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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

JMACS

JMACS Japan Co.,Ltd.5817 · Standard · 非鉄金属

防災・通信用ケーブルの専業メーカー。ビル・工場の安心を支える弱電用電線を製造。

概要

JMACS株式会社は、防災用ケーブル、通信用ケーブル、計装・制御用ケーブルなどの弱電用電線を専門に製造・販売する企業である。1965年に日本電線工業株式会社として創業、2013年に現商号へ変更した。本社は兵庫県加東市に置き、従業員112名。2026年2月期の売上高は約60億円、営業利益5億円、当期純利益4億円。単一セグメントで事業を展開し、国内需要の縮小の中でも短納期を強みにプラント案件などで受注を獲得している。

防災・通信用に特化した電線専業メーカー

JMACSは、他の電線大手が扱う電力線や汎用ケーブルではなく、防災用ケーブル、通信用ケーブル、計装・制御用ケーブルといった弱電分野に特化している。主力製品は消防用耐熱電線(1971年発売)や耐火電線(1973年発売)であり、警報用電線、音楽放送用高周波同軸ケーブル、コンピュータ用電線などもラインナップする。顧客は防災設備工事会社やプラント建設会社が中心で、短納期対応を競争力の源泉としている。2026年2月期の売上高約60億円のうち、最大販売先である泉州電業株式会社への依存度は36.4%と高い。

大阪から兵庫への生産集約と工場再編の歴史

創業当初は大阪府大東市に複数の工場を分散配置していたが、1999年のISO9001認証取得を機に生産管理体制を見直し、2000年には大阪第一~第四工場を大阪工場に統合した。さらに2012年、大阪工場を閉鎖し全ての生産を兵庫工場に集約。兵庫工場は1983年に開設され、2007年に東条工場として拡張、2013年には旧兵庫工場を兵庫工場第一工場、新設した施設を兵庫工場第二工場として再編した。現在はこの2つの工場で全生産を賄い、効率化と多能工化を進めている。

海外展開と商号変更で歩んだ2013年の転機

2013年7月、同社は商号を日本電線工業株式会社からJMACS株式会社に変更した。同時に香港に独資会社「HONG KONG JMACS LIMITED」を設立し、上海にも現地法人「上海皆碼嗣電气有限公司」を設立。海外拠点を通じた販路拡大を目指している。また、同年の東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、上場市場を東京証券取引所市場第二部へ移した。この年は経営の国際化とブランド刷新の節目となった。

安定した売上規模と変動する収益性

2013年2月期から2026年2月期までの売上高は概ね42億~60億円の範囲で推移しており、大きな増減はない。しかし純利益はマイナスとなる年度もあり、2026年2月期には過去最高の当期純利益4億円を記録した。営業利益率は2026年2月期で約8.3%と改善したが、原材料価格高騰や人手不足の影響を受けやすい構造である。自己資本比率は55.0%と財務基盤は安定しており、借入金の返済も進んでいる。

業界の中での役割は電線メーカーとして、建設・設備業界に防災・通信系のケーブルを供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
60億円
営業利益
5億円
営業利益率
8.3%
純利益
4億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/2
事業売上構成比利益利益率
電線事業40億円90.9%1億円2.5%
トータルソリューション 事業4億円9.1%-1億円-25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01防災・通信機器主力

火災報知設備や非常放送設備等に用いる防災用ケーブル、電話・LAN等の通信用ケーブル、プラントやビルの計装・制御用ケーブルを製造・販売。

主な製品・サービス3
防災用ケーブル
火災報知器や非常用設備に使用される、耐火・耐熱性を持つケーブル。
通信用ケーブル
電話回線やLANなど情報通信に用いるケーブル。
計装・制御用ケーブル
工場やプラントの計測・制御システムに使用されるケーブル。

