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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

大林組

OBAYASHI CORPORATION1802 · Prime · 建設業

ゼネコン大手。国内建築・土木に加え、海外土木や不動産事業も展開する総合建設会社。

概要

大林組は、売上高2兆5,862億円(2026年3月期)、従業員18,031人を擁する大手ゼネコンである。国内の建築・土木工事を中核に、北米や東南アジアでの海外建設、不動産開発、再生可能エネルギー発電、PFI事業などを展開する。東京証券取引所プライム市場に上場し、130の子会社と26の関連会社から成るグループを形成。創業から80年以上の歴史を持ち、高層ビルからインフラ整備まで幅広いプロジェクトを手掛ける。

建設事業が売上の9割超を占める収益構造

2026年3月期の連結売上高2兆5,862億円のうち、建設事業が2兆4,093億円(93.2%)を占める。内訳は国内建築1兆1,387億円、海外建築5,079億円、国内土木4,266億円、海外土木3,360億円。営業利益は建設事業全体で1,717億円と前年比38.3%増加し、特に国内建築の利益率改善が寄与した。不動産事業は売上高1,067億円、営業利益199億円。その他(PFI・再生可能エネルギー等)は売上高700億円、営業利益29億円である。

国内と海外にまたがる事業展開の地域構成

国内では、建築・土木の両分野で全国に支店網を持つ。海外では、北米と東南アジアが主要地域。現地法人としてウェブコー、ジャヤ大林(インドネシア)、タイ大林、台湾大林組、大林シンガポール、大林ベトナム、大林USA、大林カナダホールディングス、大林プロパティズUK、大林クリーンエナジーニュージーランドなどを擁する。海外建設事業は売上高の約35%を占め、地域リスク分散と成長市場の取り込みを図る。

グループを構成する主要子会社の役割分担

国内建築では、㈱内外テクノス(内装・資機材販売)、オーク設備工業㈱(設備工事)、大林ファシリティーズ㈱(建物管理)が役割を担う。国内土木では大林道路㈱が道路工事等を担当。不動産事業は大林新星和不動産㈱と大林プロパティズUKが中核。再生可能エネルギー事業は㈱大林クリーンエナジーとそのNZ法人が太陽光・風力・バイオマス・地熱発電を運営。また、㈱オーク情報システムがICT関連、㈱オーシー・ファイナンスがグループ金融を担う。

再生可能エネルギーとPFI事業への多角化

その他セグメントでは、PFI事業と再生可能エネルギー発電事業を展開。PFIでは、建設担当として特別目的会社に出資し、学校や病院等の公共施設整備に関与。再生可能エネルギーでは、太陽光発電に加え、風力、バイオマス、地熱発電に取り組む。2026年3月期のその他セグメント売上高は700億円(前年比39.4%増)で、成長分野として位置付けられている。

業界の中での役割は総合建設業(ゼネコン)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2.6兆円
営業利益
1,947億円
営業利益率
7.5%
純利益
1,738億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内建築主力

当社が建築工事の受注・施工を行い、子会社が内装工事、設備工事、建設資機材販売、建物管理などを担う。オフィスビル、商業施設、住宅など幅広い建築物を手掛ける。

主な製品・サービス5
建築工事(設計・施工)
オフィスビル、商業施設、集合住宅、工場などの建築物の設計・施工。
内装工事
子会社の㈱内外テクノスが提供する内装仕上げ工事。
設備工事
子会社のオーク設備工業㈱が提供する空調・衛生・電気設備工事。
建設資機材販売・賃貸
子会社が建設用の資材や機械の販売・賃貸を行う。
建物総合管理(ファシリティマネジメント)
子会社の大林ファシリティーズ㈱が建物運営管理を提供。

02海外建築準主力

当社及び現地法人(ウェブコー、ジャヤ大林、タイ大林、台湾大林組、大林シンガポール、大林ベトナム等)が北米及び東南アジア等で建築工事の受注・施工を行う。海外の商業施設やオフィスビルなどが中心。

主な製品・サービス1
建築工事(設計・施工)
海外のオフィスビル、商業施設、住宅などの建築工事。現地法人が施工を担当。

03国内土木準主力

当社及び子会社の大林道路㈱等が道路、橋梁、ダム、トンネルなどの土木工事の受注・施工を行う。社会インフラ整備が中心。

主な製品・サービス1
土木工事(設計・施工)
道路、橋梁、ダム、トンネル、鉄道、河川、上下水道などの土木工事。

04不動産事業準主力

当社及び子会社の大林新星和不動産㈱、大林プロパティズUK等が不動産の売買、賃貸、宅地開発等の開発事業を行う。収益物件の開発・運用や分譲住宅事業など。

主な製品・サービス2
不動産売買・賃貸
オフィスビル、商業施設、賃貸住宅などの開発・保有・賃貸・売却。
宅地開発
住宅用地の造成・分譲。

05海外土木副次

当社及び現地法人(MWH、ケナイダン、大林シンガポール等)が北米及び東南アジア等で土木工事の受注・施工を行う。大型インフラプロジェクトが対象。

主な製品・サービス1
土木工事(設計・施工)
海外の道路、橋梁、鉄道、発電所関連などの土木工事。

06その他(PFI・再生可能エネルギー等)その他

子会社がPFI事業の特別目的会社に出資し建設担当として関与。また、太陽光・風力・バイオマス・地熱等の再生可能エネルギー発電事業を展開。さらにICT関連事業、金融事業なども行う。

主な製品・サービス1
再生可能エネルギー発電
子会社が太陽光、風力、バイオマス、地熱等による発電事業を運営。

製品と技術

建築・土木工事の設計施工(国内・海外)

大林組の核心は、建築物と土木構造物の設計・施工である。国内建築ではオフィスビル、商業施設、集合住宅、工場を手掛け、子会社が内装(内外テクノス)、設備(オーク設備工業)、建物管理(大林ファシリティーズ)を分担。国内土木では道路、橋梁、ダム、トンネル、鉄道、河川、上下水道を対象とし、大林道路が道路工事を担う。海外建築・土木は、北米と東南アジアの現地法人が施工。

ロボティクスコンストラクションと技能者育成

技能労働者不足に対応するため、大林組は「ロボティクスコンストラクション」を推進。建設現場の生産性向上と安全性確保を目的に、仮設空調システム「建設現場"涼人"プロジェクト」や作業コアタイム変更など就労環境改善策を導入。また、協力会社団体「大林組林友会」(約1,200社加盟)と連携し、教育訓練校で若年技能者を育成。認定基幹職長制度などで技能伝承を促進している。

再生可能エネルギー発電事業の展開

大林組は、子会社の㈱大林クリーンエナジー及び大林クリーンエナジーニュージーランドを通じて再生可能エネルギー発電事業を展開。太陽光発電を中心に、風力、バイオマス、地熱発電にも取り組む。2026年3月期のその他セグメント売上高700億円の一部を構成し、持続的成長のための事業ポートフォリオ拡充の柱と位置付けている。

PFI事業とICT・金融関連サービス

PFI事業では、特別目的会社に出資し建設担当として公共施設の整備・運営に関与。子会社の島根あさひソーシャルサポート他28社が事業主体を務める。また、㈱オーク情報システムがICT関連事業(システム開発・運用)、㈱オーシー・ファイナンスがグループの資金調達を含む金融事業を行う。これらは建設事業と連携しつつ、グループ全体の収益基盤を支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

総合建設で国内大手、受注拡大中

大林組は、国内総合建設業界において売上高2.5兆円超とトップクラスの規模を誇る。同業他社のミライト・ワンやショーボンドホールディングスが専門分野に強みを持つ中、大林組は幅広い土木・建築事業を手掛け、高い技術力とブランド力を有する。直近の業績は、2025年3月期に売上高2兆5908億円、営業利益率5.5%から、2026年3月期には売上高2兆5863億円と微減ながら営業利益率7.53%と改善が見込まれ、収益性が高まっている。海外事業や不動産開発にも積極的で、内需依存のリスクを分散している。一方、ゼネコン業界全体の人材不足や資材価格高騰が課題であり、生産性向上とコスト管理が鍵となる。

