概要
ラピーヌは、婦人服及び服飾雑貨の企画・製造・販売を主力とする中堅アパレル企業である。1950年に大阪で創業、1967年に現在の社名に変更。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード8143)。2026年2月期の連結売上高は約19億円、従業員37名。直営32店舗の小売事業と全国の専門店・百貨店向け卸売事業の二軸で展開する。近年は市場縮小の中、赤字が続いている。
卸売と小売の二軸で構成される事業セグメント
当社グループは、卸売事業、小売事業、福祉事業の3セグメントで構成される。2026年2月期の売上高は卸売事業が7億63百万円(全体の約41%)、小売事業が10億99百万円(約59%)、福祉事業が11百万円(約0.6%)である。卸売事業は東京・大阪の営業拠点から全国の婦人服専門店や百貨店へ販売する。小売事業は直営店舗と自社ECサイトを通じて一般消費者に販売する。福祉事業は連結子会社ラピーヌ夢ファームが野菜栽培と障害者就労支援を手掛けるが、売上規模は小さい。
直営店32店とECで拡げる販売チャネル
販売チャネルは直営店舗、EC、卸売の三つである。直営店舗数は2026年2月末時点で32店舗(連結子会社ベルラピカ運営の28店舗を含む)。ECは自社運営サイトに加え、大手百貨店のECサイトや有力ECモールにも出品する。卸売は長年愛用している顧客層に加え、新規顧客開拓を狙う。近年は消費者の節約志向が強く、店頭販売は厳しいが、価格見直しや戦略商品のPRによる新顧客獲得に注力する。
連結子会社が担う小売と福祉の二事業
連結子会社は2社ある。株式会社ベルラピカは婦人服・服飾雑貨の小売事業を担い、2026年2月末時点で28店舗を運営する。当社製品に加え他社製品も仕入れ販売する。ラピーヌ夢ファーム株式会社は水耕栽培による野菜の生産・販売と、障害者総合支援法に基づく障害者福祉サービス事業を行う。設立は2012年で、社会福祉への取り組みの一環として障害者の安定的な職場確保を目的とする。売上は小さいが、就労支援事業運営費収入等で損失を補填している。
主力ブランド「ラピーヌ」の位置づけ
「ラピーヌ」は1967年から使用されるブランド名である。婦人既製服を中心に、服飾雑貨も手掛ける。ブランドのコンピタンスとして「PRIDE(時流をつくる)」「QUALITY(ラピーヌクオリティ)」「MIND(一着一着に思いを込めて)」を掲げる。直営の富士服飾研究所(山梨県富士吉田市)で製造するほか、国内協力工場への委託や海外からの仕入れも行う。近年は消費の多様化や顧客の高齢化に対応すべく、価格帯の見直しや若年層へのアピールを強化している。
業界の中での役割は全国の専門店・百貨店に婦人服を卸売りし、直営店舗・ECで小売も行うにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 小売事業 | 11億円 | 57.9% | — | — |
| 卸売事業 | 8億円 | 42.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01婦人服・服飾雑貨小売店(専門店・百貨店)主力
婦人服・服飾雑貨を企画し、自社の富士服飾研究所と国内協力工場で製造。東京・大阪の営業拠点から全国の専門店・百貨店に卸売販売。一部は国内外から仕入れて品揃え。
主要顧客専門店、百貨店
- 婦人服・服飾雑貨
- 婦人向けアパレル製品と服飾雑貨の企画・製造・販売。ブランド展開、OEM供給も行う。
02一般消費者(直営EC・小売)準主力
直営ECサイトおよび子会社ベルラピカが運営する28店舗の小売店舗で、当社製品と他社製品を販売。直接顧客にアプローチし、ブランド体験を提供。
03社会福祉(障害者支援)副次
子会社ラピーヌ夢ファームが水耕栽培による野菜の栽培・販売と障害者福祉サービス事業を展開し、障害者の安定的な職場確保に貢献。
- 水耕栽培野菜
- 水耕栽培で生産した野菜。障害者福祉サービス事業として、職場を提供しつつ販売を行う。
製品と技術
婦人既製服の企画から製造までの一貫体制
主力製品は婦人既製服であり、ジャケット、スカート、ワンピース、ブラウスなどを展開する。企画は自社デザイナーが行い、製造は直営の富士服飾研究所(山梨県富士吉田市)と国内協力工場で行う。また、一部製品は海外から仕入れる。同社は「ラピーヌクオリティ」として品質へのこだわりを掲げ、縫製や素材選びに注力する。近年は実需期に発注を引き寄せ、在庫リスクを低減する生産体制へと移行している。
多彩なアイテムを揃える服飾雑貨
婦人服に加えて、スカーフ、バッグ、アクセサリーなどの服飾雑貨も取り扱う。これらはコーディネート提案の一部として重要な役割を果たし、直営店や卸先で販売される。雑貨の多くは外部仕入れであるが、ブランドイメージに合うよう厳選される。服飾雑貨の売上は全体の一部だが、顧客の来店頻度を高め、ブランドへの愛着を深めるのに貢献している。
水耕栽培による野菜生産と障害者雇用の福祉事業
連結子会社ラピーヌ夢ファームは、大阪府箕面市で水耕栽培および土耕栽培による野菜(レタス類等)の生産・販売を行う。同時に、障害者総合支援法に基づく就労継続支援事業を運営し、障害者に安定的な雇用の場を提供する。売上規模は連結全体の約0.6%と小さいが、社会貢献活動の一環として位置づけられている。2026年2月期は売上高11百万円、営業損失33百万円であったが、助成金収入により当期純損失は4百万円に抑えた。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
繊維製品のなかでの位置
小型アパレル、減収赤字で苦境