製品と技術

火災時にも機能を維持する防災用ケーブル

防災用ケーブルはJMACSの最も歴史ある主力製品群である。1971年に発売した消防用耐熱電線は、火災時に一定時間回路を維持する特性を持ち、消防設備の配線に用いられる。1973年には耐火電線を追加し、より高温・長時間の耐火性能を実現。これらの製品は消防法や建築基準法に適合し、ビルや工場の非常用設備に不可欠である。製造・販売開始から50年以上が経過した現在も、法規制の強化とともに需要が続いている。

通信・情報伝送を支える通信用ケーブル

通信用ケーブルは創業時からの事業の核である。1965年の創業時に通信用屋内電線の製造販売を開始し、同年には市内対ケーブル、音楽放送用電線を追加。1987年には音楽放送用高周波同軸ケーブルを製品化し、アナログからデジタルへの移行期に対応した。これらのケーブルは電話交換網や館内放送システム、データ通信に使用される。近年はデータセンター向け投資が活況で、高速通信に対応した製品の需要も見込まれる。

プラントやコンピュータに使われる計装・制御用ケーブル

計装・制御用ケーブルは、工場プラントの計測器や制御盤に信号を伝送するための製品である。1980年10月に計装用ケーブルの製造販売を開始し、石油化学プラントや鉄鋼プラントなど産業用需要を開拓。1986年9月にはコンピュータ用電線を追加し、オフィスや工場のコンピュータネットワークに対応した。これらのケーブルは耐ノイズ性や信号品質が求められ、短納期でのカスタマイズ対応が同社の強みとなっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

非鉄金属加工で中堅、内需安定

当社は非鉄金属業界において、銅・アルミなどの加工を手掛ける中堅企業です。売上高は50億円強と、同業のJX金属や日本軽金属ホールディングスに比べ規模は小さいものの、特定のニッチ領域で強みを持つと推察されます。直近の業績は営業利益率が改善傾向にあり、2026年2月期には8.33%と高水準を見込みます。同業の中外鉱業や大紀アルミニウム工業所と比較しても、収益性向上が顕著です。内需依存度が高く、海外展開は限定的と考えられます。

強み

  • 2026/2期営業利益率8.33%と前期比大幅改善。利益率向上により財務体質強化。
  • 売上高50億円台で安定的に推移。大きな変動がなく、事業基盤が堅固。
  • 大手と差別化された特定加工分野でシェアを確保している可能性。
  • 2026/2期売上高60億円と計画。増収により利益拡大が見込める。

課題

  • JX金属など大手に比べ売上高が小さく、価格競争や原材料調達で劣位。
  • 海外比率が低く、成長市場を取り込めていない可能性。内需変動の影響大。
  • 2024/2期営業利益率非開示。過去の収益悪化懸念が残る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

非鉄金属の時価総額近傍。太字がJMACS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15724アサカ理研156億円22.9倍
25707東邦亜鉛138億円7.3倍
35819カナレ電気125億円10.2倍
41491中外鉱業102億円6.7倍
55721エスクリプトエナジー100億円
65817JMACS60億円14.5倍
75753日本伸銅60億円7.2倍
85729日本精鉱46億円4.1倍
95742エヌアイシ・オートテック41億円169.8倍
105820三ッ星35億円11.6倍
115858STG26億円9.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

創業者植村博が大阪で通信用屋内電線から始めた1965年

1965年3月、創業者植村博により、大阪府大東市大野1丁目に日本電線工業株式会社が設立された。資本金は1,000千円。当初は通信用屋内電線の製造販売から事業を開始し、同年5月には警報用電線、市内対ケーブル、8月には音楽放送用電線と製品ラインを急速に拡充した。この時期、高度経済成長に伴う通信インフラ需要を取り込み、小規模ながらも多品種対応の基盤を築いた。

