概要
三井不動産は、1941年設立の国内最大手総合不動産デベロッパーである。オフィスビル賃貸、商業施設運営、マンション分譲、海外事業を柱とし、三井グループの中核企業として東京・丸の内や日本橋の大規模再開発を推進する。2026年3月期の連結売上高は2兆7097億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2787億円、従業員数は2万7704人にのぼる。
賃貸事業が安定収益の基盤
賃貸事業は三井不動産の収益の根幹をなす。オフィスビルと商業施設の賃貸を国内外で展開し、2026年3月期のセグメント売上高は9366億円、事業利益は1770億円に達した。首都圏オフィスの空室率は単体で1.6%と低位を維持し、所有・転貸合わせたオフィス貸付面積は約358万6000平方メートル、商業施設は約304万8000平方メートルにのぼる。主要物件には「東京ミッドタウン」「日本橋三井タワー」「ららぽーと」シリーズがあり、長期安定収益を生む。
分譲事業と開発利益の循環
分譲事業は戸建・マンション住宅(三井不動産レジデンシャル)と業務施設(オフィス・商業施設の販売)で構成される。マンションブランド「パークタワー」や戸建「三井のホーム」を展開し、販売代理・仲介も手掛ける。開発した物件の一部を分譲することでキャピタルゲインを得る一方、賃貸用に保有する物件とのバランスで収益を最適化する。2026年3月期の分譲事業売上高は非開示だが、全体の売上高の約3割を占める主要セグメントである。
マネジメント事業で収益の多角化
マネジメント事業は、プロパティマネジメント(ビル管理・清掃・保守)、仲介(「三井のリハウス」ネットワーク)、アセットマネジメント(私募ファンド・REIT運用)、駐車場(「リパーク」)など広範なサービスをカバーする。自社保有不動産の管理に加え、外部物件の運営受託も行うことで、不動産市況の変動に左右されにくい手数料収入を得ている。また、日本ビルファンドマネジメントなど4社のREIT運用会社を通じ、資産運用ビジネスにも注力する。
海外事業と新たな成長領域
海外事業は米国、英国、シンガポール、台湾、マレーシアなどに拠点を持ち、オフィス賃貸、商業施設開発、分譲住宅を展開する。米国ではMITSUI FUDOSAN AMERICAがハワイのリゾート施設「ハレクラニ」を運営し、英国ではロンドンのオフィスビルを保有する。台湾では「ららぽーと台北南港」や「三井アウトレットパーク 台湾林口」など商業施設を開業。グループ長期経営方針では、ロジスティクス、シニアレジデンス、エネルギーなどの新たなアセットクラスへの展開も掲げる。
グループ構成:346社の連結子会社
三井不動産グループは連結子会社346社、持分法適用関連会社108社の計454社で構成される。中核となる三井不動産のほか、住宅分譲の三井不動産レジデンシャル、仲介の三井不動産リアルティ、新築請負の三井ホーム、ホテル運営の三井不動産ホテルマネジメント、スポーツ・エンタメの東京ドームなど主要子会社が各事業を担う。2018年には東京ドームを連結子会社化し、スタジアム・アリーナ事業を強化。グループ全体で不動産バリューチェーンを垂直統合している。
業界の中での役割は総合不動産デベロッパーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 賃貸 | 9,366億円 | 34.6% | 1,770億円 | 18.9% |
| 分譲 | 7,293億円 | 26.9% | 1,932億円 | 26.5% |
| マネジ メント | 5,115億円 | 18.9% | 809億円 | 15.8% |
| その他 | 2,883億円 | 10.6% | 102億円 | 3.5% |
| 施設営業 | 2,441億円 | 9.0% | 463億円 | 19.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01賃貸事業(オフィス・商業)主力
国内外でオフィスビル、商業施設・ホテル等を開発し賃貸。東京・丸の内等の主要ビルを保有し、安定的な収益基盤を形成。
- オフィスビル賃貸
- 都心大規模オフィスビルの賃貸。
- 商業施設賃貸
- ショッピングモール等の賃貸。
02分譲事業(住宅・業務施設)主力
戸建・マンション等の住宅分譲(三井不動産レジデンシャル)及びオフィス・商業施設の分譲を国内外で展開。
- 分譲マンション
- 「パークタワー」等ブランド。
- 分譲戸建住宅
- 「三井のホーム」等。
- 業務施設分譲
- オフィスビル・商業施設の販売。
03マネジメント事業(PM・仲介・AM)準主力
自社保有不動産の管理・運営、仲介(三井のリハウス)、投資顧問・REIT運用等。
- プロパティマネジメント
- ビル管理・清掃・保守。
- 仲介(三井のリハウス)
- 不動産売買・賃貸の仲介。
- アセットマネジメント
- 私募ファンド・REIT運用。
- 駐車場(リパーク)
- 時間貸・月極駐車場事業。
04施設営業事業(ホテル・リゾート・エンタメ)準主力
ホテル(三井ガーデンホテル等)、リゾート施設、東京ドームシティ等の運営。
- ホテル営業
- 国内・ハワイ等でのホテル運営。
- リゾート施設営業
- ゴルフ場等の運営。
- スタジアム・アリーナ
- 東京ドーム等の施設運営。
05その他(新築請負・リフォーム・エネルギー等)副次
三井ホームによる注文住宅、デザインテックのリフォーム、ゴルフ場、花卉小売、特定送配電・熱供給等の多角事業。
- 新築住宅請負
- 三井ホームの注文住宅。
- リフォーム
- 住宅・商業施設のリニューアル。
- ゴルフ場運営
- ゴルフ場の所有・運営。
- 花卉小売
- 第一園芸での花・園芸用品販売。
- エネルギー供給
- 特定送配電・熱供給。
製品と技術
オフィスビル:霞が関ビルから東京ミッドタウンへ
三井不動産のオフィスビル賃貸は、1968年竣工の「霞が関ビルディング」に始まり、その後「新宿三井ビルディング」(1974年)、「日本橋三井タワー」(2005年)、「東京ミッドタウン」(2007年)、「東京ミッドタウン日比谷」(2018年)、「日本橋室町三井タワー」(2019年)と、都心のランドマークを次々に生み出してきた。2026年3月末時点の首都圏オフィス空室率は単体で1.6%と低く、稼働率の高さが安定収益を支える。連結ベースのオフィス貸付面積は約206万9000平方メートル(所有物件)にのぼる。
商業施設「ららぽーと」とアウトレット
