概要
NE株式会社は、2022年にHamee株式会社からスピンオフし、クラウド型ECバックエンドシステム「ネクストエンジン」を主力とする企業である。同システムは受注・在庫・出荷の一元管理を提供し、2026年4月時点で契約社数6,764社、取扱流通総額1兆3,515億円に達する。2025年11月に東証グロース市場に上場。横浜市に本社を置き、従業員138名。EC事業者のバックオフィス自動化に加え、コンサルティング事業やふるさと納税支援、伝統工芸品ECなど多角化を進めている。
ネクストエンジン事業が築いた1.3兆円の流通総額
当社の中核であるネクストエンジンは、EC事業者が楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど複数のモールで展開する店舗の受注処理、在庫管理、出荷指示を一元化するクラウド型OMSである。基本機能として、メール自動対応、在庫自動連携、商品ページ一括アップロードを標準搭載し、追加機能はアプリとして提供する。料金は受注件数に応じた従量課金制で、小規模から大規模まで利用しやすい。2026年4月期の契約社数は6,764社(前期比194社増)、利用店舗数は56,891店、取扱流通総額は1兆3,515億円(前期比1,636億円増)に拡大した。年間平均ARPUは39,061円(前期比2.8%増、特殊要因除く)と着実に成長している。開発は自社で行い、モールのAPI変更に迅速に対応する体制を構築している。
コンサルティング事業でフロントエンドを支援
コンサルティング事業は、ネクストエンジンのバックオフィス支援に加え、EC店舗の売上拡大を直接支援する。自社所属のコンサルタントが、ネットショップ店長経験者やマーケターなど分野別にチームを組み、楽天、Yahoo!、Amazon、自社サイトを横断した総合的なECコンサルティングを提供する。サービス価格は月額60,000円からと導入しやすく、1か月の無料トライアルを経て正式契約へつなげる。2026年4月期の売上高は547,538千円(前期比46.9%増)で、生成AIオンライン動画講座の販売が計画を上回った。コンサルティング契約先はネクストエンジン非ユーザーも多く、導入後にネクストエンジンへつながるケースも生まれている。
ふるさと納税支援と伝統工芸品ECで地方創生
ロカルコ事業は、地方自治体向けふるさと納税支援サービスと、伝統工芸品のEC販売事業の二本柱で構成される。ふるさと納税支援では、ネクストエンジンをカスタマイズして寄附受付から返礼品発送までの業務を効率化し、SEO対策や広告運用も提供する。2026年4月期の売上高は375,373千円(前期比35.4%減)でセグメント損失16,509千円となった。ただし2026年6月に本事業の譲渡を決議しており、2027年4月期以降は業績に寄与しない見込みである。伝統工芸品ECは2024年4月に事業譲受で取得し、Amazonや楽天などで販売。実店舗運営のノウハウをネクストエンジンの機能改善に活用する狙いがある。
「Commerce OS for the Agent Era」への転換
2026年4月、当社は新たなVision「Commerce OS for the Agent Era」を策定し、AIエージェント時代の商取引基盤となることを目指している。Missionは「Build the Invisible Engine」とし、EC事業者がシステムを意識せずに本業に集中できる環境を提供する。主要KPIを契約社数からARPU向上にシフトし、具体策として受託開発サービス「NE STUDIO」の拡販、韓国Cafe24 Corp.との越境EC協業、顧客コミュニティの組成に取り組む。また、ふるさと納税支援事業から撤退し、リソースをコア事業に集中させる方針を示している。
業界の中での役割はEC支援SaaS(OMS)を提供するプラットフォーマー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01EC事業者主力
自社サイトやモールで展開するEC事業者向けに、受注処理や在庫管理を自動化する「ネクストエンジン」を提供。複数モールのデータ統合により一元管理を実現し、経営効率向上を支援する。
EC向けOMS分野で契約社数トップクラス
- ネクストエンジン
- クラウド(SaaS)型ECバックエンドシステム。受注処理、在庫自動連携、商品ページ一括アップロードなどで店舗運営を効率化。API公開により拡張性も高い。
02ECコンサルティング準主力
ネクストエンジンのユーザーやその他EC事業者向けに、ECコンサルティング、運営代行、広告運営代行などを提供。データとノウハウを活用し、売上拡大を支援する。
- ECコンサルティング
- ネットショップ運営に関する総合的なコンサルティング。店長経験者などがチームで戦略策定から運用支援まで行う。
03地方自治体・伝統工芸副次
ふるさと納税支援サービスと伝統工芸品のEC販売を展開。ネクストエンジンを活用した自治体業務の効率化と寄附拡大、伝統工芸品の販売を通じ地方創生に貢献する。
- ふるさと納税支援サービス
- 地方自治体向けに、寄附受付から返礼品発送までのオペレーションを支援。SEO対策や広告運用などで寄附拡大に貢献する。
- ロカルコストア
- 日本全国の伝統工芸品を扱うECサイト。自社企画商品も開発し、Amazonや楽天市場などでも販売する。
製品と技術
受注・在庫・出荷を一元管理するOMS
