概要
三菱重工業は、発電プラント、航空機、船舶、防衛装備、産業機械などを手掛ける日本の総合重機メーカーである。2026年3月期の売上収益計画は4兆9,742億円、純利益計画は3,321億円。従業員数は約7.9万人。エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の4セグメントで構成され、エネルギー転換や防衛需要の高まりを追い風に成長を続ける。1917年に三菱造船として創業し、戦後の分割を経て1964年に三菱重工業として再統合された。
エナジーセグメントが売上の約4割を占める
エナジーセグメントは、火力発電システム、原子力発電システム、風力発電、航空機用エンジン、コンプレッサ、舶用機械などを扱う。2026年3月期のセグメント売上収益は2兆626億円(全体の約41%)、事業利益は2,672億円と最大の収益源である。主力のGTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)発電設備は、低炭素化とデータセンター需要の拡大を背景に受注が増加している。原子力発電システムでは軽水炉と燃料サイクル関連機器を手掛け、国内の再稼働需要に対応。風力発電システムでは陸上・洋上風車を供給する。これらの事業は、三菱パワー(株)やMitsubishi Power Americasなどグループ会社を通じてグローバルに展開している。
航空・防衛・宇宙は防衛装備と民間機部品で成長
航空・防衛・宇宙セグメントは、防衛航空機(F-35戦闘機の最終組み立て、F-2)、飛しょう体(地対空ミサイル)、艦艇(護衛艦・潜水艦)、民間航空機(ボーイング787主翼・中央翼)、宇宙機器(H-IIAロケット、人工衛星)などを手掛ける。2026年3月期の売上収益は1兆3,938億円(前年比+35.2%)、事業利益は1,515億円。受注高は1兆9,294億円と、豪州向けフリゲート艦の大型受注や飛しょう体・防衛航空機の増加が牽引する。日本の防衛費増額を追い風に、政府向け装備品の需要が拡大している。民間航空機部品では、ボーイングの国際分業に参画し、長期的な生産契約を有する。
プラント・インフラと物流・冷熱が収益の厚みを支える
プラント・インフラセグメントは、製鉄機械、商船(LNG運搬船など)、エンジニアリング(交通システム、化学プラント、CO2回収プラント)、環境設備、機械システム(紙工機械、ITS)を扱う。2026年3月期の売上収益は8,808億円、事業利益841億円。肥料プラントやCO2回収プラントの大型受注が寄与している。物流・冷熱・ドライブシステムセグメントは、冷熱製品(ビル用マルチエアコン、冷凍ショーケース、ヒートポンプ給湯機)、エンジン(建設機械・発電機用ディーゼルエンジン)、ターボチャージャ、カーエアコンを中心とする。売上収益6,308億円、事業利益330億円。中国の不動産市況低迷で冷熱製品が減少したが、データセンター向けエンジンなどが堅調に推移した。
38の国と地域に展開するグローバルな生産・販売網
三菱重工業は、日本国内に主要製作所(長崎、神戸、広島、三原など)を持つほか、米国、欧州、インド、東南アジアなどに生産・サービス拠点を有する。海外子会社としては、Mitsubishi Power Americas(米国)、Mitsubishi Power India Private Limited、Pratt & Whitney Power Systemsを買収したMitsubishi Power Aero LLC(米国)、Primetals Technologies(英国)などが挙げられる。連結子会社は国内外に多数あり、売上収益の約半分は海外向けである。地域別の内訳は、日本が約55%、北米・中南米が約20%、アジア・オセアニアが約15%、欧州・中東・アフリカが約10%。
業界の中での役割は重工業製品の設計・製造・販売・サービスを行う総合エンジニアリング企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2018/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 1.9兆円 | 45.8% | — | — |
| アジア | 6,931億円 | 16.9% | — | — |
| アメリカ | 6,303億円 | 15.3% | — | — |
| 欧州 | 4,404億円 | 10.7% | — | — |
| 中南米 | 1,469億円 | 3.6% | — | — |
| 中東 | 1,444億円 | 3.5% | — | — |
| アフリカ | 995億円 | 2.4% | — | — |
| その他 | 751億円 | 1.8% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01エナジー主力
火力発電システム(GTCC、スチームパワー)、原子力発電システム(軽水炉、燃料サイクル)、風力発電、航空機用エンジン、コンプレッサ、舶用機械等の設計・製造・販売・サービス・据付。電力会社や航空会社向けに発電・推進機器を供給。
- 火力発電システム
- ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電設備や石炭・ガス焚きボイラ等の大型発電プラント。
- 原子力発電システム
