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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東プレ

Topre Corporation5975 · Prime · 金属製品

プレス部品で自動車業界に強み。定温物流車両も手掛ける、ものづくり複合企業

概要

東プレは1935年に東京プレス工業として創業した金属製品メーカーである。現在は自動車用プレス部品・金型、冷凍・冷蔵車、空調機器、電子機器(キーボード)を手がける多角化企業。2026年3月期の連結売上高は3,788億円、従業員数は6,860名。東京証券取引所プライム市場に上場し、日産自動車、トヨタ自動車、本田技研工業を主要顧客とする。

売上高の約8割を占めるプレス関連事業

プレス関連事業は、自動車メーカー向けにプレス部品(ボディ・シャシ部品)とその金型を供給する。2026年3月期のセグメント売上高は2,974億86百万円で、全社売上の78.5%を占める。日産自動車向けが35.5%、トヨタ自動車向けが17.4%、本田技研工業向けが16.1%と三大自動車メーカーへの依存度が高い。生産拠点は国内に加え、北米(米国・メキシコ)、中国(佛山・襄陽・武漢・広州)、タイ、インドに展開する。

国内トップクラスのシェアを持つ定温物流関連事業

定温物流関連事業では、冷凍・冷蔵車の架装(ボディ製作)を一貫生産する。2026年3月期の売上高は658億55百万円で、全社の17.4%を占める。国内トップクラスのシェアを有し、食品物流など温度管理が必要な輸送に対応する。販売は連結子会社トプレックが行い、近年は中型車の販売が堅調に推移。電動化や高効率冷凍装置の開発が課題である。

空調・電子機器・輸送で構成されるその他事業

その他事業(空調機器、電子機器、輸送事業)の2026年3月期売上高は154億73百万円で、全社の4.1%を占める。空調機器部門では、クリーンルーム用機器、送風機、住宅用換気システム「バブコン」などを手がける。電子機器部門では、静電容量無接点方式のキーボード「REALFORCE」や産業用防水・耐油キーボードを製造。輸送事業は連結子会社東邦興産が担う。

18社のグループ企業で構成される組織体制

東プレグループは、当社と連結子会社13社、非連結子会社5社、関連会社1社の計18社の子会社で構成される。プレス関連事業では、国内に東プレ九州、東プレ東海、三池工業などの子会社、海外にTopre America、Topre Autoparts Mexico、東普雷(佛山)など8社の製造子会社を持つ。定温物流関連事業の販売はトプレック、その他事業の輸送は東邦興産が担当する。

業界の中での役割は自動車プレス部品サプライヤー/冷凍冷蔵車架装メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,788億円
営業利益
280億円
営業利益率
7.4%
純利益
186億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車主力

国内外の自動車メーカー向けに、プレス部品(ボディ・シャシ部品等)とその金型を供給。国内および北米、中国、タイ、インドに生産拠点を持ち、グローバルに展開。

主要顧客自動車メーカー(具体的社名は有報に明記なし)

主な製品・サービス2
プレス部品
自動車のボディやシャシに使用される金属プレス部品。高精度・高品質を要求される部品を量産。
プレス部品用金型
プレス部品成形に使用される金型。自社で設計・製造し、高精度な部品生産を支える。

02物流・運輸準主力

冷凍・冷蔵車の架装(ボディ製作)を行い、食品物流等の定温物流業界に提供。国内トップクラスのシェアを有する。

主な製品・サービス1
冷凍・冷蔵車国内シェア上位
温度管理が必要な食品等を輸送するための冷凍・冷蔵機能付き車両。架装メーカーとして各種ボディを製造。

03空調・電子機器・その他副次

空調機器(クリーンルーム用・住宅用換気システム)、電子機器、輸送事業などを展開。プレス・定温物流と関連する多角化事業。

主な製品・サービス2
空調機器(バブコン・クリーンルーム用機器・送風機・住宅用換気システム)
クリーンルーム向け空調や住宅用換気システムなど、空調関連機器を製造販売。
電子機器
電子機器の製造販売(具体的製品は有報に明記なし)。

製品と技術

自動車用プレス部品と自社製金型

プレス関連事業の中心製品は、自動車のボディやシャシに使用される金属プレス部品と、その成形に用いる金型である。金型は自社で設計・製造し、高精度な部品生産を支える。国内では当社及び東プレ九州、東プレ東海、三池工業が製造し、海外では米国、メキシコ、中国、タイ、インドの子会社が生産。軽量・低コスト・環境配慮のためのマルチマテリアル技術を強みとする。

冷凍・冷蔵車の一貫生産体制

定温物流関連事業では、冷凍・冷蔵車の架装(ボディ製作)を一貫して行う。食品物流等の温度管理が必要な輸送に対応し、国内トップクラスのシェアを有する。高品質な冷凍車を自社で一貫生産し、電動化やカーボンニュートラル対応の高効率冷凍装置の開発を進めている。販売は連結子会社トプレックが担当する。

