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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

グリムス

grems,Inc.3150 · Prime · 電気・ガス業

エネルギーソリューションと電力小売を両軸とする独立系エネルギー企業。太陽光発電・蓄電池販売から系統用蓄電池運営まで手掛ける。

概要

グリムスは、太陽光発電システムの販売・設置と電力小売、系統用蓄電所運営を三本柱とする独立系エネルギーサービス企業である。東京都品川区に本社を置き、2020年6月に東証1部(現プライム市場)に上場。2025年3月期の連結売上高は約339億円、営業利益約72億円、従業員367名。法人向けに自家消費型太陽光発電や省エネ設備を提案する一方、低圧・高圧の電力販売でストック収益を得る。近年は系統用蓄電池事業にも進出し、再生可能エネルギーの安定化に寄与する。

法人向けエネルギーコスト削減を担うエネルギーソリューション事業

エネルギーソリューション事業は、法人顧客の電気代削減を目的に、事業用太陽光発電システムや蓄電池の販売を主力とする。顧客の工場屋根に設置し、発電電力を自家消費することで系統購入より低コストを実現。余剰電力は蓄電池に貯めて夜間や休日に活用する。さらに、初期費用ゼロで電力を購入できるオンサイトPPAも提供する。加えて、LED照明や業務用エアコンなどの省エネ設備への更新、電子ブレーカー導入による契約容量低減コンサルティングも手掛ける。これらの販売に加え、設置工事の手配、リース・クレジットの取次、電力契約変更申請代行まで一貫対応する。2025年3月期の同事業売上高は146億93百万円、セグメント利益は50億32百万円で、グループ全体の収益を牽引する。

低圧・高圧の電力需要家に電力を届ける小売電気事業

小売電気事業は、日本卸電力取引所(JEPX)や発電事業者から調達した電力を低圧・高圧の需要家に供給し、電気料金収入を得る。顧客は旧一般電気事業者より割安な料金で購入できる。リスク管理として、負荷率の低い低圧需要家への販売に注力し、独自燃調(市場調達コストの一部を電気代に反映)や市場価格連動型契約、発電事業者との相対取引、デリバティブ活用により調達価格高騰の影響を抑制する。高圧向けには市場価格連動型契約へ集約する。また、電力取次サービスでは、顧客の使用状況を分析し複数の小売事業者から最適な電力を選定、取次手数料を得る。2025年3月期の契約口数は前期比約1万口増加し、売上高192億42百万円、セグメント利益28億86百万円を計上した。

系統用蓄電所と太陽光発電所の運営が生むストック収益

系統用蓄電所運営と太陽光発電所売電は、グループのストック収益を支える事業である。系統用蓄電池は電力系統に接続し、需給調整市場で調整力を供給することで収益を得る。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、発電量の変動を平滑化する役割が期待され、活用機会は増加傾向にある。グリムスは1基目の「伊賀バッテリーパーク」を2025年3月より運用開始した。一方、自社保有の太陽光発電所(グリムスソーラー嬬恋、懐山など)では、発電した電力を電気事業者に販売し、固定価格買取制度(FIT)等を活用する。これらの事業は契約や設備の稼働に応じて安定したキャッシュフローを生み、グループ全体の収益基盤強化に貢献する。

フローとストックが織りなすグループの収益構造

グリムスグループは、物品販売によるフロー収益と、継続的なサービス収入によるストック収益の二層で構成される。フロー収益の柱は事業用太陽光発電システムや蓄電池、省エネ設備の販売。これらは取引ごとに売上と利益を計上する。一方、ストック収益は電力小売、系統用蓄電池運営、太陽光発電所売電、電子ブレーカーのリプレイス手数料やレンタルなどから生まれる。グループは持株会社体制をとり、子会社4社が各事業を分担。株式会社グリムス(持株会社)の下、エネルギーソリューション事業はグリムスと子会社4社、小売電気事業はグリムスパワーとGRコンサルティングが担当する。ストック収益の拡大が安定的な成長に不可欠と位置づけ、系統用蓄電池や電力小売の契約口数増加に注力する。

業界の中での役割はエネルギーサービスプロバイダー(発電設備販売・電力小売・発電事業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
339億円
営業利益
72億円
営業利益率
21.2%
純利益
49億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
小売電気事業192億円56.6%29億円15.1%
エネルギー ソリューション事業147億円43.4%50億円34.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01法人・家庭向け(エネルギーソリューション)主力

事業用太陽光発電システム・蓄電池の販売を主力に、オンサイトPPA、省エネ設備(LED、エアコン等)、電力基本料金削減コンサルティングを提供。顧客のエネルギーコスト削減を実現する。リース・クレジット取次も一貫対応。

主な製品・サービス5
事業用太陽光発電システム
工場等の屋根に設置し、自家消費による電力コスト削減を図る。余剰電力は蓄電池に貯めて有効活用。
蓄電池(事業用・住宅用)
太陽光発電と組み合わせて使用。発電した電力を貯め、夜間や停電時にも自家消費可能。
オンサイトPPA
顧客の建物の屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を顧客が購入するサービス。初期費用なしで電力コスト削減。
省エネ設備(LED照明、業務用エアコン等)
高効率な設備への更新により、電力使用量と料金を削減。設置工事・リース手配を一括代行。
電力基本料金削減コンサルティング
契約種類変更と電子ブレーカー導入により契約容量を低減。IoT機器で使用量ピーク抑制。

02電力需要家(小売電気事業)主力

低圧・高圧の電力需要家に電力を供給。JEPXや発電事業者からの調達により、みなし小売電気事業者より割安な料金を提供。高圧向けは市場価格連動型契約、低圧向けは独自燃調の適用などリスク低減策を実施。電力の取次も行う。

主な製品・サービス3
低圧電力供給
家庭や小規模事業所向けの電力供給。負荷率の低い需要家向けに販売。独自燃調により市場価格変動の影響を緩和。
高圧電力供給
工場・ビル等の大口需要家向け。市場価格連動型契約等で調達リスク管理。
電力取次サービス
需要家に代わって複数の小売電気事業者から最適な電力を選定し、取次手数料を得る。

03電力系統・発電事業準主力

系統用蓄電所の運営による需給調整市場への調整力供給、および自社太陽光発電所での売電事業。再生可能エネルギーの普及に伴い、系統安定化と収益獲得を両立。

主な製品・サービス2
系統用蓄電所運営
電力系統に接続した大型蓄電池で充放電を行い、需給調整市場に調整力を提供。収益を得る。
太陽光発電所運営(売電)
自社保有のメガソーラー等で発電した電力を電気事業者に販売。固定価格買取制度等を活用。

