本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

新潟交通

NiigataKotsu Co.,Ltd.9017 · Standard · 陸運業

新潟市を拠点に、バス・タクシーから不動産・ホテルまで手掛ける総合生活サービス企業。地域の移動と暮らしを支える。

概要

新潟交通は、1943年の合併で誕生した新潟県最大のバス事業者である。路線バス・高速バス・貸切バスを基幹とし、新潟駅前のバスターミナル運営、万代シテイを中心とする不動産事業、旅行・旅館・航空代理・商品販売など多角経営を展開する。2025年3月期の連結売上高は200億円、営業利益20億円、経常利益率10.0%を計上し、地域公共交通の根幹を担う総合交通企業としての地位を築いている。

運輸事業を中核とした7つのセグメント

新潟交通グループは、運輸事業、不動産事業、商品販売事業、旅行事業、旅館事業、航空代理事業、その他事業の7部門で構成される。運輸事業は連結子会社の新潟交通観光バス、新潟交通佐渡を含む4社が担い、一般乗合バス・高速バス・貸切バス・タクシー業を手がける。不動産事業は当社が直接行い、万代シテイの商業施設・駐車場ビルの賃貸・売買が中心。商品販売事業は新潟交通商事など3社で観光土産品等を扱い、旅行事業は当社と新潟交通佐渡などで「くれよん」ブランドの企画旅行を提供する。旅館事業はシルバーホテルと国際佐渡観光ホテル八幡館、航空代理事業は新潟航空サービス、その他事業は新交企画(広告)と新潟交友事業(清掃)が属する。

新潟県内に広がる営業基盤と佐渡への展開

営業地域は新潟県内が主体で、下越地方から佐渡島まで路線網を有する。一般乗合バスは新潟市を中心に都市新バスシステム(1984年運行開始、2015年新システムへ移行)を導入し、運行効率を高めている。高速バスは1978年に新潟‐長岡間で開始し、1985年には新潟‐東京間へ拡大。貸切バスは1949年に免許を取得し、観光バスとして佐渡の定期観光バス(1954年開始)も運営する。佐渡島内の路線は1994年に子会社の新潟交通佐渡へ全面譲渡し、島内交通を分離した。また、新潟駅新バスターミナルが2024年3月に供用開始され、バス乗り場の集約が図られた。

万代シテイが支える不動産収益

不動産事業の核は新潟市中央区の万代シテイである。1973年、本社跡地の再開発としてダイエー(当時)と各テナントが営業を開始し、以後駐車場ビル(1981年)、ビルボードプレイス(1996年)、BP2ビル(2001年)、ラブラ万代(2007年)などが順次開業。2021年にはリニューアル工事が完了し、50周年(2023年)を迎えた。同事業の売上高は2025年3月期に27億1173万円(前期比2.6%増)で、営業利益10億1127万円(同12.6%増)とグループの収益柱となっている。ただし、BP2ビルは2026年6月に譲渡する方針であり、将来の不動産ポートフォリオに変化が生じる。

財務体質と業績推移

売上高は2013年度の206億円から緩やかに減少傾向にあったが、2021年度にコロナ禍で136億円まで落ち込んだ。その後回復し、2025年度には200億円に戻した。営業利益は2021年度に赤字から黒字転換し、2025年度は20億円と過去最高水準。経常利益率は10.0%に達する。一方、純利益は2021年度に10億円の赤字を計上したが、以降黒字化し2025年度は11億円。有利子負債は依然として大きく、2025年度には長期借入金の返済が6,873百万円に上るなど財務活動のキャッシュフローはマイナスが続いている。グループ全体の営業キャッシュフローは28億円と堅調で、設備投資は7.8億円程度に抑制している。

業界の中での役割は新潟地域における公共交通の担い手であり、観光・生活関連サービスをワンストップで提供する地域コングロマリット。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
203億円
営業利益
22億円
営業利益率
10.8%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
運輸事業85億円41.7%
不動産 事業27億円13.2%
商品販売 事業27億円13.2%
旅行事業26億円12.7%
旅館事業18億円8.8%
その他13億円6.4%
航空代理 事業8億円3.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01運輸事業主力

当社と子会社が旅客自動車運送業(路線バス・観光バス)とタクシー業を担う。新潟市内及び佐渡島などで、地域住民の移動手段を確保するとともに、観光客向けの輸送も行う。

主な製品・サービス2
路線バス・観光バス
新潟交通及び新潟交通観光バス、新潟交通佐渡による一般乗合バス・貸切バス事業。地域の足として通勤・通学輸送を担い、観光地へのアクセスも提供する。
タクシー事業
新潟交通佐渡と港タクシーによるタクシー運送。駅・空港・観光地などでの輸送ニーズに対応する。

02不動産事業準主力

当社が不動産賃貸業と不動産売買業を営む。駅前や市中心部のビル・商業施設を保有・賃貸し、グループ各社への施設提供やテナント誘致を通じて安定した収益を得る。

主な製品・サービス2
不動産賃貸
新潟市内の商業ビル・オフィス・店舗等の賃貸。グループ会社や外部テナントに不動産を提供する。
不動産売買
不動産の売買仲介・開発。地域の不動産需要に対応する。

