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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ヤマウラ

YAMAURA CORPORATION1780 · Prime · 建設業

長野県地盤の総合建設会社。建設・エンジニアリング・開発の3本柱で、公共・民間双方に対応。

概要

ヤマウラは長野県駒ヶ根市に本社を置く総合建設会社である。土木・建築・エンジニアリング・不動産・再生可能エネルギー事業を展開し、2026年3月期の連結売上高は405億円、営業利益43億円(営業利益率10.6%)を計上する。1920年に山浦鉄工所として創業し、1995年に名古屋証券取引所第二部、1997年に東京証券取引所第二部に上場、1998年には東証第一部に指定された。458名の従業員を擁し、地域密着型の事業基盤を持つ。

建設事業が支える収益の柱

建設事業はヤマウラの最大のセグメントであり、2026年3月期の完成工事高は354億71百万円と全体の87.5%を占める。建築部門では民間の事務所・工場・店舗の新築や増改築、公共建築工事を手掛け、特に工場建築では長野県内施工実績が3年連続1位となっている。土木部門では一般土木、橋梁、スノーシェルター、防災工事などを請け負い、CIMや独自のリフレッシュ工法を用いた提案型営業を展開する。同事業の営業利益は51億45百万円で、営業利益率は14.5%と高い収益性を示す。

エンジニアリング事業と開発事業の構成

エンジニアリング事業は電気部門と工機部門からなり、自動制御装置や情報通信システム、水管理機器、小水力発電設備などの設計・製造・据付・メンテナンスを一貫提供する。2026年3月期の完成工事高は30億69百万円、営業利益5億48百万円である。開発事業等は不動産売買・賃貸・分譲マンション・リノベーションと再生可能エネルギー事業で構成され、売上高20億12百万円、営業利益59百万円。首都圏を中心に不動産事業を展開し、子会社ヤマウラ企画開発が関与する。

地域密着と連携による事業展開

ヤマウラは長野県南部の伊那盆地に本社を置き、地域に根ざした事業活動を推進する。本社所在地の駒ヶ根市を中心に、山梨支店(2024年2月開設)など営業拠点を拡充している。グループは連結子会社のヤマウラ企画開発や、その他の関係会社である信州エンタープライズで構成され、建設・エンジニアリング・開発の各部門が連携して総合技術力を発揮する。中期経営計画「Vision2030」では、部門間シナジーや新製品開発を成長戦略に掲げ、資本コスト9%に対しROE14%を目標とする。

業界の中での役割は総合建設業(ゼネコン)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
405億円
営業利益
43億円
営業利益率
10.6%
純利益
32億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建設事業(建築)主力

民間の事務所・工場・店舗の新築・増改築、住宅・マンション、公共建築工事等を請け負う。BIMや3Dレーザースキャナーなど建設DXを推進し、ZEH/ZEB等環境対応設計、耐震・免震構造技術、HACCP対応の食品工場設計等を強みとする。

建設DXのアーリーアダプター

02建設事業(土木)主力

一般土木、橋梁、スノーシェルター、防災工事、舗装・造園・水道工事等を受注。CIM活用やリフレッシュ工法等独自技術による提案型営業を展開。トンネル工事等新規分野や、エンジニアリング事業部との連携による水力発電工事も手掛ける。また土木コンサルティング事業も行う。

主な製品・サービス1
リフレッシュ工法
劣化コンクリート構造物を補修する独自工法。

03エンジニアリング事業(電気)準主力

自動制御装置、情報通信システム等の請負・設計・製造据付・メンテナンスを一貫して提供。

04エンジニアリング事業(工機)準主力

水管理機器、産業機械、橋梁上部工、小水力発電設備等の請負・設計・製造据付・メンテナンスを一貫提供。社会インフラ設備の技術を産業機械などメカトロ分野にも展開。

主な製品・サービス2
水管理機器
水道・排水等の水管理に関する機器。
小水力発電設備
小規模な水力発電システム。

05開発事業等(不動産)副次

首都圏中心に不動産売買、賃貸、宅地開発、分譲マンション、リノベーション事業を展開。子会社ヤマウラ企画開発や関連会社信州エンタープライズも関与。

06開発事業等(再生エネルギー)副次

太陽光発電や水力発電等の再生可能エネルギー事業を実施。

製品と技術

リフレッシュ工法とコンクリート補修技術

土木部門が持つ独自技術「リフレッシュ工法」は、劣化したコンクリート構造物を補修する工法である。橋梁やトンネル、河川護岸など社会インフラの長寿命化に貢献し、CIM(Construction Information Modeling)と組み合わせた提案型営業の核となっている。ヤマウラは国土交通省に建設コンサルタント登録を行い、補修設計から施工まで一貫して手掛ける。

小水力発電設備と水管理機器

エンジニアリング事業の工機部門は、小水力発電設備の設計・製造・据付・メンテナンスを提供する。創業以来培った水力発電関連の技術と実績を活かし、水力発電所の設備建設工事も受注している。また、水道・排水向けの水管理機器も主力製品であり、社会インフラ設備として安定した需要がある。これらの製品は建設事業の土木部門との連携により、総合的なインフラソリューションを実現する。

BIM・3Dレーザースキャナーによる建設DX

ヤマウラは建設DXのアーリーアダプターとして、BIM(Building Information Modeling)や3Dレーザースキャナーを積極的に導入している。これらの技術を用いて現場環境のデジタル化を進め、設計段階から施工管理まで効率化を図る。また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)といった環境対応設計、HACCP対応の食品工場設計など、高度な技術提案を強みとする。

ブレインマンションのFC展開と住宅事業

2003年に全国展開した「ブレインマンション」は、ヤマウラの住宅事業の象徴的な商品である。FC方式で拡大し、分譲マンションの企画・販売を手掛けた。現在もヤマウラ企画開発を通じて首都圏を中心に分譲マンションやリノベーション事業を展開している。ただし、2014年には工業化住宅の販売代理契約を解約しており、住宅事業の形態は変化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 建設事業(建築)建設DXのアーリーアダプター

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

建設業の中堅、受注拡大で成長期

ヤマウラは売上高約350~400億円の建設会社で、同業他社のショーボンドやミライト・ワンに比べ規模は中堅。営業利益率は10%前後と安定している。公共工事や民間設備投資の動向に影響されるが、今期は売上高が405億円と増加見込みで、受注拡大局面にある。

強み

  • 営業利益率10%超を維持し、収益基盤が安定している。
  • 特定地域に強固な顧客基盤を持ち、リピート受注を得やすい。
  • 公共・民間ともに幅広い工事実績があり、需要変動に対応可能。
  • 長年の経験から高い施工技術を有し、品質面で評価されている。

課題

  • 建設業界全体の人手不足が深刻で、労働力確保が成長の制約に。
  • 資材価格の上昇が利益を圧迫する可能性がある。
  • 公共投資の減少時に業績が悪化しやすい脆弱性を抱える。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字がヤマウラ

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15959岡部451億円12.4倍
2256A飛島ホールディングス411億円8.5倍
31899福田組407億円10.2倍
41814大末建設386億円10.0倍
54345シーティーエス349億円12.8倍
61780ヤマウラ311億円8.8倍
73443川田テクノロジーズ241億円8.2倍
86073アサンテ187億円60.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

