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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ニッソウ

Nissou Co.,Ltd.1444 · Growth · 建設業

首都圏を中心に住宅リフォーム、湘南エリアで不動産流通、栃木県で注文住宅を展開。地域密着型の住宅関連サービスを束ねるグループとして、住まいのあらゆるニーズに応える。

概要

株式会社ニッソウは、リフォーム工事の請負・施工管理を主力とする建設業者である。1988年に東京都目黒区で創業し、現在は首都圏を中心に事業を展開する。2024年7月期の連結売上高は52.8億円、従業員数は104名。東京証券取引所グロース市場に上場している。グループはリフォーム事業、不動産流通事業、不動産建設事業の3セグメントで構成され、子会社4社と関連会社1社を有する。

リフォーム事業を中核とする3セグメント体制

当社グループは2024年7月期より報告セグメントを「リフォーム事業」「不動産流通事業」「不動産建設事業」の3区分に変更した。リフォーム事業は一戸建て、集合住宅、賃貸住宅の原状回復工事やリノベーション、ハウスクリーニング、入居中メンテナンスなどを請け負い、売上高の約90%を占める中核事業である。不動産流通事業は日本リゾートバンク株式会社が湘南エリアを中心に売買仲介や買取再販を行う。不動産建設事業は株式会社平成ハウジングが栃木県那須塩原市を拠点に注文住宅・建売住宅・宅地を供給する。2024年7月期のセグメント売上高はリフォーム事業47.9億円、不動産流通事業1.97億円、不動産建設事業2.95億円。

首都圏4県に広がる営業拠点

リフォーム事業は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏4県を中心に展開する。本社は東京都世田谷区経堂に置き、神奈川営業所(寒川町)、埼玉営業所(さいたま市西区)、朝霞営業所、千葉営業所(船橋市)、東北営業所(仙台市)の6拠点を有する。2023年12月にはマレーシア連絡事務所を開設し、海外展開の足がかりを築いた。不動産流通事業は神奈川県湘南エリア、不動産建設事業は栃木県を中心としており、地域ごとに事業特性を活かした営業活動を行っている。

M&Aでグループ規模を拡大

2023年3月に100%子会社として日本リゾートバンク株式会社を設立し、不動産流通事業に参入した。同年5月には株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得して子会社化、リフォーム事業の強化を図った。2024年6月には株式会社ささき、同年8月には有限会社平成ハウジング(現株式会社平成ハウジング)を相次いで子会社化し、グループ全体の事業領域を広げた。これらのM&Aによりリフォーム事業の受注能力向上と不動産建設事業への進出を実現し、連結売上高は2016年7月期の11億円から2024年7月期には47億円へと拡大した。

売上高と売上総利益を重視する経営指標

当社グループは持続的な成長と企業価値向上のために、事業規模の拡大を重視し、売上高と売上総利益を重要な経営指標に位置付けている。リフォーム事業では工事受注件数と新規顧客数、不動産流通事業では成約件数と平均保有期間、不動産建設事業では注文住宅受注件数と分譲・建売販売件数をそれぞれ把握し、改善策を講じている。また、社員が一貫して一顧客を担当する体制のため、人員増加が売上成長に直結することから、人材育成と採用を経営上の重要課題と認識している。

業界の中での役割は住宅リフォーム工事の請負、不動産売買・仲介、注文住宅の建設を手がける住宅サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
53億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.9%
純利益
2億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
リフォーム 事業48億円90.6%1億円2.1%
不動産建設 事業3億円5.7%0億円0.0%
不動産流通 事業2億円3.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅所有者(リフォーム)主力

一戸建て、集合住宅、賃貸住宅等を対象に、退去時の原状回復工事やリノベーション工事、ハウスクリーニング・メンテナンス工事を請け負う。主に首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で事業展開。

主な製品・サービス3
原状回復工事
賃貸住宅の退去時に、汚損・損耗を修復し元の状態に戻す工事。
リノベーション工事
中古住宅や空き家を現代のライフスタイルに合わせて改修する工事。
ハウスクリーニング
住宅の清掃サービス。

02不動産売買者(流通)準主力

不動産の売買、仲介、買取再販を神奈川県湘南エリア中心に展開。子会社の日本リゾートバンク株式会社が担当。

主な製品・サービス2
不動産仲介
売買・賃貸物件の仲介サービス。
買取再販
中古物件を買い取り、リフォームや整備を施して再販売する事業。

03戸建て住宅購入者(建設)副次

注文住宅・建売住宅・住宅用土地の提供を栃木県中心に展開。子会社の株式会社平成ハウジングが担当。

主な製品・サービス2
注文住宅
顧客の要望に応じて設計・建築するオーダーメイド住宅。
建売住宅
建てられた状態で販売される住宅。

製品と技術

リフォーム工事の請負と施工管理

リフォーム事業では、一戸建て、集合住宅、賃貸住宅を対象に、退去に伴う原状回復工事、リノベーション工事、ハウスクリーニング、入居中メンテナンス工事などを請け負う。2024年7月期の完成工事高は47.9億円で、前年同期比8.7%増加した。工事単価の上昇が寄与した一方、完成工事件数は減少した。BtoB事業で培った施工ノウハウと協力会社ネットワークを活用し、一般消費者向けブランド「リフォームプロ」も展開している。

