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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ナイガイ

NAIGAI CO.,LTD.8013 · Standard · 繊維製品

靴下・繊維製品の専門商社。自社ブランドとライセンスブランドを国内外に展開し、卸売と小売・通販の両輪で事業を営む。

概要

ナイガイは、1920年に名古屋で内外編物株式会社として創業した靴下メーカーである。現在は靴下を中心とする繊維製品の卸売りと小売りを両輪とし、百貨店・量販店向け卸売りに加え、直営店やECサイトでの小売りも手掛ける。東京都港区に本社を置き、連結従業員数164名、2026年1月期の売上高は約132億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、タイや中国に生産子会社を有する。子会社6社を傘下に収め、ゴム糸製造や物流、革製品ECなど多角化している。

卸売り事業の収益構造と課題

ナイガイの売上の約8割を占める卸売り事業は、百貨店向けと量販店向けに大別される。百貨店販路は「構造改革事業」に位置づけられ、消費者の節約志向やインバウンド需要の鈍化により厳しい状況が続いている。2026年1月期の卸売り事業売上高は108億3900万円(前期比0.8%減)、営業損失は2億2400万円に拡大した。一方、量販店販路は「成長加速事業」として大手チェーン向けOEM・ODMが好調で、タビオ社向け卸販売や海外輸出も拡大している。また、子会社RONDEX(Thailand)CO.,LTD.は靴下用ゴム糸を製造し、株式会社インテクストは物流を担当する。卸売り事業全体としては、不採算売場の見直しと収益性重視の構造改革を進めている。

小売り事業の急成長と店舗戦略

小売り事業は、直営店(育成事業)とEC事業(成長加速事業)で構成される。2026年1月期の売上高は25億1700万円(前期比12.5%増)、営業利益は8700万円(同235.6%増)と急成長した。直営店は期末7店舗体制で、収益性を重視した出店戦略に転換。EC事業では、レッグECがAmazonでの「ポロ・ラルフローレン」販売や生成AIを活用したSNS販促で好調。バッグECでは革製品に加え布帛バッグを扱うセレクトショップ「Tabinone」を開設し、顧客層を拡大している。子会社センティーレワン株式会社も革製品ECを展開。小売り事業は全体の売上構成比を高めており、今後の成長エンジンとして期待される。

海外生産とグローバル展開

ナイガイの生産拠点は、タイのRONDEX(Thailand)CO.,LTD.と中国山東省の青島美内外時装有限公司(2015年に合弁解消)など海外に広がる。RONDEXは靴下用ゴム糸の製造・販売を行い、同社の技術は1936年に販売を開始したゴム入り靴下に端を発する。また、中国浙江省に設立した諸曁市龍的絲橡筋有限公司は2011年に解散したが、香港にNAIGAI APPAREL(H.K.)LTD.、台湾に台北内外發展股份有限公司を置く。海外販路では、タビオ社向け靴下供給やアジア市場向けEC販売を拡大中。一方、国内では静岡ナイガイや広島ナイガイなど地域販社を整理し、適地適産化によるサプライチェーン強化を図っている。

財務体質と中期経営計画

ナイガイの売上高は過去10年間で170億円前後から130億円前後に減少している。2021年1月期には新型コロナの影響で117億円まで落ち込んだ後、135億円→127億円→130億円→132億円と推移。利益面では、2018年1月期に6億円の純利益を計上したが、その後は赤字と小幅黒字を繰り返している。2026年1月期の自己資本比率は55.6%、1株当たり純資産は879円。経営目標として連結経常利益率3%以上の安定的達成を掲げ、第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」の下、育成事業・成長加速事業・収益深耕事業・構造改革事業の4つに分類した事業ポートフォリオ戦略を推進中である。復配実現も課題として挙げられている。

業界の中での役割は繊維製品の製造・卸売・小売を担うアパレルメーカー商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
134億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.7%
純利益
1億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
卸売り事業108億円81.2%-2億円-1.9%
小売り事業25億円18.8%1億円4.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01卸売り主力

自社ブランド、ライセンスブランドの靴下やエプロン、パジャマなどを国内外の協力メーカーに生産委託し、百貨店・量販店・専門店に卸売り。一部は海外へ輸出。

主な製品・サービス2
靴下
多様なデザイン・機能の靴下。自社ブランドやライセンスブランドで展開。
エプロン・パジャマなど
靴下以外の繊維製品も取り扱い。

02小売り準主力

直営店での靴下販売に加え、インターネット通販・カタログ通販で一般消費者に直販。子会社が革製品の通信販売も行う。

主な製品・サービス1
直営店・通販
靴下を中心とした自社製品の直販。

製品と技術

靴下の商品ラインアップ

ナイガイの主力製品は靴下である。自社ブランドのほか、「ポケットモンスター」や「Champion」などのライセンスブランドソックスを展開する。機能性分野では、2025年より販売開始した「整 Healingwear」シリーズが位置づけられる。ストッキングは戦後のナイロン糸導入以来の伝統製品であり、現在も百貨店・量販店向けに幅広い価格帯を提供する。EC向けには「ポロ・ラルフローレン」ブランドのソックスをAmazonで販売し、好調な伸びを示している。また、OEM・ODMとして他社ブランドの靴下も生産する。

ゴム糸技術とロンデックス事業

ナイガイの子会社RONDEX(Thailand)CO.,LTD.は、靴下の伸縮性を支えるゴム糸を専門に製造している。この技術の起源は1936年に販売を開始したゴム入り靴下にあり、1947年に設立された内外ゴム糸工業(後の株式会社ロンデックス)に引き継がれた。2001年にロンデックスを吸収合併した後も、タイ現地法人が生産を継続。現在は靴下向けゴム糸に加え、工業用途への応用も視野に入れた研究開発を進めている。ゴム糸事業は「育成事業」の一角を占め、新規ビジネス創出が期待される。

