概要
日本伸銅株式会社は、大阪府堺市に本社を置く伸銅品専門の非鉄金属メーカーである。銅や黄銅を材料とする板、条、線などの伸銅品を製造・販売し、自動車、電機、建築分野に供給する。従業員数は約92名と小規模ながら、2026年3月期の売上高は301億円、営業利益は27億円に達した。株式会社CKサンエツの連結子会社として、グループ内のサンエツ金属と生産品種の棲み分けによる分業体制を構築している。
伸銅品を柱とする単一セグメントの収益構造
当社は伸銅品関連事業の単一セグメントで構成される。2026年3月期の部門別売上高は、伸銅品が265億6百万円(全体の88%)、伸銅加工品が16億40百万円、その他の金属材料(主に原材料転売)が19億97百万円であった。販売数量は伸銅品で2万419トンと前年比6.4%増加した。主要原材料である銅の国際相場が高値で推移したことが売上高を押し上げる一方、同相場変動リスクをヘッジするデリバティブ取引で17億3百万円の損失が発生し、経常利益は10億28百万円(前年比27.2%減)となった。純利益は7億42百万円である。
兄弟会社との棲み分けによる最適分業体制
当社は親会社である株式会社CKサンエツの傘下で、兄弟会社のサンエツ金属株式会社および三谷伸銅株式会社と生産品種の棲み分けを実施している。相互のOEM供給、原料の共同購買、人材交流などの連携によりシナジーを追求する。この分業体制により、設備投資の重複回避と生産効率の向上を図る。主要販売先は市原金属産業株式会社で、2026年3月期の販売高は39億91百万円(全体の13.2%)を占める。
経常利益13億円を目標とする中期経営指標
当社は経営上の客観的な指標として経常利益を掲げ、2027年3月期に13億10百万円の達成を目標とする。2026年3月期の経常利益は10億28百万円と目標に未達だが、売上高は301億45百万円(前年比15.4%増)、営業利益は26億94百万円(同46.8%増)と増収増益基調にある。デリバティブ損失が経常利益を押し下げた要因であり、銅相場の変動に応じたヘッジ戦略が課題となる。財務面では、運転資金とM&A資金の確保を目的に内部留保と金融機関借入のバランスを取る方針である。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
銅・黄銅の板・条・線を主力とする伸銅品
当社の主力製品は伸銅品であり、銅および黄銅を圧延・押出・抽伸などの加工を施して製造される板、条、線などの半製品である。2026年3月期の販売数量は2万419トン(前年比6.4%増)、売上高は265億6百万円を計上した。主に自動車部品、電機機器、建築用部材の素材として供給される。同製品は兄弟会社サンエツ金属と品種の棲み分けを行い、各社の得意分野を生かした効率的な生産体制を取る。
加工度の高い伸銅加工品と原材料転売のその他金属材料
伸銅加工品は、伸銅品をさらに加工した製品で、2026年3月期の売上高は16億40百万円(前年比31.4%増)であった。一方、その他の金属材料は主に伸銅品の原材料である銅や亜鉛をそのまま転売するもので、売上高は19億97百万円(同7.6%増)である。これらの製品群は伸銅品と合わせ、顧客の多様なニーズに応える。なお、銅や亜鉛の国際相場変動リスクに対してはデリバティブ取引によるヘッジを実施している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
非鉄金属の時価総額近傍。太字が日本伸銅
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5707東邦亜鉛 | 138億円 | 7.3倍 |
| 2 | 5819カナレ電気 | 125億円 | 10.2倍 |
| 3 | 1491中外鉱業 | 102億円 | 6.7倍 |
| 4 | 5721エスクリプトエナジー | 100億円 | — |
| 5 | 5753日本伸銅 | 60億円 | 7.2倍 |
| 6 | 5817JMACS | 60億円 | 14.5倍 |
| 7 | 5729日本精鉱 | 46億円 | 4.1倍 |
| 8 | 5742エヌアイシ・オートテック | 41億円 | 169.8倍 |
| 9 | 5820三ッ星 | 35億円 | 11.6倍 |
| 10 | 5858STG | 26億円 | 9.7倍 |
| 11 | 5704JMC | 22億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
創業者吉田久博の構想で大阪黄銅として1938年に設立
1938年4月、創業者吉田久博の構想に基づき、伸銅品の生産販売を目的として資本金10万円をもって大阪黄銅株式会社が設立された。これが日本伸銅の原点である。当初から銅や黄銅の板・条・線などの製造に特化し、非鉄金属加工業の基盤を築いた。
戦時中にジュラルミン生産へ転換、社名変更を繰り返す
1943年9月、社名を大阪軽合金工業株式会社と変更し、航空機材料として需要の高まったジュラルミンの生産を開始した。終戦後の1945年10月には新日本産業株式会社に社名変更。1947年1月に再び大阪黄銅株式会社を設立するなど、戦時体制から平和産業への移行期に組織を再編した。
1949年に日本伸銅へ改称、大阪・名古屋・東京の三証券取引所に上場
1949年1月、社名を日本伸銅株式会社と変更。同年5月に大阪証券取引所、同年7月に名古屋証券取引所に上場。1961年10月には東京証券取引所にも上場し、全国的な株式市場で資金調達が可能となった。1959年4月には日伸地金株式会社を設立し、グループ体制を整え始めた。
子会社の設立と整理を経て事業の絞り込みを進める
1984年1月に日伸精器株式会社、1986年7月に東京ニッシン株式会社を設立したが、1999年3月に日伸精器を清算、2004年2月に東京ニッシンを売却した。2010年1月には日伸地金株式会社を大阪黄銅株式会社に吸収合併。グループ内の再編を繰り返しながら、伸銅品事業に集中する体制へと移行した。
2015年にCKサンエツの連結子会社となり大阪黄銅を吸収合併
2015年3月、株式会社CKサンエツの連結子会社となる。同年7月には大阪黄銅株式会社を吸収合併し、グループの統合を進めた。これにより、CKサンエツグループ内での生産品種の棲み分けが本格化し、サンエツ金属との分業体制が確立された。2011年5月には本社を堺市堺区南島町から同区匠町に移転している。
2022年に東証スタンダード市場へ移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場に移行した。上場以来の歴史を持つ同社は、この区分変更により、より流動性の高い市場での株式取引が可能となった。名古屋証券取引所は2003年12月に上場廃止しており、現在は東京証券取引所スタンダード市場のみに上場している。