バブコンに代表される空調機器群

空調機器部門では、クリーンルーム用空調機器、送風機、住宅用換気システムを手がける。代表製品に「バブコン」があり、塑性加工・送風・ヒートポンプ技術を活かした高性能空調機器を提供。半導体工場やオフィスビル向けの高性能ファンに加え、戸建て住宅向けのオリジナル全館空調システムも開発中である。

静電容量無接点方式のREALFORCEキーボード

電子機器部門の主力製品は、静電容量無接点方式を採用したキーボード「REALFORCE」である。人間工学に基づいた設計で、打鍵感と耐久性に優れる。eスポーツ市場の拡大に伴いBtoC向け販売を強化する一方、防水・耐油仕様の産業用キーボードも展開し、BtoB分野への技術展開を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア上位冷凍・冷蔵車国内トップクラスのシェア物流・運輸

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

金属加工の中堅、安定収益

東プレは、金属プレス加工や鋼材加工を主力とする中堅メーカー。同業の稲葉製作所やケー・エフ・シーと比べ、売上高3,736億円と規模は大きいが、営業利益率7.7%と業界平均並み。自動車や建設機械向けに強みを持つが、特定業界への依存度が高く、需要変動のリスクがある。安定的な収益基盤を築いているが、成長性は限定的。

強み

  • 自動車・建設機械メーカーとの長期取引で安定受注を確保。
  • 精密プレス加工など高度な技術力で品質を維持。
  • FY2024の3,549億円からFY2026の3,788億円と緩やかな増収。
  • 自動車部品、建材、産業機械など幅広い分野に対応。

課題

  • 国内製造業の伸び悩みで、大幅な成長が見込みにくい。
  • 自動車・建設機械の需要変動の影響を強く受ける。
  • 営業利益率7.7%と高くないため、更なる効率化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字が東プレ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17012川崎重工業4,078億円18.8倍
27278エクセディ2,979億円20.2倍
37242カヤバ2,405億円7.5倍
46472NTN2,231億円16.0倍
53569セーレン2,201億円12.9倍
65975東プレ1,845億円9.1倍
75192三ツ星ベルト1,373億円16.8倍
85970ジーテクト1,013億円7.3倍
97241フタバ産業999億円6.2倍
107246プレス工業978億円11.6倍
115949ユニプレス608億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

東京プレス工業として創業した1935年

1935年4月、東京都江東区大島町に東京プレス工業株式会社が設立された。資本金300千円で、プレス加工を主業とし、製罐・鈑金も営んだ。1937年10月には城東工業を、1958年1月には東京ダイカストを吸収合併し、規模を拡大した。

相模原工場の新設と株式上場

1960年7月、神奈川県相模原市に金型工場を新設し、相模原工場とした。1962年4月には東邦興産を設立。同年6月には相模原工場にプレス工場を新設し、同年8月に東京証券取引所市場第二部へ株式を上場した。1964年3月には広島工場を新設し、1965年7月に東京工場を相模原工場へ移転合併した。

冷凍車・空調・電子機器への多角化

1968年9月に冷凍・冷蔵車業界へ進出し、1970年1月には空調機器業界へ進出した。1971年9月にトップ工業を設立。1978年4月には東プレ・コープランド(現ティー・シー・コーポレイション)を設立。1983年10月に電子機器業界へ、1986年6月には事務機器業界へ進出し、事業領域を拡大した。

商号変更と第一部指定

1974年2月に東京証券取引所市場第一部へ指定された。1978年8月にはアメリカ駐在員事務所を開設し、海外展開を開始。1985年10月に商号を東プレ株式会社(Topre Corporation)に変更した。1985年5月には東プレ・コープランドを株式会社ティー・シー・コーポレイションに商号変更した。

年表24件を開く

1930年代

  • 1935年4月創業東京都江東区大島町に東京プレス工業株式会社を設立し、プレス加工を主とし製罐・鈑金を併せ営む。(資本金300千円)
  • 1937年10月M&A城東工業株式会社を吸収合併。

1950年代

  • 1958年1月M&A東京ダイカスト株式会社を吸収合併。

1960年代

  • 1960年7月神奈川県相模原市に金型工場を新設し、相模原工場とする。
  • 1962年4月神奈川県相模原市に東邦興産株式会社を設立。(現・連結子会社 資本金1,000千円)
  • 1962年6月相模原工場にプレス工場を新設。
  • 1962年8月上場東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。
  • 1963年10月相模原工場に組立工場を新設し、併せて金型工場、プレス工場を増設。
  • 1964年3月広島県賀茂郡八本松町(現・東広島市)にプレス・組立工場を新設し、広島工場とする。
  • 1964年7月本社を東京都江東区より中央区へ移転。
  • 1965年7月M&A東京工場を相模原工場へ移転合併。
  • 1967年6月創業神奈川県相模原市に東京メタルパツク株式会社を設立。(資本金50,000千円)
  • 1968年1月相模原工場にプレス工場・金型工場を増設。
  • 1968年9月冷凍、冷蔵車業界へ進出。

