概要
テルモは、1921年に体温計メーカーとして創業した日本の医療機器企業である。現在は心臓血管領域のカテーテルやステント、輸液管理システム、血液・細胞テクノロジー製品などを手掛け、世界トップクラスのシェアを持つグローバル企業に成長した。2025年3月期の売上収益は1兆362億円、営業利益1,577億円、従業員数31,185人。東京・渋谷に本社を置き、世界100以上の国と地域に製品を供給する。
4つの事業セグメントで構成される医療機器専業メーカー
テルモは、2026年3月期より4つの報告セグメントで事業を展開する。最大は心臓血管カンパニーで、同社売上の約60%を占める。冠動脈ステントやカテーテルなど循環器治療機器が主力で、2025年3月期の売上は6,764億円、調整後営業利益1,640億円。次いで血液・細胞テクノロジーカンパニーが2,310億円、メディカルケアソリューションズカンパニーが2,161億円と続く。2025年10月に買収したオーガノックス社を母体とするオーガンテクノロジーズ事業は、同事業年度に80億円の売上を計上した。
海外売上比率80%を超えるグローバルな生産・販売ネットワーク
2025年3月期の連結売上収益1兆1,319億円のうち、海外売上は9,093億円と全体の約80%を占める。日本国内は2,226億円にとどまる。生産拠点は日本国内(富士宮、甲府、駿河など)に加え、米国、ベルギー、中国、インド、フィリピン、コスタリカ、プエルトリコなど世界中に広がる。販売子会社は欧州、北米、アジア、中東、アフリカに配置され、地域ごとのニーズに対応する。2023年には南アフリカに進出し、アフリカ市場への本格参入を開始した。
体温計から始まった製品領域の拡大と高付加価値化
創業時は体温計専業メーカーだったが、1963年にプラスチック製注射筒を発売し、投薬・輸液分野に参入。1974年には社名を「テルモ株式会社」に変更し、医療機器総合メーカーの道を歩み始める。1990年代以降はカテーテルやステントなど循環器領域に本格的に進出。2000年代以降は海外企業の買収を繰り返し、人工心臓弁、脳血管治療デバイス、血液分離システムなど高付加価値製品をポートフォリオに加えた。この変遷は、低価格消耗品から技術集約型の治療機器への重心移動を示している。
研究開発と人材育成に注力する技術基盤
1989年に神奈川県中井町に研究開発センターを開設し、以来ここが中核研究所となる。2002年には同敷地内に医療関係者向けトレーニング施設「テルモメディカルプラネックス」を設置し、製品の適正使用と技術普及を支援する。2024年にはコーポレートベンチャーキャピタル「Terumo Ventures」を設立し、外部技術への投資も開始した。研究開発費は売上高の約7%を占め、特にカテーテル治療の低侵襲化やデジタル技術を活用したソリューション開発に注力する。
業界の中での役割は医療機器・医療関連システムの開発・製造・販売会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 心臓血管 カンパニー | 6,764億円 | 59.8% | 1,640億円 | 24.2% |
| 血液・細胞 テクノロジー カンパニー | 2,310億円 | 20.4% | 336億円 | 14.5% |
| メディカル ケアソリューションズ カンパニー | 2,161億円 | 19.1% | 216億円 | 10.0% |
| オーガン テクノロジーズ事業 | 80億円 | 0.7% | 17億円 | 21.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01心臓血管領域主力
心臓血管外科・カテーテル治療等に用いる医療機器を開発・製造・販売。冠動脈ステント、カテーテル等が主力。
- 冠動脈ステント
- 狭心症や心筋梗塞の治療に用いる血管内留置用ステント。
- カテーテル類
- 経皮的冠動脈形成術等に使用するガイディングカテーテル、バルーンカテーテル等。
02メディカルケアソリューションズ主力
輸液・輸血関連機器、シリンジポンプ、患者モニタ等、病院の医療ケア全般にわたる機器・システムを開発・製造・販売。
- 輸液ポンプ・シリンジポンプ
- 輸液や薬液を正確に投与するための医療用ポンプ機器。
- 患者モニタ
- 心拍数、血圧、血中酸素飽和度等を監視するベッドサイドモニタ。
03血液・細胞テクノロジー準主力
血液バッグ、遠心分離システム、細胞培養関連機器等、血液・細胞の採取・加工・保存・投与に関わる製品を提供。
- 血液バッグシステム
- 献血から輸血までの血液保管用バッグシステム。
- 細胞培養システム
- 再生医療等に用いる細胞培養用の遠心分離・洗浄装置等。
04オーガンテクノロジーズ副次
臓器の移植・保存・再生に関する技術・製品の開発を目的とする事業。2026年3月期にオーガノックス社を子会社化し新設したセグメント。
- 臓器保存・灌流システム
- 移植用臓器の保存・灌流に関する機器・システム。
製品と技術
冠動脈用ステントとカテーテルによる低侵襲治療
心臓血管カンパニーの主力製品は冠動脈ステントと各種カテーテルである。冠動脈ステントは狭心症や心筋梗塞の治療で血管内に留置し、再狭窄を防ぐ。テルモは薬剤溶出型ステントを中心に品揃えを持つ。ガイディングカテーテルやバルーンカテーテルは経皮的冠動脈形成術(PCI)に不可欠で、特にラディアルアプローチ(手首の血管から挿入する手法)に対応した製品を強みとする。同社はラディアル手技の普及を戦略の柱に据え、脳血管や下肢血管へ適応を広げている。
輸液ポンプと患者モニタからなるメディカルケア製品群
