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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

大和自動車交通

Daiwa Motor Transportation Co.,Ltd9082 · Standard · 陸運業

東京23区を中心にハイヤー・タクシーを運行。不動産、燃料販売、メンテナンスまで手掛けるモビリティ関連企業。

概要

大和自動車交通は東京都内を中心にハイヤー・タクシー事業を展開する総合交通サービス企業。1939年の戦時統合で創業し、現在は旅客運送、不動産、販売、サービス・メンテナンスの4事業を有する。2025年3月期の連結売上高は190億円、従業員数2,177人。

ハイヤー・タクシーが収益の8割を占める旅客運送事業

旅客自動車運送事業は連結売上高の約75%を占める中核事業。2025年3月期のセグメント売上高は14,837百万円(前年比6.6%増)。内訳はタクシー部門が11,875百万円、ハイヤー部門が2,962百万円。タクシー部門では大和自動車交通王子、江東、吉祥寺、立川、北千住、府中などの子会社が東京23区及び多摩地区で運行。2026年3月には多摩地区で運賃改定を実施した。ハイヤー部門は法人需要を対象に収益性改善を進める。乗務員確保と稼働率向上が最大の課題であり、中期経営計画2027で重点的に取り組む。

不動産・販売・サービスで収益基盤を補完

不動産事業は2025年3月期に売上高1,050百万円、営業利益634百万円を計上。東京近郊や京都府京都市の賃貸物件を中心に収益を得ており、世田谷区の新規取得や保有物件の再開発を進める。販売事業では1949年設立の大和物産が燃料・資材を、1966年設立の大和工機が金属製品を、日本自動車メーターが自動車メーターを販売・修理。サービス・メンテナンス事業では1968年設立のスリーディが清掃・管理、2020年買収のトータルメンテナンスジャパンがメンテナンスを担う。これらの事業は旅客運送と相互補完関係にある。

持株会社体制に移行しグループ運営を効率化

2014年4月、会社分割により大和自動車交通羽田(現王子)、江東、立川、ハイヤーの4子会社を設立し、持株会社体制へ移行。現在は14の連結子会社と1つの非連結子会社、2つの関連会社からなるグループを形成。2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場に移行。各子会社は地域別・機能別に独立して運行・営業を行い、親会社はグループ全体の戦略策定と資金管理を統括する。2024年以降も子会社の商号変更や統合を継続し、体制を最適化している。

業界の中での役割は東京都市圏における旅客自動車運送事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
199億円
営業利益
4億円
営業利益率
2.0%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
旅客自動車 運送事業148億円74.4%4億円2.7%
サービス・メンテナンス事業21億円10.6%0億円0.0%
販売事業19億円9.5%2億円10.5%
不動産 事業11億円5.5%6億円54.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01旅客自動車運送(ハイヤー・タクシー)主力

ハイヤー業・タクシー業・運行管理業を展開。東京都内を中心に複数の子会社がタクシー車両を運行し、地域の移動手段を提供している。

主な製品・サービス1
ハイヤー・タクシー運送サービス
顧客の需要に応じたオンデマンドな移動サービス。東京都内の広域で運行し、安全・快適な輸送を提供する。

02不動産準主力

当社および子会社が賃貸・売買・仲介・管理事業を展開。タクシー事業の拠点等を活かした不動産運営を行っている。

03販売(燃料・資材)副次

大和物産が燃料・資材の販売を手掛ける。グループ内外の車両運行に必要な石油製品等を供給する。

主な製品・サービス1
燃料・資材販売
自動車用燃料、油脂類、車両部品などの販売。グループ会社を主要顧客とし、安定供給を担う。

04サービス・メンテナンス副次

清掃、サービス・メンテナンス事業を展開。子会社が建物管理や車両整備などを行い、グループ全体の事業を支える。

製品と技術

タクシー・ハイヤーの旅客運送サービス

大和自動車交通グループの主力製品は、東京都内を中心としたタクシーおよびハイヤーによる一般乗用旅客運送サービスである。タクシーは「大和自動車交通」ブランドで運行され、飛沫感染防止ボードや低濃度オゾン発生器、空気清浄モニターを装備した「ニューノーマルタクシー」に車両を更新。ハイヤーは法人顧客向けに乗務員教育を充実させ、エコドライブを推進。1993年開始の運行管理代理業では、他社のタクシー運行管理も請け負う。安全と環境への配慮を両立している。

無線配車からデジタルサイネージまで

1953年に導入した無線配車システムは効率的な営業の基盤となった。現在は車窓モビリティサイネージサービス「Canvas」に対応したタクシーを運行し、車両広告を拡販。Canvasは乗客が車窓から情報を得られる新しい広告媒体であり、広告主と乗客の接点を創出。ラッピングタクシーによる広告ビジネスも展開。1998年には警備業として「あんしんネットワーク」緊急即時通報サービスを開始。これらのデジタル技術と新サービスの導入により、タクシー事業の付加価値を高めている。

グループが手掛ける関連製品・サービス

グループ企業が提供する製品は幅広い。大和工機は金属製品の製造販売を行い、山梨県に拠点を持ち金属加工技術を活かす。日本自動車メーターは自動車用メーターの販売・修理を手掛け、タクシーメーターで高いシェアを持つ。大和物産は自動車燃料・資材を販売し、グループの車両運営を支える。スリーディは不動産管理・清掃事業を、トータルメンテナンスジャパンは建物メンテナンスを担当。これらの製品・サービスは旅客運送事業のサプライチェーンを内部化するとともに、外部顧客にも販売されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