製品と技術

自家消費による電力コスト削減を実現する事業用太陽光発電システム

事業用太陽光発電システムは、工場や倉庫などの屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を自家消費することで電気代を削減する製品。系統からの購入電力量を減らせるため、電力価格高騰下でのメリットが大きい。設置後は顧客が所有し、固定価格買取制度(FIT)を利用して余剰電力を売却することも可能。グリムスは設計から施工、保守まで一貫して提供する。また、発電量が需要を上回る時間帯には蓄電池に貯め、夜間や休日に自家消費することでさらにコスト低減が可能。2025年3月期はこのシステムの販売がエネルギーソリューション事業の成長を牽引した。

発電と消費のタイムラグを解消する蓄電池とオンサイトPPA

蓄電池は太陽光発電と組み合わせることで、発電した電力を必要な時に使えるようにする。事業用・住宅用の両方を扱い、特に事業用では工場未稼働時の余剰電力を貯めておき、稼働時に使用することで自家消費率を高める。オンサイトPPA(Power Purchase Agreement)は、グリムスが顧客の屋根に太陽光システムを設置し、発電した電力を顧客が購入するサービス。初期費用ゼロで導入でき、顧客は系統電力より低い価格で電力を得られる。グリムスは発電設備を所有し、売電収入を得る。両者とも、顧客の設備投資負担を軽減しつつ、グリムスには長期のストック収益をもたらす。

電子ブレーカーで契約容量を最適化する基本料金削減コンサルティング

電力基本料金削減コンサルティングは、契約種類の変更と電子ブレーカーの導入により、顧客の契約容量を実使用量に近い水準まで引き下げるサービス。電子ブレーカーはJIS規格の範囲内で正確に動作するため、従来の熱伝導式ブレーカーよりも安全に契約容量を低減できる。また、IoT機器を導入して電力使用状況を遠隔監視・自動制御し、使用量のピークを抑制することで基本料金のさらなる削減が可能。グリムスはこのコンサルティングを通じて顧客のエネルギーコスト削減を支援し、同時に電子ブレーカーの販売やリース、リプレイス手数料などの収益を得る。

需給調整市場に調整力を供給する系統用蓄電所

系統用蓄電所は、電力系統に接続した大型蓄電池を用いて充放電を行い、需給調整市場に調整力を提供する事業。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、天候による発電量の変動を吸収する必要性が高まっており、系統用蓄電池の役割は重要となる。グリムスは2025年3月に1基目の「伊賀バッテリーパーク」の運用を開始。同施設は卸電力市場にも参加し、収益を得る。系統用蓄電所は、発電量に応じた変動がないため、安定したストック収益源として期待される。今後、再生可能エネルギーのさらなる拡大に伴い、活用機会が拡大すると見込まれ、グリムスは同事業を収益基盤の柱の一つに育てる方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気・ガス業のなかでの位置

電力小売で急成長、高収益の新興エネルギー企業

同社は電気・ガス業に属し、電力小売事業を中心に展開しています。売上高は2024年3月期の299億円から2026年3月期には339億円と着実に増加し、営業利益率も19.52%から21.24%と向上しています。これは業界平均を大きく上回り、高い収益性を持っています。同業他社には東京電力ホールディングスなどの大手がありますが、同社は新電力として独自の顧客獲得戦略で成長しています。特に、デジタルグリッドなどの同業新興企業と競合していますが、同社は高い利益率と安定した成長で優位に立っています。課題は、電力市場の競争激化と、調達コストの変動への対応です。

強み

  • 営業利益率21%と業界トップクラスで、効率的な運営が強み。
  • 売上高が2期連続増加し、成長基盤が確立。
  • 法人・個人向けに電力提供し、顧客数を順調に増加。
  • 調達コストを抑え、競争力のある料金プランを提供。

課題

  • 新電力の参入が増え、価格競争が激しくなっている。
  • 電力卸価格の高騰時には収益が圧迫されるリスク。
  • 電力市場の規制変更に柔軟に対応する必要がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字がグリムス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19534北海道瓦斯815億円7.1倍
22734サーラコーポレーション800億円10.5倍
39519レノバ794億円23.8倍
48157都築電気788億円11.7倍
59517イーレックス660億円12.4倍
63150グリムス573億円11.4倍
71663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍
86820アイコム541億円19.6倍
99416ビジョン534億円20.0倍
104390IPS519億円12.6倍
113843フリービット405億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

電子ブレーカー販売から始まった2005年の創業

2005年7月、エネルギーコスト及び環境負荷削減を目的に、東京都新宿区で株式会社ユビキタスエナジーを設立。当初は低圧電力需要家向けの電子ブレーカー販売を開始した。電子ブレーカーは、従来の熱伝導式ブレーカーに比べ電流の遮断精度が高く、契約容量を実測値に近い最小限に設定できるため、電力基本料金の削減効果が見込まれた。創業翌年の2006年8月には大阪支店、2007年5月には名古屋支店を開設し、関西・中部地区へ販売網を拡大。同年7月にはエコキュートやIHクッキングヒーターの販売も開始し、事業の幅を広げた。2007年7月時点で本社を東京都品川区に移転し、成長の基盤を固めた。

株式上場と商号変更、太陽光発電事業への参入

2009年3月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。これにより資金調達力が高まり、事業拡大への布石となった。翌2010年4月には住宅用太陽光発電システムの販売を開始し、再生可能エネルギー分野に参入。2011年4月には商号を株式会社グリムスに変更し、新設分割により持株会社体制へ移行。グループ会社としてグリムスソーラーとGRコンサルティングを設立した。同年6月にはプレミアムウォーターとの合弁会社を設立し、ウォーターサーバー事業にも進出。この多角化は、エネルギー関連サービスをワンストップで提供する戦略の一環であり、後に事業の選択と集中につながる。

LED照明合弁とエナリス協業、発電所取得で事業拡充

2012年12月、エフティコミュニケーションズと合弁会社GFライテックを設立し、LED照明の販売を開始。省エネ設備のラインアップを強化した。2013年7月には東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。同年12月には電力マネジメント会社エナリスと包括的協業契約を締結し、電力取次業務を開始。電力小売全面自由化をにらんだ布石だった。2015年5月にはエナリスから「グリムスソーラー嬬恋太陽光発電所」を購入し、自社発電事業に参入。2016年5月には静岡県浜松市に「グリムスソーラー懐山太陽光発電所」を建設し、運営を始めた。同年12月には小売電気事業として電力の小売を開始し、グループの事業領域が拡大した。

