概要
クボタは1890年に創業した総合機械メーカーである。農業機械、建設機械、水・環境関連の3事業を柱とし、2024年12月期の連結売上高は3兆163億円に達する。トラクターでは世界シェア首位を誇り、北米・アジアを中心に事業を展開する。従業員数は連結で5万2503人、海外売上高比率は77.3%と高い。
機械事業が売上の87%を占める事業構成
クボタグループは機械、水・環境、その他の3セグメントで構成される。2024年12月期のセグメント別売上高は、機械が2兆6,286億円(全体の87.1%)、水・環境が3,744億円(12.4%)、その他が159億円(0.5%)である。機械セグメントは農業機械、エンジン、建設機械を含み、農業機械が中心である。水・環境セグメントはダクタイル鉄管、合成管、環境プラント、ポンプなどを手掛ける。その他には建材(ケイミュー)や物流サービスが含まれる。
北米・アジアに生産販売拠点を広げるグローバル体制
クボタは1930年代から海外展開を始め、現在は207社の関係会社を擁する。主要な生産拠点は米国、フランス、タイ、インドなどにあり、北米ではクボタトラクターCorp.が販売を担う。2024年12月期の海外売上高は2兆3,337億円、全体の77.3%を占める。地域別では北米、欧州、アジアが主要市場である。特にタイのサイアムクボタコーポレーションやインドのエスコーツクボタが現地生産の中心となっている。
収益性改善を目指す新中期経営計画
クボタは前中期経営計画で売上高を伸ばしたが、営業利益率は低下傾向にある。2024年12月期の営業利益は3,156億円、営業利益率は10.5%と前年から低下した。原因として製品競争力の低下や固定費の高止まりを挙げる。2030年を見据えた長期ビジョン「GMB2030」では「命を支えるプラットフォーマー」を掲げ、既存事業の深化と新規事業の探索を両立させる。2026年からの新中期経営計画で収益性と資本効率の改善を図る。
国内外207社で構成される連結グループ
クボタグループは当社と190社の連結子会社、17社の持分法適用会社からなる。国内では農業機械販売会社12社やクボタ建機ジャパン、クボタクレジットなどを有する。海外では北米にクボタノースアメリカ、欧州にクボタヨーロッパ、アジアにサイアムクボタやエスコーツクボタなど、地域ごとに販売・製造子会社を配置。水・環境分野ではクボタケミックスやクボタ環境エンジニアリングなどが主要子会社である。これらを通じてグローバルな事業展開を実現している。
業界の中での役割は農業機械・産業エンジン・建設機械のグローバルメーカー、および水インフラ関連製品・プラントのサプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 機械 | 2.6兆円 | 87.1% | 2,536億円 | 9.6% |
| 水・環境 | 3,744億円 | 12.4% | 330億円 | 8.8% |
| その他 | 159億円 | 0.5% | 8億円 | 5.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01農業機械主力
トラクタ、コンバイン、田植機などの農業機械を世界市場へ供給。北米、欧州、アジアなどで販売網を構築し、高品質で信頼性の高い製品を通じて農業の効率化・生産性向上に貢献。
- トラクタ
- 耕うん・牽引作業用の農業用車両。馬力帯・仕様のバリエーションが豊富。
- コンバイン
- 穀物の収穫・脱穀・選別を一貫して行う自脱型・普通型コンバイン。
- 田植機
- 水田に苗を自動で植え付ける農業機械。高精度な植付を実現。
02水・環境(パイプシステム)主力
ダクタイル鉄管、合成管、バルブなど上下水道・産業用水向けパイプシステムを提供。高い耐食性・耐震性で社会インフラを支える。官公需を中心に設計・施工も手掛ける。
- ダクタイル鉄管
- 球状黒鉛鋳鉄製の管。高強度・高耐食性で上下水道・工業用水に広く使われる。
- 合成管
- 樹脂製など非鉄の配管材。軽量で施工性に優れ、様々な配管用途に適合。
03エンジン準主力
農業機械用、建設機械用、産業機械用、発電機用など多様なエンジンを開発・製造。小型から大型までのラインアップで、様々な用途に合わせた高出力・低燃費・環境対応エンジンを供給。
- 産業用エンジン
- ディーゼル・ガソリンエンジン。排ガス規制対応、高い信頼性と燃費性能。
04建設機械準主力
ミニバックホー、ホイールローダ、コンパクトトラックローダなど小型~中型建設機械を中心に、都市土木・農業土木・建設現場などに製品を供給。
- ミニバックホー
- 小旋回型油圧ショベル。狭隘な現場での掘削・積込み作業に適する。
- ホイールローダ
- 車輪式のショベルローダ。土砂・資材の積込みや運搬に使用。
05水・環境(環境プラント・ポンプ)準主力
上下水処理プラント、廃棄物処理プラント、排煙脱硫装置、水処理用膜ユニット、ポンプなどを提供。官公庁や産業向けに水環境・廃棄物処理のトータルソリューションを展開。
- 上下水処理装置
- 活性汚泥法・膜分離法等を用いた浄水・下水処理プラント。
- ポンプ
- 汎用ポンプから大型ポンプまで、上下水道・工業・農業など多用途。
- 廃棄物焼却・溶融プラント
- ごみ焼却・灰溶融による減容化・無害化処理施設。
06その他(建材・物流サービス等)その他
屋根材・外壁材の製造販売(ケイミュー)、物流サービス、投資会社等。機械・水・環境セグメントに属さない事業を集約。
- 屋根材
- 金属系・セメント系などの屋根材料。耐候性・意匠性に優れる。
- 外壁材
- 窯業系サイディング等の外装材。防火性・デザイン性を備える。
製品と技術
トラクター:世界シェア首位の農業機械
クボタのトラクターは耕うん・牽引作業用の農業用車両で、馬力帯や仕様のバリエーションが豊富である。世界No.1の販売規模を誇り、北米、欧州、アジアで高い市場シェアを持つ。畑作用インプルメントメーカーのクバンランドやグレートプレーンズを買収し、トラクターと組み合わせたソリューションを提供。2022年にはインドのエスコーツを買収し、アジア市場でのプレゼンスを強化した。
建設機械:小旋回型を中心とした製品群
建設機械部門ではミニバックホー(小旋回型油圧ショベル)、ホイールローダ、コンパクトトラックローダなどを主力とする。特にミニバックホーは狭隘な建設現場での掘削・積込み作業に適し、高い評価を得ている。主に都市土木や農業土木向けに販売されており、北米と欧州で需要が堅調。2024年12月期の建設機械販売は、北米では住宅市場の安定により堅調に推移した。
