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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

伊豆シャボテンリゾート

Izu Shaboten Resort Co.,Ltd6819 · Standard · サービス業

伊豆半島の動植物園を中核に、宿泊・飲食・物販を束ねるレジャー事業の持株会社。

概要

伊豆シャボテンリゾート株式会社は、伊豆半島の動物公園や宿泊施設、全国の動物ふれあい施設を運営する持株会社である。東京都港区に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は55億円、従業員数176名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、子会社を通じてレジャー事業、アニタッチ事業、ホテル事業の3セグメントを展開する。

レジャー・アニタッチ・ホテルの3事業で構成

当社グループは3つのセグメントで事業を展開する。レジャー事業は株式会社伊豆シャボテン公園が運営する伊豆シャボテン動物公園や伊豆ぐらんぱる公園など伊豆半島の施設が中心で、2025年度の売上高は36億円、セグメント利益は8億円である。アニタッチ事業は同じく伊豆シャボテン公園が運営する動物ふれあい施設「アニタッチ」の6店舗からなり、売上高12億円、利益3億円。ホテル事業は2023年に連結子会社化した株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジなどの宿泊施設で、売上高7億円、利益0.2億円。3事業合わせて年間約240万人の来場者を集める。

営業利益とEBITDAを重視する経営指標

当社は持株会社としてグループ全体のシナジー向上を図り、継続的な連結当期純利益の計上を目標とする。特に重要な経営指標として営業利益を掲げ、2025年度の営業利益は11億円(前期比2.0%減)であった。また、多額の設備投資に伴う減価償却費の影響を加味したEBITDAも重視しており、各公園施設の投資効率を測定する。純資産は63億円、自己資本比率81.2%と財務基盤は安定している。売上高は2025年度に55億円と前期比1.9%増加したが、来場者数はレジャー事業で56千人減、アニタッチ事業で39千人減となり、集客力の向上が課題である。

持株会社と3つの連結子会社によるグループ体制

グループは当社(持株会社)と連結子会社3社、持分法適用関連会社1社で構成される。連結子会社は、伊豆シャボテン動物公園などを運営する株式会社伊豆シャボテン公園、ホテル事業の株式会社伊豆ドリームビレッジ、および株式会社FLACOCOである。持分法適用関連会社は株式会社ウェブ。伊豆シャボテン公園は2015年に旧サボテンパークアンドリゾートと旧伊豆四季の花・海洋公園が合併して誕生し、グループのレジャー事業とアニタッチ事業の中核を担う。伊豆ドリームビレッジは2023年に子会社化され、グランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」などを運営する。

伊豆半島と全国に広がる施設ネットワーク

レジャー事業の施設は静岡県伊豆半島に集中する。伊豆シャボテン動物公園(伊東市)はサボテン展示と動物との触れ合いが特徴で、冬のイルミネーション「グランイルミ」で知られる伊豆ぐらんぱる公園も同地域にある。一方、アニタッチ事業は伊豆を離れ、2021年に開業した「アニタッチみなとみらい」(神奈川県)を皮切りに全国6か所に展開する。ホテル事業の伊豆シャボテンヴィレッジは動物公園隣接地に位置し、グランピング体験を提供する。グループ全体で年間240万人超の来場者を集めるが、依然として伊豆地域への依存度が高く、アニタッチ事業の拡大により地理的分散を進めている。

業界の中での役割はレジャー・観光業界における施設運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
56億円
営業利益
12億円
営業利益率
21.4%
純利益
8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01レジャー・観光主力

伊豆シャボテン動物公園を中核に、動植物の展示・飼育、動物とのふれあい体験、宿泊施設、飲食・物販などを通じて、観光客にレジャー体験を提供しています。

主な製品・サービス3
動物公園事業
伊豆シャボテン動物公園における動植物の展示、飼育、ショーなどを行う事業。
宿泊事業
伊豆ドリームビレッジにおける宿泊施設の運営。
飲食・物販事業
園内および関連施設における飲食店、売店の運営。

製品と技術

伊豆シャボテン動物公園:サボテン展示と動物との触れ合い

静岡県伊東市に位置する伊豆シャボテン動物公園は、グループの中核施設である。約1,500種のサボテンと多肉植物を展示する温室が特徴で、カピバラやワオキツネザルなど小動物との触れ合い体験も提供する。隣接する伊豆ぐらんぱる公園では冬季に大規模イルミネーション「グランイルミ」を開催し、約600万球のLEDが園内を彩る。これらの施設は入園料収入が主体で、2025年度のレジャー事業売上36億円の大部分を占める。来場者数は約158万人であり、グループの集客力の核となっている。

