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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

飯野海運

IINO KAIUN KAISHA, LTD.9119 · Prime · 海運業

外航海運と内航・近海海運を軸に、不動産賃貸も手がける総合海運企業。タンカー・バルカー・自動車船など多様な船種をグローバルに運航。

概要

飯野海運は、1899年に飯野商会として発足した老舗海運会社である。外航海運、内航・近海海運、不動産の3事業を柱とし、タンカー、バルカー(ばら積み船)、自動車船、LNG船など多様な船種を運航する。連結売上高は約1,273億円(2026年3月期)、従業員688名。石炭・鉄鉱石・穀物などの資源輸送と、東京・ロンドンのオフィスビル賃貸で安定収益を確保している。

外航海運が売上の8割を占める主力事業

外航海運業は、売上高1,024億円(2026年3月期、全社売上の80.5%)を計上する最大セグメントである。主力のケミカルタンカーに加え、大型原油タンカー、大型LPG船、ドライバルク船を運航。長期用船契約による安定収益とスポット市況の変動を組み合わせ、収益基盤を築いている。2026年3月期は、ケミカルタンカー市況の軟化やホルムズ海峡の混乱の影響を受け、営業利益は87億円と前期比33.4%減となった。

内航・近海海運でガス輸送に特化

内航・近海海運業は、国内および近海でLPG・LNG・石油化学ガスなどのガス輸送を専門に行う。売上高107億円(同8.5%)、営業利益3億円。子会社イイノガストランスポートが運航を担い、中長期契約を中心に安定した稼働を維持する。2026年3月期は、中国経済減速やホルムズ海峡封鎖の影響で荷動きが低調となり、増収ながら減益となった。

不動産事業がグループの安定収益源に

不動産業は、東京都心の飯野ビルディングやロンドンのオフィスビルの賃貸・管理、フォトスタジオ運営を手掛ける。売上高141億円(同11.1%)、営業利益43億円と高収益である。飯野ビルディングは日本初の「LEEDプラチナ認証」を取得し、環境性能の高いビルとして稼働率は高い。2026年3月期は契約更改による賃料上昇が寄与し、増収増益を達成した。

66の子会社で構成されるグループ体制

2026年3月31日現在、飯野海運グループは連結子会社66社、持分法適用会社8社、関係会社9社で構成される。中核子会社として、船舶管理のイイノマリンサービス、内航ガス輸送のイイノガストランスポート、ビル管理のイイノ・ビルテックなどがある。また、ロンドン、シンガポール、ドバイ、ヒューストン、上海に拠点を置き、グローバルに事業を展開する。

業界の中での役割は海運サービス(船舶運航・貸渡・管理)と不動産賃貸を提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,273億円
営業利益
134億円
営業利益率
10.5%
純利益
154億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
外航 海運業1,025億円80.5%88億円8.6%
不動産業141億円11.1%44億円31.2%
内航・近海 海運業108億円8.5%3億円2.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外航海運主力

船舶の運航、貸渡、用船、管理、海運仲立業及び代理店業を世界的規模で展開。タンカー、バルカー、自動車船、LNG船など多様な船種を所有・運航し、顧客の海上輸送ニーズに応える。

主な製品・サービス4
タンカー
原油・石油製品等の液体貨物輸送に特化した船舶。長期用船契約を基本に安定収益を確保。
バルカー
鉄鉱石・石炭・穀物等のばら貨物を輸送する船舶。スポット・中期用船で柔軟に運航。
自動車船
完成自動車を輸送する専用船。グローバルな自動車物流を担う。
LNG船
液化天然ガス(LNG)の海上輸送に使用。長期契約で安定運航。

02内航・近海海運主力

日本国内及び近海における船舶の運航、貸渡及び管理を行う。主にガス・ケミカルタンカー等の特殊船を運航し、国内海上輸送に強み。

主な製品・サービス1
ガス・ケミカルタンカー
LPG、アンモニア、化学薬品等の海上輸送に特化したタンカー。安全・高品質な輸送サービスを提供。

03不動産副次

ビルの賃貸、管理及び不動産関連事業を展開。所有するオフィスビル等の賃貸収入と不動産管理により安定収益を確保。

主な製品・サービス1
ビル賃貸
自社保有のオフィスビルを法人等に賃貸。長期安定収益源。

製品と技術

原油・石油製品を運ぶタンカー

タンカーは、原油や石油製品などの液体貨物を輸送する主力船種である。1929年に就航した初代タンカーから、現在はVLCC(超大型原油タンカー)を含む多様なサイズを運航。2020年3月にはSOxスクラバー搭載の大型原油タンカー「富士山丸(五代目)」(312,499重量トン)が竣工。長期用船契約を基本に安定収益を確保しつつ、スポット市場にも柔軟に対応する。

鉄鉱石・石炭・穀物を運ぶバルカー

バルカーは、鉄鉱石、石炭、穀物などのばら貨物を輸送する。パナマックス型やハンディ型を中心に不定期船隊を編成し、スポット・中期用船で運航する。2026年3月期のドライバルク市況は穀物や石炭の需要に支えられ堅調に推移し、専用船は順調に稼働。新たに基幹船隊に加わったパナマックス型とハンディ型各1隻が収益に貢献した。

液化ガスと自動車の輸送に特化した船隊

LNG船・LPG船・エタン船などのガス運搬船と、完成自動車を輸送する自動車船を運航する。大型LPG船は長期契約で安定収益を生み、2025年9月竣工の大型エタン船「IINO INEOS VESTÁ」(63,914重量トン)は新たな成長分野。自動車船はグローバルな自動車物流を担う。これらの船種は、海運業のポートフォリオ分散に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

海運業のなかでの位置

大手に次ぐ中堅海運、不定期船主体で収益変動大

同社は不定期船(バルカー・ケミカル船など)を主力とする海運会社。国内大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)に次ぐ規模で、売上高1400億円程度。同業のNSユナイテッド海運や明海グループと比較すると、営業利益率12%(2025/3期)と中程度。2026/3期は売上・利益とも減少見通しで、市況変動の影響を受けやすい。一方、ケミカル船など特殊船での専門性が強み。

強み

  • ケミカル船など特殊船で高い技術力と顧客基盤を有する。
  • 不定期船主体で市況に応じた船隊配分が可能。
  • 信頼関係を基に長期定期用船契約を獲得し収益安定化。
  • 業績変動を吸収し、安定的な配当を維持する姿勢。

課題

  • 海運市況の影響を直接受け、2026/3期は減益予想。
  • 資金力・規模で劣る大手との競争でシェア拡大が困難。
  • 脱炭素規制への対応コストが経営課題に。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が飯野海運

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19110NSユナイテッド海運2,510億円10.2倍
29075福山通運2,504億円16.9倍
39031西日本鉄道2,482億円7.4倍
41333Umios1,976億円8.9倍
52384SBSホールディングス1,954億円9.8倍
69119飯野海運1,886億円11.9倍
75975東プレ1,845億円9.1倍
89025鴻池運輸1,635億円10.7倍
99068丸全昭和運輸1,495億円11.1倍
109010富士急行1,434億円3.9倍
112146UTグループ1,395億円19.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

