概要
株式会社ニッソウは、リフォーム工事の請負・施工管理を主力とする建設業者である。1988年に東京都目黒区で創業し、現在は首都圏を中心に事業を展開する。2024年7月期の連結売上高は52.8億円、従業員数は104名。東京証券取引所グロース市場に上場している。グループはリフォーム事業、不動産流通事業、不動産建設事業の3セグメントで構成され、子会社4社と関連会社1社を有する。
リフォーム事業を中核とする3セグメント体制
当社グループは2024年7月期より報告セグメントを「リフォーム事業」「不動産流通事業」「不動産建設事業」の3区分に変更した。リフォーム事業は一戸建て、集合住宅、賃貸住宅の原状回復工事やリノベーション、ハウスクリーニング、入居中メンテナンスなどを請け負い、売上高の約90%を占める中核事業である。不動産流通事業は日本リゾートバンク株式会社が湘南エリアを中心に売買仲介や買取再販を行う。不動産建設事業は株式会社平成ハウジングが栃木県那須塩原市を拠点に注文住宅・建売住宅・宅地を供給する。2024年7月期のセグメント売上高はリフォーム事業47.9億円、不動産流通事業1.97億円、不動産建設事業2.95億円。
首都圏4県に広がる営業拠点
リフォーム事業は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏4県を中心に展開する。本社は東京都世田谷区経堂に置き、神奈川営業所(寒川町)、埼玉営業所(さいたま市西区)、朝霞営業所、千葉営業所(船橋市)、東北営業所(仙台市)の6拠点を有する。2023年12月にはマレーシア連絡事務所を開設し、海外展開の足がかりを築いた。不動産流通事業は神奈川県湘南エリア、不動産建設事業は栃木県を中心としており、地域ごとに事業特性を活かした営業活動を行っている。
M&Aでグループ規模を拡大
2023年3月に100%子会社として日本リゾートバンク株式会社を設立し、不動産流通事業に参入した。同年5月には株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得して子会社化、リフォーム事業の強化を図った。2024年6月には株式会社ささき、同年8月には有限会社平成ハウジング(現株式会社平成ハウジング)を相次いで子会社化し、グループ全体の事業領域を広げた。これらのM&Aによりリフォーム事業の受注能力向上と不動産建設事業への進出を実現し、連結売上高は2016年7月期の11億円から2024年7月期には47億円へと拡大した。
売上高と売上総利益を重視する経営指標
当社グループは持続的な成長と企業価値向上のために、事業規模の拡大を重視し、売上高と売上総利益を重要な経営指標に位置付けている。リフォーム事業では工事受注件数と新規顧客数、不動産流通事業では成約件数と平均保有期間、不動産建設事業では注文住宅受注件数と分譲・建売販売件数をそれぞれ把握し、改善策を講じている。また、社員が一貫して一顧客を担当する体制のため、人員増加が売上成長に直結することから、人材育成と採用を経営上の重要課題と認識している。
業界の中での役割は住宅リフォーム工事の請負、不動産売買・仲介、注文住宅の建設を手がける住宅サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| リフォーム 事業 | 48億円 | 90.6% | 1億円 | 2.1% |
| 不動産建設 事業 | 3億円 | 5.7% | 0億円 | 0.0% |
| 不動産流通 事業 | 2億円 | 3.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01住宅所有者(リフォーム)主力
一戸建て、集合住宅、賃貸住宅等を対象に、退去時の原状回復工事やリノベーション工事、ハウスクリーニング・メンテナンス工事を請け負う。主に首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で事業展開。
- 原状回復工事
- 賃貸住宅の退去時に、汚損・損耗を修復し元の状態に戻す工事。
- リノベーション工事
- 中古住宅や空き家を現代のライフスタイルに合わせて改修する工事。
- ハウスクリーニング
- 住宅の清掃サービス。
02不動産売買者(流通)準主力
不動産の売買、仲介、買取再販を神奈川県湘南エリア中心に展開。子会社の日本リゾートバンク株式会社が担当。
- 不動産仲介
- 売買・賃貸物件の仲介サービス。
- 買取再販
- 中古物件を買い取り、リフォームや整備を施して再販売する事業。
03戸建て住宅購入者(建設)副次
注文住宅・建売住宅・住宅用土地の提供を栃木県中心に展開。子会社の株式会社平成ハウジングが担当。
- 注文住宅
- 顧客の要望に応じて設計・建築するオーダーメイド住宅。
- 建売住宅
- 建てられた状態で販売される住宅。
製品と技術
リフォーム工事の請負と施工管理
リフォーム事業では、一戸建て、集合住宅、賃貸住宅を対象に、退去に伴う原状回復工事、リノベーション工事、ハウスクリーニング、入居中メンテナンス工事などを請け負う。2024年7月期の完成工事高は47.9億円で、前年同期比8.7%増加した。工事単価の上昇が寄与した一方、完成工事件数は減少した。BtoB事業で培った施工ノウハウと協力会社ネットワークを活用し、一般消費者向けブランド「リフォームプロ」も展開している。
買取再販と仲介を中心とする不動産流通
子会社日本リゾートバンク株式会社が神奈川県湘南エリアで不動産の売買仲介、買取再販を行う。2024年7月期の売上高は1.97億円(前期比28.2%減)だが、大型物件の成約減少を仲介件数と買取再販件数の増加で補い、セグメント利益は0.9%増の1,050万円となった。地域特性に応じた販売戦略と物件提案で、グループ内のリフォーム事業や建設事業との連携を進めている。
注文住宅と分譲住宅を手掛ける不動産建設
2024年8月に子会社化した株式会社平成ハウジングが、栃木県那須塩原市を中心に注文住宅、建売住宅、住宅用土地を提供する。2024年7月期(9ヶ月間の連結)の売上高は2.95億円、セグメント損失2,332万円となった。注文住宅や分譲・建売の販売件数が計画を下回ったが、リフォーム事業や不動産流通事業との連携により「建てる・直す・流通させる」循環型事業モデルの構築を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
中堅ゼネコン、収益力向上課題