タクシー大手、内需依存で成長は緩やか

大和自動車交通は東京地区を中心にタクシー事業を展開する中堅事業者。同業の東武鉄道や東急は鉄道・不動産など多角化が進んでおり、タクシー特化の当社は事業規模で劣る。営業利益率は2026年3月期に2%と低水準で、属人的な運賃収入に依存する構造。SBSホールディングスのような物流企業との差別化は図れていない。需給調整や配車アプリ対応など業界環境変化への適応が課題。

強み

  • 長年の営業実績に基づく東京地区での知名度と顧客基盤を持つ。
  • 売上高は緩やかながら増加傾向にあり、一定の需要を確保している。
  • 安全運転や接客対応の研修を実施し、サービス品質を維持。
  • 営業利益率は低いが、2025年3月期に黒字化に成功し、改善の兆し。

課題

  • 営業利益率が2%程度で、M&Aや新サービス投資が制限される。
  • タクシー運賃は規制に影響されやすく、自由化対応が急務。
  • 運転手不足が恒常的で、賃金上昇圧力が利益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が大和自動車交通

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19033広島電鉄193億円16.6倍
29034南総通運165億円11.5倍
39074日本石油輸送165億円10.9倍
49145ビーイングホールディングス140億円11.4倍
59049京福電気鉄道133億円7.2倍
69082大和自動車交通111億円42.2倍
79063岡山県貨物運送91億円3.1倍
89017新潟交通77億円6.6倍
99051センコン物流74億円39.6倍
109036東部ネットワーク72億円23.2倍
119060日本ロジテム57億円8.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

戦時統合で創業した1939年

1939年9月、戦時企業統合令に基づく企業合同により、東京都内のタクシー12社が中野相互自動車株式会社として統合された。1945年1月の第二次企業合同ではさらに16社を吸収合併し、大和自動車交通株式会社に商号変更。戦時体制下での業界再編が同社の基盤となり、統合された営業権と車両を活用して戦後も事業を継続。この時点で既に大規模なタクシー事業者となっていた。中野相互自動車として中野区に本社を置き、普通旅客自動車運送事業を開始した。

上場とハイヤー営業の基盤確立(1949~1953年)

1949年5月に東京証券取引所に上場。翌1950年3月、戦後初の輸入新車50両の購入許可を得て、営業車両を全面的に配置転換。これによりハイヤー営業の基盤を確立し、法人需要への対応力を高めた。上場により資金調達力が強化され、その後の事業拡大の原動力となった。1953年3月には車両無線移動局の承認を受け、無線による配車営業を開始。業界に先駆けた無線導入が効率的な配車を可能とし、競争力向上につながった。

多角化と子会社設立の1960年代

1963年5月、日本橋大和ビルの建設を機に不動産賃貸・管理事業に進出。1965年2月に大和自動車を設立し、1966年10月には自動車整備部門を独立させ大和自動車整備を設立、同時に大和工機を設立し金属製品製造業に参入。1967年6月に自動車教習所を開設、1968年8月にスリーディ開発を設立し不動産部門を強化。1972年9月には真和タクシーを買収し大和交通(後の大和自動車交通吉祥寺)とするなど、事業の多角化が進んだ。

M&Aによる地域拡大(1991~2011年)

1991年12月に保谷交通有限会社(現大和交通保谷)を買収。1996年2月に柏自動車(後の大和自動車交通吉祥寺)を買収。2011年5月には子会社の大和タクシーと大和交通を合併し大和自動車王子に商号変更。同年10月には中央無線タクシー協同組合加盟23社と業務提携を締結し、配車ネットワークを拡大。2020年4月には丸井自動車(現大和自動車交通北千住)を、2024年12月には十全交通(現大和自動車交通府中)を買収し、営業エリアを広げた。

持株会社制移行とグループ再編(2014年~)

2014年4月、簡易新設分割により大和自動車交通羽田(後の王子)、江東、立川の3子会社を設立し、持株会社体制に移行。2015年4月にはハイヤー部門を分割し大和自動車交通ハイヤーを設立。2020年3月には連結子会社の大和自動車教習所を吸収合併。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い市場第二部からスタンダード市場に移行。2024年には複数の子会社の商号変更や統合を実施し、現在のグループ体制を整えた。この持株会社制により、各事業の独立性を高めるとともに、グループ全体の経営資源の配分を最適化している。

年表40件を開く

1930年代

  • 1939年9月創業戦時企業統合令による企業合同により、同業12社を以って中野相互自動車株式会社を設立、普通旅客自動車運送事業を開始。

1940年代

  • 1945年1月M&A第二次企業合同により同業16社を吸収合併、大和自動車交通株式会社に商号変更。
  • 1949年5月上場東京証券取引所に上場。
  • 1949年6月興産自動車株式会社(現・大和物産株式会社)を設立し、自動車用燃料・資材等の販売を開始。(現・連結子会社)

1950年代

  • 1950年3月戦後初の輸入新車50両の購入許可により、営業車両の全面的配置転換を実施し、ハイヤー営業の基盤を確立。
  • 1953年3月車両無線移動局の承認により無線による配車営業を開始。

1960年代

  • 1963年5月日本橋大和ビル建設に伴い不動産賃貸及び管理事業に進出。
  • 1963年10月東京証券取引所市場第二部に移行。
  • 1965年2月大和自動車株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 1966年10月創業自動車整備部門を独立し、大和自動車整備株式会社を設立。
  • 1966年10月山梨鈴木シャタァ工業株式会社(現・大和工機株式会社)を設立し、金属製品製造業を開始。(現・連結子会社)
  • 1967年6月創業自動車教習部門を独立し、株式会社大和自動車教習所を設立。
  • 1968年8月株式会社スリーディ開発(現・株式会社スリーディ)を設立し、不動産部門を強化。(現・連結子会社)

