概要
広島県福山市に本社を置く大手陸運・物流企業。中国地方を地盤に企業間(B2B)物流に特化し、一般トラック運送・倉庫・港湾運送・国際物流を展開する。2026年3月期の連結売上高は3186億円、営業利益93億円。従業員数2万2501人。宅配便事業は行わず、重厚長大貨物や流通加工に強みを持つ。東京証券取引所プライム市場上場。
四つの事業セグメントで構成される収益構造
福山通運の事業は四つのセグメントに分かれる。運送事業及び貸切事業は売上高の約77%を占める中核であり、貨物自動車運送・貨物運送取扱・港湾運送を全国の子会社22社と連携して提供する。貸切事業は特定顧客向けの専用車両運送で、2024年度に新たな収益の柱として位置づけられた。流通加工事業(ロジスティクス事業)は倉庫業と流通加工業で、検品・仕分・ラベル貼付などの付加価値サービスを一貫提供する。国際事業はアジアを中心に国際運送・利用運送・通関業を展開し、2026年3月期は売上高152億円と前期比28.5%増と成長した。その他事業には不動産賃貸、コンビニエンスストア、ボウリング、警備、労働者派遣など多角事業が含まれるが、売上高の約2%にすぎない。
中国地方発祥から全国ネットワークへ拡大
1948年に福山貨物運送として創業し、広島県福山市を拠点に中国地方で路線網を築いた。1960年代に大阪-東京間の特別積合せ事業を開始し、本格的な全国展開に乗り出す。1970年代以降、北海道・東北・関東・甲信越・九州などの各地域と連絡運輸業務を提携し、地域子会社を設立・傘下化することで全国をカバーする体制を整えた。1994年には全国輸送網の確立を宣言。現在、連結子会社42社、非連結子会社2社、関連会社4社で構成され、国内全域に拠点を持つ。地域密着型の子会社ネットワークが強みであり、各社が地元の荷主との関係を生かして集配・輸送を担う。
B2B特化で差別化、2024年問題への対応を加速
福山通運は一般消費者向けの宅配便事業を行わず、企業間物流(B2B)に特化している。特に重厚長大貨物(鉄鋼・機械・建設資材など)の輸送に強みを持ち、同業他社の新規参入が限られる分野でシェアを拡大している。2024年問題(ドライバー時間外労働規制強化)への対応として、同業他社との協業や中継輸送、ダブル連結トラックの導入、貨物鉄道「福山レールエクスプレス号」の運行など効率化を推進。2026年3月期の営業利益は93億円と前期比26.9%増加したが、依然として低水準であり、運賃適正化や積載効率改善などの課題に取り組んでいる。第6次中期経営計画では2026年度に営業利益率5.3%、ROE6.5%を目標とする。
業界の中での役割は総合物流キャリア(国内輸送・国際物流・倉庫・流通加工)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01運送事業及び貸切事業主力
全国に輸送ネットワークを形成し、貨物自動車運送・貨物運送取扱・港湾運送を展開。仕向地別・積載効率に応じた多様な車両で多業種の荷主にサービス提供。
- 貨物運送サービス
- トラックによる一般貨物輸送。全国の子会社と連携し、路線便・幹線輸送を提供。
- 貸切運送サービス
- 特定顧客向けに専用車両を仕立てる運送。運送事業と一体で展開。
- 港湾運送サービス
- 子会社が一般港湾運送・港湾荷役を営む。
02流通加工事業(ロジスティクス事業)準主力
倉庫業と流通加工業を展開。保管・荷役・加工・配送を一貫して提供。
- 倉庫業
- 物品の保管・管理サービス。
- 流通加工業
- 検品・仕分・ラベル貼付などの付加価値加工。
03国際事業副次
海外子会社を通じ国際運送・国際利用運送・通関業を提供。アジアを中心にグローバル物流を展開。
- 国際運送業
- マレーシア等の海外子会社が国際貨物輸送を担う。
- 国際利用運送業
- 当社及び子会社が複合一貫輸送(海上・航空)を提供。
- 通関業
- 輸出入貨物の通関手続き代行。
04その他事業その他
不動産賃貸、物品販売、コンビニエンスストア、損害保険代理、ボウリング、旅行、警備、労働者派遣、電気設備工事等の多角事業。
- 不動産の賃貸業
- 自社保有不動産の賃貸。
- 物品販売事業
- グループ会社による各種物品販売。
- コンビニエンスストア事業
- 子会社によるコンビニ運営。
- 損害保険代理業
- 損害保険の代理店業務。
- ボウリング事業
- 当社直営のボウリング場運営。
- 旅行業
- 子会社による旅行業。
- 警備業
- 子会社による警備サービス。
- 労働者派遣業
- 子会社による人材派遣。
- 電気設備工事業
- 子会社による電気工事。
製品と技術
路線便・貸切・港湾を束ねる貨物運送サービス
運送事業の中核は、一般トラックによる路線便(定期便)と貸切便(専用車両)である。路線便は全国の子会社と連携した幹線輸送で、仕向地別・積載効率に応じて大型車・中型車・小型車を組み合わせる。貸切便は特定顧客の需要に応じて専用車両を仕立てるサービスで、2024年度から貸切事業部を新設し収益の柱として強化中。港湾運送は子会社の高知福山通運が一般港湾運送・港湾荷役を営む。さらに、同業他社との共同輸送や中継輸送、2024年問題に対応したドライバー負担軽減策も展開。保有車両は大型車4,238台、トレーラー1,088台(2026年3月末)など全国で約6,000台の車両を運用する。
日本初導入のダブル連結トラックと鉄道コンテナ輸送
2017年10月、福山通運は日本初となる全長25mのダブル連結トラックを愛知県北名古屋市~静岡県裾野市間で運行開始した。通常のトラックより積載量が約1.5倍大きく、1台のドライバーで大量輸送が可能。2025年時点で49路線に拡大し、幹線輸送の効率化とCO2削減に貢献している。また鉄道コンテナ輸送では、2013年3月から「福山レールエクスプレス号」(東京~大阪間)を運行開始。現在は4路線を保有し、長距離大量輸送を鉄道にシフトすることでドライバー不足対策と環境負荷低減を両立させている。これらの大型輸送手段は、福山通運の主力顧客である重厚長大貨物・生産財の安定輸送に不可欠である。
アジアを中心に拡大する国際物流サービス