1970年代

  • 1970年1月空調機器業界へ進出。
  • 1971年9月創業東京都中央区にトツプ工業株式会社を設立。(資本金20,000千円)
  • 1974年2月東京証券取引所市場第一部へ指定。
  • 1978年4月創業東京都中央区に東プレ・コープランド株式会社を設立。(資本金300,000千円)
  • 1978年8月アメリカ駐在員事務所開設。
  • 1979年9月創業岐阜県加茂郡川辺町に東プレ岐阜株式会社を設立。(資本金20,000千円)

1980年代

  • 1983年10月電子機器業界へ進出。
  • 1985年5月商号変更東プレ・コープランド株式会社を株式会社ティー・シー・コーポレイションに商号変更。
  • 1985年10月商号変更東プレ株式会社に商号変更。
  • 1986年6月事務機器業界へ進出。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マルチマテリアル車体構造の提案

    自動車業界の変革に対応し、鉄やアルミなど多様な素材を活かした軽量・低コスト・環境配慮型の車体構造を提案し、構造設計・解析技術で差別化を図る。

  2. 02

    定温物流の高度化と海外展開

    高品質な冷凍車を一貫生産する独自体制を活かし、温度管理の高度化と電動化ニーズに対応。営業力強化、倉庫・コンテナ拡充、インドネシアを中心とした東南アジア市場開拓を推進する。

  3. 03

    高性能空調・キーボードの拡販

    塑性加工・送風・ヒートポンプ技術を活かした高性能空調機器の開発・拡販、および静電容量無接点方式キーボードのBtoC市場拡販とBtoB分野への技術展開を強化する。

  4. 04

    情報セキュリティ体制の強化

    情報漏えいやシステム障害などのリスクに対応するため、情報セキュリティポリシーに基づき体制整備、社内教育、人材育成を段階的に進め、グループ全体のセキュリティ体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,860人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は719万円で、9期前と比べて+8.7%平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,574
2018年3月3,856
2019年3月66137.514.54,248
2020年3月64237.814.45,546
2021年3月59238.114.56,098
2022年3月57338.515.05,959
2023年3月62239.115.56,402
2024年3月67839.515.66,834
2025年3月71239.315.16,938412
2026年3月71939.415.06,860408

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 6 / 海外 8、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 米国アラバマ州カルマン市 その他3拠点719億円
プレス関連 製品事業
九州事業所 — 福岡県 久留米市 その他1工場156億円
プレス関連 製品事業
相模原事業所 — 神奈川県相模原市中央区、他147億円
プレス関連製品 事業、その他
本社工場 — メキシコ ケレタロ州 サンファンデルリオ市145億円
プレス関連 製品事業
本社工場 — インド グジャラート州 アーメダバード県9,342百万円
プレス関連 製品事業
東員本社 — 三重県 員弁郡東員町 その他2工場6,884百万円
プレス関連 製品事業
本社工場 — タイ サムットプラカーン県 バーンボ―郡4,650百万円
プレス関連 製品事業
栃木事業所 — 栃木県 河内郡上三川町3,735百万円
定温物流関連事業
本社工場 — 中国 広東省佛山市2,683百万円
プレス関連 製品事業
本社工場 — 中国 湖北省襄陽市2,225百万円
プレス関連 製品事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    トプレック株式会社(注)2(注)4
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦興産株式会社(注)5
    神奈川県 相模原市 中央区 · 連結子会社
    議決権60.8%
  • 国内
    東プレ九州株式会社(注)2
    福岡県 久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東プレ東海株式会社(注)2
    三重県 員弁郡東員町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三池工業株式会社
    神奈川県 横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Topre America Corporation (注)2(注)4
    米国 アラバマ州 カルマン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Topre Autoparts Mexico, S.A. de C.V. (注)2(注)4
    メキシコ ケレタロ州 サンファンデルリオ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    東普雷(佛山)汽車部件有限公司(注)2
    中国 広東省佛山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    東普雷(襄陽)汽車部件有限公司(注)2
    中国 湖北省襄陽市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    東普雷(武漢)汽車部件有限公司(注)2
    中国 湖北省武漢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    広州三池 汽車配件有限公司(注)5
    中国 広東省広州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOPRE (THAILAND) CO., LTD. (注)2
    タイ サムットプラカーン県 バーンボ―郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • Topre India Private Limited (注)2インド グジャラート州 アーメダバード県100%
  • ㈱J-MAX (注)3岐阜県 大垣市21%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,788億円営業利益280億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.4%、利益が-2.1%。

売上高
+1.4%
3,788億円
営業利益
-2.1%
280億円
純利益
+31.9%
186億円
営業利益率
7.4%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,920億円3,788億円
営業利益230億円280億円
純利益150億円186億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,006億円、営業利益は68億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.9%、営業利益は+112.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q85348
2024年1Q793324.091
2024年2Q864293.444
2024年3Q939717.69
2024年4Q95327
2025年2Q1,7871005.627
2025年4Q1,9491869.5114
2026年2Q1,7781055.972
2026年4Q2,0101758.7114
2027年1Q1,006686.866

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は915億円から3,788億円へ4.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月91510358
2014年3月1,116157116
2015年3月1,206166103
2016年3月1,454154104
2017年3月1,634197137
2018年3月1,912247169
2019年3月2,014217154
2020年3月2,13610784
2021年3月2,145165126
2022年3月2,336170110
2023年3月2,904165100
2024年3月3,549378171
2025年3月3,7362862747.7141
2026年3月3,7882803587.4186