三井不動産は「三井ショッピングパーク ららぽーと」ブランドで大型ショッピングセンターを全国展開する。1981年開業の「ららぽーとTOKYO-BAY」(船橋)を皮切りに、ららぽーと安城(2025年)、ららぽーと台北南港(2025年)など国内外で拡大。また「三井アウトレットパーク」も横浜ベイサイド(1998年)から始まり、木更津、岡崎、台湾林口などに展開。2026年3月期の商業施設売上高は3349億円で、賃貸事業の約36%を占める。
分譲マンション「パークタワー」シリーズ
住宅分譲は三井不動産レジデンシャルが担い、タワーマンション「パークタワー」ブランドで知られる。東京・勝どきの「パークタワー勝どき」や、幕張ベイパークの「パークウェルステイト」など、大規模プロジェクトを手掛ける。また注文住宅「三井のホーム」は、三井ホームが設計・施工する高級住宅ブランド。2026年3月期の分譲事業の売上高は非開示だが、グループ全体の約3割を占め、開発利益を創出する役割を果たす。
ホテル・リゾートと東京ドーム施設
施設営業事業では、「三井ガーデンホテル」やハワイの「ハレクラニ」などのホテル運営、ゴルフ場、東京ドームシティの運営を行う。三井ガーデンホテルは1984年の大阪淀屋橋を皮切りに全国に展開。2019年に連結子会社化した東京ドームは、スタジアム・アリーナ事業の核となり、東京ドームシティ全体で集客と収益を生む。2026年3月期の施設営業事業の売上高は約2000億円規模と推定される。
マネジメント:仲介・駐車場・REIT運用
マネジメント事業の顔は、「三井のリハウス」ブランドの不動産仲介と、時間貸駐車場「リパーク」である。リパークは全国に展開し、駐車場運営で安定したキャッシュフローを生む。また、三井不動産投資顧問や日本ビルファンドマネジメントなど4社のREIT運用会社を通じて、私募ファンドや上場REITの資産運用を行い、手数料収入を得ている。プロパティマネジメントは三井不動産ファシリティーズなどが担い、ビル管理業務をグループ内で完結させる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
国内不動産大手、安定収益で業界を牽引
当社は三井不動産として、国内不動産業界で最大手の一角を占めます。同業他社である大東建託は賃貸住宅に特化し、当社はオフィス・商業・住宅・海外事業まで幅広く展開する総合デベロッパーです。売上高は2024年3月期の2兆3833億円から2026年3月期には2兆7097億円へ増加し、営業利益率も14%前後と安定しています。この規模と収益性は業界内で突出しており、都心部の大型再開発や物流施設など、多様なプロジェクトを推進しています。課題としては、金利上昇による資金調達コスト増加や、リモートワークの定着によるオフィス需要の不確実性が挙げられます。
強み
- オフィス、商業、住宅、海外と幅広いポートフォリオでリスク分散。
- 営業利益率14%超を維持し、売上も3期連続で増加。
- 都心部の再開発や日本橋エリアなど、象徴的なプロジェクト多数。
- 大手金融機関との関係が強固で、低利の資金調達が可能。
課題
- 借入コスト増により開発収益や物件取得が圧迫される可能性。
- テレワーク普及で都心オフィス空室率が上昇し、賃料見通しが不透明。
- 大東建託などの同業が戸建てや賃貸分野で存在感を強めている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字が三井不動産
時価総額で並べると、掲載7社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8802三菱地所 | 4.6兆円 | 20.8倍 |
| 2 | 8801三井不動産 | 4.2兆円 | 15.0倍 |
| 3 | 9020東日本旅客鉄道 | 4.0兆円 | 16.2倍 |
| 4 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 5 | 8267イオン | 3.8兆円 | 50.7倍 |
| 6 | 1925大和ハウス工業 | 3.1兆円 | 8.4倍 |
| 7 | 8830住友不動産 | 3.1兆円 | 14.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
三井本社から独立した1941年
三井不動産は1941年7月、資本金300万円で設立された。もともとは三井財閥の本社(三井本社)が不動産部門を分離独立させる形で発足。1949年5月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資本市場から資金調達を始める。1956年10月には三井本社を吸収合併し、三井グループの中核不動産会社としての地位を固めた。戦後の復興期に、宅地造成やビル建設の需要を取り込みながら事業基盤を構築していく。
高度成長期の大型ビルと宅地開発
1960年代から1970年代にかけて、三井不動産は大型ビル開発と宅地造成を積極的に進めた。1966年12月に「百合ヶ丘宅地造成第1期」が竣工、同年の1968年4月には高さ147メートルの「霞が関ビルディング」が完成し、超高層ビル時代を切り拓く。1974年9月には「新宿三井ビルディング」(高さ212メートル)を竣工。地方拠点として大阪支店(1962年)、名古屋支店(1972年)などを開設し、全国展開を加速した。
住宅・商業・海外への事業多角化
1970年代以降、三井不動産は住宅事業と商業施設、海外事業に本格参入する。1974年に三井ホームと三井不動産建設を設立し、注文住宅事業を開始。1980年には共同事業システム「Let's」を始動し、分譲マンション「サンシティ」を竣工。1981年にはシンガポールに現地法人を設立し、海外進出の第一歩を踏み出す。商業施設では1981年に「ららぽーと船橋SC(現ららぽーとTOKYO-BAY)」を開業、ホテル事業では1983年にハワイの「ハレクラニ」、1984年に「三井ガーデンホテル大阪」を開業した。
バブル崩壊後の再編と大型プロジェクト
1990年代の不動産不況を経て、三井不動産は事業の選択と集中を進める。2002年に三井不動産建設の全株式を売却し、建設事業から撤退。一方で、2005年に「日本橋三井タワー」、2007年に「東京ミッドタウン」を完成させ、都心大型再開発のリーダーとしての地位を確立。2012年には三井不動産販売を三井不動産リアルティに商号変更し、仲介・駐車場事業を強化した。2005年には三井不動産レジデンシャルを設立し、住宅分譲を専門子会社に集約している。
スマートシティと物流施設への展開
2010年代に入り、三井不動産は次世代都市開発と物流施設に注力する。2014年7月、柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」が営業を開始し、環境・エネルギー・健康分野の実証実験拠点として注目を集める。同年9月には「三井不動産ロジスティクスパーク堺」が竣工し、物流不動産事業に本格参入。2018年2月には「東京ミッドタウン日比谷」を開業し、東京のランドマークを増やした。
