概要
SBSホールディングスは、企業間(BtoB)物流を中核とする総合物流企業集団である。冷凍・冷蔵・常温の三温度帯食品物流や即配サービス、国際物流まで手がける3PL/4PL事業に強みを持ち、物流施設の開発・賃貸・流動化を組み合わせた独自のビジネスモデルを展開する。2025年12月期の連結売上高は4,903億円、従業員数は約1万1,772人。1987年の設立以来、M&Aによる事業拡大を重ね、現在は国内外に50以上の連結子会社を擁する。
物流・不動産・その他の3セグメントで構成
当社グループは、持株会社であるSBSホールディングスのもと、物流事業、不動産事業、その他事業の3セグメントで構成される。物流事業が売上の約94%を占める中核であり、3PL/4PL、食品物流、運送、即配、国際物流、物流コンサルティングを提供する。不動産事業はグループが保有する物流施設等の賃貸と開発・販売を手がけ、物流施設の自社開発・流動化サイクルを推進する。その他事業には人材派遣・紹介、産業廃棄物処理・リサイクル、広告制作・代理、太陽光発電が含まれ、物流事業の差別化と充実を図る。2025年12月期のセグメント別売上高は、物流事業4,602億円、不動産事業193億円、その他事業107億円である。
M&Aで拡大したグループと拠点ネットワーク
当社グループは、設立以来積極的なM&Aにより事業領域と規模を拡大してきた。2004年の雪印物流(現SBSフレック)の買収を皮切りに、東急ロジスティック(現SBSロジコム)、全通(現SBSゼンツウ)など物流企業を次々にグループ化。2011年にはインドの国際物流会社Atlas Logistics、2012年にはシンガポールに地域統括会社を設立し、東南アジアへ進出。2025年にはオランダのBlackbird Logisticsを連結子会社化し、欧州にも足がかりを得た。国内ではブランド統一を進め、2013年に14社の社名をSBSに統一。現在は50社の連結子会社を擁し、全国の物流拠点と国際ネットワークを活用した一気通貫のサービスを提供する。
独自のビジネスモデル:施設開発と流動化のサイクル
当社グループの特徴的な戦略の一つが、物流施設の自社開発と流動化を循環させるビジネスモデルである。荷主企業のニーズに合わせた大型倉庫を土地取得から建設まで一貫して行い、3PL/4PL事業の拠点として活用する。その後、投資資金を回収するために施設の信託受益権などを外部に譲渡(流動化)し、その収益は不動産事業に計上される。2025年12月期には野田瀬戸物流センターA棟の信託受益権の一部譲渡を実施した。このサイクルにより、財務健全性を維持しながら物流ネットワークの拡充と収益向上を両立している。中期経営計画では、連結売上高7,000億円、物流セグメント営業利益率4.5%を目標に掲げる。
成長を牽引する3PL/4PLと食品物流
物流事業の中でも、3PL/4PLと食品物流は収益の柱である。3PL/4PLでは、荷主企業の物流業務を包括受託し、複数の物流事業者との連携による最適な物流網を構築する。同社は「全方位の物流機能を有する3PL企業集団」を標榜し、物流コンサルティングから実際の運営まで一貫して提供する。食品物流は、全国ネットワークで冷凍・冷蔵・常温の三温度帯に対応し、温度管理が必要な食品の保管・配送を強みとする。子会社のSBSフレックやSBSゼンツウがこれを担い、大手食品メーカーとの取引を多数抱える。2025年12月期の物流事業営業利益は118億円(前期比28.9%増)と回復し、収益構造改革の効果が現れている。
業界の中での役割は総合物流企業(3PL・4PL、食品物流、運送等)を中核とし、物流施設開発・賃貸、人材・環境サービスを提供にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 物流事業 | 4,602億円 | 93.9% | 119億円 | 2.6% |
| 不動産事業 | 193億円 | 3.9% | 91億円 | 47.2% |
| その他事業 | 108億円 | 2.2% | 7億円 | 6.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01物流事業主力
企業間(BtoB)物流を中心に、3PL/4PL、三温度帯食品物流、運送、即配サービス、国際物流、物流コンサルティングなど総合的な物流サービスを提供。荷主企業の物流改革を提案し、業務運営を受託。
- 3PL・4PL事業
- 物流業務の包括受託及び複数物流業者との連携による物流運営サービス。
- 食品物流事業
- 全国ネットワークによる冷凍・冷蔵・常温の三温度帯食品物流サービス。
- 運送事業
- 顧客企業の倉庫・工場からの材料・製品等の運送・配送。
- 即配サービス事業
- 小型貨物を即日配送するサービス。
- 国際物流事業
- 輸出入・国際複合一貫輸送等の国際物流サービス。
- 物流コンサルティング事業
- 物流効率化・改善のためのコンサルティング。
02不動産事業準主力
所有する物流施設等の賃貸(オフィス・住居・倉庫等)及び物流施設の開発・販売を行っています。グループの物流事業と連携した施設開発も実施。
03その他事業(人材・環境・マーケティング・太陽光発電)副次
物流センター等での人材派遣・紹介、産業廃棄物の収集・中間処理・リサイクル、広告制作・代理等のマーケティング支援、太陽光発電事業を展開。物流事業の差別化・充実に貢献。
- 人材事業
- 物流センター等で発生する業務を担うスタッフの派遣・紹介。
- 環境事業
- 一般及び産業廃棄物の回収・中間処理・リサイクル。
- マーケティング事業
- 広告制作、広告代理等の販売促進支援。
- 太陽光発電事業
- 保有地や物流センター屋根を活用した太陽光発電。
製品と技術
3PL/4PL:荷主の物流改革を包括受託
