概要
アースインフィニティは大阪市北区に本社を置く電気・ガス事業者である。小売電気とガスのエネルギー供給、および電子ブレーカーの製造販売を主な事業とし、2025年7月期の売上高は67億円、従業員数は22名。2020年10月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2022年4月にスタンダード市場へ市場変更した。
エネルギー事業と電子機器事業の二本柱
同社の事業はエネルギー事業と電子機器事業に区分される。エネルギー事業は一般家庭や中小企業向けの電力・ガスの小売供給が中心で、2025年7月期の売上高は66億円(全体の98.7%)を占める。電子機器事業は特許取得済みの電子ブレーカーの製造・販売・設置工事を行い、同期の売上高は0.87億円と小規模だが、30百万円のセグメント利益を計上した。両事業とも成長過程にあり、エネルギー事業は代理店網を拡大して契約件数を伸ばし、電子機器事業はリプレイス販売を軸に安定収益を狙う。
中間層に特化した顧客セグメント
同社は大口需要家(特別高圧・高圧)への依存を避け、一般家庭および中小規模工場・商店・飲食店といった「中間層」を主要顧客とする。大口顧客は一件当たりの売上は大きいが、解約や市場価格高騰時の業績変動リスクが高いため、同社は低圧(50kW未満)および高圧(50kW以上2000kW未満)の需要家を中心に営業する。この戦略により、契約一件当たりの規模は小さいものの、顧客基盤の分散と解約率の平準化を図り、安定した収益確保を目指している。
代理店を通じた顧客獲得モデル
エネルギー事業では、自社営業ではなく代理店を活用した新規顧客獲得に注力している。代理店網の拡大により、2025年7月期の売上高は前期比36.9%増の66億円に達した。同社は電気とガスのセット販売を推進し、競争力を高める。また、2022年3月から蓄電池・太陽光パネルの販売も開始し、家庭・中間層向けの商品ラインアップを拡充している。代理店研修を通じたコンプライアンス強化も行い、顧客契約の品質維持に努める。
売上高成長と利益変動の財務推移
売上高は2016年7月期の7億円から2025年7月期の67億円へと約10倍に成長した。しかし利益は不安定で、2022年7月期には4億円の当期純損失を計上している。これは電力市場価格高騰に対応するための調達コスト増などが要因とみられる。その後、燃料費等調整額の導入によるリスクヘッジが奏功し、2025年7月期には営業利益7億円、当期純利益5億円と過去最高益を更新した。自己資本は12億円(2025年7月期)で、財務基盤は強化されつつある。
業界の中での役割はエネルギー小売事業者(電気・ガス)であり、電子ブレーカーのファブレスメーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01エネルギー事業(電気・ガス小売)主力
一般家庭や小規模工場、店舗、飲食店等の低圧契約および中小規模工場や中小ビル等の高圧契約の需要家に対して、電気とガスをセット販売するストック型ビジネス。代理店経由で顧客を獲得し、中間層に特化した料金プランで安定的な収益を目指す。
- 小売電気(低圧・高圧)
- 一般家庭や中小規模の事業所向けに電力を供給。民間発電所や卸電力取引所から調達し、各地域の送配電網を通じて供給する。
- 都市ガス小売
- 都市ガス需要家向けにガスを供給。電気契約者へのセット販売を中心に展開。
02電子機器事業(中小企業向け省エネ)準主力
中小企業向けに電子ブレーカー(コンピューター内蔵式ブレーカー)の製造・販売・設置とコンサルティングを行う。特許技術により契約電力を最大限下げ、電気料金の基本料金を削減。リプレイス販売(既存顧客への取り替え)が中心。
特許取得の独自技術
- 電子ブレーカー
- コンピューター内蔵式のブレーカー。JIS規格内で電気を最大限使用できるようプログラムされ、契約容量を下げて基本料金を削減する。特許取得済み。
製品と技術
電子ブレーカー:契約電力最適化の特許技術
電子ブレーカーはコンピューター内蔵式のブレーカーで、特許(第4457379号)に基づく技術を搭載する。低圧需要家(契約電力50kW未満)の基本料金は、負荷設備契約と主開閉器契約の二方式があるが、同社の電子ブレーカーは主開閉器契約を採用し、JIS規格の範囲内で最大限まで契約容量を下げられるようプログラムされている。これにより、需要家は電気料金の基本料金を削減できる。同社はファブレスメーカーとして協力会社で製品を製造し、販売から設置工事、電力会社への申請代行まで一貫して提供する。現在はリース契約満了に伴うリプレイス販売が中心である。
エネルギー供給サービス:電力・ガス小売と再エネ開発
同社のエネルギー事業は、小売電気とガス小売からなる。電力は民間の発電所および日本卸電力取引所(JEPX)から調達し、北海道から九州までの全国9電力会社の送配電網を通じて供給する。ガスは民間のガス会社から調達し、電力とのセット販売を主力とする。2024年4月から容量市場に対応するための容量拠出金を料金に反映させるなど、市場リスクを低減する仕組み(独自の燃料費等調整額)を導入している。また、風力発電などの再生可能エネルギーの開発・導入にも取り組み、中長期的な脱炭素社会への貢献を掲げる。2022年から蓄電池・太陽光パネルの販売も開始し、エネルギー関連商品の幅を広げている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気・ガス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 電子機器事業(中小企業向け省エネ)特許取得の独自技術
