概要
村田製作所は、世界最大手の積層セラミックコンデンサ(MLCC)メーカーである。1944年に京都市で創業し、1963年に大阪証券取引所に上場。2026年3月期の売上収益は1兆8309億円、営業利益2818億円、営業利益率15.4%を達成した。スマートフォン、自動車、産業機器向けに小型大容量の電子部品を供給し、従業員数は7万4302人。京都府長岡京市に本社を置く。
コンポーネント・デバイス・モジュール・その他の三区分で構成
村田製作所グループは、事業を三つのセグメントに区分している。コンポーネントは積層セラミックコンデンサ(MLCC)、インダクタ、EMI除去フィルタなどを扱う。デバイス・モジュールは高周波モジュール、表面波フィルタ、リチウムイオン二次電池、センサなどを含む。その他にはソリューションビジネス、ヘルスケア機器、機器製作が属する。各セグメントの製品は、提出会社が半製品を生産し、国内外の子会社で完成品に加工された後、販売会社を通じて顧客に届けられる。
コンデンサが売上の過半を占める製品別構成
2026年3月期の製品別売上収益は、コンデンサが9364億円(全体の51.1%)で最大を占めた。次いで高周波・通信が3948億円、インダクタ・EMIフィルタが2233億円、エナジー・パワーが1540億円、機能デバイスが1070億円となっている。コンデンサはサーバー向けを中心に幅広い用途で増加した。一方、高周波・通信はスマートフォン向けの高周波モジュールや樹脂多層基板の減少により前年比11.0%減となった。
国内生産子会社と海外生産拠点による分業体制
村田製作所は、日本国内に福井、出雲、富山、金沢、岡山、小諸、東北の各村田製作所を生産子会社として持ち、半製品の供給と完成品の製造を担わせている。海外では中国の無錫村田電子、深圳村田科技、シンガポール、フィリピン、タイ、フランス、ベトナムに生産拠点を配置。販売は米国、中国、欧州、韓国、インドなどの地域子会社が行い、中華圏はMurata (China) Investmentが統括する。この垂直統合型のグローバル体制が特徴である。
コンポーネントの高収益とデバイス・モジュールの損失が対照的
2026年3月期のセグメント別業績では、コンポーネントが売上高1兆1752億円、営業利益3151億円(利益率26.8%)と高収益を記録した。一方、デバイス・モジュールは売上高6559億円に対し営業損失265億円と赤字に転落した。ROIC(税引前)はコンポーネント22.4%に対しデバイス・モジュールはマイナス3.5%である。高周波モジュールや表面波フィルタの需要減に加え、のれん減損損失の計上が響いた。
業界の中での役割は電子部品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01コンポーネント(コンデンサ、インダクタ、EMI除去フィルタ等)主力
積層セラミックコンデンサ(MLCC)等の受動部品を中心に、幅広い電子機器メーカーに供給。世界最大手のMLCCサプライヤーとして、スマホ・PC・自動車・産業機器に搭載される。
- 積層セラミックコンデンサ (MLCC)世界シェア首位
- 小型・大容量・高信頼性のMLCC。電子機器の電源平滑やデカップリングに不可欠。
- インダクタ
- 電源回路やフィルタ用のコイル部品。小型高効率品をラインアップ。
- EMI除去フィルタ
- 電磁ノイズを除去するフィルタ部品。基板実装用チップ品が主力。
02デバイス・モジュール(高周波モジュール、表面波フィルタ、リチウムイオン二次電池、センサ等)準主力
高周波フロントエンドモジュールやSAWフィルタ等の通信向けモジュール、車載・民生向けリチウムイオン電池、各種センサ(ジャイロ、圧力等)を開発・供給。無線通信機能の高機能化に対応。
- 高周波モジュール
- スマートフォン等の無線通信回路に使われる、SAWフィルタ・PA・スイッチ等を集積したモジュール。
- 表面波フィルタ(SAWフィルタ)
- 弾性表面波を利用したフィルタ。携帯電話のRF段で帯域外ノイズを除去。
- リチウムイオン二次電池
- 小型・薄型の民生用電池から車載用大型電池まで手掛ける。
- センサ(ジャイロ、圧力、加速度等)
- MEMS技術を用いた各種センサ。自動車や産業機器の姿勢制御・圧力検出に使用。
03その他(ソリューションビジネス、ヘルスケア機器、機器製作等)副次
電子部品技術を応用したソリューション提案、ヘルスケア機器(体温計等)、FA機器の製作等を行う。
- ヘルスケア機器
- 体温計や血圧計等の医療用機器。センサ技術を活用。
- ソリューションビジネス
- 顧客課題に合わせた電子部品の組み合わせ提案やシステム設計。
製品と技術
世界シェア首位の積層セラミックコンデンサ(MLCC)
積層セラミックコンデンサ(MLCC)は村田製作所の主力製品であり、世界最大のサプライヤーである。セラミック誘電体と内部電極を交互に積層した構造で、小型ながら大容量の静電容量を実現する。スマートフォン、パソコン、サーバー、自動車の電源回路やデカップリングに不可欠な部品である。2026年3月期にはサーバー向け需要の拡大を追い風に、コンデンサ全体の売上は前年比12.6%増の9364億円に達した。
スマートフォン向け高周波モジュールと表面波フィルタ
高周波モジュールは、表面波(SAW)フィルタ、パワーアンプ、スイッチなどを一つのパッケージに集積した製品で、スマートフォンの無線通信フロントエンドに使われる。表面波フィルタは弾性表面波を利用して特定周波数帯域の信号のみを通すフィルタで、携帯電話のRF段で帯域外ノイズを除去する。2026年3月期、高周波・通信セグメントはスマートフォン向けの需要減により売上高が前年比11.0%減の3948億円となり、のれん減損も生じた。
リチウムイオン二次電池とMEMSセンサの展開
リチウムイオン二次電池は、民生用の小型薄型電池から車載用大型電池まで手掛ける。2017年にソニーグループの電池事業を譲り受けて以降、事業を拡大している。2026年3月期のエナジー・パワーの売上は1540億円で、サーバー向けが増加したがゲーム機向けが減少した。また、MEMS技術を用いたセンサ(ジャイロ、圧力、加速度など)は自動車や産業機器の姿勢制御・圧力検出に使用され、機能デバイスとして売上1070億円を計上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア首位積層セラミックコンデンサ (MLCC)世界シェア約4割と推定される(有報に明記なしだが業界認識)コンポーネント(コンデンサ、インダクタ、EMI除去フィルタ等)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
