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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イメージ ワン

ImageONE Co.,Ltd.2667 · Standard · 卸売業

医療ITと地球環境ソリューションの二事業。医療画像システムで病院のデジタル化を支えつつ、Pix4D製品で建設現場の3D計測に強み。

概要

イメージ ワン(旧商号:株式会社イメージ アンド メジャーメント)は、1984年の創業以来、画像処理技術を核に事業を拡大してきた卸売業者である。現在はヘルスケアソリューション事業と地球環境ソリューション事業の2本柱で構成され、医療情報システム、測量用3次元画像処理ソフトウェア、太陽光発電事業などを手掛ける。従業員42名、本社は東京都品川区。2025年9月期の売上高は約8.7億円、最終損失は約5.6億円と業績は低迷している。

医療情報システムと地球環境関連を扱う2つの事業セグメント

当社は有価証券報告書上、ヘルスケアソリューション事業と地球環境ソリューション事業の2セグメントで構成される。ヘルスケアではPACS(医療画像保管・配信システム)、電子カルテ、放射線部門情報システム、AI画像診断支援などを販売する。地球環境では、Pix4D社製の3次元画像処理ソフトウェア「PIX4Dmapper」、スマートフォン用計測ツール「viDocRTK rover」、太陽光発電所の売買、トリチウム分離技術の研究などを手掛ける。2025年9月期の売上高は866,599千円、うちヘルスケアが657,551千円(構成比約76%)、地球環境が209,048千円と、ヘルスケアが主力であるが両セグメントとも損失計上している。

長期にわたる業績低迷と収益基盤再構築への課題

当社の財務数値は2012年9月期以降、営業利益の開示がない年度が多く、最終損益は赤字が常態化している。2025年9月期の営業損失は410,383千円、経常損失447,838千円、当期純損失559,333千円と、過去最大級の赤字となった。売上高も前年比44.6%減の866,599千円に落ち込んだ。要因として、移動型医療ソリューション「Medical-ConneX」の販売不振、再生可能エネルギー分野における蓄電池取引の契約見直しなどが挙げられる。経営改革の柱として「攻めの経営」や新規事業創出、M&A活用を掲げるが、現状は収益化に至っていない。

全国6拠点と限定的な海外展開の網

当社の販売網は国内に集中する。本社(東京都品川区)のほか、大阪営業所、名古屋営業所、東北営業所(仙台)、九州営業所(福岡)を置く。かつては米国ボストン近郊に現地事務所を設置(1996年開設)したが、2001年に閉鎖している。海外の販売代理店契約や合弁会社(東京スポットイマージュ、イメージワン ゼロット)の設立実績はあるが、現在は関連会社1社のみ(株式会社エンパワープレミアム)で、海外拠点は持たない。従業員42名という小規模組織で、全国の顧客に対応している。

業界の中での役割は医療情報システムのベンダーであり、地理空間情報ソリューションの販売代理店。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
9億円
営業利益
-4億円
営業利益率
-44.4%
純利益
-6億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/9
事業売上構成比利益利益率
地球環境ソリューション事業16億円55.2%0億円0.0%
ヘルスケアソリューション事業13億円44.8%-3億円-23.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01医療機関主力

PACSやネットワークシステムなど、病院内の画像情報管理を支援するシステムを開発・販売。遠隔画像診断サービスやクラウド型電子カルテも提供する。

主な製品・サービス3
PACS
医療画像保管・配信・表示システム。X線やCTなどの画像をデジタル化し、院内で共有することで診療効率を向上させる。
「ONE Viewer」
医療経営管理システム。診療データや経営指標を統合的に可視化し、経営改善を支援する。
「ONE Payment」
支払代行サービス。医療費の支払いをデジタル化し、患者の負担を軽減する。

02医療検査・検診準主力

PCR検査機器・キットや抗原検査キット、マスク・手袋などの消耗品を販売する。コロナ禍で需要が高まった分野だが、現在も検診需要などに対応。

主な製品・サービス2
PCR検査機器・キット
遺伝子検査用の機器や試薬。感染症診断の迅速化に貢献する。
検査用消耗品
ニトリルグローブやマスクなどの衛生用品。医療現場の感染対策を支える。

03建設・測量準主力

Pix4D社製の三次元画像処理ソフトウェアや計測ツールを販売。ドローン測量など、建設現場のデジタル化に貢献する。

主な製品・サービス4
「PIX4Dmapper」
ドローンで撮影した画像を三次元モデル化するソフトウェア。測量・点検・建設現場での活用に特化する。
「PIX4Dmatic」
大規模データを処理するための高精度三次元画像処理ソフトウェア。
「PIX4Dcloud」
クラウド型の三次元画像処理サービス。チームでのデータ共有・解析を可能にする。
「viDocRTK rover」
スマートフォンやタブレットに取り付ける高精度測位ツール。現場での位置情報取得を支援する。

04エネルギー副次

太陽光発電所の売買など、再生可能エネルギー市場での取引を行う。また、トリチウム分離技術の研究開発と関連製品の販売を進める。

トリチウム分離技術で共同研究を進める独自技術

主な製品・サービス1
耐放射線カメラ
高い耐放射線性能を持つ小型軽量カメラ。原子力施設などでの遠隔監視に使用される。

製品と技術

PACSや電子カルテなど医療情報システムの中核製品

ヘルスケアソリューション事業の主力はPACS(医療画像保管・配信・表示システム)である。これに加えて、放射線部門情報システム(RIS)、統合viewer(一画面で患者情報を俯瞰)、医用文書スキャンシステム、クラウド型オーダリング電子カルテなどを販売する。2022年には医療経営管理システム「ONE Viewer」と支払代行サービス「ONE Payment」の販売を開始したが、市場浸透は限定的。また、AIを活用した医用画像診断支援「EIRLシリーズ」の販売も始めている。

Pix4D社製ソフトウェアに代表される3次元画像処理ツール

地球環境ソリューション事業のGEOソリューション分野では、スイスPix4D社製の3次元画像処理ソフトウェア「PIX4Dmapper」「PIX4Dmatic」、クラウド版「PIX4Dcloud」を販売する。これらはドローン空撮画像から3次元モデルを生成し、測量・建築・文化財調査などに利用される。さらに、スマートフォンやタブレットで高精度測位が可能な「viDocRTK rover」も取り扱う。同事業の売上と利益の多くをこの分野が占めており、堅調な需要に支えられている。

トリチウム分離技術と耐放射線カメラで原子力関連に貢献

原子力産業関連分野では、創イノベーション株式会社および慶應義塾大学と共同でトリチウム分離除去技術の研究を進めている。福島第一原子力発電所のALPS処理水や世界の重水炉で発生するトリチウムの回収・再利用が目的である。また、マッハコーポレーション製の耐放射線カメラ(小型・軽量・省エネ)や、新生福島先端技術振興機構が開発したトリチウム連続計測器の販売も行う。これらの製品は長期化する廃炉作業での需要を見込む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • エネルギートリチウム分離技術で共同研究を進める独自技術

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

業績悪化中の小型卸売企業

イメージワンは卸売業に属し、売上高が2023年9月期30億円から2025年9月期9億円へと急減し、営業利益率も大幅悪化(2024年9月期-50%、2025年9月期-44.44%)している。同業にはリョーサン菱洋(167A)やタビオ(2668)などがいるが、イメージワンは極めて厳しい経営状況にある。売上減少と赤字が続き、事業の立て直しが急務。

強み

  • かつて30億円の売上を達成した実績があり、基礎的な事業基盤は存在
  • 継続取引があれば、関係を活かした回復の可能性
  • 固定費が低く、事業再構築が比較的容易
  • 既存の取引ライセンスやネットワークを活用可能

課題

  • 売上高が3年で3分の1以下に減少し、顧客喪失が深刻
  • 営業利益率が-50%前後と赤字が継続し、資金消耗が激しい
  • 同業他社と比較して競争力が弱く、差別化要因が不明

