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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

三東工業社

santo co.,ltd1788 · Standard · 建設業

土木・建築・環境の3本柱で社会インフラを支える総合建設会社。

概要

三東工業社は滋賀県甲賀市に本店を置く建設会社である。土木・建築・環境開発の3事業を柱とし、2025年6月期の連結売上高は82億円、従業員121名。子会社2社と関連会社1社を擁するグループを形成している。

三つの事業セグメント

当社グループは土木事業、建築事業、環境開発事業の3セグメントで構成される。土木事業は一般土木、舗装、地下技術の3部署からなり、治山・治水、上下水道、道路、港湾などの公共工事を中心に手掛ける。建築事業は事務所・庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院などの一般建築を元請で受注する。環境開発事業は環境に関する企画・調査・設計・運営、および不動産の売買・賃貸・仲介を行う。

収益の大部分を占める土木と建築

2025年6月期のセグメント別売上高は、土木事業が4,696百万円(構成比57.3%)、建築事業が3,449百万円(42.1%)、環境開発事業が53百万円(0.6%)である。営業利益は土木事業が272百万円、建築事業が27百万円、環境開発事業が26百万円。建築事業は前期に86百万円の損失から黒字転換した。全体の売上高営業利益率は4.0%で、前期の2.7%から改善している。

滋賀県に依存する受注構造

最大の顧客は滋賀県で、2025年6月期の売上高に占める割合は23.3%(1,911百万円)である。前期にはトヨタカローラ滋賀が10.6%を占めたが、当期は10%未満となった。公共工事の元請と下請の両方で受注しており、地下技術部門は元請会社からの下請が主体である。本店所在地の滋賀県を中心に営業基盤を築いている。

グループ全体の構成

連結対象は当社、子会社の㈱古澤建設、草津栗東火葬サービス㈱、関連会社の㈱アンビエンタである。㈱古澤建設は土木事業、草津栗東火葬サービスは土木・建築事業、㈱アンビエンタは環境開発事業を担当する。グループ全体で建設工事請負を主業とし、環境関連や不動産にも展開している。

業界の中での役割は建設工事請負業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
104億円
営業利益
4億円
営業利益率
3.8%
純利益
3億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
土木事業47億円56.6%3億円6.4%
建築事業35億円42.2%0億円0.0%
環境開発事業1億円1.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01公共・民間インフラ主力

治山・治水、上下水道、土地造成など一般土木工事に加え、舗装工事や特殊緑化、地盤改良、連続地中壁、小口径管推進など専門性の高い地下技術工事を手がける。官公庁からの元請受注に加え、元請会社経由の下請受注も行う。

主な製品・サービス3
一般土木工事
道路、河川、上下水道、造成など、公共インフラ整備のための土木工事。
舗装工事
道路や用地の舗装、岩盤緑化に有効な特殊緑化工法などを提供。
地下技術工事
JST工法による地盤改良、TRD工法による連続地中壁、高精度小口径管推進工事など、高度な地下技術を要する工事。

02民間建築主力

事務所・庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院などの一般建築工事を手がける。発注者から直接受注する元請受注が大半を占める。

主な製品・サービス1
一般建築工事
オフィスビル、商業施設、公共施設などの建築工事。

03環境・不動産準主力

環境に関する企画・調査・設計・工事・運営に加え、不動産の売買・賃貸・仲介・管理・鑑定を行う。環境関連のコンサルティングから不動産活用まで幅広く手がける。

主な製品・サービス2
環境コンサルティング
環境調査、企画、設計、工事監理、運営など環境に関する一連のサービス。
不動産サービス
不動産の売買、賃貸、仲介、管理、鑑定の各サービス。

製品と技術

土木事業:一般土木・舗装・地下技術の三本柱

土木事業は一般土木、舗装、地下技術の3部署で構成される。一般土木では治山・治水、上・下水道、土地造成、港湾・空港関連、道路工事など多岐にわたる公共工事を手掛ける。舗装部門は用地・道路の舗装に加え、岩盤緑化に有効なバイオ・オーガニック工法という特殊緑化工事を提供する。地下技術部門では地盤改良工事(JST工事)、連続地中壁造成工事(TRD工事)、高精度小口径管推進工事を担い、工法の研究開発も行う。これらの工事は主に元請会社からの下請として受注している。

