概要
京セラは、1959年に京都市でファインセラミックスの専門メーカーとして創業した。現在は電子部品、半導体関連部品、通信機器、ドキュメントソリューション、機械工具、太陽光発電システムなどを手掛ける総合エレクトロニクスメーカーである。2026年3月期の連結売上高は2兆702億円、営業利益1181億円、従業員数は約7万4千人。セラミックパッケージやプリンター部品で世界シェアを有する。
コアコンポーネントと電子部品の二本柱
京セラの事業は、大きくコアコンポーネント、電子部品、ソリューションの3セグメントに分かれる。コアコンポーネントは半導体製造装置向けファインセラミック部品、車載カメラモジュール、セラミック・有機パッケージなどを含み、半導体関連市場を主な顧客とする。電子部品は積層セラミックコンデンサ、水晶部品、コネクタ、センサー・制御部品などを情報通信、産業機械、自動車、民生市場に供給する。両セグメントは部品事業として中長期的な成長牽引役と位置づけられ、2026年3月期の売上高合計は約1兆3000億円と全体の6割超を占める。
ソリューション事業:機械工具からドキュメント、通信まで
ソリューションセグメントは4つの事業で構成される。機械工具事業では切削工具や空圧・電動工具を自動車・建築市場向けに提供する。ドキュメントソリューション事業ではオフィス用プリンター・複合機、商業・産業用インクジェットプリンター、ドキュメント管理サービスを展開し、京セラドキュメントソリューションズが中核である。コミュニケーション事業は通信端末やネットワーク構築・運用サービス、ICTソリューションを手掛ける。さらにスマートエネルギー関連製品(太陽光パネル・蓄電システム)や電力販売も含まれる。2026年3月期のソリューション売上高は約7600億円だが、米国子会社の譲渡で前年より減収となった。
38の国と地域に広がるグローバル生産・販売網
京セラは創業間もない1969年に米国販売会社Kyocera Internationalを設立し、1971年にはドイツに欧州拠点を設けた。現在はアジア、北米、欧州に製造・販売子会社を有し、主要な生産拠点として中国東莞、ベトナム、タイ、鹿児島、滋賀などが挙げられる。1990年には米国AVX Corporationを子会社化し、コンデンサやコネクタのグローバル供給力を強化した。2026年3月期の海外売上高比率は約7割と高く、為替変動の影響を受けやすい構造にある。地域ごとにKyocera Europe GmbH、Kyocera Asia Pacific Pte. Ltd.などが販売を統括する。
アメーバ経営とROIC導入による管理手法
京セラは創業者の稲盛和夫が確立した「アメーバ経営」を導入し、小単位の採算管理を徹底してきた。2026年3月期からは従来のアメーバ経営に加え、事業評価指標としてROIC(投下資本利益率)を新たに導入した。定性評価とROICを基準に成長・注力領域を設定し、事業ポートフォリオの適正化を進めている。また、経営戦略を統括する経営企画室を2025年4月に新設した。2028年3月期にROE 5%以上、2031年3月期に同8%以上を目標とする。政策保有株式の縮減や累進配当の導入も資本効率改善の一環である。
業界の中での役割は電子部品・半導体関連部品・ソリューション企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01半導体・産業機械・自動車主力
コアコンポーネントセグメントとして、半導体製造装置用ファインセラミック部品、車載カメラモジュール、セラミック・有機パッケージ等を供給。半導体関連部品ではパッケージや基板が主力。
- ファインセラミック部品
- 半導体製造装置向けの高純度・高精度セラミック部品。耐熱・耐食性に優れる。
- 車載カメラモジュール
- 自動車の先進運転支援システム(ADAS)に使用されるカメラモジュール。
- セラミックパッケージ
- ICや半導体素子を保護するセラミック製パッケージ。放熱性・信頼性が高い。
- 有機基板
- 半導体パッケージやプリント配線板用の有機材料基板。高密度実装に対応。
02情報通信・産業機械・自動車・民生主力
電子部品セグメントとして、コンデンサ、水晶部品、コネクタ、センサー・制御部品等を供給。幅広い市場向けに展開。
- コンデンサ
- 積層セラミックコンデンサなど、電子回路の安定化に不可欠な受動部品。
- 水晶部品
- 水晶振動子・発振器など、高精度な周波数制御部品。
- コネクタ
- 電子機器間の電気接続用部品。高信頼性・高密度実装に対応。
- センサー・制御部品
- 温度、圧力、加速度などを検出するセンサーとその制御部品。
03自動車・一般産業・建築準主力
ソリューションセグメントの機械工具事業として、切削工具、空圧・電動工具等を供給。自動車や建築現場での加工・組立に使用。
- 切削工具
- 金属加工用の超硬工具やセラミック工具。高硬度材の切削に優れる。
- 空圧・電動工具
- 工場や建設現場で使用されるネジ締め・切削用工具。
04オフィス・商業印刷準主力
ドキュメントソリューション事業として、プリンター、複合機、商業・産業用インクジェットプリンター、ドキュメント管理システムを提供。
- プリンター・複合機
- オフィス向けのモノクロ・カラープリンターと複合機。耐久性と低ランニングコストが特徴。
- 商業・産業用インクジェットプリンター
- 商業印刷や産業用途向けの高速インクジェットプリンター。
- ドキュメントソリューションサービス
- ドキュメント管理や出力最適化を含むソリューションサービス。
05通信・ICT副次
コミュニケーション事業として、通信端末、通信ソリューションサービス、ICTソリューション、エンジニアリングサービスを提供。
- 通信端末
- 携帯電話や業務用無線機などの通信機器。
- 通信ソリューションサービス
- ネットワーク構築・運用・保守サービス。
- ICTソリューション
- 情報システムの設計・構築・運用サービス。
06環境・エネルギー副次
スマートエネルギー関連製品・サービス(太陽光発電システム等)や電力販売事業を展開。
- スマートエネルギー関連製品・サービス
- 太陽光パネル、蓄電システム、エネルギーマネジメントサービス。