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,788億円のうち、営業利益として残るのは280億円7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は186億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%3,312億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.2%196億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%280億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
7.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.7pt
4.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが352億円、投資CFが−166億円で、差し引きのフリーCFは186億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は622億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月78−10430−26222
2014年3月147−90−1657269
2015年3月168−19041−22296
2016年3月222−224−40−2250
2017年3月280−211−4769271
2018年3月269−217−652314
2019年3月235−3025−67261
2020年3月215−365179−150279
2021年3月247−339195−92393
2022年3月386−185−125201499
2023年3月252−183−9669490
2024年3月388−265−121123514
2025年3月522−445−4477540
2026年3月352−166−121186622

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,894億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,473億円で、自己資本比率は62.5%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,14375838561.9
2014年3月1,38190547661.6
2015年3月1,5861,05153562.5
2016年3月1,7231,13359062.0
2017年3月1,9221,26166161.7
2018年3月2,1771,48769064.3
2019年3月2,3921,59379962.4
2020年3月2,6651,4941,17154.9
2021年3月3,0981,6561,44252.3
2022年3月3,2001,8051,39555.2
2023年3月3,3941,9461,44856.3
2024年3月3,6552,1671,48858.3
2025年3月3,7112,2331,47859.2
2026年3月3,8942,4731,42162.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
629億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,047億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
37億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,421億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率87社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率87社中49位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.4%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.5%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.4%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,415で、1年前と比べて+64.5%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥3,415+1.6%1ヶ月+26.5%1年+64.5%時価総額1,845億円
過去52週の値幅
安値¥2,150高値¥3,610

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR0.67倍
配当利回り2.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月に入り上昇が加速し、8月10日には3225円と前日比+7.50%高で、25日移動平均線2734.12円を約18%上回る。RSIは81.02と買われすぎの水準にあり、過熱感が強い状態。52週高値3430円に接近しており、上値を試す展開が続く。出来高は598,900株と急増しており、機関投資家の買いや需給の逼迫が示唆される。週足では明確な上昇トレンドにあり、200日線2492.32円からは約29%上回る。高値圏での急伸は反動のリスクを伴うが、勢いは強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは7.54倍と業界平均18.2倍を大幅に下回り、PBRも0.57倍と割安。ROEは8%と低いが、配当利回り3.54%は業界平均3.76%とほぼ同等。配当性向29.4%と安定感がある。収益は安定的に推移しており、株価は割安と判断。ただし、ROEの低さが割安の理由ともいえる。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍49.7倍
PER (予想)11.3倍
PBR0.67倍1.13倍
ROE8.0%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は堅調で、PBR 0.57倍と割安観がある一方、ROE 8%と資本効率が低く、成長鈍化が課題。強気派は自動車・半導体需要の回復と収益改善を見込むが、弱気派は金属製品需要の停滞と設備投資効率を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 割安感