消防用耐熱・耐火電線の開発と工場拡張の1970年代

1971年1月に消防用耐熱電線、1973年1月には消防用耐火電線の製造販売を開始。火災時に機能を維持するこれらの製品は、建築基準法の改正を追い風に需要が拡大した。生産能力増強のため、1971年に第三工場、1973年に第四工場を相次いで開設。1978年には第五工場も設け、大東市内で工場網を広げた。1979年には国鉄用地収用に伴う本社移転と工場の再編を行い、経営基盤を固めた。

JIS認証取得と兵庫工場新設で成長した1980年代

1983年7月、兵庫県加東郡社町に兵庫工場を開設し、初めて大阪府外に生産拠点を置いた。続いて1984年には日本工業規格(JIS)表示許可資格を取得し、品質面での信頼性を高めた。1986年にはコンピュータ用電線、1987年には音楽放送用高周波同軸ケーブルと新製品を投入。資本金も1983年に1億1,000万円、1984年に2億6,750万円、1987年に3億5,258万5千円へと増資し、成長資金を調達した。

店頭登録から大証二部上場への道のり

1987年12月、同社株式は社団法人日本証券業協会より店頭登録銘柄として承認され、東京・大阪両地区で売買を開始。1989年2月には大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に上場し、資本金を6億4,778万5千円に増やした。上場後も1996年1月に大阪証券取引所市場第二部の通常銘柄となり、市場での認知度を高めた。この間、1996年に大阪第四工場、1998年に大阪第五工場を開設し生産体制を強化した。

品質管理と工場統合を進めた1990年代後半から2000年代

1999年5月にISO9001認証を取得し、品質マネジメントシステムを国際規格に適合させた。2000年11月には大阪第一~第四工場を大阪工場に統合し、生産の効率化を図った。2007年3月には東京営業所を開設し首都圏の営業を強化。同年、創立40周年記念事業として東条工場の新設工事を竣工し、兵庫県内での生産能力を増強した。2009年には東条工場の第二期改築工事が完了し、更なる集約が進んだ。

大阪工場閉鎖・本社移転と商号変更・海外拠点設立の2010年代

2012年5月、大阪工場を閉鎖し全生産を兵庫工場に集約。同年7月に本店を大阪市福島区へ移転した。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い東京証券取引所市場第二部に上場。同日、商号を日本電線工業株式会社からJMACS株式会社へ変更した。さらに香港にHONG KONG JMACS LIMITED、上海に上海皆碼嗣電气有限公司を設立し、海外事業を開始。兵庫工場を第一工場・第二工場に改称し、物流センターも移設した。

年表41件を開く

1960年代

  • 1965年3月創業創業者植村博により、日本電線工業株式会社を設立、大阪府大東市大野1丁目17番3号にて、通信用屋内電線の製造販売を開始(資本金1,000千円)
  • 1965年5月警報用電線、市内対ケーブルの製造販売を開始
  • 1965年8月音楽放送用電線の製造販売を開始
  • 1966年8月資本金を2,500千円に増資
  • 1968年7月警報用電線多心物の製造販売を開始
  • 1969年10月資本金を5,000千円に増資
  • 1969年11月大阪府大東市灰塚2丁目1番地に第二工場を開設

1970年代

  • 1971年1月消防用耐熱電線の製造販売を開始
  • 1971年11月大阪府大東市新田西町45番52号に第三工場を開設
  • 1972年8月SDワイヤーの製造販売を開始
  • 1973年1月消防用耐火電線の製造販売を開始
  • 1973年8月大阪府大東市新田北町3番32号に第四工場を開設
  • 1978年8月大阪府大東市新田本町12番63号に第五工場を開設
  • 1979年3月資本金を10,000千円に増資
  • 1979年11月国鉄用地収用指定に伴い、本社を大阪府大東市住道2丁目2番302号に移転、本社工場、第二 工場を廃止、第三工場を大阪府大東市御領1丁目308番の1に移転、第四工場を第二工場と、第 五工場を第一工場とそれぞれ呼称変更

