概要
三菱地所は1937年に三菱合資会社から丸ノ内ビルとその敷地を譲り受けて設立された大手不動産デベロッパーである。東京・丸の内エリアを中核に、オフィスビル、商業施設、住宅、海外事業などを幅広く展開する。2026年3月期の連結営業収益は1兆7461億円、営業利益率は18.9%に達し、従業員数は1万1659人。丸の内の再開発と安定した賃貸収入を収益の柱とし、日本を代表する不動産企業の一つとして位置づけられる。
丸の内オフィスを中核とするコマーシャル不動産事業
三菱地所の主力はコマーシャル不動産事業であり、東京都内および全国主要都市でオフィスビル、商業施設、物流施設、ホテル、空港の開発・賃貸・運営・管理を行う。2026年3月期の同事業の営業収益は6169億円、営業利益は1356億円で、全社利益の約41%を占める。オフィスビルでは東京オフィス(丸の内以外)の所有貸付面積が63.4万㎡、東京以外では61.1万㎡にのぼる。商業施設では子会社三菱地所・サイモンが「御殿場プレミアム・アウトレット」などを所有・賃貸し、物流施設では東京流通センターなどが全国で展開する。ホテル事業では三菱地所ホテルズ&リゾーツが「ロイヤルパークホテル」などを運営し、空港事業では高松空港などの民営化空港を手がける。
住宅・海外・投資マネジメントが支える多角化戦略
住宅事業では、子会社三菱地所レジデンスが国内外で分譲マンション・戸建住宅を販売し、三菱地所ホームが注文住宅を請け負う。2026年3月期の営業収益は4538億円、営業利益572億円。海外事業は米国、欧州、アジアでオフィス・住宅・商業施設を展開し、MEC Group International Inc.やMitsubishi Estate Asia Pte.Ltd.などが現地法人を統括する。同事業の営業収益は1988億円、営業利益571億円と成長を続ける。投資マネジメント事業では三菱地所投資顧問が物流リート(三菱地所物流リート投資法人)や私募ファンドを運用し、ジャパンリアルエステイトアセットマネジメントがJリート(ジャパンリアルエステイト投資法人)を運用する。2026年3月期の営業収益は370億円だが、利益は14億円と前期比で減少している。
地域冷暖房や通信インフラも含む丸の内事業の独自性
丸の内事業は大手町・丸の内・有楽町地区に特化したセグメントで、2026年3月期の営業収益4089億円、営業利益975億円。同事業の特徴は、オフィスビルの開発・賃貸に加え、地域冷暖房(丸の内熱供給)や光ファイバー網の賃貸(丸の内ダイレクトアクセス)、ビル運営管理(三菱地所プロパティマネジメント)などのインフラ・サービス事業を内包することである。丸の内オフィスの所有貸付面積は126.7万㎡、空室率は0.55%と極めて高い稼働率を維持する。また、日本リージャスが運営するレンタルオフィス・コワーキングスペースも同事業に含まれる。このエリアは三菱地所の創業の地であり、長期的な再開発により収益基盤を形成してきた。
設計監理・不動産サービスでグループ全体を支える
設計監理・不動産サービス事業は、建築・土木の設計監理(三菱地所設計)、インテリア工事(メック・デザイン・インターナショナル)、不動産仲介(三菱地所リアルエステートサービス)、駐車場運営(三菱地所パークス)など多岐にわたる。2026年3月期の営業収益は884億円、営業利益126億円。同事業はグループ内外から業務を受託し、安定したフィービジネスを提供する。その他の事業として、グループ向けITソリューション(三菱地所ITソリューションズ)や人材サービス(メック・ヒューマンリソース)も含まれ、グループ全体の業務効率化を支える。これらの事業は直接的な収益貢献は限定的だが、ブランド力と総合力を高める役割を担う。
業界の中での役割は総合不動産デベロッパー(開発・賃貸・運営・管理)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01オフィスビル・商業施設・物流施設・ホテル・空港(コマーシャル不動産)主力
東京都内及び全国主要都市でオフィスビル、商業施設、物流施設、ホテル、空港の開発・賃貸・運営・管理を行う。ビルの開発・賃貸(単独・共同)、駐車場運営、地域冷暖房事業を含む。商業施設では単独商業施設・都心複合施設・アウトレット等を展開。物流施設では全国で開発・賃貸・運営。ホテルは国内外のオペレーターと連携し宿泊主体型やリゾートホテルを展開。空港は民営化空港の運営管理も行う。
- オフィスビル
- 東京都内及び全国主要都市で開発・建設し、直接賃貸または転貸するオフィスビル。収益用不動産として竣工後に売却する戦略も持つ。
- 商業施設(単独商業施設・都心複合施設・アウトレット)
- 日本全国で商業施設の開発・賃貸・運営・管理を行う。アウトレットモールは子会社三菱地所・サイモンが所有・賃貸。
- 物流施設
- 全国で物流施設の開発・賃貸・運営を行う。子会社東京流通センター等を通じ運営。
- ホテル(ロイヤルパークホテル等)
- 全国で宿泊主体型ホテルやリゾートホテルの開発・賃貸・管理を行う。子会社三菱地所ホテルズ&リゾーツが「ロイヤルパークホテル」等を経営。マネジメントコントラクト方式も採用。
- 空港施設(高松空港等)
- 日本各地で民営化された空港施設の開発・賃貸・運営・管理を行う。
02大手町・丸の内・有楽町エリア(丸の内事業)主力
大手町・丸の内・有楽町地区においてオフィスビルを中心に開発・賃貸・運営・管理を行う。ビル開発・賃貸(単独・共同)、ビル運営管理(子会社三菱地所プロパティマネジメントが受託)、地域冷暖房事業、通信事業(光ファイバー網賃貸)を含む。
- オフィスビル(丸の内エリア)
- 大手町・丸の内・有楽町地区で開発・建設・賃貸するオフィスビル。転貸も行う。
- レンタルオフィス・コワーキングスペース
- 子会社日本リージャスが運営するレンタルオフィス、コワーキングスペース等。
- ビル運営管理サービス
- 子会社三菱地所プロパティマネジメントが当社ビル等の運営・管理業務を受託。室内造作工事等の請負も行う。