アニタッチ:全国6店舗で展開する動物ふれあい施設

アニタッチは、2021年に横浜・みなとみらいで第1号店を開業した動物ふれあい専門施設である。屋内型で天候に左右されず、モルモットやハリネズミなど小さな動物との接触を重視する。現在は全国6店舗を展開し、2025年度の来場者数は約79万人、売上高12億円を計上した。セグメント利益は3億円と高水準であり、グループの収益性改善に貢献している。今後3年間で店舗数を倍の12店舗に増やす計画で、認知度向上が課題とされている。

伊豆シャボテンヴィレッジ:グランピング×動物園の宿泊体験

株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジは、伊豆シャボテン動物公園の隣接地に位置するグランピング施設である。ドームテントやトレーラーハウスでの宿泊が可能で、動物公園との連携プランや温泉施設も提供する。全国的なグランピングブームの落ち着きと競合増加により、2025年度のホテル事業売上は7億円と微増に留まり、セグメント利益は0.2億円と前期比62%減となった。認知度向上と差別化が急務であり、他社との協業や広告戦略の見直しを進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

観光施設で独自性、高収益で業界上位

伊豆シャボテンリゾートは、伊豆半島に拠点を置く観光・レジャー施設運営企業で、同業他社のジンジブやダイブグループと比較し、動物園と植物園を融合させた独自のコンテンツで差別化を図っている。売上高は2025年3月期に55億円、2026年3月期には56億円と堅調に推移し、営業利益率は21%前後と高い水準を維持している。観光需要の回復により入園者数が増加し、収益を牽引している。ただし、地域の天候や季節変動の影響を受けやすく、また、インバウンド需要への依存度も高い。

強み

  • 動物と植物を融合した世界でも珍しい施設で、他社にない差別化された体験を提供。
  • 営業利益率が21%を超え、安定した収益構造を持ち、投資回収効率が高い。
  • 近年の観光需要の回復を追い風に、入園者数と売上が順調に伸びている。
  • 長年の運営実績と認知度で、強固なブランドを確立し、リピーター獲得につなげている。

課題

  • 屋外施設が中心で、悪天候時の収入減が避けられず、天候リスクへの対策が課題。
  • 訪日客の動向に売上が左右され、為替や社会情勢の変化で収益が不安定になる。
  • 施設の老朽化が進み、維持更新のための設備投資が必要で、投資負担が大きい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が伊豆シャボテンリゾート

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16568神戸天然物化学96億円12.4倍
26189グローバルキッズCOMPANY96億円27.5倍
39791ビケンテクノ93億円6.4倍
47087ウイルテック92億円10.1倍
56033エクストリーム90億円7.5倍
66819伊豆シャボテンリゾート88億円10.4倍
72488JTP87億円12.0倍
83121マーチャント・バンカーズ86億円
96560エル・ティー・エス86億円8.3倍
109761東海リース85億円11.6倍
113021パシフィックネット85億円9.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

体感音響機器メーカーとして1976年に創業

1976年1月、東京都新宿区で体感音響機器の商品化を目的に会社が設立された。同年5月には第1号製品「ボディソニックチェアMC1000」を発売し、新しい音楽の聴き方を提案した。1990年4月には日本証券業協会に店頭登録し、1998年6月に本社を渋谷区へ移転。2000年7月、社名を「オメガ・プロジェクト株式会社」に変更した。しかし当初の主力事業であった電子機器関連(旧ボディソニック事業)は2003年3月に営業権を譲渡され、会社は事業の転換を迫られることとなる。

レジャー事業への参入と上場市場の変更(2004年)

2004年12月、当時電子機器事業を譲渡したばかりの同社は、株式会社サボテンパークアンドリゾートに経営参加し、レジャー事業に着手した。同時に日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2005年4月には社名を「オメガプロジェクト・ホールディングス株式会社」に変更し、持株会社体制へ移行した。2006年6月にはサボテンパークアンドリゾートと伊豆スカイラインカントリー株式会社を連結子会社化し、レジャー事業の基盤を固めた。2007年5月には株式会社FLACOCOを子会社化し、グループを拡大した。

社名変更と再編を経て2015年に現在の姿へ

2010年10月、大阪証券取引所の市場統合に伴いJASDAQ(スタンダード)へ移行し、社名を「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社」に変更。2012年10月には株式会社伊豆四季の花・海洋公園を会社分割により設立し子会社化した。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2015年7月、社名を「伊豆シャボテンリゾート株式会社」に変更し、同時に子会社のサボテンパークアンドリゾートと伊豆四季の花・海洋公園を合併して「株式会社伊豆シャボテン公園」とした。これにより現在のグループ名称と事業体制が確立した。

アニタッチ事業の開始とホテル事業の強化(2021年〜2023年)

