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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

リブ・コンサルティング

LiB Consulting Co.,Ltd.480A · Growth · サービス業

ベンチャーから大企業まで幅広く支援する経営コンサルティング会社。戦略立案から実行まで伴走するハンズオン支援が特徴。

概要

リブ・コンサルティングは、2012年設立の経営コンサルティング会社である。「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」を理念に、戦略立案から実行まで伴走するハンズオン支援を強みとする。2025年12月に東証グロース市場に上場。連結売上高61億円、従業員345名(2025年12月期)。タイ・韓国にも拠点を持ち、グループ6社で事業を展開する。

戦略立案から実行まで一貫支援するグループ体制

リブ・コンサルティングは、自社および連結子会社5社(株式会社Flow Group、株式会社Goofy、株式会社プルーセル、株式会社Impact Venture Capital、LiB Consulting (Thailand) Co., Ltd.)の計6社でグループを構成する。グループ内に営業代行機能(プルーセル)、セールスフォース導入支援(Goofy)、人材紹介(Flow Group)を持つことで、戦略立案から実行までの一貫支援が可能である。ベンチャーから大企業まで幅広い顧客層を持ち、累計支援プロジェクト数は1万件に達する。

堅調に拡大する収益と上場による財務基盤強化

2021年12月期から2025年12月期までの連結売上高は26億円から61億円へと年平均23%で成長した。営業利益は2023年12月期に一旦赤字を計上したが、2025年12月期には8.4億円(対前年比105.5%増)に回復。2025年12月の上場時に増資を行い、現金及び預金が約15億円増加し、財務基盤を強化した。経営指標として売上高成長率と営業利益率を重視し、今後3年間で売上高CAGR20%、営業利益CAGR40%を目指す。

タイ・韓国への海外展開と外部提携の活用

2014年にタイ・バンコクに現地法人LiB Consulting (Thailand) Co., Ltd.を設立し、日本のコンサルティングノウハウを現地企業に提供する。2022年には韓国のコンサルティングファームISKRA CONSULTING INCと戦略的業務提携を締結。日韓間の相互支援を目的とし、海外展開における外部リソース活用の姿勢を示す。また、2025年7月にはPreferred Networksと生成AI分野での業務提携を結び、AI活用コンサルティングの推進とプロダクト開発を進める。

M&Aによるグループ拡大とバリューアップ重視の戦略

リブ・コンサルティングは適正価格での買収と買収後の明確なバリューアップ戦略を重視する。2024年1月にセールスフォース導入支援に特化した株式会社Goofyを完全子会社化。2025年6月にはコンサルティング業界特化の人材事業を営む株式会社Flow Groupを完全子会社化した。いずれもグループイン後に売上・利益が成長しており、M&Aを成長ドライバーの一つと位置づける。

業界の中での役割は企業の経営課題解決を支援するコンサルティングファーム。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
61億円
営業利益
8億円
営業利益率
13.1%
純利益
5億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01経営コンサルティング(全業界)主力

ベンチャー企業から中堅・中小企業(SMB)、大企業まで幅広い顧客層に対して、経営戦略コンサルティングを提供。戦略立案に留まらず、実行まで伴走するハンズオン支援を強みとし、累計支援プロジェクト数は1万件に達する。

創業以来の累計支援プロジェクト数1万件を誇る

主な製品・サービス2
経営戦略コンサルティング
企業の経営課題に対し、戦略立案から実行支援までを一貫して提供するサービス。
ハンズオン支援
顧客の現場に入り込み、戦略の実行と成果創出に責任を持って伴走する支援スタイル。

製品と技術

ハンズオン経営コンサルティング – 「5つの成果」にこだわる伴走支援

リブ・コンサルティングの核となるサービスは、戦略立案から実行まで責任を持つハンズオン型コンサルティングである。クライアント企業の持続可能な成長を最優先し、「業績」「CIS(顧客感動満足)」「EIS(社員感動満足)」「人財育成」「よりよい仕組みづくり」の5つの成果の連鎖を追求する。支援対象はベンチャーから大企業まで幅広く、現場に入り込み実行を阻む課題を解決する点が特徴である。

営業実行支援サービス – プルーセルによるセールス代行

100%子会社の株式会社プルーセルは、トップライン向上支援コンサルティング後の営業実行フェーズに特化したサービスを提供する。コンサルティングで策定した戦略を実際のセールス活動に落とし込み、クライアントに代わって営業を実行する。これにより、戦略が絵に描いた餅で終わらないよう、成果に直結する支援を実現している。

セールスフォース導入支援 – 株式会社GoofyのSFA実装

2024年にグループインした株式会社Goofyは、セールスフォース(Salesforce)の導入・活用支援コンサルティングに特化している。グループ全体のDX実装機能を担い、クライアント企業におけるSFAの定着と営業生産性の向上を支援する。リブ・コンサルティングの戦略立案と組み合わせることで、デジタルツールを活用した実行力の強化を図る。

アンバサダークラウド – 住宅・不動産向けSaaS

2021年4月に提供を開始したクラウドSaaS「アンバサダークラウド」は、住宅・不動産業界に特化したサービスである。具体的な機能は有価証券報告書に詳細がないが、業界特化型のクラウドサービスとして、コンサルティング事業とは別にプロダクト事業を展開している。

生成AI活用コンサルティング – Preferred Networksとの協業

2025年7月、株式会社Preferred Networksと業務提携を締結し、「生成AI × マーケティングセールス」領域の共同事業を開始した。過去の1万件の支援プロジェクトで蓄積されたナレッジをAIでデータベース化し、コンサルタントの生産性向上に活用する。同時に、クライアント企業向けに生成AIの導入・活用支援コンサルティングを提供し、新たな成長機会としている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 経営コンサルティング(全業界)創業以来の累計支援プロジェクト数1万件を誇る

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

コンサルで高成長、利益率改善中も依存度課題

当社はサービス業に属し、コンサルティングサービスを提供する。売上高は前期比22%増の61億円と高い成長を示し、営業利益率も8%から13.11%へと大きく改善した。同業他社には、人材派遣中心のジンジブや、多角化を進めるダイブグループが存在する。当社は専門性の高いコンサルサービスで差別化し、成長を実現している。一方、特定セグメントへの依存度が高く、景気変動の影響を受けやすい点が課題である。

