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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

オーミケンシ

OMIKENSHI CO.,LTD.3111 · Standard · 繊維製品

繊維加工・販売を祖業とし、不動産、食品、電子機器・ソフトウェア販売まで展開する複合企業。

概要

オーミケンシは1917年に滋賀県彦根市で絹紡糸の半製品(ペニー)の生産を始めた繊維メーカーである。現在は繊維製品の加工販売のほか、不動産賃貸、食品製造、ソフトウェア開発の4セグメントを有する。2025年3月期の連結売上高は34億円、従業員数は83名。

4事業セグメントの構成と収益規模

2025年3月期のセグメント別売上高は、繊維が1,688百万円(全体の49.5%)、不動産が1,240百万円(36.4%)、その他が342百万円(10.0%)、食品が135百万円(4.0%)である。利益面では不動産が848百万円のセグメント利益を計上する一方、繊維は129百万円、食品は76百万円の損失を計上した。連結子会社は5社で、中国の近絹(上海)商貿有限公司、食品の㈱宇美フーズ、ソフトウェアのオーミケンシソリューション㈱などが含まれる。

収益構造の変遷と不動産への依存

2010年代前半は売上高140億円前後で推移したが、レーヨン事業撤退や繊維需要低迷により縮小し、2025年3月期は34億円まで減少した。営業利益は2019年3月期以降赤字が続き、2025年3月期に営業黒字(235百万円)を回復したが、これは主に不動産セグメントの利益による。固定資産売却益1,271百万円や減損損失493百万円、事業撤退損360百万円を計上し、最終純利益は300百万円となった。経営指標として自己資本比率は8.9%から12.1%に改善した。

グループ全体の地域展開と拠点

本社は大阪市中央区に置き、工場はかつて滋賀県彦根市、加古川市などにあったが、2006年の不採算部門撤退により製造拠点の多くを閉鎖した。海外では1973年にブラジルに現地法人を設立したが、2006年に清算。中国には2006年に設立した近絹(上海)商貿有限公司が連結子会社として繊維原料・製品の卸売を手掛ける。国内の不動産事業は加古川工場跡地の活用が進行中で、賃貸または売却による収益化を検討している。

業界の中での役割は繊維製品加工メーカー、および不動産・食品・ITサービスを手掛ける複合企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
29億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01繊維業界主力

当社が繊維製品(レーヨン綿、紡績糸、編織物等)の加工及び販売を行う。子会社の近絹(上海)商貿有限公司は繊維原料及び繊維製品の卸売販売を担当。

主な製品・サービス3
レーヨン綿
レーヨン繊維で作られた綿状の素材。衣料等に使用。
紡績糸
繊維を紡いで作られた糸。織物等の原料。
編織物
編み物や織り物の布地。

02不動産業界準主力

当社は不動産の賃貸及び販売を行い、子会社のオーミケンシソリューション㈱も不動産の賃貸等を行っている。

03食品業界副次

子会社の㈱宇美フーズが食料品等の製造及び加工を行い、当社がそれらの販売を行う。

04電子機器・ソフトウェア(その他)その他

子会社のオーミケンシソリューション㈱が電子機器等の仕入れ及びソフトウェアの開発を行い、当社が販売を担当。

製品と技術

レーヨン綿と紡績糸:繊維事業の基盤技術

創業以来の絹紡糸技術を発展させ、レーヨン綿や紡績糸の加工・販売を行う。レーヨン事業は2006年に製造から撤退したが、原料調達や販売は継続。現在は中国の連結子会社が繊維原料・製品の卸売を担う。加えて、環境配慮型素材の開発に取り組み、サステナビリティ対応を進めている。

編織物の加工販売と用途拡大

紡績糸を素材とした編物・織物の加工販売も手掛ける。製品は衣料用途に加え、産業資材などへの展開を模索している。ただし繊維セグメント全体では赤字が続いており、収益化には至っていない。

不動産活用と食品・ソフトウェア事業

不動産部門は加古川工場跡地などの賃貸・売却を中心に収益をあげており、2025年3月期のセグメント利益率は68.4%と高い。食品部門では子会社㈱宇美フーズが食料品製造を、その他部門ではオーミケンシソリューション㈱がソフトウェア開発・電子機器販売を行う。これらの事業は繊維の赤字を補完する役割を担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