- 軽水炉原子力発電所の設計・製造・保守、原子燃料サイクル関連設備。
- 風力発電システム
- 陸上・洋上風力発電用風車の設計・製造・据付。
- 航空機用エンジン
- 民間航空機向けジェットエンジン(ボーイング787等)の製造・販売・保守。
- コンプレッサ
- 産業用・プラント用の遠心・軸流圧縮機。
02プラント・インフラ主力
製鉄機械、商船、エンジニアリング(交通システム・化学プラント)、環境設備、紙工機械、ITS、試験装置等の設計・製造・販売・サービス・据付。鉄鋼・輸送・環境分野の設備を提供。
- 製鉄機械
- 圧延機、連続鋳造設備等の鉄鋼製造プラント。
- 商船
- LNG運搬船、客船、貨物船等の設計・建造。
- エンジニアリング(交通・化学)
- 鉄道信号システム、化学プラント設備等のエンジニアリング。
- 環境設備
- 排ガス処理、水処理等の環境関連プラント。
03物流・冷熱・ドライブシステム主力
冷熱製品(業務用エアコン、冷凍機)、エンジン(産業用・車両用)、ターボチャージャ、カーエアコン等の設計・製造・販売・サービス・据付。物流・運輸・空調市場向け。
- 冷熱製品
- ビル用マルチエアコン、冷凍・冷蔵ショーケース、ヒートポンプ給湯機等。
- エンジン
- 建設機械・発電機・船舶用ディーゼルエンジン。
- ターボチャージャ
- 自動車・産業用エンジン向け過給機。
- カーエアコン
- 自動車用空調システム。
04航空・防衛・宇宙主力
民間航空機(ボーイング787主翼等)、防衛航空機(F-35、F-2等)、飛しょう体、艦艇、特殊機械(魚雷)、特殊車両、宇宙機器(ロケット、衛星)の設計・製造・販売・サービス・据付。防衛省・航空宇宙関連顧客向け。
- 民間航空機
- ボーイング787の主翼・中央翼等の航空機部品製造。
- 防衛航空機
- 戦闘機F-35の最終組み立て・部品製造、F-2戦闘機等。
- 飛しょう体
- 地対空ミサイル等の誘導弾システム。
- 艦艇
- 護衛艦、潜水艦の設計・建造。
- 宇宙機器
- H-IIAロケット、人工衛星等の宇宙関連機器。
05その他(データセンター・エネルギーマネジメント等)その他
データセンター&エネルギーマネジメント事業等の成長分野、アセットビジネス。報告セグメントに含まれない新規事業。
製品と技術
ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電システム
三菱重工の火力発電の中核技術がGTCCである。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることで、従来の石炭火力より高効率でCO2排出量を低減できる。同社は世界最高クラスの1600℃級ガスタービン「Jシリーズ」を開発し、国内外の電力会社向けに納入している。GTCCはエナジーセグメントの売上を牽引する製品であり、データセンター需要の拡大や脱炭素化の流れを受けて受注が急増している。2026年3月期のGTCC関連売上は前年比で大きく伸び、同事業利益の増加に貢献した。また、生産プロセスの最適化により、品質を維持しながら生産能力を増強している。
原子力発電システムと燃料サイクル
三菱重工は軽水炉(PWR)原子力発電所の設計・製造・保守を手掛ける国内唯一の一貫メーカーである。原子力発電システムには、原子炉容器、蒸気発生器、制御棒駆動機構など主要機器のほか、原子燃料サイクル関連設備(再処理、MOX燃料加工など)も含む。2026年3月期は国内原子力発電所の再稼働に伴う定期検査や燃料交換工事、使用済み燃料処理施設の需要が増加し、同事業の売上・利益が拡大した。長崎カーボンニュートラルパークでは、将来の水素製造や小型モジュール炉(SMR)の研究開発も進めている。
F-35戦闘機の最終組み立てと防衛航空機
航空・防衛・宇宙セグメントにおいて、三菱重工は米国ロッキード・マーチン社のF-35戦闘機の日本向け最終組み立て・検査を担う。名古屋航空宇宙システム製作所でF-35Aの最終組み立てラインを運営し、部品製造も行う。また、F-2戦闘機の生産・改修も手掛ける。防衛航空機では、次期戦闘機(GCAP)の開発にも参画している。2026年3月期はF-35関連の生産量増加やF-2の改修需要が売上増に寄与した。艦艇では、護衛艦「もがみ型」や潜水艦「たいげい型」の建造、豪州向けフリゲート艦の設計・建造も進行中である。
ボーイング787の主翼製造と民間航空機部品
三菱重工は民間航空機分野で、ボーイング787ドリームライナーの主翼と中央翼の設計・製造を担当する。複合材を使用した大型構造部品の生産技術は同社の強みであり、名古屋航空宇宙システム製作所で一貫生産している。787の生産レート引き上げに伴い、2026年3月期の民間航空機部品売上は前年比で増加した。また、ボーイング777XやエアバスA320neo向け部品も手掛ける。航空機用エンジンでは、ボーイング787向けGEnxエンジンの部品製造や、国際共同開発エンジン(PW1000Gなど)にも参加している。
冷熱製品と産業エンジン・ターボチャージャ
物流・冷熱・ドライブシステムセグメントの主力製品は、ビル用マルチエアコン、冷凍・冷蔵ショーケース、ヒートポンプ給湯機などの冷熱製品である。三菱重工サーマルシステムズが手掛けるエアコンは、業務用ビルや工場向けに強みを持つ。2026年3月期は中国市場の低迷や欧州ヒートポンプ需要の停滞で減収となったが、データセンター向け冷却システムの需要開拓を進めている。産業用エンジンでは、建設機械・発電機・船舶向けディーゼルエンジンを製造。ターボチャージャは、自動車や産業エンジン向けに供給し、国内外のエンジンメーカーに採用されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