国際事業は、国際運送・国際利用運送(フォワーディング)・通関業の三本柱で構成される。海外子会社としては、マレーシアにFUKUYAMA TRANSPORTING (MALAYSIA) SDN.BHD.、タイにFUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND) CO.,LTD.、カンボジアにFUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS (CAMBODIA) INC.、インドネシアにPT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAを設置。クロスボーダートラック輸送や海上・航空複合一貫輸送を提供する。2023年にはGRAND EMPORIUM LOGISTICS(タイ)を子会社化し、2025年にはRENOWN TRANSPORTを買収するなど、買収による規模拡大も積極的。2026年3月期の国際事業売上高は152億円、営業利益4.4億円と前期比55%増加した。通関業務では2022年にAEO認定を取得し、手続き迅速化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
陸運業のなかでの位置
地域密着型物流、大手には及ばず
福山通運は、広島県福山市に本拠を置く中堅の陸運業者で、地域密着型の事業展開を行っている。同業他社には東武鉄道や東急などの大手私鉄グループが含まれ、それらと比較すると事業規模やエリアで劣る。SBSホールディングスも物流事業を展開するが、福山通運は特に中国地方を中心としたネットワークに強みを持つ。直近期の売上高は3,025億円(2025/3期)で、営業利益率2.45%と低水準であり、収益性向上が課題。同業の大手は鉄道や不動産等多角化しているが、福山通運は物流に特化。業界内では中位のポジション。
強み
- 中国地方を中心に配送網を構築し、地元企業との関係が強固。
- 売上高が2024/3期の2,876億円から2026/3期3,186億円へ増加傾向。
- 広島・岡山などでブランド認知度が高く、地元需要を取り込む。
- 営業利益率が2.45%と低いが、2026/3期には2.92%へ改善見込み。
課題
- 営業利益率が2%台と低く、大手と比べ競争力に劣る。
- 東武鉄道や東急などの大手は多角化で安定収益、価格競争で不利。
- 地元経済の変動に業績が左右されやすく、分散化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
物流・運輸の時価総額近傍。太字が福山通運
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9044NANKAI | 3,362億円 | 13.6倍 |
| 2 | 9303住友倉庫 | 3,233億円 | 18.3倍 |
| 3 | 9302三井倉庫ホールディングス | 2,582億円 | 22.3倍 |
| 4 | 9003相鉄ホールディングス | 2,545億円 | 10.0倍 |
| 5 | 9110NSユナイテッド海運 | 2,510億円 | 10.2倍 |
| 6 | 9075福山通運 | 2,504億円 | 16.9倍 |
| 7 | 9031西日本鉄道 | 2,482億円 | 7.4倍 |
| 8 | 1333Umios | 1,976億円 | 8.9倍 |
| 9 | 2384SBSホールディングス | 1,954億円 | 9.8倍 |
| 10 | 9119飯野海運 | 1,886億円 | 11.9倍 |
| 11 | 5975東プレ | 1,845億円 | 9.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。
会社の歴史
沿革 91件
1948年創業、貸切便から定期便へ
1948年9月、福山貨物運送株式会社として設立され、区域(貸切便)事業を開始した。1950年4月には笠岡市~大阪市間の特別積合せ(定期便)事業を開始し、同年8月に商号を福山通運株式会社に改称。創業から間もなく、定期路線網の構築に乗り出した。1960年3月には大阪市~東京都間の特別積合せ事業を開始し、本格的な長距離輸送に進出。同年8月には近鉄グループホールディングス(当時)と資本提携し、経営基盤を強化した。1970年4月にはボウリング事業を開始するなど、運送以外の多角化も早い段階から進めた。
1970年上場、全国の地域子会社と連携体制を構築
1970年11月、株式を東京・大阪両証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に上場。1972年8月には東京・大阪両市場第一部に指定された。上場前後の1970年代から1980年代にかけて、各地の運送会社と連絡運輸業務を提携する戦略を推進。1973年の東北福山通運を皮切りに、山陰・高知・信州・北海道・関東・山梨など次々と提携先を拡大し、1986年には九州福山通運、1987年には近畿福山通運を設立。これにより、自社直営に頼らず地域有力会社とのネットワークで全国カバーを実現した。1984年には全店オンラインシステムを完成させ、情報基盤を整備した。
国際化とM&Aで事業領域を拡大した1990年代
1990年代は国際事業への本格参入と、M&Aによる事業多角化が進んだ。1986年に国際航空貨物取扱を開始し、1991年に第二種利用運送事業(航空)、1995年に通関業務を開始。1997年には国際貨物の一貫輸送体制を確立した。1999年にはDHLジャパンと国際小口貨物で業務提携し、IATA代理店資格を取得。国内では1995年に福山エクスプレスを設立し、2000年にはロジスティードとの包括提携やジェイロジスティクスの設立など、グループ再編と新会社設立が相次いだ。また2000年10月には本社整備工場でISO14001認証を取得し、環境マネジメントにも取り組み始めた。
2000年代の完全子会社化と新事業創出
2000年代に入ると、それまで提携関係にあった地域子会社を完全子会社化する動きが加速。2004年1月には株式交換により北海道福山通運、関東福山通運、近畿福山通運を完全子会社化。同年以降、北関東・北東北・南東北など新たな子会社も設立した。2009年には王子運送(現・東京福山通運)を子会社化し、関東エリアの強化を図った。新事業では2002年にコンビニエンスストア事業を開始、2004年には人材派遣のグリーンスタッフサービス、車両整備のグリーンオートサービスを設立。海外では2005年に上海に現地法人を設立(後に清算)するなど、国際展開も模索した。
鉄道・大型トラック・貨客混載で効率化を推進した2010年代
2013年3月、セイノーホールディングスと業務提携し、東京~大阪間で専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」の運行を開始。以後、路線を拡大し2025年現在4路線を運行する。2017年10月には日本初となる全長25mダブル連結トラックを愛知~静岡間で運行開始し、2025年時点で49路線に拡大。2014年には日本郵便と東京23区の個人宛荷物配送で業務委託契約を結び、ラストワンマイルにも間接的に関与。2021年には名阪特急「アーバンライナー」や夜行高速バス「フォレスト号」を利用した貨客混載事業を開始し、異業種との連携による新たな輸送モデルを模索した。