1970年代

  • 1972年9月M&A真和タクシー株式会社を買収し、大和交通株式会社に商号を変更(現・大和自動車交通吉祥寺株式会社)。
  • 1973年9月住宅販売事業に進出。

1990年代

  • 1991年12月M&A保谷交通有限会社(現・大和交通保谷株式会社)を買収。(現・連結子会社)
  • 1993年6月運行管理に関する代理業を開始。
  • 1996年2月M&A柏自動車株式会社(現・大和自動車交通吉祥寺株式会社)を買収。(現・連結子会社)
  • 1998年4月警備業として「あんしんネットワーク」(緊急即時通報事業)サービスを開始。

2000年代

  • 2001年2月大和交通保谷有限会社を株式会社へ組織変更する。(現・大和交通保谷株式会社)
  • 2004年11月羽田第一営業所を東京都大田区に開設。

2010年代

  • 2010年3月本社を東京都江東区に移転。
  • 2011年5月M&A大和タクシー株式会社と大和交通株式会社が合併し、大和自動車王子株式会社(現・大和自動車交通吉祥寺株式会社)に商号変更。(現・連結子会社)
  • 2011年10月中央無線タクシー協同組合(現・信和事業協同組合)加盟23社との業務提携契約を締結。
  • 2014年4月会社分割(簡易新設分割)により、大和自動車交通羽田株式会社(現・大和自動車交通王子株式会社)、大和自動車交通江東株式会社、大和自動車交通立川株式会社を設立して持株会社体制に移行。(現・連結子会社)
  • 2015年4月会社分割(簡易新設分割)により、大和自動車交通ハイヤー株式会社を設立。(現・連結子会社)

2020年代

  • 2020年3月M&A連結子会社の株式会社大和自動車教習所を吸収合併。
  • 2020年4月M&A株式会社丸井自動車(現・大和自動車交通北千住株式会社)を買収。(現・連結子会社)
  • 2020年4月テラス銀座を売却。
  • 2020年10月M&A株式会社トータルメンテナンスジャパンを買収。(現・連結子会社)
  • 2021年8月大和自動車交通羽田株式会社(現・大和自動車交通王子株式会社)を東京都北区へ移転。
  • 2021年9月東京都大田区昭和島土地を売却。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2022年7月M&A宮園砿油株式会社を買収。(現・非連結子会社)
  • 2023年9月京都府京都市下京区の居住用賃貸収益物件を取得し、居住用賃貸不動産事業を強化。
  • 2024年2月商号変更大和自動車交通羽田株式会社を大和自動車交通王子株式会社に商号変更。
  • 2024年3月商号変更大和自動車王子株式会社を東京都三鷹市に移転し、大和自動車交通吉祥寺株式会社に商号変更。
  • 2024年4月商号変更株式会社丸井自動車を大和自動車交通北千住株式会社に商号変更。
  • 2024年12月M&A十全交通株式会社を買収。(現・連結子会社)
  • 2025年4月商号変更十全交通株式会社を大和自動車交通府中株式会社へ商号変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業所大型化による効率化

    ハイヤー・タクシー部門の事業所を大型化し、営業効率を高めるとともに、大口法人得意先の需要を確保し安定的な収支を目指す。

  2. 02

    不動産の再開発と立体化活用

    所有する不動産物件の再開発や、立地条件の良い事業所の立体化(高層化など)を進め、収益基盤を強化する。

  3. 03

    中期経営計画2027の推進

    2025年度開始の3ヶ年中期経営計画に基づき、経営基盤強化、人材確保、新たなビジネスチャンスへの対応に取り組み、中長期的成長の基盤を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,177人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は521万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は48.8歳、平均勤続年数は16.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,174
2018年3月2,186
2019年3月47843.112.62,159
2020年3月48750.215.92,117
2021年3月47446.215.22,969
2022年3月47347.616.82,162
2023年3月48748.217.31,992
2024年3月51245.614.91,920
2025年3月51047.616.02,1580
2026年3月52148.816.52,17718

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 14 / 海外 0、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
王子ビル他 各賃貸施設 — 東京都中央区、江東区、板橋区、北区、京都府京都市下京区他161億円
不動産事業
清澄スタンド他各事業所 — 東京都江東区、世田谷区、大田区3,010百万円
販売事業
本社 — 東京都江東区1,263百万円
全社(共通)
本社営業所他 各営業所 — 東京都江東区、新宿区、府中市、千葉県浦安市1,206百万円
販売事業
本社営業所 — 山梨県笛吹市761百万円
販売事業
大和自動車交通江東 他各営業所 — 東京都江東区、立川市他573百万円
旅客自動車 運送事業
本社営業所 — 東京都江東区433百万円
旅客自動車運送事業
本社営業所 — 東京都足立区371百万円
旅客自動車運送事業
本社営業所 — 東京都北区354百万円
旅客自動車運送事業
各営業所 — 東京都中央区、千代田区275百万円
旅客自動車運送事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大和自動車交通王子株式会社(注)2、3
    東京都北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通江東株式会社(注)2、3
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車株式会社(注)2、3
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通吉祥寺株式会社
    東京都三鷹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通立川株式会社
    東京都立川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和交通保谷株式会社
    東京都西東京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通ハイヤー株式会社(注)2、3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通北千住株式会社
    東京都足立区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和自動車交通府中株式会社
    東京都府中市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スリーディ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トータルメンテナンスジャパン(注)2、3
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和物産株式会社
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 日本自動車メーター株式会社東京都江東区88%
  • 大和工機株式会社山梨県笛吹市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は199億円営業利益4億円前期と比べると増収で、売上が+4.7%。

