概要
サンウェルズは、石川県金沢市に本社を置く介護サービス事業者である。パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」を中核に、医療特化型住宅、認知症対応型グループホーム、デイサービス、訪問看護・介護、福祉用具レンタル・販売、加圧トレーニングジムなどを全国展開する。2026年3月期の売上高は281億円、従業員数は3,570人。2022年6月に東京証券取引所グロース市場に上場し、2024年7月にプライム市場へ市場区分を変更した。
介護施設運営を軸とした3事業構成
サンウェルズの事業は大きく三つに分かれる。中核は介護施設の運営事業であり、売上の大半を占める。具体的には、パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」、医療特化型住宅「太陽のプリズム」、認知症対応型グループホーム、デイサービス、訪問看護・介護、居宅介護支援などを提供する。第二に福祉用具のレンタル・販売及び住宅リフォーム事業があり、車いすやベッドの貸与、バリアフリー工事を行う。第三に加圧トレーニングジムの運営事業があるが、売上規模は小さい。これらの収入は主に介護保険、健康保険、障害福祉サービスの保険報酬と利用者の自己負担金、ホテルコストで構成される。
パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」への集中
サンウェルズの競争力の源泉は、パーキンソン病(PD)に特化した有料老人ホーム「PDハウス」である。2026年3月末現在、56施設を展開し、売上高251億円を計上する(全社売上の89%)。パーキンソン病は進行性神経難病で、適切な服薬管理とリハビリテーションが重要だが、専門的なケアを提供する施設は少ない。PDハウスでは、大学病院や専門医と連携し、専門医監修のリハビリプログラム、24時間看護体制、服薬管理を提供する。また、医療保険や障害福祉サービスの対象となるため、介護保険売上に加え医療保険売上も得られ、入居者単価が高くなる構造を持つ。
急成長と収益性の変動
サンウェルズの売上高は2018年3月期の25億円から2026年3月期には281億円へと約11倍に拡大した。しかし、2026年3月期は営業損失12億円、当期純損失17億円と赤字に転落した。要因として、PDハウスの新規開設に伴う初期費用の計上、再発防止策の実行による運営体制の見直しが挙げられる。一方で、代表取締役から10億円の寄付を受け入れ、財務基盤の強化を図った。2025年5月から2026年2月にかけて12のPDハウスを新規開設するなど、積極的な出店を継続しており、収益性は一時的に低下している。経営指標として売上高と経常利益率、有料老人ホームの稼働率を重視している。
業界の中での役割は介護サービス提供事業者(有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・訪問介護・福祉用具等)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| PDハウス | 252億円 | 89.4% | — | — |
| 医療特化型住宅 | 18億円 | 6.4% | — | — |
| デイサービス | 5億円 | 1.8% | — | — |
| 福祉用具事業 | 5億円 | 1.8% | — | — |
| グループホーム | 2億円 | 0.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01介護施設の運営事業主力
パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」、医療特化型住宅「太陽のプリズム」、認知症対応型グループホーム、デイサービス、訪問看護・介護、居宅介護支援等の介護保険・医療保険対象サービスを全国展開。
パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」は独自の専門性を持つ
- PDハウス(パーキンソン病専門ホーム)
- パーキンソン病患者向け有料老人ホーム。専門医連携によるリハビリ・服薬管理・24時間看護を提供。
- 太陽のプリズム(医療特化型住宅)
- 認知症・がん・難病者向け有料老人ホーム。医師・看護師の24時間医療ケア提供。
- グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
- 認知症高齢者が少人数で共同生活する施設。家庭的な環境で日常生活支援。
- デイサービス(通所介護)
- 民家型「太陽のひだまり」とリハビリ型「太陽のリゾート」を展開。個別リハビリ・機能訓練を提供。
- 訪問看護/介護予防訪問介護
- 看護師等が自宅を訪問し療養上の世話・診療補助。PDハウス等と併設。
- 訪問介護/介護予防・日常生活支援総合事業
- ホームヘルパーによる身体介助・生活援助。PDハウス等と併設。
- 居宅介護支援
- ケアマネージャーによるケアプラン作成・介護保険申請支援。
- 居宅介護/重度訪問介護
- 障害者総合支援法に基づく障害者向け居宅介護・重度訪問介護。
02福祉用具のレンタル、販売及び住宅のリフォーム事業その他
車いす・歩行器・ベッド等の福祉用具レンタル・販売、バリアフリー工事の提案・施工。利用者に最適な用具・工事を提供。
- 福祉用具レンタル・販売
- 車いす、歩行器、ベッド等のレンタル及び販売。専門相談員が最適品を提案。
- 住宅リフォーム