ホームウェアとその他繊維製品

靴下以外の主力製品として、パジャマやエプロンなどのホームウェアがある。これらの製品は主に百貨店や量販店向けに卸売りされ、ナイガイの商品ポートフォリオの一部を構成する。2025年現在、ホームウェア事業は「構造改革事業」に位置づけられ、パジャマ分野の深耕と新規販路開拓が進められている。また、子会社センティーレワン株式会社は革製品のインターネット通販を手掛け、バッグEC事業として布帛素材のバッグを扱うセレクトショップ「Tabinone」も運営している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

繊維製品で専業、小規模ながら安定

ナイガイは繊維製品業界の中でも特化型の専業メーカーで、売上高130~134億円と小規模。同業のグンゼやユニチカが総合繊維として規模を有するのに対し、ナイガイはニッチ分野に集中し、収益率は低いが安定した事業基盤を持つ。直近の営業利益率は0.76%と低水準で、2026年1月期は営業赤字見込み。業界内では差別化が難しく、収益力向上が課題。内需依存度が高く、海外展開は限定的。

強み

  • 売上高130億円前後で推移し、大きな変動が少ない。
  • 大手が手掛けない特殊繊維製品で差別化を図る。
  • 財務体質が堅実で、自己資本比率が高いと推測される。
  • 既存顧客との関係が強固で、リピート受注が見込める。

課題

  • 営業利益率1%未満で、2026年は赤字見込み。収益改善急務。
  • 売上高がほぼ横ばいで、新規市場開拓が不十分。
  • 海外売上比率が低く、成長市場へのアクセスが限定的。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がナイガイ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18040東京ソワール40億円110.0倍
23524日東製網39億円5.7倍
33202ダイトウボウ39億円42.2倍
43607クラウディアホールディングス34億円5.2倍
53577東海染工34億円14.9倍
68013ナイガイ30億円56.6倍
73409北紡29億円
83600フジックス25億円
93598山喜25億円
10442Aクラシコ17億円
113111オーミケンシ12億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

1920年創業と靴下製造開始

ナイガイの起源は1920年8月、名古屋市に設立された内外編物株式会社である。創業当初から靴下の製造販売を手掛け、翌1921年2月には名古屋工場を開設(1943年閉鎖)。1923年3月に東京販売所、1926年4月に大阪販売所を開設し、販路を拡大した。1935年5月には本社を東京銀座へ移転し、全国展開の基盤を固めた。1936年8月にはゴム入り靴下の販売を開始。これは後に子会社ロンデックスで継承されるゴム糸技術の原点となる。1943年9月には浜松工場を開設し、戦時体制下でも生産を継続した。

戦後復興と株式上場

1947年11月、内外ゴム糸工業株式会社(後の株式会社ロンデックス)を設立し、ゴム糸事業を分離。1949年5月には東京・大阪・名古屋の各証券取引所第一部に株式を上場し、資金調達力を高めた。1952年5月、輸入ナイロン糸によるストッキングの生産を開始。これは日本の靴下業界におけるナイロン化の流れに乗る重要な転機となった。1957年1月、本社を千代田区内神田に新築移転し、オフィス機能を強化した。

グループ企業の設立と商号変更

1967年2月、静岡内外編物販売株式会社(後の株式会社静岡ナイガイ)を設立し、地方販売網を強化。1975年5月には株式会社浜松ナイガイを設立した。1979年1月ナイガイアパレル株式会社、1985年9月には商号を内外編物株式会社から株式会社ナイガイに変更し、ブランド名と社名を統一した。1986年5月には香港にNAIGAI APPAREL(H.K.)LTD.を設立し、海外生産の足掛かりを築いた。この時期、子会社による物流・販売機能の分社化が進んだ。

上場廃止と会社分割による再編

2001年4月、株式会社ロンデックスを吸収合併し、ゴム糸事業を本体に統合。同年タイにRONDEX(Thailand)CO.,LTD.を設立し、海外生産を本格化した。2003年5月に名古屋証券取引所、2004年に大阪証券取引所の上場を廃止し、東京証券取引所第一部単独上場となった。2004年2月には会社分割により株式会社東京ナイガイ、大阪ナイガイ、名古屋ナイガイ、福岡ナイガイを設立し、地域別販売体制を構築。同年株式会社浜松ナイガイを解散した。

中国進出とグループ再編の加速

2005年3月、中国山東省に青島美内外時装有限公司を設立し、縫製生産を開始。同年浙江省にも諸曁市龍的絲橡筋有限公司を設立した(2011年解散)。2006年1月には上海に上海奈依尓貿易有限公司を設立。同年本社を台東区柳橋へ移転。2007年2月、サード・プランニングなど6社を吸収合併し、商号を株式会社ナイガイマートに変更。同時に株式会社ナイガイ・イムを設立し、センティーレワン株式会社を完全子会社化。静岡ナイガイを解散するなど、グループの大規模な再編を実施した。

2008年以降の統合と持続的成長への挑戦

2008年2月、ナイガイアパレルとナイガイマートを吸収合併し、事業を一本化。2009年3月には台湾に台北内外發展股份有限公司を設立。2011年1月、株式会社NAP(後の吸収合併対象)を設立。2015年9月、青島美内外時装の合弁解消、株式会社ナイガイ・イムを解散し、本社を港区赤坂へ移転。2021年2月に株式会社NAPを吸収合併。2022年4月の東証市場区分見直しではスタンダード市場に移行した。2025年2月には第6次中期経営計画を公表し、2030年に向けたビジョンを掲げている。

年表42件を開く

1920年代

  • 1920年8月創業名古屋市に靴下の製造販売を目的として内外編物株式会社を設立
  • 1921年2月名古屋市に工場を開設(1943年閉鎖)
  • 1923年3月東京都千代田区に東京販売所を開設
  • 1926年4月大阪市に大阪販売所を開設

