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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アルファ

ALPHA CO.,LTD.4760 · Standard · サービス業

スーパーマーケット等の小売業向け販促用品(POP広告)を企画・製作・販売する総合販売促進業。店頭での購買行動を支援。

概要

株式会社アルファは、1984年1月に岡山県岡山市で設立された総合販売促進企業である。スーパーマーケットなどの流通小売業を主な顧客とし、店頭で消費者の購買行動を促すPOP広告(ポスター、のぼり、POP等)の企画・デザイン・製作・販売を一貫して手がける。2024年8月期の連結売上高は約64億円、従業員数は334名。岡山本社のほか東京・大阪・名古屋・福岡など全国に支店網を持ち、近年はデジタル領域へも事業を拡大している。

「買いたい」を引き出す総合販促業という事業領域

アルファは「買いたい」をつくり続けることをミッションに掲げ、小売店頭における販売促進活動を総合的に支援する。主力はPOP広告(Point of Purchase advertising)で、消費者が商品を購入する瞬間に訴求するポスター、のぼり、タペストリー、デコレーションなどの企画・製作を手がける。単なる物販ではなく、メーカーと小売業のタイアップキャンペーンの企画提案や、デジタル技術を活用した抽選システムの運営まで含む幅広いサービスを提供する。

ポップギャラリー、別注、役務の3つの収益源

売上は大きく3つの区分から構成される。2024年8月期の実績では、ポップギャラリー製商品(カタログ品やオンライン販売)が2,778百万円で構成比43.6%、別注製品(顧客ごとにデザイン・製作する特注品)が2,359百万円で37.1%、役務サービス(キャンペーン運営やデジタルサービス等)が1,227百万円で19.3%となった。役務サービスは前年比15.0%増と成長が顕著であり、従来のモノ売りからサービス・デザインへのシフトが進んでいる。

関東地区に集中する顧客と多業種への展開

販売実績を地域別に見ると、2024年8月期は関東地区が3,862百万円と全体の60.7%を占める最大の市場である。次いで近畿地区703百万円、東海地区610百万円と続く。業種別では製造業(2,120百万円)と小売業(2,201百万円)がほぼ同規模で主要顧客層を形成し、卸売業、サービス業がそれに続く。アルファは全国8か所の支店・営業所を通じて、食品・飲料メーカーから百貨店、コンビニエンスストアまで幅広い業種へ販促ツールを提供している。

2024年8月期に利益を回復した財務体質

直近の業績推移を見ると、2021年8月期以降、売上高は58億円→56億円→54億円と減少傾向にあったが、2024年8月期には61億円、2025年8月期には64億円と回復基調にある。営業利益は2024年8月期に1億円、2025年8月期に2億円と黒字転換した。総資産は2025年8月期末で45億円、自己資本比率は明示されていないが、負債の内訳には短期借入金や電子記録債務が含まれる。財務の健全性は引き続き注視が必要である。

業界の中での役割は小売流通業界の販売促進を支えるPOP・店頭装飾の専門企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
64億円
営業利益
2億円
営業利益率
3.1%
純利益
1億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01流通小売業(スーパーマーケット等)主力

スーパーマーケット等の流通小売業を中心に、店頭や店内に設置する販売促進広告(ポスター、のぼり、POP等)の企画・製作・販売を行う。さらに、POP作成アプリ「POPKIT」の提供も開始。

日本初のPOP作成アプリサービス

主な製品・サービス5
ポスター
店頭や店内で販売促進のための情報を伝える印刷物。
のぼり
店頭などに設置し、商品やキャンペーンを訴求する布製の広告。
タペストリー
壁面などに飾る布製の装飾広告。
POP広告
購買時点で消費者に商品情報を伝える小型広告。ポスターやデコレーションなどの形態がある。
POPKIT(ポップキット)
日本初のPOP作成アプリサービス。ユーザーがスマートフォンやPCで簡単にPOPを作成できる。

製品と技術

標準化とカスタマイズの両軸を持つPOP製商品

アルファの主力製品は大きく「ポップギャラリー製商品」と「別注製品」に分かれる。ポップギャラリーは、常時取り揃えるカタログ品やオンラインショップで販売する標準品で、のぼり、ポスター、タペストリー、デコレーションなど多種多様。顧客はWeb上で簡単に注文でき、2024年8月期にはオンライン販売が伸長した。別注製品は、メーカーや小売業の個別ニーズに合わせて企画・デザインから一貫制作する特注品で、食品・飲料の販促キャンペーン向けが中心。両者を組み合わせることで、汎用性と独自性を両立している。

デジタルシフトを加速する新サービス群

アルファは1998年のFAXエクスプレスに続き、近年デジタル領域への投資を強化している。子会社POPKIT株式会社を設立し、日本初のPOP作成アプリ「POPKIT」を運営・提供。ユーザーがスマホやPCで簡単にPOPを作成・印刷できるサービスで、2025年5月にはAndroid版もリリースした。また、2024年7月にはWeb抽選システム「フェアマネ!」の事業譲渡を受け、クローズドキャンペーンのデジタル運営力を強化。これらのサービスは、従来の紙・リアル中心のビジネスモデルにデジタルの層を重ねる戦略の一環である。