1980年代

  • 1980年10月計装用ケーブルの製造販売を開始
  • 1983年7月兵庫県加東郡社町山口209番110に兵庫工場を開設
  • 1983年7月資本金を110,000千円に増資
  • 1984年5月日本工業規格(JIS)表示許可資格取得
  • 1984年9月資本金を267,500千円に増資
  • 1986年9月コンピュータ用電線の製造販売を開始
  • 1987年4月音楽放送用高周波同軸ケーブルの製造販売を開始
  • 1987年12月資本金を352,585千円に増資
  • 1987年12月当社株式が社団法人日本証券業協会より店頭登録銘柄として承認され、東京並びに大阪両地区において売買を開始
  • 1989年2月資本金を647,785千円に増資
  • 1989年2月上場当社株式が大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に上場
  • 1989年8月兵庫県加東郡東条町新定字木谷275番122に東条工場を開設

1990年代

  • 1996年1月当社株式が大阪証券取引所市場第二部銘柄となる
  • 1996年8月大阪府大東市新田中町7番2号に大阪第四工場を開設
  • 1998年3月大阪府大東市御領1丁目10番1号に大阪第五工場(仮称)を開設
  • 1999年5月ISO9001認証取得
  • 1999年6月本店を大阪府大東市御領1丁目10番1号に移転

2000年代

  • 2000年2月大阪第五工場(仮称)を大阪工場に呼称変更
  • 2000年11月M&A大阪第一、大阪第二、大阪第三、大阪第四工場を大阪工場に統合
  • 2007年3月東京都千代田区九段南3丁目9番14号に東京営業所を開設
  • 2007年3月創業創立40周年記念東条工場新設工事竣工
  • 2009年1月東条工場集約第二期改築工事竣工
  • 2009年4月東条工場を兵庫工場に、旧兵庫工場を社物流センターに呼称変更

2010年代

  • 2012年5月大阪工場を閉鎖し、兵庫工場に生産拠点を集約
  • 2012年7月本店を大阪市福島区福島7丁目20番1号(KM西梅田ビル11階)へ移転
  • 2013年7月創業東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 中国香港に独資会社「HONG KONG JMACS LIMITED.」を設立 社物流センターを兵庫県加東市森尾127番1に移設、呼称を「兵庫工場第二工場」に変更 これに併せ、兵庫工場の呼称を「兵庫工場第一工場」に変更 商号を、日本電線工業株式会社からJMACS株式会社に変更 上海に現地法人「上海皆碼嗣電气有限公司」を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 企業価値の向上(目標数値なし)数値目標なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    短納期を武器にした受注拡大

    短納期対応を強みに、プラント案件の受注獲得や販路拡大に注力し、価格競争を避けて収益性を高める。原材料や送料の高騰に対し適正な販売価格を提示する。

  2. 02

    原価低減と多能工化による業務改善

    既存の方法にとらわれず、原価低減や多能工化など多方面で工夫・業務改善に取り組み、生産能力の向上と効率化を図る。

  3. 03

    付加価値の高い製品開発・販売

    お客様のニーズに合わせた製品開発・販売に注力し、付加価値の高い製品を開発することで差別化を図る。

  4. 04

    人材育成と組織強化

    全社の収益力・製造力を強化するための人材育成と適材適所の配置により組織を強化し、企業価値の持続的な向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で112人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は575万円で、9期前と比べて+12.2%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月144
2018年2月178
2019年2月173
2020年2月51341.613.9169
2021年2月44742.315.0161
2022年2月48142.114.3135
2023年2月49043.214.6128
2024年2月53145.618.595
2025年2月57046.717.8100100
2026年2月57544.316.8112446

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 兵庫工場 本部棟 — 兵庫県加東市1,667百万円
電線事業
兵庫工場 — 兵庫県加東市541百万円
電線事業
大阪営業所 — 大阪市北区6百万円
電線事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は60億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.4%、利益が+400.0%。