建築事業:多様な一般建築を元請で施工

建築事業は事務所・庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院などの一般建築工事を幅広く請け負う。受注経路の大半は元請であり、発注者から直接受注する。2025年6月期の完成工事高は3,449百万円で前期比14.8%増加、セグメント利益は27百万円と黒字転換した。土木事業に比べ採算性は低いが、公共施設や民間施設の需要に応じて安定した受注を確保している。

環境開発事業:企画から運営まで一貫対応

環境開発事業は環境に関する企画、調査、設計、監理、工事、運営を一貫して手掛ける。また不動産の売買、賃貸、仲介、管理、鑑定も行う。同事業の売上高は53百万円(2025年6月期)と小規模だが、セグメント利益率は約49%と高い。子会社の㈱アンビエンタが同事業を担い、環境低負荷商品やサービスの開発を通じて新たな需要創出を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中小ゼネコンで成長中、収益性改善が急務

三東工業社は建設業界の中堅ゼネコンとして、売上高は2024年6月期74億円、2025年6月期82億円、2026年6月期104億円と伸びている。しかし、営業利益率は2.7%から3.85%と低水準で推移しており、収益性は同業のショーボンドホールディングス(23%超)と比べて大きく見劣りする。同規模のエムビーエスやウエストホールディングスと競合するが、規模や専門性で優位性は明確ではない。受注拡大に伴う売上成長は見られるものの、利益率の改善が必須。公共工事や民間工事への依存度が高く、建設コストの上昇や人件費増が課題。

強み

  • 売上高が74億円から104億円へと急成長しており、受注拡大を示す。
  • 建設業全般に対応し、幅広い需要に応えることができる。
  • 中堅ゼネコンとして、地方での需要を取り込む実績がある。
  • 同業他社と協力し、大型案件への対応が可能な面もある。

課題

  • 営業利益率が3%前後と低く、利益体質の改善が急務となっている。
  • 大手ゼネコンや同業の競争が激しく、価格競争に巻き込まれやすい。
  • 建設資材や人件費の上昇に伴い、コスト管理や価格転嫁が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が三東工業社

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13267フィル・カンパニー37億円13.7倍
21764工藤建設37億円6.5倍
31724シンクレイヤ35億円9.9倍
4211Aカドス・コーポレーション34億円
51444ニッソウ29億円
61788三東工業社28億円8.8倍
71711SDSホールディングス26億円
81798守谷商会25億円4.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2012年〜2015年:売上高50億円前後で安定的に推移

2012年6月期の売上高は55億円、当期純利益1億円。翌期は49億円に減少し純損失1億円となった。2014年6月期は59億円に回復したが再び純損失1億円。2015年6月期は55億円、純利益1億円。この間、営業利益のデータは開示されておらず、収益性は低水準であった。経営環境は公共事業の減少や建設コスト上昇の影響を受けていたと推察される。

2016年〜2019年:売上高50億円台で横ばい、利益は小幅

2016年6月期は売上高53億円、純利益1億円。2017年6月期は48億円とやや減少したが純利益1億円を確保。2018年6月期は54億円、2019年6月期は55億円で、いずれも純利益1億円と安定した。営業利益は非開示だが、低採算ながら赤字を回避してきた。当時は建設業界全体で人手不足と資材高が課題となっていた。

2020年〜2023年:売上高拡大、2021年には75億円を記録

2020年6月期は売上高57億円、純利益1億円。2021年6月期には売上高が75億円に急増し、純利益1億円。2022年6月期は68億円に低下したが純利益2億円と増加。2023年6月期は69億円、純利益2億円。この期間、公共投資の増加や民間需要の回復が業績を押し上げた。営業利益の開示がなかったため、詳細な収益性は不明だが、利益率は改善傾向にあった。

2024年〜2025年:営業利益を開示、収益改善が進む

2024年6月期は売上高74億円、営業利益2億円(営業利益率2.7%)、純利益1億円。2025年6月期は売上高82億円、営業利益3億円(同4.0%)、純利益2億円と大幅な増収増益を達成した。建築事業が損失から黒字転換したことや、土木事業の堅調な受注が寄与した。キャッシュフローも改善し、営業活動で79百万円の資金を獲得した。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益3億円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    環境負荷低減と脱炭素への挑戦