年表19件を開く
1930年代
- 1938年4月創業創業者吉田久博の構想に基づき、伸銅品の生産販売を目的として資本金10万円をもって大阪黄銅株式会社を設立。
1940年代
- 1943年9月商号変更大阪軽合金工業株式会社と社名変更し、ジュラルミンの生産を開始。
- 1945年10月社名を新日本産業株式会社と変更。
- 1947年1月創業大阪黄銅株式会社を設立。
- 1949年1月社名を日本伸銅株式会社と変更。
- 1949年5月上場大阪証券取引所に上場。
- 1949年7月上場名古屋証券取引所に上場。
1950年代
- 1959年4月創業日伸地金株式会社を設立。
1960年代
- 1961年10月上場東京証券取引所に上場。
1980年代
- 1984年1月創業日伸精器株式会社を設立。
- 1986年7月創業東京ニッシン株式会社を設立。
1990年代
- 1999年3月日伸精器株式会社を清算。
2000年代
- 2003年12月上場名古屋証券取引所上場廃止。
- 2004年2月東京ニッシン株式会社を売却。
2010年代
- 2010年1月M&A日伸地金株式会社を大阪黄銅株式会社に吸収合併。
- 2011年5月本社を大阪府堺市堺区南島町から大阪府堺市堺区匠町に移転。
- 2015年3月株式会社CKサンエツの連結子会社となる。
- 2015年7月M&A大阪黄銅株式会社を吸収合併。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は2つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 経常利益2027年3月期まで13億10百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
業界再編に対応した連携強化
縮小する伸銅市場で業界再編が避けられない中、CKサンエツのグループ企業と製品OEM供給、原料共同購買、人材交流等の協業を進め、シナジーを追求する。
- 02
安定的な資金調達と内部留保の蓄積
銅・亜鉛相場急騰時の運転資金やM&A資金を確保するため、内部留保の蓄積と金融機関からの調達のバランスを図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で92人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は745万円で、9期前と比べて+26.3%。平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は19.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 111 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 109 | — |
| 2019年3月 | 589 | 39.0 | 15.0 | 107 | — |
| 2020年3月 | 578 | 40.0 | 16.0 | 106 | — |
| 2021年3月 | 642 | 40.0 | 16.0 | 99 | — |
| 2022年3月 | 666 | 41.0 | 17.0 | 98 | — |
| 2023年3月 | 689 | 42.0 | 18.0 | 96 | — |
| 2024年3月 | 710 | 42.0 | 18.0 | 97 | — |
| 2025年3月 | 715 | 43.0 | 19.0 | 94 | 1,915 |
| 2026年3月 | 745 | 42.0 | 19.0 | 92 | 2,935 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は301億円、営業利益は27億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.3%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 380億円 | 301億円 |
| 営業利益 | 20億円 | 27億円 |
| 純利益 | 11億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は103億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+63.5%、営業利益は+233.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 61 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 63 | 3 | 4.8 | 2 |
| 2024年2Q | 55 | 3 | 5.5 | 1 |
| 2024年3Q | 57 | 3 | 5.3 | 3 |
| 2024年4Q | 58 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 128 | 11 | 8.6 | 5 |
| 2025年4Q | 133 | 7 | 5.3 | 5 |
| 2026年2Q | 138 | 7 | 5.1 | 3 |
| 2026年4Q | 163 | 20 | 12.3 | 4 |
| 2027年1Q | 103 | 10 | 9.7 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は143億円から301億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 143 | — | −1 | — | −1 |
| 2014年3月 | 133 | — | −3 | — | −3 |
| 大阪黄銅株式会社を吸収合併。 | |||||
| 2015年3月 | 162 | — | 1 | — | −4 |
| 2016年3月 | 154 | — | 4 | — | 8 |
| 2017年3月 | 158 | — | 8 | — | 5 |
| 2018年3月 | 191 | — | 12 | — | 9 |
| 2019年3月 | 207 | — | 13 | — | 9 |
| 2020年3月 | 172 | — | 15 | — | 10 |
| 2021年3月 | 156 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年3月 | 261 | — | 15 | — | 11 |