メディカルケアソリューションズカンパニーは、病院の医療ケア全般を支える機器・システムを提供する。輸液ポンプ・シリンジポンプは薬液を正確な速度で投与するための必須機器で、テルモは国内トップシェアを持つ。患者モニタは心拍数、血圧、血中酸素飽和度などをベッドサイドで監視する。また、感染対策ソリューションとして消毒用製品や、薬剤の投与情報を院内システムと連携させるデジタルソリューションも手掛ける。これらの製品群は「ホスピタルケアソリューション」と総称される。
血液バッグと細胞培養システムから臓器保存へ
血液・細胞テクノロジーカンパニーは、献血から輸血、再生医療までをカバーする。血液バッグシステムは献血時の採血から保存、輸血までの全工程で使用され、世界トップクラスのシェアを有する。遠心分離システムは血漿や血小板の分離に用いられる。細胞培養システムは再生医療向けの細胞洗浄・分離装置。2025年に買収したオーガノックス社は、移植用臓器の保存・灌流システムを開発しており、新設のオーガンテクノロジーズ事業がこれを担う。これによりテルモは血液・細胞から臓器全体へと技術領域を拡大している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
精密機器のなかでの位置
医療機器で国内首位、海外展開進む
テルモは医療機器分野で国内首位。同業のLiberawareやジーエルテクノホールディングスと比較し、売上高は約1兆円と群を抜く。循環器・輸血・輸液など多岐にわたる製品群とグローバルな販売網が強み。近年はカテーテル治療や遠隔医療など成長領域へ投資を拡大。業績は堅調で、売上高は毎年増加。海外売上比率が高く、為替変動の影響を受けやすい面がある。国内市場は成熟しつつあり、新興国での需要開拓が今後の課題。
強み
- 医療機器で国内シェアトップ、ブランド力と信頼性が高い。
- 循環器、輸血、輸液など幅広い製品を保有し、市場変動に強い。
- 海外売上比率が高く、世界市場での競争力を有する。
- カテーテル治療、遠隔医療など成長領域に積極投資。
課題
- 海外依存が高く、円高時の収益圧迫が懸念される。
- 国内需要が伸び悩み、成長には海外開拓が不可欠。
- 同業他社や新興企業との競争が激しく、技術革新が必須。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医療機器・介護の時価総額近傍。太字がテルモ
時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7741HOYA | 8.3兆円 | 32.8倍 |
| 2 | 7751キヤノン | 6.2兆円 | 11.8倍 |
| 3 | 4901富士フイルムホールディングス | 4.2兆円 | 14.6倍 |
| 4 | 4543テルモ | 3.7兆円 | 26.8倍 |
| 5 | 7733オリンパス | 2.3兆円 | 34.1倍 |
| 6 | 5334日本特殊陶業 | 1.6兆円 | 14.0倍 |
| 7 | 6645オムロン | 1.3兆円 | 35.9倍 |
| 8 | 6869シスメックス | 1.2兆円 | 33.5倍 |
| 9 | 7701島津製作所 | 1.2兆円 | 18.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。
会社の歴史
沿革 52件
赤線検温器株式会社として創業した1921年
1921年9月、東京市下谷区に資本金50万円で「赤線検温器株式会社」を設立。翌1922年2月に日本初の体温計を発売した。当初は検温器専業メーカーだったが、高品質な体温計で国内市場に定着。1963年にプラスチック製注射筒を発売し、医療機器分野への進出を開始。1964年には静岡県富士宮市に富士宮工場を開設し、生産能力を拡大した。1970年には愛鷹工場を増設し、注射筒や輸液セットなどの量産体制を整えた。
海外展開と商号変更を果たした1970年代
1971年5月、ベルギーにテルモヨーロッパNVを設立し、欧州での販売拠点を確保。同10月には米国にキンブルテルモ社(後のテルモアメリカスホールディング)を設立し、北米市場に参入した。1974年10月、社名を「テルモ株式会社」に変更し、ブランドを統一。この間、国内では1971年に甲府工場(山梨県)を開設し、生産拠点を拡充。1978年頃には輸液セットや血液バッグシステムのラインアップを強化し、総合医療機器メーカーへの転換を加速させた。
株式上場と研究開発拠点の整備(1980年代)
1983年4月、山梨県昭和町に甲府工場を開設。1985年5月、東京証券取引所市場第一部に株式を指定され、資金調達力を高めた。1989年11月、神奈川県中井町に研究開発センターを開設し、先端医療機器の開発体制を整えた。この頃、カテーテルや人工心肺の研究を本格化。1991年には静岡県富士市に駿河工場を開設し、新生産拠点を増やした。1990年代半ばには中国杭州に現地法人を設立し、アジア市場への生産シフトを開始した。
M&Aによる事業多角化が進んだ2000年代
1999年、米国3M社から人工心肺事業を買収し、テルモカーディオバスキュラーシステムズCorp.を設立。これにより心臓外科領域に本格参入した。2002年には英国のバスクテック社を買収し、末梢血管治療機器を獲得。2005年、エドワーズライフサイエンスから国内人工心肺事業を譲受。2006年、脳血管治療デバイスのマイクロベンション社を買収し、脳卒中治療領域へ進出。2007年にはドイツのコーラー社から人工心臓弁事業を取得し、心臓弁膜症治療の製品群を拡充した。
大型買収で血液・細胞テクノロジー分野に参入した2010年代
2011年4月、米カリディアンBCT社(現テルモBCTホールディング)を買収し、血液バッグや遠心分離システムの世界大手を傘下に収めた。同11月にはシンガポールにアジア統括会社を設立。2016年には米オンセットメディカル社を買収し、止血デバイス事業を強化。2017年、セント・ジュード・メディカルとアボットから止血デバイス事業を買収。2019年には米アオルティカ社を買収し、大動脈治療の製品群を追加した。この10年間で売上高は2013年3月期の4,023億円から倍増した。