    持続可能な社会に向け、滋賀が目指す脱炭素社会の構築や琵琶湖環境の再生に貢献するため、環境負荷の少ない生産システムへの転換を進める。

  2. 02

    高付加価値商品の開発と需要創出

    常にお客様の立場に立ち、時代を先取りした高品質で環境低負荷な商品を研究・開発し、新たな需要を創出する。

  3. 03

    現場主導の課題解決と風土改革

    現場自らが問題を発見・解決する企業風土を醸成し、「否定」が上がる文化を定着させることで、経営基盤を強化する。

  4. 04

    働きやすい環境と人材重視

    人手不足やワーク・ライフ・バランスを踏まえ、社員が最も信頼できるパートナーとの認識のもと、公平で活力ある社内風土を確立する。

  5. 05

    安定的な収益確保と株主還元

    売上高重視から高付加価値商品・サービスの提供へシフトし、適正利益を安定計上。株主への安定配当と業績応じた利益還元を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で121人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は794万円で、9期前と比べて+65.9%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月76
2017年6月81
2018年6月83
2019年6月47945.115.187
2020年6月58845.516.184
2021年6月67045.716.295
2022年6月67946.716.997
2023年6月72646.116.6116
2024年6月74446.316.8117171
2025年6月79446.016.3121248

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.2%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本店 — 滋賀県甲賀市270百万円
土木事業
本社 — 滋賀県栗東市126百万円
全社共通
機材センター — 滋賀県栗東市119百万円
土木事業
本店 — 滋賀県東近江市55百万円
土木事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アンビエンタ
    滋賀県栗東市
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は104億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+26.8%、利益が+33.3%。

売上高
+26.8%
104億円
営業利益
+33.3%
4億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
3.8%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高110億円104億円
営業利益4億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は54億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+14.9%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q18211.11
2023年4Q14−1
2024年1Q1915.31
2024年2Q2114.81
2024年3Q1915.30
2024年4Q15−1−6.7−1
2025年2Q3525.71
2025年4Q4712.11
2026年2Q5036.02
2026年4Q5411.91

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は55億円から104億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は3.8%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月5511
2013年6月49−1−1
2014年6月590−1
2015年6月5521
2016年6月5321
2017年6月4811
2018年6月5411
2019年6月5511
2020年6月5711
2021年6月7521
2022年6月6832
2023年6月6932
2024年6月74222.71
2025年6月82333.72
2026年6月104453.83

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高104億円のうち、営業利益として残るのは4億円3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.2%100億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比3.5pt
3.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.6pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は11億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月1−1008
2013年6月1−20−16
2014年6月30039
2015年6月00009
2016年6月800816
2017年6月−2−20−411
2018年6月−100−110
2019年6月100111
2020年6月10−2110
2021年6月400413
2022年6月10−10922
2023年6月−3−10−419
2024年6月−5−1−1−613
2025年6月1−2−1−111

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が34億円で、自己資本比率は66.5%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月35251071.7
2013年6月36241267.1
2014年6月37241363.7
2015年6月37251266.2
2016年6月36251168.9
2017年6月37261171.3
2018年6月39271268.3
2019年6月40271366.2
2020年6月40251563.0
2021年6月49272254.8
2022年6月48282059.4
2023年6月49311863.0
2024年6月45321370.2
2025年6月51341766.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
19億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中12位あたり、逆に低いのは営業利益率140社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.9%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
26.8%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,145で、1年前と比べて+7.6%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥4,145-2.2%1ヶ月-4.4%1年+7.6%時価総額28億円
過去52週の値幅
安値¥3,955高値¥6,400

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR0.68倍
配当利回り1.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近5日間で4380円から4310円と小幅に下落し、25日線(4272.6円)を約0.9%上回る程度。52週高値6400円からは約33%下落したが、安値3950円からは約9%戻し、底値圏でのもみ合い。出来高は薄く、8月14日に1000株と少ない一方、8月17日には1200株とやや増加したが、全体的に低調。RSI49.17と中立で、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PER8.31倍は業界平均13.75倍を大幅に下回り、PBR0.71倍と純資産に対して割安。ただし、ROE7.1%と業界平均と比較し低く、収益性は見劣りする。予想PER10.4倍と上昇が見込まれるが、現状の指標は割安。配当利回り1.86%は業界平均3.39%を下回り、株主還元は手薄。売上高・利益は増加傾向で、改善余地があるが、現状は割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍14.4倍
PER (予想)10.0倍
PBR0.68倍1.55倍
ROE7.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