3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)は、顧客企業の物流業務を包括的に受託し、保管・在庫管理・配送・情報処理などを一貫して提供するサービスである。4PLは複数の物流事業者を統括・調整し、最適な物流網を設計・運用する高度なサービスを指す。当社グループは「全方位の物流機能を有する3PL企業集団」として、物流コンサルティングから現場運営までをワンストップで提供。大手メーカーや小売企業との長期契約を多数保有し、サプライチェーン全体の効率化を提案する。物流施設の自社開発によるコスト競争力と、グループ各社の専門性を組み合わせたソリューションが強みである。
三温度帯食品物流:冷凍・冷蔵・常温を全国カバー
食品物流事業は、冷凍(-20℃以下)、冷蔵(0~10℃)、常温の三温度帯に対応した保管・配送サービスを全国規模で展開する。子会社のSBSフレックとSBSゼンツウが中核となり、食品メーカーや外食チェーン向けに温度管理の厳格な物流を提供。グループの全国ネットワークを活用し、低温倉庫からラストワンマイルまで一貫したコールドチェーンを実現。近年はEC向けの冷凍食品配送にも注力しており、専用の配送網を整備している。2025年12月期の物流事業売上高4,602億円のうち、食品物流が相当部分を占める。
即配サービス:小型貨物の即日配送
即配サービスは、主に小型貨物を即日で配送する事業である。子会社のSBS即配サポートがこれを担い、東京都心部を中心に当日中に荷物を届けるサービスを提供。EC事業者の発送需要や、企業間の緊急書類・部品配送などに対応する。ラストワンマイルの分野では、置き配サービスの本格導入により再配達削減にも貢献している。即配サービスは、BtoB物流の基盤となる輸配送ネットワークの一部として、3PL事業とのシナジーを発揮する。
国際物流:輸出入・複合一貫輸送をグローバルに
国際物流事業では、輸出入通関、国際複合一貫輸送、フォワーディングなどを提供。シンガポール、インド、オランダに現地法人を持ち、アジア・欧州間の貨物を一気通貫で取り扱う。2011年に買収したインドのAtlas Logisticsや、2015年設立のSBS Logistics Singapore、2025年にグループ化したオランダのBlackbird Logisticsを通じて、国際物流ネットワークを拡充中。顧客のグローバルサプライチェーンを支援し、国内外の拠点と連携したシームレスな物流サービスを実現する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
陸運業のなかでの位置
物流特化型、鉄道系大手と差別化
同社は物流・運送業を主力とし、鉄道業を中心とする東武鉄道や東急などとは異なるビジネスモデルを持つ。売上高約4,400億円(2024/12期)と業界内で中規模ながら、物流特化で効率性を追求。競合の鉄道系は不動産等の多角化が進む中、同社は物流インフラに集中しており、内需依存度が高い。営業利益率は約4%で、業界平均並み。鉄道系との直接競合は限定的だが、運送需要の変動に影響を受けやすい。
強み
- 鉄道会社が多角化する中、物流一本で効率的な経営を実現。
- 3期連続増収で、24/12期は約8%増収。堅調な需要を捉える。
- 営業利益率4%と安定的。固定費管理やルート最適化が奏功。
- 全国的な配送網を保有し、大口顧客との長期契約が強み。
課題
- 運送業界全体のドライバー不足が長期的な供給制約に。
- 原油価格上昇が直接コスト増となり、利益率を圧迫。
- 日本国内の景気変動や物流需要減退の影響を受けやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
物流・運輸の時価総額近傍。太字がSBSホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9003相鉄ホールディングス | 2,545億円 | 10.0倍 |
| 2 | 9110NSユナイテッド海運 | 2,510億円 | 10.2倍 |
| 3 | 9075福山通運 | 2,504億円 | 16.9倍 |
| 4 | 9031西日本鉄道 | 2,482億円 | 7.4倍 |
| 5 | 1333Umios | 1,976億円 | 8.9倍 |
| 6 | 2384SBSホールディングス | 1,954億円 | 9.8倍 |
| 7 | 9119飯野海運 | 1,886億円 | 11.9倍 |
| 8 | 5975東プレ | 1,845億円 | 9.1倍 |
| 9 | 9025鴻池運輸 | 1,635億円 | 10.7倍 |
| 10 | 9068丸全昭和運輸 | 1,495億円 | 11.1倍 |
| 11 | 9010富士急行 | 1,434億円 | 3.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
即配会社として創業から持株会社へ(1987~2004年)
1987年12月、東京都江東区に株式会社関東即配として設立。当初は小口貨物の即日配送サービスを主力とした。1989年4月に商号を株式会社総合物流システムに変更し、総合物流業への転換を図る。1997年6月には軽作業請負事業の有限会社スタッフジャパン(現SBSスタッフ)を設立し、物流周辺の人材事業にも進出。1999年12月に商号を株式会社エスビーエス(SBS)に変更し、ブランド名を統一。2003年12月には日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年7月、株式会社エスビーエスを純粋持株会社に移行し、以降はグループ会社の統括とM&Aによる成長戦略を本格化させる。
M&Aで多角化とスケール拡大(2004~2006年)