ラピーヌは繊維製品セクターに属する小型アパレル企業で、売上高は20億円(2025年2月期)と同業の片倉工業やグンゼに比べ大幅に小規模。業績は悪化傾向にあり、2025年2月期は営業赤字(売上高経常利益率▲20%)に転落し、2026年2月期も赤字継続見通し(同▲15.79%)。同業他社が総合繊維メーカーとして多角化する中、ラピーヌは婦人服等の専門性に特化するが、規模の小ささと収益性の低さが課題。片倉工業やグンゼのような素材・機能性事業を持たず、競争力の源泉が限定的。内需依存度が高く、国内消費低迷の影響を直接受けやすい立ち位置にある。
強み
- 婦人服を中心とした製品構成で、特定市場に特化したニッチな強みを持つ。
- 組織が小規模であるため、トレンド変化への迅速な対応が可能。
- 長年のアパレル事業で培ったブランド運営ノウハウがある。
- 売上規模に比して固定費が低く、損益分岐点が低い可能性がある。
課題
- 2025年2月期、2026年2月期とも営業赤字見通しで、早期の黒字化が急務。
- 売上高は23億円→20億円→19億円と減少傾向にあり、需要喚起が必要。
- 片倉工業やグンゼのような総合繊維大手に対し、規模・リソースで劣る。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
繊維製品の時価総額近傍。太字がラピーヌ
時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 |
|---|---|---|
| 1 | 3409北紡 | 29億円 |
| 2 | 3600フジックス | 25億円 |
| 3 | 3598山喜 | 25億円 |
| 4 | 442Aクラシコ | 17億円 |
| 5 | 3111オーミケンシ | 12億円 |
| 6 | 8143ラピーヌ | 4億円 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
婦人既製服ブランドとして再出発した1967年
1950年2月、大阪市阿倍野区で株式会社大東として創業し、オーダーメードの婦人服を中心とする小売業を始めた。1962年6月に婦人既製服分野へ進出し、1963年2月に商号を株式会社ダイトウに変更。1967年2月、婦人既製服の企画・製造・販売を本格化し、ブランドを「ラピーヌ」と定めた。同年4月に商号を株式会社ラピーヌに変更し、現在の事業の礎を築いた。この転換は、既製服の需要拡大を見据えた経営判断であった。
大阪・東京両市場への上場と生産体制の強化
1983年10月に大阪証券取引所市場第二部に上場。1984年3月に本社を大阪市北区に移転し、1989年8月には大阪府箕面市に商品センターを開設した。1990年2月に東京証券取引所市場第二部にも上場し、首都圏での認知度向上を図った。1992年8月には山梨県富士吉田市に富士服飾研究所を開設し、自社製造能力を強化した。上場資金と生産拠点の拡充により、ブランドの全国展開を加速させた。
子会社設立による小売と福祉事業への多角化
2005年8月、株式会社ポップインターナショナルの営業の一部を譲受け、事業基盤を拡大した。2007年6月に株式会社ベルラピカ(現連結子会社)を設立し、同年8月に株式会社ベルミランの営業の一部を譲受けて婦人服・服飾雑貨の小売事業を開始した。2012年9月にはラピーヌ夢ファーム株式会社を設立し、水耕栽培による野菜生産と障害者福祉サービス事業に参入した。これにより、卸売中心の事業構造に小売と福祉の柱を加えた。
証券市場統合と本社移転の節目
2013年2月、決算期を3月20日から2月末日に変更し、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合により東京証券取引所市場第二部への単独上場となった。2016年5月、監査等委員会設置会社に移行し、本社を大阪市中央区に移転。2021年3月には本店所在地を東京都千代田区に移し、実質的な本社機能を東京へ移した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行した。
売上高の減少と赤字が続く近年の経営
2012年3月期の連結売上高121億円をピークに、2026年2月期は18億73百万円まで減少した。2016年2月期以降、営業損益はほぼ毎期赤字であり、2024年2月期には営業損失3億60百万円を計上した。2026年2月期も営業損失2億75百万円、親会社株主に帰属する当期純損失2億59百万円と厳しい状況が続く。経営陣は実需に即した発注、低コスト生産、固定費削減、新規顧客開拓などで収益改善を図るが、市場環境は依然として不透明である。
年表24件を開く
1950年代
- 1950年2月創業大阪市阿倍野区において、株式会社大東を設立、オーダーメードの婦人服を中心とする総合衣料の小売業を開始。
1960年代
- 1962年6月婦人既製服分野へ進出。
- 1963年2月商号変更商号を株式会社ダイトウに変更。
- 1967年2月婦人既製服の企画、製造、販売を開始、ブランドをラピーヌと定める。
- 1967年4月商号変更商号を株式会社ラピーヌに変更。
1970年代
- 1970年3月東京都品川区TOCビル内に東京営業所を開設。
- 1971年2月大阪市中央区OMMビル内に大阪営業所を開設。
1980年代
- 1983年1月東京店をTOCフロントビルに移転。
- 1983年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
- 1984年3月本社を大阪市北区天満一丁目5番7号に移転。
- 1989年8月大阪府箕面市に商品センターを開設。
1990年代
- 1990年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1992年8月山梨県富士吉田市に富士服飾研究所を開設。
- 1999年2月M&A大阪店事務所を本社に統合。
2000年代