飯野商会から海運会社へ転換した創業期

1899年7月、飯野商会として発足。1918年12月に飯野商事株式会社を設立し、1922年4月には飯野汽船株式会社を設立、海上輸送部門を分離継承した。これが現在の飯野海運の直接の前身である。1929年2月には初の自社タンカー「第一鷹取丸」(1,266重量トン)が竣工。1931年8月には本格的な外航タンカー「富士山丸(初代)」(13,586重量トン、18ノット)を竣工し、タンカー事業の基盤を築いた。

戦時統制と戦後の再建・多角化

1941年3月、飯野商事を飯野海運産業株式会社に商号変更し、飯野汽船と合併。1942年4月には船舶運営会による国家管理の指定を受け、1944年4月に飯野海運株式会社と改称。戦後、1950年4月に完全自営に復帰。1960年10月には飯野ビルディングが完成し、本社を現在の千代田区内幸町に移転。同時期に不動産事業に参入するため、子会社飯野不動産(現・飯野海運に吸収合併)を設立した。

上場と事業再編の時代

1949年5月、東京証券取引所に上場。その後、大阪証券取引所など計7証券取引所に上場した。1964年3月、国策による海運集約の一環で、定航部門を新設の飯野汽船に譲渡し、同社は川崎汽船と合併。これにより飯野海運は不定期専業となる。1974年3月にはイイノマリンサービスを設立し、船舶管理業務を分社化。1997年10月には飯野不動産を吸収合併し、不動産事業を直接運営する体制とした。

海外拠点拡大と資本増強

2004年4月、ロンドンに現地法人IINO UK LTD.を設立。同年12月には公募増資などで資本金130億円に増資。2006年10月、シンガポール子会社で運航業務を開始。2014年9月には米国ヒューストン事務所、2019年9月には上海駐在員事務所を開設。2021年8月にはドバイにIINO LINES GULF DMCCを設立し、中東での営業を強化した。これにより、グローバルなネットワークが整備された。

環境対応船の投入とカーボンニュートラルへの挑戦

2019年12月、メタノール二元燃料主機関を搭載したメタノール船「CREOLE SUN」が竣工。2022年2月にはLPG燃料二元燃料の大型ガス船「CALLUNA GAS」を竣工。2024年2月には世界初のアンモニア運搬船「GAS INNOVATOR」を竣工し、ABSからアンモニア燃料船化の基礎認証を取得。同年11月には大型ガス船に初の風力推進補助装置(ローターセイル)を搭載。2025年9月には初の大型液化エタン船「IINO INEOS VESTÁ」が竣工し、脱炭素技術の実装を進めている。

年表44件を開く

1890年代

  • 1899年7月創業飯野商会として発足。

1910年代

  • 1918年12月創業飯野商事株式会社を設立。

1920年代

  • 1922年4月創業飯野汽船株式会社を設立、飯野商事株式会社請負の海上輸送を分離継承。
  • 1929年2月当社最初のタンカー第一鷹取丸(1,266重量トン)竣工。

1930年代

  • 1931年8月本格的外航タンカー富士山丸(初代13,586重量トン・18ノット)竣工。

1940年代

  • 1941年3月M&A飯野商事株式会社を飯野海運産業株式会社に商号変更し、さらに飯野汽船株式会社と合併。
  • 1942年4月船舶運営会による我が国全船舶の国家使用・船員徴用が決定され、当社も指定を受ける。
  • 1944年4月飯野海運産業株式会社を飯野海運株式会社と改称。
  • 1949年5月上場東京証券取引所に上場。なお、1952年10月迄に順次大阪証券取引所他6証券取引所に上場した。

1950年代

  • 1950年4月船舶運営会廃止、当社完全自営に復帰。
  • 1955年8月千代田土地建物を買取り。

1960年代

  • 1960年6月商号変更千代田土地建物を飯野不動産株式会社と社名変更。
  • 1960年10月飯野ビルディング完成にともない東京都千代田区内幸町二丁目1番1号に本社移転。
  • 1964年3月創業海運集約に際し、定航部門を分離して新たに設立した飯野汽船株式会社に譲渡し、これと川崎汽船株式会社とが合併した。

1970年代

  • 1974年3月創業イイノマリンサービス株式会社を設立。船舶管理業務を行う。
  • 1979年12月創業泰邦商事株式会社を設立。仲立業及び舶用品販売業務を行う。

1980年代

  • 1986年12月有償第三者割当増資を実施し資本金78億円となる。

1990年代

  • 1990年3月有償株主割当増資を実施し資本金107億円となる。
  • 1997年6月創業株式会社イイノ・メディアプロを設立。貸フォトスタジオ「イイノ・広尾スタジオ」の運営。
  • 1997年10月M&A飯野不動産株式会社と合併。
  • 1999年10月泰邦商事株式会社をイイノエンタープライズ株式会社と改称。

2000年代

  • 2002年4月貸フォトスタジオ「イイノ・南青山スタジオ」竣工。
  • 2004年4月創業営業活動の拡大を目的に、ロンドンに現地法人IINO UK LTD.を設立。
  • 2004年12月公募増資と有償第三者割当増資を実施し資本金130億円となる。
  • 2006年10月創業IINO SINGAPORE PTE.LTD.(2002年3月設立)にて運航業務開始。
  • 2007年4月小型ガスタンカー部門をイイノガストランスポート株式会社に分社。
  • 2007年11月飯野ビルディング建替え計画に伴い本社事務所移転。

2010年代

  • 2011年10月飯野ビルディング開業。本社事務所を飯野ビルディングに移転。
  • 2011年11月本社オフィスが日本初の「LEEDプラチナ認証」を取得。
  • 2014年9月米国ヒューストン事務所開設。
  • 2016年3月飯野ビルディングが東京都環境確保条例における「優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)」に認定。(2021年3月再取得)
  • 2019年9月上海駐在員事務所開設。
  • 2019年12月メタノールを燃料として使用可能な二元燃料主機関を搭載したメタノール船CREOLE SUN(49,760重量トン)竣工。

2020年代

  • 2020年3月英国ロンドンのオフィスビル「BRACTON HOUSE」を取得。 SOxスクラバー搭載のオイルタンカー富士山丸(五代目 312,499重量トン)竣工。
  • 2021年3月資金使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定したグリーンボンドを発行(発行総額50億円)。
  • 2021年8月創業営業活動の拡大を目的に、ドバイに現地法人IINO LINES GULF DMCC(現:IINO LINES GULF FZCO)を設立。
  • 2022年2月LPGを燃料として使用可能な二元燃料主機関を搭載した大型ガス船CALLUNA GAS(49,943重量トン)竣工。
  • 2022年10月米国 オレゴン州 ポートランド市における再開発事業「Press Block プロジェクト」へ参画。国連グローバル・コンパクトに賛同。
  • 2022年12月米国 テキサス州 ダラス近郊における木造7階建て ESG配慮型オフィスの開発に参画。
  • 2024年2月米国船級協会 American Bureau of Shipping(ABS)によるアンモニア燃料船化の基礎認証を受けて設計・建造された世界初のアンモニア運搬船GAS INNOVATOR(17,945重量トン)竣工。
  • 2024年3月英国ロンドンのオフィスビル「111 STRAND」を取得。
  • 2024年11月大型ガス船OCEANUS AURORAに、当社初となる風力推進補助装置(ローターセイル)を搭載。
  • 2025年9月当社初の大型液化エタン船(VLEC)IINO INEOS VESTÁ(63,914重量トン)が竣工。
  • 2025年12月秋田申川太陽光発電所運転開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 事業コア利益2030年度まで225億円
  • ROIC2030年度まで5%
  • ROE2030年度まで10%
  • DEレシオ2030年度まで1.3~1.8倍