3東工業社は、建設業の中でも特に競争が激しく、利益率が低い。強気派は、2026年6月期の売上高が104億円と大幅増収を計画しており、利益率も改善傾向にある点を評価する。一方、弱気派は、現状の低い利益率や、同業他社と比較して明確な競争優位性が見られない点を懸念する。今後の受注獲得力と収益改善の実現性が投資論点。

プラスに働く材料7
  • 増収計画の実現

    2026年6月期の売上高は前年比約27%増の104億円と計画され、成長期待がある

  • 利益率の改善

    2025年6月期の営業利益率3.66%から2026年は3.85%と微増する見込み

  • 割安な株価

    PER8.31倍、PBR0.71倍と低く、資産価値に対して株価が割安な可能性

  • 売上高104億円と27%増収2026年Q2影響

    売上高82億→104億円と急拡大、営業利益4億円

  • 営業利益4億円と33%増益通年影響

    営業利益3億→4億円、営業利益率3.85%

  • PBR0.71倍で純資産割れ継続影響

    PBR0.7119倍と1倍を下回り割安

  • 株価1年で10.9%上昇継続影響

    株価は年間+10.94%と上昇基調

マイナスに働く材料7
  • 利益率が低水準

    営業利益率は3%台と業界平均を下回り、収益力が弱い

  • 競争優位が不明

    同業他社と比較して、技術・ブランド・シェアでの優位性が見当たらない

  • 増収計画の達成不確実

    建設業界は競争が激しく、計画通りの増収が実現できるか不透明

  • 予想PER10.4倍と減益示唆決算発表後影響

    実績PER8.31倍に対し予想10.4倍は収益悪化示す

  • 営業利益率3.85%と低収益体質通年影響

    営業利益率は3.85%と4%未満で改善余地

  • 売上104億円でも純利益3億円通年影響

    純利益は3億円と小規模、純利益率2.9%

  • 外国人保有0.25%と需給薄い継続影響

    外国株主比率0.25%と極めて低い

次の決算で確かめる点
受注高
売上高の先行指標であり、将来の収益を左右するため
営業利益率
低利益率の改善が最優先課題であり、経営効率の向上を確認する
自己資本比率
財務の安全性を確認し、経営の安定性を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.93%。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
1.93%
いまの株価に対して
配当性向
31.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月4022.7
2018年6月400.037.4
2019年6月5025.062.3
2020年6月45−10.030.0
2021年6月6033.325.0
2022年6月7016.722.9
2023年6月9028.628.7
2024年6月10011.162.2
2025年6月1000.031.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ728人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.5%を占め、残る69.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他69.669.869.068.768.568.5
事業法人24.324.225.024.925.024.9
自己株式13.311.410.810.69.99.3
金融機関5.55.65.55.65.75.6
証券会社0.20.20.20.60.50.8
外国人個人0.10.10.10.10.20.2
外国法人0.30.10.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社東物産12.83
02三東工業社従業員持株会5.25
03中川 徹4.66
04株式会社滋賀銀行4.08
05三東工業社三東会持株会3.06
06奥田 克実2.77
07東 一孝2.62
08中川 千秋2.48
09大西 藤司2.33
10太洋基礎工業株式会社2.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+4012%、1株純資産は14期で+1379%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月113683.111.034.9
2013年6月−14352−3.8
2014年6月−913,465−2.6
2015年6月2083,6135.98.924.0
2016年6月943,6062.613.242.6
2017年6月1763,7994.810.922.7
2018年6月1073,9202.826.237.4
2019年6月803,9112.029.762.3
2020年6月1504,2453.715.630.0
2021年6月2404,3855.510.425.0
2022年6月3054,6346.88.822.9
2023年6月3684,9977.610.028.7
2024年6月2145,1334.216.762.2
2025年6月3725,4407.110.531.3
2026年6月471