店頭プロモーションを支えるクローズドキャンペーン運営

店頭プロモーション事業では、メーカーと小売業が共同で実施する消費者向けキャンペーンの企画・運営を手がける。特にクローズドキャンペーン(抽選式・応募式)が主力サービスとして定着しており、実店舗での紙媒体展開に加え、WebやSNSを活用したデジタル抽選システムへと進化している。キャンペーン事務局の運営業務も合わせて提供し、2024年8月期の役務サービス売上は1,227百万円と前年比15%増を達成した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 流通小売業(スーパーマーケット等)日本初のPOP作成アプリサービス

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

障害者雇用支援で存在感、低収益性課題

障害者雇用支援サービスを提供し、ジンジブやイシンなどと競合する。売上高61億円と一定規模だが、営業利益率1.64%と低く、収益性改善が急務。2025/8期は売上高64億円、営業利益率3.13%と改善見込みだが、依然低位。人材派遣・紹介事業が中心で、競合との価格競争や人材確保難が収益を圧迫している。

強み

  • 障害者雇用に特化したノウハウと実績を有し、企業ニーズに応える。
  • 法定雇用率の引き上げに伴い、障害者雇用需要は底堅く推移。
  • 人材紹介、派遣、コンサルティングなど総合的に支援可能。
  • 一定の大企業クライアントを抱え、信用力を活かした営業が可能。

課題

  • 営業利益率が1~3%と低く、事業効率化や高付加価値化が必要。
  • 障害者人材の獲得競争が激しく、紹介手数料が上昇し収益を圧迫。
  • ジンジブなど競合も多く、サービス内容が似通い顧客獲得競争が激しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がアルファ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
17090リグア15億円
24760アルファ14億円8.9倍
36190フェニックスバイオ14億円11.1倍
49250GRCS14億円
59610ウィルソン・ラーニング ワールドワイド14億円
6143Aイシン14億円286.9倍
79213セイファート14億円
89331キャスター14億円
99330揚羽13億円
107093アディッシュ13億円26.4倍
117362T.S.I13億円9.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

1984年、岡山の小さな会社からスタート

株式会社アルファは1984年1月、資本金500万円で岡山県岡山市桑野に設立された。創業時の目的は「広告等販売促進用品の企画、製作、販売」。発足当初は地元岡山を拠点に、小売店向けのPOP広告を中心に事業を始めた。同年10月には本社社屋と倉庫を岡山市桑野709番地6に竣工・移転し、生産・物流の基盤を整えた。この早期の設備投資が後の全国展開の足がかりとなる。

1985〜1991年、四大都市への支店ネットワーク形成

創業後わずか1年で東京営業所を開設し、続いて大阪、名古屋、九州と主要都市に営業所を新設した。1987年には東京営業所を支店に昇格させ、以降、大阪(1989年)、名古屋(1990年)、福岡(1991年)も支店化。各支店は拡張移転を繰り返しながら、地域密着型の営業体制を構築した。この時期に全国主要商圏をカバーする販売網が整い、売上拡大の基盤が固まった。

1991年、コンピュータPOP事業への進出

1991年9月、アルファは新規事業としてコンピュータを使ったPOP作成の請負と、手描きPOP講師派遣の業務を開始した。これは従来の紙媒体主体のPOP制作にデジタル技術を取り入れる試みであり、後のデジタル領域への展開の先駆けとなる。手描きPOPの講師派遣は、小売現場の従業員教育にも貢献し、顧客との関係強化につながった。

1996年の合併と物流センター稼働

1996年3月、アルファは形式上の存続会社である旧社名日本興発株式会社に吸収合併され、商号を再び株式会社アルファに変更した。同年9月には岡山物流センターを新設し、物流管理の効率化を図った。さらに北関東支店(関東支店)を新設し、関東エリアのサービス力を強化。これらの投資は、増加する受注に対応するための組織・物流基盤の整備であった。

1998年、FAXエクスプレスでPOP配信の革新

1998年10月、FAXを使ったPOP配信システム「FAXエクスプレス」を事業化した。これは遠隔地の店舗に瞬時にPOPデータを送信・印刷できるサービスで、当時としては画期的な仕組みだった。このシステムにより、アルファは顧客の店舗展開スピードに合わせた迅速な納品を実現し、競合との差別化を図った。続く1999年には広島支店を新設し、中国地方の営業拠点も拡充した。

年表19件を開く

1980年代

  • 1984年1月創業広告等販売促進用品の企画、製作、販売を目的として株式会社アルファを設立(資本金5百万円、本社所在地岡山県岡山市桑野516番地3)。
  • 1985年1月東京営業所を東京都港区に新設。
  • 1985年9月大阪営業所を大阪市淀川区に新設。
  • 1986年1月名古屋営業所を名古屋市中区に新設。
  • 1986年10月本社社屋及び倉庫を岡山県岡山市桑野709番地6に竣工し、移転。
  • 1987年1月九州営業所を福岡市博多区に新設。
  • 1987年10月東京営業所を東京都港区に東京支店として昇格移転。
  • 1989年4月大阪営業所を大阪市淀川区に大阪支店として昇格移転。