買取再販と仲介を中心とする不動産流通

子会社日本リゾートバンク株式会社が神奈川県湘南エリアで不動産の売買仲介、買取再販を行う。2024年7月期の売上高は1.97億円(前期比28.2%減)だが、大型物件の成約減少を仲介件数と買取再販件数の増加で補い、セグメント利益は0.9%増の1,050万円となった。地域特性に応じた販売戦略と物件提案で、グループ内のリフォーム事業や建設事業との連携を進めている。

注文住宅と分譲住宅を手掛ける不動産建設

2024年8月に子会社化した株式会社平成ハウジングが、栃木県那須塩原市を中心に注文住宅、建売住宅、住宅用土地を提供する。2024年7月期(9ヶ月間の連結)の売上高は2.95億円、セグメント損失2,332万円となった。注文住宅や分譲・建売の販売件数が計画を下回ったが、リフォーム事業や不動産流通事業との連携により「建てる・直す・流通させる」循環型事業モデルの構築を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中堅ゼネコン、収益力向上課題

ニッソウは公共・民間の建設工事を手掛ける中堅ゼネコンで、売上高は2023/7期42億円から2025/7期53億円へ増加。同業のミライト・ワンやショーボンドHDと比べ規模が小さく、受注競争では劣位。営業利益率は2%前後と低く、収益力の改善が課題。公共工事依存度が高い可能性があり、建設需要の変動に影響されやすい。

強み

  • 2023/7期→2025/7期で約26%増収と売上高が順調に拡大。
  • 特定地域に強みを持ち、公共工事を中心に安定的な受注基盤。
  • 小規模企業ならではの機動的なプロジェクト対応が可能。
  • 売上高50億円台と業界内でまだ拡大の余地がある。

課題

  • 営業利益率が2%前後と低く、コスト管理や高付加価値化が必要。
  • ミライト・ワンなど大手に比べ規模・技術力で劣り、大型案件受注が困難。
  • 建設業界全体の人手不足で、技術者の確保・育成が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がニッソウ

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11443技研ホールディングス45億円7.3倍
23267フィル・カンパニー37億円13.7倍
31764工藤建設37億円6.5倍
41724シンクレイヤ35億円9.9倍
5211Aカドス・コーポレーション34億円
61444ニッソウ29億円
71788三東工業社28億円8.8倍
81711SDSホールディングス26億円
91798守谷商会25億円4.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

個人事業として創業した1987年

1987年1月、当社代表取締役社長の前田浩が東京都目黒区にて「クリエイティブリフォームオフィス・マエダ」を個人事業として創業した。不動産のリフォーム工事を目的とした事業で、この個人事業が後の株式会社ニッソウの基盤となる。創業から約1年後の1988年9月、資本金3,000千円で株式会社ニッソウを設立し、法人組織へと移行した。

首都圏で営業基盤を固めた1990年代~2000年代

1993年9月に資本金を10,000千円に増資し、1997年5月には東京都知事許可の一般建設業許可を取得した。2005年11月に資本金20,000千円、2010年9月には50,000千円に増資を重ね、事業規模を拡大した。2006年12月には本社を東京都世田谷区経堂へ移転し、現在に至る拠点を定めた。この間、リフォーム事業の受注体制を強化し、首都圏の不動産会社との取引を拡大した。

営業所展開と上場で成長加速(2016~2022年)

2016年10月に神奈川営業所を開設し、以降は埼玉営業所(2017年3月)、千葉営業所(2020年10月)、朝霞営業所(2021年4月)と首都圏に拠点を増やした。2016年12月には国土交通大臣許可の一般建設業許可を取得し、事業範囲を拡大。2018年2月に東京証券取引所TOKYO PRO Marketへ上場し、2020年3月には名古屋証券取引所セントレックスにも上場した。2022年4月の名証市場区分見直しに伴いネクスト市場へ移行し、同年7月には東京証券取引所グロース市場へ上場した。資本金は2022年8月に349,789千円まで増加した。

M&Aと海外進出で事業多角化(2023年以降)

2023年3月に100%子会社日本リゾートバンクを設立し不動産流通事業に参入。同年5月に株式会社ヤナ・コーポレーション、2024年6月に株式会社ささき、同年8月に株式会社平成ハウジングを相次いで子会社化し、リフォーム事業の拡大と不動産建設事業への進出を果たした。海外では2023年12月にマレーシア連絡事務所を開設し、2024年1月にはTOMORROW WTO SDN. BHD.と戦略的パートナーシップ契約を締結。同年11月にはOSK Holdings BerhadとMOUを結び、東南アジア市場への足がかりを築いた。2022年11月には国土交通大臣許可の特定建設業許可(特-4)を取得し、大規模工事にも対応可能な体制を整えた。

年表29件を開く

1980年代

  • 1987年1月創業不動産のリフォーム工事を目的として、当社代表取締役社長である前田浩が東京都目黒区にて当社の前身であるクリエイティブリフォームオフィス・マエダを個人事業として創業
  • 1988年9月創業株式会社ニッソウを設立(資本金3,000千円にて設立)

1990年代

  • 1993年9月資本金を10,000千円に増資
  • 1997年5月東京都知事(般)第106206号 一般建設業許可を取得

2000年代

  • 2005年11月資本金を20,000千円に増資
  • 2006年12月本社を東京都世田谷区経堂へ移転

2010年代

  • 2010年9月資本金を50,000千円に増資
  • 2013年7月資本金を100,000千円に増資
  • 2016年10月神奈川県高座郡寒川町に神奈川営業所を開設
  • 2016年12月国土交通大臣(般)第26483号 一般建設業許可を取得
  • 2017年3月埼玉県さいたま市西区に埼玉営業所を開設
  • 2018年2月上場東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ上場