電子部品世界首位、高収益維持も成長鈍化
村田製作所は電子部品、特に積層セラミックコンデンサで世界首位のシェアを誇り、売上高は約1.8兆円に達する。営業利益率は15%超と高水準を維持し、キオクシアやイビデンといった同業他社と比べても安定的に利益を稼ぐ。ただし、売上高成長率は鈍化しており、市場の成熟化が懸念される。同社の強みは技術力と規模にあり、新興勢力のパワーエックスなどに対しても優位性を保つが、差別化にはさらなる革新が必要。
強み
- MLCCなどで世界市場の過半を握り、圧倒的な市場支配力を持つ。
- 営業利益率15%超を維持し、高い付加価値製品を提供している。
- 積層技術や材料開発に強みを持ち、他社に真似できない製品を生む。
- スマホから自動車まで幅広い分野で需要があり、安定的な成長が見込める。
課題
- 売上高の伸びが緩やかで、市場の成熟により新たな成長ドライバーが不足。
- 中国企業などが低価格で追い上げ、シェア維持には技術革新が必須。
- 輸出比率が高く、円高になると収益が圧迫されるリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
受動部品・センサの時価総額近傍。太字が村田製作所
時価総額で並べると、掲載6社のなかで1番目にあたる。
会社の歴史
沿革 46件
村田昭が個人経営で創業した1944年
1944年10月、村田昭が京都市に個人経営の村田製作所を創業し、セラミックコンデンサの製造を開始した。1950年12月には資本金100万円の株式会社に改組し、商号を株式会社村田製作所に変更。1961年2月に本社を現在の京都府長岡京市に移転し、1962年9月には八日市事業所を開設するとともに、福井村田製作所への資本参加を行った。創業から約20年で株式会社としての基盤を固めた。
大阪・東京両証券取引所に上場した1963年
1963年3月、村田製作所は大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。同年12月には東京証券取引所市場第二部にも上場し、1970年2月に両市場とも第一部に指定された。上場後、海外販売網の構築を加速。1965年5月に米国販売会社(現Murata Electronics North America)を設立し、1972年12月にはシンガポールに生産・販売会社を設立。1973年10月には中国に販売会社を設立し、アジア市場への足がかりを築いた。
欧州進出と台湾子会社買収の1970年代後半
1978年4月、ドイツに欧州初の販売会社を設立。同年11月には台湾の生産・販売会社(現Taiwan Murata Electronics)を買収した。1980年9月にはカナダのErie Technological Productsを買収し、現在の米国・欧州子会社の一部を獲得。これにより北米・欧州・アジアの三大地域に販売・生産拠点が整い、グローバルな事業展開の基盤が形成された。同時に、国内では1982年から1984年にかけて富山、出雲、金沢の各村田製作所を相次いで設立した。
タイ工場設立と野洲事業所開設の1980年代後半
1987年7月に野洲事業所を開設し、生産能力を拡大。1988年9月にはタイに生産会社Murata Electronics (Thailand)を設立し、東南アジアでの生産拠点を増やした。同年10月にはドイツに欧州統括会社を設立(後にオランダに移管)。1989年にはオランダに販売会社を設立し、欧州事業を強化した。1990年代に入ると、ブラジル販売会社(1990年)、岡山村田製作所(1992年)、マレーシア生産販売会社(1993年)と拠点を広げた。
中国での生産・販売体制を拡充した1990年代
1994年12月、中国に初の生産会社Wuxi Murata Electronicsを設立。1995年5月には上海に販売会社を設立し、中国市場への本格進出を開始した。2005年には深圳に生産会社Shenzhen Murata Technologyを設立し、さらに中華圏の販売統括会社Murata (China) Investmentを設置。2000年には韓国販売会社、2002年にはメキシコ販売会社も設立し、グローバルカバレッジを一段と拡大した。2004年10月には本社を現在地に新築移転している。
大規模M&Aと電池事業承継で事業領域を拡大した2010年代
2007年に米国Murata Power Solutionsを買収した後、2011年にフィリピン生産会社を設立。2012年にはフィンランドの開発・生産会社(現Murata Electronics Oy)を買収し、同年ルネサスエレクトロニクスのパワーアンプ事業を譲受した。2014年には米国pSemi Corporationを買収し、高周波半導体の技術を獲得。2016年にはフランスのMurata Integrated Passive Solutions SASを買収し、2017年にはソニーグループの電池事業を譲り受けた。2022年4月には東京証券取引所プライム市場に移行した。
年表46件を開く
1940年代
- 1944年10月創業村田 昭が京都市に個人経営の村田製作所を創業し、セラミックコンデンサの製造を開始
1950年代
- 1950年12月商号変更資本金1百万円の株式会社に改組し、商号を株式会社村田製作所に変更
1960年代
- 1961年2月本社を 現 京都府長岡京市に移転
- 1962年9月八日市事業所を開設
- 1962年9月㈱福井村田製作所に資本参加(現在100%所有)
- 1963年3月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場(1970年2月 市場第一部に指定)
- 1965年5月創業米国に販売会社 現 Murata Electronics North America, Inc.を設立
- 1969年12月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場(1970年2月 市場第一部に指定)