持株会社体制への移行と同時に、M&Aによる事業拡大が加速する。2004年5月、雪印物流株式会社(現SBSフレック)の株式を取得し、食品物流分野に本格参入。同年9月には不動産証券化事業の株式会社エーマックス(現SBSアセットマネジメント)を設立。2005年6月には東急ロジスティック株式会社(現SBSロジコム)およびその関係会社2社、日本貨物急送株式会社(現SBSフレイトサービス)、伊豆貨物急送株式会社を取得し、輸送ネットワークを拡充。2006年1月には食品物流の株式会社全通(現SBSゼンツウ)をグループ化。同年3月には保険代理店のSBSインシュアランスサービス(現SBSファイナンス)を取得し、物流周辺サービスを拡充した。2006年4月には商号をSBSホールディングスに変更、本社を墨田区太平に移転。
上場とブランド統一の推進(2006~2013年)
2006年の商号変更後も成長を続け、2010年4月には子会社のティーエルロジコム(現SBSロジコム)がビクターロジスティクス(後のVLロジネット)の株式を取得し、物流拠点を拡大。2011年10月にはインドのAtlas Logistics Pvt. Ltd.に出資し、国際物流事業を強化。2012年3月には株式会社ゼロの株式を取得(持分法適用関連会社)。同年5月にはシンガポールにSBS Logistics RHQ Pte. Ltd.を設立し、東南アジアの統括拠点を整備。2012年12月、東京証券取引所市場第二部に上場し、翌2013年12月には市場第一部に指定替え。2013年6月にはグループブランドを統一し、新ロゴマークを導入するとともに、物流14社の社名をSBSに変更。同年、SBSフレックの地域子会社6社を合併しSBSフレックネットを発足させるなど、組織の効率化も進めた。
組織再編と海外拡大の継続(2013~2015年)
2015年1月、SBSフレックの地域子会社6社が合併しSBSフレックネット株式会社が発足。同時に、SBSロジコムのトラック輸送を担う子会社としてSBSロジコム北関東とSBSロジコム南関東を設立(後に合併しSBSロジコム関東)。同年7月にはSBSサポートロジとSBS即配が合併しSBS即配サポートが発足。同年8月にはシンガポールに運輸・通関事業を行うSBS Logistics Singapore Pte. Ltd.を設立し、ASEAN地域でのプレゼンスを高めた。この時期、売上高は2014年の1,415億円から2015年には1,580億円に拡大する一方、M&Aや設備投資に伴う費用増で当期純利益は38億円の赤字となったが、2016年には黒字に回復。2018年には子会社のブリヂストン物流など新たなM&Aも実施し、売上高2,035億円に成長した。
新型コロナ禍とEC物流の追い風(2020~2023年)
2020年からの新型コロナウイルス感染症拡大は、EC市場の急拡大をもたらし、当社グループの物流事業に追い風となった。2021年12月期の売上高は前年比57%増の4,035億円に急伸。M&Aによる新規連結効果も寄与した。しかし収益率は伸び悩み、2023年12月期には売上高4,319億円に対して営業利益は前年比14%減の176億円と減益。このため、2024年以降は収益構造改革が重点課題となる。不採算拠点の整理、倉庫空き坪の解消、料金適正化に取り組み、2025年12月期には売上高4,903億円、営業利益212億円と過去最高を更新。3期ぶりの増収増益を達成した。2025年にはオランダのBlackbird Logisticsをグループ化し、欧州での事業基盤を獲得。
年表24件を開く
1980年代
- 1987年12月東京都江東区に㈱関東即配(現SBSホールディングス㈱)を設立。
- 1989年4月商号変更商号を㈱総合物流システム(現SBSホールディングス㈱)に変更。
1990年代
- 1997年6月軽作業請負事業の㈲スタッフジャパン(現SBSスタッフ㈱)を設立。
- 1998年3月マーケティング事業のマーケティングパートナー㈱を設立。
- 1999年12月商号変更商号を㈱エスビーエス(現SBSホールディングス㈱)に変更。
2000年代
- 2003年12月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 2004年5月M&A雪印物流㈱(現SBSフレック㈱)の株式取得。
- 2004年7月㈱エスビーエス(現SBSホールディングス㈱)を純粋持株会社に移行。
- 2004年9月不動産証券化事業の㈱エーマックス(現SBSアセットマネジメント㈱)を設立。
- 2005年6月M&A東急ロジスティック㈱(後のティーエルロジコム㈱、現SBSロジコム㈱))および関係会社2社、日本貨物急送㈱(現SBSフレイトサービス㈱)、伊豆貨物急送㈱(同)の株式取得。
- 2006年1月M&A食品物流の㈱全通(現SBSゼンツウ㈱)の株式取得。
- 2006年3月M&A保険代理事業の㈲SBSインシュアランスサービス(現SBSファイナンス㈱)の株式取得。
- 2006年4月商号変更商号をSBSホールディングス㈱に変更、本社を東京都墨田区太平に移転。
2010年代
- 2010年4月M&Aティーエルロジコム㈱(現SBSロジコム㈱)がビクターロジスティクス㈱(後のVLロジネット㈱)の株式取得(2011年7月に同社を吸収合併)。
- 2011年4月M&Aティーエルロジコム㈱(現SBSロジコム㈱)が日本レコードセンター㈱の株式取得(2019年7月に同社を吸収合併)。
- 2011年10月M&Aインドの国際物流会社Atlas Logistics Pvt. Ltd.の株式取得。
- 2012年3月M&A㈱ゼロの株式取得。
- 2012年5月創業シンガポールにSBS Logistics RHQ Pte. Ltd.を設立し、東南アジア地域の拠点整備を実施。
- 2012年12月上場東京証券取引所市場第二部へ上場。
- 2013年6月商号変更ブランド統一の一環として、新ロゴマークの導入、物流14社の社名変更などを実施。
- 2013年12月東京証券取引所市場第一部へ指定替え。