- 手すり取付・段差解消等のバリアフリー工事。
03加圧トレーニングジムの運営事業その他
加圧トレーニングジムを運営。腕・脚の付け根をベルトで締めて血流制限下でトレーニング。アメニティ無料貸出。
- 加圧トレーニングジム
- 専用ベルトを用いた加圧トレーニングサービス。
製品と技術
パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」
PDハウスは、パーキンソン病(PD)患者に特化した有料老人ホーム(住宅型有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅)である。2026年3月末現在56施設を展開し、売上高251億円を計上。大学病院や専門医と連携し、専門医監修のリハビリプログラム、24時間看護体制、服薬管理を提供する。入居者一人ひとりの状態に応じたリハビリを実施し、看取りまで対応可能。医療保険・障害福祉サービスの対象となる患者を受け入れるため、介護保険売上に加え医療保険売上も得られ、入居者単価が高い。パーキンソン病は進行性神経難病で、適切な薬剤コントロールとリハビリが重要だが、専門施設が少ないため差別化されている。
医療特化型住宅「太陽のプリズム」
「太陽のプリズム」は、認知症、がん、難病患者を対象とした医療特化型有料老人ホームである。2026年3月末現在5か所で運営。医師や看護師による24時間の医療ケア、生活支援を提供し、末期がんや難病の患者の不安定な状態をモニタリングして緊急時に対応する。在宅医との連携により医療処置を提供し、病院と在宅の間で最期まで自分らしい暮らしを支援する。売上高は18億円(全社の6.4%)で、PDハウスに次ぐ収益源となっている。
デイサービスとグループホーム
デイサービスは、民家型「太陽のひだまり」とリハビリ型「太陽のリゾート」の2種類を展開する。「太陽のひだまり」は「家」をコンセプトに、エステサービスやお泊りデイサービス、認知症専門の事業所がある。「太陽のリゾート」は作業療法士・理学療法士・言語聴覚士が個別リハビリを提供し、専用ツールや機能訓練マシンを活用する。グループホームは認知症対応型共同生活介護で、9人×2ユニットの少人数制。家庭的な雰囲気の中で日常生活をスタッフと共同で行い、認知症状の安定を図る。2026年3月期のデイサービス売上は4.6億円、グループホームは1.7億円。
福祉用具事業と加圧トレーニング事業
福祉用具事業では、車いす、歩行器、ベッド等のレンタル・販売と、手すり取付・段差解消などの住宅リフォームを提供する。福祉用具専門相談員が利用者に最適な用具を提案し、アフターメンテナンスも行う。2026年3月期の売上高は5億円。加圧トレーニングジム事業は、腕・脚の付け根をベルトで締めて血流制限下でトレーニングを行う独自のサービスを提供する。売上高は0.3億円と小規模だが、介護事業とのシナジーを図っている。両事業とも介護施設運営の補完的な位置づけである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 介護施設の運営事業パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」は独自の専門性を持つ
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
サービス業、売上成長も収益性悪化傾向
売上高は281億円と拡大傾向にあるが、営業利益率は前期4.15%から今期▲4.27%へ赤字転落した。同業のジンジブやイシンは非開示だが、利益率が低く変動しやすい業態となっている。JSHやダイブも含め、差別化が難しくコスト競争に晒されやすい。財務内容は不明だが、赤字が続けば資金繰りに影響する可能性がある。
強み
- 前期比で売上高が増加しており、事業規模は拡大している。
- 売上高281億円は同業他社の中では大きい方で、一定の存在感を持つ。
- 売上増加から新規顧客の獲得や既存顧客の拡大が推測される。
- 売上増加はサービスラインナップの拡充を示唆する。
課題
- 営業赤字転落しており、売上拡大が利益に結びついていない。
- 売上増加にもかかわらず赤字化はコスト増加が原因の可能性。
- 同業他社とのサービス差別化が不十分で、価格競争に陥りやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医療機器・介護の時価総額近傍。太字がサンウェルズ
時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2462ライク | 314億円 | 12.7倍 |
| 2 | 6298ワイエイシイホールディングス | 247億円 | 17.5倍 |
| 3 | 3649ファインデックス | 219億円 | 17.8倍 |
| 4 | 3154メディアスホールディングス | 178億円 | 18.9倍 |
| 5 | 7600日本エム・ディ・エム | 174億円 | 66.1倍 |
| 6 | 9229サンウェルズ | 40億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
建築業から介護事業への転換(1979年〜2006年)
サンウェルズの起源は、1979年12月に石川県金沢市で建築業を目的に設立された有限会社アイテム商業建築研究所である。2001年8月に株式会社アイテムに組織変更した。その後、介護事業への参入を決定し、2006年9月に通所介護サービスの提供を目的として株式会社ケア・コミュニケーションズ(後のサンウェルズ)を設立。同年11月には民家型デイサービス「和の家デイサービス(現:太陽のひだまり窪)」を金沢市に開設し、介護事業を本格化させた。