1990年代

  • 1990年7月名古屋営業所を名古屋市千種区に名古屋支店として昇格移転。
  • 1990年9月本社新社屋完成。
  • 1991年1月九州営業所を福岡市中央区に福岡支店として昇格移転。
  • 1991年9月新規事業としてコンピュータPOP作成、請負、手描きPOP講師派遣の業務を開始。
  • 1994年10月東京支店を東京都港区に拡張移転。
  • 1995年6月大阪支店を大阪市淀川区に拡張移転。
  • 1996年3月M&A株式の額面金額変更と単位株制度導入を目的として形式上の存続会社である旧社名日本興発株式会社に吸収合併され、株式会社アルファと商号変更する。
  • 1996年9月名古屋支店を名古屋市中区に拡張移転。福岡支店を福岡市博多区に拡張移転。物流管理の効率化を目的に岡山物流センターを岡山県岡山市に新設。
  • 1996年11月北関東支店(関東支店)を東京都港区に新設。
  • 1998年10月FAXエクスプレス(FAXを使ったPOP配信システム)の事業開始。
  • 1999年3月広島支店を広島市東区に新設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    購買行動全段階への価値提供

    従来の購買時点広告に加え、認知・興味・情報収集から継続購入・共有拡散までの各段階で顧客に価値を提供する新たな企画・サービスを創出する。

  2. 02

    主要3事業のブラッシュアップ

    POP GALLERY事業、店頭プロモーション事業、サービス・デザイン事業の付加価値を高め、現場主体の自由な発想で長期継続的な改善を行い競合との差別化を図る。

  3. 03

    デジタル領域の新サービス開発

    オンラインサイトへのシステム投資、WEB・SNSを活用したプロモーション、POP作成アプリ「POPKIT」のAndroid版リリースなどデジタル技術を駆使した事業を推進する。

  4. 04

    新事業・提携・M&Aの模索

    高付加価値な企画提案活動を強化するため、新サービスや事業提携・M&A等の機会を探る。

  5. 05

    人的資本への投資継続

    社員の人間力を原動力と位置づけ、教育投資・システム投資・人事制度構築に継続的に経営資源を投じる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で334人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は491万円で、9期前と比べて+0.5%平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月355
2017年8月361
2018年8月377
2019年8月48937.512.3373
2020年8月48137.912.7374
2021年8月45938.413.0365
2022年8月46839.213.9354
2023年8月47639.314.0351
2024年8月46939.914.135029
2025年8月49140.414.833460

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
岡山物流センター — 岡山市中区502百万円
本社 — 岡山市中区122百万円
その他施設 社宅、保養所他 — 岡山市中区他8百万円
仙台支店(仙台市宮城野区)他仙台支店主管1営業所0百万円
東京支店(東京都港区)他東京支店主管1営業所0百万円
名古屋支店(名古屋市中区)他名古屋支店主管3営業所0百万円
大阪支店 — 大阪市淀川区0百万円
広島支店 — 広島市東区0百万円
福岡支店 — 福岡市博多区0百万円
本社、配送センター — 東京都江戸川区0百万円
主な関係会社
  • 国内
    POPKIT(株)
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は64億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+100.0%。

売上高
+4.9%
64億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
3.1%
前期比 +1.5%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高66億円64億円
営業利益3億円2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は15億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q14−1−7.1−1
2023年4Q13−2
2024年1Q1715.91
2024年2Q1500.00
2024年3Q1500.01
2024年4Q1400.0−1
2025年2Q3213.11
2025年4Q3213.10
2026年2Q3326.11
2026年3Q1500.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は72億円から64億円へ89%に減った。直近期の営業利益率は3.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月7221
2013年8月7010
2014年8月6721
2015年8月6411
2016年8月7520
2017年8月7632
2018年8月7521
2019年8月7000
2020年8月61−4−6
2021年8月580−7
2022年8月56−1−1
2023年8月54−3−4
2024年8月61111.61
2025年8月64223.11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高64億円のうち、営業利益として残るのは2億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.9%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.9%23億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
39.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
8.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は5億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月10−214
2013年8月−2−23−43
2014年8月31−145
2015年8月3−2015
2016年8月30−335
2017年8月0−10−14
2018年8月10−114
2019年8月10016
2020年8月−422−26
2021年8月1−1107
2022年8月−2−11−36
2023年8月−3−12−44
2024年8月23−256
2025年8月−10−1−15

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は33.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月43232051.8
2013年8月47232448.6
2014年8月47232448.5
2015年8月47252253.1
2016年8月52242845.4
2017年8月53262748.4
2018年8月51262551.0
2019年8月52232945.6
2020年8月43192445.2
2021年8月38142436.2
2022年8月35112432.2
2023年8月38102825.8
2024年8月43142932.4
2025年8月45153033.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
30億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
38
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中96位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中433位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,569で、1年前と比べて-19.2%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥1,569+0.6%1ヶ月-1.3%1年-19.2%時価総額14億円
過去52週の値幅
安値¥1,510高値¥2,168

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.9倍
PER (会社予想)9.7倍
PBR0.92倍
配当利回り4.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-5.5%下落し、年初来安値(1510円)に接近。25日線(1619.84円)を約-3%下回り、上値抵抗が強まっている。週足では下降トレンドが続き、52週高値(2513円)からは-37%の水準。出来高は直近で2000〜3000株と低調で、売買が細っている。RSIは35.5と過熱感はないが、反発の兆しは限定的。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは8.94倍と業界平均22.50倍を大幅に下回り、PBRも0.92倍で割安圏。ROEは8.8%と同業界平均が不明だが、サービス業としては平均的。配当利回り4.46%は業界平均2.73%を上回り、配当性向37.1%と余裕がある。直近の純利益は1億円と小幅だが、黒字化しており改善傾向。割安なバリュエーションに加えて配当利回りの高さが魅力だが、収益規模の小ささがリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.9倍23.4倍
PER (予想)9.7倍
PBR0.92倍3.51倍
ROE8.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は増加傾向にあるものの、利益率は低く、株価は1年で約34%下落と低迷している。強気派は、売上拡大と利益率改善への期待から、業績の回復を予想する。一方、弱気派は、人材サービス業界の競争激化や法規制の強化、収益性の低さを指摘し、将来の成長に疑問を投げかける。2025年8月期の営業利益率は3%強と低く、競争力や付加価値の低さが懸念される。