03商品販売事業副次

当社及び子会社の新潟交通商事、新潟マルオカが物品販売業を担う。バス車内や売店などで、飲料・菓子・土産品等を販売し、グループのサービスと相乗効果を発揮する。

主な製品・サービス1
物品販売
バス車内・駅売店・商業施設等での飲料、菓子、土産品の販売。

04旅行事業副次

当社、新潟交通佐渡、新潟交通サービスセンターが一般旅行業を営む。バス事業と連携し、地元発着のツアーや佐渡への旅行商品を造成・販売する。

主な製品・サービス1
旅行商品企画販売
一般旅行業としてパッケージツアー、企画旅行、手配旅行を販売。

05旅館事業副次

子会社のシルバーホテルと国際佐渡観光ホテルがホテル・旅館業を営む。新潟市内と佐渡島に宿泊施設を有し、ビジネス・観光需要に対応する。

主な製品・サービス1
ホテル運営
シルバーホテル(新潟市)と国際佐渡観光ホテル(佐渡市)による宿泊サービス。

06航空代理事業副次

当社と新潟航空サービスが航空代理事業を担う。新潟空港における航空会社の地上支援業務を行い、地域航空の運航を支える。

主な製品・サービス1
空港地上支援業務
航空会社の搭乗手続き、手荷物取扱い、機内清掃などのグランドハンドリング業務。

07その他事業その他

新交企画による広告代理業、新潟交友事業による清掃業。グループ内外の広告需要に対応し、ビル・施設の清掃管理で地域の衛生環境を支える。

主な製品・サービス2
広告代理業
屋外広告・交通広告の企画・販売、各種プロモーション業務。
清掃業
オフィスビル・商業施設の日常清掃、定期清掃。

製品と技術

路線バスと都市新バスシステム

一般乗合バスは新潟市域を中心に運行し、1984年から「都市新バスシステム」を導入。幹線路線に高頻度運行と専用デザインのバスを投入し、利用促進を図った。2015年には新バスシステムへ移行し、運行データを活用したダイヤ編成や「りゅーとLink」アプリによる情報提供・決済機能を拡充。2024年3月には新潟駅新バスターミナルが供用開始され、鉄道との乗り継ぎが改善された。運転士不足への対策として運転体験会や採用活動を強化し、安定的な運行維持に努めている。

高速バス「新潟‐東京線」と共同運行体制

高速バスは1978年の新潟‐長岡間を皮切りに、1985年から新潟‐東京間で運行を開始。現在は東京・大阪・名古屋など多方面へ路線を展開し、共同運行会社と連携して需要変動に応じた運行体制を整備している。特に新潟‐東京線は県民の足として定着し、運賃施策や販促活動を通じて利用者拡大を図る。高速バス部門は貸切バスとともに運輸事業の収益源であり、2025年度は前期比増収を達成した。

万代シテイ:商業施設・駐車場・イベント空間

万代シテイは新潟駅から徒歩圏の複合商業エリアで、シルバーホテル、ビルボードプレイス、ラブラ万代、BP2ビルなど複数の施設から成る。1973年の開業以来、新潟伊勢丹(1984年開業)などのテナントが集積し、2021年に大規模リニューアルを完了。2026年にはBP2ビルを譲渡するが、ビルボードプレイス開業30周年にあわせた施策やテナントリーシングにより、中長期的なファン獲得とブランド価値向上を目指す。また、第一駐車場ビル(1981年竣工)は収益源であり、計画的な設備更新で維持管理コストの最適化を進めている。

観光・貸切バスと佐渡定期観光

貸切バス事業は1949年に免許を取得し、新潟交通観光バスと新潟交通佐渡が担当。1954年から佐渡で定期観光バスを運行しており、観光客向けの島内周遊コースを提供している。旅行事業(「くれよん」ブランド)との連携により、日帰りバスツアーや高付加価値商品の造成を強化。私立高校の修学旅行や職場体験研修パッケージなど、教育旅行にも注力する。貸切バス部門では運転士確保が課題であり、採用と定着施策を推進している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

地方鉄道事業者、不動産で収益補完

新潟交通は新潟県を地盤とする地方鉄道・バス事業者。同業の東武鉄道や相鉄ホールディングスと比べ、規模・エリアで小さい。売上高約200億円、営業利益率10%超と一定の収益力を確保。鉄道事業は通勤・通学需要に支えられるが、人口減少で長期的な減収リスク。不動産部門が収益を補完。

強み

  • 新潟県内で鉄道・バスを運行し、競合が少なく安定的な需要がある。
  • 駅周辺の不動産開発・賃貸で収益源を多様化し、安定性を向上。
  • 2026年3月期予想10.84%と、地方交通事業者として良好な収益性。
  • 行政と協力し、地域交通の維持・活性化施策を展開。

課題

  • 新潟県の人口減少で、鉄道・バスの利用者数が中長期的に減少。
  • 施設・車両の老朽化に伴い、更新投資が収益を圧迫。
  • 地域経済に依存し、不況時や災害時に収益が大きく変動。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が新潟交通

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19074日本石油輸送165億円10.9倍
29145ビーイングホールディングス140億円11.4倍
39049京福電気鉄道133億円7.2倍
49082大和自動車交通111億円42.2倍
59063岡山県貨物運送91億円3.1倍
69017新潟交通77億円6.6倍
79051センコン物流74億円39.6倍
89036東部ネットワーク72億円23.2倍
99060日本ロジテム57億円8.2倍
109087タカセ45億円26.7倍
119073京極運輸商事34億円20.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

新潟電鉄と新潟合同自動車の合併で発足した1943年

1943年12月、新潟電鉄株式会社と新潟合同自動車株式会社が合併し、新潟交通株式会社が設立された。資本金は370万円、本店を新潟市流作場2440番地(現在の中央区万代1丁目)に置いた。発足時の事業は、新潟市から西蒲原郡燕町に至る電車路線(運行粁35.8粁)と、下越・佐渡地方一帯をカバーする自動車路線(運行粁1,109粁)であり、電車とバスの両方を営む交通事業者としてスタートした。

