概要
双葉電子工業は、1948年に千葉県茂原市で真空管メーカーとして創業し、現在は産業用・ホビー用ラジコン機器で世界トップシェアを誇る電機メーカーである。電子機器事業と生産器材事業の2本柱を持ち、連結従業員2,384人、2026年3月期の売上高は430億円。近年は業績が低迷し、2025年3月期に営業赤字となったが、2026年3月期は固定資産売却益により純利益25億円の黒字転換を見込む。
電子機器と生産器材の二軸事業
双葉電子工業の事業は、電子機器事業と生産器材事業の2部門で構成される。電子機器事業では、建設機械やクレーンを遠隔操縦する産業用ラジコン機器、模型飛行機やドローン向けのホビー用ラジコン機器、有機ELディスプレイ、複合モジュール、ロボティクス製品を手がける。特に「FUTABAサーボ」は小型サーボモーターとして世界的なシェアを持つ。生産器材事業では、金型の基準プレートやガイドポストなどの金型用器材、成形・生産合理化機器を提供し、金型業界で強いブランドを築いている。2026年3月期のセグメント別売上高は、電子機器が153億円、生産器材が276億円であり、生産器材の構成比が大きい。
38の国と地域に広がるグローバル拠点
双葉電子工業は、創業間もない1972年に台湾に初の海外子会社を設立して以来、アジア、北米、欧州に生産・販売拠点を拡大してきた。連結子会社24社のうち、海外子会社は台湾双葉電子、フタバ・コーポレーション・オブ・アメリカ、富得巴(香港)、フタバ(ヨーロッパ)、双葉電子部品(恵州)、起信精機(韓国)など多数にのぼる。2026年3月期の海外売上高は244億円(構成比56.8%)で、主力市場はアジアである。しかし、韓国市場の需要低迷や中国市場の競争激化を受け、近年は拠点の整理・統合を進めており、2025年度には中国子会社の解散や韓国子会社の事業停止を実施した。
赤字基調からの構造改革と財務再建
双葉電子工業の業績は、2010年代後半から低迷が続いている。2019年3月期には160億円の純損失を計上し、以降も2025年3月期まで6期連続で純損失が続いた。2025年3月期の売上高は481億円(前期比14.8%減)、営業損失13億円、純損失3億円だった。これに対し、2024年度から2026年度の中期経営計画を策定し、構造改革、ソリューション事業への展開、コーポレート機能の強化を推進。2026年3月期には、固定資産売却益36億円を計上したことで、純利益25億円の黒字転換を達成した。ただし、営業損益は23億円の赤字であり、本業の回復には至っていない。自己資本比率は77.0%と財務基盤は強固である。
業界の中での役割は電子機器・生産器材メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 生産器材 | 276億円 | 64.2% | — | — |
| 電子機器 | 154億円 | 35.8% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01電子機器(複合モジュール、ラジコン機器、ロボティクス製品、有機ELディスプレイ等)主力
産業用・ホビー用ラジコン送受信機で世界トップシェア。有機ELディスプレイは特長製品。ロボティクス製品や受託開発も行う。
ラジコン送信機で世界トップシェア(有報に明記なし)
- 産業用ラジコン機器
- 建設機械やクレーン等の遠隔操縦用プロポ(送信機)・受信機。安定性・信頼性に定評。
- ホビー用ラジコン機器
- 模型飛行機・ドローン・RCカー等向けプロポ。世界中の愛好家に使用。
- 複合モジュール
- 複数の無線機能やセンサを一体化したモジュール製品。
- 有機ELディスプレイ
- 小型・高輝度・広視野角の有機ELパネル。産業機器や車載向け。
- ロボティクス製品
- サービスロボット向け制御基板や機構部品。
02生産器材(プレート製品、金型用器材、成形・生産合理化機器)準主力
金型の基準プレートや部品、成形用部材、生産効率化機器等を提供。金型業界向けに強いブランドを持つ。
金型用標準部品で国内トップシェア(有報に明記なし)
- プレート製品
- 金型の基準プレート、ダイセット、ホルダー等。高精度で金型製作の基盤。
- 金型用器材
- 金型部品(ガイドポスト、スライドユニット等)。金型の動作精度を支える。
- 成形・生産合理化機器
- 自動化・省人化を実現する成形周辺機器や搬送装置。
製品と技術
産業用とホビー用のラジコン機器
双葉電子工業のラジコン機器は、産業用とホビー用の2分野で展開される。産業用ラジコン機器は、建設機械やクレーン、農業機械の遠隔操縦用プロポ(送信機)と受信機であり、安定性と信頼性で定評がある。2025年度には新規産業用無線リモコンの量産を開始し、2026年度はラインアップ拡充を計画する。ホビー用ラジコン機器は、模型飛行機、ドローン、RCカー向けのプロポで、世界中の愛好家に使用される。特に「FUTABAサーボ」は小型サーボモーターの代名詞であり、人型ロボットの指先にも採用される。2025年度は新製品需要の一巡によりアジア・国内市場で減収となった。
有機ELディスプレイと複合モジュール
有機ELディスプレイは、小型・高輝度・広視野角が特徴で、産業機器や車載向けに供給される。双葉電子工業は自社生産から事業スキームの変更を進めており、2025年度は過渡期で売上は減少した。複合モジュールは、複数の無線機能やセンサを一体化した製品群で、蛍光表示管搭載モジュールの出荷減少が響いた。EMS(電子機器受託製造)では車載・通信機用途が堅調だったが、計測器用途が低調であった。タッチセンサーと蛍光表示管は2025年度に事業終息を決定し、今後の製品構成は変化する。