- 2015年1月M&ASBSフレック㈱の地域子会社6社が合併し、SBSフレックネット㈱が発足。SBSロジコム㈱のトラック輸送を担う子会社SBSロジコム北関東㈱及びSBSロジコム南関東㈱を設立(2018年7月に両社が合併し、SBSロジコム関東㈱が発足)。
- 2015年7月創業SBSサポートロジ㈱とSBS即配㈱が合併し、SBS即配サポート㈱が発足。
- 2015年8月創業シンガポールに運輸・通関事業を行うSBS Logistics Singapore Pte. Ltd.を設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高7,000億円
- 物流セグメント営業利益率4.5%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グループ総合力の強化
グループ各社の独自戦略と共通プラットフォーム(物流施設、輸配送網、顧客基盤)を組み合わせ、最適な物流ソリューションとスケールメリットを実現する。国際物流・EC物流でも同様に成長市場を取り込む。
- 02
物流事業基盤の整備・拡充
3PL・4PL事業拡大とサービス品質向上のため物流施設を自社開発しつつ、財務安全性維持のために既存施設の流動化を計画的に推進。M&Aも活用し国内輸配送網の整備とグローバル一気通貫体制を構築する。
- 03
LT×ITによる生産性向上と差別化
物流施設への最先端技術の実装など物流DX化を加速し、業界トップクラスの省力省人化を実現して競争優位性を確保する。
- 04
サステナビリティ・人的資本経営の強化
重要課題である安全・環境・人材を重視し、社会課題解決に貢献。グループの人材力・組織力を引き出し中長期的な企業価値向上につなげる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で11,772人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は602万円で、9期前と比べて−7.3%。平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は5.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 5,189 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 5,515 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 6,979 | — |
| 2019年12月 | 649 | 45.6 | 8.4 | 7,124 | — |
| 2020年12月 | 634 | 44.7 | 8.1 | 9,742 | — |
| 2021年12月 | 619 | 43.5 | 6.8 | 10,689 | — |
| 2022年12月 | 608 | 42.2 | 7.5 | 10,859 | — |
| 2023年12月 | 610 | 46.0 | 7.2 | 10,903 | — |
| 2024年12月 | 588 | 45.0 | 6.8 | 10,759 | 165 |
| 2025年12月 | 602 | 45.1 | 5.9 | 11,772 | 181 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社44社(国内 22 / 海外 22、うち連結子会社 29) を有報から抽出しています。
- 国内㈱KMKホールディングス(注)5東京都港区 · その他の関係会社議決権49.5%
- 国内㈱鎌田企画(注)5東京都渋谷区 · その他の関係会社議決権49.5%
- 国内SBS東芝ロジスティクス㈱(注)3、6東京都新宿区 · 連結子会社議決権66.6%
- 海外東芝物流(上海)有限公司(注)2中国 上海市外高橋 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外東芝物流(杭州)有限公司(注)2中国 杭州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外東芝物流(大連)有限公司(注)2中国 大連市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外東芝物流(香港)有限公司(注)2中国 香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toshiba Logistics (Singapore) PTE.LTD. (注)2シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toshiba Logistics (Philippines) Corp. (注)2フィリピン ラグナ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toshiba Logistics (Thailand) Co.,Ltd. (注)2タイ パトゥムターニー · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toshiba Logistics Malaysia Sdn.Bhd.(注)2マレーシア ペナン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toshiba Logistics Vietnam Co.,Ltd. (注)2ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社議決権99.0%
残りのグループ会社32社を開く
- Toshiba Logistics India Pvt Ltd.(注)2インド ハリヤナ州100%
- Toshiba Logistics America Inc. (注)2アメリカ カリフォルニア州100%