グループ会社の統合と商号変更(2007年〜2011年)
2007年7月、株式会社アイテムは訪問介護サービスを目的に株式会社セントラルケアスタッフを設立。2008年5月にはグループホームサービスを目的に株式会社サライを設立し、同年に「グループホームサライ(現:太陽のプリズム窪)」を開設した。2011年4月、経営効率化のためケア・コミュニケーションズがセントラルケアスタッフとサライを吸収合併し、株式会社アイテムの子会社となると同時に商号を株式会社サンウェルズに変更。さらに同月、住宅型有料老人ホーム「太陽のプリズム河原」を加賀市に開設した。
子会社化と事業再編(2013年〜2018年)
2013年10月、加圧トレーニングジム運営を目的に株式会社SUN加圧スタジオを設立。同年12月、中長期的な企業価値向上のため株式交換により株式会社アイテムを子会社化した。2018年2月、経営効率化を目的にSUN加圧スタジオとアイテムを吸収合併し、事業を一本化。同年6月にはパーキンソン病患者専門フロア「リライフ白山(現:PDハウス白山)」を白山市に開設し、パーキンソン病専門施設の展開を本格化させた。
PDハウス全国展開と上場(2019年〜2022年)
2019年6月、パーキンソン病専門住宅型有料老人ホーム「PDハウス野芥」を福岡市早良区に開設し、全国展開を加速。2022年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時の資金調達を機にPDハウスの出店ペースを速め、2024年7月には東京証券取引所プライム市場へ市場区分を変更した。この間、売上高は2022年3月期の82億円から2024年3月期には201億円へと急成長した。
急拡大の反動と収益悪化(2023年〜2026年)
2025年2月、再発防止策の策定と関係者の処分を公表し、運営体制の見直しを実施。これにより収益性が大幅に低下した。一方、2025年5月から2026年2月にかけてPDハウスを12施設新規開設(桜山、大津、岡山辰巳、浜松和合、稲毛、東浦和、石神井公園、清田、中央林間、宇都宮細谷町、岐阜、鳳、中野白鷺)し、営業エリアを拡大した。2026年3月期は売上高281億円に達したが、営業損失12億円、当期純損失17億円と赤字に転落。代表取締役から10億円の寄付を受け入れ、財務基盤の強化を図った。
年表14件を開く
1970年代
- 1979年12月創業建築業を目的として有限会社アイテム商業建築研究所を石川県金沢市に設立
2000年代
- 2001年8月創業有限会社アイテム商業建築研究所を組織変更し、株式会社アイテムを設立
- 2006年9月創業通所介護サービスの提供を目的として株式会社ケア・コミュニケーションズ(現:株式会社サンウェルズ)を石川県金沢市に設立
- 2006年11月民家型デイサービス「和の家デイサービス(現:太陽のひだまり窪)」を石川県金沢市に開設
- 2007年7月創業訪問介護サービスの提供を目的として株式会社アイテムが株式会社セントラルケアスタッフを石川県金沢市に設立
- 2008年5月創業グループホームサービスの提供を目的として株式会社アイテムが株式会社サライを石川県金沢市に設立 株式会社サライが「グループホームサライ(現:太陽のプリズム窪)」を石川県金沢市に開設
2010年代
- 2011年4月M&A株式会社ケア・コミュニケーションズが経営の効率化を目的として株式会社セントラルケアスタッフ及び株式会社サライを吸収合併し、株式会社アイテムの子会社となり、株式会社サンウェルズに商号変更 住宅型有料老人ホーム「太陽のプリズム河原」を石川県加賀市に開設
- 2013年10月創業加圧トレーニングジムの運営を目的として株式会社SUN加圧スタジオを石川県金沢市に設立
- 2013年12月M&A中長期的な企業価値向上を目的として株式交換により株式会社アイテムを子会社化
- 2018年2月M&A経営の効率化を目的として株式会社SUN加圧スタジオ及び株式会社アイテムを吸収合併
- 2018年6月住宅型有料老人ホーム「太陽のプリズム白山annex」内にパーキンソン病患者専門フロア「リライフ白山(現:PDハウス白山)」を石川県白山市に開設
- 2019年6月パーキンソン病専門住宅型有料老人ホーム「PDハウス野芥」を福岡県福岡市早良区に開設
2020年代
- 2022年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年7月東京証券取引所プライム市場への市場区分変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 「PDハウス」施設数全国56施設(3,070床)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
PDハウスのブランド構築
パーキンソン病専門施設として、大学病院や研究機関と共同研究を進め、効果的なリハビリや新サービスを開発。転倒検知システムや三次元オンライン診療を検証し、専門性で競合の参入障壁を築く。
- 02
PDハウスの事業拡大
大都市圏での連続開設によるエリア囲い込みと利益最大化、地方中核都市では最初の一施設を開設後、周辺へ展開して高シェアを狙う。現在は収益モデル転換等のため新規開設を一時見合わせ。
- 03
PDハウスを中心とした事業展開