1930年代

  • 1935年5月東京都中央区銀座に本社を移転
  • 1936年8月ゴム入り靴下の販売を開始
  • 1939年5月名古屋市に名古屋支店を開設

1940年代

  • 1943年9月浜松市に浜松工場を開設
  • 1947年11月創業内外ゴム糸工業株式会社(1987年10月に商号を株式会社ロンデックスに変更)を設立
  • 1949年5月上場株式を上場(東京・大阪・名古屋市場第一部)

1950年代

  • 1952年5月輸入ナイロン糸によるストッキングの生産を開始
  • 1957年1月東京都千代田区内神田に社屋を新築し、本社を移転

1960年代

  • 1967年2月創業静岡内外編物販売株式会社(株式会社静岡ナイガイ)を設立

1970年代

  • 1975年5月創業株式会社浜松ナイガイを設立
  • 1979年1月創業ナイガイアパレル株式会社を設立

1980年代

  • 1980年1月創業株式会社広島ナイガイを設立
  • 1985年9月商号変更商号を内外編物株式会社から株式会社ナイガイに変更
  • 1986年5月創業香港にNAIGAI APPAREL(H.K.)LTD.を設立
  • 創業株式会社越谷流通サービス(現 株式会社インテクスト)を設立

2000年代

  • 2001年4月M&A株式会社ロンデックスを吸収合併
  • 創業タイにRONDEX(Thailand)CO.,LTD.を設立
  • 2002年12月創業サード・プランニング株式会社を設立
  • 2003年5月上場名古屋証券取引所の上場廃止
  • 2004年2月創業会社分割により、株式会社東京ナイガイ、株式会社大阪ナイガイ、株式会社名古屋ナイガイ及び株式会社福岡ナイガイを設立
  • 上場大阪証券取引所の上場廃止
  • 株式会社浜松ナイガイを解散
  • 2005年3月創業中国山東省に青島美内外時装有限公司を設立
  • 創業中国浙江省に諸曁市龍的絲橡筋有限公司を設立
  • 2006年1月創業中国上海市に上海奈依尓貿易有限公司を設立
  • 東京都台東区柳橋に本社を移転
  • 2007年2月M&Aサード・プランニング株式会社、株式会社東京ナイガイ、株式会社大阪ナイガイ、株式会社名古屋ナイガイ、株式会社福岡ナイガイ及び株式会社広島ナイガイを吸収合併し、商号を株式会社ナイガイマートに変更
  • 創業会社分割により、株式会社ナイガイ・イムを設立
  • M&Aセンティーレワン株式会社の株式を取得、完全子会社化
  • 株式会社静岡ナイガイを解散
  • 2008年2月M&Aナイガイアパレル株式会社及び株式会社ナイガイマートを吸収合併
  • 2009年3月創業台湾に台北内外發展股份有限公司を設立

2010年代

  • 2011年1月諸曁市龍的絲橡筋有限公司を解散
  • 創業株式会社NAPを設立
  • 2015年9月東京都港区赤坂に本社を移転 青島美内外時装有限公司の合弁を解消
  • 株式会社ナイガイ・イムを解散

2020年代

  • 2021年2月M&A株式会社NAPを吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益率3%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオ戦略による収益構造の転換

    5つの事業(育成・成長加速・収益深耕・構造改革・NB開発)に分類し、百貨店自主運営拡大、直営店のOMO推進、量販店・EC販路拡大、海外展開、不採算売場の見直し等を通じて収益基盤を再構築する。

  2. 02

    自社ブランド商品の開発と拡販

    R&Dの迅速化、オンライン・オフラインでのテストマーケティング、機能性エビデンス取得により差別化された自社商品を開発し、早期市場投入と販売拡大を図る。

  3. 03

    タビオ社との協業促進

    協業型店舗の出店加速、タビオ店舗・ECでの当社靴下販売強化、百貨店婦人靴下売場でのコンバインショップ出店を推進する。

  4. 04

    サプライチェーンの適地適産化

    国内生産体制強化による迅速供給と、海外生産最適化による「ジャパンクオリティ×ベストプライス」を実現する。

  5. 05

    サステナビリティ経営の推進

    CSVの考え方に基づき、人権・環境など社会的課題を経営課題と位置づけ、事業活動を通じた解決とリスク管理を継続的に行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で164人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は563万円で、9期前と比べて9.4%平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は13.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月268
2018年1月274
2019年1月232
2020年1月62246.218.7222
2021年1月55445.517.1209
2022年1月46146.717.9192
2023年1月47046.416.9160
2024年1月49447.517.2154
2025年1月56546.816.015664
2026年1月56345.813.7164−61

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 2 / 海外 4、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
タイ工場 — タイ王国173百万円
卸売り事業
東京オフィス — 東京都 港区7百万円
卸売り事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱インテクスト(注)2
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    センティーレワン㈱(注)2
    大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NAIGAI APPAREL (H.K.)LTD.(注)2
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    RONDEX(Thailand) CO.,LTD.(注)2
    タイ王国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海奈依尓貿易 有限公司(注)2
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台北内外發展股份 有限公司
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は134億円営業利益-1億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.5%、利益が-200.0%。