- Toshiba Logistics Europe GmbH (注)2ドイツ ヴァイターシュタット100%
- SBSリコーロジスティクス㈱(注)3、6東京都新宿区67%
- RICOH LOGISTICS CORPORATION (注)2アメリカ カリフォルニア州100%
- RICOH INTERNATIONAL LOGISTICS(H.K) Ltd. (注)2中国 香港100%
- 理光国際貨運代理(深圳)有限 公司(注)2中国 深圳市100%
- SBS Logistics (Thailand) Co.,Ltd. (注)2タイ バンコク都49%
- SBS Vietnam Co.,Ltd. (注)2ベトナム ホーチミン市99%
- SBSグローバルネット ワーク㈱(注)2東京都新宿区100%
- SBSロジコム㈱(注)3、6東京都新宿区100%
- SBSフレイトサービス㈱(注)2神奈川県横浜市磯子区100%
- SBSフレック㈱(注)6東京都新宿区66%
- ブリヂストン物流㈱(注)3東京都小平市67%
- 東和運輸㈱栃木県那須塩原市100%
- SBS即配サポート㈱東京都江東区100%
- SBSゼンツウ㈱東京都新宿区100%
- SBS NSKロジスティクス㈱東京都品川区67%
- SBS古河物流㈱東京都新宿区67%
- SBS Europe B.V.オランダ ブロッカー100%
- Blackbird Logistics B.V.オランダ ブロッカー100%
- Pyxis Logistic Solutions B.V.オランダ ブロッカー100%
- De Zwaluw Logistiek B.V.オランダ ブロッカー100%
- De Zwaluw Shipping B.V.オランダ ブロッカー100%
- Maasvlakte Customs Services B.V.オランダ ロッテルダム100%
- Transmission Hoorn B.V.オランダ ブロッカー100%
- SBSスタッフ㈱東京都新宿区100%
- SBSファイナンス㈱東京都新宿区100%
- マーケティングパートナー㈱東京都新宿区100%
- SBSアセットマネジメント㈱東京都新宿区100%
- その他10社―
- ㈱ゼロ(注)4神奈川県川崎市幸区21%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は4,903億円、営業利益は213億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.4%、利益が+20.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,800億円 | 4,903億円 |
| 営業利益 | 265億円 | 213億円 |
| 純利益 | 145億円 | 118億円 |
| 1株あたり配当 | ¥120 | ¥120 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は2,943億円、営業利益は179億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+28.8%、営業利益は+179.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 1,191 | 106 | 8.9 | 68 |
| 2023年2Q | 1,036 | 36 | 3.5 | 14 |
| 2023年3Q | 1,024 | 26 | 2.5 | 12 |
| 2023年4Q | 1,068 | — | — | 7 |
| 2024年1Q | 1,138 | 81 | 7.1 | 49 |
| 2024年2Q | 1,079 | 29 | 2.7 | 16 |
| 2024年4Q | 2,264 | 67 | 3.0 | 31 |
| 2025年2Q | 2,285 | 64 | 2.8 | 28 |
| 2025年4Q | 2,618 | 149 | 5.7 | 90 |
| 2026年2Q | 2,943 | 179 | 6.1 | 109 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は1,279億円から4,903億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| シンガポールにSBS Logistics RHQ Pte. Ltd.を設立し、東南アジア地域の拠点整備を実施。 | |||||
| 2012年12月 | 1,279 | — | 27 | — | 16 |
| ブランド統一の一環として、新ロゴマークの導入、物流14社の社名変更などを実施。 | |||||
| 2013年12月 | 1,322 | — | 38 | — | 15 |
| 2014年12月 | 1,415 | — | 36 | — | 27 |
| SBSサポートロジ㈱とSBS即配㈱が合併し、SBS即配サポート㈱が発足。 | |||||
| 2015年12月 | 1,580 | — | 58 | — | −38 |
| 2016年12月 | 1,491 | — | 78 | — | 51 |
| 2017年12月 | 1,529 | — | 65 | — | 44 |
| 2018年12月 | 2,035 | — | 76 | — | 44 |
| 2019年12月 | 2,555 | — | 102 | — | 61 |
| 2020年12月 | 2,572 | — | 109 | — | 68 |
| 2021年12月 | 4,035 | — | 205 | — | 108 |
| 2022年12月 | 4,555 | — | 214 | — | 117 |