製品と技術
半導体製造装置向けファインセラミック部品
京セラの祖業であるファインセラミックスは、半導体製造装置のエッチングや成膜工程で使用される高純度・高精度の部品に応用される。耐熱性・耐食性に優れ、プラズマ環境に曝される部品として不可欠である。主力製品は石英やアルミナ、炭化ケイ素などのセラミック部品で、半導体メーカー各社に納入される。また、半導体素子を保護するセラミックパッケージは、高出力ICやRFデバイス用に放熱性と信頼性を両立しており、世界トップシェアを持つ。さらに有機基板(パッケージ・プリント配線板)も高密度実装に対応し、スマートフォンやサーバー向けに供給される。
積層セラミックコンデンサと水晶デバイス
電子部品分野では、積層セラミックコンデンサ(MLCC)が最大の品目である。京セラはAVX買収を通じてMLCCの広範な製品群を持ち、自動車や産業機器向けに高信頼性品を強みとする。水晶部品では、水晶振動子・発振器を京セラクリスタルデバイス(現吸収)で扱い、通信や車載の周波数制御に使われる。コネクタは京セラコネクタプロダクツ(現吸収)が手掛け、基板対基板やFPC用の高密度実装コネクタが主力である。センサー・制御部品には温度、圧力、加速度センサーがあり、自動車のADASや産業用ロボットに組み込まれる。
ECOSYSを軸とするプリンター・複合機
京セラドキュメントソリューションズが展開するプリンター・複合機は、独自の長寿命技術「ECOSYS」を採用する。トナーやドラムの交換頻度を低減し、ランニングコストの低さが特徴である。オフィス向けのモノクロ・カラーモデルに加え、商業・産業用インクジェットプリンターも手掛ける。ドキュメントソリューションサービスでは、出力管理やセキュリティを含むトータルな文書管理を提案する。生産拠点は中国東莞とベトナムにあり、販売は米国、欧州、日本など世界各地に子会社を持つ。TA Triumph-Adler GmbHを通じて欧州市場にも強い。
切削工具と空圧・電動工具
機械工具事業では、金属加工用の超硬工具やセラミック工具を製造する。京セラUnimerco Tooling A/S(デンマーク)や京セラSGS Precision Tools(米国)などの子会社を通じて、ドリル、エンドミル、インサートなどを自動車や航空機産業に供給する。空圧・電動工具部門では、Kyocera Senco Industrial Tools(米国)が建設用釘打ち機を、京セラインダストリアルツールズが電動ドライバ・グラインダなどを手掛ける。2017年にリョービから承継した電動工具事業は、工場や建築現場での組立・加工用途に展開されている。
太陽光発電システムとスマートエネルギー
京セラは1990年代から太陽光パネルの製造・販売を開始し、住宅用・産業用システムを提供する。現在は太陽光パネルに加え、蓄電システムやエネルギーマネジメントサービスを組み合わせたスマートエネルギー関連製品を展開する。また、電力販売事業も行い、再生可能エネルギー発電所からの電力調達・供給を手掛ける。ただし、同事業の売上高は全体の約2%と小規模である。2026年3月期の「その他」セグメント(スマートエネルギー等を含む)の売上高は約380億円と前年から減少しており、競争激化の中で選択と集中が進められている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
電子部品大手、多角化で安定収益目指す
京セラは電子部品、ファインセラミックス、太陽光発電など多角化した事業を展開する。同業のイビデンやキオクシアホールディングスとは異なり、部品メーカーとして幅広い分野に顧客を持つ。売上高は2兆円超と規模は大きいが、最近の営業利益率は5%台と伸び悩んでおり、収益性改善が課題だ。特に半導体部品や電子部品の需要変動に影響を受けやすい。一方で、長年の技術蓄積と多様な製品群により、安定した需要を確保している。競合の日清紡ホールディングスなどと比べ、高付加価値製品に注力する姿勢が見られる。
強み
- 部品、デバイス、ソリューションなど幅広く展開し、特定市場の低迷を他部門で補う。
- ファインセラミックスなど高度な材料技術を持ち、高品質な製品を提供できる。
- 世界に生産・販売網を展開し、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築。
- 多業種への分散により、景気変動の影響を緩和し、安定的な収益を生む。
課題
- 営業利益率が5%台と低く、競合のSCREENに比べて収益性で劣る。
- 電子部品や半導体関連の需要サイクルに影響され、業績が不安定になる。
- 多角化の一方で不採算事業の整理が進まず、選択と集中が求められている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
半導体材料の時価総額近傍。太字が京セラ
時価総額で並べると、掲載8社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4063信越化学工業 | 11.7兆円 | 23.3倍 |
| 2 | 7741HOYA | 8.3兆円 | 32.8倍 |
| 3 | 6971京セラ | 5.3兆円 | 34.2倍 |
| 4 | 2802味の素 | 5.1兆円 | 37.8倍 |
| 5 | 5016JX金属 | 3.4兆円 | 32.5倍 |
| 6 | 5713住友金属鉱山 | 2.9兆円 | 15.4倍 |
| 7 | 6988日東電工 | 2.4兆円 | 17.6倍 |
| 8 | 4188三菱ケミカルグループ | 1.8兆円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体材料)に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
ファインセラミックス専業メーカーとしての創業と上場
1959年4月、資本金300万円で京都市中京区に「京都セラミック株式会社」を設立した。1971年10月に大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、1974年2月に第一部に指定された。同年9月には東京証券取引所第二部に上場し、同2月に第一部指定。創業から上場まで12年で成長した背景には、ファインセラミックスの先駆者として半導体産業向けの部品供給を拡大したことがある。1963年に滋賀蒲生工場、1969年に鹿児島川内工場を建設し、生産体制を強化した。
