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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

山喜

YAMAKI CO.,LTD.3598 · Standard · 繊維製品

アパレル製品の製造・販売会社。国内外に販売網を持ち、製造から物流まで一貫したサプライチェーンを強みとする。

概要

山喜株式会社は、1946年に大阪で創業したアパレル企業であり、主にシャツの製造・販売を手掛ける。1994年に大阪証券取引所市場第二部に上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場している。2026年3月期の連結売上高は108億円、営業損失3億円、純損失10億円。国内販売事業、製造事業、海外販売事業の3セグメントで構成され、国内外に7つの子会社を有する。従業員数は594名で、本社は大阪市中央区に所在する。主要ブランドに「CHOYA」「SWAN」を持ち、百貨店や量販店向けにドレスシャツやカジュアルシャツを供給する。

国内販売事業:百貨店と量販店を軸とした販売網

国内販売事業は、アパレル商品の卸売・小売、物流、不動産賃貸を包含する。販売は当社と子会社の山喜アソシエ株式会社が担い、物流は山喜ロジテック株式会社が行う。百貨店チャネルでは、ドレスシャツのシェアが74%(2026年3月期)、オーダーシャツのシェアが82%を占める。直営店「STYLE WORKS」や共同運営店舗「山喜幹事ショップ」は合計10店舗存在する。量販店チャネルでは、コンセ店舗「SHIRT HOUSE」を展開し、ブランド「SWAN」を軸にビジネスカジュアルアイテムを強化。2026年3月期のSHIRT HOUSE店舗数は124店と前期比4店増加した。また、不動産賃貸では当社、山喜ロジテック、山喜ソーイングが所有物件を賃貸している。物流業務では、アパレル商品の保管・配送を効率化し、グループ全体のサプライチェーンを支える。

製造事業:国内外工場の再編と生産効率の追求

製造事業は、国内と海外でアパレル製品を生産する。国内では山喜ソーイング株式会社(旧高山CHOYAソーイング)と株式会社フェールムラカミが製造を担い、海外ではラオヤマキ カンパニー リミテッド(ラオス)が生産拠点となっている。2026年3月には山喜ソーイング信州工場が閉鎖され、国内工場は長崎工場と郡山工場に集約された。また、2024年12月にはタイヤマキ カンパニー リミテッドの生産事業を再編し、タイでの生産体制を見直した。かつて中国に上海山喜服装有限公司と塩城山喜服装有限公司を有していたが、2023年3月に全株式を譲渡し、グループから離脱した。これにより、海外生産はラオスとタイに一本化されている。製造事業では、付加価値の高いオリジナル商品の開発にも注力し、特殊繊維を用いた「ミステリードライ」シャツなどの差別化を図っている。

海外販売事業:中国と東南アジアでの販売拠点

海外販売事業は、中国とタイを中心に展開する。上海山喜商貿有限公司(旧上海久満多服装商貿有限公司)が中国市場での販売を行い、タイヤマキ カンパニー リミテッドがタイ国内で販売事業を手掛ける。また、香港山喜有限公司やシンガポールのスタイルワークス ピーティーイー リミテッドもグループに含まれるが、主な販売活動は上海とタイで行われている。上海山喜商貿は2024年2月に社名変更し、中国市場でのアパレル販売を継続。タイヤマキは生産事業の再編後も販売機能を維持している。海外販売事業はグループ全体の売上高に占める割合は限定的だが、東アジア・東南アジアでの需要を取り込む役割を果たす。なお、2023年3月に上海山喜服装有限公司(生産子会社)を売却したため、現在は販売会社のみが中国に残っている。

業界の中での役割はアパレルメーカー(製造・卸・小売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
99億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-3.0%
純利益
-10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
国内販売84億円84.8%-1億円-1.2%
製造12億円12.1%-1億円-8.3%
海外販売3億円3.0%-1億円-33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内販売(アパレル)主力

日本国内でのアパレル商品の卸売・小売。関連子会社が物流・不動産賃貸も担う。

主な製品・サービス1
アパレル商品
紳士服、婦人服、子供服などのアパレル製品。

02製造(アパレル)準主力

国内・海外でアパレル製品を製造。子会社が縫製工場を運営し、OEM・ODMにも対応。

主な製品・サービス1
アパレル製品
国内外の工場で生産する衣料品。

03海外販売(アパレル)副次

中国・タイの子会社が海外市場向けにアパレル商品を販売。

主な製品・サービス1
アパレル商品
海外向けに販売するアパレル製品。

製品と技術

ビジネスウェアの主力:CHOYAブランドとオーダーシャツ

山喜のビジネスウェア分野では、百貨店向けに「CHOYA」ブランドのドレスシャツとオーダーシャツを展開する。ドレスシャツでは、高価格帯オリジナル商品「CHOYA1886」を中心に、オフィスカジュアルに対応したアイテムを拡充。オーダーシャツでは、ライセンスブランドを絞り込み、オリジナルブランド「CHOYA」の品揃えを強化している。ジレベストやシャツジャケットなど、カジュアル化に対応したオーダーアイテムも投入。2026年夏物では、特殊繊維「ミステリードライ」を用いた透けにくく汗ジミを抑えるシャツや、「昇華プリント」による繊細な色柄表現、「イフミック」素材による血行促進効果を謳ったシャツなど、機能性と付加価値を高めた商品を投入している。

カジュアルとレディース:多様化する需要への対応

カジュアル分野では、量販店チャネル「SHIRT HOUSE」で展開する「SWAN」ブランドを軸に、ビジネスカジュアルアイテムの品揃えを強化。ビズポロやTシャツ、シャツアウターなど、猛暑対応やオフィスカジュアル需要に応える商品を拡充している。レディース分野では、都心大型百貨店で展開する「CHOYA H・M・G」ブランドが中心。従来の棚置きブラウスに加え、高価格帯ブラウスの開発を視野に入れている。また、自社サイト「山喜オンラインショップ」では会員数が46,333名(2026年3月期)に達し、BtoC直販にも注力。百貨店チャネルでは直営店「STYLE WORKS」や「CHOYA SHIRT SHOP」を運営し、消費者との接点を広げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