2020年代

  • 2020年3月上場名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
  • 2020年10月千葉県船橋市に千葉営業所を開設
  • 2020年11月資本金を216,280千円に増資
  • 2021年4月埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設
  • 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所セントレックスからネクスト市場に移行
  • 2022年7月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2022年8月資本金を349,789千円に増資
  • 2022年11月国土交通大臣(特-4)第26483号 特定建設業許可を取得
  • 2023年3月100%子会社 日本リゾートバンク株式会社を設立
  • 2023年5月M&A株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し子会社化
  • 2023年6月匠屋本鋪有限公司へ資本出資
  • 2023年12月マレーシア連絡事務所開設
  • 2024年1月TOMORROW WTO SDN. BHD.との戦略的パートナーシップ契約締結
  • 2024年5月宮城県仙台市に東北営業所を開設
  • 2024年6月M&A株式会社ささきの全株式を取得し子会社化
  • 2024年8月M&A有限会社平成ハウジング(現株式会社平成ハウジング)の全株式を取得し子会社化
  • 2024年11月OSK Holdings BerhadとMOU締結

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業エリアと領域の拡大

    少子高齢化や生活様式の変化に対応し、首都圏を中心としたリフォーム事業のエリア拡大に加え、M&Aなどを通じて不動産流通・建設事業の新エリア展開を進め、市場ニーズに応える技術力・営業力を強化する。

  2. 02

    人材の確保と育成

    事業拡大に向け、優秀な人材の採用強化と社員のスキルアップを図る。勉強会や知識共有を通じた育成、若手のリーダー・管理職登用を積極的に行い、働きやすい環境を整備してダイバーシティ経営を推進する。

  3. 03

    施工ネットワークの拡充

    事業拡大には外注先の専門施工会社からなる施工ネットワークの確保・拡充が不可欠と認識し、理念共有と安全・品質管理を徹底しながらネットワーク強化を図る。

  4. 04

    内部管理体制とコーポレートガバナンスの強化

    リスクの適切な把握とコンプライアンス重視の経営管理体制を構築し、内部管理体制の強化とコーポレートガバナンス機能の充実により経営の公正性・透明性を確保し、企業価値の最大化を目指す。

  5. 05

    サービス品質の向上

    リフォーム事業をサービス業と位置づけ、社員へのマナー教育や施工品質管理を徹底。顧客満足度向上のため勉強会の機会を増やし、施工品質の更なる向上に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は614万円で、5期前と比べて+4.2%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は5.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年7月58940.74.945
2021年7月57840.34.952
2022年7月59540.25.357
2023年7月59740.55.187
2024年7月59940.85.592109
2025年7月61440.25.210496

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社 — 栃木県那須塩原市91百万円
不動産建設事業
本社 — 埼玉県所沢市48百万円
リフォーム事業
本社 — 東京都世田谷区39百万円
リフォーム事業
朝霞営業所 — 埼玉県朝霞市22百万円
リフォーム事業
本社 — 東京都江東区10百万円
リフォーム事業
横浜営業所 — 神奈川県横浜市南区9百万円
リフォーム事業
千葉営業所 — 千葉県船橋市3百万円
リフォーム事業
本社 — 神奈川県藤沢市1百万円
不動産流通事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ヤナ・コーポレーション
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ささき
    東京都 江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社平成ハウジング
    栃木県 那須塩原市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は53億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.8%、利益が+0.0%。

売上高
+12.8%
53億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
2億円
営業利益率
1.9%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高55億円53億円
営業利益0億円1億円
純利益-1億円2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+27.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1119.10
2023年4Q120
2024年1Q1317.70
2024年2Q1200.01
2024年3Q1100.00
2024年4Q1100.0−1
2025年2Q2500.02
2025年4Q2813.60
2026年2Q2600.0−1
2026年3Q1400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2016年7月期からの10期で、売上は11億円から53億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
神奈川県高座郡寒川町に神奈川営業所を開設
2016年7月1100
埼玉県さいたま市西区に埼玉営業所を開設
2017年7月1611
東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ上場
2018年7月1811
2019年7月2221
名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
2020年7月2721
埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設
2021年7月2821
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2022年7月3521
株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し子会社化
2023年7月4211
株式会社ささきの全株式を取得し子会社化
2024年7月47112.10
2025年7月53111.92

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高53億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.5%40億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.6%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.4pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.7pt
12.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年7月期は営業CFが−1億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は19億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年7月00002
2017年7月00002
2018年7月10012
2019年7月20024
2020年7月10217
2021年7月1−1007
2022年7月102110
2023年7月1−55−412
2024年7月−102−113
2025年7月−160519

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年7月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は49.3%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年7月43174.2
2017年7月54174.2
2018年7月64273.3
2019年7月75273.4
2020年7月119277.7
2021年7月1310380.4
2022年7月1713479.7
2023年7月25151059.4
2024年7月28151354.2
2025年7月35171849.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
18億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中35位あたり、逆に低いのは営業利益率140社中137位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.6%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.3%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.8%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,633で、1年前と比べて-2.7%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥2,633-1.3%1ヶ月+1.3%1年-2.7%時価総額29億円
過去52週の値幅
安値¥2,520高値¥3,005