金型用器材と成形・生産合理化機器
生産器材事業の中核は、金型の基準プレート、ダイセット、ガイドポスト、スライドユニットなどの金型用器材である。高精度な部品を提供し、金型製作の基盤を支える。さらに、成形・生産合理化機器として、金型内計測システム、エアフィーダ、オートリール、搬送装置などをラインアップする。国内では金型内計測システムが伸びたが、自動車関連市況の回復遅れや価格競争の影響で全体の売上は減少した。海外では韓国市場の低迷と中国製品との競争が課題であり、2025年度には中国生産拠点の再編を実施した。
ロボティクス製品とシステムソリューション
ロボティクス製品は、サービスロボット向けの制御基板や機構部品、産業用サーボ、ドローン関連製品を包含する。2025年度は、産業用サーボの北米UAV関連が順調で、売上は前期を上回った。ドローン分野では点検・防災・防衛用途への展開を進め、近隣自治体への防災機体納入も行った。システムソリューション事業として、無線・IoT・システム技術を用いた遠隔操作ソリューションを提供し、作業環境改善に貢献する。2026年度は、産業用無線製品のラインアップ拡充と、ディスプレイ製品への無線・IoT技術融合製品の開発を計画する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 電子機器(複合モジュール、ラジコン機器、ロボティクス製品、有機ELディスプレイ等)ラジコン送信機で世界トップシェア(有報に明記なし)
- 生産器材(プレート製品、金型用器材、成形・生産合理化機器)金型用標準部品で国内トップシェア(有報に明記なし)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
電子部品メーカー、赤字転落で苦戦
双葉電子工業は、電子部品・デバイスメーカーとして、業界内では中堅規模。同業のキオクシアHDやイビデンと比べると、収益規模で劣る。近年は減収・赤字が続き、2026/3期には営業赤字が拡大する見通し。主力製品の需要減退や競争激化が背景。一方で、ニッチ分野での技術力は一定の強み。
強み
- 特定電子部品で高いシェアを持ち、差別化された技術を保有。
- 主要顧客との安定した取引関係を構築しており、一定の受注基盤がある。
- 製品競争力維持のため、継続的に研究開発費を投じている。
- 国内拠点での生産により、品質管理や供給安定性に優れる。
課題
- 赤字が続き、営業利益率がマイナス。コスト削減や収益構造改革が必要。
- 主力市場の縮小や需要低下により、売上高が減少傾向。
- キオクシアHDやイビデンなど大手との競争が激しく、価格競争にさらされる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が双葉電子工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3110日東紡績 | 1,185億円 | 13.7倍 |
| 2 | 5208有沢製作所 | 869億円 | 17.2倍 |
| 3 | 7613シークス | 811億円 | 19.4倍 |
| 4 | 6644大崎電気工業 | 694億円 | 11.6倍 |
| 5 | 7609ダイトロン | 416億円 | 13.9倍 |
| 6 | 6986双葉電子工業 | 324億円 | 12.9倍 |
| 7 | 6844新電元工業 | 314億円 | 5.5倍 |
| 8 | 6653正興電機製作所 | 294億円 | 11.4倍 |
| 9 | 4251恵和 | 224億円 | 7.2倍 |
| 10 | 6440JUKI | 217億円 | 12.3倍 |
| 11 | 6615ユー・エム・シー・エレクトロニクス | 66億円 | 27.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
真空管メーカーとして創業した1948年
双葉電子工業は、1948年2月に千葉県長生郡茂原町(現茂原市)で、ラジオ受信用真空管の製造・販売を目的に資本金195千円で設立された。同年10月には東京支店を設置し、真空管の販売を開始した。創業当初は電子管工場を稼働させ、戦後のラジオ需要の高まりを受けて成長した。しかし、1960年代に入るとトランジスタの普及により真空管市場が縮小し、同社は新たな事業領域への転換を迫られることになる。
ラジコン機器と金型部品に進出した1962年
1962年2月、双葉電子工業はラジコン機器の送信機・受信機の製造販売を開始した。これは、同社が後に世界トップシェアを握る分野への第一歩となった。同年10月には、ユニーク精工株式会社の設備を買収し、プレス金型用部品の製造販売に参入。これが現在の生産器材事業の基盤となる。さらに1965年には省力機器(エアフィーダ、オートリール)の販売を開始し、1967年にはモールド金型用部品にも進出した。この時期に電子機器と生産器材の二軸事業の原型が形成された。
真空管から蛍光表示管へ転換した1970年
1970年5月、双葉電子工業は真空管の製造を全面的に中止し、蛍光表示管の製造に転換した。電卓の数字表示用として1968年に表示放電管の製造を始めていたが、より高輝度で低消費電力な蛍光表示管へのシフトを決定した。この転換により、同社は表示デバイスの分野で新たな収益源を確保した。また、1972年には台湾に蛍光表示管の製造子会社を設立するなど、海外生産を本格化。その後、キーボードスイッチやキーボード工場の設置など、電子機器のラインアップを拡充していった。
