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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ユー・エム・シー・エレクトロニクス

UMC Electronics Co.,Ltd.6615 · Prime · 電気機器

車載・産業・OA向けEMSの専門ファウンドリ。高信頼性が求められる重要保安部品の電子実装に強み。

概要

ユー・エム・シー・エレクトロニクスは、電子機器の受託製造サービス(EMS)を主力とする企業である。埼玉県上尾市に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は1127億円、従業員数は5596人。車載機器、産業機器、OA機器向けのプリント基板実装から完成品組立までを手掛け、特に重要保安部品を扱う車載分野に強みを持つ。東京証券取引所プライム市場に上場している。

四つの製品分野で構成されるEMS事業

当社グループの事業は、電子機器の受託製造(EMS)がほぼ全てを占める。製品分野は車載機器、産業機器、OA機器、その他(コンシューマー・アミューズメント等)の四つに分かれる。2026年3月期のEMS事業売上高1120億円の内訳は、車載機器が586億円(52.4%)、OA機器が364億円(32.6%)、産業機器が166億円(14.9%)、その他が2億円(0.2%)である。車載機器が最大の柱であり、パワートレイン系や駆動系などの重要保安部品の生産に対応する。産業機器はインバーターや半導体試験装置、OA機器はプリンター・複写機向けが中心である。

海外生産比率が高いグローバルな生産体制

生産拠点は日本国内に加え、中国、ベトナム、タイ、メキシコに広がる。中国にはUMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.など複数の子会社を保有し、かつては成長を牽引したが、近年は日系顧客の市場環境悪化により損益が悪化している。2026年3月期の有価証券報告書では、中国子会社の生産体制・管理体制の再構築に言及している。また、2017年に設立した北米子会社UMC Electronics North America, Inc.は2025年9月に清算された。メキシコにはUMC Electronics Mexicoを保有し、ドイツにも子会社がある。

二社で売上の約46%を占める主要顧客

2026年3月期の販売実績において、株式会社豊田自動織機向けが337億円(構成比30.0%)、キヤノン株式会社向けが182億円(同16.2%)を占める。この二社で連結売上高の約46%に達する。豊田自動織機とは2021年に資本業務提携を更新し、第三者割当増資も実施している。キヤノンとはOA機器分野での長期取引がある。その他、自動車部品メーカーや産業機器メーカーと幅広く取引するが、特定顧客への依存度が高い構造にある。

連結子会社12社で構成されるグループ

当社グループは、ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社と連結子会社12社により構成される。主な子会社には、中国のUMC Electronics (Dongguan)三和盛電子科技、UMC Electronics Products (Dongguan)三和盛電子製品、UMC Electronics Manufacturing (Dongguan)三和盛電子制造、UMC Dongguan Plastics三和盛塑胶製品、香港のUMC Electronics Hong Kong、ベトナムのUMC Electronics Vietnam、タイのUMC Electronics (Thailand)、メキシコのUMC Electronics Mexico、ドイツの子会社、および国内では日立から買収したUMC・Hエレクトロニクス、人材派遣のUMCジャストインスタッフがある。2018年に株式会社日立製作所から株式会社日立情報通信マニュファクチャリングを取得し、連結子会社化した。

業界の中での役割はEMS(電子機器受託製造サービス)プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,127億円
営業利益
12億円
営業利益率
1.1%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
車載機器586億円52.0%
OA機器365億円32.4%
産業機器167億円14.8%
その他9億円0.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01車載機器主力

自動車完成品メーカーの一次請け企業を通じて、電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等の車載用電子機器向けにプリント基板への電子部品実装および各種組立を提供。パワートレイン系や制御系、駆動系等の重要保安部品の生産に対応。長期にわたる顧客連携により継続的取引を構築。

技術・品質面の参入障壁が高い車載分野で強み

主な製品・サービス1
車載用電子機器向け基板実装・組立
電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等のプリント基板への部品実装および完成品組立。高信頼性・高品質が要求される。

02産業機器主力

インバーター、サーボモーター、ICテスター用電子基板、小型インバーター完成品、サーバー、ストレージ、半導体試験装置完成品、3Dプリンター等向けにプリント基板への電子部品実装および各種組立を提供。車載と同様に受注量の振幅が少なく安定操業に適した分野。

主な製品・サービス1
産業機器向け基板実装・組立
インバーター、サーボモーター、ICテスター、サーバー、ストレージ、半導体試験装置、3Dプリンター等の電子基板実装および完成品組立。

03OA機器準主力

プリンター、複写機等向けにプリント基板への電子部品実装および各種組立を提供。ほとんどの業界大手メーカーと取引あり。

主な製品・サービス1
OA機器向け基板実装・組立
プリンター、複写機等の電子基板実装および組立。業界大手メーカーとの取引実績がある。

04その他(コンシューマー・アミューズメント等)副次

コンシューマー製品(エアコン等)向けのプリント基板実装、アミューズメント機器(ゲーム機等)の開発・製造、部品事業等。

主な製品・サービス1
コンシューマー・アミューズメント向け基板実装・開発
エアコン等の基板実装、ゲーム機用開発等。

製品と技術

車載機器向け基板実装:重要保安部品を支える高信頼性技術

車載分野では、電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器向けのプリント基板に電子部品を実装し、各種組立を行う。特にパワートレイン系、制御系、駆動系などの重要保安部品の生産に対応しており、高い技術力と長期にわたる顧客との連携が求められる。一度受注すると継続的な取引関係が構築される点が特徴で、2026年3月期の車載機器売上高は586億円と全セグメントで最大である。

産業機器向け基板実装:インバーター・半導体試験装置など幅広く対応

産業機器分野では、インバーター、サーボモーター、ICテスター用電子基板、小型インバーター完成品、サーバー、ストレージ、半導体試験装置完成品、3Dプリンター等向けのプリント基板実装および組立を提供する。車載と同様に受注量の振幅が少なく、工場の安定操業に適している。2026年3月期の売上高は166億円で、前期比19.5%減となったものの、半導体設備関連は回復傾向にある。