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がイメージ ワン

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13559ピーバンドットコム23億円20.4倍
23041ビューティカダンホールディングス21億円
37413創健社19億円111.2倍
47422東邦レマック19億円80.8倍
59914植松商会18億円13.6倍
62667イメージ ワン13億円
72721ジェイホールディングス11億円
87689コパ・コーポレーション9億円
97426山大7億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

画像処理機器の輸入販売から出発した1984年の創業

1984年4月、東京都渋谷区代々木に資本金5,000千円で株式会社イメージ アンド メジャーメントを設立。画像処理関連機器および電子計測機器の輸入販売を開始した。1987年には本社を新宿区西新宿に移転し、事業基盤を固めた。当時の主力は産業用画像処理システムで、日本の製造現場向けに海外製品を供給するビジネスモデルであった。

衛星画像と医療画像の二つの新領域へ進出した1989〜1992年

1989年5月、カナダのMacDonald, Dettwiler and Associates Ltd.と販売総代理店契約を締結し、衛星画像事業に参入。リモートセンシング技術を扱うようになる。次いで1992年7月には医療診断画像処理機器の輸入販売を開始し、医療画像事業に進出。この二つの分野が後の事業の核となる。1996年には米国ボストン近郊に現地事務所を開設し、海外情報の収集に努めた。

商号変更とナスダック・ジャパン上場を果たした2000年

2000年7月、商号を株式会社イメージワンに変更。同年8月に本社を新宿区西新宿の新宿第一生命ビルへ移転し、同年9月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式上場した。上場を機に事業の多角化を加速、2002年にはフランスSPOT IMAGE社と合弁会社「東京スポットイマージュ」を設立し、衛星画像事業を強化した。一方、米国事務所は2001年に閉鎖し、海外拠点を持たない体制に戻った。

セキュリティ事業参入と特許取得が相次いだ2005〜2010年

2005年8月、人工知能付き映像監視・処理機器の輸入販売を開始し、セキュリティ事業に進出。2007年7月には応用地質と共同で「合成開口レーダー画像を用いる地表面変動量計測方法」の特許を取得、技術力の強化を図った。2010年5月にはISO/IEC27001(情報セキュリティマネジメント)認証を取得し、医療情報の取扱いに対応。同年8月には水流の測定方法に関する特許も取得した。

子会社の統合と事業再編が続いた2011〜2016年

2011年6月、2009年に設立した連結子会社「イメージワン ソリューションズ」を吸収合併。2014年10月には九州営業所を開設し、西日本での販売網を拡大した。2016年11月、株式会社EPARK社との合弁で「イメージワン ゼロット」を設立したが、2018年5月に株式会社エンパワープレミアムと合併し、関連会社化した。この間、2012年に大阪・名古屋の営業所を分割再編し、2014年には本社を新宿イーストサイドスクエアに移転している。

再生可能エネルギー・再生医療・クラウド電子カルテへ参入した2019年

2019年3月、太陽光発電の開発事業および売電事業に参入し、再生可能エネルギー分野へ進出。同年4月にはクラウド型オーダリング電子カルテ事業、5月には再生医療関連事業に次々と参入した。新規事業への積極的な投資が行われる一方、収益化には至らず、2020年9月期以降は売上高の増減を繰り返しながら赤字が続いている。2019年8月には大阪営業所を淀川区へ移転し、現在に至る。

年表34件を開く

1980年代

  • 1984年4月創業株式会社イメージ アンド メジャーメントを設立 資本金5,000千円(東京都渋谷区代々木二丁目23番1号)画像処理関連機器及び電子計測機器の輸入販売開始
  • 1987年3月本社を東京都新宿区西新宿七丁目18番10号に移転
  • 1989年5月加国MacDonald,Dettwiler and Associates Ltd.と販売総代理店契約を締結し、衛星画像事業に進出

1990年代

  • 1992年7月医療診断画像処理機器の輸入販売を開始し、医療画像事業に進出
  • 1994年3月本社を東京都新宿区西新宿七丁目22番35号に移転
  • 1996年11月米国ボストン近郊に米国現地事務所開設
  • 1997年9月大阪営業所開設(大阪市淀川区)
  • 1999年4月大阪営業所移転(大阪市中央区)

2000年代

  • 2000年7月商号変更商号を株式会社イメージワンに変更
  • 2000年8月本社を東京都新宿区西新宿二丁目7番1号 新宿第一生命ビル12階に移転
  • 2000年9月上場大阪証券取引所 ナスダック・ジャパン市場に株式上場
  • 2001年9月米国現地事務所閉鎖
  • 2002年11月名古屋営業所開設(名古屋市中区)
  • 2002年12月仏国SPOT IMAGE S.A.と合弁会社、東京スポットイマージュ株式会社を設立
  • 2005年8月人工知能付き映像監視・処理機器の輸入販売を開始し、セキュリティ事業に進出
  • 2006年10月M&A大阪営業所並びに名古屋営業所を統合し、西日本営業所開設(名古屋市中村区)
  • 2007年7月「合成開口レーダー画像を用いる地表面変動量計測方法」に関する特許権取得(応用地質株式会社と共同特許)
  • 2008年9月「GEOINT(ジオイント)」(衛星画像事業を主とした地理空間情報サービスのシンボル)の商標登録
  • 2009年3月創業株式会社イメージワン ソリューションズを設立
  • 2009年4月東北営業所開設(仙台市青葉区)

2010年代

  • 2010年5月ISO/IEC27001の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証取得
  • 2010年8月「水流の測定方法及び装置」に関する特許権取得
  • 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の統合に伴い、同取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場
  • 2011年6月M&A株式会社イメージワン ソリューションズを吸収合併
  • 2012年2月商号変更西日本営業所を分割し名称を名古屋営業所に変更、及び大阪営業所開設(大阪市北区)
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場
  • 2014年6月本社を東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア6階に移転
  • 2014年10月九州営業所開設(福岡市博多区)
  • 2016年11月株式会社EPARK社との合弁会社である株式会社イメージワン ゼロット(連結子会社)を設立
  • 2018年5月M&A株式会社イメージワン ゼロットが株式会社エンパワープレミアムと合併し、関連会社化(存続会社:株式会社エンパワープレミアム)
  • 2019年3月再生可能エネルギー分野への取組みとして、太陽光発電の開発事業及び売電事業に参入
  • 2019年4月クラウド型オーダリング電子カルテ事業に参入
  • 2019年5月再生医療関連事業に参入
  • 2019年8月大阪営業所移転(大阪市淀川区)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    新規事業の創出と早期収益化

    ヘルスケアソリューション事業で医療経営管理システム『ONE Viewer』と支払代行サービス『ONE Payment』の販売を開始し、安定収益基盤を構築する。地球環境ソリューション事業では耐放射線カメラやトリチウム計測器の実証・販売拡大に取り組む。

  2. 02

    既存事業の再構築と付加価値向上

    GEOソリューション分野で測量・建築業界に加え、土地家屋調査や文化財発掘など新市場を開拓。独創的な商品・サービスの取り扱いを含め、市場拡大と収益力向上を図る。

  3. 03

    M&Aと業務提携の活用

    関連事業のM&Aを積極的に活用し、外部リソースを取り込むことで事業領域の拡大と企業経営の拡大を模索する。

  4. 04

    不採算事業の選別と撤退検討

    将来性や収益性を検証し、収益を生み出せない事業については撤退や売却を視野に入れ、経営資源の選択と集中を図る。

  5. 05

    管理体制の強化とコンプライアンス徹底

    過去の不適切事案を踏まえ、開示体制・会計管理体制を強化。第三者委員会の調査結果を基に再発防止策を徹底し、上場企業としての社会的責任を果たす。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で42人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は643万円で、9期前と比べて+9.1%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は5.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月34
2017年9月34
2018年9月34
2019年9月58941.96.841
2020年9月58343.25.050
2021年9月58641.86.850
2022年9月60444.15.848
2023年9月68541.04.651
2024年9月63041.74.943−1,860
2025年9月64342.85.542−952