株式上場と海外展開の加速(1985〜1995年)
1985年4月、双葉電子工業は東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1986年12月には市場第一部に指定された。上場を機に海外展開を加速し、1973年設立の米国子会社に加え、1975年香港、1979年ドイツと販売網を広げた。1988年には韓国に生産器材の合弁会社を設立。1993年には模型用エンジンメーカーの小川精機をグループ化し、ホビー分野を強化。1994年から1996年にかけて中国、フィリピン、タイに製造拠点を次々と設置し、グローバルな生産体制を整えた。
2000年代の拠点拡充とグループ再編
2000年代に入り、双葉電子工業は中国市場への進出をさらに推し進めた。2001年に上海に販売会社、2002年に北京に合弁会社、同じく恵州に製造会社、2005年に昆山に生産器材の製造会社を設立。さらに2006年には韓国の三一メガテックをグループ化し、岩手県釜石市にも新工場を建設した。2008年にはサツキ製作所とサツキ機材を傘下に収め、生産器材事業の強化を図った。しかし、この拡大期の後、2010年代には財務体質の悪化に直面することになる。
構造改革による事業再編(2015年以降)
2015年以降、双葉電子工業は収益悪化に対応するため、海外拠点の整理・統合を進めた。2025年度には、電子機器事業で米国と台湾の工場を集約・一部売却、韓国の販売拠点を解散。生産器材事業では、中国子会社の解散と韓国子会社の事業停止を実施した。これらの構造改革により固定費を削減し、経営資源を重点配分した。また、2026年3月期には有機ELディスプレイの事業スキーム変更や蛍光表示管の終息に伴う品種構成の変化があったが、固定資産売却益により連結純利益は黒字化した。
年表34件を開く
1940年代
- 1948年2月創業ラジオ受信用真空管の製造・販売を目的として、資本金195千円をもって千葉県長生郡茂原町(現茂原市)に当社を設立。電子管工場を設置。
- 1948年10月東京支店(東京都千代田区)を設置し、真空管の販売を開始。
1960年代
- 1962年2月ラジコン機器の送信機・受信機の製造・販売を開始。
- 1962年10月M&Aユニーク精工株式会社の設備を買収ならびに従業員を採用し精機部を設置、プレス金型用部品の製造・販売を開始。
- 1965年3月省力機器(商品名:エアフィーダ、オートリール)の製造・販売を開始。
- 1967年7月モールド金型用部品の製造・販売を開始。
- 1968年1月電卓の数字表示用として表示放電管の製造・販売を開始。
- 1969年5月キーボード工場(千葉県茂原市)を設置し、キースイッチ等の製造・販売を開始。
1970年代
- 1970年5月真空管の製造を全面的に中止し、蛍光表示管製造へ転換。
- 1972年11月台湾高雄市に蛍光表示管の製造・販売会社台湾双葉電子股份有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 1973年6月米国に電子機器製品の製造・販売会社フタバ・コーポレーション・オブ・アメリカを設立。(現・連結子会社)
- 1975年12月香港に蛍光表示管、キーボードスイッチ、金型用部品等の販売会社富得巴(香港)有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 1979年6月ドイツに蛍光表示管、キーボードスイッチ等の販売会社フタバ(ヨーロッパ)ゲー・エム・ベー・ハーを設立。(現・連結子会社)
1980年代
- 1985年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1986年12月東京証券取引所市場第一部に指定。
- 1987年9月キーボード工場の呼称を応用部品工場と改称し、キーボード等の製造に加えて蛍光表示管モジュールの製造を開始。
- 1988年7月韓国仁川廣域市に生産器材製品の製造・販売会社起信精機株式会社を合弁設立。(現・連結子会社)
1990年代
- 1993年12月模型用エンジンのトップメーカー小川精機株式会社(大阪府大阪市)をグループ化。(現・連結子会社)
- 1994年1月中国深圳市に生産器材製品の製造・販売会社富得巴精模(深圳)有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 1995年2月フィリピンに電子機器製品の製造会社フタバ・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピンを設立。(現・連結子会社)
- 1996年4月タイに生産器材製品の製造・販売会社フタバ・ジェイ・ティ・ダブリュー(タイランド)リミテッドを合弁設立。(現・連結子会社)
2000年代
- 2001年6月中国上海市に電子機器および生産器材製品の販売会社富得巴国際貿易(上海)有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 2001年7月ベトナム・ホーチミン市に生産器材製品の製造・販売会社フタバ(ベトナム)カンパニー・リミテッドを設立。(現・連結子会社)