1970年代
- 1972年12月創業シンガポールに生産・販売会社 Murata Electronics Singapore (Pte.) Ltd.を設立
- 1973年10月創業中国に販売会社 Murata Company Limitedを設立
- 1978年4月創業欧州で初めての販売会社をドイツに設立
- 1978年11月M&A台湾の生産・販売会社 現 Taiwan Murata Electronics Co., Ltd.を買収
1980年代
- 1980年9月M&Aカナダの多国籍企業Erie Technological Products, Ltd.を買収(現在の米国・欧州子会社の一部)
- 1982年10月㈱富山村田製作所を設立
- 1983年8月㈱出雲村田製作所を設立
- 1984年8月㈱金沢村田製作所を設立
- 1987年7月野洲事業所を開設
- 1988年9月創業タイに生産会社 Murata Electronics (Thailand), Ltd.を設立
- 1988年10月創業ドイツに欧州統括会社を設立(2004年8月 オランダに 現 Murata Electronics Europe B.V.を設立し、機能を移管)
- 1989年12月創業オランダに販売会社を設立(2014年4月に現 Murata Electronics Europe B.V.に統合)
1990年代
- 1990年7月創業ブラジルに販売会社 Murata World Comercial Ltda.を設立
- 1992年4月㈱岡山村田製作所を設立
- 1993年5月創業マレーシアに生産・販売会社 Murata Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd.を設立
- 1994年12月創業中国に生産会社 Wuxi Murata Electronics Co., Ltd.を設立
- 1995年5月創業中国に販売会社 Murata Electronics Trading (Shanghai) Co., Ltd.を設立
- 1999年3月東京支社(東京都渋谷区)を開設
2000年代
- 2000年12月創業韓国に販売会社 Korea Murata Electronics Company, Limitedを設立
- 2002年7月創業メキシコに販売会社 Murata Electronics Trading Mexico, S.A.de C.V.を設立
- 2004年10月本社を現在地に建設・移転
- 2005年6月創業中国に生産会社 Shenzhen Murata Technology Co., Ltd.を設立
- 2005年12月創業中国に中華圏の販売統括会社 Murata (China) Investment Co., Ltd.を設立
- 2007年8月M&A米国の開発・生産及び販売会社 現 Murata Power Solutions, Inc.を買収
2010年代
- 2010年10月創業インドに販売会社 Murata Electronics (India) Private Limitedを設立
- 2010年10月創業ベトナムに販売会社 Murata Electronics (Vietnam) Co., Ltd.を設立
- 2011年9月創業フィリピンに生産会社 Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.を設立
- 2012年1月M&Aフィンランドの開発・生産会社 現 Murata Electronics Oyを買収
- 2012年3月ルネサスエレクトロニクス㈱のパワーアンプ事業を譲受
- 2013年8月M&A現 ㈱岩手村田製作所を買収
- 2014年3月M&A現 ㈱埼玉村田製作所を連結子会社化(2016年5月に完全子会社化)
- 2014年12月M&A米国の開発・生産及び販売会社 現 pSemi Corporationを買収
- 2016年10月㈱指月電機製作所との合弁会社 ㈱村田指月FCソリューションズを設立
- 2016年10月M&Aフランスの開発・生産及び販売会社 現 Murata Integrated Passive Solutions SASを買収
- 2017年9月ソニー㈱及びそのグループ会社の電池事業を譲受
- 2017年10月M&A米国の開発・販売会社 現 Murata Vios, Inc.を買収
2020年代
- 2020年12月みなとみらいイノベーションセンター(横浜市西区)を開設
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益2028年3月期まで2,000,000百万円
- 営業利益率2028年3月期まで18%以上
- ROIC(税引後)2028年3月期まで12%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
3層ポートフォリオによる事業機会創出
5つの事業領域(エッジデバイス、モビリティ、ITインフラ、環境、ウェルネス等)を基盤と挑戦に区分し、コンデンサ・インダクタ等でシェアNo.1を維持しつつ、機能デバイスや高周波・通信、エナジー・パワーでの高い売上成長を目指す。
- 02
4つの経営変革の実行
社会価値と経済価値の好循環、自律分散型組織運営、仮説思考に基づく変化対応型経営、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を掲げ、持続的な価値創造と競争力強化を実現する。
- 03
AIがドライブするエレクトロニクスでの成長
デジタルツインの世界観の加速を見据え、AI関連需要に応えるためエッジデバイス・モビリティ・ITインフラを基盤領域に、環境・ウェルネスを挑戦領域として事業拡大を推進する。
- 04
持続可能な事業プロセスの追求
気候変動対策(GHG排出削減、再生可能エネルギー導入)と資源循環(持続可能な資源利用率、循環資源化率)を主要テーマとし、サプライチェーンの強靭化・複線化にも取り組む。
- 05
人・組織力の強化とDX推進