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都 品川区2百万円
全 セグメント
名古屋営業所 — 愛知県名古屋市中区0百万円
ヘルスケアソリューション事業
大阪営業所 — 大阪府大阪市淀川区0百万円
ヘルスケアソリューション事業
九州営業所 — 福岡県福岡市博多区0百万円
ヘルスケアソリューション事業
主な関係会社
  • 国内
    創イノベーション(株)
    神奈川県横浜市金沢区
    議決権30.9%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    地理空間情報ライブラリー 閲覧用データ作成業務
    国土交通省 · 2016-01-07
    479万円
  • 調達
    空中写真画像の地理院タイルデータ作成業務(その2)
    国土交通省 · 2015-11-13
    470万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は9億円営業利益-4億円前期と比べると減収で、売上が-43.8%。

売上高
-43.8%
9億円
営業利益
-4億円
純利益
-6億円
営業利益率
-44.4%
前期比 +5.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高6億円9億円
営業利益-7億円-4億円
純利益-7億円-6億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は1億円、営業利益は−1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q1800.01
2023年3Q3−1−33.3−2
2023年4Q2−4
2024年1Q11−1−9.1−2
2024年2Q2−1−50.0−2
2024年4Q3−6−200.0−5
2025年2Q6−2−33.3−2
2025年4Q3−2−66.7−4
2026年2Q3−3−100.0−2
2026年3Q1−1−100.0−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は17億円から9億円へ53%に減った。直近期の営業利益率は-44.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
西日本営業所を分割し名称を名古屋営業所に変更、及び大阪営業所開設(大阪市北区)
2012年9月17−1−3
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場
2013年9月1500
九州営業所開設(福岡市博多区)
2014年9月1500
2015年9月12−1−2
株式会社EPARK社との合弁会社である株式会社イメージワン ゼロット(連結子会社)を設立
2016年9月1500
2017年9月14−2−2
株式会社イメージワン ゼロットが株式会社エンパワープレミアムと合併し、関連会社化(存続会社:株式会社エンパワープレミアム)
2018年9月1700
2019年9月1972
2020年9月20−6−8
2021年9月24−4−5
2022年9月33−4−5
2023年9月30−7−6
2024年9月16−8−9−50.0−9
2025年9月9−4−4−44.4−6

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高9億円のうち、営業利益として残るのは-4億円-44.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-6億円、売上の-66.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金77.8%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-44.4%-4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比47.7pt
-44.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比69.1pt
-66.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比87.1pt
-79.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-42.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-35.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが−4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は6億円で、売上の8.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月00002
2013年9月0−10−11
2014年9月21033
2015年9月0−14−16
2016年9月10219
2017年9月−403−47
2018年9月0−37−39
2019年9月040413
2020年9月20−529
2021年9月−5012−516
2022年9月−3−103−136
2023年9月02−128
2024年9月−200−26
2025年9月−4−15−56

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は48.9%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月94543.3
2013年9月104640.0
2014年9月94546.2
2015年9月135836.4
2016年9月159657.1
2017年9月1510552.1
2018年9月2217575.5
2019年9月34191555.5
2020年9月2117482.4
2021年9月2825389.0
2022年9月3123874.4
2023年9月27171061.0
2024年9月167846.9
2025年9月147748.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳単体ベース
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-39億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
33
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中151位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中283位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-79.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-44.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-43.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥103で、1年前と比べて-56.4%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥103+2.0%1ヶ月-12.7%1年-56.4%時価総額13億円
過去52週の値幅
安値¥98高値¥348

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.92倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月13日に前日比-10.17%の106円と急落し、1カ月で▲20.3%と下落基調が続いています。株価は25日線(120.76円)を約12%下回り、75日線(159.77円)は大幅に乖離。52週高値348円からは約70%下落し、52週安値103円に接近。RSIは30.3と売られ過ぎ圏にあり、出来高は55万6400株と急増しており、売り圧力が強い状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PBRは1.01倍と業界平均1.21倍を下回るが、ROEが-79%と大幅な赤字であり、純損失が続いている。PERは非開示で利益予想が立たず、配当もなし。業績悪化が続く中でPBRだけを見ると割安に見えるが、事業価値の毀損リスクを考慮すると妥当水準に近い。割安と言える状況ではなく、むしろリスクが高い。

指標この会社業種平均
PBR0.92倍1.24倍
ROE-79.0%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

卸売業として事業を展開するが、売上高が急減し、赤字が続いている。強気派は、事業の立て直しや新規分野への進出による再生の可能性に期待する。一方、弱気派は、赤字幅が拡大しており、早急な資本増強や事業売却がない限り、継続企業の前提に疑問が生じる。株価は1年で半減し、投資リスクが非常に高い。

プラスに働く材料7
  • 再生の可能性

    事業ポートフォリオ見直しによる収益改善の余地

  • 時価総額の小ささ

    時価総額15億円と小さく、再編の思惑が働く可能性

  • PBR1倍前後

    PBR1.04倍で清算価値に近い水準

  • 営業赤字幅が前年比で半減通年影響

    営業損益-4億円(前期-8億円)と改善

  • 営業損失率の改善通年影響

    損失率-44.4%と前期-50%から改善

  • PBR1.04倍の資産価値接近不定影響

    株価116円に対し1株純資産約112円

  • 1年で52%下落し売られ過ぎ継続影響

    株価は過去1年で52%下落、反発余地

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化

    売上高が3年で3分の1以下に減少し、赤字継続

  • 事業継続リスク

    利益率が大幅マイナスで、資金繰り悪化の恐れ

  • 情報開示不足

    事業内容の透明性が低く、投資判断が困難

  • 売上高が2年で3分の1に激減通年影響

    売上高は30億円(2023/9)から9億円(2025/9)

  • 赤字継続で債務超過懸念継続影響

    純損失6億円、ROE-79%

  • 営業損失率-44%の構造的問題継続影響

    売上高9億円に対し営業損失4億円

  • 無配当が継続継続影響

    配当利回り0%、株主還元なし

次の決算で確かめる点
売上高
売上高の推移が事業縮小の度合いを示す
営業損益
赤字幅が拡大しているかどうかが継続性の鍵
自己資本比率
財務の安全性と倒産リスクを測る指標

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ6,349人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.3%を占め、残る79.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他51.245.545.557.265.563.1
事業法人41.233.130.923.521.617.2
証券会社4.918.021.415.18.811.1
外国法人1.62.71.21.53.03.6
金融機関0.80.60.82.50.73.1
外国人個人0.30.10.10.20.41.8
自己株式0.90.70.70.70.70.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GFA株式会社(注)18.54
02楽天証券株式会社4.79
03日本証券金融株式会社3.12
04河合 マーロン3.07
05株式会社SBI証券2.98
06内山 成児2.64
07MTM Capital株式会社2.06
08株式会社FD2.06
09星山 崇行1.48
10JPIW合同会社1.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-12
    abc株式会社
    変更報告
    0.00%
    -11.04pt
  • 2026-08-07
    Seacastle Singapore Pte.Ltd(シーキャッスル シンガポール プライベート・リミテッド)代表取締役 Tang Koon Heng(タン クーン ヘング)
    変更報告
    0.00%
    -29.72pt
  • 2026-08-04
    Seacastle Singapore Pte.Ltd(シーキャッスル シンガポール プライベート・リミテッド)代表取締役 Tang Koon Heng(タン クーン ヘング)
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -29.72pt
  • 2026-08-04
    abc株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -11.04pt
  • 2026-05-22
    Seacastle Singapore Pte.Ltd(シーキャッスル シンガポール プライベート・リミテッド)代表取締役 Tang Koon Heng(タン クーン ヘング)
    変更報告
    29.72%
    -0.58pt
  • 2026-04-17
    Seacastle Singapore Pte.Ltd(シーキャッスル シンガポール プライベート・リミテッド)代表取締役 Tang Koon Heng(タン クーン ヘング)
    変更報告
    29.22%
    -0.50pt
  • 2026-04-16
    Seacastle Singapore Pte.Ltd(シーキャッスル シンガポール プライベート・リミテッド)代表取締役 Tang Koon Heng(タン クーン ヘング)
    新規の大量保有報告
    29.22%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+99%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは-79.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年9月−8,07411,060−53.7
2013年9月21181.3539.8
2014年9月41253.5111.9
2015年9月−48120−38.2
2016年9月21831.6133.7
2017年9月−33162−19.5
2018年9月12510.7495.3
2019年9月3728813.713.3
2020年9月−105208−46.1
2021年9月−56241−24.6
2022年9月−48212−21.7
2023年9月−60152−30.4
2024年9月−8369−75.4
2025年9月−5053−79.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額51百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢
川倉歩代表取締役社長57
横山惠一取締役61
津田由行取締役57
鈴木政司取締役51
宮﨑和彦取締役55
保津章一取締役55
大谷龍生取締役(監査等委員)43
佐々木健郎取締役(監査等委員)44