| 2023年12月 | 4,319 | — | 197 | — | 101 |
| 2024年12月 | 4,481 | 177 | 185 | 4.0 | 96 |
| 2025年12月 | 4,903 | 213 | 211 | 4.3 | 118 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高4,903億円のうち、営業利益として残るのは213億円で4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は118億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.6%4,346億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.0%344億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%213億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが354億円、投資CFが−285億円で、差し引きのフリーCFは69億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は204億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 73 | −55 | −8 | 18 | 102 |
| 2013年12月 | 63 | −62 | 1 | 1 | 103 |
| 2014年12月 | 66 | −151 | 89 | −85 | 110 |
| 2015年12月 | 77 | −71 | −27 | 6 | 90 |
| 2016年12月 | 122 | −100 | −17 | 22 | 94 |
| 2017年12月 | 117 | −81 | −14 | 36 | 115 |
| 2018年12月 | 124 | −224 | 148 | −100 | 163 |
| 2019年12月 | 169 | −126 | −21 | 43 | 185 |
| 2020年12月 | 173 | −305 | 227 | −132 | 275 |
| 2021年12月 | 275 | −223 | −93 | 52 | 238 |
| 2022年12月 | 224 | −159 | 5 | 65 | 327 |
| 2023年12月 | 141 | −102 | −76 | 39 | 297 |
| 2024年12月 | 158 | −167 | −13 | −9 | 284 |
| 2025年12月 | 354 | −285 | −149 | 69 | 204 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は3,469億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,266億円で、自己資本比率は27.9%(業種中央値40.1%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 1,045 | 278 | 767 | 26.3 |
| 2013年12月 | 1,084 | 292 | 792 | 26.7 |
| 2014年12月 | 1,311 | 351 | 960 | 24.3 |
| 2015年12月 | 1,248 | 299 | 949 | 22.5 |
| 2016年12月 | 1,223 | 345 | 878 | 26.6 |
| 2017年12月 | 1,278 | 385 | 893 | 28.5 |
| 2018年12月 | 1,718 | 482 | 1,236 | 23.1 |
| 2019年12月 | 1,800 | 541 | 1,259 | 25.1 |
| 2020年12月 | 2,546 | 681 | 1,865 | 19.9 |
| 2021年12月 | 2,772 | 807 | 1,965 | 21.9 |
| 2022年12月 | 2,969 | 922 | 2,047 | 23.7 |
| 2023年12月 | 3,013 | 1,026 | 1,987 | 26.4 |
| 2024年12月 | 3,173 | 1,129 | 2,043 | 27.8 |
| 2025年12月 | 3,469 | 1,266 | 2,203 | 27.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
陸運業 56社との比較
同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで56社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率で56社中52位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,920で、1年前と比べて+46.5%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.8倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 1.87倍 |