2021年10月、株式会社伊豆シャボテン公園の新規事業として「アニタッチみなとみらい」を開業。動物と直接触れ合える施設として人気を集め、その後全国に店舗を拡大した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより東証スタンダード市場へ移行。2023年4月には株式会社伊豆ドリームビレッジを連結子会社化し、ホテル事業を本格化した。同社が運営する「伊豆シャボテンヴィレッジ」はグランピング施設として知られ、動物公園と連携した宿泊体験を提供する。この2つの新規事業により、グループの収益源はレジャー事業一辺倒から多角化が進んだ。

2025年度の業績:売上55億円、営業利益11億円

2025年度(2026年3月期)の連結業績は売上高55億円(前期比1.9%増)、営業利益11億円(同2.0%減)となった。セグメント別ではレジャー事業が売上36億円(同3.7%増)だが利益は8億円(同4.7%減)と減益。アニタッチ事業は売上12億円(同2.6%減)ながら利益3億円(同5.1%増)と増益を達成。ホテル事業は売上7億円(同0.4%増)だが利益0.2億円(同62.0%減)と大幅減益となった。来場者数はレジャー事業158万5千人(5万6千人減)、アニタッチ事業79万人(3万9千人減)と減少傾向にある一方、客単価向上により売上は維持された。

年表21件を開く

1970年代

  • 1976年1月創業体感音響機器の商品化を図り、新しい音楽の聴き方を提案普及させる目的をもって会社設立。(本社:東京都新宿区)
  • 1976年5月ボディソニック製品第1号“ボディソニックチェアMC1000”を全国主要電器販売店を通じ販売開始。

1990年代

  • 1990年4月当社株式を社団法人日本証券業協会へ店頭売買銘柄として登録。
  • 1998年6月東京都渋谷区に本社を移転。

2000年代

  • 2000年7月商号変更会社商号を「オメガ・プロジェクト株式会社」に変更。
  • 2003年3月電子機器関連事業(旧ボディソニック事業)の営業権を譲渡。
  • 2004年12月株式会社サボテンパークアンドリゾートに経営参加し、レジャー事業に着手。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年4月商号変更会社商号を「オメガプロジェクト・ホールディングス株式会社」に変更。
  • 2006年6月M&A株式会社サボテンパークアンドリゾート及び伊豆スカイラインカントリー株式会社を連結子会社化。
  • 2006年7月東京都千代田区に本社を移転。
  • 2007年5月M&A株式会社FLACOCOを連結子会社化。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場。
  • 2010年7月東京都港区に本社を移転。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場。会社商号を「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社」に変更。
  • 2012年10月M&A株式会社伊豆四季の花・海洋公園を株式会社サボテンパークアンドリゾートの会社分割により設立、連結子会社化。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2015年7月M&A会社商号を「伊豆シャボテンリゾート株式会社」に変更。株式会社サボテンパークアンドリゾートと株式会社伊豆四季の花・海洋公園を合併し、社名を 株式会社伊豆シャボテン公園に変更。

2020年代

  • 2021年10月株式会社伊豆シャボテン公園の新規事業として、「アニタッチみなとみらい」を開業。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東証スタンダード市場へ移行。
  • 2023年4月M&A株式会社伊豆ドリームビレッジを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • アニタッチ店舗数2029年3月期まで12店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ知名度向上と集客施策

    約240万人の来園実績を活かし、認知度向上策を講じてさらなる集客を図る。各施設の魅力をPRし、入園者数増加を目指す。

  2. 02

    アニタッチ事業の店舗拡大

    動物ふれあい事業「アニタッチ」について、3年後の2029年3月期までに現在の倍となる12店舗を目指す。

  3. 03

    グループ間シナジー強化

    グループ会社間の協力体制を強固にし、相乗効果による収益向上を図る。

  4. 04

    人材確保と組織力強化

    人事・賃金制度や研修の見直しにより優秀な人材を確保し、複雑化する業務に対応できる組織力を培う。

  5. 05

    コンプライアンス推進

    高い倫理観と社会的責任に基づく行動を徹底し、外部専門家との連携により法令違反を未然に防止する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で176人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は473万円で、9期前と比べて3.5%平均年齢は33.4歳、平均勤続年数は6.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月108
2018年3月107
2019年3月49034.95.3109
2020年3月48634.65.0107
2021年3月46835.56.696
2022年3月51937.68.0114
2023年3月62438.69.0138
2024年3月63738.59.7182
2025年3月64439.510.7170706
2026年3月47333.46.8176682

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
レジャー事業 アニタッチ事業 — ㈱伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市)(注)22,272百万円
ホテル 事業 — ㈱伊豆ドリームビレッジ(静岡県伊東市)(注)3502百万円
本社(静岡県伊東市)(注)2106百万円
レジャー事業
本社 — 東京都港区3百万円
全社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は56億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+0.0%。