- 地域冷暖房(丸の内熱供給)
- 子会社丸の内熱供給が供給区域において地域冷暖房事業を実施。
- 通信インフラ(光ファイバー網賃貸)
- 子会社丸の内ダイレクトアクセスが丸の内エリアに光ファイバー網を敷設し、通信事業者等に賃貸。
03住宅準主力
マンション・戸建住宅の建設・販売・賃貸、管理、注文住宅の設計・請負、不動産仲介、ニュータウン開発、ゴルフ場経営等の余暇事業を行う。子会社三菱地所レジデンスが国内外でマンション・戸建住宅販売、三菱地所ホームが注文住宅請負、三菱地所コミュニティ等が管理業務を行う。
- 分譲マンション・戸建住宅
- 子会社三菱地所レジデンスが国内外でマンション・戸建住宅の建設・販売を実施。
- 注文住宅
- 子会社三菱地所ホームが注文住宅の受注・建築を行う。資材供給は子会社三菱地所ウッドビルド。
- リノベーションマンション
- 子会社アーバンライフが関西圏でマンションのリノベーション・販売。
- 賃貸マンション
- 当社及び三菱地所レジデンスが賃貸マンションの建設・賃貸・売却事業等を実施。
- マンション管理サービス
- 子会社三菱地所コミュニティ等がマンション・住宅の不動産管理を実施。
- ゴルフ場運営
- 当社(宮城県)、子会社東富士グリーン(静岡県)、関連会社佐倉ゴルフ開発(千葉県)がゴルフ場を経営。
04海外不動産準主力
米国、欧州(英・仏・スペイン・スウェーデン等)、アジア(シンガポール・インドネシア・タイ・フィリピン・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・オーストラリア・インド)、中国大陸、台湾において、オフィス、住宅、商業施設、アウトレットモール等の不動産開発・賃貸事業を展開。子会社MEC Group International Inc.(米国)、Mitsubishi Estate London Limited(欧州)、Mitsubishi Estate Asia Pte.Ltd.(アジア)等が中心。
- 海外オフィスビル・商業施設・住宅等
- 世界各地でオフィスビル、住宅、アウトレットモール等の不動産開発・賃貸を実施。
05投資マネジメント準主力
不動産投資に関する総合的サービスを提供。子会社三菱地所投資顧問が物流リート(三菱地所物流リート投資法人)や機関投資家向け私募ファンドの運用、ジャパンリアルエステイトアセットマネジメントがJリート(ジャパンリアルエステイト投資法人)の資産運用を行う。米国ではTA Realty LLCが不動産ファンド運用。
- 不動産投資顧問・ファンド運用
- Jリート(ジャパンリアルエステイト投資法人)及び物流リート(三菱地所物流リート投資法人)の資産運用、私募ファンドの組成・運用、米国での不動産ファンド運用。
06設計監理・不動産サービス副次
建築・土木工事の設計監理、建築工事・内装工事等の請負(子会社三菱地所設計、メック・デザイン・インターナショナル)、不動産仲介(子会社三菱地所リアルエステートサービス)、駐車場運営(子会社三菱地所パークス)等を行う。
- 設計監理サービス
- 建築・土木工事の設計監理、各種コンサルティング業務。
- 不動産仲介サービス
- 子会社三菱地所リアルエステートサービスが不動産仲介事業を実施。
- 駐車場運営
- 子会社三菱地所パークスが駐車場運営事業を実施。
07その他(ITソリューション・人材サービス等)その他
グループ向け情報システム開発・保守(三菱地所ITソリューションズ)、給与厚生研修関連業務受託(メック・ヒューマンリソース)等。
製品と技術
丸の内エリアのオフィスビル群と付帯インフラ
三菱地所の核心的な製品は、大手町・丸の内・有楽町地区に集中するオフィスビルである。所有物件の貸付面積は126.7万㎡に及び、空室率は0.55%と極めて低い。代表的なビルとして「東京交通会館」などがある。また、ビル運営管理を子会社三菱地所プロパティマネジメントが受託し、室内造作工事も請け負う。地域冷暖房は丸の内熱供給が供給区域で実施し、光ファイバー網は丸の内ダイレクトアクセスが敷設・賃貸する。これらのインフラはテナント向けサービスの差別化要因となっている。
全国の商業施設とアウトレットモール
商業施設事業では、三菱地所・サイモンが「御殿場プレミアム・アウトレット」をはじめとするアウトレットモールを所有・賃貸する。店舗面積は36.2万㎡で、増収傾向にある。都心複合施設や単独商業施設も全国で開発・運営し、多様なニーズに対応する。これらの施設は安定した賃貸収入を生むとともに、消費動向に応じてテナント構成を柔軟に変更できる強みを持つ。
物流施設とホテルのオペレーショナルアセット
物流施設事業では、東京流通センターなどが全国で物流施設を開発・賃貸・運営する。座間デベロップメント特定目的会社などが開発業務を担い、EC市場の拡大に対応する。ホテル事業では、三菱地所ホテルズ&リゾーツが「ロイヤルパークホテル」や「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留」を運営するほか、マネジメントコントラクト方式で外部経営会社との協業も行う。これらのオペレーショナルアセットは、賃貸収入に加えて運営収益も得られる点が特徴である。
海外のオフィス・住宅・商業施設のグローバル展開
海外事業では、米国を中心にMEC Group International Inc.が全米各地でオフィスビル等を開発・賃貸。欧州ではMitsubishi Estate London Limitedがロンドン、パリ、バルセロナ、ストックホルムで事業を展開する。アジアではMitsubishi Estate Asia Pte.Ltd.がシンガポール、インドネシア、タイ、ベトナムなどでオフィス・住宅・アウトレットモールを開発。中国や台湾でも複合施設や住宅プロジェクトに参画している。グローバルに分散したポートフォリオが収益安定化に寄与する。
投資マネジメント:Jリートと私募ファンドの運用