社名変更とAVX買収で総合電子部品メーカーへ
1980年5月、サイバネット工業、クレサンベール、日本キャスト、ニューメディカルの4社を吸収合併し、同時に社名を「京セラ株式会社」へ変更した。同年にはニューヨーク証券取引所に上場し、海外資金調達の基盤を築いた。1990年1月、米国のコンデンサメーカーAVX Corporationを株式交換で連結子会社化し、コンデンサやコネクタ分野に本格参入した。AVXは1995年に再上場したが、2020年に完全子会社化されKyocera AVX Components Corporationとなった。この買収により京セラは受動部品の世界大手に成長した。
携帯電話端末事業への参入と第二電電企画の設立
1984年6月、京セラは第二電電企画株式会社(後のKDDI)を設立し、通信事業に進出した。1998年8月には米国Qualcommの携帯電話端末事業を承継し、自社ブランドの携帯電話を展開した。2008年4月には三洋電機の携帯電話端末事業も承継し、通信端末のラインアップを拡充した。しかしスマートフォン市場の競争激化により、京セラの携帯電話事業は縮小傾向にある。現在も業務用無線機や通信ソリューションサービスは継続しており、京セラコミュニケーションシステムがその中核を担う。
京セラミタへの出資とドキュメントソリューション事業の拡大
2000年4月、京セラは京セラミタ株式会社(現京セラドキュメントソリューションズ)に出資し連結子会社化した。2002年4月には同社が京セラのプリンター事業を承継し、オフィス向けプリンター・複合機に特化した事業体制を確立した。2009年1月にはドイツのプリンター販売会社TA Triumph-Adler AGを子会社化し、欧州市場での販路を強化した。2011年7月にはベトナムにプリンター製造会社を設立し、生産のグローバル化を進めた。現在、同社は「ECOSYS」シリーズを主力に、長期使用可能なプリンターで知られる。
2000年代後半の大規模買収と事業多角化
2002年8月には東芝ケミカルを株式交換で子会社化し、半導体関連材料事業に参入した。2003年8月には水晶部品メーカーのキンセキを子会社化、さらにビルドアップ配線基板の京セラSLCテクノロジーを設立した。2011年7月にはデンマークの切削工具メーカーUnimerco Groupを子会社化し、機械工具事業を強化した。2013年10月にはトッパンNECサーキットソリューションズやパワー半導体メーカーの日本インターを相次いで子会社化。しかし、2026年1月には日本インターを新電元工業に譲渡するなど、ポートフォリオの見直しも進めている。
組織再編と子会社の吸収合併による効率化
2016年から2017年にかけて、京セラは傘下の子会社を本体に吸収合併する大規模な組織再編を実施した。2016年4月に京セラケミカル、京セラサーキットソリューションズ、日本インターを吸収。2017年4月には京セラメディカル、京セラクリスタルデバイス、京セラコネクタプロダクツを吸収した。2018年10月には京セラディスプレイを吸収合併。これにより、グループ内の重複を排除し、経営資源の集中を図った。一方で、機械工具事業では2017年に米国Senco Holdingsやリョービの電動工具事業を子会社化し、外部成長も継続した。
政策保有株式の縮減と資本政策の転換
京セラは長年KDDI株式を大量に保有してきたが、2025年度と2026年度にかけて合計約5000億円の売却を計画。2026年3月期末の政策保有株式の純資産比率は48.3%と高水準だが、2031年3月期末には20%未満に縮減する目標を掲げる。また、2025年5月には総額2000億円の自己株式取得を実施し、2026年4月にはさらに2500億円の取得を決議した。配当方針もDOE(株主資本配当率)と累進配当に変更し、資本効率の改善と株主還元の充実を進めている。
年表31件を開く
1950年代
- 1959年4月創業資本金3百万円をもって京都市中京区西ノ京原町101番地に本社及び工場を設立 ファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミック㈱」として発足
1960年代
- 1960年4月東京出張所開設
- 1963年5月滋賀蒲生工場(現 滋賀東近江工場)を建設
- 1969年7月創業鹿児島川内工場を建設 米国に販売会社としてKyocera International,Inc.を設立
- 1969年10月国内販売会社として京セラ商事㈱を設立
1970年代
- 1970年10月M&A京都セラミツク㈱に京都セラミック㈱と京セラ商事㈱を吸収合併
- 1971年1月創業ドイツに販売会社としてKyocera Fineceramics GmbH(現 Kyocera Europe GmbH)を設立
- 1971年10月上場大阪証券取引所市場第二部(1974年2月に第一部に指定)に株式を上場
- 1972年9月上場東京証券取引所市場第二部(1974年2月に第一部に指定、2022年4月にプライム市場に移行)に株式を上場
- 1972年10月鹿児島国分工場(現 鹿児島霧島工場)を建設
- 1976年2月米国で米国預託証券を発行
- 1979年10月鹿児島国分工場(現 鹿児島霧島工場)敷地内に総合研究所(現 きりしまR&Dセンター)を建設
1980年代
- 1980年5月上場ニューヨーク証券取引所に株式を上場(2018年6月に上場廃止)、米国で2回目の米国預託証券を発行 滋賀八日市工場(現 滋賀東近江工場)を建設 サイバネット工業㈱、㈱クレサンベール、日本キャスト㈱、㈱ニューメディカルの4社を吸収合併し、同時に京セラ㈱へ社名変更
- 1984年6月第二電電企画㈱(現 KDDI㈱)を設立
- 1989年8月M&Aコネクタ事業を行う㈱エルコインターナショナルを連結子会社化(後に京セラコネクタプロダクツ㈱へ社名変更、2017年4月に京セラ㈱へ吸収合併)
1990年代