プラスに働く材料7
  • 売上高の増加

    2024年8月期から増収傾向。事業拡大の余地がある。

  • 収益改善の兆し

    営業利益率が改善傾向にあり、構造改革の効果が出始めている。

  • 割安な株価水準

    PBRは0.9倍と1倍割れで、株価が純資産を下回っている。

  • 営業利益倍増、利益率3.13%へ改善通年影響

    売上高64億円で営業利益2億円(前期1億円から倍増)。営業利益率は3.13%と前期比1.49pt改善

  • 配当利回り4.46%の高水準通年影響

    配当利回り4.46%は預金金利を大幅に上回る。時価総額14億円と小さいが安定配当が株価を下支え

  • PBR0.92倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.92倍で1株純資産を8%下回る。ROE8.8%が継続すれば改善余地があるとの見方

  • 売上高3期連続増収継続影響

    売上高は54→61→64億円と増加。黒字化も達成し経営基盤が強化されている

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率は3%前後と低く、価格競争に晒されている。

  • 法的規制のリスク

    派遣法の規制強化で事業展開が制限される可能性がある。

  • 業績の不安定さ

    過去に赤字を経験し、安定した収益力の構築が課題。

  • 市場はEPS約8%減を予想2026/8期影響

    実績PER8.9倍に対し予想PER9.7倍、EPSは約8%減少の見込み。減益が株価の重し

  • 時価総額14億円と超小型継続影響

    時価総額14億円は東証上場でも極めて小型。流動性が低く需給で株価が大きく変動

  • 営業利益2億円と利益幅が薄い通年影響

    売上高64億円に対し営業利益2億円(率3.1%)。固定費増加で赤字転落のリスクがある

  • 外国人保有0.96%と低い継続影響

    外国人保有比率0.96%と低く、海外マネーの流入が限定的。需給が細く上値が重い

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の鍵を握り、事業の競争力を示す。
派遣稼働率
人材供給の需給動向を反映し、売上高に直結する。
単価上昇率
価格競争からの脱却と付加価値向上の度合いを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは4.46%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
4.46%
いまの株価に対して
配当性向
37.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月60
2017年8月7016.734.2
2018年8月60−14.344.4
2019年8月600.0114.2
2020年8月600.0
2021年8月40−33.3
2022年8月30−25.0
2024年8月5066.730.1
2025年8月6020.037.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ563人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.5%を占め、残る57.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他53.852.851.553.550.551.6
事業法人38.538.338.938.938.537.1
自己株式12.112.112.212.212.212.2
金融機関5.85.95.55.45.75.4
証券会社0.81.52.51.34.34.9
外国法人1.11.41.50.90.80.7
外国人個人0.00.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社タカオコーポレイション24.99
02株式会社シタナ5.46
03アルファ社員持株会4.63
04株式会社トマト銀行4.26
05浅野 薫2.96
06浜崎 正行2.82
07藤井 昌博2.50
08髙尾 宏和2.18
09白石 康信2.06
10株式会社ビザビ1.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1501%、1株純資産は14期で+577%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月102803.513.050.3
2013年8月42811.344.6137.1
2014年8月862,8553.021.757.8
2015年8月1093,1313.617.345.8
2016年8月−552,923
2017年8月2123,2026.910.434.2
2018年8月1353,2614.215.044.4
2019年8月92,9220.3182.8114.2
2020年8月−7592,390
2021年8月−8581,723
2022年8月−1661,411
2023年8月−4891,218
2024年8月1661,72111.310.330.1
2025年8月1591,8948.812.937.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/8期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浅野薫代表取締役会長8027,067
岡本悟征代表取締役社長 東日本企画営業部、西日本企画営業部、営業推進部、Can-a事業部担当55565
髙尾宏和取締役 執行役員 総務部、情報システム室、経営企画室担当兼経営企画室長5120,000
難波和彦取締役 執行役員 財務部、内部監査室担当兼内部監査室長65400
枝光恭宏取締役 執行役員 マーケティング部、ビジネスサポート部、WEB事業部、POPGALLERY事業部、メディア・デザイン部、業務部、業務管理部、物流部担当兼子会社統括部長561,200
橋本義明取締役67
安福勤監査役(常勤)67
有澤和久監査役64
青山智紀監査役52