2020年代のM&A加速とプライム市場移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。同年5月にはAEO(認定通関業者)の認定を取得した。M&Aでは2023年に協永電機、2025年8月にRENOWN TRANSPORTを子会社化するなど、国際事業と電気設備工事業の強化を進めた。2022年10月には北関東福山通運を吸収合併し、組織のスリム化も図った。2024年度を初年度とする第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」を策定し、貸切事業の独立、倉庫設備への投資、ASEANでの営業強化を掲げる。2026年3月期の営業利益は93億円と前期比26.9%増加したが、依然として低収益体質からの脱却が課題である。
年表91件を開く
1940年代
- 1948年9月創業福山貨物運送株式会社を設立、区域(貸切便)事業を開始
1950年代
- 1950年4月笠岡市~大阪市間の特別積合せ(定期便)事業を開始
- 1950年8月福山通運株式会社に商号を改称
1960年代
- 1960年3月大阪市~東京都間の特別積合せ事業を開始
- 1960年8月※1近鉄グループホールディングス株式会社と資本提携
1970年代
- 1970年4月ボウリング事業を開始
- 1970年11月上場株式を東京・大阪両証券取引所市場第二部及び広島証券取引所へ上場
- 1972年3月フレートライナーの利用による北海道向け輸送を開始
- 1972年8月東京・大阪両証券取引所市場第一部へ指定
- 1973年10月東北福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
- 1976年3月※1山陰福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
- 1978年8月※1高知福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
- 1979年7月※1信州福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
1980年代
- 1980年9月※1北海道福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
- 1982年8月※1関東福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携(現:連結子会社)
- 1984年7月全店のオンラインシステムを完成
- 1985年2月※1山梨福山通運株式会社と連絡運輸業務を提携
- 1985年4月四国福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
- 1985年9月VAN(輸送管理相互オンラインシステム)事業を開始
- 1986年4月国際航空貨物の取扱業務を開始
- 1986年6月※1九州福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
- 1987年8月※1近畿福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
- 1988年11月創業新潟福山通運株式会社を設立
- 1989年4月国内航空貨物の代理店業を開始
1990年代
- 1991年10月第二種利用運送事業(航空)を開始
- 1994年11月全国輸送網の確立
- 1995年5月※1福山エクスプレス株式会社を設立(現:連結子会社)
- 1995年6月通関業務を開始
- 1996年11月M&A信州福山通運株式会社と山梨福山通運株式会社が合併し、商号を甲信福山通運株式会社と改称
- 1997年8月国際貨物の一貫輸送体制の確立
- 1999年2月ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社と国際小口貨物取扱い分野で業務提携
- 1999年4月IATA(国際航空運送協会)代理店資格を取得
- 1999年11月南九州福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
- 1999年11月※1ロジスティード株式会社との包括的業務提携
2000年代
- 2000年9月ジェイロジスティクス株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2000年10月本社整備工場で環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得
- 2000年12月創業ロジスティード株式会社と共同出資により、エフアンドエイチエアエクスプレス株式会社を設立(2023年10月に東京福山通運㈱と合併し、連結範囲から除外)
- 2001年5月※1ログウィンエアーアンドオーシャンと国際貨物分野で業務提携
- 2002年1月九州南部地区の事業場を南九州福山通運株式会社に営業移管
- 2002年1月M&A甲信福山通運株式会社と新潟福山通運株式会社が合併し、商号を甲信越福山通運株式会社と改称(現:連結子会社)
- 2002年4月四国地区、山陰地区の事業場を四国福山通運株式会社及び山陰福山通運株式会社へそれぞれ営業移管
- 2002年7月コンビニエンスストア事業を開始
- 2002年10月九州北部地区の事業場を九州福山通運株式会社に営業移管
- 2002年10月株式会社韓進と国際貨物分野で業務提携
- 2003年11月中連汽車貨運股份有限公司と輸入貨物分野で業務提携
- 2004年1月M&A※1株式交換により、北海道福山通運株式会社、関東福山通運株式会社及び近畿福山通運株式会社 を完全子会社化
- 2004年2月グリーンスタッフサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2004年9月創業北関東福山通運株式会社を設立
- 2004年9月グリーンオートサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2005年1月北東北福山通運株式会社及び南東北福山通運株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2005年10月創業福山通運包装整理(上海)有限公司を設立(2017年3月に清算結了し、連結の範囲から除外)