山浦鉄工所の創業から法人設立へ(1920~1960年)

1920年1月、長野県上伊那郡赤穂村(現駒ヶ根市)で山浦鉄工所が創業された。当初は鉄工所として地域の需要に応える事業を展開した。1960年8月、資本金150万円で山浦鉄工株式会社を伊那市に設立し、翌年5月に駒ヶ根市へ移転。法人化により組織を整え、後の総合建設会社への基盤を築いた。

多角化と建設業許可取得(1970~1986年)

1970年5月、資機材管理を目的とした建設管理センター(現信州リース)を駒ヶ根市に建設。1972年1月にはボウリング場「駒ヶ根グランドボーウル」を開設し、レジャー事業に進出した。1980年6月にはアスファルトプラントを宮田村に建設し、道路工事向けの生産体制を強化。1981年2月に建設大臣から建設業許可を受け、本格的に建設事業に参入した。1986年11月、商号を「山浦鉄工株式会社」から「株式会社ヤマウラ」に変更し、現在の社名となった。

スキー場開設と子会社統合(1988~1994年)

1988年12月、伊那市にスキー場「中央道伊那スキーリゾート」を開設し、観光事業を展開。1990年7月には100%子会社であった信州エンタープライズと信越開発を吸収合併し、グループ経営を効率化した。1993年3月、エス・バイ・エル株式会社と工業化住宅の販売代理店契約を締結し、住宅事業に参入。1994年5月、駒ヶ根市北町22番1号に本社ビルを建設・移転し、現在の本社所在地となった。

株式上場と市場第一部指定(1995~2005年)

1995年9月、名古屋証券取引所市場第二部に上場。1997年8月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1998年3月に東京証券取引所市場第一部に指定された。これにより資金調達力と知名度を向上させた。1999年12月、不動産売買を目的とするヤマウラ企画開発株式会社(連結子会社)を設立。2003年9月には「ブレインマンション」のFC展開が全国に拡がり、住宅事業の成長を加速させた。

事業再編と市場移行(2006~2024年)

2006年11月、ヤマウラ企画開発が浅井自動車工業(現ヤマウラインベストメント)の株式を取得したが、2008年1月に全株を譲渡。2014年3月、ヤマダ・エスバイエルホームとの工業化住宅販売代理契約を解約し、住宅事業の戦略を見直した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行、名古屋証券取引所ではプレミア市場に移行した。2024年2月には山梨支店を開設し、営業エリアを拡大した。

新たな観光事業への投資(2026年~)

2026年5月、観光事業を目的とする株式会社FTTマネジメントを連結子会社として設立した。同社は、過去にスキー場運営や美術館事業(駒ヶ根高原美術館、1993年に株式取得後1996年に譲渡)など観光関連の経験を持つヤマウラが、再び観光分野に参入する試みである。今後の事業展開が注目される。

年表27件を開く

1920年代

  • 1920年1月創業長野県上伊那郡赤穂村(現、駒ヶ根市)で山浦鉄工所を創業。

1960年代

  • 1960年8月創業資本金150万円をもって山浦鉄工株式会社を伊那市に設立。(翌年5月駒ヶ根市移転)

1970年代

  • 1970年5月資機材の管理を目的とし「建設管理センター(現、信州リース)」を駒ヶ根市に建設。
  • 1972年1月商号変更ボウリング場「駒ヶ根グランドボーウル」を駒ヶ根市に開設。(1984年11月より名称を「ヒューマンプラザ」に変更)

1980年代

  • 1980年6月アスファルトプラントを上伊那郡宮田村に建設。
  • 1981年2月建設大臣より建設業許可を受ける。
  • 1986年11月商号変更商号を「山浦鉄工株式会社」から「株式会社ヤマウラ」に変更。
  • 1988年12月スキー場「中央道伊那スキーリゾート」を伊那市に開設。

1990年代

  • 1990年7月M&A100%子会社 株式会社信州エンタープライズ及び株式会社信越開発を吸収合併。
  • 1993年3月エス・バイ・エル株式会社と工業化住宅の販売代理店契約の締結。
  • 1993年4月駒ヶ根高原美術館の運営母体、株式会社アートコア駒ヶ根の株式全株を取得。
  • 1994年5月駒ヶ根市北町22番1号に本社ビルを建設、移転。
  • 1995年9月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場。
  • 1996年7月本社隣接地に建設技術センターを建設。
  • 1996年8月100%子会社である、株式会社アートコア駒ヶ根の全株式をその他の関係会社である株式会社信州エンタープライズ〔(旧)駒ヶ根興業㈱〕に譲渡。
  • 1997年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1998年3月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 1999年12月不動産の売買を目的とするヤマウラ企画開発株式会社(連結子会社)を設立。

2000年代

  • 2003年9月ブレインマンションのFC展開が軌道に乗り全国的に拡がった。
  • 2006年11月連結子会社である、ヤマウラ企画開発株式会社は、浅井自動車工業株式会社(現、株式会社ヤマウラインベストメント)の株式全株取得。
  • 2008年1月連結子会社である、ヤマウラ企画開発株式会社は、株式会社ヤマウラインベストメントの株式全株を譲渡。

2010年代

  • 2014年3月株式会社ヤマダ・エスバイエルホームと工業化住宅の販売代理契約を解約。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行。
  • 2024年2月山梨支店を開設。
  • 2024年7月ファイアスホーム長野南店展示場オープン。
  • 2026年5月観光事業を目的とする株式会社FTTマネジメント(連結子会社)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE14%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    改善戦略の推進

    フレキシブルな組織展開、バックオフィス拡充、役員と本部の役割明確化・機能強化、役員評価制度の改訂により、成長に向けた組織的な課題を解決する。

  2. 02

    差別化戦略の展開

    部門間シナジーの最大化、新規製品・商品の開発、重点エリアの開発を通じて、自社の強みを明確化し戦略的に育成する。

  3. 03

    積極戦略による事業拡大

    成長エンジンとなる事業に積極的に挑戦し、将来の収益基盤を拡大する。官民連携事業やCREソリューション事業など大型プロジェクトの具体化を推進する。

  4. 04

    DXの推進とKAIZEN活動

    BIM/CIM、マシンコントロール、3DレーザースキャナーなどのICTを活用し、現場のムリ・ムダ・ムラを削減。自社開発の仮設資材の軽量化・省力化により工数削減と原価削減を推進し、GHG排出量削減にも取り組む。

  5. 05

    ドメインの明確化・強化

    建築分野では「オイシールド」「イーファクト」「アットワークス」の3ブランド、エンジニアリング分野では専門サイトを立ち上げ、当社の特徴を訴求し新規顧客獲得を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で458人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は824万円で、10期前と比べて+11.5%平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は12.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月338
2017年9月341
2018年3月345
2019年3月73943.113.0358
2020年3月74943.913.6353
2021年3月72044.113.2374
2022年3月72044.413.4378
2023年3月73844.413.4388
2024年3月77444.012.9416
2025年3月80042.912.0449869
2026年3月82443.112.4458939