水環境事業:ダクタイル鉄管と上下水処理プラント
水・環境事業の中心はダクタイル鉄管と合成管からなるパイプシステムである。ダクタイル鉄管は球状黒鉛鋳鉄製で高強度・高耐食性を備え、上下水道や工業用水に広く使用される。加えて、上下水処理プラント、廃棄物焼却・溶融プラント、水処理用膜ユニット、ポンプなどを提供。官公需を中心に設計・施工も手掛け、社会インフラを支える。2024年12月期の水・環境セグメント売上高は3,744億円で、前年比3.2%増加した。
産業用エンジン:小型から大型まで多様なラインアップ
エンジン事業では農業機械用、建設機械用、産業機械用、発電機用など多種多様なエンジンを開発・製造する。ディーゼルとガソリンの両方をカバーし、排ガス規制に対応した環境適合エンジンが強み。小型から大型まで幅広い馬力帯を揃え、世界中のOEMに供給している。1985年に堺臨海工場をエンジン専門工場として新設し、量産体制を確立した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
機械大手だが営業減益、農業・水関連に強み
当社は農業機械やエンジン、水関連インフラなどに強みを持つ機械メーカーで、グローバルに事業を展開している。同業他社には三浦工業がボイラーなどエネルギー機器、日本製鋼所が産業機械を手がける。当社は国内で強いブランドを持ち、海外売上比率が高い点が特徴だ。直近の業績は売上高が約3兆円で横ばい、営業利益率は10%前後から低下傾向にある。これは国際競争の激化や原材料高の影響と考えられる。農業や水処理の需要は長期的に堅調であり、成長余地がある。
強み
- 海外比率が高く、成長市場にアクセスできる。
- 農業機械、水処理、エンジン等多分野で事業組成。
- 高い研究開発力で競争優位を確立。
- 農業と水分野は人口増で需要が見込まれる。
課題
- 営業利益率が低下、収益性改善が急務。
- 新興国メーカーとの価格競争が激しい。
- 原材料や物流費の上昇が利幅を圧縮。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がクボタ
時価総額で並べると、掲載10社のなかで5番目にあたる。
会社の歴史
沿革 38件
鋳物工場から水道管製造へ:1890年の創業
1890年2月、久保田権四郎が大阪市南区に久保田鉄工所を創業し、各種鋳物の製造販売を開始した。1893年7月には水道用鋳鉄管の製造に着手し、インフラ事業の基盤を築く。1922年2月には農工用小型エンジンの製造を開始し、機械事業への第一歩を踏み出した。この時期に鋳鉄管とエンジンの二つの柱が形成された。
第二次大戦前後の事業拡大と社名変更
1930年に株式会社化し、1937年に堺工場を新設して農工用発動機の大量生産に着手。1940年には武庫川工場で遠心力鋳鉄管の鋳造を開始した。1950年に製品別事業部制を採用し、1953年に社名を久保田鉄工株式会社に変更。1954年にはビニルパイプ工場を新設し、合成樹脂管事業に参入。1960年には船橋工場で鋳鉄管の量産体制を確立した。
農業機械の量産と海外販売網の構築:1960~1970年代
1969年に宇都宮工場を新設し、田植機とバインダーの量産を開始。1972年に米国にクボタトラクターCorp.を設立し、北米でのトラクタ販売体制を強化。1974年にはフランスにヨーロッパクボタトラクタ販売有限会社を設立。1975年には筑波工場をトラクタ専門工場として新設。この時期に農業機械の量産体制と海外販売網が整備された。
環境事業への本格進出と建材事業の展開
1961年に水道研究所を設立し、1962年に水処理事業部を新設して環境事業に本格進出。1976年にニューヨーク証券取引所に上場。1990年に社名を株式会社クボタに変更。2003年には住宅建材事業をケイミュー株式会社として分社化。この間、上下水処理プラントやポンプ、廃棄物処理など水・環境事業を拡大した。
M&Aで加速するグローバル展開:2000年代以降
2004年にタイのサイアムクボタインダストリーを子会社化。2007年にタイでトラクタ生産を開始。2012年にノルウェーのクバンランドを買収し、畑作用インプルメント事業を取得。2016年には米国のグレートプレーンズを買収。2022年にはインドのエスコーツを買収し、エスコーツクボタとして子会社化。同年、グローバル技術研究所を開設し、研究開発体制を強化した。
収益性課題への転換と新中期経営計画
2024年12月期の売上高は3兆163億円で過去最高だが、営業利益は3,156億円、営業利益率は10.5%と低下。要因として米国関税の影響や販売構成の悪化を挙げる。2025年1月には水・環境事業のカンパニー化、2026年1月にはチーフオフィサー制を導入。新中期経営計画では「小さい機械で、大きな仕事を」を掲げ、農業ソリューション事業への転換を図る。
年表38件を開く
1890年代
- 1890年2月創業創業者 久保田権四郎 大阪市南区御蔵跡町に久保田鉄工所を興し、各種鋳物の製造・販売を開始。
- 1893年7月水道用鋳鉄管の製造を開始。
1920年代
- 1922年2月発動機(農工用小型エンジン)の製造を開始。
- 1927年2月M&A株式会社隅田川精鉄所を買収し、鋳鉄管事業を拡張。
1930年代
- 1930年12月創業株式会社久保田鉄工所及び株式会社久保田鉄工所機械部を設立。
- 1937年3月M&A株式会社久保田鉄工所機械部を株式会社久保田鉄工所に合併。
- 1937年11月堺工場を新設し、農工用発動機の大量生産に着手。
1940年代
- 1940年10月武庫川工場を新設し、産業機械事業を拡張。翌年10月遠心力鋳鉄管の鋳造を開始。
- 1949年5月上場東京証券取引所、大阪証券取引所(2013年7月に東京証券取引所と統合)に上場。
1950年代
- 1950年8月製品別事業部制を採用。
- 1952年12月武庫川機械工場でポンプの製造を開始。
- 1953年6月商号変更社名を久保田鉄工株式会社に変更。
- 1954年4月ビニルパイプ工場を新設し、合成樹脂管の本格的製造に着手。
- 1957年11月創業久保田建材工業株式会社を設立し、住宅建材事業に進出。
1960年代
- 1960年12月船橋工場(隅田川工場より移転)を新設し、鋳鉄管の量産体制を確立。
- 1961年5月水道研究所を新設。翌年12月水処理事業部を新設し、環境事業に本格進出。
- 1962年5月枚方機械工場・枚方鋳鋼工場を新設し、産業機械・鋳鋼製品の量産体制を確立。