- 2006年10月大連京大国際貨運代理有限公司と輸出入貨物分野で業務提携
- 2008年2月中国誠通控股集団有限公司と包括的業務提携
- 2008年8月東京~北九州間で航空貨物輸送の取扱いを開始
- 2009年3月王子運送株式会社と包括的業務提携
- 2009年10月M&A王子運送株式会社(現:東京福山通運株式会社)及びその子会社6社(現:1社)を子会社化(現:連結子会社)
2010年代
- 2010年10月M&A埼玉福山通運株式会社及び大蔵運輸産業株式会社を子会社化
- 2011年3月福山エコオートサービス株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2011年7月東京~福岡間で航空貨物輸送の取扱いを開始
- 2011年9月三統株式会社と包括的業務提携
- 2012年1月M&A三統株式会社(現:福山通運グローバル株式会社)及びその子会社3社を子会社化(現:連結子会社)
- 2012年1月M&A福山運送株式会社を子会社化(現:連結子会社)
- 2012年7月M&A絹川屋運送株式会社を子会社化(現:連結子会社)
- 2012年11月運行管理部及び東京支店で道路交通安全マネジメントシステム「ISO39001」の認証を取得
- 2013年3月セイノーホールディングス株式会社と業務提携
- 2013年3月※2東京~大阪間で専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」の運行開始(現在4路線)
- 2013年8月東京支店の再開発着工
- 2013年10月M&A共栄電工株式会社を子会社化(現:連結子会社)
- 2014年1月M&A北関東福山通運株式会社と埼玉福山通運株式会社が合併し、商号を北関東福山通運株式会社と改称
- 2014年10月FUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS(CAMBODIA)INC.を設立(現:連結子会社)
- 2014年10月日本郵便株式会社と東京23区個人様宛荷物配送について業務委託
- 2015年2月福山スペースチャーター株式会社を設立(現:連結子会社)
- 2016年5月M&AE.H.UTARA HOLDINGS SDN.BHD.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.)及びその子会社2社、E.H.Utara(Thailand)Co.,Ltd.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND)CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社)
- 2016年6月M&A福通パーセルサービス株式会社と大倉運輸産業株式会社が合併し、商号を福山パーセルサービス株式会社と改称(現:連結子会社)
- 2017年1月東京支店新社屋での業務開始
- 2017年10月※3日本初となる全長25mダブル連結トラックを愛知県北名古屋市~静岡県裾野市間で運行開始(提出日現在49路線)
- 2018年2月M&A山木運輸株式会社を子会社化(現:非連結子会社)
- 2018年7月M&A株式会社キタザワ及びその子会社株式会社キタザワ引越センターを子会社化
- 2018年10月M&A株式会社キタザワと株式会社キタザワ引越センターが合併し、商号を株式会社キタザワ引越センターと改称(現:連結子会社)
- 2018年12月PT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAを設立(現:連結子会社)
- 2019年9月福山フレッシュコンベア株式会社を設立(現:連結子会社)
2020年代
- 2021年1月乾汽船株式会社と物流事業における業務提携
- 2021年7月名阪特急「アーバンライナー」を利用した貨客混載事業による大阪市内~名古屋市内間の当日配送サービスの開始
- 2021年12月夜行高速バス「フォレスト号」を利用した貨客混載事業による大阪~仙台間の運行開始
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年5月AEO制度(Authorized Economic Operator)における認定通関業者の認定を取得
- 2022年10月M&A連結子会社である北関東福山通運株式会社を吸収合併
- 2023年3月M&A協永電機株式会社を子会社化(現:連結子会社)
- 2023年6月M&AGRAND EMPORIUM LOGISTICS CO.,LTD.(現:FUKUYAMA GRAND LOGISTICS (THAILAND) CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社)
- 2023年11月浪速運送株式会社と幹線輸送の共同運行及び共同配送における業務提携
- 2025年8月M&ARENOWN TRANSPORT CO.,LTD.を子会社化(現:連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(2026年度計画)2027年3月期まで340,000百万円
- 営業利益(2026年度計画)2027年3月期まで18,000百万円
- 営業利益率(経過目標)2027年3月期まで5.3%
- ROE(経過目標)2027年3月期まで6.5%
- ROE(中長期目標)8.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
運送事業の収益力強化
運賃の適正化、顧客業種拡大や重厚長大荷物の取扱強化による輸送量増加、他社との共同輸送等の外部連携強化による輸送バランス改善、全荷物の同一品質輸送体制の確立、車両及び拠点の有効活用を推進する。
- 02
貸切事業の収益の柱化
2024年度に創設した貸切事業部を中心に、全国ネットワークやアセット、ノウハウを活用し、パートナー企業との連携を強化して事業成長を目指す。
- 03
流通加工・国際事業の拡大
流通加工事業は拠点・面積拡大とM&Aで成長。国際事業は営業体制を見直し、ASEAN地域での営業強化と人材確保・育成に取り組む。
- 04
DX推進とESG+ES経営
