概要
大東建託は賃貸住宅の建設と管理を一手に担う国内最大手である。木造アパート「大東建託」ブランドで知られ、土地所有者への企画提案から設計・施工、入居者募集、管理までをワンストップで提供する。2025年度の連結売上高は約1兆9,847億円、従業員数は19,326人。名古屋証券取引所第一部を経て1992年に東京証券取引所第一部に上場した。
建設から管理までを自社で完結するビジネスモデル
大東建託グループは、賃貸住宅の企画・設計・施工から入居者募集、建物管理までをグループ内で一貫して提供する。建設事業では大東建設や大東スチールが工事や資材供給を担い、コスト競争力を高める。完成した物件は大東建託パートナーズが一括借上方式で転貸し、空室リスクを負うことで家主に安定収入を保証する。この仕組みにより、建設で一時収入を得た後も管理で長期収益を得ることができる。2025年度の完成工事高は5,442億円に達した。
収益の約6割を占める不動産賃貸事業
不動産賃貸事業はグループ収益の中心であり、一括借上による賃貸経営受託システムが中核をなす。大東建託パートナーズが家主と一括借上契約を結び、入居者に転貸する。さらに、ハウスコムグループや大東建託リーシングが入居者の仲介斡旋を行い、ハウスリーブが保証人代行サービスを提供する。2025年度の不動産賃貸事業売上高は1兆2,040億円であり、グループ全体の約61%を占める。ストック収益の安定性が事業基盤を支えている。
成長を牽引する不動産開発事業
不動産開発事業は近年急速に拡大している。子会社のインヴァランスが東京23区を中心に資産運用型マンションを開発・販売し、大東建託アセットソリューションが収益不動産の買取リノベ再販を手がける。また、グループに加わったアスコットが都心エリアでマンションや商業施設の開発を行う。物流施設やホテルの開発も手がけ、2025年度の同事業売上高は1,470億円と前年比186.5%増加した。海外では米国やドバイでも不動産投資を展開する。
金融・エネルギー・介護などの多角化事業
グループは金融事業として大東ファイナンスによる建築資金融資、ハウスガードによる火災保険販売、D.T.C. REINSURANCEによる再保険などを展開する。その他事業では、ガスパルがLPガスを供給し、ケアパートナーがデイサービスや有料老人ホームを運営する。自然エネルギー発電にも取り組み、バイオマス発電を行う子会社を有する。これらの多角化事業は、コア事業との連携により新たな収益源を創出する役割を担う。
71社の連結子会社からなるグループ体制
大東建託グループは当社と連結子会社71社、関連会社5社で構成される。建設事業では大東建設、大東スチール、DAITO CANADA TRADINGなどがバリューチェーンを形成。不動産賃貸事業では大東建託パートナーズ、ハウスコム、ハウスリーブなどが稼ぐ。不動産開発事業ではインヴァランス、アスコット、大東建託アセットソリューションが中核。金融事業には大東ファイナンス、大東みらい信託などが連なる。グループ全体の従業員数は19,326人で、全国各地に販売網を持つ。
業界の中での役割は建設・不動産総合サービス事業者。土地所有者向けに賃貸経営の包括ソリューションを提供し、入居者向けに仲介・保証・保険を提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01建設事業主力
土地の有効活用に関する企画提案から建築請負契約、設計・施工までを一貫提供。子会社が一部工事や資材供給、木調達を担い、グループ内でバリューチェーンを構築。
- 賃貸住宅の企画・設計・施工
- 土地所有者に対して賃貸住宅(アパート・マンション)の企画提案、請負契約、設計、施工をワンストップで提供。
- 建築資材の供給
- 子会社(大東スチール、DAITO CANADA TRADING等)が鉄骨や木材などの建築資材をグループ内に供給。
02不動産賃貸事業主力
一括借上(転貸)事業、賃貸仲介、自社保有不動産の賃貸、保証人代行、不動産業務プラットフォーム運営などを展開。グループ会社が賃貸経営受託、入居者仲介、保証サービス等を提供。
- 賃貸経営受託システム(一括借上)
- 家主と一括借上契約を結び、入居者に転貸。空室リスクを負担し、安定収入を家主に保証。
- 賃貸仲介斡旋
- グループの仲介会社(大東建託リーシング、ハウスコム等)が賃貸物件の入居者を斡旋。
- 保証人代行サービス
- 子会社(ハウスリーブ)が賃貸入居者の保証人を受託。
- 不動産業務デジタルプラットフォーム
- 子会社(キマルーム)が不動産業務向けの総合デジタルプラットフォームの企画・開発・販売・運営。
03不動産開発事業準主力
物流施設・ホテルの開発販売、資産運用型マンションの開発販売、収益不動産の買取リノベ再販、米国・ドバイの不動産投資など、幅広い不動産開発・販売事業を展開。子会社が各分野を担当。
- 物流施設・ホテルの開発販売
- 自社で物流施設やホテルを開発し、販売または保有運用。
- 資産運用型マンションの開発販売
- 子会社(インヴァランス)が東京23区を中心に投資用マンションを開発・販売。
- 収益不動産の買取リノベ再販
- 子会社(大東建託アセットソリューション等)が既存収益不動産を買い取り、リノベーションして再販。
04金融事業副次
建築資金融資(つなぎ融資、二次融資)、不動産管理信託、保険販売(火災保険)、クレジットカード決済代行、再保険など、不動産関連の金融・保険サービスを提供。グループ各社が専門業務を担う。
- 建築資金融資
- 子会社(大東ファイナンス)が長期融資までのつなぎ融資や二次融資を提供。
- 不動産管理信託
- 子会社(大東みらい信託)が不動産管理信託及び資産承継・管理のコンサルティングを提供。
- 保険販売
- 子会社(少額短期保険ハウスガード)が家主・入居者向け火災保険を販売。
05その他事業その他
LPガス等の販売、介護・保育事業、特例子会社による事務受託、海外ホテル事業、自然エネルギー発電事業等多角化事業を展開。グループ会社が各事業を担当。