OA機器向け基板実装:業界大手メーカーとの取引実績

OA機器分野では、プリンターや複写機向けのプリント基板実装および組立を行う。ほとんどの業界大手メーカーと取引があり、キヤノン株式会社が主要顧客の一つである。2026年3月期の売上高は364億円で、複合機やレーザープリンタ向けは堅調だったが、一部製品の生産終息により前期比9.5%減となった。

その他分野:コンシューマー・アミューズメントと部品事業

その他分野では、コンシューマー製品(エアコン等)向けのプリント基板実装、アミューズメント機器(ゲーム機等)の開発・製造、部品事業を手掛ける。2026年3月期の売上高は2億円と小規模で、アミューズメント向け開発が主な事業内容となっている。また、人材派遣・製造請負をUMCジャストインスタッフ株式会社が行っており、同事業の売上高は7億円である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 車載機器技術・品質面の参入障壁が高い車載分野で強み

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

電子部品受託で中堅、需要減で業績悪化懸念

ユー・エム・シー・エレクトロニクスは半導体・電子部品の受託製造サービス(EMS)を手掛ける。売上高1313億→1127億円と減少、営業利益率も1.59%→1.06%と低調。同業イビデンはプリント基板大手で高収益、キオクシアはNANDメモリ大手と規模が異なる。同社は中堅EMSとして中国・台湾勢との価格競争に直面。顧客の在庫調整が長引き、受注低迷が続く。自動車向けは堅調だが、全体をカバーできていない。

強み

  • 多種多様な電子部品の実装・組立技術を持ち、顧客ニーズに対応。
  • 車載電子部品の需要は安定しており、一定の売上を確保。
  • 大手メーカーとの関係が長く、安定的な受注基盤がある。
  • 高い品質基準をクリアし、信頼性の高い製造を提供。

課題

  • 2026年3月期も減収見込み。市場需要の回復が不透明。
  • 営業利益率1%台で、収益性が極めて低く、コスト競争に脆弱。
  • 中国・台湾のEMS企業との価格競争が激しく、採算悪化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字がユー・エム・シー・エレクトロニクス

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16986双葉電子工業324億円12.9倍
26844新電元工業314億円5.5倍
36653正興電機製作所294億円11.4倍
44251恵和224億円7.2倍
56440JUKI217億円12.3倍
66615ユー・エム・シー・エレクトロニクス66億円27.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

電子機器受託製造会社として川崎で創業した1968年

1968年1月、神奈川県川崎市に資本金1000千円で電子機器の受託製造(EMS)を行う会社として設立された。1991年1月に商号をユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社に変更。設立から約20年は国内のEMS事業を中心に成長したが、この間の具体的な事業内容は沿革に詳しく記されていない。

埼玉県への生産拠点集約と国内拡大の1990年代

1992年2月に埼玉県上尾市に上尾工場を新設し、1994年12月には大宮工場を上尾市に移設して本社工場(現埼玉工場)として稼働を開始した。これにより埼玉県に生産機能を集約し、以降の拡大基盤を築いた。2005年1月には宮崎県都城市に宮崎工場(現九州工場(宮崎))を新設し、国内の生産能力を増強した。2017年6月には佐賀県神埼市に佐賀工場(現九州工場(佐賀))も開設している。

アジア展開を加速した2000年代

2000年6月にUMC Electronics Hong Kong Limitedを設立し、同年11月には香港子会社の来料委託工場として深圳三和盛科技電子廠を新設した。2004年3月にUMC Electronics (Shenzhen) Co., Ltd.、同年12月にUMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.を設立し、中国での生産体制を拡充。2006年11月にはベトナムにUMC Electronics Vietnam Limitedを設立、2011年1月にはタイにUMC Electronics (Thailand) Limitedを設立し、東南アジアへも進出した。2015年9月にはUMC Dongguan Plastics Co., Ltd.を子会社化し、樹脂成形分野にも事業を広げた。

日立からの子会社買収と豊田自動織機との資本提携

2018年4月に株式会社日立製作所とITプロダクツ分野での協業基本合意を締結し、同年7月に株式会社日立情報通信マニュファクチャリング(現UMC・Hエレクトロニクス株式会社)の全株式を取得して連結子会社化した。これにより日立系の生産能力と顧客基盤を取り込んだ。2020年11月には株式会社豊田自動織機との資本業務提携契約を更新し、2021年3月には豊田自動織機、アイシン精機(現アイシン)、ネクスティエレクトロニクスを引受先とする第三者割当増資を実施した。これにより豊田グループとの関係を強化した。

東京証券取引所一部上場とプライム市場移行

2016年3月に東京証券取引所市場第一部に株式を上場した。2022年4月の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2024年10月には名古屋証券取引所メイン市場にも上場し、名古屋地区での認知度向上を図った。上場後は売上高が1300億円前後で推移しているが、2020年3月期には126億円の純損失を計上するなど収益は不安定である。

メキシコ進出と北米子会社の清算

2016年6月にUMC Electronics Mexico, S.A. de C.V.を設立し、北米向け生産拠点をメキシコに確保した。2017年4月にはアメリカ合衆国イリノイ州にUMC Electronics North America, Inc.を設立したが、業績が振るわず2025年9月に清算された。メキシコ拠点は残り、現在も連結子会社として存続している。これにより北米事業の再編が行われた。

年表29件を開く

1960年代

  • 1968年1月創業電子機器の受託製造(EMS)を行うため、神奈川県川崎市に設立(資本金1,000千円)

1990年代

  • 1991年1月商号変更商号をユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社に変更
  • 1992年2月埼玉県上尾市に上尾工場を新設
  • 1994年12月埼玉県上尾市に大宮工場を移設、本社工場(現埼玉工場)として稼働開始