繊維老舗、業績回復途上

同社は紡績・繊維製品メーカーで、売上高約34億円と小規模。かつては大手だったが現在は縮小。同業他社のグンゼやユニチカは規模が大きく、多角化が進んでいる。同社は2024/3期に営業赤字だったが、2025/3期は黒字転換し利益率5.88%と改善。コスト削減や収益構造改革が奏功した可能性。一方、売上高は不安定で、繊維市況の変動リスクが大きい。

強み

  • 赤字から黒字に転換し、収益改善の兆しが見える。
  • 紡績・繊維技術で長い歴史とノウハウを持つ。
  • 特殊繊維や産業資材などニッチ分野で競争力を発揮。
  • 構造改革によりコスト削減が進み、収益性が向上。

課題

  • 売上高が年度によって変動し、安定した成長が見込めない。
  • 国内繊維産業は縮小傾向にあり、市場のパイが減少。
  • グンゼなど大手と比べ規模・ブランド力で劣る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がオーミケンシ

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18013ナイガイ30億円56.6倍
23409北紡29億円
33600フジックス25億円
43598山喜25億円
5442Aクラシコ17億円
63111オーミケンシ12億円
78143ラピーヌ4億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

絹紡糸ペニー生産で創業した1917年

1917年8月、滋賀県彦根市に近江絹綿株式会社を設立し、絹紡糸の半製品であるペニーの生産を開始した。これが現在のオーミケンシの礎となる。1919年12月には商号を近江絹絲紡績株式会社に変更し、絹紡績事業を本格化させた。

戦時下の企業買収による事業拡大

1939年から1943年にかけて、岡徳織布、中山織布株式会社、日本絹絲紡績株式会社、関東紡績株式会社の4社を相次いで買収した。これにより紡績・織布の生産能力を拡大し、戦時体制下での事業基盤を固めた。

証券取引所上場と本社の大阪移転

1949年5月、東京・大阪両証券取引所に株式を上場した。翌1950年2月には本社を創業の地・彦根から大阪市に移転し、経営の中心を商業地区へ移した。1956年11月には加古川工場を新設し、生産能力を増強した。

商号変更とブラジル進出の1968~1973年

1968年8月、商号をオーミケンシ株式会社に変更した。1969年8月にはミカレディ株式会社を設立し、関連事業を整理。1973年6月にはブラジルにオーミ・ジロー・ローレンゼッチ繊維工業株式会社(のちにオーミ・ド・ブラジルテキスタイル株式会社)を設立し、海外生産拠点を構築した。

レーヨン事業分社化と不採算部門撤退

2000年12月、レーヨン事業の製造部門をオーミケンシレーヨン株式会社に移管した。2004年4月には会社分割により不動産事業や有価証券運用をオーミ・リアルエステート株式会社に承継。2006年10月には不採算のレーヨン事業から撤退し、同時にブラジル子会社を清算した。この年、中国に近絹(上海)商貿有限公司を設立し、新たな海外拠点を設けた。

食品事業参入とソフトウェア事業への進出

2006年10月、当社を存続会社として連結子会社3社(オーミ・リアルエステート、ミカレディ、オーミケンシレーヨン)を吸収合併した。同時に、ソフトウェア開発業務をオーミケンシソリューション株式会社に移管し、株式会社宇美フーズを買収して食品事業に参入した。これにより繊維・不動産・食品・その他(ソフトウェア等)の4部門体制が成立した。

固定資産売却で赤字から黒字転換した2025年3月期

2025年3月期、売上高は前年比12.5%増の3,407百万円、営業利益235百万円(前年は67百万円の損失)と黒字転換した。ただし、この改善は不動産セグメントの増益に加え、加古川工場跡地などの固定資産売却益1,271百万円を計上したことによる。一方で減損損失493百万円、事業撤退損360百万円も発生。最終純利益は300百万円となった。

