概要
アサンテは、東京都新宿区に本社を置く住宅向け防災・リフォームサービス会社である。白蟻防除、湿気対策、地震対策を主力とし、全国に営業網を展開する。従業員1013名、売上高は140億円前後で推移し、営業利益率8%台の高水準を維持してきたが、2026年3月期は減益を見込む。東京証券取引所市場第一部に上場している。
農協との提携を軸とする販売チャネル
アサンテの販売チャネルは、全国農業協同組合連合会(JA全農)や各地の農業協同組合、生活協同組合との提携に大きく依存している。1979年に藤枝市農業協同組合との業務提携を皮切りに、全国のJA県本部との提携を拡大。現在も「農協等の取扱業者」として、組合員向けに白蟻防除や耐震補強などのサービスを提供する体制を取る。この提携ルートが安定的な受注基盤となっており、一般消費者への直接営業と併せて事業を支えている。また、2020年には株式会社ハートフルホームを子会社化し、リフォーム分野の強化も図っている。
売上高140億円台で安定、利益率は変動
近年の売上高は137億円から145億円の範囲で安定的に推移してきた。2025年3月期には140億円を記録したが、営業利益は12億円(営業利益率8.6%)と高水準だった。しかし2026年3月期は売上高144億円に対し営業利益8億円(同5.6%)と大幅減益を見込む。その要因として、成長投資に伴う費用増加や、猪苗代総合研修センターの減損損失284百万円の計上などが挙げられる。純利益は2026年3月期に3億円と過去最低水準となる見通しである。自己資本比率は68.6%と財務体質は堅調だが、利益の変動に注意が必要である。
全国38カ所の営業所で展開、四国にも進出
アサンテは東京都府中市で創業後、関東を皮切りに全国へ営業所を開設してきた。2021年4月には愛媛県西予市に南予営業所を新設し、四国地方に本格進出。その後も四国に2営業所を追加し、現在は全国38カ所の営業所を展開する。主要拠点は東京本社のほか、静岡県三ヶ日町の総合研修センターや福島県猪苗代町の研修センターを保有する。ただし猪苗代総合研修センターは2026年3月期に運用を停止し、減損損失を計上した。営業エリアの拡大と既存エリアの深耕を並行して進めている。
業界の中での役割は住宅リフォーム・防除サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 白蟻防除施工 | 59億円 | 41.3% | — | — |
| 基礎補修施工 | 40億円 | 28.0% | — | — |
| 床下等換気 システム施工 | 32億円 | 22.4% | — | — |
| その他 | 12億円 | 8.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01住宅(個人向け住宅保全サービス)主力
既存木造家屋を対象に、白蟻防除、湿気対策(床下・壁内調湿)、地震対策(耐震補強)の各種施工を主力サービスとして提供。農協等との提携による取扱業者としても営業活動を行う。
主要顧客全国農業協同組合連合会、農業協同組合、生活協同組合
- 白蟻防除
- 木造家屋のシロアリ被害を防ぐための薬剤処理・防蟻工事。
- 湿気対策
- 床下・壁内の調湿材設置等による結露・カビ対策工事。
- 地震対策
- 耐震補強工事(筋交い、金物補強等)による住宅の耐震性向上。
- 住宅リフォーム
- キッチン・浴室等のリフォーム工事。
- 害虫・害獣防除
- ゴキブリ、ネズミ等の害虫・害獣駆除サービス。
製品と技術
白蟻防除:中核サービスとして30年以上
白蟻防除はアサンテの創業以来の主力サービスである。木造家屋のシロアリ被害を防ぐため、薬剤処理や防蟻工事を実施する。同社は独自の点検手法として、2006年にアメリカから導入した「シロアリ探知犬」を活用。犬の嗅覚で白蟻の生息箇所を特定し、精度の高い診断を提供する。また、2010年には「トコジラミ探知犬」も導入し、害虫駆除サービスの幅を広げている。白蟻防除の需要喚起のため、「シロアリバスターズ®」のブランド名でテレビCMやWEB広告を積極的に展開している。
湿気対策と地震対策:家屋保全の二本柱
湿気対策では、床下や壁内に調湿材を設置し結露やカビの発生を抑制する工事を提供する。地震対策では、「アサンテ耐震システム」と称する耐震補強工事を販売。筋交いや金物補強などにより住宅の耐震性を向上させる。このシステムは2007年に一般財団法人日本建築防災協会の技術評価を取得している。さらに、2002年からは家屋補強システム、2005年からは基礎の亀裂補修工法も手掛け、木造家屋の総合的な保全を目指している。
高断熱施工やリフォーム:新たな成長分野
2019年に本格販売を開始した高断熱施工は、住宅の断熱性能を向上させるサービスである。また、キッチンや浴室などの住宅リフォームも手掛ける。リフォーム事業は1994年に住宅事業部として開始し、その後HA事業部に統合された。さらに、ゴキブリ・ネズミなどの害虫・害獣防除サービスも提供し、住まいのメンテナンス全般をカバーする。2020年には子会社ハートフルホームを取得し、リフォーム分野の体制を強化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
リフォーム仲介、安定成長
住宅リフォームの仲介・施工管理を手掛ける。売上高は137億円から144億円へ堅調増加。同業のジンジブやマテリアルグループと比較して規模は中程度。営業利益率は8.57%から5.56%へ低下傾向にあるが、リフォーム需要は底堅く、安定した事業基盤を持つ。
強み