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
支店 — 長野県駒ヶ根市他1,702百万円
建設事業
本社 — 長野県駒ヶ根市897百万円
エンジニアリング — 長野県駒ヶ根市他579百万円
エンジニアリング事業
開発事業 — 長野県駒ヶ根市他459百万円
開発事業等
本社 — 東京都中央区448百万円
開発事業等
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ヤマウラ企画開発 株式会社
    東京都中央区 日本橋 3―8―2 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 信州エンタープライズ
    長野県駒ヶ根市 北町20―6 · その他の関係会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和8年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2026-03-11
    260万円
  • 調達
    令和7年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2025-03-12
    255万円
  • 調達
    令和6年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2024-04-01
    255万円
  • 調達
    令和5年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2023-04-03
    235万円
  • 調達
    令和4年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2022-04-01
    220万円
  • 調達
    令和3年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2021-04-01
    220万円
  • 調達
    令和2年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2020-04-01
    190万円
  • 調達
    平成30年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2018-04-02
    165万円
  • 調達
    平成31年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2019-04-01
    165万円
  • 調達
    平成29年度 天竜川上流水門設備保守点検
    国土交通省 · 2017-04-03
    158万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は405億円営業利益43億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.8%、利益が+10.3%。

売上高
+13.8%
405億円
営業利益
+10.3%
43億円
純利益
+6.7%
32億円
営業利益率
10.6%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高411億円405億円
営業利益37億円43億円
純利益27億円32億円
1株あたり配当¥36¥36

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は82億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−7.9%、営業利益は−20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q101−9
2024年1Q891011.27
2024年2Q1181714.412
2024年3Q851618.811
2024年4Q830
2025年2Q1481610.811
2025年4Q2082311.119
2026年2Q1922010.416
2026年4Q2132310.816
2027年1Q8289.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年9月期からの15期で、売上は187億円から405億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月187102
2013年9月194114
2014年9月207116
2015年9月199147
2016年9月205159
2017年9月2221713
2018年3月141138
2019年3月3232012
2020年3月2381510
2021年3月248106
2022年3月279168
2023年3月314207
山梨支店を開設。
2024年3月3754230
2025年3月356394011.030
観光事業を目的とする株式会社FTTマネジメント(連結子会社)を設立。
2026年3月405434610.632

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高405億円のうち、営業利益として残るのは43億円10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は32億円、売上の7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%330億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.9%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%43億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.3pt
10.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.5pt
7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
12.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年3月期は営業CFが−16億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−39億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は77億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月104−91422
2013年9月25−1−112434
2014年9月15−5−11044
2015年9月−160−1−1626
2016年9月−16−410−2016
2017年9月16−4−181211
2018年3月10−40616
2019年3月−11−728−1827
2020年3月9−2−14721
2021年3月0−21−219
2022年3月30−2−182829
2023年3月62−2−16088
2024年3月49−6−143130
2025年3月1−6−3−5122
2026年3月−16−23−6−3977

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年3月期の総資産は360億円。このうち返さなくてよい自己資本が262億円で、自己資本比率は72.7%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月164947057.2
2013年9月161956658.8
2014年9月1781027657.4
2015年9月1891117858.3
2016年9月1961128457.2
2017年9月2041287662.6
2018年3月2171387963.4
2019年3月25714011754.4
2020年3月2131496470.0
2021年3月2311597268.8
2022年3月2321656771.0
2023年3月2591728766.7
2024年3月32020511564.0
2025年3月3082337675.5
2026年3月3602629872.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
88億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
208億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
98億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率140社中15位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中109位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.8%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.6%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.7%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.8%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,475で、1年前と比べて+8.0%過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。

¥1,475-1.0%1ヶ月+2.4%1年+8.0%時価総額311億円
過去52週の値幅
安値¥1,315高値¥1,696

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR2.02倍
配当利回り2.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で-1.74%と小幅下落し、25日移動平均線(1487円)を-1.1%下回る。7月27日に1547円の戻り高値後、8月3日から下落基調で、8月6日には1423円まで低下。8月13日に1466円へ反発したが、8月17日は1470円。52週高値1696円からは13%下落、52週安値1315円からは12%上昇。出来高は8月10日以降、3万株台で安定。RSIは31.22と弱気圏にあり、下値余地に注意。週足では75日線(1435円)付近で下支えを探る展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは8.79倍と業界平均14.17倍を下回るが、PBRは2.02倍と平均1.55倍を上回り、割高感がある。配当利回りは2.45%と平均3.36%を下回る。ROEは12.8%と健全。業績は安定しており、収益性も悪くないが、PBRと配当利回りの点で業界平均と比べて割高。ただし、PERは低く、割安感もある。総合的に判断すると、やや割高と評価した。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍14.4倍
PER (予想)10.3倍
PBR2.02倍1.55倍
ROE12.8%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ヤマウラは、地域密着型の総合建設会社として安定した業績を上げている。強気派は、2026年3月期の売上高・利益の増加や、公共工事の堅調な需要を評価する。一方、弱気派は、建設業界全体の人手不足や、地域経済への依存度の高さを懸念する。特に、受注競争の激化や公共投資の減少が起きれば、収益性が悪化する可能性が指摘されている。収益は好調だが、地域市況と建設投資の先行きが投資判断の分かれ目となる。

プラスに働く材料7
  • 好調な業績

    2026年3月期は売上高405億円、営業利益43億円。

  • 公共工事の安定需要

    自治体との強固な関係で受注が安定。

  • 高い利益率

    営業利益率10.6%と業界平均を上回る。

  • 売上高405億円、前期比49億円の増収決算発表後影響

    売上高は前期356億円から405億円へ13.8%増、増収で営業利益43億円を確保

  • 営業利益率10.62%と高収益を維持通年影響

    営業利益43億円、売上高405億円で営業利益率10.62%、前期10.96%に近い水準

  • 純利益32億円、PER8.79倍の割安感不定影響

    時価総額310億円、純利益32億円でPER8.79倍、低バリュエーションで買い支えられる

  • ROE12.8%でPBR2.02倍を下支え継続影響

    ROE12.8%が維持されればPBR2.02倍は割高でなく、株主資本の効率は良好

マイナスに働く材料7
  • 人手不足

    建設技術者の高齢化で施工能力に制約。

  • 地域依存

    長野県内の経済動向に業績が左右される。

  • 競争激化

    同業他社の進出で受注単価が下落する恐れ。

  • 営業利益率が10.96%→10.62%に低下決算発表後影響

    営業利益率は前期比0.34ポイント低下、増収しながら採算が悪化

  • 予想PER10.3倍、純利益30億円前提不定影響

    時価総額310億円÷予想PER10.3倍で約30億円、今期の32億円から減益を織り込む

  • 純利益32億円、前期比2億円増に留まる決算発表後影響

    純利益は30億円から32億円へ2億円増、株式市場の期待ほど伸びない

  • 外国人持株0.73%、需給が細る継続影響

    時価総額310億円、外国人持株比率0.73%と低く、売買が偏ると株価変動が大きい

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上高の先行指標となるため。
公共工事比率
安定性の高い公共工事への依存度を確認。
従業員数
人手不足が進行していないか確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり36で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.44%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥36
1株あたり
配当利回り
2.44%
いまの株価に対して
配当性向
17.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月512.2
2017年9月50.07.4
2018年3月3−50.05.5
2019年3月5100.07.5
2020年3月50.010.1
2021年3月50.08.0
2022年3月50.012.2
2023年3月50.012.7
2024年3月10100.06.4
2025年3月24140.015.1
2026年3月3025.017.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥36