不採算事業の整理と市場第一部への指定

2017年10月、インキュベーション事業として設立したグリムスベンチャーズ(後にペットシアに商号変更)を譲渡し、新規事業創出から撤退。多角化の一部を整理し、本業のエネルギー関連事業に集中する方針を明確にした。2020年6月には東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更し、同年中に市場第一部に指定。これに伴い、事業用太陽光発電システム販売を担うグリムスエナジーを新設。2022年4月の市場区分見直しにより、プライム市場へ移行した。また、2020年6月には系統用蓄電所の運用を開始。この時期に、フロー収益に依存しないストック収益の拡大を本格化させる戦略転換が進んだ。

構造改革を経て過去最高益を更新した2025年3月期

2025年3月期、グリムスグループは連結売上高339億36百万円、営業利益71億52百万円と過去最高を更新した。営業利益率は21.1%に達する。背景には、エネルギーソリューション事業での事業用太陽光発電システムの販売増加に加え、小売電気事業での契約口数増加と電力調達リスク管理の徹底がある。一方、一般消費者向け住宅用太陽光発電販売は収益性低下のため縮小し、構造改革費用として1億11百万円を特別損失に計上した。この改革により、法人向け販売への集中が図られた。また、系統用蓄電所「伊賀バッテリーパーク」が3月より運用を開始し、新たなストック収益源の芽が出始めている。

年表23件を開く

2000年代

  • 2005年7月エネルギーコスト及び環境負荷の削減に係る事業を行う目的で、東京都新宿区に ㈱ ユビキタスエナジーを設立。エネルギーコストソリューション事業(現:エネルギーソリューション事業)として低圧電力需要家向けの電子ブレーカー販売を開始。
  • 2006年8月関西地区への販売拠点として大阪支店を開設。
  • 2006年11月業容及び人員数の拡大に伴い、本社を東京都新宿区から品川区へ移転。
  • 2007年5月中部地区への販売拠点として名古屋支店を開設。
  • 2007年7月エコロジーソリューション事業(現:エネルギーソリューション事業)としてエコキュート 及びIHクッキングヒーターの販売開始。
  • 2009年3月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2010年代

  • 2010年4月上場グリーンハウスプロジェクト事業(現:エネルギーソリューション事業)として住宅用太陽光発電システム等の販売を開始。ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場。
  • 2011年4月商号を㈱グリムスへ変更。新設分割の方式の会社分割により㈱グリムスソーラー・㈱GRコンサルティングを設立し、持株会社制へ移行。
  • 2011年6月プレミアムウォーター㈱と合弁会社㈱グリムスプレミアムウォーターを設立。
  • 2011年7月ウォーターサーバー事業(現:エネルギーソリューション事業)としてミネラルウォーターの 宅配による販売を開始。
  • 2012年1月本社を品川区東五反田から同区東品川へ移転。
  • 2012年12月㈱エフティコミュニケーションズと合弁会社㈱GFライテックを設立し、LED照明の販売を 開始。
  • 2013年7月上場㈱グリムスソーラーが、自社を存続会社として㈱グリムスプレミアムウォーターを吸収合併。東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年11月商号変更㈱グリムスベンチャーズ(㈱ペットシアに商号変更、2024年10月に清算)を設立。インキュベーション事業として、新規事業の創出を行う事業を開始。
  • 2013年12月電力のマネジメント等を行う㈱エナリスと包括的な協業に関する契約を締結。電力取次の取扱い開始。
  • 2014年3月保有株式の一部譲渡により㈱ネオ・コーポレーションを持分法の適用範囲から除外。
  • 2014年9月㈱エナリスを割当先とする第三者割当増資(増加資本金211,569千円)を実施。
  • 2015年5月㈱エナリスよりグリムスソーラー嬬恋 太陽光発電所を購入。稼働開始。
  • 2016年2月商号変更㈱GFライテックの商号を㈱グリムスパワーに変更。
  • 2016年5月静岡県浜松市にて、グリムスソーラー懐山 太陽光発電所を建設。稼働開始。
  • 2016年12月小売電気事業として電力の小売を開始。
  • 2017年10月商号変更㈱グリムスベンチャーズ(㈱ペットシアに商号変更、2024年10月に清算)を譲渡。

2020年代

  • 2020年6月上場東京証券取引所市場第二部へ上場市場変更。東京証券取引所市場第一部に指定。事業用太陽光発電システムの販売を行う ㈱ グリムスエナジーを設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。系統用蓄電所の運用を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    エネルギー商品の拡充とクロスセル

    導入メリットが明確で取扱い容易な商品をコンサルティング営業で販売し、顧客にさらに別の商品・サービスをクロスセルすることで、顧客満足度の向上と収益機会の拡大を図る。

  2. 02

    コンサルティング提案力の強化

    エネルギー関連の商品・サービスのラインナップを拡充し、コンサルティングによる提案力を高めることで、顧客基盤の拡大と収益基盤の強化、他社との差別化を図り企業ブランドを確立する。

  3. 03

    人材の確保と早期育成

    営業支援システムやマーケティングDXの活用、チーム制での人材育成、催事販売や提携販売のノウハウ教育により、営業社員の早期育成を加速する。

  4. 04

    ストック収益の拡充と安定化

    電力小売のリスクヘッジ(独自燃調、相対電源確保、市場連動契約)や系統用蓄電池の活用により、安定的なストック収益基盤を確立する。

  5. 05

    法令遵守と内部統制の強化

    営業マニュアルやコンプライアンスマニュアルの整備、顧客への確認書徴収と電話確認、個人情報保護規定の厳格運用、内部統制システムの継続的改善を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で367人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+28.3%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は6.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月268
2018年3月280
2019年3月38336.44.9347
2020年3月34336.04.6346
2021年3月35436.25.2348
2022年3月37437.36.0312
2023年3月42239.17.1273
2024年3月58943.66.1284
2025年3月57940.55.93461,879
2026年3月49241.76.53671,962