自律分散型組織運営のもと、ダイナミックな適所適材、未来変革リーダー育成、個と組織の好循環を実現。DXによりエンジニアリング・サプライ・デマンドチェーンを可視化・効率化し、CS・ES最大化につなげる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で74,302人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は838万円で、9期前と比べて+12.8%。平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は14.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 59,985 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 75,326 | — |
| 2019年3月 | 743 | 40.0 | 14.1 | 77,571 | — |
| 2020年3月 | 724 | 41.0 | 14.9 | 74,109 | — |
| 2021年3月 | 731 | 40.1 | 14.7 | 75,184 | — |
| 2022年3月 | 798 | 40.1 | 14.3 | 77,581 | — |
| 2023年3月 | 803 | 40.1 | 14.1 | 73,164 | — |
| 2024年3月 | 761 | 39.9 | 13.9 | 73,165 | — |
| 2025年3月 | 803 | 40.1 | 14.1 | 72,572 | 385 |
| 2026年3月 | 838 | 40.5 | 14.4 | 74,302 | 379 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社62社(国内 32 / 海外 30、うち連結子会社 29) を有報から抽出しています。
- 国内㈱出雲村田製作所 ※島根県 出雲市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱福井村田製作所 ※福井県 越前市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱東北村田製作所福島県 郡山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱岡山村田製作所岡山県 瀬戸内市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱金沢村田製作所石川県 白山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱富山村田製作所富山県 富山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱小諸村田製作所長野県 小諸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱鯖江村田製作所福井県 鯖江市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱埼玉村田製作所埼玉県 鶴ヶ島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱小松村田製作所石川県 小松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱伊勢村田製作所三重県 津市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱仙台村田製作所仙台市 泉区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社50社を開く
- ㈱岩手村田製作所岩手県 盛岡市100%
- ㈱ハクイ村田製作所石川県 羽咋市100%
- ㈱氷見村田製作所富山県 氷見市100%
- ㈱大垣村田製作所岐阜県 大垣市100%
- ㈱ムラタ栄興京都府 長岡京市100%
- ムラタソフトウェア㈱横浜市 西区100%
- ㈱ピエクレックス滋賀県 野洲市100%
- ㈱ムラタコスモス京都府 長岡京市100%
- ㈱ミライセンス横浜市 西区100%
- ㈱コトノバ京都府 長岡京市100%
- ㈱金津村田製作所福井県 あわら市100%
- 村田土地建物㈱京都府 長岡京市100%
- ㈱村田指月FCソリューションズ秋田県 雄勝郡 羽後町65%
- ㈱登米村田製作所宮城県 登米市100%
- ㈱ワクラ村田製作所石川県 七尾市100%
- ㈱アズミ村田製作所長野県 安曇野市100%
- ㈱穴水村田製作所石川県 鳳珠郡 穴水町100%
- Murata Electronics North America, Inc.米国100%
- Murata Electronics Europe B.V. ※オランダ100%
- Murata Company Limited ※中国100%
- Murata Electronics Singapore (Pte.) Ltd.シンガ ポール100%
- Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc. ※フィリピン100%
- Murata Electronics (Thailand), Ltd. ※タイ100%
- Taiwan Murata Electronics Co., Ltd.台湾100%
- Murata (China) Investment Co., Ltd. ※中国100%
- Korea Murata Electronics Company, Limited韓国100%
- Murata Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd.マレーシア100%
- Murata Electronics (Vietnam) Co., Ltd.ベトナム100%
- Murata World Comercial Ltda.ブラジル100%
- Shenzhen Murata Technology Co., Ltd.中国100%
- Eta Wireless, Inc.米国100%
- Wuxi Murata Electronics Co., Ltd. ※中国100%