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
再生可能エネルギー小規模、高成長期待
当社は太陽光発電事業を主力とする独立系電力会社。売上高は50億円未満と小規模ながら、営業利益率が10%を超え高収益。同業のグリムスや東京電力HDと比べ規模は小さいが、成長率は高い。2025年7月期は増収増益見込み。規制リスクや補助金依存が課題。
強み
- 営業利益率10%超で、同業他社より収益力が高い。
- 再生可能エネルギー需要拡大で、今後の伸びが期待できる。
- 意思決定が早く、事業を柔軟に展開可能。
- 地域密着型で、地元自治体や企業との連携がある。
課題
- 売上高50億円、資金力や交渉力で大手に劣る。
- 固定価格買取制度の変更など政策に左右されやすい。
- 太陽光発電に依存しており、分散化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気・ガス業の時価総額近傍。太字がアースインフィニティ
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3150グリムス | 573億円 | 11.4倍 |
| 2 | 9539京葉瓦斯 | 446億円 | 10.7倍 |
| 3 | 603Aアイ・グリッド・ソリューションズ | 348億円 | — |
| 4 | 9535広島ガス | 292億円 | 13.9倍 |
| 5 | 9537北陸瓦斯 | 206億円 | 6.3倍 |
| 6 | 7692アースインフィニティ | 88億円 | 11.5倍 |
| 7 | 9514エフオン | 74億円 | 6.1倍 |
| 8 | 350Aデジタルグリッド | 50億円 | 16.3倍 |
| 9 | 7162アストマックス | 41億円 | 2.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
省電力機器販売から電子ブレーカー製造へ(2002〜2004)
2002年7月、大阪市淀川区に株式会社ネオインターナショナルとして設立された。資本金10百万円で、省電力のための設備機器に関する企画・設計・販売・設置工事およびコンサルタント業務を目的とした。当初はインバーターやノーマルブレーカーを販売していたが、2003年12月に電子ブレーカーの製造を開始し、2004年4月に販売を開始した。この電子ブレーカーが後に同社の中核技術となる。
電子ブレーカー特許取得と本社移転(2010〜2013)
2010年2月、電子ブレーカーに関する特許(特許第4457379号)を取得した。この特許は、コンピューター内蔵式ブレーカーにより契約電力を最適化し、基本料金を削減する技術を保護するものである。2013年11月には本社を堂島アクシスビル(大阪市北区)に移転し、事業拡大の基盤を整えた。この時期までに、中小企業向けの電子ブレーカー販売が安定的な収益源として育っていた。
電力小売事業への参入(2015〜2016)
2015年3月、特定規模電気事業者の届出を行い、電力市場への参入準備を進めた。2016年4月には小売電気事業者の登録(登録番号A0281)を完了し、小売電気事業に正式に参入した。この転換により、同社は機器販売のみのビジネスから、継続的なエネルギー供給によるストック型収益モデルへと事業構造を変え始めた。参入初年度の2016年7月期の売上高は7億円であった。
商号変更とガス小売への拡大(2017〜2019)
2017年6月、商号を株式会社アースインフィニティに変更した。2018年6月にはプライバシーマーク認定を取得し、個人情報管理体制を強化。2019年6月にガス小売事業者の登録(A0073)を行い、同年10月にガス小売に参入した。これにより、電気とガスのセット販売が可能となり、顧客単価の向上と解約率の低減を狙う。2019年7月期の売上高は35億円に達した。
株式上場と本社移転(2020〜2021)
2020年10月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場した。同年12月には一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会。2021年9月に神戸営業所を開設したが、2022年9月には閉鎖している。2021年10月に本社を中之島フェスティバルタワー(大阪市北区)に移転し、同年12月には同所に大阪営業所を開設した。上場後も積極的な設備投資と拠点拡充を進めた。
市場変更と業種分類変更(2022〜2024)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ市場変更した。2024年4月には、東証スタンダード市場における業種分類が小売業から電気・ガス業へ移行した。この変更は、エネルギー事業が売上の大部分を占める事業実態を反映したものである。2025年7月期の売上高は67億円、営業利益7億円と過去最高を記録し、エネルギー事業が成長の主軸であることを示した。
年表20件を開く
2000年代
- 2002年7月創業大阪市淀川区に省電力のための設備機器に関する企画・設計・販売・設置工事及びそれらのコンサルタント業務を目的とした、株式会社ネオインターナショナル(資本金10百万円)を設立、インバーター及びブレーカー(ノーマルブレーカー)を販売。