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオのリバランス

    前中期経営計画で強化した財務基盤のもと、5年間で約2,000億円の投資を成長・新規事業と主力事業へ配分し、海運業と不動産業を軸とした事業ポートフォリオの安定性を高める。

  2. 02

    資本効率と成長投資の両立

    財務規律を守りつつ、保有不動産の価値も考慮した財務レバレッジを活用し、資本コストを上回る成長投資と資本効率の向上を同時に達成する。

  3. 03

    株主還元の充実

    配当性向40%を基準とした継続配当に加え、下限配当の導入や機動的な自己株式取得を実施し、株主への利益還元をより一層強化する。

  4. 04

    脱炭素化戦略の推進

    海運業におけるGHG削減目標を設定し、カーボンニュートラルへの挑戦を継続。非財務指標として重大事故発生件数の低減にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で688人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,285万円で、9期前と比べて+37.1%平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は13.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月626
2018年3月622
2019年3月93737.312.9629
2020年3月95437.713.2646
2021年3月90137.413.3659
2022年3月94237.713.3644
2023年3月1,14337.913.0669
2024年3月1,40737.912.8680
2025年3月1,28738.313.06982,450
2026年3月1,28538.613.26881,948

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社72(国内 67 / 海外 5、うち連結子会社 28) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 東京都千代田区他1,264億円
外航海運業 内航・近海 海運業 不動産業
外航海運業 内航・近海海運業 — LPG DAWN PANAMA S.A.他 計11社 パナマ共和国 パナマ市他593億円
外航海運業 内航・近海 海運業 — LODESTAR NAVIGATION S.A.他 計39社 パナマ共和国 パナマ市他444億円
不動産業 — IKK HOLDING LTD他 計4社 英国ロンドン他133億円
内航・近海 海運業 外航海運業 — イイノガストランスポート㈱他 計4社 兵庫県神戸市 中央区他8,241百万円
外航海運業 — NEW STAR TANKERS S.A.他 計4社 パナマ共和国 パナマ市他6,791百万円
不動産業 外航海運業 — イイノエンター プライズ㈱他 計4社 東京都千代田区他160百万円
主な関係会社
  • 国内
    イイノガストランスポート 株式会社
    神戸市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イイノエンタープライズ株式会社
    千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イイノマリンサービス株式会社
    千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社イイノ・メディアプロ
    渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イイノ・ビルテック株式会社
    千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本液化ガス輸送株式会社
    港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同船舶工業株式会社
    神戸市 東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IINO SINGAPORE PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    AZALEA TRANSPORT S.A.
    パナマ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GIGA ENTERPRISE S.A.
    パナマ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    LODESTAR NAVIGATION S.A.
    パナマ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    CHEMICAL FRONTIER S.A.
    パナマ · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社60社を開く
  • EL DORADO CARRIERS S.A.パナマ100%
  • KP LINES S.A.パナマ100%
  • JP LINES S.A.パナマ100%
  • Suzuran Shipping S.A.パナマ100%
  • DRAGON'S MOUTH CARRIERS S.A.パナマ100%
  • SERPENT'S MOUTH CARRIERS S.A.パナマ100%
  • RED SEA MARINE S.A.パナマ90%
  • CHEMROAD ECHO NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • KNIGHTSBRIDGE NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • COBALT BLUE SHIPPING S.A.パナマ100%
  • SERENE SEA NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • CHEMROAD WING NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • ROSEATE VOYAGE S.A.パナマ100%
  • NEW WORLD SHIPPING S.A.パナマ100%
  • LPG SUNSHINE PANAMA S.A.パナマ100%
  • COASTARINA NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • AMARYLLIS TANKERS S.A.パナマ100%
  • IINO MARINE SERVICE BUSAN CO.,LTD.韓国100%
  • LPG DAWN PANAMA S.A.パナマ100%
  • POLESTAR SHIPPING NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • SOUTHERN CROSS TANKERS S.A.パナマ100%
  • CASSIOPEIA TANKERS S.A.パナマ100%
  • OCEAN HORIZON PANAMA S.A.パナマ100%
  • HOPEFUL VOYAGE NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • BRIGHT LIGHT SHIPPING S.A.パナマ100%
  • CREEK SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • PERSEUS TANKERS S.A.パナマ100%
  • HIBISCUS NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • SKYLINE SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • LPG SAPPHIRE PANAMA S.A.パナマ100%
  • SPICA SHIPHOLDING CO.,LTD.リベリア100%
  • UNTA CARRIERS PTE. LTD.シンガポール100%
  • LPG NADESHIKO PANAMA S.A.パナマ100%
  • PLANET SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • RAINBOW SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • INTAN CARRIERS S.A.パナマ100%
  • ORCHESTRA NAVIGATION CO.,LTD.リベリア100%
  • CHEMROAD HAWK NAVIGATION S.A.パナマ100%
  • NEW STAR TANKERS S.A.パナマ100%
  • FUJISAN MARU TANKERS S.A.パナマ100%
  • MORNING GLORY TRANSPORT S.A.パナマ100%
  • IKK HOLDING LTDイギリス100%
  • LPG EDELWEISS PANAMA S.A.パナマ100%
  • RISING SUN TANKERS S.A.パナマ100%
  • LPG LIBERTY CO.,LTD.リベリア100%
  • SERENITY SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • JASMINE TRANSPORTATION S.A.パナマ100%
  • IINO LINES GULF FZCOアラブ 首長国連邦100%
  • IKK USA LLCアメリカ合衆国100%
  • OPERA SHIPHOLDING S.A.パナマ100%
  • ARCHIMEDES TANKERS S.A.リベリア100%
  • IKK UK 2 LTDイギリス100%
  • Strand 111 S.à r.l.ルクセン ブルク100%
  • 秋田申川太陽光発電合同会社千代田区100%
  • JIPRO SHIPPING S.A.パナマ50%
  • MARTIN ISLAND SHIPPING S.A.パナマ50%
  • NORTHERN LNG TRANSPORT CO.,Ⅰ LTD.ケイマン37%
  • ENDEAVOUR MARITIME PARTNERS S.A.パナマ50%
  • SERPENTINE SHIPPING S.A.パナマ50%
  • ENDEAVOUR MARITIME PARTNERS SINGAPORE PTE.LTD.シンガポール50%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    「DX銘柄2024選定企業発表会」開催における会場等借上契約
    情報処理推進機構 · 2024-03-05
    194万円
  • 調達
    第32回公会計監査機関意見交換会議開催に係る会場の借上
    会計検査院 · 2020-03-02
    168万円
  • 補助金
    産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち産油・産ガス国産業協力等事業に係るもの)
    資源エネルギー庁 · 2021-04-01
    935万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,273億円営業利益134億円前期と比べると減収減益で、売上が-10.3%、利益が-21.6%。

売上高
-10.3%
1,273億円
営業利益
-21.6%
134億円
純利益
-16.3%
154億円
営業利益率
10.5%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,360億円1,273億円
営業利益120億円134億円
純利益140億円154億円
1株あたり配当¥53¥53

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は367億円、営業利益は33億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.9%、営業利益は−13.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q33041
2024年1Q3283811.647
2024年2Q3485014.450
2024年3Q3595515.354
2024年4Q34546
2025年2Q7409913.496
2025年4Q6797210.688
2026年2Q611589.575
2026年4Q6627611.579
2027年1Q367339.0111