新潟地震からの復興と高速バス・万代シテイへの進出

1964年6月の新潟地震で甚大な被害を受けたが、その後の復興過程で事業多角化を進める。1965年に清掃子会社(新潟交友事業)を設立し、1968年にはシルバーホテルを開業。1972年にはシルバーボウル(ボウリング場)を竣工。1973年11月、本社跡地の再開発「万代シテイ」が始動し、ダイエーと各テナントが営業を開始した。1978年9月には新潟‐長岡間で高速ハイウェイバスを運行開始し、長距離輸送に参入。1981年に万代シテイ第一駐車場ビルが完成し、不動産事業の収益基盤が固まった。

鉄道事業の全廃とバス専業への転換(1992〜1999年)

1992年3月、新潟白山前駅‐東関屋駅間の軌道線を廃止。1993年8月に月潟駅‐燕駅間の鉄道線を廃止し、1999年4月には新潟・東関屋駅‐月潟駅間の鉄道線を廃止、これにより創業以来続いた鉄道路線が全廃された。同時期、佐渡島内の全路線を1994年に新潟交通佐渡へ譲渡するなど、バス事業への集中を進めた。1996年には万代シテイにビルボードプレイスを開業し、商業施設の拡充も図った。

東京証券取引所上場とスタンダード市場への移行

1949年7月に新潟証券取引所へ上場した後、2000年3月の証券取引所合併に伴い東京証券取引所市場第二部へ上場。2022年4月の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。上場後も万代シテイの拡充(2001年BP2ビル、2007年ラブラ万代)や新バスシステム(2015年)の導入、2024年の新潟駅新バスターミナル供用開始など、地域交通と不動産の両軸で事業を発展させている。

コロナ禍からの業績回復と中期経営目標

2021年3月期はコロナ禍の影響で売上高136億円、純利益10億円の赤字に転落。しかし2022年度以降、バス需要の回復と万代シテイの賃料安定により業績は急速に改善し、2025年3月期には売上高200億円、営業利益20億円、純利益11億円まで回復した。2026年度の連結業績目標として売上高205億円、営業利益15億円、経常利益10億円、純利益6億円を掲げ、高収益体質の継続と新たな収益への挑戦を掲げている。

年表35件を開く

1940年代

  • 1943年12月創業新潟電鉄株式会社と新潟合同自動車株式会社が合併して新潟交通株式会社を設立。資本金370万円、本店を新潟市流作場2440番地(現地番 新潟市中央区万代1丁目2440番地1)に置き、新潟市を中心として西蒲原郡燕町に至る電車路線(運行粁 35.8粁)と、下越・佐渡地方一帯を包容する自動車路線(運行粁 1,109粁)の営業を開始した。
  • 1949年7月上場新潟証券取引所へ上場する。
  • 1949年8月一般貸切旅客自動車運送事業経営免許を受ける。

1950年代

  • 1950年12月国際佐渡観光ホテル株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 1954年4月佐渡で定期観光バスの運行を開始する。

1960年代

  • 1963年1月商号変更株式会社新潟交通観光(現新潟交通商事株式会社 連結子会社)を新潟自動車興業より商号変更。
  • 1964年6月新潟地震発生、当社被害甚大。
  • 1965年2月新潟交友事業株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 1968年5月株式会社シルバーホテル(現 連結子会社)を設立。

1970年代

  • 1972年7月シルバーボウル竣工、営業を開始する。
  • 1973年11月本社用地再開発計画(万代シテイ)として、ダイエーとテナント各店が営業を開始する。
  • 1978年9月新潟より長岡間に高速ハイウェイバスの運行を開始する。

1980年代

  • 1981年7月万代シテイ第一駐車場ビルが完成し、営業を開始する。
  • 1984年3月都市新バスシステムの運行を開始する。
  • 1984年4月万代シテイで新潟伊勢丹が営業を開始する。
  • 1985年12月新潟より東京間に高速ハイウェイバスの運行を開始する。
  • 1986年3月新交佐渡貸切バス(現 新潟交通佐渡株式会社 連結子会社)、新交貸切バス株式会社(現 新潟交通観光バス株式会社 連結子会社)を設立。
  • 1986年12月株式会社新交企画(現 連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1992年3月新潟白山前駅より東関屋駅間の軌道線を廃止する。
  • 1992年10月新交西貸切バス株式会社(現 新潟交通観光バス株式会社 連結子会社)、新交北貸切バス株式会社(現 新潟交通観光バス株式会社 連結子会社)を設立。
  • 1993年8月月潟駅より燕駅間の鉄道線を廃止する。
  • 1994年3月佐渡島内の全路線を新潟交通佐渡株式会社へ譲渡する。
  • 1996年10月万代シテイビルボードプレイス、営業を開始する。
  • 1999年4月新潟、東関屋駅より月潟駅間の鉄道線を廃止。(これにより鉄道線全面廃止。)

2000年代

  • 2000年3月上場新潟証券取引所合併により東京証券取引所市場第二部へ上場する。
  • 2001年7月万代シテイBP2ビル営業を開始する。
  • 2003年11月万代シテイ開業30周年を迎える。
  • 2007年3月ラブラ万代、営業を開始する。

2010年代

  • 2015年9月新バスシステム開業。
  • 2018年11月万代シテイ開業45周年を迎える。

2020年代

  • 2021年9月万代シテイリニューアル工事完了。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年11月万代シテイ開業50周年を迎える。
  • 2024年3月新潟駅新バスターミナル供用開始。
  • 2026年6月万代シテイBP2ビルを譲渡する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで20,500百万円
  • 営業利益2026年度まで1,500百万円
  • 経常利益2026年度まで1,000百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年度まで600百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    運輸事業の安全強化と人材確保

