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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

京葉瓦斯

KEIYO GAS CO., LTD.9539 · Standard · 電気・ガス業

千葉県北西部の市川・松戸など5市を供給区域とする都市ガス事業者。ガス販売に加え、電力販売やガス機器販売、不動産賃貸など生活関連サービスを展開する。

概要

京葉瓦斯は、千葉県の市川市・松戸市・船橋市などを主な供給区域とする一般ガス事業者である。1927年に葛飾瓦斯として創業し、現在は都市ガスの製造・供給を中核に、電力小売、ガス機器販売、不動産賃貸を展開する。2024年12月期の連結売上高は1157億円、営業利益14億円。グループ全体で1275人の従業員を抱え、2025年12月期は営業利益38億円を見込む。

エネルギー事業が売上の9割超を占める収益構造

連結売上高の約93%をエネルギーセグメントが占める。内訳は都市ガス販売と電力小売であり、ガス販売量は2025年12月期に672,166千㎥(45MJ換算)に達した。電力小売は628,720千kWhを販売し、前年比14.7%増と伸びている。原料費調整制度によるスライドタイムラグが一時的な増減益要因となる。セグメント利益は70.5%増の58億円で、ガス事業の収益性改善が全体を押し上げた。

3つの事業領域で多角化を進めるグループ構成

報告セグメントはエネルギー、ライフサービス、リアルエステートの3つ。ライフサービスではガス機器販売やリフォーム事業、道の駅しょうなんの運営を行い、セグメント利益は7億円。リアルエステートではリーフシティ市川の開発を軸に不動産賃貸を展開し、売上高は21.8%増の21.7億円。連結子会社8社と関連会社5社で構成され、京和ガスが流山市で都市ガスを供給する。

100万件超のガス顧客と着実な販売量増加

都市ガスお客さま件数は2025年12月期末時点で107万件(当社単体100万件、グループ合計100万件は2019年に達成)。家庭用ガス販売量は気温影響で2.0%増、業務用も0.3%増。電力小売の顧客は2021年に10万件を超え、その後も増加している。原料調達の安定化のため、なのはなパイプライン社を通じた導管運営や、米国での再生可能エネルギー投資にも着手した。

収益変動を吸収する財務基盤と中期計画

自己資本比率は56.8%(2025年12月期)。2025年12月期の営業キャッシュフローは136.9億円と前年比で増加し、投資活動に130.8億円を支出した。中期経営計画2025-2027では、2027年度にROE4.5%以上、事業活動CO2排出ゼロ、お客さまアカウント数145万件を目標に掲げる。再生可能エネルギー電源開発を80地点まで拡大する計画である。

業界の中での役割は都市ガス供給事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,177億円
営業利益
38億円
営業利益率
3.2%
純利益
32億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
エネルギー1,091億円92.7%58億円5.3%
ライフ サービス67億円5.7%7億円10.4%
リアル エステート19億円1.6%9億円47.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01家庭・業務用(都市ガス)主力

市川市、松戸市、鎌ケ谷市、浦安市、船橋市、柏市を主な供給区域として、都市ガスを供給。子会社の京和ガスが流山市に供給し、導管会社や原料調達会社と連携して安定供給を図る。

主な製品・サービス1
都市ガス
一般家庭や業務用に供給する都市ガス。

02電力小売準主力

都市ガス利用顧客に対し、電力をセットで販売。ガスと電力の一括提供により顧客利便性を高める。

主な製品・サービス1
電力
都市ガス利用者向けの電力小売サービス。

03住宅設備・リフォーム副次

ガス機器の販売やガス内管工事、住宅リフォーム等を提供。子会社を通じて販売・施工・メンテナンスまで対応する。

主な製品・サービス2
ガス機器
ガスコンロ、給湯器などのガス機器の販売。
住宅リフォーム
住宅のリフォーム工事を請け負う京葉住設によるサービス。

04不動産賃貸副次

不動産の賃貸等を行い、安定収益を確保。社屋や土地の賃貸もグループ会社間で行う。

05再生可能エネルギーその他

米国の子会社・関連会社を通じて、再生可能エネルギー関連事業(風力・太陽光等の発電)を展開し、エネルギー事業の多角化を図る。

06道の駅運営その他

子会社が千葉県柏市の「道の駅しょうなん」を運営し、地域サービスと情報発信の拠点として機能。

製品と技術

都市ガス:天然ガスとLNGを原料とする高カロリーガス

主力製品は標準熱量45MJ/m³の都市ガス。2025年12月期の販売量は672,166千㎥で、そのうち約74%を購入ガス(製品ガス仕入)が占める。原料はLNGと天然ガスで、沼南供給所で受入後、導管網を通じて供給。供給監視センター(1977年稼働)や防災供給センター(2005年稼働)で24時間体制の保安を確保する。家庭用・業務用ともに件数は増加傾向にある。

電力小売:ガス顧客基盤を活用したクロスセル

「京葉ガスのでんき」の名称で電力小売事業を展開。2021年に顧客10万件を達成し、2025年12月期の販売量は628,720千kWhと前年比14.7%増。ガスと電力のセット販売により、顧客単価向上を図る。調達コストの低減が収支改善に寄与し、エネルギーセグメントの利益増加に貢献している。将来的には再生可能エネルギー電源の開発(80地点目標)により、供給力の多様化を進める。

ガス機器とリフォーム:くらしサポートを強化

京葉瓦斯グループはガス機器販売と住宅リフォーム事業をライフサービスセグメントで展開。京和住設や京葉住設が機器販売を担い、リフォーム工事も手掛ける。2025年12月期のライフサービス売上高は66.7億円。道の駅しょうなんの運営も同事業に含まれる。デジタル技術と対面接点を組み合わせ、顧客の「くらしのかかりつけ」を目指す中期計画に沿ったサービスである。