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5868617
社外監査役315155
社外取締役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容610字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成され、広告等販売促進用品の企画、提案から販売までを行う総合販売促進業で、ポスター、のぼり、タペストリー、POPなどの販売を行っております。 当社グループの事業は、スーパーマーケット等に代表される流通小売業を中心としたユーザーが、販売促進を目的に店頭及び店内に設置する、販売促進広告に係るあらゆる宣伝・装飾物の企画・製作・販売であり、「総合販売促進業」と言えるものであります。 なかでも、一般消費者が店舗において購買を行うその時点に着目した販売促進ツール(POP広告(注))を主として取り扱っております。POP広告の形態は、ポスター、のぼり・幕類、デコレーション、イベントグッズ等、多種多様でありますが、店舗の季節性・活性化の演出や製商品の特徴・価格等、販売側が訴えたい事項を瞬間的かつ明確に消費者に伝え、集客・購買行動に結びつけることを最大の目的としております。 また、新たな販売促進として、IT関連分野での新事業となる子会社POPKIT株式会社を設立し、日本初のPOP作成アプリサービスPOPKIT(ポップキット)の運営・提供事業を開始致しました。 なお、当社グループは「広告等販売促進に係る事業」の単一事業部門で構成しております。 (注)POP広告:Point of Purchaseの略。購買時点の販売促進広告。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,703字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、“「伝える・伝わる・笑顔になる」をPOWER OF POPで実現する。”というビジョン実現に向けて事業活動を進めてまいります。そして、消費者・ショッパーに消費財を創出するメーカー、購買機会を提供する流通小売業とともに、消費者・ショッパーが心から“欲しい”そして“買いたい”と想う気持ち・笑顔を、未来にわたってつくり続けたいと考え、“「買いたい」をつくり続ける。”をミッションとして、企業活動を行っております。 これまでは、あらゆる素材・形態のPOP広告ツールを取り扱い、様々な業種を対象としてその企画・デザインから販売までを行う会社として事業活動をしてまいりました。今後は、POP広告事業の可能性を更に追求した事業活動を展開していく所存です。 具体的には、従来の購買時点広告(Point of purchase advertising 購買欲求、比較・検討、来店・購入の販促)の提供のみならず、その前後の購買行動(認知・共感、興味・関心、情報収集から継続購入、顧客化、共有拡散の各ステージ)における価値提供を行うべく、新たな企画・デザイン・サービス・提案を創り出していきます。 そして、創業以来提供してきた"製品をデザイン・製作してお届けする"というモノを提供する事業形態から、"モノ・サービスを通じて消費者・ショッパーに“欲しい”そして“買いたい”という気持ち・笑顔を与えられる、買う意味を心に残すこと"を実現できる事業形態へと、その歩を進めるよう、事業活動を行ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、提供する製商品・サービスの付加価値を測る尺度としての「売上総利益」と、事業活動を効率的に行った結果としての「営業利益」、そして効率性を表す数値として「総資産経常利益率」を重要な経営指標と捉えております。 当連結会計年度における各経営指標の実績につきましては、売上総利益は2,503百万円(前連結会計年度比2.6%増)、営業利益は234百万円(前連結会計年度比105.3%増)、総資産経常利益率は5.1%(前連結会計年度は2.6%)となっております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、POP広告業界における独自ポジション確立に向け、主要3事業である「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」、「サービス・デザイン事業」の付加価値創出に取り組んでまいります。そして、現場主体の自由な発想により、主要3事業のブラッシュアップを長期にわたり継続し、競合他社との差別化を実現し、当社顧客層への独自の価値提供を通じて、当社グループの収益性の向上を図ってまいります。 リスク管理面では、グループ従業員に対するコンプライアンス教育により法令遵守を徹底するとともに、内部統制システムにつきましても一層の充実と体制強化を図ってまいります。また、時代と共に変化する社会的な要請に対しても、ESG、SDGsやコーポレートガバナンスコードなどに照らし合わせ、継続して取り組みをしてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」、「サービス・デザイン事業」の主要3事業の付加価値創出に取り組むことを中長期の経営戦略としております。その達成のために、長期・継続的なブラッシュアップをするとともに、特に優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、今後社会的に重要性が高まるデジタル領域における製品・サービス、事業の開発であります。「POP GALLERY事業」におきましては、当社オリジナル製商品である「POP GALLERY」のオンラインサイトへのシステム投資の拡充を今後も進めてまいります。 「店頭プロモーション事業」におきましても、当社の主力サービスとして定着したクローズドキャンペーンのプロモーションについて、実店舗・紙媒体での展開から、WEBやSNSを利用したサービスや2024年7月にWEB抽選システム「フェアマネ!」の事業譲渡を受けるなど、デジタル技術を駆使したサービスへと今後も進化を進めるべく事業を推進してまいります。 「サービス・デザイン事業」におきましては、子会社POPKIT株式会社を設立し、当社オリジナルデジタルサービスとして、日本初のPOP作成アプリサービスPOPKIT(ポップキット)の運営・提供事業を開始し、一定の実績を残しております。 POPKITにおきましては新たな付加価値・サービスを提供すべく、2025年5月に新サービス「POPKIT Android版」をリリースするなど、引き続き開発投資等を進めてまいります。このように各事業におきまして、デジタル領域における新しいサービスの開発に取り組むとともに、新サービス・事業提携・M&A等を模索し、高付加価値企画提案活動の強化を図ってまいります。 また、リアル店舗での購買からECサイトでの購買へと消費・購買行動が劇的に大きく変容した場合、当社グループがおこなうリアル店舗・空間を基点としたプロモーション提供というビジネスモデルが根底から覆されるリスクもシミュレーションしながら事業活動をおこなう必要性があります。そして、WEB3.0、メタバース、NFT、仮想通貨に加え、現在急速に進化している生成AI等、新しい概念・技術革新が生まれており、ミッション・ビジョンに照らし当社として、どのような事業、可能性があるのか、検討してまいります。 しかしながら、これらの課題は当社グループのビジネスモデルの根幹にかかわる問題であり、その解決策や対処法は短期的に見出すことは極めて困難であり、継続的な対応をおこないながら、随時検討を進めてまいります。 そして、当社グループは、ミッションを“「買いたい」をつくり続ける。”と定め直し、“「伝える・伝わる・笑顔になる」をPOWER OF POPで実現する。”という当社ビジョン実現に向け、行動してまいりますが、その活動の原動力は付加価値を生み出す当社グループ社員の人間力であり、その人的資本が有効に機能するべく、教育投資・システム投資・人事制度構築等に対して継続的に経営資源を投じてまいります。