新型コロナ後の成長と新セグメント創設(2020年代)
2020年代に入り、テルモはコスタリカやプエルトリコに生産拠点を新設し、グローバルサプライチェーンを強化。2024年8月にはコーポレートベンチャーキャピタルを設立し、外部技術への投資を開始。2025年9月、中国ウーシー・バイオロジクス社からドイツ・レバークーゼンの薬剤工場を買収し、薬剤とデバイスの融合(Deviceuticals)を具体化。2025年10月には英オーガノックス社を買収し、臓器保存・灌流システム事業を開始。これに伴い2026年3月期より「オーガンテクノロジーズ事業」を新設した。
年表52件を開く
1920年代
- 1921年9月創業東京都東京市下谷区に資本金500千円にて「赤線検温器株式会社」を設立
- 1922年2月体温計を発売
1960年代
- 1963年1月プラスチック製注射筒を発売
- 1964年1月静岡県富士宮市に富士宮工場開設
1970年代
- 1970年3月静岡県富士宮市に愛鷹工場開設
- 1971年5月創業ベルギーにテルモヨーロッパNV設立
- 1971年10月創業米国にキンブルテルモ社(現テルモアメリカスホールディング, Inc.)設立
- 1974年10月商号変更「テルモ株式会社」と商号変更
1980年代
- 1983年4月山梨県中巨摩郡昭和町に甲府工場開設
- 1985年5月当社株式東京証券取引所市場第一部へ指定
- 1989年11月神奈川県足柄上郡中井町に研究開発センター開設
1990年代
- 1991年1月静岡県富士市に駿河工場開設
- 1995年12月創業中国にテルモ医療産品杭州有限公司を設立
- 1998年3月創業フィリピンにテルモフィリピンCorp.を設立
- 1999年6月創業インドにテルモペンポールLtd.を設立
- 1999年6月創業テルモメディカルCorp.(現テルモアメリカスホールディング, Inc.)が米国3M社から人工心肺事業を買収しテルモカーディオバスキュラーシステムズCorp.及びテルモカーディオバスキュラーシステムズヨーロッパGmbHを設立
2000年代
- 2002年6月研究開発センター敷地内に医療関係者向けトレーニング施設「テルモメディカルプラネックス」開設
- 2002年11月M&A英国バスクテック, Ltd.を買収
- 2005年1月エドワーズライフサイエンス(株)より日本国内における人工心肺関連事業を譲受
- 2005年2月M&A米国ミッションメディカルInc.を買収
- 2006年3月M&A米国マイクロベンション, Inc.を買収
- 2006年4月創業ベトナムにテルモベトナムCo., Ltd.を設立
- 2007年1月創業チリにテルモチリLtda.を設立
- 2007年3月ドイツ コーラー社より人工心臓弁事業を譲受
- 2008年6月M&A(株)クリニカル・サプライ(現テルモ・クリニカルサプライ(株))を買収
2010年代
- 2010年1月創業テルモアメリカスホールディング, Inc.を設立
- 2011年4月M&A米国カリディアンBCTホールディングCorp.(現テルモBCTホールディングCorp.)を買収
- 2011年5月創業コスタリカにマイクロベンションコスタリカS.r.l.を設立
- 2011年8月創業中国に泰尓茂中国投資有限公司を設立
- 2011年11月創業シンガポールにテルモアジアホールディングスPte. Ltd.を設立
- 2011年12月M&A米国オンセットメディカルCorp.を買収
- 2011年12月創業山口県山口市にテルモ山口(株)を設立
- 2012年12月創業中国に威高テルモ威高医療産品有限公司を設立
- 2013年1月創業ベトナムにテルモBCTベトナム Co., Ltd.を設立
- 2013年2月創業ロシアにテルモロシアLLC.を設立
- 2013年3月M&AポーランドでメドサービスSp. z.o.o.を買収
- 2013年7月創業テルモインディアプライベートLtd.を設立
- 2014年1月創業米国にテルモメディカルイノベーション, Inc.を設立
- 2016年2月創業アラブ首長国連邦にテルモミドルイーストFZE.を設立
- 2016年7月M&A米国シークエントメディカル, Inc.を買収
- 2016年10月創業プエルトリコにテルモプエルトリコLLCを設立
- 2017年1月M&A米国セント・ジュード・メディカル社と米国アボットラボラトリーズ社から止血デバイス事業等を買収
- 2017年3月M&A米国ボルトンメディカル, Inc.を買収
- 2018年12月M&A中国易生科技(北京)有限公司(エッセン・テクノロジー社)を買収
- 2019年11月M&A米国アオルティカCorp.を買収
2020年代
- 2020年1月創業コスタリカにテルモカーディオバスキュラーコスタリカLLC S.r.l.を設立
- 2020年5月創業コスタリカにTFBマニュファクチャリングS.r.l.を設立
- 2021年2月M&A米国ヘルスケアアウトカムズサイエンシズの全資産を買収
- 2023年11月創業南アフリカ共和国にテルモ南アフリカ Pty. Ltd.を設立
- 2024年8月創業コーポレートベンチャーキャピタル「Terumo Ventures」を設立
- 2025年9月M&A中国ウーシー・バイオロジクス社からドイツ レバークーゼンの薬剤製品工場を買収
- 2025年10月M&A英国オーガノックス, Ltd.を買収
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益成長率2026年3月期まで1桁後半の成長
- 営業利益率(新規M&A影響除く)2026年3月期まで20%以上
- ROIC(新規M&A影響除く)2026年3月期まで10%以上