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)436369
社外取締役615153

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,106字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び関連会社1社は、「ヘルスケアソリューション事業」「地球環境ソリューション事業」の2つの事業を主たる業務としております。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 ヘルスケアソリューション事業 メディカルシステム分野では、主にPACS(医療画像保管・配信・表示システム)、病院内医療画像のネットワークシステム、放射線部門情報システムなどの開発及び販売、遠隔画像診断支援サービスなどを提供、クラウド型オーダリング電子カルテ及び核医学の線量管理システム販売しております。また、病院内に分散した画像や文書をひとつに集めることで、対象のデータを探すことの手間を省く統合viewer、紙文書を電子化することでデータの管理や二次利用として取り扱う医用文書スキャンシステムなどを販売しております。さらに、医療経営管理システム「ONE Viewer」、支払代行サービス「ONE Payment」の開発・販売も開始しております。 メディカルサプライ分野では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策関連としてPCR検査機器、PCR検査キット、抗原検査キット、検査・検診用のニトリルグローブやマスクなどの消耗品を販売しております。 地球環境ソリューション事業 GEOソリューション分野では、建設・土木・測量の現場で活用されるPix4D社製の三次元画像処理ソフトウェア「PIX4Dmapper」「PIX4Dmatic」、クラウド方式の三次元画像処理サービス「PIX4Dcloud」、スマートフォンやタブレット端末を用いた計測ツール「viDocRTK rover」などを販売しております。 エネルギー分野では、再生可能エネルギー市場の動向に注視しつつ、太陽光発電所等のセカンダリーマーケットにおいて売買活動を行っております。 原子力関連分野のトリチウム分離技術においては、創イノベーション株式会社(以下、「創イノベーション」)及び慶應義塾大学理工学部大村研究室と共同で研究を進めている技術を普及させることにより、福島第一原子力発電所のALPS処理水だけでなく、世界の重水炉等で大量に発生するトリチウムの回収と再利用技術を提案しております。また、高い耐放射線性能と小型・軽量・省エネの特長を持つマッハコーポレーション株式会社製の耐放射線カメラや、一般社団法人新生福島先端技術振興機構(以下、「新生福島先端技術振興機構」)が開発したトリチウム等の連続計測器などの先端技術を活用した製品も販売しております。 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,420字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は、1984年の創立以来、社名に表す「イメージ(画像)」に強いこだわりを持ちながら、各々の時代において最先端の製品やサービスを社会に提供してまいりましたが、抜本的な経営改革を目指すミッションとして、「人の健康と地球環境」の分野において、IT 医療と再生可能エネルギー及び環境事業を通じ、お客様の迅速かつ的確な「意思決定」「意志伝達」を支援することで、健康的な長寿社会とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献してまいります。そして我々は、お客様及び国内外のパートナーにとって当社が目的を達成するための「存在価値」は何かを常に問い続けてまいります。 当社は、常にパートナーとともに顧客本位の観点から何が最適かを考え、お客様からの多種多様な要望に対してクオリティの高いサービスを提供し、顧客満足度を最大化すること、そして強固な信頼関係を構築してまいります。 当社は、公明正大な事業運営を基本理念とし、胸を張って正しいと思える仕事を全うします。IT医療の発展及び持続可能な社会の実現のため、DX(デジタルトランスフォーメーション)等によるIT医療の推進及び地球環境事業の推進を通じて、超高齢化社会における医療業務の効率化とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献してまいります。そして我々は、真心を込めて相手に接し、迅速かつ的確なコミュニケーションを通じて、組織全体でリスクを未然に防ぎ、すべての出来事を「必要」「必然」「最高」と捉え、一喜一憂せずに前向きな行動を起こしてまいります。 当社は、株主様をはじめ全てのステークホルダーの皆様のご期待に応えられる企業を目指し、信頼と企業価値の向上に努めてまいります。 (2)経営環境 当社は、健康的な長寿社会とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献することを「経営の基本方針」としてあげており、「ヘルスケアソリューション事業」「地球環境ソリューション事業」の2つの事業を主たる業務として推進しております。それぞれの事業における経営環境は、以下のとおりであります。 ヘルスケアソリューション事業 政府・総務省が推進する医療ICT政策にて「ネットワーク化による情報の共有・活用」「医療等データの利活用」が挙げられております。また、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインを踏まえた非常時に備えたサイバーセキュリティ対策の整備医療機関の対象範囲が広がり、医療情報システムのオフライン体制の確保、「医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに基づく業務継続計画(BCP)」に対対応可能な電子カルテ及び医療情報管理システムの重要性も高まっております。一方、新型コロナウイルス感染症の改善と感染対策の緩和に伴い、抗原検査キットやPCR検出試薬等の従来商材の受注活動は縮小傾向が更に進んでいくことが予想されます。 地球環境ソリューション事業 GEOソリューション分野では、当社が販売するPix4D社製の三次元画像処理ソフトウェア及びクラウド方式の三次元画像処理サービス、スマートフォンやタブレット端末を用いた計測ツールの受注が堅調に推移し、一定の利益も確保できている状況にあります。また、測量・建築業界のみならず、土地家屋調査、文化財発掘調査といった新たな市場の開拓が進んでいます。 エネルギー分野では、2021年11月時点で、154カ国・1地域が、2050年等の期限を区切ったカーボンニュートラルの実現を表明しており、日本国内でも2050年までに温暖化ガスの排出量を全体として実質ゼロにする政府目標が示されております。こうした環境下において、当社が手掛けるエネルギー分野への重要性は増しております。 原子力産業関連分野においては、日本政府は国際原子力機関(以下、「IAEA」)からの提言を受けて、福島第一原子力発電所で貯蔵されているALPS処理水をこれまで15回にわたって海洋放出しておりますが、廃炉作業は事故から30~40年の長期にわたる見通しとされております。そのため、当社が提供する原子力関連の最先端技術を擁する製品群のニーズも引き続き高まってくるものと思われます。 (3)目標とする経営指標 当社におきましては、売上高と営業利益の継続的な拡大及びROEの向上を目標としております。 (4)中長期的な経営戦略 当社を取り巻く環境が刻々と変化していく状況の中、上記ミッションを達成するために、以下の5つを経営改革の柱として推進してまいります。 ① 長期にわたる業績低迷に決別し「攻めの経営」を敢行する 変化し続ける医療分野及び地球環境分野に常にアンテナを張り巡らせ、業績低迷した状況を打破し将来を考えた経営戦略を策定し構築してまいります。 ② 新規事業の創出による収益基盤の早期確立を目指す 新たな関連事業を発掘、創出することで、事業領域拡大に向けた取組みを強化してまいります。 ③ M&A・業務提携により外部リソースを積極的に取り込む 関連事業のM&Aを積極的に活用して、企業経営の拡大を模索してまいります。 ④ 既存事業の再構築及び新たな付加価値の創出を図る 時代の変化にアンテナを張り巡らせ、当社の形骸化されつつあるサービスの定期的な見直し、それに替わる新たなサービスの創出、付加価値向上に向けた取り組みを常に取り組んでまいります。 ⑤ 結果にこだわる経営姿勢で定量目標を達成する 新たな取組みに対しては、短期的な経営目標数値を策定し、常に結果にこだわった経営指標を検討してまいります。長期的な計画となる取組みに対しては、効率性を重視した経営姿勢を基準とした経営指標を検討してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 安定的な収益力の向上 ① 新規事業の安定的な収益基盤の構築 当社のヘルスケアソリューション事業では、2024年10月より医療経営管理システム『ONE Viewer』と支払代行サービス『ONE Payment』の販売を開始しました。『ONE Viewer』は、経営データを一元化し、レセプト請求ファイルや財務情報の収集・分析を行い、結果の可視化を可能とする医療機関経営者の迅速かつ的確な意思決定を支援するシステムで、国内初の医療経営のための「セキュアクラウドシステム」です。このシステムにより医療機関への導入が見込まれ、当社の安定収益の確保に寄与するものと考えております。また、『ONE Payment』は、医療機関を顧客とする卸売企業に対しては売掛債権の早期回収と未回収リスクのゼロ化が図れ、医療機関に対しては資金の確保を提供する支払代行サービスとなり、医療機関がこのサービスを利用することにより医療機関を顧客とする卸売企業と医療機関の双方にとって経営の安定化が期待されるとともに当社の収益力向上にも寄与する事業であります。