利益として残るのは61億円で14.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は42億円、売上の10.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.2%332億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.9%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.9%61億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが76億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは65億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は67億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 12 | −11 | 3 | 1 | 20 |
| 2014年3月 | 14 | −6 | −3 | 8 | 25 |
| 2015年3月 | 6 | −3 | −5 | 3 | 24 |
| 2016年3月 | 16 | −7 | −7 | 9 | 26 |
| 2017年3月 | 9 | −5 | −6 | 4 | 24 |
| 2018年3月 | 8 | −2 | −4 | 6 | 26 |
| 2019年3月 | 11 | −6 | −4 | 5 | 27 |
| 2020年3月 | 15 | −7 | −6 | 8 | 29 |
| 2021年3月 | 14 | −5 | −3 | 9 | 35 |
| 2022年3月 | 4 | −6 | −2 | −2 | 31 |
| 2023年3月 | 2 | −7 | −3 | −5 | 23 |
| 2024年3月 | 15 | −16 | 8 | −1 | 30 |
| 2025年3月 | −9 | −6 | 6 | −15 | 21 |
| 2026年3月 | 76 | −11 | −20 | 65 | 67 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は247億円。このうち返さなくてよい自己資本が154億円で、自己資本比率は62.5%(業種中央値53.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 104 | 43 | 61 | 41.1 |
| 2014年3月 | 107 | 46 | 61 | 42.7 |
| 2015年3月 | 111 | 51 | 60 | 45.8 |
| 2016年3月 | 103 | 52 | 51 | 50.8 |
| 2017年3月 | 107 | 58 | 49 | 53.7 |
| 2018年3月 | 118 | 66 | 52 | 55.9 |
| 2019年3月 | 117 | 72 | 45 | 61.3 |
| 2020年3月 | 108 | 73 | 35 | 67.6 |
| 2021年3月 | 122 | 80 | 42 | 65.2 |
| 2022年3月 | 148 | 93 | 55 | 62.7 |
| 2023年3月 | 140 | 94 | 46 | 67.4 |
| 2024年3月 | 159 | 97 | 62 | 61.1 |
| 2025年3月 | 209 | 119 | 90 | 57.0 |
| 2026年3月 | 247 | 154 | 93 | 62.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで32社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率で32社中6位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,762で、1年前と比べて-43.2%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 4.1倍 |
| PER (会社予想) | 15.4倍 |
| PBR | 1.13倍 |
| 配当利回り | 3.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月7日に1,666円と前日比+7.48%の大幅上昇。1ヶ月では+14.74%と堅調。25日線(1,529.08円)を約9%上回り、75日線(1,666.65円)に到達。52週高値4,175円からは60%下落の水準であり、長期では大きな下落トレンドにある。しかし、直近では底打ち感が出ており、8/7の出来高は55,800株と増加。RSIは69.4と買われ過ぎ圏に近づき、短期的な過熱感がある。200日線(2,369.83円)は依然として大きく上にあり、戻りは途上。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は資源価格上昇とリサイクル需要拡大を背景に、売上高・利益の急回復を評価。2026年3月期には売上高409億円、営業利益14.91%と過去最高を見込む。弱気派は金属価格コモディティ性による業績の不安定さや、同業との競合激化を懸念。PBR0.94倍と割安だが、無配継続で株主還元も不透明。
- 業績急回復
25/3期売上高60%増、純利益5倍超とV字回復
- リサイクル需要増
環境規制強化で金属リサイクル市場成長追い風
- 割安バリュエーション
PER3.5倍、PBR0.94倍と資産価値割れ水準
- 金属価格依存
亜鉛・鉛価格下落で業績が大きく悪化するリスク
- 無配継続
配当なし。株主還元姿勢が不鮮明
- 成長持続性疑問
資源価格一巡後の成長ドライバーが見えにくい
- 国際亜鉛価格
- 収益の大宗を占める亜鉛価格の変動が業績を左右
- リサイクル事業売上高
- 成長セグメントの拡大ペースを確認
- 営業利益率
- 2026年目標14.91%達成度合いと収益性改善
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+100.0%。いまの株価に対する利回りは3.41%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 13 | — | 56.5 |
| 2018年3月 | 11 | −10.0 | 40.3 |
| 2019年3月 | 19 | 66.7 | 43.7 |
| 2020年3月 | 19 | 0.0 | 67.1 |
| 2021年3月 | 13 | −33.3 | 73.9 |
| 2022年3月 | 35 | 180.0 | 42.0 |
| 2023年3月 | 30 | −14.3 | 42.4 |
| 2024年3月 | 20 | −33.3 | 69.8 |