| 配当利回り | 2.44% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1日で6.96%上昇し、4920円となった。25日移動平均線4411.8円を約11.5%上回り、75日線4449.6円も上回る。52週高値5100円に接近。RSIは57.89と中立圏。月間では18.41%上昇しており、上昇トレンドが明確。8月10日の出来高は19万株と増加し、買いが優勢。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER9.17倍は業界平均15.41倍を大幅に下回り、予想ベースでも12.6倍と割安水準。PBR1.75倍は平均1.06倍を上回るが、ROE12.7%を考慮すると許容範囲。配当利回り2.61%は平均2.31%を上回る。ただし配当性向44.9%と余裕があり、利益は緩やかに増加。割安だが配当成長は限定的で、PBRの高さがやや懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.8倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 1.87倍 | 1.07倍 |
| ROE | 12.7% | 8.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、物流業界の構造変化の中で、成長戦略と収益性の両立ができるかにある。強気派は、売上高が拡大傾向にあり、営業利益率も改善していること、物流需要の増加とアウトソーシング需要の拡大を追い風に、中期的な成長が見込めると考える。一方、弱気派は、同業他社との競争激化や、人件費・燃料費などのコスト上昇が利益を圧迫する可能性、また、景気減速による荷動き低下を懸念する。
- 増収基調
売上高は2022/12期の4555億円から2025/12期には4903億円へ成長。
- 利益率改善
営業利益率は2024/12期の3.95%から2025/12期には4.34%へ上昇。
- 物流需要の拡大
EC市場の成長や企業の物流効率化ニーズにより、市場は拡大傾向。
- 2025年12月期売上高4903億円と前期比9.4%増2025年12月期影響中
売上高4481億円から4903億円へ422億円増収
- 2025年12月期営業利益213億円と前期比36億円増2025年12月期影響中
営業利益177億円から213億円へ+20%増益
- 営業利益率4.34%へ改善2025年12月期影響中
営業利益率3.95%→4.34%と0.39pt上昇
- 配当利回り2.61%と安定配当通年影響弱
配当利回り2.61%を維持し、株主還元姿勢は継続
- コスト上昇
人件費や燃料費の高騰が収益を圧迫する可能性。
- 競争激化
物流業界は大手から中小まで競争が厳しい。
- 景気変動の影響
景気後退時には荷動きが減少し、業績に悪影響。
- 予想PER12.6倍と実績9.17倍から悪化2026年12月期影響弱
2026年12月期予想PERは12.6倍で、実績9.17倍より高い
- 営業利益率4.34%と物流業界の低水準継続影響中
売上高4903億円に対し営業利益213億円、利益率4%台で改善余地
- 純利益は118億円と前期から回復も変動大きい2025年12月期影響中
純利益は2024年12月期96億円→2025年12月期118億円だが、2023年12月期101億円と振れ幅大
- 株価上昇で配当利回り2.61%に低下継続影響弱
年初来+33.43%の株高で利回りが低下し、押し目買いが後退
- 売上高成長率
- 物流需要の動向とシェア拡大の度合いを確認。
- 営業利益率
- コスト管理の巧拙と収益性改善の進捗を測る。
- 人件費比率
- 最大のコスト要因である人件費の動向を監視。
- 倉庫稼働率
- 資産効率と需要の強さを確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり120円で、前期から+28.6%。いまの株価に対する利回りは2.44%。増配か配当維持が8年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 21 | — | 54.3 |
| 2018年12月 | 22 | 4.8 | 26.4 |
| 2019年12月 | 30 | 36.4 | 53.2 |
| 2020年12月 | 32 | 6.7 | 34.2 |
| 2021年12月 | 55 | 71.9 | 77.7 |
| 2022年12月 | 61 | 10.9 | 30.4 |
| 2023年12月 | 65 | 6.6 | 26.3 |
| 2024年12月 | 70 | 7.7 | 33.4 |
| 2025年12月 | 90 | 28.6 | 44.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥120
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ3,496人。区分でいちばん多いのは事業法人で56.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.6%を占め、残る31.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 6.3 | 7.6 | 8.3 | 57.8 | 56.0 | 56.2 |
| 個人・その他 | 54.2 | 53.5 | 54.9 | 19.5 | 19.2 | 17.1 |
| 外国法人 | 9.8 | 9.5 | 9.1 | 8.7 | 11.4 | 12.7 |
| 金融機関 | 27.2 | 27.4 | 26.1 | 13.1 | 11.5 | 12.4 |
| 証券会社 | 2.5 | 2.0 | 1.6 | 0.9 | 1.9 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱鎌田企画 | 49.57 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 7.36 |
| 03 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 4.19 |