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)84.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
伊賀 バッテリーパーク — 三重県伊賀市492百万円
エネルギー ソリューション事業
太陽光発電所(群馬県嬬恋村) — 静岡県浜松市476百万円
エネルギーソリューション事業
豊橋 バッテリーパークⅡ — 愛知県豊橋市469百万円
エネルギー ソリューション事業
豊橋 バッテリーパーク — 愛知県豊橋市383百万円
エネルギー ソリューション事業
本社 — 東京都品川区133百万円
全社共通
渋谷営業所 — 東京都渋谷区47百万円
全社共通
本社(東京都品川区) — 東京都渋谷区18百万円
エネルギーソリューション 事業
本社 — 東京都品川区10百万円
エネルギーソリューション 事業
大阪事業所 — 大阪府 大阪市西区6百万円
全社共通
大阪営業部 — 大阪府大阪市 西区4百万円
エネルギーソリューション 事業
ほか12件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は339億円営業利益72億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+10.8%。

売上高
+1.8%
339億円
営業利益
+10.8%
72億円
純利益
+6.5%
49億円
営業利益率
21.2%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高372億円339億円
営業利益79億円72億円
純利益54億円49億円
1株あたり配当¥93¥93

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は85億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.3%、営業利益は+5.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q706
2024年1Q751925.313
2024年2Q841315.59
2024年3Q791519.010
2024年4Q613
2025年2Q1683420.223
2025年4Q1653118.823
2026年2Q1743620.725
2026年4Q1653621.824
2027年1Q852023.513

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は52億円から339億円へ6.5倍に増えた。直近期の営業利益率は21.2%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱グリムスソーラーが、自社を存続会社として㈱グリムスプレミアムウォーターを吸収合併。東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月5222
2014年3月5832
2015年3月6242
㈱GFライテックの商号を㈱グリムスパワーに変更。
2016年3月6764
㈱グリムスベンチャーズ(㈱ペットシアに商号変更、2024年10月に清算)を譲渡。
2017年3月7185
2018年3月90117
2019年3月1211410
東京証券取引所市場第二部へ上場市場変更。東京証券取引所市場第一部に指定。事業用太陽光発電システムの販売を行う ㈱ グリムスエナジーを設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。系統用蓄電所の運用を開始。
2020年3月1552215
2021年3月1931711
2022年3月2332522
2023年3月3143725
2024年3月2995335
2025年3月333656619.546
2026年3月339727321.249

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高339億円のうち、営業利益として残るのは72億円21.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は49億円、売上の14.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.2%221億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.6%46億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.2%72億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+14.2pt
21.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.3pt
14.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+18.7pt
27.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
17.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
40.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが51億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは44億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は163億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月44−2816
2014年3月−202−217
2015年3月2−78−519
2016年3月8−23628
2017年3月8−51331
2018年3月8−1−4735
2019年3月9−1−7835
2020年3月16−7−3942
2021年3月29473382
2022年3月−6−11−9−1755
2023年3月151121682
2024年3月41−18−123105
2025年3月460−1346139
2026年3月51−7−1944163

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は287億円。このうち返さなくてよい自己資本が196億円で、自己資本比率は68.0%(業種中央値39.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月26141254.6
2014年3月31161549.8
2015年3月40211952.1
2016年3月48252350.9
2017年3月54292554.4
2018年3月62352755.6
2019年3月69383155.4
2020年3月86513559.4
2021年3月129606946.5
2022年3月136805658.3
2023年3月1721007257.8
2024年3月2161308659.7
2025年3月2601639762.3
2026年3月2871969168.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
163億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
186億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気・ガス業 29社との比較

同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り29社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率29社中11位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.4%/中央値 8.7%
P25 6.3%P75 12.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
21.2%/中央値 7.0%
P25 5.3%P75 10.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.0%/中央値 39.4%
P25 24.6%P75 51.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 -1.0%
P25 -5.9%P75 5.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 2.6%
P25 2.3%P75 2.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,405で、1年前と比べて-2.3%過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。

¥2,405-2.3%1ヶ月-5.3%1年-2.3%時価総額573億円
過去52週の値幅
安値¥2,243高値¥3,040

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR2.87倍
配当利回り3.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月15日に2609円と直近高値をつけた後、緩やかな下落基調に転じ、8月19日には2482円で25日移動平均線(2550.28円)を2.7%下回る水準。直近1か月で5.23%下落し、52週高値3040円からは約18%下落。RSIは29.39と売られ過ぎ圏にあり、8月6日に出来高10万株超と急増した。下げ一服後に反発の可能性も残す。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは11.71倍と業界平均10.14倍をやや上回るが、予想PER10.7倍とほぼ同水準で、収益成長を考慮すると妥当圏内。PBRは2.96倍と業界平均1.04倍を大きく上回るが、ROEが27.4%と極めて高く、資本効率の良さがPBRの高さを正当化している。配当利回りは3.75%で業界平均2.45%を上回り、配当性向72.4%と持続可能な水準。売上高は緩やかに増加し、営業利益率も19.52%から21.24%へ改善傾向にある。業界平均と比較して収益性と株主還元のバランスが良好で、割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍10.3倍
PER (予想)10.3倍
PBR2.87倍1.08倍
ROE27.4%10.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

再生可能エネルギー市場の成長に乗り、高い収益性を誇る。強気派は、売電収入と発電所売却益が安定成長し、営業利益率20%超を維持するとみる。弱気派は、太陽光規制強化や用地確保難、売却価格低下が将来の成長を制限すると懸念。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率は直近期で19.5%と非常に高い。