売上高
+4.7%
199億円
営業利益
4億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
2.0%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高210億円199億円
営業利益5億円4億円
純利益1億円2億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は52億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q451
2024年1Q4500.00
2024年2Q47−2−4.3−2
2024年3Q4700.0−1
2024年4Q45−2
2025年2Q93−2−2.2−1
2025年4Q9722.12
2026年2Q9922.00
2026年4Q10022.02
2027年1Q5211.90

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は172億円から199億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1723−4
会社分割(簡易新設分割)により、大和自動車交通羽田株式会社(現・大和自動車交通王子株式会社)、大和自動車交通江東株式会社、大和自動車交通立川株式会社を設立して持株会社体制に移行。(現・連結子会社)
2014年3月177033
会社分割(簡易新設分割)により、大和自動車交通ハイヤー株式会社を設立。(現・連結子会社)
2015年3月17964
2016年3月172810
2017年3月16564
2018年3月16756
2019年3月16942
連結子会社の株式会社大和自動車教習所を吸収合併。
2020年3月16016
2021年3月115−21−16
宮園砿油株式会社を買収。(現・非連結子会社)
2022年3月153018
2023年3月17822
十全交通株式会社を買収。(現・連結子会社)
2024年3月184−3−5
十全交通株式会社を大和自動車交通府中株式会社へ商号変更。
2025年3月190000.01
2026年3月199432.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高199億円のうち、営業利益として残るのは4億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%174億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.2pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.1pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.0pt
2.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが10億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は31億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−1212−1223
2014年3月4−1813−1423
2015年3月13−6−12717
2016年3月85−121319
2017年3月10−1−18910
2018年3月116−101717
2019年3月9−3−1369
2020年3月8−1−2715
2021年3月−10−565−1564
2022年3月1227−223981
2023年3月6−12−12−662
2024年3月7−338−2645
2025年3月50−9542
2026年3月10−7−13331

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は296億円。このうち返さなくてよい自己資本が96億円で、自己資本比率は32.2%(業種中央値40.1%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1753314218.6
2014年3月2446617826.9
2015年3月2387316530.5
2016年3月2318115034.8
2017年3月2197514433.8
2018年3月2218114036.3
2019年3月2198313637.4
2020年3月2308914138.3
2021年3月2947422025.1
2022年3月3029320930.7
2023年3月2929519732.3
2024年3月3029221030.4
2025年3月3009320830.7
2026年3月2969620032.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
94億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
200億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
55
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率56社中28位あたり、逆に低いのは配当利回り56社中55位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.4%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
32.2%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.7%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,111で、1年前と比べて+114.2%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥2,111-1.3%1ヶ月+11.2%1年+114.2%時価総額111億円
過去52週の値幅
安値¥977高値¥2,885

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)42.2倍
PER (会社予想)94.0倍
PBR0.97倍
配当利回り0.47%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半から急上昇し、8月10日に2187円の高値をつけましたが、その後は利益確定売りで調整しています。25日移動平均線(1770.12円)を約3%上回っており、短期的な上昇トレンドは継続中です。52週高値2885円には届かないものの、52週安値955円からは約91%上昇しており、1年間で大きく株価は上昇しました。RSIは52と中立圏で、過熱感はありません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 42/100)

PERが36.45倍と業界平均の15.54倍を大きく上回り、予想PERも81.2倍と高い。PBRは0.83倍と業界平均の1.07倍を下回るが、ROEが2.4%と低く収益性が課題。配当利回りは0.55%で業界平均の2.34%を大きく下回る。直近の業績は改善傾向にあるが、利益水準が低く、株価に対して割高感がある。両面性として、PBRは割安だが、PERと配当利回りは割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)42.2倍15.7倍
PER (予想)94.0倍
PBR0.97倍1.07倍
ROE2.4%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、タクシー需要の回復と規制環境の変化を巡って対立がある。強気派は、訪日外国人観光客の増加やライドシェア解禁による需要拡大を期待する。また、2025年3月期に営業黒字転換するなど業績改善が見られる。弱気派は、運転手不足や燃料費高騰などコスト増が利益を圧迫するリスク、さらにライドシェア参入による競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 観光需要回復