売上高
+15.4%
60億円
営業利益
+400.0%
5億円
純利益
+300.0%
4億円
営業利益率
8.3%
前期比 +6.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高63億円60億円
営業利益3億円5億円
純利益2億円4億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は16億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1218.30
2024年2Q12−1−8.31
2024年3Q1500.0−1
2024年4Q141
2025年1Q1200.01
2025年2Q1200.00
2025年4Q2813.60
2026年2Q2926.92
2026年4Q3139.72
2027年1Q16212.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は46億円から60億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 中国香港に独資会社「HONG KONG JMACS LIMITED.」を設立 社物流センターを兵庫県加東市森尾127番1に移設、呼称を「兵庫工場第二工場」に変更 これに併せ、兵庫工場の呼称を「兵庫工場第一工場」に変更 商号を、日本電線工業株式会社からJMACS株式会社に変更 上海に現地法人「上海皆碼嗣電气有限公司」を設立
2013年2月4622
2014年2月5022
2015年2月5232
2016年2月46−1−3
2017年2月4210
2018年2月4811
2019年2月49−1−1
2020年2月5211
2021年2月4400
2022年2月4820
2023年2月5122
2024年2月5311
2025年2月52111.91
2026年2月60558.34

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高60億円のうち、営業利益として残るのは5億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.7%43億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.0%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
28.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが13億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は22億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月0−10−13
2014年2月11−124
2015年2月2−1−115
2016年2月0−118−112
2017年2月22−243
2018年2月−210−12
2019年2月−1−58−65
2020年2月−2−99−113
2021年2月30−135
2022年2月20−225
2023年2月07−775
2024年2月0−79−76
2025年2月1−110017
2026年2月130−81322

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は103億円。このうち返さなくてよい自己資本が57億円で、自己資本比率は55.0%(業種中央値53.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月61461575.1
2014年2月66481872.5
2015年2月67501774.0
2016年2月69462367.2
2017年2月69462367.2
2018年2月71462565.5
2019年2月78453357.6
2020年2月87454251.5
2021年2月85444152.4
2022年2月85444151.9
2023年2月81463557.1
2024年2月91464549.8
2025年2月103525051.0
2026年2月103574655.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
22億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
37億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
5億円
在庫として抱えている分
負債合計
46億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率32社中10位あたり、逆に低いのは配当利回り32社中23位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.0%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
15.4%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 2.1%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,033で、1年前と比べて+128.5%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥1,033-1.4%1ヶ月+2.5%1年+128.5%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥436高値¥2,577

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)23.4倍
PBR1.09倍
配当利回り1.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月15日に1005円まで急伸し、翌日には1051円まで上昇しました。その後、7月下旬に914円まで調整したものの、8月に入って再び上昇し、8月18日には1041円まで回復しました。8月21日時点では993円で、1か月で+6.77%の上昇です。年初来では+115.88%と大幅高ですが、52週高値2577円からは61%下落しています。25日移動平均線(977.2円)を上回り、短期的には上昇トレンドです。出来高は7月16日に800,100株と急増し、その後は減少傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが13.95倍と業界平均の22.44倍を大きく下回り、PBRも1.05倍で平均2.06倍の約半分です。配当利回りは1.51%と平均2.27%に届かず、株主還元はやや控えめです。ROEは7.4%と平均並みですが、収益力は今期以降の回復が期待されます。割安感は強いものの、配当や成長性の面でやや見劣りするため、総合的に割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍22.2倍
PER (予想)23.4倍
PBR1.09倍2.02倍
ROE7.4%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年2月期の売上高は60億円(前期比約15%増)と大幅増収見込み。営業利益率も1.92%から8.33%と急改善する見通し。強気派はEV需要や生産拠点の再編効果で増収増益が続くとみる。弱気派は急改善の持続性に疑問を呈し、一過性の要因や金属価格変動リスクを指摘。株価は1年で115%上昇しており、織り込み済みとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 大幅増収増益

