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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

福山通運

FUKUYAMA TRANSPORTING CO., LTD.9075 · Prime · 陸運業

中国地方を地盤に全国ネットワークを持つ総合物流企業。運送・貸切事業を中核に、倉庫・国際・不動産等多角化。

概要

広島県福山市に本社を置く大手陸運・物流企業。中国地方を地盤に企業間(B2B)物流に特化し、一般トラック運送・倉庫・港湾運送・国際物流を展開する。2026年3月期の連結売上高は3186億円、営業利益93億円。従業員数2万2501人。宅配便事業は行わず、重厚長大貨物や流通加工に強みを持つ。東京証券取引所プライム市場上場。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

福山通運の事業は四つのセグメントに分かれる。運送事業及び貸切事業は売上高の約77%を占める中核であり、貨物自動車運送・貨物運送取扱・港湾運送を全国の子会社22社と連携して提供する。貸切事業は特定顧客向けの専用車両運送で、2024年度に新たな収益の柱として位置づけられた。流通加工事業(ロジスティクス事業)は倉庫業と流通加工業で、検品・仕分・ラベル貼付などの付加価値サービスを一貫提供する。国際事業はアジアを中心に国際運送・利用運送・通関業を展開し、2026年3月期は売上高152億円と前期比28.5%増と成長した。その他事業には不動産賃貸、コンビニエンスストア、ボウリング、警備、労働者派遣など多角事業が含まれるが、売上高の約2%にすぎない。

中国地方発祥から全国ネットワークへ拡大

1948年に福山貨物運送として創業し、広島県福山市を拠点に中国地方で路線網を築いた。1960年代に大阪-東京間の特別積合せ事業を開始し、本格的な全国展開に乗り出す。1970年代以降、北海道・東北・関東・甲信越・九州などの各地域と連絡運輸業務を提携し、地域子会社を設立・傘下化することで全国をカバーする体制を整えた。1994年には全国輸送網の確立を宣言。現在、連結子会社42社、非連結子会社2社、関連会社4社で構成され、国内全域に拠点を持つ。地域密着型の子会社ネットワークが強みであり、各社が地元の荷主との関係を生かして集配・輸送を担う。

B2B特化で差別化、2024年問題への対応を加速

福山通運は一般消費者向けの宅配便事業を行わず、企業間物流(B2B)に特化している。特に重厚長大貨物(鉄鋼・機械・建設資材など)の輸送に強みを持ち、同業他社の新規参入が限られる分野でシェアを拡大している。2024年問題(ドライバー時間外労働規制強化)への対応として、同業他社との協業や中継輸送、ダブル連結トラックの導入、貨物鉄道「福山レールエクスプレス号」の運行など効率化を推進。2026年3月期の営業利益は93億円と前期比26.9%増加したが、依然として低水準であり、運賃適正化や積載効率改善などの課題に取り組んでいる。第6次中期経営計画では2026年度に営業利益率5.3%、ROE6.5%を目標とする。

業界の中での役割は総合物流キャリア(国内輸送・国際物流・倉庫・流通加工)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,186億円
営業利益
93億円
営業利益率
2.9%
純利益
137億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01運送事業及び貸切事業主力

全国に輸送ネットワークを形成し、貨物自動車運送・貨物運送取扱・港湾運送を展開。仕向地別・積載効率に応じた多様な車両で多業種の荷主にサービス提供。

主な製品・サービス3
貨物運送サービス
トラックによる一般貨物輸送。全国の子会社と連携し、路線便・幹線輸送を提供。
貸切運送サービス
特定顧客向けに専用車両を仕立てる運送。運送事業と一体で展開。
港湾運送サービス
子会社が一般港湾運送・港湾荷役を営む。

02流通加工事業(ロジスティクス事業)準主力

倉庫業と流通加工業を展開。保管・荷役・加工・配送を一貫して提供。

主な製品・サービス2
倉庫業
物品の保管・管理サービス。
流通加工業
検品・仕分・ラベル貼付などの付加価値加工。

03国際事業副次

海外子会社を通じ国際運送・国際利用運送・通関業を提供。アジアを中心にグローバル物流を展開。

主な製品・サービス3
国際運送業
マレーシア等の海外子会社が国際貨物輸送を担う。
国際利用運送業
当社及び子会社が複合一貫輸送(海上・航空)を提供。
通関業
輸出入貨物の通関手続き代行。

04その他事業その他

不動産賃貸、物品販売、コンビニエンスストア、損害保険代理、ボウリング、旅行、警備、労働者派遣、電気設備工事等の多角事業。

主な製品・サービス9
不動産の賃貸業
自社保有不動産の賃貸。
物品販売事業
グループ会社による各種物品販売。
コンビニエンスストア事業
子会社によるコンビニ運営。
損害保険代理業
損害保険の代理店業務。
ボウリング事業
当社直営のボウリング場運営。
旅行業
子会社による旅行業。
警備業
子会社による警備サービス。
労働者派遣業
子会社による人材派遣。
電気設備工事業
子会社による電気工事。

製品と技術

路線便・貸切・港湾を束ねる貨物運送サービス

運送事業の中核は、一般トラックによる路線便(定期便)と貸切便(専用車両)である。路線便は全国の子会社と連携した幹線輸送で、仕向地別・積載効率に応じて大型車・中型車・小型車を組み合わせる。貸切便は特定顧客の需要に応じて専用車両を仕立てるサービスで、2024年度から貸切事業部を新設し収益の柱として強化中。港湾運送は子会社の高知福山通運が一般港湾運送・港湾荷役を営む。さらに、同業他社との共同輸送や中継輸送、2024年問題に対応したドライバー負担軽減策も展開。保有車両は大型車4,238台、トレーラー1,088台(2026年3月末)など全国で約6,000台の車両を運用する。

日本初導入のダブル連結トラックと鉄道コンテナ輸送

2017年10月、福山通運は日本初となる全長25mのダブル連結トラックを愛知県北名古屋市~静岡県裾野市間で運行開始した。通常のトラックより積載量が約1.5倍大きく、1台のドライバーで大量輸送が可能。2025年時点で49路線に拡大し、幹線輸送の効率化とCO2削減に貢献している。また鉄道コンテナ輸送では、2013年3月から「福山レールエクスプレス号」(東京~大阪間)を運行開始。現在は4路線を保有し、長距離大量輸送を鉄道にシフトすることでドライバー不足対策と環境負荷低減を両立させている。これらの大型輸送手段は、福山通運の主力顧客である重厚長大貨物・生産財の安定輸送に不可欠である。

アジアを中心に拡大する国際物流サービス

国際事業は、国際運送・国際利用運送(フォワーディング)・通関業の三本柱で構成される。海外子会社としては、マレーシアにFUKUYAMA TRANSPORTING (MALAYSIA) SDN.BHD.、タイにFUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND) CO.,LTD.、カンボジアにFUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS (CAMBODIA) INC.、インドネシアにPT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAを設置。クロスボーダートラック輸送や海上・航空複合一貫輸送を提供する。2023年にはGRAND EMPORIUM LOGISTICS(タイ)を子会社化し、2025年にはRENOWN TRANSPORTを買収するなど、買収による規模拡大も積極的。2026年3月期の国際事業売上高は152億円、営業利益4.4億円と前期比55%増加した。通関業務では2022年にAEO認定を取得し、手続き迅速化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

地域密着型物流、大手には及ばず

福山通運は、広島県福山市に本拠を置く中堅の陸運業者で、地域密着型の事業展開を行っている。同業他社には東武鉄道や東急などの大手私鉄グループが含まれ、それらと比較すると事業規模やエリアで劣る。SBSホールディングスも物流事業を展開するが、福山通運は特に中国地方を中心としたネットワークに強みを持つ。直近期の売上高は3,025億円(2025/3期)で、営業利益率2.45%と低水準であり、収益性向上が課題。同業の大手は鉄道や不動産等多角化しているが、福山通運は物流に特化。業界内では中位のポジション。