強み

  • 売上高が前期比22%増と高成長を継続。
  • 営業利益率が8%から13%へと大幅に改善。
  • コンサルサービスで専門的な知見を提供。
  • 国内需要を中心に事業を展開し、安定性がある。

課題

  • 特定分野への依存が高く、リスク分散が必要。
  • 景気変動の影響を受けやすい業種である。
  • 同業他社が増加し、競争が激化している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がリブ・コンサルティング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14840トライアイズ62億円
29246プロジェクトホールディングス62億円44.0倍
36546フルテック62億円89.4倍
47079WDBココ62億円9.1倍
52373ケア2161億円52.2倍
6480Aリブ・コンサルティング60億円11.3倍
79162ブリーチ59億円
8589Aネイス59億円22.3倍
92385総医研ホールディングス58億円27.2倍
107091リビングプラットフォーム58億円14.5倍
112136ヒップ56億円12.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 12件

経営理念を掲げ銀座で創業した2012年

「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」という経営理念のもと、2012年7月に東京都中央区銀座でリブ・コンサルティングを設立。代表取締役の関が創業し、コンサルティングサービスの提供を開始した。翌2013年2月には東京都千代田区大手町に本社を移転し、事業基盤を整えた。

タイ進出とベンチャー投資ファンド設立で事業を拡大

2014年9月、タイ・バンコクにLiB Consulting (Thailand) Co., Ltd.を設立し、東南アジアでのコンサルティングサービス提供を開始。海外展開の第一歩となる。2018年6月にはベンチャー企業への投資を目的として株式会社Impact Venture Capitalを設立。コンサルティングに加え、投資を通じたエコシステム形成にも着手した。

営業実行支援とSaaS事業に乗り出した2021年

2021年1月、トップライン向上支援コンサルティング後の営業実行フェーズに特化した株式会社プルーセルを設立。同年4月には住宅・不動産業界向けクラウドSaaS「アンバサダークラウド」の提供を開始した。これにより、戦略立案後の実行支援と自社プロダクト事業をグループに加えた。

韓国提携とM&A加速でグループ力を強化した2022~2024年

2022年9月、韓国のISKRA CONSULTING INCと戦略的業務提携を締結。日韓間でのクロスボーダーコンサルティングを視野に入れた。2024年1月には株式会社Goofyを完全子会社化し、セールスフォース(SFA)の導入・定着支援機能をグループ内に取り込んだ。M&Aによる機能追加を積極化する。

本社移転と上場による成長加速を図った2024~2025年

2024年11月、東京都中央区日本橋二丁目(東京日本橋タワー)に本社を移転。2025年6月にはコンサルティング業界専門の人材事業を行う株式会社Flow Groupを完全子会社化。同年7月にはPreferred Networksと生成AI分野で業務提携。そして2025年12月、東京証券取引所グロース市場に新規上場し、財務基盤と信用力を強化した。

年表12件を開く

2010年代

  • 2012年7月創業「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」という経営理念のもと東京都中央区銀座にてコンサルティングサービスの提供を開始すべく当社設立
  • 2013年2月東京都千代田区大手町に本社を移転
  • 2014年9月創業タイでのコンサルティングサービス提供を目的として、LiB Consulting (Thailand) Co., Ltd. を バンコクに設立
  • 2018年6月創業ベンチャー企業投資を目的として、株式会社Impact Venture Capitalを設立

2020年代

  • 2021年1月創業トップライン向上支援コンサルティング後の営業実行フェーズの支援に特化した株式会社プルーセ ルを設立
  • 2021年4月住宅・不動産業界特化のクラウドSaaS「アンバサダークラウド」サービスの提供を開始
  • 2022年9月韓国のコンサルティングファームISKRA CONSULTING INC(本社:Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea、CEO:Hyang-Soo, Kim)と日本企業の韓国でのコンサルティング支援や韓国企業の日本でのコンサルティング支援などを目的とした戦略的業務提携を締結
  • 2024年1月セールスフォースの導入・活用支援コンサルティングに特化した株式会社Goofyが100%子会社と し てグループ・イン
  • 2024年11月東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワーに本社を移転
  • 2025年6月M&Aコンサルティング業界特化型の人材事業を営む株式会社Flow Groupの株式を100%取得し完全子会社化
  • 2025年7月株式会社Preferred Networksと生成AIを活用したコンサルティング支援の推進及びプロダクト 開発分野における業務提携を締結
  • 2025年12月上場株式会社東京証券取引所グロース市場に上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高CAGR(年平均成長率)2028年度(3年間)まで20%
  • 営業利益CAGR(年平均成長率)2028年度(3年間)まで40%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    マーケティング・セールス強化

    各セグメントの成長領域に対して、マーケティングとセールスの機能を強化し、顧客獲得と市場シェア拡大を図る。

  2. 02

    IT/DX強化

    デジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの活用による業務効率化と、クライアントのDX導入支援を通じて競争力を高める。

  3. 03

    M&A/外部連携の推進

    事業領域の拡大・補完を目的としたM&Aや外部連携を積極的に実施し、成長を加速する。M&Aに際しては厳格な財務規律を遵守する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都 中央区316百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Goofy
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社プルーセル
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Impact Venture Capital
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LiB Consulting (Thailand) Co., Ltd. (注2)
    Bangkok,Thailand · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    株式会社Flow Group
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は61億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.0%、利益が+100.0%。

売上高
+22.0%
61億円
営業利益
+100.0%
8億円
純利益
+66.7%
5億円
営業利益率
13.1%
前期比 +5.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高72億円61億円
営業利益9億円8億円
純利益6億円5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2021年12月期からの5期で、売上は26億円から61億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は13.1%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
トップライン向上支援コンサルティング後の営業実行フェーズの支援に特化した株式会社プルーセ ルを設立
2021年12月2632
2022年12月3421
2023年12月400−1
2024年12月50458.03
株式会社東京証券取引所グロース市場に上場
2025年12月618813.15

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高61億円のうち、営業利益として残るのは8億円13.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.8%31億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.1%22億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.1%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
49.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.6pt
13.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.1pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.9pt
20.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
28.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 3期分

2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は24億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年12月−1−1−1−29
2024年12月5−61−19
2025年12月6−19524

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2025年12月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は76.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年12月1912761.6
2022年12月2013768.3
2023年12月1913671.3
2024年12月26161062.1
2025年12月44331076.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
24億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
21億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中80位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中127位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥936で、1年前と比べて-26.9%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥936-2.5%1ヶ月-6.2%1年-26.9%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥841高値¥1,460