- 売上高が3期連続で増加し、リフォーム需要を取り込む。
- 住宅ストック増加でリフォーム需要は中長期で拡大見込み。
- 在庫リスクが少なく、キャッシュフローが安定。
- 売上高100億円超で、安定した収益基盤を確保。
課題
- 営業利益率が8.57%から5.56%へと下落傾向。
- リフォーム仲介市場は競争が激しく、手数料低下リスク。
- 施工能力の制約で受注拡大が難しい局面も。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字がアサンテ
時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1899福田組 | 407億円 | 10.2倍 |
| 2 | 1814大末建設 | 386億円 | 10.0倍 |
| 3 | 4345シーティーエス | 349億円 | 12.8倍 |
| 4 | 1780ヤマウラ | 311億円 | 8.8倍 |
| 5 | 3443川田テクノロジーズ | 241億円 | 8.2倍 |
| 6 | 6073アサンテ | 187億円 | 60.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。
会社の歴史
沿革 36件
三洋消毒として創業、白蟻防除からスタート
1973年9月、東京都府中市に三洋消毒株式会社(現アサンテ)を設立し、白蟻等の害虫・害獣防除業を開始した。翌年には神奈川営業所(現湘南営業所)を開設し、営業網の拡大を始める。当初は法人向けの衛生管理サービスも手掛けていたが、住宅向けの個人サービスへと軸足を移していく。1982年には本社を府中市内で移転し、事業基盤を固めた。
農協との提携で販路拡大、1994年に商号変更
1979年に藤枝市農業協同組合と業務提携したのを機に、全国各地の農業協同組合との連携を強化。1988年には茨城県経済農業協同組合連合会とも提携し、JAルートでの販売を本格化させた。1994年1月、事業領域の拡大に伴いCIを導入し、商号を「アサンテ」に変更。同時期に住宅事業部を新設し、リフォーム事業にも進出。同年4月には本社を新宿区に移転し、現在の拠点となった。
独自技術の開発と探知犬の導入
2002年、家屋の柱や土台の接合部を補強する家屋補強システムの販売を開始。2007年には「アサンテ耐震システム」を独自開発し、一般財団法人日本建築防災協会の技術評価を取得した。2005年には基礎の亀裂補修工法も開発。また、2006年にアメリカから白蟻探知能力を持つ「シロアリ探知犬」を導入し、点検サービスの差別化を図った。2010年にはトコジラミ探知犬も導入している。
東証上場とその後の事業再編
2013年3月、東京証券取引所市場第二部に上場。翌2014年4月には市場第一部指定を受けた。上場後はエコ事業推進部を設置し太陽光発電システム販売に注力したが、2013年に同事業部を廃止しHA事業部に統合。2019年には高断熱施工の販売を本格開始。2020年7月には株式会社ハートフルホームを子会社化し、リフォーム事業を強化した。2021年には四国地方に進出し、営業所を開設している。
年表36件を開く
1970年代
- 1973年9月東京都府中市美好町二丁目36番地に三洋消毒㈱(現、㈱アサンテ)を設立し、白蟻等の害虫・害獣防除業を開始
- 1974年5月本社を東京都府中市片町二丁目15番93号に移転
- 1974年9月神奈川県藤沢市に神奈川営業所(現、湘南営業所)を新設(以降順次営業所を開設)
- 1979年9月藤枝市農業協同組合と業務提携(以降各地農業協同組合と提携)
1980年代
- 1982年3月本社を東京都府中市宮西町五丁目8番1号に移転
- 1986年3月法人向け殺虫・殺鼠等のトータルサニテーション事業(TS事業)の強化を図るため、法人向け部門を分離し、TS事業部(現、TS営業部)を新設
- 1987年9月本社を東京都府中市から東京都新宿区新宿一丁目15番9号に移転
- 1988年3月販売体制のさらなる強化を図るため、茨城県経済農業協同組合連合会と業務提携(以降各地全国農業協同組合連合会県本部と業務提携)
1990年代
- 1990年12月静岡県引佐郡三ヶ日町(現、静岡県浜松市浜名区三ヶ日町)に総合研修所(現、三ヶ日総合研修センター)を新設
- 1994年1月商号変更業務領域の拡大に伴いCI(コーポレートアイデンティティ)を導入し、商号を㈱アサンテに変更
- 1994年3月リフォーム事業に進出するため、住宅事業部を新設
- 1996年4月本社を新宿区新宿一丁目33番15号に移転
- 1996年4月一般家屋向けメンテナンスサービスの充実を図るため、CS(カスタマーサティスファクション)業務を開始
- 1999年4月身体障害者及び知的障害者の雇用促進を図るため、特例子会社㈱ヒューマン・グリーンサービスを設立
2000年代
- 2002年1月家屋の柱や土台等の接合部を補強する家屋補強システム施工の販売を開始
- 2002年3月福島県耶麻郡猪苗代町に猪苗代総合研修センターを新設
- 2002年4月お客様満足度のさらなる向上を目指すため、お客様相談室を新設
- 2002年6月M&A㈱伊万里ブルワリー(旧㈱伊万里製作所)を子会社化
- 2005年10月基礎の亀裂補修を図ると共に、表面劣化を抑制する基礎補修施工の販売を開始
- 2006年7月日本における白蟻防除の必要性を広く認知してもらうため、白蟻探知能力を持つ「シロアリ探知犬」をアメリカから導入
- 2007年9月耐震補強施工「アサンテ耐震システム」を独自開発し、財団法人日本建築防災協会(現、一般財団法人日本建築防災協会)の技術評価を取得