進行期患者向けのリハビリノウハウを活用し、軽度患者向けのリハビリサービスも提供拡充。各地のPDハウスで得た専門性を基盤に、より多くのパーキンソン病患者へサービスを届ける。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で3,570人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は484万円で、4期前と比べて+48.7%。平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は2.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 326 | 39.2 | 2.6 | 1,081 | — |
| 2023年3月 | 462 | 38.7 | 1.9 | 1,747 | — |
| 2024年3月 | 482 | 39.0 | 2.0 | 2,435 | — |
| 2025年3月 | 484 | 39.4 | 2.0 | 3,302 | 33 |
| 2026年3月 | 484 | 39.6 | 2.4 | 3,570 | −34 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は281億円、営業利益は-12億円。前期と比べると増収減益で、売上が+6.0%、利益が-209.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 289億円 | 281億円 |
| 営業利益 | 4億円 | -12億円 |
| 純利益 | -11億円 | -17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は73億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+58.7%、営業利益は−150.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 35 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 46 | 6 | 13.0 | 4 |
| 2024年2Q | 51 | 8 | 15.7 | 5 |
| 2024年3Q | 56 | 10 | 17.9 | 6 |
| 2024年4Q | 48 | — | — | −7 |
| 2025年2Q | 131 | 12 | 9.2 | 2 |
| 2025年4Q | 134 | −1 | −0.7 | −11 |
| 2026年2Q | 134 | −10 | −7.5 | −15 |
| 2026年4Q | 147 | −2 | −1.4 | −2 |
| 2027年1Q | 73 | −3 | −4.1 | −6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年3月期からの9期で、売上は25億円から281億円へ11.2倍に増えた。直近期の営業利益率は-4.3%。売上は8期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 経営の効率化を目的として株式会社SUN加圧スタジオ及び株式会社アイテムを吸収合併 | |||||
| 2018年3月 | 25 | — | 0 | — | 0 |
| パーキンソン病専門住宅型有料老人ホーム「PDハウス野芥」を福岡県福岡市早良区に開設 | |||||
| 2019年3月 | 34 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年3月 | 44 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 54 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年3月 | 82 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年3月 | 132 | — | 7 | — | 3 |
| 2024年3月 | 201 | — | 17 | — | 8 |
| 2025年3月 | 265 | 11 | 4 | 4.2 | −9 |
| 2026年3月 | 281 | −12 | −22 | −4.3 | −17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高281億円のうち、営業利益として残るのは-12億円で-4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-17億円、売上の-6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.0%253億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.2%40億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.3%-12億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが−3億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−16億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は41億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 3 | −6 | −8 | −3 | 5 |