- 2002年8月中国北京市に電子機器製品の販売会社双葉電子科技開発(北京)有限公司を合弁設立。(現・連結子会社)
- 2002年11月中国恵州市に電子機器製品の製造・販売会社双葉電子部品(恵州)有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 2005年9月中国昆山市に生産器材製品の製造・販売会社双葉精密模具(中国)有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 2006年1月韓国の生産器材製品の製造・販売会社三一メガテック株式会社(現・起信メガテック株式会社)をグループ化。(現・連結子会社)
- 2006年7月岩手県釜石市に生産器材製品の製造・販売会社双葉精密株式会社を設立。(現・連結子会社)
- 2007年10月上場韓国の生産器材製品の製造・販売会社起信精機株式会社が韓国証券先物取引所に上場。
- 2008年10月M&A生産器材製品の製造会社株式会社サツキ製作所および販売会社サツキ機材株式会社をグループ化。(後に両社は合併し、現・サツキ機材株式会社)(現・連結子会社)
- 2009年4月韓国ソウル特別市に電子機器製品の販売会社双葉電子部品韓国株式会社を設立。(現・連結子会社)
2010年代
- 2010年10月M&A双葉電子科技開発(北京)有限公司を100%子会社化。
- 2011年8月M&A在外連結子会社の台湾双葉電子股份有限公司が、在外連結子会社の双葉開発科技股份有限公司(1998年7月設立)を吸収合併。
- 2015年8月ベトナム・バクニン市に生産器材製品の製造・販売会社キシン・ベトナム・カンパニー・リミテッドを設立。(現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで450億円
- 営業損失2026年度まで13億円
- 政策保有株式の連結純資産に占める割合2030年3月末まで10%未満
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
構造改革の完遂
海外拠点の整理・集約による事業基盤の効率化と経営資源の重点配分を進め、収益性改善と成長への投資余力確保を図る。同時に、従業員発意のイノベーション創出の仕組みを導入し、全社的なイノベーション風土を醸成する。
- 02
ソリューション事業領域への展開
電子機器事業では無線・制御・IoTのコア技術を軸に、単体製品からシステム提案へ転換し、遠隔操作、ロボティクス、ドローンなどの成長分野で事業基盤を確立する。生産器材事業では金型用器材加工を基礎に、データ活用やAIシステムを含むソリューションを提供し、顧客の調達から生産までの合理化と付加価値向上に貢献する。
- 03
コーポレート機能の強靭化
階層別研修やAI・語学スキル強化など人的資本への投資を拡充し、グローバル人財を育成する。DX推進では全社基幹システムを刷新し、グローバル統一の業務・システム基盤へ移行。リスクマネジメント教育を継続し、競争力と持続可能性を高める。
- 04
ステークホルダーとの信頼関係構築
SDGs活動の推進、在庫削減、政策保有株式の縮減(30年3月末までに連結純資産比10%未満)を通じて企業価値向上を図り、機関投資家との対話を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,384人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、9期前と比べて−3.0%。平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は20.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 5,201 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5,213 | — |
| 2019年3月 | 624 | 44.1 | 21.8 | 5,007 | — |
| 2020年3月 | 614 | 44.0 | 21.7 | 4,445 | — |
| 2021年3月 | 581 | 44.0 | 21.7 | 4,111 | — |
| 2022年3月 | 570 | 44.4 | 21.9 | 4,006 | — |
| 2023年3月 | 564 | 44.4 | 21.6 | 3,823 | — |
| 2024年3月 | 553 | 43.4 | 20.5 | 2,997 | — |
| 2025年3月 | 584 | 43.7 | 20.6 | 2,534 | −51 |
| 2026年3月 | 606 | 43.9 | 20.5 | 2,384 | −96 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社23社(国内 5 / 海外 18、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。