売上高
+1.5%
134億円
営業利益
-200.0%
-1億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
-0.7%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高155億円134億円
営業利益1億円-1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+17.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q29−1−3.40
2024年2Q30−1−3.3−1
2024年3Q3000.00
2024年4Q412
2025年1Q29−1−3.4−1
2025年2Q31−1−3.2−1
2025年4Q7234.23
2026年2Q60−3−5.0−3
2026年4Q7422.74
2027年1Q34−2−5.9−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は173億円から134億円へ77%に減った。直近期の営業利益率は-0.7%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月17311
2014年1月17511
2015年1月17411
2016年1月17521
2017年1月16821
2018年1月17056
2019年1月17444
2020年1月167−2−4
株式会社NAPを吸収合併
2021年1月117−17−18
2022年1月13501
2023年1月127−12−16
2024年1月13021
2025年1月132120.81
2026年1月134−1−1−0.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高134億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.4%85億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.3%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.7%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.6pt
-0.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
0.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
0.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが−3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は30億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月1−26−132
2014年1月−6−1−6−720
2015年1月5−1−1425
2016年1月1−1−2023
2017年1月11−1−11032
2018年1月7−1−2636
2019年1月47−11146
2020年1月−114−1−738
2021年1月−3−121−454
2022年1月−50−9−541
2023年1月−5−14−639
2024年1月−4−1−2−534
2025年1月02−1235
2026年1月−3−1−2−430

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が69億円で、自己資本比率は55.6%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月132775558.4
2014年1月134845062.1
2015年1月142875560.9
2016年1月138875162.6
2017年1月139885163.5
2018年1月143964767.4
2019年1月144954965.7
2020年1月128874168.0
2021年1月118675156.9
2022年1月117704759.5
2023年1月114585650.9
2024年1月112585451.8
2025年1月119665355.2
2026年1月124695555.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
30億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-5億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
19億円
在庫として抱えている分
負債合計
55億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
37
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率48社中23位あたり、逆に低いのはROE48社中42位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.8%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.8%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.6%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.5%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥363で、1年前と比べて+30.6%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥363+1.4%1ヶ月-0.5%1年+30.6%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥260高値¥450

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)56.6倍
PER (会社予想)41.0倍
PBR0.42倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-7.88%下落し、6月後半から340円前後で膠着。25日線(349.4円)を下回る弱含みだが、75日線(328.84円)は上回って推移。RSIは59.2と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは52.72倍と業界平均(24.29倍)の2倍超で割高。PBRは0.39倍と業界平均(1.01倍)を大きく下回るが、減益傾向でROEが低く、配当は無配。業績悪化を考慮すると高PERは持続不可能であり、割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)56.6倍26.6倍
PER (予想)41.0倍
PBR0.42倍1.01倍
ROE0.8%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低収益体質からの脱却が最大のテーマ。強気派は25/1期の黒字化と小幅な増収傾向を評価し、PBR0.39倍の純資産割れは割安で東証の要請もあり改善余地があるとみる。一方、弱気派は本業の営業利益率が1%未満と脆弱で、持続的な収益力向上の兆しが乏しいと指摘。無配継続も株主還元面でネガティブ。業績予想も26/1期営業赤字と再悪化が示されている。

プラスに働く材料7
  • 純資産割れの割安感

    PBR0.39倍は解散価値以下。株主還元強化余地あり

  • 黒字化達成

    24/1期・25/1期と連結最終黒字を確保

  • 事業再編期待

    不採算事業の整理やコスト削減で改善の可能性

  • PBR0.39倍の純資産割安、再評価余地継続影響

    純資産約72億円に対し時価28億円、差額44億円の価値乖離

  • 外国株主比率15%近く、ガバナンス改善期待継続影響

    外国株主14.7%、株主提案や経営圧力の可能性

  • 2026年1月期純利益1億円維持見通し2026年1月期影響

    営業赤字でも特別利益で純利益1億円確保、下支え

  • 株価1年14%上昇、需給改善モメンタム継続影響

    過去1年で株価14%上昇、浮動株需給改善期待

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質継続

    営業利益率は1%未満、26/1期は営業赤字予想

  • 無配の継続

    配当なしで株主への利益還元が進まず

  • 競争環境の厳しさ

    差別化困難な市場で値上げ余力が乏しい

  • 2026年1月期営業赤字転落、収益悪化2026年1月期影響

    営業利益1億円から▲1億円へ2億円悪化、本業赤字

  • 無配当継続で長期投資家離れリスク継続影響

    配当利回り0%、株主還元不足で保有魅力低下

  • 低ROE1.4%、成長性欠如で割高感継続影響

    ROE約1.4%、資本効率低くPER52.7倍は割高

  • 小型株の流動性低く、下落リスク大継続影響

    時価総額28億円、売買高少なく大口売りで急落可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
本業の改善度合いを測る最重要指標。プラス転換が必須
自己資本比率
財務安定性を確認。現状は高いが、収益悪化で減少リスク
配当の有無
株主還元の意思表示。復配は株価の強気材料

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ7,476人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.2%を占め、残る72.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他44.947.448.549.954.854.4
事業法人19.319.120.824.624.923.7
外国法人13.411.311.714.113.914.6
自己株式0.10.00.40.40.84.9
証券会社2.62.91.64.03.03.7
金融機関17.416.614.87.23.23.5
外国人個人2.52.52.50.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01タビオ株式会社11.17
02MNインターファッション株式会社9.91
03THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LIMITED-HONG KONG PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8028-394841 (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)6.71
04ナイガイ協力会社持株会4.55
05ECM MF (常任代理人 立花証券株式会社)4.22
06日本証券金融株式会社2.19
07HMG JAPAN FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.69
08立花証券株式会社1.58
09松井証券株式会社0.84
10住友生命保険相互会社0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-28
    重田 光時
    新規の大量保有報告
    9.54%
    +1.01pt
  • 2026-05-29
    重田 光時
    新規の大量保有報告
    8.53%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+348%、1株純資産は14期で+837%。直近期のROEは0.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年1月1941.444.8
2014年1月101,0141.099.2
2015年1月71,0500.788.3
2016年1月111,0501.045.5
2017年1月151,0721.441.9
2018年1月691,1665.98.5
2019年1月451,1513.911.3
2020年1月−541,063−4.9
2021年1月−224815−23.8
2022年1月158471.819.3
2023年1月−190707−24.4
2024年1月147082.019.0
2025年1月128051.617.7
2026年1月68790.845.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/1期の役員報酬は総額89百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
今泉賢治代表取締役 社長執行役員6147,500
市原聡取締役 常務執行役員6726,500
髙原聡取締役 常務執行役員5722,900
荻原正俊社外取締役77
磯田裕取締役(常勤監査等委員)708,800
野口光夫社外取締役(監査等委員)76
松居智子社外取締役(監査等委員)59
江口俊治69
中谷彰6613,000
児玉裕司取締役 執行役員606,000
佐藤慎也取締役 執行役員482,900
小林晃執行役員
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
酒井義正執行役員
小山雄大執行役員
道添昌樹562,400