- Murata Electronics Trading (Shanghai) Co., Ltd. ※中国100%
- Murata Energy Device Wuxi Co., Ltd. ※中国100%
- pSemi Corporation米国100%
- Murata Electronics Trading (Tianjin) Co., Ltd.中国100%
- Murata Integrated Passive Solutions SAS ※フランス100%
- Murata Electronics Oyフィンランド100%
- Murata Electronics Trading (Shenzhen) Co., Ltd.中国100%
- Murata Manufacturing Vietnam Co., Ltd. ※ベトナム100%
- Thai Murata Electronics Trading, Ltd.タイ100%
- Murata Power Solutions, Inc.米国100%
- Murata Electronics (India) Private Limitedインド100%
- Murata Electronics Philippines Inc.フィリピン100%
- Resonant Inc.米国100%
- Murata Vios, Inc.米国100%
- Murata Electronics Trading Mexico, S.A.de C.V.メキシコ100%
- SyChip Electronic Technology (Shanghai) Ltd.中国100%
- Foshan Murata Materials Co., Ltd. ※中国90%
- MFマテリアル㈱宮崎県 延岡市35%
- 調達6,789万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム高容量バッテリーの異常リスク低減・安全化技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-28
- 調達121万円次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-13
- 補助金4,971万円タイ国/マレーシア国/ベトナム国/フィリピン国/インドネシア国・Traffic Counterを軸としたデータ利活用プラットフォーム事業展開可能性調査事業経済産業省 · 2021-07-14
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.8兆円、営業利益は2,818億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.0%、利益が+0.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.1兆円 | 1.8兆円 |
| 営業利益 | 4,300億円 | 2,818億円 |
| 純利益 | 3,380億円 | 2,339億円 |
| 1株あたり配当 | ¥70 | ¥70 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5,023億円、営業利益は985億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+36.6%、営業利益は+96.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 4,190 | — | — | 514 |
| 2024年1Q | 3,677 | 501 | 13.6 | 501 |
| 2024年2Q | 4,427 | 888 | 20.1 | 751 |
| 2024年3Q | 4,393 | 762 | 17.3 | 493 |
| 2024年4Q | 3,905 | — | — | 63 |
| 2025年2Q | 8,835 | 1,582 | 17.9 | 1,303 |
| 2025年4Q | 8,599 | 1,215 | 14.1 | 1,035 |
| 2026年2Q | 9,028 | 1,651 | 18.3 | 1,324 |
| 2026年4Q | 9,281 | 1,167 | 12.6 | 1,015 |
| 2027年1Q | 5,023 | 985 | 19.6 | 814 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は6,810億円から1.8兆円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は15.4%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 現 ㈱岩手村田製作所を買収 | |||||
| 2013年3月 | 0.68 | — | 595 | — | 424 |
| 現 ㈱埼玉村田製作所を連結子会社化(2016年5月に完全子会社化) | |||||
| 2014年3月 | 0.85 | — | 1,323 | — | 932 |
| 2015年3月 | 1.04 | — | 2,384 | — | 1,677 |
| フランスの開発・生産及び販売会社 現 Murata Integrated Passive Solutions SASを買収 | |||||
| 2016年3月 | 1.21 | — | 2,792 | — | 2,038 |
| 米国の開発・販売会社 現 Murata Vios, Inc.を買収 | |||||
| 2017年3月 | 1.14 | — | 2,004 | — | 1,561 |
| 2018年3月 | 1.37 | — | 1,678 | — | 1,461 |
| 2019年3月 | 1.57 | — | 2,673 | — | 2,069 |
| みなとみらいイノベーションセンター(横浜市西区)を開設 / この期から会計基準が米国基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2020年3月 | 1.53 | — | — | — | — |