- LPガス販売
- 子会社(ガスパル等)が賃貸住宅向けにLPガス等燃料を販売。
- 介護・保育サービス
- 子会社(ケアパートナー)がデイサービス、有料老人ホーム、保育施設、訪問介護などを運営。
- 自然エネルギー発電
- 子会社(大東バイオエナジー等)がバイオマス等で発電し、電力を販売。
製品と技術
賃貸住宅の企画・設計・施工と資材供給
建設事業の核は賃貸住宅の企画から施工までの一貫請負である。木造アパート「大東建託」ブランドを主力に、土地所有者への提案型営業を行う。設計は自社で行い、施工は大東建設が一部を請け負う。資材面では大東スチールが鉄骨を、DAITO CANADA TRADINGがカナダの製材所と連携して安定的に木材を調達する。これにより大量受注によるコスト競争力を実現している。2025年度の完成工事高は5,442億円で、うち92.4%が賃貸住宅である。
一括借上による賃貸経営受託システム
大東建託パートナーズが提供する「賃貸経営受託システム」は、グループの収益基盤である。家主から物件を一括で借り上げ、入居者に転貸する方式をとる。空室リスクはグループが負担するため、家主は安定した家賃収入を得られる。入居者の仲介はハウスコムグループや大東建託リーシングが担い、高い入居率を維持する。また、ハウスリーブが保証人代行サービスを提供し、入居者の確保を支援する。2025年度の不動産賃貸事業売上高は1兆2,040億円にのぼる。
資産運用型マンションと物流施設の開発販売
不動産開発事業では、投資用マンション、物流施設、ホテルなどを開発・販売する。子会社のインヴァランスは東京23区を中心に資産運用型マンションを供給。大東建託アセットソリューションは既存の収益不動産を買い取り、リノベーションして再販する。2022年にグループ入りしたアスコットは都心エリアで大型マンションや商業施設の開発を手がける。2025年度の不動産開発事業売上高は1,470億円で、前年から約2.9倍に急成長した。
建築融資・保険・LPガスなど周辺サービス
グループは建設・賃貸に付随する金融・エネルギー・保険サービスを提供する。大東ファイナンスは長期融資までのつなぎ融資や二次融資を行う。ハウスガードは家主・入居者向け火災保険を販売し、D.T.C. REINSURANCEが再保険を引き受ける。ガスパルは賃貸住宅向けにLPガスを供給する。介護事業ではケアパートナーがデイサービスや有料老人ホームを運営する。これらのサービスは、コア事業とのクロスセルにより収益を補完している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
賃貸住宅大手、入居率確保が重要課題
賃貸住宅の建築・管理で国内有数の規模を誇り、シェアはトップクラス。同業のタスキホールディングスはいちご等は投資特化型だが、大東建託は設計から施工、管理まで一貫体制が強み。売上高は増加傾向だが、営業利益率は6%台。賃貸需要の地域偏在や空室率の上昇がリスクで、入居者サービスの向上が課題。
強み
- 集合住宅の設計・施工・管理を一貫し、国内で最大級の実績を持つ。
- 自社で企画からアフターサービスまで手掛け、品質と顧客満足度を確保。
- 売上高は毎年増加し、堅調な事業基盤を維持している。
- 「大東建託」の知名度が高く、入居者募集にも有利に働く。
課題
- 人口減や郊外需要の低下で、入居率維持が難しくなっている。
- 都市部集中で地方の事業拡大が難しく、地域バランスが課題。
- 他社の参入やリノベーション市場の成長で競争が激しくなっている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が大東建託
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1925大和ハウス工業 | 3.1兆円 | 8.4倍 |
| 2 | 1928積水ハウス | 2.3兆円 | 8.6倍 |
| 3 | 1802大林組 | 2.1兆円 | 12.0倍 |
| 4 | 1801大成建設 | 2.1兆円 | 12.3倍 |
| 5 | 1803清水建設 | 1.7兆円 | 12.8倍 |
| 6 | 1878大東建託 | 1.1兆円 | 11.1倍 |
| 7 | 5406神戸製鋼所 | 8,052億円 | 8.5倍 |
| 8 | 5076インフロニア・ホールディングス | 7,832億円 | 11.0倍 |
| 9 | 9009京成電鉄 | 6,918億円 | 13.4倍 |
| 10 | 9142九州旅客鉄道 | 5,583億円 | 12.2倍 |
| 11 | 1860戸田建設 | 4,880億円 | 12.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
名古屋で創業し建設会社として出発した1974年
1974年6月、名古屋市千種区に大東産業株式会社として資本金100万円で設立された。当初は建設業を営み、1978年9月に商号を大東建設株式会社に変更。1980年3月には大東共済会株式会社を設立し、業務を開始した。この時期は主に建築請負を中心に事業を拡大し、基礎を固めた。1988年4月、商号を大東建設から大東建託株式会社に改め、現在の企業名となった。
上場を機に首都圏へ本社移転した1989年
1989年1月に大東共済会を全額出資子会社とし、同年3月に名古屋証券取引所市場第二部に上場。上場後、事業基盤を全国に広げるため、1990年4月に本社機構を東京都品川区に移転した。1991年9月には名古屋証券取引所第一部に指定替え、1992年2月には東京証券取引所市場第一部に上場し、全国規模の企業へと成長する足がかりを得た。
子会社を相次ぎ設立し事業領域を拡大した1990年代