これらの新規事業を早期に収益基盤とするべく営業活動に取り組んでおります。 また、地球環境ソリューション事業では、当社と販売代理店契約を締結しているマッハコーポレーション製の耐放射線カメラをIAEAに対して販売しておりますが、IAEAから耐久テストの合格が得られれば、販売台数を大幅に増大させることが期待されるため準備を進めており、売上拡大に向けて取り組んでおります。 一方で当社と独占販売代理店契約を締結している新生福島先端技術振興機構のトリチウム連続計測器の実証化に向けて、放射線管理や環境保護のニーズに応え持続可能な社会の実現に取り組んでおります。 ② 既存事業の収益力の向上 当社の地球環境ソリューション事業のGEOソリューション分野において、幅広い分野のDX化による活用事例が増加をしていることから、従来の取引先である測量・建築業界のみならず、土地家屋調査士、文化財発掘調査等の新たな用途を創造し、既存製品のみならず、独創的で新規性のある商品やサービス事業の新規取り扱いなどを含め、市場の開拓・拡大の推進により、収益力の向上に取り組んでおります。 ③ 不採算事業の選別、事業性の判断 当社の既存事業のうち、将来の事業進捗等を鑑みて、手元資金も考慮した検証と見直しを行っており、現在の経営資源の選択と集中を図るため、収益を生み出すまでの事業に至っていないと判断されるものについては、撤退や事業売却も視野に入れて検討を進めてまいります。 健全な財務基盤の構築 ① 積極的な資金調達 当社において保有している在庫商品の販売により一定の資金確保を見込んでいるものの、更なる事業の発展を実施すべくエクイティファイナンスによる資金調達及びデッドファイナンスにおいても視野に入れて、幅広い資金調達の準備、対応を進めております。 ② 販売費及び一般管理費の見直しによる経費削減 当社は、経営効率の向上を目的として、顧問契約、業務委託契約等の各種契約について必要に応じた見直しを進めるとともに、経費の効率化に継続して取り組んでまいります。 ③ 管理体制の確固たる強化 当社は、当社の元代表取締役と元取締役の2名が在任中に、当社子会社における新規事業参入にあたって第三者に不正に金品を供与したと疑われる行為があったこと及びこれに関連する不正な行為を行った疑いがあることから、正確な事実関係の把握のために外部専門家から構成される第三者委員会を設置し、調査を実施いたしました。その調査期間中に当社取引先から通知された内容を踏まえ委嘱業務を追加し、更なる調査を進めました。その追加調査の結果、当社の元代表取締役が在任中に不適切な金銭授受及び利益相反取引規制を潜脱するような行為や、売上の計上に関する不適切な会計処理等の事実が判明し、2024年1月31日に過年度の有価証券報告書を訂正しております。 さらに、これらの事案に関連し、2025年3月には証券取引等監視委員会より当社の過年度有価証券報告書等の記載に係る課徴金納付命令の勧告が行われ、当社はこの内容を真摯に受け止め、金融庁からの正式な命令に基づき適切に対応するとともに、課徴金相当額を特別損失として計上しております。これを契機として、開示体制・会計管理体制の更なる強化を図るとともに、再発防止策を徹底しております。 このような背景から当社は、コンプライアンスを含めた上場企業としての社会的責任を果たすため、管理体制の大幅な見直し・強化を推進しております。2024年10月には株式会社東京証券取引所へ改善状況報告書を提出しており、今後も健全な財務基盤の構築と持続的な企業価値向上に向けて、管理体制の一層の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,381字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の事業展開、経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクを以下に記載しております。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の変動について 医療機関向けのシステムを提供するヘルスケアソリューション事業では、医療関連法規や診療報酬改定等の政策変更で、診療報酬制度の変更により医療機関のIT投資意欲が低下した場合や、新型感染症の流行や景気後退による医療機関の収益悪化によりIT投資の抑制があった場合、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 国や地方自治体または公共事業に関わる企業が主なお客様である地球環境ソリューション事業では、公共事業予算の縮小、規制基準の変更等が当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 このような事態を回避するため、新商品のアイディア、新商品の開発、販売戦略の検討、新たな市場開発等の販売拡大の環境づくり等を行うことでリスク分散を図っております。 (2) 業界動向及び競合等について ヘルスケアソリューション事業のうち、メディカルシステム分野は、情報技術の影響を強く受ける分野であるため、当社の想定を超える新技術の開発、新方式の採用、新製品の出現、もしくは競合会社の台頭等により、当社取扱商品の陳腐化や市場価値が低下した場合、当社の医療情報システムの安全管理に関するガイドラインへの対応が不十分な場合、顧客離れを招き、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 影響の回避または、影響を最小限に抑えるため、新商品のアイディア、新商品の開発、販売戦略の検討、バージョンアップ等を行うことでリスク分散を図っております。 地球環境ソリューション事業のうち、GEOソリューション分野においては、日本国内代理店として三次元画像処理ソフトウェアや計測機器販売と長年培った独自の知見による補正とコンサルティングサービスを付加し、大型設備の保守メンテナンス及び各種ソリューションをサービスとして提供しておりますが、類似したサービスを提供する競合他社が存在するため、価格競争やサービスレベルの要求等が激化し当社が対応できない場合は、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 このような事態を回避するため、主要仕入先及び主要販売先との情報共有を強化し、協力体制を構築することにより、既存商品に限らず、新たな商品とサービスの開発、新たな市場開拓を進めるなどし、競合他社からの脅威回避に努めております。 (3) 製品に関するクレームについて 当社が開発・販売を行うソフトウェア、システム及び商品については、欠陥等の不具合を回避し、早期発見するための管理体制をとっております。しかしながら、万が一不具合などの問題を回避できずユーザー等に損害を与えた場合は、損害賠償請求等の解決にあたり多大な費用と時間を要し、当社の信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 このような事態を回避するため、顧客からの問合せに対する対応状況や履歴を管理台帳で共有しており、早期に解決し問題を回避出来るよう努めております。 (4) 情報管理に関するリスクについて 当社は販売、導入及び保守業務等の事業活動において、お客様の機密情報に触れる機会や、お客様が保有する個人情報を一時的にお預かりすることがあります。当社は、2010年にISO/IEC27001の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得し、情報管理体制の維持向上を継続的、組織的に進めております。しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウィルスの侵入や従業員の過誤等による重要データの漏洩やコンピュータープログラムの不正改ざん、もしくはシステム・ネットワーク障害や自然災害によるサービス提供の中断等が発生した場合には、損害賠償請求により、当社の信用や事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このような事態を回避するため、システムの定期的な保守、バックアップシステムの構築、外部からの不正アクセス防止対策等により、システムへの障害発生・情報漏洩などのリスクを低減し、事業継続性の向上を図っております。なお、万一の場合に備え、サイバー保険を付保しております。 (5) 特許権などの知的財産権の侵害について 当社は自社製品及びその技術に関する知的財産権の重要性を認識し、その保護を図る方針です。また、他者の知的財産権を侵害しないよう十分に注意を払っておりますが、万が一他者の知的財産権を侵害したと認定され、損害賠償を求められた場合には、法的紛争解決に多大な費用を要する可能性があり、当社の信用や事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このような事態を回避するため、外部専門家の活用など、知的財産権の権利取得または権利侵害の防止に努めております。 (6) 調達・物流に関するリスク 当社では、事業活動に必要なコンピューター・サーバー・その他半導体を搭載する機器と医療用サプライ品等を国内外から調達しております。半導体需要の高まりや感染症の拡大や戦争・紛争の勃発、その他不測の事態の発生により、それら仕入コスト及び調達に係る配送コストが著しく上昇し、さらには、仕入や配送そのものが不可能となって当社製品出荷が停滞・停止することにより、当社の経営成績及び財務状況等に影響を与える可能性があります。 このような事態を回避するため、仕入先の分散化、安定的な調達体制の構築を進めております。 (7)取扱製品の使用期限管理について 医療機器や医薬品をはじめとして、当社で取扱う製品の一部には、製造元により使用期限が設定されています。