強み

  • 中国地方を中心に配送網を構築し、地元企業との関係が強固。
  • 売上高が2024/3期の2,876億円から2026/3期3,186億円へ増加傾向。
  • 広島・岡山などでブランド認知度が高く、地元需要を取り込む。
  • 営業利益率が2.45%と低いが、2026/3期には2.92%へ改善見込み。

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、大手と比べ競争力に劣る。
  • 東武鉄道や東急などの大手は多角化で安定収益、価格競争で不利。
  • 地元経済の変動に業績が左右されやすく、分散化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が福山通運

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19044NANKAI3,362億円13.6倍
29303住友倉庫3,233億円18.3倍
39302三井倉庫ホールディングス2,582億円22.3倍
49003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
59110NSユナイテッド海運2,510億円10.2倍
69075福山通運2,504億円16.9倍
79031西日本鉄道2,482億円7.4倍
81333Umios1,976億円8.9倍
92384SBSホールディングス1,954億円9.8倍
109119飯野海運1,886億円11.9倍
115975東プレ1,845億円9.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 91件

1948年創業、貸切便から定期便へ

1948年9月、福山貨物運送株式会社として設立され、区域(貸切便)事業を開始した。1950年4月には笠岡市~大阪市間の特別積合せ(定期便)事業を開始し、同年8月に商号を福山通運株式会社に改称。創業から間もなく、定期路線網の構築に乗り出した。1960年3月には大阪市~東京都間の特別積合せ事業を開始し、本格的な長距離輸送に進出。同年8月には近鉄グループホールディングス(当時)と資本提携し、経営基盤を強化した。1970年4月にはボウリング事業を開始するなど、運送以外の多角化も早い段階から進めた。

1970年上場、全国の地域子会社と連携体制を構築

1970年11月、株式を東京・大阪両証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に上場。1972年8月には東京・大阪両市場第一部に指定された。上場前後の1970年代から1980年代にかけて、各地の運送会社と連絡運輸業務を提携する戦略を推進。1973年の東北福山通運を皮切りに、山陰・高知・信州・北海道・関東・山梨など次々と提携先を拡大し、1986年には九州福山通運、1987年には近畿福山通運を設立。これにより、自社直営に頼らず地域有力会社とのネットワークで全国カバーを実現した。1984年には全店オンラインシステムを完成させ、情報基盤を整備した。

国際化とM&Aで事業領域を拡大した1990年代

1990年代は国際事業への本格参入と、M&Aによる事業多角化が進んだ。1986年に国際航空貨物取扱を開始し、1991年に第二種利用運送事業(航空)、1995年に通関業務を開始。1997年には国際貨物の一貫輸送体制を確立した。1999年にはDHLジャパンと国際小口貨物で業務提携し、IATA代理店資格を取得。国内では1995年に福山エクスプレスを設立し、2000年にはロジスティードとの包括提携やジェイロジスティクスの設立など、グループ再編と新会社設立が相次いだ。また2000年10月には本社整備工場でISO14001認証を取得し、環境マネジメントにも取り組み始めた。

2000年代の完全子会社化と新事業創出

2000年代に入ると、それまで提携関係にあった地域子会社を完全子会社化する動きが加速。2004年1月には株式交換により北海道福山通運、関東福山通運、近畿福山通運を完全子会社化。同年以降、北関東・北東北・南東北など新たな子会社も設立した。2009年には王子運送(現・東京福山通運)を子会社化し、関東エリアの強化を図った。新事業では2002年にコンビニエンスストア事業を開始、2004年には人材派遣のグリーンスタッフサービス、車両整備のグリーンオートサービスを設立。海外では2005年に上海に現地法人を設立(後に清算)するなど、国際展開も模索した。

鉄道・大型トラック・貨客混載で効率化を推進した2010年代

2013年3月、セイノーホールディングスと業務提携し、東京~大阪間で専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」の運行を開始。以後、路線を拡大し2025年現在4路線を運行する。2017年10月には日本初となる全長25mダブル連結トラックを愛知~静岡間で運行開始し、2025年時点で49路線に拡大。2014年には日本郵便と東京23区の個人宛荷物配送で業務委託契約を結び、ラストワンマイルにも間接的に関与。2021年には名阪特急「アーバンライナー」や夜行高速バス「フォレスト号」を利用した貨客混載事業を開始し、異業種との連携による新たな輸送モデルを模索した。

2020年代のM&A加速とプライム市場移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。同年5月にはAEO(認定通関業者)の認定を取得した。M&Aでは2023年に協永電機、2025年8月にRENOWN TRANSPORTを子会社化するなど、国際事業と電気設備工事業の強化を進めた。2022年10月には北関東福山通運を吸収合併し、組織のスリム化も図った。2024年度を初年度とする第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」を策定し、貸切事業の独立、倉庫設備への投資、ASEANでの営業強化を掲げる。2026年3月期の営業利益は93億円と前期比26.9%増加したが、依然として低収益体質からの脱却が課題である。

年表91件を開く

1940年代

  • 1948年9月創業福山貨物運送株式会社を設立、区域(貸切便)事業を開始

1950年代

  • 1950年4月笠岡市~大阪市間の特別積合せ(定期便)事業を開始
  • 1950年8月福山通運株式会社に商号を改称

1960年代

  • 1960年3月大阪市~東京都間の特別積合せ事業を開始
  • 1960年8月※1近鉄グループホールディングス株式会社と資本提携

1970年代

  • 1970年4月ボウリング事業を開始
  • 1970年11月上場株式を東京・大阪両証券取引所市場第二部及び広島証券取引所へ上場
  • 1972年3月フレートライナーの利用による北海道向け輸送を開始
  • 1972年8月東京・大阪両証券取引所市場第一部へ指定
  • 1973年10月東北福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
  • 1976年3月※1山陰福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
  • 1978年8月※1高知福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
  • 1979年7月※1信州福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携

1980年代

  • 1980年9月※1北海道福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
  • 1982年8月※1関東福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
  • 1984年7月全店のオンラインシステムを完成
  • 1985年2月※1山梨福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
  • 1985年4月四国福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1985年9月VAN(輸送管理相互オンラインシステム)事業を開始
  • 1986年4月国際航空貨物の取扱業務を開始
  • 1986年6月※1九州福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1987年8月※1近畿福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1988年11月創業新潟福山通運株式会社を設立
  • 1989年4月国内航空貨物の代理店業を開始

1990年代

  • 1991年10月第二種利用運送事業(航空)を開始
  • 1994年11月全国輸送網の確立
  • 1995年5月※1福山エクスプレス株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1995年6月通関業務を開始
  • 1996年11月M&A信州福山通運株式会社と山梨福山通運株式会社が合併し、商号を甲信福山通運株式会社と改称
  • 1997年8月国際貨物の一貫輸送体制の確立
  • 1999年2月ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社と国際小口貨物取扱い分野で業務提携
  • 1999年4月IATA(国際航空運送協会)代理店資格を取得
  • 1999年11月南九州福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1999年11月※1ロジスティード株式会社との包括的業務提携