1993年10月に大東ファイナンスを設立し金融事業に参入。1994年7月にはハウスコムを設立し賃貸仲介事業を開始。1995年10月には販売子会社10社を設立し、全国に販売網を敷いた。1996年9月にはシンガポールに現地法人を設立しマレーシアでホテル開発に着手。1997年4月には小林建設を買収し大東スチールとし、資材供給力を強化した。1999年2月にはケアパートナーを設立し介護事業に進出した。
品川イーストワンタワー竣工と本社移転の2003年
2003年3月、品川駅東口に賃貸複合ビル「品川イーストワンタワー」が竣工。同年4月、本社機構を東京都港区港南二丁目16番1号(同ビル)に移転し、現在に至る。この移転により東京のビジネス中心地でのプレゼンスを高めた。2004年にはマレーシアでル・メリディアン・クアラルンプールを開業し、海外ホテル事業を本格化。2006年7月には賃貸経営受託システムを導入し、現在のストック型ビジネスの基礎を築いた。
グループ再編と新たなサービス展開の2000年代後半
2007年9月にハウスリーブを設立し、連帯保証人不要の賃貸保証サービスを開始。2008年4月には大東共済会を大東建物管理に合併し、管理業務を集約。2011年6月にはハウスコムが大阪証券取引所JASDAQに上場し、グループ内での独立性を高めた。2012年8月には大東ビジネスセンターを設立し、グループのバックオフィス業務を集約することで効率化を図った。これらの再編により、事業の専門性と運営効率が向上した。
中期経営計画で新たな成長を目指す近年
2024年度から2026年度を対象とする中期経営計画では、「グループ一丸 新たな挑戦」を基本方針に掲げる。人的資本経営の推進、建設事業の収益性向上、不動産開発事業の強化を重点テーマとする。2026年度の目標として売上高2兆500億円、営業利益1,420億円、ROE20%以上を掲げる。2025年度にはROE20.5%を達成し、計画は順調に推移している。グループは2030年のありたい姿「DAITO Group VISION 2030」の実現を目指している。
年表40件を開く
1970年代
- 1974年6月創業名古屋市千種区猪高町大字猪子石字八幡6番地の3に、大東産業株式会社を資本金100万円で設立。
- 1978年9月商号変更商号を大東産業株式会社から大東建設株式会社に変更。
1980年代
- 1980年3月創業大東共済会株式会社を設立、業務を開始。
- 1988年4月商号変更商号を大東建設株式会社から大東建託株式会社に変更。
- 1989年1月大東共済会株式会社を全額出資子会社とする。
- 1989年3月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場。
1990年代
- 1990年4月本社機構を東京都品川区北品川四丁目7番35号に移転。
- 1991年9月名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定替え。
- 1992年2月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
- 1993年10月全額出資の大東ファイナンス株式会社を設立(1993年6月)、業務を開始。(現・連結子会社)
- 1994年7月全額出資のハウスコム株式会社を設立(1994年1月)、業務を開始。(現・連結子会社)全額出資のハウスコム出版株式会社を設立。
- 1995年10月全額出資の販売子会社10社を設立(1995年4月)、業務を開始。
- 1996年9月全額出資のDAITO ASIA INVESTMENT PTE.LTD.及びDAITO ASIA DEVELOPMENT PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立し、マレーシアでホテル開発事業に着手。本社機構を東京都港区芝公園二丁目4番1号に移転。
- 1997年2月本社用地を品川駅東口再開発地区に取得。
- 1997年4月商号変更小林建設株式会社の全株式を取得し、大東スチール株式会社とする。(現・連結子会社)ハウスコム出版株式会社をジューシィ出版株式会社へ社名変更。
- 1997年5月全額出資の大東建設株式会社を設立。(現・連結子会社)
- 1998年9月創業全額出資の関西ハウスコム株式会社を設立(1998年7月)、業務を開始。
- 1998年10月M&A販売子会社10社を吸収合併。
- 1999年2月商号変更大東ロジテム株式会社をケアパートナー株式会社へ社名変更し、在宅介護事業へ進出。(現・連結子会社)
- 1999年9月商号変更品川ビルサービス株式会社を大東建物管理株式会社へ社名変更し、賃貸建物管理業務を開始。
2000年代
- 2000年10月「タクセルホーム」のブランドで戸建て住宅事業へ参入。
- 2001年6月創業全額出資の株式会社ガスパル関東及び株式会社ガスパル中部を設立(現・株式会社ガスパル)、プロパンガス供給事業へ進出。
- 2002年6月全額出資の株式会社ガスパル近畿、株式会社ガスパル中国及び株式会社ガスパル九州を設立。(現・連結子会社)
- 2002年8月創業日本電建株式会社から営業の一部を譲り受けるとともに、タクセルホーム事業部を統合し、全額出資で設立した新日本電建株式会社により戸建住宅事業を推進。
- 2003年3月品川駅東口に、賃貸複合ビル「品川イーストワンタワー」竣工。
- 2003年4月本社機構を東京都港区港南二丁目16番1号(品川イーストワンタワー)に移転。
- 2003年7月商号変更新日本電建株式会社を大東住託株式会社へ社名変更。
- 2004年1月M&Aハウスコム株式会社と関西ハウスコム株式会社を統合・再編し、ハウスコム株式会社(現・連結子会社)と株式会社ハウスコム不動産情報センターとして営業を開始。
- 2004年4月M&A大東住託株式会社と大東建設株式会社を合併し、大東住託株式会社として営業開始。
- 2004年10月DAITO ASIA DEVELOPMENT (MALAYSIA) SDN.BHD.がマレーシアでホテル(ル・メリディアン・クアラルンプール)を開業。(現・連結子会社)
- 2004年12月D.T.C. REINSURANCE LIMITEDを設立。(現・連結子会社)