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
奥田克実代表取締役会長
杉本修啓代表取締役社長
山本明登取締役 執行役員 土木事業本部長
柴田隆取締役 執行役員 建築事業本部長
古澤一昭取締役
細川礼昭取締役(監査等委員)
津田穂積取締役(監査等委員)
西川真美子取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4531676917
社外取締役31521176
取締役(社内)21421168

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容851字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社2社及び関連会社1社により構成されております。 当社グループは建設工事請負業を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)土木事業 当社は、一般土木、舗装、地下技術の三部署により構成されております。一般土木は、治山・治水工事、上・下水道工事、土地造成工事、港湾・空港関連工事、道路工事等の一般土木工事を担当しております。舗装は、用地・道路等の舗装工事、また岩盤等の緑化に有効な特殊緑化工事(バイオ・オーガニック工法等)を担当しております。地下技術は、地盤改良工事(JST工事)、連続地中壁造成工事(TRD工事)、地下埋設管における高精度小口径管推進工事及びこれらに関する工法の研究開発、設備の改良等を担当しております。各部署の受注経路については、一般土木及び舗装は、発注者より直接受注する元請の場合と発注者より元請会社を通し、下請として受注する場合とがあります。地下技術は、発注者より元請会社を通し、下請として受注しております。当該事業は、当社、㈱古澤建設及び草津栗東火葬サービス㈱が携わっております。 (2)建築事業 当社は、事務所・庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院等の一般建築工事を行っております。受注経路については、工事を発注者より直接受注する元請受注が大半であります。当該事業は、当社及び草津栗東火葬サービス㈱が携わっております。 (3)環境開発事業 当社は、環境等に関する企画、調査、設計、監理、工事及び運営と不動産の売買、賃貸、仲介、管理及び鑑定を行っております。当該事業は、当社及び㈱アンビエンタが携わっております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,665字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「技術を社会に笑顔をあなたに」をモットーに常にお客様へ高品質な環境低負荷商品、高付加価値商品・サービスを還元することで、社会のすべてのステークホルダーから信頼され、喜びと感動を与えられる企業を目指します。現況を直視し、グループをあげて収益向上に取り組み、財政基盤および経営基盤の一層の強化を図るため、次の基本方針を実行する所存であります。 ①環境保全責任 環境負荷の少ない生産システムへ転換を求められる中、持続可能な社会へ向けて、滋賀が目指す「脱炭素社会の構築および琵琶湖環境の再生」に挑戦する。 ②地域社会への貢献 循環型地域社会の形成と安全・安心な地域づくりに寄与し発展することにより、地域全体の環境・雇用・経済の充実と安定に貢献する。 ③働きがいのある会社づくり 社員は最も信頼できるパートナーであると認識し、その基本である人間対人間の「人を敬う」精神を高め、公平性重視による活力ある社内風土を確立し、共に育ちあうことを目指す。 ④市場創造に関する方針 常にお客様の立場に立って考え行動し、高品質で環境低負荷商品などの時代を先取りした商品を研究・開発し、新たな需要を創出する。 ⑤業績向上に関する方針 売上高重視よりも高付加価値商品・サービスを社会に提供することにより、安定的に適正な利益を計上し、社会のすべてのステークホルダーから信頼され常に発展する企業グループを目指す。 (2)目標とする経営指標 当社グループは利益率の向上を第一に考えており、売上高営業利益率の改善に取り組んでまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは厳しい経済環境の中でこの難局を乗り越え、限られた市場の中における生存競争に勝ち抜くため、優位性を活かした体制強化への取り組みはもちろん、市場に新たな建設価値の醸成を図り、強固な経営基盤を確立してまいります。 ①顧客にとって ・お客様に高品質の商品を提供することにより、安心、安全、そして誇りを感じていただける企業グループになる。 ・お客様に高付加価値のある提案をすることにより、喜びと感動を与える企業グループになる。 ②自社にとって ・企業を構成する現場自らが問題を発見し、解決する。現場からの「否定」が当たり前のように上がってくる企業風土になる。 ・「優れた環境技術」を企画・提案し事業領域の拡大と建設事業の進化を成し遂げて、3億円以上の経常利益を上げる企業グループになる。 ③社員にとって ・豊かな生活と雇用の保障を基盤として、社員が誇りを持って仕事に取り組める状態になる。 ④株主にとって ・優位性を活かした経営基盤を築き、株主の皆様への安定的な配当を継続し、経営成績に応じた利益還元を行う。 これらのビジョンを全ての社員が共有し、確固たる経営基盤を築くべく、全力で取り組んでまいります。 (4)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループをとりまく環境は、建設従事者の高齢化が深刻な問題となっており、将来における人手不足が懸念されております。また、昨今では仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が重視され、職場環境の改善が喫緊の課題となっています。人が何よりの財産であり、働きやすい環境を構築することが、持続可能な経営を行ううえで最重要課題と認識しております。また、昨今の円安等に起因する資材の高騰は建設業界においても多大な影響があり、正確な積算を行うことが困難になっております。 当社グループにおきましてはこのような状況を踏まえ、公共事業の発注を確実に手中に収めるとともに、民間でも比較的景気の影響を受けにくい業種への提案や展開を図ることで受注の獲得を図りたいと考えております。