- 1990年1月上場米国で3回目の米国預託証券を発行 AVX Corporation(現 Kyocera AVX Components Corporation)を株式交換方式により連結子会社化し、同社株式のニューヨーク証券取引所上場廃止(1995年8月に同証券取引所に再上場、2020年3月に京セラ㈱による完全子会社化に伴い同証券取引所上場廃止)
- 1995年3月横浜R&Dセンター(現 横浜事業所)を建設
- 1995年8月京都府相楽郡関西文化学術研究都市に中央研究所(現 けいはんなリサーチセンター)を建設 中国東莞に製造会社Dongguan Shilong Kyocera Optics Co.,Ltd.(現 Dongguan Shilong Kyocera Co.,Ltd.)を設立 京セラコミュニケーションシステム㈱を設立
- 1998年8月京都市伏見区に本社新社屋を建設 米国Qualcomm,Inc.の携帯電話端末事業を承継
2000年代
- 2000年4月M&A京セラミタ㈱(現 京セラドキュメントソリューションズ㈱)に出資し、同社を連結子会社化
- 2001年12月創業中国東莞にプリンター及び複合機の製造会社Kyocera Mita Office Equipment (Dongguan) Co.,Ltd.(現 Kyocera Document Technology (Dongguan) Co.,Ltd.)を設立
- 2002年4月京セラドキュメントソリューションズ㈱が当社のプリンター事業を承継
- 2002年8月M&A半導体関連材料事業を行う東芝ケミカル㈱を株式交換方式により連結子会社化し、京セラケミカル㈱へ社名変更(2016年4月に京セラ㈱へ吸収合併)
- 2003年8月M&A水晶部品事業を行うキンセキ㈱を株式交換方式により連結子会社化(後に京セラクリスタルデバイス㈱へ社名変更、2017年4月に京セラ㈱へ吸収合併)ビルドアップ高密度配線基板の製造販売会社京セラSLCテクノロジー㈱を設立(後に京セラサーキットソリューションズ㈱へ社名変更、2016年4月に京セラ㈱へ吸収合併)
- 2004年9月M&A当社及び㈱神戸製鋼所において両社の医療材料事業部門を会社分割し、日本メディカルマテリアル㈱を設立するとともに、同社が同事業を承継(後に京セラメディカル㈱へ社名変更、2017年4月に京セラ㈱へ吸収合併、2025年10月にメディカル事業を会社分割し、京セラメディカル㈱に承継)
- 2008年4月三洋電機㈱の携帯電話端末事業等を承継
- 2009年1月M&Aドイツのプリンター及び複合機の販売会社であるTA Triumph-Adler AGを連結子会社化(後にTA Triumph-Adler GmbHへ社名変更)
2010年代
- 2011年7月M&Aデンマークの機械工具製造販売会社であるUnimerco Group A/Sを連結子会社化し、Kyocera Unimerco A/S(現 Kyocera Unimerco Tooling A/S)へ社名変更 ベトナムにプリンター及び複合機の製造会社Kyocera Mita Vietnam Technology Co.,Ltd.(現 Kyocera Document Technology Vietnam Co.,Ltd.)を設立
- 2011年8月創業ベトナムに製造会社Kyocera Vietnam Management Co.,Ltd.(現 Kyocera Vietnam Co.,Ltd.)を設立
- 2012年2月M&A液晶ディスプレイ関連の専業メーカーであるオプトレックス㈱を連結子会社化(後に京セラディスプレイ㈱へ社名変更、2018年10月に京セラ㈱へ吸収合併)
- 2013年10月上場プリント配線板メーカーである㈱トッパンNECサーキットソリューションズを連結子会社化(後に京セラサーキットソリューションズ㈱へ社名変更)京セラサーキットソリューションズ㈱を京セラSLCテクノロジー㈱に統合し、京セラサーキットソリューションズ㈱へ社名変更(2016年4月に京セラ㈱へ吸収合併)パワー半導体メーカーである日本インター㈱を連結子会社化(2016年8月に京セラ㈱へ吸収合併、2026年1月に新電元工業㈱へ譲渡)京セラサーキットソリューションズ㈱と京セラケミカル㈱を吸収合併 日本インター㈱を吸収合併 京セラメディカル㈱、京セラクリスタルデバイス㈱並びに京セラコネクタプロダクツ㈱を吸収合併 米国の空圧工具メーカーであるSenco Holdings,Inc.を連結子会社化し、Kyocera Senco Industrial Tools,Inc.へ社名変更 リョービ㈱の電動工具事業を承継した京セラインダストリアルツールズ㈱を連結子会社化(2020年1月に完全子会社化)ニューヨーク証券取引所への上場廃止(同年9月に米国証券取引委員会(SEC)登録廃止)京セラディスプレイ㈱と京セラオプテック㈱
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2028年3月期(2028年3月末)まで5.0%以上
- ROE2031年3月期(2031年3月末)まで8.0%以上
- ROE将来的まで10.0%以上
- 政策保有株式の純資産比率2031年3月期末まで20%未満
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオマネジメントの強化
ファインセラミックスなどコア技術を核に、半導体関連市場等の重点領域へ経営資源を集中し成長を加速。ROIC等の指標で事業評価を行い、部品事業を中長期的な成長牽引役、ソリューション事業を安定収益創出事業と位置付け、各セグメントの特性に応じてポートフォリオを再構築する。
- 02
資本政策の推進
政策保有株式の縮減により得た資金を設備投資や株主還元に活用。DOE(株主資本配当率)を配当指標とし累進配当を採用、適宜自己株式取得を実施することで資本構成の最適化と株主還元の充実を図る。
- 03
コーポレート・ガバナンスの強化