ネクストエンジンは、EC事業者が複数のモールで運営する店舗の受注処理、在庫管理、出荷指示を一元的に管理するクラウドシステムである。メイン機能として、メール自動対応、受注伝票一括管理、在庫自動連携(各店舗の在庫数を一致させる)、商品ページ一括アップロードを提供。基本料金は受注件数に応じた従量課金制で、事業規模に応じた支払いが可能。追加機能はアプリとして個別課金される。2026年4月期の年間平均ARPUは39,061円。開発は自社で行い、モール側のAPI変更に事前連携して改修を完了する体制をとっている。
API公開によるエコシステムの拡大
ネクストエンジンはAPIを公開し、自社および外部デベロッパーが開発したアプリを展開可能なプラットフォームとなっている。これにより、ユーザーはニーズに合わせてアプリを選択し、システムをカスタマイズできる。例えば、外注倉庫事業者への出荷データ自動送信アプリや、ユーザー自身が開発したアプリの販売も可能。広範なユーザー層(小規模から大規模まで)に対応できる柔軟性が差別化要因となっている。API公開により、ECモールとの連携拡大やサードパーティ製ツールとの統合も容易になり、プラットフォーム効果が高まっている。
「ネクストエンジンオーダーメイド」で個別対応
標準機能やアプリでは対応しきれない個別の業務ニーズに対し、受託開発サービス「ネクストエンジンオーダーメイド」を提供している。2026年4月期には、このサービスの拡販施策「NE STUDIO」を開始し、より広範な顧客にカスタマイズ開発を提供する体制を強化した。開発は外部パートナーを活用することで原価を変動費化し、コストコントロールを徹底。加えて、韓国のECプラットフォームCafe24 Corp.との協業により、越境EC領域でのGMV連動課金モデルを展開し、ARPU向上に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- EC事業者EC向けOMS分野で契約社数トップクラス
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
売上横ばい、高営業利益率で差別化
情報・通信業に属し、近年の売上は38億円→39億円→41億円と緩やかな成長を示す。一方、営業利益率は2025年4月期に38.46%、2026年4月期に36.59%と非常に高く、同業他社と比較して収益性の高さが際立つ。ライバル銘柄であるVRAIN SolutionやCocoliveと比べると、売上規模は小さいものの、利益率で大きく上回っており、高付加価値なビジネスモデルを有していると推察される。提供データからは売上構成や事業セグメントの詳細が不明であるため、成長の源泉は推定できないが、高い利益率を維持しつつ売上を伸ばしており、業界内で独自のポジションを築いている。
強み
- 営業利益率は36%超と非常に高く、収益性で業界をリードする。
- 売上高は3期連続で増加し、堅調な事業基盤を示す。
- VRAIN Solutionなどと比べ、高利益率で独自の地位。
- 高収益の背景には効率的なコスト管理があると推測される。
課題
- 売上成長率は低く、市場拡大ペースが緩やか。
- 情報・通信業の動向に業績が左右される可能性。
- データからセグメント別の業績が見えず、分析が制約。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がNE
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3933チエル | 44億円 | 6.3倍 |
| 2 | 4334ユークス | 44億円 | 19.0倍 |
| 3 | 3935エディア | 44億円 | 9.7倍 |
| 4 | 4428シノプス | 44億円 | 24.7倍 |
| 5 | 441ANE | 43億円 | 8.5倍 |
| 6 | 4270BeeX | 43億円 | 10.4倍 |
| 7 | 4261アジアクエスト | 43億円 | 30.8倍 |
| 8 | 3768リスクモンスター | 43億円 | 19.0倍 |
| 9 | 5129FIXER | 43億円 | — |
| 10 | 9476中央経済社ホールディングス | 43億円 | 12.1倍 |
| 11 | 269ASapeet | 43億円 | 23.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 5件
2022年5月設立、8月に事業承継
2022年5月、Hamee株式会社の子会社として神奈川県小田原市にNE株式会社が設立された。翌8月、Hameeのプラットフォーム事業を会社吸収分割の方法により承継し、実質的な事業を開始した。この承継により、クラウド型ECバックエンドシステム「ネクストエンジン」が当社の主力サービスとして位置づけられた。本社所在地はその後、神奈川県横浜市港北区に移転している。
2022年9月、子会社を吸収合併
2022年9月、Hamee株式会社から承継した関係会社株式により子会社となっていたHameeコンサルティング株式会社を吸収合併した。これにより、ネクストエンジン事業とコンサルティング機能を一体的に提供する体制が整い、EC事業者に対するバックオフィス支援とフロントオフィス支援の両方を自社でカバーすることが可能となった。
2024年4月、リテール事業を事業譲受
2024年4月、株式会社リアルジャパンプロジェクトから日本の伝統工芸品の国内EC事業(リテール事業)を事業譲受により取得した。この買収により、ロカルコ事業の第二の柱となる伝統工芸品EC販売が開始された。目的は、実店舗運営のノウハウをネクストエンジンの機能改善に活かすこと、コンサルタントの経験値向上、およびふるさと納税返礼品事業者の商品販売機会拡大であった。
2025年11月、スピンオフ上場