万が一、当社の人為的要因やトラブルにより使用期限を経過した製品が流通し重大な健康被害が生じた場合には、医療機器販売業等に係る許認可等の取り消し、当社への信頼低下などにより販売活動へ影響が生じる可能性や、患者様・医療機関等への補償、使用期限管理体制の改善・強化等のために多額の費用が生じる可能性があり、これにより当社の販売額や収益に影響を及ぼす可能性があります。 このような事態を回避するため、定期的な実地棚卸の実施その他運用の徹底・検証により使用期限管理体制の改善・強化に取り組んでおります。 (8)訴訟について 当社は、再生 EV バッテリーを事業用ポータルバッテリーとしてリユースレンタルする環境配慮型の事業に関する取引において、株式会社ワンダーランド他9社から下記のとおり訴訟を提起されており、訴訟の動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 株式会社ワンダーランド 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:20,680千円 株式会社プロスパーアセット 請求の内容:動産引渡請求 請求金額:16,220千円 株式会社ケイ・アイ・シー 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:49,852千円 株式会社WEBLA 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:294,671千円 日本粉末薬品株式会社 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:53,900千円 城北ヤクルト販売株式会社 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:182,704千円 株式会社Y・Aホールディングス 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:62,315千円 株式会社ステイワン 請求の内容:不当利益返還請求 請求金額:22,660千円 株式会社中村機材 請求の内容:レンタル料支払請求 請求金額:7,040千円 株式会社Tree Island及び株式会社BWFt 請求の内容:損害賠償請求 請求金額:25,894千円 当社としては、いずれの訴訟についても相手方の主張及びその根拠を精査した上で当社の責任が否定されるよう法的正当性を主張・立証していくとともに、当社の取り得る法的な手段等を検討し、対処してまいる所存です。 (9)継続企業の前提に関する重要事象等 当社は、2019年9月期以降、継続して営業損失を計上しております。前事業年度には、営業損失844,815千円、当期純損失889,625千円を計上し、当事業年度においても引き続き営業損失410,383千円、当期純損失559,333千円を計上する結果となりました。 このような状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象や状況が存在していると認識しております。当該状況を解消又は改善するべく、当社は、以下の対応策を実行することにより、安定的な収益力の向上及び健全な財務基盤の構築に取り組んでおります。 1.安定的な収益力の向上 ① 新規事業の安定的な収益基盤の構築 当社のヘルスケアソリューション事業では、2024年10月より医療経営管理システム『ONE Viewer』と支払代行サービス『ONE Payment』の販売を開始しました。『ONE Viewer』は、経営データを一元化し、レセプト請求ファイルや財務情報の収集・分析を行い、結果の可視化を可能とする医療機関経営者の迅速かつ的確な意思決定を支援するシステムで、国内初の医療経営のための「セキュアクラウドシステム」です。このシステムにより医療機関への導入が見込まれ、当社の安定収益の確保に寄与するものと考えております。また、『ONE Payment』は、医療機関を顧客とする卸売企業に対しては売掛債権の早期回収と未回収リスクのゼロ化が図れ、医療機関に対しては資金の確保を提供する支払代行サービスとなり、医療機関がこのサービスを利用することにより医療機関を顧客とする卸売企業と医療機関の双方にとって経営の安定化が期待されるとともに当社の収益力向上にも寄与する事業であります。これらの新規事業を早期に収益基盤とするべく営業活動に取り組んでおります。 また、地球環境ソリューション事業では、当社と販売代理店契約を締結しているマッハコーポレーション製の耐放射線カメラをIAEAに対して販売しておりますが、IAEAから耐久テストの合格が得られれば、販売台数を大幅に増大させることが期待されるため準備を進めており、売上拡大に向けて取り組んでおります。 一方で当社と独占販売代理店契約を締結している新生福島先端技術振興機構のトリチウム連続計測器の実証化に向けて、放射線管理や環境保護のニーズに応え持続可能な社会の実現に取り組んでおります。 ② 既存事業の収益力の向上 当社の地球環境ソリューション事業のGEOソリューション分野において、幅広い分野のDX化による活用事例が増加をしていることから、従来の取引先である測量・建築業界のみならず、土地家屋調査士、文化財発掘調査等の新たな用途を創造し、既存製品のみならず、独創的で新規性のある商品やサービス事業の新規取り扱いなどを含め、市場の開拓・拡大の推進により、収益力の向上に取り組んでおります。 ③ 不採算事業の選別、事業性の判断 当社の既存事業のうち、将来の事業進捗等を鑑みて、手元資金も考慮した検証と見直しを行っており、現在の経営資源の選択と集中を図るため、収益を生み出すまでの事業に至っていないと判断されるものについては、撤退や事業売却も視野に入れて検討を進めてまいります。 2.健全な財務基盤の構築 ① 積極的な資金調達 当社において保有している在庫商品の販売により一定の資金確保を見込んでいるものの、更なる事業の発展を実施すべくエクイティファイナンスによる資金調達及びデッドファイナンスにおいても視野に入れて、幅広い資金調達の準備、対応を進めております。 ② 販売費及び一般管理費の見直しによる経費削減 当社は、経営効率の向上を目的として、顧問契約、業務委託契約等の各種契約について必要に応じた見直しを進めるとともに、経費の効率化に継続して取り組んでまいります。 ③ 管理体制の確固たる強化 当社は、当社の元代表取締役と元取締役の2名が在任中に、当社子会社における新規事業参入にあたって第三者に不正に金品を供与したと疑われる行為があったこと及びこれに関連する不正な行為を行った疑いがあることから、正確な事実関係の把握のために外部専門家から構成される第三者委員会を設置し、調査を実施いたしました。その調査期間中に当社取引先から通知された内容を踏まえ委嘱業務を追加し、更なる調査を進めました。その追加調査の結果、当社の元代表取締役が在任中に不適切な金銭授受及び利益相反取引規制を潜脱するような行為や、売上の計上に関する不適切な会計処理等の事実が判明し、2024年1月31日に過年度の有価証券報告書を訂正しております。 さらに、これらの事案に関連し、2025年3月には証券取引等監視委員会より当社の過年度有価証券報告書等の記載に係る課徴金納付命令の勧告が行われ、当社はこの内容を真摯に受け止め、金融庁からの正式な命令に基づき適切に対応するとともに、課徴金相当額を特別損失として計上しております。これを契機として、開示体制・会計管理体制の更なる強化を図るとともに、再発防止策を徹底しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,529字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (経営成績等の状況の概要) 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、社会活動の正常化が進む中、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などで景気は緩やかに回復しております。一方、米中貿易摩擦の再燃や中東・ウクライナ情勢といった地政学的リスクが高まっており、為替市場では円安が高水準で推移するなど、企業活動への影響が懸念されます。 当社を取り巻く事業環境といたしましては、主要事業であるヘルスケアソリューション事業において、内閣府や厚生労働省が主導する医療DX推進の取り組みにより、医療分野のデジタル化が加速しています。電子カルテの標準化や医療情報の共有基盤整備、AIを活用した診療支援などが進展し、医療情報システムは医療の質向上と業務効率化を支える中核的な存在となっています。一方で、サイバー攻撃の高度化により、医療機関の情報資産を保護するセキュリティ対策の強化も喫緊の課題です。こうした環境の中で、当社が取り扱う医療情報システムは、安全で効率的な医療提供を支える基盤として、医療現場におけるデジタル化の進展とともに、その重要性を一層高めています。 地球環境ソリューション事業においては、COP26が終了した2021年11月時点で、154カ国・1地域が、2050年等の年限を区切ったカーボンニュートラルの実現を表明しており、日本国内でも2050年までに温暖化ガスの排出量を全体として実質ゼロにする政府目標が示されております。また、2023年11月に開催されたCOP28において、パリ協定の目標達成に向け、「化石燃料からの脱却」という文言及び「原子力3倍宣言」がCOP史上初めて成果文書に記載されており、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、脱炭素エネルギー源の一つとして原子力エネルギーが重要な役割を担うという認識も高まっており、2025年2月には、資源エネルギー庁が策定した「第7次エネルギー基本計画」においても、原子力の安全性の確保を大前提に、必要な規模を持続的に活用していくことが示されております。