    インバウンド増加でタクシー利用が伸びる可能性

  • 業績改善傾向

    2025年3月期に営業黒字化し、増収増益見込み

  • ライドシェア解禁の追い風

    新サービス参入で市場拡大の恩恵を受けられる

  • 営業利益が0億円→4億円と黒字化2026年3月期影響

    営業利益0億円から4億円、営業利益率2.01%に改善

  • 売上高184→199億円と3期連続増収2026年3月期影響

    売上高184億円、190億円、199億円と増加、需要回復を反映

  • PBR0.83倍と純資産に比べ割安継続影響

    PBR0.83倍、時価総額96億円に対し純資産は高く評価余地

  • 株価が1年で87%上昇し上昇基調継続影響

    株価上昇率+87.05%、需給改善が続く

マイナスに働く材料7
  • 運転手不足

    ドライバー確保が難しく、稼働率低下の懸念

  • コスト増

    燃料費や人件費の上昇が利益を圧迫

  • 競争激化

    ライドシェア参入によりシェア奪取の恐れ

  • 予想PER81.2倍と利益水準に対し割高継続影響

    実績PER36.45倍、予想PER81.2倍と利益伸び悩みで割高感

  • ROE2.4%と資本効率が低位継続影響

    ROE2.4%、PBR0.83倍は資本効率の低さが理由

  • 配当利回り0.55%と株主還元が薄い継続影響

    配当利回り0.55%は低位、株主への利益還元が不十分

  • 純利益が営業利益の半分以下2026年3月期影響

    純利益2億円、営業利益4億円に対し最終利益率1.0%と低水準

次の決算で確かめる点
乗車人員数
需要動向を把握する基本指標
車両稼働率
供給効率を示し、収益性に直結
運賃収入
売上高の中心で、業績の推移を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは0.47%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.47%
いまの株価に対して
配当性向
1.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月816.6
2018年3月6−25.07.2
2019年3月833.321.6
2020年3月1250.029.0
2021年3月4−66.7
2022年3月40.01.1
2023年3月650.0
2024年3月833.3
2025年3月80.0
2026年3月912.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,393人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.0%を占め、残る62.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他59.859.659.860.262.059.7
事業法人15.816.315.815.816.226.8
自己株式16.915.715.314.213.713.7
金融機関23.423.323.322.620.211.2
外国法人0.40.30.40.70.61.9
証券会社0.50.50.70.70.90.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01新倉 文明8.08
02東都自動車株式会社7.22
03国際自動車株式会社7.14
04吉田 智子5.66
05newmo株式会社4.67
06宮園自動車株式会社3.71
07第一生命保険株式会社3.66
08安田 一2.86
09新倉 眞由美2.67
10大和自動車交通社員持株会2.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-07
    国際自動車株式会社
    新規の大量保有報告
    11.04%
    +2.37pt
  • 2026-08-03
    newmo株式会社
    変更報告
    5.00%
  • 2026-07-31
    newmo株式会社
    新規の大量保有報告
    5.00%
  • 2026-06-04
    国際自動車株式会社
    新規の大量保有報告
    8.67%
    +1.53pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+214%、1株純資産は14期で+554%。直近期のROEは2.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−44327−12.6
2014年3月33565968.01.00.9
2015年3月437276.212.715.6
2016年3月10080813.05.87.3
2017年3月841,7934.712.016.6
2018年3月1511,9448.19.07.2
2019年3月591,9893.017.621.6
2020年3月1532,1107.55.629.0
2021年3月−3851,747−20.0
2022年3月4262,15621.91.91.1
2023年3月422,1851.919.8
2024年3月−1042,087−4.9
2025年3月302,0691.427.7
2026年3月502,1392.425.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大塚一基代表取締役社長最高業務 執行責任者6636,000
岩﨑孝雄常務取締役 常務執行役員 総務部長6220,000
松本敬之常務取締役 常務執行役員 関連事業部長6019,000
新倉眞由美取締役71140,000
和田彩輝取締役55
石山智久取締役611,000
宮内敏光取締役641,000
加藤雄二郎監査役 常勤6322,000
田村吉央監査役44
大竹栄監査役65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)54671969218
社外取締役51501163