- 2008年11月商号変更経営戦略の精度向上や、年度計画の策定・推進・管理等の効率化を図るため、決算期を8月から3月に変更
- 2009年4月M&A住宅事業部を廃止し、HA事業部(現、HA営業推進部)にその業務を統合
- 2009年6月前代表取締役社長の宗政誠が社団法人日本訪問販売協会(現、公益社団法人日本訪問販売協会)の監事に就任
- 2009年7月M&A子会社㈱伊万里製作所を吸収合併し、伊万里工場と改称
- 2009年10月太陽光発電システムの需要拡大に伴い、本格販売開始
2010年代
- 2010年4月エコ事業推進部を新設し、太陽光発電システムとリフォームの業務をHA事業部(現、HA営業推進部)より移管
- 2010年10月トコジラミ被害への対策として、トコジラミ探知能力を持つ「トコジラミ探知犬」をアメリカから導入
- 2013年3月上場東京証券取引所市場第二部へ上場
- 2013年6月M&Aエコ事業推進部を廃止し、HA事業部(現、HA営業推進部)にその業務を統合
- 2014年4月東京証券取引所市場第一部指定
- 2015年2月お客様とのリレーション強化や営業活動のバックアップを推進するため、サービス審査室(現、お客様相談室サービス審査課)を新設
- 2015年3月三ヶ日総合研修センターを建替え
- 2019年1月高断熱施工の販売を本格開始
2020年代
- 2020年7月M&A株式会社ハートフルホームを子会社化
- 2021年4月愛媛県西予市に南予営業所を新設し、四国地方に進出(以降、四国地方に2営業所を新設)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2029年3月期まで169億円
- 営業利益2029年3月期まで14.4億円
- 営業利益率2029年3月期まで8.5%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
営業推進基盤・体制の強化
広告宣伝の高度化と規模拡大、企業・団体提携の強化、新規開拓により販売チャネルを拡充。JAとの連携深耕、新規エリア開拓、M&Aによる事業領域拡大にも取り組む。
- 02
生産性の向上
AI活用・DX推進、インフラ整備、データ活用の高度化を通じて業務効率化・省力化・精度向上を図り、限られた経営資源から高い成果を創出する体制を構築する。
- 03
お客様視点に立ったサービスの拡充
住宅メンテナンス意識の高まりや家屋構造の多様化に対応し、既存サービスの改良・高付加価値化、個人宅向けPCOサービスの拡販、高断熱施工など新サービスを展開する。
- 04
人的資本の開発・活用
採用力と定着力の向上を図るため、処遇改善、教育体制充実、職場環境整備を一体推進。社内検定制度拡充やマネジメント能力開発により従業員の成長とサービス品質向上を目指す。
- 05
事業活動を通じた社会課題解決への貢献
木造家屋の安全性向上と長寿命化サービスを提供し、防災・減災に貢献。CO2排出削減など地球環境に配慮した事業運営を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,013人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は583万円で、9期前と比べて+4.6%。平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は13.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,067 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,040 | — |
| 2019年3月 | 558 | 37.7 | 8.8 | 1,022 | — |
| 2020年3月 | 562 | 39.1 | 10.1 | 962 | — |
| 2021年3月 | 539 | 38.6 | 10.3 | 1,049 | — |
| 2022年3月 | 534 | 39.2 | 10.9 | 1,046 | — |
| 2023年3月 | 552 | 40.2 | 11.7 | 1,037 | — |
| 2024年3月 | 560 | 41.1 | 12.4 | 998 | — |
| 2025年3月 | 571 | 42.1 | 12.9 | 983 | 122 |
| 2026年3月 | 583 | 41.8 | 13.0 | 1,013 | 79 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ハートフルホーム北海道札幌市清田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は144億円、営業利益は8億円。前期と比べると増収減益で、売上が+2.9%、利益が-33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 137億円 | 144億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 8億円 |
| 純利益 | 0億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥62 | ¥62 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.5%、営業利益は−71.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 30 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 42 | 7 | 16.7 | 4 |