こうした環境下において、当社が手掛けるエネルギー分野への重要性は増しており、当社では、地域及び地球に優しい持続可能な環境配慮型事業創出に注力しております。原子力産業関連分野においては、IAEAからの提言を受けて福島第一原子力発電所で貯蔵されているALPS処理水をこれまで15回にわたって海洋放出しておりますが、廃炉作業は事故から30~40年の長期にわたる見通しとされております。そのため、当社も創イノベーション及び慶應義塾大学理工学部大村研究室と共同で研究しておりますトリチウム分離除去技術を、関係団体とともに実用化に向けて引き続き進めてまいります。ESG分野においては、2024年1月16日付「(開示事項の経過)第三者委員会の調査報告書公表に関するお知らせ」にて開示いたしましたとおり、第三者委員会から受領した調査報告書において、再生EVバッテリーを事業用ポータルバッテリーとしてリユースレンタルする環境配慮型の事業に関する取引(以下、「本蓄電池取引」)の実在性に関する指摘を踏まえ、本蓄電池取引を行わない方針のもと各社との契約の見直しを行っており、一部の顧客との間で締結した契約について解除を進めております。GEOソリューション分野におきましては、測量・建築業界のDX化の進展を背景として、三次元画像処理ソフトウェア、クラウド方式の三次元画像処理サービスの需要は引き続き堅調に推移しております。 当事業年度における当社の業績は、売上高866,599千円(前年同期比44.6%減)、営業損失410,383千円(前年同期は844,815千円の損失)、経常損失447,838千円(前年同期は865,765千円の損失)、当期純損失559,333千円(前年同期は889,625千円の損失)となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりです。 ヘルスケアソリューション事業 ヘルスケアソリューション事業の当事業年度業績は、売上高657,551千円(前期比36.5%増)、セグメント損失63,220千円(前期はセグメント損失444,236千円)となりました。 当セグメントの業況といたしましては、メディカルシステム分野を中心とした展開を行っており、電子カルテシステムに付随する部門システムの大型案件の納品が完了したことやPACSの受注、保守案件の継続受注により前期と比べ、売上高は増収しました。利益については、人員配置の見直しや外注費の削減に努め前期と比べ改善はみられました。しかしながら、システム分野において高粗利の案件獲得に至らなかったことに加え、2023年11月に取得し約2年にわたり販売活動を行ってきた移動型医療ソリューション「Medical-ConneX」について、販売先の獲得に至らず、損失での着地となりました。 メディカルシステム分野においては、PACS(医療用画像管理システム)、電子カルテ、RIS(放射線科情報システム)、統合viewer・医療用文書スキャンシステム等を継続販売しております。医療機関のDX化が注目を集める中、統合viewerは一画面で患者様の情報が俯瞰できるため情報を探す手間が省けることで、業務効率が向上し、医療従事者の働き方改革にも貢献するシステムとなります。 新規の売上高及び利益の増加を目指し、革新的な医療経営管理システム「ONE Viewer」及び支払代行サービス「ONE Payment」の販売を開始しておりますが、市場への浸透に時間を要しており、当期における収益への貢献は限定的にとどまっております。一方で、医療機関における人件費、食材費の高騰や人員不足といった喫緊の課題に対し、給食部門の経営支援を目的とした 「冷凍おかずキット」の販売を開始しました。また、胸部X線、脳MRI、大腸内視鏡などの医療画像をAIが解析し、医師の診断精度の向上と診断効率の向上を強力に支援する医用画像診断AI「EIRLシリーズ」の販売も開始しております。さらに、医療機関の堅牢な情報セキュリティ環境の構築に貢献すべく、セキュリティソリューションの提供の強化を推進しております。今後は、既存事業との連携強化や戦略的な事業提携を通じて、早期の事業基盤確立と収益化を目指してまいります。 地球環境ソリューション事業 地球環境ソリューション事業の当事業年度業績は、売上高209,048千円(前期比80.7%減)、セグメント損失14,102千円(前期はセグメント損失18,839千円)となりました。 当セグメントの業況といたしましては、GEOソリューション分野、エネルギー分野、原子力産業関連分野を中心とした展開を行っておりますが、売上高と利益において、GEOソリューション分野が引き続き大きく貢献しました。 GEOソリューション分野においては、当社が販売するPix4D社製の三次元画像処理ソフトウェア「PIX4Dmapper」「PIX4Dmatic」、クラウド方式の三次元画像処理サービス「PIX4Dcloud」、スマートフォンやタブレット端末を用いた計測ツール「PIX4Dcatch RTK」の受注が引き続き堅調に推移し、一定の利益も確保できている状況にあります。また、従来の取引先である測量・建築業界のみならず、土地家屋調査、文化財発掘調査といった新たな市場の開拓が進んでおります。 エネルギー分野においては、再生可能エネルギー市場の動向に注視しつつ、太陽光発電所等のセカンダリーマーケットにおいて売買活動を行っておりますが、当事業年度では、太陽光発電所の大型売却案件が発生しなかったため、売上高と利益ともに前期を下回りました。 原子力産業関連分野のトリチウム分離技術においては、創イノベーション及び慶應義塾大学理工学部大村研究室との共同研究で得られた内容を、電力会社との間で質疑応答を重ねながら、実証に向けて進めております。IAEAから、高い耐放射線性能と小型・軽量・省エネの特長を持つマッハコーポレーション株式会社(以下、「マッハコーポレーション」)製の耐放射線CMOSセンサーカメラ2台の発注を受け、1台は前事業年度に耐久サンプルとして納品を完了しておりましたが、改良を加えた2台目もカラー版として、納品を完了いたしました。また、短時間で微量のトリチウムを測定することが可能な連続計測器は、新生福島先端技術振興機構との共同事業において、更なる計測時間の短縮に成功し、国際的な需要も見据えて、引き続きより精度の高い計測技術の確立と販売活動に取り組んでまいります。 (資産) 当事業年度末における流動資産は、1,100,148千円(前事業年度末比14.6%減)となりました。これは、未収消費税等が119,515千円、仮払金が25,670千円、仕掛品が19,615千円、商品が17,691千円、販売用不動産が17,352千円減少したこと等によります。 固定資産は、292,386千円(同4.1%増)となりました。これは、投資有価証券が40,312千円増加し、長期預け金が22,414千円減少したこと等によります。 この結果、当事業年度末における総資産は、1,392,535千円(同11.3%減)となりました。 (負債) 当事業年度末における流動負債は、670,565千円(前事業年度末比18.7%減)となりました。これは、買掛金が32,615千円、未払金が58,688千円、仮受金が42,512千円減少したこと等によります。 固定負債は、4,270千円(同49.6%減)となりました。これは、長期借入金が6,160千円減少したこと等によります。 この結果、当事業年度末における負債合計は、674,836千円(同19.1%減)となりました。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は、717,698千円(前事業年度末比2.4%減)となりました。これは、資本金が249,995千円、資本準備金が249,995千円増加し、当期純損失559,333千円を計上したこと等によります。 (2) キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」)は、562,690千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において、営業活動の結果使用した資金は、447,479千円となりました。これは、税引前当期純損失の計上554,857千円、未収消費税の減少119,515千円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は、61,028千円となりました。これは、投資有価証券の取得による支出77,375千円、投資事業組合からの分配による収入28,036千円等があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において、財務活動の結果得られた資金は、517,374千円となりました。これは、株式の発行による収入495,367千円等があったことによるものです。 ヘルスケアソリューション事業は、メディカルシステム分野を主軸に今後も展開してまいります。また、「ONE Viewer」及び「ONE Payment」の拡販も継続推進してまいります。 メディカルシステム分野では、引き続き既存顧客の保守・販売展開を進めてまいります。主力である『PACS』(医療用画像管理システム)及び電子カルテなどのメディカルシステム開発及び販売に加えて、RIS(放射線科情報システム)、統合viewer・医用文書スキャンシステムを継続販売してまいります。医療DXへの新たな貢献として、胸部X線、脳MRIなどの医療画像をAIが解析し、医師の診断精度と診断効率の向上を強力に支援する医用画像診断AI「EIRLシリーズ」の販売を本格化し、医療機関の高度化を支援いたします。セキュリティ対策への取り組みとして、当社PACSに対して定期的にアクセスログを監視・分析を行い、不正な動作を検知するシステム提供を開始いたしました。さらに、ゼロトラスト型エンドポイントセキュリティ製品「APPGuard」の提案を強化し、ランサムウェア等の未知の脅威に対する強固な防御を実現することで、医療機関の事業継続性を支援いたします。 