- 2003年12月電子ブレーカーの製造を開始。
- 2004年4月電子ブレーカーの販売を開始。
2010年代
- 2010年2月電子ブレーカー特許(特許第4457379号)を取得。
- 2013年11月堂島アクシスビル(大阪市北区)に本社を移転。
- 2015年3月特定規模電気事業者の届出。
- 2016年4月小売電気事業者の登録。(登録番号:A0281)小売電気に参入。
- 2017年6月商号変更商号を株式会社アースインフィニティに変更。
- 2018年6月プライバシーマーク認定事業者の登録。(認定番号第20002342号)
- 2018年8月商号変更登録電気工事業者の登録。(登録先を経済産業省から大阪府に変更)
- 2019年6月ガス小売事業者の登録。(登録番号:A0073)
- 2019年10月ガス小売に参入。
2020年代
- 2020年10月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2020年12月一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)入会。
- 2021年9月明海ビル(神戸市中央区)に神戸営業所を開設。
- 2021年10月中之島フェスティバルタワー(大阪市北区)に本社を移転。
- 2021年12月中之島フェスティバルタワー(大阪市北区)に大阪営業所を開設。
- 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更。
- 2022年9月神戸営業所を閉鎖。
- 2024年4月東京証券取引所(スタンダード市場)における業種分類が小売業から電気・ガス業へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
家庭・中間層向け営業の強化
エネルギー事業で一般家庭や中間層を対象に代理店を通じた営業を強化し、解約リスクや市場変動の影響が大きい大口顧客に依存せず、安定収益を確保する。蓄電池・太陽光パネルの販売も開始。
- 02
電子機器事業のリプレイス販売推進
電子機器事業では既存顧客向けに電子ブレーカーのリプレイス販売を中心に営業を継続し、売上向上を図る。
- 03
人材基盤の強化
積極採用と教育充実により、知識・スキル向上や意識改革、コミュニケーション醸成を促し、次世代を担う多様な人材を育成する。
- 04
コンプライアンス体制の強化
営業社員や代理店向け研修を実施し、個人情報保護や電気事業法などの関連法規を遵守する体制を確立する。
- 05
内部統制システムの強化
新規事業の検討・実施に伴う内部統制課題を、内部監査等を通じて早期に把握し対応する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で22人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は421万円で、5期前と比べて−2.4%。平均年齢は35.2歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 432 | 34.2 | 4.0 | 46 | — |
| 2021年7月 | 444 | 36.0 | 3.9 | 49 | — |
| 2022年7月 | 429 | 37.0 | 4.8 | 30 | — |
| 2023年7月 | 383 | 35.8 | 4.1 | 39 | — |
| 2024年7月 | 379 | 35.7 | 4.5 | 33 | 909 |
| 2025年7月 | 421 | 35.2 | 4.4 | 22 | 3,182 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達9,438万円札幌開発建設部管内庁舎外で使用する電気(高圧)国土交通省 · 2021-02-17
- 調達3,696万円旭川開発建設部管内庁舎等で使用する電気(高圧)国土交通省 · 2021-01-13
- 調達2,950万円53308 釧路開発建設部管内 トンネルで使用する電気(高圧)国土交通省 · 2020-12-17
- 調達2,908万円留萌開発建設部管内 庁舎等で使用する電気(低圧)国土交通省 · 2017-12-13
- 調達2,538万円令和2年度神奈川労働局電力需給契約(15施設)厚生労働省 · 2020-02-27
- 調達2,043万円平成30年度北海道労働局管内各公共職業安定所で使用する電力の需給契約(単価契約)厚生労働省 · 2018-01-30
- 調達1,995万円小樽開発建設部管内 庁舎で使用する電気(高圧)国土交通省 · 2020-12-03
- 調達1,880万円平成31年度千葉労働局管内11施設で使用する電気の供給契約厚生労働省 · 2019-01-25
- 調達1,849万円室蘭開発建設部管内 庁舎及び河川管理施設等で使用する電気(低圧)国土交通省 · 2017-12-06
- 調達1,402万円令和2年度岩手労働局管内11官署、花巻合同庁舎及び大船渡合同庁舎にて使用する電力(高圧・低圧・従量電灯)需給契約厚生労働省 · 2020-01-10
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は67億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収増益で、売上が+34.0%、利益が+133.3%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 80億円 | 67億円 |