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ44,844人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.9%を占め、残る61.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他57.359.658.357.661.459.8
事業法人26.825.925.325.425.225.0
金融機関14.813.514.314.012.613.9
自己株式10.310.310.310.310.38.9
外国法人0.60.50.71.90.40.7
証券会社0.50.51.11.10.40.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱信州エンタープライズ17.25
02ヤマウラ従業員持株会8.69
03日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)6.15
04㈱八十二長野銀行4.48
05山浦正貴2.18
06綿半ホールディングス㈱2.03
07極東開発工業㈱0.95
08タカノ㈱0.85
09山浦泰子0.85
10伊那食品工業㈱0.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-19
    株式会社信州エンタープライズ 代表取締役 中島 光孝
    新規の大量保有報告
    12.39%
    -2.02pt
  • 2026-07-07
    株式会社信州エンタープライズ
    変更報告
    14.41%
    -2.85pt
  • 2026-07-06
    株式会社信州エンタープライズ
    新規の大量保有報告
    14.41%
    -2.85pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+1323%、1株純資産は15期で+201%。直近期のROEは12.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月124592.620.942.6
2013年9月194914.015.636.7
2014年9月305166.013.818.0
2015年9月335496.214.714.0
2016年9月455937.811.212.2
2017年9月7067511.113.57.4
2018年3月447286.220.35.5
2019年3月677608.913.57.5
2020年3月517966.615.810.1
2021年3月318383.830.18.0
2022年3月418724.823.212.2
2023年3月399114.427.812.7
2024年3月1571,08215.89.26.4
2025年3月1591,22913.77.615.1
2026年3月1671,38312.89.117.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額224百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山浦正貴代表取締役 社長55459,000
保科茂雄取締役6915,000
藤木公明専務取締役 事業統括本部長 兼建設事業部長688,000
赤羽一成常務取締役 経営戦略本部長6917,000
中谷亘取締役 技術本部長兼安全室長5514,000
萩原浩一取締役(常勤監査等委員)68
中坪敬治取締役(監査等委員)70
神戸美佳取締役(監査等委員)59
安部正明取締役(監査等委員)65
中村文雄取締役(監査等委員)68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)714419628
社外取締役418185
取締役(社内)1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,161字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社(ヤマウラ企画開発㈱)、その他の関係会社(㈱信州エンタープライズ)で構成されており、建設事業、エンジニアリング事業及び開発事業等を主な内容とした事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び位置付けは次のとおりであり、「連結財務諸表注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 建設事業 建築部門   民間での事務所・工場・店舗等の新築・増改築、住宅・マンション等の建築工事、国・地方公共団体等が発注する公共建築工事を行っており、一部の公共建築物等ではデサイン&ビルド方式による一括請負工事を行っております。また、技術部門を強化し、建設DXのアーリーアダプターとして、BIMをはじめ3Dレーザースキャナーでの現場環境のデジタル化等IoT技術を駆使して、ZEHやZEB等の環境対応の設計、耐震・免震構造技術、住宅・マンション等の新商品の開発、ZEH生産工場の生産性効率化や食品工場のHACCP(食品の総合的な衛生管理システム)対応の設計・提案、医療福祉施設等の技術提案型営業を通して受注を拡大しております。 土木部門   一般土木工事、橋梁工事、スノーシェルター工事、砂防や河川護岸工事等の防災工事、舗装・造園・水道工事等の請負、施工を当社が行っております。また、土木工事、橋梁工事の設計を強化し、CIMを取り入れながら、リフレッシュ工法(劣化コンクリート構造物の補修工法)等の独自商品による提案型営業により客先の開拓に努めております。さらに、トンネル工事といった新規分野の開拓、エンジニアリング事業部との連携による水力発電工事等、当社の総合技術力を最大限に活かした事業展開を図っております。また、国土交通省に建設コンサルタント登録を行い、蓄積した技術ノウハウを活かし関連事業の一つとして土木コンサルティング事業を推進しております。 エンジニアリング事業 電気部門   自動制御装置、情報通信システム等の請負、設計及び製造・据付け、メンテナンスを当社が一貫して行っております。 工機部門   水管理機器、産業機械、橋梁上部工、小水力発電設備などの請負、設計及び製造・据付け、メンテナンスまで一貫して当社が行っております。また、社会インフラ関連設備で培った技術力を、産業機械、工場生産設備などのメカトロ関係分野も強化しております。 開発事業等 不動産開発事業再生エネルギー事業ほか   首都圏を中心に不動産の売買、賃貸並びに宅地開発、分譲マンション、リノベーション事業を、主に当社とヤマウラ企画開発㈱が行っております。また、㈱信州エンタープライズも不動産売買及び賃貸を行っております。加えて、太陽光発電や水力発電の再生エネルギー事業も行っております。
経営方針・対処すべき課題4,511字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針 当社は、地域に根差し、地域の信頼を基盤に、「まちづくり」と「モノづくり」を通して地域の発展に貢献し続けていくべくサステナビリティを経営の軸とし、「安全第一」、「品質第一」、そして「お客様満足度第一」であることを経営の要諦として実践しております。一世紀を支え続けてきた骨太の創業精神という土壌の上に変化する時代に合わせてニーズを的確に捉え、企業価値の継続的向上に努めてまいります。 長野県南部の伊那盆地中央に位置する本社所在である駒ケ根市は、東に”南アルプス”、西に”中央アルプス”の雄大な峰々、まちの中心を南北に悠然と流れる”天竜川”を持つ駒ケ根の地で、当社は大正9年に創業し、100年以上にわたって環境との共生を変わりなく続けてまいりました。本社をはじめ各事業所・営業所は周辺環境と調和し、訪れる人々が心安らぐ環境づくりを従業員一同で進めてまいりました。「モノづくり」の精神を基本に、環境に優しい地域に密着した企業として、「製品づくり」から「建物づくり」、そして地域の生活を守り生活を豊かにする「地域社会づくり」に取り組んでおります。「地域と共に」という企業理念は、信州にゆかりのある企業の品物でご好評をいただいております当社の株主優待での取り扱いにも表れております。今後も、私たちを支え育んでいただいております地域・ステークホルダーの皆様、ならびにお客様に信頼されながら、この美しい大自然を汚すことなく、技術の研鑽に努めてまいります。中期経営計画「Vision2030」にてMVV展開(ミッション:地域企業として社会に貢献、ビジョン:成長戦略、バリュー:企業価値向上)をしてまいります。 【中期経営計画】 成長戦略として、 ① 改善戦略(成長に向けての組織的な現状の課題を捉えて推進してまいります。) ・フレキシブルな組織展開 ・バックオフィス拡充 ・役員と本部の役割明確化と機能強化 ・役員評価制度の改訂 ② 差別化戦略(当社の強みをさらに明確化して戦略的に育成してまいります。) ・部門間シナジーの最大化 ・新規製品開発活動 ・新商品開発 ・重点エリア開発 ③ 積極戦略(成長エンジンとなる事業に果敢に挑み将来の収益基盤を拡大してまいります。) これら3本柱を中心に経営環境を睨みながら順次成長戦略としての事業を推進してまいります。