婦人服・学生服で中堅、内需依存が高く先行き不透明

山喜は繊維製品セクターに属し、婦人服や学生服を中心に展開する中堅アパレル企業である。同業他社には片倉工業やグンゼといった総合繊維メーカーが存在し、これらは素材から製品まで幅広く手掛けるのに対し、山喜は最終製品に特化したビジネスモデルを持つ。近年の業績は売上高が減少傾向にあり、直近年度では営業赤字に転落している。これは国内市場の縮小や競争激化が背景にあるとみられ、ライバルであるグンゼや倉敷紡績が多角化や海外展開で収益を確保する中、山喜は国内需要への依存度が高く、事業構造の見直しが急務となっている。学生服市場の需要減も収益を圧迫しており、今後の成長には新規分野への進出やコスト構造改革が必要である。

強み

  • 婦人服や学生服など最終製品に特化し、素材メーカーとの差別化を図る。
  • 長年の事業で国内市場における一定のブランド認知を獲得している。
  • 全国に販売網を構築し、安定的な顧客接点を有する。
  • 内外注を組み合わせた生産体制で、需要変動に対応する柔軟性を持つ。

課題

  • 売上高が減少し、直近年度は営業赤字となり収益性の改善が急務。
  • 少子化や需要減で市場が縮小し、成長機会が限定的となっている。
  • 大手総合繊維メーカーとの競争で、価格・機能面での差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字が山喜

時価総額で並べると、掲載9社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13607クラウディアホールディングス34億円5.2倍
23577東海染工34億円14.9倍
38013ナイガイ30億円56.6倍
43409北紡29億円
53598山喜25億円
63600フジックス25億円
7442Aクラシコ17億円
83111オーミケンシ12億円
98143ラピーヌ4億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

1946年:シャツ製造販売の創業と法人化

1946年7月、創業者の宮本武雄が大阪市天王寺区船橋町でシャツの製造販売を個人事業として開始した。その後、事業拡大に伴い1953年7月に大阪府南河内郡美陵町で法人組織「株式会社山喜商店」を設立。これが現在の山喜株式会社の直接の前身となる。創業から法人化までの7年間で、地元大阪を基盤にシャツメーカーとしての基盤を固めた。1965年9月には商号を「スワン山喜株式会社」に変更し、ブランド名「SWAN」を冠した社名となる。この時期は国内経済の高度成長期にあたり、衣料品需要の拡大を背景に事業を成長させた。

1975年:分社経営と商号変更による組織再編

1975年9月、分社経営への移行に伴い、商号を「株式会社山喜本社」に変更。複数の事業を子会社に分割する準備を進め、グループ経営の基礎を築いた。その後1980年9月には商号を「山喜株式会社」に改め、現在の社名が確定した。この再編により、本体は販売・企画に特化し、製造や物流を子会社に委ねる体制が整った。1980年代には百貨店チャネルでの販売を強化し、ドレスシャツ市場での地位を確立していく。

1991年:海外生産拠点の設立と上場への道

1991年9月、大阪市中央区に株式会社ジョイモントを設立し、国内販売子会社を拡充。同年10月にはタイ王国ナコーンパトム県に「タイヤマキ カンパニー リミテッド」を設立し、海外生産に乗り出した。これはアジアでの低コスト生産を狙った最初の試みである。1994年4月には大阪証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を強化。同年8月には香港に「香港山喜有限公司」を設立、中国市場への足がかりを築く。1995年には中国上海市に「上海山喜服装有限公司」を設立し、生産拠点を中国に拡大した。

2005年:ラオス進出と国内物流子会社の強化

2005年6月、ラオス人民民主共和国ビエンチャン市に「ラオヤマキ カンパニー リミテッド」を設立。縫製コストの低いラオスに生産拠点を移し、コスト競争力を高めた。2007年8月には中国上海市に「上海久満多服装商貿有限公司」を設立し、販売機能を強化。同年11月にはシンガポールに「スタイルワークス ピーティーイー リミテッド」を設立し、東南アジアでの事業基盤を拡大した。国内では1995年設立の山喜ロジテック株式会社が物流を担い、グループのサプライチェーンを効率化した。

2014年:CHOYA事業の取得と子会社再編

2014年11月、高山CHOYAソーイング株式会社を連結子会社化し、CHOYA株式会社から百貨店向けオーダーシャツ事業と既製品卸売事業の一部を譲受。これにより、高級ドレスシャツブランド「CHOYA」をグループに取り込み、百貨店チャネルでの競争力を強化した。同時に、子会社の株式会社ジーアンド・ビーと株式会社ジョイモントを吸収合併し、グループ組織をスリム化。また、シンガポールにジョイリンク ピーティーイー リミテッドを設立し、ファクトリーエクスプレスジャパン株式会社を設立したが、後に譲渡した。この年はM&Aと統合が集中した変革期である。

2023年:中国生産からの撤退と国内集約

2023年3月、100%子会社の上海山喜服装有限公司の全株式を上海源禾銘企業管理有限公司に譲渡。これに伴い、同社の子会社である塩城山喜服装有限公司もグループから離脱し、中国での生産拠点が消滅した。一方、2024年5月には株式会社フェールムラカミの株式を取得し、国内製造能力を補強。また、2026年3月には山喜ソーイング株式会社信州工場を閉鎖し、国内工場を長崎と郡山に集約。2025年11月には山喜アソシエ株式会社を設立し、販売機能を再編するなど、収益改善のための構造改革を進めた。

年表22件を開く

1940年代

  • 1946年7月創業創業者宮本武雄が大阪市天王寺区船橋町においてシャツの製造販売を開始。

1950年代

  • 1953年7月創業大阪府南河内郡美陵町に法人組織として、株式会社山喜商店設立。

1960年代

  • 1965年9月商号変更商号をスワン山喜株式会社に変更。

1970年代

  • 1975年9月商号変更分社経営への移行のため、株式会社山喜本社に商号変更。

1980年代

  • 1980年9月商号変更商号を株式会社山喜本社より山喜株式会社に変更。

1990年代

  • 1991年9月創業大阪市中央区に株式会社ジョイモント設立。
  • 1991年10月タイ王国 ナコーンパトム県にタイヤマキ カンパニー リミテッド設立(現・連結子会社)。
  • 1994年4月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1994年8月創業香港に香港山喜有限公司設立。
  • 1995年3月創業中華人民共和国上海市に上海山喜服装有限公司設立。
  • 1995年4月大阪市中央区に山喜ロジテック株式会社設立(現・連結子会社)。
  • 1995年12月創業大阪市中央区に株式会社ジーアンド・ビー設立。

2000年代

  • 2005年6月ラオス人民民主共和国ビエンチャン市にラオヤマキ カンパニー リミテッド設立(現・連結子会社)。
  • 2007年8月中華人民共和国上海市に上海久満多服装商貿有限公司設立(現・連結子会社)。
  • 2007年11月創業シンガポール共和国にスタイルワークス ピーティーイー リミテッド設立。