投資マネジメント事業では、ジャパンリアルエステイトアセットマネジメントがJリート「ジャパンリアルエステイト投資法人」を運用し、三菱地所投資顧問が物流リート「三菱地所物流リート投資法人」や機関投資家向け私募ファンドを運用する。米国ではTA Realty LLCが不動産ファンドの運用業務を展開。これらの事業は、資金調達と資産運用の両面でグループのバランスシートに柔軟性をもたらし、開発物件の出口戦略としても機能する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
国内大手総合不動産、収益性は高水準
三菱地所は、オフィスビル「丸の内ビルディング」など都心大型物件を中心に、商業施設、住宅、海外事業を展開する総合不動産会社。2025年3月期の売上高は1.58兆円、営業利益率は19.57%と高収益。不動産業界内では、大東建託(売上高1.9兆円、営業利益率約8%)が建設・賃貸管理に強みを持つが、三菱地所は都心オフィスと海外大型案件で差別化。ロボットホームやタスキHDなど中小企業は規模が小さいが、成長性では注目される。
強み
- 丸の内・大手町など東京一等地に高品質ビルを多数保有。
- 営業利益率20%前後で、安定した賃料収入と資産価値に支えられる。
- ニューヨークやロンドンで大型開発を手掛け、国際競争力を持つ。
- 開発・賃貸・管理・仲介まで一貫サービスを提供できる。
課題
- 金利上昇や市況悪化が資産評価や売却益に影響する可能性。
- 人口減少でオフィス需要が長期減少トレンドに直面。
- 大東建託などが賃貸管理でシェア拡大しており、差別化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字が三菱地所
時価総額で並べると、掲載6社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8802三菱地所 | 4.6兆円 | 20.8倍 |
| 2 | 8801三井不動産 | 4.2兆円 | 15.0倍 |
| 3 | 9020東日本旅客鉄道 | 4.0兆円 | 16.2倍 |
| 4 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 5 | 8267イオン | 3.8兆円 | 50.7倍 |
| 6 | 1925大和ハウス工業 | 3.1兆円 | 8.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
三菱合資会社から事業を継承した1937年
三菱地所は1937年5月に資本金1500万円で設立された。設立と同時に三菱合資会社より丸ノ内ビル並びに同敷地の所有権、および丸の内地区の土地建物営業権を譲り受ける。同年11月には同社の建築課業務も引き継ぎ、不動産開発の基盤を一気に獲得した。この時点で丸の内エリアの主要物件を掌握し、以降の再開発の種をまいた。設立当時は戦時体制下にあったが、戦後まで事業の核となる資産を形成した。
戦後の再編と証券取引所上場(1950~1955年)
1950年1月、三菱本社の解散に伴い、丸ノ内・八重洲両ビルを除く丸の内地区の営業権を三菱本社に返還し、第二会社として陽和不動産と開東不動産を設立。1953年4月にはこの両社を合併し、同年5月に東京・大阪両証券取引所に上場。その後1954年に札幌、1955年に福岡・名古屋と順次上場し、資本市場からの資金調達力を高めた。この再編により、三菱地所はグループ内の不動産事業を集約し、独立したデベロッパーとしての体制を整えた。
丸ノ内総合改造計画で再開発の青写真を描いた1959年
1959年7月、三菱地所は「丸ノ内総合改造計画」を策定する。これは戦後復興から高度経済成長期にかけて、東京の中心部・丸の内エリアを大規模に再開発する長期計画である。同計画に基づき、以降数十年にわたって既存ビルの建て替えや新築が進められ、現在の丸の内の街並みが形成された。この計画は三菱地所の収益基盤を決定づけるものであり、安定した賃貸収入の源泉となった。
マンション事業と海外進出で事業を多角化した1969年
1969年5月、三菱地所は「赤坂パークハウス」の分譲を開始し、マンション事業に参入する。同時に、米国に三菱地所ニューヨーク社(現MEC Group International Inc.の前身)を設立し、海外事業の第一歩を踏み出した。国内では住宅事業の拡大と同時に、海外での不動産開発も視野に入れ、グローバル展開の端緒を開いた。同年のこれらの動きは、オフィスビル偏重だった収益構造を多角化する転機となった。
泉パークタウン開発と全国支店網の整備(1972~1973年)
1972年6月、三菱地所は宮城県で「泉パークタウン」第1期に着手し、ニュータウン開発事業に本格参入する。同年10月には名菱不動産と北菱不動産を吸収合併し、12月には三菱地所住宅販売(現三菱地所リアルエステートサービス)を設立。1973年11月には札幌・仙台・名古屋・大阪の各支店を新設し、全国展開の拠点を整備した。これにより首都圏だけでなく地方都市での事業基盤を強化し、住宅販売とオフィスビル事業の全国ネットワークを構築した。
みなとみらい21参入とホテル事業の開始(1983年)
1983年3月、三菱地所は横浜市の「みなとみらい21」計画区域内の土地を取得し、大規模プロジェクトに参画する。同年4月には名古屋第一ホテルを開業し、ホテル事業に進出。1984年には三菱地所ホームを設立して注文住宅事業を開始し、同時に英国にMEC UK社(現Mitsubishi Estate London Limited)を設立して欧州進出を果たす。これらの投資は、不動産の多様なアセットタイプと地域への分散を進める戦略の一環であった。
長期経営計画2030と現在の成長軌道(2020年代)
2020年1月、三菱地所は2030年を見据えた「長期経営計画2030」を策定し、ROA5.0%、ROE10.0%などの目標を掲げた。2026年3月期の実績は営業収益1兆7461億円、営業利益3297億円、親会社株主に帰属する当期純利益2225億円と順調に拡大。丸の内エリアの再開発(丸の内NEXTステージ戦略)や海外先進国への重点投資、ノンアセットビジネスの拡大を推進し、変革を続けている。