リアルエステート:工場跡地を活用した賃貸事業

京葉ガス不動産を通じて、リーフシティ市川(旧市川工場跡地)を中心とする不動産賃貸事業を展開。2025年12月期のセグメント売上高は21.7億円、利益は8.9億円。賃貸住宅竣工に伴う初期費用が発生したため利益は減益となったが、計画通り開発を進めている。土地・建物の賃貸に加え、グループ内外へのオフィス賃貸も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気・ガス業のなかでの位置

地域ガス大手、収益改善途上

京葉瓦斯は、千葉県を地盤とする一般ガス事業者で、東京電力等の大手電力に比べ規模は小さいものの、地域密着型の事業を展開しています。同業のアストマックスやグリムスと比較すると、売上高は1000億円を超え安定していますが、営業利益率は2024年12月期で1.21%と低水準です。これは、原料費高騰や販売競争の影響によるものです。2025年12月期には3.23%への改善が見込まれていますが、依然として低収益体質からの脱却が課題です。

強み

  • 千葉県内に強固な顧客基盤を持ち、ガス供給の安定性で信頼を獲得。
  • 一般ガス事業者として、参入障壁が高く、一定の収益が保証されやすい。
  • 太陽光発電など再生可能エネルギー事業に積極的で、将来の成長分野を開拓。
  • 自己資本比率が高く、財務安定性が高く、投資余力がある。

課題

  • 営業利益率が1~3%と低く、原料費変動の影響を大きく受ける体質。
  • 人口減少や省エネの進展でガス需要が減少傾向にあり、成長に限界。
  • 電力自由化や新規参入により、価格競争が激化し、シェア維持が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気・ガス業の時価総額近傍。太字が京葉瓦斯

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19534北海道瓦斯815億円7.1倍
29519レノバ794億円23.8倍
39511沖縄電力666億円10.2倍
49517イーレックス660億円12.4倍
53150グリムス573億円11.4倍
69539京葉瓦斯446億円10.7倍
7603Aアイ・グリッド・ソリューションズ348億円
89535広島ガス292億円13.9倍
99537北陸瓦斯206億円6.3倍
107692アースインフィニティ88億円11.5倍
119514エフオン74億円6.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

葛飾瓦斯として創業しガス供給を開始した1927年

1927年1月、資本金50万円で葛飾瓦斯株式会社を設立。1928年9月にガス供給を開始し、当初の都市ガスお客さま件数は350件であった。原料は石炭を使用していた。その後、1958年3月に商号を京葉瓦斯株式会社に変更。1960年6月には原料を石炭から千葉県産天然ガスに全面切り替え、ガス事業の基礎を固めた。

東京証券取引所上場と石油系原料導入の1960年代

1962年8月、東京証券取引所に株式を上場。1965年12月には石油系原料を導入し、原料多様化を進めた。この時期、供給区域の拡大に対応するため、1971年9月から船橋・松戸・柏地区で熱量変更を開始。従来の15MJ/m³から38.5MJ/m³へと高カロリー化し、供給効率を高めた。1972年2月には連結子会社となる京和ガス株式会社を設立した。

LNG受入と熱量統一で安定供給を実現した1980年代

1983年2月、沼南供給所が竣工し、LNG(液化天然ガス)の受入を開始。これにより原料の安定調達が可能となった。1988年から1989年にかけて市川地区の熱量変更を実施し、全供給区域の熱量を43.5MJ/m³に統一。1990年5月には都市ガスお客さま件数が50万件に達した。1993年から1996年にかけてさらに熱量を46.0MJ/m³に引き上げ、供給品質を向上させた。

顧客80万件を超え電力小売に参入した2000年代

2000年4月に都市ガスお客さま件数が70万件に到達。2002年11月にはKGカスタマーサービス(現・京葉ガスカスタマーサービス)を設立し、検針・料金収納業務の効率化を図った。2006年3月には天然ガス受入設備が竣工し、市川工場を停止。同年、供給ガスの標準熱量を45MJ/m³に引き下げた。2010年10月には第二中央幹線が全線開通し、導管網を強化した。

100万件達成と再生可能エネルギー投資への展開

2016年1月に都市ガスお客さま件数90万件、2019年7月には京葉ガス・京和ガス合計で100万件を達成。2021年6月には電力小売「京葉ガスのでんき」のお客さま件数が10万件を超えた。2023年以降、脱炭素化に向けた動きを加速。2025年6月にFFP Fund IX CEI Partnershipに出資、同年8月にはKG America, LLCを設立し、米国での再生可能エネルギー事業を開始した。

2025年に単体100万件、新たな成長戦略へ

2025年5月、単体の都市ガスお客さま件数が100万件に到達。同年12月期の連結業績は、営業利益38億円と前期から倍増を見込む。中期経営計画2025-2027では、エネルギー・ライフサービス・リアルエステートの3領域で成長を目指し、リーフシティ市川の開発やカーボンオフセット都市ガスの導入率2%を目標とする。2025年2月には東証の上場維持基準への適合を達成した。

年表36件を開く

1920年代

  • 1927年1月創業資本金50万円をもって葛飾瓦斯株式会社設立
  • 1928年9月ガス供給開始 都市ガスお客さま件数(取付ガスメーター数)350件

1950年代

  • 1958年3月商号変更商号を京葉瓦斯株式会社に変更

1960年代

  • 1960年6月原料を石炭から県産天然ガスに全面切替
  • 1962年8月上場東京証券取引所に株式を上場
  • 1965年12月石油系原料を導入

1970年代

  • 1971年9月船橋・松戸・柏地区熱量変更開始(15.06978MJ/m 3 (3,600kcal)から38.51166MJ/m 3 (9,200kcal)へ)
  • 1972年2月京和ガス株式会社設立(連結子会社)
  • 1976年8月都市ガスお客さま件数(当社)20万件
  • 1977年2月供給監視センター稼動
  • 1978年9月市川貯蔵所竣工