国内重電・機械最大手、防衛も強化
三菱重工業は、電力システム、交通・輸送、防衛宇宙、機械・インフラなど幅広い事業を保有し、国内機械業界で最大の売上高を誇る総合重工業メーカーである。同社は国内では住友重機械工業や日本製鋼所などと直接競合するが、売上規模では圧倒的に大きく、事業領域も多岐にわたる。特にガスタービンや発電プラントで世界有数のシェアを持ち、防衛分野では政府との契約に基づく安定収益を確保している。近年は脱炭素関連の水素アンモニア発電や防衛予算の拡大を追い風に、受注が拡大している。
強み
- 売上高約4.6兆円で国内機械業界で圧倒的な首位.
- 電力、交通、防衛、機械など多角化しリスク分散.
- 世界中に販売網・生産拠点を持ち、海外売上比率が高い.
- 燃焼技術や水素・アンモニア発電など先端技術に強み.
課題
- 多事業展開で非効率なセグメントもあり、選択と集中が必要.
- 国内の高コスト体質が海外メーカーとの競争で不利.
- 防衛輸出や予算変動の影響を受けやすい.
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が三菱重工業
時価総額で並べると、掲載7社のなかで2番目にあたる。
会社の歴史
沿革 29件
三菱造船として創業した1917年
三菱重工業の起源は、1917年10月に三菱合資会社から造船部門を引き継ぎ設立された三菱造船株式会社である。当時は商船や軍艦の建造を主な事業とし、日本の重工業化を支えた。1934年4月には商号を三菱重工業株式会社に変更し、事業範囲を船舶から陸上機械や航空機へと拡大した。戦前期には航空機エンジンや戦闘機の生産も手掛けるようになり、総合重機メーカーとしての基盤を築いた。
戦後、過度経済力集中排除法により3社に分割された1950年
第二次世界大戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の過度経済力集中排除法により、三菱重工業は1950年1月に3社に分割された。東日本重工業、中日本重工業、西日本重工業の3社として再出発し、それぞれが独立した経営を行った。同年5月には東京・大阪の証券取引所に株式を上場した。分割後も各社は旧三菱の技術とブランドを引き継ぎ、造船、機械、航空機などの事業を継続した。
1964年の合併による三菱重工業の再統合
1950年代後半から業界再編の動きが進み、1964年6月に新三菱重工業(旧中日本)、三菱日本重工業(旧東日本)、三菱造船(旧西日本)の3社が合併し、再び三菱重工業株式会社として統合された。商号は三菱重工業、本社は東京都千代田区に置かれた。この再統合により、分割前の総合力を取り戻し、戦後の高度経済成長期に船舶、発電プラント、化学プラントなどの大型案件を手掛けるようになった。
自動車部門を三菱自動車工業へ譲渡した1970年
1970年6月、三菱重工業は自動車部門の営業を三菱自動車工業株式会社へ譲渡した。これにより、乗用車やトラックの製造から撤退し、重工業に専念する事業構造へと転換した。その後、1970年代から1980年代にかけては、原子力発電、航空機用エンジン、宇宙機器などの先端分野に進出。1979年には米国にMitsubishi Heavy Industries Americaを設立し、海外展開を本格化させた。
21世紀初頭の事業再編とパワーシステムズの統合
2000年代に入り、三菱重工業は事業ポートフォリオの見直しを進めた。2001年には米国にMitsubishi Power Systemsを設立し、発電事業を強化。2007年にはオランダにMHI International Investment B.V.を設立した。2013年には日本輸送機を連結子会社化し、フォークリフト事業をニチユ三菱フォークリフト(後のロジスネクスト)として統合。2014年には日立製作所との合弁で三菱日立パワーシステムズ(現三菱パワー)を設立し、火力発電事業を集約した。同時期、Pratt & Whitney Power Systemsを買収し、ガスタービン事業を拡大した。
近年の組織再編と成長戦略の推進
2015年には監査等委員会設置会社へ移行。2016年にはエンジン&ターボチャージャ事業やサーマルシステムズ事業を分社化し、子会社として独立させた。2020年代に入り、中期経営計画「2024事業計画」を策定し、「伸長事業」(エナジー・防衛)と「成長領域」(データセンター・エネルギーマネジメント)に注力。2025年には「高利益体質と成長投資の好循環」を掲げ、ITO(Innovative Total Optimization)を推進している。2026年3月期には売上収益5兆円、事業利益率8%超の目標を掲げ、一部を前倒し達成した。
年表29件を開く
1910年代
- 1917年10月三菱合資会社から同社造船部所属業務の一切を引き継ぎ三菱造船㈱を設立
1930年代
- 1934年4月商号変更商号を三菱重工業㈱に変更
1950年代
- 1950年1月創業過度経済力集中排除法により、3社に分割され、それぞれ中日本重工業㈱、東日本重工業㈱、西日本重工業㈱の商号をもって新発足