2010年代

  • 2014年11月M&A高山CHOYAソーイング株式会社を連結子会社化。CHOYA株式会社より百貨店向けオーダーシャツ事業の一部を譲受。 CHOYA株式会社より、百貨店既製品卸売事業の一部を譲受。当社100%子会社株式会社ジーアンド・ビーを吸収合併。シンガポール共和国にジョイリンク ピーティーイー リミテッド設立。大阪市中央区にFactory Express Japan株式会社設立。当社100%子会社株式会社ジョイモントを吸収合併。中華人民共和国塩城市に塩城山喜服装有限公司設立。 Factory Express Japan株式会社をアパレルReSTARTファンド株式会社に譲渡。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。当社100%子会社の高山CHOYAソーイング株式会社に生産事業(長崎工場、郡山工場)を事業譲渡し、国内工場を一社化、商号を山喜ソーイング株式会社に変更。

2020年代

  • 2023年3月当社100%子会社上海山喜服装有限公司の株式を上海源禾銘企業管理有限公司へ全部譲渡、そのため、上海山喜服装有限公司の子会社である塩城山喜服装有限公司も当社グループから離脱。
  • 2024年2月商号変更上海久満多服装商貿有限公司を、上海山喜商貿有限公司に社名変更。
  • 2024年5月株式会社フェールムラカミの株式を取得。
  • 2024年12月タイヤマキ カンパニー リミテッドの生産事業を再編。
  • 2025年11月大阪市中央区に山喜アソシエ株式会社設立(現・連結子会社)
  • 2026年3月山喜ソーイング株式会社信州工場を閉鎖

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで110億円
  • 営業利益2028年度まで2億34百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益構造の強化と在庫・生産・資金の効率化

    収益構造の強化に加え、在庫・生産・資金の効率化を進めることで需給変動に柔軟に対応できる事業運営体制を構築する。

  2. 02

    製販一体型ビジネスモデルの構築

    企画・製造・販売を一体化した製販一体型ビジネスモデルを構築し、ビジネスウェアに事業を絞り込んでシャツの新たな価値を創出する。

  3. 03

    経営基盤の強化と財務安定化

    手元流動性の確保や財務基盤の安定化のためコミットメントラインを開設し、製品在庫の削減による有利子負債の削減に取り組む。

  4. 04

    オンリー1シャツメーカーへの挑戦

    オリジナリティを軸とした企画・開発を推進し、当社主導の売場展開によりオンリー1シャツメーカーを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で594人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は493万円で、9期前と比べて+12.6%平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,295
2018年3月1,265
2019年3月43844.015.01,261
2020年3月40644.016.01,172
2021年3月37144.016.01,031
2022年3月36944.016.0761
2023年3月41546.018.0768
2024年3月41344.017.0749
2025年3月42344.016.06780
2026年3月49345.017.0594−51

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 4 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市中央区711百万円
国内販売
東大阪物流センター — 大阪府東大阪市589百万円
国内販売
タイ山喜 — タイ王 国 ナコーンパトム県349百万円
海外販売
東京店(東京都墨田区)(注)2252百万円
国内販売
- — 福岡市博多区101百万円
国内販売
- — 鹿児島県姶良市97百万円
国内販売
鹿児島工場 — 鹿児島県肝属郡肝付町92百万円
製造
新潟工場 — 新潟県村上市46百万円
製造
郡山工場 — 福島県郡山市33百万円
製造
長崎工場 — 長崎県北松浦郡佐々町31百万円
製造
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    山喜ソーイング株式会社(注)2
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フェールムラカミ
    新潟県 村上市
    議決権100.0%
  • 国内
    山喜アソシエ株式会社
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    タイヤマキ カンパニー リミテッド(注)3、4
    タイ ナコーン パトム県
    議決権48.9%
  • 海外
    上海山喜商貿有限公司
    中国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    ラオヤマキ カンパニー リミテッド
    ラオス ビエンチャン市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は99億円営業利益-3億円前期と比べると減収で、売上が-8.3%。

売上高
-8.3%
99億円
営業利益
-3億円
純利益
-1100.0%
-10億円
営業利益率
-3.0%
前期比 -3.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高100億円99億円
営業利益1億円-3億円
純利益1億円-10億円
1株あたり配当¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.7%、営業利益は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q295
2024年1Q3438.83
2024年2Q2800.00
2024年3Q2500.00
2024年4Q27−1
2025年2Q5711.81
2025年4Q51−1−2.00
2026年2Q5411.91
2026年4Q45−4−8.9−11
2027年1Q2913.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は163億円から99億円へ61%に減った。直近期の営業利益率は-3.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月163−2−2
高山CHOYAソーイング株式会社を連結子会社化。CHOYA株式会社より百貨店向けオーダーシャツ事業の一部を譲受。 CHOYA株式会社より、百貨店既製品卸売事業の一部を譲受。当社100%子会社株式会社ジーアンド・ビーを吸収合併。シンガポール共和国にジョイリンク ピーティーイー リミテッド設立。大阪市中央区にFactory Express Japan株式会社設立。当社100%子会社株式会社ジョイモントを吸収合併。中華人民共和国塩城市に塩城山喜服装有限公司設立。 Factory Express Japan株式会社をアパレルReSTARTファンド株式会社に譲渡。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。当社100%子会社の高山CHOYAソーイング株式会社に生産事業(長崎工場、郡山工場)を事業譲渡し、国内工場を一社化、商号を山喜ソーイング株式会社に変更。
2014年3月16611
2015年3月17433
2016年3月19033
2017年3月17621
2018年3月16811
2019年3月154−3−3
2020年3月15411
2021年3月103−12−15
2022年3月97−10−13
2023年3月114−15
上海久満多服装商貿有限公司を、上海山喜商貿有限公司に社名変更。
2024年3月11432
大阪市中央区に山喜アソシエ株式会社設立(現・連結子会社)
2025年3月108000.01
2026年3月99−3−3−3.0−10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高99億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-10億円、売上の-10.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%72億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.3%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.0%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.9pt
-3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比14.3pt
-10.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-10.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−5億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は8億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1018
2014年3月072718
2015年3月−10−413−1417
2016年3月9−1−13811
2017年3月4−1−2312
2018年3月5−4−2112
2019年3月1−3−1−29
2020年3月−4−26−610
2021年3月−3−16−412
2022年3月20−5210
2023年3月04−2411
2024年3月73−12109
2025年3月−28−1614
2026年3月−52−3−38