強み

  • 業界内でも売上高2.5兆円超とトップクラスの規模を有し、受注力と遂行力が高い。
  • 直近の営業利益率が5.5%から7.53%へと改善しており、高収益化が進む。
  • 土木・建築に加え、海外や不動産など多角的な事業ポートフォリオを持つ。
  • 大型プロジェクトの実績と先端技術で、競合に対して差別化を図る。

課題

  • 建設業界全体で技能労働者が不足し、工期遅延やコスト増のリスクがある。
  • 鋼材やセメントなどの価格上昇が収益を圧迫する可能性があり、価格転嫁が課題。
  • 海外プロジェクトは為替や現地事情で業績が変動しやすく、リスク管理が重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が大林組

時価総額で並べると、掲載8社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
11925大和ハウス工業3.1兆円8.4倍
21928積水ハウス2.3兆円8.6倍
31802大林組2.1兆円12.0倍
41801大成建設2.1兆円12.3倍
51803清水建設1.7兆円12.8倍
61878大東建託1.1兆円11.1倍
75406神戸製鋼所8,052億円8.5倍
85076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

広島支店設置から上場までの創業期(1942〜1958)

大林組の沿革は、1942年9月の広島支店設置に始まる。1943年3月には内外木材工芸株式会社を内外木材工業株式会社に社名変更(後の内外テクノス)。戦後の1946年には仙台支店、札幌支店、浪速土地株式会社(後の大林不動産)を設立。1958年1月に高松支店を設置し、同年12月に大阪証券取引所へ株式を上場。この間、全国各地に支店網を整備し、ゼネコンとしての基盤を固めた。

東京上場と技術研究所開設による拡大期(1960〜1970)

1960年11月に東京証券取引所に上場。1961年3月には福岡証券取引所にも上場し、同時に東洋ビルサービス株式会社を設立(後の大林ファシリティーズ)。1965年7月に神戸支店を設置、同年12月に東京都清瀬市に技術研究所を開設し、技術開発の基礎を築く。1967年2月には東洋鋪装株式会社を大林道路株式会社に社名変更(現連結子会社)。1970年12月には東京支店を東京本社に改め、本社機能を東京に集約した。

海外進出と道路子会社上場(1971〜1990)

1971年4月、大林道路株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場(1973年2月に第一部へ)。1972年1月にはインドネシアにジャヤ大林を設立。1974年5月にタイ大林、1989年11月に台湾大林組、1990年11月に大林シンガポールを設立し、東南アジア進出を加速。一方、国内では1975年2月に金沢支店(後の北陸支店)を設置。1987年4月に福岡支店を九州支店に改称するなど、支店網を再編した。

再編と新領域への展開(2000年代以降)

2002年7月に大林USAを設立し北米市場へ本格参入。2003年7月にオーク設備工業(旧東芝空調)を子会社化。2005年7月には大林ファシリティーズに社名変更し、同年大林ベトナムを設立。2010年4月、本社を東京本社・大阪本店に改組し、大林カナダホールディングス、大林クリーンエナジーを設立。同時に新星和不動産を完全子会社化し、不動産事業を強化。2012年4月には東日本大震災復興対応も行った。

上場市場の移行と中期経営計画の推進(2020年代)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。同年3月に中期経営計画2022を公表し、建設事業の強化、技術イノベーション、事業ポートフォリオ拡充を掲げた。2024年5月には追補を発表。2025年3月期には売上高2兆5,908億円、営業利益1,425億円を記録。2026年3月期は売上高2兆5,862億円、営業利益1,946億円と更に利益を伸ばした。

労働安全違反と地政学リスクへの対応(直近)

2024年10月、中央新幹線トンネル工事で労働災害が発生し、当社社員が事実と異なる説明を行ったとして、2026年3月に労働安全衛生法違反で略式命令を受けた。これを受け、全社員への注意喚起や再発防止策を実施。また、地政学リスクに対しては、早期購買やサプライヤー分散、価格転嫁協議などで影響最小化を図る方針を示している。

年表25件を開く

1940年代

  • 1942年9月広島支店を設置
  • 1943年3月商号変更内外木材工芸株式会社を内外木材工業株式会社に社名変更(1993年4月、株式会社内外テクノスに
  • 1946年6月仙台支店を設置(1987年4月、東北支店に改称)
  • 1946年11月創業札幌支店を設置 浪速土地株式会社を設立(1970年10月、大林不動産株式会社に社名変更)

1950年代

  • 1958年1月高松支店を設置(1979年1月、四国支店に改称)
  • 1958年12月上場大阪証券取引所に当社株式を上場(現・株式会社東京証券取引所)

1960年代

  • 1960年11月上場東京証券取引所に当社株式を上場(現・株式会社東京証券取引所)
  • 1961年3月創業福岡証券取引所に当社株式を上場(現・証券会員制法人福岡証券取引所)東洋ビルサービス株式会社を設立
  • 1965年7月神戸支店を設置
  • 1965年12月東京都清瀬市に技術研究所を開設
  • 1967年2月商号変更東洋鋪装株式会社を大林道路株式会社に社名変更(現・連結子会社)

1970年代

  • 1970年12月東京支店を東京本社に改める。
  • 1971年4月上場大林道路株式会社が株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1972年1月ジャヤ大林を設立(現・連結子会社)
  • 1973年2月上場大林道路株式会社が株式を東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1974年5月タイ大林を設立(現・連結子会社)
  • 1975年2月金沢支店を設置(1979年1月、北陸支店に改称、1991年7月、新潟市へ移転)

1980年代

  • 1987年4月福岡支店を九州支店に改称
  • 1989年11月株式会社オーシー・ファイナンスを設立(現・連結子会社)台湾大林組を設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1990年11月大林シンガポールを設立(現・連結子会社)

2000年代

  • 2002年7月大林USAを設立(現・連結子会社)
  • 2003年7月オーク設備工業株式会社(当時・東芝空調株式会社)の全株式を取得(現・連結子会社)
  • 2005年7月M&A東洋ビルサービス株式会社が株式会社オークビルサービスを吸収合併し、大林ファシリティーズ株式会社に社名変更(現・連結子会社)大林ベトナムを設立(現・連結子会社)
  • 2008年4月海外支店を設置

2010年代

  • 2010年4月上場東京本社を本社及び東京本店に、本店を大阪本店にそれぞれ改める。大林カナダホールディングスを設立(現・連結子会社)新星和不動産株式会社の全株式を取得 京都営業所を京都支店に改める。株式会社大林クリーンエナジーを設立(現・連結子会社)大林不動産株式会社が新星和不動産株式会社を吸収合併し、大林新星和不動産株式会社に社名変更(現・連結子会社)大林道路株式会社が東京証券取引所市場第一部における株式上場を廃止 大林道路株式会社の全株式を公開買付け等の方法により取得(現・連結子会社)海外支店を廃止 シンガポールにアジア支店を、米国に北米支店をそれぞれ設置 関東支店を設置 大林プロパティズUKを設立(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式会社サイプレス・スナダヤの株式を取得(現・連結子会社)大林クリーンエナジーニュージーランドを設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 認定基幹職長累計認定者数2025年度まで5,157人
  • 認定優良クレーンオペレーター累計認定者数2025年度まで340人

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    建設事業の基盤強化と深化

    人材確保・育成、サプライチェーンの維持・強化・拡大を図る。具体的には、建設現場の就労環境改善(熱中症対策、休憩所の充実)、技能労働者の採用支援・育成(職業体験フェスタ、教育訓練校の運営)、優れた技能者への手当支給、協力会社への適正な労務費確保と現金払い統一などを実施する。

  2. 02

    技術とビジネスのイノベーション

    ロボティクスコンストラクションの推進により、作業の機械化、機械操作の省人化(遠隔・自動運転)、建設プロセスのデジタル化を融合させ、建設生産性の向上と働きがいのある職場環境の実現を目指す。具体的には、危険作業の無人化、クレーンの遠隔・自動運転、デジタルツインによるリスクの見える化などに取り組む。