- —三菱造船㈱
- 1950年1月創業西日本重工業㈱の商号をもって本社を東京都中央区に置き発足
- 1950年5月上場東京、大阪各証券取引所に株式を上場(以後、1950年8月までに福岡、札幌及び名古屋の各証券取引所に株式を上場)
- 1952年5月本社を東京都港区に移転
- 1958年4月商号変更商号を三菱造船㈱に変更
- —本社を東京都千代田区に移転
1960年代
- 1964年6月創業新三菱重工業㈱、三菱日本重工業㈱及び三菱造船㈱が合併し、三菱重工業㈱の商号をもって本社を東京都千代田区に置き発足
- 1968年12月菱重環境エンジニアリング㈱(現 三菱重工機械システム㈱)を設立
1970年代
- 1970年6月自動車部門の営業を三菱自動車工業㈱へ譲渡
- 1976年2月重工環境サービス㈱(現 三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱)を設立
- 1977年10月MHIディーゼルサービス㈱(現 三菱重工マリンマシナリ㈱)を設立
- 1979年7月創業米国にMitsubishi Heavy Industries America, Inc.を設立
1980年代
- 1988年4月エム・エイチ・アイ・ターボテクノ㈱(現 三菱重工コンプレッサ㈱)を設立
1990年代
- 1995年1月M&A三菱原子力工業㈱を合併
2000年代
- 2001年4月創業米国にMitsubishi Power Systems, Inc.(現 Mitsubishi Power Americas, Inc.)を設立
- 2003年5月本社を東京都港区に移転
- 2007年3月創業オランダにMHI International Investment B.V.を設立
2010年代
- 2011年9月創業インドにMitsubishi Power Systems India Private Limited(現 Mitsubishi Power India Private Limited)を設立
- 2013年4月日本輸送機㈱を連結子会社とし、ニチユ三菱フォークリフト㈱(現 ㈱ロジスネクスト)として営業開始
- 2013年5月Pratt & Whitney Power Systems, Inc.(米国)を連結子会社とし、PW Power Systems, Inc.(現Mitsubishi Power Aero LLC)として営業開始
- 2014年2月三菱日立パワーシステムズ㈱(現 三菱パワー㈱)が営業開始
- 2014年10月三菱重工航空エンジン㈱が営業開始
- 2015年1月Primetals Technologies, Limited(英国)が営業開始
- 2015年6月監査等委員会設置会社へ移行
- 2016年7月三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱が営業開始
- 2016年10月三菱重工サーマルシステムズ㈱が営業開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で78,793人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,072万円で、9期前と比べて+26.5%。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は18.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 82,728 |
| 2018年3月 | — | — | — | 80,652 |
| 2019年3月 | 848 | 40.1 | 17.0 | 80,744 |
| 2020年3月 | 868 | 40.7 | 17.6 | 81,631 |
| 2021年3月 | 860 | 41.3 | 18.1 | 79,974 |
| 2022年3月 | 864 | 41.6 | 18.5 | 77,991 |
| 2023年3月 | 919 | 42.1 | 18.8 | 76,859 |
| 2024年3月 | 966 | 42.4 | 19.0 | 77,697 |
| 2025年3月 | 1,018 | 42.5 | 18.9 | 77,274 |
| 2026年3月 | 1,072 | 42.3 | 18.5 | 78,793 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社43社(国内 21 / 海外 22、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。