- 2005年8月株式会社ポップインターナショナルの営業の一部を譲受け。
- 2007年6月株式会社ベルラピカ(現・連結子会社)を設立。
- 2007年8月株式会社ベルラピカが株式会社ベルミランの営業の一部を譲受け、婦人服・服飾雑貨の小売事業を開始。
2010年代
- 2012年6月執行役員制度を導入。
- 2012年9月ラピーヌ夢ファーム株式会社(現・連結子会社)を設立。
- 2013年2月上場決算期を3月20日から2月末日に変更。東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合により、東京証券取引所市場第二部への単独上場となる。
- 2016年5月監査等委員会設置会社に移行。本社を大阪市中央区大手前一丁目7番31号に移転。
2020年代
- 2021年3月本店所在地を東京都千代田区神田東松下町17番地(現在地)に移転。
- 2022年4月東京証券取引所 スタンダード市場に移行。
- 2022年11月大阪店を大阪府箕面市船場西一丁目3番15号に移転。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2027年2月期まで18億90百万円
- 営業損失2027年2月期まで1億53百万円
- 経常損失2027年2月期まで1億24百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中核市場での新品開発と低価格戦略
品質を維持しつつパターンや縫製を合理化し、売れ筋トレンドを押さえた低価格商品を展開。未購買層へもアピールし新規顧客を獲得する。
- 02
店頭VP刷新と接客強化による顧客接点拡大
百貨店や直営店のビジュアルプレゼンテーションを従来顧客向けから戦略商品PR中心に変更。実店舗とECの連携を強化し、使いやすいサービスを提供する。
- 03
在庫リスク低減とコスト削減による収益改善
製造・仕入のコントロールで在庫リスクを減らし、発表型数・展開サイズを絞って低コスト生産。固定費の効率的運用と徹底削減を継続する。
- 04
福祉事業の生産性向上と収益化
連結子会社の水耕栽培・土耕栽培の生産性を高め、施設利用者の教育訓練で作業効率アップを図り、営業利益を創出する体制を整える。
- 05
資金確保と財務安定化
コスト削減の継続、取引金融機関との返済スケジュール交渉、資産売却による資金化を早期に実施し、資金繰りの懸念を解消する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で37人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は396万円で、9期前と比べて−8.8%。平均年齢は48.7歳、平均勤続年数は23.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 232 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 219 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 214 | — |
| 2020年2月 | 434 | 41.5 | 16.2 | 191 | — |
| 2021年2月 | 384 | 42.6 | 16.4 | 174 | — |
| 2022年2月 | 375 | 44.5 | 17.7 | 117 | — |
| 2023年2月 | 370 | 46.4 | 19.7 | 83 | — |
| 2024年2月 | 377 | 48.8 | 21.3 | 66 | — |
| 2025年2月 | 371 | 49.2 | 22.0 | 49 | −816 |
| 2026年2月 | 396 | 48.7 | 23.7 | 37 | −811 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内ラピーヌ夢ファーム(株)東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内フリージア・マクロス(株)東京都千代田区 · その他の関係会社議決権35.6%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は19億円、営業利益は-3億円。前期と比べると減収で、売上が-5.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 19億円 | 19億円 |
| 営業利益 | -2億円 | -3億円 |
| 純利益 | -1億円 | -3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は−1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 5 | −2 | −40.0 | −2 |
| 2024年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 5 | — | — | −1 |
| 2025年1Q | 5 | −1 | −20.0 | 1 |
| 2025年2Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2025年4Q | 10 | −2 | −20.0 | −1 |
| 2026年2Q | 9 | −2 | −22.2 | −2 |
| 2026年4Q | 10 | −1 | −10.0 | −1 |