    PBR 0.57倍、PER 7.5倍と指標面で割安に見える。

  • 増収基調

    売上高は2023年度以降、継続的に増加している。

  • 業績改善余地

    自動車・半導体市場の回復で収益増が期待できる。

  • 売上高は3549→3736→3788億円と増収通年影響

    3期連続で増収。FY2026/3は前期比1.4%増。

  • 純利益は141億→186億円に大幅増益決算発表後影響

    FY2025/3 141億→FY2026/3 186億円。営業減益を吸収。

  • PER7.5倍・PBR0.57倍と割安継続影響

    時価総額1,525億円に対し利益規模。PBRも1倍割れ。

  • 外国人保有22.8%と機関投資家の支持継続影響

    海外投資家の比率が高く、需給が安定しやすい。

マイナスに働く材料7
  • 低い資本効率

    ROE 8%と一ケタで、PBRの低さを正当化できない。

  • 成熟市場

    金属製品業界は成長が乏しく、競争が激しい。

  • 利益率低下

    直近の営業利益率は7%台で、改善傾向が見られない。

  • 営業利益は286億→280億円に減益決算発表後影響

    増収も原燃料高などで営業利益が前期比2.1%減。

  • 営業利益率は7.66%→7.39%と低下通年影響

    コスト増で利益率が0.27ポイント悪化。

  • ROE8%は資本効率の高さに欠ける継続影響

    PBR0.57倍なのはROE8%のため。改善材料がない。

  • 株価1年で38.6%上昇、反動安の懸念継続影響

    1年前比+38.57%。短期上昇の反動安リスク。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の動向を確認するための重要指標。
設備投資額
将来の成長と資本効率のバランスを見る。
自動車・半導体向け売上
主要需要先の動向が業績を左右するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+17.6%いまの株価に対する利回りは2.93%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
2.93%
いまの株価に対して
配当性向
29.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4628.5
2018年3月5826.122.8
2019年3月603.428.3
2020年3月45−25.031.2
2021年3月30−33.329.9
2022年3月25−16.710.9
2023年3月3020.011.9
2024年3月5583.311.4
2025年3月8554.594.3
2026年3月10017.629.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,949人。区分でいちばん多いのは金融機関35.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.6%を占め、残る52.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関37.636.237.836.535.135.3
個人・その他24.125.624.025.326.428.3
外国法人21.722.823.123.123.422.8
事業法人16.114.814.314.314.212.3
自己株式2.72.72.74.96.08.2
証券会社0.50.60.70.80.81.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社11.57
02株式会社日本カストディ銀行9.03
03石井直子4.92
04日本生命保険相互会社3.95
05株式会社りそな銀行3.46
06東プレ取引先持株会3.00
07住友生命保険相互会社2.65
08株式会社みずほ銀行2.34
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.28
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+221%、1株純資産は14期で+249%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1171,4138.78.117.9
2014年3月2311,70014.94.813.5
2015年3月2071,98111.29.115.9
2016年3月2082,13310.110.131.6
2017年3月2732,36312.110.628.5
2018年3月3282,66513.19.422.8
2019年3月2932,84510.67.128.3
2020年3月1612,7875.77.531.2
2021年3月2393,0898.16.529.9
2022年3月2103,3696.55.610.9
2023年3月1913,6405.46.411.9
2024年3月3274,1618.58.011.4
2025年3月2784,3386.56.894.3
2026年3月3744,9278.06.329.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額243百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
山本豊代表取締役 社長執行役員64
原田勝郎取締役専務執行役員 商品事業本部長 兼 同冷凍機器事業部長 兼 広島事業所長 兼 栃木事業所長 兼 岐阜事業所長 兼 開発部担当68
露木好則取締役専務執行役員 業務本部長 兼 購買本部長 兼 品質本部担当66
髙田剛取締役54
小笠原直取締役61
緑川芳江取締役47
七戸博監査役 常勤60
佐藤政彦監査役63
田中秀一監査役63
松尾雅弘常務執行役員
山城活博執行役員
木下武人執行役員
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
持田智彦執行役員
矢吹譲次執行役員
原田哲州執行役員
石原勧浩執行役員
松浦孝一郎執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31123917859
社外取締役3303010
監査役1212121
社外監査役214147