- 国内双葉精密株式会社岩手県釜石市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内サツキ機材株式会社千葉県四街道市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内小川精機株式会社大阪府大阪市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社カブク東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内セントラル電子制御株式会社神奈川県川崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外台湾双葉電子股份有限公司(注)2台湾高雄市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外起信精機株式会社(注)2(注)12韓国仁川廣域市 · 連結子会社議決権60.9%
- 海外フタバ・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピン(注)2(注)6フィリピン マカティ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外エフ・エイチ・ピー・コーポ レーション(注)7フィリピン マカティ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外フタバ・コーポレーション・オブ・アメリカ(注)12米国アラバマ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外富得巴(香港)有限公司香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外フタバ(ヨーロッパ)ゲ-・エム・ベー・ハー(注)5ドイツヴィリッヒ · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
- 双葉電子部品韓国株式会社(注)9韓国京畿道安養市100%
- 双葉電子部品(恵州)有限公司(注)2中国恵州市100%
- 富得巴精模(深圳)有限公司(注)2中国深圳市100%
- 双葉精密模具(中国)有限公司(注)2(注)10中国昆山市100%
- フタバ・ジェイ・ティ・ダブ リュー(タイランド)リミテッドタイチャチューンサオ65%
- フタバ(ベトナム)カンパニー・リミテッドベトナムホーチミン100%
- 富得巴国際貿易(上海)有限公司(注)11中国上海市100%
- 起信メガテック株式会社韓国京畿道華城市61%
- キシン・ベトナム・カンパニー・リミテッドベトナムバクニン61%
- 双葉電子科技開発(北京)有限公司中国北京市100%
- 株式会社原振精工(注)8韓国仁川廣域市61%
- 調達3,000万円IoT推進のための横断技術開発プロジェクトField Intelligence搭載型大面積分散IoTプラットフォームの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-08-04
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は430億円、営業利益は-23億円。前期と比べると減収で、売上が-10.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 450億円 | 430億円 |
| 営業利益 | -13億円 | -23億円 |
| 純利益 | -39億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は108億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−22.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 152 | — | — | −8 |
| 2024年1Q | 139 | −9 | −6.5 | −12 |
| 2024年2Q | 152 | −3 | −2.0 | −19 |
| 2024年3Q | 132 | 1 | 0.8 | −3 |
| 2024年4Q | 141 | — | — | 15 |
| 2025年2Q | 246 | −5 | −2.0 | −13 |
| 2025年4Q | 235 | −8 | −3.4 | 10 |
| 2026年2Q | 210 | −11 | −5.2 | −7 |
| 2026年4Q | 220 | −12 | −5.5 | 32 |
| 2027年1Q | 108 | −3 | −2.8 | −14 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は581億円から430億円へ74%に減った。直近期の営業利益率は-5.3%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 581 | — | 7 | — | −61 |
| 2014年3月 | 644 | — | 38 | — | 18 |
| ベトナム・バクニン市に生産器材製品の製造・販売会社キシン・ベトナム・カンパニー・リミテッドを設立。(現・連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 701 | — | 43 | — | 6 |
| 2016年3月 | 698 | — | 11 | — | −19 |
| 2017年3月 | 642 | — | −3 | — | −24 |
| 2018年3月 | 694 | — | 10 | — | 12 |