2025年11月、NE株式会社はHameeグループからスピンオフし、東京証券取引所グロース市場に上場した。上場時の株式発行により調達した資金を成長投資に充てる計画である。これにより、独立した経営体制のもとで、ネクストエンジンのプラットフォーム化やコンサルティング事業の拡大、新規事業開発を加速させる基盤を確保した。
年表5件を開く
2020年代
- 2022年5月Hamee株式会社の子会社として神奈川県小田原市にNE株式会社を設立
- 2022年8月Hamee株式会社のプラットフォーム事業を会社吸収分割の方法により承継し事業開始
- 2022年9月M&AHamee株式会社より承継した関係会社株式により当社の子会社となったHameeコンサルティング株式会社を吸収合併
- 2024年4月株式会社リアルジャパンプロジェクトから、日本の伝統工芸品の国内EC事業(リテール事業)を事業譲受により取得
- 2025年11月上場当社株式は東証グロース市場にスピンオフ上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/4期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 総契約社数拡大
- ARPU向上
- 売上高目標値なし
- 営業利益目標値なし
- EBITDA目標値なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
エージェント時代のコマースOSへ
EC事業者の商品情報などの定性的価値を、AIエージェントが正しく評価できる「信頼できるデータ」に変換し、業務データ・API・実行プロセスを提供する「Commerce OS」を構築する。OMSの枠を超え、AIエージェントによる購買を支える基盤となることを目指す。
- 02
ARPU向上施策の推進
主要KPIをARPUに設定し、ネクストエンジンオーダーメイドの提供拡大、コンサルティング機能による顧客の売上拡大支援、韓国Cafe24との協業による越境EC支援などでARPU向上を図る。また、EC事業者のコミュニティ形成により間接的な成長支援も行う。
- 03
ネクストエンジン契約拡大策
プロモーション強化、オンボーディング強化による解約率低減、データ連携の円滑化、API拡充、AI機能実装などを通じて総契約社数の拡大を目指す。小規模事業者を含む全てのEC事業者にサービスを拡張し、顧客基盤を強化する。
- 04
好循環なビジネス構造の実現
コンサルティング事業による売上拡大支援(フロント)とネクストエンジンによる業務効率化支援(バック)を一体化し、顧客の成長を長期的に伴走する。小規模事業者を含む顧客基盤を強化し、シナジーを追求する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年4月期の売上高は41億円、営業利益は15億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.1%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年4月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 46億円 | 41億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 15億円 |
| 純利益 | 10億円 | 10億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
2期分
直近は2026年下期で、売上は21億円、営業利益は8億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年上期 | 20 | 7 | 35.0 | 5 |
| 2026年下期 | 21 | 8 | 38.1 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2023年4月期からの4期で、売上は25億円から41億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は36.6%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 25 | — | 11 | — | 5 |
| 2024年4月 | 38 | — | 16 | — | 10 |
| 当社株式は東証グロース市場にスピンオフ上場 | |||||
| 2025年4月 | 39 | 15 | 15 | 38.5 | 9 |
| 2026年4月 | 41 | 15 | 14 | 36.6 | 10 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年4月期
売上高41億円のうち、営業利益として残るのは15億円で36.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の24.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.8%11億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.6%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益36.6%15億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年4月期は営業CFが12億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは10億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は36億円で、売上の10.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年4月 | 10 | −3 | −2 | 7 | 23 |