- 2005年2月商号変更株式会社ガスパル九州を株式会社ガスパルへ社名変更。
- 2005年5月障がい者雇用促進を目的として大東コーポレートサービス株式会社を設立。(現・連結子会社)
- 2005年7月M&A株式会社ガスパル東北、株式会社ガスパル関東、株式会社ガスパル中部、株式会社ガスパル近畿、株式会社ガスパル中国を株式会社ガスパルに合併。(現・連結子会社)
- 2006年4月商号変更大東住託株式会社を大東建設株式会社(現・連結子会社)へ社名変更。
- 2006年7月賃貸経営受託システムを導入。
- 2007年9月連帯保証人不要サービスを行う、ハウスリーブ株式会社を設立。(現・連結子会社)
- 2008年4月M&A大東共済会株式会社を大東建物管理株式会社に合併。(現・大東建託パートナーズ)
2010年代
- 2011年6月上場ハウスコム株式会社が大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に上場。
- 2012年8月創業グループ会社の本社定型業務、支店間の共通業務の集約を目的として大東ビジネスセンター株式会社を設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2027年3月期(2026年度)まで20%以上
- 売上高2027年3月期(2026年度)まで2兆500億円
- 営業利益2027年3月期(2026年度)まで1,420億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
人的資本経営の推進
働きやすさと働きがいの両立を目指す人的資本経営を中期経営計画の基盤に据え、従業員の能力最大化を図る。
- 02
強固なコア事業の確立
建設事業では都市部シフトと富裕層営業強化、不動産賃貸事業では高入居率維持と売買仲介強化により収益力を高める。
- 03
新たな注力分野への対応
不動産開発事業でマンション・商業・物流等の多様な物件タイプを展開し収益スキーム拡大。海外では北米を起点に管理戸数世界一を目指す。
- 04
環境配慮型住宅の供給推進
木造CLT造やZEHなど環境配慮型賃貸住宅の供給に積極的に取り組み、社会課題解決へ貢献。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で19,326人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は966万円で、9期前と比べて+10.9%。平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は11.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 16,054 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 17,161 | — |
| 2019年3月 | 871 | 42.1 | 8.5 | 17,646 | — |
| 2020年3月 | 851 | 42.9 | 9.0 | 17,757 | — |
| 2021年3月 | 783 | 43.5 | 9.9 | 17,422 | — |
| 2022年3月 | 828 | 43.7 | 10.4 | 17,650 | — |
| 2023年3月 | 849 | 43.9 | 10.7 | 17,851 | — |
| 2024年3月 | 838 | 44.1 | 11.0 | 18,239 | — |
| 2025年3月 | 918 | 43.3 | 11.1 | 18,814 | 632 |
| 2026年3月 | 966 | 44.0 | 11.6 | 19,326 | 700 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社57社(国内 51 / 海外 6、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。
- 国内大東建託パートナーズ㈱(注)3,5東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大東建託リーシング㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外良部屋商務咨詢(上海)有限公司(注)2中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大東ファイナンス㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム関東㈱(注)2栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム東海㈱(注)2愛知県名古屋市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム東東京㈱(注)2東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム西東京㈱(注)2東京都立川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム東神奈川㈱(注)2神奈川県横浜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム西神奈川㈱(注)2神奈川県藤沢市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハウスコム埼玉㈱(注)2埼玉県さいたま市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社45社を開く
- ハウスコム千葉㈱(注)2千葉県千葉市100%
- ハウスコム静岡㈱(注)2静岡県静岡市100%