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容614字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社14社、持分法非適用非連結子会社1社及び持分法非適用関連会社2社で構成され、旅客自動車運送事業、不動産事業、燃料・資材の販売事業、サービス・メンテナンス事業を主な内容とし、更に各事業に関連する自動車メーター機器の販売及び金属製品の製造販売等の事業活動を展開しております。 事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 区分   事業内容   主要な会社 旅客自動車運送事業   ハイヤー業、運行管理業   大和自動車交通ハイヤー㈱、大和自動車交通江東㈱、大和自動車㈱ タクシー業   大和自動車交通王子㈱、大和自動車交通江東㈱、大和自動車㈱、大和自動車交通吉祥寺㈱、大和自動車交通立川㈱、大和交通保谷㈱、大和自動車交通北千住㈱、大和自動車交通府中㈱ 不動産事業   賃貸、売買、仲介、管理事業   当社、㈱スリーディ 販売事業   燃料・資材販売   大和物産㈱ 金属製品製造販売   大和工機㈱ 自動車メーターの販売・修理   日本自動車メーター㈱ サービス・メンテナンス事業   清掃、サービス・メンテナンス事業   ㈱スリーディ、㈱トータルメンテナンスジャパン 事業の系統図は次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題759字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来「和」の精神を企業理念として掲げ、顧客満足(CS)を第一に、営業の効率化と原価意識の徹底により、増収増益を図る組織体制と経営基盤の確立を目指し、旅客運送事業及び不動産関連事業等の運営により、社会発展に貢献することを経営の基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、収益力と財務体質の向上を経営目標とし、経常収益基盤の確立強化に努めるとともに財務体質の改善を図ります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、ハイヤー・タクシー部門の事業所を大型化する事により効率化を図り、大口法人得意先の需要を確保し安定した収支を確立するとともに、所有不動産物件の再開発及び立地条件に恵まれた事業所の立体化利用による収益基盤の強化を図ってまいります。 (4)経営環境及び会社の対処すべき課題 当社の中核事業である旅客運送事業を取り巻く環境は、モビリティのサービス化(MaaS)や自動運転分野の発展を背景に目まぐるしく変化しており、また、乗務員の不足感も強まってきております。このような状況のもと、引き続き経営基盤の強化や人材の確保に努めるとともに、新たなビジネスチャンスに積極的に対応し、中長期的な成長のための基盤を確立するべく、2025年度を初年度とする3ヶ年中期経営計画「中期経営計画2027」を策定しております。 グループの総力を挙げて「安心・安全・おもてなし」と企業価値の更なる向上に取り組んでまいります。
事業等のリスク1,988字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社は、タクシー・ハイヤーを中心とした公共旅客運送業を営むにあたり、さまざまなリスクが存在することを認識し、組織横断的にリスクを収集・分析・評価し、対策・提言を行うことにより、以下の主要リスクへの対応力を強化してまいります。また、これらを取締役会でモニタリングしてまいります。 (1)リスク管理体制 ① リスク管理室 ・全社各部署からのリスク情報収集、外部環境変化のインプット、リスクの定量・定性評価、対応策の立案・優先順位付けを実施。 ・部門間調整機能を持ち、重大リスク発生時には迅速に経営トップへ報告。 ② 業務監査室 ・内部通報制度の運用、全社規程の整備、内部監査の実施、リスク管理室と連携したリスクアセスメント結果の検証、是正対策フォローアップ。 ③ 危機管理対応 ・自然災害・感染症・事故等緊急時の対応マニュアル整備、訓練実施。 ④ ステークホルダー連携 ・行政・業界団体・協力会社との情報共有、協働対応。 ・リスク関連研修、啓発活動の実施。 (2)主要リスク項目と対応策 以下に主なリスク項目と、それぞれの対応策の概要を示します。発生可能性・影響度の見直しを行い、取締役会でレビューします。 ① 市場環境変動リスク 概要:燃料価格の変動、需要動向の変化(車両稼働状況変動、インバウンド需要動向、モビリティサービス競合増加等)、規制・制度変更(配車アプリ規制強化、運賃改定動向など)が業績に影響。 対応策: ・多様なサービス提供(定額サービス、法人契約強化、その他ハイヤー導入)による収益源の分散。 ・デジタル配車システム・アプリ導入による効率化・利用促進。 ② 労働力確保リスク 概要:タクシードライバーの人手不足、離職率上昇、高齢化傾向に伴う稼働減少リスク。 対応策: ・社員エンゲージメント向上施策:従業員エンゲージメント調査結果に基づく職場改善、キャリアパス設計、メンタルヘルス・健康経営施策、柔軟勤務制度を推進。 ・採用・定着支援:企業ブランド強化、定着支援プログラム実施。 ・外国人乗務員 :特定技能制度を活用。 ・高齢運転者支援:健康診断強化、適性検査、業務調整による負担軽減策。 ・安全教育強化 :定期的安全運転研修、安全マネジメントの実施。 ③ 環境・気候変動リスク 概要:気候変動に伴う極端気象(豪雨、台風など)による事業運営影響、法規制強化(脱炭素規制、排出規制等)、燃料コスト上昇リスク。 対応策: ・中期経営計画に沿った脱炭素対策(ハイブリッド・脱化石燃料化推進、燃費改善運行)、自然災害対応能力向上。 ・関連情報開示の推進。 ④ 法規制・コンプライアンスリスク 概要:運輸関連法規の変更、労働法規改正、外国人労働者関連法規遵守、個人情報保護・プライバシー規制等 対応策: ・本社部門が法改正動向を継続的に把握。内部研修、マニュアル更新、社内通知・周知徹底を実施。 ・特定技能外国人採用については、関連法規に準拠し外部支援機関とも連携。 ⑤ 財務リスク 概要:資金調達環境の変化、金利上昇リスク、燃料費等変動コスト。 対応策: ・資金調達計画の着実な実行(銀行借入、リース等)。 ・コスト管理強化。 ・中期経営計画において、財務健全性指標(自己資本比率、負債償還年数等)の維持・改善施策を明確化。 ⑥ 自然災害・感染症リスク 概要:地震・台風・豪雨など自然災害による営業所・車両被害、交通規制、オペレーション停止リスク、感染症拡大時の需要減少。 対応策: ・災害時緊急対応策の検討、代替拠点・臨時運行体制の整備検討。 ・感染症対策、衛生用品配備。災害時必需品備蓄。 ⑦ 社会的信用・レピュテーションリスク 概要:事故・トラブル発生時の企業イメージ低下、SNS等でのネガティブ情報拡散リスク、ステークホルダー信頼失墜。 対応策: ・経営管理部企画・広報室をセンターとした広報体制整備。 ・安全管理強化、危機発生時の迅速かつ適切な情報開示・コミュニケーション体制整備。 ・CSR・社会貢献活動の継続的実施によるブランド価値向上。 ⑧ その他リスク ・技術革新リスク:自動運転技術など将来技術動向への備え。技術トレンド調査、協業・開発検討、必要に応じた投資判断。 ・競争激化リスク:モビリティプラットフォーマーや新規参入事業者との競争。差別化サービス開発、デジタル化・効率化推進。 (3)リスク対応体制の運用・モニタリング ・発生状況・対策効果を評価。重大リスクは経営層で迅速に共有し、必要なリソース配分を行う。 ・外部環境変化(法改正、社会動向、気候関連指標等)の情報を収集し、必要に応じて計画修正を実施。 ・内部監査部門・監査役との連携により、リスク対応プロセスの有効性検証・改善提案を施策に反映する仕組みを構築。