売上高
+1.8%
56億円
営業利益
+0.0%
12億円
純利益
-11.1%
8億円
営業利益率
21.4%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高60億円56億円
営業利益14億円12億円
純利益10億円8億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は13億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.4%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q92
2024年1Q9111.1−3
2024年2Q14428.63
2024年3Q12216.71
2024年4Q112
2025年2Q27622.24
2025年4Q28621.45
2026年2Q28621.44
2026年4Q28621.44
2027年1Q13215.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は21億円から56億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は21.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月2102
2014年3月2111
会社商号を「伊豆シャボテンリゾート株式会社」に変更。株式会社サボテンパークアンドリゾートと株式会社伊豆四季の花・海洋公園を合併し、社名を 株式会社伊豆シャボテン公園に変更。
2015年3月2510
2016年3月2810
2017年3月3045
2018年3月3155
2019年3月3144
2020年3月3032
2021年3月2123
2022年3月2422
株式会社伊豆ドリームビレッジを連結子会社化
2023年3月3475
2024年3月46103
2025年3月55121221.89
2026年3月56121221.48

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高56億円のうち、営業利益として残るのは12億円21.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の14.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金19.6%11億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.9%33億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.4%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
80.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.9pt
21.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.2pt
14.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.1pt
13.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが13億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は24億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−1−1−12
2014年3月0−12−12
2015年3月2−2103
2016年3月4−3013
2017年3月5−3026
2018年3月5−70−24
2019年3月6−6004
2020年3月4−4004
2021年3月6−13512
2022年3月3−60−38
2023年3月10−44618
2024年3月10−6−5418
2025年3月15−8−5719
2026年3月13−5−3824

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が63億円で、自己資本比率は81.2%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月113827.9
2014年3月127555.5
2015年3月138562.5
2016年3月168850.1
2017年3月2113861.9
2018年3月2318575.6
2019年3月2721680.5
2020年3月2823581.4
2021年3月3526973.1
2022年3月38281074.2
2023年3月49331666.0
2024年3月67491873.1
2025年3月73581579.0
2026年3月78631581.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
27億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
44億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中43位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中395位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
21.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥474で、1年前と比べて-1.4%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥474-0.2%1ヶ月-0.8%1年-1.4%時価総額88億円
過去52週の値幅
安値¥440高値¥508

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.4倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR1.44倍
配当利回り4.22%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は478円で、25日移動平均線の473.88円を+0.9%上回り、75日線の469.12円も上回っています。52週高値の523円からは約8.6%下落した位置にあり、52週安値の440円からは約8.6%上昇しています。出来高は7月9日に5.2万株と急増しましたが、その後は数千株の水準が続き、流動性は低いです。RSIは66.67とやや過熱気味です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが10.5倍と業界平均22.5倍を下回り、PBR1.4倍に対し業界平均3.2倍で割安感がある。ROE13.9%と高く、収益力は良好。配当利回り4.2%は業界平均2.7%を上回り、株主還元も手厚い。ただし配当性向88.5%と高く、今後の増配余地は限定的。売上高は堅調に推移しており、収益の安定性は高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.4倍23.4倍
PER (予想)9.0倍
PBR1.44倍3.51倍
ROE13.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、インバウンド需要や国内レジャー需要の変化への対応力と、高収益体制の持続性。強気派は、独自のテーマパークとしての希少性と、インバウンド回復による集客増、高い営業利益率を評価。弱気派は、少子高齢化による国内需要減、施設老朽化への投資負担、異常気象や感染症による来場リスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • 独自性とブランド