また、当社の資本コストはGAPモデルにより9%程度と認識しておりますが、資本コストを上回る水準となっており、中期経営計画での最終年度では14%とすることを目指しております。この資本コストを上回るROEを継続していくために以下の3つの基本方針を掲げております。 ① 成長事業への積極投資 資本効率の最適化を図って事業ポートフォリオを再構築し、持続可能な成長に繋がる事業へ積極投資をしてまいります。 ② 資本効率の最大化 キャッシュアロケーション方針による適切な資金配分で、収益性・成長率を最大化し、株主へ利益還元をしてまいります。 ③ 非財務価値の向上 ESGを推進しサステナビリティと共創の社会づくりを通して、能力を最大限発揮できるキャリア形成、成長を実現できる基盤環境整備をしてまいります。 (2) 経営環境 我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景として景気は穏やかな回復傾向が続いてまいりました。一方で、地政学リスクの高まりに加え、イラン情勢の緊迫化等を背景としたエネルギー価格の変動、米国の通商政策による景気の下振れリスク、金融市場の不安定化等々、引き続きこれらの状況を注視していく必要があります。 建設業界においては、公共投資の底堅い推移や民間設備投資の持ち直しの動きも一部あり、建設投資全体としては堅調に推移しております。しかしながら、ナフサ価格の高騰に由来する建設資材価格の高止まりや建設技能人材不足の深刻化により、建設業界を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。今後の大型案件を見込んだ受注競争の激化などの影響で厳しい経営環境が予想されます。このような状況のもと、将来にわたる経営基盤となる地域への貢献、お客様から信頼される誠実施工を念頭に、各事業部でのドメインの強化と部門間連携を一層強め、DXを推進してヤマウラブランドの強化を図り、新規顧客の開拓推進、新規分野での受注の確保に努めてまいりました。その結果、製造業(食品・輸送用機器・精密他)、運輸業等の民間建築工事、水力発電関連設備の大型工事の受注も増加し、公共建築、国土強靭化計画を背景とした河川改修工事、道路工事の受注増、更には首都圏等におけるマンションの販売も総額で中期経営計画の進捗度ではそれを上回っていることから、当社グループの連結業績は概ね堅調に推移しております。 (3) 経営戦略及び優先的に対処すべき課題 下記、経営成績をもとに将来の課題は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (建設事業) 受注高369億15百万円、前年同期比64億15百万円(21.0%)の増加、完成工事高354億71百万円、前年同期比68億34百万円(23.9%)の増収、営業利益51億45百万円、前年同期比7億87百万円(18.1%)の増益となりました。 (エンジニアリング事業) 受注高34億41百万円、前年同期比6億18百万円(15.2%)の減少、完成工事高30億69百万円、前年同期比9億35百万円(23.4%)の減収、営業利益5億48百万円、前年同期比1億19百万円(17.9%)の減益となりました。 (開発事業等) 開発事業等売上高20億12百万円、前年同期比9億86百万円(32.9%)の減収、営業利益59百万円、前年同期比1億66百万円(73.8%)の減益となりました。 (全体) 建設事業・エンジニアリング事業・開発事業と展開する当社事業の総合技術力は、お客様にとりましても大きな魅力となり得るものです。不動産の取得・運用からその後の資金計画、新たな機械等の設備計画も含めた提案、設計、施工、アフターサービスまでをトータルでサポート展開することにより、お客様の事業性の確立に貢献寄与することが当社の最大の強みであります。当社の建築受注は設計施工の比率が凡そ7割にも上り、強みを活かした提案を一層強めながら、総合建設業としてのシナジー効果をさらに有効的に活かし、健全指向をモットーとしている財務体質を背景として更なる収益力を高めてまいります。当社は、従来より財務基盤の強化を進めてまいりました。これにつきましては自己資本比率が72.7%という高水準にありますが、より健全な資本効率を維持しながらステークホルダーの皆様からのご理解を得られるよう企業価値向上に努めてまいります。 2026年3月期の自己資本当期純利益率(ROE)は12.8%と高い水準で進展しましたが、今後は14%以上を目指してます。そのためにも、受注の安定的増加と収益の増加とを将来にわたって確保していく計画を立て、下記の5点を引き続き推進してまいります。 ①DX(Digital Transformation) 資材・原材料価格の高騰が進む影響を最小限にとどめるため、ノウハウを蓄積してきた最新デジタル技術を可能な限り活用するとともに、積極的に導入も進めております。PC上で仮想建築を行いながら設計するBIM、三次元モデルで土木の設計を行うCIM、設計データどおりの施工に機器を自動制御するマシンコントロール、施工箇所の正確な位置情報を出すマシンガイダンス、現場測量を自動で行う3Dレーザースキャナー、VR、ARなどの技術です。これら最新のICTを駆使し、現場に隠れるムリ・ムダ・ムラをなくすIEを主としたKAIZEN活動の全社展開、また、自社開発の仮設資材等の軽量化・省力化による工数削減と原価削減を推進し、働き方改革にも大きな効果を上げています。さらにはCO2などGHG排出量の削減もDXにより推し進め、社会貢献に向けて尽力してまいります。 ②ドメインの明確化・強化 建築、土木、エンジニアリング共にドメインの一層の強化を図っており、それぞれが当社のブランドとして確立しております。今後は一層のブランド強化を目指して経営資源を投入して事業の柱に育成してまいります。企業様向けの建築では、食品工場のHACCPにも対応する「オイシールド」、工場や倉庫建築の「イーファクト」、オフィスをイノベーション化する「アットワークス」という、ドメインを明確にした3ブランドを立ち上げております。エンジニアリング事業では、設備・装置・構造物・システムに関する技術情報を紹介する「インフラ技術ナビ」、製缶・板金・溶接・大型機械加工の設計・加工・組立て・検査まで一貫対応し、製缶加工や装置設計に関する技術情報を紹介する「製缶加工・装置受託センター.COM」、各種制御設備の設計・製作から総合監視システムの設計・構築、電気通信工事までの「制御・監視エンジニアリングセンター.COM」サイトをオープンしております。これらにより、建設事業、エンジニアリング事業ともに当社の特徴がお客様にもわかりやすく、訴求力を高めており、新規のお取引先の獲得に尽力してまいります。 ③成長戦略 当社は創業105年を迎えて次なる一世紀に向け、企業価値の向上と持続可能な活動を目指して、新たなる成長を軌道に乗せる基盤づくりの新中期経営計画をスタートしました。成長戦略として事業の柱である大型のプロジェクトとして、官民連携事業(産業団地分譲事業や公共施設の建設などのPFI事業)・ストックビジネスとしての更なるCREソリューション事業(企業価値向上に向け最適化させた不動産投資の提案)展開について具体的な計画を構築してまいります。 ④資本政策の充実 株主のご理解があっての経営戦略となりますので、以前から好評を頂いております株主優待に併せてDOE3%に向けたキャピタル面でも確実なる株主還元及び株主資本額が十分に得られるよう迅速に経営をしてまいります。 ⑤内部統制の更なる強化 グループガバナンスを強化し、取締役会、監査等委員会をはじめとする重要会議体の規程改訂から運営に至るまで多くの見直しを行い、継続的に内部統制が有効に機能していける仕組みづくりを強化してまいります。当社グループが継続的な発展を遂げていくため、法令遵守、コンプライアンスの徹底のもと、ヤマウラブランドに信頼を置いていただき、外部利害関係者の皆様に、より満足いただけるよう安全第一・技術力ならびに品質第一・お客様満足度第一の精神のもと、提案力を高め且つ協力会社を含めて技能継承を行い、高品質な建物他製品を提供して収益確保に努めるためにも、引き続き内部統制の効いた企業価値の向上及び社会貢献をしてまいります。