年表19件を開く
1930年代
- 1937年5月創業当社設立:資本金1,500万円 三菱合資会社より丸ノ内ビル並びに同敷地の所有権及び丸の内地区他の土地建物営業権を譲り受ける
- 1937年11月三菱合資会社より同社建築課の業務一切を引継ぐ
1940年代
- 1945年4月丸ノ内八重洲ビル並びに同敷地の所有権を㈱三菱本社より譲り受ける
1950年代
- 1950年1月丸ノ内、八重洲両ビルを除く丸の内地区他の土地建物営業権を㈱三菱本社に返還 ㈱三菱本社解散に伴い、第二会社として陽和不動産㈱、開東不動産㈱を設立
- 1953年4月M&A陽和不動産㈱、開東不動産㈱両社を合併
- 1953年5月上場東京、大阪両証券取引所に株式を上場
- 1954年8月上場札幌証券取引所に株式を上場
- 1955年1月上場福岡証券取引所に株式を上場
- 1955年2月上場名古屋証券取引所に株式を上場
- 1959年7月丸ノ内総合改造計画策定
1960年代
- 1969年5月創業赤坂パークハウス分譲(マンション事業に進出)三菱地所ニューヨーク社を設立
1970年代
- 1972年6月泉パークタウン第1期起工
- 1972年10月M&A名菱不動産㈱、北菱不動産㈱両社を吸収合併
- 1972年12月三菱地所住宅販売㈱(連結子会社)(2007年4月三菱地所リアルエステートサービス㈱に改称)を設立
- 1973年11月札幌(2017年11月北海道支店に改称)、仙台(1989年7月東北支店に改称)、名古屋(2018年4月中部支店に改称)、大阪(2016年4月関西支店に改称)各支店を新設
1980年代
- 1983年3月「みなとみらい21」計画区域内土地取得
- 1983年4月名古屋第一ホテルを開業し、ホテル事業に進出
- 1984年7月三菱地所ホーム㈱(連結子会社)を設立 メックユーケー社を設立
- 1986年10月横浜事業所を新設(2000年4月横浜支店に改組)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROA(事業利益/総資産)5.0%
- 事業利益3,500~4,000億円
- ROE10.0%
- EPS200円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
長期経営計画2030に基づく変革
2020年代の環境変化を機会に変え、持続的な価値を提供する企業グループへ変革するため、長期経営計画2030を策定。事業機会の最大化と高効率で市況変化に強いポートフォリオへの変革を目指す。
- 02
国内大型開発と海外事業の推進
丸の内を中心とする国内大型開発パイプラインを着実に推進するとともに、海外事業では欧米豪を中心とした先進国に注力する。
- 03
ノンアセットビジネスと新領域の拡大
ノンアセットビジネスの拡大とサービス・コンテンツ領域への進出を通じ、新たな利益成長の柱を育てるとともに、全社資産効率の改善を図る。
- 04
丸の内エリアの価値向上
丸の内NEXTステージ戦略に基づき、建替え・リニューアル・ソフト整備を徹底。まち全体をワークプレイス化するプラットフォームを推進し、エリアのさらなる価値向上を目指す。
- 05
ESG先進企業としての地位確立
ESGの先進企業として、ステークホルダーとの共生と長期的な企業価値向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で11,659人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,759万円で、9期前と比べて+41.0%。平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 8,642 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 8,856 | — |
| 2019年3月 | 1,248 | 41.0 | 16.0 | 9,439 | — |
| 2020年3月 | 1,274 | 41.0 | 16.0 | 9,619 | — |
| 2021年3月 | 1,268 | 40.0 | 15.0 | 9,982 | — |
| 2022年3月 | 1,265 | 42.0 | 17.0 | 10,202 | — |
| 2023年3月 | 1,246 | 40.0 | 14.0 | 10,655 | — |
| 2024年3月 | 1,273 | 40.0 | 13.0 | 11,045 | — |
| 2025年3月 | 1,348 | 40.0 | 13.0 | 11,412 | 2,709 |
| 2026年3月 | 1,759 | 42.0 | 16.0 | 11,659 | 2,828 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社84社(国内 46 / 海外 38) を有報から抽出しています。
- 国内㈱サンシャインシティ東京都 豊島区議決権94.4%
- 国内㈱横浜スカイビル横浜市 西区議決権72.4%
- 国内池袋地域冷暖房㈱東京都 豊島区議決権68.0%
- 国内池袋地域冷暖房㈱東京都 豊島区議決権47.0%
- 国内東京ガレーヂ㈱東京都 千代田区議決権54.9%
- 国内豊洲三丁目開発特定目的会社東京都 中央区
- 国内三菱地所・サイモン㈱東京都 千代田区議決権60.0%
- 国内㈱東京流通センター東京都 大田区議決権75.8%
- 国内座間デベロップメント特定目的会社東京都 中央区
- 国内橋本デベロップメント特定目的会社東京都 千代田区
- 国内名古屋みなとデベロップメント 特定目的会社東京都 中央区
- 国内三菱地所ホテルズ&リゾーツ㈱東京都 港区議決権100.0%
残りのグループ会社72社を開く
- 三菱地所プロパティマネジメント㈱東京都 千代田区100%