監査等委員会設置会社への移行や取締役会のモニタリングボード化により監督機能を強化。取締役会・指名報酬委員会の多様性向上、実効性向上、役員報酬体系の見直し等を継続検討し、持続的成長と企業価値向上の基盤を固める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で73,856人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は740万円で、9期前と比べて+2.3%。平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 70,153 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 75,940 | — |
| 2019年3月 | 723 | 41.7 | 17.8 | 76,863 | — |
| 2020年3月 | 716 | 41.4 | 17.7 | 75,505 | — |
| 2021年3月 | 684 | 41.1 | 17.5 | 78,490 | — |
| 2022年3月 | 725 | 40.5 | 16.4 | 83,001 | — |
| 2023年3月 | 723 | 39.7 | 16.1 | 81,209 | — |
| 2024年3月 | 692 | 40.0 | 15.6 | 79,185 | — |
| 2025年3月 | 694 | 40.0 | 15.7 | 77,136 | 35 |
| 2026年3月 | 740 | 40.1 | 16.0 | 73,856 | 160 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達3.8億円03-0049-0315 5.9GHz帯へV2Xシステムを導入する場合に必要となる既存システムとの連携のための技術的検討総務省 · 2022-01-14
- 調達9,972万円ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業先導研究(委託)マルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)高性能化に向けた光源内蔵型光電コパッケージの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-12-23
- 調達7,567万円07-0049-0278 ミリ波を活用した陸上移動中継局の技術的検討に関する調査等の請負総務省 · 2025-12-24
- 調達5,275万円戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)協調型自動運転のユースケースを実現する通信方式の検討のうち、700MHz帯ITSに係る評価国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-06-24
- 調達4,276万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラムリサイクル容易な曲面・超軽量結晶Si太陽電池モジュールの開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-07-06
- 調達4,084万円電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-08-03
- 調達290万円再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発に向けたフィージビリティスタディ国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-08-05
- 調達242万円次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-08
- 調達NEDO先導研究プログラムマテリアル革新技術先導研究プログラムファインセラミックスのプロセスインフォマティクス基盤構築国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-07-30
- 補助金16.4億円サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(2次公募)経済産業省
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.1兆円、営業利益は1,181億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+332.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.1兆円 | 2.1兆円 |
| 営業利益 | 1,600億円 | 1,181億円 |
| 純利益 | 1,600億円 | 1,410億円 |
| 1株あたり配当 | ¥56 | ¥56 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5,254億円、営業利益は491億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.6%、営業利益は+91.1%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.50 | — | — | 92 |
| 2024年1Q | 0.48 | 257 | 5.4 | 374 |
| 2024年2Q | 0.51 | 283 | 5.6 | 191 |
| 2024年3Q | 0.51 | 258 | 5.1 | 339 |
| 2024年4Q | 0.51 | — | — | 107 |
| 2025年2Q | 1.00 | 379 | 3.8 | 361 |
| 2025年4Q | 1.02 | −106 | −1.0 | −120 |
| 2026年2Q | 0.99 | 419 | 4.2 | 555 |
| 2026年4Q | 1.08 | 762 | 7.1 | 855 |