  • 成長市場に立地

    再生可能エネルギー需要は長期的に拡大する見込み。

  • 収益の二本柱

    発電所売却と運営維持管理という収益源で安定。

  • 予想PER10.7倍と割安感決算発表後影響

    実績PER11.71倍に対し予想PER10.7倍。純利益49億円を考慮すると依然低評価

  • 配当利回り3.75%と株主還元継続影響

    配当利回り3.75%は高水準。増益傾向が続けば増配期待も上がる

  • 営業利益72億円で営業利益率21.24%の高水準通年影響

    営業利益は65億円→72億円、率は19.52%→21.24%へ上昇。利益率は向上し続けている

  • ROE27.4%と非常に高い資本効率継続影響

    ROE27.4%はPBR2.96倍を正当化する水準。収益力のあるビジネスモデルが評価されやすい

マイナスに働く材料7
  • 規制リスク

    固定価格買取制度の見直しで事業環境が悪化する懸念。

  • 用地確保の難しさ

    開発用地の取得競争が激化し、 コスト上昇を招く。

  • 売却価格の変動

    発電所売却価格は市場環境に左右され、不安定になりうる。

  • 売上高339億円と前期比1.8%増の減速通年影響

    売上高333億円→339億円と6億円増にとどまる。利益率が高いだけに売上減速は成長期待を損なう

  • 純利益の増加率は6.5%に鈍化決算発表後影響

    純利益46億円→49億円と3億円増。前期の11億円増から増益幅が急縮小

  • PBR2.96倍は割高水準継続影響

    PER11.71倍は割安でもPBR2.96倍は高い。ROEが維持されなければ評価修正が起こる

  • 株価は1年で1.19%下落と需給が弱い継続影響

    好業績にもかかわらず株価は上昇していない。売り圧力があると下振れしやすい

次の決算で確かめる点
売電収入
運営収入の安定性を確認する。
営業利益率
高収益の維持を確認する。
発電所売却件数
将来の売却益の源泉を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり93で、前期から+7.6%いまの株価に対する利回りは3.87%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥93
1株あたり
配当利回り
3.87%
いまの株価に対して
配当性向
72.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月439.4
2018年3月649.982.6
2019年3月936.050.6
2020年3月1241.245.2
2021年3月1741.747.5
2022年3月1911.844.5
2023年3月2215.843.8
2024年3月47113.674.1
2025年3月7968.182.7
2026年3月857.672.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥93

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,691人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.1%を占め、残る80.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他76.965.262.363.062.367.7
外国法人9.314.312.510.99.611.3
金融機関3.711.915.516.616.710.4
事業法人8.37.97.87.910.88.7
自己株式3.13.03.03.03.03.0
証券会社1.70.61.91.60.71.9
外国人個人0.10.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01田中 政臣45.27
02株式会社エナリス7.13
03光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社5.58
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.47
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.05
06那須 慎一2.86
07三浦 幹之1.42
08BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS-PACIFIC POOL (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.18
09光通信株式会社1.00
10特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行0.89

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-19
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.18%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+216%、1株純資産は14期で+99%。直近期のROEは27.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6742317.05.4107.9
2014年3月4645010.424.966.0
2015年3月5355310.614.0105.3
2016年3月10564017.59.749.4
2017年3月8850218.810.739.4
2018年3月6029822.021.282.6
2019年3月8734027.419.450.6
2020年3月6622733.115.245.2
2021年3月4926420.138.547.5
2022年3月9534931.023.844.5
2023年3月10843427.622.143.8
2024年3月15455931.014.674.1
2025年3月19770231.311.982.7
2026年3月21284327.412.972.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額152百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中政臣代表取締役 社長4710,790,000
那須慎一代表取締役 副社長50682,800
三浦幹之取締役52339,000
善村賢治取締役6720,000
加藤孝介取締役47113,200
江田千重子取締役75
手塚博水取締役(監査等委員)69
西本昌道取締役(監査等委員)872,500
若尾慎一取締役(監査等委員)64
山崎良太取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)512812826
社外取締役524245