    運転士確保を重要課題とし、運転体験会や各種媒体を活用した採用活動・定着施策を推進。運行データを活用したダイヤ編成や路線・運賃体系の見直し、アプリによるデータ利活用で新たな収入源を創出。安全輸送では車両更新や安全教育を強化する。

  2. 02

    不動産事業の価値向上と連携強化

    万代シテイのテナントリーシングや販促イベントで来街動機を創出。新潟駅や周辺施設・行政と連携し回遊性を向上。ビルボードプレイス30周年施策でブランド価値向上。計画的な設備更新で快適性・安全性確保とコスト最適化を図る。

  3. 03

    商品販売事業の販路拡大と新商品開発

    新潟県特産品を活用したオリジナル商品を開発。大手スーパーへの納品ルートも活用し新規顧客を開拓。直営小売店の開設も検討し、販路拡大と収益拡大を図る。

  4. 04

    旅行事業の商品充実とウェブ販売強化

    募集型企画旅行では日帰りバスツアーや高付加価値商品を拡充し、着地型観光を推進。ウェブ販売を強化し顧客層拡大。受注型では修学旅行や職場体験研修パッケージを提案し販売促進に取り組む。

  5. 05

    旅館事業のサービス向上と収益拡大

    万代シルバーホテルで客室リフォームを実施しサービス品質向上。ベストレート保証で公式HP予約を促進、団体・インバウンド客も獲得。国際佐渡観光ホテル八幡館と連携し事業全体の収益拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は440万円で、9期前と比べて+8.5%平均年齢は48.4歳、平均勤続年数は15.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,530
2018年3月1,502
2019年3月40645.713.51,475
2020年3月40146.414.01,449
2021年3月37246.814.51,415
2022年3月37547.415.11,319
2023年3月38948.015.41,268
2024年3月41848.515.81,239
2025年3月43148.515.51,205166
2026年3月44048.415.61,174187

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率85.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ホテルビル他 賃貸物件等※1、2 — 新潟市中央区他308億円
不動産事業
新潟東部営業所他 5営業所※1 — 新潟市東区他143億円
運輸事業
本社他 各事業関連※1 — 新潟市中央区他3,210百万円
本社 — 新潟県佐渡市716百万円
旅館事業
新潟本社営業所他 — 新潟市東区他532百万円
運輸事業
本社他 — 新潟市中央区他261百万円
その他事業
本社他 — 新潟市中央区他247百万円
商品販売事業
本社 — 新潟市中央区180百万円
旅館事業
佐和田本社営業所他 — 新潟県佐渡市65百万円
運輸事業他
旅行センター — 新潟市中央区57百万円
旅行事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱シルバーホテル
    新潟市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    新潟交友事業㈱
    新潟市東区
    議決権100.0%
  • 国内
    新潟交通商事㈱(注)3
    新潟市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    国際佐渡観光ホテル㈱
    新潟県佐渡市
    議決権100.0%
  • 国内
    新潟交通観光バス㈱(注)2
    新潟市東区
    議決権100.0%
  • 国内
    新潟交通佐渡㈱
    新潟県佐渡市
    議決権98.9%
  • 国内
    ㈱新交企画
    新潟市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    新潟航空サービス㈱
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲新潟マルオカ
    新潟市東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱新潟交通サービスセンター
    東京都台東区
    議決権26.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は203億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.5%、利益が+10.0%。

売上高
+1.5%
203億円
営業利益
+10.0%
22億円
純利益
+0.0%
11億円
営業利益率
10.8%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高205億円203億円
営業利益15億円22億円
純利益6億円11億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は52億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.0%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q431
2024年1Q4636.53
2024年2Q50612.03
2024年3Q5159.83
2024年4Q472
2025年2Q991111.16
2025年4Q10198.95
2026年2Q1031211.76
2026年4Q1001010.05
2027年1Q5259.63

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は206億円から203億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は10.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月20671
2014年3月211115
2015年3月207138
2016年3月2051513
2017年3月2021611
2018年3月1991611
2019年3月198159
2020年3月187107
2021年3月136−9−10
2022年3月144−2−4
2023年3月175109
2024年3月1941311
2025年3月200201610.011
2026年3月203221810.811

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高203億円のうち、営業利益として残るのは22億円10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の5.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.5%135億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.2%45億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
10.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
5.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.5pt
5.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は25億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2718−434525
2014年3月241−292521
2015年3月28−3−252522
2016年3月31−5−242624
2017年3月25−6−201924
2018年3月30−4−242625
2019年3月29−9−182028
2020年3月15−21−5−617
2021年3月5−3133−2624
2022年3月21−12−9924
2023年3月27−14−121324
2024年3月29−8−182126
2025年3月26−12−141426
2026年3月28−9−201925

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は569億円。このうち返さなくてよい自己資本が202億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値40.1%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月59110748418.2
2014年3月57410846618.7
2015年3月56312443922.0
2016年3月56314042324.9
2017年3月56315141226.9
2018年3月56116239928.9
2019年3月55817038830.5
2020年3月55217637631.8
2021年3月57516640929.0
2022年3月56716340428.7
2023年3月56817039829.9
2024年3月56718138631.9
2025年3月56419037433.7
2026年3月56920236735.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
49億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
367億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率56社中15位あたり、逆に低いのは配当利回り56社中54位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.9%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.8%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.5%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.5%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,985で、1年前と比べて-4.6%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥1,985-0.3%1ヶ月-0.6%1年-4.6%時価総額77億円
過去52週の値幅
安値¥1,950高値¥2,164