    動物との触れ合い体験と「シャボテン」ブランドで他園との差別化。

  • 高収益体質

    営業利益率21%超とサービス業として非常に高い。

  • インバウンド期待

    訪日客の増加で入園料収入の押し上げが期待。売上高も増加。

  • PER10.5倍・PBR1.4倍、ROE13.9%との比較で割安感通年影響

    PERは10.5倍、PBRは1.4倍。ROEが13.9%と高い一方、株価は1年で1.6%下落しており、投資指標の改善余地がある。

  • 売上高56億円と過去最高、営業利益率21.4%の高収益決算発表後影響

    売上高は前期比1.8%増の56億円、営業利益率は21.4%と2期連続20%超を維持。高収益体質が再評価されやすい。

  • 配当利回り4.18%が金融機関の投資対象として魅力的継続影響

    配当利回り4.18%は預金金利と比べて高水準。株主還元策が安定していることが下値を支える。

  • 業績安定にもかかわらず株価が1年間小幅下落、戻り期待不定影響

    過去1年間の株価変動率は-1.6%と、同期間の営業利益12億円維持を考慮すると割安感から反動高があり得る。

マイナスに働く材料7
  • 需要の一極集中

    レジャー施設の需要は景気や感染症に敏感で変動が大きい。

  • 少子高齢化

    国内の若年層の減少で来場者数が長期的に減少する可能性。

  • 施設更新投資

    老朽化対応や魅力維持のための投資が利益を圧迫する恐れ。

  • 売上高伸び率が19.6%から1.8%へ急減速通年影響

    前々期は46億→55億と19.6%増だったが、前期は55億→56億の1.8%増にとどまり、成長鈍化が鮮明。

  • 純利益が9億円から8億円に減少決算発表後影響

    純利益は9億円から8億円と前期比−11.1%減。この傾向が続けば一株利益の低下が避けられない。

  • 外国人保有比率1.86%で需給がぜい弱継続影響

    外国人保有比率は1.86%にとどまり、売買が薄い。まとまった売りが出た場合、株価が急落しやすい。

  • 営業利益率の低下(21.82%→21.43%)が続く可能性通年影響

    営業利益率は前期比0.39ポイント低下。コスト増が続けば利益率はさらに下押しされる。

次の決算で確かめる点
来場者数
収益の基盤。増減が売上高に直結し、トレンドを最も敏感に反映。
客単価
混雑や価格設定の妥当性を示す。アップグレード効果を確認。
営業利益率
高収益を持続できるか。施設維持コストの増加に注意。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは4.22%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
4.22%
いまの株価に対して
配当性向
88.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年3月1057.5
2025年3月1550.0104.3
2026年3月2033.388.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,147人。区分でいちばん多いのは事業法人59.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.3%を占め、残る40.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人40.040.041.359.859.759.2
個人・その他55.953.748.535.935.737.4
外国法人1.21.23.31.52.21.8
証券会社2.74.65.72.22.21.5
自己株式0.10.10.10.10.10.1
外国人個人0.00.10.00.00.00.1
金融機関0.10.41.10.60.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山河企画有限会社7.32
02柏温泉リゾート株式会社6.49
03株式会社トーテム6.46
04株式会社船カンショートコース6.46
05株式会社広共4.85
06株式会社RND3.77
07ロイヤル観光有限会社3.50
08有限会社MBL3.37
09株式会社ハッピーリゾート2.76
10株式会社広共コーポレーション2.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+520%、1株純資産は14期で+2355%。直近期のROEは13.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月71473.511.6
2014年3月42519.615.9
2015年3月1285.5123.2
2016年3月1293.378.5
2017年3月174645.04.6
2018年3月166229.613.1
2019年3月147519.810.3
2020年3月111616.815.9
2021年3月2018111.810.7
2022年3月141957.314.9
2023年3月3422915.810.3
2024年3月182707.924.957.5
2025年3月5031117.010.2104.3
2026年3月4534113.910.488.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額36百万円。

氏名役職年齢保有株数
吉村浩太郎代表取締役 社長4950,500
北本幸寛取締役5650,000
金良姫取締役52
江口修司取締役67
奥村百合子取締役64
坂本貴取締役534,600
桑原亮介取締役525,400
白石孝誼監査役82250
萩野谷敏裕監査役75
小田島章監査役75