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は860億円から1,273億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は10.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8602312
米国ヒューストン事務所開設。
2014年3月9676049
2015年3月1,0027252
2016年3月9487737
2017年3月8335139
2018年3月8134642
上海駐在員事務所開設。
2019年3月8484747
2020年3月8923538
営業活動の拡大を目的に、ドバイに現地法人IINO LINES GULF DMCC(現:IINO LINES GULF FZCO)を設立。
2021年3月8896877
2022年3月1,04194125
2023年3月1,413209234
2024年3月1,380218197
2025年3月1,41917117412.1184
2026年3月1,27313416910.5154

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,273億円のうち、営業利益として残るのは134億円10.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は154億円、売上の12.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.3%1,035億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.2%104億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.5%134億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
10.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.4pt
12.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.4pt
10.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが299億円、投資CFが−421億円で、差し引きのフリーCFは−122億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は141億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月113−116−31−387
2014年3月138−22−39116169
2015年3月161−130−8631120
2016年3月188−186252143
2017年3月111128−272239107
2018年3月121−15434−33105
2019年3月145−21258−6798
2020年3月131−14862−17142
2021年3月193−23029−37133
2022年3月158−31−148127117
2023年3月353−185−132168155
2024年3月294−220−3974199
2025年3月307−308−83−1116
2026年3月299−421143−122141

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,467億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,583億円で、自己資本比率は45.6%(業種中央値47.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1274721,65522.0
2014年3月2,2535861,66725.9
2015年3月2,2876591,62828.8
2016年3月2,3036531,65028.3
2017年3月2,0406881,35233.7
2018年3月2,1026921,41032.9
2019年3月2,2247311,49332.8
2020年3月2,3117341,57731.7
2021年3月2,4567981,65832.5
2022年3月2,4719131,55836.9
2023年3月2,6551,1061,54941.6
2024年3月2,9321,3211,61145.0
2025年3月3,0641,4561,60847.5
2026年3月3,4671,5831,88445.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
141億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,203億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,884億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

海運業 11社との比較

同じ海運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率11社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率11社中7位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.1%/中央値 7.7%
P25 7.2%P75 9.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.5%/中央値 7.0%
P25 5.9%P75 8.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.6%/中央値 47.5%
P25 37.5%P75 61.1%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-10.3%/中央値 -2.8%
P25 -6.7%P75 1.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.9%
P25 2.1%P75 3.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,732で、1年前と比べて+50.3%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥1,732-2.7%1ヶ月+13.2%1年+50.3%時価総額1,886億円
過去52週の値幅
安値¥1,130高値¥1,932

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR1.09倍
配当利回り3.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+4.3%、週足では一時1522円まで上昇。25日線(1441円)を上回るが、75日線(1566円)を下回っており、中期的には調整色。52週高値(1932円)から約24.1%低い。出来高は平均20万株超で活発。1年前から+44.4%の上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER10.08倍は業界平均14.80倍を下回り、PBR0.98倍は平均0.79倍を上回るが依然1倍未満。配当利回り3.94%は平均2.80%を上回り、株主還元は良好。ROE10.1%と収益性は安定しているが、PBRが1倍に近く割安感はやや薄れる。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍18.2倍
PER (予想)13.1倍
PBR1.09倍0.94倍
ROE10.1%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

飯野海運の投資論点は、海運市況の強弱と長期契約の安定性の対比にある。強気派は、旺盛な資源需要やタンカー市況の堅調さ、自動車船の需要増を背景に、高水準の運賃が継続すると見る。2025年3月期も営業利益率12.05%と高く、配当利回り3.9%も魅力。さらに自社株買いなど株主還元にも積極的。弱気派は、世界経済減速で資源需要が減退し、船腹供給増加で運賃が下落するリスクを指摘。2026年3月期の売上高・利益減少予想(売上高1273億円、営業利益率10.53%)は、市況悪化の前兆と捉える。また、海運はボラティリティが高く、PER10倍は業界平均並みで割安感は限定的。

プラスに働く材料7
  • 高水準の運賃維持

    ドライバルク・タンカー市況は高止まり。

  • 長期契約の安定性

    長期契約で一定の収益を確保。

  • 株主還元の充実

    配当利回り3.9%、自社株買いも実施。

  • 海運市況の底打ち反転期待2026年下期影響

    2026/3期営業利益134億円、市況回復で再拡大

  • 長期契約比率の高さで安定収益継続影響

    契約カバー率高く、収益の下支え

  • コスト削減プログラムの効果通年影響

    燃料費削減などで利益率改善

  • 高配当利回り・自社株買い期待継続影響

    配当利回り3.94%、株主還元姿勢

マイナスに働く材料7
  • 市況下落リスク

    2026年3月期は減収減益予想、市況悪化の兆候。

  • 世界経済減速

    中国景気減速で資源需要が減少する可能性。

  • 船腹供給過剰

    新造船の納入で船腹供給が増加、運賃を押し下げ。

  • 海運市況悪化で2027年減益懸念2027年〜2028年影響

    営業利益134億円からさらに減少リスク

  • 燃料費高騰によるコスト増継続影響

    収益圧迫、利益率10%割れも

  • 為替変動リスク(円高)継続影響

    ドル建て収入、円高で収益減少

  • 船腹過剰による運賃下落不定影響

    新造船供給増で需給悪化

次の決算で確かめる点
運賃市況指数
BDIやタンカー運賃指数は収益の先行指標。
長期契約比率
収益安定性の指標。
船腹稼働率
需要と供給のバランスを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり53で、前期から+1.7%いまの株価に対する利回りは3.06%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥53
1株あたり
配当利回り
3.06%
いまの株価に対して
配当性向
48.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1023.4
2018年3月100.058.5
2019年3月1550.034.9
2020年3月12−20.043.2
2021年3月138.332.1
2022年3月36176.936.9
2023年3月6580.632.4
2024年3月31−52.324.3
2025年3月5887.132.9
2026年3月591.748.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥53