- 日本リージャス㈱東京都 新宿区100%
- 丸の内熱供給㈱東京都 千代田区66%
- 丸の内ダイレクトアクセス㈱東京都 千代田区51%
- ㈱東京交通会館東京都 千代田区50%
- メック都市開発9号特定目的会社東京都 中央区
- 匿名組合大手町第三インベストメント東京都 中央区
- TOKYO390特定目的会社東京都 中央区
- 匿名組合大手町開発東京都 千代田区
- 三菱地所レジデンス㈱東京都 千代田区100%
- 三菱地所ホーム㈱東京都 新宿区100%
- 三菱地所ウッドビルド㈱東京都 中央区100%
- 三菱地所ウッドビルド㈱東京都 中央区22%
- 三菱地所ハウスネット㈱東京都 新宿区100%
- アーバンライフ㈱大阪市 北区100%
- ㈱菱栄ライフサービス東京都 世田谷区100%
- 東富士グリーン㈱静岡県 駿東郡100%
- ㈱泉パークタウンサービス仙台市 泉区100%
- ㈱メックecoライフ東京都 品川区100%
- ㈱メックecoライフ東京都 品川区100%
- 三菱地所コミュニティ㈱東京都 千代田区72%
- ㈱メック・デザイン・インター ナショナル東京都 中央区100%
- 三菱地所リアルエステートサービス㈱東京都 千代田区100%
- ㈱三菱地所設計東京都 千代田区100%
- 三菱地所パークス㈱東京都 港区100%
- 三菱地所パークス㈱東京都 港区85%
- 三菱地所ITソリューションズ㈱東京都 千代田区100%
- ㈱メック・ヒューマンリソース東京都 千代田区100%
- ジャパンリアルエステイト アセットマネジメント㈱東京都 千代田区100%
- 三菱地所投資顧問㈱東京都 千代田区100%
- TA Realty LLC米国・マサチューセッツ州70%
- TA Realty LLC米国・マサチューセッツ州70%
- MEC Group International Inc. (メックグループインターナショナル社)米国・ニューヨーク州100%
- MEC Group International Inc. (メックグループインターナショナル社)米国・ニューヨーク州100%
- MITSUBISHI ESTATE NEW YORK Inc. (三菱地所ニューヨーク社)米国・ニューヨーク州100%
- MITSUBISHI ESTATE NEW YORK Inc. (三菱地所ニューヨーク社)米国・ニューヨーク州100%
- MEC Finance USA,Inc.米国・デラウェア州100%
- MEC Finance USA,Inc.米国・デラウェア州100%
- MEC USA,Inc.米国・デラウェア州100%
- MEC USA,Inc.米国・デラウェア州100%
- Rockefeller Group International, Inc.米国・ニューヨーク州100%
- Rockefeller Group International, Inc.米国・ニューヨーク州100%
- Rockefeller Group Development Corp.米国・ニューヨーク州100%
- Rockefeller Group Development Corp.米国・ニューヨーク州100%
- Rockefeller Group Business Centers,Inc.米国・ニューヨーク州100%
- Rockefeller Group Business Centers,Inc.米国・ニューヨーク州100%
- Mitsubishi Estate Europe Limited英国・ロンドン市100%
- Mitsubishi Estate Europe Limited英国・ロンドン市100%
- Mitsubishi Estate London Limited英国・ロンドン市100%
- Mitsubishi Estate London Limited英国・ロンドン市100%
- MEC UK Limited (メックユーケー社)英国・ロンドン市100%
- MEC UK Limited (メックユーケー社)英国・ロンドン市100%
- MEA Commercial Holdings Pte.Ltd.シンガポール100%
- MEA Commercial Holdings Pte.Ltd.シンガポール100%
- MJR Investment Pte.Ltd.シンガポール100%
- MJR Investment Pte.Ltd.シンガポール100%
- Mitsubishi Estate Asia Pte.Ltd. (三菱地所アジア社)シンガポール100%
- Mitsubishi Estate Asia Pte.Ltd. (三菱地所アジア社)シンガポール100%
- One MEA Holdings Pte.Ltd.シンガポール100%
- One MEA Holdings Pte.Ltd.シンガポール100%
- MEC Oceania Investment Pty Ltdオーストラリア100%
- MEC Oceania Investment Pty Ltdオーストラリア100%
- 菱城(香港)有限公司(MEC Urban (HONGKONG) Limited)香港100%
- 菱城(香港)有限公司(MEC Urban (HONGKONG) Limited)香港50%
- 菱住投資有限公司(MJR China Investment Limited)香港100%
- 菱住投資有限公司(MJR China Investment Limited)香港100%
- 領恒有限公司(Eternal Top Limited)香港100%
- 領恒有限公司(Eternal Top Limited)香港100%
- オー・エー・ピー熱供給㈱大阪市 北区35%
- みなとみらい二十一熱供給㈱横浜市 中区30%
- 常盤橋インベストメント特定目的会社東京都 千代田区
- 佐倉ゴルフ開発㈱千葉県 佐倉市49%
- SGMJR Investment Pte. Ltd.