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.74倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1か月で約9.8%下落し、25日移動平均線を7.4%下回る軟調な展開です。8月6日時点の株価2598円は52週安値2520円に接近しており、下値支持線が意識されます。RSIは18.36と著しい売られすぎ圏にあり、自律反発の可能性があります。出来高は7月30日に30400株と急増しましたが、その後は減少傾向で、売り一巡感も見られます。週足では年初来高値3005円から13.5%下落し、下降トレンドが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは開示されていないが、PBR1.72倍は同業界平均1.52倍をやや上回る。ROE12.6%は良好で資本効率は高いが、無配当であり、株主還元が手薄。営業利益率は2%前後と低く、収益性に課題。総合すると、株価は指標から見て業界平均と大きな乖離はない。一方、低収益性を考慮するとバリュエーションは割高感もある。今後の業績改善と配当政策が焦点。

指標この会社業種平均
PBR1.74倍1.55倍
ROE12.6%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、老朽化マンションの増加による修繕需要の拡大を捉えられるかどうか。強気派は、首都圏のマンション高経年化で修繕工事の需要が安定的に増加すると見る。弱気派は、競争激化による受注単価の低下や、業績の安定性の欠如(赤字転落のリスク)を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 老朽化需要

    首都圏のマンション高経年化で修繕需要は安定的

  • 専門性の強み

    防水や塗装など特定分野に特化し、技術面で信頼

  • 受注積み上げ

    売上は過去3年連続増加(35→47億円)

  • 売上高53億円と前期比6億円増加通年影響

    2025/7期売上高は53億円、2024/7期47億円から12.8%増。増収基調が続く

  • 純利益2億円と最終損益が改善通年影響

    2025/7期純利益は2億円、前期0億円から改善。黒字基調が継続

  • ROE12.6%と資本効率の高さ継続影響

    ROE12.6%。時価総額28億円の小型株ながら資本収益率は良好

  • PBR1.72倍で資産評価が適正圏継続影響

    PBR1.72倍。ROE12.6%と整合し、割高感はない

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率は2%前後で、利益変動が大きい

  • 競争激化

    多数の同業他社が存在し、価格競争になりがち

  • 業績の不安定さ

    2024/7期は純利益がほぼゼロで赤字寸前

  • 営業利益率1.89%と利益率低下通年影響

    営業利益率は2024/7期2.13%から2025/7期1.89%へ低下。収益力に課題

  • 無配当で株主還元がない継続影響

    配当利回り0%。株主への直接的な還元がなく、投資魅力が限定的

  • 時価総額28億円と小型で流動性低い不定影響

    時価総額28億円、外国人持ち株0.69%。売買代金が細く需給が悪化しやすい

  • PER非開示で成長期待が描きにくい決算発表後影響

    実績PER・予想PERとも非開示。収益の安定性への信頼が不足

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を示す先行指標
営業利益率
収益性が低いため、改善度が重要
完成工事高
工事の進捗と売上計上の進み具合

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ600人。区分でいちばん多いのは個人・その他97.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.7%を占め、残る98.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他93.496.293.892.994.697.5
事業法人1.42.83.63.84.61.7
外国法人0.00.10.91.80.20.7
証券会社5.00.60.71.40.50.2
自己株式0.00.00.10.10.1
外国人個人0.00.00.0
金融機関0.10.31.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01前田 浩51.13
02前田 供子5.33
03遠藤 裕三0.60
04チェスナットヒルズ合同会社0.48
05野澤 清晴0.35
06細谷 光弘0.34
07花井 栄治0.33
08INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.33
09杉浦 美智0.30
10金子 武弘0.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2016年7月92,272771,82912.7
2017年7月150,846922,67417.8
2018年7月1701,09216.812.4
2019年7月14168722.8
2020年7月14895817.413.0
2021年7月1101,08710.822.5
2022年7月1471,28411.611.5
2023年7月641,3594.737.1
2024年7月231,3801.7115.3
2025年7月1861,56712.613.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/7期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
前田浩代表取締役社長64556,600
高松重之取締役副社長71200
木村孝史常務取締役 リフォーム部長591,000
湯浅一彦取締役 リフォーム部担当41600
北村知之取締役管理部長52600
能美文弥取締役経理部長60400
市川圭介取締役44
船津丸隆取締役(常勤監査等委員)62
水島孝生取締役(監査等委員)78
木村康之取締役(監査等委員)43
小林仁子取締役(監査等委員)46
前田信取締役 経営企画部長36