事業等のリスク1,385字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(令和7年9月29日)現在において当社グループが判断したものであります。 ①業界の受注競争激化に伴うリスク 公共工事比率が高い当社グループにとっては競争激化及び経営事項審査の総合評価点が下がることにより指名ランクが下がり経営成績への懸念材料となる可能性が予想されます。 当社グループは、公共工事と民間工事の両方を事業領域としており、公共工事が少ないときは、民間工事に注力し、民間工事が少ないときは、公共工事に注力する戦略をとっております。 ②取引先の信用リスク 建設工事は個々の取引における請負金額が多額であり、工事代金を受領する前に取引先が法的整理等に至った場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 対策として、工事請負契約を締結する前に、取引先の信用情報を入手し、財務状況を確認しております。 ③工事災害及び品質不良のリスク 建設業においては、工事災害及び品質不良が発生した場合、社会的にも大きな影響を及ぼす可能性があります。また、工事災害若しくは瑕疵担保責任等により損害賠償の発生が懸念されます。 対策として、全国建設業協同組合連合会の全建協連総合補償制度に加入しております。 ④建設業界の就業者不足に関するリスク 建設業界に従事する就業者が減少傾向にありますので、就業者不足により、受注が確保できない場合や、人件費の高騰により、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 対策として、外国人の採用、新規学卒採用や中途採用の継続や取引業者による協力会等で就業者確保に努めております。 ⑤建設資材の物価上昇によるリスク 請負契約後において建設資材の高騰により経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 対策として、常に建設資材の価格調査を行っており、必要となれば購買時期を前倒しした購買等で対応しております。 ⑥労働災害発生時のリスク 建設現場においては安全管理面で万全を期しておりますが、万一重大な労働災害が発生した場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 対策として、安全室を中心に安全パトロール等の安全活動を行っております ⑦保有資産の時価相場による減損処理等のリスク 不動産及び有価証券を事業を行う上で保有しておりますが、時価相場の変動によって経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 対策として、定期的に保有の必要性を見直しております。 ⑧自然災害・感染症リスク 地震、津波、風水害等の自然災害や、感染症の世界的流行が発生した場合は、当社が保有する資産や従業員に直接被害が及び、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 対策として、BCP(事業継続計画)の継続的見直しや訓練計画の決定及び実施状況のフォローを行っております。 ⑨新規事業に関するリスク 環境開発事業の一部においては、受注から契約に至るまで相当の期間を要するため、対応するコストが先行して計上され、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。今後、早期の受注獲得に注力致します。
経営成績の分析 (MD&A)6,656字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 経営成績は次のとおりであります。 当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な設備投資や公共投資に支えられたものの、物価高と実質賃金の伸び悩みを背景とした個人消費の低迷、海外情勢の不確実性といった課題を抱え、全体としては停滞感が強い状況が続きました。 一方、建設業界につきましては、公共投資や一部の民間投資に支えられ、市場全体は拡大傾向にあります。しかしながら、建設コストの高騰や深刻な人手不足といった構造的な課題を抱える中、厳しい経営環境が続きました。 このような状況下、当社グループでは、現場力の強化、経費削減およびリスク管理の強化を重点課題として取り組み、競争力を高める努力をしてまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高8,199百万円(前期比10.8%増)、営業利益327百万円(前期比64.1%増)、経常利益338百万円(前期比62.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益231百万円(前期比74.7%増)となりました。 各セグメント別の概況は次のとおりであります。 (土木事業) 土木事業におきましては、一般土木、地下技術、舗装等の工事を行っております。 当期の業績は、完成工事高4,696百万円(前期比7.7%増)、セグメント利益272百万円(前期比で概ね同水準)となりました。 (建築事業) 建築事業におきましては、店舗、福祉施設、工場等の建築工事を行っております。 当期の業績は、完成工事高3,449百万円(前期比14.8%増)、セグメント利益27百万円(前期86百万円のセグメント損失)となりました。 (環境開発事業) 環境開発事業におきましては、環境等の企画、調査、設計、監理、工事及び運営に関する事業並びに不動産の売買等を行っております。 当期の業績は、売上高53百万円(前期比53.4%増)、セグメント利益26百万円(前期比103.3%増)となりました。 財政状態の状況は次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、3,743百万円となり、前連結会計年度末に比べ431百万円増加いたしました。これは主に、完成工事未収入金が612百万円増加したことによるものであります。 固定資産は、1,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ138百万円増加いたしました。これは主に建物及び構築物が93百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は5,086百万円となり、前連結会計年度末に比べ570百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、1,549百万円となり、前連結会計年度末に比べ353百万円増加いたしました。