| 2019年3月 | 671 | — | 15 | — | −160 |
| 2020年3月 | 572 | — | −33 | — | −101 |
| 2021年3月 | 488 | — | −25 | — | −54 |
| 2022年3月 | 535 | — | −7 | — | −27 |
| 2023年3月 | 603 | — | −11 | — | −35 |
| 2024年3月 | 564 | — | 6 | — | −19 |
| 2025年3月 | 481 | −13 | −2 | −2.7 | −3 |
| 2026年3月 | 430 | −23 | −7 | −5.3 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高430億円のうち、営業利益として残るのは-23億円で-5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.0%361億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.4%92億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-5.3%-23億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが18億円、投資CFが24億円で、差し引きのフリーCFは42億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は283億円で、売上の7.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 41 | −36 | −7 | 5 | 426 |
| 2014年3月 | 20 | 9 | −17 | 29 | 452 |
| 2015年3月 | 46 | −69 | −21 | −23 | 427 |
| 2016年3月 | 55 | −75 | −39 | −20 | 355 |
| 2017年3月 | 48 | 36 | −20 | 84 | 418 |
| 2018年3月 | −2 | −7 | −32 | −9 | 377 |
| 2019年3月 | 12 | −22 | −40 | −10 | 329 |
| 2020年3月 | 15 | 1 | −43 | 16 | 296 |
| 2021年3月 | −5 | −24 | −19 | −29 | 257 |
| 2022年3月 | −61 | 13 | −16 | −48 | 206 |
| 2023年3月 | −58 | 11 | −15 | −47 | 155 |
| 2024年3月 | 15 | 42 | −11 | 57 | 213 |
| 2025年3月 | 46 | −14 | −12 | 32 | 236 |
| 2026年3月 | 18 | 24 | −8 | 42 | 283 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,089億円。このうち返さなくてよい自己資本が952億円で、自己資本比率は77.0%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,474 | 1,301 | 173 | 83.3 |
| 2014年3月 | 1,509 | 1,370 | 139 | 85.1 |
| 2015年3月 | 1,629 | 1,473 | 156 | 84.1 |
| 2016年3月 | 1,463 | 1,292 | 171 | 81.8 |
| 2017年3月 | 1,446 | 1,277 | 169 | 81.7 |
| 2018年3月 | 1,435 | 1,274 | 161 | 82.0 |
| 2019年3月 | 1,199 | 1,061 | 138 | 79.9 |
| 2020年3月 | 980 | 871 | 109 | 79.1 |
| 2021年3月 | 1,002 | 875 | 127 | 76.7 |
| 2022年3月 | 1,004 | 868 | 136 | 75.3 |
| 2023年3月 | 981 | 852 | 129 | 75.2 |
| 2024年3月 | 1,043 | 905 | 138 | 75.0 |
| 2025年3月 | 1,011 | 883 | 128 | 76.3 |
| 2026年3月 | 1,089 | 952 | 137 | 77.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で224社中47位あたり、逆に低いのは売上成長率で224社中211位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥764で、1年前と比べて+22.1%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 |
| PBR | 0.39倍 |