経営成績の分析 (MD&A)6,053字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、米国通商政策や日中関係悪化等の影響を受けながらも、所得環境の改善、好調なインバウンド消費やAI関連により、景気は緩やかな改善基調で推移しております。一方で、中東情勢を巡る不透明感や燃料価格高騰による物価上昇への懸念から消費者マインドが大幅に悪化いたしました。実体経済への影響は限定的ではあるものの、ウクライナ情勢も含め、依然として地政学リスクに注視が必要な状況が続いております。 このような経済環境のなか、当社グループにおいては、すべての人の健康と安全を最優先に、新型コロナウイルス感染症の再拡大防止に最大限留意しながら、将来のモビリティのサービス化(MaaS)やAIの活用、自動運転分野の更なる発展による事業構造の大きな変化の流れに対応していくため、2027年度をゴールとする新たな3ヶ年中期経営計画「中期経営計画2027」を公表し、取り組みを開始いたしました。 「中期経営計画2027」は、アフターコロナに移行しコア事業である旅客自動車運送事業・不動産事業の市場が回復、当面は堅調な需要増加が見込まれる事業環境の中で、中核事業の収益性向上によって健全に利益を上げられる企業体質をつくりあげるとともに、当社グループが掲げる「人・地域社会・モビリティの『新しい調和』をつくる先進企業グループへ」という「ビジョン2030」実現のためのステップとして位置づけています。 このビジョン実現のため、「中期経営計画2027」においては健全な利益を上げる企業体への転換と持続的な地域社会の交通インフラ維持への貢献を全社の重点課題としてとらえ、事業の収益性向上や経営基盤のアップデートを行うとともに、上記重点課題解決のための研究や新しいサービスへの取り組みを行ってまいります。 事業の収益性向上に関しては、前中期経営計画である「中期経営計画2024」の基本方針の「再成長に向けた基盤づくり」において売上獲得にかかる成果は上げられたものの、利益面では若干の経常損失に終わり業績回復は道半ばとなったことから、「中期経営計画2027」の実行にあたっては、これまで以上に資本コストを意識した経営に注力し、業績回復に努めてまいります。具体的には、特に中核事業である旅客自動車運送事業において人材確保と経営効率化を推し進め、利益創出力を高めてまいります。 当連結会計年度の連結業績は、主要事業である旅客自動車運送事業において、2024年12月に取得した十全交通株式会社(現 大和自動車交通府中株式会社)が期初から連結対象となったことや前年度以前からの重点活動であるタクシー乗務員募集活動の成果による乗務員増加に加えて、提携先企業からの乗務員受入もあり、タクシー車両の稼働率が上昇し増収となったことから、売上高は19,907百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は売上高増加やコスト削減等もあり384百万円(前年同期は営業損失21百万円)、経常利益は263百万円(前年同期は経常損失4百万円)となりました。また、不動産事業において保有物件の再開発にかかる解体費用等を特別損失として計上したこと等から親会社株主に帰属する当期純利益は222百万円(前年同期比68.9%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 ① 旅客自動車運送事業部門 タクシー部門では、2024年12月に取得した十全交通株式会社(現 大和自動車交通府中株式会社)が期初から連結対象となったことや乗務員増加による稼働率上昇等により増収となったほか、2026年3月16日に多摩地区でタクシー運賃の改定が施行されたこと等で、売上高は11,875百万円(前年同期比7.1%増)となりました。 前連結会計年度から続くタクシー乗務員採用活動は一定の成果があり、当連結会計年度の増収にも寄与しておりますが、日本型ライドシェア制度の発端ともなったタクシー不足への対応と当社グループが保有する車両の稼働率上昇による収益の更なる向上を目指し、これまでと同様に乗務員の採用活動に注力してまいります。 お客様と接するフロントエンドであるタクシー車両については、飛沫感染防止ボード、低濃度オゾン発生器、空気清浄モニターの設置、車内除菌作業等による「ニューノーマルタクシー」化をこれまでどおり進め、お客様に安心・安全・快適な車内空間の提供を心掛けております。また、車窓モビリティサイネージサービス「Canvas」に対応したタクシーの運行やラッピングタクシー等により車両広告の拡販及びビジネスの推進を行っております。 こうした活動を通じてお客様のニーズに合うサービスの提供をより一層心掛け、誰からも選ばれるタクシーを目指してまいります。 ハイヤー部門では、収益性改善の進展等により、売上高は2,962百万円(前年同期比4.6%増)となりました。コスト上昇の影響はあるものの、利益は着実に確保しております。これまで以上に乗務員教育を充実させてハイヤー乗務員としてのレベルの維持向上に努めるとともに、SDGs達成に向けてエコドライブの推進・実施による燃料消費量・温室効果ガス削減に取り組んでまいります。 以上の結果、タクシー部門とハイヤー部門を合わせた旅客自動車運送事業売上高は14,837百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は350百万円(前年同期は営業損失38百万円)となりました。 旅客自動車運送事業の最重要課題である乗務員確保、高齢化社会の到来に伴い多様化する生活サポート・福祉関連ニーズの高まりに応えるため、大和グループの総力を挙げ、「安心・安全・おもてなし」の更なる向上に努めてまいります。 ② 不動産事業部門 不動産事業部門では、東京近郊並びに京都府京都市の賃貸収益物件等を柱として収益を確保する一方で、将来の不動産事業の収益力向上を目指し、当社並びにグループ会社が保有する不動産の一部で再開発を進めております。これらの一環で当期に新たに東京都世田谷区に居住用賃貸収益物件を取得し、事業の用に供しました。 再開発を行っていない既存の物件についても、これまで同様テナントの要望に沿った施設の改善に努めるとともに、大手仲介不動産会社や各物件所在の地元不動産会社と継続して積極的な情報交換を実施し、事業収益の増強に取り組んでおります。 以上の結果、不動産事業の売上高は1,050百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は634百万円(前年同期比8.9%増)となりました。 ③ 販売事業部門 自動車燃料販売部門では、新規得意先開拓等の顧客営業を強化、仕入コストの見直しや、代替商材の販売を行うことで営業利益の確保に努めてまいりました。しかしながら、中東情勢による原油価格の乱高下や自動車燃料の需要が減少する等、注視が必要な経営環境が続いております。 