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は100億円。このうち返さなくてよい自己資本が32億円で、自己資本比率は32.4%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月142548838.2
2014年3月146569038.1
2015年3月166709642.1
2016年3月152678544.3
2017年3月151708146.4
2018年3月150698146.2
2019年3月145658044.7
2020年3月149658443.3
2021年3月132508237.6
2022年3月116368030.8
2023年3月123398431.5
2024年3月112427037.5
2025年3月113437037.5
2026年3月100326732.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-15億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
67億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
32
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率48社中42位あたり、逆に低いのは配当利回り48社中46位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-3.0%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
32.4%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.3%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥167で、1年前と比べて-8.7%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥167+0.0%1ヶ月+2.5%1年-8.7%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥152高値¥186

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)26.3倍
PBR0.70倍
配当利回り1.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+1.23%と堅調に推移し、25日移動平均線(161.88円)を上回る水準で推移しています。75日線(160.17円)と200日線(166.1円)が交錯する中、52週高値187円には届かず、安値152円からは+8.6%の戻りです。出来高は低調で、7月16日に13.1万株と急増しましたが、その後は縮小しています。RSIは53.33と中立圏で、方向感は限定的です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが算出不能で評価が難しいが、PBR0.72倍は業界平均1.00倍を下回り、ROE2.1%は低いものの、配当利回り1.82%は業界平均2.99%を下回る。業績は売上高114億→99億円と減少傾向で、営業赤字に転落し、純利益も赤字。割安だが、業績悪化が著しく、成長性は乏しい。配当性向23.6%と低いながらも維持。業界平均と比較してPBRは割安だが、収益力の低下を考慮する必要がある。

指標この会社業種平均
PER (予想)26.3倍
PBR0.70倍1.01倍
ROE2.1%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

百貨店頼みの事業構造が市場縮小の影響を直撃し、売上高は減少傾向にある。強気派は既存顧客基盤と卸売・小売の両輪を活かしたチャネル再編や、縮小市場でも勝ち残るための品質・提案力強化が奏功すると見る。弱気派は市場の構造的な衰退と競争激化の中で、収益改善の具体策が見えず、業績下方リスクが大きいと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 安定的な顧客基盤

    百貨店や専門店との長年の取引関係で一定の需要を確保

  • 小売と卸の両輪

    自社店舗と卸売の併用で販売機会を多様化できる

  • 品質と提案力

    素材や縫製の品質向上で差別化できる可能性がある

  • PBR0.72倍・解散価値接近で資本政策思惑次回株主総会影響

    PBR0.72倍・時価総額25億円。純資産を約3割下回り、株主還元やMBOの検討余地がある。

  • 配当利回り1.82%が下値支える継続影響

    株価165円、予想配当利回り1.82%。赤字でも配当が維持されれば投資家の売りを和らげる。

  • 営業赤字率3%と小幅、増収で黒字転換余地決算発表後影響

    営業損益は売上高99億円に対し-3億円、売上高比-3.03%。僅かな増収で営業黒字化が視野に入る。

  • 時価総額25億円の低位株で個人物色不定影響

    株価165円、時価総額25億円。低位・小型株のため個人投資家の資金流入が起きやすい。

マイナスに働く材料7
  • 百貨店市場の縮小

    百貨店の販売不振で主要チャネルの需要が減少

  • 競争激化

    アパレル業界は過当競争で価格競争に陥りやすい

  • 収益悪化の懸念

    2026年3月期の営業赤字予想が収益力の低下を示す

  • 売上高3期連続減収で事業基盤が縮小通年影響

    売上高は114億→108億→99億円と3期連続で減少。減収基調が続く。

  • 当期純損益が10億円の赤字へ転落決算発表後影響

    純利益は前期1億円から-10億円まで悪化。時価総額25億円に対し赤字額が大きい。

  • 営業損益が黒字から3億円の赤字へ決算発表後影響

    営業利益は前期0億円から-3億円、営業利益率-3.03%。本業の収益力が低下した。

  • 最終赤字で配当維持リスクが顕在化次回株主総会影響

    純利益-10億円でも配当利回り1.82%を維持できるか。減配懸念が株価の重荷に。

次の決算で確かめる点
百貨店向け売上高
主要販路の動向を把握するため
既存店売上高成長率
小売部門の実勢を示す
在庫水準
過剰在庫による値引きが利益を圧迫していないか

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から40.0%いまの株価に対する利回りは1.80%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
1.80%
いまの株価に対して
配当性向
23.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月550.7
2018年3月50.0146.6
2019年3月2−60.0
2024年3月5150.018.3
2025年3月3−40.023.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ25,985人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.2%を占め、残る84.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他80.180.581.780.981.581.9
事業法人14.914.813.413.913.913.4
自己株式5.25.25.25.25.25.2
証券会社1.41.41.32.01.92.3
金融機関2.41.92.41.81.81.7
外国法人1.11.41.21.20.70.6
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01宮本 惠史10.06
02日清紡ホールディングス株式会社4.70
03山喜共伸会4.33
04丸紅株式会社2.58
05東海東京証券株式会社1.61
06株式会社オフィスサポート1.36
07カンダコーポレーション株式会社1.00
08山喜従業員持株会0.78
09株式会社三井住友銀行0.73
10住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.67

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−146%、1株純資産は14期で−68%。直近期のROEは2.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−29721
2014年3月127371.716.328.5
2015年3月414825.64.911.1
2016年3月194654.111.923.4
2017年3月94841.926.650.7
2018年3月74781.538.3146.6
2019年3月−22457
2020年3月54561.229.9
2021年3月−105352
2022年3月−94253
2023年3月3327312.64.1
2024年3月152965.311.118.3
2025年3月62992.125.423.6
2026年3月−72228

