概要
カドス・コーポレーションは、山口県山口市に本社を置く建設・不動産企業である。主に流通店舗の設計施工を手掛け、土地オーナーとテナント企業をマッチングする独自のビジネスモデル「カドスLANシステム」を強みとする。2025年7月期の売上高は75.87億円、従業員96名。2024年7月に東京証券取引所スタンダード市場に上場した。
建設事業と不動産事業の二本柱
当社は建設事業と不動産事業の二つを事業の柱としている。建設事業では、山口県・広島県を中心に流通店舗の設計施工を元請けで行い、実際の施工は協力会社(下請会社)に委託する。2025年7月期の建設事業売上高は58.83億円(前期比20.9%増)、新築完工件数は20件で、累計553件に達する。不動産事業は、建設事業の活動で生じた土地オーナーとテナント企業のニーズの不整合を調整し、当社が土地を賃借・購入して建物を建設・賃貸するなど、長期安定収入を獲得する。同事業の2025年7月期売上高は17.03億円(前期比6.1%増)、対象物件数は97件である。
カドスLANシステムによるマッチング
建設事業の核心的なビジネスモデルが「カドスLANシステム」である。これは土地の有効活用を希望する土地オーナー、事業用地を求めるテナント企業、および立地情報を結びつけ、土地の賃貸借契約から設計施工、出店までを一貫してプロデュースする仕組みである。社名「CADOS」はConstruction, Architecture, Design, Of, Surveyの頭文字、「LAN」はLand, Application, Networkの造語であり、土地活用の提案から施工までの総合的なサービスを表現している。このシステムにより、テナント企業からの特命受注が生まれ、価格競争を回避しやすくなっている。
山口・広島を軸にした地域展開と拡大戦略
本社を置く山口県に加え、広島県、福岡県、岡山県へ営業エリアを拡大する方針である。2025年7月期末時点で施工物件土地オーナーの管理数は303人(社)に上る。特に人口10万人超の22市のうち、ナショナルチェーン店舗施工実績が10件未満の13市をターゲット地域とし、地元不動産会社との業務提携を通じて土地オーナーのニーズ掘り起こしを進めている。また、ナショナルチェーンの割合が累計で79.9%(442件)を占め、同一ブランドで10店舗以上の大口顧客が9ブランド存在するなど、リピート受注の基盤が整っている。
業界の中での役割は地域密着型の店舗建設・不動産仲介・賃貸会社(山口・広島県中心)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01流通店舗(ナショナルチェーン)主力
ドラッグストア、飲食店、コンビニエンスストア等の流通店舗の設計施工を、土地オーナーとテナント企業のマッチングを通じて受注。ナショナルチェーン向けが売上の約9割を占める。
カドスLANシステム(独自のマッチングモデル)
- 店舗設計施工
- 流通店舗の設計から施工までを一括で提供。
02不動産賃貸・売買準主力
土地オーナーから土地を借りて店舗を建設し賃貸する、または土地・建物を購入し賃貸する等の不動産事業。中古店舗の転貸、不動産仲介、太陽光発電による売電も行う。
- 不動産賃貸サービス
- 土地・建物を賃貸し、賃貸収入を得る。
- 不動産売買仲介
- 出店予定企業と土地オーナーの間の売買を仲介。
- 太陽光発電
- 保有設備で発電し売電する。
製品と技術
カドスLANシステムの仕組みと強み
カドスLANシステムは、土地オーナーとテナント企業のニーズを結びつける独自のビジネスモデルである。当社は土地オーナーから土地活用の承諾を得た上で、その土地の情報を店舗設計図案とともにテナント企業に紹介し、賃貸借契約の締結を支援する。競合がテナント決定後の施工受注に集中するのに対し、当社は上流から関与することで特命受注を獲得しやすく、価格競争に巻き込まれにくい。また、契約後も土地オーナーの管理カード(管理番号)を発行し、修繕対応やアドバイスを継続することで信頼関係を構築し、リピート案件につなげている。
建設事業:流通店舗の設計施工と実績
建設事業では、コンビニエンスストア、ドラッグストア、飲食店、その他店舗などを主要な対象としている。2025年7月期の新築完工件数20件の内訳は、ドラッグストア8件(40.0%)、飲食店6件(30.0%)、その他店舗3件(15.0%)、コンビニエンスストア3件(15.0%)である。設立からの累計完工件数は553件で、ブランド数は173件に上る。ナショナルチェーンの割合が79.9%と高く、同一ブランドで10店舗以上の大口顧客が9ブランド存在し、安定的な受注基盤を形成している。
不動産事業:9類型の賃貸パターンと安定収益
不動産事業では、土地オーナーとテナント企業の希望が合致しない場合に、当社が中間に入って案件を成立させる。具体的には、当社が土地を賃借または購入し、自社で建物を建設してテナントに賃貸する「建貸」や、土地のみを転貸するなど、9種類の賃貸パターンを用意している。2025年7月期の不動産事業売上高17.03億円の内訳は、建物賃貸収入9.31億円(54.6%)、土地賃貸収入2.68億円(15.8%)、不動産販売収入4.50億円(26.4%)、その他0.54億円(3.2%)である。高い利益率が特徴で、建設事業と連動して長期安定収入をもたらしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 流通店舗(ナショナルチェーン)カドスLANシステム(独自のマッチングモデル)