金属製品製造販売部門では、資材輸入価格の低下等はあるものの、電力料等をはじめとする諸物価高騰がコスト上昇圧力となっております。25年度開始の建築基準法と建築物省エネ法改正に伴う駆け込み着工の反動減は一巡したものの、人口減少による長期的な新規住宅着工減少のトレンドは変わらないことに加え、防犯上の観点から主力商品の集合住宅用標準外階段が減少傾向にあることから、高利益率の見込める特注階段等の受注生産を積極的に展開し、安定的な収益基盤の確立と営業利益を確保しつつ、新たな販路開拓を進めております。 以上の結果、販売事業の売上高は1,918百万円(前年同期比5.8%減)、営業利益は197百万円(前年同期比65.8%増)となりました。 ④ サービス・メンテナンス事業部門 サービス・メンテナンス事業部門では、ゴルフ場クラブハウスの清掃・設備管理をメインとした総合管理業務及び商業施設並びにホテル等の清掃業務を主要事業としており、顧客との年間契約に基づき、ゲストの皆様にご満足いただけるための安全で清潔な最適環境作りを提供しております。新規顧客開拓の営業活動により、 利益確保に努めております。 以上の結果、サービス・メンテナンス事業の売上高は2,099百万円(前年同期比3.4%増)、営業損失は最低賃金の上昇や再施工案件が発生したこと等により13百万円(前年同期は営業利益29百万円)となりました。 (2)財政状態 ① 資産 当連結会計年度末の総資産は29,561百万円となり、前連結会計年度末に比べ469百万円の減少となりました。これは現金及び預金が1,614百万円減少、信託預金が629百万円減少する等の結果、流動資産が2,290百万円減少した一方、不動産賃貸物件の建設により、建設仮勘定が564百万円増加する等、固定資産が1,820百万円増加したこと等によるものであります。 ② 負債 負債は19,985百万円となり、前連結会計年度末に比べ783百万円の減少となりました。これは短期借入金が4,605百万円減少したこと等から、流動負債が4,698百万円減少し、長期借入金が3,756百万円増加したこと等から、固定負債が3,915百万円増加したこと等によるものであります。 ③ 純資産 純資産は9,575百万円となり、前連結会計年度末に比べ313百万円増加となりました。これは利益剰余金が176百万円増加、その他有価証券評価差額金が113百万円増加したこと等によるものであります。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の30.7%から32.2%に増加しております。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ1,076百万円減少し、3,130百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動による資金の収入は1,001百万円(前連結会計年度は549百万円の収入)となりました。これは主に、減価償却費847百万円、税金等調整前当期純利益318百万円を計上したこと等によるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動による資金の支出は745百万円(前連結会計年度は39百万円の収入)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入570百万円、信託預金の減少による収入629百万円を計上した一方で、固定資産の取得による支出1,643百万円があったこと等によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動による資金の支出は1,331百万円(前連結会計年度は886百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れの実行による収入6,499百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出7,290百万円があったこと等によるものであります。 重要な資本的支出の予定につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。 (4)経営者の問題認識と今後の方針 当社グループを取り巻く経営環境は、課題である乗務員不足と人件費や燃料費に対するコスト上昇圧力があり、当社グループの経営環境にとって厳しさが続くと考えております。 このような先行き不透明な状況のもと、中長期的にはインバウンド需要の増加などのプラス要素も見込まれるものの、テレワークの浸透、飲食に対する考え方の変化等、お客様の新たな生活様式が定着していることから、コロナ禍以前の移動サービスの利用状況には戻らないことを前提に、三か年の中期経営計画「中期経営計画2027」を策定いたしました。策定にあたり、生活様式を含めた将来の社会/産業の変化が当社グループにどのような影響を与え、当社グループはどうあるべきかを明確にすべきという観点から、長期ビジョンを設定した上で、三か年の基本方針と取り組み内容を検討いたしました。 長期ビジョンは、当社の経営理念である『和の経営』を軸として、「ビジョン2030」を策定して、「人・地域社会・モビリティの『新しい調和』をつくる先進企業グループへ」をスローガンに、下記の3つを当社グループの目指す姿としております。 ○ デジタルを活用した移動関連サービスの提供と周辺事業への展開等による事業領域の拡張 ○ 利用シーンの変化に合った新サービスの導入や多様な収益モデルに対応したビジネスモデルの多様化 ○ 組織・人材の活性化、多様な人材が活躍できる環境整備、新しいことに挑戦する風土の醸成 2025年度からの三か年の基本方針は「中期経営計画2027」として、下記テーマに取り組んでまいります。 ○ 事業の収益性向上 ○ 経営基盤のアップデート ○ 持続的な地域社会の交通インフラ維持への貢献 同時に、以下の数値目標を設定しております。 ○ 連結営業利益10億円 ○ ROE7% ○ 1株当たり配当金年間8円を下限として、2027年度・配当性向30%を目標とする 目標達成へ向け、当社グループ一丸となって邁進してまいります。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要がございます。これらの見積り及び判断を過去の実績や状況に応じ合理的に行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (6)生産、受注及び販売の状況 当社グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、また受注生産形態をとらない事業も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績」におけるセグメントの業績に関連付けて示しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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