2000年代

  • 2000年9月ジェイロジスティクス株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2000年10月本社整備工場で環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得
  • 2000年12月創業ロジスティード株式会社と共同出資により、エフアンドエイチエアエクスプレス株式会社を設立(2023年10月に東京福山通運㈱と合併し、連結範囲から除外)
  • 2001年5月※1ログウィンエアーアンドオーシャンと国際貨物分野で業務提携
  • 2002年1月九州南部地区の事業場を南九州福山通運株式会社に営業移管
  • 2002年1月M&A甲信福山通運株式会社と新潟福山通運株式会社が合併し、商号を甲信越福山通運株式会社と改称(現:連結子会社)
  • 2002年4月四国地区、山陰地区の事業場を四国福山通運株式会社及び山陰福山通運株式会社へそれぞれ営業移管
  • 2002年7月コンビニエンスストア事業を開始
  • 2002年10月九州北部地区の事業場を九州福山通運株式会社に営業移管
  • 2002年10月株式会社韓進と国際貨物分野で業務提携
  • 2003年11月中連汽車貨運股份有限公司と輸入貨物分野で業務提携
  • 2004年1月M&A※1株式交換により、北海道福山通運株式会社、関東福山通運株式会社及び近畿福山通運株式会社 を完全子会社化
  • 2004年2月グリーンスタッフサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2004年9月創業北関東福山通運株式会社を設立
  • 2004年9月グリーンオートサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2005年1月北東北福山通運株式会社及び南東北福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2005年10月創業福山通運包装整理(上海)有限公司を設立(2017年3月に清算結了し、連結の範囲から除外)
  • 2006年10月大連京大国際貨運代理有限公司と輸出入貨物分野で業務提携
  • 2008年2月中国誠通控股集団有限公司と包括的業務提携
  • 2008年8月東京~北九州間で航空貨物輸送の取扱いを開始
  • 2009年3月王子運送株式会社と包括的業務提携
  • 2009年10月M&A王子運送株式会社(現:東京福山通運株式会社)及びその子会社6社(現:1社)を子会社化(現:連結子会社)

2010年代

  • 2010年10月M&A埼玉福山通運株式会社及び大蔵運輸産業株式会社を子会社化
  • 2011年3月福山エコオートサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2011年7月東京~福岡間で航空貨物輸送の取扱いを開始
  • 2011年9月三統株式会社と包括的業務提携
  • 2012年1月M&A三統株式会社(現:福山通運グローバル株式会社)及びその子会社3社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2012年1月M&A福山運送株式会社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2012年7月M&A絹川屋運送株式会社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2012年11月運行管理部及び東京支店で道路交通安全マネジメントシステム「ISO39001」の認証を取得
  • 2013年3月セイノーホールディングス株式会社と業務提携
  • 2013年3月※2東京~大阪間で専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」の運行開始(現在4路線)
  • 2013年8月東京支店の再開発着工
  • 2013年10月M&A共栄電工株式会社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2014年1月M&A北関東福山通運株式会社と埼玉福山通運株式会社が合併し、商号を北関東福山通運株式会社と改称
  • 2014年10月FUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS(CAMBODIA)INC.を設立(現:連結子会社)
  • 2014年10月日本郵便株式会社と東京23区個人様宛荷物配送について業務委託
  • 2015年2月福山スペースチャーター株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 2016年5月M&AE.H.UTARA HOLDINGS SDN.BHD.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.)及びその子会社2社、E.H.Utara(Thailand)Co.,Ltd.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND)CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社)
  • 2016年6月M&A福通パーセルサービス株式会社と大倉運輸産業株式会社が合併し、商号を福山パーセルサービス株式会社と改称(現:連結子会社)
  • 2017年1月東京支店新社屋での業務開始
  • 2017年10月※3日本初となる全長25mダブル連結トラックを愛知県北名古屋市~静岡県裾野市間で運行開始(提出日現在49路線)
  • 2018年2月M&A山木運輸株式会社を子会社化(現:非連結子会社)
  • 2018年7月M&A株式会社キタザワ及びその子会社株式会社キタザワ引越センターを子会社化
  • 2018年10月M&A株式会社キタザワと株式会社キタザワ引越センターが合併し、商号を株式会社キタザワ引越センターと改称(現:連結子会社)
  • 2018年12月PT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAを設立(現:連結子会社)
  • 2019年9月福山フレッシュコンベア株式会社を設立(現:連結子会社)

2020年代

  • 2021年1月乾汽船株式会社と物流事業における業務提携
  • 2021年7月名阪特急「アーバンライナー」を利用した貨客混載事業による大阪市内~名古屋市内間の当日配送サービスの開始
  • 2021年12月夜行高速バス「フォレスト号」を利用した貨客混載事業による大阪~仙台間の運行開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年5月AEO制度(Authorized Economic Operator)における認定通関業者の認定を取得
  • 2022年10月M&A連結子会社である北関東福山通運株式会社を吸収合併
  • 2023年3月M&A協永電機株式会社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2023年6月M&AGRAND EMPORIUM LOGISTICS CO.,LTD.(現:FUKUYAMA GRAND LOGISTICS (THAILAND) CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社)
  • 2023年11月浪速運送株式会社と幹線輸送の共同運行及び共同配送における業務提携
  • 2025年8月M&ARENOWN TRANSPORT CO.,LTD.を子会社化(現:連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高(2026年度計画)2027年3月期まで340,000百万円
  • 営業利益(2026年度計画)2027年3月期まで18,000百万円
  • 営業利益率(経過目標)2027年3月期まで5.3%
  • ROE(経過目標)2027年3月期まで6.5%
  • ROE(中長期目標)8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    運送事業の収益力強化

    運賃の適正化、顧客業種拡大や重厚長大荷物の取扱強化による輸送量増加、他社との共同輸送等の外部連携強化による輸送バランス改善、全荷物の同一品質輸送体制の確立、車両及び拠点の有効活用を推進する。

  2. 02

    貸切事業の収益の柱化

    2024年度に創設した貸切事業部を中心に、全国ネットワークやアセット、ノウハウを活用し、パートナー企業との連携を強化して事業成長を目指す。

  3. 03

    流通加工・国際事業の拡大

    流通加工事業は拠点・面積拡大とM&Aで成長。国際事業は営業体制を見直し、ASEAN地域での営業強化と人材確保・育成に取り組む。

  4. 04

    DX推進とESG+ES経営

    デジタル化による業務プロセス最適化、ビッグデータ・AI活用、DX人材育成、組織改革を推進。環境・社会・統治に従業員満足を加えた「ESG+ES」を基本方針として企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で22,501人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は517万円で、9期前と比べて+6.5%平均年齢は45.9歳、平均勤続年数は15.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月20,014
2018年3月19,970
2019年3月48544.315.720,419
2020年3月50644.415.721,121
2021年3月49844.315.221,826
2022年3月50044.415.221,907
2023年3月50444.715.321,743
2024年3月50145.015.422,022
2025年3月51145.315.322,46933
2026年3月51745.915.622,50141