- ROE2026年3月期まで10%以上を堅持
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
デバイスからソリューションへ
10年超を見据えた5カ年成長戦略「GS26」のビジョン。生体内へのアクセス・デリバリー技術(Delivery)、デジタル技術(Digital)、デバイスと医薬品の融合(Deviceuticals)の3つのDに取り組む。
- 02
心臓血管:治療事業の拡大とラディアル手技普及
新製品ローンチによる治療事業拡大、疾病横断でのラディアル手技の普及、グローバル最適地生産とDXによるオペレーション進化を実行する。
- 03
メディカルケア:患者本位のソリューション
ホスピタルケア、ライフケア、ファーマシューティカル、海外ビジネスの4つのソリューションを通じ、院内効率化や慢性疾患管理、製薬会社へのデバイス提供を進める。
- 04
血液・細胞:血液と細胞の可能性を活かす
原料血漿採取システムの展開、細胞治療分野への拡大、全血製剤化の自動化、新興国への製品ポートフォリオ拡充、グローバル供給体制強化を実行する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で31,185人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は822万円で、9期前と比べて+9.1%。平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は15.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 22,441 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 23,319 | — |
| 2019年3月 | 753 | 41.5 | 18.1 | 25,378 | — |
| 2020年3月 | 749 | 41.4 | 17.8 | 26,438 | — |
| 2021年3月 | 744 | 40.5 | 17.2 | 26,482 | — |
| 2022年3月 | 737 | 40.9 | 16.9 | 28,294 | — |
| 2023年3月 | 765 | 40.5 | 16.3 | 30,207 | — |
| 2024年3月 | 755 | 40.3 | 15.9 | 30,591 | — |
| 2025年3月 | 778 | 40.3 | 15.7 | 30,689 | 514 |
| 2026年3月 | 822 | 40.3 | 15.6 | 31,185 | 565 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社25社(国内 18 / 海外 7、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。
- 海外テルモヨーロッパN.V.ベルギー · 連結子会社議決権100.0%
- 国内バスクテック, Ltd.イギリス · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモアメリカスホールディング, Inc.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモメディカルCorp.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモカーディオバスキュラーシステムズCorp.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモラテンアメリカCorp.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マイクロベンション, Inc.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモプエルトリコLLCプエルトリコ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ボルトンメディカル, Inc.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモBCTホールディングCorp.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テルモBCT, Inc.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外テルモBCTヨーロッパN.V.ベルギー · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
- テルモBCTバイオテクノロジーLLCアメリカ100%
- テルモBCTベトナムCo., Ltd.ベトナム100%
- テルモフィリピンCorp.フィリピン100%
- テルモベトナム Co., Ltd.ベトナム100%
- テルモ中国投資有限会社中華人民共和国100%
- テルモ医療産品杭州有限会社中華人民共和国100%
- エッセンテクノロジー北京有限会社中華人民共和国100%
- テルモアジアホールディングスPte. Ltd.シンガポール100%
- テルモキャピタルマネジメントPte. Ltd.シンガポール100%
- テルモ・クリニカルサプライ株式会社岐阜県 各務原市100%
- テルモ山口株式会社山口県 山口市100%
- テルモグローバルリインシュアランス, Inc.アメリカ100%
- オーガノックス, Ltd.イギリス100%
- BETerumo BCT Europe