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
中堅建設工事、MBやショーボンドと競合
カドス・コーポレーションは建設工事を主力とする中堅建設会社。売上高65億円(2024/7期)と小規模ながら、営業利益率9.23%と収益性は高い。2025/7期には売上高76億円、営業利益率11.84%への成長を見込む。競合にはエムビーエス(MBS)やショーボンドホールディングスなどがあり、大型案件ではミライト・ワンなどが上位。特定地域や工種に特化して差別化を図っているとみられる。
強み
- 営業利益率9→12%へ上昇し、収益性を改善しながら成長中。
- 特定地域での強固なネットワークにより、安定受注を確保。
- 特定工種に特化し、競合との差別化と高い採算性を実現。
- 自己資本比率が高く、財務基盤が堅固と推測される。
課題
- 売上高65億円と小規模で、大規模工事の受注には限界がある。
- 特定地域への依存度が高く、地域経済の影響を受けやすい。
- 建設業界全体の人手不足が深刻化し、工期遅延等のリスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字がカドス・コーポレーション
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1795マサル | 50億円 | 11.8倍 |
| 2 | 1443技研ホールディングス | 45億円 | 7.3倍 |
| 3 | 3267フィル・カンパニー | 37億円 | 13.7倍 |
| 4 | 1764工藤建設 | 37億円 | 6.5倍 |
| 5 | 1724シンクレイヤ | 35億円 | 9.9倍 |
| 6 | 211Aカドス・コーポレーション | 34億円 | — |
| 7 | 1444ニッソウ | 29億円 | — |
| 8 | 1788三東工業社 | 28億円 | 8.8倍 |
| 9 | 1711SDSホールディングス | 26億円 | — |
| 10 | 1798守谷商会 | 25億円 | 4.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
個人創業から法人設立へ:1998〜1999年
1998年11月、杉田茂樹が「カドス・コーポレーション」の屋号で建設業を個人開業し、設計施工業務を開始した。翌1999年2月、山口県吉敷郡小郡町黄金町(現・山口市小郡黄金町)に有限会社カドス・コーポレーションを資本金5,000千円で設立。同時に一級建築士事務所登録を行い、流通店舗の設計施工請負を本格化させた。同年3月には一般建設業許可を取得し、事業基盤を固めた。
事業拡大と株式会社化:2000〜2004年
2000年6月、自社建築物件の賃貸を開始し、不動産事業に参入。2002年11月には宅地建物取引業許可を取得し、土地活用から建築までのトータルプロデュースを始めた。2004年2月、業容拡大に伴い資本金を10,000千円に増資し、株式会社カドス・コーポレーションに組織変更。同年7月には資本金33,000千円に増資、8月には特定建設業許可を取得した。さらに12月には不動産事業を担う子会社として有限会社アドレ・エステートを設立し、グループ体制を構築した。
営業所網の拡充と太陽光発電への進出:2011〜2017年
2011年9月、広島市に広島出張所を開設。2013年5月には長崎県諫早市に諫早出張所、2014年8月には広島県福山市に福山営業所を開設した。2015年10月、諫早出張所を諫早営業所に昇格。2016年2月、子会社アドレ・エステートが小野田太陽光発電所の売電を開始し、再生可能エネルギー事業にも着手した。2017年12月には広島出張所を広島営業所に格上げし、営業体制を強化した。
吸収合併と経営資源の選択・集中:2019〜2022年
2019年8月、株式会社カドス・コーポレーションを存続会社として有限会社アドレ・エステートを吸収合併し、不動産事業を一体化した。2021年1月、経営資源の選択と集中を図るため諫早営業所を閉鎖し、山口・広島エリアに注力する方針を明確にした。2022年8月には代表取締役社長杉田茂樹が代表取締役会長に、常務取締役工藤博丈が代表取締役社長に就任し、経営体制を刷新した。
東証スタンダード市場上場と成長基盤の確立:2024年
2024年7月、東京証券取引所スタンダード市場に上場を果たした。上場に伴い資本金を119,043千円に増資。この時点での売上高は76億円(2025年7月期)に達し、経営目標として「100年存続企業」、早期の「売上高100億円」「株式時価総額100億円」を掲げている。上場後も建設事業と不動産事業の両輪で収益の拡大を図り、特に広島・福岡・岡山へのエリア拡大を加速させている。
年表21件を開く
1990年代
- 1998年11月杉田茂樹が「カドス・コーポレーション」を屋号とする建設業を個人開業し、設計施工業務を開始
- 1999年2月創業山口県吉敷郡小郡町黄金町(現 山口県山口市小郡黄金町)に流通店舗の設計施工を主とする建築設計事務所である有限会社カドス・コーポレーションを資本金5,000千円で設立
- 1999年2月一級建築士事務所登録
- 1999年3月一般建設業許可を取得し、流通店舗の設計施工請負を開始
2000年代
- 2000年6月自社建築物件の賃貸を開始
- 2002年11月宅地建物取引業許可を取得、土地活用から建築までのトータルプロデュースを開始