経営課題:繊維赤字からの脱却と安定収益の確立

連結売上高は2013年3月期の145億円から2025年3月期の34億円へと10年間で約4分の1に縮小した。繊維セグメントは3期連続の営業損失、食品セグメントも赤字が続いている。経営方針として、不動産収益を基盤に財務健全性を高め、早期の復配と企業価値向上を目指す。2026年3月期の目標は売上高35億円、営業利益3億円、純利益0.5億円。

年表18件を開く

1910年代

  • 1917年8月創業滋賀県彦根市に近江絹綿株式会社を設立。絹紡糸の半製品(ペニー)の生産開始。
  • 1919年12月商号変更商号を近江絹絲紡績株式会社に変更。

1930年代

  • 1939年10月M&A岡徳織布を買収。

1940年代

  • 1943年2月M&A中山織布株式会社を買収。
  • 1943年5月M&A日本絹絲紡績株式会社を買収。
  • 1943年9月M&A関東紡績株式会社を買収。
  • 1949年5月上場東京・大阪証券取引所へ株式を上場。

1950年代

  • 1950年2月本社を彦根市より大阪市に移転。
  • 1956年11月加古川工場を新設。

1960年代

  • 1960年6月創業公正企業株式会社を設立。
  • 1968年8月商号変更商号をオーミケンシ株式会社に変更。
  • 1969年8月創業ミカレディ株式会社を設立。

1970年代

  • 1973年6月創業ブラジルにオーミ・ジロー・ローレンゼッチ繊維工業株式会社(のちに「オーミ・ド・ブラジルテキスタイル株式会社」に社名変更)を設立。
  • 1979年2月M&Aミカレディ株式会社より飯田工場を買収。

2000年代

  • 2000年12月レーヨン事業の製造部門をオーミケンシレーヨン株式会社に移管。
  • 2004年4月当社を分割会社とし、オーミ・リアルエステート株式会社(旧、公正企業株式会社)を承継会社とする会社分割を実施し、不動産事業、保有有価証券等資産の運用・管理及び子会社等に対する金銭の貸付・管理に関する営業を分割。
  • 2006年1月中国に近絹(上海)商貿有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 2006年10月M&Aソフトウェア開発業務をオーミケンシソリューション株式会社(現、連結子会社)に移管。当社を存続会社とし、連結子会社であるオーミ・リアルエステート株式会社、ミカレディ株式会社、オーミケンシレーヨン株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施。株式会社宇美フーズを買収。レーヨン事業を含む不採算部門の撤退。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。オーミ・ド・ブラジルテキスタイル株式会社を清算。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年3月期まで3,500百万円
  • 営業利益2026年3月期まで300百万円
  • 経常利益2026年3月期まで50百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年3月期まで50百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    環境配慮型事業構造の構築

    持続可能な社会の実現に貢献するため、環境負荷低減を目指した素材開発や生産技術の研究開発に注力し、環境配慮型企業としての地位確立を目指す。

  2. 02

    収益基盤の早期確立

    素材メーカーとして培った技術を活かし、素材から製品まで心のゆとりと豊かさを提案することで、安定した収益基盤を確立し、早期復配を目指す。

  3. 03

    不動産有効活用による収益安定化

    加古川工場跡地の賃貸または売却による有効活用を検討し、市場動向を注視しながら収益最大化と地域社会への貢献を両立させ、安定した収益構造を維持拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で83人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は526万円で、8期前と比べて+24.4%平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は18.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月223
2018年3月228
2019年3月42342.518.0255
2020年3月40943.218.9257
2021年3月43244.619.5112
2022年3月48845.319.286
2023年3月52245.918.683
2024年3月53045.218.082−122
2025年3月52645.818.683241

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
加古川工場 — 兵庫県加古川市7,951百万円
不動産
中津川 — 岐阜県中津川市3,305百万円
不動産
大垣 — 岐阜県大垣市806百万円
不動産
飯田 — 長野県飯田市561百万円
不動産
宇美 — 福岡県糟屋郡90百万円
食品
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    オーミケンシソリューション㈱(注)2
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    近絹(上海)商貿有限公司(注)2、3
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱宇美フーズ(注)2、4
    福岡県糟屋郡 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は29億円営業利益0億円前期と比べると減収減益で、売上が-14.7%、利益が-100.0%。