    2026年2月期売上高60億円、営業利益率8.33%へ急改善

  • EV需要取り込み

    電気自動車向け銅部品の需要がグローバルで拡大

  • 海外シフト

    アジア中心の海外売上比率が高く、成長市場に強い

  • 営業利益が1億円から5億円へ増益計画通年影響

    2026/2期計画営業利益5億円、前期比4億円増

  • 営業利益率が1.92%から8.33%へ改善通年影響

    営業利益率6.41ポイント改善

  • 売上高が52億円から60億円へ増収通年影響

    2026/2期計画売上高60億円、前期比15%増

  • 純利益が1億円から4億円へ増益通年影響

    当期純利益4億円、前期比3億円増

マイナスに働く材料7
  • 業績の一過性

    営業利益率の急上昇が増産効果や金属価格高による可能性

  • 株価の過熱感

    1年間で株価が倍増し、バリュエーションが割高に

  • 金属価格リスク

    銅価格の下落は売上高と利益を直撃する

  • 予想PER22.5倍と利益規模に比し割高継続影響

    予想PER22.5倍、時価総額58億円に対し計画利益4億円

  • 前期実績は営業利益1億円と低水準決算発表後影響

    2025/2期営業利益1億円、営業利益率1.92%

  • 株価が1年で115.9%上昇し過熱継続影響

    1年株価上昇率115.88%と急騰

  • 前期売上高が52億円と減収決算発表後影響

    2025/2期売上高52億円、前期53億円から1億円減

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収が持続するか(需要拡大の持続性)
営業利益率
収益改善が一時的か構造的かを見極める
海外売上比率
グローバルな需要変動への耐性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは1.45%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
1.45%
いまの株価に対して
配当性向
21.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月10151.1
2018年2月1550.095.9
2019年2月10−33.3
2020年2月100.043.3
2021年2月100.0
2022年2月100.0125.2
2023年2月100.022.7
2024年2月100.065.5
2025年2月100.042.7
2026年2月1550.021.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ3,657人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.0%を占め、残る56.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他63.267.667.054.042.747.4
事業法人25.522.122.226.643.843.4
証券会社5.05.23.010.213.06.3
自己株式0.10.10.13.92.92.9
外国法人1.80.63.41.30.32.1
金融機関4.54.34.37.80.20.6
外国人個人0.10.10.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日電ホールディングス株式会社28.29
02青木さち子5.37
03泉州電業株式会社3.95
04昭和化成工業株式会社2.94
05リケンテクノス株式会社2.28
06因幡電機産業株式会社2.23
07植村瑠美2.19
08楽天証券株式会社共有口1.69
09上田八木短資株式会社1.49
10浦名榮次郎1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+36%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月529845.45.815.3
2014年2月511,0295.17.319.7
2015年2月451,0664.310.433.4
2016年2月−58991
2017年2月79930.749.8151.1
2018年2月239942.324.095.9
2019年2月−22955
2020年2月149591.526.643.3
2021年2月−5945
2022年2月89470.851.4125.2
2023年2月449824.611.822.7
2024年2月151,0101.636.565.5
2025年2月239312.420.142.7
2026年2月711,0057.424.621.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額154百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
植村剛嗣代表取締役 社長7310,000
植村瑠美専務取締役41127,000
住吉正充取締役70
掘井尚登取締役(監査等委員)6417,000
阿登靖紀取締役(監査等委員)42
秋重好亜取締役(監査等委員)52
久木田佳代取締役(監査等委員)51
宝定拓司取締役 営業部長46