- 琉球ハウスコム㈱(注)2沖縄県那覇市100%
- ハウスコムコミュニケーションズ㈱(注)2東京都港区100%
- ハウスコムテクノロジーズ㈱(注)2東京都港区100%
- エスケイビル建材㈱(注)2埼玉県富士見市100%
- 大阪ハウスコム㈱(注)2大阪府大阪市100%
- 大東スチール㈱静岡県焼津市100%
- 大東建設㈱東京都北区100%
- ケアパートナー㈱東京都品川区100%
- ㈱ガスパル東京都品川区100%
- ㈱ガスパル九州(注)2福岡県福岡市100%
- 大東ガスパートナー㈱(注)2沖縄県浦添市100%
- ㈱ガスパル中国(注)2岡山県岡山市100%
- ㈱ガスパル四国(注)2岡山県岡山市100%
- ㈱ガスパル東北(注)2宮城県仙台市100%
- ㈱ガスパル近畿(注)2大阪府大阪市100%
- 大東コーポレート サービス㈱東京都品川区100%
- ハウスリーブ㈱東京都港区100%
- 大東みらい信託㈱東京都港区100%
- 少額短期保険ハウスガード㈱東京都港区100%
- ㈱インヴァランス東京都渋谷区100%
- DAITO ASIA DEVELOPMENT PTE.LTD. (注)3シンガポール ロビンソンロード100%
- DAITO ASIA DEVELOPMENT (MALAYSIA) SDN.BHD. (注)2,3マレーシア クアラルン プール市100%
- DAITO ASIA DEVELOPMENT (MALAYSIA)Ⅱ SDN.BHD. (注)2マレーシア クアラルン プール市100%
- D.T.C. REINSURANCE LIMITED (注)2英領バミューダ諸島100%
- DAITO KENTAKU USA,LLC. (注)3アメリカ デラウェア州100%
- DK Realty Management America, Inc. (注)2アメリカ デラウェア州100%
- Amethyst Investment, LLC. (注)2,3アメリカ デラウェア州100%
- 大東建託アセットソリューション㈱東京都港区100%
- ㈱キマルーム(注)2東京都千代田区100%
- 大東バイオエナジー㈱東京都港区100%
- DAITO CANADA TRADING INC.カナダ ブリティッシュ コロンビア州100%
- ㈱シマ大阪府大阪市100%
- ㈱アスコット(注)3東京都渋谷区100%
- ㈱アスコット・アセット・コンサルティング(注)2東京都渋谷区100%
- ㈱シフトライフ(注)2福岡県福岡市100%
- ㈱アスコット・キャピタル(注)2東京都渋谷区100%
- 大東建託インベストメント・マネジメント㈱東京都港区100%
- SPR2号投資事業有限責任組合東京都新宿区100%
- 小郡開発特定目的会社(注)2東京都千代田区100%
- ㈱一戸フォレストパワー東京都港区100%
- ㈱一戸森林資源(注)2東京都港区100%
- KME PROP REAL ESTATE, LLC. (注)3アラブ首長国連邦 ドバイ95%
- その他15社―
- 調達3.9億円千葉刑務所職員宿舎(1)新営(建築)工事法務省 · 2021-10-07
- 調達3,727万円千葉刑務所職員宿舎(1)新営(建築)工事(第3回変更)法務省 · 2022-12-23
- 調達675万円福岡高地家簡裁合同庁舎改修工事最高裁判所 · 2021-11-18
- 調達222万円公務員宿舎借上(敦賀地区12)海上保安庁 · 2020-10-23
- 調達92万円公務員宿舎借上(敦賀地区13)海上保安庁 · 2020-10-23
- 調達64万円公務員宿舎借上(敦賀地区14)海上保安庁 · 2020-12-10
- 調達29万円公務員宿舎借上(敦賀地区15)海上保安庁 · 2021-02-25
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.0兆円、営業利益は1,353億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+13.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.0兆円 | 2.0兆円 |
| 営業利益 | 1,420億円 | 1,353億円 |
| 純利益 | 1,080億円 | 990億円 |
| 1株あたり配当 | ¥163 | ¥163 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4,801億円、営業利益は394億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.7%、営業利益は+63.5%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.45 | — | — | 173 |
| 2024年1Q | 0.41 | 241 | 5.9 | 185 |
| 2024年2Q | 0.43 | 279 | 6.5 | 205 |
| 2024年3Q | 0.43 | 293 | 6.8 | 211 |
| 2024年4Q | 0.46 | — | — | 146 |
| 2025年2Q | 0.91 | 711 | 7.8 | 511 |
| 2025年4Q | 0.94 | 478 | 5.1 | 428 |
| 2026年2Q | 0.96 | 694 | 7.2 | 499 |
| 2026年4Q | 1.03 | 659 | 6.4 | 491 |
| 2027年1Q | 0.48 | 394 | 8.2 | 237 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.2兆円から2.0兆円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.15 | — | 855 | — | 517 |