| 2027年1Q | 0.53 | 491 | 9.3 | 606 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.3兆円から2.1兆円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| プリント配線板メーカーである㈱トッパンNECサーキットソリューションズを連結子会社化(後に京セラサーキットソリューションズ㈱へ社名変更)京セラサーキットソリューションズ㈱を京セラSLCテクノロジー㈱に統合し、京セラサーキットソリューションズ㈱へ社名変更(2016年4月に京セラ㈱へ吸収合併)パワー半導体メーカーである日本インター㈱を連結子会社化(2016年8月に京セラ㈱へ吸収合併、2026年1月に新電元工業㈱へ譲渡)京セラサーキットソリューションズ㈱と京セラケミカル㈱を吸収合併 日本インター㈱を吸収合併 京セラメディカル㈱、京セラクリスタルデバイス㈱並びに京セラコネクタプロダクツ㈱を吸収合併 米国の空圧工具メーカーであるSenco Holdings,Inc.を連結子会社化し、Kyocera Senco Industrial Tools,Inc.へ社名変更 リョービ㈱の電動工具事業を承継した京セラインダストリアルツールズ㈱を連結子会社化(2020年1月に完全子会社化)ニューヨーク証券取引所への上場廃止(同年9月に米国証券取引委員会(SEC)登録廃止)京セラディスプレイ㈱と京セラオプテック㈱ | |||||
| 2013年3月 | 1.28 | — | 1,014 | — | 665 |
| 2014年3月 | 1.45 | — | 1,463 | — | 888 |
| この期から会計基準が米国基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2015年3月 | 1.53 | — | — | — | — |
| 2016年3月 | 1.48 | — | — | — | — |
| 2017年3月 | 1.42 | — | — | — | — |
| 2018年3月 | 1.58 | — | 1,300 | — | 791 |
| 2019年3月 | 1.62 | — | 1,406 | — | 1,032 |
| 2020年3月 | 1.60 | — | 1,488 | — | 1,077 |
| 2021年3月 | 1.53 | — | 1,176 | — | 902 |
| 2022年3月 | 1.84 | — | 1,989 | — | 1,484 |
| 2023年3月 | 2.03 | — | 1,762 | — | 1,280 |
| 2024年3月 | 2.00 | — | 1,361 | — | 1,011 |
| 2025年3月 | 2.01 | 273 | 636 | 1.4 | 241 |
| 2026年3月 | 2.07 | 1,181 | 1,690 | 5.7 | 1,410 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.1兆円のうち、営業利益として残るのは1,181億円で5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,410億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.7%1.5兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.8%5,126億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%1,181億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2026年3月期は営業CFが2,262億円、投資CFが745億円で、差し引きのフリーCFは3,007億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は4,559億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,095 | −661 | −314 | 434 | 3,055 |
| 2014年3月 | 1,491 | −1,011 | −328 | 480 | 3,352 |
| 2018年3月 | 1,589 | −531 | −516 | 1,058 | 4,249 |
| 2019年3月 | 2,200 | −471 | −891 | 1,729 | 5,128 |
| 2020年3月 | 2,146 | −1,456 | −1,571 | 690 | 4,196 |
| 2021年3月 | 2,208 | −1,838 | −810 | 370 | 3,867 |
| 2022年3月 | 2,020 | −795 | −1,115 | 1,225 | 4,141 |
| 2023年3月 | 1,792 | −1,688 | −613 | 104 | 3,735 |
| 2024年3月 | 2,691 | −1,584 | −826 | 1,107 | 4,248 |
| 2025年3月 | 2,379 | −1,505 | −649 | 874 | 4,447 |
| 2026年3月 | 2,262 | 745 | −3,120 | 3,007 | 4,559 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2026年3月期の総資産は4.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.3兆円で、自己資本比率は71.9%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.28 | 1.65 | 0.64 | 72.1 |
| 2014年3月 | 2.64 | 1.91 | 0.73 | 72.5 |
| 2017年3月 | 3.08 | 2.33 | 0.76 | 75.4 |
| 2018年3月 | 3.13 | 2.33 | 0.80 | 74.3 |
| 2019年3月 | 2.97 | 2.27 | 0.70 | 76.3 |