- 2004年2月業容拡大に伴い、資本金10,000千円に増資し株式会社カドス・コーポレーションに組織変更
- 2004年7月資本金33,000千円に増資
- 2004年8月特定建設業許可を取得
- 2004年12月不動産事業を受け持つ会社として、子会社有限会社アドレ・エステートを設立
2010年代
- 2011年9月広島県広島市に広島出張所を開設
- 2013年5月長崎県諫早市に諫早出張所を開設
- 2014年8月広島県福山市に福山営業所を開設
- 2015年10月諫早出張所を諫早営業所に昇格
- 2016年2月有限会社アドレ・エステートが小野田太陽光発電所の売電を開始
- 2017年12月広島出張所を広島営業所に昇格
- 2019年8月M&A株式会社カドス・コーポレーションを存続会社として、有限会社アドレ・エステートを吸収合併
2020年代
- 2021年1月経営資源の選択と集中を図るため、諫早営業所を閉鎖
- 2022年8月代表取締役社長杉田茂樹が代表取締役会長、常務取締役工藤博丈が代表取締役社長に就任
- 2024年7月上場東京証券取引所スタンダード市場に上場
- 2024年7月資本金119,043千円に増資
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高早期実現(具体的な期限の記載なし)まで100億円
- 株式時価総額早期実現(具体的な期限の記載なし)まで100億円
- 自己資本比率40.0%
- 自己資本当期純利益率10.0%
- 配当性向30.0%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
エリア拡大と経営資源集中
本社のある山口県から隣接する広島・福岡両県へ重点的に経営資源を投入し、さらに岡山県や北部九州へ営業エリアを拡大する。既存の施工実績が少ない地域をターゲットとし、地元不動産会社との業務提携を進めて土地オーナーのニーズ掘り起こしを加速させる。
- 02
郊外複合商業施設の開発
敷地面積5,000坪以上の土地に複数テナントを誘致する郊外型複合商業施設「カドスタウン」を展開。複数の土地オーナーと複数のナショナルチェーンのマッチングによる相乗効果で集客力を高め、用地のブランド力を向上させ、開発・一括管理で付加価値を提供する。
- 03
継続的な設備投資と不動産事業拡大
将来性のある賃貸用不動産や借地権の新規取得、既存施設の維持更新を継続し、保有資産価値の維持と賃貸収入増加を図る。事業用物件をターゲットに投資を実施し、保有物件数を増加させる。
- 04
人材確保・育成と生産性向上
65歳定年制のもと、個別の労働条件設定で高齢者雇用環境を整備。評価制度の明確化や資格取得奨励で従業員の能力向上を図る。施工能力強化のため工事部門従業員の積極採用や現場監督の育成・配置改善により、一人当たり年間完成工事高の増加を目指す。
- 05
環境保全への取り組み
電力使用量の実質的削減を目標に、CO2フリー電力や再生可能エネルギー由来の電力を順次導入・調達量拡充を図る。自社太陽光発電の範囲内で事業を維持しつつ、事業拡大に伴う電力需要増に対応する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で96人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、1期前と比べて+6.6%。平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は7.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年7月 | 604 | 45.3 | 6.3 | 99 | 606 |
| 2025年7月 | 644 | 45.1 | 7.1 | 96 | 938 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は76億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+16.9%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 60億円 | 76億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 9億円 |
| 純利益 | 3億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥180 | ¥180 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
4期分
直近は2026年3Qで、売上は15億円、営業利益は2億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年2Q | 37 | 5 | 13.5 | 3 |
| 2025年4Q | 39 | 4 | 10.3 | 4 |
| 2026年2Q | 24 | 1 | 4.2 | 1 |
| 2026年3Q | 15 | 2 | 13.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年7月期からの6期で、売上は35億円から76億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は11.8%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 35 | — | 3 | — | 1 |
