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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

大成建設

taisei corporation1801 · Prime · 建設業

国内トップクラスの総合建設会社。土木・建築・開発の3セグメントで社会インフラから建築まで幅広く手掛ける。

概要

大成建設は、1920年に日本土木として創業した大手総合建設会社である。土木事業(道路・橋梁・トンネル・ダム)、建築事業(オフィスビル・工場・住宅)、開発事業(宅地・マンション・賃貸)を3本柱とし、2026年3月期の売上高は2兆890億円、営業利益1,879億円、従業員18,503人を擁する。国内ゼネコン業界で高い技術力を持つ一方、リニア中央新幹線工事を巡る独占禁止法違反で最高裁に上告中の状態にある。

土木・建築・開発の3セグメントで2兆円超の売上高

大成建設グループの事業は、報告セグメントとして土木事業、建築事業、開発事業の3つに区分される。2026年3月期のセグメント別売上高は、土木事業が7,202億円(連結子会社の東洋建設を加え前年比8.5%増)、建築事業が1兆2,744億円(同9.0%減)、開発事業が1,542億円(同5.1%増)、その他が207億円(同18.0%増)で、合計2兆890億円である。営業利益は土木955億円、建築783億円、開発239億円、その他23億円の計1,879億円。土木事業では大成ロテック(アスファルト舗装)、ピーエス・コンストラクション(PC橋梁)、東洋建設(海洋・港湾)が、建築事業では大成設備(設備工事)がそれぞれ中核子会社として機能する。開発事業は大成有楽不動産が中心となり、宅地開発・マンション販売・賃貸管理を手掛け、さらに14のPFI事業子会社が公共施設の運営を行う。各セグメントは相互に連携し、グループ全体で建設需要に対応している。

株式交換とM&Aで拡大したグループ構造

2026年3月期時点で、大成建設グループは連結子会社75社、持分法適用会社77社(うち関連会社62社)を擁する。このグループ構造は、2000年代以降の株式交換による完全子会社化と近年のM&Aで形成された。2004年に大成ユーレック(旧大成プレハブ)を、2009年に大成ロテック(旧大成道路)を、2010年に有楽土地(現大成有楽不動産)をそれぞれ株式交換で完全子会社とした。2023年12月には公開買付けによりピーエス三菱(現ピーエス・コンストラクション)を連結子会社化、2025年12月には株式取得で東洋建設を完全子会社化した。海外では土木・建築・開発にわたる子会社26社、関連会社11社を有し、アジアを中心に事業を展開する。このように、グループの範囲は事業セグメントごとに異なり、土木と建築には共通の子会社が関与するなど、複雑な連携構造を持つ。

国内市場が主体ながら海外事業も拡大

大成建設の事業は国内市場が中心であるが、海外でも一定のプレゼンスを持つ。国内では本社を東京都新宿区に置き、全国に支店・営業所を展開する。土木・建築事業の海外拠点は、子会社12社、関連会社4社が存在する。開発事業では海外子会社14社、関連会社7社を有し、主に不動産開発や賃貸事業を行っている。2026年3月期の売上高の大部分は国内から生み出されているが、東洋建設の完全子会社化により海洋・港湾工事の海外受注も強化された。グループ全体の受注高は2兆4,362億円に達し、公共投資と民間投資の両方に支えられた国内建設市場の堅調さが収益の基盤となっている。ただし、中東情勢や米国通商政策の不透明感が海外事業に影響を与えるリスクとして認識されている。

建設需要と価格転嫁が収益を左右する構造

大成建設の収益は、建設投資の動向と工事の採算性に大きく依存する。2026年3月期は、売上高が前年比3.0%減の2兆890億円となったが、営業利益は同56.4%増の1,879億円と大幅に拡大した。この背景には、土木・建築両セグメントでの利益率好転がある。建築事業では不採算工事が減少し、完成工事総利益率が改善した。また、価格転嫁が着実に進み、建設コスト上昇分を価格に反映できたことが寄与した。グループのROEは18.7%と高水準で、自己資本当期純利益率が改善した。しかし、中東情勢や資材・エネルギー価格の高騰、米国通商政策の影響が建設投資を抑制するリスクも存在する。中期経営計画では2026年度に営業利益1,880億円、純利益1,510億円を目標に掲げ、成長投資1,740億円を含む3年間で3,700億円の投資計画を策定している。

業界の中での役割は総合建設業(ゼネコン)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2.1兆円
営業利益
1,880億円
営業利益率
9.0%
純利益
1,700億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01土木事業(官公庁・民間インフラ)主力

道路、橋梁、トンネル、ダム、空港、港湾、上下水道等の公共土木工事を主体に、民間の造成工事等も手掛ける。グループ会社に大成ロテック(アスファルト合材・舗装)、ピーエス・コンストラクション(PC橋梁)、東洋建設(海洋・港湾・橋梁)等。国内外で施工。

主な製品・サービス1
土木工事(道路・橋梁・トンネル等)
道路、橋梁、トンネル、ダム、空港、港湾等の公共・民間インフラ工事の設計・施工。

02建築事業(民間・公共建築)主力

オフィスビル、商業施設、工場、物流倉庫、住宅、病院、学校、公共施設等の建築工事。大成設備(設備工事)、ピーエス・コンストラクション、東洋建設等が関与。国内外で施工。

主な製品・サービス1
建築工事(ビル・工場・住宅等)
オフィス、商業、工場、住宅等の建築物の設計・施工。

03不動産開発(宅地・マンション・賃貸)準主力

不動産の売買、宅地開発・販売、マンション建設・販売、賃貸不動産の管理運営。子会社の大成有楽不動産が中心となり、土地の斡旋、開発、分譲、賃貸を実施。

主な製品・サービス3
宅地開発・販売
住宅地の造成・区画販売。
マンション建設・販売
分譲マンションの企画・建設・販売。
不動産賃貸・管理
オフィスビル、商業施設等の賃貸・管理運営。

04その他(PFI・建設関連サービス)その他

PFI事業(公共施設等の運営)、受託研究、技術提供、環境測定等の建設付帯関連事業。グループに多数のPFI事業子会社・関連会社。

主な製品・サービス1
PFI事業
公共施設の設計・建設・維持管理・運営を一括して行う事業。

製品と技術

道路・橋梁・トンネルからダムまで土木インフラ全般

土木事業は大成建設の基幹セグメントであり、道路、橋梁、トンネル、ダム、空港、港湾、上下水道など公共・民間の大規模インフラ工事を手掛ける。グループ内では、大成ロテックがアスファルト合材の製造と舗装工事、ピーエス・コンストラクションがプレストレストコンクリート(PC)橋梁、東洋建設が海洋・港湾工事と橋梁工事をそれぞれ専門に担当する。2023年12月に連結子会社化したピーエス・コンストラクションは、PC技術で高い競争力を持つ。また、2025年12月に完全子会社化した東洋建設は、海洋土木で長い歴史を持つ。代表的な工法としては、リニア中央新幹線の地下開削工法が挙げられる。2026年3月期の土木事業売上高は7,202億円、営業利益955億円を計上した。

オフィス・商業・工場・住宅を手掛ける建築セグメント

建築事業は売上高でグループ最大のセグメントであり、オフィスビル、商業施設、工場、物流倉庫、集合住宅、病院、学校、公共施設などあらゆる建築物の設計・施工を行う。グループ内では大成設備が空調・衛生・電気などの設備工事を専門に請け負う。2026年3月期の建築事業売上高は1兆2,744億円と前期比9.0%減となったが、これは国内の大型工事が工程の初期段階にあり進捗が本格化していないためである。一方、営業利益は783億円と前期比590.6%増加し、不採算工事の減少と利益率好転が寄与した。大成建設は超高層ビルの建設で実績を持ち、ピーエス・コンストラクションと東洋建設も建築工事を手掛け、グループ全体で建築需要に対応する。