2000年代

  • 2000年6月創業UMC Electronics Hong Kong Limited(三和盛香港高科技有限公司)を設立
  • 2000年11月UMC Electronics Hong Kong Limitedの来料(注)委託工場として深圳三和盛科技電子厰を新設
  • 2003年4月UMC Electronics Hong Kong Limitedを香港新界地区に移転
  • 2004年3月創業UMC Electronics (Shenzhen) Co., Ltd.(三和盛科技電子(深圳)有限公司)を設立
  • 2004年6月創業UMCジャストインスタッフ株式会社を設立
  • 2004年12月創業UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(三和盛電子科技(東莞)有限公司)を設立
  • 2005年1月宮崎県都城市に宮崎工場(現九州工場(宮崎))を新設
  • 2006年11月創業UMC Electronics Vietnam Limitedを設立
  • 2007年10月名古屋市中区にVCM営業所(現名古屋オフィス)を開設

2010年代

  • 2010年8月埼玉県上尾市に本社を移転
  • 2010年10月創業東莞鳳崗三和盛科技電子厰を法人化し、UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd. (三和盛電子製品(東莞)有限公司)を設立
  • 2011年1月創業UMC Electronics (Thailand) Limitedを設立
  • 2015年9月M&AUMC Dongguan Plastics Co., Ltd.(三和盛塑胶製品(東莞)有限公司)を子会社化
  • 2016年3月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2016年6月創業UMC Electronics Mexico, S.A. de C.V. 設立
  • 2016年7月創業三和盛電子制造(東莞)有限公司を設立
  • 2017年4月創業アメリカ合衆国イリノイ州にUMC Electronics North America, Inc. 設立(2025年9月清算)
  • 2017年6月佐賀県神埼市に佐賀工場(現九州工場(佐賀))を新設
  • 2018年4月株式会社日立製作所との間で、ITプロダクツ分野において協業の基本合意
  • 2018年7月M&A株式会社日立製作所より株式会社日立情報通信マニュファクチャリング(現UMC・Hエレクトロニクス株式会社)の株式を取得し連結子会社化

2020年代

  • 2020年3月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2020年11月株式会社豊田自動織機との間で締結済みの資本業務提携契約を更新
  • 2021年3月株式会社豊田自動織機、アイシン精機株式会社(現株式会社アイシン)及び株式会社ネクスティエレクトロニクスを引受先とする第三者割当を実施
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 神奈川県秦野市に神奈川事業所を新設
  • 2024年10月上場名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    中国子会社の生産・管理体制再構築

    中国市場の状況に合わせ、中国子会社の生産体制と管理体制を再構築する。現地の税制、法令、社会保障等を考慮し、グループを支える拠点として立て直す。

  2. 02

    サプライチェーンの維持・強化とロス削減

    サプライチェーンを維持・強化し、あらゆるロスの削減・撲滅に注力する。強みを伸長させ、収益の柱を強固にして業績向上と持続的成長を実現する。

  3. 03

    コンプライアンス推進と従業員満足度向上

    コンプライアンスを推進するとともに、従業員の安全と満足度向上に取り組み、企業価値の向上と全ステークホルダーへの貢献を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,596人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は623万円で、9期前と比べて4.5%平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は13.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月10,862
2018年3月10,495
2019年3月65343.912.110,475
2020年3月64744.212.49,472
2021年3月54245.212.38,657
2022年3月60646.013.38,324
2023年3月64846.212.08,671
2024年3月62245.213.35,689
2025年3月63345.213.25,90436
2026年3月62345.013.35,59621

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 6 / 海外 5、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
秦野工場 — 神奈川県秦野市6,212百万円
EMS事業
ベトナム工場 — ベトナム・ハイフォン市3,984百万円
EMS事業
タイ工場 — タイ・チャチューンサオ県3,026百万円
EMS事業
東莞工場 — 中国・広東省2,233百万円
EMS事業
本社 — 埼玉県上尾市他1,787百万円
EMS事業
メキシコ工場 — メキシコ・ハリスコ州1,351百万円
EMS事業
埼玉工場 — 埼玉県上尾市他956百万円
EMS事業
九州工場[宮崎] — 宮崎県都城市829百万円
EMS事業
橋頭工場 — 中国・広東省502百万円
EMS事業
本社 — さいたま市見沼区275百万円
その他事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    UMC Electronics Hong Kong Limited (三和盛香港高科技有限公司) (注)3
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UMC Electronics (Shenzhen) Co., Ltd. (三和盛科技電子(深圳)有限公司) (注)3
    中華人民共和国 広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd. (三和盛電子科技(東莞)有限公司) (注)3
    中華人民共和国 広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd. (三和盛塑胶製品(東莞)有限公司(注)3
    中華人民共和国 広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UMC Electronics Vietnam Limited (注)3
    ベトナム社会主義 共和国ハイフォン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UMC Electronics (Thailand) Limited (注)3
    タイ王国 チャチューンサオ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UMC Electronics Europe GmbH (注)11
    ドイツ連邦共和国 バイエルン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UMC Electronics Mexico, S.A. de C.V. (注)3、10
    メキシコ合衆国 ハリスコ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UMC・Hエレクトロ ニクス株式会社(注)3
    秦野市堀山下 · 連結子会社
    議決権97.0%
  • 国内
    UMCジャストイン スタッフ株式会社
    さいたま市見沼区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社豊田自動織機(注)2、9
    愛知県刈谷市 · その他の関係会社
    議決権34.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,127億円営業利益12億円前期と比べると減収減益で、売上が-14.6%、利益が-42.9%。