- JPジャパンリアルエステイトアセットマネジメント株式会社
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
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出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.7兆円、営業利益は3,297億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.5%、利益が+6.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.0兆円 | 1.7兆円 |
| 営業利益 | 3,700億円 | 3,297億円 |
| 純利益 | 2,350億円 | 2,225億円 |
| 1株あたり配当 | ¥49 | ¥49 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4,977億円、営業利益は1,212億円。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年4Q | 1.19 | — | — | 354 |
| 2019年4Q | 1.26 | — | — | 379 |
| 2020年4Q | 1.30 | — | — | 619 |
| 2021年4Q | 1.21 | — | — | 469 |
| 2022年4Q | 1.35 | — | — | 681 |
| 2023年4Q | 1.38 | — | — | 625 |
| 2024年4Q | 1.50 | — | — | 909 |
| 2025年4Q | 1.58 | 2,093 | 13.2 | 1,394 |
| 2026年4Q | 1.75 | 2,221 | 12.7 | 1,644 |
| 2027年1Q | 0.50 | 1,212 | 24.4 | 954 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は9,272億円から1.7兆円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は18.9%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.93 | — | 924 | — | 455 |
| 2014年3月 | 1.08 | — | 1,396 | — | 643 |
| 2015年3月 | 1.11 | — | 1,331 | — | 733 |
| 2016年3月 | 1.01 | — | 1,449 | — | 834 |
| 2017年3月 | 1.13 | — | 1,699 | — | 1,027 |
| 2018年3月 | 1.19 | — | 1,905 | — | 1,204 |
| 2019年3月 | 1.26 | — | 2,066 | — | 1,346 |
| 2020年3月 | 1.30 | — | 2,196 | — | 1,485 |
| 2021年3月 | 1.21 | — | 2,110 | — | 1,357 |
| 2022年3月 | 1.35 | — | 2,537 | — | 1,552 |
| 2023年3月 | 1.38 | — | 2,718 | — | 1,653 |
| 2024年3月 | 1.50 | — | 2,412 | — | 1,684 |
| 2025年3月 | 1.58 | 3,092 | 2,630 | 19.6 | 1,894 |
| 2026年3月 | 1.75 | 3,297 | 2,731 | 18.9 | 2,225 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.7兆円のうち、営業利益として残るのは3,297億円で18.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2,225億円、売上の12.7%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金74.0%1.3兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.2%1,250億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.9%3,297億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが5,089億円、投資CFが−4,415億円で、差し引きのフリーCFは674億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は2,801億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,223 | −2,180 | 272 | −957 | 1,918 |
| 2014年3月 | 3,365 | −1,335 | −1,775 | 2,030 | 2,247 |
| 2015年3月 | 2,001 | −466 | −1,891 | 1,535 | 1,985 |
| 2016年3月 | 1,358 | −2,310 | 3,092 | −952 | 4,124 |
| 2017年3月 | 1,685 | −3,273 | −49 | −1,588 | 2,433 |
| 2018年3月 | 2,933 | −2,868 | 372 | 65 | 2,869 |
| 2019年3月 | 3,460 | −2,711 | −1,925 | 749 | 1,793 |
| 2020年3月 | 3,418 | −2,774 | −289 | 644 | 2,130 |
| 2021年3月 | 2,074 | −2,973 | 504 | −899 | 1,723 |
| 2022年3月 | 2,801 | −3,138 | 910 | −337 | 2,342 |
| 2023年3月 | 2,699 | −3,120 | 305 | −421 | 2,258 |
| 2024年3月 | 3,072 | −3,620 | 1,004 | −548 | 2,760 |
| 2025年3月 | 3,241 | −3,615 | 129 | −374 | 2,569 |
| 2026年3月 | 5,089 | −4,415 | −398 | 674 | 2,801 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は8.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2.9兆円で、自己資本比率は31.4%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.71 | 1.37 | 3.35 | 26.3 |
| 2014年3月 | 4.77 | 1.45 | 3.32 | 27.9 |
| 2015年3月 | 4.90 | 1.64 | 3.26 | 30.5 |
| 2016年3月 | 5.31 | 1.66 | 3.65 | 28.4 |
| 2017年3月 | 5.48 | 1.77 | 3.72 | 29.0 |
| 2018年3月 | 5.80 | 1.88 | 3.92 | 29.3 |
| 2019年3月 | 5.77 | 1.96 | 3.82 | 30.7 |