| 2021年3月 | 1.63 | — | — | — | — |
| 2022年3月 | 1.81 | — | — | — | — |
| 2023年3月 | 1.69 | — | 3,027 | — | 2,439 |
| 2024年3月 | 1.64 | — | 2,394 | — | 1,808 |
| 2025年3月 | 1.74 | 2,797 | 3,044 | 16.0 | 2,338 |
| 2026年3月 | 1.83 | 2,818 | 3,086 | 15.4 | 2,339 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.8兆円のうち、営業利益として残るのは2,818億円で15.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2,339億円、売上の12.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.7%1.1兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.2%2,966億円
- その他の費用持分法損益などの調整10.7%1,964億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.4%2,818億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2026年3月期は営業CFが4,252億円、投資CFが−1,938億円で、差し引きのフリーCFは2,314億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は6,537億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 885 | −562 | −97 | 323 | 901 |
| 2014年3月 | 1,858 | −1,171 | −409 | 687 | 1,189 |
| 2015年3月 | 2,599 | −914 | −670 | 1,685 | 2,129 |
| 2016年3月 | 2,525 | −2,053 | −566 | 472 | 2,126 |
| 2017年3月 | 2,439 | −2,027 | −117 | 412 | 2,392 |
| 2018年3月 | 2,252 | −1,942 | −836 | 310 | 1,879 |
| 2019年3月 | 2,798 | −3,037 | 515 | −239 | 2,178 |
| 2023年3月 | 2,776 | −1,514 | −1,823 | 1,262 | 4,694 |
| 2024年3月 | 4,896 | −2,016 | −1,653 | 2,880 | 6,220 |
| 2025年3月 | 4,519 | −2,081 | −2,427 | 2,438 | 6,251 |
| 2026年3月 | 4,252 | −1,938 | −2,218 | 2,314 | 6,537 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2026年3月期の総資産は3.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2.7兆円で、自己資本比率は85.0%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.09 | 0.86 | 2,261 | 79.2 |
| 2014年3月 | 1.24 | 0.96 | 2,879 | 76.8 |
| 2015年3月 | 1.43 | 1.12 | 3,082 | 78.5 |
| 2016年3月 | 1.52 | 1.23 | 2,886 | 81.0 |
| 2017年3月 | 1.64 | 1.35 | 2,802 | 82.9 |
| 2018年3月 | 1.80 | 1.46 | 3,404 | 81.1 |
| 2019年3月 | 2.05 | 1.60 | 4,449 | 78.3 |
| 2022年3月 | 2.80 | 2.24 | 5,644 | 79.9 |
| 2023年3月 | 2.86 | 2.36 | 4,983 | 82.6 |
| 2024年3月 | 3.04 | 2.56 | 4,818 | 84.1 |
| 2025年3月 | 3.03 | 2.58 | 4,482 | 85.2 |
| 2026年3月 | 3.20 | 2.72 | 4,813 | 85.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で224社中19位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中203位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥6,920で、1年前と比べて+189.9%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 54.2倍 |
| PER (会社予想) | 37.3倍 |
| PBR | 4.57倍 |