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮本惠史取締役相談役781,504,000
白﨑雅郎代表取締役会長6861,000
記村俊行取締役 営商部門長補佐 国内生産部門長61
山口良彦取締役 営商部門長補佐61
溝端浩人取締役(監査等委員)6312,000
今枝史絵取締役(監査等委員)50
乾一良取締役(監査等委員)74
野瀬和良代表取締役社長 営商部門長63
森弘吉取締役 管理部門長 海外生産部門長56
中田一裕取締役(監査等委員)615,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4595915
社外取締役2884
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容690字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社7社で構成され、アパレル製品の国内外での製造および販売を主な業務としております。 当社グループの事業内容および当社と関係会社に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)国内販売事業…………日本国内におけるアパレル商品の卸売、小売事業およびそれに付随する物流事業、不動産賃貸事業を行っております。 販売事業………………当社、山喜アソシエ㈱がアパレル商品の販売事業を行っております。 物流事業………………山喜ロジテック㈱がアパレル商品の物流業務を行っております。 不動産賃貸事業………当社、山喜ロジテック㈱、山喜ソーイング㈱が所有する不動産を賃貸しております。 (2)製造事業………………国内、海外におけるアパレル製品の製造事業、 山喜ソーイング㈱、㈱フェールムラカミ、ラオヤマキ カンパニー リミテッドがアパレル製品の製造事業を行っております。 (3)海外販売事業…………海外におけるアパレル商品の販売事業、 上海山喜商貿有限公司、タイヤマキ カンパニー リミテッドが販売事業を行っております。 [事業系統図] 当社およびその主な子会社を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,554字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、創業以来「最大の企業たらんより最良の企業たれ」を社是とし、常に豊かな感性と大胆な発想によって時代の変化に対応した様々なシャツファッションを提案し、生活文化の向上に貢献することを基本理念としております。 また、「株主・顧客・社員・取引先から信頼される企業」を行動指針とし、収益の向上とともに共存共栄を図ってまいります。 (2)中長期的なグループ経営戦略 2025年度を最終年度とする「中期3ヵ年経営計画」に掲げた経営方針に基づき、売上の確保および収益改善に向けた各施策に取り組んでまいりました。これらの取り組みを通じて一定の成果を収める一方、引き続き対処すべき課題も明らかとなっております。今後の対策につきましては「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりであります。 (3)経営環境、優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 国内アパレル業界をめぐる環境は、原材料価格やエネルギーコストの高止まりに加え、物価上昇の長期化による消費者の節約志向の定着などにより、衣料品需要の回復は依然として力強さを欠き、厳しい経営環境が続くものと予想されます。 国内小売市場は、オムニチャネル化の進展やデジタルマーケティングの高度化、消費者ニーズの多様化が進むとともに、サステナビリティや環境配慮への取り組みの重要性が一層高まっております。 また、労働需給の逼迫を背景とした人件費や物流費の上昇が続くなか、為替動向や海外情勢の変動要因の影響により、販売・流通コストおよび生産拠点における製造原価についても先行き不透明な状況が続いております。このような状況に対応すべく、当社グループは収益構造の強化に加え、在庫・生産・資金の効率化を進めることで、需給変動に柔軟に対応できる事業運営体制の構築に取り組んでまいります。 また、今後の運転資金需要に備えて、当期に取引金融機関とコミットメントラインを開設するとともに、シンジケート型のタームローンおよび当座貸越枠を継続し、手元流動性の確保および財務基盤の安定化に努めております。さらに、キャッシュ・フローの改善策の一環として、仕入抑制と在庫販売の強化による製品在庫の削減を引き続き実行し、有利子負債の削減にも努めてまいります。 (4)目標とする経営指標 当社グループは、2026年5月8日に公表した2026年度を初年度とする「新・中期経営計画」に基づき、これまでの事業運営を通じて顕在化した課題を的確に捉え、収益構造の見直しおよび経営基盤の強化に取り組むことにより、最終年度である2028年度には売上高110億円、営業利益2億34百万円を目標として掲げ、持続的な成長収益基盤の再構築を目指してまいります。 本中期経営計画では、「抜本的な構造改革による経営体質の転換」および「企画・製造・販売を一体化した製販一体型ビジネスモデルの構築」を二つの基本方針として掲げ、『オンリー1シャツメーカー』に挑戦してまいります。具体的には、事業展開領域をビジネスウェアに絞り、その中でシャツの広がりを創造し、オリジナリティを軸とした企画・開発を推進するとともに、当社主導による売場展開を目指してまいります。 こうした取り組みを通じて、新経営体制の確立、営業体制の強化、生産拠点の集約、在庫水準の本質的な適正化、オリジナル開発力および提案力の強化を進め、オンリー1シャツメーカーとしてシャツの新たな価値創出をけん引し、お客様のニーズに即した製品提案に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,567字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)トレンドの変化によるリスク 当社の主力アイテムであるドレスシャツは実用衣料に近く、比較的ファッショントレンドに需要が左右されることの少ないアイテムですが、近年ワークスタイルの変化からスーツ離れが進み、ドレスシャツとカジュアルシャツの区分けがなくなりつつあります。また、ドレスシャツに替わりニット素材のカットソーやTシャツなどの代替アイテムもビジネススタイルに取り入れられ、よりトレンド変化の影響を受けるリスクが高まっております。当該リスクをチャンスと捉え、大手紡績メーカーと協力して新しい素材の開発や商品企画の立案を行い、積極的にニュー・ワーク・スタイルの商品企画を行っております。 (2)天候・自然災害等によるリスク 近年の気候変動、地球温暖化の影響による異常気象により、売上が低迷するリスクがあります。ドレスシャツの年2回の実需期は4月から7月の春夏物販売期間と10月から1月の秋冬物販売期間であり、この間の酷暑や長引く夏の暑さ、局地的な暴風雨や洪水、秋冬の台風や大雪の自然災害により、当社の販売先である小売店の売上や、消費全般が低迷するリスクがあります。当該リスクの対策としては、春夏に需要のピークを迎えるドレスシャツに加え、ニットシャツやカットソーなどビジネスカジュアルアイテムの販売にも注力し、商品の季節波動の平準化に努めております。 また、当社の海外自社工場の立地国や日本輸送途上において、地震・台風等の自然災害により、生産現場や生産設備が被災し、生産や輸送の遅延が発生するリスクがあります。当該リスクの対策としては、一定在庫を確保することで、納期に間に合わない場合の代替品を提供し、常に品揃えができる体制を整えております。 (3)品質に関するリスク 当社は品質重視の企業ポリシーのもと、海外生産においても厳しい品質管理基準やチェック体制を敷いて、品質の維持に努めておりますが、大量の不良品や製造物責任にかかる事故が発生した場合には、企業イメージの低下等のダメージを被るリスクがあります。当該リスクを回避するため、当社独自の品質管理マニュアルを作成し、品質の安定に努めると同時に、協力工場への技術者の派遣、定期的な巡回指導やオンライン会議による品質確認を実施し、不良品の発生防止に努めております。 (4)海外生産に関するカントリーリスク 当社では、ラオスに自社工場があり、その他中国、ベトナム、インドネシア、バングラデシュなどに協力工場があります。