事業等のリスク2,942字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済・市場の状況について 当社グループは、一般消費者が店舗において購買を行う、その時点に着目した販売促進ツール(POP広告)を現状、主として取り扱っております。 当社グループの販売先は、近年、食料・飲料製造業など一般消費者を最終顧客とする製造業に対する販売活動に注力することにより、その比率を高めております。その一方で従来からの販売先であるスーパーマーケット等に代表される流通小売業の比率が依然高いことから、景気後退、消費低迷等により流通小売業の販促費予算が削減されPOP広告経費が削減された場合、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。2020年に発生しました新型コロナウイルスに端を発した景気後退と同程度の不況に見舞われた場合、当社グループの業績が大幅な営業赤字に陥る恐れがあります。 (2)別注製品の依存度について 別注製品は、個々のニーズに対応したデザイン制作を必要とするため、ポップギャラリー製商品と比べ売上総利益率が低くなっております。そして、クライアントからの個々のニーズをきめ細かく把握し、より付加価値の高い企画・デザインにするためにも、企画営業部、営業推進部、メディア・デザイン部等、数多くの部署の人員が携わり活動します。また、クライアントが指定するオーダーメイドの商材・提案となるため、競合他社が提供する商材・提案と競合することも年々多くなってきており、受注率にも影響することが今後も懸念されます。 当社グループとしては、専門性の向上や企画提案の強化によって、企画からデザインそして最終製作物としての別注製品の付加価値を高め、粗利率並びに受注率の向上を図っております。しかしながら、別注製品の需要動向並びに獲得した売上高・売上総利益によっては、当社グループの製商品の構成比が大きく変化し売上総利益率の変動等の影響により、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。この対策として、ポップギャラリー製商品の販売促進やPOPKIT(ポップキット)などの新サービスの開発・販売に注力し別注製品に過度に依存しない事業体制の構築に注力してまいります。 (3)ポップギャラリー製商品の在庫について 当社グループが取り扱うポップギャラリー製商品のポスター類・のぼり類は、季節に対応した製商品として一定量生産し、多くのユーザーに少量販売の体制をとっており、随時デザインの見直しによる入れ替えを行っております。 生産につきましては売れ筋を見極めた厳正な管理を実施しておりますが、製商品の入れ替えに伴い在庫処分が発生することがあります。 また、近年ユーザーニーズの多様化により、イベント品・プレミアム品を中心に品揃えを充実させておりますが、魅力がなくなった製商品は、在庫処分として売却損や廃棄損を計上することがあり、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。さらに、在庫販売を基本とするポップギャラリー製商品の販売金額が落ち込み、想定よりも資金化に時間を要する場合には、在庫評価損を計上し、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)製商品の欠陥について 当社グループが取り扱う製商品・サービスの品質管理には十分注意しておりますが、万が一、不良品やサービスミスが発生した場合には、製商品の作り直し、回収費用、廃棄、値引き等の負担がかかる可能性があります。 受注金額の大きな案件において上記事象が発生した場合には、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループにおける事業品質の維持及び向上のため、継続的な改善の取り組みをしております。 (5)DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴うデータ及びデジタル技術の活用について 近年DX導入の必要性が強く要請されておりますが、当社グループが属する業界や取り扱う製商品・サービス分野においても、データ及びデジタル技術を活用した事例が増えてきております。消費者の購買行動自体が新型コロナウイルス感染症拡大の影響を強く受け行動が変容し、実際の購買行動も実店舗からの購入に加え、ECサイトからの購入が増加するなど顕著な変化が見受けられます。また消費者の購買行動はデータ活用によりますます可視化されていきます。このような環境の中、当社グループにおいても、実店舗における従来の販促商品・サービスに加え、デジタル領域におけるデータ活用・販促サービスの提供をする必要に迫られます。 当社グループにおいても、WEBサービスPOPKIT(ポップキット)の提供を開始しております。今後も既存事業におけるデータ・デジタル技術の活用に加え、新しいサービスの開発や事業提携、M&A等も検討してまいりますが、デジタル分野の技術革新はその速度が極めて速く、当初優位性を持った商品・サービス・事業が急速に陳腐化し、無形固定資産の減損等の発生リスクもあることから、慎重に事業活動を進めてまいります。 (6)季節要因の影響について 当社グループの主たる販売先は、スーパーマーケット等に代表される流通小売業の他、食料・飲料製造業など一般消費者を最終顧客とする製造業などです。 近年製造業に対する販売活動に注力することにより、売上高に占める比率は高まってきており、通年での売上実績の獲得が期待できますが、慣例的行事やイベントの集中する上半期(歳暮・クリスマス・年末年始・成人式・バレンタインデー)に流通小売業に対する売上実績や販促企画に伴う売上実績が集中するという、季節要因の影響は依然として残っており、売上高及び営業利益が上半期に偏る傾向があります。従いまして、上半期に営業利益が赤字となった場合、通期業績においても営業利益が赤字に陥る恐れがあります。このため、下半期に売上・営業利益の獲得が見込めるメーカー向け企画提案のさらなる推進やPOPKIT(ポップキット)等の新サービスの販売により、通期で営業利益が獲得できる事業体制の構築に注力してまいります。 (7)法的規制について 当社グループは、下請代金支払遅延等防止法、個人情報の保護に関する法律、著作権法等の法令及び諸規制の重要性を認識し、厳格な管理のもとで運用に努めています。コンプライアンスの重要性を含めて社員教育を実施するとともに、管理状況に関する監視と不具合の継続的改善に一層の徹底を図ってまいります。 しかしながら、各種法令・諸規制に対して事故が発生した場合には信頼性の低下に伴う売上高の減少や損害賠償の請求を受けるなど、当社の業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、WEB3・0、メタバース、NFT、仮想通貨、生成AI等、新しい概念・技術革新が生まれており、これらの領域や新技術を利用し、事業活動を行う場合、関係法令等の慎重な確認・検討が必要となります。