- 国内三菱重工航空エンジン㈱愛知県 小牧市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工コンプレッサ㈱広島市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工パワーインダストリー㈱横浜市 中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工マリンマシナリ㈱長崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Mitsubishi Power Aero LLC (注)2Connecticut, U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Mitsubishi Power Americas, Inc. (注)2Florida, U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Mitsubishi Power India Private Limited (注)2Delhi, India · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Mechanical Dynamics & Analysis LLCNew York, U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱横浜市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱造船㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工機械システム㈱神戸市 兵庫区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三菱重工交通・建設エンジニアリング㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社31社を開く
- Primetals Technologies, LimitedLondon, U.K.100%
- 三菱重工サーマルシステムズ㈱東京都 千代田区100%
- 三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱相模原市 中央区100%
- 三菱重工冷熱㈱東京都 港区100%
- 三菱重工海爾(青島)空調機有限公司中国 山東省55%
- Mitsubishi Turbocharger and Engine Europe B.V.Almere, The- Netherlands100%
- Mitsubishi Heavy Industries Air-Conditioning Europe, Ltd.Uxbridge, U.K.100%
- Mitsubishi Turbocharger and Engine America, Inc.Illinois, U.S.A.100%
- 三菱重工空調系統(上海)有限公司中国 上海市100%
- 三菱重工マリタイムシステムズ㈱岡山県 玉野市100%
- MHI RJ Aviation Inc.West- Virginia, U.S.A.100%
- Concentric, LLC (注)3Texas, U.S.A.100%
- MHI International Investment B.V. (注)2Amsterdam, The- Netherlands100%
- 三菱重工業(中国)有限公司中国 北京市100%
- Mitsubishi Heavy Industries India Private LimitedDelhi, India100%
- Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.Singapore100%
- Mitsubishi Heavy Industries America, Inc. (注)2Texas, U.S.A.100%
- Mitsubishi Heavy Industries EMEA, Ltd.London, U.K.100%
- Mitsubishi Heavy Industries (Thailand) Limited.Bangkok, Thailand100%
- 三菱重工業(上海)有限公司中国 上海市100%
- 日立三菱水力㈱東京都 港区20%
- ㈱放電精密加工研究所(注)4横浜市 港北区35%
- 三菱ジェネレーター㈱神戸市 兵庫区49%
- 日本建設工業㈱東京都 中央区30%
- Framatome S.A.S.Courbevoie, France20%
- 東方菱日鍋炉有限公司中国 浙江省45%
- 三菱マヒンドラ農機㈱松江市67%
- JR西日本プロパティーズ㈱東京都 港区30%
- 勿来IGCCパワー合同会社福島県 いわき市91%
- 広野IGCCパワー合同会社福島県 双葉郡92%
- ㈱菱友システムズ(注)4東京都 港区32%
- AEMHI MOBILITY ENGINEERING SERVICES L.L.C
- QAMHI Mobility Services
- USMitsubishi Heavy Industries America, Inc.
- FILogisnext Europe Oy
- INMITSUBISHI POWER INDIA PRIVATE LIMITED
- SGMHI CAPITAL ASIA PACIFIC PRIVATE LTD.
- NLMitsubishi Logisnext Europe B.V.
- GBMITSUBISHI POWER EUROPE, LTD.
- GBMITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES AIR-CONDITIONING EUROPE, LTD.