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.6倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR0.37倍
配当利回り0.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2009円。1ヶ月で+1.0%と小幅高だが、3日連続で25日線(1983.8円)を上回る。52週高値2164円からは-7.2%。週足は200日線(2053.3円)を下回り、出来高は薄く方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 90/100)

PERが6.7倍と同業界平均の23.8倍を大きく下回り、PBRも0.38倍と平均の1.08倍を大幅に割り込んでいる。配当利回りは0.50%と低く、配当性向6.3%と低水準だが、ROEは5.9%で収益性は改善傾向。業績は安定しており、割安な水準が続く。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.6倍15.7倍
PER (予想)12.7倍
PBR0.37倍1.07倍
ROE5.9%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

新潟県の公共交通を担うローカル企業。バス事業は利用者減少が構造課題だが、不動産賃貸で安定収益を確保。PBR0.38倍、PER6.7倍と極めて割安。強気派は、観光需要回復や運賃改定による収益改善を期待。弱気派は、人口減少による利用者減が止まらず、補助金頼みのビジネスモデルに成長性がないと見る。配当利回り0.5%と低いのも弱材料。

プラスに働く材料7
  • 観光需要回復

    インバウンドや県外観光客がバス利用を増やす可能性。

  • 運賃改定余地

    路線バスの運賃改定で収益が改善する余地がある。

  • 安定した収益基盤

    営業利益率10%と赤字路線が多い業界で高水準。

  • 観光需要回復による運輸収入増加2026年Q2影響

    新潟県観光客増で運輸収入5%増、営業利益1億円増

  • 不動産賃貸事業の安定収益通年影響

    保有物件の賃貸収入で営業利益の10%を安定確保

  • コスト削減による利益率改善2026年下期影響

    バス路線再編でコスト3%削減、営業利益2億円増

  • 高速バス事業の伸び継続影響

    新潟-東京線需要増で運輸収入2%増

マイナスに働く材料7
  • 利用者減少トレンド

    人口減少・マイカー普及でバス利用者は長期的に減少。

  • 補助金依存体質

    行政補助に頼る事業構造で、自立した成長は難しい。

  • 低い配当利回り

    配当利回り0.5%は投資家のリターンとして見劣り。

  • 人口減少による運輸需要構造的減少長期影響

    利用者減少で営業利益10%減少見込み

  • 燃料費高騰によるコスト増継続影響

    原油高で燃料費2億円増、営業利益圧迫

  • 公共交通補助金削減リスク次年度予算影響

    自治体補助金減で営業外収益が1億円減少

  • 老朽化設備投資の負担2027年〜2028年影響

    車両更新で減価償却費増加、利益率低下

次の決算で確かめる点
バス乗車人員
路線バスの利用動向を示す最重要指標。
営業利益率
収益性の動向を把握。
不動産収入
安定収益源の増減がカギ。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.50%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.50%
いまの株価に対して
配当性向
6.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月103.2
2019年3月100.05.5
2020年3月100.016.0
2024年3月100.03.8
2025年3月100.05.5
2026年3月100.06.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,216人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.8%を占め、残る54.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.850.450.450.550.752.3
事業法人33.934.033.933.833.732.5
金融機関14.414.514.414.514.313.3
外国法人0.60.80.80.30.51.2
証券会社0.20.30.30.90.80.7
自己株式0.60.60.60.60.60.6
外国人個人0.00.00.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社第四北越銀行(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.50
02株式会社ブリヂストン4.22
03いすゞ自動車株式会社4.01
04太平興業株式会社3.44
05株式会社みずほ銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行)2.72
06三菱ふそうトラック・バス株式会社2.67
07清水建設株式会社(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.59
08損害保険ジャパン株式会社(常任代理人株式会社日本カストディ銀行)2.51
09三井住友海上火災保険株式会社2.07
10新潟いすゞ自動車株式会社1.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+8647%、1株純資産は14期で+1782%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月32791.257.0
2014年3月132804.814.3
2015年3月213227.19.0
2016年3月333649.55.9
2017年3月2893,9387.66.8
2018年3月2904,2197.16.93.2
2019年3月2374,4265.58.55.5
2020年3月1694,5733.811.816.0
2021年3月−2534,330
2022年3月−1134,235
2023年3月2344,4215.48.7
2024年3月2774,7096.17.43.8
2025年3月2834,9555.97.35.5
2026年3月2995,2565.96.76.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
星野佳人代表取締役社長61
古川公一代表取締役常務63
長沼哲男常務取締役63
髙井俊幸取締役59
竹内正喜取締役経営管理室長57
今井敦取締役旅行部長56
馬場伸行取締役77
三部正歳取締役64
大沼公成常勤監査役68
八木慶太監査役50
大塩和弘監査役73
冨川裕樹取締役総務部長56300

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)667158214
社外取締役4143174
監査役11022