これは主に、未成工事受入金が273百万円増加したことによるものであります。 固定負債は、107百万円となり、前連結会計年度末に比べ3百万円減少いたしました。これは主にリース債務が5百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は1,656百万円となり、前連結会計年度末に比べ349百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は3,429百万円となり、前連結会計年度末に比べ220百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が169百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は、66.5%(前連結会計年度末は70.2%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に対し153百万円減少し、1,141百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は79百万円(前期は499百万円の使用)となりました。これは、主として未成工事受入金の増加額273百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は157百万円(前期は65百万円の使用)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出126百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は75百万円(前期は70百万円の使用)となりました。これは、主として配当金の支払額61百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、「生産実績」は記載しておりません。 また、受注高については当社グループ各社の受注概念が異なるため、「受注実績」は記載しておりません。 売上実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日)   前年同期比(%) 土木事業(千円)   4,696,764   107.7 建築事業(千円)   3,449,783   114.8 環境開発事業(千円)   53,179   153.4 合計(千円)   8,199,727   110.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の売上実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合は次のとおりであります。なお、当連結会計年度のトヨタカローラ滋賀㈱の売上実績は、当該売上実績の総売上実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載しておりません。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 (自 令和5年7月1日   (自 令和6年7月1日 至 令和6年6月30日)   至 令和7年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 滋賀県   1,560,067   21.1   1,911,558   23.3 トヨタカローラ滋賀㈱   784,894   10.6   -   - なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。 受注及び販売の実績 土木事業及び建築事業 1)受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 期別   報告セグメント   前期繰越工事高 (千円)   期中受注工事高 (千円)   計(千円)   当期完成工事高 (千円)   次期繰越工事高 (千円) 第70期 自 令和5年7月1日 至 令和6年6月30日   土木事業   2,623,536   3,399,840   6,023,376   4,075,617   1,947,758 建築事業   2,516,732   3,154,464   5,671,197   3,005,413   2,665,784 計   5,140,268   6,554,304   11,694,573   7,081,030   4,613,543 第71期 自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日   土木事業   1,947,758   5,197,015   7,144,774   4,255,587   2,889,187 建築事業   2,665,784   5,516,114   8,181,898   3,449,783   4,732,114 計   4,613,543   10,713,130   15,326,673   7,705,371   7,621,302 (注) 前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に増減のあるものについては、当期期中受注工事高にその増減額を含めております。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。 2)官公庁、民間別完成工事高 期別   報告セグメント   官公庁(千円)   民間(千円)   合計(千円) 第70期 自 令和5年7月1日 至 令和6年6月30日   土木事業   2,296,987   1,778,629   4,075,617 建築事業   367,571   2,637,841   3,005,413 計   2,664,558   4,416,471   7,081,030 第71期 自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日   土木事業   2,874,772   1,380,814   4,255,587 建築事業   340   3,449,443   3,449,783 計   2,875,112   4,830,258   7,705,371 (注)1.完成した工事のうち請負金額1億円以上の主なものは、次のとおりであります。 