| 2014年3月 | 1.26 | — | 933 | — | 553 |
| 2015年3月 | 1.35 | — | 959 | — | 561 |
| 2016年3月 | 1.41 | — | 1,056 | — | 673 |
| 2017年3月 | 1.50 | — | 1,245 | — | 822 |
| 2018年3月 | 1.56 | — | 1,315 | — | 878 |
| 2019年3月 | 1.59 | — | 1,322 | — | 899 |
| 2020年3月 | 1.59 | — | 1,330 | — | 904 |
| 2021年3月 | 1.49 | — | 906 | — | 623 |
| 2022年3月 | 1.58 | — | 1,037 | — | 696 |
| 2023年3月 | 1.66 | — | 1,039 | — | 704 |
| 2024年3月 | 1.73 | — | 1,087 | — | 747 |
| 2025年3月 | 1.84 | 1,189 | 1,295 | 6.5 | 939 |
| 2026年3月 | 1.98 | 1,353 | 1,392 | 6.8 | 990 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.0兆円のうち、営業利益として残るのは1,353億円で6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は990億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.5%1.6兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.7%2,118億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%1,353億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが405億円、投資CFが−417億円で、差し引きのフリーCFは−12億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2,581億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 878 | −104 | −362 | 774 | 2,642 |
| 2014年3月 | 838 | −594 | −391 | 244 | 2,532 |
| 2015年3月 | 594 | 9 | −608 | 603 | 2,556 |
| 2016年3月 | 788 | −936 | −579 | −148 | 1,826 |
| 2017年3月 | 1,241 | −334 | −723 | 907 | 2,002 |
| 2018年3月 | 626 | −229 | −253 | 397 | 2,137 |
| 2019年3月 | 720 | 1 | −977 | 721 | 1,876 |
| 2020年3月 | 1,021 | −183 | −1,114 | 838 | 1,599 |
| 2021年3月 | 985 | −247 | −343 | 738 | 1,988 |
| 2022年3月 | 1,125 | −195 | −341 | 930 | 2,588 |
| 2023年3月 | 821 | −571 | −401 | 250 | 2,463 |
| 2024年3月 | 909 | −131 | −968 | 778 | 2,290 |
| 2025年3月 | 856 | −465 | −458 | 391 | 2,236 |
| 2026年3月 | 405 | −417 | 372 | −12 | 2,581 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.4兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,966億円で、自己資本比率は36.5%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.62 | 1,866 | 4,311 | 31.0 |
| 2014年3月 | 0.68 | 2,220 | 4,624 | 32.9 |
| 2015年3月 | 0.70 | 2,368 | 4,643 | 34.3 |
| 2016年3月 | 0.73 | 2,485 | 4,800 | 34.3 |
| 2017年3月 | 0.78 | 2,755 | 5,059 | 35.3 |
| 2018年3月 | 0.84 | 2,970 | 5,460 | 35.6 |
| 2019年3月 | 0.86 | 3,023 | 5,575 | 35.3 |
| 2020年3月 | 0.88 | 2,862 | 5,941 | 32.5 |
| 2021年3月 | 0.92 | 3,082 | 6,113 | 33.7 |
| 2022年3月 | 1.01 | 3,658 | 6,401 | 36.5 |
| 2023年3月 | 1.06 | 4,049 | 6,570 | 38.2 |
| 2024年3月 | 1.08 | 4,058 | 6,743 | 37.6 |
| 2025年3月 | 1.22 | 4,674 | 7,546 | 38.4 |
| 2026年3月 | 1.37 | 4,966 | 8,709 | 36.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで131社中20位あたり、逆に低いのは営業利益率で131社中92位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,319で、1年前と比べて+9.1%。過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.1倍 |