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,415字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度末現在、当社及び子会社4社により構成されており、「経営に新しいエネルギーを」という企業スローガンのもと、低圧から高圧まであらゆる電力需要家に向けてのエネルギーに関するコンサルティングや、エネルギーに関する各種商品・サービスの提供、系統用蓄電池事業、再生可能エネルギー開発事業、電力の小売を行っております。 また、以下の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 (1) エネルギーソリューション事業 エネルギーソリューション事業は、法人や一般家庭に対してエネルギーコスト削減の提案を行う事業です。現在は、事業用太陽光発電システム及び蓄電池を主力商材として販売しております。事業用太陽光発電システムは、顧客の工場等の屋根に太陽光発電システムを設置し創った電気を自家消費することにより、顧客は電気を系統から購入するよりもコストを低く抑えることができます。工場未稼働時に発電した電気は、蓄電池に貯めて自家消費することが可能です。また、顧客の建物の屋根に太陽光発電システムを設置し、そこで創った電気を顧客が購入することで電力コストの削減を図ることができるオンサイトPPAも行っております。 事業用太陽光発電システム及び蓄電池の販売以外には、法人向けの電力基本料金削減コンサルティング、各種省エネ設備、住宅用太陽光発電システム及び蓄電池の販売を行っております。また、ストック収益として、系統用蓄電所の運営、メガソーラー等の運営を行っております。 電力基本料金削減コンサルティングは、適切な契約種類への変更と電子ブレーカー(注1)の導入により契約容量を低減することや、電力使用状況の遠隔監視や自動制御が可能なIoT機器の導入により使用量ピークを抑制することで、電力基本料金の削減を図ります。 各種省エネ設備は、LED照明、業務用エアコン、トランス、コンデンサー等など省エネ効果の高い設備に変更することで、電力使用料金の削減を図ります。 なお、電気機器や設備の販売については、設置工事の手配、リースの事務代行やクレジットの取次、また、電力契約の種類変更申請の代行業務までを一貫して行います。リース期間終了後はリプレイス販売を行います。一部商材については、顧客の要望に応じてレンタルでの提供も行います。 住宅用太陽光発電システムでは、発電した電気を自家消費するほか、固定価格買取制度(FIT)を利用して電力会社に電気を販売することができますが、蓄電池を購入することにより、電気を貯めて自家消費することができます。 系統用蓄電池事業は、自社で系統用蓄電所を保有し、主に需給調整市場で調整力の供給により収益を得る事業です。系統用蓄電池は、電力系統に接続して、電力需給状況を踏まえて充電と放電を行うことで電力供給を安定化させる機能を有しているため、今後、再生可能エネルギーによる発電量が増加するに従って活用の機会が拡大することが見込まれます。 再生可能エネルギー開発事業は、所有する太陽光発電所にて発電した電気を電気事業者に販売し、売電収入を得ております。 当事業は、株式会社グリムス及び連結子会社4社が行っております。 (注1) 通常のブレーカー(熱伝導式ブレーカー)ではその構造上、許容電流量の上限、過電流許容時間の上限ともに曖昧なため、電力契約の種類変更(負荷設備契約から主開閉器契約へ)に際しては、実測電流値を上回る容量を確保する必要があります。それに対して電子ブレーカーは、電子制御によりJIS規格で定められた範囲内で正確に動作するため、実測電流値に近い、必要最低容量での設定が可能となります。 (2) 小売電気事業 小売電気事業における電力の小売は、一般社団法人 日本卸電力取引所(JEPX)や発電事業者との相対取引等により調達した電力を低圧及び高圧電力需要家に供給し、顧客から毎月受け取る電気料金を収益とする事業です。顧客は、みなし小売電気事業者(旧一般電気事業者)から購入するよりも割安な価格で電気を購入することができます。また、燃料価格の上昇等による電力市場価格の上昇の影響を抑制するため、負荷率(注2)の低い低圧電力需要家への販売をはじめ、独自燃調(注3)の適用、発電事業者との相対取引、デリバティブ取引の活用、高圧電力需要家に対しては市場価格連動型契約へ集約を行うなど、調達価格高騰リスクの低減を図っております。 また、高圧電力需要家に向けた電力の取次を行っております。顧客の電力使用状況の調査・分析を行い、当社グループを含む複数の小売電気事業者から最適な電力を選択したのち、小売電気事業者の電気を取り次いで顧客に供給し、小売電気事業者から手数料を受け取ります。 当事業は、連結子会社の株式会社グリムスパワー及び株式会社GRコンサルティングが行っております。 (注2) 契約電力に対する平均需要電力の比率を負荷率といいます。電力設備稼働率を表したものであり、値が大きいほど設備が有効活用されたことを示し、値が小さいと未使用の設備が多いことになります。 (注3) 卸電力取引所市場からの調達コストの一部を電気代に反映する仕組みを独自燃調といいます。電力市場価格が基準値を上回った場合にはその一部を電気代に加算し、基準値を下回った場合にはその一部を電気代から減算します。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,809字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「エネルギー領域の情報格差を解消し、お客様の経営力の改善に貢献。活力と競争力のある会社を増やしていく。」をパーパスとして、我々と触れ合うすべてのお客様のニーズに耳を傾け、それを形にし、納得、満足いただけるようなサービスの提供に尽力し、今後もより一層お客様に満足していただく商品・サービスを提供することによって、社会から応援され続ける企業を目指していくことをミッションとしております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、エネルギーに関連する事業の分野において、事業者や一般家庭を対象として、導入メリットが明確で取扱いが容易な商品をコンサルティング営業により販売し、メリットを享受した顧客に対してさらに導入メリットがある商品・サービスをクロスセルすることで、顧客満足度の向上と収益機会の拡大を実現してまいりました。 そして電力の小売全面自由化により、高圧電力需要家から低圧電力需要家まで幅広い顧客を対象としたエネル ギーソリューションを提案できる体制を構築しております。今後もエネルギー関連の商品・サービスのラインナップを拡充すること、コンサルティングによる提案力を強化することにより、顧客基盤の拡大と収益基盤の強化、他社との差別化を図り、企業ブランドの確立に努めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値の継続的な向上を図るため、持続的な成長と高い収益性を維持することを経営課題としております。経営上の目標の達成状況を判断するための主な指標は、ストック利益(契約により継続的に利益を得られる利益モデルであり、電力の小売による利益などが該当します。)、営業利益であります。 (4) 経営環境 当社グループの事業領域であるエネルギーの分野においては、電力価格の上昇傾向が続くことが予想され、そのため電力コストの削減に対する需要は拡大しております。また、環境問題への社会的関心の高まりから、省エネ関連商品や、脱炭素に向けた再生可能エネルギーの活用に対する潜在的な需要が拡大しております。このような事業環境のもと、エネルギーソリューション事業において、太陽光発電システムや蓄電池、各種省エネ設備の販売に関するビジネスチャンスは一層拡大していると考えております。 一方、小売電気事業につきましては、電力調達コストの高騰が利益の低下をもたらすリスクがあります。その対応策として、引き続き負荷率(契約電力に対する平均需要電力の比率)が低い低圧電力需要家の顧客基盤を拡充するほか、独自燃調(卸電力取引市場からの調達コストの一部を電気代に反映する仕組み)の導入、市場価格連動型契約の促進、相対電源の確保、デリバティブ取引の活用により、電力市場価格の高騰に対するリスクヘッジを図ります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 人材の確保と育成 当社グループの現在の事業は、事業用太陽光発電システムや蓄電池、各種省エネ設備の販売、電力の小売、一般家庭向けの住宅用太陽光発電システムや蓄電池の販売など、直接顧客に働きかける営業形態が主流のため、当社グループの業績は優秀な営業人員の確保とその育成速度に依存しています。そのため、それぞれの営業に熟達した営業社員の早期育成が重要な課題と認識しております。 顧客情報に基づいた営業支援システムや画像認識AIを使ったマーケティングDX等の効果的な活用による営業社員の活動の一層の効率化、チーム制での人材育成による顧客応対スキルの向上、新入社員の成長速度の向上を促してまいります。また、催事を活用した販売や提携販売については、現在まで蓄積してきた営業ノウハウの向上と教育により、営業社員の早期育成の加速化を目指したいと考えております。 ② 収益基盤の強化 当社グループが行う事業の収益構造は、太陽光発電システムや蓄電池等の販売、各種省エネ設備の販売といった、物品の販売によるフロー収益と、電力の小売、系統用蓄電池、売電収益、電子ブレーカーのリプレイス手数料やレンタルといった、継続的な利益を得るストック収益の2種類の収益構造の形態があります。 今後、持続的に成長していくために、安定的な収益基盤を確立するためのストック収益を拡充することが重要な課題と認識しております。ストック収益としての電力の小売は電力市場価格の変動により業績が大きく変動する傾向があるため、独自燃調の導入や相対電源の確保、市場価格連動型契約の推進などのリスクヘッジ施策により業績の変動を抑え、安定的なストック収益源とする方針です。系統用蓄電池につきましては、再生可能エネルギーの導入拡大に伴って活用の拡大が見込まれ、ストック収益源の基盤拡大に貢献するものと考えます。 ③ 法令遵守体制の強化 当社グループは、事業者や一般家庭を対象とする販売会社であるため、厳格な法令遵守体制の構築は当然のこととして、さらに一歩進めた説明責任の徹底と顧客の当社グループサービスに対する真の理解と満足の獲得が必要と認識しております。 そのため、営業社員に対しては、営業マニュアル、コンプライアンスマニュアルを作成し、社内研修等を通じて説明責任等の理解を促しております。また顧客に対しては、販売に際して顧客が当該商品・サービスの内容を正しく理解して購入の意思決定をしているかを、商品購入におけるリスクの認識に係る確認書の徴収と営業部門のバック・オフィスである業務部門から顧客への電話連絡により確認をしております。 また、当社グループは、個人情報の保護に関する法律に定める個人情報取扱事業者に該当し、同法による規制の対象者となっています。従って、コンピュータシステムにおけるセキュリティ強化に加えて、個人情報保護に係る個人情報取扱規程を定めて厳格に運用しております。 今後におきましても、関係法令の遵守はもとより、顧客の情報管理などに対する万全な体制を確立するとともに、グループ一人ひとりの高い倫理観の醸成、社会的良識を持った責任ある行動を目指し、啓蒙活動や社内教育を徹底してまいります。 ④ 内部統制システムの維持・強化 当社グループにおきましては、新しい事業の展開等の検討・実施を恒常的に行っていることもあり、内部統制システムの整備に関わる継続的な課題が発生いたします。監査等委員会監査や内部監査の過程において、状況変化に応じた内部統制システムの変更必要性を認識するとともに、対応策の早期構築に努めてまいります。