- GBPRIMETALS TECHNOLOGIES FINANCIAL SERVICES LIMITED
- GBPRIMETALS TECHNOLOGIES, LIMITED
- MXPRIMETALS TECHNOLOGIES MEXICO S DE RL DE CV
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達42.3億円経済安全保障重要技術育成プログラム/航空機の設計・製造・認証等のデジタル技術を用いた開発製造プロセス高度化技術の開発・実証航空機の設計、認証、生産プロセスの革新とプロセス統合国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-08-23
- 調達17.5億円グリーンイノベーション基金事業/燃料アンモニアサプライチェーンの構築アンモニアの発電利用における高混焼化・専焼化石炭ボイラにおけるアンモニア高混焼技術(専焼技術含む)の開発・実証/アンモニア専焼バーナを活用した火力発電所における高混焼実機実証国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-02-22
- 調達14.7億円長崎税関監視艇財務省 · 2017-03-27
- 調達6.4億円【訂正】平成29年度 名古屋港浚渫兼油回収船「清龍丸」中間検査修理国土交通省 · 2017-05-12
- 調達6.2億円平成30年度 名古屋港浚渫兼油回収船「清龍丸」中間検査修理国土交通省 · 2018-04-27
- 調達4.6億円次世代火力発電等技術開発次世代火力発電基盤技術開発機動性に優れる広負荷帯高効率ガスータビン複合発電の要素研究国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-09-13
- 調達3.9億円潜水艦用主電動機の小型化に関する研究防衛省 · 2023-07-10
- 調達2.7億円補給艦の基本設計に関する基礎資料作成防衛省 · 2024-03-19
- 調達2.1億円IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業研究開発項目[4]次世代航空機運航支援システムの開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-11-28
- 調達1.8億円電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-08-03
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は5.0兆円、税引前利益は4,747億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.1%、利益が+34.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5.4兆円 | 5.0兆円 |
| 純利益 | 3,800億円 | 3,321億円 |
| 1株あたり配当 | ¥29 | ¥29 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1.2兆円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.4%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1.26 | — | — | 641 |
| 2024年1Q | 0.98 | — | — | 532 |
| 2024年2Q | 1.09 | — | — | 387 |
| 2024年3Q | 1.19 | — | — | 462 |
| 2024年4Q | 1.40 | — | — | 839 |
| 2025年2Q | 2.30 | — | — | 1,071 |
| 2025年4Q | 2.06 | — | — | 1,383 |
| 2026年2Q | 2.11 | — | — | 1,149 |
| 2026年4Q | 2.86 | — | — | 2,172 |
| 2027年1Q | 1.19 | — | — | 1,347 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2.8兆円から5.0兆円へ1.8倍に増えた。税引前利益率は5.3%から9.5%になった。純利益は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 税引前利益億円 | 税引前利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.82 | 1,490 | 5.3 | 973 |
| 2014年3月 | 3.35 | 1,832 | 5.5 | 1,604 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | ||||
| 2015年3月 | 3.99 | 2,748 | 6.9 | 1,104 |
| 2016年3月 | 4.05 | 2,725 | 6.7 | 638 |
| 2017年3月 | 3.91 | 1,243 | 3.2 | 877 |
| 2018年3月 | 4.09 | 392 | 1.0 | −73 |
| 2019年3月 | 4.08 | 1,951 | 4.8 | 1,103 |
| 2020年3月 | 4.04 | −327 | −0.8 | 871 |
| 2021年3月 | 3.70 | 494 | 1.3 | 406 |
| 2022年3月 | 3.86 | 1,737 | 4.5 | 1,135 |
| 2023年3月 | 4.20 | 1,911 | 4.5 | 1,305 |
| 2024年3月 | 4.66 | 3,152 | 6.8 | 2,220 |
| 2025年3月 | 4.36 | 3,521 | 8.1 | 2,454 |
| 2026年3月 | 4.97 | 4,747 | 9.5 | 3,321 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、税引前利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
売上高5.0兆円のうち、税引前利益として残るのは4,747億円で9.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3,321億円、売上の6.7%にあたる。税引前利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.2%3.9兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.7%6,328億円
- 税引前利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.5%4,747億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが9,426億円、投資CFが−492億円で、差し引きのフリーCFは8,934億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1.3兆円で、売上の3.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,884 | −767 | −1,542 | 2,117 | 0.32 |