大成有楽不動産を軸にした宅地開発・マンション・賃貸運営

開発事業は、大成有楽不動産を中心に展開される。同事業では、住宅地の造成と区画販売(宅地開発・販売)、分譲マンションの企画・建設・販売、オフィスビルや商業施設の賃貸・管理運営を行っている。大成有楽不動産は当社に土地の斡旋も行い、建築工事の発注元ともなる。2026年3月期の開発事業売上高は1,542億円で前期比5.1%増、営業利益239億円で同2.0%増となった。不動産販売市場が堅調に推移し、連結子会社での不動産売却件数が増加したことが要因である。ビル賃貸市場でもオフィス回帰の動きが続き、空室率低下と賃料上昇が寄与した。加えて、PFI事業では14の子会社が公共施設の設計・建設・維持管理・運営を一括受託し、安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

国内ゼネコン大手、収益性改善へ

大成建設は、国内総合建設業界において大林組と並ぶ大手ゼネコンである。売上高は2兆円超と規模は大きいものの、ライバルのミライト・ワンやショーボンドホールディングスと比較すると、収益性や専門性において差がある。直近の業績を見ると、2025年3月期は売上高2兆1542億円、営業利益率5.58%と前年の無開示から改善し、2026年3月期には売上高2兆891億円と減少するものの営業利益率9%まで急改善する見込み。これは、不採算工事の減少と高付加価値案件へのシフトによるとみられる。一方、資材価格高騰や人手不足は業界共通の課題で、海外展開の強化も求められる。

強み

  • 売上高2兆円超で国内有数のゼネコンとしての地位を確立。
  • 営業利益率が5.58%から9%へと大幅に上昇し、収益構造が強化。
  • 超高層ビルやインフラなど難易度の高い工事に実績。
  • 官民双方の大型案件を受注する営業力を持つ。

課題

  • 建設技能者不足により工期遅延やコスト増が発生しやすい。
  • 鋼材や燃料費の上昇が収益を圧迫する可能性があり対応が必要。
  • 海外市場では現地大手や中国勢との競争が激しく受注獲得が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が大成建設

時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
11925大和ハウス工業3.1兆円8.4倍
21928積水ハウス2.3兆円8.6倍
31802大林組2.1兆円12.0倍
41801大成建設2.1兆円12.3倍
51803清水建設1.7兆円12.8倍
61878大東建託1.1兆円11.1倍
75406神戸製鋼所8,052億円8.5倍
85076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍
99009京成電鉄6,918億円13.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

日本土木として創業し、戦後に大成建設へ改称(1920-1949)

大成建設の起源は1920年12月、日本土木株式会社への改称にさかのぼる。1924年6月には大倉土木株式会社と商号を変更した。第二次世界大戦後の1946年1月、現在の社名である大成建設株式会社に改称された。1949年6月には、持株会社整理委員会が管理していた全株式を当社の役員・従業員が譲り受け、経営の自主性を確保した。この時期は戦後復興需要が本格化する前段階であり、会社の基盤を再構築する時期であった。1953年には不動産事業の中核となる有楽土地株式会社を設立し、後の開発事業の足がかりを作った。

株式上場と子会社設立で事業基盤を拡大(1956-1969)

1956年9月に東京店頭市場で株式公開、1957年9月に東京証券取引所へ上場した。さらに1959年10月には大阪・名古屋の両証券取引所にも上場し、資金調達力を高めた。この間、1961年6月に大成道路株式会社(後の大成ロテック)を設立し舗装事業に進出、1963年8月には大成プレハブ株式会社(後の大成ユーレック)を設立しプレハブ建築分野を開拓した。1966年8月には村上建設株式会社を吸収合併(資本金103百万円増加)。1969年5月には定款を変更し、住宅事業および不動産取引業務を事業目的に追加した。これにより、従来の土木・建築に加え、不動産開発事業を正式に事業の柱と位置づけた。

子会社の株式上場と本社の新宿移転(1970-1986)

1970年5月に大成道路株式会社が東京証券取引所市場第1部に上場、1971年12月に大成プレハブ株式会社が同第2部に上場し、グループ内の子会社が独自の資金調達力を獲得した。1973年11月には有楽土地株式会社も東証第2部に上場した。1979年11月、本社を東京都中央区から新宿区西新宿一丁目25番1号に移転した。1986年6月には事業目的の変更・追加を行い、時代に即した事業展開を図った。この時期は高度成長期末期から安定成長期への移行であり、建設需要の変化に対応するための体制整備が進められた。

株式交換による主要子会社の完全子会社化(2004-2010)

1990年代に入ると、子会社の大成プレハブは1991年9月に東証第1部へ指定替えとなり、1992年4月には大成道路が大成ロテックに商号変更した。2001年8月、大成プレハブは大成ユーレックと改称した。2000年代に入り、グループの経営効率化を目的に株式交換による完全子会社化を推進。2004年3月に大成ユーレックを、2009年10月に大成ロテックを、2010年4月に有楽土地をそれぞれ完全子会社とした。有楽土地は上場廃止となり、同年3月に東証第1部での上場を終了した。これにより、中核子会社3社がグループに統合され、経営資源の集中が図られた。

プライム市場移行と大型M&Aで事業領域を拡大(2022-2025)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、従来の第1部からプライム市場に移行した。同時に名古屋証券取引所でも第1部からプレミア市場に移行した。2023年12月、公開買付けにより株式会社ピーエス三菱を連結子会社化。同社はPC橋梁などプレストレストコンクリート技術に強みを持ち、2024年7月にピーエス・コンストラクション株式会社と改称した。さらに2025年12月には株式取得により東洋建設株式会社を完全子会社化した。東洋建設は海洋・港湾工事や橋梁工事で実績があり、土木・建築両セグメントの拡大に寄与した。これらのM&Aによりグループの売上高は2兆円を超え、受注高も2兆4,362億円に達した。

リニア中央新幹線工事で独占禁止法違反、最高裁に上告(2020-2025)

2020年12月、公正取引委員会はリニア中央新幹線の品川駅及び名古屋駅の地下開削工事に関し、大成建設が独占禁止法に違反したとして排除措置命令を発出した。当社は2021年3月に命令の取消訴訟を東京地方裁判所に提起したが、2024年6月に請求棄却、2025年5月の東京高等裁判所でも棄却判決を受けた。大成建設はこれを受け、2025年5月に最高裁判所へ上告及び上告受理の申立てを行った。この訴訟は、当社のコンプライアンス体制に課題を突きつけるものとなり、中期経営計画では法令遵守の徹底を掲げ、再発防止策を進めている。

年表30件を開く

1920年代

  • 1920年12月日本土木株式会社と改称
  • 1924年6月大倉土木株式会社と改称

1940年代

  • 1946年1月大成建設株式会社と改称
  • 1949年6月持株会社整理委員会の管理していた全株式を当社役員・従業員が譲り受けた。

1950年代

  • 1953年4月創業有楽土地株式会社を東京都中央区に設立
  • 1956年9月当社株式を東京店頭市場に公開
  • 1957年9月上場当社株式を東京証券取引所に上場
  • 1959年10月上場当社株式を大阪及び名古屋両証券取引所に上場

1960年代

  • 1961年6月創業大成道路株式会社を東京都中央区に設立
  • 1963年8月創業大成プレハブ株式会社を東京都中央区に設立
  • 1964年9月上場大成道路株式会社が株式を東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1966年8月M&A村上建設株式会社を吸収合併(増加資本金103百万円)
  • 1969年5月住宅事業並びに不動産取引に関する業務を事業目的に追加した。

1970年代

  • 1970年5月上場大成道路株式会社が株式を東京証券取引所市場第1部に上場
  • 1970年11月大成プレハブ株式会社が本店を東京都品川区に移転
  • 1971年12月上場大成プレハブ株式会社が株式を東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1973年11月上場有楽土地株式会社が株式を東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1979年11月本社を東京都中央区より東京都新宿区に移転

1980年代

  • 1986年6月事業目的の変更・追加を行った。

1990年代

  • 1991年9月上場大成プレハブ株式会社が株式を東京証券取引所市場第1部に上場
  • 1992年4月大成道路株式会社が大成ロテック株式会社と改称

2000年代

  • 2001年8月大成プレハブ株式会社が大成ユーレック株式会社と改称
  • 2004年3月M&A株式交換により、大成ユーレック株式会社を完全子会社化
  • 2008年4月上場有楽土地株式会社が株式を東京証券取引所市場第1部に上場
  • 2009年10月M&A株式交換により、大成ロテック株式会社を完全子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場株式交換により、有楽土地株式会社を完全子会社化 有楽土地株式会社は同年3月に東京証券取引所市場第1部における株式上場を廃止