| 2024年2Q | 34 | 2 | 5.9 | 2 |
| 2024年3Q | 31 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 30 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 78 | 12 | 15.4 | 7 |
| 2025年4Q | 62 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 79 | 8 | 10.1 | 5 |
| 2026年4Q | 65 | 0 | 0.0 | −2 |
| 2027年1Q | 38 | 2 | 5.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は121億円から144億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.6%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所市場第二部へ上場 | |||||
| 2013年3月 | 121 | — | 21 | — | 12 |
| 2014年3月 | 129 | — | 26 | — | 14 |
| 2015年3月 | 127 | — | 23 | — | 14 |
| 2016年3月 | 133 | — | 23 | — | 15 |
| 2017年3月 | 139 | — | 17 | — | 13 |
| 2018年3月 | 140 | — | 22 | — | 14 |
| 2019年3月 | 145 | — | 23 | — | 15 |
| 株式会社ハートフルホームを子会社化 | |||||
| 2020年3月 | 144 | — | 24 | — | 16 |
| 愛媛県西予市に南予営業所を新設し、四国地方に進出(以降、四国地方に2営業所を新設) | |||||
| 2021年3月 | 139 | — | 17 | — | 11 |
| 2022年3月 | 137 | — | 13 | — | 6 |
| 2023年3月 | 141 | — | 14 | — | 9 |
| 2024年3月 | 137 | — | 10 | — | 5 |
| 2025年3月 | 140 | 12 | 12 | 8.6 | 7 |
| 2026年3月 | 144 | 8 | 8 | 5.6 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高144億円のうち、営業利益として残るのは8億円で5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.9%46億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.5%90億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は68億円で、売上の5.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | −1 | 6 | 10 | 36 |
| 2014年3月 | 16 | 2 | −3 | 18 | 50 |
| 2015年3月 | 12 | −8 | −3 | 4 | 50 |
| 2016年3月 | 16 | 0 | −5 | 16 | 62 |
| 2017年3月 | 14 | −1 | −9 | 13 | 66 |
| 2018年3月 | 17 | 0 | −8 | 17 | 75 |
| 2019年3月 | 17 | −1 | −8 | 16 | 83 |
| 2020年3月 | 15 | 0 | −8 | 15 | 90 |
| 2021年3月 | 9 | −3 | −30 | 6 | 67 |
| 2022年3月 | 9 | 0 | −8 | 9 | 67 |
| 2023年3月 | 12 | −4 | −8 | 8 | 67 |
| 2024年3月 | 4 | 4 | 12 | 8 | 87 |
| 2025年3月 | 11 | −1 | −27 | 10 | 71 |
| 2026年3月 | 4 | −1 | −6 | 3 | 68 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は140億円。このうち返さなくてよい自己資本が96億円で、自己資本比率は68.6%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 106 | 70 | 36 | 65.7 |
| 2014年3月 | 120 | 82 | 38 | 67.9 |
| 2015年3月 | 127 | 93 | 34 | 72.7 |
| 2016年3月 | 140 | 104 | 36 | 73.9 |
| 2017年3月 | 141 | 108 | 33 | 76.7 |
| 2018年3月 | 152 | 117 | 35 | 76.7 |
| 2019年3月 | 161 | 125 | 36 | 78.0 |
| 2020年3月 | 166 | 134 | 32 | 81.0 |