| 2014年3月 | 2,962 | −1,516 | −1,367 | 1,446 | 0.37 |
| 2015年3月 | 2,128 | −1,741 | −459 | 387 | 0.36 |
| 2016年3月 | 2,700 | −2,625 | −231 | 75 | 0.30 |
| 2017年3月 | 959 | 87 | −1,621 | 1,046 | 0.24 |
| 2018年3月 | 4,058 | −2,382 | −1,123 | 1,676 | 0.30 |
| 2019年3月 | 4,203 | −1,619 | −2,710 | 2,584 | 0.28 |
| 2020年3月 | 4,526 | −2,396 | −2,045 | 2,130 | 0.28 |
| 2021年3月 | −949 | −1,822 | 2,217 | −2,771 | 0.25 |
| 2022年3月 | 2,856 | 163 | −2,558 | 3,019 | 0.31 |
| 2023年3月 | 809 | −456 | −189 | 353 | 0.35 |
| 2024年3月 | 3,312 | −1,310 | −1,589 | 2,002 | 0.43 |
| 2025年3月 | 5,305 | −1,877 | −1,141 | 3,428 | 0.66 |
| 2026年3月 | 9,426 | −492 | −2,746 | 8,934 | 1.33 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は8.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.1兆円で、自己資本比率は37.4%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3.94 | 1.43 | 2.50 | 35.0 |
| 2014年3月 | 4.89 | 1.77 | 3.11 | 31.6 |
| 2015年3月 | 5.52 | 2.12 | 3.40 | 32.3 |
| 2016年3月 | 5.50 | 2.00 | 3.50 | 30.5 |
| 2017年3月 | 5.25 | 1.40 | 3.84 | 26.8 |
| 2018年3月 | 5.25 | 1.40 | 3.85 | 26.6 |
| 2019年3月 | 5.24 | 1.41 | 3.83 | 26.9 |
| 2020年3月 | 4.99 | 1.22 | 3.77 | 24.4 |
| 2021年3月 | 4.81 | 1.37 | 3.44 | 28.4 |
| 2022年3月 | 5.12 | 1.58 | 3.54 | 30.8 |
| 2023年3月 | 5.47 | 1.74 | 3.73 | 31.8 |
| 2024年3月 | 6.26 | 2.24 | 4.01 | 35.9 |
| 2025年3月 | 6.66 | 2.35 | 4.19 | 35.2 |
| 2026年3月 | 8.27 | 3.09 | 5.04 | 37.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で209社中31位あたり、逆に低いのは配当利回りで209社中195位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,724で、1年前と比べて+1.1%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 53.4倍 |
| PER (会社予想) | 32.9倍 |
| PBR | 3.95倍 |
| 配当利回り | 0.78% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で株価は0.05%上昇とほぼ横ばい。ただし8月4日に4091円まで急伸した後、21日には3932円と反落し、25日線3976円を約1%下回って推移。52週高値5208円からは約25%低い水準にあり、戻り待ちの売り圧力が意識される。週足では75日線3903円を上回っており、中期的な下値支持は機能している。出来高は8月4日に5586万株と急増したが、その後は減少傾向で、上昇局面での買いの勢いは弱まっている。RSIは56.4と中立圏で、方向感に欠ける展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERは56.39倍と業界平均23.18倍を大幅に上回り、予想PERも34.8倍と依然高水準。PBRは4.17倍で業界平均1.54倍を約2.7倍上回り、資産面からも割高。配当利回りは0.74%と業界平均2.66%を大きく下回り、株主還元は弱い。ROEは12.22%と収益性はまずまずだが、市場が期待する成長を織り込み過ぎ。利益は増加傾向にあるが、現在の株価水準は業績改善を大幅に先行し、割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 53.4倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 32.9倍 | — |
| PBR | 3.95倍 | 1.50倍 |
| ROE | 12.2% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
エネルギー転換に伴うガスタービン需要の高まりと、防衛予算拡大による受注増が期待される。強気派は、大型設備の受注好調と収益性改善、株主還元の強化を評価。一方、弱気派は、防衛事業の不透明さ、コスト上昇や為替変動、プロジェクト管理リスクを懸念する。ROEは12%を超え、PBRは4.4倍と評価が高い。
- エネルギー転換需要
ガスタービンや水素関連の需要拡大。
- 防衛事業の成長
防衛予算増で受注拡大が期待。
- 収益性改善
2026年3月期は増益計画。
- 売上高4.97兆円へ14.1%増収通年影響強
売上高は前期比6,131億円増の4.97兆円、増収率14.1%と高い
- 純利益3,321億円、35.3%増益通年影響強
純利益は前期比867億円増の3,321億円、増益率35.3%と大幅
- 予想PER35.8倍へ改善決算発表後影響中
実績PER57.8倍に対し予想PER35.8倍、増益期待でバリュエーション改善
- 外国人保有46.1%の厚い需給継続影響弱
外国人持株比率は46.1%と高く、海外資金の安定需要
- 防衛事業の不透明性
政策や予算変更で業績変動のリスク。
- コスト増と為替変動
原材料高や円高が収益を圧迫。
- 高評価で逆風時リスク
PBR4.4倍と過熱感。
- 実績PER57.8倍の高評価決算発表後影響中
実績PERは57.8倍、予想PER35.8倍に収束しなければ修正
- ROE12.2%とPBR4.4倍のかい離継続影響中
PBR4.4倍に対しROE12.2%、資本効率改善が伴わないと過大評価
- 配当利回り0.72%と還元薄継続影響弱
配当利回り0.72%と低く、株主への利益還元が限定的
- 株価上昇率2.73%と出遅れ不定影響弱
1年間の株価上昇率は2.73%と低調、モメンタムが弱い
- 受注残高
- 将来の売上につながる受注の状況。
- 防衛事業売上高
- 成長期待の柱の進捗を確認。
- 営業利益率
- 収益改善計画の達成度合い。
- エネルギー関連売上高