- GBVASCUTEK LIMITED
- BETERUMO EUROPE
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.1兆円、営業利益は1,763億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.2%、利益が+11.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.2兆円 | 1.1兆円 |
| 営業利益 | 2,575億円 | 1,763億円 |
| 純利益 | 1,931億円 | 1,359億円 |
| 1株あたり配当 | ¥36 | ¥36 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3,118億円、営業利益は895億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.8%、営業利益は+202.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 2,022 | — | — | 191 |
| 2024年1Q | 2,153 | 296 | 13.7 | 225 |
| 2024年2Q | 2,286 | 369 | 16.1 | 276 |
| 2024年3Q | 2,391 | 390 | 16.3 | 298 |
| 2024年4Q | 2,389 | — | — | 265 |
| 2025年2Q | 5,087 | 877 | 17.2 | 632 |
| 2025年4Q | 5,275 | 700 | 13.3 | 538 |
| 2026年2Q | 5,349 | 1,010 | 18.9 | 769 |
| 2026年4Q | 5,970 | 753 | 12.6 | 590 |
| 2027年1Q | 3,118 | 895 | 28.7 | 704 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4,023億円から1.1兆円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は15.6%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ベトナムにテルモBCTベトナム Co., Ltd.を設立 | |||||
| 2013年3月 | 0.40 | — | 514 | — | 470 |
| 米国にテルモメディカルイノベーション, Inc.を設立 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2014年3月 | 0.47 | — | 638 | — | 341 |
| 2015年3月 | 0.49 | — | 707 | — | 385 |
| アラブ首長国連邦にテルモミドルイーストFZE.を設立 | |||||
| 2016年3月 | 0.53 | — | 731 | — | 507 |
| 米国セント・ジュード・メディカル社と米国アボットラボラトリーズ社から止血デバイス事業等を買収 | |||||
| 2017年3月 | 0.51 | — | 749 | — | 550 |
| 中国易生科技(北京)有限公司(エッセン・テクノロジー社)を買収 | |||||
| 2018年3月 | 0.59 | — | 1,066 | — | 913 |
| 米国アオルティカCorp.を買収 | |||||
| 2019年3月 | 0.60 | — | 1,027 | — | 795 |
| コスタリカにテルモカーディオバスキュラーコスタリカLLC S.r.l.を設立 | |||||
| 2020年3月 | 0.63 | — | 1,065 | — | 852 |
| 米国ヘルスケアアウトカムズサイエンシズの全資産を買収 | |||||
| 2021年3月 | 0.61 | — | 971 | — | 773 |
| 2022年3月 | 0.70 | — | 1,145 | — | 888 |
| 南アフリカ共和国にテルモ南アフリカ Pty. Ltd.を設立 | |||||
| 2023年3月 | 0.82 | — | 1,161 | — | 893 |
| コーポレートベンチャーキャピタル「Terumo Ventures」を設立 | |||||
| 2024年3月 | 0.92 | — | 1,408 | — | 1,064 |
| 中国ウーシー・バイオロジクス社からドイツ レバークーゼンの薬剤製品工場を買収 | |||||
| 2025年3月 | 1.04 | 1,577 | 1,546 | 15.2 | 1,170 |
| 2026年3月 | 1.13 | 1,763 | 1,783 | 15.6 | 1,359 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.1兆円のうち、営業利益として残るのは1,763億円で15.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,359億円、売上の12.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.5%5,372億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.2%4,099億円