1980年代

  • 1981年5月都市ガスお客さま件数(当社)30万件
  • 1982年9月供給ガスカロリー変更(38.51166MJ/m 3 (9,200kcal)から43.53492MJ/m 3 (10,400kcal)へ)
  • 1983年2月沼南供給所竣工 LNGの受入開始
  • 1986年12月都市ガスお客さま件数(当社)40万件
  • 1988年11月市川地区熱量変更開始(15.06978MJ/m 3 (3,600kcal)から43.53492MJ/m 3 (10,400kcal)へ)
  • 1989年9月市川地区熱量変更完了(全供給区域の熱量を43.53492MJ/m 3 (10,400kcal)に統一)

1990年代

  • 1990年2月京葉ガス不動産株式会社設立(連結子会社)
  • 1990年5月都市ガスお客さま件数(当社)50万件
  • 1993年3月熱量変更作業開始(43.53492MJ/m 3 (10,400kcal)から46.04655MJ/m 3 (11,000kcal)へ)
  • 1995年3月都市ガスお客さま件数(当社)60万件
  • 1996年4月熱量変更作業完了(全供給区域の熱量を46.04655MJ/m 3 (11,000kcal)に統一)

2000年代

  • 2000年4月都市ガスお客さま件数(当社)70万件
  • 2002年11月KGカスタマーサービス株式会社(現・京葉ガスカスタマーサービス株式会社)設立(連結子会社)
  • 2005年11月防災供給センター稼動
  • 2006年2月供給ガスの標準熱量引き下げ(46.04655MJ/m 3 (11,000kcal)から45MJ/m 3 へ)
  • 2006年3月都市ガスお客さま件数(当社)80万件
  • 2006年3月天然ガス受入設備竣工 市川工場操業停止

2010年代

  • 2010年10月第二中央幹線全線開通
  • 2016年1月都市ガスお客さま件数(当社)90万件
  • 2018年5月創業なのはなパイプライン株式会社設立(持分法適用関連会社)
  • 2019年7月京葉ガス・京和ガス都市ガスお客さま件数100万件

2020年代

  • 2021年6月京葉ガスのでんきお客さま件数10万件
  • 2025年5月都市ガスお客さま件数(当社)100万件
  • 2025年6月創業FFP Fund IX CEI Partnership, LLC設立(持分法適用関連会社)
  • 2025年8月KG America, LLC設立(連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 事業活動に伴うCO2の削減2027年まで排出量ゼロ
  • カーボンオフセット都市ガスの導入2027年まで2%
  • 再生可能エネルギー電源の開発2027年まで80地点
  • お客さまアカウント数の獲得2027年まで145万件
  • レジリエンスへの投資2027年(2025-2027年の累計)まで100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    エネルギー領域の安定供給と成長

    都市ガスの安定供給と保安確保に加えレジリエンスを強化し、業務効率化を推進。ガス・電力小売事業の収支向上、脱炭素化や再生可能エネルギー開発への投資を継続する。

  2. 02

    ライフサービス領域の拡大

    お客さま接点の拡大・強化、リフォーム事業やくらしサポートサービスの強化、業務用サービスの拡大に取り組む。対面接点とデジタル技術を活用し、多様なサービスを提供して「くらしのかかりつけ」を目指す。

  3. 03

    リアルエステート領域の推進

    リーフシティ市川の開発を計画通り進め、地域活性化と収益最大化に取り組む。

  4. 04

    経営基盤の強化

    ガス事業の効率化やコスト削減、生産性向上を進めるとともに、新規事業投資を加速し、DX推進などのデジタル投資を積極的に展開する。上場維持基準の適合状態を継続的に維持し、企業価値とガバナンスを向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,275人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は639万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は20.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,198
2017年12月1,216
2018年12月1,210
2019年12月58643.220.31,189
2020年12月57443.520.21,208
2021年12月57343.920.31,225
2022年12月59344.020.31,221
2023年12月60544.420.71,271
2024年12月61944.320.41,267110
2025年12月63944.120.11,275298

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
導管・ガスメーター — 全供給区域352億円
エネルギー
本社 — 千葉県市川市110億円
エネルギー ライフサービス リアルエステート
京葉ガス不動産㈱・ HOTEL R9 Premium 市川駅前 — 千葉県市川市2,556百万円
リアル エステート
京和ガス㈱・導管・ガスメーター — 千葉県流山市他1,506百万円
エネルギー
千葉熱量調整所 — 千葉市中央区1,422百万円
エネルギー
千鳥供給所 — 千葉県浦安市1,378百万円
エネルギー
京葉ガス不動産㈱・ KGF南海神物流倉庫 — 千葉県船橋市1,039百万円
リアル エステート
京葉ガス不動産㈱・ KGF南海神第二物流倉庫 — 千葉県船橋市832百万円
リアル エステート
沼南供給所 — 千葉県柏市753百万円
エネルギー
京葉ガス不動産㈱・京葉ガスF松戸ビル — 千葉県松戸市489百万円
リアル エステート
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    京葉ガス不動産㈱
    千葉県市川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    京葉ガスカスタマーサービス㈱
    千葉県松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    京和ガス㈱
    千葉県流山市 · 連結子会社
    議決権50.6%
  • 国内
    京和住設㈱
    千葉県流山市 · 連結子会社
    議決権50.6%
  • 国内
    ㈱道の駅しょうなん
    千葉県柏市 · 連結子会社
    議決権51.1%
  • 国内
    KG America, LLC (注)4
    アメリカ ウィルミントン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    京葉住設㈱(注)5
    千葉県船橋市 · 持分法適用会社
    議決権19.9%
  • 国内
    京葉ガス情報システム㈱
    千葉県市川市 · 持分法適用会社
    議決権24.9%
  • 国内
    なのはなパイプライン㈱
    千葉市緑区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
  • 国内
    FFP Fund IX CEI Partnership, LLC (注)6
    アメリカ ウィルミントン · 持分法適用会社
  • 国内
    ㈱南悠商社
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権30.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2020-03-05
    1,904万円
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2021-03-04
    1,708万円
  • 調達
    ガスの調達(区分16)
    国税庁 · 2019-03-08
    1,583万円
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2024-02-16
    1,567万円
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2022-03-04
    1,561万円
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2023-03-06
    1,549万円
  • 調達
    ガスの調達(区分2)
    国税庁 · 2026-02-17
    1,479万円
  • 調達
    財務省税関研修所で使用するガス
    財務省 · 2016-01-26
    1,457万円
  • 調達
    財務省税関研修所ガス設備修繕工事
    財務省 · 2019-02-22
    1,337万円
  • 調達
    財務省税関研修所で使用するガス
    財務省 · 2018-01-19
    1,268万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,177億円営業利益38億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.7%、利益が+171.4%。