デジタル化による業務プロセス最適化、ビッグデータ・AI活用、DX人材育成、組織改革を推進。環境・社会・統治に従業員満足を加えた「ESG+ES」を基本方針として企業価値向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で22,501人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は517万円で、9期前と比べて+6.5%。平均年齢は45.9歳、平均勤続年数は15.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 20,014 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 19,970 | — |
| 2019年3月 | 485 | 44.3 | 15.7 | 20,419 | — |
| 2020年3月 | 506 | 44.4 | 15.7 | 21,121 | — |
| 2021年3月 | 498 | 44.3 | 15.2 | 21,826 | — |
| 2022年3月 | 500 | 44.4 | 15.2 | 21,907 | — |
| 2023年3月 | 504 | 44.7 | 15.3 | 21,743 | — |
| 2024年3月 | 501 | 45.0 | 15.4 | 22,022 | — |
| 2025年3月 | 511 | 45.3 | 15.3 | 22,469 | 33 |
| 2026年3月 | 517 | 45.9 | 15.6 | 22,501 | 41 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社42社(国内 33 / 海外 9、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。
- 国内北海道福山通運㈱札幌市東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内北東北福山通運㈱岩手県盛岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内南東北福山通運㈱仙台市若林区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内関東福山通運㈱東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内甲信越福山通運㈱長野県長野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内近畿福山通運㈱奈良県葛城市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内岡山福山通運㈱岡山県高梁市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内山陰福山通運㈱島根県松江市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内四国福山通運㈱愛媛県松山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内高知福山通運㈱高知県高知市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内九州福山通運㈱福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内南九州福山通運㈱鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社30社を開く
- 沖縄福山通運㈱沖縄県糸満市100%
- 東京福山通運㈱東京都江東区94%
- ㈱オー・エス・エス(注)3大阪府摂津市100%
- 福山エクスプレス㈱広島県福山市100%
- ジェイロジスティクス㈱千葉県市川市100%
- 絹川屋運送㈱東京都江東区100%
- 福山運送㈱東京都 世田谷区55%
- 福山パーセルサービス㈱大阪市福島区100%
- 福山ロジスティクス㈱広島県福山市100%
- 福山スペースチャーター㈱広島県福山市100%
- 福山フレッシュコンベア㈱(注)7広島県福山市50%
- グリーンスタッフサービス㈱東京都江東区100%
- 福山ツーリスト㈱広島県福山市100%
- 福山エコオートサービス㈱広島県福山市70%
- グリーンオートサービス㈱広島県福山市100%
- 福山通運グローバル㈱大阪市中央区100%
- フェイマスパシフィックシッピング㈱(注)4大阪市中央区83%
- 共栄電工㈱広島県福山市100%
- 協永電機㈱兵庫県加古川市100%
- ㈱キタザワ引越センター東京都江東区51%
- 福山通運環球物流(香港)有限公司(注)4中国・香港特別行政区100%
- 上海福山国際物流有限公司(注)4中国・上海市100%
- FUKUYAMA GLOBAL SOLUTIONS (CAMBODIA) INC. (注)4カンボジア・プノンペン市100%
- FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD. (注)7マレーシア・ケダ州49%
- FUKUYAMA FORWARDING SDN.BHD. (注)5、7マレーシア・ケダ州49%
- FUKUYAMA WAREHOUSE SDN.BHD.(注)5マレーシア・ケダ州70%
- FUKUYAMA TRANSPORTING(THAILAND)CO.,LTD.タイ・バンコク都91%
- FUKUYAMA GRAND LOGISTICS(THAILAND)CO.,LTD. (注)7タイ・サムット プラーカーン県48%
- PT.FUKUYAMA TRANSPORTING INDONESIAインドネシア・ジャカルタ市95%
- RENOWN TRANSPORT CO.,LTD.タイ・バンコク都60%
- 調達5,118万円印刷物運送等業務国税庁 · 2020-02-13
- 調達3,907万円航空機用部品保管等業務海上保安庁 · 2025-04-01
- 調達3,840万円虎ノ門アルセアタワー9階から11階への入居に伴う移転作業公正取引委員会 · 2025-10-21
- 調達3,042万円航空機用部品保管等業務海上保安庁 · 2022-02-15
- 調達2,941万円印刷物運送等業務国税庁 · 2026-02-18
- 調達2,905万円印刷物運送等業務国税庁 · 2025-02-19
- 調達2,890万円外務省オフィス改革に伴う引越業務外務省 · 2023-08-22
- 調達2,873万円印刷物運送等業務国税庁 · 2018-02-16
- 調達2,738万円印刷物運送等業務国税庁 · 2023-02-16