| 2021年3月 | 144 | 117 | 27 | 80.9 |
| 2022年3月 | 141 | 116 | 25 | 82.1 |
| 2023年3月 | 145 | 117 | 28 | 81.1 |
| 2024年3月 | 161 | 117 | 44 | 72.7 |
| 2025年3月 | 143 | 97 | 46 | 67.8 |
| 2026年3月 | 140 | 96 | 44 | 68.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中139位あたり、逆に低いのはROEで534社中473位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,517で、1年前と比べて-7.6%。過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 60.8倍 |
| PER (会社予想) | 423.7倍 |
| PBR | 1.58倍 |
| 配当利回り | 4.09% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価1488円。25日線(1447円)を+2.8%上回り、75日線(1434円)も上回る。52週高値1728円から14%下落。RSI74.0とやや過熱。直近1ヶ月で+5.2%上昇。出来高は1〜2万株と堅調。上昇トレンド継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER 59.5倍は業界平均22.2倍を大幅に上回り、配当利回り1.99%は業界平均1.66%をやや上回るが、配当性向216%と持続可能性に懸念。ROE 2.8%と資本効率が低く、収益力に見合わないバリュエーションと判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 60.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 423.7倍 | — |
| PBR | 1.58倍 | 3.51倍 |
| ROE | 2.8% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は安定しているが、2026年3月期は減益予想。PERが59倍と割高で、株価は下落基調。強気派は生活必需品としての需要の安定性と、高水準の利益率を評価するが、弱気派は成長鈍化とバリュエーションの高さを懸念。新規事業やM&Aによる成長がなければ、株価上昇は期待しにくい。
- 安定した収益基盤
売上高は約140億円で推移、住宅ストック需要により安定。
- 高い収益性
営業利益率8.57%と高水準、効率的な運営。
- 配当利回り魅力的
配当利回り約2%と安定、株主還元策。
- コスト削減で営業利益回復余地通年影響中
営業利益8億円から10億円超への改善可能
- M&Aによる事業拡大機会不定影響中
自己資本比率高く、買収余力あり
- 株主優待導入で個人株主増次回株主総会影響弱
現状配当利回り2%未満、優待追加で需要増
- 業界再編でシェア向上不定影響弱
小規模事業者が多く、M&A機会
- 低成長・減益予想
2026/3期は売上増も営業減益、利益率低下。
- バリュエーション高
PER59倍は成長率に見合わず、割高感。
- 競争激化
参入障壁低く、中小業者との競合で価格競争リスク。
- 2026/3期営業利益33%減2026年Q3決算影響強
営業利益8億円、前期12億円から減少
- 人件費高騰で利益率低下継続影響中
営業利益率8.6%→5.6%と低下
- 競合との価格競争激化通年影響中
収益源の多くが価格競争に晒される
- 業績予想下方修正リスク決算発表後影響弱
2026/3期利益予想が楽観的との懸念
- 営業利益率
- 利益率の変動が収益力の変化を示す。
- 受注件数
- 住宅メンテナンス需要の実勢を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり62円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.09%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 46 | — | 44.8 |
| 2018年3月 | 50 | 8.7 | 43.7 |
| 2019年3月 | 54 | 8.0 | 44.0 |
| 2020年3月 | 60 | 11.1 | 46.9 |
| 2021年3月 | 60 | 0.0 | 61.9 |
| 2022年3月 | 62 | 3.3 | 112.8 |
| 2023年3月 | 62 | 0.0 | 77.5 |
| 2024年3月 | 62 | 0.0 | 152.7 |
| 2025年3月 | 62 | 0.0 | 93.9 |
| 2026年3月 | 62 | 0.0 | 216.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥62
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ67,613人。区分でいちばん多いのは個人・その他で80.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.3%を占め、残る86.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 50.3 | 57.8 | 60.1 | 64.9 | 78.0 | 80.0 |