| 2020年3月 | 3.25 | 2.43 | 0.82 | 74.8 |
| 2021年3月 | 3.49 | 2.59 | 0.90 | 74.2 |
| 2022年3月 | 3.92 | 2.87 | 1.05 | 73.3 |
| 2023年3月 | 4.09 | 3.02 | 1.07 | 73.9 |
| 2024年3月 | 4.47 | 3.23 | 1.24 | 72.2 |
| 2025年3月 | 4.51 | 3.22 | 1.27 | 71.3 |
| 2026年3月 | 4.65 | 3.34 | 1.28 | 71.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で224社中71位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中171位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,521で、1年前と比べて+80.2%。過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 34.2倍 |
| PER (会社予想) | 28.9倍 |
| PBR | 1.38倍 |
| 配当利回り | 1.59% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8/21終値は3608円と前日比+1.2%と反発。25日移動平均線(3719円)を約3%下回るが、75日線(3535円)は上回っており、中長期のトレンドは維持している。直近1か月で‐2.9%と小幅安だが、1年では+88%と大きく上昇し、高値圏での調整局面。52週高値4019円からは約10%下落したが、52週安値1935円の約1.9倍の水準。出来高は8/19に665万株と増加した後、直近は475万株と落ち着いている。RSIは46と中立圏で、新たな方向感を模索する展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERは35.12倍と予想PER29.6倍を上回り、PBR1.41倍、ROE4.3%と低く、配当利回り1.55%と配当性向23.7%。同業他社平均(PER30.85倍、PBR2.64倍、利回り2.29%)と比較するとPERは高く、PBRは平均を下回るが、ROEの低さが割高感を強める。利益水準は回復傾向にあるが、現状の株価は業績を織り込みすぎており、収益性改善がなければ割高。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 34.2倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 28.9倍 | — |
| PBR | 1.38倍 | 2.58倍 |
| ROE | 4.3% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
焦点は、電子部品市況の回復と成長戦略の実行度合い。強気派は、半導体市場の成長に伴いセラミックパッケージ需要が拡大し、株価上昇が続くと見る。また、粗利益率の改善や新規製品の投入が利益を押し上げると期待。一方、弱気派は、全体として収益力が低下しており、電子部品の需要が一時的な反発にすぎない可能性を指摘。さらに、太陽光事業などの不採算事業が足を引っ張る懸念も。決算では売上高の伸びと利益率の回復が焦点。
- 半導体需要拡大
AIサーバー等で半導体パッケージの需要が増加傾向。
- 技術力
高精度セラミックス技術が競合他社との差別化に寄与。
- 株価上昇
過去1年で株価が倍増し、市場の期待を反映。
- 2026年3月期営業利益1181億円と3.3倍2026年3月期影響強
前期273億円から908億円増益、営業利益率5.7%
- 純利益1410億円と5.8倍2026年3月期影響強
前期241億円から1169億円増、予想PER31.1倍
- 売上高20702億円で2期連続増収通年影響中
前期比+557億円、全セグメントで回復
- 株価は1年で+102%と上昇基調継続影響弱
外国人持株比率32.4%と需給良好
- 収益性低調
直近の営業利益率が1%台と低水準。
- 需要の不透明さ
スマホ市場の成熟で部品需要が伸び悩む可能性。
- 新規事業負担
太陽光発電は競争激化で収益性が悪化。
- ROE4.3%と低い資本効率通年影響中
PBR1.5倍はROEに見合わず是正余地
- 営業利益率5.7%は依然低水準2026年3月期影響中
過去10%超からは低迷、回復途上
- 売上高伸び率は2.8%と緩慢通年影響弱
2兆円企業として成長鈍化
- 1年で株価2倍の反動リスク継続影響弱
高値警戒感からの売り
- 営業利益率
- 収益力の改善度合いを判断する重要指標。
- 電子部品売上高
- 主力事業の需要動向を確認。
- 半導体関連受注
- 将来の業績を占う先行指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり56円で、前期から+4.0%。いまの株価に対する利回りは1.59%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 28 | — | 48.3 |
| 2018年3月 | 30 | 9.1 | 56.2 |
| 2019年3月 | 35 | 16.7 | 92.0 |
| 2020年3月 | 40 | 14.3 | 65.5 |
| 2021年3月 | 35 | −12.5 | 54.4 |
| 2022年3月 | 45 | 28.6 | 49.1 |
| 2023年3月 | 50 | 11.1 | 63.3 |
| 2024年3月 | 50 | 0.0 | 77.4 |
| 2025年3月 | 50 | 0.0 | 159.4 |
| 2026年3月 | 52 | 4.0 | 23.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥56