| 04 | SBSホールディングス従業員持株会 | 3.12 |
| 05 | 和佐見 勝 | 2.72 |
| 06 | 東武不動産㈱ | 2.52 |
| 07 | CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.44 |
| 08 | 大内 純一 | 1.26 |
| 09 | ㈱ばんせい総合研究所 | 1.03 |
| 10 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 0.77 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-04鎌田正彦新規の大量保有報告0.00%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+581%、1株純資産は14期で+240%。直近期のROEは12.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 44 | 717 | 6.2 | 7.7 | 75.5 |
| 2013年12月 | 40 | 743 | 5.5 | 13.0 | 72.3 |
| 2014年12月 | 70 | 811 | 9.0 | 14.4 | 35.2 |
| 2015年12月 | −97 | 706 | −12.7 | — | — |
| 2016年12月 | 129 | 819 | 16.9 | 6.3 | 60.6 |
| 2017年12月 | 112 | 917 | 12.9 | 10.1 | 54.3 |
| 2018年12月 | 111 | 1,001 | 11.6 | 12.8 | 26.4 |
| 2019年12月 | 153 | 1,136 | 14.3 | 12.4 | 53.2 |
| 2020年12月 | 172 | 1,278 | 14.2 | 15.2 | 34.2 |
| 2021年12月 | 272 | 1,528 | 19.4 | 12.0 | 77.7 |
| 2022年12月 | 295 | 1,772 | 17.9 | 9.4 | 30.4 |
| 2023年12月 | 253 | 2,004 | 13.4 | 9.7 | 26.3 |
| 2024年12月 | 242 | 2,221 | 11.5 | 9.8 | 33.4 |
| 2025年12月 | 297 | 2,435 | 12.7 | 12.7 | 44.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額198百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 鎌田正彦 | 代表取締役社長 代表執行役員 | 67 |
| 星秀一 | 取締役 専務執行役員(サステナビリティ推進部担当) | 70 |
| 泰地正人 | 取締役 常務執行役員(監査部・人事部・総務部・物流品質管理部担当) | 64 |
| 田中康仁 | 取締役 常務執行役員(経営企画部・事業開発部・法務室担当) | 62 |
| 五味夏樹 | 取締役 執行役員(最高財務責任者(CFO)・IR広報部・財務部・経理部担当) | 65 |
| 若松勝久 | 取締役 執行役員(グループ事業戦略部担当) | 66 |
| 岩﨑二郎 | 社外取締役 | 80 |
| 小杉善信 | 社外取締役 | 72 |
| 関根千津 | 社外取締役 | 63 |
| 川井裕也 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 |
| 辻さちえ | 社外取締役(監査等委員) | 54 |
| 鷲尾英一郎 | 社外取締役(監査等委員) | 49 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 鈴木知幸 | — | 50 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 124 | 9 | 133 | 15 |
| その他役員 | 5 | 31 | — | 31 | 6 |
| 取締役(社内) | 3 | 20 | — | 20 | 7 |
| 監査等委員 | 3 | 14 | — | 14 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,542字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,774字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,183字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,326字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第41期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第40期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第39期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-25
- 半期報告書半期報告書-第39期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第37期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
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