ニッソウは公共・民間の建設工事を手掛ける中堅ゼネコンで、売上高は2023/7期42億円から2025/7期53億円へ増加。同業のミライト・ワンやショーボンドHDと比べ規模が小さく、受注競争では劣位。営業利益率は2%前後と低く、収益力の改善が課題。公共工事依存度が高い可能性があり、建設需要の変動に影響されやすい。
強み
- 2023/7期→2025/7期で約26%増収と売上高が順調に拡大。
- 特定地域に強みを持ち、公共工事を中心に安定的な受注基盤。
- 小規模企業ならではの機動的なプロジェクト対応が可能。
- 売上高50億円台と業界内でまだ拡大の余地がある。
課題
- 営業利益率が2%前後と低く、コスト管理や高付加価値化が必要。
- ミライト・ワンなど大手に比べ規模・技術力で劣り、大型案件受注が困難。
- 建設業界全体の人手不足で、技術者の確保・育成が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字がニッソウ
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1443技研ホールディングス | 45億円 | 7.3倍 |
| 2 | 3267フィル・カンパニー | 37億円 | 13.7倍 |
| 3 | 1764工藤建設 | 37億円 | 6.5倍 |
| 4 | 1724シンクレイヤ | 35億円 | 9.9倍 |
| 5 | 211Aカドス・コーポレーション | 34億円 | — |
| 6 | 1444ニッソウ | 29億円 | — |
| 7 | 1788三東工業社 | 28億円 | 8.8倍 |
| 8 | 1711SDSホールディングス | 26億円 | — |
| 9 | 1798守谷商会 | 25億円 | 4.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
個人事業として創業した1987年
1987年1月、当社代表取締役社長の前田浩が東京都目黒区にて「クリエイティブリフォームオフィス・マエダ」を個人事業として創業した。不動産のリフォーム工事を目的とした事業で、この個人事業が後の株式会社ニッソウの基盤となる。創業から約1年後の1988年9月、資本金3,000千円で株式会社ニッソウを設立し、法人組織へと移行した。
首都圏で営業基盤を固めた1990年代~2000年代
1993年9月に資本金を10,000千円に増資し、1997年5月には東京都知事許可の一般建設業許可を取得した。2005年11月に資本金20,000千円、2010年9月には50,000千円に増資を重ね、事業規模を拡大した。2006年12月には本社を東京都世田谷区経堂へ移転し、現在に至る拠点を定めた。この間、リフォーム事業の受注体制を強化し、首都圏の不動産会社との取引を拡大した。
営業所展開と上場で成長加速(2016~2022年)
2016年10月に神奈川営業所を開設し、以降は埼玉営業所(2017年3月)、千葉営業所(2020年10月)、朝霞営業所(2021年4月)と首都圏に拠点を増やした。2016年12月には国土交通大臣許可の一般建設業許可を取得し、事業範囲を拡大。2018年2月に東京証券取引所TOKYO PRO Marketへ上場し、2020年3月には名古屋証券取引所セントレックスにも上場した。2022年4月の名証市場区分見直しに伴いネクスト市場へ移行し、同年7月には東京証券取引所グロース市場へ上場した。資本金は2022年8月に349,789千円まで増加した。
M&Aと海外進出で事業多角化(2023年以降)
2023年3月に100%子会社日本リゾートバンクを設立し不動産流通事業に参入。同年5月に株式会社ヤナ・コーポレーション、2024年6月に株式会社ささき、同年8月に株式会社平成ハウジングを相次いで子会社化し、リフォーム事業の拡大と不動産建設事業への進出を果たした。海外では2023年12月にマレーシア連絡事務所を開設し、2024年1月にはTOMORROW WTO SDN. BHD.と戦略的パートナーシップ契約を締結。同年11月にはOSK Holdings BerhadとMOUを結び、東南アジア市場への足がかりを築いた。2022年11月には国土交通大臣許可の特定建設業許可(特-4)を取得し、大規模工事にも対応可能な体制を整えた。
年表29件を開く
1980年代
- 1987年1月創業不動産のリフォーム工事を目的として、当社代表取締役社長である前田浩が東京都目黒区にて当社の前身であるクリエイティブリフォームオフィス・マエダを個人事業として創業
- 1988年9月創業株式会社ニッソウを設立(資本金3,000千円にて設立)
1990年代
- 1993年9月資本金を10,000千円に増資
- 1997年5月東京都知事(般)第106206号 一般建設業許可を取得
2000年代
- 2005年11月資本金を20,000千円に増資
- 2006年12月本社を東京都世田谷区経堂へ移転
2010年代
- 2010年9月資本金を50,000千円に増資
- 2013年7月資本金を100,000千円に増資
- 2016年10月神奈川県高座郡寒川町に神奈川営業所を開設
- 2016年12月国土交通大臣(般)第26483号 一般建設業許可を取得
- 2017年3月埼玉県さいたま市西区に埼玉営業所を開設
- 2018年2月上場東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ上場
2020年代
- 2020年3月上場名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
- 2020年10月千葉県船橋市に千葉営業所を開設
- 2020年11月資本金を216,280千円に増資
- 2021年4月埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設
- 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所セントレックスからネクスト市場に移行
- 2022年7月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2022年8月資本金を349,789千円に増資
- 2022年11月国土交通大臣(特-4)第26483号 特定建設業許可を取得
- 2023年3月100%子会社 日本リゾートバンク株式会社を設立
- 2023年5月M&A株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し子会社化
- 2023年6月匠屋本鋪有限公司へ資本出資
- 2023年12月マレーシア連絡事務所開設