| 配当利回り | 1.01% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月9日の9475円から下落基調に転じ、7月17日には7632円まで急落。その後も乱高下が続き、7月29日には6231円まで下落。8月に入り反発する場面もあったが、8月21日は7091円で終値、前日比-1.58%。25日線(7604円)を6.7%下回り、75日線(8597円)も大きく下回る。52週高値(12895円)からは45%下落、52週安値(2377円)からは+198%の水準。RSIは45.9と中立圏で、出来高は7月29日の4775万株をピークに減少傾向。急激な上昇の反動で調整局面入りしており、25日線が上値抵抗となっている。決算発表で業績懸念が強まったことも下落要因。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERは55.6倍と業界平均の30.85倍を大きく上回り、予想PERも38.2倍と依然高い。PBRも4.68倍で平均2.64倍の約1.8倍。ROEは8.8%と平均並みだが、資本効率に見合わない評価水準。配当利回りは0.99%と平均の2.29%を大きく下回り、株主還元が低い。業績は増収増益基調だが、割高感が強い。一方で、配当性向は36.6%と安定しており、今後の増配余地はあるが、現時点では割高と言わざるを得ない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 54.2倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 37.3倍 | — |
| PBR | 4.57倍 | 2.58倍 |
| ROE | 8.8% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
生成AIやEV、5Gなど先端技術の進展で、電子部品への需要は拡大が続く。強気派は、世界的なMLCCリーダーとして技術革新をリードし、高付加価値製品で収益成長を持続できると見る。一方、弱気派は、世界的な景気後退による需要減や、競合との価格競争、投資による減価償却費の増加を懸念。成長市場でのシェア維持と収益性の両立が争点。
- 世界トップシェア
MLCCで世界市場の約3割のシェアを持ち、業界の価格決定力を有する。
- 需要拡大の恩恵
生成AIサーバーやEV、自動運転などで搭載部品数が増加し需要が伸びる。
- 技術開発力
材料技術や積層技術で世界最先端を行き、競合の追随を許さない。
- 売上高1兆8,309億円で過去最高更新通年影響中
売上高は前期比5.0%増の1兆8,309億円、増収で営業利益も2,818億円と高水準
- 営業利益2,818億円が高水準維持通年影響中
営業利益率は15.39%、前期の16.04%から小幅低下も2,818億円の利益水準は底堅い
- 純利益2,339億円と底堅い最終益通年影響中
純利益は前期比ほぼ横ばいの2,339億円、過去最高水準を維持し下支え要因
- 外国人保有43%と需給が厚い継続影響弱
外国人持株比率は43%と高く、海外投資家の継続的な買い需要が株価を支える
- 需要の周期的変動
電子部品市場は需給変動が激しく、在庫調整局面では減益となりやすい。
- 価格競争の激化
韓国や中国メーカーの参入で、標準品の価格下落が続いている。
- 設備投資負担
需要拡大に対応するための投資が収益を圧迫する可能性がある。
- 実績PER56.8倍と割高懸念決算発表後影響中
実績PERは56.8倍で予想PER39.1倍を上回る、業績未達なら評価修正リスク
- ROE8.8%と資本効率の低さ継続影響中
PBR4.79倍に対しROE8.8%と収益性が見合わず、改善策がなければ株価に重し
- 株価1年で210%上昇の過熱感不定影響弱
過去1年で株価は210.6%上昇、利益確定売りで短期的な調整が起こりやすい
- 配当利回り0.96%と投資妙味薄継続影響弱
配当利回りは0.96%と1%未満、インカム狙いの資金は入りにくい
- MLCC売上高
- 主力製品の需要動向と市場シェアの変動を把握するため。
- 稼働率
- 設備の稼働状況は収益率に直結し、需要の強弱を示す。
- 車載・産業向け売上比率
- 成長分野である車載・産業用途の拡大状況を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり70円で、前期から+14.0%。いまの株価に対する利回りは1.01%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 24 | — | 61.8 |
| 2018年3月 | 29 | 18.2 | 115.1 |
| 2019年3月 | 31 | 7.7 | 89.1 |
| 2020年3月 | 32 | 3.9 | 91.7 |
| 2021年3月 | 38 | 18.6 | 86.2 |
| 2022年3月 | 43 | 13.0 | 45.0 |
| 2023年3月 | 50 | 15.4 | 64.0 |
| 2024年3月 | 52 | 4.0 | 91.1 |
| 2025年3月 | 57 | 9.6 | 48.1 |
| 2026年3月 | 65 | 14.0 | 36.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥70
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ143,473人。区分でいちばん多いのは外国法人で43.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.5%を占め、残る60.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 38.4 | 35.7 | 36.7 | 38.9 | 40.6 | 43.0 |
| 金融機関 | 40.4 | 42.5 | 40.4 | 39.4 | 37.5 | 35.6 |
| 個人・その他 | 15.4 | 15.8 | 17.1 | 15.7 | 14.6 | 15.6 |
| 自己株式 | 5.3 | 5.3 | 6.8 | 6.8 | 5.1 | 7.3 |
| 事業法人 | 3.8 | 3.8 | 3.8 | 4.1 | 4.1 | 3.9 |
| 証券会社 | 1.9 | 2.2 | 2.0 | 1.9 | 3.2 | 1.9 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 15.93 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.18 |
| 03 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.67 |
| 04 | 日本生命保険相互会社 | 2.53 |