事業等のリスク3,156字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及び キャッシュ・フローの状況に重要な影響を与えると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当社グループとして必ずしもそのようなリスクには該当しない事項についても、投資判断の上で、あるいは当社グ ループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の予防及び発生時の対応に努めてまいります。なお、以下の事項における将来に関する事項については、本書提出日現在において当社グループで想定される範囲で記載したものです。また、以下の記載は当社グループ株式への投資に関連するリスクの全てを網羅するものではありません。 (1) 電力をめぐる状況の変化 ① 電力業界の動向変化 当社グループは、電力契約の種類変更や電気機器の運用方法の改善を提案することにより、顧客の電力基本料金の引き下げを行う電力基本料金削減コンサルティングを行っております。電力供給事業者が電力契約の内容を変更することで顧客にとって契約種類を変更するメリットが低下した場合、電力基本料金の仕組みが変更されることにより電力基本料金の引き下げのメリットが低下した場合、また、燃料価格の下落や原子力発電所の稼働などの影響で電力単価が大幅に下落し、当社グループの提案による顧客の電力料金削減効果が希薄化した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 電力調達価格の変動 当社グループは、事業者等に対して電力を供給する電力の小売を行っております。顧客へ販売する電力は、発電事業者との相対取引や常時バックアップにより、また、仲介事業者を通じて一般社団法人 日本卸電力取引所(JEPX)から購入しておりますが、燃料価格や為替相場の変動、天候の影響による電力需要の変動などによりJEPXから調達する電力の調達価格が上昇した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ インバランス料金 小売電気事業者は、一般送配電事業託送供給等約款料金算定規則に基づき、需要計画と実際の需要量を30分単位で一致させる義務(計画値同時同量制度)を負っており、需要計画と需要実績に過不足(インバランス)が生じた場合、インバランス料金として一般送配電事業者との間で精算が必要になります。 当社グループは、バランシンググループ(複数の小売電気事業者が1つのグループを形成し、一般送配電事業者との間で1つの託送供給規約を結ぶ仕組み)に参加するとともに、需給管理を仲介事業者に委託することで需給バランスの最適化を図り、インバランスが生じるリスクを抑えておりますが、需給バランスの調整に差異が生じ、同時同量が達成できないことでインバランス料金が多額に生じる場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競争激化に伴うリスク 電力の小売は、経済産業省により小売電気事業者としての登録を受けることにより事業を開始することが可能となりますが、参入障壁は高くないため、新規参入は難しくありません。当社グループが行う小売電気事業は、エネルギーソリューション事業により開拓した低圧電力需要家の既存顧客を主な対象としているため実質的な競合は少ないものの、新規参入者の拡大により競合他社が増加した場合、新規契約の獲得ペースが低下することにより、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 電気事業法の改正 当社グループは、電気事業法に基づいた事業を行っております。電気事業法の改正により想定外の制度変更等がある場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 信用リスクの変化 当社グループは、事業者向けの販売については、業務提携しているリース会社に対し商品を販売しリース会社より顧客へ商品をリース供与する販売方法や、クレジット会社による顧客への信用供与と、現金販売による顧客への商品提供を行っております。一般家庭向けの販売については、クレジット会社による顧客への信用供与と、現金販売による顧客への商品提供を行っております。 従って、当社グループが顧客の信用リスクにより直接影響を受ける度合いは限定されていますが、当該顧客の信用状態が悪化しリース及びクレジット債務支払いの延滞事例が増加してきた場合や、リース会社及びクレジット会社(以下リース会社等)に対する業法上の規制強化等がなされた場合には、リース会社等の顧客に対する与信承認率の低下を通じて、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 商品仕入に関するリスク 当社グループは、商社・メーカー等から商品を仕入れて顧客に販売しております。仕入先については複数確保しておりますが、為替相場の変動や原材料の不足等により、仕入価格の上昇や、商品の調達に支障が生じた場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 提携先の確保 当社グループは、住宅メーカー等と業務提携を行い、提携先の顧客に住宅用太陽光発電システム・蓄電池等を販売しております。提携先は随時拡大しておりますが、提携先が確保できず、販売対象が減少した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 新規事業等の展開と推進について 当社グループは、今後も継続的な成長を維持するため、新規事業等の展開と推進に取り組んでまいります。しかし、新規事業等を展開・推進する過程におきましては、急激な市場環境の変化や想定し得ないリスクが発生する可能性があり、これらにより当初計画を達成できない場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制 当社グループは、個人情報の保護に関する法律に定める「個人情報取扱事業者」に該当し、そのため同法の適用があります。当社グループは、同法を遵守するために、社内規程として個人情報取扱規程を定め、厳格に運営し個人情報の保護体制には万全を期していますが、何らかの原因で当社グループが保有している個人情報が漏洩するなどした場合、適切な対応を行うためのコスト負担、当社グループの社会的信用の低下、当社グループに対する損害賠償請求等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは一般家庭を対象として住宅用太陽光発電システム等を販売していることから、特定商取引に関する法律、消費者契約法及び不当景品類及び不当表示防止法の適用を受けており、当該法令等に抵触した場合には、業務の改善指示、停止命令等の行政処分、優良誤認表示及び有利誤認表示に該当する可能性があります。 当社グループは、これらの法的規制に対しコンプライアンス研修を実施すると同時に営業活動の厳格な管理を行うなど、従業員が法令に違反する行為を行わないよう指導しており、これまで業務改善指示、停止命令等の行政処分を受けたことはありませんが、今後何らかの理由で当社グループが行政処分を受けた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 太陽光発電に対する天候の影響 当社グループは、再生可能エネルギーの開発として、太陽光発電設備による発電を行い、売電にて収益を計上します。天候不順などの影響により日射量や日照時間が少なくなった場合、発電量の低下により売電収入が減少し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,865字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、雇用・所得環境の改善や、設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかに回復しているものの、中東情勢の長期化懸念や原材料価格の上昇など、先行き不透明な状況が続いております。 エネルギーをめぐる状況としては、第7次エネルギー基本計画において、脱炭素電源としての再生可能エネルギーの拡大のため、2040年度の電源構成における太陽光の比率を23~29%(2023年度は9.8%)に高める目標が設定され、自家消費型の屋根設置太陽光発電についても積極的に活用していくとされています。また、再生可能エネルギーは天候や時間帯により発電量の変動があるため、電力系統に接続し、電力需給状況を踏まえて充電と放電を行うことで電力供給を安定化させる系統用蓄電池の活用拡大が見込まれます。足元ではエネルギー価格の動向に対する不確実性が増加しており、エネルギーコストの抑制やエネルギーの効率的な利用に対する需要が高まっています。 