| 2025年4月 | 10 | −4 | −3 | 6 | 26 |
| 2026年4月 | 12 | −2 | 0 | 10 | 36 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年4月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が46億円で、自己資本比率は89.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 29 | 20 | 9 | 69.6 |
| 2024年4月 | 37 | 29 | 8 | 78.2 |
| 2025年4月 | 42 | 35 | 7 | 83.3 |
| 2026年4月 | 51 | 46 | 6 | 89.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中17位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中401位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥260で、1年前と比べて-26.3%。過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 |
| PER (会社予想) | 8.5倍 |
| PBR | 0.93倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月14日に276円と上昇し、直近1カ月で10.4%上昇した。25日移動平均線(255円)を上回っており、短期上昇トレンド。RSIは71.2と過熱感が強い。52週高値(420.5円)からは約34%低い水準。75日線(258円)も上回る。出来高は8月14日に5.6万株と増加し、買い意欲を示す。ただし、200日移動平均線はデータがなく、長期トレンドは不明。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは9.04倍と同業界平均の31.11倍を大きく下回り、PBRも0.99倍と割安水準。ROEは24.9%と非常に高く、利益率も高い。無配当だが、配当性向は29.8%と将来の配当可能性を示唆。業績は安定しており、株価は明らかに割安と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 | 47.6倍 |
| PER (予想) | 8.5倍 | — |
| PBR | 0.93倍 | 2.98倍 |
| ROE | 24.9% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
通信インフラは安定的な需要がある一方、競争激化と技術変化への対応が課題。強気派は高い営業利益率とROEを評価し、新分野の成長に期待する。弱気派は売上高の伸び悩みや特定顧客依存、将来の成長投資による利益圧迫を懸念する。また、株価は1年で下落しており、割安感と成長鈍化のどちらを重視するかが論点。
- 高い収益性
営業利益率は2026/4期で36.6%と非常に高く、収益力が強い。
- ROE高水準
ROEは24.9%と高く、株主資本を効率的に活用。
- 株価下落で割安
PERは8.8倍、PBRは0.97倍と過小評価の可能性。
- PER8.8倍と割安で業績堅調決算発表後影響強
予想PER8.8倍は実績PER8.84倍と同水準、ROE24.9%からも割安
- PBR0.97倍の1倍割れ修正継続影響中
PBR0.9695倍と解散価値近辺、1倍回復で株価は3%上昇余地
- 高い外国人保有で需給改善継続影響弱
外国人保有18.87%と高く、下げ過ぎとの買いが入りやすい
- 株価下落後のリバウンド不定影響弱
直近1年で-23.51%下落、売られ過ぎで反発の可能性
- 売上高伸び悩み
2026/4期売上高は41億円と前期比5%増に留まる。
- 顧客依存
通信キャリアなど特定顧客への依存度が高く、受注変動が業績に影響。
- 成長投資の懸念
新分野への投資が利益率を低下させる可能性がある。
- 売上高の伸びが停滞通年影響中
売上高は38→41億円と2年で+8%、成長性に乏しい
- 高利益率の持続性リスク2027年4月期影響強
営業利益率38.46%と異常に高く、競争入札や人件費上昇で急低下の恐れ
- 無配当での株主還元不足次回株主総会影響弱
配当利回り0%、ROEが高くても現金還元がない
- 小型株の流動性懸念不定影響弱
時価総額45億円、PER8.8倍で買われる一方、売り時も大きい
- 営業利益率
- 高収益体質が維持されるか、投資支出の影響を確認するため。
- 受注残高
- 将来の売上高の確実性を示し、需要動向を把握するため。
- 顧客数
- 特定顧客への依存度を測り、収益の多様化を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−9.7%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 41 | — | 30.1 |
| 2024年4月 | 78 | 91.4 | 30.0 |