| 2023年3月 | 272 | — | 15 | — | 10 |
| 2024年3月 | 233 | — | 8 | — | 6 |
| 2025年3月 | 261 | 18 | 14 | 6.9 | 10 |
| 2026年3月 | 301 | 27 | 10 | 9.0 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高301億円のうち、営業利益として残るのは27億円で9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%266億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金2.7%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%27億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−10億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−10億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は2億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | −6 | −4 | 1 | 9 |
| 2014年3月 | 3 | −2 | −3 | 1 | 6 |
| 2015年3月 | −2 | 12 | −14 | 10 | 2 |
| 2016年3月 | −1 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 2017年3月 | −5 | −1 | 4 | −6 | 2 |
| 2018年3月 | −9 | 3 | 6 | −6 | 2 |
| 2019年3月 | 11 | −1 | −10 | 10 | 2 |
| 2020年3月 | 26 | −1 | −16 | 25 | 12 |
| 2021年3月 | −11 | −3 | 5 | −14 | 3 |
| 2022年3月 | −1 | −1 | 2 | −2 | 2 |
| 2023年3月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 2 |
| 2024年3月 | 8 | 0 | −8 | 8 | 2 |
| 2025年3月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 2 |
| 2026年3月 | −10 | 0 | 11 | −10 | 2 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は185億円。このうち返さなくてよい自己資本が127億円で、自己資本比率は68.7%(業種中央値53.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 132 | 53 | 79 | 40.3 |
| 2014年3月 | 126 | 50 | 76 | 39.7 |
| 2015年3月 | 116 | 48 | 68 | 41.0 |
| 2016年3月 | 97 | 50 | 47 | 51.4 |
| 2017年3月 | 111 | 56 | 55 | 50.2 |
| 2018年3月 | 126 | 65 | 61 | 51.4 |
| 2019年3月 | 125 | 73 | 52 | 58.4 |
| 2020年3月 | 116 | 83 | 33 | 71.1 |
| 2021年3月 | 129 | 87 | 42 | 67.2 |
| 2022年3月 | 154 | 95 | 59 | 61.3 |
| 2023年3月 | 154 | 104 | 50 | 67.2 |
| 2024年3月 | 150 | 109 | 41 | 73.0 |
| 2025年3月 | 165 | 119 | 46 | 72.3 |
| 2026年3月 | 185 | 127 | 58 | 68.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で32社中4位あたり、逆に低いのはROEで32社中25位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,511で、1年前と比べて+8.9%。過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 |
| PER (会社予想) | 5.1倍 |
| PBR | 1.23倍 |
| 配当利回り | 0.60% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価2370円。1年で+17.8%上昇。直近は25日線(2325.68円)を上抜け、上昇に弾み。しかし75日線(2428.72円)は上値抵抗線として意識。52週高値(3100円)からは約24%下。RSI57.4で中立。出来高は低水準で、方向感は定まりにくい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERが6.83倍と同業平均20.26倍を大幅に下回り、PBRも1.16倍と1倍台で割安感が強い。ROEは6%と低水準だが、配当利回りは0%と無配であり、株主還元面ではマイナス。2026/3期は減益見込みだが、業績回復途上とみればバリュエーションは割安といえる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 | 22.2倍 |
| PER (予想) | 5.1倍 | — |
| PBR | 1.23倍 | 2.02倍 |
| ROE | 6.0% | 12.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は回復基調で、2026年3月期は売上高301億円、営業利益27億円と見込む。一方で、小規模ゆえに市況変動の影響を受けやすく、非鉄金属価格の下落や需要減が業績を押し下げるリスクがある。強気派は技術力と成長性を評価し、弱気派は脆弱な収益基盤を懸念する。
- 業績拡大基調
2025年3月期は増収黒字化、翌期も大幅増収見通し。
- 高い収益性
営業利益率が6.9%から8.97%へ改善見込み。
- ニッチ市場の強み
高品質伸銅品で自動車・電機分野に安定供給。
- 小規模ゆえの脆弱性
売上高300億円規模でリスク分散が不十分。
- 原材料価格変動リスク