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第1部からプライム市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所市場第1部からプレミア市場に移行
  • 2023年12月M&A公開買付けにより、株式会社ピーエス三菱を連結子会社化
  • 2024年7月株式会社ピーエス三菱がピーエス・コンストラクション株式会社と改称
  • 2025年12月M&A株式取得により、東洋建設株式会社を完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • グループ営業利益(2026年度)2026年度まで1,200億円
  • グループ純利益(2026年度)2026年度まで800億円
  • ROE(2026年度)2026年度まで8.5%程度
  • 成長投資(3か年累計)2026年度まで1,740億円
  • 3か年投資額合計2026年度まで3,700億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    TAISEI VISION 2030達成計画の推進

    中長期的に目指す姿の実現に向け、7年間の方針と施策を整理した達成計画に基づき、各事業セグメントの中長期事業戦略と事業基盤の整備、成長投資等を着実に実行する。

  2. 02

    中期経営計画(2024-2026)の実行

    3年間のマイルストーンとして数値目標を定め、グループ営業利益・純利益・ROE等の目標達成を図るとともに、成長投資、事業投資、基盤維持投資を計3,700億円実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で18,503人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,191万円で、9期前と比べて+13.3%平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月13,977
2018年3月14,032
2019年3月1,05143.018.314,433
2020年3月1,01043.018.314,562
2021年3月98542.918.214,620
2022年3月96442.918.214,518
2023年3月99343.018.114,466
2024年3月1,02542.917.916,285
2025年3月1,05842.417.216,382734
2026年3月1,19142.317.018,5031,016

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率123.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社45(国内 36 / 海外 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
都市開発本部 — 東京都新宿区他453,274億円
開発事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大成ロテック㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    大成有楽不動産㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    大成ユーレック㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    成和リニューアルワークス㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    大成設備㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジェイファスト
    東京都中野区
    議決権100.0%
  • 国内
    北軽井沢開発㈱
    群馬県吾妻郡 長野原町
    議決権100.0%
  • 国内
    大成有楽不動産販売㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ボー
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エフエムシー
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    タイメック㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    大成建設ハウジング㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
残りのグループ会社33社を開く
  • シンボルタワー開発㈱香川県高松市78%
  • ネットワーク・アライアンス㈱東京都千代田区50%
  • 大成コンセッション㈱東京都新宿区100%
  • ㈱佐藤秀東京都渋谷区100%
  • ピーエス・コンストラクション㈱ 1東京都港区50%
  • ㈱ピーエスケー東京都中央区100%
  • ㈱ニューテック康和東京都北区100%
  • ㈱亀田組大阪市天王寺区100%
  • 菱建基礎㈱東京都豊島区100%
  • 浜松町プロパティー(同)東京都千代田区97%
  • 東洋建設㈱ 2大阪市中央区100%
  • ㈱トマック東京都千代田区100%
  • タチバナ工業㈱香川県高松市71%
  • 日下部建設㈱神戸市中央区100%
  • テクオス㈱東京都千代田区100%
  • 東建商事㈱東京都千代田区100%
  • 大成タイランドBangkok, Thailand49%
  • 大成フィリピン建設Makati City, Philippines100%
  • ビナタ・インターナショナルHanoi, Vietnam100%
  • 大成プロインタン建設Jakarta Selatan, Indonesia67%
  • Taisei USA LLC 2Texas,U.S.A.100%
  • 大成インベストメントハノイSingapore100%
  • 大成ディベロップメントハノイHanoi, Vietnam100%
  • CCT CONSTRUCTORS CORPORATIONMakati City, Philippines40%
  • その他39社
  • ブイ・エス・エル・ジャパン㈱東京都新宿区38%
  • ㈱ユニモール名古屋市 中村区19%
  • アール40合同会社東京都千代田区40%
  • 平和不動産㈱ 1東京都中央区20%
  • 加賀アスコン㈱石川県能美郡 川北町25%
  • 中建-大成建築中華人民共和国 北京市50%
  • インドタイセイ インダ デベロップメントJawa Barat, Indonesia49%
  • その他55社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    福岡空港事務所新庁舎・管制塔新築工事
    国土交通省 · 2022-08-31
    109億円
  • 調達
    東京国際空港海上保安庁格納庫その他新築工事
    国土交通省 · 2024-10-31
    67.4億円
  • 調達
    女子中間ケアセンター(仮称)新営(建築)第1期工事
    法務省 · 2023-03-03
    64億円
  • 調達
    福岡空港事務所新庁舎・管制塔新築工事(その2)
    国土交通省 · 2023-04-11
    57.9億円
  • 調達
    令和2年度除去土壌等輸送工事(大熊その5)
    環境省 · 2021-01-15
    47.2億円
  • 調達
    令和2年度除去土壌等輸送工事(双葉その2)
    環境省 · 2021-01-13
    45.5億円
  • 調達
    令和2年度除去土壌等輸送工事(大熊その3)
    環境省 · 2021-01-13
    44.5億円
  • 調達
    令和2年度除去土壌等輸送工事(大熊その1)
    環境省 · 2021-01-06
    41億円
  • 調達
    国際法務総合センターC工区新営(建築)工事
    法務省 · 2017-04-12
    39億円
  • 調達
    令和6年度浪江町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その1)
    環境省 · 2024-04-10
    37.4億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2.1兆円営業利益1,880億円前期と比べると減収増益で、売上が-3.0%、利益が+56.4%。

売上高
-3.0%
2.1兆円
営業利益
+56.4%
1,880億円
純利益
+37.3%
1,700億円
営業利益率
9.0%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2.4兆円2.1兆円
営業利益1,880億円1,880億円
純利益1,510億円1,700億円
1株あたり配当¥380¥380

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は5,212億円、営業利益は453億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+58.5%。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q0.54142
2024年1Q0.33−80−2.4−23
2024年2Q0.412115.2172
2024年3Q0.41441.149
2024年4Q0.62205
2025年2Q0.954054.3448
2025年4Q1.207976.6790
2026年2Q0.918139.0636
2026年4Q1.181,0679.01,064
2027年1Q0.524538.7309

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1.4兆円から2.1兆円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1.42351201
2014年3月1.53568321
2015年3月1.57745382
2016年3月1.551,177770
2017年3月1.491,446906
2018年3月1.591,8531,268
2019年3月1.651,5791,126
2020年3月1.751,7331,221
2021年3月1.481,359926
2022年3月1.541,032714
公開買付けにより、株式会社ピーエス三菱を連結子会社化
2023年3月1.64631471
2024年3月1.76389403
株式取得により、東洋建設株式会社を完全子会社化
2025年3月2.151,2021,3455.61,238
2026年3月2.091,8801,9589.01,700

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2.1兆円のうち、営業利益として残るのは1,880億円9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,700億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.2%1.8兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.8%1,421億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%1,880億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.7pt
9.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.8pt
18.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1,473億円、投資CFが−1,959億円で、差し引きのフリーCFは−486億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は2,730億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月731−47−4666842,658
2014年3月1,387160−6881,5473,544
2015年3月241−140−3051013,372
2016年3月954−251−3527033,717
2017年3月2,18263−6012,2455,348
2018年3月2,070−119−4171,9516,873
2019年3月−710−823−962−1,5334,376
2020年3月775333−6661,1084,827
2021年3月675−187−3734884,943
2022年3月805−377−4194284,968
2023年3月301−141−9871604,159
2024年3月406−1,3871,094−9814,308
2025年3月−138105−1,338−332,960
2026年3月1,473−1,959244−4862,730

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が9,899億円で、自己資本比率は34.9%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月1.543,4331.2022.1
2014年3月1.603,8421.2123.9
2015年3月1.744,9211.2428.2
2016年3月1.665,2131.1431.2
2017年3月1.765,7081.1932.3
2018年3月1.916,6901.2434.9
2019年3月1.857,2241.1239.0
2020年3月1.897,5391.1439.7
2021年3月1.878,4441.0344.9
2022年3月1.968,7281.0844.4
2023年3月2.028,3391.1841.1
2024年3月2.589,6101.6236.0
2025年3月2.439,0071.5335.7
2026年3月2.719,8991.7234.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
2,783億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6,256億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.7兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE140社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中123位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.7%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.0%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.9%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.0%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥12,605で、1年前と比べて+28.7%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥12,605-3.0%1ヶ月-3.1%1年+28.7%時価総額2.1兆円
過去52週の値幅
安値¥9,822高値¥20,680