- その他の費用持分法損益などの調整0.8%85億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.6%1,763億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2,309億円、投資CFが−3,441億円で、差し引きのフリーCFは−1,132億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2,805億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 503 | −313 | −223 | 190 | 752 |
| 2014年3月 | 963 | −527 | −318 | 436 | 925 |
| 2015年3月 | 731 | −404 | 441 | 327 | 1,767 |
| 2016年3月 | 803 | −235 | −799 | 568 | 1,469 |
| 2017年3月 | 829 | −1,835 | 610 | −1,006 | 1,050 |
| 2018年3月 | 1,146 | −441 | −41 | 705 | 1,678 |
| 2019年3月 | 936 | −748 | −675 | 188 | 1,230 |
| 2020年3月 | 1,175 | −847 | 140 | 328 | 1,669 |
| 2021年3月 | 1,215 | −853 | −74 | 362 | 2,008 |
| 2022年3月 | 1,415 | −785 | −709 | 630 | 2,053 |
| 2023年3月 | 1,175 | −591 | −866 | 584 | 1,873 |
| 2024年3月 | 1,463 | −815 | −621 | 648 | 2,049 |
| 2025年3月 | 2,108 | −825 | −1,088 | 1,283 | 2,219 |
| 2026年3月 | 2,309 | −3,441 | 1,555 | −1,132 | 2,805 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.6兆円で、自己資本比率は68.5%(業種中央値66.2%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.77 | 0.44 | 3,331 | 56.7 |
| 2014年3月 | 0.83 | 0.50 | 3,366 | 59.6 |
| 2015年3月 | 0.99 | 0.57 | 4,186 | 57.8 |
| 2016年3月 | 0.89 | 0.50 | 3,893 | 56.2 |
| 2017年3月 | 1.02 | 0.49 | 5,309 | 48.1 |
| 2018年3月 | 1.08 | 0.55 | 5,307 | 50.9 |
| 2019年3月 | 1.12 | 0.70 | 4,228 | 62.3 |
| 2020年3月 | 1.24 | 0.75 | 4,866 | 60.8 |
| 2021年3月 | 1.35 | 0.86 | 4,945 | 63.4 |
| 2022年3月 | 1.47 | 1.01 | 4,614 | 68.7 |
| 2023年3月 | 1.60 | 1.11 | 4,911 | 69.3 |
| 2024年3月 | 1.83 | 1.33 | 5,043 | 72.5 |
| 2025年3月 | 1.83 | 1.37 | 4,599 | 74.8 |
| 2026年3月 | 2.31 | 1.58 | 7,277 | 68.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
精密機器 52社との比較
同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で52社中11位あたり、逆に低いのは配当利回りで52社中38位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,469で、1年前と比べて-6.1%。過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 26.8倍 |
| PER (会社予想) | 18.9倍 |
| PBR | 2.19倍 |
| 配当利回り | 1.46% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に2569円と、25日移動平均線(2391.46円)を約7.4%上回る。52週高値2731円に約6%迫る。直近1ヵ月で19.05%と急上昇し、出来高も8月10日に840万株と増加。RSIは66.2とやや過熱気味。週足では明確な上昇トレンドが継続し、業績期待と需給が株価を押し上げている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)。
PERは27.85倍と同業界平均の31.5倍をやや下回るが、予想PERは19.6倍に低下見込み。PBRは2.28倍で平均2.83倍を下回り、ROE9.2%は平均的な水準。配当利回りは1.4%と平均2%を下回るが、配当性向27.8%で安定。収益は増加傾向にあり、ほぼ妥当だが配当利回りはやや低い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 26.8倍 | 30.1倍 |
| PER (予想) | 18.9倍 | — |
| PBR | 2.19倍 | 2.49倍 |
| ROE | 9.2% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、グローバル市場での成長持続と新興市場の開拓。強気派は、高齢化に伴う医療需要の増大、循環器疾患の増加により、製品需要が着実に伸びるとみる。また、新興国市場でのシェア拡大が成長を牽引。一方、弱気派は、医療機器業界の競争激化、価格競争による収益性低下、規制強化や為替変動の影響を懸念。また、依存度の高い海外市場での政治リスクも指摘される。