事業等のリスク2,798字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財務状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 事業環境の変化のリスク 想定を上回る建設需要の減少や主要資材の価格等の急激な上昇、不動産市場における需給状況や価格の大幅な変動等、建設事業・開発事業等に係る著しい環境変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 建設需要動向、資材等価格動向、不動産市況の先行管理を可能な限り行い、幅広いお客様のニーズを的確に捉えることができる受注体制・設計体制・施工体制を確保し、工期の短縮、購買機能の強化、また、適切な不動産の仕入れ等を実施することで環境変化へ柔軟に対応してまいります。 (2) 不適正品質のリスク 発注者の要求に満たない施工や設計と異なる施工、不適切な検査等により品質の問題が発生した場合は、損害賠償、社会的な信用の失墜、工事遅延等により、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 フロントローディングによる施工計画時の課題・懸念事項の入念な事前計画と確実な実施、日々の施工写真等の記録管理、現場パトロールによる書類も含めた工事全般のチェック等により、将来にわたる品質不具合の防止を行ってまいります。 (3) 現場事故・環境汚染リスク 安全・環境面に配慮し対策を施して工事を行っていますが、工事は市街地、山間地などの多様な周辺環境の中で行われ、現場内では多数の作業員が多種な作業を同時に行うため、第三者への加害事故や労働災害、環境汚染事故等が発生する可能性を有しております。このため、事故が発生した場合には、損害賠償、工事の遅延、指名停止等により、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ISO45001で定めた手順・ルールの徹底、現場巡視、日々の安全活動の徹底・安全教育研修等を通じ、事故防止に努めてまいります。 (4) 保有資産の価格変動のリスク 当社グループが保有する販売用不動産、賃貸等不動産などの事業用不動産は、市況が悪化して地価や賃貸価格の下落が生じた場合、また、投資有価証券等の時価が著しく低下した場合、評価損や減損損失の計上等により、業績及び財務基盤に影響を及ぼす可能性があります。 財務基盤を強化し、中長期的な視野に立った保有意義や投資計画を立案し、投資先の経営状況や不動産市況、経済指標を定期的に確認し、価格変動による資産縮小リスクを回避してまいります。 (5) 取引先の信用リスク 取引先(発注者、協力会社、JV共同施工会社他)の信用不安に陥った場合には、工事代金の回収不能や施工遅延等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 取引先との接点を常に維持し、情報の感度を高め、経済情勢・業界動向も見極めつつ急激な変化にも対処してまいります。 (6) 法的規制等リスク 建設業界は、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、独占禁止法、さらには環境関連の法令等、さまざまな法的規制を受けており、新たな法規制の制定や法令の改廃等が増加し、それらへの的確な対応に不備が生じ、法令違反等が発生した場合には、業績や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。 関連法令の改正動向を注視するとともに、社内体制の整備、及び教育の継続的実施等を通じ、最新の法対応への備えをすることで、法令違反の未然防止をしてまいります。 (7) コンプライアンスリスク 従業員による不正行為、人権を侵害する行為、または個人情報や営業秘密情報の漏えい等があった場合は、活力の低下、社会的な信用の失墜等により、業績や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。 コンプライアンス教育は、eラーニングでの全社員の学習や階層別研修での集合教育等実施しておりますが、完全には未然防止はできません。内部通報制度も見直して、より実効性の高まるよう改善した結果、通報実績もあり、不正の未然防止への効果が高まりましたが、今後とも、内部統制の見直し、内部監査の見直し等を行い、より実効性のあるコンプライアンス強化を進め、さらには取締役への研修も含めて全社一丸で教育をしてまいります。 (8) 気候変動リスク 脱炭素社会への移行に向けて炭素税の導入、環境に負荷が掛からない原材料・資材等の仕入れやサービスの提供、また、気候変動の物理的リスクとして、平均気温の上昇や自然災害が激甚化した場合、サプライチェーンの被災、工事現場の被災等により、事業活動や業績等に影響を及ぼす可能性があります。 TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、SBTiの認証(中小企業版)も得て、気候変動に関するリスクと機会を分析・対応するとともに、サステナビリティ推進活動に積極的に取り組むため、「サステナビリティ委員会」を開催し、気候変動への対策を図ってまいります。 (9) 情報セキュリティリスク ITシステムを活用し、建造物、顧客、経営、知的財産等に関する情報、個人情報など様々な情報を取り扱っています。これらの情報がサイバー攻撃や社員の過失等により漏えいした場合には、当社グループの社会的信用に影響を与え、損害賠償やシステム復旧費用等の発生により、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 サイバー攻撃など新たなリスクに応じた技術的な対策と監視・検知の強化実施、情報システム管理規程の整備、そして教育・研修の徹底で情報セキュリティの強化を図ってまいります。 (10) 担い手不足リスク 建設業界においては、建設技術者・技能労働者が減少傾向であり、高齢化と労働者のさらなる減少が進むと、工期の遅れや人件費の上昇を招き、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 働き方改革を推進するため「4週8閉所」に取り組み、労働条件の改善を図るとともに、ICT施工やパワーアシストスーツの導入など労働者の負担軽減に努め、建設キャリアアップシステムでの人材育成等、建設業界の魅力向上に取り組んでまいります。 (11) 災害リスク 大雨や台風の災害等による影響を最小限にとどめる為の万全な対策をとっていますが、それらによる影響を完全に防止・軽減できる保証はありません。また、感染症による社員への感染拡大、サプライチェーンへの寸断等が発生した場合、及び大規模な災害が発生した場合は、工事の遅延による補償、一時的な復旧費用等の負担が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 不測事態を想定し、当社のBCPに沿った教育・訓練の継続実施、職場環境の整備、定期的な設備点検等の実施をすることで災害時の発生し得るであろう影響を最小限に留める努力をしてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)9,722字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態、経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景として景気は穏やかな回復傾向が続いてまいりました。一方で、地政学リスクの高まりに加え、イラン情勢の緊迫化等を背景としたエネルギー価格の変動、米国の通商政策による景気の下振れリスク、金融市場の不安定化等々、引き続きこれらの状況を注視していく必要があります。 建設業界においては、公共投資の底堅い推移や民間設備投資の持ち直しの動きも一部あり、建設投資全体としては堅調に推移しております。しかしながら、ナフサ価格の高騰に由来する建設資材価格の高止まりや建設技能人材不足の深刻化により、建設業界を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。今後の大型案件を見込んだ受注競争の激化などの影響で厳しい経営環境が予想されます。このような状況のもと、将来にわたる経営基盤となる地域への貢献、お客様から信頼される誠実施工を念頭に、各事業部でのドメインの強化と部門間連携を一層強め、DXを推進してヤマウラブランドの強化を図り、新規顧客の開拓推進、新規分野での受注の確保に努めてまいりました。 その結果、製造業(食品・輸送用機器・精密他)、運輸業等の民間建築工事、水力発電関連設備の大型工事の受注も増加し、公共建築、国土強靭化計画を背景とした河川改修工事、道路工事の受注増、更には首都圏等におけるマンションの販売も総額で中期経営計画を上回っていることから、当社グループの連結業績は概ね堅調に推移しております。 当社グループの当連結会計年度における業績は、受注高(開発事業等含む)420億94百万円、前年同期比45億63百万円(12.2%)の増加、売上高405億26百万円、前年同期比49億12百万円(13.8%)の増収、営業利益42億59百万円、前年同期比3億67百万円(9.4%)の増益、経常利益45億66百万円、前年同期比5億97百万円(15.1%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は31億65百万円、前年同期比1億62百万円(5.4%)の増益となりました。 事業部の種類別セグメントの実績は次のとおりであります。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 建設事業 建設事業内での営業・設計・施工の情報共有化と連携力を高め、またエンジニアリング事業部門との連携によって当社の強みを生かしつつ受注活動に重点を置いてきました。積極的なマーケティング戦略による新規企業顧客の獲得に努めました。特に、工場建築では3年連続長野県内施工実績ナンバーワンとなっており、グループの売上に貢献しています。その結果、受注高369億15百万円、前年同期比64億15百万円(21.0%)の増加、完成工事高354億71百万円、前年同期比68億34百万円(23.9%)の増収、営業利益51億45百万円、前年同期比7億87百万円(18.1%)の増益となりました。 