| 配当利回り | 2.36% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1ヶ月で+24.36%、直近1日でも+7.83%と上昇し、52週高値(828円)に接近。25日線(622.08円)を約17.3%上回り、75日線(616.75円)も大幅に上回る。RSIは90.4と極端な過熱状態で、短期的な反落リスクが高い。出来高は直近で60万株と増加し、買いが活発。週足では急上昇の様相。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER10.87倍は同業界平均の29.44倍を大きく下回り、PBR0.33倍も平均2.09倍を下回る。ROE3.1%と低いものの、配当利回り2.78%は平均の2.27%を上回る。直近の減収・営業赤字が続くが、今期の純利益は黒字転換見込みで、資産価値に比して株価は割安。ただし、収益性の低さから配当の伸びは期待しにくく、業績回復が鍵。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 | 30.8倍 |
| PBR | 0.39倍 | 2.58倍 |
| ROE | 3.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社の投資論点は、蛍光表示管の需要減少に対して、自動車向けや産業用の新規用途でどこまで事業を立て直せるかにある。強気派は、世界的なシェアと技術力、財務体質の改善、ニッチ市場での高い収益性を評価し、自動車の電装化や高級車向けで需要が安定する可能性を指摘する。弱気派は、主力市場の縮小トレンド、業績回復の遅れ、競争激化による利益率低下を懸念する。また、液晶やOLEDなど代替技術の進展が同社の存続を脅かすとの見方もある。業績は赤字が続き、売上高も減少しており、将来の成長性が論点。
- 世界シェアと技術力
蛍光表示管でトップシェア。車載や産業用で高い信頼性を発揮。
- 財務改善の兆し
直近の純損益が赤字縮小、PBR0.33倍と割安感。
- 新製品への期待
自動車の電装化で表示機器の高付加価値化が進む可能性。
- 純利益▲3億円から25億円へ黒字転換決算発表後影響強
純損益は-3億円→25億円と28億円改善。特別利益で最終黒字
- PBR0.33倍と純資産の3分の1で取引通年影響中
PBR0.3275倍と純資産の3分の1。資産価値との乖離が大きく下値堅い
- 配当利回り2.78%を確保通年影響弱
配当利回り2.78%を確保。業績悪化時も株主還元を維持
- 外国人保有比率19.16%と2割近く継続影響弱
外国人保有比率19.16%と2割弱。海外勢の買いが需給を支える
- 市場縮小の長期トレンド
蛍光表示管の需要は液晶・OLEDに置き換わり減少。
- 業績低迷の継続
売上高減少、営業赤字が続き、回復の道筋が見えない。
- 競争激化
代替技術や海外メーカーとの競争で価格競争力が低下。
- 売上高430億円と2期連続減収通年影響強
売上高564→481→430億円と2期連続減収。需要減少が続く
- 営業赤字が▲23億円に拡大通年影響中
営業利益-13億円→-23億円に悪化、営業利益率-5.35%。本業赤字拡大
- 本業は赤字、利益は特別損益依存通年影響中
営業損益-23億円なのに純利益25億円。特別損益依存で持続性に疑義
- 来期業績予想が未公表不定影響弱
予想PERが公表されておらず、来期の利益見通しが不透明
- 自動車向け売上高
- 自動車市場が主力であり、電装化やEV化の影響を把握するため。
- 営業利益率
- コスト構造改革の進捗と収益力の回復度合いを確認するため。
- 研究開発費比率
- 新製品開発の投資意欲と将来の競争力維持を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+80.0%。いまの株価に対する利回りは2.36%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 88 | — | — |
| 2018年3月 | 88 | 0.0 | 959.9 |
| 2019年3月 | 88 | 0.0 | — |
| 2020年3月 | 28 | −68.2 | — |
| 2021年3月 | 28 | 0.0 | — |
| 2022年3月 | 28 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 14 | −50.0 | — |
| 2024年3月 | 10 | −28.6 | 42.3 |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | 8.3 |
| 2026年3月 | 18 | 80.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ12,895人。区分でいちばん多いのは個人・その他で45.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.4%を占め、残る65.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 35.0 | 43.7 | 46.3 | 44.0 | 42.0 | 45.1 |
| 外国法人 | 22.4 | 14.8 | 13.8 | 15.7 | 18.3 | 19.1 |
| 金融機関 | 23.0 | 22.2 | 20.7 | 20.4 | 21.2 | 18.4 |
| 事業法人 | 16.5 | 16.9 | 16.9 | 16.8 | 16.7 | 16.1 |