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容855字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社18社(連結子会社13社、非連結子会社5社)、関連会社1社により構成され、プレス関連製品、定温物流関連製品のほか、空調機器、電子機器などの製造・販売を主な事業内容とし、さらに各事業に関連する物流、研究及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (プレス関連製品事業) ・プレス部品 …………国内は、当社及び連結子会社 東プレ九州(株)、東プレ東海(株)、三池工業(株)で製造し、販売は当社が行っております。 海外は、連結子会社 Topre America Corporation、Topre Autoparts Mexico, S.A. de C.V.、東普雷(佛山)汽車部件有限公司、東普雷(襄陽)汽車部件有限公司、東普雷(武漢)汽車部件有限公司、広州三池汽車配件有限公司、TOPRE(THAILAND)CO., LTD.、Topre India Private Limitedがプレス部品の製造・販売を行っております。 ・プレス部品用金型………当社及び連結子会社 東プレ九州(株)で製造し、販売は国内においては当社が、海外においては海外子会社を通じて行っております。 (定温物流関連事業) ・冷凍・冷蔵車等…………当社で製造し、販売は連結子会社 トプレック(株)が行っております。 (その他) ・空調機器 バブコン・クリーンルーム用機器・送風機及び住宅用換気システム …………当社で製造・販売しております。 ・電子機器 …………当社で製造・販売しております。 ・輸送事業 …………連結子会社 東邦興産(株)が行っております。 事業系統図は次のとおりであります。 (注)事業系統図中の子会社は、すべて連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,663字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 東プレグループは、卓越した技術を駆使して製品・サービスを創造し、社会に貢献することを使命とします。経済的成果を追い求めるだけでなく、国際企業として社会から必要とされ、尊敬される企業として、高い倫理観と良識をもって企業活動を遂行します。世界中で働く東プレグループの職員はこの理念を共有し、社会への貢献と企業の永続的な繁栄を求めて行動します。 こうした基本理念に基づき、株主やお客様、取引先からの信頼と期待に応え、社会とともに成長することを念頭においた経営を実践しております。 (2)経営戦略等 当社グループは、2024年度を初年度とし、2026年度を最終年度とする中期経営計画を定めております。 <第16次中期経営計画ビジョン> 2035年に創立100周年を迎える私たちは、これからも、多様な技術で様々なお客様に商品を提供し続けます。 <第16次中期経営計画基本方針> ・人材育成と働き易い環境整備に努めて、多様性の意識を持つ人材が 活躍できる場を広げ、次代を担う社員に責任ある企業であり続けます。 ・生産手段の効率化や技術革新を推進しながら お客様が求める技術力を追求し、企業の競争力を向上させ続けます。 ・サステナビリティの実現に向かって常に高い意識を持ち、 グローバル企業として社会的責任を果たし続けます。 また、計画の概要については、当社ホームページをご参照ください。 (3)経営環境 世界経済におきましては、米国の貿易政策や中東情勢の地政学的緊張の長期化、金融資本市場の変動、エネルギー価格の高止まりにより、不確実性の高い状況が続いております。特に、中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の上昇や供給制約は、企業活動に影響を及ぼす懸念があります。また、気候変動や人権問題、ESG対応への意識は一段と高まり、企業の持続可能性に対する要求も強まっております。 また、国内経済におきましても、為替変動の影響や資材・原材料価格の高騰、人手不足の深刻化といった課題が企業活動に影響を与えており、加えて、物価上昇の継続に伴う消費者マインドの冷え込みを背景に、個人消費には一部弱さが見られるなど、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 このような環境下、自動車業界におきましては、一部の日系自動車メーカーの電動化に関する投資や戦略の見直しの動きが見られており、技術革新に対応した柔軟な開発・生産体制が求められております。当社グループとしても、これらの動向に迅速に対応し、競争力のある製品・技術の提供を進めてまいります。 冷凍車業界におきましては、部材供給の安定化が進む一方で、カーボンニュートラルや電動車両対応への要求が高まっており、高効率・低環境負荷の冷凍装置の開発が喫緊の課題となっております。また、要冷品カテゴリーの増加に伴う冷凍車の需要増を見込んでおり、品質と環境性能の両立を図る技術力の強化が重要な課題と捉えております。 空調機器及び電子機器業界におきましては、省エネ性や快適性を追求した高付加価値製品への需要が継続的に拡大しており、当社が展開する独自技術を活かした製品群への評価が高まっております。半導体工場やオフィスビル向けの高性能ファンの製造に加え、戸建て住宅の断熱性機能や快適性ニーズに対して、実験住宅を用いたフィールド評価を継続実施し、オリジナル全館空調システムの開発も展開しております。また、人間工学に基づいて設計されたキーボード「REALFORCE」や、産業向けの防水・耐油キーボードは、eスポーツ市場の拡大や産業用デバイスとしての活用が進んでおり、製品ラインナップの拡充や展示会等への出展を通じて、BtoB・BtoC両面での販売強化に努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 このような状況のもと、当社グループにおきましては、コア技術の開発、コスト低減、生産体制の強化に努めてまいります。 ①事業別戦略 プレス関連事業におきましては、自動車業界の変革に対応し、軽量・低コスト・環境配慮を実現する車体構造を提案してまいります。また、鉄やアルミなど多様な素材を活用した構造設計・解析技術を強みに、マルチマテリアルによる差別化と競争力強化に努めてまいります。 定温物流関連事業におきましては、高品質な冷凍車を一貫生産する独自体制を活かし、温度管理の高度化と電動化ニーズに対応してまいります。加えて、営業力の強化や倉庫・コンテナの拡充、東南アジア(インドネシア中心)での海外市場開拓を推進してまいります。 その他事業におきましては、空調機器部門では、塑性加工・送風・ヒートポンプ技術を活かし、高性能空調機器の開発・拡販を進め、快適な空間を提供するとともに、戸建て住宅向けのオリジナル全館空調システムの展開も強化してまいります。 電子機器部門では、静電容量無接点方式による高性能キーボードを核に、BtoC市場での拡販と、BtoB分野への技術展開を強化してまいります。 ②情報セキュリティへの取組み 当社グループは、情報漏えいやシステム障害など、情報セキュリティ上のリスクを経営上の重要課題と認識しており、今後の事業継続に向けた対応強化を進めてまいります。 昨年度整備した「情報セキュリティポリシー」に基づき、体制整備、社内教育、人材育成などの施策を段階的に進めていく方針であります。 グループ全体として、外部環境の変化や脅威の高度化に対応できる情報セキュリティ体制の構築を目指し、継続的な強化に取り組んでまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業別の損益管理を行っております。「売上」、「営業利益率」、「ROE」、「ROIC」を経営指標とし、損益の達成状況を管理しております。また、財務状況の健全性を維持するために、「自己資本比率」についても経営指標としております。 (6)会計基準の選択に関する基本的な考え方 当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上を目的に、グループ内の会計処理基準の整備及びIFRSへの適用について、検討を進めております。