- 1967年1月小田原工場を新設。同年6月久保田建材工業株式会社の製造部門を吸収し、住宅建材事業に本格進出。
- 1969年5月宇都宮工場を新設し、田植機、バインダーの量産体制を確立。
1970年代
- 1972年6月M&A関東大径鋼管株式会社を吸収合併。市川工場と改称し、引続きスパイラル鋼管を製造。
- 1972年9月創業米国にクボタトラクター Corp.を設立し、北米におけるトラクタの販売体制を強化。
- 1973年9月久宝寺工場を新設。船出町工場より製造設備を移設し、電装機器製造工場とする。
- 1974年3月創業フランスにヨーロッパクボタトラクタ販売有限会社(現 クボタヨーロッパ S.A.S.)を設立し、ヨーロッパにおける農業機械販売体制を強化。
- 1975年8月農業用トラクタの専門量産工場として筑波工場を新設。
- 1976年11月上場ニューヨーク証券取引所に上場。(2013年7月に同取引所上場廃止。)
1980年代
- 1980年4月外壁材専門工場として鹿島工場を新設。
- 1985年1月エンジン専門工場として堺製造所に堺臨海工場を新設。
1990年代
- 1990年4月商号変更社名を株式会社クボタに変更。
2000年代
- 2002年10月関西地区における環境エンジニアリング事業の拠点として阪神事務所を新設。
- 2003年12月住宅建材事業を会社分割により、クボタ松下電工外装株式会社(現 ケイミュー株式会社)に承継。
- 2004年8月M&Aタイの関連会社ザ・サイアムクボタインダストリー Co.,Ltd.(現 サイアムクボタコーポレーション Co.,Ltd.)を子会社化し、東南アジアにおける農業機械の開発・製造・販売体制を強化。
- 2005年4月創業シーアイ化成株式会社との合成樹脂管事業統合により、クボタシーアイ株式会社(現 株式会社クボタケミックス)を設立。
- 2007年9月創業タイにおけるトラクタの生産拠点としてサイアムクボタトラクター Co.,Ltd.(現 サイアムクボタコーポレーション Co.,Ltd.)を設立。
2010年代
- 2012年3月M&A畑作用インプルメントメーカーであるノルウェーのクバンランド ASA(現 クバンランド AS)を買収、子会社化。
- 2013年12月創業フランスに畑作用大型トラクタの生産拠点としてクボタファームマシナリーヨーロッパ S.A.S.を設立。
- 2016年7月M&Aインプルメントメーカーである米国のグレートプレーンズマニュファクチュアリング,Inc.を買収、子会社化。
2020年代
- 2022年4月M&Aトラクタメーカーであるインドのエスコーツ Ltd.(現 エスコーツクボタ Ltd.)を買収、子会社化。
- 2022年9月世界各地域の研究開発拠点の連携及び研究開発体制の強化を目的としてグローバル技術研究所を開設。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
経営体制改革による効率化
機械事業の機能重複を解消する機構改革、水・環境事業のカンパニー化による権限移譲、チーフオフィサー制導入による全社横断支援と意思決定の迅速化を進め、事業成長を加速する。
- 02
両利きの経営で収益性回復
既存事業の深化と新規事業の探索を両立。成長事業の拡大に加え、研修強化、挑戦風土醸成、M&A、農業ソリューション本部による新規事業開拓を通じ、付加価値向上と稼ぐ力の回復をめざす。
- 03
キャッシュの効率的活用と投資コントロール
全社最適配分を意識し、事業維持投資と成長投資のバランスを厳格にコントロール。固定費圧迫を避けつつ、財務目標達成をめざす。
- 04
AI・DXによる業務改革
定型業務に留まらない本格的な業務刷新を追求。AI活用により提案能力向上と競争力強化を図る。
- 05
事業別成長戦略の推進
機械事業は小型高性能化・IT/AI活用・代替動力開発と建設機械・インド発・ライフサイクルサポートの3本柱で成長。水・環境事業は製品・技術を核にしたソリューションで社会インフラ強靭化に貢献し、水循環・資源循環・カーボンニュートラル・海外事業を拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で52,503人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は861万円で、9期前と比べて+7.5%。平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は14.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 38,291 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 39,410 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 40,202 | — |
| 2019年12月 | 801 | 40.5 | 15.2 | 41,027 | — |
| 2020年12月 | 799 | 40.7 | 15.3 | 41,605 | — |
| 2021年12月 | 794 | 40.4 | 14.9 | 43,293 | — |
| 2022年12月 | 812 | 40.1 | 14.2 | 50,352 | — |
| 2023年12月 | 799 | 40.0 | 13.8 | 52,608 | — |
| 2024年12月 | 825 | 39.9 | 13.5 | 52,094 | 606 |
| 2025年12月 | 861 | 39.9 | 14.3 | 52,503 | 506 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社44社(国内 26 / 海外 18、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。
- 国内㈱北海道クボタ 他農業機械販売会社 5社札幌市西区 他 · 連結子会社議決権82.5%
- 国内㈱クボタ建機ジャパン大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クボタクレジット大阪市浪速区 · 連結子会社議決権22.9%