- 医療需要増大
高齢化や生活習慣病の増加で心疾患関連の製品需要が拡大。
- 新興国成長
新興国での医療設備投資が増加しており、今後の成長が見込める。
- 利益率向上
高付加価値製品の構成比率上昇により、利益率が改善傾向。
- 2026/3期営業利益1,763億円、前期比11.8%増決算発表後影響強
営業利益は前期比186億円増の1,763億円、増収増益
- 純利益1,359億円、前期比16.2%増通年影響中
純利益は189億円増加し過去最高益
- 予想PER18.1倍、実績25.77倍から大幅改善決算発表後影響中
フォワードPERは18.1倍と実績比7.7ポイント低下
- 営業利益率15.58%、0.36pt改善通年影響弱
利益率は15.22%から15.58%に上昇
- 競争激化
国内外の競合他社が多く、価格競争やシェア争いが激化する可能性。
- 規制強化
医療機器の規制が世界的に強化され、承認取得コストが増大する懸念。
- 為替変動
売上の約5割が海外であり、為替の変動が業績に大きく影響。
- 売上高増収率9.2%、前期12.4%から減速決算発表後影響中
増収率は前期比3.2pt低下、成長鈍化懸念
- PBR2.21倍とROE9.2%の不整合継続影響中
ROE9.2%ではPBR2.21倍を正当化しにくい
- 配当利回り1.52%と低水準継続影響弱
配当利回り1.52%は投資家の選別対象になりやすい
- 株価1年で11.81%下落の弱気トレンド継続影響弱
株価は1年間で11.81%下落、需給が軟調
- カテーテル売上高
- 主力製品の動向は収益の柱を占めるため。
- 海外売上高比率
- グローバル展開の進捗と為替の影響を把握するため。
- 営業利益率
- 製品ミックスや価格競争の影響を見るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり36円で、前期から+15.4%。いまの株価に対する利回りは1.46%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 11 | — | 23.1 |
| 2018年3月 | 13 | 19.0 | 27.3 |
| 2019年3月 | 14 | 8.0 | 34.0 |
| 2020年3月 | 14 | 3.7 | 32.1 |
| 2021年3月 | 14 | 0.0 | 42.1 |
| 2022年3月 | 17 | 21.4 | 40.9 |
| 2023年3月 | 20 | 17.6 | 38.0 |
| 2024年3月 | 22 | 10.0 | 37.3 |
| 2025年3月 | 26 | 18.2 | 31.5 |
| 2026年3月 | 30 | 15.4 | 27.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥36
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ74,483人。区分でいちばん多いのは外国法人で44.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.3%を占め、残る53.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 31.1 | 32.4 | 33.8 | 39.7 | 43.1 | 44.0 |
| 金融機関 | 52.7 | 52.1 | 50.7 | 45.2 | 44.0 | 41.9 |
| 個人・その他 | 8.0 | 7.2 | 7.5 | 6.5 | 6.3 | 7.0 |
| 事業法人 | 6.7 | 6.4 | 6.1 | 6.8 | 4.6 | 4.4 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.9 | 1.9 | 1.9 | 2.0 | 2.6 |
| 自己株式 | 0.5 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 22.19 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.47 |
| 03 | 第一生命保険株式会社 | 3.50 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.09 |
| 05 | 明治安田生命保険相互会社 | 3.01 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.99 |
| 07 | 公益財団法人テルモ生命科学振興財団 | 1.99 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.85 |
| 09 | HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.58 |
| 10 | THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.52 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-21野村證券株式会社新規の大量保有報告0.28%-7.78pt