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容839字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(新潟交通株式会社)、子会社9社及び関連会社2社で構成 されております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社における事業区分は次のとおりであります。 また、次の部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分 と同一であります。 ① 運輸事業部門(4社) 事業の内容   会社名 旅客自動車運送業 ※1(A)   ※1(A) 当社 新潟交通観光バス㈱   新潟交通佐渡㈱ タクシー業 ※1(A)   ※2 新潟交通佐渡㈱   ㈱港タクシー ② 不動産事業部門(1社) 事業の内容   会社名 不動産賃貸業 当社 不動産売買業 当社 ③ 商品販売事業部門(3社) 事業の内容   会社名 物品販売業 ※1(A)   ※1 当社   新潟交通商事㈱   ㈲新潟マルオカ ④ 旅行事業部門(3社) 事業の内容   会社名 一般旅行業 ※1(A)   ※2 当社   新潟交通佐渡㈱   ㈱新潟交通サービスセンター ⑤ 旅館事業部門(2社) 事業の内容   会社名 ホテル・旅館業 ※1(A)   ※1 ㈱シルバーホテル   国際佐渡観光ホテル㈱ ⑥ 航空代理事業部門(2社) 事業の内容   会社名 航空代理事業 ※1 当社   新潟航空サービス㈱ ⑦ その他事業部門(2社) 事業の内容   会社名 広告代理業 ※1(A) ㈱新交企画 清掃業 ※1(A) 新潟交友事業㈱ (注)1.※1 連結子会社 9社 2.※2 関連会社 2社(うち持分法適用 1社) 3.上記部門の子会社には、当社他子会社1社が重複して含まれております。 4.当社は(A)の会社に対し施設の賃貸を行っております。 5.㈱港タクシーは、連結財務諸表に与える影響が軽微であり、かつ重要性がないため、持分法の適用範囲からは除外しております。
経営方針・対処すべき課題2,791字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、公共性の高い乗合バスをはじめとする運輸事業を基幹事業に、不動産事業、商品販売事業、旅行事業、旅館事業、航空代理事業、その他事業として、広告代理業等の事業展開をして、「地域社会との絆」を大切に輸送の安全をはじめ、安全・安心な社会の実現を目指すとともに、お客様や株主様から高い評価と信用を得られるように企業価値を高めてゆく所存です。 〈企業理念(社是)〉 和衷協力 〈綱領〉 一、親切と安全それが仕事 一、思考、礼節そして実行 一、信頼と協調で繁栄を 一、接客マナー日本一 〈令和八年度 経営方針〉 「新しい経済環境への対応」 一、安定的な黒字体質の継続と、新たな収益への挑戦による高収益体質の実現 一、長期的視点による事業見直し 一、法令遵守並びに危機管理体制の徹底による「安全と信頼」の確立 (2)経営指標 当社グループでは、お客様・従業員の安心安全の確保に最善を尽くした上で、事業基盤の強化を図ってまいります。 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益であります。 2026年度の連結業績目標を売上高20,500百万円、営業利益1,500百万円、経常利益1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益600百万円としております。 (3)経営環境 今後のわが国経済については、世界情勢の不安定な状況が依然として続くと見込まれ、エネルギー価格の変動等、先行き不透明な状況が続くものと予想されます。このような状況のもと、これまで築いてきた地域社会との信頼関係を基盤に、グループの総合力を発揮し、各事業の着実な推進に努めてまいりますが、基幹事業である運輸事業においては、運転士不足や燃油費等のコスト上昇といった課題が引き続き見込まれており、経営環境は依然として予断を許さない状況にあります。 今後もグループ全体で業績目標を達成すべく、積極的に営業活動を展開し、事業環境の変化に適応できる事業基盤の強化に努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 基幹事業である運輸事業では、安心してお客様からご利用いただけるよう、引き続き安全運行を最優先とする取組を継続してまいります。 一般乗合バス部門では、運転士確保を重要課題と位置付け、運転体験会の開催や各種媒体を活用した採用活動や定着施策を推進し、安定的な人材確保を目指してまいります。併せて、日々の運行データを活用し、ご利用状況及び運転士の確保状況に応じたダイヤ編成を進めてまいります。路線・運賃体系ならびに利便性向上サービスの見直しや需要の掘り起こしとともに、アプリを接点とした属性・志向データの利活用、バス移動データの付加価値向上に取り組み、新たな収入源の創出についても検討してまいります。また、地域と連携した情報発信等により、利用促進を図ってまいります。安全輸送については、車両更新、運輸安全マネジメントの推進及び安全教育の強化により、安全性の更なる向上に取り組んでまいります。 高速バス部門では、共同運行会社と連携し、需要変動に応じた運行体制の整備を進め、運賃施策・販促活動を通じて利用者の拡大と収支向上を目指してまいります。 貸切バス部門では、運転士の確保を進め、旅行事業との連携強化を通じて受注拡大と稼働率向上を図るとともに、安全・安心・快適な輸送サービスの提供に取り組んでまいります。 不動産事業では、万代シテイのさらなる発展に向けて、新たな視点と知見の導入が重要であるとの判断のもと、当社が保有する「BP2」の土地及び建物を2026年6月1日付で譲渡いたしました。 今後も、テナントリーシングによる空床区画の解消、集客を高める販売促進施策やイベントを継続的に実行し、来街動機の創出とリピート率の向上を図るほか、新潟駅や周辺の商業施設及び行政との連携を図り、「にいがた2km」の回遊性向上にも努めてまいります。さらに、ビルボードプレイス開業30周年を機に周年施策を展開し、認知向上と来館促進を図ることで中長期的なファン獲得とブランド価値向上に繋げてまいります。加えて、計画的な設備更新により、快適性・安全性の確保と維持管理コストの最適化を図ることで、万代シテイの価値向上と事業の安定化に努めてまいります。 商品販売事業では、新潟県の特産品を活用したオリジナル商品の開発に取り組んでまいります。また、トレンドや市場動向に基づく営業に加え、大手スーパー向けの納品ルートも活用して、新規顧客を開拓し、販路拡大と収益拡大を図ってまいります。併せて、新規直営小売店の開設についても検討を進めてまいります。 旅行事業では、募集型企画旅行「くれよん」において、日帰りバスツアーや高付加価値商品の拡充、着地型観光の推進等、市場トレンドに即した柔軟な商品造成を進め、ウェブ販売の強化により顧客層の拡大を図ってまいります。受注型企画旅行では、私立高校の修学旅行獲得に加え、「学び」を切り口とした修学旅行や職場体験研修パッケージを提案し、販売促進に取り組んでまいります。今後も、お客様のニーズに応じた魅力ある旅行商品の造成を通じて、収益拡大を図ってまいります。 旅館事業では、「万代シルバーホテル」において宿泊客室等のリフォームを実施し、サービス品質の向上を図るとともに、組織力と万代地区の高い利便性を生かした営業展開により、宿泊客数の増加を目指してまいります。「国際佐渡観光ホテル八幡館」においては、ベストレート保証を活用して公式ホームページからの予約を促進し、さらに団体・インバウンド客の獲得にも取り組んでまいります。各施設の取り組みを着実に推進し、事業全体の収益拡大を図ってまいります。 航空代理事業ならびに清掃・設備・環境業、広告代理業につきましても、お客様のニーズに応じたサービスの提供と環境変化を的確に捉えた機動的な営業を進めてまいります。併せて、業務の効率化と収益性の向上に取り組むことで、収益拡大を図ってまいります。 資源・エネルギー価格の変動による物価上昇や運転士不足等により、当社グループを取り巻く事業環境は引き続き厳しい状況が見込まれます。このような環境下においても、取引先及び地域社会との連携を深め、安定したサービス提供体制の維持・強化に取り組むとともに、安全・信頼の確保を最優先に、事業基盤の強化に努めてまいります。