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)213914070
社外取締役411113
取締役(社内)1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容118字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の事業内容は次のとおりであります。 <事業内容> 防災用ケーブル、通信用ケーブル、計装・制御用ケーブル、その他の弱電用電線の製造・販売を行っております。 以上述べた事項を事業系統図で示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,068字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 100年企業を目指し、継続的な企業価値の向上を目標として、既存の方法にとらわれず、原価低減や多能工化など、多方面で工夫・業務改善に取り組み、お客様のニーズにあった製品開発・販売に注力し、短納期を強みに、プラント案件の受注獲得・販路拡大・利益率改善に努めてまいりました。 (2)経営環境 当事業年度における我が国経済は、高水準の賃上げや企業の高い投資意欲が継続され、経済には前向きな動きが見られる一方、個人消費や設備投資は依然として力強さを欠き、厳しい環境が続きました。 米国を中心としたデータセンター向けの投資が活況となる動きはあるものの、米中対立や米国の関税政策、ベネズエラ・中東問題と、世界経済は依然として先行き不透明な状況が継続しています。 市場状況といたしましては、データセンター向け等の一部で活発な投資が続く一方で、人手不足と、資材価格の高騰、経済見通しの不透明さが続く厳しい環境となりました。 このような状況のもと、当社といたしましては、100年企業を目指し、継続的な企業価値の向上を目標として、既存の方法にとらわれず、原価低減や多能工化など、多方面で工夫・業務改善に取り組み、お客様のニーズにあった製品開発・販売に注力し、短納期を強みに、プラント案件の受注獲得・販路拡大・利益率改善に努めてまいりました。 引き続き生産能力の向上と効率化を図り、付加価値の高い製品を開発・販売し、“スピードと技術”の短納期対応を武器として収益性を高めることに注力をし、原材料や送料の高騰に対しても適正な販売価格を提示してまいります。 また、全社として収益力、製造力の強化を牽引する人材育成と適材適所の配置による組織強化を図り、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 電線事業では、国内需要が縮小していく中で、業者間の競争は激しさを増しており、原材料価格の高騰や供給懸念が続いておりますが、企業価値の持続的な向上を引き続き目指していくため、取引先との連携強化に努め、“スピードと技術”の短納期対応を武器として、価格競争を避け、収益性を高めることに注力をし、人材教育を強化し、生産能力の向上と効率化を行うとともに、付加価値の高い製品を開発・販売してまいります。
事業等のリスク833字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経済動向による影響について 当社における営業収入は、日本国内における需要に大きく影響を受けます。特にメタル電線においては、建設電販、情報通信、電気機械、その他内需の変動が当社の経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)材料価格の変動 当社の主要製品に材料として使用される銅、石油製品でありますビニル、ポリエチレン等は、国際市況に大きく影響され、当社の経営成績は大きく影響を受けます。 (3)競合について 当社は、事業を展開する市場において、材料価格の急激な変化に備え、価格競争力強化に鋭意努力していく所存でありますが、販売価格面において競争優位に展開できる保証はなく、常に厳しい価格競争に晒され、これらが当社の経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)保有有価証券について 有価証券については、今後の経済環境によって時価が変動することにより、当社の経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)大規模災害による影響について 当社は兵庫工場(生産設備)、兵庫工場(物流設備)及び兵庫工場本部棟(生産設備)の3工場体制となっておりますが、これらの工場は隣接しており、地震等の災害が発生し、操業が停止した場合、当社の経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)その他 ロシア・ウクライナ情勢や中東での武力衝突など、今後の世界の政治、経済にどのような影響を及ぼすか現時点では未知数であり、今後の経過によっては、特定の原材料の入手が困難になるなどの影響を受ける可能性があり、それにより当社の収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,547字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、高水準の賃上げや企業の高い投資意欲が継続され、経済には前向きな動きが見られる一方、個人消費や設備投資は依然として力強さを欠き、厳しい環境が続きました。 米国を中心としたデータセンター向けの投資が活況となる動きはあるものの、米中対立や米国の関税政策、ベネズエラ・中東問題と、世界経済は依然として先行き不透明な状況が継続しています。 市場状況といたしましては、データセンター向け等の一部で活発な投資が続く一方で、人手不足と、資材価格の高騰、経済見通しの不透明さが続く厳しい環境となりました。 a.財政状態 当事業年度末における資産合計額は、前事業年度末より9,250千円増加し、10,284,767千円となりました。 当事業年度末における負債合計額は、前事業年度末より404,949千円減少し、4,631,374千円となりました。 b.