売上高
-14.6%
1,127億円
営業利益
-42.9%
12億円
純利益
3億円
営業利益率
1.1%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,150億円1,127億円
営業利益8億円12億円
純利益-14億円3億円
1株あたり配当¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は319億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−2.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3553
2024年1Q32820.6−3
2024年2Q34030.90
2024年3Q34261.8−3
2024年4Q30316
2025年2Q65281.2−5
2025年4Q667131.9−20
2026年2Q56281.44
2026年4Q56540.7−1
2027年1Q31920.6−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は196億円から1,127億円へ5.8倍に増えた。直近期の営業利益率は1.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月196127
2014年3月1,3042214
UMC Dongguan Plastics Co., Ltd.(三和盛塑胶製品(東莞)有限公司)を子会社化
2015年3月1,1362515
UMC Electronics Mexico, S.A. de C.V. 設立
2016年3月1,0741512
アメリカ合衆国イリノイ州にUMC Electronics North America, Inc. 設立(2025年9月清算)
2017年3月1,118165
株式会社日立製作所より株式会社日立情報通信マニュファクチャリング(現UMC・Hエレクトロニクス株式会社)の株式を取得し連結子会社化
2018年3月1,258256
2019年3月1,387−18−22
2020年3月1,410−66−126
2021年3月1,36211−1
2022年3月1,3462116
2023年3月1,617126
名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場
2024年3月1,3131210
2025年3月1,31921161.6−25
2026年3月1,12712111.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,127億円のうち、営業利益として残るのは12億円1.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の0.3%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金94.2%1,062億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.7%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.1%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
5.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.8pt
1.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.7pt
0.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.2pt
1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが−43億円で、差し引きのフリーCFは−17億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は106億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月22−2610−466
2015年3月33−291480
2016年3月31−173914129
2017年3月20−42−8−2297
2018年3月0−6021−6057
2019年3月1−6978−6864
2020年3月4−3611−3242
2021年3月26−2045692
2022年3月−35−2161−5679
2023年3月4−88101−8497
2024年3月87−47−3540103
2025年3月104−37−5667116
2026年3月26−436−17106

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は759億円。このうち返さなくてよい自己資本が171億円で、自己資本比率は22.5%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2165815826.7
2014年3月4697739216.4
2015年3月54211442821.0
2016年3月50511439122.5
2017年3月56711245519.8
2018年3月62512050519.1
2019年3月74317456923.2
2020年3月614345805.3
2021年3月67414952522.0
2022年3月73417156323.2
2023年3月84818066821.2
2024年3月79019759324.9
2025年3月73615358320.7
2026年3月75917158822.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
106億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
48億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
588億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率15 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中22位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中219位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.8%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.1%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
22.5%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-14.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
12.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥232で、1年前と比べて-20.6%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥232-2.5%1ヶ月-3.7%1年-20.6%時価総額66億円
過去52週の値幅
安値¥220高値¥435

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.4倍
PBR0.38倍
配当利回り12.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は下値固めから持ち直しの動きを見せています。直近の終値244円は25日移動平均線(235円)を+3.7%上回り、底入れを意識させる水準です。7月14日には出来高26万株と急増し、その後は高値圏で推移しましたが、8月14日は2.8万株と落ち着いています。ただし、52週高値435円からは-43.9%と大幅に下落した水準であり、回復には時間がかかると見られます。RSIは60と中立よりやや強気です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは28.74倍で、業界平均30.62倍を下回るが、予想PERは開示されていない。PBRは0.40倍と業界平均2.75倍を大幅に下回り、割安感がある。しかしROEは1.8%と極めて低く、資本効率は悪い。配当利回りは12.3%と突出して高いが、配当性向91.5%と高く、減益で利益が減少傾向にあるため、持続性に懸念。業界平均と比較してPERは同水準だが、ROEの低さと収益悪化を考慮すると、バリュエーションは割高と判断。ただし、PBRの低さは資産価値からの下支えとなる。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.4倍30.8倍
PBR0.38倍2.58倍
ROE1.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は赤字と黒字を繰り返す不安定さで、構造改革が進むかが焦点。強気派は、HDD市場の回復や新製品の寄与で業績が改善し、PBRの低さ(0.4倍)から割安とみる。一方、弱気派は、需要の先行き不透明感や競争激化で、収益力の回復が限定的とみる。高配当利回り(12%超)が持続可能かも論点。