売上高
+1.7%
1,177億円
営業利益
+171.4%
38億円
純利益
+100.0%
32億円
営業利益率
3.2%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,200億円1,177億円
営業利益29億円38億円
純利益31億円32億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は644億円、営業利益は54億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−1.4%、営業利益は+14.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q438419.429
2023年2Q277155.411
2023年3Q238−12−5.0−8
2023年4Q276−17
2024年1Q37141.12
2024年2Q269228.217
2024年4Q517−12−2.3−3
2025年2Q653477.236
2025年4Q524−9−1.7−4
2026年2Q644548.445

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は909億円から1,177億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月9093822
2013年12月9354026
2014年12月9984529
2015年12月9486844
2016年12月8106440
2017年12月8396243
なのはなパイプライン株式会社設立(持分法適用関連会社)
2018年12月8775337
2019年12月9507249
2020年12月8877149
2021年12月8972617
2022年12月1,18872
2023年12月1,2292415
2024年12月1,15714231.216
FFP Fund IX CEI Partnership, LLC設立(持分法適用関連会社)
2025年12月1,17738463.232

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,177億円のうち、営業利益として残るのは38億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は32億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.1%801億円
  • その他の費用販管費とその他の損益28.7%338億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%38億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.8pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.4pt
3.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが137億円、投資CFが−131億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は164億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月120−64−275672
2013年12月106−89−201769
2014年12月116−89−152781
2015年12月137−97−264096
2016年12月122−92−2130105
2017年12月114−83−1631121
2018年12月126−97−1929130
2019年12月149−124−325153
2020年12月142−19536−53136
2021年12月87−17267−85117
2022年12月69−156101−87131
2023年12月283−251−2632142
2024年12月100−97−103135
2025年12月137−131236164

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,781億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,045億円で、自己資本比率は56.8%(業種中央値39.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月95353841554.6
2013年12月98657840856.8
2014年12月1,00860440458.1
2015年12月1,03565238361.1
2016年12月1,05168236962.9
2017年12月1,08873335565.4
2018年12月1,09173635565.4
2019年12月1,16079836266.8
2020年12月1,23283339965.6
2021年12月1,31885446462.9
2022年12月1,47589558058.9
2023年12月1,61192568655.5
2024年12月1,68398969456.8
2025年12月1,7811,04573556.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
220億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
821億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
735億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気・ガス業 29社との比較

同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率29社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率29社中27位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.3%/中央値 8.7%
P25 6.3%P75 12.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 7.0%
P25 5.3%P75 10.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.8%/中央値 39.4%
P25 24.6%P75 51.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 -1.0%
P25 -5.9%P75 5.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.6%
P25 2.3%P75 2.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,361で、1年前と比べて+23.0%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥1,361-0.2%1ヶ月-5.2%1年+23.0%時価総額446億円
過去52週の値幅
安値¥1,119高値¥1,542

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)14.1倍
PBR0.41倍
配当利回り1.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6/29から7/1にかけて急伸し52週高値1542円に達した後、利益確定売りでやや押し戻された。直近は1452円と25日線(1429円)を上回って推移。週足では上昇基調が続くが、7/3の大陰線(13600株の高出来高)が上値重さを示唆。1ヶ月で10.4%上昇、1年で35%の上昇と強いトレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PBR 0.43倍と業界平均0.97倍を下回り解散価値以下。PERは14.5倍で業界平均10.2倍よりやや高いが、PBRの低さを考慮すれば割安。ROEは3.3%と低いが、今期増益見込み。配当利回り1.52%は業界平均2.26%を下回るが、配当性向31.2%と安定しているため許容範囲。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍10.3倍
PER (予想)14.1倍
PBR0.41倍1.08倍
ROE3.3%10.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は原料費調整制度の恩恵と販売量増加で営業利益38億円と倍増見通し。強気派は、都市ガス需要の安定性とLNG卸売の拡大、収益改善を評価。弱気派は、長期的な人口減少でガス需要が減少するリスクや、再生可能エネルギーへのシフトでガス事業の将来性に疑問を呈する。PBR0.43倍と割安だが、ROE3.3%と低い。