このような経済環境の中、当社グループとしては、事業用太陽光発電システムを成長の主軸として経営資源を集中し、販売を拡大いたしました。電力小売については、低圧電力における独自燃調(電力市場調達コストの一部を電気代に反映する仕組み)の運用や高圧電力における市場価格連動型契約の促進による電力調達価格変動リスクの低減といった取り組みによるリスクヘッジの徹底を行い、安定的なストック収益基盤として、今後は契約口数の増加を目指し、収益基盤の拡充を図ってまいります。また系統用蓄電池事業につきましては、1基目の蓄電所の運用を開始しております。なお当連結会計年度におきまして、一般消費者向けの住宅用太陽光発電システム・蓄電池の販売について大型商業施設での催事費用の上昇など収益性の低下が見込まれることから、エネルギーソリューション事業において一般消費者向け販売を縮小して法人向け販売を主軸にすることで収益性の高い事業体制を構築するための構造改革費用として、事業構造改善費用111百万円を特別損失に計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は33,936百万円(前期比1.8%増)、営業利益は7,152百万円(前期比10.0%増)、経常利益は7,289百万円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,896百万円(前期比7.4%増)となりました。売上高、各利益は過去最高を更新しております。 事業別の状況は、以下のとおりであります。 なお、報告セグメントの変更につきまして、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報 1.報告セグメントの概要」をご覧ください。 〔エネルギーソリューション事業〕 エネルギーソリューション事業につきましては、電力の自家消費による電力コスト削減を提案する事業用太陽光発電システムや蓄電池を主力商材として販売し、また、事業者のコスト削減のための商品・サービスを販売してまいりました。系統用蓄電所につきましては、1基目となる伊賀バッテリーパークが3月より卸電力市場にて運用を開始しております。 その結果、売上高は14,693百万円(前期比5.4%増)、セグメント利益は5,032百万円(前期比11.0%増)となりました。 〔小売電気事業〕 小売電気事業につきましては、契約口数が前期末に比べて約1万口増加いたしました。電力市場価格の低下や容量市場拠出金の負担軽減に伴う顧客転嫁額の減少により売上高は減少しましたが、同様の影響で売上原価はそれ以上に減少したため、利益は増加いたしました。 その結果、売上高は19,242百万円(前期比0.8%減)、セグメント利益は2,886百万円(前期比3.1%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は23,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,239百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が2,472百万円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が281百万円、商品が256百万円減少したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は4,908百万円となり、前連結会計年度末に比べ392百万円増加いたしました。これは主に、機械及び装置が783百万円、建設仮勘定が968百万円増加した一方で、投資有価証券が1,334百万円減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は6,462百万円となり、前連結会計年度末に比べ585百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が322百万円、1年内返済予定の長期借入金が29百万円、未払金が132百万円、未払法人税等が33百万円、未払消費税等が188百万円減少した一方で、賞与引当金が158百万円増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は2,645百万円となり、前連結会計年度末に比べ31百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金が3百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は19,558百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,249百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に係る包括利益により5,149百万円増加した一方で、剰余金の配当で1,940百万円減少したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」と言います。)は16,323百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,472百万円増加いたしました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は5,099百万円(前期は4,648百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益7,183百万円、売上債権の減少281百万円、棚卸資産の減少256百万円等による資金の増加があった一方で、仕入債務の減少322百万円、法人税等の支払2,298百万円等による資金の減少があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は703百万円(前期は3百万円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得1,959百万円、敷金及び保証金の差入143百万円等による資金の減少があった一方で、投資有価証券の売却1,334百万円、敷金及び保証金の回収111百万円等による資金の増加があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は1,923百万円(前期は1,274百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払1,939百万円等による資金の減少があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) エネルギーソリューション事業(千円)   4,018,501   △8.0 小売電気事業(千円)   15,437,693   △3.0 合 計(千円)   19,456,194   △4.1 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) エネルギーソリューション事業(千円)   14,693,699   5.4 小売電気事業(千円)   19,242,405   △0.8 合 計(千円)   33,936,104   1.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度における経営成績は「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおり、売上高・各段階利益ともに増加しており、いずれも過去最高となりました。当期純利益の増加により自己資本比率は68.0%となっており、引き続き財政状態は健全です。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、電力をめぐる状況があります。当連結会計年度における小売電気事業の利益は増加いたしましたが、燃料価格高騰や電力需給の逼迫などの要因による電力調達価格の上昇懸念は常にあります。引き続きリスクヘッジを十分に行うことにより、安定的なストック収益源とする方針です。一方、そのような電力コストの上昇を背景に、エネルギーソリューション事業において、電気を創って自家消費することで経済的メリットを得るとともに再生可能エネルギーの普及にもつながる事業用太陽光発電システムは好調に販売を拡大しました。 (売上高及び売上総利益) 当連結会計年度における売上高は、過去最高の33,936百万円(前期比1.8%増)となりました。売上総利益は、過去最高の11,752百万円(前期比7.0%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は売上総利益と同様に伸長し、過去最高の7,152百万円(前期比10.0%増)となりました。 なお、セグメント別の内容は「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、過去最高の4,896百万円(前期比7.4%増)となりました。また、1株当たり当期純利益は211.96円となり、前連結会計年度に比べ14.66円増加いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フ ローの状況」に記載のとおり、増益に伴い営業活動によるキャッシュ・フローが順調に拡大しております。 当社グループは、主に営業活動によるキャッシュ・フローを財源として企業活動を行っております。また、安定的な資金の確保のため金融機関から長期借入金を調達しております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,658百万円、現金及び現金同等物の残高は16,323百万円となっております。 ③ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、電力料金収益の算定、棚卸資産の評価及び貸倒引当金の計上につきまして、過去の実績等を勘案して合理的に見積りを行っております。 当社グループの連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

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