- ガスタービン等の需要動向。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり29円で、前期から+8.7%。いまの株価に対する利回りは0.78%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | — |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | 137.2 |
| 2019年3月 | 13 | 8.3 | 45.4 |
| 2020年3月 | 15 | 15.4 | — |
| 2021年3月 | 8 | −50.0 | 24.0 |
| 2022年3月 | 10 | 33.3 | 29.8 |
| 2023年3月 | 13 | 30.0 | 44.3 |
| 2024年3月 | 20 | 53.8 | 43.9 |
| 2025年3月 | 23 | 15.0 | 64.5 |
| 2026年3月 | 25 | 8.7 | 36.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥29
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ591,968人。区分でいちばん多いのは外国法人で46.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.3%を占め、残る69.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 27.9 | 29.9 | 30.8 | 38.0 | 42.3 | 46.1 |
| 金融機関 | 32.4 | 31.3 | 31.3 | 30.8 | 29.2 | 26.5 |
| 個人・その他 | 28.3 | 29.0 | 28.8 | 24.3 | 22.5 | 21.9 |
| 事業法人 | 7.1 | 6.5 | 5.6 | 4.4 | 4.0 | 3.7 |
| 証券会社 | 4.3 | 3.2 | 3.5 | 2.5 | 1.9 | 1.7 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 15.68 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.23 |
| 03 | THE BANK OF NEW YORK MELLON AS DEPOSITARY BANK FOR DEPOSITARY RECEIPT HOLDERS (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.40 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.19 |
| 05 | THE BANK OF NEW YORK MELLON AS DEPOSITARY BANK FOR DR HOLDERS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.69 |
| 06 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.53 |
| 07 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.44 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.39 |
| 09 | BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.18 |
| 10 | 三菱重工持株会 | 1.02 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+241%、1株純資産は14期で+124%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 29 | 411 | 7.4 | 18.4 | 29.4 |
| 2014年3月 | 478 | 4,600 | 11.0 | 12.5 | 153.2 |
| 2015年3月 | 329 | 5,306 | 6.5 | 20.1 | 197.3 |
| 2016年3月 | 190 | 5,003 | 3.7 | 22.0 | 1268.9 |
| 2017年3月 | 261 | 4,182 | 5.1 | 17.1 | — |
| 2018年3月 | −22 | 4,153 | −0.5 | 19.4 | 137.2 |
| 2019年3月 | 329 | 4,205 | 7.9 | 14.0 | 45.4 |
| 2020年3月 | 26 | 363 | 6.6 | 10.5 | — |
| 2021年3月 | 12 | 406 | 3.1 | 28.5 | 24.0 |
| 2022年3月 | 34 | 470 | 7.7 | 11.9 | 29.8 |
| 2023年3月 | 39 | 518 | 7.9 | 12.6 | 44.3 |
| 2024年3月 | 66 | 668 | 11.1 | 21.9 | 43.9 |
| 2025年3月 | 73 | 699 | 10.7 | 34.6 | 64.5 |
| 2026年3月 | 99 | 919 | 12.2 | 42.7 | 36.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 泉澤清次 | 取締役会長 | 69 | 3,981 |
| 伊藤栄作 | 取締役社長(代表取締役)CEO ※1 | 62 | 1,787 |
| 末松正之 | 取締役(代表取締役)常務執行役員 CSO ※2 兼 ドメインCEO インダストリアル・ソリューションドメイン長 | 63 | 840 |
| 西尾浩 | 取締役(代表取締役)執行役員 CFO ※3 | 58 | 62 |
| 小林健 | 取締役 | 77 | 244 |
| 平野信行 | 取締役 | 74 | 388 |
| 古澤満宏 | 取締役 | 70 | 70 |
| 藤沢昌之 | 取締役 常勤監査等委員 | 66 | 871 |
| 小澤壽人 | 取締役 常勤監査等委員 | 64 | 1,298 |
| 鵜浦博夫 | 取締役 監査等委員 | 77 | 445 |
| 森川典子 | 取締役 監査等委員 | 67 | 64 |
| 井伊雅子 | 取締役 監査等委員 | 63 | 82 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 岡伸浩 | — | 63 |
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」で三菱重工業を取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,125字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,411字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,521字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,988字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年度第1四半期決算説明資料2026-08-04
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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