  3. 03

    事業ポートフォリオの拡充

    国内建設事業を中核とし、グローバルに多様な事業を展開。海外ではM&Aを活用し、北米でデータセンターや半導体製造施設などの成長市場に参入する。例えば、米国ウェブコー社を通じてGCON社を買収し、高度な環境管理が必要な施設建設分野へ本格参入するとともに、事業地域の拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で18,031人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,239万円で、9期前と比べて+17.7%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月14,094
2018年3月14,359
2019年3月1,05342.517.214,739
2020年3月1,05842.617.214,993
2021年3月1,03242.617.115,267
2022年3月1,02542.617.015,470
2023年3月1,03242.717.015,876
2024年3月1,06642.616.716,986
2025年3月1,14042.416.417,305823
2026年3月1,23942.015.918,0311,080

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率116.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社51(国内 51 / 海外 0、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
開発事業本部 — 東京都港区615億円
本社他 — 東京都 港区448億円
国内土木
本店他 — シンガポール8,259百万円
海外建築 海外土木
本社及び東京本店 — 東京都港区7,747百万円
大阪本店及び支店 — 大阪市中央区他5,547百万円
技術研究所 — 東京都清瀬市5,501百万円
大林神栖 バイオマス発電所他 — 茨城県 神栖市3,138百万円
その他(再生可能エネルギー関連)
本店他 — タイ バンコック2,675百万円
海外建築
西日本ロボティクスセンター — 大阪府枚方市1,643百万円
東日本ロボティクスセンター — 埼玉県川越市1,592百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 内外テクノス
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大林ファシリティーズ 株式会社
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オーク設備工業 株式会社
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 アトリエ・ジーアンドビー
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 特研メカトロニクス
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 大林デザインパートナーズ
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 サイプレス・スナダヤ
    連結子会社
    議決権50.8%
  • 国内
    大林USA
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    EWハウエル
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウェブコー
    連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JEロバーツ大林
    連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ジャヤ大林
    連結子会社
    議決権85.0%
残りのグループ会社39社を開く
  • タイ大林52%
  • 台湾大林組100%
  • 大林シンガポール100%
  • 大林ベトナム100%
  • 大林カタール49%
  • 大林道路 株式会社100%
  • 相馬環境サービス 株式会社100%
  • 東洋テックス 株式会社100%
  • 大林カナダ ホールディングス100%
  • 大林カナダ100%
  • ケナイダン60%
  • クレマー70%
  • MWH90%
  • 大林新星和不動産 株式会社100%
  • 匿名組合みなとみらい 53EAST100%
  • うめきた開発特定目的会社100%
  • オーク・ロジ厚木 特定目的会社100%
  • オーク名古屋 特定目的会社100%
  • オーク・ロジ岩槻 特定目的会社100%
  • オーク・ロジ東松山 特定目的会社100%
  • オーク・ロジ川越 特定目的会社100%
  • オーク・ロジ川越2 特定目的会社100%
  • 神田司町二丁目 特定目的会社100%
  • 大林プロパティズUK100%
  • 島根あさひソーシャルサポ ート株式会社48%
  • PFI神奈川 株式会社100%
  • PFI杉並公会堂 株式会社61%
  • 神奈川メディカルサービス 株式会社60%
  • PFI大阪第6合同庁舎 株式会社90%
  • ウォーターパートナー大阪管路株式会社51%
  • 株式会社 大林クリーンエナジー100%
  • 大林クリーンエナジー ニュージーランド100%
  • 株式会社 オーク情報システム100%
  • 株式会社 オーシー・ファイナンス100%
  • ルポンドシエル 株式会社100%
  • 洋林建設 株式会社50%
  • PFI大久保テクノリソース株式会社20%
  • 柏泉グリーン開発 株式会社50%
  • Eastland Generation50%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成30年度中間貯蔵(大熊5工区)土壌貯蔵施設等工事
    環境省 · 2018-04-03
    444.6億円
  • 調達
    平成29年度中間貯蔵(大熊3工区)土壌貯蔵施設等工事
    環境省 · 2017-05-11
    320.1億円
  • 調達
    平成29年度中間貯蔵(双葉工区)廃棄物貯蔵施設工事
    環境省 · 2018-03-05
    43.5億円
  • 調達
    平成28年度中間貯蔵に係る保管場設置等工事(双葉町)(その2)
    環境省 · 2016-09-06
    29.9億円
  • 調達
    平成27年度中間貯蔵に係る双葉町土壌等保管場設置等工事(その2)
    環境省 · 2015-10-06
    4.9億円
  • 調達
    国際法務総合センター外構等新営工事
    法務省 · 2016-07-11
    4.6億円
  • 調達
    次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究洋上風力発電等技術研究開発次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発)/TLP型ハイブリッド浮体式洋上風車支持構造物の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-11-08
    4億円
  • 調達
    二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業低炭素技術による市場創出促進事業(実証前調査)余剰再エネ電力を活用したグリーン水素製造およびソリューション提供のためのシステム実証事業(ベトナム)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-10-08
    4,914万円
  • 調達
    新エネルギー技術研究開発洋上風力発電等技術研究開発洋上風力発電システム実証研究(ガンパイル工法等に係わる低コスト施工技術調査研究)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-08-30
    2,050万円
  • 調達
    水素社会構築技術開発事業地域水素利活用技術開発水素CGSの事業モデル確立に関する調査
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-08-11
    995万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2.6兆円営業利益1,947億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.2%、利益が+36.6%。

売上高
-0.2%
2.6兆円
営業利益
+36.6%
1,947億円
純利益
+19.5%
1,738億円
営業利益率
7.5%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2.9兆円2.6兆円
営業利益1,800億円1,947億円
純利益1,570億円1,738億円
1株あたり配当¥94¥94

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6,234億円、営業利益は327億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.9%、営業利益は+678.6%。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q0.54211
2024年1Q0.49420.966
2024年2Q0.592664.5231
2024年3Q0.622043.3178
2024年4Q0.62276
2025年2Q1.244553.7551
2025年4Q1.359707.2903
2026年2Q1.168016.9780
2026年4Q1.431,1468.0958
2027年1Q0.623275.2391

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1.4兆円から2.6兆円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は7.5%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1.45447132
2014年3月1.61401216
2015年3月1.77599287
2016年3月1.781,112634
2017年3月1.871,401945
2018年3月1.901,440927
2019年3月2.041,6311,132
2020年3月2.071,5901,131
2021年3月1.771,288988
2022年3月1.92498391
2023年3月1.981,008777
2024年3月2.33915751
2025年3月2.591,4251,5225.51,454
2026年3月2.591,9472,0427.51,738

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2.6兆円のうち、営業利益として残るのは1,947億円7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,738億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.9%2.2兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.6%1,700億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%1,947億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
7.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.3pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.5pt
14.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが2,529億円、投資CFが−844億円で、差し引きのフリーCFは1,685億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4,160億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月315−292−29023997
2014年3月380−473276−931,212
2015年3月746−74−3456721,626
2016年3月1,250−480−6907701,648
2017年3月1,589−379−8921,2101,942
2018年3月1,140−713−5454271,848
2019年3月442−453−248−111,577
2020年3月2,376−473−4941,9032,989
2021年3月248−791−85−5432,365
2022年3月697−498−1251992,493
2023年3月2,285−1,0162211,2694,056
2024年3月504−845−519−3413,267
2025年3月842100−5049423,802
2026年3月2,529−844−1,4141,6854,160

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.3兆円で、自己資本比率は40.0%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債兆円自己資本比率%
2013年3月1.660.411.2423.2
2014年3月1.820.451.3722.7
2015年3月1.980.551.4325.7
2016年3月1.940.561.3726.7
2017年3月2.000.641.3629.7
2018年3月2.130.711.4232.2
2019年3月2.210.801.4234.7
2020年3月2.230.851.3836.7
2021年3月2.270.961.3141.0
2022年3月2.420.991.4339.5
2023年3月2.611.041.5738.2
2024年3月3.021.201.8238.1
2025年3月3.041.211.8338.1
2026年3月3.141.321.8340.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
4,309億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9,055億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.8兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE140社中35位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中111位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.4%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.5%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.0%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.2%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,006で、1年前と比べて+27.3%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥3,006-1.9%1ヶ月-3.7%1年+27.3%時価総額2.1兆円
過去52週の値幅
安値¥2,300高値¥4,439