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)10.6倍
PBR1.64倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に890円まで急落した後、8月21日には886円と前日比+2.31%で反発。直近1ヶ月では-11.22%と大きく下落し、25日移動平均線(969.56円)に対し-8.6%下回る。RSIは30.24と売られすぎ圏にあり、下げ過ぎからの反発が期待される。ただし、52週高値1460円からは-39.3%の位置にあり、上値は重い。出来高は急落時に31.9万株と膨らみ、売りが一巡した可能性がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

実績PERが10.36倍、予想PERが10.1倍と同業界平均の23.01倍を大きく下回る。PBRは1.55倍で業界平均の3.33倍を下回り、割安感がある。ROEは20.7%と高く、収益性が優れている。無配当である点はマイナス材料だが、業績の成長と収益性を考慮すると割安と評価される。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍23.4倍
PER (予想)10.6倍
PBR1.64倍3.51倍
ROE20.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

DX市場の拡大を背景に売上高が急拡大し、営業利益率も改善しているが、株価は下落しており、成長の持続性が争点。強気派は、市場の追い風と実績で今後も高成長が続き、収益性も向上するとみる。弱気派は、競争激化による単価下落やプロジェクトの不採算化、コンサル依存の不安定性を懸念する。また、過去の利益変動が大きいことも慎重視する材料。

プラスに働く材料7
  • DX市場の拡大が追い風

    デジタル変革需要は中長期で拡大が見込まれる

  • 売上高が急拡大中

    2022年34億円から2025年61億円へ大幅増収

  • 営業利益率が向上

    2024年8%から2025年13%へ改善し高収益

  • 2025/12期は売上高61億円、営業利益8億円で過去最高通年影響

    売上高は前期50億円から22%増、営業利益は4億円から2倍の8億円に拡大

  • 営業利益率が8%→13.1%へ急改善通年影響

    2024/12期の営業利益率8%が2025/12期13.11%に上昇、コスト管理が寄与

  • 純損益が赤字から5億円の黒字へ転換通年影響

    2023/12期純損失1億円→2025/12期純利益5億円、2期連続で最終黒字を達成

  • 株価1年で3割下落し割安感が台頭不定影響

    株価は1年前比30.8%安の886円、予想PER10.1倍と成長率に比し割安

マイナスに働く材料7
  • 競争激化で単価下落の恐れ

    参入企業が増え、価格競争になりやすい

  • プロジェクト採算の不安定さ

    過去に赤字年度があり、案件依存の収益変動がある

  • 株価下落が需給悪化を示す

    1年で30%以上下落し、市場の期待が低下

  • 過去に赤字計上、業績変動で損失再発リスク不定影響

    2023/12期は売上40億円で純損失1億円、売上減少時に経営セーフティネットが脆弱

  • 営業利益率13%超は高水準で持続性に疑問不定影響

    2025/12期営業利益率13.11%は前期8%から急上昇、競争で一気に低下する可能性

  • 売上高61億円と小規模、大口案件の成否に左右不定影響

    売上高61億円・営業利益8億円、市場規模が小さいため主要契約の失注が直撃

  • 無配当で株主還元策が乏しい次回株主総会影響

    配当利回り0%、自社株買いの開示もなく個人投資家の支持を得にくい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場拡大を取り込めているか確認する
営業利益率
高収益モデルが持続するか確認する
プロジェクト当たりの収益性
案件採算のばらつきが業績変動の要因

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,050人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.6%を占め、残る96.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年12月%
個人・その他81.6
証券会社8.8
外国法人6.0
金融機関3.3
事業法人0.2
外国人個人0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01関厳56.70
02権田 和士9.66
03加藤 有4.00
04株式会社SBI証券3.13
05楽天証券株式会社2.64
06NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人:野村証券株式会社 代表取締役社長 奥田 健太郎)2.57
07日本証券金融株式会社1.80
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人:株式会社三菱東京UFJ銀行 取締役執行役員 半沢 淳一)1.60
09株式会社日本カストディ銀行1.16
10三菱UFJeスマート証券株式会社0.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で−100%、1株純資産は5期で−100%。直近期のROEは20.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%
2021年12月81,539395,01623.0
2022年12月49,078444,09411.7
2023年12月−11262−4.3
2024年12月5331718.4
2025年12月10052020.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額161百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
関厳代表 取締役473,876,000
権田和士常務 取締役46618,000
加藤有取締役45256,000
中川貴裕取締役CFO49
御供俊元取締役63
三宅篤彦取締役 監査等委員67
髙原明子取締役 監査等委員59
齋藤創取締役 監査等委員52