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.3倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR2.20倍
配当利回り3.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に12355円となり、1ヶ月で-10.6%下落しました。25日移動平均線(13118.8円)を-5.82%下回り、75日線(14009.73円)からも-11.8%乖離しています。52週高値20680円からは-40.2%と半減近く下落しており、下落トレンドが顕著です。出来高は8月21日に58万500株と低水準ですが、8月6日には155万2300株と増加し、売りが優勢でした。RSIは40.17と中立圏ですが、200日線(14889円)を大きく下回っており、長期的なトレンドは弱いです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PER は実績 12.04 倍・予想 13.3 倍で業界平均 13.75 倍を下回るが、PBR 2.16 倍は平均 1.53 倍を大きく上回り、ROE 18.7% の高さを織り込んでもなお割高感。配当利回り 3.08% は平均 3.39% より低いが、配当性向 35.3% で安定。業績は 2025/3 期に純利益 3 倍増の後、2026/3 期も増益見込みだが、PBR の水準と予想 PER の上昇がバリュエーションを押し上げている。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.3倍14.4倍
PER (予想)13.6倍
PBR2.20倍1.55倍
ROE18.7%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内建設需要の持続性と海外展開のリスク・リターン。強気派は、東京オリンピック後の需要減退懸念を払拭する旺盛な建設投資と、防災・老朽化対策など政策支援を追い風に、収益拡大が続くとみる。特に2026年3月期の営業利益率9%目標は大幅改善を意味し、高収益体質への変革を評価する。一方、弱気派は、建設業界の人手不足による人件費上昇と、大型案件の採算悪化リスクを指摘。また、海外事業の不確実性や、円安による資材費高騰が利益を圧迫する可能性を懸念。

プラスに働く材料7
  • 受注環境の好調

    大規模再開発やインフラ更新需要が高く、受注残も積み上がる

  • 利益率の改善計画

    2026年3月期の目標営業利益率9%は前期比で大幅上昇を見込む

  • 高いROE

    18.7%のROEは資本効率の良さを示し、株主価値向上に寄与

  • 2026年3月期営業利益1,880億円へ大幅増益通年影響

    営業利益は1,202億円から1,880億円、56.4%の増益

  • 営業利益率9.0%へ大幅改善通年影響

    営業利益率は5.58%から9.0%へ3.42ポイント改善

  • 2026年3月期純利益1,700億円へ増益通年影響

    純利益は1,238億円から1,700億円、37.3%の増益

  • ROE18.7%と高収益でPBR2.25倍も許容継続影響

    ROE18.7%は高く、PBR2.25倍は妥当な評価

マイナスに働く材料7
  • 人手不足の深刻化

    建設技能者の不足で労務費が上昇し、現場の生産性が低下

  • 資材価格の高騰

    鋼材やセメントなど原材料価格の上昇が採算を圧迫する

  • 海外の不確実性

    海外プロジェクトは政治・経済リスクが高く、損失発生の可能性

  • 2026年3月期売上高2.09兆円と前期比3%減通年影響

    売上高は21,542億円から20,891億円、3.0%減収

  • 予想PER13.9倍と現在12.56倍より悪化不定影響

    予想PERは13.9倍と現在12.56倍を上回り、将来の減益懸念

  • 株価1年で32.1%上昇、過熱感不定影響

    株価は1年で32.1%上昇、利益確定売りリスク

  • 外国人保有41.12%と高く、売り圧力継続影響

    外国人保有比率41.12%、リスク回避時に売り出る要因

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を左右する先行指標で、受注環境を把握するため
受注残
手持ち工事の量と利益確保の安定性を示す
営業利益率
採算改善の進捗と収益性を測る重要な指標
海外売上比率
国内依存からのリスク分散と成長性を評価する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり380で、前期から+47.6%いまの株価に対する利回りは3.01%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥380
1株あたり
配当利回り
3.01%
いまの株価に対して
配当性向
35.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10025.3
2018年3月12525.025.2
2019年3月1304.029.7
2020年3月1300.027.6
2021年3月1300.034.7
2022年3月1300.045.8
2023年3月1300.068.7
2024年3月1300.0107.2
2025年3月21061.540.2
2026年3月31047.635.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥380

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ45,405人。区分でいちばん多いのは外国法人41.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.1%を占め、残る65.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人28.532.330.737.734.541.1
金融機関31.832.732.328.427.727.0
個人・その他29.023.123.622.427.822.2
事業法人7.28.08.38.27.47.1
証券会社3.53.95.13.22.62.6
自己株式8.30.10.20.26.10.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.47
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.02
03大成建設取引先持株会3.79
04ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エルオムニバス アカウント(常任代理人:株式会社みずほ 銀行)3.06
05ステート ストリート バンクアンド トラスト カンパニー505001(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)2.72
06ステート ストリート バンクアンド トラスト カンパニー505223(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)2.29
07大成建設社員持株会2.20
08明治安田生命保険相互会社1.74
09三菱地所株式会社1.49
10ジェーピー モルガン チェースバンク 385781(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-20
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    7.45%
    +1.22pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+5727%、1株純資産は14期で+1840%。直近期のROEは18.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月183006.314.745.8
2014年3月283358.916.431.6
2015年3月344198.820.334.4
2016年3月6644315.311.331.6
2017年3月3932,48316.710.325.3
2018年3月5612,97520.59.625.2
2019年3月5123,30316.210.029.7
2020年3月5733,55016.65.827.6
2021年3月4434,08511.69.634.7
2022年3月3514,3368.410.145.8
2023年3月2414,4025.617.068.7
2024年3月2165,0404.626.0107.2
2025年3月6835,04113.89.740.2
2026年3月1,0265,81618.715.735.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

72名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は72名。2026/3期の役員報酬は総額1,091百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中茂義代表取締役 会長7120,900
相川善郎代表取締役 社長686,165
笠原淳一代表取締役652,991
岡田正彦取締役673,372
白川賢志取締役656,498
山浦真幸取締役642,717
吉野雄一郎取締役634,092
大塚紀男取締役761,600
國分文也取締役731,600
上條努取締役72800
小出寛子取締役69400
林隆常勤監査役755,400
残りの役員60名を開く
氏名役職年齢保有株数
奥田秀一常勤監査役644,050
佐藤康博監査役74
大原慶子監査役66
宮内和洋監査役63
羽場幸男取締役633,300
西澤敬二取締役68
植村京子監査役65
迫田裕治監査役58
木村普副社長執行役員
北口雄一副社長執行役員
江島明専務執行役員
亀澤靖専務執行役員
中村有孝専務執行役員
鈴木淳司専務執行役員
長島一郎専務執行役員
植松徹専務執行役員
谷川裕二専務執行役員
深澤裕紀専務執行役員
西山秀樹専務執行役員
越智繁雄常務執行役員
澤田和宏常務執行役員
髙瀨昭雄常務執行役員
菅原達也常務執行役員
松村正人常務執行役員
辻利之常務執行役員
眞武伸哉常務執行役員
北川克彦常務執行役員
山﨑貴士常務執行役員
上田洋二常務執行役員
鈴木新常務執行役員
河合邦彦常務執行役員
中村功常務執行役員
足立憲治常務執行役員
西河誠常務執行役員
森田浩三常務執行役員
廣瀬淳一常務執行役員
三木洋人常務執行役員
吉田正大執行役員
波多江祐輔執行役員
槇田素之執行役員
網頭正記執行役員
小山重久執行役員
玉村光平執行役員
島伸一執行役員
山内浩実執行役員
冨永正執行役員
大塚洋志執行役員
出野昭彦執行役員
和田茂明執行役員
吉田真悟執行役員
岡田浩樹執行役員
坂本明伸執行役員
松﨑薫執行役員
山口祐輔執行役員
谷和仁執行役員
三池敏裕執行役員
古谷仁執行役員
中村泰介執行役員
海野晋執行役員
石久保猛執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)743855868124
社外取締役5868617
監査役79279
社外監査役5585812