東京ドーム買収とグループ経営の進化
2019年3月、三井不動産は東京ドームを株式公開買付けにより連結子会社化し、スポーツ・エンターテインメント事業を拡大した。同時期に「日本橋室町三井タワー」「50ハドソンヤード」(ニューヨーク)も竣工し、国内外で大型案件を同時進行。2024年4月にはグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」を策定し、2030年度に向けて「産業デベロッパー」への進化を掲げた。
2025年度の業績と1年前倒し達成
2026年3月期(2025年度)の連結業績は、売上高2兆7097億円、事業利益4451億円、経常利益3133億円、親会社株主に帰属する当期純利益2787億円を記録した。グループ長期経営方針で掲げた2026年度の利益目標およびROE目標を1年前倒しで達成。首都圏オフィス空室率1.6%、賃貸事業の安定成長に加え、特別利益として固定資産売却益517億円や投資有価証券売却益516億円を計上した。
年表39件を開く
1940年代
- 1941年7月創業当社設立(資本金300万円)
- 1949年5月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
1950年代
- 1956年10月M&A㈱三井本社を吸収合併
1960年代
- 1962年2月大阪支店(現関西支社)開設
- 1966年12月「百合ヶ丘宅地造成第1期」竣工
- 1968年4月「霞が関ビルディング」竣工
- 1969年7月三井不動産販売㈱設立
1970年代
- 1972年4月札幌支店(現北海道支店)、広島支店(現中国支店)、福岡支店(現九州支店)開設
- 1972年10月名古屋支店(現中部支店)開設
- 1973年5月米国三井不動産㈱設立
- 1973年9月M&A新名古屋ビル㈱を吸収合併
- 1973年12月仙台支店(現東北支店)開設
- 1974年9月「新宿三井ビルディング」竣工
- 1974年10月三井ホーム㈱、三井不動産建設㈱設立
1980年代
- 1980年5月共同事業システム「Let's」開始
- 1980年9月「サンシティ」全体竣工
- 1981年3月創業MITSUI FUDOSAN (SINGAPORE) PTE. LTD.設立
- 1981年4月「ららぽーと船橋SC(現三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY)」営業開始
- 1983年9月「ハレクラニ」営業開始
- 1984年1月「三井ガーデンホテル大阪(三井ガーデンホテル大阪淀屋橋)」営業開始
- 1988年4月横浜支店開設
- 1989年12月米国三井不動産グループ㈱設立
1990年代
- 1990年1月創業MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.設立
- 1990年4月千葉支店開設
- 1992年7月商号変更MITSUI FUDOSAN (SINGAPORE) PTE. LTD.がMITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE. LTD.に商号変更
- 1993年7月「ベル・パークシティ」全体竣工
- 1998年9月M&A「横浜ベイサイドマリーナ ショップス&レストランツ(現三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド)」営業開始 米国三井不動産グループ㈱が米国三井不動産㈱を吸収合併
2000年代
- 2000年3月商号変更米国三井不動産グループ㈱がMITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.に商号変更
- 2002年3月三井不動産建設㈱の全株式を売却
- 2002年10月M&A三井不動産販売㈱を株式交換により完全子会社化
- 2005年7月「日本橋三井タワー」竣工
- 2005年12月三井不動産レジデンシャル㈱設立
- 2007年1月「東京ミッドタウン」竣工
2010年代
- 2012年4月商号変更三井不動産販売㈱が三井不動産リアルティ㈱に商号変更
- 2014年7月柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」営業開始
- 2014年9月「三井不動産ロジスティクスパーク堺」竣工
- 2018年2月「東京ミッドタウン日比谷」竣工
- 2018年10月上場三井ホーム㈱を株式公開買付けにより完全子会社化
- 2019年3月上場「日本橋室町三井タワー」竣工 ㈱東京ドームを株式公開買付けにより連結子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行「50ハドソンヤード」竣工「東京ミッドタウン八重洲」竣工「LaLa arena TOKYO-BAY」竣工
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 事業利益2027年3月期まで2025年度決算実績を上回る
- 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで2025年度決算実績を上回る
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業の更なる成長
既存の不動産事業を深化させ、収益基盤を強化する。顧客ニーズに応えた付加価値創出と価格への適切な反映により、インフレ環境下でも持続的な利益成長を目指す。
- 02
新たなアセットクラスへの展開
不動産領域において、従来とは異なる新しいタイプの資産(アセットクラス)に進出し、事業ポートフォリオを拡大する。
- 03
新事業領域の探索・機会獲得
不動産領域を超えた新たなビジネスチャンスを探索し、事業機会を獲得する。既存事業と新規事業の両方を推進する両利きの経営を実践する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で27,704人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,856万円で、9期前と比べて+46.9%。平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は16.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 17,713 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 18,625 | — |