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)413813835
監査等委員313134
社外取締役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,844字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) 理念・ビジョン 当社は「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」という経営理念を掲げて代表取締役の関が2012年に創業いたしました。経営理念にはコンサルティングという仕事を通して現在、そして未来の世界にプラスの価値をもたらす会社の発展をサポートし、世の中をより良い方向に変えていくとの創業の想いが込められております。この経営理念は、現在でも当社の重要な意思決定における判断軸の根幹をなしております。 (2) 事業の概要 近年は不安定な国際情勢や世界的な物価上昇に伴うインフレ圧力など、先行き不透明な状況が続いております。こうした中、日本の各企業はさらなる付加価値向上や新たなビジネス機会創出に向けた取り組みを推進しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務改革、人手不足への対応といった構造的課題を解決するためのコンサルティングニーズは着実に拡大しています。 このような追い風の事業環境のもと、当社グループは、当社および連結子会社5社(株式会社Flow Group、株式会社Goofy、株式会社プルーセル、株式会社Impact Venture Capital、LiB Consulting(Thailand) Co., Ltd.)の計6社で構成されており、国内外においてコンサルティング事業を主に展開しております。 また、当社は2025年12月25日に東京証券取引所グロース市場への新規上場を果たし、財務基盤および信用力のさらなる強化を図っております。 (3) 事業の特徴 当社は他のコンサルティング会社と一線を画すため、以下の独自性を組み合わせて事業を展開しております。 ①ベンチャーから大手企業まで全国に広がる顧客基盤 大企業に特化するコンサルティング会社が多い中、当社はベンチャー企業から中堅・中小企業(SMB)、大企業まで幅広い顧客層に対して経営戦略コンサルティングを提供しています。支援先は首都圏にとどまらず日本全国に広がり、創業以来の累計支援プロジェクト数は1万件に達しております。 ②現場主義に徹して成果に拘りぬく支援 戦略の立案や提案にとどまらず、戦略が実行され成果が出るまで責任をもって伴走します。顧客と一体となって現場に入り込み、実行に拘りぬく「ハンズオン支援」を強みとしています。 ③中堅・中小企業、ベンチャー支援と大企業支援の相乗効果 ベンチャー支援で磨いた新規事業開発ナレッジや、中堅・中小企業向けで培った現場主義型の支援を大企業に届ける一方、大企業支援で培われた先進的な課題解決手法をベンチャーや中堅・中小企業へ還元する「三位一体での支援体制」を構築し、高い評価を得ております。 ④戦略立案から実行までサポートできるグループ力 グループ内に営業代行機能やDX実装機能を有しています。株式会社GoofyによるSFA(セールスフォース)の導入・定着支援や、株式会社プルーセルによる実際のセールス活動など、グループが一体となって戦略立案から実行までを一貫してサポートできる体制が強みです。 ⑤テクノロジー(生成AI)の最大活用 2025年7月に株式会社Preferred Networksと業務提携を締結し、「生成AI × マーケティングセールス」領域の共同事業を立ち上げるなど、AIの活用を積極的に進めております。過去の膨大な支援プロジェクトで蓄積されたナレッジをAIによってデータベース化することで、コンサルタントの業務生産性が大きく向上しています。 ⑥海外展開を見据えた事業展開 タイのコンサルティング子会社を通じ、日本の支援ノウハウを現地の企業に活用するとともに、現地での知見を日本に還元する相乗効果を生み出しております。また、韓国のコンサルティングファーム「ISKRA CONSULTING INC」との戦略的業務提携など、グローバル展開においては外部提携も積極的に活用しています。 ⑦買収後のバリューアップにフォーカスしたM&A戦略 適正な価格での買収を基本としつつ、グループイン後の明確なバリューアップ戦略を描くことを重視しています。2024年にグループインした株式会社Goofy、2025年6月にグループインしたコンサルティング人材紹介の株式会社Flow Groupは、いずれも買収後に売上高・利益ともに大幅な成長を実現しております。 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,369字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月25日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 2012年設立の当社グループは、「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」を経営理念に掲げ、国内市場にとどまらず海外市場においても経営コンサルティング事業を展開しております。また成果に拘りぬくコンサルティングを徹底しており、グループ内子会社と密接に協働することにより戦略立案後の実行フェーズの支援力を強化しております。 (2) 経営戦略 当社は上記経営方針の下で、以下の特徴を持ったサービス展開を行っております。また、今後の成長戦略として「①マーケティング・セールス強化」「②IT/DX強化」「③M&A/外部連携」の3つを掲げ、各セグメントの成長領域に対して事業を推進しております。 1.「5つの成果」にこだわるコンサルティング 当社は目先の業績だけを追求するコンサルティングではなくクライアント企業の持続可能な成長を最優先に考えており、それを実現していくためには「経営の一貫性」が重要と考えています。経営の一貫性とは、企業の経営理念に従い、市場環境の変化に対応した事業戦略、組織設計、人財育成が一貫していることを指します。 当社はクライアント企業が継続的に発展し、世の中にインパクトを与えるために、「5つの成果連鎖」で企業ストーリーを描くことを追求しております。当社が追求している「5つの成果」は下記です。 ① 業績 ② CIS(顧客感動満足) ③ EIS(社員感動満足) ④ 人財育成 ⑤ よりよい仕組みづくり 2.現場に入り込み成果にこだわるコンサルティング 当社のコンサルティングはトップマネジメントの意思決定をサポートする全社戦略や事業戦略の立案にとどまらず、現場に入り込み、全社戦略や事業戦略の遂行を阻む経営課題を現場とともに解決していくことに強みを持っております。顧客に提案した内容が机上論にならないように実行まで責任をもって伴走するところに特徴があります。 3.幅広い顧客企業 当社は大手企業から中堅・中小企業(SMB)、ベンチャー企業まで幅広い規模の顧客にコンサルティングサービスを提供しております。これにより、ベンチャー企業支援で培った新規事業開発やグロース支援コンサルティングのノウハウを大企業の新規事業開発支援に活用したり、大手企業のベストプラクティスを中堅・中小企業支援で援用したりといったシナジーを生み出すことが可能になっており、これが当社の強み・差別化要因の一つとなっております。 4.採用・育成体制の特徴 顧客企業の直面する課題は多様化・複雑化しており、コンサルティング業界へのニーズは高まっております。この高まるニーズにこたえるために当社は新卒採用・中途採用ともに積極的に実施しております。 このような取り組みが評価され、当社は世界60か国で展開している世界最大級の意識調査機関であるGreat Place to WorkⓇInstituteにより日本の中規模企業部門で2015年より12年連続で「働きがいのある会社」ランキングを受賞しております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは顧客へのサービス提供価値の大きさを表象する売上高の継続的な増加と、それをより効率的に行うことによる利益水準の向上の両輪を実現することが重要なKGIと認識しており、売上高成長率と営業利益率を重要な経営管理指標と捉えております。2021年度から2025年度までのCAGR(年平均成長率)は、売上高で23%、営業利益で27%という高い成長を実現いたしました 。今後(2025年度から2028年度)の3か年においても、売上高で20%のCAGR、営業利益で40%のCAGRを目標とし、高い水準で継続的に伸ばすことを目指しております 。 規模の拡大により本社コスト負担が小さくなり損益分岐点が下がる効果などにより利益率の高い水準での改善が今後もしばらく見込まれます。 コンサルティング事業においては人的資本の充実度がサービス提供に直結するため、先行KPIとしては期末時点人員数、生産性指標としてコンサルタント一人当たり売上高を事業のバリュードライバーとして認識しております。 