経営成績の分析 (MD&A)6,308字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (経営成績) 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う社会経済活動の正常化により、人流の活発化や景気の持ち直しが見受けられた一方で、原材料及びエネルギーコスト等が高止まりしていることに加え、実質賃金も伸び悩んでいる状況にあり、また、世界的な景気後退リスクが依然あることから先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループはクライアントとの接触・商談件数を増加させ、メーカー・小売業のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注強化やPOPKITの拡販など、販促製品・サービスを組み込んだ企画・提案に注力してまいりました。 ポップギャラリー製商品におきましては、オンラインショップ(WEB受注)の売上が増加し、また人流の活発化を要因としたノベルティ需要の取り込み等により、売上高は2,778百万円(前連結会計年度比1.2%増)、構成比で43.6%となりました。 別注製品におきましては、前連結会計年度に続き食品、飲料等のメーカーへの接触・商談件数を増加させることに加え、他業態への営業を強化し、キャンペーンを中心とした販促施策の受注獲得等により、売上高は2,359百万円(前連結会計年度比2.1%増)、構成比で37.1%となりました。 役務サービスにおきましては、デジタル技術及びSNSを利用したキャンペーンの促進による事務局運営業務の実績は前連結会計年度並みにとどまりましたが、POPKIT個人向けサービスの契約やデザイン受注が引き続き堅調に推移したこと等により、売上高は1,227百万円(前連結会計年度比15.0%増)、構成比で19.3%となりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は6,365百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。 損益面では、売上高増に伴う売上総利益の増加に加え、前連結会計年度に引き続き販売費及び一般管理費の抑制を図ったこと等により、営業利益は234百万円(前連結会計年度比105.3%増)、また、経常利益は224百万円(前連結会計年度比115.5%増)となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度において固定資産売却益が多額であったことや、法人税等調整額の影響により127百万円(前連結会計年度比4.2%減)となりました。 なお、当社グループは広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。 (生産、仕入及び販売の実績) 当社グループは広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。 単一セグメント内製品区分     当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) ポップギャラリー製品(千円)   678,803   114.9 別注製品(千円)   2,106,013   101.6 合計(千円)   2,784,817   104.5 (注)上記の金額は販売価格で表示しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を単一セグメント内の商品別に示すと次のとおりであります。 単一セグメント内商品区分     当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) ポップギャラリー商品(千円)   1,723,693   106.2 (注)上記の金額は仕入価格で表示しております。 c.販売実績 1)品目別売上高 当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の製・商品別に示すと次のとおりであります。 単一セグメント内製品・商品区分     当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) ポップギャラリー製商品(千円)   2,778,621   101.2 別注製品(千円)   2,359,132   102.1 役務サービス(千円)   1,227,251   115.0 合計(千円)   6,365,005   103.9 (注)数量の表示は、取扱品目が多岐にわたり記載が困難なため省略しております。 2)地域別売上高 当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の地域別に示すと次のとおりであります。 単一セグメント内地域区分     当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) 北海道・東北地区(千円)   331,118   107.4 関東地区(千円)   3,862,296   109.8 甲信越・北陸地区(千円)   159,813   102.1 東海地区(千円)   610,178   113.8 近畿地区(千円)   703,257   81.4 中国・四国地区(千円)   419,704   95.8 九州・沖縄(千円)   278,638   92.2 合計(千円)   6,365,005   103.9 (注)上記の区分は、当社グループ販売先の住所によっております。 3)業種別売上高 当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の業種別に示すと次のとおりであります。 単一セグメント内業種区分     当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) 製造業(千円)   2,120,711   94.8 卸売業(千円)   750,603   106.0 小売業(千円)   2,201,430   108.9 飲食業(千円)   55,230   110.1 サービス業(千円)   1,024,399   111.5 その他(千円)   212,630   111.5 合計(千円)   6,365,005   103.9 (財政状態) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ258百万円増加し4,533百万円となりました。 流動資産は、現金及び預金が134百万円減少したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が31百万円増加したこと、商品及び製品が43百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ50百万円減少し2,365百万円となりました。 固定資産は、投資その他の資産で投資有価証券が45百万円減少したこと、退職給付に係る資産が358百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ308百万円増加し2,167百万円となりました。 流動負債は、電子記録債務が48百万円増加したこと、短期借入金が50百万円減少したこと、1年内返済予定の長期借入金が49百万円増加したこと、未払消費税等が39百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ13百万円増加し1,954百万円となりました。 固定負債は、長期借入金が28百万円減少したこと、繰延税金負債が133百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ105百万円増加し1,056百万円となりました。 