| 2019年3月 | 1,263 | 40.7 | 11.3 | 19,081 | — |
| 2020年3月 | 1,273 | 40.9 | 11.0 | 20,864 | — |
| 2021年3月 | 1,274 | 40.8 | 11.0 | 23,992 | — |
| 2022年3月 | 1,274 | 40.4 | 11.1 | 24,408 | — |
| 2023年3月 | 1,269 | 40.2 | 10.6 | 24,706 | — |
| 2024年3月 | 1,289 | 40.3 | 10.6 | 25,593 | — |
| 2025年3月 | 1,756 | 42.4 | 16.4 | 26,630 | 1,400 |
| 2026年3月 | 1,856 | 42.1 | 16.0 | 27,704 | 1,436 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社104社(国内 89 / 海外 15) を有報から抽出しています。
- 国内㈱アコモデーション ファースト東京都港区議決権100.0%
- 国内アンドレジリエンス㈱東京都中央区議決権66.7%
- 国内伊勢志摩 リゾートマネジメント㈱三重県志摩市議決権100.0%
- 国内㈱ウェイブリアル エステート東京都中央区議決権100.0%
- 国内㈱NBFオフィス マネジメント東京都中央区議決権100.0%
- 海外MFHK INVESTMENT LIMITED※1香港議決権100.0%
- 国内エムエフオートモールクリエイト㈱愛知県名古屋市議決権100.0%
- 国内MF-GB 投資事業有限責任組合東京都渋谷区議決権99.0%
- 国内MF-GB2号 投資事業有限責任組合東京都渋谷区議決権99.0%
- 国内MF-GB3号 投資事業有限責任組合東京都渋谷区議決権99.9%
- 国内MF-GB4号 投資事業有限責任組合東京都渋谷区議決権99.9%
- 国内エム・エフ・リビングサポート㈱東京都江東区議決権100.0%
残りのグループ会社92社を開く
- 臼津開発㈱大分県臼杵市96%
- ㈱GREENCOLLAR東京都中央区67%
- GREENCOLLAR NEWZEALAND LIMITEDニュージーランドオークランド100%
- 31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ合同会社東京都中央区100%
- 31VENTURES Blocker, LLC.アメリカ合衆国デラウェア州ウィルミントン99%
- サンライフ・クリエイション㈱東京都中央区100%
- ㈱ShareTomorrow東京都中央区100%
- 志摩リゾートマネジメント㈱三重県志摩市100%
- SUPERYARD㈱東京都中央区67%
- すまいサポート㈱東京都中央区100%
- 大浅間ゴルフ㈱長野県北佐久郡87%
- 第一園芸㈱東京都品川区100%
- ㈱綱町倶楽部東京都港区100%
- ティー・エム・パークレジデンシィズ㈱東京都港区100%
- ㈱TOKYO-BAYアリーナ東京都中央区60%
- 東京ミッドタウンマネジメント㈱東京都港区100%
- 成田スポーツ開発㈱千葉県成田市100%
- ㈱はいむるぶし沖縄県八重山郡100%
- ファースト・ファシリティーズ千葉㈱千葉県千葉市100%
- ファースト・ファシリティーズ・チャレンジド㈱東京都中央区100%
- ㈱船橋ヘルスセンター千葉県船橋市100%
- フロンティアリートSCマネジメント㈱東京都中央区100%
- ㈱mitaseru JAPAN東京都中央区67%
- 三井デザインテック㈱東京都中央区100%
- 三井都市開発㈱東京都中央区100%
- ㈱三井の森長野県茅野市100%
- ㈱三井不動産アコモデーションファンドマネジメント東京都中央区100%
- 三井不動産エンジニアリング㈱東京都中央区100%
- 三井不動産ゴルフ プロパティーズ㈱東京都中央区100%
- 三井不動産(上海)投資諮詢有限公司中華人民共和国上海市100%
- 三井不動産商業マネジメント㈱東京都中央区100%
- 三井不動産TGスマートエナジー㈱東京都中央区70%
- 三井不動産投資顧問㈱東京都中央区100%
- 三井不動産ネットワークイノベーション㈱東京都中央区100%
- 三井不動産ビルマネジメント㈱東京都中央区100%
- 三井不動産ファシリティーズ㈱東京都千代田区100%
- 三井不動産ファシリティーズ・ウエスト㈱大阪府大阪市100%
- 三井不動産フロンティアリートマネジメント㈱東京都中央区100%
- ㈱三井不動産 ホテルマネジメント東京都中央区100%
- 三井不動産リゾートマネジメント㈱東京都中央区100%
- 三井不動産レジデンシャル㈱※1、※2東京都中央区100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス㈱東京都江東区100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス関西㈱大阪府大阪市100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス九州㈱福岡県福岡市100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス中国㈱広島県広島市100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス東北㈱宮城県仙台市100%
- 三井不動産レジデンシャルサービス北海道㈱北海道札幌市100%
- 三井不動産 レジデンシャルリース㈱東京都新宿区100%
- 三井不動産ローン保証㈱東京都中央区100%
- 三井不動産ロジスティクスリートマネジメント㈱東京都中央区77%
- 港エステート㈱東京都中央区100%
- ららぽーとエージェンシー㈱東京都中央区100%
- レジデントインシュアランス少額短期保険㈱東京都千代田区100%
- レジデントファースト㈱東京都港区100%
- 日本ビルファンド マネジメント㈱※3東京都中央区46%
- 三井不動産TEPCOエナジー㈱※3東京都中央区50%
- その他32社その他32社
- MFA Holding, Inc.※1アメリカ合衆国デラウェア州ウィルミントン100%
- MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.※1アメリカ合衆国デラウェア州ニューアーク100%