| 2021年3月 | 2 | −6 | 5 | −4 | 5 |
| 2022年3月 | 4 | −6 | 6 | −2 | 8 |
| 2023年3月 | 11 | −20 | 27 | −9 | 26 |
| 2024年3月 | 26 | −57 | 38 | −31 | 33 |
| 2025年3月 | 19 | −44 | 48 | −25 | 56 |
| 2026年3月 | −3 | −13 | 1 | −16 | 41 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は456億円。このうち返さなくてよい自己資本が70億円で、自己資本比率は15.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 38 | 3 | 35 | 8.1 |
| 2019年3月 | 39 | 4 | 35 | 9.6 |
| 2020年3月 | 35 | 5 | 30 | 14.1 |
| 2021年3月 | 48 | 7 | 41 | 14.2 |
| 2022年3月 | 91 | 6 | 85 | 6.9 |
| 2023年3月 | 193 | 47 | 146 | 24.1 |
| 2024年3月 | 316 | 52 | 264 | 16.4 |
| 2025年3月 | 390 | 86 | 304 | 22.0 |
| 2026年3月 | 456 | 70 | 387 | 15.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中302位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中515位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥114で、1年前と比べて-84.6%。過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 0.58倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+9.4%と上昇したが、週足では乱高下。25日線(142円)を下回り、75日線(183円)から大きく乖離。52週高値(982円)から約85.7%下落した低位株。6月24日に420万株の異常な出来高を記録、投機的な値動き。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PBR 0.65倍は業界平均の2.42倍を大きく下回る。ROE 16.3%と収益性は高いが、配当利回りは0%と無配。直近の業績悪化によりPERは算出不可だが、資産面では割安感が強い。配当が伸び悩む点がリスク。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 0.58倍 | 3.51倍 |
| ROE | 16.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績が急拡大した後に急減速し、2025年3月期・2026年3月期は営業赤字転落の見通し。強気派は「回復のきっかけを探る」段階だが、材料に乏しい。弱気派は「過去の利益は一過性で、構造的に低収益」と見る。介護報酬改定や人手不足の影響、M&Aによる成長戦略の成否が焦点。
- 業績底入れ近い
2024年3月期は黒字で、赤字は一時的コスト増が原因
- 介護需要の伸び
高齢化進展で中長期的な需要は堅調
- M&Aによる規模拡大
過去に施設数を増やし売上成長を実現
- 赤字事業の抜本改革で黒字転換2027年3月期影響強
営業利益-12億円から再生計画、固定費削減
- 新規事業の立ち上がり不定影響中
サービス多角化で収益源確保
- 株価急落後のバリュエーション妙味継続影響弱
PBR0.65倍、資産価値評価
- 外部資本の活用(増資等)次回株主総会影響中
第三者割当増資など資金調達で財務改善
- 赤字転落の深刻さ
2025年3月期は営業利益率4.15%から-4.27%へ急落
- 人手不足のコスト増
介護職員不足で人件費上昇が利益を圧迫
- PBR低位でバリュートラップ
PBR0.65倍だがROE16%は過去のもの、実質的な価値は低い
- 赤字拡大で債務超過リスク2026年下期影響強
純損失17億円、自己資本毀損で財務悪化
- 事業撤退・減損損失の計上不定影響中
のれん・固定資産減損の可能性
- 大口顧客の喪失リスク2026年影響中
売上高281億円、特定顧客依存
- 信用不安で取引先対応硬化継続影響弱
継続企業の前提懸念、資金調達難
- 営業利益率
- 黒字回復の兆しを示す最重要指標
- 入居率
- 稼働率低下が収益悪化に直結
- 人件費比率