| PER (会社予想) | 10.2倍 |
| PBR | 2.19倍 |
| 配当利回り | 4.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で+3.04%と底堅く推移し、25日線(3278.36円)をわずかに上回る。52週高値3848円からは-13.8%と高値圏にはあるが、200日線(3209.26円)も上回り、中期上昇トレンドは維持。ただし、8月3日には3156円まで下落するなどボラティリティは高い。出来高は7月29日の350万股をピークに減少傾向で、上値を追うほどの勢いはないが、需給は安定。RSIは44.92とやや弱含み。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは11.1倍で業界平均の14.72倍を下回り、予想PERも10.2倍と低い。PBRは2.19倍で平均1.84倍を上回るが、ROEが20.45%と非常に高いため、PBRの高さを正当化する。配当利回りは4.91%と平均3.01%を大幅に上回り、配当性向も57.48%と高い。高収益かつ高配当の銘柄として、バリュエーションは割安と判断する。ただし、不動産業界の特性上、金利変動や景気の影響を受けやすい点には留意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.1倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 10.2倍 | — |
| PBR | 2.19倍 | 1.84倍 |
| ROE | 20.4% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
賃貸住宅市場は人口減少や空室率上昇の懸念がある一方、都市部の賃貸需要は底堅い。強気派は、業界最大手としての受注力と管理戸数の拡大によるストック収入の積み上げを評価する。弱気派は、建設請負の受注環境悪化や、賃貸市場の長期的縮小による成長鈍化を懸念する。決算では、受注高と管理戸数の推移が焦点となる。
- 業界最大手の受注力
国内最大手の賃貸住宅建設会社として、安定した受注基盤を持つ。
- ストック収入の拡大
管理戸数の増加により、入居者募集や管理業務の収入が積み上がる。
- 規模の優位性
全国展開で資材調達や施工の効率化が進み、コスト競争力を持つ。
- 26/3期営業利益1353億円、前期比164億円増2026年3月期影響中
売上高1兆9847億円、営業利益率6.82%
- 純利益990億円、ROE20.45%の高収益2026年3月期影響中
純利益990億円、PBR2.12倍
- 予想PER9.9倍と10倍割れ決算発表後影響弱
実績PER10.75倍、予想PER9.9倍
- 配当利回り5.07%の高水準通年影響弱
配当利回り5.07%、株価3214円
- 人口減少の逆風
長期的な人口減で賃貸住宅需要が縮小する可能性がある。
- 空室率の上昇
地方を中心に空室率が上昇し、新規建設需要が減退する恐れ。
- 受注環境の悪化
建設コスト高や金利上昇で投資用物件の着工が鈍る可能性。
- 純利益の増益率は前期比5.4%と小幅2026年3月期影響中
25/3期939億円→26/3期990億円、増益幅51億円
- 外国人保有率45.2%の売り圧力不定影響弱
外国人保有率45.2%と高水準
- 営業利益率6.82%は2桁に届かず通年影響弱
売上高1兆9847億円、営業利益1353億円
- 株価上昇率4.18%と勢いを欠く継続影響弱
過去1年の株価上昇率は+4.18%
- 受注高
- 将来の売上高を占う重要な先行指標。
- 管理戸数
- ストック収入の規模と成長性を示す。
- 空室率
- 賃貸市場の需給動向を反映する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり163円で、前期から+5.3%。いまの株価に対する利回りは4.91%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 107 | — | 68.5 |
| 2018年3月 | 117 | 8.8 | 63.7 |
| 2019年3月 | 121 | 3.9 | 50.5 |
| 2020年3月 | 131 | 7.8 | 57.6 |
| 2021年3月 | 82 | −37.5 | 66.6 |
| 2022年3月 | 102 | 25.2 | 80.9 |
| 2023年3月 | 103 | 1.0 | 59.5 |
| 2024年3月 | 111 | 7.6 | 63.7 |
| 2025年3月 | 143 | 28.6 | 47.0 |
| 2026年3月 | 150 | 5.3 | 57.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥163
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ24,947人。区分でいちばん多いのは外国法人で45.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.6%を占め、残る67.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 47.8 | 50.5 | 47.1 | 46.1 | 43.1 | 45.2 |
| 金融機関 | 27.9 | 25.8 | 25.6 | 24.2 | 25.5 | 24.6 |
| 個人・その他 | 9.8 | 9.8 | 9.9 | 13.9 | 13.8 | 16.8 |