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」で大成建設を取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容849字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、土木事業、建築事業及び開発事業を主な事業とし、さらに各事業に関連する事業を展開しており、連結子会社は75社、持分法適用会社は77社(うち持分法適用関連会社は62社)であります。それらの事業に係る位置付けを報告セグメント等ごとに示すと次のとおりであります。 土木事業 当社並びに大成ロテック㈱、ピーエス・コンストラクション㈱、東洋建設㈱他子会社18社及び関連会社5社は、土木事業を営んでおり、当社は工事等の一部を関係会社に発注しております。そのうち海外では、子会社2社、関連会社3社があります。 建築事業 当社並びに大成設備㈱、ピーエス・コンストラクション㈱、東洋建設㈱他子会社15社及び関連会社1社は、建築事業を営んでおり、当社は工事等の一部を関係会社に発注しております。そのうち海外では、子会社10社、関連会社1社があります。 なお、ピーエス・コンストラクション㈱、東洋建設㈱については、土木事業に加え建築事業も営んでいることから、両セグメントに含めて記載しております。 開発事業 当社は、不動産の売買、宅地の開発・販売、保有不動産の賃貸等の開発事業を営んでおります。 子会社である大成有楽不動産㈱は、住宅地等の開発・販売、マンションの建設・販売、不動産賃貸・管理等の開発事業を営んでおり、当社に工事受注に関連した土地、その他の不動産を斡旋しております。さらに同社は、開発事業に係る建設工事を当社に発注しております。 その他、不動産の販売・斡旋事業等を営む大成有楽不動産販売㈱他子会社28社、関連会社32社があり、そのうち海外では、子会社14社、関連会社7社があります。 その他 当社は、受託研究、技術提供、環境測定等建設業に付帯関連する事業を営んでおります。 PFI事業を営む子会社は14社あり、関連会社は16社あります。 その他サービス業等を営む子会社は9社あり、関連会社は8社あります。 以上に述べた事項の概略図は次頁に掲げるとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,087字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 グループ理念(人がいきいきとする環境を創造する)のもと、自由闊達・価値創造・伝統進化の3つの価値を“大成スピリット”として全役職員が共有し、自然との調和の中、安全・安心で魅力ある空間と豊かな価値を生み出し、次世代のための夢と希望に溢れた地球社会づくりに取り組みます。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、中長期的に目指す姿の実現に向け、7年間で取り組んでいく方針と施策を整理した[TAISEI VISION 2030]達成計画及び3年後のマイルストーンとして数値目標等を定めた中期経営計画(2024-2026)を2024年5月に策定しました。 これらに基づき、各事業セグメントの中長期事業戦略とそれらを支える事業基盤の整備に加え、将来の成長・事業収益機会の獲得に必要な投資を着実に実行してまいります。 中期経営計画(2024-2026) ■数値目標 中期経営計画(2024-2026) 2024年度   2025年度   2026年度 実績   実績   経営数値目標※1   予想 グループ営業利益   1,201億円   1,879億円   1,200億円   1,880億円 グループ純利益   1,238億円   1,700億円   800億円   1,510億円 ROE   13.8%   18.7%   8.5%程度※2   15.4% (参考)売上高   21,542億円   20,890億円   19,500億円程度   24,200億円 ※1 中期経営計画策定時(2024年5月) ※2 政策保有株式売却が目標通りに進捗した場合は10%程度 ■投資計画(見直し後) 成長投資   1,740億円 事業投資   1,260億円 基盤維持投資   700億円 3か年投資額 計   3,700億円   ※M&A投資は別枠で実施 (3) その他経営方針に関する事項 当社は、2020年12月に公正取引委員会からリニア中央新幹線に係る地下開削工法によるターミナル駅新設工事(品川駅及び名古屋駅)に関する独占禁止法違反として排除措置命令を受け、2021年3月に本件排除措置命令を不服として排除措置命令の取消訴訟を提起しておりましたが、2024年6月に東京地方裁判所より、2025年5月に東京高等裁判所より、それぞれ当社の請求を棄却する判決が言い渡されました。これを受け、当社は2025年5月に最高裁判所に上告及び上告受理の申立てを行いました。
事業等のリスク8,310字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (リスクマネジメントに関する基本的な考え方) 当社グループは、リスクマネジメント方針・リスクマネジメント基本規程のもと、品質・コンプライアンス・情報・安全・環境等のESGに関するリスクへ対応する全社的に体系化されたリスクマネジメントシステムを整備しております。 成長機会を的確に捉える戦略的なリスクテイク(攻め)と、事業遂行に内在するリスクの顕在化に備えた適切な管理と対処(守り)を両輪として、実効性のあるリスクマネジメント体系を構築することにより、経営の安定性と企業価値の向上を図っております。 (当社グループの事業に関するリスク) 当社グループの事業に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、リスクが発生する可能性を認識し、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスク 当社グループ及び建設業界全体を取り巻く経営環境の変化に起因し、中長期的な経営課題や事業戦略の遂行に重要な影響を及ぼすリスクを「事業環境に関するリスク」と位置付け、以下のリスク項目に分類しております。 ①社会環境リスク イ.建設市場の動向 当社グループの事業は国内建設事業の占める割合が高く、国内建設市場の急激な縮小や競争環境の激化が生じた場合には、建設事業の受注高・売上高・売上総利益が減少するリスクが生じます。 このリスクに対応するため、リニューアル分野やエンジニアリング事業、開発事業に注力するとともに、O&M(オペレーション&メンテナンス)事業など施工領域の川上・川下における事業や、当社保有技術を活用した地域連携による市場開拓など新たなビジネスモデルの確立に向けた取り組みを実施しております。また、脱炭素などの環境・社会課題の解決に貢献する技術開発をはじめ、サステナビリティを踏まえた経営基盤の整備を進めております。 ロ.資材価格の変動 原材料の価格が高騰した際、請負代金に反映することが困難な場合には、工事収支が悪化するリスクが生じます。 このリスクに対応するため、資材価格動向のモニタリングや予測及び予測精度向上に向けた取り組みを継続するとともに、集約購買・国際調達等による原価低減に努めております。また、発注者との契約締結に際しては、資材価格動向を踏まえた価格交渉、約定による物価スライドの採用等に努めております。 ハ.金利水準の変動 金利水準が急激に上昇した場合には、資金調達コストが増加するリスクが生じます。 このリスクに対応するため、金利関連のデリバティブ等の金融商品を利用するとともに、年度ごとに調達額や調達手段を見直すことにより資金調達コストの安定化を図っております。 ニ.サステナビリティ課題リスク 企業には事業を通じて気候変動等の環境課題の解決に取り組むことが求められており、当社及びサプライ チェーンにおける取り組みや情報開示が不十分な場合には、企業競争力及びステークホルダーからの評価が低下するリスクが生じます。 このリスクに対応するため、当社グループは、環境方針に掲げる「持続可能な環境配慮型社会の実現」に基づき、グループ長期環境目標「TAISEI Green Target 2050」を定め、3つの社会(脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会)の実現と、2つの個別課題(森林資源・森林環境、水資源・水環境)の解決を目指しております。 また、企業にはステークホルダーの人権尊重に取り組むことが求められており、その取り組みや情報開示が不十分な場合には、ステークホルダーの人権を侵害してしまうリスクや、企業競争力及びステークホルダーからの評価が低下するリスクが生じます。 このリスクに対応するため、人権方針に基づく人権デュー・ディリジェンスを実施しており、当社グループの事業活動による人権への負の影響に対する予防・軽減、対策の実効性の評価、内部通報制度をはじめとした苦情処理メカニズムの整備及び取り組みに関する情報開示など、サプライチェーンも含めた人権尊重への取り組みを継続的に実施しております。 ホ.人的基盤の確保 建設技能労働者の高齢化や若年入職者の減少等に伴う担い手不足により、施工体制の確保が困難となり、工程遅延や施工品質の低下を通じて、受注機会の逸失やコスト増加を招くおそれがあります。また、少子化や建設業界内外における人財獲得競争の激化により、グループ内における必要な人財の確保が困難となり、施工管理力や技術力が制約されることにより、当社グループの事業競争力に影響を及ぼすリスクが生じます。 このリスクに対応するため、協力会社と連携した担い手確保、教育・研修の充実による技能向上、働き方改革の推進や処遇の改善を含めた労働環境の整備に取り組んでおります。また、グループにおける人財の確保・育成及び定着に向けた各種施策を推進し、人員配置の最適化に努めております。 ヘ.地政学リスク 海外の特定地域が抱える政治的・軍事的・社会的な緊張の高まりにより、資材価格が高騰するリスクや物流混乱により納期が遅延するリスクがあります。 このリスクに対応するため、契約時における発注者との協議はもとより、資材価格の高騰については、メーカーヒアリングや市場調査等により価格動向を早期に把握し、必要に応じて早期調達や代替品への変更等の措置を講じております。