| 2021年7月 | 51 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年7月 | 45 | — | 5 | — | 3 |
| 2023年7月 | 57 | — | 5 | — | 4 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に上場 | |||||
| 2024年7月 | 65 | 6 | 6 | 9.2 | 4 |
| 2025年7月 | 76 | 9 | 9 | 11.8 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高76億円のうち、営業利益として残るのは9億円で11.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.9%60億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.2%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.8%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年7月期は営業CFが8億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は10億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 2 | −3 | −3 | −1 | 13 |
| 2021年7月 | 7 | −2 | −5 | 5 | 14 |
| 2022年7月 | 3 | −8 | 3 | −5 | 12 |
| 2023年7月 | 1 | −3 | 1 | −2 | 12 |
| 2024年7月 | 9 | −1 | 5 | 8 | 24 |
| 2025年7月 | 8 | −9 | −14 | −1 | 10 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年7月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は55.8%(業種中央値55.5%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 61 | 20 | 41 | 32.4 |
| 2021年7月 | 60 | 24 | 36 | 39.5 |
| 2022年7月 | 64 | 27 | 37 | 42.3 |
| 2023年7月 | 77 | 30 | 47 | 39.7 |
| 2024年7月 | 84 | 41 | 43 | 48.8 |
| 2025年7月 | 78 | 44 | 35 | 55.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで140社中8位あたり、逆に低いのは自己資本比率で140社中69位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,365で、1年前と比べて-22.9%。過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 10.6倍 |
| PBR | 0.78倍 |
| 配当利回り | 5.35% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/30に-9.2%下落し3350円。直近1カ月では-4.3%と軟調。週足では25日線(3535円)を下回り、75日線(3513円)も割り込む。52週安値(3225円)に接近し、下値リスクが高い。出来高は3.7万株と急増、売り一巡感はない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
予想PER12.1倍は業界平均14.0倍を下回り割安。PBR0.89倍は純資産割れ水準で割安感あり。ROE15.6%と収益性は高く、配当利回り4.67%も業界平均3.41%を上回るが、過去実績のPERがなく将来予想に依存する点はリスク。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 10.6倍 | — |
| PBR | 0.78倍 | 1.55倍 |
| ROE | 15.6% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長軌道に乗り2025/7期は増収増益見通しだが、PBR0.89倍とバリュエーションは割安。強気派は今期の営業利益率改善と増益率を評価し、弱気派は建設業界の人手不足リスクや過去の収益変動性を懸念する。
- 増収増益基調
2025/7期売上76億円(前期比+17%)、営業利益率11.8%と改善。
- バリュエーション割安
PERは不詳だがPBR0.89倍、配当利回り4.67%と魅力的。
- 受注環境良好
都市部再開発・マンション需要が堅調。
- 3期連続増収と営業利益率拡大通年影響中
FY2025営業利益9億円、前期比50%増、営業利益率11.84%と改善
- PBR1倍割れからの是正余地継続影響中
PBR0.89倍、ROE15.6%で理論株価は1倍超、自己資本比率改善期待