経営成績 当社の業績につきましては、当事業年度の売上高は6,028,307千円(前事業年度比15.9%増)、営業利益501,624千円(前事業年度比642.7%増)、経常利益543,666千円(前事業年度比384.1%増)、当期純利益400,489千円(前事業年度比244.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,217,755千円となり、前事業年度末に比べ471,091千円増加いたしました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,338,434千円(前事業年度は135,356千円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益541,938千円、減価償却費179,977千円、売上債権の減少額628,143千円、仕入債務の増加額235,280千円等の増加要因が、棚卸資産の増加額186,743千円等の減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、支出した資金は30,601千円(前事業年度は52,310千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出96,279千円等の減少要因が、投資不動産の賃貸による収入69,296千円等の増加要因を上回ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、支出した資金は836,742千円(前事業年度は1,019,392千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純減少額600,000千円、長期借入金の返済による支出174,544千円等の減少要因によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社は「電線事業」の単一セグメントであり、当事業年度の生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 電線事業(千円)   6,159,159   116.5 (注)1.金額は販売価格によっております。 b 商品仕入実績 当社は「電線事業」の単一セグメントであり、当事業年度の仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 電線事業(千円)   172,698   84.0 (注)1.金額は仕入価格によっております。 c 受注実績 当社では一部受注生産を行っておりますが、売上高のうち受注生産の占める割合が僅少であるため、受注実績は記載しておりません。 d 販売実績 当社は「電線事業」の単一セグメントであり、当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 電線事業(千円)   6,028,307   115.9 (注)1.最近2事業年度の主な相手先別販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりで あります。 相手先   前事業年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 泉州電業株式会社   2,032,329   39.1   2,192,595   36.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産の部) 当事業年度末における総資産残高は10,284,767千円となり、前事業年度末に比べ9,250千円増加いたしました。これは主に現金及び預金471,091千円、棚卸資産186,743千円、投資有価証券103,048千円等による増加要因が、売上債権633,684千円、有形固定資産103,140千円等による減少要因を上回ったことによるものであります。 (負債の部) 当事業年度末における負債残高は4,631,374千円となり、前事業年度末に比べ404,949千円減少いたしました。これは主に、短期借入金600,000千円、長期借入金174,544千円等による減少要因が、仕入債務235,280千円、未払法人税等107,846千円等による増加要因を上回ったことによるものであります。 (純資産の部) 当事業年度末の純資産残高は5,653,393千円となり、前事業年度末に比べ414,200千円増加いたしました。これは主に、当期純利益400,489千円の計上、剰余金の配当56,258千円等によるものであります。 この結果自己資本比率は55.0%となりました。 b.経営成績の分析 当社の業績につきましては、当事業年度の売上高は6,028,307千円(前事業年度比15.9%増)、営業利益501,624千円(前事業年度比642.7%増)、経常利益543,666千円(前事業年度比384.1%増)、当期純利益400,489千円(前事業年度比244.3%増)となりました。これらの要因については、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 第2[事業の状況]3[事業等のリスク]に記載のとおりであります。 ③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社では、企業価値及び株主共同の利益を確保・向上させるため、自己資本当期純利益率(ROE)及び1株当たり当期純利益(EPS)を経営指標とし、ROE 5.0%以上、EPS 24.10円以上を目標としており、当事業年度におけるROE及びEPSは、それぞれ7.4%、71円19銭となりました。 今後も、継続して事業の安定基盤を強化するため、顧客ニーズにあった付加価値の高い製品の開発・販売、売上の拡大を通じて、ROE及びEPSの維持・向上に努めてまいります。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の当事業年度のキャッシュ・フローは、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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