また、物流混乱による納期遅延については、製作地や輸送経路の確認を行い、自然条件・社会条件・法的リスク等を検討するとともに、納期遅延を発生させないよう調達業務の進捗管理を行っております。 ト.先端技術活用リスク デジタル技術やAI・ロボット技術等の先端技術への投資判断の遅れ、機会の逸失、並びに現場への定着の遅れ等により、生産性向上が十分に実現されないリスクや事業競争力に影響を及ぼすリスクが生じます。 このリスクに対応するため、戦略的に技術開発分野を選定し、その実現に向けた投資計画を策定するとともに、技術開発のマイルストーンを設定し、進捗を適切に管理することにより、先端技術の活用を推進しております。加えて、生成AIをはじめとする先端技術を活用できる人財の育成や、利用ルールの整備に取り組んでおります。 ②事業継続リスク イ.大規模災害リスク 大規模災害が発生した場合には、本社・支店の機能が麻痺し、事業継続が困難となるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、BCP(事業継続計画)を策定しております。例えば、震度6弱以上の地震が発生した場合には、BCPを自動発動し、速やかに対策本部を立ち上げて、被災情報の収集や被災物件の復旧活動等を行うこととしております。 また、本社・支店の非常用発電や通信手段の確保、業界団体や専門工事業者等との連携体制の構築、大規模災害訓練の定期的な実施等によりリスクの低減に努めております。 ロ.感染症流行リスク 感染症の流行に伴い、役職員やその家族、専門工事業者の作業員等が感染し、就業不能となった場合には、事業継続が困難となるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、当社では「感染症発生時における事業継続計画」を策定しております。また、役職員及び専門工事業者へ職場において感染者が発生した場合の対処等について啓発を行うとともに、消毒液・マスク・個人防護具の備蓄を行っており、速やかに感染防止対策を強化できる体制を整備しております。引き続き、事業継続に努め、社会資本整備の担い手として建設業に求められる社会的使命を果たします。 ハ.情報セキュリティ・サイバー攻撃リスク コンピュータウイルス感染やサイバー攻撃等の外部要因及び役職員のパソコン・スマートデバイス等の紛失・盗難、操作上の錯誤、顧客情報の不適切な取扱い等の内部要因により、システムダウンや当社グループ及び顧客情報等の流出が発生した場合には、事後対応に要するコストの発生や損害賠償金の負担等、事業活動に深刻な影響を受けるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、ウイルス対策ソフトの適切な更新管理に加え、多要素認証の導入、アクセス管理の強化、重要データのバックアップ体制の整備、外部からの不正侵入を想定した監視・検知体制の強化等、情報セキュリティ対策の高度化に取り組んでおります。 これらに加えて、CSIRT(Computer Security Incident Response Team:「シーサート」)を設置し、サイバー攻撃等に対する予防及び早期対応体制の整備を図っております。 また、役職員及び専門工事業者に対して情報管理規程体系に基づく取扱ルール等の遵守を徹底させ、情報漏洩の防止に努めております。 (2) 事業運営に関するリスク 当社グループの事業活動の遂行過程において顕在化しうるリスクであり、未然防止や発生時の対応により、事業への影響を適切に管理すべきリスクを「事業運営に関するリスク」と位置付け、以下のリスク項目に分類しております。 ①法令遵守リスク イ.建設業法等違反リスク 当社グループが、建設業法等に違反し、監督官庁による処分や指導を受けた場合には、営業活動が制限されるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、建設業法をはじめとした各種関連法令の事前確認を徹底するとともに、役職員及び専門工事業者に対して法令遵守の啓発活動及び遵守状況のモニタリングを実施しております。 ロ.独占禁止法違反リスク 当社グループは、「グループ行動指針」をはじめとするコンプライアンスに関する諸規程を整備し、その遵守を徹底しておりますが、担当者の錯誤等により独占禁止法に違反し、当社グループ又は役職員が刑事罰・行政処分を受けた場合には、営業活動が制限されるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、入札業務の適正確認手続きに関する社内規程や内部通報制度等を整備するとともに、取引先との対等な関係の構築と公正かつ透明な取引の実現に向けて「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表し、各取り組みを推進することにより、違反行為の抑止に努めております。 ハ.不適切な財務報告リスク 当社グループは、財務報告の適正性を確保するために内部統制体制を整備しておりますが、担当者の錯誤等により、財務報告が適正に行われなかった場合には、上場廃止・青色申告取消し等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、規程・マニュアル等の整備、会計処理がマニュアルに則って適正に行われているかのモニタリング、正確な財務報告等に関する啓発教育を実施し、内部統制の実効性確保に努めております。 なお、不適切な財務報告が発生した場合には、速やかな情報収集と正確な状況把握に努めるとともに、不適切な財務報告事例等について管理部門をはじめ関連する部門に水平展開し、適正な財務報告の重要性を周知いたします。また、実行者を懲戒処分規程に基づいて厳正に処分することとしております。 ニ.労働環境リスク 当社グループにおいて、従業員の労働環境・労働条件に関する事業主の義務を十分に果たすことができず、不適切な労働管理、過重労働等が発生した場合には、従業員の健康被害やメンタル不全、エンゲージメントの低下、さらには、法違反の責任追及、損害賠償請求、社会的信用の失墜等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、勤怠管理や健康管理を適正に行うための体制を整備しております。また、過重労働を防止するべく、適正な要員配置や業務内容・配分の見直し等の措置を講じるとともに、休暇取得の促進等を通じて総労働時間の適正化を図っております。これらに加えて、エンゲージメントサーベイを定期的に実施し、職場環境の状況・課題を把握のうえ、継続的な改善活動に取り組んでおります。 ホ.インサイダー取引リスク 当社グループにおいて、インサイダー取引が生じた場合には、株主や投資家をはじめとするステークホルダーからの信用・信頼を失う等の社会的評価を低下させるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、インサイダー取引の防止に関する規程、正確かつ公平な情報開示を行う体制を整備するとともに、役職員への教育の徹底によりリスクの低減に努めております。 ヘ.反社会的勢力リスク 建設作業所等において反社会的勢力からの接触を受け、錯誤等により何らかの取引を行ってしまった場合には、社会的信用の失墜と営業活動が制限されるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、反社会的勢力への対応マニュアルの整備や全役職員へのメール発信等により、反社会的勢力への対応方針を全役職員へ周知・啓発しております。 なお、反社会的勢力から不当要求を受けた場合には、速やかに警察等の外部機関に通報し、組織的に対応いたします。また、契約後に相手方が反社会的勢力であることが判明した場合には、必要に応じて警察と協議のうえ、速やかに契約を解除することとしております。 ト.環境法規制違反リスク 建設作業所等において環境関連法規に違反した場合には、刑事罰・行政処分・損害賠償請求等を受けるリスクが生じます。 このリスクに対応するため、EMS(環境マネジメントシステム)を制定・運用するとともに、環境パトロールによりその遵守状況をチェックしております。 チ.知的財産侵害リスク 当社グループが知的財産権を有する施工技術や建物・設備に関する商品・サービス等が、他者に侵害された場合には、受注機会の逸失・訴訟コスト発生等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、専門部署間において特許関連情報を適時共有するとともに、社内研修の実施や知的財産関連情報の定期的な発信等の啓発活動を行っており、保有財産の保全監視に努めております。 なお、当社グループの権利が侵害された場合には、侵害者に対する警告を行い、必要に応じて法的措置を講じます。また、当社グループによる他者の知的財産権侵害が危惧される場合には、専門部署にて調査・判定を行う体制を整備しております。 ②受注・投資判断リスク イ.与信リスク 建設事業の工事代金を受領する前に取引先が信用不安に陥った場合には、工事代金の回収遅延・不能のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、組織的なプロジェクトリスク管理体制を整備し、具体的根拠と客観的評価に基づいた与信管理の徹底に努めております。 ロ.契約リスク 当社グループの事業において、発注者や関係者の要求・担当者の契約約款に対する理解不足等から、著しく不利な契約を締結した場合には、過度な義務の負担による工事収支の悪化や工事代金の回収不能等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、不利益条項に対する審査ルールを徹底するとともに、必要に応じて外部の専門家に対応策の検証を依頼する等、営業段階から組織的な契約リスク管理体制を整備・運用しております。また、営業担当者に対して意思決定ルール等を周知教育するための社内研修を行い、リスクの抑止を図っております。 ハ.投資関連リスク 投資案件に関するトラブルや事業環境の変化により、投下資本が計画どおりに回収されなかった場合には、損失発生のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、案件ごとに収益性・資本効率等を総合的に評価し、財務政策において設定したハードルレートに基づき投資判断を行い、投資実行後は収益性・資本効率等の変動について定期的にモニタリングしております。