プラスに働く材料7
  • PBRの極端な低さ

    PBRが0.4倍で、資産価値に比べ株価が割安

  • HDD需要の回復期待

    データセンター向けHDD需要が増加している

  • 高配当利回り

    配当利回り12%超は株主への高い還元

  • PBR0.4倍と解散価値割れの水準継続影響

    PBR0.3969倍と純資産の4割程度の評価。資産価値が見直されれば上値余地がある。

  • 配当利回り12.3%の高配当が下支え次回株主総会影響

    配当利回り12.3%と突出。減配がなければインカム需要で株価は支えられやすい。

  • 最終損益が黒字転換し底入れ期待決算発表後影響

    純損益は-25億円から+3億円へ改善。営業損益も12億円と黒字を維持している。

  • 売上高1127億円で再編余地が指摘される不定影響

    時価総額69億円に対し売上高は1127億円。事業再編や資産売却などの触媒が期待できる。

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    最終損益が赤字と黒字を繰り返している

  • 市場の縮小懸念

    HDDはSSDに代替され、長期的な需要減少が心配

  • 高配当の持続性

    利益が安定しない中で高配当は維持が難しい

  • 売上高が前期比14%減り縮小基調通年影響

    売上高は1319億円から1127億円へ14.6%減少。需要低迷が続けば収益悪化は免れない。

  • 営業利益率1%台で僅かな減益も拡大通年影響

    営業利益率1.06%と極めて低く、営業利益は12億円にとどまる。売上変動で赤字転落のリスク。

  • PER28.7倍と収益力に見合わない継続影響

    最終黒字化したもののPER28.74倍。営業利益率1%台の会社には割高感がある。

  • 外国人持ち株比率1.7%と低く需給が弱い不定影響

    外国人持ち株比率1.69%と低く買い支えが乏しい。売りが続くと下げが加速する。

次の決算で確かめる点
売上高
需要動向と市場シェアの変化を把握する
営業損益
収益力の改善度合いを測る重要な指標
HDD関連売上
主要製品の依存度と市況を見る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは12.93%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
12.93%
いまの株価に対して
配当性向
91.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月22
2018年3月3034.5110.6
2019年3月300.0
2020年3月300.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,631人。区分でいちばん多いのは事業法人55.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.2%を占め、残る30.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人63.762.661.960.358.755.4
個人・その他17.921.119.822.524.226.0
金融機関11.712.415.013.714.713.9
証券会社1.01.21.21.51.93.0
外国法人5.72.42.01.80.51.5
自己株式0.50.5
外国人個人0.10.20.10.10.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社豊田自動織機34.61
02株式会社アイシン7.80
03株式会社ネクスティエレクトロニクス7.80
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注)14.89
05野村信託銀行株式会社(信託口2052251)(注)24.24
06UMCグループ社員持株会1.63
07株式会社商工組合中央金庫1.58
08H・ウチヤマ・ホールディングス有限会社1.56
09株式会社みずほ銀行1.21
10ミナミ株式会社1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-13
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    44.32%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−98%。直近期のROEは1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2,73921,42013.53.7
2014年3月11863122.39.0
2015年3月12588516.010.2
2016年3月9270613.111.0
2017年3月326974.648.6
2018年3月347404.877.3110.6
2019年3月−120894
2020年3月−652168
2021年3月−5277
2022年3月563549.97.6
2023年3月233883.621.6
2024年3月364485.410.521.5
2025年3月−90329104.9
2026年3月83941.835.791.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額61百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大年浩太取締役社長(代表取締役)6610,000
谷口芳邦取締役(執行役員)68
佐々木卓夫取締役69
尾関純取締役 監査等委員70
中村克己取締役 監査等委員55
中野俊夫取締役 監査等委員64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2434322
取締役(社内)315155
社外取締役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,944字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社)及び連結子会社12社により構成され、電子回路基板の実装並びに加工組立製造・開発を国内外有力メーカー等から受託するEMS(Electronics Manufacturing Service)事業を主たる事業としており、「ものづくり力」を企業活力の源泉とする企業であります。なかでも、技術面、品質面での要求水準の高さから参入障壁が高いと言われている車載機器をはじめ、OA機器、産業機器向け売上比率が高いという特徴があります。 近年、世界の電機電子業界はコモディティ化に伴う水平分業化が進み、EMS業界の急拡大を支えてきましたが、他方、メカ技術をコアとしてきた業界の電子要素技術の利用も急速に進展しており、とりわけ、車載分野は生命を預かる重要保安部品を抱えるため高信頼性の確保が必須であり、EMS業界にとっての成長分野であると考えております。当社グループは、こうした高い技術力を要する分野に果敢に挑戦することで、自動車、OA、産業機器業界等とともに成長することが可能と考えており、自ら積み上げた「ものづくり力」の社風・企業文化を水平展開することで規模を拡大してきております。 本来、EMS事業では、委託メーカーの最終製品に向けた設計・開発思想との連動が前提となりますが、こうした顧客視点に立った考え方は、一朝一夕に確立できるものではありません。「ものづくりは人づくり」と言われるとおり、「日本のものづくり」を世界で実現するには、全社員が思想・考え方を共有し、全社的に課題解決に取り組む姿勢が重要となります。 当社グループは、社是に掲げる「心のこもった製品をおとどけします」を礎に、開発・部材調達から基板実装・完成品に至るまで、どの拠点も共通の価値観の下、同レベルのきめ細かなサービスを提供できることが強みであると考えております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは下記のとおりであります。 (1) EMS事業 製品分野   事業内容   主な関係会社 車載機器(注)1   電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等向けのプリント基板への電子部品実装等   当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC Electronics (Thailand) Limited(タイ)UMC・Hエレクトロニクス株式会社(日本) 産業機器(注)2   インバーター、半導体試験装置、サーバー、ストレージ、3Dプリンター、電源、医療機器等向けのプリント基板への電子部品実装等   当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC・Hエレクトロニクス株式会社(日本) OA機器(注)3   プリンター、複写機等向けのプリント基板への電子部品実装等   当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC Electronics (Thailand) Limited(タイ) その他(注)4   コンシューマー製品向けのプリント基板への電子部品実装、アミューズメント機器等の開発、部品事業等   当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム) (注) 1.車載機器:日系だけでなく欧米系も含めた自動車完成品メーカーの一次請け企業を通じて、車載用電子機器(電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等の車載用電子機器)向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しております。特にパワートレイン系や制御系、駆動系等の重要保安部品の生産には高い技術力が求められ、企画から量産まで長期間にわたる顧客との連携を要するものの、一度受注すると継続的な取引関係が構築されます。 2.産業機器:車載機器と同様に、量産開始後、受注量の振幅が少なく、工場の安定操業で効果的な製品分野であります。インバーター、サーボモーター、ICテスター用電子基板、小型インバーター完成品、サーバー、ストレージ、半導体試験装置完成品、3Dプリンター等向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しております。 3.OA機器:プリンター、複写機等向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しており、ほとんどの業界大手メーカーと取引を有しております。 4.その他:コンシューマー製品分野は、エアコン等向けのプリント基板への電子部品実装、アミューズメント分野は、ゲーム機用開発等があります。 5.上記の他にメキシコ、ドイツ、中国に連結子会社をそれぞれ1社、計3社を有しております。 (2) その他の事業 人材派遣・製造請負業をUMCジャストインスタッフ株式会社が行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (事業系統図) (注) 上記の他にメキシコ、ドイツ、中国に連結子会社をそれぞれ1社、計3社を有しております。
経営方針・対処すべき課題915字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、社是に掲げる「心のこもった製品をおとどけします」を礎に、日系最大級のEMS(電子機器受託製造サービス)企業として、業界No.1のQCDS(品質、価格、納期、サービス)を目指します。また、開発・部材調達から基板実装・完成品に至るまで、どの拠点も共通の価値観の下、同レベルのきめ細かなサービスを提供することを基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが属しているEMS業界において、顧客からの信用を頂きながら持続的に成長していくためには、営業利益率の向上が重要と考えております。 (3) 会社の対処すべき課題 中長期的には、車載機器の電動化、自動運転技術の進展、デジタル技術の進化による高性能化等、設備関連投資も含めた需要の増加基調が見込まれております。一方、当社グループの主要拠点であります中国拠点においては日系顧客の市場環境の悪化に伴い、当社中国子会社においても損益が悪化している状況でございます。中国市場の状況に合わせた体制に見直すべく、中国子会社の生産体制並びに管理体制を再構築してまいります。その検討にあたり、中国現地の税制、法令、従業員にとって関心が高まりつつある社会保障等も勘案しながら、引き続き当社グループを支える拠点となるべく再構築してまいります。 そのような中、当社グループにおきましては、社是に掲げる「心のこもった製品をおとどけします」を礎に、以下4点の方針を掲げております。 1.コンプライアンス推進 2.従業員の安全と満足度向上 3.企業価値の向上 4.全てのステークホルダーへの貢献 そして、今後も引き続きサプライチェーンの維持・強化を図り、あらゆるロスの削減・撲滅に注力していくと同時に、強みを伸長させることで中長期的な持続的成長を見据えた収益の柱を強固なものとし、当社グループの業績向上とサステナブルな成長を実現すべく、EMS企業としての競争力を高めてまいります。
事業等のリスク5,536字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性のあるリスクには主として以下のようなものがあります。なお、本項に記載した将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況の動向等 当社グループは、日本国内の他、主に中国、香港、ベトナム、タイの海外に事業拠点を有して事業活動を行っており、また、当社グループの取引先についても、その多くの企業が日本国内に留まらず全世界で事業を展開しております。このため、当社グループの事業活動は、日本や事業拠点の有る現地の国々や地域に限らず、世界的な経済環境や社会環境の変化及び景気動向の影響を受ける可能性があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 取引先企業の業界動向等 当社グループは、自動車用電子制御装置、プリンター、産業用制御装置等のセットメーカー(自らのブランド力によって、最終消費者へ最終製品を販売する企業)や部品メーカー等を主要な取引先企業としており、最終製品の中核機能を構成する部品として位置付けられる電子機器の受託開発・製造・販売を行うEMS事業を主たる業務としております。 このため、景気動向及び個人消費動向等により当社グループの取引先企業の属する業界の状況が悪化した場合や最終製品の販売状況が芳しくない場合等には、当社グループの受注状況に影響を及ぼす可能性があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 取引先企業の生産変動 当社グループの主たる事業であるEMS事業は、当社取引先企業の生産状況に合わせて受託製造等を行っております。当社グループの取引先企業の多くは、国内に留まらず全世界に製品を出荷しており、出荷先の景気動向が生産数量に大きな影響を及ぼす状況となっており、生産変動は頻繁に生じております。さらに、これらの取引先企業は、為替変動、コストダウン要請等の課題も抱え、グローバルな視点での生産拠点最適化を模索しており、生産拠点自体の統廃合も戦略的、機動的に行われております。 こうした取引先企業の生産動向の変化や生産拠点戦略の変更等は、今後も規模の大小を問わず常に生じるものと考えられます。取引先企業の大規模かつ急激な生産変動が生じた場合には、当社グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 生産技術に関するリスク 当社グループの取引先企業である国内外のセットメーカーや部品メーカー等においては技術革新が速く、受託製造を行う当社グループにおいても要求される生産技術水準は年々高まっております。 取引先企業の要求する生産技術水準の高度化に対し、当社グループでは現場社員の徹底した教育を通じた技能向上や生産設備の維持・更新、生産ラインの合理化等による生産技術の向上及び競争力の維持に努めております。 しかしながら、今後、取引先企業における急速な技術革新等により、当社グループが取引先企業の要求する水準を満たせなかった場合や競争力を維持できなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 設備投資や固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、生産能力拡大や製品の競争力維持のため、設備投資を行っております。設備投資にあたっては、極力汎用性の高い生産設備の投資を優先し、専用的な生産設備の投資については、取引先企業に一部又は全部の負担を求めること等によって、設備の余剰リスクや投資負担等の軽減を図るように努めております。しかしながら、取引先企業が生産や販売等の方針を変更した場合や、景気後退等により当社グループの設備投資が過大となった場合には、減価償却費の負担等により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、工場、生産設備等の有形固定資産を保有しており、当社グループの固定資産の連結貸借対照表計上額については、当該資産から得られる将来のキャッシュ・フローの見積りに基づく残存価額の回収可能性を定期的に評価しております。