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 売上高 (百万円)   注1   2,645   3,360   3,957   4,976   6,109 営業利益又は営業損失 (百万円)   注1   318   236   △34   408   839 EBITDA (百万円)   注1、2   332   256   △1   538   944 期末時点コンサルタント数(人)   注3、4   ―   158   169   162   188 コンサルタント一人当たり売上高(百万円)    注4、5   ―   24.0   20.5   23.4   26.2 (注) 1.上表の売上高、営業利益又は営業損失及びEBITDAは、2022年12月期以前はリブ・コンサルティング単体の数値、2023年12月期以降は連結数値を使用しております。 2.2025年11月20日に開示した有価証券届出書は、一時的な特殊要因(本店移転費用等)を除外した「調整後EBITDA」を指標としてまいりましたが、当該費用の計上が完了し、今後は経常的な収益力の推移を評価することが適当と判断したため、通常の「EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)」に一本化いたしました。 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+本店移転関連費用+取得関連費用 3. 2025年11月20日に開示した有価証券届出書は、期中平均コンサルタント数を使用しておりましたが、今後は期末時点コンサルタント数を使用します。収益実績との相関を重視し「期中平均コンサルタント数」を主指標としておりましたが、採用活動の強化に伴うリソース拡充状況をよりタイムリーに示し、翌連結会計年度以降の成長ポテンシャルを予測する先行指標としての有効性を高めるため、「期末時点コンサルタント数」へと変更いたしました。なお、一人当たり売上高の算定においては、期間中の稼働実態を正確に反映するため、引き続き期中平均コンサルタント数を用いて算出しております。 期末時点コンサルタント数は、リブ・コンサルティング単体の数値です。期末時点のコンサルタント数を集計、コンサルタントは単体に所属する顧客へのコンサルティング業務に従事する人員数です。 期中平均コンサルタント数は、リブ・コンサルティング単体の数値です。期末に在籍していた社員の内、コンサルティング業務に従事する社員数(HR事業部・コーポレート本部・内部監査室・未配属(研修期間)・SaaS事業の社員を除いた社員数)の期中平均値です。 4. 2022年12月期より集計を始めたため、2021年12月期は記載を省略しております。 5.コンサルタント一人当たり売上高は、リブ・コンサルティング単体の数値、国内コンサルティング事業の売上高と期中平均コンサルタント数を使用して算出しております。 (4) 経営環境 2025年の日本経済は、物価高や金利上昇といった逆風に見舞われたものの、堅調な企業収益や賃上げを背景に、コンサルティング需要が着実に拡大した一年となりました 。実質GDPは緩やかな成長にとどまった一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務改革、深刻化する人手不足への対応といった構造的課題が一段と顕在化し、企業における外部専門家への依存度はかつてないほど高まっております。 また、生成AIの進展に伴い、コンサルティング業務が一部代替される可能性も指摘されておりますが、当社においては生成AIの活用によりコンサルタントの業務生産性が向上しているほか、クライアント企業における生成AIの導入・活用を支援するコンサルティング需要が拡大しており、新たな成長機会となっております。当社は、この市場動向をとらえた支援を大企業からベンチャー企業まで積極的に行っている点が強みであると自負しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 優秀な人材の採用、育成、定着 当社の顧客企業が直面している多様な課題を解決するためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠です。当社は新卒・中途を問わず優秀な人材の採用を進めるとともに、各コンサルタントが働きやすい環境・待遇の整備に注力しております。加えて、2025年6月にはコンサル特化人材事業を営む株式会社Flow Groupを100%子会社化し、グループへ迎え入れました 。これにより、社内リソースに限定されない、柔軟かつ専門性の高い外部人材を活用した支援体制を構築し、サービス提供能力を強化しております。 ② 高い生産性の追求 当社グループは、高い収益性を維持して持続的な成長をするために、高い生産性(コンサルタント一人当たり売上高等)を不断に追求することが重要であると認識しております。戦略立案から実行までの一貫した支援体制や、生成AIの積極的な活用による業務効率化 などを通じて、支援コンサルタントが高い生産性を維持できる体制を整えております。 ③ M&A等による成長戦略の推進と厳格な財務規律 当社グループの事業領域を拡大・補完するためのM&Aや外部連携を成長戦略の柱の一つとして位置づけております。M&Aの実施にあたっては、株主価値の向上を第一に考え、「のれんコントロール(純資産に対するのれん残高の比率を1.0倍以内に抑制)」「EPS Accretive(統合後2年以内のEPSへのプラス寄与)」「投資効率(買収後3年以内のROICがWACCを超過)」といった厳格な財務規律を徹底しております。 ④ 健全な財務基盤の維持と企業価値向上の追求 当社は2025年12月25日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました 。上場により調達した資金や向上した信用力を活かし、事業拡大のための投資を機動的に実行できる財務基盤を構築しております。今後も財務基盤の安定性を維持しながら、成長投資と内部留保の確保、および株主還元の適切なバランスを模索し、継続的な企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク8,022字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社では、リスクコンプライアンス管理委員会を設置し、リスクの調査・分析及びリスクへの対応策の検討・決定・実施状況の監督、並びに役員及び従業員へのコンプライアンスの徹底、コンプライアンスに係る取り組みの推進、社内研修等の実施及びコンプライアンス違反事項の調査等を行っております。 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお下記リスクはいつでも起こりえるものであり、発生可能性のある時期に関して特定時期はありません。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 以下の各事項において、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した時に当社の経営成績などの状況に与える影響について合理的に予見することが困難な場合には、その可能性の程度や時期・影響についての記述は行っておりません。 発生可能性   影響度 (1)外部環境に関するリスク ① 技術の進化によるリスク   中   大 ② 景気変動及び業界動向の変化によるリスク   中   中 ③ 政治の変化によるリスク   中   小 ④ 自然災害発生に伴うリスク   小   大 ⑤ 競合企業によるリスク   小   中 (2)当社事業に関するリスク ① コンサルタントの確保及び育成に関するリスク   中   中 ② コンプライアンスに関するリスク   中   中 ③ M&Aに関するリスク   中   中 ④ 新規事業に関するリスク   中   小 ⑤ 外部資源の活用に関するリスク   小   中 ⑥ 顧客開拓及び顧客関係継続に関するリスク   小   中 ⑦ 労務管理に関するリスク   小   中 ⑧ 情報システムに関するリスク   小   中 ⑨ 訴訟に関するリスク   小   中 ⑩ プロジェクトの採算管理に関するリスク   小   小 (3)経営管理体制に関するリスク ① 代表者への依存について   小   中 ② 知的財産権のリスク   小   中 ③ 内部管理体制に関するリスク   小   小 発生可能性   影響度 (4)財務関連リスク ① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について   中   小 ② 当社株式の流動性について   中   小 ③ のれんの減損リスク   小   小 ④ 資金使途について   小   小 ⑤ 配当政策について   小   小 (1) 外部環境に関連するリスク ① 技術の進化によるリスク 当社グループは経営コンサルティングサービスを提供しており、業務内容として、客観性、網羅性をベースにした情報の収集、機会や脅威に係る分析などを実施しています。昨今の生成AIなどの技術の進化により、これらの活動を顧客企業自身が実施するなど、現状の支援活動を代替する可能性があります。 ② 景気変動および業界動向の変化によるリスク 当社グループが経営コンサルティングサービスを提供する顧客は、ベンチャー企業から、国内を中心に展開する中堅・中小企業、海外展開も行う大企業まで多様な規模の企業となっております。国内外の景気動向、外国為替相場の変動、税制及び法令等の改正により、顧客企業が事業投資やIT投資、コンサルティングへの支出などを抑制した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは少数の顧客に売上が集中している状況にはないため、個別企業動向の業績への影響は軽微ですが、リーマンショックのように世界経済全体が落ち込み企業の投資意欲が冷え込むような状況においては当社の業績もその影響を受けうる可能性があります。 ③ 政治の変化によるリスク 政府の政策変更や新しい法律の施行などにより、当社およびクライアント企業の事業環境が大きく変化する可能性はあります。しかし、当社は少数の顧客に売上を依存する体制ではない事、また法改正などに大きな影響をうける規制産業でもない事から大きな影響を受ける可能性は小さいと考えます。ただし、コンサルティング業界全体や日本企業全体に影響を与えるような大きな政策や規制変更があった場合は当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ④ 自然災害発生に伴うリスク 当社グループの事業拠点は、本社所在地である東京都中央区にあり、首都直下型地震や南海トラフ地震等の大災害が発生した場合、被災地域における本社損壊、停電、及び交通、通信、物流といった社会インフラの混乱及び途絶、取引先の被災等により、業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限等の影響を受ける可能性があります。 当社グループとしては、自然災害、大火災等の緊急事態に遭遇した場合において、損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための体制構築に努めておりますが、不測の事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ⑤ 競合企業によるリスク 経営コンサルティング事業は、弁護士、公認会計士、税理士等のように法律によって独占業務が存する業態とは異なり、開業に際し必ずしも特別な資格取得の必要がない業態であります。またDXや生成AIなど新たな顧客ニーズも発生しており、顧客ニーズに対応できるコンサルティング企業とそうでないコンサルティング企業との二極分化の傾向が生じており、今後、合従連衡を含む業界再編が進展していく可能性もあります。当社は顧客のニーズを的確にとらえ顧客満足度の高いサービスを提供するために、日々の業務等から得られたノウハウを蓄積し、新たな方法論(顧客の現状分析方法や現状分析に基づいた現状改革の方法)の構築を行うとともに、戦略立案に留まらない実行へのこだわりを追求することにより競合優位性の構築・確保に努めておりますが、適時適切に対応できない場合など経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当社事業に関するリスク ① コンサルタントの確保及び育成に関するリスク 企業経営者の抱える課題が多様化・複雑化している現在、コンサルティングに対するニーズは高まっております。この高まるニーズに応えて事業拡大を図るには優秀なコンサルタントの継続的な増員が不可欠と考えております。増員の為にコンサルティング経験者の採用を進めるのはもちろんですが、当社は未経験者(コンサルティング未経験だが、業界経験は持つ人材)でも早期にコンサルタントとして一人前になれるようにコンサルティングスキルを身に着ける社内教育・研修プログラムを充実させております。また新卒採用も積極的に進めており潜在能力の高い人材の獲得に努めております。今後においても優秀な人材の確保及び優秀なコンサルタントの育成に努め、引続き増員を図る方針でありますが、当社グループが求める人材の確保及び育成が進捗しない場合においては、コンサルタントへの依存が高い当社グループの事業並びに業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② コンプライアンスに関するリスク a. 機密情報の管理について 当社グループの経営コンサルティングサービスは、顧客先において、顧客先が抱えている経営課題を解決するための支援に従事しており、機密性の高い情報を取り扱っております。当社グループとしては、役員及び従業員に対して、入社時及び定期的に機密情報の取扱について指導・教育を行っております。しかしながら、不測の事態により、これらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、対応費用を含め当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b. 個人情報の管理について 当社グループの経営コンサルティングサービスの提供において個人情報を取り扱うことがあります。このため当社グループでは、役員及び従業員に対して、入社時及び定期的に個人情報の管理について指導・教育を行っております。しかしながら、不測の事態により、これらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、対応費用を含め当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ M&Aに関するリスク 経営コンサルティングの業界では企業規模の拡大が進んでおります。当社も規模を拡大すべく、新卒、中途を含め人材の採用活動を年々強化しています。一方、経営コンサルティングサービスを提供できる人材の数は限られていると認識しております。当社の事業成長と人材確保のスピードにタイムラグを発生させないために、当社の事業および関連する領域で既に活動している企業に対するM&Aは有効な選択肢であると考えております。M&Aに関しては、高値掴みをしないための適切な買収価格の設定、事業、業務などのハード領域面でのシナジー把握だけでなく、文化、風土、コミュニケーションなどのソフト領域での相性も重要と考えております。多くの買収が企業風土の不一致により失敗することから、買収前のデューデリジェンスにおいては事業戦略や買収価値のみでなく、このソフト面での相性を十分に納得できるように実施しております。さらにPMIにおいても事業面のシナジーや管理体制面の整備だけでなく、ソフト領域の融合にも配慮して進めております。これによりM&A後の人材流出リスクの最小化を図っております。このように適正な買収価格、企業風土の相性、的確なデューデリジェンス、適切なPMIを心がけておりますが、M&Aが想定通りにいかなかった場合は当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (注) PMIとは当初計画したM&A後の統合効果を最大化するための統合プロセスを指します。統合の対象範囲は、経営、業務、意識など統合に関わるすべてのプロセスに及びます。 ④ 新規事業に関するリスク 社会環境が変化する中、顧客の事業環境やニーズも変化しています。これらの変化を事業機会とすべく、当社のサービスも新規事業として継続的に進化させています。新規事業においては、既存の経営資源、特に既存の人材とは異なるスキルが必要なケースもあります。このようなケースでは、人材の確保、制度の改定などが適切に実施されない場合、新規事業が計画通りに進捗しない可能性があります。 ⑤ 外部資源の活用に関するリスク 経営コンサルティングサービスを提供できる人材の数は限られていると認識しております。プロジェクトにおいて適正人材が不足するケースでは、外部人材の活用も選択肢になると考えております。外部人材の活用においては、人材のスキルや実活動の把握やコミュニケーションなど、社内人材とは異なる付随活動が発生します。これらの付随活動が適切に実施できない場合は、プロジェクトの遅延、品質の低下などリスクが発生する可能性があります。 ⑥ 顧客開拓及び顧客関係継続に関するリスク 経営コンサルティング事業は、企業経営者が抱える様々な経営上の問題に対し、業種業態ごとに対応した事業戦略、マーケティング及び組織・人事戦略等の経営に関するコンサルティングを通じ、顧客企業の育成及び発展を支援しております。顧客開拓につきましては、既存顧客からの紹介の他にも事業戦略、マーケティング及び組織・人事戦略等の各種経営テーマのセミナーを年間50件近く開催して集客を図っております。顧客基盤におきましてはベンチャー企業から中堅・中小企業及び大企業と幅広い業種・企業規模に拡大してきております。 さらに、当社では顧客満足度を非常に重視しており、支援先には継続的に顧客満足度調査を行い、顧客満足度指標をモニタリングして人材及びサービス提供の品質向上に努めております。この顧客満足度を重視した経営が経営コンサルティングサービス提供の継続受注に繋がっております。