- その他 MFA Holding, Inc. グループ 126社その他 MFA Holding, Inc. グループ 126社
- MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD.シンガポール共和国100%
- その他 MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD. グループ 5社その他 MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD. グループ 5社
- MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD.マレーシアクアラルンプール100%
- その他 MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD. グループ 4社その他 MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD. グループ 4社
- MITSUI FUDOSAN ASIA Development(Thailand) Co., LTD.タイ王国バンコク100%
- MITSUI FUDOSAN ASIA (Thailand) Co.,LTD.タイ王国バンコク100%
- MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD.※1オーストラリア連邦シドニー100%
- その他 MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD. グループ 13社その他 MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD. グループ 13社
- MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.※1英国ロンドン市100%
- その他 MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD. グループ 45社その他 MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD. グループ 45社
- 台湾三井不動産股份有限公司台湾台北市100%
- その他 台湾三井不動産股份有限公司 グループ 12社その他 台湾三井不動産股份有限公司 グループ 12社
- 三井不動産リアルティ㈱東京都千代田区100%
- その他 三井不動産リアルティ㈱グループ 6社その他 三井不動産リアルティ㈱グループ 6社
- 三井ホーム㈱東京都江東区100%
- 三井ホームエステート㈱東京都江東区100%
- 三井ホーム エンジニアリング㈱東京都江東区100%
- 三井ホームリンケージ㈱東京都江東区100%
- その他 三井ホーム㈱グループ 8社その他 三井ホーム㈱グループ 8社
- ㈱東京ドーム東京都文京区80%
- 松戸公産㈱千葉県松戸市100%
- ㈱東京ドームホテル東京都文京区100%
- その他 ㈱東京ドームグループ 6社その他 ㈱東京ドームグループ 6社
- ㈱帝国ホテル※1東京都千代田区33%
- TID PTE.LTD.シンガポール共和国49%
- リソルホールディングス㈱※1東京都新宿区31%
- ㈱セノン東京都新宿区26%
- ㈱エスエルタワーズ東京都中央区43%
- 熊本国際空港㈱熊本県上益城郡29%
- 広島国際空港㈱広島県三原市32%
- ㈱湘南国際村協会※2神奈川県三浦郡16%
- ㈱SUPER STUDIO東京都目黒区26%
- GBMITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達7,242万円IPAの機能強化に向けたレンタルオフィスの調達情報処理推進機構 · 2023-12-01
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出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.7兆円、営業利益は3,978億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.2%、利益が+6.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.8兆円 | 2.7兆円 |
| 営業利益 | 4,100億円 | 3,978億円 |
| 純利益 | 2,850億円 | 2,787億円 |
| 1株あたり配当 | ¥37 | ¥37 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6,169億円、営業利益は1,035億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.9%、営業利益は+28.7%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.64 | — | — | 498 |
| 2024年1Q | 0.56 | 804 | 14.3 | 859 |
| 2024年2Q | 0.60 | 993 | 16.4 | 434 |
| 2024年3Q | 0.53 | 656 | 12.3 | 372 |
| 2024年4Q | 0.68 | — | — | 581 |
| 2025年2Q | 1.16 | 1,695 | 14.6 | 883 |
| 2025年4Q | 1.46 | 2,032 | 13.9 | 1,605 |
| 2026年2Q | 1.35 | 2,188 | 16.2 | 1,522 |
| 2026年4Q | 1.36 | 1,790 | 13.2 | 1,265 |
| 2027年1Q | 0.62 | 1,035 | 16.8 | 758 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.4兆円から2.7兆円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は14.7%。売上は13期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.45 | — | 1,231 | — | 595 |
| 2014年3月 | 1.52 | — | 1,446 | — | 768 |
| 2015年3月 | 1.53 | — | 1,634 | — | 1,002 |