当社グループでは、各工場別の損益が当社グループの業績に直結するため、各工場別の損益管理を厳格に行い、事業収益の低下等が見られる場合には、当社グループ全体で速やかに対応策を講じるよう努めております。しかしながら、競合やその他の理由によって事業収益性が低下し当該資産が十分なキャッシュ・フローを創出できないと判断される場合は、減損の認識が必要となり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 製品の欠陥の可能性 当社グループにおいて製造している電子機器は、セットメーカーにおいて最終製品に組み込まれております。当社グループでは、品質マネジメントシステムに従って製品を製造し品質管理を行っております。また、セットメーカーにおいても受入検査及び最終製品検査などを実施しており、製品の欠陥の発生を未然に防止する仕組みが確保されております。しかしながら、万一、製造物賠償責任を追及される事態となった場合には、当社グループに何らかのコスト負担が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 自然災害・事故・その他の要因による影響 当社グループは、日本国内の他、主に中国、香港、ベトナム、タイの海外に事業拠点を有しております。このため、各事業拠点のある国々や地域において、地震、津波、豪雨、洪水、落雷等の自然災害、コンピュータウイルスの感染、部品調達先等の罹災によるサプライチェーン上の混乱、感染症の発生や蔓延、戦争、テロ行為、暴動あるいは労働争議等が発生し、当社グループの事業拠点が打撃を被った場合、操業の停止、生産・出荷が停止する恐れがあります。また、災害により電力・インフラが不安定になった場合、電力供給量の低下や物流ルートの遮断等社会インフラの不安定化による生産能力の低下、原材料の調達難、製品供給の遅延等、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 海外での事業展開 当社グループは、日本国内の他、主に中国、香港、ベトナム、タイの海外に事業拠点を有しており、2026年3月期の連結売上高に占める海外連結子会社売上高は、連結売上高全体の8割を超え、うち5割は中国及び香港の連結子会社が占めます。海外事業の展開にあたっては、不安定な政治情勢、不確実な事業環境若しくは経済環境、環境や安全等に係る規制を含む法令、人件費の上昇、関税及び貿易規制、予期しない法令・税制・政策の新設又は変更や解釈の相違、不安定なインフラ、為替レートの変動、感染症、紛争、テロ、暴動あるいは労働争議発生等のリスクが内在しております。特に中国における社会保障等、従業員にとって関心が高まりつつあります。これらのリスクが顕在化した場合、費用の増加、利益の減少、業務の混乱等を生じさせ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 為替変動リスク 中国、ベトナム及びタイにおける工場の操業に際して、米ドル等の外貨建資産を保有する必要が生じるため、当社グループは米ドル、香港ドル、人民元、ベトナム・ドン、タイ・バーツ、メキシコ・ペソ及び円の為替変動の影響を受ける可能性があります。基本的には為替リスクを回避するため、同一通貨による仕入と販売、顧客との為替リスク負担に関する取り決め等により為替リスクのヘッジに努めておりますが、急激な為替変動の影響により損失が生じることがあります。 また、当社グループは、中国、香港、ベトナム、タイ、メキシコ及びドイツに海外連結子会社を有しており、これら海外連結子会社の現地通貨建の資産、負債、収益、費用等の項目は、連結財務諸表作成の際には円換算されるため、当社グループの業績及び財政状態は為替相場の変動による影響を受けます。 (10) 環境規制その他の法的規制 当社グループは、事業拠点がある各国各地域において、大気汚染、土壌汚染、水質汚濁、有害物質、廃棄物処理、製品リサイクル、地球温暖化防止、エネルギー等に関する様々な環境関連法令の適用を受けています。また、この他に当社グループが事業活動を行うにあたっては、国内外の様々な法令、規則による規制等の制約を受ける場合があります。当社グループは、これらの規制等に細心の注意を払いつつ事業を行っていますが、製品の製造販売活動や設備投資が制約を受ける等、事業展開に支障が生じる可能性がある他、各種の法規制が制定又は変更された場合はその遵守対応のための費用が増加し、あるいは当社グループにおいてこうした法規制の違反が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性や社会的評価に影響を与える可能性があります。 (11) 部材供給停止のリスク 当社グループは、生産に必要な部材を外部の材料メーカー及び商社から購入しております。購買戦略としてサプライヤー拠点の分散とセカンドソースの確保による部材の安定的な仕入に努めておりますが、「(7) 自然災害・事故・その他の要因による影響」に記載しました背景も含め、部材市況のひっ迫等により予定した部材の確保ができなくなった場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 機密情報の管理 当社グループは、業務を通じて、取引先企業の生産計画や新製品の開発及び製造に関わる機密性の高い情報に接することがあります。当社グループにおいてはこれらの機密情報を保護するための管理を行っておりますが、かかる管理が将来に亘って常に有効である保証はありません。予期せぬ事態により当社グループが保持又は管理する情報が流出し、第三者がこれを不正に取得又は使用するような事態が生じた場合、当社グループに対して損害賠償を求める訴訟が提起されるなど、当社グループの事業、業績、評判及び信用に悪影響を与える可能性があります。 (13) 資金調達・金利変動 当社グループは、金融機関からの借入れ等により必要な事業資金を調達しております。借入実行に際しては一部借入れを固定金利調達することで金利変動リスクを軽減しておりますが、予期せぬ市場金利の変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) M&A等を含めた事業投資 当社グループは、主たる事業であるEMS事業の拡大と成長発展を促進するための手段として、国内及び海外の企業又は事業の買収等も検討していく可能性があります。これらのアクションに応じて多額の資金需要が発生する可能性がある他、のれんの償却やその事業の発展の鈍化、またその投資が必ずしも見込みどおりに当社グループの業績に寄与せず、業績貢献までに時間を要する可能性があります。また投資に対する回収、さらには利益の実現までにある一定の期間が必要であるとともに、投資の増加が収益を上回る可能性があります。特に、海外においては、為替リスク、取引先との関係構築、商習慣の違いや投資規制、宗教観の違いや政治的、法的障害に遭う可能性があります。これらの場合においては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) その他の関係会社 株式会社豊田自動織機(以下「同社」)は、2026年3月末日時点において当社の発行済株式総数の34.6%を保有する筆頭株主であり、当社の「その他の関係会社」に該当します。関連当事者取引として当社グループは車載機器製品を同社から生産受託しており、当連結会計年度の当社グループの総売上高の30.0%となっておりますが、価格その他の取引条件について個別に交渉の上で決定しております。なお、当社グループとは事業上の競合関係にはございません。 人的関係につきましては、2026年3月末日時点において当社取締役6名のうち同社出身者は2名(転籍済)であり同社在籍者からの役員派遣はありません。なお、取締役の選解任及び役員報酬に関連する重要事項については指名・報酬委員会において審議しております。また、同社から当社へ出向している社員は4名であります。 事業活動を行う上での承認事項など同社からの制約はなく、当社グループの独立性が確保されていると考えております。 (16) 種類株式について(希薄化リスク) 当社は、株式会社みずほ銀行(以下「同社」)を割当先としたA種優先株式を発行しております(2026年3月末日時点6,000株)。2021年3月当時、経営再建に向け、金融機関からの負債調達額と自己資本のバランスをとることを目的に、同社を引受先としたA種優先株式を発行し、借入金の弁済に充当した経緯となります。同社は1株当たり1,000,000円に0.0074を乗じた優先配当金を得られる権利を有しているとともに、金銭を対価とする取得請求権、ならびに普通株式を対価とする取得請求権を有しております。 同社が普通株式を対価とする取得請求権を行使する場合、1株当たり1,000,000円にA種優先株式数を乗じた額を直近30取引日のVWAP(出来高加重平均価格、下限157円)で除して得られる数の普通株式を取得することができます。仮に2026年3月末に保有する全株式を普通株式と引き換えた場合、理論上70%ほど希薄化する可能性があります。但し、銀行法における5%ルールにより、すべては顕在化しない状態にあります。