- 調達2,730万円印刷物運送等業務国税庁 · 2022-02-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,186億円、営業利益は93億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+25.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,346億円 | 3,186億円 |
| 営業利益 | 125億円 | 93億円 |
| 純利益 | 170億円 | 137億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は843億円、営業利益は55億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.6%、営業利益は+27.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 701 | — | — | 19 |
| 2024年1Q | 717 | 43 | 6.0 | 34 |
| 2024年2Q | 695 | 19 | 2.7 | 10 |
| 2024年3Q | 771 | 47 | 6.1 | 30 |
| 2024年4Q | 693 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 1,468 | 45 | 3.1 | 55 |
| 2025年4Q | 1,557 | 29 | 1.9 | 32 |
| 2026年2Q | 1,536 | 36 | 2.3 | 30 |
| 2026年4Q | 1,650 | 57 | 3.5 | 107 |
| 2027年1Q | 843 | 55 | 6.5 | 44 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,465億円から3,186億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 共栄電工株式会社を子会社化(現:連結子会社) | |||||
| 2013年3月 | 2,465 | — | 136 | — | 43 |
| 北関東福山通運株式会社と埼玉福山通運株式会社が合併し、商号を北関東福山通運株式会社と改称 | |||||
| 2014年3月 | 2,554 | — | 134 | — | 75 |
| 福山スペースチャーター株式会社を設立(現:連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 2,539 | — | 139 | — | 86 |
| E.H.UTARA HOLDINGS SDN.BHD.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.)及びその子会社2社、E.H.Utara(Thailand)Co.,Ltd.(現:FUKUYAMA TRANSPORTING (THAILAND)CO.,LTD.)を子会社化(現:連結子会社) | |||||
| 2016年3月 | 2,546 | — | 148 | — | 99 |
| 2017年3月 | 2,557 | — | 130 | — | 94 |
| 山木運輸株式会社を子会社化(現:非連結子会社) | |||||
| 2018年3月 | 2,678 | — | 161 | — | 107 |
| 福山フレッシュコンベア株式会社を設立(現:連結子会社) | |||||
| 2019年3月 | 2,857 | — | 216 | — | 150 |
| 2020年3月 | 2,930 | — | 218 | — | 129 |
| 2021年3月 | 2,855 | — | 225 | — | 153 |
| 連結子会社である北関東福山通運株式会社を吸収合併 | |||||
| 2022年3月 | 2,913 | — | 232 | — | 168 |
| 協永電機株式会社を子会社化(現:連結子会社) | |||||
| 2023年3月 | 2,934 | — | 230 | — | 208 |
| 2024年3月 | 2,876 | — | 130 | — | 78 |
| RENOWN TRANSPORT CO.,LTD.を子会社化(現:連結子会社) | |||||
| 2025年3月 | 3,025 | 74 | 99 | 2.4 | 87 |
| 2026年3月 | 3,186 | 93 | 115 | 2.9 | 137 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,186億円のうち、営業利益として残るのは93億円で2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は137億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金93.9%2,992億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.2%101億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%93億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが276億円、投資CFが−77億円で、差し引きのフリーCFは199億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は304億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 161 | 17 | −192 | 178 | 270 |
| 2014年3月 | 141 | −232 | 0 | −91 | 179 |
| 2015年3月 | 238 | −228 | 67 | 10 | 258 |
| 2016年3月 | 191 | −241 | 9 | −50 | 216 |
| 2017年3月 | 237 | −210 | −43 | 27 | 198 |
| 2018年3月 | 311 | −187 | −18 | 124 | 304 |
| 2019年3月 | 306 | −203 | −139 | 103 | 267 |
| 2020年3月 | 298 | −329 | 13 | −31 | 249 |
| 2021年3月 | 332 | −183 | −41 | 149 | 358 |
| 2022年3月 | 321 | −168 | −125 | 153 | 387 |