- 国内クボタマシナリー トレーディング㈱大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クボタエンジン ジャパン大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クボタノースアメリカ Corp. (注2)アメリカ デラウェア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クボタトラクター Corp. (注2,3)アメリカ テキサス州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クボタクレジット Corp.,U.S.A.アメリカ テキサス州 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内クボタマニュファクチュアリング オブ アメリカ Corp.アメリカ ジョージア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クボタエンジン アメリカ Corp.アメリカ イリノイ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クボタインシュランス Corp.アメリカ ハワイ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内グレートプレーンズ マニュファクチュア リング,Inc.他 グループ子会社16社アメリカ カンザス州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社32社を開く
- クボタリサーチアンドデベロップメント ノースアメリカ Corp. (注2)アメリカ ジョージア州100%
- クボタカナダ Ltd.カナダ オンタリオ州100%
- クボタホールディングスヨーロッパ B.V. (注2)オランダ 北ホラント州100%
- クボタヨーロッパ S.A.S.フランス ヴァル・ドワーズ県100%
- クボタファーム マシナリーヨーロッパ S.A.S.フランス ノール県100%
- クボタバウマシーネン GmbHドイツ ラインラント・プファルツ州100%
- クボタ(ドイツランド) GmbHドイツ ヘッセン州100%
- クボタ(U.K.)Ltd.イギリス オックスフォードシャー州100%
- クバンランド AS他 グループ子会社34社ノルウェー ローガラン県100%
- クボタブラベンダー テクノロジー GmbH他 グループ子会社2社ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州100%
- サイアムクボタ コーポレーション Co.,Ltd. (注2)タイ パトゥムタニー県60%
- サイアムクボタ リーシング Co.,Ltd.タイ パトゥムタニー県100%
- クボタエンジン(タイランド)Co.,Ltd.タイ チャチェンサオ県100%
- エスコーツクボタ Ltd.他グループ子会社6社(注5)インド ハリヤナ州55%
- 久保田農業機械(蘇州)有限公司中国 江蘇省100%
- 久保田建機(無錫)有限公司中国 江蘇省100%
- 久保田(中国)融資租賃 有限公司中国 上海市100%
- クボタコリア Co.,Ltd.韓国 ソウル市100%
- クボタミャンマー Co.,Ltd.ミャンマー ヤンゴン地方域20%
- クボタオーストラリア Pty Ltd.オーストラリア ビクトリア州100%
- ㈱クボタケミックス兵庫県尼崎市100%
- クボタ環境エンジニアリング㈱東京都中央区100%
- 日本プラスチック工業 ㈱愛知県小牧市67%
- ㈱クボタ建設大阪市浪速区100%
- クボタ空調㈱東京都中央区100%
- クボタマテリアルズ カナダ Corp.カナダ オンタリオ州100%
- クボタサウジアラビア Co.,LLCサウジアラビア 東部州100%
- クボタロジスティクス㈱大阪市浪速区100%
- 平和管財㈱(注4)東京都中央区60%
- 久保田(中国)投資 有限公司(注2)中国 上海市100%
- ㈱秋田クボタ 他農業機械販売会社 6社秋田県秋田市 他36%
- ケイミュー㈱大阪市中央区50%
- JP株式会社クボタ建設
- DEKubota Brabender Technologie GmbH
- AUKUBOTA AUSTRALIA PTY LTD
- CAKubota Canada Ltd.
- CAKubota Materials Canada Corporation
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達3.3億円排水ポンプ車(30m3/min級)の購入農林水産省 · 2020-04-27
- 調達1.8億円空港用排水ポンプ車2台の製造(那覇空港向け)国土交通省 · 2021-02-10
- 調達5,136万円排水ポンプ車状態監視システム通信機器更新国土交通省 · 2024-10-03
- 調達3,540万円農薬登録情報システムの手続きオンライン化に係る改修業務農林水産省 · 2023-05-09
- 調達1,110万円令和6年度 中部技術排水ポンプ車状態監視システム改良国土交通省 · 2024-12-13
- 調達1,100万円令和5年度 中部技術排水ポンプ車状態監視システム設定更新国土交通省 · 2023-08-01
- 調達1,080万円排水ポンプ購入国土交通省 · 2024-09-12
- 調達770万円令和7年度 中部技術排水ポンプ車状態監視システム通信設備更新国土交通省 · 2025-12-16
- 調達180万円令和8年度 中部技術排水ポンプ車状態監視システム保守業務国土交通省 · 2026-03-17
- 調達180万円令和7年度 中部技術排水ポンプ車状態監視システム保守業務国土交通省 · 2025-12-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は3.0兆円、営業利益は2,655億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.1%、利益が-15.9%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3.3兆円 | 3.0兆円 |
| 営業利益 | 4,000億円 | 2,655億円 |
| 純利益 | 2,890億円 | 1,867億円 |