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)652529
社外取締役713132

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容726字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社4社及び関連会社1社で構成され、リフォーム事業、不動産流通事業及び不動産建設事業を主な事業内容としております。なお、連結子会社は子会社である日本リゾートバンク株式会社、株式会社ヤナ・コーポレーション、株式会社ささき、株式会社平成ハウジングで、非連結子会社はありません。また、非持分法適用の関連会社は匠屋本鋪有限公司であります。 当社グループの各事業における位置付けなどは次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より以下のとおり報告セグメントを変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)リフォーム事業 一戸建て、集合住宅、賃貸住宅等の退去に伴う原状回復工事やリノベーション工事、ハウスクリーニング・入居中メンテナンス工事、その他の工事といった住宅等に関するリフォーム工事の請負・施工管理を行っております。主に首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を中心に事業展開を図っております。 (主要な会社 当社、株式会社ヤナ・コーポレーション、株式会社ささき) (2)不動産流通事業 不動産の売買、仲介、買取再販等を行っております。主に神奈川県の湘南エリアを中心に事業展開を図っております。 (主要な会社 日本リゾートバンク株式会社) (3)不動産建設事業 注文住宅・建売住宅・住宅用土地の提供を関東地方、主に栃木県を中心に事業展開を図っております。 (主要な会社 株式会社平成ハウジング) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,533字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「誠実な社員、理解あるお客様、確実な仕入先、堅実な外注先、その他事業に関係ある方に対し、全てをビジネスパートナーと考え相思相愛の強い信頼関係で、名実共に日本一のリフォーム会社を目指します。」という経営理念の下、顧客である不動産会社の良きパートナーとして、市場のニーズに適応した質の高いサービスの提供に取り組み、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 (2)経営戦略等 少子高齢化に伴うニーズや生活様式の変化、環境等に対する意識の高まり、消費者の価値観の多様化により市場構造や規模も大きく変わってきています。市場動向に応じた事業エリア、事業領域の積極的な開拓を展開し、時代のニーズに応える技術力、営業力等を強化し、お客様が満足できるサービスを展開してまいります。また、環境の変化に柔軟に対応し、着実に安定成長することを目指しております。 (3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と企業価値向上のために、事業規模の拡大を重視しており、売上高と売上総利益を重要な経営指標として位置付けております。リフォーム事業においてはこれらの経営指標に影響する工事受注件数、及び新規顧客数、不動産流通事業においては成約件数及び平均保有期間の推移を、また、不動産建設事業においては受注文住宅の注件数及び分譲・建売の販売件数を把握し、これらの指標を改善する事で、売上高と売上総利益が継続的に向上するための施策を講じております。また、社員が一貫して一顧客を担当するため人員の増加が件数の増加、および売上の増加(売上成長)に直接結びつくため、サービス提供するための人材育成、人材採用が重要であると認識しております。 (4)経営環境 事業環境におきましては、コロナ禍からの回復による社会経済活動の正常化が見られるものの、慢性的な建設技能労働者不足に加え、2024年4月から建設業に適用された時間外労働の上限規制の影響が顕在化しており、人手不足が急速に深刻化する状況にあります。また、原油高や円安による原材料コストの上昇等、予断を許さない経営環境が予測されます。一方、物価上昇に伴うコストの上昇を販売価格へ転嫁する動きが広がりを見せており、物価上昇と賃金上昇の好循環が消費活動及び投資活動を後押しすることで、正常な経済活動に進むものと期待されます。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① サービス向上について 当社グループはリフォーム事業をサービス業と位置づけ、社員へのマナー教育を徹底しております。また、顧客である中小規模の不動産会社に満足していただけるよう施工品質管理を行っております。顧客に当社のサービスに満足いただけるよう、勉強会等の機会を増やすとともに、今まで以上の施工品質向上に努めてまいります。 ② 人材の確保と育成について 当社グループでは人材が、事業拡大のための重要な経営資源であると考えており、今後の事業拡大に合わせて、高いスキルと専門知識を持った優秀な人材を増やすことが事業基盤強化につながると認識しております。さらに当社の未来を担う次世代経営者層の育成が重要な課題と認識しております。当社グループにおきましては、中長期的な社員数増強に向けた採用活動の強化を行うとともに、優秀な人材を増やすため、勉強会、知識の共有などを通じて社員のスキルアップを図ってまいります。また、社員の能力に合わせたキャリアアップを推進し、若手のリーダーや管理職登用を積極的に行います。社員が働きやすい職場環境を実現するため職場内のコミュニケーションを活性化させるための活動も行ってまいります。多様な人材を積極的に登用することで社員の能力発現を支援するとともにダイバーシティを活かした経営により企業価値の向上を図ってまいります。 ③ 内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの強化について 当社グループでは、内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの体制整備と強化が重要な課題であると認識しております。そのため、事業等のリスクを適切に把握及び対処し、コンプライアンスを重視した経営管理体制に重点をおくことで、引き続き内部管理体制の強化に取り組み、より一層のコーポレート・ガバナンス機能の充実を図り、経営の公正性・透明性の確保及び企業価値の最大化に努めてまいります。 ④ 施工ネットワーク(施工協力体制)の拡充について 当社グループの事業拡大には外注先である各工事分野の専門施工会社からなる、施工ネットワークの確保・拡充が不可欠であると認識しております。今後、当社グループの理念共有及び安全・品質管理の徹底に十分留意し、施工ネットワークの拡充を図ってまいります。 ⑤ 事業エリア拡大について 当社グループはリフォーム事業を、首都圏を中心に展開しております。工事件数は東京都近郊に大半が集中しており地域依存リスクが高く、今後の収益拡大が限定的になる可能性があると認識しております。このような課題に対処するため、神奈川県高座郡、横浜市、埼玉県さいたま市、朝霞市、千葉県船橋市及び宮城県仙台市に営業所を設置しており、首都圏を中心に営業活動を強化しております。今後、更なる事業エリアの拡大に努めてまいります。 不動産流通事業においては、子会社である日本リゾートバンク株式会社を中心に、湘南エリアで事業を展開しており、M&Aなどにより新たなエリア展開を進めてまいります。 不動産建設事業においては、子会社である株式会社平成ハウジングにより栃木県那須塩原市を中心に事業展開をしており、今後隣接地域へのエリア展開を進めてまいります。 今後さらなる事業エリアの積極的な開拓を展開し、これらの課題を解決し、活性化を促進しながら子会社等と効率的に連携を図り、サービスを展開してまいります。