事業等のリスク1,710字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <海外事業について> 当社グループでは、プレス関連製品事業における海外拠点として、北米地区におきましては米国アラバマ州、テネシー州、オハイオ州、ミシシッピ州のTopre America Corporation、メキシコ合衆国ケレタロ州のTopre Autoparts Mexico, S.A. de C.V.、アジア地区におきましては中国広東省の東普雷(佛山)汽車部件有限公司、中国湖北省の東普雷(襄陽)汽車部件有限公司、中国湖北省の東普雷(武漢)汽車部件有限公司、中国広東省の広州三池汽車配件有限公司、タイ王国サムットプラカーン県のTOPRE(THAILAND)CO.,LTD.、またインド共和国グジャラート州のTopre India Pvt. Ltd.を設けております。それぞれの国内の景気変動、自動車の販売状況、各種の法律および規制の発動または変更、為替の変動、また感染症・疫病などの発生・蔓延等により当社グループの経営成績および財政状態に影響をおよぼす可能性があります。 <製品の不具合について> 当社グループは、自動車用プレス部品をはじめ、冷凍機器、空調機器、電子機器等の多様な製品を生産しており、それぞれの製品に合わせた品質保証体制のもとに製品を出荷しております。製品の不具合を防止するため、品質保証に関わる組織の充実を図るとともに、新たな品質管理手法を取り入れるなど体制の強化を進めております。 また、万が一当社の品質不具合を原因として製造物責任賠償を請求されるような事態に備えるため保険に加入し、こうした事態の発生にともなう費用負担に対応しております。しかしながら、不具合の内容や規模によっては製造業としての当社グループの評価に重大な損失を与え、当社グループの経営成績に影響をおよぼす可能性があります。 <災害等のリスクについて> 当社グループは国内及び海外において事業を展開しており、台風やハリケーン、地震などの自然災害や、ストライキ、騒乱、感染症・疫病等の発生・蔓延などの影響を受けることが考えられます。これらの事態が発生した事業所では生産活動の停滞や停止、設備投資の遅延が生じる可能性があります。また、取引先においても同様に生産活動に支障をきたす可能性があり、いずれも長期間におよんだ場合には当社グループの経営成績に影響をおよぼす可能性があります。 <移転価格税制について> 当社は、海外連結子会社各社との間でロイヤリティの受領、製品の輸出などの海外取引を行っております。当該取引は、独立した第三者間で通常行われる取引価格に準じて取引価格を決定しておりますが、税務当局との見解に相違が生じた場合、当社の経営成績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 <情報セキュリティについて> 当社グループは、国内外の全拠点・事業活動において、IT技術やネットワーク等を広範に活用しております。 近年、サイバー攻撃の高度化・巧妙化が進む中で、情報セキュリティ上のリスクは一層高まっており、当社グループとしても、情報漏洩や業務妨害などの不測の事態を回避するための体制整備を重要な経営課題と認識しております。 現在、情報セキュリティポリシーの整備を進めており、これに基づく人材の確保・育成や運用体制の強化など、段階的な取組みを開始しております。 しかしながら、万一、想定を超えるサイバー攻撃や不正アクセス、内部不正等により情報漏洩やシステム障害が発生した場合には、社会的信用の低下、損害賠償責任の発生、関係先を含む業務の停滞・停止、ならびに復旧対応にかかるコストの発生などにより、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,870字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ183億円増加の3,893億8千7百万円、負債合計は、前連結会計年度末に比べ57億2千5百万円減少の1,421億3百万円、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ240億2千5百万円増加の2,472億8千3百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高3,788億1千5百万円(前連結会計年度比1.4%増)、営業利益280億4千2百万円(同2.1%減)、経常利益357億8千万円(同30.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益185億6千1百万円(同31.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 プレス関連製品事業は、売上高2,974億8千6百万円(同0.8%減)、セグメント利益(営業利益)166億9千5百万円(同12.7%減)、定温物流関連事業は、売上高658億5千5百万円(同12.8%増)、セグメント利益(営業利益)97億7千2百万円(同24.2%増)、その他(空調機器部門、電子機器部門、輸送事業)は、売上高154億7千3百万円(同1.6%増)、セグメント利益(営業利益)15億8千万円(同3.5%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は622億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ82億6百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは351億6千2百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは166億円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは120億6千9百万円の減少となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) プレス関連製品事業   297,737   97.9% 定温物流関連事業   67,714   116.6% その他   9,928   110.1% 合計   375,381   101.1% (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) プレス関連製品事業   299,528   100.6   49,946   104.3 定温物流関連事業   65,433   109.3   20,761   98.0 その他   15,579   104.6   1,619   107.0 合計   380,542   102.1   72,327   102.4 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) プレス関連製品事業   297,486   99.2 定温物流関連事業   65,855   112.8 その他   15,473   101.6 合計   378,815   101.4 (注)主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 日産自動車㈱   141,535   37.9   134,551   35.5 トヨタ自動車㈱   63,494   17.0   65,902   17.4 本田技研工業㈱   60,266   16.1   61,068   16.1 (注)上記金額には、当該顧客と同一の企業集団に属する顧客への販売高を集約して記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、低価法による売却用金型等の正味売却価額の見積り、減価償却資産の耐用年数の設定、有価証券の減損、貸倒引当金、退職給付債務、税効果会計、固定資産の減損等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行い、それらに対して継続して評価を行っております。その際、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 イ.財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ183億円増加の3,893億8千7百万円となりました。 流動資産は、主に仕掛品の増加、現金及び預金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ63億4千1百万円増加の1,802億6千8百万円となりました。 固定資産は、主に有形固定資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ119億5千8百万円増加の2,091億1千8百万円となりました。