| 2020年3月 | 5.86 | 1.94 | 3.92 | 29.6 |
| 2021年3月 | 6.07 | 2.06 | 4.01 | 30.5 |
| 2022年3月 | 6.49 | 2.24 | 4.26 | 30.8 |
| 2023年3月 | 6.87 | 2.38 | 4.49 | 31.4 |
| 2024年3月 | 7.58 | 2.62 | 4.96 | 31.7 |
| 2025年3月 | 8.00 | 2.74 | 5.26 | 32.1 |
| 2026年3月 | 8.57 | 2.88 | 5.69 | 31.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で131社中23位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中120位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,773で、1年前と比べて+18.9%。過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.8倍 |
| PER (会社予想) | 19.2倍 |
| PBR | 1.67倍 |
| 配当利回り | 1.30% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月上旬に大きく下落し、8月3日に3700円まで急落した後、8月20日には3680円まで戻し、8月21日は3687円で引けた。この下落で52週高値の5407円からは約31.9%下落し、52週安値の3129円に対しては約17.8%の水準にある。25日移動平均線は3877.92円で、株価はこれを約4.9%下回っており、短期的な上値抵抗となっている。75日線と200日線もそれぞれ4043.71円、4106.23円と株価を上回り、中長期のトレンドは弱含んでいる。出来高は8月3日に814万株と急増した後も高水準で推移しており、売り圧力が続いていることを示唆する。RSIは35.12と売られすぎ圏に近いが、反発の兆しは限定的だ。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは20.24倍と業界平均14.81倍を大きく上回り、予想PERも18.7倍と高い。PBRは1.63倍で業界平均1.83倍を下回る。配当利回りは1.33%と業界平均3.02%を大きく下回る。ROEは8.5%と中程度。不動産業界の特性上、資産価値に比べ収益性が低いが、PERの高さと配当利回りの低さから、やや割高と判断。収益成長は見込まれるが、現在の株価は割高感がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.8倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 19.2倍 | — |
| PBR | 1.67倍 | 1.84倍 |
| ROE | 8.5% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
オフィス需要の回復と都心回帰により、賃貸事業の収益力が高まっている。強気派は、大規模再開発の進行に伴う賃料上昇と資産価値の向上を期待する。一方、弱気派は、金利上昇による評価損や投資負担の増加、テナント需要の先行き不透明感を懸念する。また、海外事業の収益変動も焦点。
- 都心オフィス需要の回復
空室率低下と賃料上昇が続き、収益押し上げに寄与。
- 大規模再開発の進行
常盤橋など大型プロジェクトが将来の収益拡大に貢献。
- 財務健全性が高い
営業利益率19.6%と高水準で、株主還元も着実。
- 2026/3期の営業利益3,297億円と増益計画決算発表後影響強
売上高1兆7,461億円、営業利益3,297億円は前期比205億円増
- 大規模再開発の竣工で賃貸収益が拡大2027年〜2028年影響中
売上高1兆7,461億円のうち賃貸分野の寄与は大きく、開発物件の収益貢献
- 純利益2,225億円の計画は前期比331億円増決算発表後影響中
純利益は2,225億円と前期1,894億円から増加
- 外国人保有比率49.82%と高く、資金流入が継続継続影響弱
直近1年で株価23.23%上昇し、海外投資家の選好が続く
- 金利上昇リスク
評価損や調達コスト増で業績と株価に逆風。
- オフィス需要の不透明感
リモートワーク定着で中長期的な需要減の懸念。
- 海外事業の変動
海外金利上昇でプロジェクト収益が悪化する可能性。
- 金利上昇でオフィスビル価格が調整金融政策次第影響強
営業利益計画3,297億円に対し、金利上昇は売却収益と含み益に打撃
- 空室率上昇で賃貸収入が減少継続影響中
新規供給増で都心オフィスの需給が悪化すると営業利益率18.88%の維持が難しい
- 海外事業の地政学リスクによる減損不定影響中
海外プロジェクトで損失が生じれば、純利益2,225億円計画が下振れ
- 建設コスト高騰で開発プロジェクトの採算が低下継続影響弱
営業利益率は前期19.57%から18.88%へ低下しており、さらに圧縮の恐れ
- 都心オフィス空室率
- 賃貸収益の先行指標となるため。
- 大手町・丸の内エリアの賃料
- 収益の直接的なドライバー。
- 海外事業の売上高比率
- 海外拡大の進捗と収益変動の影響を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり49円で、前期から+7.0%。いまの株価に対する利回りは1.30%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 35.3 |
| 2018年3月 | 26 | 30.0 | 33.2 |
| 2019年3月 | 30 | 15.4 | 41.2 |
| 2020年3月 | 33 | 10.0 | 41.3 |
| 2021年3月 | 25 | −24.2 | 37.5 |
| 2022年3月 | 36 | 44.0 | 51.2 |
| 2023年3月 | 38 | 5.6 | 74.2 |
| 2024年3月 | 40 | 5.3 | 34.9 |
| 2025年3月 | 43 | 7.5 | 26.4 |
| 2026年3月 | 46 | 7.0 | 28.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥49
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ71,963人。区分でいちばん多いのは外国法人で49.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.7%を占め、残る58.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 42.8 | 41.5 | 43.7 | 43.4 | 47.8 | 49.8 |
| 金融機関 | 35.1 | 34.7 | 34.3 | 35.3 | 34.8 | 34.5 |
| 事業法人 | 10.3 | 9.7 | 9.7 | 8.8 | 8.3 | 7.3 |
| 個人・その他 | 9.5 | 10.7 | 9.1 | 10.5 | 6.8 | 6.8 |
| 証券会社 | 2.2 | 3.4 | 3.4 | 2.0 | 2.3 | 1.7 |
| 自己株式 | 3.8 | 4.9 | 2.1 | 4.4 | 0.4 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱信託口 | 15.43 |