エンジニアリング事業 創業時から培った技術と多くの施工実績を持つ水力発電設備関連工事を始め、合成床版、大型産業機械など提案から製作・施工・メンテナンスまでの一貫体制の強みを活かしながら、建設事業と一体となった営業活動を行い新製品の開発や小水力発電見学会等の顧客指向の営業展開を推し進めて新規取引先の開拓に注力してきました。さらに、土木部門と連携し水力発電所の設備建設工事も受注する等、大型の案件受注や新規顧客の開拓も推進しました。その他、長年の実績から信頼の厚い水害対策構造物、橋梁、合成床版、大型精密製缶等のインフラ関連の受注に注力いたしました。その結果、受注高34億41百万円、前年同期比6億18百万円(15.2%)の減少、完成工事高30億69百万円、前年同期比9億35百万円(23.4%)の減収、営業利益5億48百万円、前年同期比1億19百万円(17.9%)の減益となりました。 開発事業等 開発事業等につきましては、土地価格や建築価格の高騰等、先行き不透明な事業環境を鑑み、新規開発案件には慎重に対応し、完成物件の販売促進、リノベーション、買取再販事業に重点的に取り組みました。その結果、開発事業等売上高20億12百万円、前年同期比9億86百万円(32.9%)の減収、営業利益59百万円、前年同期比1億66百万円(73.8%)の減益となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ44億50百万円減少し、当連結会計年度末には、資金が76億99百万円となりました。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、使用した資金は16億7百万円(前連結会計年度は79百万円の獲得)となりました。当期使用した資金の主な内訳に関しましては、税金等調整前当期純利益45億66百万円、売上債権の増加が63億78百万円、販売用不動産の増加が9億86百万円、仕入債務の増加が7億70百万円、契約負債の増加が7億64百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は22億86百万円(前連結会計年度に比べ16億79百万円の増)となりました。当期使用した資金の主な内訳に関しましては、定期預金の預入による支出11億30百万円、有形固定資産の取得による支出9億35百万円、出資金の支出2億89百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は5億57百万円(前連結会計年度に比べ2億74百万円の増)となりました。これは、株主への配当による支出5億57百万円があったことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当連結企業集団が営んでいる事業の大部分を占める建設事業及びエンジニアリング事業では生産実績を定義することが困難であり、また請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐいません。 当連結企業集団においては建設事業及びエンジニアリング事業以外では受注生産形態をとっておりません。 したがって受注及び販売の状況についてはセグメントごとの業績に関連付けて記載しております。 当社グループは、連結ベースでの事業別受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高の状況は作成しておりません。 なお、当社単独の事業の状況は、以下のとおりです。 (1) 受注工事高及び施工高の状況 ①  受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 項目   工事別   前期繰越工事高(千円)   当期受注工事高(千円)   計(千円)   当期完成工事高(千円)   次期繰越工事高   当期施工高(千円) 手持工事高(千円)   うち施工高(千円) 第66期自2024年4月1日至2025年3月31日   建設   建築   22,294,376   27,800,785   50,095,162   25,528,684   24,566,477   5.6   1,378,031   25,898,665 土木   6,073,436   2,698,982   8,772,419   3,108,043   5,664,375   4.4   251,516   3,192,616 小計   28,367,813   30,499,768   58,867,581   28,636,728   30,230,853   5.3   1,629,548   29,091,281 エンジニアリング   4,806,796   4,059,655   8,866,451   4,005,160   4,861,291   4.2   208,414   3,821,142 計   33,174,609   34,559,423   67,734,032   32,641,888   35,092,144   5.2   1,837,962   32,912,423 第67期自2025年4月1日至2026年3月31日   建設   建築   24,566,477   34,162,148   58,728,626   30,986,246   27,742,379   3.4   951,969   30,560,184 土木   5,664,375   2,753,312   8,417,687   4,485,273   3,932,413   0.3   13,247   4,247,005 小計   30,230,853   36,915,460   67,146,314   35,471,520   31,674,793   3.0   965,216   34,807,189 エンジニアリング   4,861,291   3,441,292   8,302,583   3,069,332   5,233,250   4.0   210,375   3,071,294 計   35,092,144   40,356,753   75,448,897   38,540,853   36,908,044   3.1   1,175,592   37,878,483 (注) 1  前期以前に受注した工事で契約の変更により請負金額を変更したものについては、当期受注工事高にその増減額を含めております。従って、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。 2  次期繰越工事高の手持工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致します。 3  次期繰越工事高のうち施工高は、未成工事支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。 ②  受注工事高 期別   区分   官公庁(千円)   民間(千円)   計(千円) 第66期自  2024年4月1日至  2025年3月31日   建設   建築   1,245,152   26,555,633   27,800,785 土木   2,517,385   181,597   2,698,982 小計   3,762,537   26,737,230   30,499,768 エンジニアリング   1,401,883   2,657,771   4,059,655 計   5,164,421   29,395,002   34,559,423 第67期自  2025年4月1日至  2026年3月31日   建設   建築   4,373,991   29,788,157   34,162,148 土木   2,440,962   312,349   2,753,312 小計   6,814,953   30,100,507   36,915,460 エンジニアリング   573,511   2,867,780   3,441,292 計   7,388,465   32,968,287   40,356,753 ③  完成工事高 期別   区分   官公庁(千円)   民間(千円)   計(千円) 第66期自  2024年4月1日至  2025年3月31日   建設   建築   1,498,555   24,030,128   25,528,684 土木   2,923,569   184,474   3,108,043 小計   4,422,124   24,214,603   28,636,728 エンジニアリング   1,039,928   2,965,231   4,005,160 計   5,462,053   27,179,835   32,641,888 第67期自  2025年4月1日至  2026年3月31日   建設   建築   2,208,142   28,778,103   30,986,246 土木   4,187,624   297,649   4,485,273 小計   6,395,766   29,075,753   35,471,520 エンジニアリング   690,018   2,379,313   3,069,332 計   7,085,785   31,455,067   38,540,853 1  完成工事のうち主なものは次のとおりです。 