プラスに働く材料7
  • 利益倍増見通し

    2025期営業利益38億円と前期比+157%。

  • 原料費調整制度

    原料高を価格転嫁でき、利益を安定化。

  • PBR0.43倍の割安

    解散価値の半分以下の株価でバリュエーション妙味。

  • 営業利益2.7倍への大幅増益2025年12月期影響

    営業利益14→38億円、前期比171%増

  • 純利益倍増で収益力回復2025年12月期影響

    純利益16→32億円、前期比2倍

  • PBR0.43倍の明確な割安感継続影響

    自己資本1,105億円に対し時価476億円

  • 営業利益率改善の継続期待2026年以降影響

    営業利益率1.2%→3.2%へ改善、さらなる上昇余地

マイナスに働く材料7
  • ガス需要減少リスク

    人口減少・省エネ・再エネシフトで長期的に需要減。

  • ROE低水準

    3.3%と資本効率が低く、株主価値向上が限定的。

  • 規制リスク

    ガス事業規制緩和やカーボンニュートラル政策の影響。

  • 売上高微減傾向の継続2025年12月期影響

    売上高1229→1157→1177億円、低成長

  • ガス需要の構造的減少リスク長期的影響

    人口減少・省エネで需要減少の可能性

  • 天候やエネルギー価格変動の影響四季影響

    暖冬で販売量減少、原料価格変動も

  • 配当利回り1.5%と低水準継続影響

    配当利回り1.5%で増配期待薄

次の決算で確かめる点
ガス販売量
需要動向を直接反映する重要指標。
営業利益
利益倍増計画の達成度を確認。
LNG卸売数量
新たな収益源としての成長性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは1.91%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
1.91%
いまの株価に対して
配当性向
31.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1714.6
2017年12月170.014.7
2018年12月10−40.017.4
2019年12月1883.313.7
2020年12月180.013.6
2021年12月209.151.0
2022年12月200.0
2023年12月200.080.6
2024年12月228.458.0
2025年12月2620.031.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,697人。区分でいちばん多いのは事業法人68.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が74.7%を占め、残る25.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人72.373.074.072.873.868.0
個人・その他13.313.214.316.318.024.5
金融機関12.311.710.810.07.16.7
証券会社0.10.10.30.50.60.4
自己株式0.40.40.40.40.40.4
外国法人2.12.00.60.30.50.4
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社南悠商社30.18
02株式会社ケイハイ8.86
03光通信KK投資事業有限責任組合6.47
04京葉住設株式会社5.49
05株式会社千葉興業銀行3.98
06京葉ガスエナジーソリューション 株式会社3.96
07京葉ガスリキッド株式会社3.18
08京葉都市開発株式会社2.33
09京葉瓦斯従業員持株会2.16
10京葉ガス情報システム株式会社2.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+139%、1株純資産は14期で+224%。直近期のROEは3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月429704.410.327.1
2013年12月491,0444.810.823.5
2014年12月531,0925.010.520.8
2015年12月831,1797.36.712.5
2016年12月751,2326.26.414.6
2017年12月801,3276.27.414.7
2018年12月3446,6555.28.017.4
2019年12月4587,2206.67.013.7
2020年12月1532,5136.28.313.6
2021年12月542,5762.121.851.0
2022年12月72,7020.3113.3
2023年12月452,7801.719.580.6
2024年12月502,9741.817.558.0
2025年12月1003,1443.311.831.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額228百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
菊池節代表取締役会長76373,326
江口孝代表取締役社長 社長執行役員6533,247
久能剛一取締役 常務執行役員5910,800
大石昇取締役 常務執行役員626,300
三浦一棋取締役 常務執行役員5814,200
前川渡取締役769,800
森隆男取締役678,900
上野洋介常勤監査役6119,600
稲垣浩一常勤監査役61633
加賀見俊夫監査役9022,400
青柳俊一監査役7116,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61592418331
監査役3292910
社外監査役2884
社外取締役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容960字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社、子会社8社、関連会社5社及びその他の関係会社1社)が営む主な事業内容と、各事業における当社グループ各社の位置づけ等は次のとおりである。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更している。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項」に記載している。 (エネルギー) 当社は、市川市・松戸市・鎌ケ谷市・浦安市・船橋市・柏市を主な供給区域として、都市ガスの製造、供給及び販売を行っている。京和ガス㈱(連結子会社)は、当社からガスの卸供給を受け、流山市を主な供給区域として、都市ガスの供給及び販売を行っている。なのはなパイプライン㈱(持分法適用関連会社)は、当社の将来にわたる原料調達の安定化を目的に、ガス導管の運営を行っている。当社が製造するガスの原料の一部を㈱南悠商社(その他の関係会社)から仕入れている。 当社及び京和ガス㈱は、主に都市ガスをお使いいただいているお客さまに、電力の販売を行っている。 当社及び京和ガス㈱は、お客さまからのお申し込みにより、お客さま負担のガス内管工事を行っている。 京葉ガスカスタマーサービス㈱(連結子会社)は、ガスメーターの検針や料金収納徴収業務の受託等を行っている。 KG America, LLC(連結子会社)及びFFP Fund IX CEI Partnership, LLC(持分法適用関連会社)は、米国における再生可能エネルギー関連事業を行っている。 (ライフサービス) 当社、京和ガス㈱及び京和住設㈱(連結子会社)は、ガス機器の販売を行っている。また、京葉住設㈱(持分法適用関連会社)は、ガス機器の販売及び住宅リフォーム事業等を行っている。 ㈱道の駅しょうなん(連結子会社)は、「道の駅しょうなん」の維持や管理、運営をしている。 (リアルエステート) 当社及び京葉ガス不動産㈱(連結子会社)は、不動産の賃貸等を行っている。また、当社は京葉ガス不動産㈱から事務所建物の一部を賃借し、土地の一部を賃貸している。 これらのほか、京葉ガス情報システム㈱(持分法適用関連会社)は、コンピュータによる情報処理サービス等を提供している。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のページのとおりである。 <事業系統図>