事業等のリスク5,004字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては合理的に予見することが困難なため記載しておりません。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)市況変動に関するリスク ① 特定業界への依存及び景気動向の影響について 当社グループの事業は不動産業界に高く依存しているため、不動産業界に当社グループの悪評が広がる等、何らかの理由により案件件数が大きく減少した場合には、売上高が減少し、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また景気の悪化等に伴う不動産物件の入退去が減少する等により受注件数の減少があった場合には、完成工事高が減少し、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 外注費・資材価格の高騰について 当社グループは外注先・資材の仕入先を複数確保し、価格の抑制に努めております。しかしながら、外注先からの値上げ要請及び資材の需要増加等により価格が高騰した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不動産価値下落のリスクについて 当社グループは販売用不動産を所有しており、国内の不動産市況が悪化した場合には、販売が順調に推移しない、また、販売用不動産の評価減等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業活動・運営体制に関するリスク ① 競合について 当社グループのリフォーム事業は、一件当たりの工事代金が僅少の場合は許認可も必要なく、参入障壁が低いことから、建築業者・内装業者等大小様々な競合他社が多数存在しております。当社グループでは工期短縮に努め、コスト削減を行うことで顧客のニーズに沿った事業運営を行い、また細かいメンテナンス工事などを積極的に請け負うことにより、他社との差別化を図っております。しかしながら、当社グループの優位性を上回るような競合他社が出現した場合には、次第に顧客からの受注は減少し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 外注先の確保について 当社グループでは、受注したリフォーム工事を外注先である各専門施工会社からなる施工ネットワークに発注しております。外注先については、経営状態や技術力及び反社会的勢力との関係の有無を調査して選定しており、外注先との面談等により当社の理念の共有及び安全・品質管理の徹底に十分留意しております。しかしながら、今後、営業地域の拡大や受注件数の増加により、外注先を適時確保できない場合、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、高齢化、人口減少により外注先の技能労働者が減少した場合も、当社グループの事業運営、業務等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 人材確保・育成について 当社グループの事業拡大を行う上で、優秀な人材を適切な時期に確保するとともに、その人材の育成に努める必要があります。当社グループでは求人情報サイト・会社説明会・ホームページ等により採用活動を行っておりますが、雇用情勢や経済環境によっては計画通りの人材確保・育成ができず、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定の人物への依存について 当社の代表取締役社長である前田浩は当社の創業者であり、当社の経営方針や営業戦略の立案・遂行等多岐にわたり当社の経営において重要な役割を果たしております。当社では同氏に過度に依存しない経営体制を構築するため、職務権限の委譲、合議制の推進等により業務運営の実施に努めておりますが、現状では同氏が何らかの理由により当社の経営に携わることが困難になった場合、当社グループの業務の停滞等により、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 子会社の管理体制について 当社は、連結子会社についてその運営にあたり適切な管理及び支援を行っております。しかしながら、当社による連結子会社への管理及び支援が適切に行われず、当該連結子会社の業績の悪化や不祥事等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 投資等のリスク 当社は積極的なM&Aを実施し、収益基盤の安定化、多様化に取り組んでおります。しかしながら、新規案件への投資が遅れたり、買収した会社の業績が悪化するなどして、計画していた利益水準を確保できない場合、取得した資産やのれんの減損損失発生などにより当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制及び訴訟等に関するリスク ① 法的規制について 当社グループは、建設業及び不動産業に属し、建設業法、宅地建物取引業法及び関連する各種法令により規制を受けております。 現在のところ当該許認可及び免許等が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、将来何らかの理由により、当該許認可及び免許が取り消される場合、又は、更新が認められない場合、もしくは、これらの法律等の改廃又は新たな法的規制が今後制定された場合には、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、建設業法では外注先への代金の支払い期日が設けられており、当社グループでは専門施工会社に対して遅延なく支払いを行っております。しかしながら、何らかの理由により支払いが遅延し同法に抵触した場合、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末現在における当社グループの許認可及び免許は、以下のとおりです。 (株式会社ニッソウ) 許認可等の名称   所管官庁   許認可の内容   有効期限   関係法令   主な取消事由 特定建設業許可   国土交通省   国土交通大臣許可 (特-4)第26483号   2027年11月24日   建設業法   同法第29条 一般建設業許可   国土交通省   国土交通大臣許可 (般-3)第26483号   2026年12月20日   建設業法   同法第29条 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事 (2)第098943号   2026年3月25日   宅地建物 取引業法   同法第66条 (日本リゾートバンク株式会社) 許認可等の名称   所管官庁   許認可の内容   有効期限   関係法令   主な取消事由 宅地建物取引業免許   神奈川県   神奈川県知事 (1)第32023号   2028年5月8日   宅地建物 取引業法   同法第66条 (株式会社ヤナ・コーポレーション) 許認可等の名称   所管官庁   許認可の内容   有効期限   関係法令   主な取消事由 一般建設業許可   埼玉県   埼玉県知事許可 (般-3)第60659号   2026年6月18日   建設業法   同法第29条 (株式会社ささき) 許認可等の名称   所管官庁   許認可の内容   有効期限   関係法令   主な取消事由 一般建設業許可   東京都   東京都知事許可 (般-4)第55431号   2027年10月12日   建設業法   同法第29条 (株式会社平成ハウジング) 許認可等の名称   所管官庁   許認可の内容   有効期限   関係法令   主な取消事由 一般建設業許可   栃木県   栃木県知事許可 (般-5)第24202号   2028年7月17日   建設業法   同法第29条 二級建築士 事務所登録   栃木県   栃木県知事登録 Bへ第3449号   2026年10月13日   建築士法   同法第26条 宅地建物取引業免許   栃木県   栃木県知事 (7)第3886号   2028年6月14日   宅地建物 取引業法   同法第66条 ② 工事施工における重大な瑕疵や不備について 当社グループが施工した物件等に不具合が生じ、その施工内容・管理内容に重大な瑕疵や不備が認められた場合には、損害賠償請求を受ける可能性があり、工事請負賠償責任保険・PL保険等の救済を受けられない可能性があります。