| 営業利益 | 8億円 | 7億円 |
| 純利益 | 5億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥2.6 | ¥2.6 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は18億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+38.5%、営業利益は−150.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 11 | 2 | 18.2 | 1 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
| 2024年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2025年2Q | 34 | 3 | 8.8 | 2 |
| 2025年4Q | 33 | 4 | 12.1 | 3 |
| 2026年2Q | 38 | 7 | 18.4 | 5 |
| 2026年3Q | 18 | −1 | −5.6 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年7月期からの10期で、売上は7億円から67億円へ9.6倍に増えた。直近期の営業利益率は10.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 商号を株式会社アースインフィニティに変更。 | |||||
| 2017年7月 | 14 | — | 1 | — | 0 |
| 登録電気工事業者の登録。(登録先を経済産業省から大阪府に変更) | |||||
| 2018年7月 | 25 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年7月 | 35 | — | 2 | — | 2 |
| 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 | |||||
| 2020年7月 | 37 | — | 5 | — | 4 |
| 明海ビル(神戸市中央区)に神戸営業所を開設。 | |||||
| 2021年7月 | 38 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年7月 | 46 | — | −5 | — | −4 |
| 2023年7月 | 52 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年7月 | 50 | 3 | 2 | 6.0 | 2 |
| 2025年7月 | 67 | 7 | 7 | 10.4 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高67億円のうち、営業利益として残るのは7億円で10.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.2%45億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.4%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.4%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年7月期は営業CFが4億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は9億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 2019年7月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 |
| 2020年7月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 7 |
| 2021年7月 | −2 | −2 | 1 | −4 | 4 |
| 2022年7月 | −5 | −4 | 10 | −9 | 5 |
| 2023年7月 | 7 | −2 | 0 | 5 | 10 |
| 2024年7月 | 1 | 0 | −5 | 1 | 6 |
| 2025年7月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年7月期の総資産は31億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は39.4%(業種中央値39.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 2 | 0 | 2 | 16.6 |
| 2017年7月 | 6 | 1 | 5 | 14.8 |
| 2018年7月 | 8 | 1 | 7 | 17.4 |
| 2019年7月 | 12 | 3 | 9 | 27.1 |
| 2020年7月 | 15 | 7 | 8 | 46.9 |
| 2021年7月 | 16 | 10 | 6 | 62.3 |
| 2022年7月 | 22 | 5 | 17 | 21.2 |