| 2027年1Q | 5 | −1 | −20.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年3月期からの15期で、売上は121億円から19億円へ16%に減った。直近期の営業利益率は-15.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラピーヌ夢ファーム株式会社(現・連結子会社)を設立。 | |||||
| 2012年3月 | 121 | — | 2 | — | 2 |
| 決算期を3月20日から2月末日に変更。東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合により、東京証券取引所市場第二部への単独上場となる。 | |||||
| 2013年2月 | 112 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年2月 | 115 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年2月 | 114 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年2月 | 108 | — | −5 | — | −3 |
| 2017年2月 | 99 | — | −10 | — | −17 |
| 2018年2月 | 99 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年2月 | 94 | — | −4 | — | −10 |
| 2020年2月 | 87 | — | −13 | — | −15 |
| 2021年2月 | 52 | — | −16 | — | −21 |
| 2022年2月 | 44 | — | 2 | — | 2 |
| 2023年2月 | 33 | — | 3 | — | 2 |
| 2024年2月 | 23 | — | −3 | — | −3 |
| 2025年2月 | 20 | −4 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2026年2月 | 19 | −3 | −2 | −15.8 | −3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高19億円のうち、営業利益として残るのは-3億円で-15.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-15.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金36.8%7億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金73.7%14億円
- その他の費用持分法損益などの調整5.3%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-15.8%-3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年2月期は営業CFが−5億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−5億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は5億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 4 | −2 | −2 | 2 | 26 |
| 2013年2月 | 2 | −2 | −12 | 0 | 14 |
| 2014年2月 | 3 | −1 | −4 | 2 | 13 |
| 2015年2月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 14 |
| 2016年2月 | −1 | 7 | −8 | 6 | 12 |
| 2017年2月 | −8 | 0 | 4 | −8 | 8 |
| 2018年2月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 9 |
| 2019年2月 | −5 | 24 | −13 | 19 | 14 |
| 2020年2月 | −5 | 0 | −1 | −5 | 8 |
| 2021年2月 | −9 | 3 | 10 | −6 | 12 |
| 2022年2月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 16 |
| 2023年2月 | 4 | 0 | 2 | 4 | 21 |
| 2024年2月 | −7 | 0 | −2 | −7 | 13 |
| 2025年2月 | −5 | 0 | −1 | −5 | 8 |
| 2026年2月 | −5 | 0 | 2 | −5 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年2月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は23.0%(業種中央値57.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 130 | 73 | 57 | 55.9 |
| 2013年2月 | 119 | 75 | 44 | 62.5 |
| 2014年2月 | 117 | 74 | 43 | 63.4 |
| 2015年2月 | 119 | 75 | 44 | 63.0 |
| 2016年2月 | 105 | 70 | 35 | 65.7 |
| 2017年2月 | 91 | 53 | 38 | 58.1 |