| 02 | ㈱日本カストディ銀行 信託口 | 6.08 |
| 03 | 明治安田生命保険(相)(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行) | 3.47 |
| 04 | THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 3.03 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 2.56 |
| 06 | JP MORGAN CHASE BANK 385642 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 2.36 |
| 07 | ㈱竹中工務店 | 1.49 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 1.43 |
| 09 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 1.34 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 ㈱みずほ銀行) | 1.19 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+454%、1株純資産は14期で+150%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 33 | 893 | 3.6 | 79.2 | — |
| 2014年3月 | 46 | 958 | 5.0 | 52.8 | 150.2 |
| 2015年3月 | 53 | 1,078 | 5.2 | 52.7 | 37.8 |
| 2016年3月 | 60 | 1,088 | 5.6 | 34.8 | 51.1 |
| 2017年3月 | 74 | 1,148 | 6.6 | 27.4 | 35.3 |
| 2018年3月 | 87 | 1,224 | 7.3 | 20.7 | 33.2 |
| 2019年3月 | 97 | 1,276 | 7.8 | 20.7 | 41.2 |
| 2020年3月 | 109 | 1,296 | 8.5 | 14.7 | 41.3 |
| 2021年3月 | 101 | 1,383 | 7.6 | 19.1 | 37.5 |
| 2022年3月 | 116 | 1,515 | 8.1 | 15.6 | 51.2 |
| 2023年3月 | 126 | 1,664 | 7.9 | 12.6 | 74.2 |
| 2024年3月 | 132 | 1,896 | 7.4 | 21.1 | 34.9 |
| 2025年3月 | 151 | 2,057 | 7.6 | 16.1 | 26.4 |
| 2026年3月 | 182 | 2,229 | 8.5 | 23.8 | 28.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
28名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は28名。2026/3期の役員報酬は総額2,175百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 吉田淳一 | 取締役会長 | 68 | 116,000 |
| 中島篤 | 取締役 | 63 | 100,000 |
| 四塚雄太郎 | 取締役 | 60 | 58,000 |
| 梅田直樹 | 取締役 | 60 | 48,000 |
| 平井幹人 | 取締役 | 57 | 28,000 |
| 片山浩 | 取締役 | 67 | 39,000 |
| 木村透 | 取締役 | 63 | 57,000 |
| 白川方明 | 取締役 | 76 | 1,000 |
| 成川哲夫 | 取締役 | 77 | 7,000 |
| 岡本毅 | 取締役 | 78 | 5,000 |
| メラニー・ブロック | 取締役 | 62 | 1,000 |
| 末吉亙 | 取締役 | 69 | — |
残りの役員16名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 薗田綾子 | 取締役 | 63 | 2,000 |
| 織田直祐 | 取締役 | 73 | — |
| 藤岡雄二 | 執行役副社長 社長特命事項担当 | 65 | — |
| 長沼文六 | 代表執行役 執行役専務 投資マネジメント事業グループ統括 投資マネジメント事業部担当 | 63 | — |
| 宮島正治 | 代表執行役 執行役専務 コマーシャル不動産事業グループ統括 コマーシャル不動産業務企画部 コマーシャル不動産運営事業部担当 | 62 | — |
| 川端良三 | 代表執行役 執行役専務 営業機能グループ統括 営業企画部 ソリューション営業部 協創推進営業部担当 | 61 | — |
| 荒木治彦 | 代表執行役 執行役専務 丸の内事業グループ統括 丸の内業務企画部 丸の内運営事業部 商業事業部担当 | 60 | — |
| 相川雅人 | 執行役常務 住宅事業グループ統括 住宅業務企画部 住宅カスタマーリレーション推進部担当 | 58 | — |
| 加藤博文 | 執行役常務 関西支店担当 | 61 | — |
| 竹田徹 | 執行役常務 事業開発企画部 空港事業部 上瀬谷事業計画室 横浜支店担当 | 60 | — |
| 井上俊幸 | 執行役常務 まちづくり推進部 スマートエネルギーデザイン部 丸の内開発部 TOKYO TORCH事業部担当 | 60 | — |
| 岩瀬正典 | 執行役常務 海外事業グループ統括 海外業務企画部担当 兼三菱地所レジデンス㈱取締役副社長 執行役員 | 59 | — |
| 村井正裕 | 執行役常務 ビル営業一部 ビル営業二部担当 | 57 | — |
| 岩田聡 | 執行役常務 物流施設事業部 都市開発一部 都市開発二部 ホテル事業部担当 | 58 | — |
| 渡辺一 | 取締役 | 67 | — |
| 翁百合 | 取締役 | 66 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 執行役 | 16 | 627 | 1,067 | 1,694 | 106 |
| 取締役(社内) | 4 | 338 | — | 338 | 85 |
| 社外取締役 | 7 | 143 | — | 143 | 20 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,626字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,486字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,290字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,709字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第122期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第122期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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