- 2026-04-21マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー(Massachusetts Financial Services Company)新規の大量保有報告6.56%+1.00pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−26%、1株純資産は14期で−7%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 124 | 1,152 | 11.9 | 16.4 | 16.8 |
| 2014年3月 | 90 | 1,307 | 7.3 | 25.1 | 24.6 |
| 2015年3月 | 51 | 757 | 7.2 | 31.3 | 20.9 |
| 2016年3月 | 68 | 689 | 9.3 | 29.9 | 31.8 |
| 2017年3月 | 76 | 698 | 11.1 | 25.4 | 23.1 |
| 2018年3月 | 130 | 778 | 17.5 | 21.6 | 27.3 |
| 2019年3月 | 109 | 940 | 12.7 | 31.1 | 34.0 |
| 2020年3月 | 57 | 502 | 11.7 | 32.6 | 32.1 |
| 2021年3月 | 51 | 567 | 9.6 | 39.1 | 42.1 |
| 2022年3月 | 59 | 669 | 9.5 | 31.7 | 40.9 |
| 2023年3月 | 60 | 746 | 8.4 | 30.0 | 38.0 |
| 2024年3月 | 72 | 894 | 8.7 | 38.2 | 37.3 |
| 2025年3月 | 79 | 928 | 8.7 | 35.4 | 31.5 |
| 2026年3月 | 92 | 1,074 | 9.2 | 22.9 | 27.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額623百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高木俊明 | 代表取締役会長 | 68 | 158,336 |
| 鮫島光 | 代表取締役社長CEO | 62 | 75,387 |
| 長田敏彦 | 取締役専務経営役員 イノベーション担当 コーポレートR&D、知的財産部、臨床開発部、レギュラトリーアフェアーズ部、テルモメディカルプラネックス、テルモベンチャーズ | 59 | 46,920 |
| 国元規正 | 取締役常務経営役員 コーポレートバリュープロモーション担当 総務渉外部、法務コンプライアンス部、コーポレートコミュニケーション部、国内営業統括部、テルモ・コールセンター、EHSマネジメント部 | 63 | 53,112 |
| 西秀訓 | 取締役 | 75 | 6,310 |
| 小澤敬也 | 取締役 | 73 | 2,561 |
| 小木曾麻里 | 取締役 | 59 | 1,576 |
| 柴﨑崇紀 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 41,348 |
| 宇野総一郎 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 林敬子 | 取締役(監査等委員) | 66 | 471 |
| 古杉裕亮 | — | 64 | — |
| 白𡈽 麻子 | — | 64 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 奈良寿 | 取締役 | 63 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 229 | 143 | 117 | 490 | 98 |
| 社外取締役 | 6 | 84 | — | — | 84 | 14 |
| 取締役(社内) | 1 | 49 | — | — | 49 | 49 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容470字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,045字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク182字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,551字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第111期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第111期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第110期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第110期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第109期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第109期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第109期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第109期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第108期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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