経営方針・対処すべき課題1,685字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、当社の経営理念である「お客さまの視点に立った企業活動を通じ、より快適な生活と豊かな社会の実現に貢献いたします。」の実現に向けて、エネルギーの安定供給と保安の確保に努めるとともに、お客さま満足の向上に努めることにより、お客さまから選ばれる企業を目指すことを基本方針としている。 (2) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題 現在、気候変動、自然災害の激甚化、脱炭素化の加速、エネルギー価格の高騰、デジタル技術の進化など、経営環境は大きく変化している。 こうした状況のなか、当社グループは「中期経営計画2025-2027」に定めたありたい姿である「都市ガスの安定供給・保安確保という社会的使命を担い続けるとともに、新しい価値を広くご提供することで、お客さまの“期待に応える”存在となる」の達成に向け、3つの事業領域の成長と経営基盤のさらなる強化に取り組む。 「エネルギー領域」では、都市ガスの安定供給、保安の確保に加えレジリエンスの強化を第一に、業務の効率化を推進していく。併せて、ガス事業の収支向上および電力小売事業の収支改善に向けた取り組みを継続的に強化していく。また、収益性の向上を念頭に、脱炭素化の推進および再生可能エネルギー開発等の将来に向けた投資についても、引き続き取り組んでいく。 「ライフサービス領域」では、お客さま接点の拡大・強化、リフォーム事業やくらしサポートサービスの強化、業務用サービスの拡大に取り組み、対面接点とデジタル技術を活用しながら、お客さまに多様なサービスをご提供することで、お客さまの“くらしのかかりつけ”を目指していく。 「リアルエステート領域」では、リーフシティ市川(*)の開発を計画通りに進め、地域活性化と収益最大化に向けた取り組みを推進していく。 そして、これら3つの事業領域を支える「経営基盤の強化」では、ガス事業の効率化やコスト削減、生産性向上を進めるとともに、将来を見据えた新規事業投資を加速し、DX推進などのデジタル投資を積極的に展開していく。 また、2025年2月に、東京証券取引所における上場市場の再編にあたり示された上場維持基準への適合を達成した。今後も本基準に適合した状態を継続的に維持できるよう、企業価値とガバナンスの向上に取り組む。 (*)当社市川工場跡地開発事業におけるエリア愛称。 (3) 目標とする経営指標 当社は、「中期経営計画2025-2027」において、経営目標を以下のとおり設けている。 指標   2027年目標 事業活動に伴うCO2※1の削減   排出量ゼロ カーボンオフセット都市ガスの導入   2%※2 再生可能エネルギー電源の開発   80地点※3 R&Dの推進   脱炭素・SDGsへの貢献 お客さまアカウント数※4の獲得   145万件 保安の高度化   重大事故ゼロ※5 スマートメーターの導入   導入の推進 レジリエンスへの投資   100億円※6 不動産事業の拡大   10%以上の利益成長※7 CX・DX戦略の推進   ・ガス事業における生産性※8の向上※7・ペーパーレス化:100%削減 人財戦略の推進   エンゲージメントスコアの向上 資本収益性の向上   ROE 4.5%以上 ※1 京葉ガス事業所のガス・電気のエネルギー使用、社用車の走行により排出するCO2 ※2 都市ガス販売量に占める割合 ※3 累計地点数 ※4 ガス(都市ガス・LPG)・電気・その他サービスにおける利用者数 ※5 当社ガス事業における設備の故障などに起因する人身事故・大規模供給停止、当社が原因となるガスに起因する爆発事故、お客さま先でのガス機器使用に伴う死亡事故 ※6 2025-2027年の累計投資額 ※7 2024年比 ※8 ガス事業にかかわる一人当たりのお客さま件数(取付ガスメーター数)
事業等のリスク3,330字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがある。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) ガス事故 ガスの製造・供給に関する重大な漏洩・爆発事故等が発生した場合、お客さまへの安定供給に支障を及ぼす可能性がある。さらに、お客さまの身体・財産等に被害を与えてしまった場合には、訴訟・損害賠償費用の発生や社会的信頼の喪失等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、ガス製造・受入設備の定期整備、ガス導管の経年対策など、ガス事故や供給支障の防止に取り組むとともに、保安に携わる社員に対する教育・訓練を通じた人財育成を積極的に行っている。また、365日24時間の保安体制を構築し、安全の確保に努めている。 (2) 自然災害 当社グループの事業基盤は千葉県北西部に集中しているため、同地区に大規模な地震等の自然災害が発生した場合、導管等の供給設備やお客さまのガス設備に重大な被害が発生し、都市ガスの供給に支障を及ぼす可能性がある。また、その復旧対応に伴う費用が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、ガス導管の耐震化などの設備対策や、災害発生時に該当地区のガス供給を停止することによる二次災害の防止、早期復旧のための災害対応業務及び優先度の高い通常業務を発災直後から適切に実施するための基準整備などを実施している。また、大規模な地震を想定した全社的な訓練を定期的に実施しており、発災時の対応能力の強化に努めている。 (3) 競争の激化 ガス小売自由化等に伴う競争の激化による、お客さまの流出やガス販売価格の値下げ圧力などが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、お客さまのくらしをより便利に・豊かにするくらしサポートサービスの拡販や、業務用のお客さまに対して環境性・経済性等の向上に寄与する提案を推進するなど、新規のお客さまの獲得やお客さまの流出防止に努めている。 (4) 基幹情報システムの支障、サイバー攻撃 ガスの製造・供給監視、ガス料金や電気料金の計算等を行う基幹情報システムに重大な支障が発生した場合やサイバー攻撃を受けた場合、お客さまへの安定供給や円滑なサービスの提供が損なわれ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、耐災害性に優れた堅牢な建物への設置、冗長化による耐障害性の高い通信及びシステム、機能維持のための適切な保守及び各種セキュリティ対策、インシデント対応訓練、従業員へのセキュリティ教育や標的型攻撃メール訓練の実施等により、システムの安定稼働の実現やサイバー攻撃に備えた対策を実施している。 (5) コンプライアンスに関するリスク コンプライアンスの徹底については日頃より万全を期しているが、万一、ガス事業法その他の法令等に照らして不適切な行為や、企業倫理に反した行為等が発生した場合には、社会的信頼を喪失し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、社長を委員長とするコンプライアンス委員会を設置しコンプライアンスに関する施策を検討・実施するとともに、年2回の教育研修などを通じ、コンプライアンス意識を着実に浸透させている。 (6) 情報漏洩 公益事業者として、大勢のお客さまの個人情報等の管理には万全を期しているが、万一お客さま情報が社外に流出した場合には、社会的信頼を喪失するとともに、損害賠償費用等が発生する可能性がある。 このため、情報システム利用、情報システムセキュリティ対策及び個人情報保護に関する規程を策定し、事業活動において取り扱う情報の適正な保護・管理、漏洩防止に努めている。また、お客さま情報を取り扱う委託先全箇所に対し、情報の取り扱いに関する順守状況等の確認を定期的に実施しており、当社・委託先双方の個人情報保護に関する意識の向上を図っている。 (7) 気候変動とお客さまの消費行動の変容 ガス事業におけるガスの販売量は、気温・水温によって増減するため、暖冬や猛暑等の気候変動により、大きく変動する可能性がある。 また、お客さまのエネルギー消費行動の変容(節約意識の高まり等)が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、工業用などの気温・水温の影響を受けにくい需要や、ガス販売量が低下する夏場の需要を押し上げる効果のあるガス空調需要の拡大に努めるとともに、ガス機器の拡販等によるガス需要の拡大やお客さまの新規獲得に努めている。 (8) 原料価格の変動と原料調達の支障 都市ガスの原料であるLNG等は、その価格が原油価格や為替相場等の変動の影響を受けており、その変動によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 また、国際情勢の変化などにより当社の原料調達先におけるLNG輸入に不測の事態が生じた場合、当社の安定的な原料調達に支障を及ぼす可能性がある。 このため、調達先の多様化を実施するとともに、原油価格や為替相場の推移などから最適な原料調達に努めている。なお、原料価格変動の影響については、原料費調整制度の適用によりガス販売価格に反映させることができるが、反映までのタイムラグにより、決算期を越えて業績に影響を及ぼす可能性がある。 (9) 卸電力取引所の取引価格の変動 電力小売事業において、卸電力取引所における取引価格の変動は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、電力調達の多様化やデリバティブ取引の活用などにより、収支変動リスクの抑制に努めている。 (10)ガス消費機器・設備に関するトラブル ガス消費機器・設備は維持管理責任を伴うお客さまの資産であるが、当社の責めによる重大なトラブルが発生し、お客さまの身体・財産等に被害を与えてしまった場合には、訴訟・損害賠償費用の発生や社会的信頼の喪失等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、法令に基づく頻度でお客さま宅を訪問し、ガス消費機器の安全に関する調査やご説明を実施し、お客さまのガス保安の強化に努めている。また、保安業務の担当者に対しては、教育・訓練のための専門施設にて、社内資格制度に基づく資格講習や定期的な保安教育を実施することで、保安人財の育成に努めている。 (11)投資未回収等 不動産開発投資、システム開発投資、再生可能エネルギー事業や新規事業等に向けた出資など大規模な投資を実施した場合、その後の経済情勢の変化等により所期の成果を生み出せず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。また、投資回収が長期に渡る案件については、投資初期に費用が偏在することで、短期的には収支に悪影響を及ぼす可能性がある。 このため、案件ごとに投資目的や効果、事業性、採算性、リスク等の評価を実施した上で、取締役会や執行役員会などに諮るなど、総合的な判断の上で慎重な投資判断を行っている。 (12)感染症の流行 新型インフルエンザ等感染症が流行した非常時において、ガス事業の継続が困難となる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、新型インフルエンザ等感染症対策に関する業務計画及び事業継続計画を策定し、非常時においても都市ガスの供給を維持するよう対策を実施している。 (13)脱炭素化の進展 世界的に脱炭素化に向けた議論が進められ、国内においても、政府が「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言している。国のエネルギー政策変更や新たな環境政策が実施され、競争の激化や当社グループを取り巻く環境が大きく変化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 このため、カーボンオフセット都市ガスの供給、カーボンフリーでんきの導入や再生可能エネルギー電源の開発を進めている。また今後の社会動向を注視するとともに、その動向に合わせた対策を検討・実施していく。
経営成績の分析 (MD&A)5,102字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 (1) 経営成績 当連結会計年度の我が国経済は、景気の緩やかな回復が見られるものの、今後の物価動向や米国の通商政策をめぐる動向などの景気を下押しするリスクに留意する必要がある。また、エネルギー業界においては、国際情勢によるLNG供給の不安定化、DX・GX進展に伴う電力需要増加、脱炭素と経済成長の両立を求める潮流など、難しい状況にある。 このような状況のなか、当社グループは、持続的成長を目的として策定した「中期経営計画2025-2027」にて掲げている「都市ガスの安定供給・保安確保という社会的使命を担い続けるとともに、新しい価値を広くご提供することで、お客さまの"期待に応える"存在となる」の達成に向け、「エネルギー」、「ライフサービス」、「リアルエステート」からなる3つの事業領域の成長と経営基盤の強化に取り組んできた。 当連結会計年度の売上高については、電力小売事業における販売量増加、リアルエステート事業における売上高増加などにより、前連結会計年度に比べ1.7%増加の117,665百万円となった。売上原価については、原料価格下落の影響でガス原材料費が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べ0.8%減少の80,052百万円となった。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ167.6%増加の3,839百万円、経常利益は104.5%増加の4,635百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ97.8%増加の3,210百万円となった。 セグメント別の業績は、次のとおりである。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載している。 <エネルギー> 売上高は、電力小売販売量が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ1.8%増加の109,085百万円となった。営業費用は、ガス原料価格の下落等により前連結会計年度に比べ0.4%減少の103,243百万円となった。セグメント利益は、電力調達コストの低減などによる電力小売収支の改善やガス事業でのスライドタイムラグによる増益影響(*)などにより、前連結会計年度に比べ70.5%増加の5,842百万円となった。 (*)ガス原料価格の変動が、原料費調整制度に基づくガス販売単価に反映されるまで一定の時間差があることで、一時的な増減益要因となる。 ガス 当連結会計年度末の都市ガスお客さま件数は前連結会計年度末に比べ1.2%増加し、1,074,418件となった。当連結会計年度のガス販売量は、家庭用については、気温水温が低めに推移したことやお客さま件数が増加した影響などにより前連結会計年度に比べ2.0%増加した。また、業務用については、お客さま設備の稼働が増加したことなどにより0.3%増加した。この結果、ガス販売量合計では、前連結会計年度に比べ1.1%増加の672,166千㎥となった。 電力小売 電力小売販売量は、お客さま件数が増加した影響などにより、前連結会計年度に比べ14.7%増加の628,720千kWhとなった。 <ライフサービス> 売上高は、ガス機器販売などが減少したことに伴い、前連結会計年度に比べ5.6%減少の6,673百万円となった。営業費用は6.4%減少となった結果、セグメント利益は2.1%増加の700百万円となった。 <リアルエステート> 売上高は、リーフシティ市川における不動産賃貸収入が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ21.8%増加の2,172百万円となった。営業費用は、リーフシティ市川における賃貸住宅竣工に伴う初期費用の発生等により67.8%増加の1,279百万円となった結果、セグメント利益は12.5%減少の893百万円となった。 (注) 本報告書でのガス量はすべて1m3当たり45メガジュール(MJ)換算で表示している。 (2) 財政状態 総資産は、前連結会計年度末に比べ9,802百万円増加の178,053百万円となった。これは、退職給付に係る資産の増加などにより固定資産が7,682百万円増加したことや、現金及び預金の増加などにより流動資産が2,120百万円増加したことによるものである。 負債は、前連結会計年度末に比べ4,143百万円増加の73,517百万円となった。これは、長期借入金の増加などにより固定負債が5,228百万円増加した一方、支払手形及び買掛金の減少などにより流動負債が1,085百万円減少したことによるものである。 純資産は、前連結会計年度末に比べ5,659百万円増加の104,535百万円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が2,404百万円増加したことや、その他有価証券評価差額金が1,625百万円増加したことによるものである。 この結果、自己資本比率は56.8%となった。 (3) キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3,691百万円増加の13,699百万円の収入となった。これは、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度に比べ2,402百万円増加したことなどによるものである。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3,438百万円支出増加の13,089百万円の支出となった。これは、定期預金の純増減額が前連結会計年度に比べ4,470百万円増加となった一方、有形及び無形固定資産の取得による支出が前連結会計年度に比べ1,826百万円減少したことなどによるものである。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入が前連結会計年度に比べ3,925百万円増加したことなどにより、前連結会計年度の1,022百万円の支出から2,280百万円の収入に転じた。 以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,905百万円増加の16,399百万円となった。 (4) 生産、受注及び販売の実績 当社グループにおいては、ガス事業が生産及び販売活動の中心となっている。 このため、以下はガス事業における生産及び販売の状況について記載している。 ① 生産実績 最近2連結会計年度におけるガスの生産実績は、次のとおりである。 製品   項目   前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) ガス   製造ガス(千m3)   170,224   178,517 製品ガス仕入(千m3)   505,609   505,330 ② 受注状況 ガスについては、その性質上受注生産を行わない。 ③ 販売実績 ガスは、導管を通じて直接お客さまに販売している。 最近2連結会計年度におけるガスの販売実績は次のとおりである。 項目   前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 数量(千m3)   金額(百万円)   数量(千m3)   金額(百万円) ガス販売 家庭用   295,339   51,591   301,360   52,059 その他   369,713   34,232   370,805   33,264 計   665,053   85,824   672,166   85,323 都市ガスお客さま件数(*)   1,061,916   1,074,418 (*) 都市ガスお客さま件数:取付ガスメーター数 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの販売活動の中心であるガス事業において、その販売量は気温・水温の変動により影響を受ける。家庭用ガス販売の主な用途は暖房・給湯需要であるため、暖冬の場合には販売量が減少し、減益要因となる。さらに、家庭用以外のガス販売では、商業施設やホテル向けを含む商業用や、学校や官公庁向けを含むその他用において、暖房・冷房用の需要が冬場・夏場の気温の変動の影響を受けるため、販売量が増減する。 また、当社グループが供給するガスの原料であるLNG等の価格は、原油価格や為替相場等の変動の影響を受ける。原料価格の変動は原料費調整制度によりガスの販売価格に反映され、中長期的には回収されるが、その反映までにタイムラグが生じることにより、連結会計年度末時点において経営成績等に影響を及ぼすことがある。 さらに、電力小売事業において、電力調達先かつ供給余力を活用した電力の販売先である卸電力取引所における取引価格は、電気の需要と供給のバランス等により決定されており、需給バランスの状態によっては大きく価格変動する可能性があり、その変動によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 (6) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は、ガス導管を中心とした設備投資資金であり、そのための資金調達については、自己資金及び金融機関からの借入れを基本としている。 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は33,647百万円、現預金残高は22,033百万円である。 (7) 目標とする経営指標の実績 中期経営計画(2025-2027)の、当社の経営指標の実績は以下のとおりである。 中期経営計画(2025-2027)経営目標   2025年実績 事業活動に伴うCO2※1の削減(排出量ゼロ)   65%削減※2 カーボンオフセット都市ガスの導入(2%)   1.1%※3 再生可能エネルギー電源の開発(80地点)    76地点※4 R&Dの推進(脱炭素・SDGsへの貢献)   ・海外太陽光蓄電池併設型案件への投資決定・国内系統用蓄電池事業投資検討実施・アグリゲーター複数社との面談・情報交換の実施 お客さまアカウント数※5の獲得(145万件)   137.4万件 保安の高度化(重大事故ゼロ)   重大事故ゼロ※6 スマートメーターの導入(導入の推進)   ・スマートメーター先行導入実施・新センターシステムのトライアル開始・情報収集 レジリエンスへの投資(100億円)   32.7億円 不動産事業の拡大(10%以上の利益成長)   利益成長率△12.5%※7 CX・DXの推進 (ガス事業における生産性※8の向上)(ペーパーレス化:100%削減)   ・生産性向上:2024年から9ポイント向上※7・ペーパーレス化:90% 人財戦略の推進(エンゲージメントスコアの向上)   エンゲージメント調査実施 資本収益性の向上(ROE4.5%)   ROE3.3% ※1 京葉ガス事業所のガス・電気のエネルギー使用、社用車の走行により排出するCO2 ※2 2020年比 ※3 都市ガス販売量に占める割合 ※4 累計地点数 ※5 ガス(都市ガス・LPG)・電気・その他サービスにおける利用者数 ※6 当社ガス事業における設備の故障などに起因する人身事故・大規模供給停止、当社が原因となるガスに起因する爆発事故、お客さま先でのガス機器使用に伴う死亡事故 ※7 2024年比 ※8 ガス事業にかかわる一人当たりのお客さま件数(取付ガスメーター数) (8) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されている。この連結財務諸表の作成にあたり見積りが必要な事項については、入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき、会計上の見積りを行っている。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載している。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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