| 2018年2月 | 91 | 54 | 37 | 59.4 |
| 2019年2月 | 67 | 44 | 23 | 65.7 |
| 2020年2月 | 50 | 28 | 22 | 56.1 |
| 2021年2月 | 39 | 7 | 32 | 18.4 |
| 2022年2月 | 37 | 8 | 29 | 21.5 |
| 2023年2月 | 40 | 12 | 28 | 28.6 |
| 2024年2月 | 34 | 9 | 25 | 26.7 |
| 2025年2月 | 30 | 8 | 22 | 27.8 |
| 2026年2月 | 32 | 7 | 25 | 23.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
繊維製品 48社との比較
同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で48社中40位あたり、逆に低いのは自己資本比率で48社中47位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥141で、1年前と比べて-54.1%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 0.47倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は年初から下落トレンドが続き、52週高値362円からは60%下落。直近146円で、25日線145円とほぼ同水準。1ヶ月では横ばい、1年では43.9%下落。出来高は全体的に低調で、8月10日に1.3万株とやや増加。RSIは52.6と中立圏で、下げ止まりの兆しも見える。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER は算出不能であるが、PBR は 0.4827 倍と業界平均の 1.02 倍を大幅に下回り、株価は純資産の約半分の水準で割安に見える。一方、ROE は 16.3% と高いが、直近の業績は減収で営業赤字が続き、配当も無配である。業界平均の PER は 24.62 倍はあるが、黒字転換の見込みが立たないため、単純比較は困難。赤字が続く中で、PBR の低さは企業価値の毀損を反映している可能性が高く、割高と判断した。ただし、資産価値から株価は下支えられている。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 0.47倍 | 1.01倍 |
| ROE | 16.3% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績不振からの回復可能性が主な論点。強気派は、ブランド再構築やコスト削減で黒字転換を目指すとみる。一方、弱気派は、売上高が減少傾向にあり、営業赤字が続く中で、事業構造の抜本的な改革がなければ回復は難しいと指摘。消費者トレンドの変化や競合の台頭により、既存事業の立て直しは容易ではない。新たな成長戦略が見えるかが焦点。
- コスト削減効果
経費削減により赤字幅が縮小傾向にあり、改善の兆しがある。
- ブランド価値の再生
老舗ブランドとして知名度があり、改革次第で復活の余地。
- EC強化の可能性
オンライン販売の拡大で、実店舗に依存しない収益化を狙う。
- 営業赤字が4億円から3億円へ縮小決算発表後影響強
2026年2月期の営業損失4億円→3億円、時価総額4億円の1億円改善は25%相当
- 減収幅が3億円から1億円へ縮小通年影響中
売上高23億→20億→19億円、前期比の減収額は3億円→1億円
- PBR0.48倍で解散価値対比の割安感継続影響弱
PBR0.4827倍、時価総額4億円
- 外国人保有比率4.84%と低位で売り圧力限定的継続影響弱
外国人保有比率4.84%と低位で売り圧力が限定的
- 売上高の減少
2023年2月期から売上高が大幅に減少し、需要の低迷が続く。
- 赤字の継続
2024年2月期以降、営業損益が赤字で、改善の目処が立たない。
- 競争による圧力
アパレル市場の競争激化により、価格・販売とも厳しい。
- 純損失が3億円と赤字拡大決算発表後影響強
2026年2月期の純損益は-3億円、前期の-1億円から赤字拡大
- 営業損益率マイナス15.8%と収益構造の脆弱さ通年影響中
2026年2月期の営業損益率は-15.79%、売上高19億円
- 無配当で株主還元の欠如継続影響弱
配当利回り0%
- 1年で株価43.85%下落の下げトレンド継続影響弱
直近1年の株価変動率-43.85%
- 売上高成長率
- 売上高の減少が続く中で、回復の兆しを確認するため。
- 営業損益の動向
- 赤字脱却に向けた進捗を測る重要な指標。
- EC売上高比率
- オンライン戦略の効果を評価するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年2月 | 15 | — | 25.5 |
| 2019年2月 | 15 | 0.0 | — |
| 2020年2月 | 15 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ1,642人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.7%を占め、残る63.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 46.4 | 47.1 | 45.5 | 46.5 | 48.2 | 52.1 |
| 事業法人 | 37.1 | 38.9 | 38.5 | 39.1 | 38.8 | 36.7 |