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)729294
社外取締役4551
監査役1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容290字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、伊豆シャボテン動物公園グループを中心としたレジャー事業を主軸としております。そして、株主様、取引先、従業員といった全てのステークホルダーとともに、コンプライアンスと社会的責任に十分配慮し、企業価値向上に努めることを経営の基本方針としております。 当社グループは、当社(持株会社)と連結子会社である株式会社伊豆シャボテン公園、株式会社伊豆ドリームビレッジ、株式会社FLACOCOと持分法適用関連会社である株式会社ウェブの計5社にてグループを形成しております。 [事業系統図] 2026年3月31日時点での事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,331字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 1. 会社の経営の基本方針 当社グループは、社員・役員・取引先・株主の皆様・地域の皆様・そしてお客様、その他当社を応援下さるすべての皆様とのつながりを大切にし、成長の道をともに歩んでまいれればと願っております。和衷共済による会社の発展・成長こそが当社グループの目指す未来です。 2.目標とする経営指標 当社は、グループ全体でシナジーを高めながら、企業価値の向上を図ってまいります。その事業の成果となる営業利益を重視し、継続的な連結当期純利益の計上により、純資産の伸長をはかってまいります。 また、当社は各公園施設に対して多額の投資を行っております。そのため、減価償却費が当社の経営成績に大きな影響を及ぼしております。従いまして、営業利益に減価償却費を加算したEBITDAについても当社の重要な経営指標として取り扱います。 3.中長期的な会社の経営戦略 当社を取り巻く環境は、ホテル事業及びアニタッチ事業の店舗増加に伴い前年240万人を超えるお客様にご来園をいただきました。 各施設の充実はもとより、営業力の強化を図ってまいります。また、イベントによるPR等によって各施設の更なる知名度の向上を図り、入園者数の増加を図ってまいります。そして、アニタッチ事業については3年後の2029年3月期までに現在の倍の店舗数となる12店舗を目指してまいります。 また当社グループ会社間の協力体制を強固なものにすることによって、相乗効果によって収益向上を図ります。 4.会社の対処すべき課題 (1) グループ全体における課題 ① グループ知名度の向上 当社グループは1年間で約240万人のお客様をお迎えする施設を有しております。今後の当社グループの成長のためには、当社施設をまだご存じない方々に認知を促し、より多くのお客様にご来訪いただける施策を講じていくかが重要な課題であると考えております。 ② 人材の確保 人事・賃金制度や研修等の見直しにより、優秀な人材の確保と従業員の成長を図り、今後の雇用環境の変化に対処してまいります。また、より複雑化・高度化する業務に適切に処理できる組織力を培うことが重要な課題であると考えております。 ③ コンプライアンスの推進 当社グループは、ステークホルダーとの信頼関係を築いてまいりました。一度の法令違反により、これらの信頼関係を瓦解させ、ひいては企業経営に多大なダメージを与えることとなります。従いまして、当社は役職員に対し、高い倫理観と社会的責任に基づいて行動する企業風土の確立を指導すると共に、適宜外部専門家との情報交換を行うことにより、法令・定款違反行為を未然に防止することがなにより重要であると考えております。 (2) レジャー事業における課題 ① 魅力的な運営施設への継続的な改善 伊豆ぐらんぱる公園における「グランイルミ」などへの新たな設備投資、また老朽化した既存設備の修繕などを行い、運営施設の全般的な魅力向上に努めることが、集客力の強化の課題となっております。 ② イベントの拡充 レジャー事業施設においては様々なイベントを開催しておりますが、ご来園いただいたお客様の顧客満足度の向上を図るイベントだけでなく、そのイベントによって集客を図ることができる話題性のあるイベントなど魅力的なイベントを拡充することが、集客力の強化の課題となっております。 ③ 物販の拡充 魅力的なオリジナル商品の企画開発・販売を行い、各運営施設の売上向上やオリジナル商品の販売を通じての運営が、施設集客力の強化の課題となっております。 ④ 接遇などサービスレベルの向上 各運営施設のスタッフによるきめ細やかなサービスの提供を通じて、顧客満足度の向上を図ることが、集客力の強化の課題となっております。 ⑤ 効果的な宣伝広告の実施 レジャー事業施設は施設コンセプトが異なることから、広告媒体の選別を行い、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始や春休みなどの各繁忙期に向けてそれぞれに効果的な宣伝を行うことが、集客力の強化の課題となっております。 (3) アニタッチ事業における課題 アニタッチの認知度向上 アニタッチについては、SNSなどを通じて当社グループの運営ということを更に周知してまいりたいと考えております。また、アニタッチが所在する施設の周りでも、まだまだアニタッチそのものをご存じない方も大勢いらっしゃいます。皆様にアニタッチの魅力を着実に伝えより多くの入場者に来ていただくこと、及びアニタッチ各施設へ来園いただいたお客様にレジャー事業の各施設へご来訪いただけるよう相互の施設の認知度を高めていくことが、集客力の強化の課題となっております。 (4) ホテル事業における課題 ① 各ホテルの認知度向上 伊東市は2024年度において第6位の入湯税収入を誇る温泉地であり、多数の宿泊施設が所在する自治体となっています。競合施設が多数存在する中で株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジ他各施設の魅力を高めることにより認知度を向上させることが課題となっております。 ② グランピングブーム 伊豆シャボテンヴィレッジは伊豆シャボテン動物公園の隣地に位置するという地理的に有利な条件もあり多くのお客様に来場いただいております。しかしながら全国的にグランピング施設が増加したことなどにより一時のブームは落ち着きを見せております。グランピング施設への宿泊体験をより身近なものとしていただくような広告戦略及び他社との協業などを行い宿泊率を向上させることが課題となっております。