- 高配当利回りによる下支え通年影響弱
配当利回り4.67%と東証平均約2%を大幅に上回る
- 外国人買い増し余地不定影響弱
外資比率5.14%と低位、東証改革で買い増し期待
- 人手不足リスク
建設業界全体で技能労働者不足が進行。
- 利益率の脆さ
過去の営業利益率は不透明で、資材高騰リスクあり。
- 業績の規模感
売上76億円と小型株で流動性・情報開示に注意。
- 小型株ゆえの流動性リスク継続影響弱
時価総額39億円と小型、出来高少なく値動き荒い
- 株価下落トレンド継続継続影響弱
1年間で23.5%下落、年初来安値更新の可能性
- 建設業界の人手不足・コスト上昇継続影響中
業界全体で人件費上昇、営業利益率11.84%の維持困難に
- 業績予想未達リスク決算発表後影響中
PER12.1倍の予想に対し、進捗次第で修正リスク
- 受注高
- 将来収益の先行指標。建設需要の強弱を反映。
- 営業利益率
- 利益率改善の持続性を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり180円。いまの株価に対する利回りは5.35%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥180
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ920人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.1%を占め、残る59.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 47.5 | 52.9 |
| 事業法人 | 42.0 | 39.6 |
| 外国法人 | 2.5 | 5.0 |
| 証券会社 | 5.9 | 1.9 |
| 自己株式 | — | 0.6 |
| 金融機関 | 1.7 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ネクストライト | 19.51 |
| 02 | 株式会社せんじゅ | 16.05 |
| 03 | 杉田茂樹 | 6.89 |
| 04 | カドス・コーポレーション従業員持株会 | 3.52 |
| 05 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 3.09 |
| 06 | 上田八木短資株式会社 | 1.69 |
| 07 | 中村 真典 | 1.55 |
| 08 | 森 秀信 | 1.52 |
| 09 | 工藤 博丈 | 1.48 |
| 10 | 杉田 千佳子 | 1.33 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−98%、1株純資産は6期で−99%。直近期のROEは15.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 27,341 | 787,927 | 3.7 | — | — |
| 2021年7月 | 166,100 | 956,600 | 19.0 | — | — |
| 2022年7月 | 417 | 3,606 | 12.3 | — | 8.0 |
| 2023年7月 | 488 | 4,060 | 12.7 | — | 13.7 |
| 2024年7月 | 534 | 4,050 | 11.3 | 4.8 | 15.9 |
| 2025年7月 | 671 | 4,331 | 15.6 | 7.3 | 22.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/7期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 杉田茂樹 | 代表取締役会長 | 70 | 429,800 |
| 工藤博丈 | 代表取締役社長 | 56 | 15,000 |
| 那須聖 | 取締役経営企画室長 | 55 | 1,500 |
| 稲葉和彦 | 取締役 | 66 | — |
| 古賀純子 | 取締役 | 44 | — |
| 安江隆一 | 常勤監査役 | 69 | — |
| 藤浦敏明 | 監査役 | 55 | — |
| 木下結香子 | 監査役 | 39 | — |
| 円道正仁 | 取締役工事部長 | 66 | — |
| 德田哲夫 | 取締役不動産営業部長 | 52 | 4,500 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 66 | 66 | 22 |
| 社外取締役 | 6 | 21 | 21 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,164字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,545字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,882字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,525字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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