- 2024年1月TOMORROW WTO SDN. BHD.との戦略的パートナーシップ契約締結
- 2024年5月宮城県仙台市に東北営業所を開設
- 2024年6月M&A株式会社ささきの全株式を取得し子会社化
- 2024年8月M&A有限会社平成ハウジング(現株式会社平成ハウジング)の全株式を取得し子会社化
- 2024年11月OSK Holdings BerhadとMOU締結
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
事業エリアと領域の拡大
少子高齢化や生活様式の変化に対応し、首都圏を中心としたリフォーム事業のエリア拡大に加え、M&Aなどを通じて不動産流通・建設事業の新エリア展開を進め、市場ニーズに応える技術力・営業力を強化する。
- 02
人材の確保と育成
事業拡大に向け、優秀な人材の採用強化と社員のスキルアップを図る。勉強会や知識共有を通じた育成、若手のリーダー・管理職登用を積極的に行い、働きやすい環境を整備してダイバーシティ経営を推進する。
- 03
施工ネットワークの拡充
事業拡大には外注先の専門施工会社からなる施工ネットワークの確保・拡充が不可欠と認識し、理念共有と安全・品質管理を徹底しながらネットワーク強化を図る。
- 04
内部管理体制とコーポレートガバナンスの強化
リスクの適切な把握とコンプライアンス重視の経営管理体制を構築し、内部管理体制の強化とコーポレートガバナンス機能の充実により経営の公正性・透明性を確保し、企業価値の最大化を目指す。
- 05
サービス品質の向上
リフォーム事業をサービス業と位置づけ、社員へのマナー教育や施工品質管理を徹底。顧客満足度向上のため勉強会の機会を増やし、施工品質の更なる向上に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は614万円で、5期前と比べて+4.2%。平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は5.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 589 | 40.7 | 4.9 | 45 | — |
| 2021年7月 | 578 | 40.3 | 4.9 | 52 | — |
| 2022年7月 | 595 | 40.2 | 5.3 | 57 | — |
| 2023年7月 | 597 | 40.5 | 5.1 | 87 | — |
| 2024年7月 | 599 | 40.8 | 5.5 | 92 | 109 |
| 2025年7月 | 614 | 40.2 | 5.2 | 104 | 96 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ヤナ・コーポレーション埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内株式会社ささき東京都 江東区議決権100.0%
- 国内株式会社平成ハウジング栃木県 那須塩原市議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は53億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.8%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 55億円 | 53億円 |
| 営業利益 | 0億円 | 1億円 |
| 純利益 | -1億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+27.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2023年4Q | 12 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 13 | 1 | 7.7 | 0 |
| 2024年2Q | 12 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年3Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 11 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年2Q | 25 | 0 | 0.0 | 2 |
| 2025年4Q | 28 | 1 | 3.6 | 0 |
| 2026年2Q | 26 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年3Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年7月期からの10期で、売上は11億円から53億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。売上は9期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 神奈川県高座郡寒川町に神奈川営業所を開設 | |||||
| 2016年7月 | 11 | — | 0 | — | 0 |
| 埼玉県さいたま市西区に埼玉営業所を開設 | |||||
| 2017年7月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ上場 | |||||
| 2018年7月 | 18 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年7月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場 | |||||
| 2020年7月 | 27 | — | 2 | — | 1 |
| 埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設 | |||||
| 2021年7月 | 28 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年7月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2023年7月 | 42 | — | 1 | — | 1 |