経営成績の分析 (MD&A)4,087字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループをとり巻く環境は、中国市場の需要低迷や米国関税政策の影響に加え、中東をはじめとする各地域の地政学的リスク、資源価格の高騰、景気の下振れ懸念など、不確実性の高い事業環境が継続しました。一方、中長期的には、脱炭素対策としての自動車や産業機器の電動化ニーズがさらに拡大していくものと認識しており、当社グループでは新規顧客の獲得や生産能力の強化など、将来的な成長への取り組みを継続しております。 このような状況の下、当連結会計年度の売上高は1,127億26百万円(前期比14.6%減)となりました。損益面においては、営業利益は12億9百万円(前期比43.7%減)、経常利益は11億7百万円(前期比32.7%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は2億83百万円(前連結会計年度は25億8百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 当社グループは、EMS事業とその他の事業を営んでおりますが、大部分がEMS事業のため、セグメント情報の記載を省略しております。 なお、EMS事業の製品分野別の売上高とその他の事業の売上高は以下のとおりであります。売上高の金額については、連結相殺消去後の数値を記載しております。 ① EMS事業 当社グループの主たる事業であるEMS事業の売上高は1,120億6百万円(前期比14.6%減)となりました。製品分野別の業績の概況は次のとおりであります。 (車載機器) 中国市場における需要低迷の影響による売上高減少、並びに一部製品の生産終息及び生産調整の影響により、売上高は586億46百万円(前期比16.0%減)となりました。 (産業機器) 半導体設備関連の需要は回復傾向にあるものの、制御機器関連の生産調整の影響や、一部顧客との取引について当連結会計年度より代理人取引として収益を純額で計上したことにより、売上高は166億56百万円(前期比19.5%減)となりました。 (OA機器) 複合機やレーザープリンタ向け製品の生産が堅調に推移した機種はあるものの、一部製品の生産終息の影響により、売上高は364億87百万円(前期比9.5%減)となりました。 (その他) アミューズメント向け開発が主な事業内容になり、売上高は2億16百万円(前期比36.0%減)となりました。 ② その他の事業 人材派遣業の売上高は7億20百万円(前期比5.0%減)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物につきましては、105億99百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは25億86百万円の収入(前連結会計年度は103億52百万円の収入)となりました。これは主に、棚卸資産の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは43億31百万円の支出(前連結会計年度は36億52百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、5億75百万円の収入(前連結会計年度は55億67百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の増加によるものであります。 生産、受注及び販売の実績 (1) 生産実績 当連結会計年度のEMS事業における生産実績を製品分野別に示すと、次のとおりであります。 製品分野の名称   生産高(百万円) 車載機器   58,699 産業機器   16,450 OA機器   36,495 その他   65 合計   111,711 (注) 1.金額は販売価格によっております。 2.その他の事業については重要性が乏しいため記載を省略しております。 (2) 受注実績 EMS事業については、顧客から提示された生産計画等に基づく受注生産を行っておりますが、受注から製品完成までの所要日数が短く、期中の受注高と販売実績とがほぼ一致するため、記載を省略しております。また、その他の事業については、大部分が派遣業務及び請負業務であるため、受注実績については記載を省略しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円) EMS事業   112,006 車載機器   58,646 産業機器   16,656 OA機器   36,487 その他   216 その他の事業   720 合計   112,726 (注) 1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社豊田自動織機   43,434   32.9   33,773   30.0 キヤノン株式会社   18,540   14.1   18,210   16.2 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを実施しております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 (2) 財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、759億円(前連結会計年度末比22億73百万円増加)となりました。これは主に、売上債権が増加したことによるものであります。 負債につきましては、587億56百万円(前連結会計年度末比4億47百万円増加)となりました。これは主に、未払法人税等及び長期借入金が減少した一方で、短期借入金が増加したことによるものであります。 純資産につきましては、171億43百万円(前連結会計年度末比18億26百万円増加)となりました。これは主に、為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。 (3) 経営成績の分析 ① 売上高 車載機器分野では、中国市場における需要低迷の影響および一部機種の生産終息により減少、産業機器分野では、一部顧客との取引について当連結会計年度より代理人取引として収益を純額で計上したことにより減少、OA機器分野では、一部製品の生産終息の影響により減少、これらの結果により、売上高は1,127億26百万円(前期比14.6%減)となりました。 ② 売上原価 売上高の減少に比例した減少に加え、外注労務費の削減により、売上原価は1,062億1百万円(前期比14.6%減)となりました。 ③ 販売費及び一般管理費 労務費が増加したものの、前連結会計年度に発生した子会社における税務対応費用の減少等により、販売費及び一般管理費は53億15百万円(前期比1.9%減)となりました。 ④ 営業損益 上記の状況により、営業損益は12億9百万円の利益(前期比43.7%減)となりました。また、売上高営業利益率は1.1%(前連結会計年度は1.6%)となりました。 ⑤ 営業外収益(費用)、経常損益 営業外収益は15億39百万円となり、主な内訳は受取地代家賃12億43百万円、受取利息82百万円であります。営業外費用は16億41百万円となり、主な内訳は賃貸費用10億63百万円、支払利息4億36百万円、為替差損18百万円であります。 この結果、経常損益は11億7百万円の利益(前期比32.7%減)となりました。 ⑥ 特別利益 特別利益は72百万円であり、内訳は固定資産売却益72百万円であります。 ⑦ 特別損失 特別損失は63百万円であり、主な内訳は固定資産売却損30百万円、特別退職金28百万円であります。 ⑧ 親会社株主に帰属する当期純損益 以上の結果、税金等調整前当期純損益は11億16百万円の利益(前期比25.3%減)となり、法人税、住民税及び事業税や、法人税等調整額、非支配株主に帰属する当期純利益を差し引き、親会社株主に帰属する当期純損益は2億83百万円の利益(前連結会計年度は25億8百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 [事業の状況] 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ② 財務政策 当社グループは現在、運転資金及び設備投資資金については、自己資金、借入により調達しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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