また、施工中に予期せぬ重大事故が生じた場合にも、同じくその損害賠償請求を受ける可能性があり、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 情報管理について 当社グループは事業を展開する上で、顧客企業における業務上に必要となる各種情報を取り扱っております。これらの情報管理については、規程の整備及び社員等への周知徹底に努めております。しかしながら、不測の事態によって情報が漏えいした場合には、当社の社会的信用が低下し、またその対応のための費用が発生し、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ コンプライアンスについて 当社グループは、関係法令を遵守し、企業倫理に従って事業を行っておりますが、これらに反する行為が発生し、社会的信頼を損なった場合には、顧客の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 訴訟等ついて 当社グループでは、行動規範を定め、コンプライアンスの推進により、誠実な事業活動に努めております。しかしながら、当社グループの役員、従業員の法令違反等の有無にかかわらず、取引先、外注先、仕入先、その他第三者との不測のトラブル、訴訟等の発生のリスクがあるものと考えております。 訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他のリスク ① システム障害について 当社グループでは顧客情報・施工管理・見積・請求等をコンピューターシステムで管理しております。随時バックアップによりデータ保護しておりますが、当該システムの障害、大規模広域災害、もしくはコンピューターウイルスによる影響等により、システム及びデータベース使用が中断もしくは使用不能になった場合、当社グループの事業運営、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定地域に対する依存度等について 当社グループでは主に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県及び栃木県を中心に事業展開を行っておりますが、これらの地域に地震等の災害が発生し、本社及び営業所の損壊等による営業の一時停止や、道路網の寸断等による材料確保の手段の喪失、さらに外注先の施工能力の喪失により、事業の運営が困難になった場合、あるいは同地域に特定した経済的ダメージが発生し経済環境が悪化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 当社株式の流通株式時価総額について 当社は株式会社東京証券取引所に上場しており、本報告書提出日(2025年10月28日)現在において想定する流通株式時価総額は、同取引所が定める形式要件に近接しております。今後においても同取引所が定める形式要件を充足し続けるために、当社の経営方針・経営戦略に従い、企業価値を継続的に向上させること及び資本政策を検討する事等により、流通株式時価総額の拡大に努める方針でありますが、当社株価の変動及び何らかの事情により、流通株式時価総額が同取引所の定める形式要件を未充足となる可能性があります。なお、株式会社東京証券取引所での上場が廃止となった場合でも、株式会社名古屋証券取引所での当社株式の取引は引き続き可能であります。
経営成績の分析 (MD&A)6,058字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、連結子会社である株式会社平成ハウジングのみなし取得日を2024年10月31日としているため、当連結会計年度は株式会社平成ハウジングの2024年11月1日から2025年7月31日までの9ヶ月間を連結しております。 また、当社グループは前連結会計年度まで「リフォーム事業」及び「不動産事業」の2区分の報告セグメントとしておりましたが、当連結会計年度において株式会社平成ハウジングの株式を取得し、連結子会社化したことに伴い当連結会計年度より「リフォーム事業」、「不動産流通事業」、「不動産建設事業」の3区分へと報告セグメントを変更しております。前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて行っておりますが、当連結会計年度より新たに報告セグメントとして追加した「不動産建設事業」については、前年同期比較は行っておりません。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (経営成績の状況) 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善に加え、政府による経済対策やインバウンド需要の回復などを背景として、緩やかな回復基調が続きました。消費者マインドも持ち直しを見せ、設備投資や住宅関連支出に一定の前向きな動きが見られるなど、景気は着実に回復の道を歩んでおります。一方で、海外経済の減速懸念や地政学的リスク、円安による輸入コストの上昇など、不確実性を伴う要因も残されており、先行きについては引き続き注視が必要な状況であります。 当社グループの主力事業をおくリフォーム業界においては、既存住宅の長寿命化や省エネルギー施策の浸透を背景に、断熱改修や設備更新などの需要が着実に拡大しており、高齢化社会を見据えたバリアフリー対応や快適性向上リフォームも堅調に推移いたしました。一方で、資材価格の上昇や人材不足に伴う施工費用の増加が収益環境に影響を及ぼしており、効率的な施工体制の構築が求められております。不動産業界においては、都市部を中心に住宅需要が底堅く推移し、投資用不動産の取引も活発さを維持しております。一方で、金利動向や建築コスト上昇への警戒感から、一部の投資家に慎重な動きも見られるなど、市場には強弱両面の要因が存在しております。 このような状況のもと当社グループは、新規顧客の獲得や教育体制の強化など既存事業の強化に取り組むと伴にBtoB事業で蓄積した経験を活かし、首都圏、特に世田谷区を中心とした地域に密着し、一般コンシューマを対象としたリフォーム事業として「リフォームプロ」を展開してまいりました。また、不動産建設事業を営む株式会社平成ハウジングを100%子会社化して事業の拡大を図るなど、新たな領域への取組みも図ってまいりました。また、株式会社安江工務店の株式譲渡に伴う関係会社売却益を特別利益として計上しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,279,959千円(前年同期比12.8%増)、営業利益は72,700千円(同28.9%増)、経常利益は69,571千円(同9.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は202,686千円(同705.8%増)となりました。 セグメントの業績は、以下のとおりであります。 (リフォーム事業) リフォーム事業については、首都圏、とりわけ世田谷区を中心とした地域密着型の営業体制を強化し、一般消費者を対象としたサービス展開を本格化いたしました。これまでBtoB事業で培った施工ノウハウや協力会社とのネットワークを活かし、迅速かつ高品質な施工体制を整備することで、顧客からの信頼を獲得し、安定した受注基盤の確立に努めたこと等により、前年同期に比べ完成工事件数が減少したものの工事単価が増加、また前連結会計年度に子会社化した株式会社ささきの損益計算書を当期から連結開始し、完成工事高4,787,928千円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益82,900千円(同96.5%増)となりました。 (不動産流通事業) 不動産流通事業においては、不動産会社との連携を深めるとともに、情報ネットワークの活用を進め、物件の仕入れから販売までを一貫して行う体制を強化いたしました。地域特性に応じた販売戦略やニーズに沿った物件提案を行うことで、グループ全体の事業シナジーを高め、顧客満足度の向上と安定的な事業展開を行ってきたことにより、前年同期に比べ大型物件の成約はなかったものの仲介件数及び買取再販の件数が増加し、売上高197,391千円(前年同期比28.2%減)、セグメント利益10,508千円(同0.9%増)となりました。 (不動産建設事業) 不動産建設事業については、2024年8月に株式会社平成ハウジングの株式を取得し、子会社化しました。また、注文住宅や分譲住宅の供給を通じて、地域社会に根差した住まいづくりを推進いたしました。