| 2025年4月 | 70 | −9.7 | 29.8 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年4月期末の株主数は延べ6,632人。区分でいちばん多いのは個人・その他で41.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2026年4月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 41.0 |
| 事業法人 | 32.8 |
| 外国法人 | 18.7 |
| 金融機関 | 5.9 |
| 証券会社 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | AOI株式会社 | 32.13 |
| 02 | 樋口 敦士 | 15.35 |
| 03 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL | 5.42 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.93 |
| 05 | BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND | 3.56 |
| 06 | 北村 和順 | 2.87 |
| 07 | INTERACTIVE BROKERS LLC | 2.53 |
| 08 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT | 2.41 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.87 |
| 10 | 鈴木 淳也 | 0.86 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-09エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告6.32%
- 2026-06-09フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.64%
- 2026-05-22ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテッド(Gordian Capital Singapore Private Limited)新規の大量保有報告6.02%+1.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+85%、1株純資産は4期で+121%。直近期のROEは24.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 17 | 63 | 30.8 | 30.1 |
| 2024年4月 | 32 | 90 | 42.1 | 30.0 |
| 2025年4月 | 29 | 110 | 29.4 | 29.8 |
| 2026年4月 | 31 | 139 | 24.9 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/4期の役員報酬は総額69百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木淳也 | 代表取締役 会長 CRDO | 47 | 141,413 |
| 比護則良 | 代表取締役 社長 CEO | 50 | 50,467 |
| 古閑由佳 | 取締役 | 54 | — |
| 鈴木咲季 | 取締役 | 35 | — |
| 北村京 | 常勤監査役 | 46 | 6,000 |
| 本行隆之 | 監査役 | 49 | — |
| 千葉幸夫 | 監査役 | 42 | — |
| 高木大輔 | 執行役員COO | — | — |
| 冨山幸弘 | 執行役員CFO | — | — |
| 日橋正義 | 執行役員CSO | — | — |
| 三原信基 | 執行役員CDO | — | — |
| 小山直輝 | 執行役員CCO | — | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小髙康幸 | 執行役員CISO | — |
| 岡本陽平 | 執行役員CMO | — |
役員報酬の内訳2026/4期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 44 | 44 | 22 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 14 | 4 |
| 監査役 | 1 | 11 | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/4期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,313字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,894字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,944字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,157字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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