銅価格下落が収益を直撃。
- 需要減退リスク
自動車・電機の生産低迷で受注減少の懸念。
- 売上高成長率
- 収益拡大の持続性を確認するため。
- 営業利益率
- コスト管理と収益性改善の指標。
- 銅価格
- 原材料コストが業績に直結。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.60%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 10 | — | 2.6 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | 2.7 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 2.3 |
| 2021年3月 | 10 | 0.0 | 5.7 |
| 2022年3月 | 10 | 0.0 | 2.2 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | 2.1 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 3.8 |
| 2025年3月 | 15 | 50.0 | 3.3 |
| 2026年3月 | 15 | 0.0 | 4.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,086人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.1%を占め、残る47.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 52.5 | 51.5 | 51.3 | 51.3 | 53.2 | 51.6 |
| 個人・その他 | 37.5 | 40.0 | 42.8 | 42.9 | 41.3 | 38.5 |
| 自己株式 | 0.8 | 6.5 | 9.3 | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
| 外国法人 | 3.3 | 2.0 | 0.9 | 1.1 | 2.1 | 5.1 |
| 証券会社 | 3.8 | 5.1 | 2.7 | 3.7 | 2.5 | 4.2 |
| 金融機関 | 3.0 | 1.5 | 2.3 | 0.9 | 0.9 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社CKサンエツ | 49.87 |
| 02 | 根本 竜太郎 | 4.98 |
| 03 | INTERACTIVE BRO KERS LLC(インタラクティブ・ブローカー ズ証券株式会社) | 3.92 |
| 04 | ヨシダ トモヒロ | 1.73 |
| 05 | 株式会社SBI証券 | 1.60 |
| 06 | 高石 文夫 | 1.35 |
| 07 | 松井 崇 | 1.22 |
| 08 | 片木 寿之 | 1.10 |
| 09 | 對馬 満春 | 0.76 |
| 10 | 森永 清洲 | 0.68 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1135%、1株純資産は14期で+164%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −34 | 2,254 | −1.5 | — | — |
| 2014年3月 | −141 | 2,117 | −6.4 | — | — |
| 2015年3月 | −175 | 2,019 | −8.5 | — | — |
| 2016年3月 | 358 | 2,109 | 18.3 | 2.7 | — |
| 2017年3月 | 230 | 2,365 | 10.3 | 5.7 | — |
| 2018年3月 | 390 | 2,743 | 15.3 | 4.3 | 2.6 |
| 2019年3月 | 367 | 3,092 | 12.6 | 3.4 | 2.7 |
| 2020年3月 | 435 | 3,496 | 13.2 | 2.4 | 2.3 |
| 2021年3月 | 177 | 3,700 | 4.9 | 8.6 | 5.7 |
| 2022年3月 | 463 | 4,268 | 11.7 | 4.2 | 2.2 |
| 2023年3月 | 474 | 4,822 | 10.4 | 4.3 | 2.1 |
| 2024年3月 | 260 | 5,113 | 5.2 | 7.6 | 3.8 |
| 2025年3月 | 451 | 5,573 | 8.4 | 4.9 | 3.3 |
| 2026年3月 | 347 | 5,948 | 6.0 | 7.2 | 4.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 釣谷宏行 | 取締役会長(代表 取締役) | 67 | — |
| 高倉英朗 | 取締役社長(代表 取締役) | 44 | — |
| 橋本好人 | 取締役 営業本部長 | 51 | — |
| 木本道隆 | 取締役 管理統括部長 | 58 | 500 |
| 鈴木健男 | 取締役(常勤監査 等委員) | 57 | 900 |
| 平山博史 | 取締役(監査等 委員) | 66 | — |
| 岩﨑徹也 | 取締役(監査等 委員) | 73 | — |
| 清水裕視 | 取締役 原料購買室長 | 49 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 63 | 11 | 11 | 75 | 15 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | — | — | 8 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | — | — | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容102字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題632字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,529字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,363字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業