| 自己株式 | 11.2 | 11.1 | 11.0 | 10.9 | 20.9 | 20.9 |
| 金融機関 | 16.5 | 13.6 | 13.3 | 14.1 | 13.2 | 11.9 |
| 外国法人 | 18.1 | 15.1 | 13.0 | 7.7 | 6.5 | 5.0 |
| 証券会社 | 3.6 | 2.0 | 2.1 | 1.6 | 0.9 | 1.7 |
| 事業法人 | 11.5 | 11.4 | 11.4 | 11.7 | 1.4 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.28 |
| 02 | 宗政 ヨシ | 5.99 |
| 03 | アサンテ従業員持株会 | 3.06 |
| 04 | NHGGP JAPAN OPPORTUNITIES FUND, L.P. (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 2.84 |
| 05 | 渋谷 健一 | 2.11 |
| 06 | 宗政 英傑 | 1.73 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 1.12 |
| 08 | SMBC日興証券株式会社 | 1.03 |
| 09 | 朝日生命保険相互会社 | 0.97 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 0.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−75%、1株純資産は14期で+68%。直近期のROEは2.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 114 | 585 | 20.2 | 7.4 | 17.5 |
| 2014年3月 | 114 | 669 | 18.2 | 8.2 | 21.9 |
| 2015年3月 | 115 | 751 | 16.2 | 11.1 | 27.8 |
| 2016年3月 | 120 | 839 | 15.1 | 13.1 | 33.2 |
| 2017年3月 | 103 | 879 | 11.9 | 15.9 | 44.8 |
| 2018年3月 | 114 | 945 | 12.5 | 17.4 | 43.7 |
| 2019年3月 | 123 | 1,016 | 12.5 | 17.7 | 44.0 |
| 2020年3月 | 128 | 1,087 | 12.2 | 11.9 | 46.9 |
| 2021年3月 | 90 | 1,064 | 9.1 | 20.1 | 61.9 |
| 2022年3月 | 53 | 1,053 | 5.0 | 27.6 | 112.8 |
| 2023年3月 | 80 | 1,068 | 7.5 | 20.7 | 77.5 |
| 2024年3月 | 49 | 1,066 | 4.6 | 33.6 | 152.7 |
| 2025年3月 | 66 | 997 | 6.4 | 24.5 | 93.9 |
| 2026年3月 | 28 | 982 | 2.8 | 55.0 | 216.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
3名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は3名。2026/3期の役員報酬は総額190百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮内征 | 代表取締役 社長 | 55 | 42,000 |
| 中尾能之 | 常務取締役 経営本部長 | 63 | 11,000 |
| 犬飼由喜夫 | — | 73 | 5,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 99 | 22 | 18 | 139 | 23 |
| 社外取締役 | 5 | 38 | — | — | 38 | 8 |
| 監査役 | 1 | 13 | — | — | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容352字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,436字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,096字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,318字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-16
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-01
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- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-03
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