事業等のリスク1,924字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、当該リスク発生の回避、及び発生した場合の対応に努めております。 ただし、記載された事項以外にも予見することが困難なリスクが存在し、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中に含まれる将来に関する記載は、有価証券報告書提出日(2026年6月26日)現在で判断したものであります。 1. 事業におけるリスク (1) 天候 当社グループの運営施設は、天気や気温といった天候要因により、入園者数が変動しやすくなっております。そのため悪天候が長期に及ぶ場合は、一時的な入園者数の減少などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 災害 当社グループの運営施設にて、大震災、火災、洪水、津波等の災害が発生した場合は、施設や交通機関への被害、レジャーへの消費者マインドが低下することが予想され、一時的な入園者数の減少により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事故 当社グループの運営施設では、事故等が起きないようマニュアル化を進める等安全対策は万全を期し安全意識の向上に努めておりますが、遊具施設、商品、食品等に万が一事故(遊具施設での事故、異物混入等)があり、お客様に重大な危害が加わる事態が発生した場合は、当社グループの信頼低下や訴訟等による費用負担により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 景気変動 お客様においてレジャーとはあくまで余暇や余剰資金を利用したものであり、生活に必要不可欠とまで言い切ることができません。そのため今後、これまで経験したことのない不景気となった場合は、一時的な入園者数の減少などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 動植物 当社グループの一部の運営施設では、動物や植物の展示をしております。動植物担当の社員の知識の向上であったり、獣医や樹木医などへの外部専門家との連携を通じたりして、動植物の管理をしておりますが、万が一病気の蔓延や異常気象による枯死などが発生した場合は、一時的な入園者数の減少などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 伊豆半島への誘客 当社グループのレジャー事業及びホテル事業の運営施設は多くが静岡県伊東市に集中しており、伊豆半島を代表する施設になっております。そのため今後、同地域の宿泊施設など観光産業の業績が悪化した場合は、一時的な入園者数の減少などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 法規制など 当社グループの運営施設は、アトラクションの安全基準、商品販売に関する基準、環境に関する基準、会計基準や税法など様々な法規制の適用を受けております。外部専門家と連携をしながらリスクマネジメントには十分配慮しておりますが、今後、法規制などの新設や変更がなされた場合は、当社グループとしては社会的責任として当然ながらこれらに対応すべく努めてまいりますが、結果として、一時的な入園者数の減少などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)個人情報などの機密情報の漏洩 ホテル事業における宿泊客の個人情報については、社内の総務部門などが中心となり、外部への流出防止を行っておりますが、情報の漏洩が発生した場合は、当社グループの信頼低下や損害賠償等による費用負担により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 2. その他リスク (1) 法令違反 当社グループが展開する事業では、各事業のオペレーションにおいて、コンプライアンスを重視しており、コンプライアンスの推進体制整備と役職員への啓発活動には十分努めております。これらの取り組みにもかかわらず役職員による重大な法令違反などが生じた場合は、行政処分による一部業務の中断や当社グループの信頼の低下、ブランドの毀損及び訴訟などの多額の費用負担などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 人材の確保 当社グループが展開する事業では、各事業分野において専門性を必要とする人材が必要であり、継続した人材の確保・育成が重要であると考えております。今後、人材獲得競争が激化し、優秀な人材の流出や人材の確保が困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,498字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社が展開する各事業では、経営理念である「ステークホルダーと共に」及びブランドスローガンである「ご来園者の笑顔のために」のもとに、長きにわたって愛される施設作りを目指すべく継続して新たなアトラクションの設営など、ご来園者様の満足感を高める諸策を次々に打ち出しております。 当連結会計年度の業績は、売上高5,591百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益1,167百万円(前年同期比2.0%減)、経常利益1,211百万円(前年同期比2.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益839百万円(前年同期比7.4%減)となりました。 各セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <レジャー事業> レジャー事業は、株式会社伊豆シャボテン公園が運営する伊豆シャボテン動物公園をはじめとする伊豆半島に所在する各公園からなります。売上高は3,662百万円(前期比3.7%増)、セグメント利益は808百万円(前期比4.7%減)となりました。 なお、当連結会計年度の来場者数は、前年同期と比較して56千人少ない1,585千人となりました。 <アニタッチ事業> アニタッチ事業は、株式会社伊豆シャボテン公園が運営するアニタッチみなとみらいをはじめとする全国6カ所にある動物ふれあい施設であるアニタッチ各施設からなります。売上高は1,226百万円(前期比2.6%減)、セグメント利益は341百万円(前期比5.1%増)となりました。 なお、当連結会計年度の来場者数は、前年同期と比較して39千人少ない790千人となりました。 <ホテル事業> ホテル事業は、株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジをはじめとする各宿泊施設からなります。売上高は703百万円(前期比0.4%増)、セグメント利益は24百万円(前期比62.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて461百万円増加し、2,356百万円となりました。 1.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果、獲得した資金は、前連結会計年度より143百万円減少し、1,310百万円(前連結会計年度は1,453百万円の資金獲得)となりました。これは主として、法人税等の支払額が92百万円増加したことによります。 2.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果、支出した資金は、前連結会計年度より276百万円減少し、523百万円(前連結会計年度は799百万円の資金使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出が434百万円減少したことによります。 3.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果、支出した資金は、前連結会計年度より201百万円減少し、327百万円(前連結会計年度は528百万円の資金使用)となりました。