| 2016年3月 | 1.57 | — | 1,825 | — | 1,177 |
| 2017年3月 | 1.70 | — | 2,196 | — | 1,318 |
| 三井ホーム㈱を株式公開買付けにより完全子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 1.75 | — | 2,403 | — | 1,559 |
| 「日本橋室町三井タワー」竣工 ㈱東京ドームを株式公開買付けにより連結子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行「50ハドソンヤード」竣工「東京ミッドタウン八重洲」竣工「LaLa arena TOKYO-BAY」竣工 | |||||
| 2019年3月 | 1.86 | — | 2,541 | — | 1,687 |
| 2020年3月 | 1.91 | — | 2,585 | — | 1,840 |
| 2021年3月 | 2.01 | — | 1,689 | — | 1,296 |
| 2022年3月 | 2.10 | — | 2,249 | — | 1,770 |
| 2023年3月 | 2.27 | — | 2,654 | — | 1,970 |
| 2024年3月 | 2.38 | — | 2,679 | — | 2,246 |
| 2025年3月 | 2.63 | 3,727 | 2,903 | 14.2 | 2,488 |
| 2026年3月 | 2.71 | 3,978 | 3,133 | 14.7 | 2,787 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.7兆円のうち、営業利益として残るのは3,978億円で14.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2,787億円、売上の10.3%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金75.1%2.0兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.2%2,770億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.7%3,978億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが1,453億円、投資CFが−1,790億円で、差し引きのフリーCFは−337億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は823億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 997 | −711 | −79 | 286 | 1,016 |
| 2014年3月 | 1,899 | −441 | −1,237 | 1,458 | 1,273 |
| 2015年3月 | 303 | −2,616 | 2,215 | −2,313 | 1,190 |
| 2016年3月 | 322 | −2,397 | 2,011 | −2,075 | 1,100 |
| 2017年3月 | 2,274 | −2,016 | 151 | 258 | 1,485 |
| 2018年3月 | 301 | −3,655 | 2,892 | −3,354 | 1,007 |
| 2019年3月 | 2,167 | −3,889 | 2,312 | −1,722 | 1,577 |
| 2020年3月 | 871 | −5,328 | 4,678 | −4,457 | 1,795 |
| 2021年3月 | 1,879 | −1,310 | −666 | 569 | 1,877 |
| 2022年3月 | 2,715 | −2,101 | −1,396 | 614 | 1,427 |
| 2023年3月 | 2,977 | −4,220 | 1,114 | −1,243 | 1,323 |
| 2024年3月 | 2,417 | −2,870 | 600 | −453 | 1,792 |
| 2025年3月 | 5,993 | −3,220 | −2,694 | 2,773 | 1,633 |
| 2026年3月 | 1,453 | −1,790 | −591 | −337 | 823 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は10.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.4兆円で、自己資本比率は32.4%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.39 | 1.23 | 3.16 | 26.9 |
| 2014年3月 | 4.55 | 1.33 | 3.22 | 28.0 |
| 2015年3月 | 5.07 | 1.93 | 3.14 | 36.9 |
| 2016年3月 | 5.36 | 1.99 | 3.37 | 35.8 |
| 2017年3月 | 5.55 | 2.06 | 3.49 | 35.7 |
| 2018年3月 | 6.28 | 2.29 | 4.00 | 35.1 |
| 2019年3月 | 6.80 | 2.42 | 4.38 | 34.4 |
| 2020年3月 | 7.40 | 2.49 | 4.91 | 32.6 |
| 2021年3月 | 7.74 | 2.66 | 5.09 | 33.0 |
| 2022年3月 | 8.21 | 2.91 | 5.29 | 34.1 |
| 2023年3月 | 8.84 | 3.03 | 5.81 | 32.8 |
| 2024年3月 | 9.49 | 3.23 | 6.25 | 32.8 |
| 2025年3月 | 9.86 | 3.27 | 6.59 | 31.9 |
| 2026年3月 | 10.10 | 3.38 | 6.72 | 32.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で131社中36位あたり、逆に低いのは売上成長率で131社中100位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,515で、1年前と比べて-2.2%。過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.0倍 |