売上高
-14.7%
29億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-266.7%
-5億円
営業利益率
0.0%
前期比 -5.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高32億円29億円
営業利益3億円0億円
純利益2億円-5億円
1株あたり配当¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−17.6%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7−1−14.3−1
2023年4Q8−4
2024年1Q6−1−16.7−3
2024年2Q800.0−7
2024年3Q9111.1−3
2024年4Q7−1−14.3−11
2025年2Q1715.95
2025年4Q1715.9−2
2026年2Q1500.0−3
2026年4Q1400.0−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は145億円から29億円へ20%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月14521
2014年3月14711
2015年3月1521−7
2016年3月131−2−1
2017年3月140151
2018年3月9811
2019年3月97−2−8
2020年3月90−5−24
2021年3月68−410
2022年3月400−4
2023年3月310−11
2024年3月30−10−3.3−24
2025年3月34205.93
2026年3月290−20.0−5

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高29億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-17.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金100.0%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比3.9pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比21.4pt
-17.2%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年3月期は営業CFが−5億円、投資CFが34億円で、差し引きのフリーCFは29億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は9億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−431−242718
2014年3月1−41−317
2015年3月7−91−216
2016年3月−3−26−516
2017年3月23−2−192119
2018年3月2−2−7012
2019年3月1−43−312
2020年3月−33−308
2021年3月−1645−82930
2022年3月−1221−7931
2023年3月−145−7−915
2024年3月−1433−117
2025年3月−534−27299

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年3月期の総資産は158億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は12.1%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3109121928.7
2014年3月3109121928.7
2015年3月2948321127.5
2016年3月2915923220.1
2017年3月2755921621.2
2018年3月2696020922.1
2019年3月2635121219.4
2020年3月2632823510.6
2021年3月2334219118.0
2022年3月2243818617.0
2023年3月1972617113.0
2024年3月182161668.9
2025年3月1581913912.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年3月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-41億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
139億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-14.7%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥188で、1年前と比べて-36.5%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥188-2.6%1ヶ月+8.0%1年-36.5%時価総額12億円
過去52週の値幅
安値¥158高値¥298

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)7.0倍
PBR0.86倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+11.95%と上昇し、7月初めの159円から8月6日には178円まで回復しました。しかし、年初来では-38.8%と大幅安で、52週高値(313円)からは43%下落しています。25日移動平均線(167.48円)を上回っており、短期的な底打ち感がありますが、RSIは76と過熱感があります。75日線(181.72円)はまだ下回っており、中期的には上値抵抗が意識されます。出来高は6月に4万株超に増加しましたが、7月は1万株前後と低調でした。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PBRは0.81倍で同業界平均の1.00倍を大きく下回り、割安です。配当利回りは11.24%と非常に高く、業界平均の2.99%を大幅に上回ります。ROEは17%と良好で、収益性も高いです。ただし、直近の業績は2024年3月期に赤字でしたが、2025年3月期は黒字転換し、売上高も増加しています。配当性向が91.7%と高いため、配当の維持は負担が大きい可能性があります。しかし、総合的に見て割安と判断しました。

指標この会社業種平均
PER (予想)7.0倍
PBR0.86倍1.01倍
ROE17.0%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期に黒字転換したが、過去数期は赤字が続いており、業績の安定性が課題。強気派は、構造改革の効果や、新興国向けの需要回復に期待する。弱気派は、繊維業界の需要減退や、コスト競争の激化を懸念する。また、配当利回りが高いが、その維持可能性も論点。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換