また、財務政策において、成長機会を着実に捉えるための資金配分基準を設定する一方、リスク資産残高について総量規制枠を設定し、特定分野に対する過度な投資集中を抑制することにより、市況の急激な悪化にも耐えうる投資構成を整備しております。 ニ.資産保有リスク 保有資産(不動産・有価証券等)について、市況の悪化等により、資産価値が低下した場合には、業績や財務状況に影響を及ぼすリスクが生じます。 このリスクに対応するため、保有資産の時価や収益性を定期的にモニタリングするとともに、必要に応じて保有資産の見直しを行う等、適切な資産管理に努めております。 ホ.M&A関連リスク M&A対象事業の市場環境の変化、想定したシナジーの未達、統合の遅延等により、当初計画どおりの投資効果が得られないリスクが生じます。 このリスクに対応するため、M&A実施前にデュー・ディリジェンスを実施し、法務・財務・事業計画等の分析を通じて価値評価を行います。また、M&A実施後は、買収時に設定した事業計画とシナジー創出計画に対する実施状況のモニタリングを実施しております。 ③プロジェクト遂行リスク イ.事故災害リスク 建設作業所において人身や施工物等に関わる重大な事故が発生した場合には、被災者への補償や追加工事費用発生等による工事収支の悪化、指名停止等による営業活動の制限等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、労働安全衛生マネジメントシステムに基づいた安全衛生管理体制を推進するとともに、役職員及び専門工事業者に対する安全衛生教育・指導等を実施することにより事故災害発生防止を 図っております。 ロ.施工不良による品質リスク 当社グループは、品質管理・施工技術に関する業務標準や業務フローを定め、品質マネジメントシステムを運用しておりますが、ルールの不徹底や技術者・作業員の錯誤等により、施工不良が発生し、適正な品質を確保できなかった場合には、手直し工事に伴う追加コストや損害賠償金の負担等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、品質管理の統括・指導に特化した独立部門の設置をはじめとした品質管理体制の強化等、品質マネジメントシステムの確実な運用・徹底に努めております。また、品質に関するパトロールの実施や各種教育等により、役職員及び専門工事業者の品質管理力の強化を図っております。 ハ.工程遅延リスク 建設事業では、事前の施工計画等の検討に基づき、適正工期による契約に努め、施工中は確実な工程管理を実施しておりますが、事故・トラブル及び労務不足や資機材調達遅延等により、建物等の引き渡しが遅延した場合には、工事促進に伴う追加コストや遅延損害金の負担等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、組織的管理体制を構築し、労務状況の早期把握や関係本部のパトロールによる工程進捗状況の把握を徹底し、確実な工程管理に努めております。 ニ.設計不良リスク 当社グループは、設計管理要領・品質マニュアル等を策定し、設計関連のチェック体制を構築しておりますが、担当者の錯誤等により、設計不良が発生し、顧客の要求水準を充足できなかった場合には、設計や施工の手直しに伴う追加コストや損害賠償金の負担等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、QMS(クオリティーマネジメントシステム)等の制定によって設計業務を体系化し、設計業務プロセスの監視を行っております。 ホ.カントリーリスク 海外事業を行う国・地域において、テロ・戦争・暴動・政情悪化等が発生した場合には、当該地域での事業継続が困難となるリスクがあります。また、現地の法律・商習慣への理解不足等から、著しく不利な契約を締結した場合には、過度な義務の負担による工事収支の悪化や工事代金の回収不能等のリスクが生じます。 このリスクに対応するため、事業継続に関しては、役職員の安全を確保する手段や非常時の危機管理体制の確立に努めるとともに、必要に応じて日本政府・現地日本大使館・外部専門家等との連携を図っております。また、その国固有の法制度等に伴う契約上のリスクに対しては、審査ルールを徹底するとともに、契約後は契約条件の履行状況を継続的にチェックし、リスク低減を図っております。 なお、カントリーリスクが発生した場合には、情報を一元化して正確な状況把握に努め、適切に対応します。
経営成績の分析 (MD&A)7,089字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 日本経済は、個人消費や設備投資が持ち直し、緩やかな回復基調を継続しております。 建設市場においては、民間投資の持ち直しと底堅い公共投資により、建設投資全体は堅調に推移しております。 ただし、中東情勢や米国の通商政策の先行きは不透明であり、これらの動向に引き続き注視が必要な状況にあります。 経営成績(単位:億円)   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減額(B-A)   増減率(%) 受注高   24,375   24,362   △13   △0.1% 売上高   21,542   20,890   △651   △3.0% 営業利益   1,201   1,879   678   56.4% 経常利益   1,345   1,957   612   45.6% 親会社株主に帰属する当期純利益   1,238   1,700   461   37.3% 受注高は、概ね前期並みの2兆4,362億円となりました。 売上高は、建築事業において国内の大型工事が工程の初期段階にあるものが多く進捗が本格化していないことから、前連結会計年度比3.0%減の2兆890億円となりました。 営業利益は、売上総利益が土木事業及び建築事業の利益率好転により前連結会計年度比42.8%増の3,300億円となったことから、販売費及び一般管理費が同28.0%増の1,420億円となったものの、同56.4%増の1,879億円となりました。 経常利益は、持分法による投資利益の減少等に伴う営業外損益の悪化があったものの、営業利益の増加により、前連結会計年度比45.6%増の1,957億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の増加等に伴う特別損益の好転により、同37.3%増の1,700億円となりました。なお、ROE(自己資本当期純利益率)は、前連結会計年度比4.9%好転の18.7%となりました。 経営成績に重要な影響を与える主な要因としては、建設需要や建設コストの急激な変動等がもたらす経営環境の変化があります。 当連結会計年度における経営環境は、建設投資が堅調に推移し、価格転嫁が着実に進展しました。建設市場の先行きについては、企業の旺盛な投資意欲を反映した民間投資の持ち直しや底堅い公共投資の持続が見込まれます。ただし、中東情勢等に起因する資材・エネルギー価格の上昇や米国の通商政策の影響により、建設投資が抑制されるリスクには留意する必要があると考えております。 なお、中長期的な外部環境及び対処すべき課題については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載のとおりであります。 報告セグメント等の経営成績並びに経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容を示すと次のとおりであります(報告セグメント等の業績につきましては、セグメント間の内部取引を含めて記載しております。)。 ①土木事業 売上高は、東洋建設株式会社を連結子会社化したこと等により、前連結会計年度比8.5%増の7,202億円となりました。営業利益は、増収に加え利益率好転により完成工事総利益が増加したことから、同9.1%増の955億円となりました。 ②建築事業 売上高は、当社において国内の大型工事が工程の初期段階にあるものが多く進捗が本格化していないことから、前連結会計年度比9.0%減の1兆2,744億円となりました。営業利益は、不採算工事の減少に伴う利益率好転により完成工事総利益が増加したことから、同590.6%増の783億円となりました。 ③開発事業 不動産業界におきましては、ビル賃貸市場はオフィス回帰の動きが継続し、空室率が低下するとともに賃料は上昇傾向にあります。不動産販売市場は、投資家の投資意欲は底堅く、概ね堅調に推移しました。 当社グループにおきましては、売上高は、連結子会社における不動産売却件数の増加により、前連結会計年度比5.1%増の1,542億円となりました。営業利益は、増収に加え当社における利益率好転により開発事業総利益が増加したことから、同2.0%増の239億円となりました。 ④その他 売上高は、前連結会計年度比18.0%増の207億円、営業利益は同1.4%増の23億円となりました。 (2) 財政状態の状況 ①資産の状況 当期に東洋建設株式会社を連結子会社化したこと等により、資産合計は前連結会計年度末比11.8%・2,857億円増の2兆7,145億円となりました。 ②負債の状況 資金調達に係る有利子負債の増加等により、負債合計は前連結会計年度末比12.9%・1,964億円増の1兆7,246億円となりました。 ③純資産の状況 自己株式を取得したものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に加え、退職給付に係る調整累計額の増加等により、前連結会計年度末比9.9%・892億円増の9,899億円となりました。また、自己資本比率は前連結会計年度末比0.8%低下の34.9%となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ①営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益を2,464億円獲得したこと等により、当連結会計年度収支は1,472億円の収入超となりました(前連結会計年度は138億円の支出超)。 前連結会計年度との比較では、売上債権の減少等により工事関係収支が好転したこと等により1,611億円の好転となりました。 ②投資活動によるキャッシュ・フロー 当期に東洋建設株式会社を連結子会社化したこと等により、当連結会計年度収支は1,958億円の支出超となりました(前連結会計年度は105億円の収入超)。 前連結会計年度との比較では、東洋建設株式会社の連結子会社化等による支出の増加により2,064億円の悪化となりました。 ③財務活動によるキャッシュ・フロー 資金調達に係る有利子負債の増加等により、当連結会計年度収支は243億円の収入超となりました(前連結会計年度は1,337億円の支出超)。 前連結会計年度との比較では、長期借入れ等による収入の増加により1,581億円の好転となりました。 以上により、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は2,729億円(前連結会計年度末比229億円減)となり、また、資金調達に係る有利子負債の残高は4,634億円(同1,479億円増)となりました。なお、当連結会計年度末の資金調達に係る有利子負債の残高のうちノンリコース債務は460億円であります。 資本の財源及び資金の流動性については、[TAISEI VISION 2030]達成計画における財務政策及び中期経営計画(2024-2026)における投資計画に則り、新たに生み出すキャッシュと最適資本構成の追求に向けたKPIに基づき調達された資金を主な原資として、株主還元(株主への利益配分)とのバランスを図りながら、成長投資へ優先的に配分してまいります。 (4)生産、受注及び販売の状況 ① 受注実績 (単位:百万円) 報告セグメント等の名称   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 土木事業       700,226   720,036 建築事業       1,573,187   1,553,868 開発事業       150,729   145,755 その他       13,448   16,588 合計   2,437,591   2,436,248 ② 売上実績 (単位:百万円) 報告セグメント等の名称   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 土木事業       630,627   679,740 建築事業       1,372,558   1,248,588 開発事業       137,589   144,174 その他       13,448   16,588 合計   2,154,223   2,089,091 (注) 1  受注実績、売上実績においては、セグメント間の取引を相殺消去しております。 2  当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。 (参考) 提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 ① 受注高、売上高、繰越高及び施工高 期別   区分   前期繰越高 (百万円)   当期受注高 (百万円)   計 (百万円)   当期売上高 (百万円)   次期繰越高(百万円)   当期施工高 (百万円) 手持高   うち施工高 第165期 自 20 24年 4月1日   至 20 25年 3月31日 報 告 セ グメント 土木事業 961,904 465,127 1,427,032 403,730 1,023,301 1% 8,995 406,816 建築事業 1,808,754 1,377,412 3,186,167 1,196,974 1,989,193 2 32,458 1,198,732 計 2,770,658 1,842,540 4,613,199 1,600,704 3,012,494 1 41,453 1,605,548 開発事業 2,939 38,224 41,163 26,627 14,536 - - - その他 - 10,491 10,491 10,491 - - - - 合計 2,773,597 1,891,256 4,664,854 1,637,823 3,027,031 - - - 第166期 自 20 25年 4月1日   至 20 26年 3月31日 報 告 セ グメント 土木事業 1,023,301 425,774 1,449,076 394,827 1,054,248 1% 7,239 393,071 建築事業 1,989,193 1,318,818 3,308,011 1,021,443 2,286,568 2 39,069 1,028,054 計 3,012,494 1,744,593 4,757,087 1,416,270 3,340,816 1 46,308 1,421,126 開発事業 14,536 25,574 40,111 22,980 17,130 - - - その他 - 13,042 13,042 13,042 - - - - 合計 3,027,031 1,783,210 4,810,242 1,452,294 3,357,947 - - - (注) 1  前期以前に受注したもので、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、当期受注高にその増減額を含めております。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。また、前期以前に外貨建で受注したもので、当期中の為替相場の変動により請負金額に変更のあるものについても同様に処理しております。 2  次期繰越高の施工高は、支出金により手持高の施工高を推定したものであります。 3  当期施工高は(当期売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致します。 4  前期の土木事業及び建築事業の期中受注高のうち海外工事の割合は各々0.0%、0.8%、当期の土木事業及び建築事業の期中受注高のうち海外工事の割合は各々7.8%、0.5%であります。 ② 受注工事高の受注方法別比率 建設事業の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命   競争   計 第165期(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   土木工事    26.1 %   73.9 %   100 % 建築工事   27.9   72.1   100 第166期(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   土木工事    32.2 %   67.8 %   100 % 建築工事   41.6   58.4   100 (注)  百分比は請負金額比であります。 ③ 完成工事高 期別   区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 第165期(自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   土木工事   270,553   111,688   21,488   5.3   403,730 建築工事   160,925   1,009,559   26,489   2.2   1,196,974 計   431,478   1,121,248   47,977   3.0   1,600,704 第166期(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   土木工事   251,098   120,690   23,038   5.8   394,827 建築工事   123,291   860,284   37,867   3.7   1,021,443 計   374,389   980,974   60,906   4.3   1,416,270 (注) 1 第165期に完成した工事のうち主なものは、次のとおりであります。 ・   沢井製薬㈱   沢井製薬(株)第二九州工場新棟建設工事 ・   住友不動産㈱   住友不動産六本木セントラルタワー ・   ㈱みずほ銀行   みずほ銀行中目黒センター建替計画のうち新築工事 ・   海老江ウォーターリンク㈱   大阪市海老江下水処理場改築更新事業 ・   三重中央開発㈱   第8期管理型最終処分場建設工事 2 第166期に完成した工事のうち主なものは、次のとおりであります。 ・   三井不動産レジデンシャル㈱三菱地所レジデンス㈱   (仮称)港区三田一丁目計画 ・   森トラスト㈱NTT都市開発㈱   (仮称)赤坂二丁目プロジェクト 新築工事 ・   東京エレクトロン宮城㈱   東京エレクトロン宮城株式会社 第3開発棟新築工事 ・   (独行)水資源機構   南摩ダム本体建設工事 ・   東京都水道局   王子給水所(仮称)配水池築造工事 3 第165期及び第166期ともに、完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 ④ 手持工事高(2026年3月31日) 区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 土木工事   642,500   339,897   71,850   6.8   1,054,248 建築工事   341,282   1,905,013   40,272   1.8   2,286,568 計   983,783   2,244,910   112,122   3.4   3,340,816 (注)  手持工事のうち主なものは、次のとおりであります。 ・   小田急電鉄㈱東京地下鉄㈱東急不動産㈱   新宿駅西口地区開発計画 ・   八重洲一丁目北地区市街地再開発組合   八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区) ・   首都高速道路㈱   (改負)高速都心環状線(日本橋区間)常盤橋地区トンネル工事 ・   西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合   西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業施設建築物(A街区)新築工事 ・   東日本高速道路㈱   東京外かく環状道路 大泉南工事 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。 なお、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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