| 1株あたり配当 | ¥52 | ¥52 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1.7兆円、営業利益は2,356億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+16.2%、営業利益は+64.8%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 0.78 | 1,032 | 13.2 | 691 |
| 2023年2Q | 0.74 | 814 | 11.0 | 597 |
| 2023年3Q | 0.74 | 743 | 10.1 | 536 |
| 2023年4Q | 0.76 | — | — | 561 |
| 2024年1Q | 0.78 | 1,030 | 13.3 | 729 |
| 2024年2Q | 0.80 | 1,043 | 13.0 | 779 |
| 2024年4Q | 1.44 | 1,083 | 7.5 | 796 |
| 2025年2Q | 1.45 | 1,430 | 9.8 | 925 |
| 2025年4Q | 1.56 | 1,225 | 7.8 | 942 |
| 2026年2Q | 1.69 | 2,356 | 13.9 | 1,737 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年3月期からの15期で、売上は1.0兆円から3.0兆円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 畑作用インプルメントメーカーであるノルウェーのクバンランド ASA(現 クバンランド AS)を買収、子会社化。 | |||||
| 2012年3月 | 1.03 | — | 1,007 | — | 621 |
| フランスに畑作用大型トラクタの生産拠点としてクボタファームマシナリーヨーロッパ S.A.S.を設立。 | |||||
| 2013年3月 | 1.22 | — | 1,268 | — | 778 |
| この期から会計基準が米国基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2014年3月 | 1.51 | — | — | — | — |
| 2015年3月 | 1.58 | — | — | — | — |
| 2015年12月 | 1.24 | — | — | — | — |
| インプルメントメーカーである米国のグレートプレーンズマニュファクチュアリング,Inc.を買収、子会社化。 | |||||
| 2016年12月 | 1.60 | — | — | — | — |
| 2017年12月 | 1.75 | — | 2,140 | — | 1,342 |
| 2018年12月 | 1.85 | — | 1,972 | — | 1,386 |
| 2019年12月 | 1.92 | — | 2,090 | — | 1,491 |
| 2020年12月 | 1.85 | — | 1,859 | — | 1,285 |
| 2021年12月 | 2.20 | — | 2,509 | — | 1,748 |
| トラクタメーカーであるインドのエスコーツ Ltd.(現 エスコーツクボタ Ltd.)を買収、子会社化。 | |||||
| 2022年12月 | 2.68 | — | 2,312 | — | 1,565 |
| 2023年12月 | 3.02 | — | 3,423 | — | 2,385 |
| 2024年12月 | 3.02 | 3,156 | 3,353 | 10.5 | 2,304 |
| 2025年12月 | 3.02 | 2,655 | 2,821 | 8.8 | 1,867 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高3.0兆円のうち、営業利益として残るのは2,655億円で8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,867億円、売上の6.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金71.0%2.1兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.2%6,091億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%2,655億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2025年12月期は営業CFが3,279億円、投資CFが−1,637億円で、差し引きのフリーCFは1,642億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は2,770億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 679 | −641 | −161 | 38 | 939 |
| 2013年3月 | 456 | −792 | 309 | −336 | 984 |
| 2017年12月 | 1,372 | −460 | −326 | 912 | 2,307 |
| 2018年12月 | 891 | −588 | −278 | 303 | 2,291 |
| 2019年12月 | 824 | −915 | −215 | −91 | 1,997 |
| 2020年12月 | 1,429 | −471 | −684 | 958 | 2,229 |
| 2021年12月 | 925 | −1,274 | 606 | −349 | 2,586 |
| 2022年12月 | −77 | −3,185 | 2,826 | −3,262 | 2,258 |
| 2023年12月 | −173 | −1,734 | 1,784 | −1,907 | 2,221 |
| 2024年12月 | 2,821 | −2,089 | −263 | 732 | 2,951 |
| 2025年12月 | 3,279 | −1,637 | −1,845 | 1,642 | 2,770 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年12月期の総資産は6.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2.6兆円で、自己資本比率は42.3%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 1.56 | 0.68 | 0.88 | 43.5 |