第66期の完成工事のうち請負金額2億円以上の主なもの 建設事業 発注者   工事件名   施工場所 養命酒製造株式会社   くらすわの森建設プロジェクト   長野県 IPDロジスティクス株式会社   IPDロジスティクス伊那保税倉庫新築工事   長野県 長野三和ポリエチレン株式会社   長野三和ポリエチレン株式会社工場新築工事   長野県 株式会社スズキ自販長野   ㈱スズキ自販長野スズキアリーナ信州佐久移転新築工事   長野県 マルヤス機械株式会社   マルヤス機械株式会社箕輪第二工場新築工事   長野県 穂高広域施設組合   令和5年度(債務負担行為)あづみ野ランド大規模改修工事   長野県 株式会社フレッシュベジ加工   株式会社フレッシュベジ加工おやき製造工場新築工事   長野県 第67期の完成工事のうち請負金額2億円以上の主なもの 建設事業 発注者   工事件名   施工場所 日本発条株式会社   日本発条株式会社産機生産本部駒ヶ根工場第4生産棟新棟建築工事   長野県 甲信越福山通運株式会社   甲信越福山通運株式会社諏訪事業所新築工事   長野県 日本発条株式会社   日本発条株式会社産機生産本部宮田工場増築工事   長野県 サン工業株式会社   サン工業株式会社第4工場新築工事   長野県 長野県企業局南信発電管理事務所   与田切川上流地点発電所建設工事   長野県 伊那食品工業株式会社   伊那食品工業株式会社沢渡工場ろ過工場2期工事   長野県 株式会社ヨドバシホールディングス   (仮称)ヨドバシカメラ「八ヶ岳のおいしい水」工場建設工事   長野県 2  完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は次のとおりであります。 第66期 該当はありません。 第67期 相手先   第66期   第67期 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 日本発条株式会社   -   -   5,819,708   15.1 第66期につきましては該当がありませんので、記載を省略しております。 ④  手持工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁(千円)   民間(千円)   合計(千円) 建設   建築   3,489,844   24,252,535   27,742,379 土木   3,909,413   23,000   3,932,413 小計   7,399,257   24,275,535   31,674,793 エンジニアリング   2,879,481   2,353,769   5,233,250 計   10,278,738   26,629,305   36,908,044 手持工事のうち請負金額2億円以上の主なものは次のとおりであります。 繰越工事 発注者   工事件名   完成予定 株式会社タンケンシールセーコウ   (仮称)株式会社タンケンシールセーコウ伊那工場建築工事第1期   2027年4月 株式会社ピカソナチュラルズ   株式会社ピカソナチュラルズ駒ヶ根アルプス工場新築工事   2027年5月 日世株式会社   日世株式会社新第二工場建設プロジェクト   2027年6月 株式会社ダイセル   株式会社ダイセルライフサイエンス拠点(新棟)建設工事   2027年7月 中本FinePack株式会社   (仮称)中本FinePack㈱山梨工場新築工事   2027年9月 長野県建設部   伊那新校(仮称)建築工事(第一期)   2027年10月 長野県企業局南信発電管理事務所   令和5年度中田切川地点発電所建設事業   2028年7月 (2) 開発事業等の状況 ①  開発事業等の売上実績 区分   第66期自  2024年4月1日至  2025年3月31日(千円)   第67期自  2025年4月1日至  2026年3月31日(千円) 開発事業その他   287,916   463,267 計   287,916   463,267 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の建設業を取り巻く事業環境として、公共投資は、国土強靭化対策などにより当面の間は底堅く推移するものと見込まれる一方、民間の設備投資は、人手不足や原材料価格の持続的高騰などの影響による世界経済の減速懸念、そして地政学上のリスクがひろがってきていることなどから予測が難しい状況にあります。また、米国の関税政策の影響も少なからずあり、今後の業績見通しは不透明かつ厳しさが増してくることが見込まれます。民間設備投資についても、慎重な姿勢・価格競争が依然として激しい状況で推移しております。当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりです。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、405億26百万円と前年同期と比べ49億12百万円(13.8%)の増収となりました。 将来にわたる経営基盤となる地域への貢献、お客様から信頼される誠実施工を念頭に、各事業部でのドメインの強化と部門間連携を一層強め、DXを推進してヤマウラブランドの強化を図り、新規顧客の開拓推進、新規分野での受注の確保に努めてまいりました。 その結果、製造業(食品・輸送用機器・精密他)、運輸業等の民間建築工事、水力発電関連設備の大型工事の受注も増加し、公共建築、国土強靭化計画を背景とした河川改修工事、道路工事の受注増、更には首都圏等におけるマンションの販売も総額で中期経営計画を上回りました。 各セグメントの売上高の連結売上高に占める割合は、建設事業が87.5%と前年同期と比べ7.1ポイント(前年同期80.4%)の増加、エンジニアリング事業が7.6%と前年同期と比べ3.6ポイント(前年同期11.2%)の減少、開発事業等が5.0%と前年同期と比べ3.4ポイント(前年同期8.4%)の減少となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、建設事業を中心に、BIMを駆使し、IEを主としたKAIZEN活動の全社展開や仮設資材等の軽量化・省力化による工数削減等にての原価削減に引き続き取り組んだ結果、74億96百万円と前年同期と比べ4億17百万円(5.9%)の増益となりました。また、売上総利益率は、18.5%と前年同期と比べ1.4ポイント(前年同期19.9%)の減少となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、租税公課、雑費等が減少しましたが、株主優待引当金繰入額、人件費等の増加があり、32億37百万円と前年同期と比べ50百万円(1.6%)の増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、42億59百万円と前年同期と比べ3億67百万円(9.4%)の増益となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、受取配当金、受取保険金や貸倒引当戻入等により3億21百万円と前年同期と比べ2億25百万円(234.2%)の増加となりました。 営業外費用は、支払利息等により14百万円と前年同期と比べ5百万円(25.8%)の減少となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、45億66百万円と前年同期と比べ5億97百万円(15.1%)の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、31億65百万円と前年同期と比べ1億62百万円(5.4%)の増益となりました。 財政状況の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は、360億7百万円となりました。これは、主に現金預金の減少、完成工事未収入金・契約資産の増加、受注案件の増加による販売用不動産の増加、アスファルトプラントの新設による有形固定資産の増加によるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債は、98億26百万円となりました。これは、主に工事未払金等、契約負債及び未払法人税等の増加によるものです。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産残高は261億80百万円となりました。これは、主に資本剰余金、その他有価証券評価差額金及び利益剰余金の増加によるものです。この結果、自己資本比率は2.8ポイント減少して72.7%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工事原価のほか、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの一時的な短期借入を基本とし、設備投資資金の調達につきましては、基本的に自己資金としております。 なお、当連結会計年度末における借入金残高はありません。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は76億99百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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