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率37.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)56.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社42(国内 33 / 海外 9、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
イオン関東RDC (千葉県市川市)その他46店724億円
トラックターミナル・倉庫・住宅(運送・流通加工・国際・その他)
堺支店(堺市西区)その他36店496億円
トラックターミナル・倉庫・住宅(運送・流通加工・国際・その他)
広島支店(広島市西区)その他41店348億円
トラックターミナル・倉庫・ボウリング場・住宅(運送・流通加工・国際・その他)
静岡支店(静岡市駿河区)その他33店285億円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・国際・その他)
関東地区 東京支店 — 東京都江東区283億円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・国際・その他)
九州地区 本社・福岡支店外 — 福岡市博多区230億円
トラックターミナル・倉庫(運送・流通加工・その他)(注)4
中部地区 本社・長野支店外 — 長野県長野市148億円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・その他)(注)4
近畿地区 大阪支店 — 大阪市福島区100億円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・その他)
中四国地区 本社・高松支店外 — 愛媛県松山市8,810百万円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・その他)(注)4
北海道地区 本社・札幌支店外 — 札幌市東区8,586百万円
トラックターミナル・住宅(運送・流通加工・その他)(注)4
ほか20件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    北海道福山通運㈱
    札幌市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北東北福山通運㈱
    岩手県盛岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    南東北福山通運㈱
    仙台市若林区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関東福山通運㈱
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    甲信越福山通運㈱
    長野県長野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    近畿福山通運㈱
    奈良県葛城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岡山福山通運㈱
    岡山県高梁市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山陰福山通運㈱
    島根県松江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    四国福山通運㈱
    愛媛県松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    高知福山通運㈱
    高知県高知市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    九州福山通運㈱
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    南九州福山通運㈱
    鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社30社を開く
  • 沖縄福山通運㈱沖縄県糸満市100%
  • 東京福山通運㈱東京都江東区94%
  • ㈱オー・エス・エス(注)3大阪府摂津市100%
  • 福山エクスプレス㈱広島県福山市100%
  • ジェイロジスティクス㈱千葉県市川市100%
  • 絹川屋運送㈱東京都江東区100%
  • 福山運送㈱東京都 世田谷区55%
  • 福山パーセルサービス㈱大阪市福島区100%
  • 福山ロジスティクス㈱広島県福山市100%
  • 福山スペースチャーター㈱広島県福山市100%
  • 福山フレッシュコンベア㈱(注)7広島県福山市50%
  • グリーンスタッフサービス㈱東京都江東区100%
  • 福山ツーリスト㈱広島県福山市100%
  • 福山エコオートサービス㈱広島県福山市70%
  • グリーンオートサービス㈱広島県福山市100%
  • 福山通運グローバル㈱大阪市中央区100%
  • フェイマスパシフィックシッピング㈱(注)4大阪市中央区83%
  • 共栄電工㈱広島県福山市100%
  • 協永電機㈱兵庫県加古川市100%
  • ㈱キタザワ引越センター東京都江東区51%
  • 福山通運環球物流(香港)有限公司(注)4中国・香港特別行政区100%
  • 上海福山国際物流有限公司(注)4中国・上海市100%
  • FUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS (CAMBODIA) INC. (注)4カンボジア・プノンペン市100%
  • FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD. (注)7マレーシア・ケダ州49%
  • FUKUYAMA FORWARDING SDN.BHD. (注)5、7マレーシア・ケダ州49%
  • FUKUYAMA WAREHOUSE SDN.BHD.(注)5マレーシア・ケダ州70%
  • FUKUYAMA TRANSPORTING(THAILAND)CO.,LTD.タイ・バンコク都91%
  • FUKUYAMA GRAND LOGISTICS(THAILAND)CO.,LTD. (注)7タイ・サムット プラーカーン県48%
  • PT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAインドネシア・ジャカルタ市95%
  • RENOWN TRANSPORT CO.,LTD.タイ・バンコク都60%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2020-02-13
    5,118万円
  • 調達
    航空機用部品保管等業務
    海上保安庁 · 2025-04-01
    3,907万円
  • 調達
    虎ノ門アルセアタワー9階から11階への入居に伴う移転作業
    公正取引委員会 · 2025-10-21
    3,840万円
  • 調達
    航空機用部品保管等業務
    海上保安庁 · 2022-02-15
    3,042万円
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2026-02-18
    2,941万円
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2025-02-19
    2,905万円
  • 調達
    外務省オフィス改革に伴う引越業務
    外務省 · 2023-08-22
    2,890万円
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2018-02-16
    2,873万円
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2023-02-16
    2,738万円
  • 調達
    印刷物運送等業務
    国税庁 · 2022-02-16
    2,730万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,186億円営業利益93億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+25.7%。

売上高
+5.3%
3,186億円
営業利益
+25.7%
93億円
純利益
+57.5%
137億円
営業利益率
2.9%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,346億円3,186億円
営業利益125億円93億円
純利益170億円137億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は843億円、営業利益は55億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.6%、営業利益は+27.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q70119
2024年1Q717436.034
2024年2Q695192.710
2024年3Q771476.130
2024年4Q6934
2025年2Q1,468453.155
2025年4Q1,557291.932
2026年2Q1,536362.330
2026年4Q1,650573.5107
2027年1Q843556.544

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,465億円から3,186億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
共栄電工株式会社を子会社化(現:連結子会社)
2013年3月2,46513643
北関東福山通運株式会社と埼玉福山通運株式会社が合併し、商号を北関東福山通運株式会社と改称
2014年3月2,55413475
福山スペースチャーター株式会社を設立(現:連結子会社)
2015年3月2,53913986
E.H.UTARA HOLDINGS SDN.BHD.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.)及びその子会社2社、E.H.Utara(Thailand)Co.,Ltd.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND)CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社)
2016年3月2,54614899
2017年3月2,55713094
山木運輸株式会社を子会社化(現:非連結子会社)
2018年3月2,678161107
福山フレッシュコンベア株式会社を設立(現:連結子会社)
2019年3月2,857216150
2020年3月2,930218129
2021年3月2,855225153
連結子会社である北関東福山通運株式会社を吸収合併
2022年3月2,913232168
協永電機株式会社を子会社化(現:連結子会社)
2023年3月2,934230208
2024年3月2,87613078
RENOWN TRANSPORT CO.,LTD.を子会社化(現:連結子会社)
2025年3月3,02574992.487
2026年3月3,186931152.9137

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,186億円のうち、営業利益として残るのは93億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は137億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金93.9%2,992億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.2%101億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%93億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
6.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.3pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.8pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.6pt
4.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが276億円、投資CFが−77億円で、差し引きのフリーCFは199億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は304億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16117−192178270
2014年3月141−2320−91179
2015年3月238−2286710258
2016年3月191−2419−50216
2017年3月237−210−4327198
2018年3月311−187−18124304
2019年3月306−203−139103267
2020年3月298−32913−31249
2021年3月332−183−41149358
2022年3月321−168−125153387
2023年3月310−77−186233435
2024年3月185−268−62−83291
2025年3月245−29152−46296
2026年3月276−77−193199304

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,973億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,851億円で、自己資本比率は56.9%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,6611,8931,76851.2
2014年3月3,7511,9341,81751.0
2015年3月4,0592,1171,94251.6
2016年3月4,0482,2031,84553.9
2017年3月4,1712,3451,82655.5
2018年3月4,3712,4621,90955.6
2019年3月4,3992,5241,87556.6
2020年3月4,4832,5611,92256.3
2021年3月4,7192,7341,98557.1
2022年3月4,7812,5632,21852.8
2023年3月4,7702,7042,06655.9
2024年3月5,0342,9642,07058.5
2025年3月5,0072,8782,12957.1
2026年3月4,9732,8512,12256.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
309億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,666億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率56社中10位あたり、逆に低いのは営業利益率56社中49位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.8%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.9%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.3%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,230で、1年前と比べて+74.6%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥6,230-2.7%1ヶ月+9.3%1年+74.6%時価総額2,504億円
過去52週の値幅
安値¥3,590高値¥7,100

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.9倍
PER (会社予想)13.0倍
PBR0.77倍
配当利回り1.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は週足で上昇基調を継続。7月15日に5,970円まで急伸し、その後も高値圏で推移、直近8月7日は7.79%高の6,090円で年初来高値圏に到達した。25日線(5,912円)を上回り、75日線(5,909円)とほぼ同水準。52週高値7,100円に対して約14%の位置にあり、上値余地が注目される。出来高は8月7日に340,500株と急増し、買いの勢いが確認された。1年リターンは75.46%と大幅高で、中長期トレンドは強気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは15.3倍と業界平均23.2倍を下回り割安感があるが、PBRは0.70倍と低く、配当利回り1.35%は業界平均2.12%を下回る。ROEは4.8%と低水準で収益性に課題。割安指標と低収益性が拮抗し、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.9倍15.7倍
PER (予想)13.0倍
PBR0.77倍1.07倍
ROE4.8%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、B2B物流特化による安定した需要と、地域密着型で堅実な経営、配当利回り1.35%の安定株主還元を評価する。一方、弱気派は、2026年3月期の営業利益が93億円と低水準で、成長性が限定的、PBR0.7倍と低いがROEも4.8%と低く、割安だが成長の触媒に欠けるとみる。