    2025年3月期に営業利益5.88%を達成。

  • 構造改革の成果

    不採算事業の撤退・整理が進む。

  • 高配当利回り

    利回り11%超と高水準。

  • 営業利益が▲1億円から2億円に黒字転換通年影響

    2025年3月期営業利益2億円、前期の▲1億円から改善

  • 純利益が▲24億円から3億円へ大幅改善通年影響

    2025年3月期純利益3億円、前期▲24億円から改善

  • 売上高が30億円から34億円へ増収通年影響

    2025年3月期売上高34億円、前期比13.3%増

  • 配当利回り11.24%の高利回り継続影響

    配当利回り11.24%と高水準

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    過去3期赤字が続き、黒字が定着するか不明。

  • 業界の需要低迷

    国内繊維市場は縮小傾向。

  • 為替・原料価格の影響

    原材料費や為替変動で収益が左右される。

  • 時価総額12億円の超小型で機関投資家不在継続影響

    時価総額12億円、PERが算出できない規模

  • 過去1年で株価が38.83%下落通年影響

    株価下落率▲38.83%と大幅安

  • 外国人保有比率1.05%と低流動性継続影響

    外国人持ち株比率1.05%

  • PBR0.8076倍と1倍割れは業績不安の裏返し継続影響

    PBR0.8076倍は市場が成長を織り込まない水準

次の決算で確かめる点
売上高
需要の回復度合いを確認。
営業利益率
構造改革の効果が持続するか。
海外売上比率
海外市場への依存度と成長性。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
91.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年3月期末の株主数は延べ4,081人。区分でいちばん多いのは個人・その他73.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.5%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年3月%2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%
個人・その他71.470.473.169.368.973.3
事業法人15.713.814.113.913.813.6
金融機関9.49.48.99.39.37.9
証券会社2.74.93.55.85.94.2
外国法人0.81.50.41.62.11.0
自己株式0.10.10.10.10.10.1
外国人個人0.10.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東洋商事株式会社38.96
02龍寶 裕子9.91
03丸山 三千夫5.09
04株式会社三菱UFJ銀行4.45
05太陽生命保険株式会社3.03
06竹甚板硝子株式会社3.03
07楽天証券株式会社1.24
08村澤 勝1.11
09丸山 光子1.00
10龍寶 惟男0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−14979%、1株純資産は13期で+114%。直近期のROEは17.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月0651.7129.8181.8
2014年3月0651.4327.8
2015年3月−1252−7.9
2016年3月−273−1.565.8
2017年3月2742.534.5
2018年3月77471.1185.391.7
2019年3月−127624−15.2
2020年3月−359272−59.8
2021年3月15848429.82.7
2022年3月−57424−9.4
2023年3月−169236−35.1
2024年3月−36793−116.0
2025年3月4613917.06.6
2026年3月−70

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/3期の役員報酬は総額44百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙口彰取締役社長(代表取締役)62
大野泰由取締役 管理部長59
廣田直人取締役68
竹前賢取締役58
近藤武彦常勤監査役65
桑野哲雄監査役81
内本幸宏監査役64
隅田篤男補欠監査役642,000

役員報酬の内訳2025/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3164207
社外取締役5151163
監査役17188