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)353665920
社外取締役318186
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容497字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社6社からなり、主に靴下等繊維製品の製造・販売及び輸出入を行っており、セグメント別の事業内容及び当該事業に係わる各社の位置づけは次のとおりであります。 (卸売り事業) 当社は、自社ブランド及びライセンスブランドの靴下やエプロン、パジャマ等を、国内外の協力メーカーに生産を委託し仕入れた商品と、ディストリビューション契約等により仕入れた商品を、国内の百貨店や量販店、専門店等に卸売りをしております。また、それらの商品の一部は、海外に輸出しております。なお、RONDEX(Thailand)CO.,LTD.は、靴下等に使用するゴム糸の製造・販売を行っており、株式会社インテクストは、当社の物流業務を担っております。 (小売り事業) 当社は、靴下を品揃えの中心とした直営店の運営と、靴下等繊維製品のインターネット通販及びカタログ通販による直販事業を行っております。また、センティーレワン株式会社は、革製品等のインターネット通販を行っております。 以上に述べました当社グループの概要図は次のとおりであります。 (注)上記6社はすべて連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,700字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は最高の技術で最高の商品を創り、常に消費者に信頼され選ばれる企業であり続けるという創業の精神のもとに、全ての人が、心身ともに健康的で“素足以上に足どり軽く”快適な生活を実現できるよう、常に消費者起点の発想で、新しい市場・新しい技術・新しい商品の開発に挑戦し、いつの時代にも消費者にご満足いただける最高の商品とサービスを提供することを経営の基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 当社はTSR向上を目標に、持続可能な成長事業ポートフォリオを構築し、安定的な収益構造を実現することで、弛まず企業価値向上を目指し、連結経常利益率3%以上の安定的な達成を目標としてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 エッセンシャルウェアによる「パーソナル・ソリューションカンパニー」としての地位確立 a.育成事業(百貨店における自主運営売場、直営店およびロンデックス事業)の本格的な構築と領域拡大 b.成長加速事業(レッグEC事業および量販店)の更なる売上拡大 c.収益深耕事業(海外事業およびバッグEC事業)の収益拡大 d.構造改革事業(百貨店卸売事業)における収益基盤の再構築 e.ナイガイ・オンリ-バリュ-としてのNB(自社商品)開発と拡販 f.タビオ社との協業促進 g.適地適産化のサプライチェ-ンの更なる強化 h.サステナビリティ経営の推進、“環境”と“人”に優しい社会の実現への貢献 i.健全かつ透明性のあるコンプライアンス経営のさらなる推進 j.コーポレートガバナンスコードに基づくガバナンス体制の強化 k.復配実現へ向けた収益力の強化と環境整備 (4)対処すべき課題 1.事業ポートフォリオ戦略による収益基盤の再構築と安定化 当社グループは、厳しい経営環境の変化への耐性を高め、安定的な利益体質を再構築するとともに、成長による企業価値向上の実現が最重要経営課題であると認識しております。 2025年2月3日に公表いたしました第6次中期経営計画(N-Challenge 2027)の2年目として、2030年ビジョンである「パーソナル・ソリューションカンパニー」の実現に向け、事業ポートフォリオ戦略の推進による収益構造の転換を進めてまいります。 1)育成事業の本格的な構築と領域拡大 ◦百貨店事業の収益力強化 ・他社協業を含む自社主導型運営売場の拡大により、百貨店内でのシェア拡大と収益性向上を推進 ◦直営店事業の収益モデルの確立 ・既存店舗の収益改善を進めるとともに、売場プロデュース業化による出店戦略を推進 ・EC事業とのOMO施策を強化し、オンラインとリアルを融合した顧客体験の向上を推進 ◦ロンデックス事業の領域拡大 ・ゴム製品製造技術を駆使した新規工業用途ビジネスへの基盤構築 2)成長加速事業の更なる売上拡大 ◦レッグEC事業の成長 ・EC顧客ニーズに対応した独自開発商品の拡充および新たなお悩み解決型商品の開発を推進 ・SNSや生成AIを活用したマーケティングの高度化により、顧客接点の拡大と販売効率の向上 ・AmazonをはじめとするECモールでの販売拡大を進め、販路の多様化と売上拡大を推進 ◦量販店事業の新規販路の開拓と深耕による収益力強化 ・大手量販店チェーン向け取引の拡大およびOEM・ODM商品の展開を通じて販売基盤を強化 ・「Champion(チャンピオン)」ブランド商品の販売を本格展開し、量販店販路を中心とした売上拡大 ・パートナー企業との協業による効率的なサプライチェーン構築を推進 3)収益深耕事業の収益拡大 ◦海外販路の販売の拡大 ・アジア市場を中心とした海外販売の拡大 ・現地EC販路の活用による販売機会の拡大 ・タビオ社向けをはじめとする海外向け靴下供給の拡大 ◦バッグEC事業の収益モデルの再構築 ・革製品に加えナイロン素材等の商品を扱うセレクト型ECショップの拡充により、顧客層の拡大 ・取扱いブランドの多様化により収益性の向上 4)構造改革事業における収益基盤の再構築 ◦百貨店事業(卸売り)の構造改革 ・百貨店市場の構造変化を踏まえ、不採算売場の見直しや商品政策の再設計を進め、売上規模重視から収益性重視の事業構造への転換を加速 ◦ホームウェア事業の効率化 ・コア事業であるパジャマ分野の深耕および新規販路への販売拡大による収益基盤の強化 5)ナイガイ・オンリ-バリュ-としてのNB(自社商品)開発と拡販 ・R&D(研究開発)の迅速化と、オンラインとオフライン双方でのテストマーケティングの実施により、新商品の早期市場投入を推進 ・機能性エビデンスの取得に向けナイガイラボを活用し、差別化された商品開発を推進 6)タビオ社との協業促進 ・協業型店舗の出店を加速化 ・当社靴下のタビオ店舗およびECでの販売強化 ・百貨店婦人靴下売場におけるコンバインショップの出店 7)適地適産化のサプライチェ-ンの強化 ・国内生産体制の強化による迅速な商品供給体制の構築 ・海外生産の最適化による「ジャパンクオリティ × ベストプライス」の実現 2.サステナビリティ経営への取り組み 当社グループは、社会の課題解決と企業成長の両立を目指す「共有価値の創造(CSV)」の考え方のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しております。 人権・環境問題など業界が抱える社会的課題を重要な経営課題として認識し、事業活動を通じた課題解決に取り組むとともに、リスクと機会を継続的に把握・評価しながら適切な対応を進めてまいります 3.コンプライアンス遵守の取り組み 当社は代表取締役を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、経営層と社員による対話型モニタリングの実施や各職場での勉強会を通じ、コンプライアンス意識の醸成と定着に取り組んでおります。今後も組織・個人双方の遵法意識向上に向けた施策を継続してまいります。 4.コーポレート・ガバナンス強化への取り組み 当社は、コーポレート・ガバナンスの強化が持続的な企業価値向上の基盤であると認識しております。 内部統制機能の強化、取締役会の実効性向上および透明性の高い経営体制の構築を通じて、健全で効率的な企業運営を推進してまいります。