| 2013年3月 | 1.85 | 0.79 | 1.06 | 42.9 |
| 2016年12月 | 2.63 | 1.19 | 1.44 | 45.3 |
| 2017年12月 | 2.83 | 1.29 | 1.54 | 45.6 |
| 2018年12月 | 2.90 | 1.34 | 1.56 | 46.3 |
| 2019年12月 | 3.14 | 1.44 | 1.70 | 46.0 |
| 2020年12月 | 3.19 | 1.48 | 1.71 | 46.3 |
| 2021年12月 | 3.77 | 1.68 | 2.10 | 44.5 |
| 2022年12月 | 4.77 | 1.87 | 2.89 | 39.3 |
| 2023年12月 | 5.36 | 2.18 | 3.18 | 40.6 |
| 2024年12月 | 6.02 | 2.48 | 3.28 | 41.2 |
| 2025年12月 | 6.20 | 2.62 | 3.33 | 42.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で209社中99位あたり、逆に低いのは自己資本比率で209社中182位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,951.5で、1年前と比べて+72.2%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.5倍 |
| PER (会社予想) | 11.5倍 |
| PBR | 1.19倍 |
| 配当利回り | 1.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に2712円と、前日比+2.38%で反発しました。しかし、25日移動平均線(2722円)をわずかに下回る水準で、短期調整局面にあると言えます。52週高値3268円からは約17%下落、一方で52週安値1700円からは約60%上昇しており、中期トレンドは上昇を維持しています。8月4日には1796万株の大量出来高を伴って2583円まで急落する場面もありましたが、その後の戻りは鈍く、需給の改善待ちです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが11.5倍と業界平均の23.18倍を大幅に下回り、予想PERも10.6倍と割安感が強い。PBRは1.09倍で同業界平均の1.54倍を下回る。配当利回りは1.92%と平均2.66%を下回るが、ROEは7.3%で安定している。直近の利益減が懸念されるが、バリュエーションは割安圏内と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.5倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 11.5倍 | — |
| PBR | 1.19倍 | 1.50倍 |
| ROE | 7.3% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、農業機械の世界的な需要拡大と、スマート農業・水インフラ事業へのシフトによる中長期成長に注目する。北米やアジアでのシェア拡大が続き、為替の追い風も業績を押し上げると見る。一方、弱気派は、2024年12月期の営業利益率低下や、2025年12月期の減益予想を懸念する。農業機械の需要サイクルの減速、資材高騰によるコスト増、中国経済の低迷がリスクと指摘する。また、ROEが7%台と資本効率が低い点、バランスシートに占める有利子負債の増加も課題とみなす。地政学リスクによるサプライチェーン混乱も両者の対立点である。
- 世界農業機械需要の拡大
食料安全保障への関心高まりと、農家の高齢化・人手不足でトラクター需要が増加
- スマート農業・水事業成長
GPSやIoT活用のソリューションと水インフラ事業が中長期の収益柱に育つ
- 北米・アジアでシェア拡大
強固な販売網を活かし、成長市場でのプレゼンスを高めている
- 営業利益率10%超回復で増益500億円2026年下期影響強
2025年営業利益2,655億円(利益率8.79%)が2024年の3,156億円(10.46%)まで改善すれば約501億円の増益要因。
- 売上高3兆円維持下での価格改定効果通年影響中
2025年売上高30,189億円は前年とほぼ横ばい。値上げ浸透で営業利益率が1ポイント改善すれば約302億円の増益効果。
- 低水準の配当利回りが示す株主還元余地次回株主総会影響中
現在の配当利回りは1.88%と低水準。増配や自社株買いが発表されれば株主還元強化でEPS押し上げ効果が期待される。
- 予想PER10.8倍の割安感による見直し継続影響弱
実績PER11.71倍に対し予想PER10.8倍と低い。業績上方修正で予想EPSがさらに引き上がりPER低下が見込まれる。
- 営業利益率の低下懸念
2024年12月期の営業利益率は10%程度で、2025年も減益予想
- 需要サイクルの天井感
世界的な金利上昇で農家の購買意欲が減退、農業機械需要が一巡
- 資本効率の低さ
ROEは7%台と低く、PBRも1倍台前半で投資家の期待が限定的
- 営業利益減益傾向の継続リスク2026年下期影響強
2025年営業利益は前年比501億円減の2,655億円。この傾向が続けば実績PER11.71倍は悪化し株価調整要因に。
- ROE7.3%停滞でPBR1倍割れ懸念継続影響中
ROE7.3%は低く、PBR1.11倍は1倍に接近。ROEがさらに下がればPBR1倍割れリスクが顕在化する。
- コスト上昇による営業利益率の圧縮通年影響中
2025年営業利益率は前年10.46%から8.79%へ1.67ポイント低下。コスト増が続けば利益率はさらに圧縮される。
- 外国人保有比率の高さに伴う売り圧力不定影響弱
外国人保有比率は36.91%と高く、リスク回避局面では売り越しで株価が下押しされる可能性がある。
- 売上高営業利益率
- 収益性の改善が課題。低下傾向が続くか、反転するかが焦点
- 農業機械の地域別売上高
- 北米・アジアの需要動向を見極め、成長持続性を判断するため
- 水環境事業の受注高
- インフラ需要の取り込み状況を確認し、成長のけん引になるかを見るため
- スマート農業関連の売上比率