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR1.66倍
配当利回り3.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に2941.5円となり、1ヶ月で-10.1%下落しました。25日移動平均線(3133.46円)を-6.13%下回っており、短期的な下落トレンドが続いています。52週高値4439円からは-33.7%と大きく下落しており、52週安値2300円からは+27.9%の水準です。8月7日には出来高528万1200株と急増して売りが優勢となりました。RSIは29.26と売られ過ぎ圏に入っており、反発の可能性もありますが、75日線(3240円)も下回っており、中期的なトレンドは弱いです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが11.64倍と同業界平均の13.53倍を下回り、割安。PBRは1.6倍で平均の1.5倍をわずかに上回るが、ROE14.4%と高収益を反映。配当利回り3.24%は平均の3.45%よりやや低いが、株主還元は充実。今期予想PERは12.7倍と小幅上昇見込み。総合的に割安と判断。ただし、PBRが平均を上回る点や配当利回りの差から、やや割高の要素もあり、割安だが今後の業績推移に注目。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍14.4倍
PER (予想)13.2倍
PBR1.66倍1.55倍
ROE14.4%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

大林組の投資論点は、建設コスト上昇の中で収益性を維持できるかどうか。2025年3月期は営業利益率5.5%と健全な水準だが、2026年3月期は7.53%に改善予想。強気派は豊富な受注残と国内インフラ更新需要で業績の伸びが期待できるとみる。一方、弱気派は人件費や資材費の高騰が利益を圧迫するリスク、公共投資の先行き不透明感を指摘し、成長の持続性に疑問を投げかける。

プラスに働く材料7
  • 堅調な業績推移

    売上高・利益ともに増加傾向で、2026年3月期も増益予想

  • 豊富な受注残

    大型工事の受注が積み上がっており、将来の収入が確保されている

  • 政府の投資支援

    防災・インフラ整備への政府支出が追い風となる

  • 2026年3月期営業利益1,947億円へ増益通年影響

    営業利益は1,425億円から1,947億円、36.6%の増益

  • 営業利益率7.53%へ改善通年影響

    営業利益率は5.50%から7.53%へ2.03ポイント改善

  • 2026年3月期純利益1,738億円へ増益通年影響

    純利益は1,454億円から1,738億円、19.5%の増益

  • 配当利回り3.1%と安定した株主還元継続影響

    配当利回り3.1%は中期的な下支え材料

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇のリスク

    建設費の高騰で利益率が圧迫される可能性がある

  • 公共投資依存

    政府の財政政策次第で受注が変動する

  • 競争激化

    同業他社との受注競争が激しく、採算が悪化しやすい

  • 売上高が2.59兆円と前期比0.2%減通年影響

    売上高は25,908億円から25,863億円、僅かに減少

  • 予想PER13.3倍と現在12.15倍より悪化不定影響

    予想PER13.3倍は現在12.15倍を上回り、将来の減益を織り込む

  • 株価1年で31.3%上昇、過熱感不定影響

    株価は1年で31.3%上昇、短期的な調整リスク

  • 外国人保有40.05%と高く、利食い売り継続影響

    外国人保有40.05%、情勢悪化時に売りが出やすい

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高を占う先行指標となるため
営業利益率
工事採算の改善・悪化を測るため
完成工事高
実際の売上として計上されるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり94で、前期から+8.6%いまの株価に対する利回りは3.13%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥94
1株あたり
配当利回り
3.13%
いまの株価に対して
配当性向
37.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2823.9
2018年3月280.024.9
2019年3月3214.323.3
2020年3月320.026.0
2021年3月320.028.3
2022年3月320.0121.8
2023年3月4231.348.1
2024年3月7578.6108.3
2025年3月818.050.1
2026年3月888.637.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥94

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ75,018人。区分でいちばん多いのは外国法人40.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.1%を占め、残る61.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人35.136.035.936.133.940.0
金融機関36.135.534.235.435.631.5
個人・その他16.416.516.715.917.416.4
事業法人7.67.57.27.07.06.6
証券会社4.74.56.15.76.15.4
自己株式0.50.50.50.51.30.5
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.43
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.22
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.65
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.59
05大林 剛郎2.45
06日本生命保険相互会社2.12
07大林グループ従業員持株会1.82
08JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.34
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.33
10ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-06
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    1.98%
    -0.25pt
  • 2026-07-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.03%
    -0.15pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1258%、1株純資産は14期で+242%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月185363.624.595.2
2014年3月305745.419.375.1
2015年3月407076.219.555.6
2016年3月8871912.412.625.5
2017年3月13282817.07.923.9
2018年3月12995414.59.024.9
2019年3月1581,07115.67.123.3
2020年3月1581,14014.35.926.0
2021年3月1381,29711.37.428.3
2022年3月551,3334.116.5121.8
2023年3月1081,3918.09.448.1
2024年3月1051,6067.017.8108.3
2025年3月2031,62912.69.850.1
2026年3月2491,83114.415.137.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額824百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大林剛郎取締役会長 兼 取締役会議長7216,944,095
佐藤俊美代表取締役 社長 兼 CEO6613,600
笹川淳代表取締役 副社長執行役員686,737
佐々木嘉仁代表取締役 副社長執行役員6710,400
折井雅子取締役65
加藤広之取締役70
黒田由貴子取締役62
池川喜洋取締役66
岡野英一郎常勤監査役688,800
渡邊勲常勤監査役663,000
山口悦弘監査役70
水谷英滋監査役69
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢保有株数
桒山信也監査役721,900

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)104071809658859
監査役511411423
社外取締役5787816
社外監査役3444415