| 2023年3月 | 310 | −77 | −186 | 233 | 435 |
| 2024年3月 | 185 | −268 | −62 | −83 | 291 |
| 2025年3月 | 245 | −291 | 52 | −46 | 296 |
| 2026年3月 | 276 | −77 | −193 | 199 | 304 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,973億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,851億円で、自己資本比率は56.9%(業種中央値40.1%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,661 | 1,893 | 1,768 | 51.2 |
| 2014年3月 | 3,751 | 1,934 | 1,817 | 51.0 |
| 2015年3月 | 4,059 | 2,117 | 1,942 | 51.6 |
| 2016年3月 | 4,048 | 2,203 | 1,845 | 53.9 |
| 2017年3月 | 4,171 | 2,345 | 1,826 | 55.5 |
| 2018年3月 | 4,371 | 2,462 | 1,909 | 55.6 |
| 2019年3月 | 4,399 | 2,524 | 1,875 | 56.6 |
| 2020年3月 | 4,483 | 2,561 | 1,922 | 56.3 |
| 2021年3月 | 4,719 | 2,734 | 1,985 | 57.1 |
| 2022年3月 | 4,781 | 2,563 | 2,218 | 52.8 |
| 2023年3月 | 4,770 | 2,704 | 2,066 | 55.9 |
| 2024年3月 | 5,034 | 2,964 | 2,070 | 58.5 |
| 2025年3月 | 5,007 | 2,878 | 2,129 | 57.1 |
| 2026年3月 | 4,973 | 2,851 | 2,122 | 56.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
陸運業 56社との比較
同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で56社中10位あたり、逆に低いのは営業利益率で56社中49位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥6,230で、1年前と比べて+74.6%。過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.9倍 |
| PER (会社予想) | 13.0倍 |
| PBR | 0.77倍 |
| 配当利回り | 1.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は週足で上昇基調を継続。7月15日に5,970円まで急伸し、その後も高値圏で推移、直近8月7日は7.79%高の6,090円で年初来高値圏に到達した。25日線(5,912円)を上回り、75日線(5,909円)とほぼ同水準。52週高値7,100円に対して約14%の位置にあり、上値余地が注目される。出来高は8月7日に340,500株と急増し、買いの勢いが確認された。1年リターンは75.46%と大幅高で、中長期トレンドは強気。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは15.3倍と業界平均23.2倍を下回り割安感があるが、PBRは0.70倍と低く、配当利回り1.35%は業界平均2.12%を下回る。ROEは4.8%と低水準で収益性に課題。割安指標と低収益性が拮抗し、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.9倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 13.0倍 | — |
| PBR | 0.77倍 | 1.07倍 |
| ROE | 4.8% | 8.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、B2B物流特化による安定した需要と、地域密着型で堅実な経営、配当利回り1.35%の安定株主還元を評価する。一方、弱気派は、2026年3月期の営業利益が93億円と低水準で、成長性が限定的、PBR0.7倍と低いがROEも4.8%と低く、割安だが成長の触媒に欠けるとみる。
- 安定したB2B物流需要
企業向け物流に特化し、景気変動の影響を受けにくい
- 高い配当利回り
配当利回り1.35%と、運輸業平均を上回る株主還元
- 堅実な財務体質
PBR0.7倍と割安感があり、減損リスクが低い
- 運賃改定効果と荷動き回復による増収増益2026年3月期通期影響強
2026/3期営業利益93億円、前年比+25%増益
- 燃料費下落によるコスト改善継続影響中
燃料費比率約20%、10%下落で約60億円コスト減
- 自己株式取得による株主還元強化不定影響中
PBR0.7倍、自社株買いでROE向上
- 物流効率化投資で長期的収益力向上2027年〜2028年影響弱
配送ネットワーク再編で営業利益率3%超目指す
- 成長性の限界
売上高は横ばい傾向で、大幅な伸びが見込めない
- 低収益性
ROE4.8%と低く、資本効率が悪い
- 競争激化リスク
大手物流会社との競争や、運賃上昇圧力が利益を圧迫
- 人件費上昇による収益圧迫継続影響強
人件費比率約50%、3%上昇で約45億円営業減
- 景気減速による貨物量減少不定影響中
売上高の約9割が貨物運送、1%減少で約30億円減収
- 競争激化による運賃値下げ圧力継続影響中
運賃1%下落で約30億円減収
- 災害・事故による一時的コスト増不定影響弱
過去に補償金等で数十億円損失事例
- 営業利益率
- 収益性改善の度合いを測る重要な指標
- 地域別売上高比率
- 地盤の中国地方への依存度を把握する
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+8.6%。いまの株価に対する利回りは1.61%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 33.8 |
| 2018年3月 | 30 | −40.0 | 33.4 |
| 2019年3月 | 55 | 83.3 | 23.7 |