| 05 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.40 |
| 06 | 株式会社京都銀行 | 1.65 |
| 07 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.37 |
| 08 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.25 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.24 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.13 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-06ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.84%-0.03pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は11期で−36%、1株純資産は12期で−63%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 201 | 4,079 | 5.1 | 34.9 | 69.0 |
| 2014年3月 | 441 | 4,515 | 10.3 | 22.1 | 53.7 |
| 2015年3月 | 264 | 1,768 | 16.1 | 20.9 | 38.6 |
| 2016年3月 | 321 | 1,935 | 17.3 | 14.1 | 55.1 |
| 2017年3月 | 245 | 2,123 | 12.1 | 21.6 | 61.8 |
| 2018年3月 | 229 | 2,277 | 10.4 | 21.2 | 115.1 |
| 2019年3月 | 323 | 2,507 | 13.5 | 17.0 | 89.1 |
| 2022年3月 | — | 1,167 | — | — | 45.0 |
| 2023年3月 | 129 | 1,249 | 10.6 | 20.8 | 64.0 |
| 2024年3月 | 96 | 1,353 | 7.4 | 29.5 | 91.1 |
| 2025年3月 | 125 | 1,386 | 9.1 | 18.4 | 48.1 |
| 2026年3月 | 128 | 1,494 | 8.8 | 26.7 | 36.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額667百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中島規巨 | 代表取締役社長 | 64 | 961 |
| 岩坪浩 | 代表取締役副社長 | 64 | 717 |
| 南出雅範 | 代表取締役副社長 | 61 | 393 |
| 泉谷寛 | 取締役 上席執行役員 通信・センサ事業本部 本部長 | 52 | 86 |
| 村田崇基 | 取締役 上席執行役員 技術・事業開発本部 本部長 | 48 | 30,419 |
| 安田結子 | 取締役 | 64 | — |
| 西島剛志 | 取締役 | 69 | — |
| 伊奈博之 | 取締役 | 67 | — |
| 小澤芳郎 | 取締役(監査等委員・常勤) | 64 | 90 |
| 山本高稔 | 取締役(監査等委員) | 73 | 90 |
| 宗像直子 | 取締役(監査等委員) | 64 | 3 |
| 榎本成一 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 北隅かおり | 取締役(監査等委員・常勤) | 54 |
| 三田万世 | 取締役(監査等委員) | 65 |
| 山神麻子 | 取締役(監査等委員) | 56 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 224 | 166 | 31 | 523 | 105 |
| 社外取締役 | 6 | 108 | — | — | 108 | 18 |
| 取締役(社内) | 1 | 36 | — | — | 36 | 36 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」で村田製作所を取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,424字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,987字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク15,359字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,263字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第90期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第89期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第89期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第88期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第88期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第88期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第88期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明会資料2026-07-31
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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