| 株式会社ささきの全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2024年7月 | 47 | 1 | 1 | 2.1 | 0 |
| 2025年7月 | 53 | 1 | 1 | 1.9 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高53億円のうち、営業利益として残るのは1億円で1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.5%40億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.6%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年7月期は営業CFが−1億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は19億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2017年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2018年7月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2019年7月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 |
| 2020年7月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 7 |
| 2021年7月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 7 |
| 2022年7月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 10 |
| 2023年7月 | 1 | −5 | 5 | −4 | 12 |
| 2024年7月 | −1 | 0 | 2 | −1 | 13 |
| 2025年7月 | −1 | 6 | 0 | 5 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年7月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は49.3%(業種中央値55.5%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 4 | 3 | 1 | 74.2 |
| 2017年7月 | 5 | 4 | 1 | 74.2 |
| 2018年7月 | 6 | 4 | 2 | 73.3 |
| 2019年7月 | 7 | 5 | 2 | 73.4 |
| 2020年7月 | 11 | 9 | 2 | 77.7 |
| 2021年7月 | 13 | 10 | 3 | 80.4 |
| 2022年7月 | 17 | 13 | 4 | 79.7 |
| 2023年7月 | 25 | 15 | 10 | 59.4 |
| 2024年7月 | 28 | 15 | 13 | 54.2 |
| 2025年7月 | 35 | 17 | 18 | 49.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で140社中35位あたり、逆に低いのは営業利益率で140社中137位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,633で、1年前と比べて-2.7%。過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.74倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1か月で約9.8%下落し、25日移動平均線を7.4%下回る軟調な展開です。8月6日時点の株価2598円は52週安値2520円に接近しており、下値支持線が意識されます。RSIは18.36と著しい売られすぎ圏にあり、自律反発の可能性があります。出来高は7月30日に30400株と急増しましたが、その後は減少傾向で、売り一巡感も見られます。週足では年初来高値3005円から13.5%下落し、下降トレンドが続いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)。
PERは開示されていないが、PBR1.72倍は同業界平均1.52倍をやや上回る。ROE12.6%は良好で資本効率は高いが、無配当であり、株主還元が手薄。営業利益率は2%前後と低く、収益性に課題。総合すると、株価は指標から見て業界平均と大きな乖離はない。一方、低収益性を考慮するとバリュエーションは割高感もある。今後の業績改善と配当政策が焦点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 1.74倍 | 1.55倍 |
| ROE | 12.6% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、老朽化マンションの増加による修繕需要の拡大を捉えられるかどうか。強気派は、首都圏のマンション高経年化で修繕工事の需要が安定的に増加すると見る。弱気派は、競争激化による受注単価の低下や、業績の安定性の欠如(赤字転落のリスク)を懸念する。
- 老朽化需要
首都圏のマンション高経年化で修繕需要は安定的
- 専門性の強み
防水や塗装など特定分野に特化し、技術面で信頼
- 受注積み上げ
売上は過去3年連続増加(35→47億円)
- 売上高53億円と前期比6億円増加通年影響中
2025/7期売上高は53億円、2024/7期47億円から12.8%増。増収基調が続く
- 純利益2億円と最終損益が改善通年影響中
2025/7期純利益は2億円、前期0億円から改善。黒字基調が継続
- ROE12.6%と資本効率の高さ継続影響中
ROE12.6%。時価総額28億円の小型株ながら資本収益率は良好
- PBR1.72倍で資産評価が適正圏継続影響弱
PBR1.72倍。ROE12.6%と整合し、割高感はない
- 収益性の低さ
営業利益率は2%前後で、利益変動が大きい
- 競争激化
多数の同業他社が存在し、価格競争になりがち
- 業績の不安定さ
2024/7期は純利益がほぼゼロで赤字寸前
- 営業利益率1.89%と利益率低下通年影響中
営業利益率は2024/7期2.13%から2025/7期1.89%へ低下。収益力に課題