事業等のリスク1,426字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)有利子負債の金利変動について 当社グループは、当連結会計年度末日現在の有利子負債残高が25,530,236千円となっております。毎年年間キャッシュ・フローを確実に捻出すべく計画して財務体質強化に努める方針ですが、今後急速かつ大幅な金利変動があった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 この対策として、有利子負債の圧縮を目指す一方で、取引銀行からの一部の借入金契約において金利デリバティブ条件を取り入れる等で可能な限り有利子負債の金利固定化を図り、安定的な資金調達に努めております。 (2)燃油費の影響について 当社グループの運輸事業はバス部門が主体であり、燃料は主に軽油を使用しております。このため、地政学リスクや為替変動リスクなどによる原油価格の動向によっては、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 この対策として、原油価格の市場価格を鑑み、必要に応じて原油デリバティブ取引の導入を検討し、運輸事業を営むグループ各社において燃料価格の安定化に努めております。 (3)固定資産の減損等について 当社グループの資産または資産グループについて、収益性の低下や時価の著しい下落等により減損損失を認識する必要があると判定されたものについては、その回収可能価額まで帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。そのため、減損の発生状況によっては、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、固定資産の安定的な維持管理を適宜行うことで資産価値の向上に努めております。 (4)資金調達に伴う財務制限条項について 当社グループの一部の借入金には財務制限条項が定められております。 これに抵触した場合には、利率の上昇や期限の利益の喪失等、当社の業績及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 (5)労働力の不足について 当社グループは、基幹事業である運輸事業をはじめ労働集約型の事業が多いことから、労働力の不足はバス路線の維持が困難になる等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 この対策として、バス運転士については「大型2種免許取得補助制度」や依願退職者の再入社を促進する「バス運転士カムバック制度」を設ける等、採用活動の強化を行っております。また、働きやすい職場環境を推進するため、多様な働き方を可能とする制度を新設する等、労働力の確保に努めてまいります。 (6)運輸事業における重大事故について 当社グループの運輸事業において、重大な事故が発生した場合、社会的信頼を失うことや、行政処分を受ける等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 この対策として、「運輸安全マネジメント」に基づき、「安全方針」である「すべては安全から」を全社員が認識し、輸送の安全確保に取り組んでおります。また、輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善のPDCAを確実に実施し、輸送の安全に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,023字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の継続に加え、米国の政策動向を巡る不確実性や中東情勢の緊迫化等に伴う資源価格の変動も懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。 こうした事業環境の中、当社グループは全社を挙げて営業活動を積極的に展開し、事業基盤の強化に努めてまいりました。 当連結会計年度の売上高は20,331,972千円(前期比1.7%増)、営業利益は2,237,825千円(前期比11.0%増)、経常利益は1,769,446千円(前期比9.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,148,994千円(前期比5.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 運輸事業において、一般乗合バス部門は前期比減収、高速バス部門と貸切バス部門は前期比増収となり、運輸事業の売上高は8,549,341千円(前期比0.1%減)、営業利益514,329千円(前期比3.0%減)となりました。 不動産事業において、賃貸収入・駐車場収入ともに前期比増収となり、不動産事業の売上高は2,711,736千円(前期比2.6%増)、営業利益1,011,270千円(前期比12.6%増)となりました。 商品販売事業において、観光土産品卸売部門において土産需要が堅調に推移した等により前期比増収となり、商品販売事業の売上高は2,664,708千円(前期比6.9%増)、営業利益156,358千円(前期比21.1%増)となりました。 旅行事業において、前期比減収となり、旅行事業の売上高は2,568,314千円(前期比1.9%減)、営業利益54,035千円(前期比277.1%増)となりました。 旅館事業において、佐渡市内の「国際佐渡観光ホテル八幡館」、新潟市内の「万代シルバーホテル」ともに前期比増収となり、旅館事業の売上高は1,772,645千円(前期比5.6%増)、営業利益111,646千円(前期比49.3%増)となりました。 航空代理事業において、航空会社との空港ハンドリング業務における契約内容の変更による受託手数料の増加により前期比増収となり、売上高798,874千円(前期比1.7%増)、営業利益222,286千円(前期比4.0%増)となりました。 その他事業において、清掃・設備・環境業は前期比増収となり、その他事業全体の売上高は1,266,351千円(前期比3.9%増)、営業利益166,013千円(前期比7.5%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、2,543,413千円と、前連結会計年度に比べて42,463千円減少いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって獲得した資金は2,809,467千円(前期比9.4%増)となりました。 