| 事業法人 | 8.3 | 8.8 | 10.9 | 10.6 | 9.5 | 8.0 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 4.6 | 3.4 | 5.4 |
| 証券会社 | 6.1 | 5.0 | 6.5 | 5.2 | 8.2 | 5.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.65 |
| 02 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 5.79 |
| 03 | 光通信株式会社 | 5.39 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.35 |
| 05 | NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 3.83 |
| 06 | 大東建託協力会持株会 | 2.37 |
| 07 | 大東建託従業員持株会 | 2.33 |
| 08 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.25 |
| 09 | JPモルガン証券株式会社 | 2.00 |
| 10 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.85 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で−36%。直近期のROEは20.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 649 | 2,401 | 29.6 | 12.4 | 74.7 |
| 2014年3月 | 694 | 2,823 | 26.6 | 13.8 | 82.4 |
| 2015年3月 | 710 | 3,061 | 24.1 | 18.9 | 86.0 |
| 2016年3月 | 863 | 3,244 | 27.4 | 18.5 | 56.3 |
| 2017年3月 | 1,073 | 3,631 | 31.2 | 14.3 | 68.5 |
| 2018年3月 | 1,165 | 4,003 | 30.5 | 15.8 | 63.7 |
| 2019年3月 | 1,212 | 4,192 | 29.8 | 12.7 | 50.5 |
| 2020年3月 | 1,307 | 4,187 | 30.6 | 7.7 | 57.6 |
| 2021年3月 | 909 | 4,559 | 20.9 | 14.1 | 66.6 |
| 2022年3月 | 204 | 1,076 | 20.1 | 12.7 | 80.9 |
| 2023年3月 | 206 | 1,188 | 18.2 | 12.8 | 59.5 |
| 2024年3月 | 222 | 1,242 | 18.4 | 15.7 | 63.7 |
| 2025年3月 | 286 | 1,415 | 21.5 | 10.7 | 47.0 |
| 2026年3月 | 299 | 1,534 | 20.4 | 12.3 | 57.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額1,002百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 竹内啓 | 代表取締役 社長執行役員 CEO 兼建築事業本部長 兼東京建築開発事業本部長 | 60 |
| 守義浩 | 取締役 常務執行役員 不動産事業本部長 | 60 |
| 岡本司 | 取締役 常務執行役員 管理本部長CFO | 58 |
| 天野豊 | 取締役 常務執行役員 事業開発本部長 | 58 |
| 田中良昌 | 取締役 常務執行役員 東日本建築事業本部長 | 58 |
| 高橋由崇 | 取締役 上席執行役員 建築事業本部長技術担当 | 54 |
| 入谷淳 | 取締役 | 60 |
| 大和田順子 | 取締役 | 61 |
| 阿部晃一 | 取締役 | 73 |
| 浅川京子 | 取締役 | 63 |
| 松下正 | 取締役(監査等委員) | 66 |
| 川合秀司 | 取締役(監査等委員) | 59 |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小林憲司 | 取締役(監査等委員) | 63 |
| 大内智重子 | 取締役(監査等委員) | 63 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 310 | 215 | 305 | 305 | 831 | 119 |
| 社外取締役 | 8 | 134 | — | 4 | 4 | 139 | 17 |
| 取締役(社内) | 1 | 32 | — | — | — | 32 | 32 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,166字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,382字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,432字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,444字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第52期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第51期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
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