純資産は、利益剰余金が87百万円増加したこと、退職給付に係る調整累計額が48百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ139百万円増加の1,523百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、134百万円減少し、当連結会計年度末は508百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果使用した資金は100百万円(前連結会計年度は166百万円の獲得)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が224百万円となったこと、退職給付に係る資産の増加額269百万円、売上債権の増加額31百万円、棚卸資産の増加額40百万円、未払消費税等の減少額39百万円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果得られた資金は34百万円(前連結会計年度比261百万円減)となりました。これは、無形固定資産の取得による支出11百万円、投資有価証券の償還による収入50百万円があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は68百万円(前連結会計年度比171百万円減)となりました。これは、短期借入金の純減少額50百万円、長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出278百万円があったこと等によるものです。 ③資本の財源及び資金の流動性についての分析 イ 資金需要 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製作に係る労務費及び外注加工費、商品仕入、販売費及び一般管理費でありますが、不稼働在庫の圧縮による在庫適正化の推進、仕入先との価格交渉、各種経費削減施策の実施により、必要資金の削減に努めており、資金需要が想定外に大きく伸びる状況にはないものと考えております。 ロ 財務政策 当社グループは、運転資金につきまして、内部資金、または短期借入金及び長期借入金により調達することとしております。 流動資産(除く現金及び預金)から流動負債(除く借入金)を控除した運転資本は、前連結会計年度及び当連結会計年度の末日において、それぞれ410百万円、481百万円であり十分な運転資本を確保しております。 また当社グループでは、取引金融機関との間で当座貸越契約を締結し、必要となる運転資金の融資枠を確保することで安定した資金繰りの維持に努めております。 (2)経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たりましては、連結決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に繰延税金資産の回収可能性、貸倒引当金、賞与引当金等各種引当金であり、継続して評価を行っております。 なお、見積り及び判断・評価については過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは第5 経理の状況 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループでは、主要3事業である「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」、「サービス・デザイン事業」をブラッシュアップするとともに、流通小売業、製造業からその他業界に顧客層を拡げるなど、デジタル技術を活用した新規事業を推進すべく事業に取り組んでおります。 具体的には「POP GALLERY事業」においては、全国の営業拠点を活用したリアルな販売活動を行うと同時に、外部ECサイトを含めたPOP GALLERYオンラインというWEB経由の販売に注力しております。店頭プロモーション事業においては、企画営業部、営業推進部、メディア・デザイン部が相互に連携し、組織としての企画提案に注力し、価値提供をする顧客層を拡げております。サービス軸においては、クローズドキャンペーンが当社主力サービスとして確立しており、SNS等のデジタル領域への拡張に注力しております。また、サービス・デザイン事業においては、メディア・デザイン部が提供するデザインや動画POPなどデジタル技術を活用したサービスを展開するとともに、WEBサービスPOPKIT(ポップキット)など、新たなデジタルサービスの開発・提供に注力しております。 当連結会計年度の経営成績等は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う人流の活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、売上高は増収となり、営業損益以下については、営業損益、経常損益で増益となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては法人税等調整額の影響により減益となりました。 既存事業においては、「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」を基軸とした事業展開を継続してきたことや、人流の活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、事業を拡大することができました。 デザイン・サービス事業におきましては、WEBサービスPOPKIT(ポップキット)の新アプリが好評を得ており、引き続き拡販に努めてまいります。 また、地域別と業種別の売上については以下のとおりです。 地域別では、売上高は関東地区と東海地区が牽引し、売上増加を実現しました。 当社グループでは、全国ネットの営業拠点を保持し販売活動を行っております。東京を中心とした大都市圏においては、大口顧客への取引深耕、製造業向けの販促キャンペーン等の推進により、特に関東圏において、大きく売上を伸長することができました。また、地方圏においては、小売業、サービス業が多く、従来から景況感に敏感に左右される傾向がありましたが、人流活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、売上を引き続き伸長することができた地域とできない地域がございました。 業種別販売実績については、製造業を除き、前連結会計年度を上回りました。当社グループでは、販促キャンペーンの促進により、製造業の比率を上げる施策を継続しております。製造業向けの売上は一部大口取引の実績がなかったこと等により前連結会計年度の実績を下回りましたが、その他の業種につきましては、販促キャンペーンの促進により前連結会計年度の実績を上回っており、製造業を含めその他業態についても、販促キャンペーンの促進に引き続き注力してまいります。 また、当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業活動のための適切な資金確保、流動性並びに健全な財政状態を常に目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出を最優先事項として考えております。なお、当連結会計年度末の現金及び預金残高は909百万円であり、十分な流動性を確保している状況であることから、健全な財務状況と認識しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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