プラスに働く材料7
  • 安定したB2B物流需要

    企業向け物流に特化し、景気変動の影響を受けにくい

  • 高い配当利回り

    配当利回り1.35%と、運輸業平均を上回る株主還元

  • 堅実な財務体質

    PBR0.7倍と割安感があり、減損リスクが低い

  • 運賃改定効果と荷動き回復による増収増益2026年3月期通期影響

    2026/3期営業利益93億円、前年比+25%増益

  • 燃料費下落によるコスト改善継続影響

    燃料費比率約20%、10%下落で約60億円コスト減

  • 自己株式取得による株主還元強化不定影響

    PBR0.7倍、自社株買いでROE向上

  • 物流効率化投資で長期的収益力向上2027年〜2028年影響

    配送ネットワーク再編で営業利益率3%超目指す

マイナスに働く材料7
  • 成長性の限界

    売上高は横ばい傾向で、大幅な伸びが見込めない

  • 低収益性

    ROE4.8%と低く、資本効率が悪い

  • 競争激化リスク

    大手物流会社との競争や、運賃上昇圧力が利益を圧迫

  • 人件費上昇による収益圧迫継続影響

    人件費比率約50%、3%上昇で約45億円営業減

  • 景気減速による貨物量減少不定影響

    売上高の約9割が貨物運送、1%減少で約30億円減収

  • 競争激化による運賃値下げ圧力継続影響

    運賃1%下落で約30億円減収

  • 災害・事故による一時的コスト増不定影響

    過去に補償金等で数十億円損失事例

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の度合いを測る重要な指標
地域別売上高比率
地盤の中国地方への依存度を把握する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+8.6%いまの株価に対する利回りは1.61%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
1.61%
いまの株価に対して
配当性向
25.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5033.8
2018年3月30−40.033.4
2019年3月5583.323.7
2020年3月50−9.127.2
2021年3月500.021.0
2022年3月6020.019.0
2023年3月7016.715.2
2024年3月757.139.5
2025年3月70−6.727.9
2026年3月768.625.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,612人。区分でいちばん多いのは事業法人30.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.2%を占め、残る43.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人31.223.826.526.631.730.4
個人・その他22.337.831.932.318.027.8
金融機関39.432.731.032.337.025.9
外国法人6.85.410.28.312.415.5
自己株式12.227.220.020.02.411.7
証券会社0.30.30.50.70.90.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人渋谷育英会13.91
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.60
03日本生命保険相互会社5.03
04株式会社広島銀行4.38
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.99
06福山通運共済会3.80
07福山通運従業員持株会3.24
08福山通運協力業者持株会2.32
09五洋建設株式会社2.28
10株式会社大創産業2.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1948%、1株純資産は14期で+920%。直近期のROEは4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月187852.329.757.7
2014年3月328064.019.640.2
2015年3月368774.317.638.6
2016年3月408794.613.634.7
2017年3月1914,4974.217.533.8
2018年3月2094,7684.522.533.4
2019年3月2954,9626.114.423.7
2020年3月2595,1095.214.927.2
2021年3月3135,5205.914.621.0
2022年3月3956,2406.49.219.0
2023年3月5146,5908.07.015.2
2024年3月1947,2792.818.739.5
2025年3月2187,2073.016.627.9
2026年3月3708,0094.814.425.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額231百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小丸成洋代表取締役会長76338,000
熊野弘幸代表取締役社長 社長執行役員5659,000
前田美穂取締役77
野中智子取締役70
冨村和光取締役86
重枝豊英取締役74
大本卓志取締役73
青木光男取締役76
山根昇一監査役 常勤6352,000
宮澤扶水子監査役 常勤494,000
森下裕子監査役54
山嵜正利監査役71
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
原信介監査役70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)317317358
社外取締役932324
監査役326269