- 無配当で株主還元がない継続影響弱
配当利回り0%。株主への直接的な還元がなく、投資魅力が限定的
- 時価総額28億円と小型で流動性低い不定影響弱
時価総額28億円、外国人持ち株0.69%。売買代金が細く需給が悪化しやすい
- PER非開示で成長期待が描きにくい決算発表後影響弱
実績PER・予想PERとも非開示。収益の安定性への信頼が不足
- 受注高
- 将来の売上を示す先行指標
- 営業利益率
- 収益性が低いため、改善度が重要
- 完成工事高
- 工事の進捗と売上計上の進み具合
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ600人。区分でいちばん多いのは個人・その他で97.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.7%を占め、残る98.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 93.4 | 96.2 | 93.8 | 92.9 | 94.6 | 97.5 |
| 事業法人 | 1.4 | 2.8 | 3.6 | 3.8 | 4.6 | 1.7 |
| 外国法人 | 0.0 | 0.1 | 0.9 | 1.8 | 0.2 | 0.7 |
| 証券会社 | 5.0 | 0.6 | 0.7 | 1.4 | 0.5 | 0.2 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | — | — | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.3 | 1.0 | 0.1 | — | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 前田 浩 | 51.13 |
| 02 | 前田 供子 | 5.33 |
| 03 | 遠藤 裕三 | 0.60 |
| 04 | チェスナットヒルズ合同会社 | 0.48 |
| 05 | 野澤 清晴 | 0.35 |
| 06 | 細谷 光弘 | 0.34 |
| 07 | 花井 栄治 | 0.33 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 0.33 |
| 09 | 杉浦 美智 | 0.30 |
| 10 | 金子 武弘 | 0.28 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 92,272 | 771,829 | 12.7 | — |
| 2017年7月 | 150,846 | 922,674 | 17.8 | — |
| 2018年7月 | 170 | 1,092 | 16.8 | 12.4 |
| 2019年7月 | 141 | 687 | 22.8 | — |
| 2020年7月 | 148 | 958 | 17.4 | 13.0 |
| 2021年7月 | 110 | 1,087 | 10.8 | 22.5 |
| 2022年7月 | 147 | 1,284 | 11.6 | 11.5 |
| 2023年7月 | 64 | 1,359 | 4.7 | 37.1 |
| 2024年7月 | 23 | 1,380 | 1.7 | 115.3 |
| 2025年7月 | 186 | 1,567 | 12.6 | 13.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/7期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 前田浩 | 代表取締役社長 | 64 | 556,600 |
| 高松重之 | 取締役副社長 | 71 | 200 |
| 木村孝史 | 常務取締役 リフォーム部長 | 59 | 1,000 |
| 湯浅一彦 | 取締役 リフォーム部担当 | 41 | 600 |
| 北村知之 | 取締役管理部長 | 52 | 600 |
| 能美文弥 | 取締役経理部長 | 60 | 400 |
| 市川圭介 | 取締役 | 44 | — |
| 船津丸隆 | 取締役(常勤監査等委員) | 62 | — |
| 水島孝生 | 取締役(監査等委員) | 78 | — |
| 木村康之 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
| 小林仁子 | 取締役(監査等委員) | 46 | — |
| 前田信 | 取締役 経営企画部長 | 36 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 52 | 52 | 9 |
| 社外取締役 | 7 | 13 | 13 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容726字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,533字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,004字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,058字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第38期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-17
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-28
- 半期報告書半期報告書-第37期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-17
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-28
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-31
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-16
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-26
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