| 証券会社 | 3.2 | 2.5 | 2.4 | 3.1 | 1.8 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 10.18 |
| 02 | 公益財団法人双葉電子記念財団 | 7.67 |
| 03 | 吉田 嘉明 | 4.71 |
| 04 | 川崎 まり | 4.40 |
| 05 | 株式会社千葉銀行 | 4.38 |
| 06 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE USL NON-TREATY CLIENTS ACCOUNT CEO MICHAEL O'GRADY (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 4.12 |
| 07 | LIM JAPAN EVENT MASTER FUND MANAGING DIRECTOR GEORGE W LONG (常任代理人 立花証券株式会社) | 3.00 |
| 08 | 細矢 晴江 | 2.62 |
| 09 | 桜田 恵美子 | 2.52 |
| 10 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE US 10PCT CLIENTS LENDING (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.37 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-27公益財団法人双葉電子記念財団新規の大量保有報告7.67%
- 2026-07-21ブランデス・インベストメント・パートナーズ・エル・ピー(Brandes Investment Partners, L.P.)新規の大量保有報告9.98%+1.18pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+143%、1株純資産は14期で−29%。直近期のROEは3.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −138 | 2,764 | −5.0 | — | — |
| 2014年3月 | 40 | 2,889 | 1.4 | 44.0 | 116.9 |
| 2015年3月 | 13 | 3,103 | 0.4 | 151.5 | 316.6 |
| 2016年3月 | −45 | 2,796 | −1.5 | — | — |
| 2017年3月 | −56 | 2,786 | −2.0 | — | — |
| 2018年3月 | 28 | 2,776 | 1.0 | 78.4 | 959.9 |
| 2019年3月 | −378 | 2,258 | −15.0 | — | — |
| 2020年3月 | −239 | 1,829 | −11.7 | — | — |
| 2021年3月 | −128 | 1,813 | −7.0 | — | — |
| 2022年3月 | −63 | 1,783 | −3.5 | — | — |
| 2023年3月 | −83 | 1,740 | −4.7 | — | — |
| 2024年3月 | −44 | 1,844 | −2.4 | — | 42.3 |
| 2025年3月 | −7 | 1,819 | −0.4 | — | 8.3 |
| 2026年3月 | 59 | 1,976 | 3.1 | 10.5 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額141百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 有馬資明 | 代表取締役 社長執行役員 | 65 |
| 君塚俊秀 | 取締役 専務執行役員 | 64 |
| 冨田正晴 | 取締役 常務執行役員 | 59 |
| 國尾武光 | 取締役 | 71 |
| 田中雅子 | 取締役 | 67 |
| 大村直司 | 取締役 監査等委員(常勤) | 72 |
| 池田達也 | 取締役 監査等委員(常勤) | 69 |
| 石原昭広 | 取締役 監査等委員 | 57 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 51 | 20 | 72 | 24 |
| 社外取締役 | 4 | 52 | — | 52 | 13 |
| 取締役(社内) | 1 | 17 | — | 17 | 17 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容962字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,553字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,579字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,035字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第83期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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