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ95,561人。区分でいちばん多いのは金融機関で36.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.9%を占め、残る58.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 40.2 | 40.0 | 40.1 | 39.0 | 38.2 | 36.6 |
| 外国法人 | 33.3 | 32.8 | 32.5 | 33.7 | 34.6 | 32.4 |
| 個人・その他 | 16.9 | 17.9 | 18.0 | 18.3 | 19.2 | 23.8 |
| 自己株式 | 4.0 | 5.0 | 5.0 | 6.7 | 6.7 | 12.8 |
| 事業法人 | 7.0 | 6.0 | 5.8 | 5.7 | 5.4 | 5.3 |
| 証券会社 | 2.5 | 3.4 | 3.5 | 3.4 | 2.5 | 1.9 |
| 政府・自治体 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 20.26 |
| 02 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 7.47 |
| 03 | ㈱京都銀行 | 3.82 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 3.58 |
| 05 | 公益財団法人稲盛財団 | 2.48 |
| 06 | 京セラ自社株投資会 | 1.52 |
| 07 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 1.26 |
| 08 | ㈱三菱UFJ銀行 | 1.22 |
| 09 | HSBC HONG KONG - TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES (常任代理人 香港上海銀行) | 1.14 |
| 10 | 第一生命保険㈱ | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告7.34%+1.27pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は11期で−43%、1株純資産は12期で−44%。直近期のROEは4.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 181 | 4,487 | 4.3 | 24.3 | 41.9 |
| 2014年3月 | 242 | 5,206 | 5.0 | 19.2 | 45.3 |
| 2017年3月 | — | 6,328 | — | — | 48.3 |
| 2018年3月 | 215 | 6,325 | 3.4 | 27.9 | 56.2 |
| 2019年3月 | 285 | 6,264 | 4.5 | 22.8 | 92.0 |
| 2020年3月 | 74 | 1,678 | 4.6 | 21.6 | 65.5 |
| 2021年3月 | 62 | 1,787 | 3.6 | 28.2 | 54.4 |
| 2022年3月 | 103 | 2,000 | 5.4 | 16.7 | 49.1 |
| 2023年3月 | 89 | 2,106 | 4.3 | 19.3 | 63.3 |
| 2024年3月 | 72 | 2,290 | 3.2 | 28.3 | 77.4 |
| 2025年3月 | 17 | 2,284 | 0.7 | 97.9 | 159.4 |
| 2026年3月 | 103 | 2,535 | 4.3 | 23.1 | 23.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額534百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 山口悟郎 | 代表取締役 会長 | 70 |
| 伊奈憲彦 | 代表取締役 副会長 | 62 |
| 作島史朗 | 代表取締役 社長 執行役員社長 | 59 |
| 千田浩章 | 取締役 執行役員常務 | 63 |
| 山田通憲 | 取締役 執行役員常務 | 64 |
| 谷本秀夫 | 取締役 | 66 |
| 嘉野浩市 | 取締役 | 64 |
| 垣内永次 | 取締役 | 72 |
| 前川重信 | 取締役 | 73 |
| 須永順子 | 取締役 | 65 |
| 大井法子 | 取締役 | 62 |
| 青木昭一 | 常勤監査役 | 66 |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 西村裕司 | 常勤監査役 | 64 |
| 木田稔 | 監査役 | 56 |
| 小原路絵 | 監査役 | 49 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | — | 182 | 192 | 24 | 398 | — |
| 社外取締役 | — | 60 | — | — | 60 | — |
| 監査役 | — | 52 | — | — | 52 | — |
| 社外監査役 | — | 24 | — | — | 24 | — |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,424字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,535字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク16,779字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)18,334字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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