第70期に完成した工事のうち主なもの 発注者   工事名   完成年月 滋賀県   近江八幡守山線補助道路整備工事   令和6年6月 滋賀県   蒲生日野ライン河合工区他管路更新工事   令和6年2月 滋賀県   吉川浄水場耐震対策場内整備工事   令和5年8月 甲賀市   信楽保育園・信楽幼稚園新築工事   令和6年2月 社会福祉法人あうん   特別養護老人ホームあうんはうす新築工事   令和6年3月 近江ハウジング㈱   京都市左京区岡崎地区新築工事   令和6年4月 第71期に完成した工事のうち主なもの 発注者   工事名   完成年月 近畿地方整備局   湖西道路真野地区他道路改良他工事   令和7年3月 滋賀県   八日市蒲生ライン横山工区他管路更新工事   令和6年9月 滋賀県   大津能登川長浜線補助道路整備工事   令和7年3月 大津市   送配水管推進工事(35-36)   令和6年10月 ㈱テクノスマート   新実験棟建設及び開発区整備事業   令和6年9月 TCSホールディングス㈱   トヨタカローラ近江八幡店新築工事   令和7年3月 2.売上高総額(環境開発事業を除く。)に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。 第70期   滋 賀 県   1,534,361千円(21.7%) トヨタカローラ滋賀㈱   784,894千円(11.1%) 第71期   滋 賀 県   1,756,492千円(22.8%) 3)工事種類別完成工事高明細表 報告セグメント   第70期 (自 令和5年7月1日 至 令和6年6月30日)   第71期 (自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日) 完成工事高 (千円)   構成比(%)   完成工事高 (千円)   構成比(%) 土木事業   上・下水道   1,057,571   14.9   1,020,798   13.2 土地造成   -   -   91   0.0 道路   1,059,107   15.0   1,965,016   25.5 地盤改良工事   261,775   3.7   147,699   1.9 その他   1,697,163   24.0   1,121,982   14.6 計   4,075,617   57.6   4,255,587   55.2 建築事業   事務所・庁舎   101,896   1.4   221,594   2.9 店舗   1,233,105   17.4   521,104   6.8 倉庫・流通施設   12,919   0.2   110,476   1.4 工場・発電所   501,849   7.1   1,906,848   24.7 住宅   186,796   2.6   14,643   0.2 医療・福祉施設   430,221   6.1   402,011   5.2 その他   538,624   7.6   273,105   3.5 計   3,005,413   42.4   3,449,783   44.8 合 計   7,081,030   100.0   7,705,371   100.0 環境開発事業 第70期(自 令和5年7月1日 至 令和6年6月30日)の売上実績 34,658千円 第71期(自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日)の売上実績 53,179千円 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当期の経営成績等は、現場力の強化、経費削減及びリスク管理の強化を重点的に取り組み、競争力を高める努力をしてまいりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、建設業においては請負契約が主であり、工事受注が大きな割合を占めております。工事受注の増加はもちろんですが、早期に受注できるかによっても経営成績が変わりますので重点管理しております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、収益の改善を目標に掲げており、具体的な数値目標はありませんが、売上高営業利益率の向上を目指しております。当連結会計年度の売上高営業利益率は、4.0%となりました。 また、財政状態についても「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 売上高営業利益率の推移は以下のとおりであります。 回次   第67期   第68期   第69期   第70期   第71期 決算年月   令和3年6月   令和4年6月   令和5年6月   令和6年6月   令和7年6月 売上高営業利益率(%)   -   -   4.9   2.7   4.0 (注)第69期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (土木事業) 工事内容変更につき請負金額変更交渉に努めました。当連結会計年度の売上高営業利益率は5.8%となりました。 (建築事業) 利益率の高い工事の受注及び大型工事の受注に努めました。当連結会計年度の売上高営業利益率は0.8%となりました。 (環境開発事業) 当連結会計年度の売上高営業利益率は49.3%となりました。 前述の結果、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりとなりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、自己資金を運転資金として活用し、運転資金が不足する場合は、金融機関からの短期借入により資金調達を行っております。借入した資金については、期末までに返済しております。 当社の資金需要は大きく分けて運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。 運転資金需要の主なものは、工事の外注費や材料費等の費用、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要の主なものは、建設機械等の購入によるものであります。 また、当社は事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、短期運転資金や設備投資の調達は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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