| PER (会社予想) | 14.3倍 |
| PBR | 1.26倍 |
| 配当利回り | 2.44% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に1498円と、25日移動平均線(1516.6円)を約1.2%下回る。52週高値2158円からは約31%下落した水準。直近1ヵ月では3.35%下落し、8月10日には1464.5円と52週安値(1425円)に近づく場面も。RSIは39.05と弱含み。出来高は8月に入って増加傾向で、下値では売り圧力が強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PERは14.75倍で業界平均14.81倍とほぼ同等、PBRは1.24倍で平均1.83倍を大きく下回る。配当利回りは2.48%と平均3.02%より低いが、ROEは8.7%と安定。業界平均に比べPBRが低く割安感があるが、配当利回りの低さが懸念材料。売上高・純利益は増加傾向で、収益性は改善している。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.0倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 14.3倍 | — |
| PBR | 1.26倍 | 1.84倍 |
| ROE | 8.7% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、東京のオフィス需要の回復と、大型プロジェクトの収益貢献が期待できるかどうか。強気派は、都心回帰やオフィス需要の回復、再開発の収益貢献で成長が続くと主張。一方弱気派は、テレワークの定着でオフィス需要が減退する可能性や、金利上昇に伴う含み益減少、海外事業の不確実性を指摘。
- オフィス需要の回復
都心の空室率が改善し、賃料も上昇基調。
- 大型開発の推進
日本橋などで大規模プロジェクトが収益に寄与。
- ブランド力
三井不動産ブランドで販売・賃貸が好調。
- 2026/3期は増収増益計画で営業利益3,978億円決算発表後影響強
売上高2兆7,097億円、営業利益3,978億円は前期比251億円増と成長
- 都心オフィス需要の回復で賃貸事業が堅調継続影響中
営業利益率が14.2%から14.68%へ改善し、稼働率の高さを反映
- 純利益2,787億円の会社計画は前期比約12%増決算発表後影響中
純利益は2,787億円と前期の2,488億円から299億円増
- 配当利回り2.43%と安定株主還元通年影響弱
業績拡大に伴う増配余地があり、利回り2.43%が下支え
- テレワークの定着
オフィス需要が長期的に減少する懸念。
- 金利上昇
含み益が減少し、評価損が出る可能性。
- 海外事業のリスク
海外景気減速や為替変動で業績が悪化する恐れ。
- 金利上昇で不動産取引が減速し売却益が減少金融政策次第影響強
2026/3期の営業利益計画3,978億円は高利率環境では達成が困難
- 住宅販売の契約減少で分譲事業が低迷継続影響中
マンション価格高騰による需要減で、売上高計画2兆7,097億円に下振れリスク
- 海外不動産の減損リスクが顕在化不定影響中
海外事業の収益性が悪化すれば、純利益2,787億円の計画を下回る
- 建設費高騰で開発利益率が低下継続影響弱
材料費・人件費の上昇で営業利益率14.68%の改善が止まり、下押し圧力
- オフィス稼働率
- 賃貸収益の安定性を測るため。
- 営業利益率
- 収益力の維持・向上を確認するため。
- プロジェクト進捗
- 将来の収益貢献を見込むため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり37円で、前期から+12.9%。いまの株価に対する利回りは2.44%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 11 | — | 34.0 |
| 2018年3月 | 13 | 17.7 | 32.4 |
| 2019年3月 | 15 | 10.1 | 35.2 |
| 2020年3月 | 15 | 0.0 | 28.5 |
| 2021年3月 | 15 | 0.0 | 34.5 |
| 2022年3月 | 18 | 24.9 | 34.7 |
| 2023年3月 | 21 | 12.8 | 39.2 |
| 2024年3月 | 28 | 35.5 | 39.9 |
| 2025年3月 | 31 | 10.7 | 41.6 |
| 2026年3月 | 35 | 12.9 | 46.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥37
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ123,949人。区分でいちばん多いのは外国法人で51.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.4%を占め、残る61.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 46.0 | 46.9 | 48.3 | 50.4 | 49.9 | 51.1 |
| 金融機関 | 37.1 | 37.3 | 34.5 | 35.0 | 34.3 | 32.5 |
| 個人・その他 | 4.5 | 5.0 | 6.2 | 4.7 | 5.7 | 6.4 |
| 事業法人 | 7.7 | 7.7 | 7.7 | 7.5 | 6.9 | 5.9 |
| 証券会社 | 4.6 | 3.0 | 3.3 | 2.5 | 3.2 | 4.0 |
| 自己株式 | 0.3 | 0.9 | 1.6 | 0.3 | 0.3 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.79 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.64 |
| 03 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.53 |
| 04 | ジェーピー モルガン チェース バンク 385642 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.72 |
| 05 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.67 |
| 06 | ジェーピー モルガン チェース バンク 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.64 |