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容475字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(オーミケンシ株式会社)及び子会社5社及び関連会社1社(2025年3月31日現在)により構成されており、繊維製品の加工及び販売、不動産事業、食品、その他のサービスの事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 なお、事業区分は報告セグメントと同一であります。 [繊維] 当社は繊維製品(レーヨン綿、紡績糸、編織物等)の加工及び販売を行っております。連結子会社である近絹(上海)商貿有限公司は繊維原料及び繊維製品の卸売販売を行っております。 [不動産] 当社は不動産の賃貸及び販売を行っております。また連結子会社であるオーミケンシソリューション㈱は不動産の賃貸等を行っております。 [食品] 連結子会社である㈱宇美フーズは食料品等の製造及び加工を行い、当社はそれらの販売を行っております。 [その他] 連結子会社であるオーミケンシソリューション㈱は電子機器等の仕入れ及びソフトウェアの開発を行い、当社はそれらの販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,190字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 1.人と地球と暮らしへの優しさを追求 環境配慮型の事業構造を構築し、環境を守る企業としての存在感を創ります。 2.収益性と企業価値観の向上 素材メーカーとして培った技術を生かし、素材から製品まで心のゆとりと豊かさを提案します。 (2)経営戦略等、経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの対処すべき課題は、安定した収益基盤の確立及び安定配当を行うものであります。繊維業界を取り巻く環境は、多岐にわたる外部環境の変化に直面し、厳しい事業運営を余儀なくされました。世界的なインフレなどにより景気は減速し、消費者の購買意欲を慎重にさせ、繊維製品の需要低迷を招きました。特に、急激な円安は、原材料の多くを輸入に頼る繊維業界にとって、エネルギー価格の高騰も加わり製造コストの増大という深刻な問題を引き起こし、収益性の悪化に拍車がかかる状況となりました。このような逆風下においても、サステナビリティへの意識が高まり、環境負荷の低減を目指した素材開発など、持続可能な社会の実現に貢献する動きが活発化しています。そうした中、当社においては環境配慮型企業としての地位確立、収益基盤の早期確立を目指します。 研究開発につきましては、様々なテーマをもって、企業理念に基づいた、環境配慮型生産技術の開発に取り組んでいます。まだ収益につながるレベルにまでは、時間が必要なものもありますが、次世代を担う技術開発の早急な具現化を目指し、新たな柱を構築できるように注力していきます。 また、加古川工場跡地の不動産開発については、賃貸または売却による有効活用を検討しております。市場動向を注視し、収益最大化を目指すとともに、地域社会への貢献も考慮した活用を推進してまいります。不動産収益を基盤とする安定した収益構造を維持拡大しながら、財務の健全性を高め、企業価値の向上と早期復配を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な経営指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益であり、2026年3月期の目標値は下記のとおりであります。また、財務体質強化の観点からキャッシュ・フローも重要視しております。 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 (予想) 売上高   3,407   3,500 営業利益   235   300 経常利益   6   50 親会社株主に帰属する当期純利益   300   50
事業等のリスク1,551字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの工場に於ける生産に対しては、水質汚濁防止法、大気汚染防止法等の環境関連等様々な公的規制があります。当社グループはこれらの規制に対しては設備面で充分な対応を行っておりますが、今後これらの規制が強化された場合、追加の設備投資が必要となる等、業績に影響を与える可能性があります。 (2)当社グループは国内外に拠点を有しており、地震・火災等の災害発生の場合、早期に生産再開が可能な体制の構築に取り組んでおりますが、想定外の大規模災害が起きた場合や新型コロナウイルス感染症などの伝染病、不測の事故やテロなどの不法行為が発生した場合、一定の事業運営が困難になり、状況によっては顧客への製品の供給が遅延する等の可能性があり、その場合、業績に影響を与える可能性があります。 (3)当社グループは、借入金の圧縮を進めておりますが、金利情勢が大幅に変動した場合は業績に影響を与える可能性があります。 (4)当社グループは、事業用の土地を多く保有しておりますが、今後、不動産の賃貸契約の解約による収益性の低下や地価が大きく下落した場合等による減損損失等、業績に影響を与える可能性があります。 (5)当社グループは、国内及び海外の子会社等に対する投融資を行っておりますが、今後様々なリスクによって投融資が回収できない場合は、業績に影響を与える可能性があります。 (6)当社グループの製品は、国際規格の品質管理基準に基づいて製造を行っておりますが、今後、これらの製品について品質問題が発生する可能性があります。必要と認められる製品について製造物責任賠償保険等に加入しておりますが、賠償額が多大になった場合、負担増や信用失墜による売上高低下等により業績に影響を与える可能性があります。 (7)当社グループは不動産収益を基盤とする安定した収益構造を維持拡大しながら、徹底した経費削減を図ることにより財務の健全性を高めるべく事業再構築に取り組んでおります。再構築の進捗等によっては、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)当社グループは食料品の製造加工販売を行なっております。㈱宇美フーズでの食品の安全性について、食品業界におきましては、消費者の品質に対する要求は一段と高まっております。将来において当社の想定を超える異常な事態が発生した場合、又は当社製品に直接関係がない場合であっても、風評等により当社製品のイメージが低下するなどの事態が発生した場合、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)当社グループは営業キャッシュ・フローのマイナスを連続して計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しております。その要因は事業再構築に伴う事業撤退損の支払が多額なためですが、事業撤退のフェーズはほぼ終了し翌連結会計年度より事業撤退損の支払は減少していくと見込んでおります。