「ONE Viewer」は、当社ホームページに特設サイトを開設し、既存顧客のみならず新規顧客にも積極的に提案を行っております。サブスクリプション形式にすることや3ヶ月の無料トライアルを提供することで、導入のハードルを下げ、顧客がシステムの効果を実感できる環境を整えております。特設サイトでは詳細な製品情報や導入事例も紹介し、問い合わせには迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築しております。 また、シーメンスヘルスケア株式会社との業務提携により開始した、CT装置と生化学・免疫装置を同時搭載した移動型医療ソリューション(Advanced Mobility Solution)「Medical-ConneX(メディカル・コネクス)(シーメ ンスヘルスケア株式会社登録商標)」の販売も継続推進し、災害医療、離島僻地医療等の社会課題解決を目指してまいります。 地球環境ソリューション事業につきましては、GEOソリューション分野、エネルギー分野、原子力産業関連分野を主軸に今後も展開してまいります。GEOソリューション分野については、建設・土木・測量分野で多くの導入実績のあるPix4D社製ソフトウェア『PIX4Dmapper』は堅調な販売実績となっております。また、同社の次世代の画像処理ソフトウェア『PIX4Dmatic』と、スマートフォンやタブレット端末を用いたモバイル計測ソリューション『PIX4Dcatch RTK』が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、導入実績が増加をしていることや、幅広い分野のDX化による活用事例が増加をしていることから、従来の取引先である測量・建築業界のみならず、土地家屋調査士、文化財発掘調査等の新たな用途を創造し、市場の開拓・拡大の推進により、今後も更なる導入が期待され、既存製品のみならず就労人口の減少に向けた業務の省力化・DX化に関連した独創的で新規性のある商品やサービス事業の取り扱いなどを含め、引き続き事業を拡大してまいります。エネルギー分野は、再生可能エネルギーに対する太陽光発電所等のセカンダリーマーケットでの売買活動を今期も推進していく他、蓄電所関連市場への新規進出を検討してまいります。原子力関連分野のトリチウム分離技術においては、創イノベーション株式会社及び慶應義塾大学理工学部大村研究室と共同で研究を進めている技術を普及させることにより、福島第一原子力発電所のALPS処理水だけでなく、世界の重水炉等で大量に発生するトリチウムの回収と再利用を目指してまいります。また、高い耐放射線性能と小型・軽量・省エネの特長を持つマッハコーポレーション株式会社製の耐放射線カメラと、トリチウム等の連続計測器も、国内外に提供してまいります。 トリチウム分離技術、耐放射線カメラ、トリチウム連続計測器等の原子力産業関連技術製品の販売を推進し、原子力関連及び海外事業の拡大を今後も進めてまいります。 (3) 仕入、受注及び販売の状況 ① 仕入実績 当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) ヘルスケアソリューション事業   (千円)   394,006   67.5 地球環境ソリューション事業   (千円)   116,503   11.5 合計   (千円)   510,509   32.0 (注) 1  金額は実際仕入額によっております。 2  当社はシステム インテグレータであり、生産設備を保有していないため、生産実績等の記載は行っておりません。 3 セグメント間取引については、相殺消去しております。 ② 受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ヘルスケアソリューション事業   715,788   140.0   202,686   140.3 地球環境ソリューション事業   191,198   17.8   5,641   24.0 合計   906,986   57.2   208,327   124.0 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) ヘルスケアソリューション事業   (千円)   657,551   136.5 地球環境ソリューション事業   (千円)   209,048   19.3 合計   (千円)   866,599   55.4 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っております。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5[経理の状況]1[財務諸表等](1)[財務諸表][注記事項](重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ・財政状態及び経営成績の分析 財政状態及び経営成績の分析については、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](経営成績等の状況の概要)(1)財政状態及び経営成績の状況」の項目をご参照ください。 ・経営指標の分析 経営指標の分析について、当社では売上高と営業利益、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標としております。当事業年度業績は、売上高866,599千円(前年同期比44.6%減)、営業損失410,383千円(前年同期は844,815千円の損失)、自己資本利益率(ROE)△79.0%となりました。 売上高については、メディカルシステム分野における「PACS」等のシステム販売や保守案件の継続受注があったものの、利益率の高いシステム案件の獲得には至りませんでした。また、エネルギー分野における太陽光発電所販売の大型案件の減少や、移動型医療ソリューション「Medical-ConneX」の販売先の確約が得られなかったことにより、前年同期比で大幅な減収となりました。 営業損益については、営業コスト及び販売管理コストの削減により費用圧縮に努めましたが、売上高の大幅な減少により、営業損失を計上することとなりました。この結果、自己資本利益率にも影響が生じております。 ・キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの状況については、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](経営成績等の状況の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」の項目をご参照ください。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 2023年9月期   2024年9月期   2025年9月期 自己資本比率(%)   61.0   46.9   48.9 時価ベースの自己資本比率(%)   254.0   134.7   213.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   74.9   -   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   35.7   -   - (注)1 各指標の算出は以下の算式を使用しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い 2 2023年9月期の指標につきましては、連結ベースの財務数値により、2024年9月期及び2025年9月期につきましては、単体ベースの財務数値により算出しております。 3 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)で計算しております。 4 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 5 有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 6 利払いについては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 7 2024年9月期及び2025年9月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ・セグメント別の状況 セグメント別の状況については、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](経営成績等の状況の概要)(1)財政状態及び経営成績の状況」の項目をご参照ください。 ・資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社における資金需要の主なものは、仕入代金、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び新規事業の立ち上げやM&A費用等であります。当社の資金の源泉は、主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び増資による資金調達と金融機関からの借入による資金調達となります。 また、手元流動性資金(現預金残高)は、一定額を保持する方針であり、資金の流動性は十分に確保できていると考えております。 今後の重要な支出の計画につきましては、地球環境ソリューション事業においては新規案件の取得に加え、研究や開発、人材の確保にかかる費用、投資が想定されており、これらの必要資金についても、自己資金で賄いきれない部分については、長期安定的な方法により調達を行い、事業化を推進することが望ましいものと考えております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。