これら海外の生産国における政情不安や紛争・テロ・治安の悪化や大規模災害等が発生した場合、商品の供給が滞るリスクがあります。このようなリスクを回避するため、海外の生産地域を分散し、カントリーリスクが1か所に集中しない様にしております。 (5)取引先に関するリスク 取引にあたっては、取引先の信用調査等を行い、取引の可否や取引条件の決定等を行っておりますが、取引先の倒産や予期せぬ経営破たんが生じた場合には、貸倒れの発生や商品供給の遅延などを被るリスクがあります。このようなリスクを回避するため、取引先の与信情報については、与信管理サービスの活用による情報収集を定期的に行っております。また、保証会社による取引先のポートフォリオ分析を定期的に行い、一定の基準を設けて包括的なバルク特約付保証取引契約を締結することで、売掛金の貸倒れの発生に備えております。 (6)為替変動に関するリスク 海外工場との取引においては外貨建て支払い条件となっている場合が大半であり、為替レートの変動による原価の変動を抑制するため、仕入に係る為替予約を実施し、リスクの最小化に努めております。しかし、原価の上昇自体を完全にコントロールすることは不可能なため、円安ドル高による原価上昇により、利益幅の縮小等のリスクがあります。また、期末時点の為替レートにより、外貨建て資産の換算額から為替差損益が発生するリスクがあります。 (7)ライセンスブランドに関するリスク 百貨店向け販売商品を中心として、ライセンスを受けた商標による商品展開を行っておりますが、ライセンス契約の中止や打ち切りにより、当該商標による商品の展開が休止に追い込まれ、売上が減少するリスクがあります。 当該リスクに対しては、欧米のライセンスブランドからオリジナルブランドへのシフトを行っております。特に「CHOYA」ブランドについては、百貨店売場のブランドコーナー展開や、日本製ブランドのこだわりを海外にも訴求し、ブランド価値を高めることにより、ライセンスブランドに頼らない商品政策を行っております。 (8)世界規模の感染症拡大によるリスク 新型コロナウイルスの感染拡大は、政府による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出および経済の低迷を招き、その結果、当社グループも売上に大きな影響がありました。今後も同様の感染症の拡大が発生した場合、売上が減少するリスクがあります。当該リスクに対して、感染予防や拡大防止に向けた対策として、グループ全体の状況把握、在宅勤務や時差出勤の実施、事業継続のための従業員の感染防止対策の徹底、サプライチェーンの途絶による納期遅延対策、調整可能な経費の削減対策等を機動的に発動させ、売上高減少に伴う収益減少を招かないように対応してまいります。 山喜グループの経営の基本方針は、創業以来「最大の企業たらんより、最良の企業たれ」を社是とし、時代の変化に対応し、顧客をはじめとした、我社に係る全ての人々の繁栄と幸福に寄与することとしています。 上記のような緊急時にも、山喜グループ全体の事業継続を図り、顧客の販売計画を維持し、従業員やその家族の安全を守り、地域の経済へ貢献し続けるため、BCP(事業継続計画)を策定し、運用してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)9,535字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の緩やかな改善が見られたものの、世界経済においては、原材料・エネルギー価格の高止まりや各国の金融政策の不確実性、地政学的リスクの継続などにより、先行き不透明な状況が続きました。 当アパレル業界においては、年間を通じて気温の変動が大きかったことから、特に季節商品の販売動向が不安定に推移しました。加えて、働き方やライフスタイルの変化に伴い、消費行動の多様化への対応が求められる状況となりました。更に、物価上昇の長期化による消費者の節約志向の高まりや、円安の影響による製品原価の上昇、人件費・物流費の増加などにより、厳しい経営環境となりました。 このような経営環境のもと、当社グループにおいては、2025年度を最終年度とする「中期3ヵ年経営計画」に掲げた経営方針に基づき、売上の確保および収益改善に向けた各施策に取り組んでまいりました。これらの取り組みを通じて一定の成果と課題が明らかとなっており、今後の対策につきましては下記のとおり引き続き推進してまいります。 (a) オリジナルブランドの構築 百貨店のドレスシャツ売場におきましては、節約志向の高まりやオフィスファッションのカジュアル化による需要減少に加え、得意先店舗の閉鎖や店頭不振に伴う在庫調整の影響を受け、売上高および粗利益は前年同期を下回る結果となりました。引き続き、消化取引形態への移行に伴う条件改定を推進することで粗利益の改善を図ります。あわせて、高価格帯オリジナル商品の販売強化や価格適正化を進めるとともに、CHOYAオリジナルブランドを軸としたカジュアルアイテムの拡充およびCHOYAショップの展開を推進し、売上および市場シェアの拡大に努めてまいります。 既製ドレスシャツでは、販売が好調な「CHOYA1886」のオフィスカジュアルアイテムに加え、シャツアイテムの最需要期である春夏に向けて、カジュアルブランド「CHOYA NEXT」および「CHOYA SHIRT MAKERS」のアイテム拡充を進めております。また、ビジネスにおいては、「CHOYA CLASSIC」にてシャツ&ネクタイのコーディネイト企画を新たに展開し、多様なファッションスタイルの提案を強化することで、幅広い消費者ニーズへの対応を図ってまいります。 オーダーシャツでは、引き続きライセンスブランドの絞り込みを進め、オリジナルブランドである「CHOYA」の品揃えの拡充を図ってまいります。また、ジレベストやシャツジャケットなど、カジュアル化に対応したオーダーアイテムの展開を継続することで急速な市場環境の変化に対応し、ブランド認知度の向上に努めてまいります。 量販店のドレスシャツ売場におきましては、コンセ店舗「SHIRT HOUSE」で展開する「SWAN」ブランドを軸に、ビジネスカジュアルアイテムの拡充およびデザイン面での差別化に取り組んでおります。 2026年春物商品では、オフィスカジュアル需要の高まりを背景に、同カテゴリーのラインナップを更に強化いたしました。ビジネススーツ市場が低調に推移するなか、シャツ専業メーカーとしての強みを活かし、シャツとのコーディネイトを重視したセットアップスーツの導入や、カットソーを中心としたインナーアイテムの拡充を進めております。今後も、ビジネスウェアを起点に派生したオフィスカジュアルの提案力を高めることで、売上拡大を図ってまいります。 (b) BtoCの強化による収益アップ 消費者直販型事業(BtoC)のネット販売におきましては、不安定な天候による需要低下に加え、オフィスウェアのカジュアル化といった市場環境の変化の影響を受け、厳しい事業環境が続きました。 第4四半期におきましては、一部に回復の兆しが見られたものの、商況の本格的な回復には至らず、売上高および粗利益は前年同期を下回る結果となりました。自社サイト「山喜オンラインショップ」の会員数は、前連結会計年度末の40,122名から46,333名へと増加しており、顧客基盤は着実に拡大しております。引き続き、SNSや各種広告の活用に加え、サイト内コンテンツの充実に注力することで売上拡大を図ってまいります。 百貨店チャネルの消費者直販型事業におきましては、オフィスファッションのカジュアル化の影響により、既製ドレスシャツのシェアは、前連結会計年度末比2ポイント低下し74%となりました。一方、カスタムオーダーの提供体制が差別化要因となり、オーダーシャツのシェアは、同3ポイント上昇し82%となりました。なお、洋品メーカー連合による当社直営店「STYLE WORKS」および共同運営店舗である山喜幹事ショップは合計10店舗となりました。引き続き、「CHOYA SHIRT SHOP」の店舗拡大と山喜幹事ショップの推進により、百貨店チャネルにおけるシェア拡大および収益性の向上に努めてまいります。 量販店チャネルにおける消費者直販型事業「SHIRT HOUSE」におきましては、当連結会計年度末の店舗数が前連結会計年度末比4店舗増の124店舗となりました。