また資金面については、取引先金融機関と緊密な関係を維持しており、融資継続を含め財務面での安全性は確保出来ております。また各金融機関には充分に担保を供出しており、更に担保として追加で供出出来る不動産を有しております。以上のことから、当連結会計年度末において継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)3,368字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などにより、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、依然食料品やエネルギー価格を中心とした物価上昇が継続し、消費者マインドの下振れ等により実質では個人消費の持ち直しに足踏みが見られ、米国新政権の通商政策の影響も含め、今後の国内景気の下振れが懸念されます。世界経済においては、欧米でインフレ率の鈍化や中央銀行の利下げを受けて個人消費を中心に景気は底堅く推移した一方、米国の関税の引き上げ、ウクライナや中東での紛争の混迷、中国での長引く不動産不況や労働市場の悪化を受けた景気減速の長期化等先行きは依然として不透明な状況が続くと見込まれます。 このような状況のもと、当社は引続き各部門において収益改善に取り組んでおり、当社グループの当連結会計年度の業績は売上高3,407百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益235百万円(前年同期は営業損失67百万円)、経常利益6百万円(前年同期は経常損失44百万円)、固定資産売却益1,271百万円、減損損失493百万円及び事業撤退損360百万円の計上等もあり親会社株主に帰属する当期純利益300百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2,417百万円)となりました。 当社グループの財政状態は、当連結会計年度末の総資産は固定資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ2,406百万円減少し15,819百万円となりました。負債は固定負債の減少等により、前連結会計年度末に比べ2,711百万円減少し13,900百万円となりました。また、純資産は株主資本の増加等により、前連結会計年度末に比べ305百万円増加し1,919百万円となりました。この結果、自己資本比率は12.1%(前連結会計年度末は8.9%)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 繊維 繊維部門につきましては、売上高1,688百万円(前年同期比14.1%増)、セグメント損失129百万円(前年同期は133百万円のセグメント損失)となりました。 不動産 不動産部門につきましては、売上高1,240百万円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益848百万円(前年同期比14.3%増)となりました。 食品 食品部門につきましては、売上高135百万円(前年同期比26.0%増)、セグメント損失76百万円(前年同期は80百万円のセグメント損失)となりました。 その他 その他部門につきましては、売上高342百万円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益5百万円(前年同期は104百万円のセグメント損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当社グループの資金状況につきましては、税金等調整前当期純利益が394百万円となり、減損損失493百万円、事業撤退損360百万円等がありましたが、有形固定資産売却益1,271百万円、事業撤退損の支払額620百万円等があり、営業活動によるキャッシュ・フローは517百万円の資金の減少(前年同期は1,403百万円の資金の減少)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出934百万円がありましたが、有形固定資産の売却による収入4,328百万円等があり、3,393百万円の資金の増加(前年同期は287百万円の資金の増加)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入50百万円がありましたが、長期借入金の返済による支出1,835百万円、短期借入金の純減額658百万円等があり、2,680百万円の資金の減少(前年同期は295百万円の資金の増加)となりました。 これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より197百万円増加し、937百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度におけるセグメントのうち繊維の生産実績を示すと、次のとおりであります。 なお、不動産、その他につきましては、生産規模を金額で示すことはしておりません。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)    前年同期比(%) 繊維(百万円)   1,352   △4.4 合計(百万円)   1,352   △4.4 (注)金額は製造原価により算出しており、製品仕入高を含んでおります。 b.受注状況 当社グループは主として見込み生産を行っているため、受注状況の記載を行っておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)    前年同期比(%) 繊維(百万円)   1,688   14.1 不動産(百万円)   1,240   10.8 食品(百万円)   135   26.0 報告セグメント計(百万円)   3,064   13.2 その他(百万円)   342   6.8 合計(百万円)   3,407   12.5 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年4月1日 至  2024年3月31日)   当連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社ピラミッド   347   11.5   361   10.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及びセグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの資金需要は、原燃料費、製造費、営業費用等の運転資金、設備投資資金、事業再構築のための資金等であります。必要な資金は、金融機関からの借入等により調達しており、安定した資金の確保に努めております。また所有不動産を売却し、資金の確保及び借入金の削減に努めました。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、「固定資産減損損失の認識の要否」について検討しております。詳細につきましては、「第5経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。