| 2020年3月 | 50 | −9.1 | 27.2 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 21.0 |
| 2022年3月 | 60 | 20.0 | 19.0 |
| 2023年3月 | 70 | 16.7 | 15.2 |
| 2024年3月 | 75 | 7.1 | 39.5 |
| 2025年3月 | 70 | −6.7 | 27.9 |
| 2026年3月 | 76 | 8.6 | 25.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,612人。区分でいちばん多いのは事業法人で30.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.2%を占め、残る43.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 31.2 | 23.8 | 26.5 | 26.6 | 31.7 | 30.4 |
| 個人・その他 | 22.3 | 37.8 | 31.9 | 32.3 | 18.0 | 27.8 |
| 金融機関 | 39.4 | 32.7 | 31.0 | 32.3 | 37.0 | 25.9 |
| 外国法人 | 6.8 | 5.4 | 10.2 | 8.3 | 12.4 | 15.5 |
| 自己株式 | 12.2 | 27.2 | 20.0 | 20.0 | 2.4 | 11.7 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.3 | 0.5 | 0.7 | 0.9 | 0.5 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 公益財団法人渋谷育英会 | 13.91 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.60 |
| 03 | 日本生命保険相互会社 | 5.03 |
| 04 | 株式会社広島銀行 | 4.38 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.99 |
| 06 | 福山通運共済会 | 3.80 |
| 07 | 福山通運従業員持株会 | 3.24 |
| 08 | 福山通運協力業者持株会 | 2.32 |
| 09 | 五洋建設株式会社 | 2.28 |
| 10 | 株式会社大創産業 | 2.17 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1948%、1株純資産は14期で+920%。直近期のROEは4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 18 | 785 | 2.3 | 29.7 | 57.7 |
| 2014年3月 | 32 | 806 | 4.0 | 19.6 | 40.2 |
| 2015年3月 | 36 | 877 | 4.3 | 17.6 | 38.6 |
| 2016年3月 | 40 | 879 | 4.6 | 13.6 | 34.7 |
| 2017年3月 | 191 | 4,497 | 4.2 | 17.5 | 33.8 |
| 2018年3月 | 209 | 4,768 | 4.5 | 22.5 | 33.4 |
| 2019年3月 | 295 | 4,962 | 6.1 | 14.4 | 23.7 |
| 2020年3月 | 259 | 5,109 | 5.2 | 14.9 | 27.2 |
| 2021年3月 | 313 | 5,520 | 5.9 | 14.6 | 21.0 |
| 2022年3月 | 395 | 6,240 | 6.4 | 9.2 | 19.0 |
| 2023年3月 | 514 | 6,590 | 8.0 | 7.0 | 15.2 |
| 2024年3月 | 194 | 7,279 | 2.8 | 18.7 | 39.5 |
| 2025年3月 | 218 | 7,207 | 3.0 | 16.6 | 27.9 |
| 2026年3月 | 370 | 8,009 | 4.8 | 14.4 | 25.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額231百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小丸成洋 | 代表取締役会長 | 76 | 338,000 |
| 熊野弘幸 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 56 | 59,000 |
| 前田美穂 | 取締役 | 77 | — |
| 野中智子 | 取締役 | 70 | — |
| 冨村和光 | 取締役 | 86 | — |
| 重枝豊英 | 取締役 | 74 | — |
| 大本卓志 | 取締役 | 73 | — |
| 青木光男 | 取締役 | 76 | — |
| 山根昇一 | 監査役 常勤 | 63 | 52,000 |
| 宮澤扶水子 | 監査役 常勤 | 49 | 4,000 |
| 森下裕子 | 監査役 | 54 | — |
| 山嵜正利 | 監査役 | 71 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 原信介 | 監査役 | 70 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 173 | 173 | 58 |
| 社外取締役 | 9 | 32 | 32 | 4 |
| 監査役 | 3 | 26 | 26 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,280字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,762字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,588字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,575字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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