引き続き、小売価格の適正化、コーディネイト提案型販売の強化および店頭販売員のスキルアップ研修に取り組むとともに、1店舗あたりの運営効率の向上を推進することで、売上および利益の最大化を目指してまいります。 (c) ドレス・カジュアル・レディース・ユニフォームの新商品開発と売上拡大 ドレスシャツにおきましては、ビジネスシーンのカジュアル化や物価上昇の影響による需要減少を受け、売上高および粗利益は前年同期を下回る結果となりました。一方、粗利率につきましては、販売価格の条件交渉や製品原価の抑制などの効果により改善が見られました。 2026年夏物に向けては、トリコット素材に特殊繊維を使用し、高水準の透けにくさと汗ジミ抑制効果を実現した「ミステリードライ」シャツをはじめ、繊細な色柄表現が特長の「昇華プリント」シャツや、血行促進効果が期待される素材を用いた「イフミック」シャツなど、付加価値の高いオリジナル商品を更に拡充することで、売上拡大を図ってまいります。 カジュアルにおきましては、消費低迷の影響を受け、売上高および粗利益ともに前年同期を下回る結果となりました。今後は、好調に推移しているビズポロを軸としたオフィスカジュアルアイテムの更なる展開拡大に加え、猛暑や長引く夏の暑さに対応したTシャツやシャツアウターなど、顧客ニーズを踏まえた商品展開を強化し、受注拡大を図ってまいります。 レディースにおきましては、従来型の棚置きブラウスの受注減少が影響し、売上高および粗利益は前年同期を下回る結果となりました。今後は、都心大型百貨店で展開している「CHOYA H・M・G」ブランドの取扱店舗におけるシーズン商品提案の強化に加え、新たな高価格帯ブラウスの展開を視野に入れた商品開発を進めてまいります。また、ジャケットやTシャツブラウスなどのオフィスカジュアルアイテムの拡充を行うとともに、EC・通販を含む新たな販売チャネルへの展開に取り組んでまいります。 ユニフォーム関連におきましては、イージーケア性に優れたトリコット素材を使用した制服やスクールシャツが好調に推移し、売上高および粗利益は前年同期を上回る結果となりました。今後はスクールポロシャツなど新商品のラインナップ拡充により、売上拡大を図ってまいります。 (d) 生産事業 国内生産事業におきましては、人件費および材料費の上昇に対し、取引先各社へ工賃改定を要請することで生産コストの上昇分を吸収してまいりました。しかしながら、繁閑差の大きさに加え、人員不足への対応が十分に行えず生産効率が低下したことから、厳しい状況となりました。 なお、中長期的な生産体制の最適化を目的として信州工場を閉鎖いたしました。同工場の生産能力約5万枚分につきましては、国内3工場へ再配分し、2026年4月より稼働体制の集約および効率化を進めております。これにより、生産効率の向上およびコスト構造の最適化を図り、収益性の改善に努めてまいります。 海外生産事業におきましては、国内外のグループ会社間の連携強化を図るとともに、第三国市場への新規展開を推進してまいります。 上海山喜は、中国国内景気の低迷を背景に、引き続き厳しい事業環境となりました。今後は、第三国向け受注の拡大、特に成長が見込まれるインド市場の開拓を重点的に進めてまいります。 タイ山喜は、欧米およびアジア市場における新規取引先の開拓を推進し、収益基盤の強化と業績の回復を目指してまいります。 ラオ山喜は、技能実習制度を活用した現地社員の日本国内での実習を通じ、技術力の向上を推進しております。今後は、既存の外部受注先との取引拡大を図るとともに、新規取引先の開拓を進めてまいります。また、生産効率の向上および品質管理体制の強化により、持続的な収益拡大を目指してまいります。 この結果、当連結会計年度の業績は、連結売上高99億6百万円(前年同期は107億74百万円)、営業損失3億10百万円(前年同期は48百万円の利益)、経常損失は3億12百万円(前年同期は15百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失10億17百万円(前年同期は90百万円の利益)となりました。 事業セグメントごとの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。 なお、当連結会計年度より、タイ山喜を海外販売および生産管理を主業務として再編したことに伴い、製造セグメントから海外販売セグメントへの集計に変更しております。 (国内販売) 国内販売セグメントは上述の要因により、売上高84億3百万円(前年同期は91億39百万円)、セグメント損失1億9百万円(前年同期は1億54百万円の利益)となりました。 (製造) 製造セグメントにおいては、主要取引先からの発注数量減少等の影響により、売上高は21億91百万円(前年同期は26億55百万円)、セグメント損失1億7百万円(前年同期は1億36百万円の損失)となりました。 (海外販売) 海外販売セグメントにおいては、タイ山喜を海外販売セグメントへ変更したことにより売上高は増加したものの、上海山喜の人件費増加等により、売上高は4億53百万円(前年同期は3億82百万円)、セグメント損失1億17百万円(前年同期は23百万円の利益)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は99億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億33百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金の減少等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は67億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億22百万円減少いたしました。この主な要因は、短期借入金の減少等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は32億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億11百万円減少いたしました。この主な要因は、利益剰余金の減少等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5億73百万円減少し、8億31百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により支出した資金は、4億90百万円(前年同期は1億69百万円の支出)となりました。これは主に棚卸資産の増加による支出によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により得た資金は、1億98百万円(前年同期は7億70百万円の収入)となりました。これは定期預金の解約による収入によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は、2億93百万円(前年同期は1億40百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の返済による支出によるものであります。 ④ 生産、受注および販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 国内販売(千円)   4,862,475   83.3 製造(千円)   1,683,667   168.7 海外販売(千円)   181,701   108.2 合計(千円)   6,727,843   96.1 (注)1.国内販売および海外販売については製品仕入金額、製造は実際製造原価によっております。 2.当連結会計年度より、タイ山喜の実績の集計を製造セグメントから海外販売セグメントに変更しております。 これは、タイ山喜を海外販売および生産管理を主業務とした事業に再編したことによるものであります。 (b)受注実績 原則として、受注生産は行っておりません。 (c)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 国内販売(千円)   8,380,230   92.0 製造(千円)   1,242,960   86.1 海外販売(千円)   282,847   130.2 合計(千円)   9,906,038   91.9 (注)1.上記の金額には、セグメント間の内部売上高または振替高は含まれておりません。 2.