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容983字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社130社、関連会社26社で構成され、その主な事業内容は、建設事業(国内建築事業、海外建築事業、国内土木事業及び海外土木事業)及び不動産事業であり、さらに各々に付帯する事業を行っている。 当社グループの事業に係わる位置付けを報告セグメントごとに示すと次のとおりである。 (国内建築事業) 当社が建築工事の受注、施工を行っているほか、子会社の㈱内外テクノスが内装工事及び建設用資機材の販売、賃貸を、オーク設備工業㈱が設備工事の受注、施工を、㈱サイプレス・スナダヤが建設資機材の販売を行っており、それらの一部は当社が発注している。 また、子会社の大林ファシリティーズ㈱が建物総合管理業を行っており、その一部は当社及び大林新星和不動産㈱が発注している。 (海外建築事業) 当社及び現地法人であるウェブコー、ジャヤ大林、タイ大林、台湾大林組、大林シンガポール、大林ベトナム等が北米及び東南アジア等で建築工事の受注、施工を行っている。 (国内土木事業) 当社が土木工事の受注、施工を行っているほか、子会社の大林道路㈱等が土木工事の受注、施工を行っており、その一部は当社が発注している。 (海外土木事業) 当社及び現地法人であるMWH、ケナイダン、大林シンガポール等が北米及び東南アジア等で土木工事の受注、施工を行っている。 (不動産事業) 当社及び子会社の大林新星和不動産㈱、大林プロパティズUK等が不動産の売買、賃貸並びに宅地開発等の開発事業を行っている。 (その他) 子会社の島根あさひソーシャルサポート㈱他28社及び関連会社8社がPFI事業を行っている。当社グループは、建設担当企業としてPFI事業に関与するのみならず、事業主体となるこれらの特別目的会社に対して適切な範囲で投融資を行っており、事業の中核的役割を担っている。 子会社の㈱大林クリーンエナジー、大林クリーンエナジーニュージーランド他11社及び関連会社4社が再生可能エネルギー事業を行っている。当社グループでは、太陽光発電のほか、風力、バイオマス、地熱等による発電に取り組んでいる。 また、子会社の㈱オーク情報システムがICT関連事業を、㈱オーシー・ファイナンスがグループ会社の資金調達を含む金融事業を行っている。 事業の系統図は次のとおりである。
経営方針・対処すべき課題4,621字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1)経営の基本方針 長期的な視点に立った会社経営を基本に、経営の効率化と収益力の向上によって、企業価値をより高めていくことを目標としており、その実現を通じて、株主、顧客、取引先、従業員、地域社会など、すべてのステークホルダーの信頼と期待に応えられる経営を目指している。 (2)経営環境及び対処すべき課題 ① 経営環境 当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績」に記載のとおりである。 ② 対処すべき課題 ア 当社及び当社社員に対する労働安全衛生法違反による略式命令について 当社が代表者を務める共同企業体で施工中の「中央新幹線第四南巨摩トンネル新設(東工区)ほか」において、2024年10月4日に発生した労働災害に関し、当社社員が所轄の労働基準監督署に事実と異なる説明を行っていたことについて、当社及び当社社員2名が、2026年3月24日付で鰍沢簡易裁判所から、労働安全衛生法違反により、それぞれ罰金20万円の略式命令を受けた。 本事案により、株主をはじめ関係者に多大な迷惑と心配をかけたことについて、深くお詫びするものである。 当社としては、今回の事案の発生を極めて重大かつ深刻なものと受け止め、労働基準監督署の調査に全面的に協力してきた。また、事案の発覚後、直ちに全社員向けに注意喚起を行うなど、再発防止に向けた取組みを講じている。 当社グループでは、引き続き、社員への法令遵守に関する指導の徹底を図っていく。 イ 地政学的情勢の不安定化による影響及び対応について 当社グループの主要事業である建設事業においては、地政学的情勢、とりわけ中東情勢の不安定化が、建設資材価格の上昇や調達環境の変化といった供給面や世界経済の不透明感の高まりを背景とした設備投資の抑制等による建設需要の減退等の需要面において、事業環境に影響を及ぼすリスクが高まっている。 当社グループは、これらのリスクへの対応策として、地政学的情勢や市場動向を適時的確に把握するとともに、早期購買や将来予測を含めた正確な原価管理の徹底、複数のサプライヤーとの関係構築や代替資材の探索に加え、顧客との契約に基づく適切な価格転嫁に関する協議及び社内外の関係者とのリスクコミュニケーションの強化等を通じて、リスクの分散や影響の最小化に取り組んでいく。 また、その他の事業においても、それぞれの事業特性に応じたリスクの抽出と適切な対応により、当社グループの業績への影響を極力回避するよう努めていく。 ウ 大林グループ中期経営計画2022及びその追補に基づく具体的な取組事例 当社グループは、2022年3月に公表した中期経営計画2022及び2024年5月に公表したその追補に基づき、「建設事業の基盤の強化と深化」、「技術とビジネスのイノベーション」及び「持続的成長のための事業ポートフォリオの拡充」の3つの基本戦略を実行し、「事業基盤の強化と変革の実践」に取り組んでいる。 これら3つの基本戦略について、当社グループにおける具体的な取組事例は次に記載のとおりである。 中期経営計画2022の基本戦略 事業基盤の強化と変革の実践 基本戦略①建設事業の基盤の強化と深化 人材確保と育成、サプライチェーンの維持・強化・拡大 近年、国内の建設業では、就業者の高齢化や若年入職者の減少等を背景に、技能労働者不足の問題に直面している。当社では、協力会社の皆様と共に持続的に発展し続ける強固なサプライチェーンの構築を目指し、以下の取組みを行っている。 建設現場における就労環境の改善 ・熱中症対策として、施工済みのダクトを活用した仮設空調システム「建設現場"涼人®"プロジェクト」による本設の空調稼働前の屋内作業環境の改善や、酷暑期間における涼しい時間帯への作業集中を目的とした建設現場における作業コアタイム変更の取組みを開始 ・作業員休憩所の環境改善の施策として、男女別専用シャワー室の設置等を含む休憩所の標準仕様のレベルアップや、発注者・当社社員・技能労働者が集う交流スペースの設置推進 技能労働者の採用支援・育成、技能伝承の促進 ・大林組林友会(※)と共同し、高校生や専門学校生を対象とした現場見学会等のほか、鉄筋・型枠の組立てや左 官等の様々な工種の作業を体験できる「けんせつ職業体験フェスタ」を開催 ・2014年に大林組林友会教育訓練校を開校し、とび・鉄筋・型枠の3コースで当社及び調達先の社員による指導を通じて施工や安全管理、CAD・BIMなどの知識・技能の習得を促進 ・若年技能労働者が目指すべき理想的な職長である認定基幹職長(2025年度までの累計認定者数5,157人)や、認定優良クレーンオペレーター(同340人)に対し、手当を支給 適正な労務費確保と支払条件の見直し ・国の方針に沿った適正な契約金額設定及び法定福利費を含む賃金支払を取引先へ要請 ・2026年4月以降の新規契約で、全協力会社への支払方法を現金払に統一 発注者・当社社員・技能労働者の 交流の場となる作業員休憩所   けんせつ職業体験フェスタでの 塗装体験   大林組林友会教育訓練校での 仮設足場組立訓練 ※ 当社事業への寄与・協力や協力会社の相互研鑽と交流を目的とし、全国約1,200社が加盟する協力会社団体(1906年発足) 基本戦略②技術とビジネスのイノベーション 革新的な建設生産システムの構築 -ロボティクスコンストラクションの取組み- 国内の建設業においては、技能労働者の不足が進行する中、作業の安全確保や生産性の維持・向上が重要な経営課題となっている。 当社は、サプライチェーンの維持・強化・拡大に加え、デジタル技術とロボティクス技術等のイノベーションによる革新的な建設生産システム「ロボティクスコンストラクション」の構築に取り組んでいる。ロボティクスコンストラクションは「作業の機械化」、「機械操作の省人化」及び「建設プロセスのデジタル化」という3つの要素が融合して実現される。 当社グループは、ロボティクスコンストラクションを通じて建設プロセスの変革を推進し、生産性の向上を図ることで、担い手不足をはじめとする社会課題の解決に取り組むとともに、安全で働きがいのあるウェルビーイングな職場環境を実現し、「地球・社会・人」と当社グループのサステナビリティを同時に追求する。 作業の機械化 建設現場において、これまで人が行ってきた危険作業や単純作業、苦渋作業を機械に置き換える。人は高度な技術を必要とする作業や、より創造性の高い業務に専念することにより、安全性と生産性の向上に加え、働きがいのある職場づくりを実現し、建設業の新たな魅力を創出する。   リアルハプティクス®(※1)を応用し、 切羽直下での火薬装填作業を無人化 機械操作の省人化(遠隔、自動・自律化) クレーンや重機を含む機械の遠隔操作と自動・自律化による無人化を実現し、省人化やコスト削減を図るとともに、重機災害の低減や働く人のウェルビーイングを実現する。 さらに、熟練オペレーターの操作をデータ化し、操縦支援や作業の自動・自律化に活用することで、技能の伝承と多様な人材の参画を促進する。   ORCISM®(※2)によるデジタルツインを 活用したクレーンの遠隔・自動運転 建設プロセスのデジタル化 建設現場の人・物・作業の情報をデータ化し、現実の建設現場とそれを再現したデジタル空間を構築する。設計から施工計画、施工管理、完成後の維持管理を含めて一気通貫で活用し、施工の安全や品質、生産性の管理まで多岐にわたる業務を効率化する。   GEN-VIR®(※3)を用いたシミュレーション によるリスクの見える化 ※1 現実の物体や周辺環境との接触情報を双方向で伝送し、力触覚を再現する技術 ※2 「危険作業を未然に防止するクレーン」の実現を目指し、操縦時の安全支援機能、遠隔・自動運転機能及び施工計画・運転シミュレーション機能等を、デジタルツイン技術を活用して統合的に管理制御するシステム ※3 当社とトヨタ自動車㈱未来創生センターが共同開発している、現場作業員の疲労負担軽減や生産性向上、リスク把握を目的とした、3DCGを用いた作業シミュレーション技術(GEN-VIR®はトヨタ自動車㈱の登録商標) 基本戦略③持続的成長のための事業ポートフォリオの拡充 国内建設を中核とし、グローバルに多様な事業を展開するポートフォリオ -米国の建設会社「GCON社」のM&A- 当社グループは、中期経営計画2022において、持続的成長の方向を「国内建設事業を中核とし、それ以外の事業が国内建設と同等以上の業績を創出する」と定め、そのためのグループ事業体制の将来的な構築を目指している。 海外建設事業では、北米、東南アジア、オセアニアなどにおいて、各国・地域に根差したグループ会社を中心に建築・土木事業を展開している。