- 人手不足の影響度を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円。いまの株価に対する利回りは0.00%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,470人。区分でいちばん多いのは事業法人で39.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.0%を占め、残る58.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | — | 38.8 | 39.1 | 39.6 | 39.3 |
| 個人・その他 | 100.0 | 37.4 | 42.1 | 36.4 | 35.6 |
| 外国法人 | — | 9.9 | 8.7 | 20.9 | 19.4 |
| 自己株式 | 34.1 | 15.2 | 14.1 | 7.9 | 7.9 |
| 金融機関 | — | 11.8 | 8.1 | 2.4 | 2.7 |
| 証券会社 | — | 2.1 | 1.9 | 0.5 | 2.7 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社杏 | 38.33 |
| 02 | 苗代 亮達 | 11.09 |
| 03 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 5.45 |
| 04 | DBS BANK LTD.700104(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 4.45 |
| 05 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 2.93 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.17 |
| 07 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.06 |
| 08 | UBS証券株式会社 | 1.06 |
| 09 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.91 |
| 10 | DBS BANK LTD FOR G.K.GOH STRATEG IC HOLDINGS PTE LTD 700551(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.91 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-07BofA証券株式会社新規の大量保有報告0.00%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは16.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 16,473 | 391,758 | 4.3 | — | 121.4 |
| 2019年3月 | 107,370 | 479,127 | 24.7 | — | 18.6 |
| 2020年3月 | 6 | 21 | 34.7 | — | 35.0 |
| 2021年3月 | 9 | 30 | 36.5 | — | 39.5 |
| 2022年3月 | 1 | 27 | 3.1 | — | 426.9 |
| 2023年3月 | 11 | 156 | 11.9 | 233.3 | 82.8 |
| 2024年3月 | 27 | 172 | 16.3 | 103.0 | 52.7 |
| 2025年3月 | −29 | 266 | — | — | — |
| 2026年3月 | −51 | 215 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額54百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 苗代亮達 | 代表取締役 社長 | 53 | 17,404,700 |
| 上野英一 | 取締役 コーポレート本部長 | 73 | 45,000 |
| 新俊彦 | 取締役 | 57 | — |
| 山本英博 | 取締役(常勤監査等委員) | 68 | — |
| 畠善昭 | 取締役(監査等委員) | 79 | — |
| 中西祐一 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 中島恵子 | 取締役(監査等委員) | 52 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 36 | 36 | 18 |
| 監査等委員 | 4 | 13 | 13 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,798字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,606字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,450字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,726字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)2025-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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