| 自己株式 | 8.1 | 7.9 | 7.9 | 7.9 | 7.9 | 7.9 |
| 証券会社 | 3.5 | 2.2 | 4.4 | 5.1 | 7.1 | 6.4 |
| 外国法人 | 1.6 | 2.6 | 2.3 | 1.1 | 1.2 | 3.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.9 | 1.1 |
| 金融機関 | 11.3 | 9.1 | 9.3 | 8.1 | 4.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | フリージア・マクロス株式会社 | 32.57 |
| 02 | 楽天証券株式会社 | 3.27 |
| 03 | 技研ホールディングス株式会社 | 2.03 |
| 04 | 仲川 昭夫 | 1.95 |
| 05 | UBS AG LONDON ASIA EQUITIES (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.75 |
| 06 | 野津 好正 | 1.75 |
| 07 | 吉江 克己 | 1.75 |
| 08 | 鬼頭 和孝 | 1.52 |
| 09 | 野下 将司 | 1.40 |
| 10 | 川上 知良 | 1.09 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−1668%、1株純資産は15期で+10%。直近期のROEは16.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 7 | 287 | 2.5 | 14.3 | 42.4 |
| 2013年2月 | 7 | 300 | 2.5 | 12.2 | 29.7 |
| 2014年2月 | 6 | 319 | 2.0 | 16.1 | 34.5 |
| 2015年2月 | 46 | 3,241 | 1.4 | 23.8 | 37.6 |
| 2016年2月 | −112 | 2,984 | — | — | — |
| 2017年2月 | −718 | 2,280 | — | — | — |
| 2018年2月 | 57 | 2,321 | 2.5 | 14.8 | 25.5 |
| 2019年2月 | −406 | 1,869 | — | — | — |
| 2020年2月 | −644 | 1,199 | — | — | — |
| 2021年2月 | −908 | 302 | — | — | — |
| 2022年2月 | 66 | 335 | 20.6 | 4.8 | — |
| 2023年2月 | 67 | 486 | 16.3 | 4.9 | — |
| 2024年2月 | −136 | 389 | — | — | — |
| 2025年2月 | −55 | 357 | — | — | — |
| 2026年2月 | −110 | 316 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額21百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐々木ベジ | 代表取締役社長 | 70 | — |
| 松永敬司 | 取締役 専務執行役員 | 57 | 2,300 |
| 森岡正人 | 取締役 執行役員 | 59 | 6,900 |
| 奥山一寸法師 | 取締役 | 66 | — |
| 西信子 | 取締役 | 70 | 1,000 |
| 山本昌弘 | 取締役 | 54 | — |
| 大須賀和志 | 取締役(監査等委員) | 59 | — |
| 畠山誠 | 取締役(監査等委員) | 68 | — |
| 佐藤生空 | 取締役(監査等委員) | 40 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 16 | 16 | 4 |
| 社外取締役 | 4 | 5 | 5 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容583字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,559字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,002字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,320字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-29
- 半期報告書半期報告書-第78期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-30
- 半期報告書半期報告書-第77期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-30
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
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- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-29
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-16
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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