| 2025年3月 | 50 | 150.0 | 22.0 |
| 2026年3月 | 100 | 100.0 | 25.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,729人。区分でいちばん多いのは事業法人で64.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.9%を占め、残る33.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 63.9 | 64.7 | 65.9 | 65.1 | 64.3 | 64.1 |
| 個人・その他 | 31.7 | 31.3 | 30.9 | 32.3 | 28.4 | 28.4 |
| 自己株式 | 6.3 | 6.3 | 6.3 | 6.2 | 6.1 | 6.0 |
| 外国法人 | 0.2 | 1.3 | 0.8 | 0.3 | 0.8 | 3.3 |
| 金融機関 | 3.9 | 2.3 | 2.0 | 1.9 | 3.2 | 2.8 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 3.4 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | — | — | — | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 福田金属箔粉工業株式会社 | 16.88 |
| 02 | 株式会社川嶋 | 9.29 |
| 03 | 株式会社三光 | 9.29 |
| 04 | 株式会社三興企画 | 9.29 |
| 05 | 富士興産株式会社 | 4.99 |
| 06 | 太陽鉱工株式会社 | 4.53 |
| 07 | 親和物産株式会社 | 2.57 |
| 08 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 1.46 |
| 09 | 有限会社アルメルト | 1.23 |
| 10 | 日本坩堝株式会社 | 1.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1264%、1株純資産は14期で+350%。直近期のROEは30.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | 350 | 9.3 | 8.6 | 52.7 |
| 2014年3月 | 162 | 1,867 | 9.0 | 9.3 | 61.1 |
| 2015年3月 | 247 | 2,070 | 12.5 | 7.7 | 49.6 |
| 2016年3月 | 128 | 2,134 | 6.1 | 10.7 | — |
| 2017年3月 | 264 | 2,356 | 11.8 | 7.7 | 56.5 |
| 2018年3月 | 390 | 2,696 | 15.4 | 9.3 | 40.3 |
| 2019年3月 | 340 | 2,952 | 12.0 | 6.7 | 43.7 |
| 2020年3月 | 117 | 2,985 | 3.9 | 16.2 | 67.1 |
| 2021年3月 | 333 | 3,264 | 10.7 | 8.5 | 73.9 |
| 2022年3月 | 158 | 953 | 17.9 | 6.0 | 42.0 |
| 2023年3月 | 49 | 964 | 5.2 | 15.7 | 42.4 |
| 2024年3月 | 51 | 993 | 5.3 | 12.1 | 69.8 |
| 2025年3月 | 251 | 1,219 | 22.7 | 4.9 | 22.0 |
| 2026年3月 | 430 | 1,576 | 30.8 | 5.5 | 25.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額227百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 植田憲高 | 代表取締役社長 | 64 |
| 若林武則 | 専務取締役 | 69 |
| 松田恭二 | 取締役 営業部長 | 63 |
| 大西芳太郎 | 取締役 企画管理部長 | 64 |
| 升野勝之 | 取締役 | 74 |
| 山本佳久栄 | 取締役 | 57 |
| 松尾隆文 | 常勤監査役 | 67 |
| 福井利弘 | 監査役 | 68 |
| 岡田佳幸 | 監査役 | 56 |
| 芹澤眞澄 | 監査役 | 62 |
| 西村有司 | — | 54 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 50 | 138 | 9 | 197 | 49 |
| 社外取締役 | 7 | 20 | — | — | 20 | 3 |
| 監査役 | 1 | 10 | 0 | — | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容658字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,008字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,465字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,126字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第131期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第131期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第130期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第130期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第129期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第128期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第128期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第128期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第128期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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