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ19,344人。区分でいちばん多いのは金融機関37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.9%を占め、残る41.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関42.843.341.139.539.737.4
個人・その他19.818.119.620.622.721.6
事業法人21.721.421.222.722.421.5
外国法人13.715.216.915.414.217.3
自己株式2.82.82.82.82.82.8
証券会社1.92.01.21.81.02.1
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.58
02飯野海運取引先持株会5.86
03東京海上日動火災保険株式会社3.87
04株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.87
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505018(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.15
06株式会社竹中工務店3.08
07三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.85
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.84
09美須賀海運株式会社2.27
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1148%、1株純資産は14期で+219%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月124692.559.316.9
2014年3月465259.411.320.9
2015年3月475948.413.517.7
2016年3月335885.613.620.0
2017年3月356195.813.923.4
2018年3月396536.213.258.5
2019年3月446896.68.434.9
2020年3月366935.28.743.2
2021年3月7275410.07.332.1
2022年3月11886314.67.036.9
2023年3月2211,04523.34.532.4
2024年3月1871,24816.36.624.3
2025年3月1741,37513.25.732.9
2026年3月1451,49510.112.048.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額405百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大谷祐介代表取締役社長 社長執行役員58452
鮒子田修取締役 常務執行役員59210
藤村誠一取締役 執行役員60216
保木裕二取締役 執行役員56142
三好真理取締役(非常勤)6830
野々村智範取締役(非常勤)6813
髙橋静代取締役(非常勤)6413
姫野毅取締役(非常勤)688
橋村義憲監査役(常勤)59101
清水紀和監査役(常勤)6054
福田健吉監査役(非常勤)658
三宅雄大監査役(非常勤)5218
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
窪木登志子66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)81515021827
監査役5696914
社外取締役6595910
社外取締役4404010
社外監査役2191910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容494字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、提出会社(飯野海運株式会社、以下当社という。)のほか連結対象子会社66社、持分法適用会社8社及び連結対象外の関係会社9社(2026年3月31日現在)で構成され、外航海運業、内航・近海海運業及び不動産業の3事業を行っております。各事業における当社及び関係会社の位置付けなどは次のとおりであります。 (外航海運業) 船舶の運航、貸渡、用船、管理、海運仲立業及び代理店業を行っております。 主な関係会社 (船舶の貸渡) AZALEA TRANSPORT S.A. (船舶の管理)   イイノマリンサービス㈱ (海運仲立業) イイノエンタープライズ㈱ (内航・近海海運業) 船舶の運航、貸渡及び管理を行っております。 主な関係会社 (船舶の運航、貸渡及び管理)  イイノガストランスポート㈱ (不動産業) ビルの賃貸、管理及び不動産関連事業を行っております。 主な関係会社 (ビルの管理)        イイノ・ビルテック㈱ (不動産関連事業) ㈱イイノ・メディアプロ (海外不動産業) IKK HOLDING LTD 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,599字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「安全の確保を最優先に、人々の想いを繋ぎ、より豊かな未来を築きます」という企業理念のもと、社業の基盤である安全の確保を最優先に、当社グループが持続的に成長するため、ステークホルダー・社会との対話を通じて、安全に加えて様々な価値を提供することを経営方針としております。 なお、その実行にあたっては社会的要請へ適応し、環境に配慮した行動をとることとしております。 (核となる事業) 企業集団の人的・物的資源を生かしながら、当社グループは引き続き次の3つの事業を核として推進します。 ・全世界にわたる水域で原油、石油化学製品、液化エタンガス(LEG)、液化石油ガス(LPG)、発電用石炭、肥料、木材チップなどの基礎原料の輸送を行う外航海運業 ・国内、近海を中心とした水域で液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、石油化学ガスなどの基礎原料の輸送を行う内航・近海海運業 ・東京都心とロンドン中心部における賃貸オフィスビルの所有、運営、管理及びメンテナンス並びにフォトスタジオの運営を行う不動産業 (2) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、2026年4月から開始する5年間のグループ中期経営計画 「Transformation for a Sustainable Future」 (計画期間:2026年4月~2031年3月、以下「本計画」という)を策定しました。 <前中期経営計画「The Adventure to Our Sustainable Future」の振り返り> 2023年5月に発表した前中期経営計画「The Adventure to Our Sustainable Future」 (計画期間:2023年4月~2026年3月、以下「前計画」という) では、ポートフォリオ経営とカーボンニュートラルへの挑戦をテーマに、従来の海運業と不動産業を軸とするIINO MODELを出発点としつつ、持続的な成長に向けた事業ポートフォリオ経営への挑戦に踏み出しました。その結果、前計画の数値目標を3年連続で達成するとともに、計画していた成長投資についても概ね予定どおり実行しました。これらの取組みを通じて、事業ポートフォリオの安定性が向上し、当社グループの財務基盤は一段と強固なものとなりました。一方で、当社グループを取り巻く事業環境は、中東地域を中心とした地政学的な緊張により、エネルギー供給や物流への影響が顕在化する等不確実性が高まっています。また、資本市場からは、収益の安定性と資本効率の更なる向上を両立する経営への期待が、これまで以上に高まっています。こうした状況を踏まえ、短期的な課題対応に加え、構造変化や将来環境を長期的な視点で捉えた成長戦略の重要性が一層増大しています。 <新中期経営計画「Transformation for a Sustainable Future」について> 本計画は、こうした環境認識の下、2050年長期ビジョン及び2035年中期ビジョンからバックキャストし、その実現に向けた最初の5年間の計画として策定しました。前計画がSustainable Futureに向けた「挑戦・冒険」であったのに対し、本計画では、Sustainable Futureを実現するために、資本効率と成長投資を両立する「変革」をテーマに掲げ、更に進化していくという意志を、「Transformation」という計画名に込めています。 <重点戦略の概要:「変革」を促す3つの戦略> 本計画の重点戦略として、事業戦略、財務資本戦略及び脱炭素化戦略の3つの戦略を軸に、諸施策を実行していきます。具体的には、前計画で強化された財務基盤のもと、5年間で約2,000億円の投資を、主に成長・新規事業及び主力事業へ配分し、事業ポートフォリオのリバランスを進めます。成長投資の実行に当たっては、財務規律を守りつつ、保有不動産の価値も考慮した財務レバレッジの活用により、資本コストを上回る成長投資と資本効率の両立を目指します。加えて、この成長投資から創出される利益を原資に、配当性向40%を基準とした配当の継続を基本としつつ、新たに下限配当の導入や、機動的な自己株式の取得を実施し、株主還元をより一層充実させていきます。 <主な数値目標> 本計画の財務及び非財務の数値目標は以下のとおりです。2030年度の財務数値目標として、利払前税引後利益である事業コア利益225億円、ROIC5%、ROE10%、DEレシオ1.3~1.8倍と設定しています。 非財務数値目標においては、重大事故発生件数、海運業のGHG削減率に加え、稼ぐ力の底上げに関連する人的資本経営の推進目標として、業務効率化の実現及び従業員エンゲージメントの向上についても数値目標を新たに設定しています。 <企業価値向上に向けた価値創造ドライバー> 本計画の推進により、持続的な事業コア利益の成長と資本効率の向上を通じて企業価値を高め、PBRの向上を図ってまいります。 本計画の詳細につきましては、当社ホームページをご参照ください。 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00371/5f112f1f/bad6/4d3a/8a65/71fffc7cace7/20260430154936543s.pdf <マテリアリティへの取り組み> 当社のマテリアリティは、ステークホルダーの意見を基に、事業への影響と社会への影響を考慮し、取締役会で議論を行い特定しています。経営戦略に紐づくマテリアリティを克服していくことで社会的価値の創造を目指します。 なお、当社のマテリアリティに関する取組みの詳細につきましては、当社ホームページをご参照ください。https://www.iino.co.jp/kaiun/csr/management/materiality.html