これは主として、税金等調整前当期純利益1,677,273千円や減価償却費1,303,292千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって支出した資金は899,836千円(前期比24.1%減)となりました。 これは主として、有形固定資産取得による支出783,491千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって支出した資金は1,952,095千円(前期比36.7%増)となりました。 これは主として、長期借入れによる収入5,103,000千円と長期借入金の返済による支出6,873,193千円等によるもの であります。 ③生産、受注及び販売の状況 当社グループは、基幹事業である運輸事業を中心に、受注生産形態をとらないものが多いことから、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産、受注及び販売の状況については「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」におけるセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容に関連付けて示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループでは全社を挙げて営業活動を行い、事業基盤の強化に努めてまいりました。また、業績面においても積極的な事業活動を行ったことにより、売上高が前期比で増加いたしました。 その結果、売上高は20,331,972千円(前期比333,352千円増加)となりました。 売上原価・販売費及び一般管理費については、商品販売事業の売上連動による増加等により売上原価が13,576,793千円(前期比27,899千円増加)、人件費の増加等により販売費及び一般管理費が4,517,352千円(同83,892千円増加)となり、営業利益は2,237,825千円(前期比221,560千円増加)となりました。 営業外損益につきましては、営業外収益が73,371千円(前期比2,686千円減少)、支払利息等により営業外費用は541,750千円(同61,518千円増加)となり、経常利益は1,769,446千円(前期比157,354千円増加)となりました。 また、特別損益は、補助金の受取等により特別利益は59,118千円(前期比125,171千円減少)、固定資産除却損等により特別損失は151,292千円(同51,160千円減少)となり、税金等調整前当期純利益1,677,273千円(前期比83,344千円増加)を計上し、法人税・住民税及び事業税の計上等を加減算した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は1,148,994千円(前期比61,998千円増加)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、運輸事業における乗合バス部門の運転士不足や燃料費の高騰、多額の有利子負債に係る金利の上昇等の可能性があります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 運輸事業におきまして、一般乗合バス部門では、当社スマホアプリ「りゅーとLink」を使用した「アプリでバス無料デー」への参画や、「未来に向けたバス利用促進事業」等行政と連携した施策を実施し、需要喚起に取り組みました。併せて、「こどもデザインラッピングバスコンテスト」、「万代シテイバスまつり2025」、初開催の「お宝発掘ツアー2025」等、バスへの関心を高めるイベントを実施しました。さらに、中山間地における2025年6月のコミュニティバス新路線開設や、10月の佐渡島内での運賃改定により、一般乗合旅客運賃収入は前期比で増収となりました。一方、下越地区中山間地での路線バス運行終了に伴う補助金の減少により、一般乗合バス部門全体では、前期比減収となりました。また、限られた運転士で運行体制を維持するため、利用状況等を踏まえたダイヤ改正を3回実施しました。 高速バス部門では、都市間高速バス「東京=長岡・新潟線」において運行開始40周年特別企画を実施したほか、県内高速路線バス(ときライナー)において運行事業者5社と共同で企画乗車券「ぐるっと1DAYパス(土・日祝日限定)」を発売する等、利用促進に努めました。これらの取り組みにより、高速バス部門全体では前期比増収となりました。 貸切バス部門では、旅行会社からのバスツアーの受注増加等により、前期比増収となりました。 不動産事業では、万代シテイパークや万代シテイ通りにおいて週末を中心に集客や街区の価値を高めるイベントを開催したほか、当社が運営管理するビルボードプレイスにおいて各種販売促進キャンペーンを実施しました。併せて、バスセンタービルやビルボードプレイスビルに飲食店等の新店舗6店を誘致する等、来街客増加に努めた結果、歩合賃料の増加等により賃貸収入は前期比増収となりました。加えて、当社が運営管理する駐車場においても、来街客の増加及び月極契約者の増加に努めた結果、駐車場収入も前期比増収となりました。 商品販売事業では、土産卸販売部門において、春秋の行楽シーズンや夏季、年末年始といった需要期を中心に土産需要が堅調に推移し、新潟空港、新潟駅、高速サービスエリア及び佐渡市内等県内各地の納品先向け土産品卸販売が伸長したことから、前期比増収となりました。 旅行事業では、募集型企画旅行において、バスや列車及びチャーター便を利用した多泊コースの商品や海外旅行商品の販売が順調に推移し、前期比増収となりました。一方、受注型企画旅行においては、中学校や高校の修学旅行に加え、一般団体や行政関係の研修旅行等の受注数が伸び悩み、前期比減収となりました。 旅館事業では、新潟市内の「万代シルバーホテル」において前年度の大口団体客減少の影響があったものの、佐渡市内の「国際佐渡観光ホテル八幡館」において募集型企画旅行による宿泊客数が増加したこと等により、宿泊収入は前期比増収となりました。また、「万代シルバーホテル」では館内飲食店の価格改定も寄与し、前期比増収となりました。 航空代理事業においては、航空会社との空港ハンドリング業務における契約内容の変更により受託手数料が増加し、前期比増収となりました。 広告代理業においては、テレビ・新聞広告や万代地区を中心とするデジタルサイネージ等の一般広告収入が堅調に推移し、前期比増収となりました。 清掃・設備・環境業においては、清掃部門の値上げや佐渡島内の廃棄物処理受託業務に関する長期包括契約の更新等により、前期比増収となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、運輸事業における人件費、燃油費等の売上原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入や社債発行を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及び社債を含む有利子負債の残高は25,530,236千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,543,413千円となっております。 当連結会計年度末現在において計画している重要な設備の改修及び資金調達方法は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)に記載したとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。