- 事業構造転換の進捗を測る。比率上昇が評価につながる
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり52円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.76%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 30 | — | 72.2 |
| 2017年12月 | 32 | 6.7 | 41.5 |
| 2018年12月 | 34 | 6.3 | 56.7 |
| 2019年12月 | 36 | 5.9 | 75.8 |
| 2020年12月 | 36 | 0.0 | 63.3 |
| 2021年12月 | 42 | 16.7 | 53.0 |
| 2022年12月 | 44 | 4.8 | 71.2 |
| 2023年12月 | 48 | 9.1 | 45.9 |
| 2024年12月 | 50 | 4.2 | 32.8 |
| 2025年12月 | 50 | 0.0 | 24.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥52
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ115,854人。区分でいちばん多いのは金融機関で45.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.5%を占め、残る51.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 49.0 | 47.1 | 45.9 | 47.4 | 46.3 | 45.6 |
| 外国法人 | 35.3 | 39.2 | 37.7 | 34.9 | 37.3 | 36.9 |
| 個人・その他 | 7.7 | 7.6 | 9.0 | 9.2 | 9.8 | 10.1 |
| 証券会社 | 4.5 | 2.6 | 3.9 | 5.0 | 3.5 | 4.5 |
| 事業法人 | 3.6 | 3.5 | 3.5 | 3.4 | 3.1 | 2.9 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 15.11 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.26 |
| 03 | 日本生命保険相互会社 | 5.49 |
| 04 | 明治安田生命保険相互会社 | 5.26 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.37 |
| 06 | 株式会社三井住友銀行 | 2.22 |
| 07 | 株式会社みずほ銀行 | 1.94 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.66 |
| 09 | クボタグループファンド | 1.44 |
| 10 | 全国共済農業協同組合連合会 | 1.36 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は11期で+233%、1株純資産は12期で+329%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 49 | 538 | 9.4 | 16.2 | 63.8 |
| 2013年3月 | 62 | 633 | 10.6 | 21.6 | 51.1 |
| 2016年12月 | — | 962 | — | — | 72.2 |
| 2017年12月 | 108 | 1,047 | 10.8 | 20.4 | 41.5 |
| 2018年12月 | 112 | 1,087 | 10.5 | 13.9 | 56.7 |
| 2019年12月 | 122 | 1,183 | 10.7 | 14.2 | 75.8 |
| 2020年12月 | 106 | 1,222 | 8.8 | 21.3 | 63.3 |
| 2021年12月 | 145 | 1,398 | 11.1 | 17.6 | 53.0 |
| 2022年12月 | 131 | 1,576 | 8.8 | 13.9 | 71.2 |
| 2023年12月 | 202 | 1,852 | 11.8 | 10.5 | 45.9 |
| 2024年12月 | 198 | 2,155 | 9.9 | 9.3 | 32.8 |
| 2025年12月 | 163 | 2,307 | 7.3 | 13.6 | 24.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
57名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は57名。2025/12期の役員報酬は総額1,029百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 北尾裕一 | 代表取締役会長 | 70 |
| 花田晋吾 | 代表取締役社長 CEO | 62 |
| 吉川正人 | 取締役 社長特命 | 67 |
| 渡邉大 | 取締役 社長特命 | 67 |
| 吉岡榮司 | 取締役 社長特命 | 67 |
| 木村浩人 | 取締役 | 65 |
| 新宅祐太郎 | 取締役 | 70 |
| 荒金久美 | 取締役 | 70 |
| 川名浩一 | 取締役 | 68 |
| 古澤ゆり | 取締役 | 63 |
| 山下良則 | 取締役 | 69 |
| 檜山泰彦 | 監査役(常勤) | 68 |
残りの役員45名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 常松正志 | 監査役(常勤) | 62 |
| 伊藤和司 | 監査役(常勤) | 62 |
| 山田雄一 | 監査役(非常勤) | 72 |
| 木村圭二郎 | 監査役(非常勤) | 65 |
| 井野勢津子 | 監査役(非常勤) | 62 |
| 岩本朗 | — | 57 |
| ニキル・ナンダ | 専務執行役員 | — |
| 湯川勝彦 | 専務執行役員 | — |
| 市川信繁 | 取締役専務執行役員 CTO 研究開発本部長 技術開発推進ユニット長 グローバル技術研究所長 | 60 |