事業等のリスク6,761字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社グループの外航海運業と内航・近海海運業により構成される海運業及び不動産業の事業活動におきましては、船舶の就航水域・寄港地・入渠地、市場、契約先の属する国や地域、プロジェクト等の投資地域等全ての事業地域で、政治情勢、経済情勢、社会的な要因、自然災害や人災等により、当社グループの業績、株価及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的なリスクとしては以下のようなものがあります。 (1) 船舶・建物における重大な事故・事件等によるリスク 当社グループは企業理念に「安全の確保を最優先に、人々の想いを繋ぎ、より豊かな未来を築きます」を掲げ、事業に使用する船舶や建物での安全優先を経営上の使命としています。各事業部門に共通する安全対策については毎月一回開催される「安全環境委員会」にてレビューされ、さらに海運業においては国際的な基準に基づいた品質管理マネジメントシステムを導入し、また「安全管理委員会」を定期的に開催して事故防止や安全対策の徹底に努め、緊急事態にも適応できる体制を構築しております。しかしながら、もし船舶や建物での不測の事故が起こり人命・財産に関わる重大な事故や事件が発生した場合、あるいは油濁等の環境汚染や所有不動産に土壌汚染が認められ搬出や浄化の必要が生じた場合には、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (2) 海運市況・不動産市況の変動によるリスク 当社グループは海運市況や不動産市況の一時的な変動に左右されないよう、中長期契約を主体として安定的な営業収益の確保に努めておりますが、海運業においては中長期契約の更改時期やスポット運航を余儀なくされる場合に、海上輸送量の増減、競争の激化、船腹需給の変動等の影響により、運賃収入及び貸船料収入等が大きく変動する可能性があります。不動産業においては、当社グループは東京都心部のオフィスビルを中心に不動産資産を保有しており、不動産市況の動向、特に東京都心のオフィス市場の空室率が変動する等の場合、賃貸料収入等が大きく変動する可能性があります。以上の結果、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。また、前述の営業収益の安定策には、市況変動によるリスクをある程度軽減する一方、市況が逆方向へ変動することから生じたかもしれない利益を逸失している可能性があります。 (3) 資産価格の変動に関するリスク 当社グループの保有する資産(船舶、土地、建物、投資有価証券等)には、経済状況、市況の変動等の要因で資産価格に変動がある可能性があります。特に、外航海運業においては、海上輸送量の増減、競争の激化、船腹需給の変動等により運賃が大きく変動することから、減損損失の認識要否の判定及び回収可能価額の算定に重要な影響を及ぼす将来の運賃予測には高い不確実性を伴います。当社グループは四半期に一度、減損の兆候がある資産の把握をする等、資産価格や市況の大きな変動を注視しております。しかしながら、想定外の当該資産の売却等に伴う損益の実現や、減損損失の認識等により、当社グループの業績、株価及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 他社との競合によるリスク 当社グループは海運業及び不動産業において、国内外で多くの企業と競合関係にあります。国内及び海外で幅広い顧客に営業展開をする等、本リスクの軽減に努めておりますが、他企業とのサービス・価格競争が激化した場合、当社グループの業績、株価及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (5) 燃料油価格の変動によるリスク 海運業においては、当社グループが購入する舶用燃料油の価格は原油の需給バランスや産油国・地域の情勢等により変動しますが、補油地域・時期の分散や減速航海の実施等による燃料油の消費量節減、荷主との燃料油価格変動調整条項の合意等の対策を講じ、業績に与える影響を軽減するよう努めております。しかしながら、燃料油価格の著しい変動等により、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (6) 船舶・不動産の稼働状況に関するリスク 当社グループが使用する船舶や建物等においては天災、人災による事故、粗悪油やその他の不測の事態により、想定外の不稼働が発生する可能性があります。その他、不動産業においてはオフィス賃貸借契約の未更新や中途解約その他の事由等により不稼働が発生する場合があります。不稼働損失保険への加入や解約予告期間を長期に設定すること等で本リスクを軽減するよう努めておりますが、想定外の不稼働が発生した場合に当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (7) 船舶の売却や中途解約等におけるリスク 海運業においては、海運市況の動向や船舶の新技術開発・導入による既存船舶の陳腐化、安全・環境規制その他の諸規則の変更等による船舶の使用制限等により、当社グループが保有する船舶を売却する場合や、当社グループが用船する船舶の用船契約を中途解約する場合があります。市場の動向を見極めた売船、自社保有や用船といった船舶の保有形態のバランスを適切に保つこと等により本リスクの低減に努めておりますが、想定外の売船や用船契約の途中解約が発生した場合、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (8) 為替の変動によるリスク 当社グループの事業のうち海運業においては外貨建費用に比べ外貨建収入が多く、為替レートの変動が損益に影響を与える状況にあります。また設備投資においては、外貨建の投資も多くあります。そのため、費用のドル化を進めるとともに、為替予約や通貨スワップ等のヘッジ取引により、為替レート変動の影響を軽減するよう努めております。しかしながら、為替レートが大きく変動した場合、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。なお、前述のヘッジ取引には、為替レートの変動によるリスクをある程度軽減する一方、為替レートが逆方向へ変動することから生じたかもしれない利益を逸失している可能性があります。 (9) 金利変動によるリスク 当社グループは、船舶や不動産等の取得に要する設備投資及び事業活動に要する運転資金に内部資金を充当する他、外部からも資金を調達しております。この外部資金には変動金利で調達している部分があり、金利情勢を勘案の上、金利の固定化等により、金利変動による影響を軽減するよう努めておりますが、将来の金利変動によって資金調達コストが変動し、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。また、このような金利固定化等の取引には、金利レートの変動によるリスクをある程度軽減する一方、金利レートが逆方向へ変動することから生じたかもしれない利益を逸失している可能性と、固定化した期間中に条件の変更を余儀なくされた場合、解約料を負担することがあります。 (10) 規制の実施・改廃等によるリスク 当社グループが使用する船舶の建造・登録・運航は、各種の国際条約による法的規制や、近年の環境保護や安全重視の高まりに起因する特定顧客及び船級協会等の規則や規制等の影響を受けます。その他の事業分野を含め、今後の事業活動の展開にあたって法的規制、特定顧客及び船級協会等の規則や規制等が新たに実施又は改廃された場合、それらに対応するためのコストの増加、当事業からの撤退や遵守できなかった場合の事業活動の制限等により、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (11) 世界各地域の政治情勢、経済情勢、社会的な要因等によるリスク 当社グループの事業活動は、日本を含むアジア、中東、欧米、その他の地域に及んでおり、各地域における政治情勢、経済情勢、社会的要因等により影響を受ける可能性があります。具体的には以下のようなリスクがあります。これらリスクに対しては当社グループ内外からの情報収集活動等を通じ、その予防と回避に努めておりますが、これらの事象が発生した場合には、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (ア) 政治的又はインフレ等の経済的要因 (イ) 事業・投資許可、税制、会計基準、為替管理、安全、環境、通商制限、私的独占の禁止等に関する公的規制及びその改廃、商慣習、実務慣行、解釈 (ウ) 他社との合弁事業・提携事業の動向 (エ) 事故、火災、戦争、暴動、テロ、海賊、感染症の流行、ストライキその他の要因による社会的混乱 なお、ホルムズ海峡の事実上の封鎖や紅海情勢等中東地域における地政学的リスクの高まりや、長期化するロシア・ウクライナ紛争、さらに米国の関税政策の変更は、世界経済の減速懸念やサプライチェーン・物流の変化等を通じて、海上輸送需要の停滞・減少や、不動産市況の悪化等の影響を当社グループに及ぼす可能性があります。