半世紀以上にわたり各国で培ってきた事業基盤を活用し、国内外のグループ各社が技術・人材等の強みを相互に活用することで、グローバル市場における新たな収益機会の獲得に取り組んでいる。 北米においては、主にM&Aを活用して事業領域の拡大を図るビジネスモデルを採用している。これまで当社主導で進めてきたM&Aは、北米事業の全体最適を踏まえつつ、現地に所在するグループ会社が自社の成長戦略に基づいて主体的に取り組む段階へと移行している。 その一例として、当社は、2025年12月、米国で建設事業を行うグループ会社であるウェブコー社を通じて、米国の建設会社「GCON, LLC」及びそのグループ会社2社(以下、3社を総称して「GCON社」という。)の全株式を取得し、同社を連結子会社とした。 米国では、AIの普及による需要拡大を背景に、データセンターや半導体製造施設といった高度な環境管理が要求される施設に係る建設市場が急速に拡大するとともに、今後も成長が見込まれており、特にアリゾナ州をはじめとする南西部地域では旺盛な投資が行われている。 GCON社は、同州をはじめとする米国10州において、半導体製造施設の改修工事や、コロケーター向けデータセンター(※)の建設等の事業を展開しており、同分野において豊富な施工実績と実務経験を有する設備工事の専門人材を多数擁している。 カリフォルニア州において住宅、病院及び教育施設等の豊富な施工実績を有するウェブコー社が、GCON社のM&Aを通じて、高度な環境管理の仕組みを備えた重要施設に係る建設分野への本格参入とアリゾナ州等への事業拡大を図る。これにより当社グループの北米事業における成長戦略実現を目指していく。 GCON社がアリゾナ州で施工するデータセンター ※ 複数のユーザーがスペースを共有し、サーバーやネットワーク機器等を設置するデータセンター
事業等のリスク5,227字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 事業に対する法的規制に関するリスク 建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、独占禁止法、労働安全衛生法等の当社の事業に対する法的規制の改廃や新設、適用基準の変更等があった場合、これに伴う対応費用等が事業収支に反映され、業績に影響を及ぼす可能性がある。また、当社グループにおいて、これら法令等に対する違反が発生した場合には、刑事、行政等の処分を受け、営業活動の制約や信用の失墜等により、業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、各事業部門や法務部等において、事業活動に影響を及ぼす法的規制の制定改廃動向を予め把握し、社内教育や研修等により周知し適正な事業活動の推進に繋げるとともに、これに伴う対応費用を見積原価や事業性判断のための収支予測に正しく反映することとしている。 (2) 建設市場の動向に関するリスク 当社グループの主要事業である建設事業において、国内外の景気後退等により建設市場が著しく縮小した場合、工事受注量の減少等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、中長期的な市場動向を見越した要員計画の立案に加え、営業力、調達力の更なる強化、次世代生産システムの技術開発による生産性向上や施工能力の拡大に取り組んでいる。さらに、事業領域の拡大を通じた収益源の多様化に取り組むとともに、強固な財務体質の構築に取り組んでいる。 (3) 施工物等の重大な品質不具合や事故の発生リスク 当社グループの主要事業である建設事業において、設計、施工などの各面で重大な品質不具合があった場合や、人身、施工物などに関わる重大な事故が発生した場合、多額の補償等の費用が発生することなどにより当社グループの業績や企業評価に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、品質マネジメントシステムの国際認証であるISO9001を取得・維持して厳格な品質マネジメント体制を構築している。また、安全管理の専任部門である安全本部を設置し、同本部において労働災害の撲滅に向けた全社的な安全管理体制を構築している。さらに、建設工事保険、賠償責任保険等の付保によるリスクヘッジも行っている。 (4) 取引先の信用リスク 発注者、協力会社、共同施工会社及びその他取引先の信用不安などが顕在化した場合、資金の回収不能や事業遅延を惹起し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、取引前・取引中の与信確認を徹底するとともに、主要事業である建設事業においては、出来高に応じた工事代金の受領・支払などの取引条件確保に取り組んでいる。 (5) 労務単価及び建設資材価格の変動並びに調達難に関するリスク 当社グループの主要事業である建設事業において、労務単価の高騰や技能労働者の不足が生じた場合や、地政学的情勢、経済制裁措置によるサプライチェーンの混乱や分断、物価上昇や為替変動等による建設資材の急激な価格高騰や調達難が生じた場合、工事原価の上昇による利益率の低下や工期遅延による損害賠償のおそれなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、協力会社の施工余力の把握等に基づいて当社グループの将来の施工キャパシティを常に把握し、これに応じた受注水準の維持に努めているほか、国内工事に関して海外調達を行う場合は、必要に応じて為替予約取引を行い、リスクヘッジを図っている。また、地域ごとに協力会社の互助組織である「林友会」を組織するなど、安定的なサプライチェーンの構築に取り組むとともに、省人化に向けた自動化技術・機械の開発等を進めている。 さらに、早期購買や将来予測を含めた正確な原価把握を徹底し、適切な見積原価を算出することとしており、加えて、複数のサプライヤーとの関係構築や代替品の探索等を検討するとともに、顧客との契約に基づく適切な価格転嫁に関する協議及び社内外の関係者との懸念事項の洗い出しや対応策の検討等のリスクコミュニケーションを強化し、リスクの分散や最小化に取り組んでいる。 (6) 保有資産等の価値の低下に関するリスク 当社グループが保有する販売用不動産、賃貸等不動産などの事業用不動産、投資有価証券等の時価が著しく低下した場合や、企業買収において事業環境の変化等により期待した成果が得られず、当該買収で発生したのれんの価値が著しく低下した場合、評価損や減損損失の計上等により当社グループの業績及び財務基盤に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、中長期的な経営計画において財務基盤とのバランスを勘案した投資計画を立案するとともに、事業用不動産等の資産取得や企業買収等の個別投資においては決裁・審査基準を設けて投資委員会等による事前の審査を厳格に行うこととしている。投資後についても、投資先の運営・経営状況や価値を定期的に確認することとしている。 (7) 長期にわたる事業のリスク 事業期間が長期にわたるPPP事業や再生可能エネルギー事業等において、その期間中に事業環境に著しい変化が生じた場合や業務遂行上重大な事故等が発生した場合、当該事業の収支悪化や対応費用の損失計上などにより、当社グループの業績や企業評価に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、事前の取り組みにあたっては上記(6)と同様、財務基盤とのバランスを勘案した中長期の投資計画の立案及び個別投資の厳格審査を行うとともに、事業スキームに応じた事業パートナーや業務委託先との適切なリスク分担、保険付保等によるリスクヘッジを行っている。また、事業開始後においては、投資委員会や関連部門等による運営状況のモニタリングを随時行っており、収支状況によっては事業撤退を行い、損失の拡大を防止することとしている。 (8) 海外事業におけるリスク 当社グループは主にアジア、米国等において事業展開を行っているが、それら進出国におけるテロ・紛争等による政情の不安定化、経済情勢の変動、為替レートの急激な変動、法制度の変更など事業環境に著しい変化が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、比較的政情の安定した国・地域で事業展開するとともに、アジア支店及び北米支店(それぞれシンガポール及び米国に設置)において、所管地域の適時的確な情勢の把握及びそれに応じた即時の対応に努めることとしている。また、為替リスクに関しては、原則として現地通貨で請負代金を受領し、現地通貨で下請負代金を支払うことで、売り上げと原価の通貨を一致させている。 (9) サイバーセキュリティ及び情報管理に関するリスク 外部からのサイバー攻撃(ランサムウェア等)による事業停止、当該攻撃や従業員の不正行為等による個人情報または機密情報の漏洩並びに生成AIの不適切な利用等による知的財産権の侵害等が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償の発生等を通じて、当社グループの業績及び企業評価に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、セキュリティインシデントに対しては、被害を最小化するための早期検知と迅速な対応を行う専門チームを設置するとともに、ゼロトラストの概念に基づくセキュリティ基盤の刷新など、リスクの変化に応じた技術的対策を継続的に実施している。また、「個人情報保護規程」や「情報セキュリティポリシー」、「大林グループ知的財産マネジメント方針」等を制定し情報管理体制を確立するとともに、従業員に対して教育・啓発を継続的に実施することで、不正防止やリテラシー向上を図っている。 (10)大規模自然災害・感染症に関するリスク 地震、津波、風水害等の大規模自然災害や感染力の強い感染症の流行が発生した場合、施工中の工事への被害や本社・本支店機能の麻痺等により、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、リスク種別ごとにBCP(事業継続計画)を策定し、教育・訓練を継続して実施するとともに、定期的にBCPの見直しを行い、有事の際の備えとしている。 大規模自然災害BCPにおいては、発災時に速やかに従業員等の安否や施工中の現場の被害状況を確認するとともに、復旧要員や対応拠点、物資及び物流ルートの確保などを行い、現場の復旧だけでなく、顧客事業施設やインフラ・地域社会の復旧、復興支援に迅速に取り組める体制を構築している。 感染症BCPにおいては、感染症の特性に応じて従業員等の安全の確保及び事業継続のために必要な対応施策を決定・実施することを基本方針とし、情報の収集や意思決定のために必要な組織体制等を予め定め、事業への影響を低減することとしている。 なお、当社グループは大規模自然災害や感染症の流行等により一定期間、事業活動に重大な影響が生じた場合においても、企業継続に必要な財務基盤を確保している。 (11)気候変動に関するリスク 脱炭素社会への移行に向けて、炭素税の導入等による脱炭素政策及び法規制強化がなされた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。