施工品質の確保とデザイン性・機能性の両立を図るとともに、リフォーム事業や不動産流通事業との連携を強化することで、グループ全体として「建てる・直す・流通させる」という循環型の事業モデルの構築を図りましたが、注文住宅や分譲・建売の件数が予想よりも少なかったこと等により、売上高294,638千円、セグメント損失23,316千円となりました。 (財政状態の状況) (資産) 当連結会計年度末における流動資産は2,920,513千円となり、前連結会計年度末に比べ、795,550千円増加しております。これは主に、未成工事支出金が17,327千円減少したものの、現金及び預金が547,281千円、販売用不動産が191,933千円、仕掛販売用不動産が64,936千円増加したこと等によるものであります。固定資産は536,806千円となり、前連結会計年度末に比べ、105,609千円減少しております。これは主に、投資有価証券が109,189千円、建物及び構築物が61,123千円、土地が22,784千円、のれんが15,021千円増加したものの、関係会社株式が340,499千円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は3,457,320千円となり、前連結会計年度末に比べ、689,940千円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,435,235千円となり、前連結会計年度末に比べ、321,104千円増加しております。これは主に、未払法人税等が120,906千円、1年内返済予定の長期借入金が64,865千円、短期借入金が61,000千円、未成工事受入金が28,679千円増加したこと等によるものであります。 また、固定負債は318,354千円となり、前連結会計年度末に比べ、166,224千円増加しております。これは主に長期借入金が162,316千円増加したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は、1,753,589千円となり、前連結会計年度末に比べ、487,329千円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,703,731千円となり、前連結会計年度末に比べ、202,610千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い利益剰余金が202,686千円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は49.3%(前連結会計年度末54.2%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比べ543,204千円増加し、1,878,851千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は以下の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は59,576千円(前連結会計年度は68,172千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益342,881千円等の増加要因があったものの、関係会社株式売却益268,349千円、棚卸資産の増加138,782千円、仕入債務の減少63,241千円、法人税等の支払額30,047千円等の減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により獲得した資金は570,099千円(前連結会計年度は20,486千円の獲得)になりました。これは主に投資有価証券の取得による支出108,155千円、定期預金等の預入による支出55,646千円、有形固定資産の取得による支出29,264千円等の減少要因があったものの、関係会社株式の売却による収入606,300千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入93,131千円、定期預金等の払戻による収入61,897千円等の増加要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により獲得した資金は32,681千円(前連結会計年度は228,692千円の獲得)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出141,774千円等の減少要因があったものの、長期借入れによる収入161,754千円等の増加要因があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループでは生産形態をとらないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループでは受注から引渡しまでの期間が短いため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前年同期比(%) リフォーム事業(千円)   4,787,928   108.7 不動産流通事業(千円)   197,391   71.8 不動産建設事業(千円)   294,638   - 合計(千円)   5,279,959   112.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年8月1日  至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日  至 2025年7月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社リプライス   -   -   556,612   10.5 3.販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先については記載を省略しております。 4.前連結会計年度における株式会社リプライスへの販売実績は総販売実績に対する割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、前記「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、サービスの性質、コンプライアンス等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合った事業を展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・軽減し、適切に対応を行ってまいります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、完成工事原価である材料費及び外注費、人件費及び広告宣伝費等の販売費及び一般管理費であります。これらの資金需要に対して安定的な資金供給を行うための財源については、短期の運転資金につき基本的に内部留保資金により確保し、充当することとしております。現時点では十分な現金及び預金を保有しております。 当社グループは取引金融機関3行とコミットメントライン契約(借入実行残高600,000千円、借入未実行残高300,000千円)を、また、取引金融機関2行と当座貸越契約(借入実行残高31,000千円、借入未実行残高109,000千円)を締結しており、資金の流動性は十分確保されております。 ④ 経営者の問題意識と今後の方針について 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社が今後更に成長と発展を遂げるためには、様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するため、経営者は常に市場におけるニーズや内部環境及び外部環境の変化に関する情報の入手及び分析を積極的に実施し、現在及び将来における内部環境及び外部環境を認識したうえで、当社グループの経営資源を最適に分配し、最適な解決策を実施していく方針です。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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