| 2023年7月 | 26 | 9 | 17 | 33.2 |
| 2024年7月 | 24 | 9 | 15 | 37.5 |
| 2025年7月 | 31 | 12 | 19 | 39.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気・ガス業 29社との比較
同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで29社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率で29社中15位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥80で、1年前と比べて-33.5%。過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.5倍 |
| PER (会社予想) | 16.0倍 |
| PBR | 7.04倍 |
| 配当利回り | 3.25% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+4%上昇したが、7/29は78円と変わらず。25日線(77.5円)を+0.7%上回るも、75日線(86.8円)・200日線(96.0円)を大きく下回る。52週高値133円から-41.4%と低迷。出来高214,400株とやや低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERは11.2倍と業界平均の10.2倍を上回っており、PBRは6.87倍と同業の約1.05倍を大きく超え、割高感が強い。配当利回り3.33%は業界平均2.61%を上回るが、ROE44%と高収益であるものの、時価評価が極めて高い。売上高は50億円から67億円へ増加基調だが、利益も拡大しており、今後の業績次第では評価が変わる可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.5倍 | 10.3倍 |
| PER (予想) | 16.0倍 | — |
| PBR | 7.04倍 | 1.08倍 |
| ROE | 44.0% | 10.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
再エネ特需の追い風と業績回復への期待が強気派の軸。2025年7月期は売上67億円、営業利益率10.45%と大幅増収増益予想。一方、FIT制度終了後の収益構造や、天候リスク、電力市場価格変動への脆弱性が弱気派の懸念材料。PBR約6.9倍と小型株バリュエーションの割高感も議論の的。
- 業績急回復と高成長
2025年7月期、売上67億円(前期比34%増)、営業利益7億円(同91%増)予想。
- 再生可能エネルギー追い風
政府の脱炭素政策やFIT後のFIP制度など再エネ支援策が追い風。
- 高ROE・好配当利回り
ROE44%、予想配当利回り3.33%と株主還元に積極的。
- 営業利益の倍増と利益率改善2025年7月期影響強
営業利益がFY24の3億円からFY25の7億円へ倍増、利益率は6%→10.45%
- 売上高の急成長2026年7月期影響中
売上高がFY24の50億円からFY25の67億円へ34%増、新規需要取り込み
- PER11倍と割安感通年影響弱
PER11.2倍は成長率を考慮すると割安、業績拡大でバリュエーション再評価余地
- 純利益のV字回復2025年7月期影響中
純利益がFY24の2億円からFY25の5億円へ150%増、過去最高益更新
- FIT終了後の収益不透明感
多くの案件がFIT期間終了を迎え、売電価格下落リスク。
- バリュエーションの割高感
PBR6.9倍は同業平均(0.5倍程度)と比較して極めて高い。
- 天候・自然災害リスク
発電量が天候に左右され、台風・自然災害で設備損傷リスク。
- PBR6.9倍と高バリュエーションリスク通年影響強
PBR6.87倍は資本集約型事業としては高く、修正入れば株価急落リスク
- 小粒銘柄ゆえの流動性リスク継続影響弱
時価総額86億円と小型、外国人保有0.9%で需給が不安定
- 前期比での営業減益懸念2026年7月期影響中
FY25の大幅増益の反動でFY26は減益リスク、通期予想未公表
- 業績予想の下方修正リスク不定影響中
前期PER11.2倍に対し今期予想PER15.6倍と差、楽観的予想の修正リスク
- 売上高(発電売上比率)
- 主力の売電収入の伸びとFIT依存度を測るため。
- 営業利益率
- 設備稼働率やコスト管理の巧拙を示す重要指標。
- 設備利用率(発電量/設備容量)
- 発電所の稼働状況を把握し、天候リスクの影響を見るため。
- 自己資本比率
- 財務健全性と事業拡大の余力を評価するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり2.6円で、前期から+61.5%。いまの株価に対する利回りは3.25%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年7月 | 1 | — | 31.3 |
| 2024年7月 | 1 | 18.2 | 95.2 |
| 2025年7月 | 2 | 61.5 | 50.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥2.6