また、物理的リスクとして、夏季の気温が上昇した場合や自然災害が激甚化した場合、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、2019年6月に改訂した「Obayashi Sustainability Vision 2050」において、2040~2050年の目標の一つとして「脱炭素」を掲げ、CO2排出量の削減など「環境に配慮した社会の形成」をESG重要課題に設定し、当社グループ及びサプライチェーン全体で環境負荷低減への取り組みを進めている。また、2020年7月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、気候変動関連のリスク・機会を特定・評価しシナリオ分析を実施するとともに、分析結果に基づいた対応策を進めている。 なお、大規模自然災害に関するリスク及びその対応策については上記(10)に記載のとおりである。 (12)従業員の長時間労働に関するリスク 時間外労働の上限規制をはじめ、労働関係法令の遵守が一層求められる中、長時間労働に起因する職場環境の悪化は、従業員の健康や安全に重大な影響を及ぼし、生産性やエンゲージメントの低下を通じて人的資本の価値低下を招くほか、中長期的な人材の確保・定着にも影響を及ぼすおそれがある。また、人員、工期・納期等に関する制約や取引慣行もしくは外部要因等の制約により長時間労働が発生するリスクへの対応が不十分な場合には、プロジェクトの進捗管理やコストに悪影響を及ぼすとともに、行政指導や罰則の適用等により社会的信用が低下することにより、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、労働時間の適正管理を徹底し、長時間労働の兆候を早期に把握するとともに、組織全体での業務の平準化を促進している。加えて、慣例的な業務の進め方の見直しやICTツールの活用による業務効率化を図るほか、建設事業においては適正な要員配置及び施工体制の構築、適正工期を前提とした受注活動に取り組んでいる。さらに、柔軟な働き方の推進や休暇取得の促進等を通じて、従業員の健康確保と働きやすい職場環境の整備を進め、リスクの低減に努めている。 (13)サプライチェーンにおける人権問題に関するリスク 当社グループ及び当社グループのサプライチェーンにおいて人権問題が発生した場合、社会的な信用の失墜等により、当社グループの企業評価や業績に影響を及ぼす可能性がある。 当社グループは当該リスクへの対応策として、「大林グループ人権方針」を制定し、「ビジネスと人権に関する指導原則」など国際的な人権規範に基づき人権デュー・デリジェンスの取り組みを実施している。 また、「大林グループCSR調達方針」及び「大林グループCSR調達ガイドライン」に基づき、サプライチェーン全体でCSR調達の実施を促進している。
経営成績の分析 (MD&A)7,852字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりである。 (1)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比1,006億円(3.3%)増の3兆1,434億円となった。これは、工事代金債権(「受取手形・完成工事未収入金等」及び「電子記録債権」の合計)が減少した一方で、「現金預金」が増加したことや事業用不動産の取得等により「建物・構築物」及び「土地」が増加したことなどによるものである。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比55億円(0.3%)減の1兆8,269億円となった。これは、「未成工事受入金」が増加した一方で、工事代金の支払に係る債務(「支払手形・工事未払金等」及び「電子記録債務」の合計)が減少したことや、「短期借入金」などの有利子負債が減少したことなどによるものであり、有利子負債残高は前連結会計年度末比186億円(5.2%)減の3,440億円となった。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末比1,062億円(8.8%)増の1兆3,164億円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い「利益剰余金」が増加したことなどによるものである。 これらの結果、当連結会計年度末の自己資本比率は40.0%となり、前連結会計年度末より1.9ポイント上昇した。 (2)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しや企業収益の改善を受け、緩やかな景気回復を続けた。先行きについては、雇用・所得環境の改善が緩やかな景気回復を支えることが期待されるが、中東情勢の影響による原材料・エネルギー価格の動向等を注視する必要がある。また、金融・資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向等にも引き続き注視が必要な状況にある。 国内の建設市場においては、建設物価の高騰、為替の変動等が企業の設備投資意欲を減退させる懸念があるものの、堅調に推移している民間工事及び公共工事の発注を背景として、当面は底堅い受注環境が見込まれている。 こうした情勢下にあって、当連結会計年度における当社グループの連結業績については、売上高は国内建築事業において前連結会計年度の大型案件進捗の反動等により減少した一方、海外建築事業及び国内・海外土木事業において手持ち工事が順調に進捗したことなどにより、前連結会計年度比45億円(0.2%)減の2兆5,862億円となった。損益の面では、国内建築事業における追加・変更工事獲得や採算性の良い案件の寄与度の高まり、海外土木事業における手持ち工事の増加及びその順調な進捗、不動産事業における開発物件の売却等により、営業利益は前連結会計年度比522億円(36.6%)増の1,946億円、経常利益は前連結会計年度比519億円(34.1%)増の2,041億円となった。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比284億円(19.5%)増の1,737億円となった。 セグメント情報 ① 建設事業 グループ全体の売上高は、国内建築事業において前連結会計年度の大型案件進捗の反動等により減少した一方、海外建築事業及び国内・海外土木事業において手持ち工事が順調に進捗したことなどにより、前連結会計年度比583億円(2.4%)減の2兆4,093億円となった。また、営業利益については、国内建築事業における追加・変更工事獲得や採算性の良い案件の寄与度の高まり、海外土木事業における手持ち工事の増加及びその順調な進捗等により、前連結会計年度比476億円(38.3%)増の1,717億円となった。内訳は以下のとおり。 (国内建築事業) 売上高は前連結会計年度比1,984億円(14.8%)減の1兆1,387億円、営業利益は前連結会計年度比413億円(65.8%)増の1,040億円となった。 (海外建築事業) 売上高は前連結会計年度比301億円(6.3%)増の5,079億円、営業利益は前連結会計年度比8億円(6.3%)減の119億円となった。 (国内土木事業) 売上高は前連結会計年度比243億円(6.1%)増の4,266億円、営業利益は前連結会計年度比3億円(0.9%)増の409億円となった。 (海外土木事業) 売上高は前連結会計年度比855億円(34.2%)増の3,360億円、営業利益は前連結会計年度比67億円(84.5%)増の147億円となった。 ② 不動産事業 開発物件の売却等により売上高は前連結会計年度比340億円(46.9%)増の1,067億円、営業利益は前連結会計年度比39億円(24.3%)増の199億円となった。 ③ その他 売上高は前連結会計年度比197億円(39.4%)増の700億円、営業利益は前連結会計年度比6億円(31.4%)増の29億円となった。 (3)キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に国内の建設事業収支が引き続き堅調に推移したことなどから2,529億円のプラス(前連結会計年度は841億円のプラス)となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、政策保有株式の売却による収入があったものの、事業用不動産の取得やGCON社株式の取得(子会社化)等により843億円のマイナス(前連結会計年度は100億円のプラス)となった。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得や配当金の支払等により1,414億円のマイナス(前連結会計年度は504億円のマイナス)となった。 これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べて358億円増加し、4,160億円となった。 (4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、建設事業に係る工事費、販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、建設事業に係る研究開発費用や工事機械の取得費用、不動産賃貸事業やグリーンエネルギー事業に係る施設購入費用等によるものである。 当社グループは、事業運営上必要な資金を安定的に確保することを基本方針としている。 短期運転資金は、自己資金、金融機関からの短期借入金やコマーシャル・ペーパーの発行により確保することを基本としており、長期運転資金や設備投資資金の調達については、自己資金、金融機関からの長期借入金及びノンリコース借入金や、社債の発行等により確保することを基本としている。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,440億円となっている。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,160億円となっている。 (5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりである。 (6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されている。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っているが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがある。 詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び「同 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載している。 (7)生産、受注及び販売の状況 ① 受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (百万円)   前連結会計年度比 (%) 国内建築事業   1,554,527   1,200,920   △22.7 海外建築事業   477,090   788,126   65.2 国内土木事業   533,428   444,234   △16.7 海外土木事業   596,847   416,531   △30.2 建設事業 計   3,161,895   2,849,812   △9.9 不動産事業   84,463   102,471   21.3 その他   70,303   56,794   △19.2 合 計   3,316,662   3,009,078   △9.3 (注)セグメント間取引については相殺消去している。 ② 売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (百万円)   前連結会計年度比 (%) 国内建築事業   1,337,171   1,138,762   △14.8 海外建築事業   477,879   507,992   6.3 国内土木事業   402,252   426,623   6.1 海外土木事業   250,459   336,000   34.2 建設事業 計   2,467,763   2,409,378   △2.4 不動産事業   72,712   106,798   46.9 その他   50,289   70,082   39.4 合 計   2,590,765   2,586,258   △0.2 (注)1 セグメント間取引については相殺消去している。 2 前連結会計年度及び当連結会計年度ともに総売上高に占める売上高の割合が100分の10以上の相手先はない。 なお、当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載していない。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。 受注高(契約高)及び売上高の状況 ① 受注高、売上高及び繰越高 期 別   種類別   前期繰越高 (百万円)   当期受注高 (百万円)   計 (百万円)   当期売上高 (百万円)   次期繰越高 (百万円) 第121期 (自 2024年 4月1日 至 2025年 3月31日)   建設事業   建 築   1,706,732   1,516,284   3,223,016   1,297,716   1,925,300 土 木   688,865   503,811   1,192,677   338,632   854,044 計   2,395,597   2,020,096   4,415,693   1,636,348   2,779,344 不動産事業等   4   24,309   24,313   24,313   - 合 計   2,395,601   2,044,406   4,440,007   1,660,662   2,779,344 第122期 (自 2025年 4月1日 至 2026年 3月31日)   建設事業   建 築   1,925,300   1,164,959   3,090,259   1,104,281   1,985,978 土 木   854,044   439,931   1,293,976   369,721   924,254 計   2,779,344   1,604,891   4,384,236   1,474,003   2,910,232 不動産事業等   -   36,754   36,754   35,987   766 合 計   2,779,344   1,641,646   4,420,990   1,509,991   2,910,999 (注)前期以前に受注したもので、契約の変更により契約金額に増減のあるものについては、当期受注高にその増減額を含む。また、前期以前に外貨建で受注したもので、当期中の為替相場の変動により契約金額に変更のあるものについても同様に処理している。 ② 受注工事高 期 別   区 分   国 内   海 外   計 官公庁 (百万円)   民  間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%)   (B) (百万円) 第121期 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日)   建 築   91,098   1,419,714   5,471   0.4   1,516,284 土 木   270,528   186,296   46,986   9.3   503,811 計   361,627   1,606,010   52,457   2.6   2,020,096 第122期 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)   建 築   72,030   1,089,338   3,591   0.3   1,164,959 土 木   216,363   135,551   88,016   20.0   439,931 計   288,393   1,224,889   91,607   5.7   1,604,891 (注)工事の受注方法は特命と競争に大別され、受注金額の割合は次のとおりである。 期 別   区 分   特命(%)   競争(%)   計(%) 第121期 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   建 築   60.6   39.4   100 土 木   28.3   71.7   100 計   52.6   47.4   100 第122期 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   建 築   63.7   36.3   100 土 木   29.0   71.0   100 計   54.2   45.8   100 ③ 売上高 (イ)完成工事高 期 別   区 分   国 内   海 外   計 官公庁 (百万円)   民  間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%)   (B) (百万円) 第121期 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日)   建 築   73,304   1,217,612   6,798   0.5   1,297,716 土 木   192,208   116,991   29,433   8.7   338,632 計   265,512   1,334,604   36,231   2.2   1,636,348 第122期 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)   建 築   59,444   1,035,332   9,503   0.9   1,104,281 土 木   221,697   118,339   29,684   8.0   369,721 計   281,142   1,153,672   39,188   2.7   1,474,003 (注)1 海外工事の地域別割合は、次のとおりである。 地 域   第121期(%)   第122期(%) アジア   51.9   19.9 北 米   37.4   56.3 その他   10.7   23.8 計   100   100 2 第121期に完成した工事のうち主なもの 発注者   工事名称 東日本旅客鉄道㈱   TAKANAWA GATEWAY CITY THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH 三菱地所㈱ 大阪ガス都市開発㈱ オリックス不動産㈱ 関電不動産開発㈱ 積水ハウス㈱ ㈱竹中工務店 阪急電鉄㈱ うめきた開発特定目的会社   グラングリーン大阪 新築工事 トヨタ自動車㈱   Toyota Woven City Phase1 建築本体工事 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会   2025年日本国際博覧会協会 施設整備事業 PW北東工区 鉄道省バングラデシュ国鉄   ジャムナ 鉄道橋建設工事 東工区 パッケージ WD1 (バングラデシュ) 第122期に完成した工事のうち主なもの 発注者   工事名称 学校法人近畿大学   近畿大学、近畿大学病院 日本製鉄㈱   名古屋製鉄所次世代熱延ライン ヒロセホールディングス㈱   (仮称)ヒロセ関東新工場プロジェクト ㈱帝国ホテル   帝国ホテル 京都 ㈱ADEKA   (仮称)株式会社ADEKA久喜新研究棟建設計画 3 総完成工事高に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 第121期 東日本旅客鉄道㈱ 212,168百万円 13.0% 第122期 該当する相手先はない。 (ロ)不動産事業等売上高 期 別   区 分   売上高(百万円) 第121期 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   不動産販売   604 不動産賃貸   9,296 そ の 他   14,412 計   24,313 第122期 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   不動産販売   167 不動産賃貸   10,188 そ の 他   25,631 計   35,987 ④ 繰越工事高(2026年3月31日現在) 区 分   国 内   海 外   計 官公庁 (百万円)   民 間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%)   (B) (百万円) 建 築   164,727   1,812,696   8,555   0.4   1,985,978 土 木   470,775   280,504   172,974   18.7   924,254 計   635,503   2,093,200   181,529   6.2   2,910,232 (注)繰越工事のうち主なもの 発注者   工事名称 MGM大阪㈱   大阪IR建設工事(MUSUBIホテル、関西ツーリズムセンター等) ㈱三菱UFJ銀行   M計画(MUFG本館計画)新築工事 成田国際空港㈱   C滑走路南側造成工事(その1、その2) 雲井通5丁目再開発㈱   神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業に係る地下解体 及び施設建築物新築工事 渋谷西開発特定目的会社   (仮称)Shibuya Upper West Project 本体工事

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出典

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