事業等のリスク2,622字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)急激な為替変動に伴うリスク 当社グループは、海外での商品生産調達を行っておりますが、予期せぬ為替レートの円安変動については、製品調達価格の上昇要因となり当社業績に相当程度の悪影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、輸入取引及び商標権使用料支払いの為替変動によるリスクに備え、適時通常の取引の範囲内で先物為替予約等を行い、可能な限りのリスクヘッジを行なっております。 (2)災害等に伴うリスク 地震や火災等の偶発的な大規模災害の発生により、事業継続に支障をきたす可能性があります。 その対応策としては、BCP委員会を営業本部直下に設置し、可能な限り短時間で事業の再開ができるよう、当社を含めサプライチェーン全体での連携を密にしたBCP体制を整えてまいります。 (3)パンデミックに伴うリスク 未知のウイルス等によるパンデミックにより、政治、経済環境に甚大な制限が課されることも想定され、これによるサプライチェーンの不機能、消費市場の停滞等により、当社業績に重大な影響が及ぼされる可能性があります。 その対応策としては、パンデミック時に発動させるBCP計画において、従業員の安全確保を最優先事項と位置付け、事業継続を可能とする体制を整えてまいります。 (4)得意先の経営方針等の変化に伴うリスク 当社グループの売上全体の約90%は国内市場での売上によるものであり、特に主要販路である、百貨店、量販店に対する売上高は当社売上の約60%を占めるため、これら業態の経営方針の変更、出退店や業績の変動が、当社グループの業績にも大きく影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、特定流通販路に偏らない、適切な販路ポートフォリオを組んだ事業展開を行うとともに、小売業態、EC等の直販型ビジネスモデルの拡大に注力してまいります。 (5)ライセンス契約に伴うリスク 当社グループは、国内外企業が所有する知的財産権の使用許諾を得たライセンスブランドによる売上が売上全体の80%近くを占めており、不測の事由によりライセンス契約が継続できない状況が発生した場合、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、特定ライセンスブランドに偏らないブランドポートフォリオを常に見直し、適切なブランドの組み替え等を行ってまいります。また、自社ブランドの育成にも注力し、ライセンスブランド比率を低減する取り組みも行ってまいります。 (6)品質に伴うリスク 当社グループの商品は、消費者や取引先へ出荷する前に、その安全性、機能性、規格等について、品質管理部門又は第三者の検査機関の検査を実施して万全の体制で臨んでおりますが、予測しえない品質トラブルや製造物責任に関する事故が発生した場合は、企業やブランドイメージの低下、多額の損失が発生する可能性があります。 その対応策としては、品質管理委員会を営業本部直下に設置し、品質管理マニュアルに基づき、商品部門に企画仕様管理を徹底させ不良品発生を予防するとともに、生産後は納品前の工場検査、納品後の受け入れ検査等を義務付けることで、水際での不良品排除を徹底しております。 (7)生産トラブルに伴うリスク 当社グループはファブレスのため、すべての商品の生産は国内外の協力工場に委託しております。そのため、生産地域の政治、経済の混乱、協力工場における人権問題に絡むトラブルや経営状況の悪化、生産管理上のトラブル、物流障害等により不測の調達トラブルをきたした場合は、生産停止やデリバリー遅延等による販売機会損失が発生する可能性があります。 その対応策としては、協力工場に対する人権問題を含むコンプライアンス遵守状況の確認を随時徹底するとともに、発注時点での協力工場の稼働状況、生産キャパ、生産工程の打ち合わせ等を綿密に行い、生産工程通過ごとに進捗をモニタリングし、必要に応じて生産ラインを組み替える等の指示を行うことで、トラブル発生のリスクを最小限にとどめるよう努めてまいります。 (8)個人情報に関するリスク 当社グループは、個人情報の取扱いについて個人情報管理規程を定め、運用管理しておりますが、サイバー攻撃等の不測の事故により、重大な情報セキュリティー事故が発生した場合は、当社グループの社会的信用や企業イメージの低下により、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、個人情報管理については、個人情報管理規程を整備し、従業員に周知徹底するとともに、 コンプライアンス教育を定期的に実施しております。また、サイバー攻撃等の予防については、情報資産管理規程に基づき適切な運用管理に努めております。 (9)継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、前連結会計年度において営業利益を計上したものの、営業キャッシュ・フローは継続してマイナスとなっており、また当連結会計年度においては営業損失を計上いたしました。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しております。 当社グループは、当該状況を解消するため、2025年2月3日に公表いたしました第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」を着実に実行し、事業ポートフォリオの最適化および収益構造の転換を推進しております。具体的には、百貨店事業の構造改革の加速、成長加速事業であるEC事業および量販店事業の収益拡大、在庫効率の改善及び固定費削減等を進め、営業キャッシュ・フローの黒字化および安定的な収益基盤の確立を図ってまいります。 なお、資金面については、金融機関からの融資継続を含め手元資金は十分確保できており、財務面での安全性は確保できております。 以上の状況及び対応策を総合的に勘案した結果、現時点においては、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,623字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境に改善の兆しが見られる一方で、物価上昇の継続、消費者の節約志向の高まり、為替変動や海外経済の不確実性などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 衣料品業界においても、消費者の節約志向が継続するなか、天候要因等もあり、需要動向は力強さを欠く局面が見られました。 