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,280字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団等は、連結子会社42社、非連結子会社2社及び関連会社4社で構成され、運送事業及び貸切事業並びにこれらに付帯する事業を主体とし、流通加工事業、国際事業並びに不動産の賃貸業等その他事業を営んでおります。 当社グループの主な事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、セグメント情報においては運送事業と貸切事業を別個の事業として表示しておりますが、貸切事業は運送事業と同一の会社が営んでいるため、一体の区分として表示しております。ほかの事業区分はセグメントと同一の区分であります。 (1)運送事業及び貸切事業 ①  貨物運送事業………   貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業を営んでおります。当社と九州福山通運㈱、東京福山通運㈱、甲信越福山通運㈱、ジェイロジスティクス㈱等子会社22社、山木運輸㈱等非連結子会社2社及び高崎貨物自動車㈱等関連会社3社が連携して全国に輸送ネットワークを形成し、営業基盤を強固なものとしております。 ②  港湾運送事業………   一般港湾運送事業及び港湾荷役事業を子会社高知福山通運㈱が営んでおります。 ③  その他付帯事業……   商品代金の回収代行など運送事業に付帯した事業を当社グループが営んでおります。 (2)流通加工事業(ロジスティクス事業) ①  倉庫業………………   当社と東京福山通運㈱等子会社5社並びに関連会社高崎貨物自動車㈱が営んでおります。 ②  流通加工業…………   当社と東京福山通運㈱等子会社13社が営んでおります。 (3)国際事業 ①  国際運送業…………   FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.等子会社4社が営んでおります。 ②  国際利用運送業……   当社と福山通運グローバル㈱等子会社25社及び関連会社三統(韓国)㈱が営んでおります。 ③  通関業………………   当社と高知福山通運㈱、福山通運グローバル㈱等の子会社3社が営んでおります。 (4)その他事業 ①  不動産の賃貸業……   当社と関東福山通運㈱及び東京福山通運㈱の子会社2社が営んでおります。 ②  物品販売事業………   当社とグリーンスタッフサービス㈱等子会社24社が営んでおります。 ③  コンビニエンス…… ストア事業   当社と福山ロジスティクス㈱及びグリーンオートサービス㈱の子会社2社が営んでおります。 ④  損害保険代理業……   当社と九州福山通運㈱等子会社15社が営んでおります。 ⑤  ボウリング事業……   当社が営んでおります。 ⑥  旅行業………………   子会社福山ツーリスト㈱が営んでおります。 ⑦  警備業………………   子会社グリーンスタッフサービス㈱が営んでおります。 ⑧  労働者派遣業……… (委託業務) ⑨  電気設備工事業……   グリーンスタッフサービス㈱等子会社3社が営んでおります。   共栄電工㈱及び協永電機㈱の子会社2社が営んでおります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,762字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、お客様とともに歩み、総合物流企業として文化の向上と豊かな生活の創造及び地域経済の発展に貢献すべく、たゆまぬ創意と工夫で物流フロンティアを先駆し続けることを経営理念としております。そしていま、大きく変化する産業や経済の発展、ライフスタイルの多様化に伴って的確に対応すべくネットワークの構築はもちろんのこと、常に次代の物流を創造し提案し続けることでより豊かで快適な社会づくりを牽引したいと願っております。また、地球環境保護、輸送の安全重視及び地域との共生に加え、開かれた組織として積極的に情報開示に努めるとともに、健全な企業として社会的責任を全うしてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、経営理念に基づき、会社の持続可能な発展のため、良き企業市民としての社会的責任を積極的に果たし、企業価値を高め持続可能な成長を実現することを目指しております。当社グループにおける企業価値の源泉は、1.質の高い安全・安心な物流サービスの提供、2.従業員の確保・育成のための環境整備、3.積極的な事業展開とコンプライアンスの徹底、4.社会貢献並びに従業員との信頼関係に基づく労使協調など創業以来の当社の企業文化にあると考えております。当社グループは企業価値の向上と持続可能な成長を実現するためには、これらの企業価値の源泉を今後とも最大限に活用していく必要があると考えております。 また、当社グループは、これまでの5次にわたる中期経営計画の実績を踏まえたうえで、安全・安心な物流サービスを安定かつ継続して提供し続けていく“決意”を新たに、2024年度を初年度とする第6次中期経営計画「 Change & Growth 2026 」を策定しております。 第6次中期経営計画において、運送事業につきましては、運賃の適正化、顧客業種の拡大や重厚長大荷物の取扱強化による輸送量増加、他社との共同輸送等の外部連携強化などによる輸送バランスの改善及び全ての荷物を同一品質で輸送できる体制の確立、車両及び拠点の有効活用を事業方針とし、持続的事業成長を目指してまいります。 なお、2024年度より貸切事業を新たな収益の柱として位置づけ、貸切事業部を創設いたしました。運送事業の全国ネットワークやアセット、ノウハウを有効活用しつつ、パートナー企業との連携強化を推進し、事業成長を目指してまいります。 流通加工事業につきましては、新たに倉庫機能を有する施設を建設するなど事業拠点数及び事業面積の拡大を図るとともに、積極的にM&Aも行い事業成長を目指してまいります。 国際事業につきましては、営業力を強化すべく既存組織体制を見直し、営業人材の確保・育成を行い、ASEAN地域での営業を強化し事業成長を目指してまいります。 また、デジタル化による業務プロセスの最適化やビッグデータとAIを活用した業務効率化、DX人材の育成と組織改革等、DXを積極的に推進し今まで以上に持続可能な成長を目指して、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)のESGに従業員満足(Employee Satisfaction)に対する取り組みを加えた“ESG+ES”を基本方針として企業価値の更なる向上に努めてまいります。また、2030年までに世界が達成すべき持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)につきましても、当社グループの基本方針である“ESG+ES”に基づき達成に貢献してまいります。 中期経営計画のセグメント別目標                                                   (単位:百万円) 事業別   2025年度実績   2026年度計画 売上高   営業利益   売上高   営業利益 運送事業   244,573   6,470   254,000   12,800 貸切事業   27,807   2,580   36,000   3,200 流通加工事業   23,700   3,821   29,000   4,500 国際事業   15,244   439   13,000   700 その他事業   15,290   927   15,000   1,000 消去又は全社   △8,033   △4,891   △7,000   △4,200 合計   318,582   9,347   340,000   18,000 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高営業利益率及びROEを重要な経営指標として位置付けており、ROE8.0%以上を中長期的な目標としております。事業成長・資本効率向上に取り組み、2024年5月15日に発表しました第6次中期経営計画「 Change & Growth 2026 」最終年度となる2026年度においては経過目標として営業利益率5.3%、ROE6.5%の達成を目指します。 (4)経営環境 今後の見通しにつきましては、物価高、燃料費の高止まり、米国関税政策の影響などにより経済活動の不確実性がさらに高まり、国内景気回復への前向きな動きは鈍化し、先の見通せない状況が続くものと予想されます。 当社を取り巻く経営環境は、原油価格など高いコスト水準のなか、企業間物流の貨物輸送量の低迷による事業者間の過当競争は継続し、運賃への価格転嫁の遅れに繋がっております。また、慢性的なドライバー不足は、2024年問題を背景により一層深刻化しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 貨物自動車運送業界におきましては、引き続き物流の2024問題に伴う深刻な輸送力不足、国内のカーボンニュートラルの実現に向けた対応、継続的な物価・人件費等のコスト上昇など、対応すべき課題は多岐にわたり、依然として厳しい経営環境が続くものと予想されます。 こうしたなか当社グループは、持続可能な輸送サービスの提供に向けた「物流の効率化」「輸送力の確保」「賃金水準向上に向けた適正運賃の収受」に取り組むとともに、専用ブロックトレインやダブル連結トラックの活用、環境に配慮した車両や設備の導入を進め、第6次中期経営計画のもと運送事業はもとより各事業基盤の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク1,588字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)  営業上競合し収益に影響を及ぼす可能性の高いものについて 当社グループが主として営む貨物自動車運送業界は、規制緩和により事業者数は増加し、激しい過当競争に晒されております。特に当社グループが主力とする商業荷物の輸送につきましては、同業者も多く、景気動向にも左右され最も厳しい業界であります。このため、輸送品質のさらなる向上やお客様ニーズへの対応、生産性の向上や省力化への対応と内外に向けた設備投資が必要不可欠であると言えます。なお、労働力不足への対応として採用活動を有利にするための賃金改善や労働環境の改善への投資も必要なものであると認識しております。これらはコストの増加要因でもあり、業績に影響を及ぼすこととなります。 (2)  法的規制等について 当社グループは、主として貨物自動車運送事業法及び貨物利用運送事業法に基づき事業を営んでおり、法令遵守につきましては、最優先課題として全力で取り組んでおります。しかしながら、重大な車両事故等により一部業務に法的規制等が課される可能性があります。また、道路交通法等が改正され、輸送コスト高要因となることも予想されます。さらに、排気ガス規制等環境条例の強化による車両等の設備によりコスト負担となり、業績に影響を及ぼすこととなります。 (3)  重要な訴訟事件等の発生に係るものについて 当社グループが主として営む貨物自動車運送事業におきましては、重大な車両・荷物に係る事故が発生し訴訟事件となる可能性があります。その場合、損害賠償額によっては業績に影響を及ぼすこととなります。なお、2026年3月31日現在、業績に影響を及ぼす訴訟事件はありません。 (4)  金利の変動及び資金調達について 当社グループの2026年3月31日現在の有利子負債残高は1,113億33百万円となりますが、借換時の金融環境変化による影響を抑えつつ、低廉な調達コストを実現できるよう、固定金利借入れ割合、借入期間等の諸条件を借入先候補と交渉し、比較の上決定しております。今後、金利の情勢により業績に影響を及ぼすこととなります。 (5)  情報及びデータの管理について 当社グループは、貨物自動車運送事業等の事業を営むことにより、お客様の荷物等に係る多種多様な情報を扱っております。万一、情報機器の故障、情報の漏洩等が発生した場合、会社の信用問題となり、損害賠償等により業績に影響を及ぼすこととなります。 (6)  燃料費の変動について 当社グループは、主として貨物自動車運送事業を営んでおります。原油価格の変動により、業績に影響を及ぼすこととなります。 (7)  労働力不足について 当社グループは、主として貨物自動車運送事業を営んでおります。将来にわたる労働力(ドライバー)不足は、業績に影響を及ぼすこととなります。 (8)  新たな感染症の発生について 当社グループは、主として貨物自動車運送事業を営んでおります。新たな感染症が発生した場合、お客様と従業員の安全と健康を確保するため、感染防止を徹底した営業活動を行います。感染症が長期化・拡大した場合、経済活動の停滞や営業活動の制限に伴う売上高の減少など、業績に影響を及ぼすことになります。 (9)  半導体不足について 当社グループは、主として貨物自動車運送事業を営んでおります。半導体不足による車両の生産遅れは、業績に影響を及ぼすこととなります。