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ15,511人。区分でいちばん多いのは個人・その他で90.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.3%を占め、残る98.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 100.0 | 94.1 | 94.2 | 90.5 | 93.3 | 90.5 |
| 証券会社 | — | 1.1 | 1.4 | 5.1 | 4.5 | 7.3 |
| 事業法人 | — | 1.7 | 4.2 | 0.7 | 0.8 | 1.0 |
| 外国法人 | — | 3.0 | 0.2 | 2.8 | 0.7 | 0.5 |
| 外国人個人 | — | — | 0.0 | 0.2 | 0.3 | 0.3 |
| 金融機関 | — | 0.1 | 0.1 | 0.8 | 0.5 | 0.3 |
| 自己株式 | 1.2 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 濵田 幸一 | 49.83 |
| 02 | 楽天証券株式会社 | 3.49 |
| 03 | JPモルガン証券株式会社 | 0.87 |
| 04 | 藤山 勝敏 | 0.82 |
| 05 | 西村 雄治 | 0.72 |
| 06 | 森 英一郎 | 0.62 |
| 07 | SMBC日興証券株式会社 | 0.59 |
| 08 | 田村 博 | 0.57 |
| 09 | 松井証券株式会社 | 0.49 |
| 10 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 0.49 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは44.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 7,513 | 20,845 | 44.0 | — | — |
| 2017年7月 | 39 | 81 | 62.6 | — | — |
| 2018年7月 | 22 | 49 | 57.0 | — | — |
| 2019年7月 | 2 | — | 72.8 | — | — |
| 2020年7月 | 4 | 6 | 75.1 | — | — |
| 2021年7月 | 1 | 9 | 14.9 | 63.4 | 104.5 |
| 2022年7月 | −4 | — | −53.1 | — | — |
| 2023年7月 | 4 | 8 | 58.0 | 47.9 | 31.3 |
| 2024年7月 | 1 | 8 | 17.2 | 75.0 | 95.2 |
| 2025年7月 | 4 | 11 | 44.0 | 27.4 | 50.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/7期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 濵田幸一 | 代表取締役 社長 | 55 | 54,877,700 |
| 松田ありさ | 取締役 | 50 | 306,000 |
| 一氏亮佑 | 取締役 | 48 | 100,000 |
| 畑山佳之 | 取締役 監査等委員 | 56 | — |
| 白川功 | 取締役 監査等委員 | 86 | 540,000 |
| 寺本悟 | 取締役 監査等委員 | 66 | — |
| 城ヶ辻保 | 取締役 監査等委員 | 73 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 183 | 183 | 61 |
| 社外取締役 | 4 | 17 | 17 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,508字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,701字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,048字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,633字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第25期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-27
- 半期報告書半期報告書-第24期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-29
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-27
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-09
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-17
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-28
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業