販売実績に対する割合が100分の10以上の主な相手先別の販売実績および当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 主な相手先別の販売実績および当該販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 主な相手先別の販売実績および当該販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 3.当連結会計年度より、タイ山喜の実績の集計を製造セグメントから海外販売セグメントに変更しております。 これは、タイ山喜を海外販売および生産管理を主業務とした事業に再編したことによるものであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績 (売上高) 連結売上高は、年間を通じて気温の変動が大きく季節商品の販売が不安定に推移したことに加え、消費者の節約志向の影響も受け、前連結会計年度を下回りました。主なチャネル別では、百貨店は前年同期比85.2%、量販店は前年同期比89.5%、メンズ専門店は前年同期比97.9%、ネット販売のWebショップは前年同期比92.6%となりました。この結果、当連結会計年度の連結売上高は、8.1%減少の99億6百万円(前年同期比8億68百万円の減収)となりました。 (売上総利益) 売上総利益は、売上高の減収に加え、原材料価格の高止まりおよび円安の影響による製品原価上昇により、売上総利益は27億16百万円(前年同期比4億22百万円の減益)、売上総利益率は27.4%と前年同期と比較して1.7ポイント減少となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、荷造・物流費および運賃諸掛の低減により、物流費合計で32百万円減少しました。販売費及び一般管理費は、30億26百万円(前年同期比2.0%減少)となりました。 (営業外損益) 営業外収益は、為替差益1億17百万円等により、合計1億70百万円となりました。一方、営業外費用は、支払利息84百万円、支払手数料25百万円、税額控除外源泉税48百万円などにより、合計1億71百万円となりました。この結果、営業外損益は、1百万円(前年同期は32百万円の損失)の損失となりました。 (特別損益) 特別損益は、11百万円の利益と、6億56百万円の損失により6億44百万円の損失(前年同期は98百万円の利益)となりました。特別損失は、主に事業構造改善費用によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純損失) 親会社株主に帰属する当期純損失は、法人税、住民税及び事業税32百万円、法人税等調整額28百万円を計上したことにより、10億17百万円(前年同期は90百万円の利益)となりました。 アイテム別の売上高と構成比は次のとおりであります。 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   売上高 前年同期比(%) 売上高(千円)   構成比(%)   売上高(千円)   構成比(%) ドレスシャツ   6,259,377   58.1   5,827,324   58.8   93.1 オーダーシャツ   2,237,539   20.8   1,997,816   20.2   89.3 ビジカジ   684,887   6.3   971,418   9.8   141.8 カジュアルシャツ   1,191,241   11.1   751,735   7.6   63.1 レディースシャツ   325,871   3.0   273,567   2.8   83.9 賃貸料収入   75,208   0.7   84,174   0.8   111.9 合計   10,774,126   100.0   9,906,038   100.0   91.9 (注)当連結会計年度より、ビジネスシーンにおける服装のカジュアル化の進展を踏まえ、商品区分に「ビジカジ」を 新設しております。これに伴い、一部売上が従来の区分から当該区分へ移行しております。なお、比較の便宜の ため、前連結会計年度の数値は組み替えて表示しております。 チャネル別の売上高と構成比は次のとおりであります。 チャネル名   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   売上高 前年同期比(%) 売上高(千円)   構成比(%)   売上高(千円)   構成比(%) 百貨店   2,890,497   26.8   2,461,556   24.8   85.2 メンズ専門店   2,071,467   19.2   2,026,952   20.5   97.9 量販店   2,058,405   19.1   1,841,625   18.6   89.5 国内その他   1,869,262   17.3   2,056,265   20.8   110.0 Webショップ   761,840   7.1   705,465   7.1   92.6 海外その他   595,437   5.5   357,546   3.6   60.0 レディース専門店   377,983   3.5   306,424   3.1   81.1 カジュアル専門店   74,022   0.7   66,026   0.7   89.2 賃貸料収入   75,208   0.7   84,174   0.8   111.9 合計   10,774,126   100.0   9,906,038   100.0   91.9 (b)財政状態 財政状態の状況に関する認識および分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、運転資金および設備等の資金需要については、自己資金を充当することを基本方針とし、営業活動によるキャッシュ・フローの他、一部金融機関からの借入金等により調達しております。自己資金については、当社および国内連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することにより、資金効率の向上を図っております。金融機関からの借入金については、資金の効率的かつ安定的な調達を図るため、取引金融機関とコミットメントライン契約、シンジケート型のタームローン契約および当座貸越契約を締結しております。 キャッシュ・フローの状況の分析は以下の通りです。 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に棚卸資産の増加により、4億90百万円の支出となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の解約などにより、1億98百万円の収入となりました。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済により、2億93百万円の支出となりました。その結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、5億73百万円減少し、8億31百万円となりました。 当社が事業活動により得た利益は、経営体質の強化および将来の事業展開等の株主価値向上のバランスを図りながら、業績に応じた適正かつ安定的な利益還元を継続していくことを基本方針としております。 2026年3月期の期末配当につきましては、当社は、当期の業績動向および今後の事業環境の不確実性を踏まえ、財務体質の強化と成長に向けた投資原資の確保を優先するため、期末配当を見送り無配といたしました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたっては、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益および費用の計上金額に影響を与えております。会計上の見積りは、過去の実績等を勘案し合理的に行なっておりますが、前提条件や事業環境などに変化が生じた場合には、見積りと実際の結果が異なる場合があります。 (棚卸資産) 詳細は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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