こうした環境のもと、当社グループは、第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」の初年度として、2030年ビジョン「パーソナル・ソリューションカンパニー」の実現に向け、事業ポートフォリオの再構築と成長領域への資源配分を推進いたしました。具体的には、売場プロデュース業化による百貨店での当社主導型売場の拡大、直営店の拡大に向けた基盤整備、レッグEC事業における独自開発商品の展開やSNSを活用した販促活動による売上拡大を推進しました。また、量販店事業においては、大手量販店チェーン向け取引の拡大を中心に売上が伸長するとともに、パートナー企業との協業を深化させ、効率的な営業戦略を進めました。 業績概況(売上高) 事業ポートフォリオ戦略のもと、構造改革事業と位置付ける百貨店販路の卸売りは、消費者の節約志向やインバウンド需要の鈍化を背景に厳しい状況が続きました。一方で、成長加速事業として注力するEC販路、量販店販路および国内外のOEM販売は順調に拡大した結果、当期の売上高は前連結会計年度比で増収となりました。 (販管費) 売上構造の変化に伴い、収益基盤の再構築に向けた投資が先行したことにより、当期の販管費は前連結会計年度比で増加しました。これは、新規増員や定期昇給・ベースアップ、賞与の充実などによる人件費の増加、モール型EC販路拡大に伴う販売手数料負担やマーケティング費用の増加といった、成長領域への戦略的投資を積極的に行ったことによるものです。一方で、百貨店・直営店における不採算店舗の撤退などにより、一定のコスト抑制効果も表れています。結果として販管費は増加しましたが、その内訳は将来の成長に資する投資が中心であり、効率化と並行して企業基盤の強化が進展しました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は13,356百万円(前年同期比1.5%増)、営業損失は136百万円(前年同期は57百万円の営業利益)、経常損失は54百万円(前年同期は151百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は50百万円(前年同期比49.9%減)となりました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 (卸売り事業) 卸売り事業では、百貨店販路においては外部環境の影響を受けたものの、一方で、当社主導型売場の拡大や他社との協業を通じたシェア向上、さらには売場プロデュースの推進に取り組むなど、構造改革を進めました。商品面では、「整 Healingwear」の販売を開始するとともに、「ポケットモンスター」のソックスについても新たに販売を開始し、新規顧客との接点(タッチポイント)の拡大を図りました。 量販店販路では、大手得意先向けのOEM・ODM対応を積極的に展開し、販路特性に応じた商品開発を推進しました。また、タビオ社向けの卸販売、海外輸出も順調に拡大し、計画を上回る進捗に寄与しました。 さらに、当第4四半期における新たな取り組みとして、オーセンティックアメリカンアスレチックウェアブランド「Champion(チャンピオン)」のソックスおよびアンダーウェアの販売を2026年1月より開始しました。 これらの取り組みを進めたものの、百貨店販路の減収を吸収するまでには至らず、売上高は前年同期比で微減収となりました。 これらの結果、当連結会計年度での卸売り事業の売上高は10,839百万円(前年同期比0.8%減)、営業損失は224百万円(前年同期は31百万円の営業利益)となりました。 (小売り事業) 小売り事業においては、直営店を「育成事業」、EC事業を「成長加速事業」と位置付け、事業ポートフォリオ戦略に基づく体制強化を進めました。 直営店では、不採算店舗の整理を進める一方で、収益性を重視した新規出店を行い、期末店舗数は7店舗体制へ拡大いたしました。単なる規模拡大ではなく、売場プロデュース型モデルの確立と収益力向上を軸とした出店戦略へ転換しました。 レッグEC事業では、生成AIを活用したSNS販促の強化や独自開発商品の展開に加え、Amazonでの「ポロ・ラルフローレン」販売開始が寄与し、販売が好調に推移いたしました。その結果、売上・営業利益ともに計画を大幅に上回り、新たな顧客獲得および収益性の向上が進展しております。 バッグEC事業では、新たな顧客層の獲得を目的に、革製品以外(布帛等)のバッグを扱うセレクトショップ「Tabinone」を開設し、商品ポートフォリオの拡充と販路拡大を図りました。 これらの取り組みにより、直営店の収益改善とEC事業の成長を両立し、小売り事業における事業ポートフォリオ転換は着実に推進いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の小売り事業の売上高は2,517百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は87百万円(前年同期比235.6%増)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して466百万円増加し、12,355百万円となりました。自己資本比率は55.6%となり、1株当たり純資産額は879円06銭となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ249百万円減少し、8,299百万円となりました。受取手形及び売掛金が264百万円、商品及び製品が51百万円増加し、現金及び預金が556百万円減少しました。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べ716百万円増加し、4,056百万円となりました。投資有価証券が時価の上昇等により594百万円増加しました。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ40百万円増加し、3,665百万円となりました。未払金が101百万円増加しました。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べ118百万円増加し、1,821百万円となりました。繰延税金負債が199百万円増加し、短期借入金が46百万円、長期借入金が78百万円減少しました。 (純資産) 前連結会計年度末と比較して306百万円増加し、6,868百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益50百万円と投資有価証券の株式市場の相場上昇によるその他有価証券評価差額金が316百万円増加したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,964百万円となり、前連結会計年度末と比べ556百万円減少しました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は283百万円(前期は35百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が83百万円となり、減少項目として売上債権の増加258百万円及び棚卸資産の増加46百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は60百万円(前期は205百万円の獲得)となりました。