経営成績の分析 (MD&A)9,575字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの継続及び雇用環境の改善を背景に個人消費に持ち直しの動きがみられ、設備投資もデジタル化・省力化投資を中心に底堅く推移するなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、エネルギー・原材料価格の高止まりや円安に伴う輸入物価の上昇が実質購買力を下押しし、金利動向の変化も相まって、先行きは不透明な状況が続いております。 貨物自動車運送業界におきましては、消費関連貨物は底堅く推移したものの、建設関連及び生産関連貨物は伸び悩み、輸送需要全体としては力強さを欠く状況となりました。さらに、人手不足の深刻化、燃料費の高止まり、物流効率化への対応要請の高まりなどにより、事業環境は厳しさを増しております。 このような状況のもと、当社グループにおきましては、新規顧客の開拓及び既存顧客における取引シェア拡大を営業戦略の柱とし、取扱物量の確保と拡大に注力いたしました。特に当社が強みとする重厚長大貨物分野においては、これまで培ったノウハウと実績を基に積極的に獲得を進めるとともに、輸送コストの動向を踏まえた段階的な運賃改定を実施しました。また、集配貨物の少ないエリアでの協業推進や物流業界が直面する様々な課題の解決に向けて発足した企業横断型中継輸送(baton)の実証実験への参画など、同業他社や異業種との取り組みも進めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,185億82百万円(前期比5.3%増)、営業利益は93億47百万円(前期比26.9%増)、経常利益は114億75百万円(前期比15.7%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は136億96百万円(前期比56.6%増)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概要は、次のとおりであります。 [運送事業] 運送事業におきましては、同業他社の新規参入が限定的である重厚長大貨物の取込みを強化するとともに、電子電機部品や機械部品といった高付加価値貨物のシェア拡大にも注力してまいりました。また、収益性改善に向けた低単価、長期未改定顧客との運賃交渉や高単価荷主のシェア拡大を進めてまいりました。拠店戦略としては、2026年1月に諏訪支店、名古屋流通センターを開設し、自社集配サービスの強化を図るとともに、協業企業との共同配送により不採算エリアの生産性の向上に努めてまいりました。また、同業者とのトレーラー・トラクター方式による中継輸送を開始し、輸送力不足の解消、長距離ドライバーの労働環境の改善、さらには輸送の効率化を図ってまいりました。 以上の結果、売上高は2,445億73百万円(前期比4.3%増)、営業利益は64億70百万円(前期比31.3%増)となりました。 [貸切事業] 貸切事業におきましては、専用ブロックトレインやダブル連結トラックをはじめとする環境負荷低減に貢献するリソースを最大限に活用した営業活動を進めるとともに、需要の拡大やスポット案件の確実な獲得に向けパートナー企業の拡充に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は278億7百万円(前期比5.9%増)、営業利益は25億80百万円(前期比16.8%増)となりました。 [流通加工事業] 流通加工事業におきましては、拡充している当社新設倉庫を活用した複合一貫輸送サービスの提供を中心に新規顧客の取込み、既存顧客の拡張を図り売上拡大に努めてまいりました。また人件費・建築費等のコスト上昇に適応した単価改定に取り組み、利益確保に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は237億円(前期比6.0%増)、営業利益は38億21百万円(前期比16.0%増)となりました。 [国際事業] 国際事業におきましては、クロスボーダートラック輸送におけるマレーシアでの南北営業拠点の新設や、タイでの営業体制強化といった施策が着実に進捗し、取扱案件数が伸長いたしました。また、フォワーディング・通関業務において、アパレル関連商材を中心とした輸入需要を確実に取り込んだことに加え、輸出案件の新規獲得に向けた営業活動に注力した結果、コンテナ輸送量及び通関件数が増加しました。さらに下期からは、フォワーディングを主力とする企業の買収により、新たな顧客基盤の獲得と当社既存サービスとの連携効果が寄与し、売上高は順調に拡大いたしました。 以上の結果、売上高は152億44百万円(前期比28.5%増)、営業利益4億39百万円(前期比55.4%増)となりました。 [その他事業] その他事業におきましては、売上高構成比が高い物品販売事業が振るわず減益となりました。 以上の結果、売上高は72億56百万円(前期比3.1%減)、営業利益は9億27百万円(前期比24.3%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ7億64百万円増加し303億91百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 主に税金等調整前当期純利益205億60百万円、減価償却費215億52百万円を計上した一方で、投資有価証券売却益125億32百万円の計上に伴う調整や法人税等の支払額65億46百万円などにより276億19百万円の資金収入(前年同期は244億54百万円の資金収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 主に投資有価証券の売却による収入181億72百万円を計上した一方で、有形固定資産の取得による支出202億8百万円、子会社株式の取得による支出26億66百万円を計上したことなどにより77億32百万円の資金支出(前年同期は291億9百万円の資金支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 主に自己株式の取得による支出170億23百万円、配当金の支払額27億96百万円などにより193億24百万円の資金支出(前年同期は51億81百万円の資金収入)となりました。 ③輸送及び収入の状況 当連結会計年度における収入実績等をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (ⅰ) 運送事業、貸切事業 貨物運送事業、貸切事業、港湾運送事業及びその他付帯事業に関する実績 (イ) 輸送実績 車両所有状況   最大積載屯数(屯)   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 台数(台)   延最大積載屯数(屯)   台数(台)   延最大積載屯数(屯) 大型車       6  ~12.5   4,240   51,231   4,238   51,700 (トラクター)       637   -   720   - (トレーラー)   12.3 ~24   995   13,813   1,088   14,983 中型車       3  ~4.25   3,977   12,591   4,047   12,737 小型車       0.35 ~2   7,128   13,369   7,203   13,522 合計   -   16,977   91,005   17,296   92,944 車両稼働状況   稼働日数   252   日       251日 延実在車両数   6,139   千台       6,281千台 延実働車両数   4,243   千台       4,327千台 車両稼働率   69.1   %       68.9% 輸送屯数   12,181   千屯       12,544千屯 総走行距離   472,046   千キロ       470,898千キロ (ロ) 営業収入の地域別状況 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 北海道・東北地区   28,008百万円   29,533百万円   105.4 関東地区   105,161百万円   111,906百万円   106.4 中部地区   50,028百万円   52,181百万円   104.3 近畿地区   81,355百万円   83,654百万円   102.8 中国・四国地区   65,502百万円   66,809百万円   102.0 九州地区   24,848百万円   25,197百万円   101.4 合計   354,903百万円   369,282百万円   104.1 (注) 金額は、発送運賃収入及びその他の付帯収入であり、状況を正確に表すため、地域間の内部売上高を含めて記載しております。 (ハ) 従業員1人当たりの月額営業収入 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 1か月平均営業収入   29,575百万円   30,773百万円   104.1 平均在籍従業員数   20,732人   21,069人   101.6 1人当たりの月額営業収入   1,426千円   1,461千円   102.5 (ニ) 燃料の購入量及び使用量 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 期首在庫量 (kℓ)   購入量 (kℓ)   使用量 (kℓ)   期末在庫量 (kℓ)   期首在庫量 (kℓ)   購入量 (kℓ)   使用量 (kℓ)   期末在庫量 (kℓ) 軽油   2,220   120,070   119,905   2,386   2,386   119,959   120,130   2,214 (ホ) 燃料価格の推移 区分   2024年9月   2025年3月   2025年9月   2026年3月 軽油   127.8円   132.1円   130.4円   125.5円 (注) 市場価格は、経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部石油流通課発行の大口需要者向け軽油ローリー渡価格に基づく1ℓ当たりの半期ごとの平均値であります。 (ヘ) 一般貨物自動車運送事業運賃 a 特別積合せ貨物運送 現行の運賃は、2023年12月15日付国土交通大臣に届出した運賃に基づき収受しております。 この基準運賃表の一部を示せば次のとおりであります。 区分   10Kgまで   20Kgまで   30Kgまで   100Kgまで   200Kgまで   500Kgまで   1,000Kgまで 50Kmまで   2,130円   2,340円   2,580円   3,880円   5,800円   12,230円   23,320円 100Kmまで   2,180円   2,380円   2,610円   4,030円   6,230円   13,370円   25,720円 200Kmまで   2,200円   2,550円   2,740円   4,660円   7,390円   16,430円   32,370円 500Kmまで   2,290円   2,740円   3,000円   6,250円   10,390円   24,780円   49,720円 b 特別積合せ貨物運送以外 現行の運賃は、2021年3月11日付各運輸支局に届出した車扱距離制運賃に基づき収受しております。 この基準運賃表の一部(中国運輸支局届出分)を示せば次のとおりであります。 区分   小型車 (2トン車クラス)   中型車 (4トン車クラス)   大型車 (10トン車クラス)   トレーラー (20トン車クラス) 10Kmまで   13,000円   15,060円   19,220円   23,980円 20Kmまで   14,580円   16,920円   21,730円   27,260円 100Kmまで   27,200円   31,740円   41,830円   53,420円 200Kmまで   42,950円   50,020円   66,180円   85,030円 (ト) 営業収入実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 貨物運送事業   233,472百万円   243,432百万円   104.3 貸切事業   26,249百万円   27,807百万円   105.9 港湾運送事業   105百万円   122百万円   116.8 その他付帯事業   960百万円   1,018百万円   106.0 合計   260,787百万円   272,381百万円   104.4 (ⅱ) 流通加工事業 倉庫業及び流通加工業に関する実績 (イ) 施設の状況 区分   前連結会計年度末   (2025年3月31日)   当連結会計年度末   (2026年3月31日) 流通加工事業場   面積   1,003,200㎡   1,061,782㎡ 事業所数   122か所   126か所 (ロ) 営業収入実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 流通加工業   22,359百万円   23,700百万円   106.0 (ⅲ) 国際事業 国際利用運送業及び通関業に関する実績 (イ) 施設の状況 区分   前連結会計年度末   (2025年3月31日)   当連結会計年度末   (2026年3月31日) 保税蔵置場   面積   5,547㎡   5,547㎡ 設置数   5か所   5か所 通関業   許可取得状況   15か所   15か所 (ロ) 営業収入実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 国際運送業   2,883百万円   3,469百万円   120.3 国際利用運送業   5,290百万円   7,815百万円   147.7 通関業   3,233百万円   3,420百万円   105.8 国際事業収入その他   454百万円   538百万円   118.5 合計   11,861百万円   15,244百万円   128.5 (ⅳ) その他事業 不動産等の賃貸業、ボウリング事業及びその他の事業に関する実績 (イ) 施設の貸付及びボウリングの状況 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 不動産等賃貸業 建物   面積   1,078,856㎡   1,071,082㎡ 土地   面積   1,426,909㎡   1,425,476㎡ 機器   台数   1,357台   1,301台 ボウリング事業 ゲーム   回数   226千回   216千回 入場者   人数   70千人   68千人 (ロ) 営業収入実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 不動産等賃貸業   6,672百万円   6,685百万円   100.2 物品販売事業   3,523百万円   3,144百万円   89.2 コンビニエンスストア事業   1,652百万円   1,703百万円   103.1 損害保険代理業   436百万円   415百万円   95.2 ボウリング事業   129百万円   134百万円   103.8 労働者派遣業(委託業務)   601百万円   735百万円   122.2 その他事業   2,372百万円   2,471百万円   104.2 合計   15,388百万円   15,290百万円   99.4 (注) 上記金額は、状況を正確に表わすため、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (ⅰ) 財政状態の分析 流動資産は、受取手形及び売掛金が27億8百万円増加したことなどにより45億11百万円増加いたしました。固定資産は、有形固定資産が30億95百万円減少したことや投資その他の資産が81億76百万円減少したことにより78億65百万円減少いたしました。以上の結果、総資産は前連結会計年度末に比べ33億54百万円減少し4,973億20百万円となりました。 流動負債は、短期借入金が90億円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が281億1百万円減少したことなどにより134億64百万円減少いたしました。固定負債は、退職給付に係る負債が73億27百万円減少した一方で、長期借入金が202億77百万円増加したことなどにより127億40百万円増加いたしました。以上の結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ7億23百万円減少し2,121億78百万円となりました。 株主資本は、主に親会社株主に帰属する当期純利益を136億96百万円計上した一方で、剰余金の配当及び自己株式の取得198億19百万円の実施などにより、61億2百万円減少いたしました。その他の包括利益累計額は、主にその他有価証券評価差額金が20億22百万円減少した一方で、退職給付に係る調整累計額が51億37百万円増加したことなどにより、32億67百万円増加いたしました。以上の結果、純資産は前連結会計年度末に比べて26億30百万円減少し2,851億42百万円となりました。 (ⅱ) 経営成績の分析 (売上高) 運送事業におきましては、重厚長大貨物分野を中心とした貨物輸送量の増加と継続した単価改定によりネットワーク事業が堅調に推移し増収となりました。貸切事業におきましては、新規顧客開拓と運送事業のリソースを活用した営業強化による取扱件数の増加により増収となりました。流通加工事業におきましては、新規顧客の獲得、既存顧客の取引拡大、稼働面積の拡大に加え、適正料金収受により増収となりました。国際事業におきましては、海外での運送取扱件数の増加や2026年3月期第3四半期連結会計期間からの新規連結効果により増収となりました。その他事業におきましては、売上高構成比の高い商品販売事業が振るわず減収となりました。 以上の結果、売上高は3,185億82百万円となり前連結会計年度に比べ160億87百万円(5.3%)の増加となりました。 (営業利益) 運送事業におきましては、輸送力確保に向けた人件費、外注費の増加に加え、車両更新台数の増加に伴う減価償却の増加はありましたが、貨物輸送量増加に伴う輸送効率の改善と単価改定による収益性の改善により増益となりました。貸切事業、流通加工事業、国際事業におきましては、従業員給料の増加や委託単価の上昇などによるコスト増はありましたが、取扱件数の増加と適正料金の収受により増益となりました。 以上の結果、営業利益は93億47百万円となり前連結会計年度に比べ19億83百万円(26.9%)の増加となりました。 (営業外損益及び経常利益) 営業外収益は、受取配当金及び為替差益の計上などにより34億96百万円となりました。営業外費用は、支払利息の計上などにより13億68百万円となりました。 以上の結果、経常利益は114億75百万円となり前連結会計年度に比べ15億57百万円(15.7%)の増加となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は投資有価証券売却益の計上などにより126億57百万円となりました。特別損失は減損損失の計上などにより35億71百万円となりました。 また、法人税等67億94百万円、非支配株主に帰属する当期純利益69百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は136億96百万円となり前連結会計年度に比べ49億48百万円(56.6%)の増加となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 安定的な営業キャッシュ・フローの確保、有利子負債対自己資本比率を意識した資金調達及び保有資産の有効活用によるキャッシュインを原資とし、安定成長の下支えとなるインフラや収益性の高い事業への積極的な投資を行い、売上拡大、利益率の改善を図りつつROEの向上を目指しております。また、当社グループは、効率の良い資金運用を行うため、キャッシュ・マネジメント・システムを導入しております。各国内連結子会社の資金繰りの当社での一元管理と支払代行業務により余剰資金の圧縮に努めるとともに、グループ全体の必要資金の管理を徹底しております。 当社グループにおける運転資金需要は、事業活動に携わる者の人件費や傭車費等の外注費及び燃料費等が主なものとなっております。また、設備資金需要の主なものは、持続可能な安定輸送と物流の効率化を実現するためのトラックターミナル及び物流倉庫の最適な配置及び維持更新にかかわる建設費用や車両の更新費用等となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって用いた当社グループの重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1. 連結財務諸表等」の「連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たっては、会計上の見積りを行う必要があり、各引当金の計上、繰延税金資産の回収可能性の判断等については、過去の実績や他の合理的と考えられる方法により見積りを行っております。但し、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる可能性があります。

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開示資料

出典

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