これは主として、長期借入金の借入額が519百万円減少したことによります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) レジャー事業   3,662,160千円   3.7 アニタッチ事業   1,226,561千円   △2.6 ホテル事業   703,107千円   0.4 その他   77千円   9.7 合計   5,591,906千円   1.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の財政状態の分析 資産、負債及び純資産の状況 a.資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べて650百万円増加し、3,135百万円となりました。これは主として、現金及び預金が628百万円増加したこと等によります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて123百万円減少し、4,663百万円となりました。これは主として、のれんが85百万円減少したこと等によります。 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べて527百万円増加し、7,799百万円となりました。 b.負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べて28百万円減少し、749百万円となりました。これは主として、未払法人税等が34百万円減少したこと等によります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて24百万円減少し、707百万円となりました。これは主として、長期借入金が30百万円減少したこと等によります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて52百万円減少し、1,457百万円となりました。 c.純資産 純資産は、前連結会計年度末に比べて579百万円増加し、6,342百万円となりました。これは主として、利益剰余金が562百万円増加したこと等によります。 1株当たり純資産は、前連結会計年度末に比べて30円02銭増加し、341円31銭となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末の79.0%から81.2%となりました。 ②当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇や為替相場の変動などの景気の下押し要因はあるものの、雇用・所得環境の改善が進み、訪日観光客数の増加によるインバウンド需要が堅調な推移を示すなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。 セグメント別の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 a.売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ、102百万円増加し、5,591百万円となりました。 b.売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、1,134百万円となり、前連結会計年度より25百万円の増加となりました。また販売費及び一般管理費は、3,290百万円となり、前連結会計年度より101百万円の増加となりました。 c.営業利益 売上原価率は20.3%と前連結会計年度(20.2%)より若干増加となりました。販売費及び一般管理費は3,290百万円と前連結会計年度(3,189百万円)から増加し、営業利益は1,167百万円(前連結会計年度は1,191百万円)と前連結会計年度に比べて、23百万円減少しました。 d.営業外収益、営業外費用 営業外収益は、持分法による投資利益等で、49百万円となり、営業外費用は、支払利息等で、4百万円となりました。以上の結果、経常利益は1,211百万円(前連結会計年度は1,245百万円)となりました。 e.特別利益及び特別損失 特別利益は、受取保険金等で、18百万円となり、特別損失は、固定資産除却損等で、0百万円となりました。 f.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は839百万円(前連結会計年度は906百万円)と前連結会計年度に比べて、67百万円減少しました。 これは、販売費及び一般管理費が増加したことが主な要因であります。 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、固定資産の減損、のれんの減損及び関係会社株式の評価の会計上の見積りを要する項目に関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産、負債の帳簿価額及び収益、費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載の通りであります。 (4) 戦略的現状と見通し 当社グループは、各公園及び各アニタッチ施設並びに各宿泊施設の更なる収益力の強化及び安全・安心確保や、コンプライアンスの徹底など一層の内部管理体制の充実をはかってまいります。 レジャー事業においては、入園者数の増加が顕著に見込まれる伊豆シャボテン動物公園を中心に国内外の観光客をさらに呼び込めるような施策を進めてまいります。 アニタッチ事業においては、店舗拡大に向けて人材の育成を行うとともに、さらなる出店余地のある地域への進出を検討してまいります。 ホテル事業においては、2023年4月にオープンしたSKY-HILL HOTEL伊豆高原の認知度を高めるとともに、グランピング施設においては伊豆シャボテン動物公園や伊豆高原グランイルミといった当社レジャー事業施設とのより一層の協業をはかってまいります。 以上の施策を行うことにより、ステークホルダーの皆様の満足度を向上させるべく継続的な改革・改善に取り組みます。引き続き各施設の全般的な魅力向上(魅力的な運営施設の新設、イベントの拡充、物販の拡充、接遇などサービスレベルの向上、効果的な宣伝広告)を重点施策として実施してまいります。 (5)資本の財源及び資金の流動性についての分析 資本の財源につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。なお、当社グループは、運転資金及び設備資金については、自己資金または借入により資金調達することにしております。 重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源等は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 株主還元については重要な経営課題であると認識をしており、株主資本配分率3.5%を基準として安定的な利益の還元を継続的に行うこととしております。 当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3配当政策」をご確認ください。 (6)経営者の問題意識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通りであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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