当社グループは国際情勢を注視し、日々変化する状況に迅速に対応しながら事業活動に取り組んでおります。 (12) 世界各地域の自然災害及び二次災害並びにそれらに付随する風評被害によるリスク 当社グループの事業活動は、日本を含むアジア、中東、欧米、その他の地域に及んでおり、各地域における感染症の流行を含む自然災害及びその二次災害により影響を受ける可能性があります。特に、当社グループ本社所在地であり保有する不動産資産が集中している首都圏や東日本において自然災害及びその二次災害が生じた場合は、当社グループの事業活動全般に大きな影響を及ぼすことが考えられます。また、自然災害及び二次災害に付随する風評被害が当社グループの事業活動全般に影響を及ぼす可能性もあります。当社グループでは、感染症の流行を含む自然災害及び二次災害発生時にも、可能な限りの事業継続を図るため、これらの事態を想定したBCP(事業継続計画)を策定しておりますが、これらの事象が発生した場合には、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (13) 取引先の倒産等に関するリスク 当社グループは、取引先と締結した用船契約・不動産賃貸借契約に基づき営業収益を確保しております。取引先の与信状態は契約締結時及び履行途中に調査しておりますが、輸送契約先、貸船契約先、借船契約先、テナント契約先等の取引先が抱えるリスクにより倒産等の不測の事態があった場合、当社グループにおいて不良債権の発生や、契約の中途解約、借船元の船舶差し押え・競売等が発生することが予想され、これら損失の額によっては、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (14) 投資計画の進捗に関するリスク 当社グループは、海運業においては船隊整備、不動産業においてはビル建設等に関する投資を計画しておりますが、今後の海運市況や不動産市況、金融情勢、造船会社や建設会社の動向等によって、これらが計画どおりに進捗しない場合、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (15) 情報・会計システムに関するリスク 地震等の自然災害、外部からの予期せぬ不正アクセスやコンピューターウィルス侵入等、また新システムの導入・新規機能の追加時に情報・会計システムに障害が発生した場合、業務が遅延・停止する可能性があります。日々高度化する本リスクへの対応として、適切な情報セキュリティ対策等を行っておりますが、顧客への情報提供及び業務処理が滞ることとなった場合、当社グループの業績、株価及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (16) 中期経営計画に基づく経営目標が達成できないリスク 当社グループは2026年4月に5ヵ年の中期経営計画「Transformation for a Sustainable Future」を策定し、達成に向けて取り組んでおります。しかし、本中期経営計画は、様々な外的要因により影響を受ける可能性があり、当初の目標を達成できない可能性があります。 (17) 気候変動に関するリスク 当社グループでは、経営方針にて各種社会課題の解決に貢献することを掲げており、サステナビリティ基本方針にて「内外の関連法規及び国際ルールを遵守し、事業から生ずる環境への負荷の低減・環境の保全に努めるとともに、気候変動への対応・自然環境の保護に積極的に取り組む。」と定めています。経営方針・サステナビリティ基本方針の実践のために、2026年4月に策定した中期経営計画「Transformation for a Sustainable Future」において、「環境対応による競争力強化」を掲げ脱炭素社会の実現に向けた取り組みを行っています。 当社グループは、気候変動がもたらす事業へのリスクと機会について、その分析と対応を強化し、関連情報の開示拡充を進めるため、2021年7月に気候関連財務情報開示タスクフォースの提言(以下、「TCFD提言」という。)に賛同を表明しました。TCFD提言に沿って当社が抽出した主なリスクは以下のとおりです。これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 ■海運業 ・化石燃料の需要減による売上の減少 ・カーボンプライシングによる操業コストの増加 ・燃費規制対応による船舶建造費の増加 ・燃費規制対応(次世代燃料使用)に向けた新技術導入コストや燃料費の増加 ■不動産業 ・建物の省エネ化に関する建設・改修費の増加 ・立地エリアにおいて保有ビルの環境性能等が劣後した場合、賃料、入居率、資産価値の下落 なお、気候変動の問題は、新たな輸送需要の創出や、保有資産の環境性能向上による差別化を促す可能性もあり、当社グループにとって新規ビジネス機会の増加につながる側面があります。 (18) 人権に関するリスク 当社グループは、グローバル企業として、全ての人々の人権を尊重することが企業として果たすべき社会的責任であることを認識し、2022年9月に国連グローバル・コンパクトに賛同しました。また、当社の企業理念に基づいた人権に関する最上位の方針として、「飯野海運グループ人権方針」を定めた他、「飯野海運グループ調達方針」、「飯野海運グループサプライヤー行動規範」を制定し、サプライチェーン全体での人権尊重の取り組みを実施しています。しかしながら、予期せぬ事態により、当社グループの事業活動を通して人権問題が発生した場合、社会的信用の失墜や賠償責任により、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 (19) コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、サステナビリティ基本方針において「コンプライアンスの徹底」を掲げ、各法令や規則を遵守するとともに、競争法遵守・贈収賄防止体制を構築し、公正な取引を推進する旨を明記しています。また、秩序や安全を脅かす反社会的勢力・団体とは一切かかわらないことを明確にしています。「コンプライアンス規程」では、遵守すべき基本事項を定め、年4回以上開催される「コンプライアンス委員会」において、社長執行役員が指名した「コンプライアンス担当執行役員(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)」のもと、コンプライアンスに関する方針の立案とその推進を図っています。さらに、「外部通報制度運用規程」に基づき、役職員に加え取引先関係者も利用可能な外部通報窓口を設置し、通報に対応する体制を整備することで、法令違反等の早期発見と是正を推進しています。 しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクは完全に回避できない可能性があり、重大なコンプライアンス違反が発生した場合には、当社グループの社会的信用の失墜や賠償責任により、当社グループの業績、株価及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。 上記は当社グループが事業を継続する上で、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これらに限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)5,022字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1) 業績 当期の世界経済は、米国の関税問題や中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりから、先行きの不透明感が強まりました。 米国では、堅調な企業の設備投資などにより比較的高い成長が続いたものの、雇用情勢の悪化や関税措置を巡る不確実性、中東情勢悪化に伴う原油価格上昇への懸念などから、期末にかけて景気拡大のペースは鈍化しました。欧州では、各国の回復度合いにばらつきがあるものの、良好な雇用・所得環境の改善が個人消費を下支えし、景気は緩やかに持ち直しました。中国では、政府による財政支出の拡大や外需が景気を下支えした一方、雇用環境の停滞や不動産市場の調整が続いたことなどから、内需を中心に景気は弱含みで推移しました。我が国の経済は、インバウンド需要の回復に一部足踏みが見られたものの、設備投資が堅調に推移したことに加え、賃上げなどによる所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直すなど、全体として緩やかに回復しました。 当社グループの海運業を取り巻く市況は、大型ガス船やドライバルク船においては総じて堅調に推移したものの、当社が主力とするケミカルタンカーにおいては中国経済の低迷等により、前期と比べて軟化しました。このような状況の下、当社グループでは、支配船腹の長期契約への投入による安定収益の確保やスポット貨物の積極的な取込みによる採算向上に努めましたが、特にケミカルタンカーにおいて市況軟化と期末にかけてのホルムズ海峡の事実上の封鎖による配船制限の影響を受けました。不動産業においては、当社所有ビルが順調な稼働を継続したことに加え、堅調な賃貸市況下での契約更改が収益拡大に貢献しました。 以上の結果、売上高は1,272億95百万円(前期比10.3%減)、営業利益は134億39百万円(前期比21.4%減)、経常利益は168億85百万円(前期比2.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は153億91百万円(前期比16.2%減)となりました。 各セグメント別の状況は次のとおりです。 ① 外航海運業 大型原油タンカー市況は、秋口以降活発であった大西洋域での荷動きの鈍化を受けて軟化した後、米国及びイスラエルによるイラン攻撃に端を発したホルムズ海峡の事実上の封鎖により急騰するも、実勢を捉えにくい混乱局面となりました。当社においては、支配船腹を長期契約に継続投入し、安定収入確保に努めましたが、一部の船舶においては入渠により稼働日数が減少しました。 ケミカルタンカー市況は、中国経済の低迷をはじめとする世界経済の不透明さにより、前期と比べ軟化しましたが、期末にかけてのホルムズ海峡の事実上の封鎖の影響により急騰しました。当社においては、基幹航路である中東域から欧州及びアジア向けをはじめとする数量輸送契約に加え、米国出しのスポット貨物を積極的に取り込む等、採算確保に努めましたが、市況軟化と期末にかけてのホルムズ海峡の事実上の封鎖による中東域への配船制限の影響を受けました。一方で、期中に2隻の新造船が船隊に加わり稼働を開始しました。 大型LPG船市況は、米中関税摩擦等による不透明感から一時弱含んだものの総じて高い水準で推移し、ホルムズ海峡の事実上の封鎖後は、米国からアジア各国への長距離航海増加が船腹需給を引き締めたことにより、一段と強含みました。当社においては、既存の中長期契約を中心に安定収益を確保したことに加え、一部の船舶が好調な市況の恩恵を受けました。また、2025年9月に当社初の大型エタン船が竣工し、2026年1月には2隻目も船隊に加わりました。 ドライバルク船市況は、期初は軟調に推移するも、穀物の順調な海上荷動きに加え、石炭及びその他ばら積み貨物の底堅い輸送需要もあり夏場以降は総じて堅調に推移しました。当社においては、専用船は順調に稼働し安定収益確保に貢献しました。パナマックス型及びハンディ型を中心とする不定期船隊でも効率配船に努め、収益を確保しました。また、新たに基幹船隊に加わったパナマックス型及びハンディ型各1隻が収益に貢献しました。 以上の結果、外航海運業の売上高は1,024億64百万円(前期比12.8%減)、営業利益は87億86百万円(前期比33.4%減)となりました。 ② 内航・近海海運業 内航ガス輸送の市況は、慢性的な内需の低迷から荷動きは総じて低調に推移しましたが、新造船供給等が限定的であったことから船腹需給は引き締まり、前期並みの水準を維持しました。当社においては、安定収益確保に努めたものの、運航船の入渠が重なった影響を受けました。 近海ガス輸送の市況は、中国経済の減速に伴う輸送需要の低迷により低調に推移したことに加え、ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴うアジア各国のプラントの生産停止や減産の影響を受けました。当社においては、既存の中長期契約に基づき安定して稼働し、収益を確保しました。 以上の結果、内航・近海海運業の売上高は107億64百万円(前期比5.1%減)、営業利益は3億3百万円(前期比33.3%減)となりました。 ③ 不動産業 東京都心のオフィスビル賃貸市況は、新築大型ビルへの集約移転や利用面積の拡張等の需要により、空室率が低下傾向となり、堅調に推移しました。当社所有ビルにおいては、オフィスフロアは順調な稼働を継続したことに加え、堅調な賃貸市況下での契約更改が収益拡大に貢献しました。商業フロアは入居率が高まり、飲食テナントを中心に売上が回復傾向となりました。 英国ロンドンのオフィスビル賃貸市場においては、空室率の低下や高グレードな物件への需要に支えられ賃料水準は堅調に推移しました。当社所有ビルにおいては、オフィスの高グレード化に向けた長期改修工事中の物件を除いて、総じて安定的に稼働しました。 イイノホール&カンファレンスセンターにおいては、文化系やビジネス系を中心とした堅調な催事需要に支えられ、安定的な稼働を維持しました。 不動産関連事業のスタジオ事業を運営する㈱イイノ・メディアプロにおいては、広告系やエンターテイメント系を中心とした案件を順調に受注し安定収益を確保しました。 以上の結果、不動産業の売上高は141億80百万円(前期比8.2%増)、営業利益は43億50百万円(前期比25.7%増)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当期の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、298億58百万円のプラス(前期は307億29百万円のプラス)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益180億10百万円と減価償却費135億42百万円によるものです。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は421億16百万円のマイナス(前期は307億86百万円のマイナス)となりました。これは主に船舶への設備投資を中心とした固定資産の取得による支出640億5百万円によるものです。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は143億10百万円のプラス(前期は83億25百万円のマイナス)となりました。これは主に長期借入れによる収入492億70百万円が長期借入金の返済による支出245億18百万円を上回ったことによるものです。 以上の結果、「現金及び現金同等物の当期末残高」は140億50百万円(前期末は115億93百万円)となりました。 生産、受注及び販売の実績 この項目は「業績等の概要 (1) 業績」の記載に含めて記載しております。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、期末日における資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。当社グループ経営陣は、債権の貸倒、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価及び収益・費用の報告金額についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループにおける重要な会計上の見積りに関する情報は、「第5 経理の状況 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照下さい。 (2) 経営成績及び財政状態の分析 ① 経営成績の分析 当期における売上高は、前期比10.3%減の1,272億95百万円となりました。なお、各セグメントの売上高の概要は、「業績等の概要 (1) 業績」に記載のとおりであります。 営業利益は前期比21.4%減の134億39百万円となりました。なお、各セグメントの営業利益の概要は、「業績等の概要 (1) 業績」に記載のとおりであります。 経常利益は、前期比2.8%減の168億85百万円となりました。これは主に営業利益の減少によるものです。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比16.2%減の153億91百万円となりました。これは主に経常利益の減少によるものです。 ② 財政状態の分析 当期末の総資産残高は前期末に比べ402億53百万円増加し、3,466億84百万円となりました。これは主に船舶の竣工に伴う固定資産の増加によるものです。 負債残高は前期末に比べ276億8百万円増加し、1,883億94百万円となりました。これは主に船舶の竣工に伴う設備資金の借入によるものです。 純資産残高は前期末に比べ126億45百万円増加し、1,582億90百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴う利益剰余金の増加によるものです。 以上の結果、当期末の連結自己資本比率は45.6%(前期末は47.5%)となりました。 (3) 流動性及び資金の源泉 ① 資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは当社グループの外航海運業と内航・近海海運業により構成される海運業に関わる運航費、船費、借船料と不動産業に関わる管理費、営繕費等の不動産業費用、各事業についての一般管理費等があります。また、設備資金需要としては船舶投資と不動産投資に加え、情報処理の為の無形固定資産投資等があります。 ② 財務政策 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用や金融機関からの借入により資金調達を行っており、運転資金及び設備資金につきましては、国内、海外子会社のものを含め当社において一元管理しております。 当社グループの主要な事業資産である船舶の調達に当たっては、船主からの中長期用船や裸用船のバランスも考慮に入れ、当社グループ全体の有利子負債の削減を図っております。円建て、米ドル建ての借入金を含む当期末の有利子負債残高(リース債務を除く)は1,417億20百万円となりました。 また、資金調達コストの低減に努める一方、過度に金利変動リスクに晒されないよう、設備資金の借入の大部分について金利スワップなどの手段を活用しております。 当社グループは国内2社の格付機関から格付を取得しており、本報告書提出時点において、日本格付研究所:「A-」、格付投資情報センター:「BBB+」となっております。また、金融機関には充分な借入枠を有しており、当社グループの事業の維持拡大、運営に必要な運転、設備資金の調達は今後も可能であると考えております。また、国内金融機関において複数年を含む合計180億円並びにUS$6千万のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。 ③ キャッシュ・フロー 「業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご覧下さい。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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