| 東隆尚 | 専務執行役員 CMO | — |
| 近藤渉 | 取締役専務執行役員 水環境カンパニー長 東京本社事務所長 | 61 |
| 新井洋彦 | 常務執行役員 | — |
| 山本万平 | 常務執行役員 CHSO | — |
| 福原真一 | 常務執行役員 | — |
| 飯塚智浩 | 常務執行役員 | — |
| 太田旬治 | 常務執行役員 CHRO | — |
| 滝川英雄 | 常務執行役員 CCQO | — |
| 市川孝 | 常務執行役員 | — |
| 種田敏行 | 常務執行役員 | — |
| 佐々木倫 | 常務執行役員 CBPO | — |
| 鈴木聡司 | 常務執行役員 | — |
| 森秀樹 | 監査役(常勤) | 61 |
| 谷原博幸 | エグゼクティブオフィサー CIO | — |
| 渡辺史郎 | エグゼクティブオフィサー | — |
| トッド・ステューキ | エグゼクティブオフィサー | — |
| 荒木浩之 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 牧野義史 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 鈴井格仁 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 中河浩一 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 谷和典 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 神原裕司 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 鶴田慎哉 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 森岡澄雄 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 山田進一 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 和田光司 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 西山雅也 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 西啓四郎 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 福岡誠司 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 竹田順治 | エグゼクティブオフィサー | — |
| ブライアン・アーノルド | エグゼクティブオフィサー | — |
| 塩見泰章 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 岩田州之助 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 習田勝之 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 八幡健人 | エグゼクティブオフィサー | — |
| 東隆尚 | 取締役専務執行役員 CMO 製造統括本部長 機械グローバルオペレーション本部長 アセアン統括本部長 | 58 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 324 | 237 | 146 | 32 | 739 | 123 |
| 監査役 | 3 | 137 | — | — | — | 137 | 46 |
| 社外取締役 | 6 | 98 | — | — | — | 98 | 16 |
| 社外監査役 | 4 | 55 | — | — | — | 55 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,826字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,188字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,201字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,185字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第137期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第136期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-16
- 半期報告書半期報告書-第136期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第135期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-21
- 半期報告書半期報告書-第135期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第135期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第134期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-22
- 四半期報告書四半期報告書-第134期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第134期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第134期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第133期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-24
- 四半期報告書四半期報告書-第133期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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