投資有価証券の売却により180百万円獲得し、投資有価証券の取得に106百万円、固定資産の取得に75百万円使用しました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は224百万円(前期は75百万円の使用)となりました。長期借入金の返済に58百万円及び自己株式の取得に100百万円使用しました。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 卸売り事業   272   98.6 (注)金額は製造原価によっております。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 卸売り事業   6,116   101.4 小売り事業   954   110.1 合計   7,071   102.5 (注)1.金額は仕入価格によっております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 卸売り事業   10,839   99.2 小売り事業   2,517   112.5 合計   13,356   101.5 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討の内容は以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり、当社経営者は、期末日における資産及び負債、当連結会計年度における収益及び費用に影響を及ぼすような見積りを実施いたします。 見積り及びその基礎となる仮定は、過去の実績やその時点での入手可能な情報等を基に、合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で判断しておりますが、見積り根拠となる仮定又は条件等の変化により、見積り内容が実際の結果と異なる可能性があります。 見積り及び仮定のうち、当社グループの連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、以下のとおりであります。 (a) 棚卸資産評価損 当社グループは、商品在庫の評価ルールを定め、収益性の低下が認められる商品在庫については、棚卸資産評価損を原価計上しておりますが、将来の市況の急激な変化、天候変動要因を含む様々な消費動向の変化により評価ルールが想定しない変化が発生した場合、追加的に評価損計上が必要となる場合があります。 (b) 固定資産の減損損失 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、主として事業セグメントを基礎に資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 回収可能価額の評価の前提条件には、投資期間を通じた将来の収益性の評価や資本コストなどが含まれますが、これらの前提条件は長期的な見積りに基づくため、将来の当該資産グループを取り巻く経営環境の変化による収益性の変動や市況の変動により、回収可能性を著しく低下させる変化が見込まれた場合、減損損失の計上が必要となる場合があります。 (c)返金負債・返品資産 当社グループは、返金負債及び返品資産を取引先との間の商慣習により生じる返品について翌期以降に発生する損失見込額をもとに計上しております。 想定される取引先の店頭在庫金額については過去からの入出庫情報により算定しております。また、返品率については、過去の返品実績率により期末時点に適した返品実績率を仮定し、採用しております。 当連結会計年度末時点で入手可能な情報に基づいた最善の見積りであるものの、主要な仮定は、消費者の購買行動の変化やその他の経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、返品率や店頭在庫金額に重要な影響が及ぶ場合には、翌連結会計年度の返金負債及び返品資産の評価にその影響を反映させる可能性があります。 ②当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (b)財政状態 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フロー キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (b)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、安定した収益と成長性を確保するための運転資金及び設備投資に必要な資金は、営業活動によるキャッシュ・フローを源泉としておりますが、当社は営業赤字を脱せず、当社の営業損失316百万円等もあり、営業キャッシュ・フローは赤字となりました。しかしながら、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は2,964百万円あり、当社グループの事業活動を推進していくうえで十分な流動性を確保していると考えております。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針、経営戦略、経営上の目標につきましては、2025年2月3日に公表いたしました第6次中期経営計画(N-Challenge 2027)に基づき推進しております。 当連結会計年度におきましては、事業ポートフォリオ戦略のもと、百貨店販路における収益基盤の再構築を進めるとともに、量販店販路およびEC販路の拡大に取り組みました。量販店事業では大手量販店チェーン向け取引の拡大やOEM・ODM商品の展開を進め、EC事業では独自開発商品の拡充やSNSを活用した販促強化、Amazonでの販売拡大などにより売上拡大を図りました。一方で、百貨店販路の販売が想定を下回ったことや、成長領域への先行投資に伴う販管費の増加等の影響により、営業利益および経常利益は前年を下回る結果となりました。 この結果、当連結会計年度の連結売上高は13,356百万円(前年同期比1.5%増)、営業損失136百万円(前年同期は営業利益57百万円)、経常損失54百万円(前年同期は経常利益151百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は50百万円(前年同期比49.9%減)となりました。 第6次中期経営計画2年目となる2027年1月期におきましては、初年度に進めた構造改革と成長投資の成果を着実に収益へ結びつける年度と位置付けております。百貨店卸売事業における収益構造改革の加速化、量販店販路におけるChampionブランド商品の販売拡大およびEC事業のさらなる成長などを通じて収益力の改善を図り、連結売上高15,500百万円、連結経常利益100百万円の達成を目指してまいります。また、中長期的な経営指標として掲げております連結経常利益率3%の達成に向け、収益基盤の強化と事業ポートフォリオの最適化を推進してまいります。

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開示資料

出典

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