顧客満足度調査をタイムリーに行っているので発生可能性は低いですが、こうした顧客開拓及び関係継続に向けた施策が顧客ニーズと乖離した場合には、当社の収益の拡大も限定的なものに留まる可能性があります。 ⑦ 労務管理に関するリスク 経営コンサルティング事業においては、納期厳守と高い品質の確保が要求され、予想外のトラブルや事業環境の変化が生じた場合、品質や納期を遵守するため一時的に長時間労働が発生することがあります。当社では、長時間労働の発生を未然に防ぎ、従業員の健康を損なうことがないよう、労務管理体制を整備しておりますが、やむを得ない事情により長時間労働が発生した場合には、生産性の低下や従業員の士気の低下等により、社会的・法的な労務問題につながり、当社の経営成績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 情報システムに関するリスク 当社は、業務効率化や社内情報共有のための情報システムを主にクラウド環境にて構築・運用しており、IT統制を整備しております。サービス利用できないシステム障害、外部からの予期せぬ不正アクセスやマルウエア感染などのセキュリティインシデントによる情報システムの深刻なトラブルが発生した場合には、業務効率性の低下を招き、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、クラウド環境に保存されている顧客情報等のデータ喪失や漏洩が発生した場合にも、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 訴訟に関するリスク 当社グループは、顧客と契約を締結する際に、事前にトラブル時の責任分担を取り決める等、過大な損害賠償の請求をされないようリスク管理を行っております。しかしながら、契約時に想定していないトラブルの発生等が生じた場合、取引先等との何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。係る損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ プロジェクトの採算管理に関するリスク 当社では、作業工程等に基づき発生コストを予測し、適正な利益を加味した見積り金額を算出し、プロジェクトの採算管理をしておりますが、当初想定できなかった事象等の発生による追加コストの発生、当社の過失によるプロジェクトの中断が発生した場合には、当初見込みからプロジェクトの採算が悪化するほか、当社評価の低下等により、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 経営管理体制に関するリスク ① 代表者への依存について 代表取締役関厳は、当社創業者にして筆頭株主であり、当社の事業活動全般において重要な役割を果たしており、当社の経営活動において代表者に依存する部分が相当程度存在しております。当社は、代表者への過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化及び経営人材の育成を進めておりますが、何らかの理由により代表者が当社の業務を継続することが困難となった場合、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 知的財産権のリスク 当社が行う経営コンサルタント等の事業活動において、他社が権利者となる商標権、特許権及び著作権その他の知的財産権を侵害しないように十分に啓発活動を行い、常に注意を払って事業展開をしております。2022年10月に、当社の住宅部門で開催したイベントの名称が他社の商標権を侵害しているとして、当該他社の弁理士より警告を受けたことがありますが、WEBページから対象のイベント名を全て削除し今後使用しない旨を通知することにより、賠償金等を支払うことなく終息しました。このように、当社の認識の範囲外で他社が権利者となる知的財産権を侵害する可能性があります。第三者の知的財産権を侵害してしまった場合、多額の費用負担や損害賠償請求を受ける等、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制に関するリスク 当社グループは、持続的な成長と中長期的に企業価値の向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置づけております。当社グループでは業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備及び運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な事業運営が困難となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 財務関連リスク ① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、新株予約権方式によるストック・オプション制度を採用しております。これらの新株予約権が行使された場合は、当社の1株当たりの株式価値は希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。新株予約権に関する潜在株式の累計は、959,463株であり、これは発行済株式総数6,400,000株の15.0%に相当します。なお、新株予約権の内容は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 ② 当社株式の流動性について 当社は、2025年12月に株式会社東京証券取引所グロース市場へ上場いたしました。上場に際して実施した公募増資等により当社株式の流動性の確保に努めております。今後は、当社の事業計画に沿った成長資金の調達や、ストック・オプションの行使による流通株式数の増加分を勘案し、これらの組み合わせにより流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ のれんの減損リスク 当社は2024年1月4日に株式会社Goofyの買収を行った際にのれんを429,192千円計上しております。また、2025年6月2日に株式会社Flow Groupの買収を行った際にのれんを152,537千円計上しております。のれんの償却期間はともに8年です。当連結会計年度末時点で、株式会社Goofyに対するのれんは321,894千円、株式会社Flow Groupに対するのれんは141,414千円です。株式会社Goofyおよび株式会社Flow Groupの業績は好調でありますが、仮に市場環境の変化などにより事業計画が目論見通りに進展しない場合はのれんの減損が発生する可能性があります。 ④ 資金使途について 新規上場に伴い調達した資金の使途として、当社は成長を加速するために必要な優秀なコンサルタントの確保や事業拡大の投資を予定しております。しかしながら、市場環境や経営環境の変化により、目論見通りに事業計画が進展せず、調達資金が予定通りに使用できない場合、また、予定通りに使用したとしても、当初見込んでいた効果を得られない場合には、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 配当政策について 当社は成長のために必要な投資に資金を用いるため、当面は配当を行わない予定です。事業環境の変化などによりこの配当政策を変更する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,016字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「経営成績等」という)の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 2025年の日本経済は、物価高や金利上昇といった逆風に見舞われたものの、堅調な企業収益や賃上げを背景に、コンサルティング需要が着実に拡大した一年となりました 。実質GDPは緩やかな成長にとどまった一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務改革、深刻化する人手不足への対応といった構造的課題が一段と顕在化し、企業における外部専門家への依存度はかつてないほど高まっております 。 また、生成AIの進展に伴い、コンサルティング業務が一部代替される可能性も指摘されておりますが、当社においては生成AIの活用によりコンサルタントの業務生産性が向上しているほか、クライアント企業における生成AIの導入・活用を支援するコンサルティング需要が拡大しており、新たな成長機会となっております。 このような事業環境のもと、コンサルティング業界に対するニーズは引き続き高水準で推移いたしました 。 さらに、こうした旺盛な需要を確実に取り込むため、当社グループでは以下の施策を推進いたしました。 a. 組織基盤の強化 顧客規模別の組織強化により、ベンチャー企業から大手企業まで、各成長ステージに応じたきめ細かな支援が可能となりました 。 b. 外部リソースの活用 当期において、コンサル特化人材事業を営む株式会社Flow Groupを100%子会社化し、グループへ迎え入れました。これにより、社内リソースに限定されない、柔軟かつ専門性の高い支援体制を構築しております 。 