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ57億2千5百万円減少の1,421億3百万円となりました。 流動負債は、主に1年内償還予定の社債の減少により、前連結会計年度末に比べ128億2千7百万円減少の955億8千6百万円となりました。 固定負債は、主に社債の増加により、前連結会計年度末に比べ71億2百万円増加の465億1千7百万円となりました。 (純資産合計) 主に利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ240億2千5百万円増加の2,472億8千3百万円となりました。 ロ.経営成績 (売上高と営業利益) 主に定温物流関連事業において、販売台数が堅調に推移し、特に中型車の販売台数が増加したことなどにより、売上高は前連結会計年度を上回りました。しかしながら、主にプレス関連製品事業において、国内での物量が減少したことなどにより、営業利益は前連結会計年度を下回りました。 この結果、当社グループの業績は、売上高3,788億1千5百万円、前連結会計年度に比べ52億4千6百万円の増収(1.4%増)となりました。 営業利益は、280億4千2百万円、前連結会計年度に比べ6億6百万円の減益(2.1%減)となりました。 (営業外損益と経常利益) 当連結会計年度の営業外損益は、受取利息7億9千万円、為替差益57億6千5百万円の計上などにより、77億3千7百万円の利益となり、前連結会計年度に比べ90億7百万円の増益となりました。これは、主に前連結会計年度の為替差損23億8百万円が為替差益に転じたことなどによります。 この結果、経常利益は、357億8千万円、前連結会計年度に比べ84億1百万円の増益(30.7%増)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は、主に減損損失67億1千1百万円の計上などにより、60億3千3百万円の損失となり、前連結会計年度に比べ2億4千7百万円の減益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ44億1千7百万円の増益(31.2%増)となり、185億6千1百万円となりました。 ハ.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は622億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ82億6百万円増加しました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、351億6千2百万円の増加となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益297億4千6百万円、減価償却費238億9千9百万円であります。主な減少要因は、法人税等の支払額112億9千5百万円、仕入債務の減少額86億7千1百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、166億円の減少となりました。主な増加要因は、有価証券の売却及び償還による収入178億3千8百万円であります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出297億6千9百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、120億6千9百万円の減少となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入95億円であります。主な減少要因は、社債の償還による支出100億円、長期借入金の返済による支出99億5千8百万円であります。 ニ.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、鋼材をはじめとした素材価格の高騰に対しては、生産活動に支障をきたさぬよう、安定供給の確保を第一に、そして価格面の影響も最小限にすべく対策を講じてきております。しかし、これは、短期的に収束が期待できない重要な課題であると認識しております。 また、前述の「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおり、諸所の課題を認識しており、体制の構築等に取り組んでおります。 ホ.資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備資金需要となっております。 運転資金需要は生産活動に必要な材料及び部品の仕入、製造費、また販売費及び一般管理費等の営業費用等であります。設備資金需要は工場建設費用、機械装置及び金型等の投資等によるものであります。 (財務政策) 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては内部資金の充当を基本としております。不足となった場合は、運転資金は短期借入金、設備資金は長期借入金及び社債の発行により資金調達しております。 設備資金の調達は、国内・海外子会社を含めたグループ全体の長期的な投資計画に基づき、当社で調達計画を作成し、一元管理しております。 ヘ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 前述の「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための指標として、「売上」、「営業利益率」、「ROE」、「ROIC」、「自己資本比率」等を使用しております。 ト.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 (プレス関連製品事業) プレス関連製品事業におきましては、アメリカ及び中国において物量が増加した一方、国内での物量減少により、プレス関連製品事業全体での売上高は、2,974億8千6百万円、前連結会計年度に比べ24億9千6百万円の減収(0.8%減)となりました。利益面では、国内での物量減少により、セグメント利益(営業利益)は、166億9千5百万円、前連結会計年度に比べ24億3千8百万円の減益(12.7%減)となりました。 セグメント資産は、主に棚卸資産及び有形固定資産の増加により、前連結会計年度末に比べ154億4千7百万円増加の3,201億4千7百万円となりました。 (定温物流関連事業) 定温物流関連事業におきましては、冷凍車部門において、販売台数が堅調に推移し、特に中型車の販売台数が増加したことなどにより、売上高、営業利益ともに前期を上回りました。その結果、定温物流関連事業全体での売上高は、658億5千5百万円、前連結会計年度に比べ74億9千3百万円の増収(12.8%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は97億7千2百万円、前連結会計年度に比べ19億2百万円の増益(24.2%増)となりました。 セグメント資産は、主に棚卸資産及び有形固定資産の増加により、前連結会計年度末に比べ30億4千1百万円増加の477億8千3百万円となりました。 (その他) 空調機器部門におきましては、住宅部門が堅調に推移した一方、ビル空調部門において半導体工場・オフィスビルの工事延期及び中止の影響を受け、売上高、営業利益ともに前期を下回りました。電子機器部門におきましては、キーボード「REALFORCE」の国内販売台数が市況影響により減少しましたが、OEM製品の産業装置向けタッチパネル応用製品の販売台数が増加したことにより、売上高は前期を上回りました。一方、原材料費などの上昇により、営業利益は前期を下回りました。輸送事業におきましては、売上高、営業利益ともに前期を上回りました。その結果、その他の事業全体での売上高は、154億7千3百万円、前連結会計年度に比べ2億5千万円の増収(1.6%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、15億8千万円、前連結会計年度に比べ5千6百万円の減益(3.5%減)となりました。 セグメント資産は、主に売掛金の減少により前連結会計年度末に比べ1億8千8百万円減少の214億5千5百万円となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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