| 07 | JPモルガン証券株式会社 | 1.62 |
| 08 | 鹿島建設株式会社 | 1.45 |
| 09 | ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.39 |
| 10 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.16 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-05ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告2.03%-0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+49%、1株純資産は14期で−10%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 68 | 1,345 | 5.3 | 39.0 | 52.4 |
| 2014年3月 | 88 | 1,451 | 6.3 | 36.0 | 33.3 |
| 2015年3月 | 104 | 1,894 | 6.4 | 34.0 | 32.5 |
| 2016年3月 | 119 | 1,945 | 6.2 | 23.6 | 32.0 |
| 2017年3月 | 133 | 2,008 | 6.7 | 17.8 | 34.0 |
| 2018年3月 | 158 | 2,231 | 7.4 | 16.4 | 32.4 |
| 2019年3月 | 171 | 2,385 | 7.4 | 16.2 | 35.2 |
| 2020年3月 | 63 | 827 | 7.7 | 9.9 | 28.5 |
| 2021年3月 | 45 | 885 | 5.2 | 18.7 | 34.5 |
| 2022年3月 | 61 | 981 | 6.6 | 14.2 | 34.7 |
| 2023年3月 | 69 | 1,036 | 6.9 | 11.9 | 39.2 |
| 2024年3月 | 80 | 1,110 | 7.5 | 20.5 | 39.9 |
| 2025年3月 | 89 | 1,135 | 8.0 | 14.9 | 41.6 |
| 2026年3月 | 101 | 1,206 | 8.7 | 16.4 | 46.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額2,393百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 菰田正信 | 代表取締役会長 | 72 | 550,520 |
| 植田俊 | 代表取締役社長 | 65 | 405,460 |
| 山本隆志 | 代表取締役 | 67 | 165,890 |
| 鈴木眞吾 | 取締役 | 63 | 108,384 |
| 徳田誠 | 取締役 | 62 | 85,140 |
| 斎藤裕 | 取締役 | 60 | 113,393 |
| 持丸信彦 | 取締役 | 60 | 82,220 |
| 海藤明子 | 取締役 ホテル・リゾート本部長 | 55 | 28,480 |
| 中山恒博 | 取締役 | 78 | 14,700 |
| 河合江理子 | 取締役 | 68 | — |
| 引頭麻実 | 取締役 | 63 | 4,400 |
| 日比野隆司 | 取締役 | 70 | 3,600 |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 本間洋 | 取締役 | 70 | 1,100 |
| 浜本渉 | 常任監査役(常勤) | 64 | 99,432 |
| 広川義浩 | 常任監査役(常勤) | 64 | 98,076 |
| 中里実 | 監査役 | 72 | — |
| 三田万世 | 監査役 | 65 | — |
| 千葉通子 | 監査役 | 65 | — |
| 若林瑞穂 | 取締役 商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部長 | 59 | 72,120 |
| 永野毅 | 取締役 | 73 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 649 | 722 | 596 | 143 | 2,111 | 235 |
| 社外取締役 | 9 | 177 | — | — | — | 177 | 20 |
| 監査役 | 2 | 105 | — | — | — | 105 | 53 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,879字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,178字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,288字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)12,513字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第114期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第114期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第113期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第113期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第112期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第111期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第111期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第111期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第111期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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