c. 上場による成長加速 当連結会計年度中に東京証券取引所へ上場し、増資による財務基盤の強化および信用力の向上を図りました 。 これらの取り組みの結果、当連結会計年度の業績は、売上・利益ともに前年を大きく上回る好決算となりました 。 項目(連結)   当期実績   対前年同期比 売上高   6,109百万円   22.8%増 EBITDA   944百万円   75.4%増 営業利益   839百万円   105.5%増 経常利益   830百万円   68.2%増 親会社株主に帰属する当期純利益   510百万円   87.6%増 (注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 なお、当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ② 財政状態の状況 (資産の部) 当連結会計年度における資産は、前連結会計年度末に比べ1,776,329千円増加し、4,377,878千円となりました。流動資産は前連結会計年度末と比べ1,777,294千円増加し、3,327,299千円となりました。主に、上場時の増資により現金及び預金1,491,740千円および売掛金及び契約資産が274,911千円増加したことによるものであります。 また、固定資産は前連結会計年度末と比べ964千円減少し、1,050,578千円となりました。主に、株式会社Flow Groupのグループインなどに伴いのれんが87,765千円増加、旧本社の敷金回収により敷金及び保証金が83,029千円減少したことによるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度における負債は、前連結会計年度末に比べ69,045千円増加し、1,040,995千円となりました。主に、未払法人税等115,685千円、未払消費税等82,659千円および契約負債57,315千円が増加し、一時的な営業資金調達のための短期借入金が返済により200,000千円が減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度における純資産は、前連結会計年度末に比べ1,707,284千円増加し、3,336,882千円となりました。上場時の増資により資本金598,000千円および資本剰余金597,622千円増加、また、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い利益剰余金が510,979千円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,491,740千円増加し、2,392,198千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、631,261千円の流入(前連結会計年度は502,182千円の流入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益845,426千円であり、主な減少要因は法人税等の支払額268,666千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、84,192千円の流出(前連結会計年度は608,583千円の流出)となりました。株式会社Flow Groupのグループインに伴う株式取得費用による支出127,743千円が主要な要因です。また敷金及び保証金の回収による収入84,154千円がありました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、942,517千円の流入(前連結会計年度は73,649千円の流入)となりました。約定返済による長期借入金の返済35,430千円および短期借入金の返済300,000千円による支出があった一方、上場時の株式の発行による収入1,196,000千円がありました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b. 受注実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性質上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   対前年同期比(%) コンサルティング事業   6,109,227   22.8 合計   6,109,227   22.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。なお、当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 売上高 当連結会計年度の売上高は、6,109,227千円(対前年同期比22.8%増)となりました。これは主に既存顧客の継続案件を基盤として、グロース支援、DX導入支援等を軸とした新規案件の獲得が堅調に推移した結果です。 b. 売上原価、売上総利益 当連結会計年度の売上原価は、3,109,064千円(対前年同期比21.8%増)となり、当連結会計年度の売上総利益は、3,000,163千円(対前年同期比23.7%増)となりました。 c. 販売費及び一般管理費、営業損益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、2,160,998千円(対前年同期比7.2%増)となりました。これは主に、株式会社Flow Groupのグループ・インに伴う費用の増加よるものであります。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、839,165千円(対前年同期比105.5%増)となりました。 d. 営業外損益、経常損益 当連結会計年度の営業外収益は、14,961千円となりました。これは主に投資有価証券売却益によるものであります。一方で、営業外費用は、23,700千円となりました。これは主に上場関連費用によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、830,426千円(対前年同期比68.2%増)となりました。 e. 特別損益、親会社株主に帰属する当期純損益 当連結会計年度の特別利益は15,000千円となりました。これは訴訟損失引当金戻入額を計上したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、845,426千円となり、法人税等を336,815千円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は、510,979千円(対前年同期比87.6%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 資本の財源及び資金の流動性について 当社の運転資金需要のうち主なものは、人件費、広告宣伝費及び採用費等であります。投資を目的とした資金需要は、自社でのソフトウェア開発における人件費や外注費等によるものであります。当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、月間支払総額の最低1.5か月分の現預金残高を維持することを財務ポリシーとしております。運転資金の調達は自己資金がメインですが、金融機関と5億円の当座貸越枠を設定しており、必要な場合は金融機関からの借入ができる状況を確保しております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,392,198千円であり、十分な流動性を確保しております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの将来の財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるリスク要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について 当社グループが認識する課題等について、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の課題に対処していく必要があると認識しております。これらの課題に対し、経営者は市場ニーズや事業環境の変化に関する情報の入手、分析を行い、現在及び将来の事業環境を認識した上で、当社グループの経営資源を適切に配分し、対応策を実施していく方針です。 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、コンサルタント一人当たり売上高などを重視しております。2025年12月期も前期と比較し確実に増加しており、期中の受注施策や人員配置の適切さの結果であると考えております。 引き続きこの水準を向上し続けられるように注視してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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