概要
ケア21は1993年に学習塾として創業し、1999年に介護事業へ転換した高齢者向け総合ケア企業である。在宅系介護(訪問介護・居宅介護支援・デイサービス)と施設系介護(介護付き有料老人ホーム・グループホーム)を二本柱とし、全国に事業所を展開する。2025年10月期の連結売上高は482億円、従業員数は6,319人。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場している。
在宅系介護と施設系介護の二軸で構成される事業ポートフォリオ
当社グループの事業は、大きく在宅系介護事業と施設系介護事業に区分される。在宅系では訪問介護(ホームヘルプ)と居宅介護支援(ケアプラン作成)が中核で、デイサービスや小規模多機能型居宅介護も含む。施設系では介護付き有料老人ホーム「プレザンメゾン」シリーズと認知症対応型グループホーム「たのしい家」シリーズを運営する。2025年10月期において、在宅系が売上高150億円(構成比31.2%)、施設系が256億円(同53.1%)を占め、施設系が過半を稼ぐ構造にある。
売上高は10年間で3.6倍、収益性改善途上
連結売上高は2012年10月期の133億円から2025年10月期の482億円へと拡大を続けている。一方で利益率は変動が大きく、2024年10月期には営業損失4.6億円を計上したが、2025年10月期は営業利益7.8億円(売上高営業利益率1.6%)へと回復した。親会社株主帰属当期純利益は3.8億円。セグメント別では在宅系がセグメント利益31.3億円(利益率20.8%)、施設系が16.5億円(同6.5%)と、在宅系の収益性が相対的に高い。
16都府県に加え海外にも拠点を広げる
国内では大阪府を最大の基盤とし、2025年10月期末時点で大阪府に訪問介護85拠点、居宅介護支援29拠点、デイサービス9拠点を有する。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)にも多数の事業所を構え、愛知県、兵庫県、京都府、広島県、宮城県など全国16都府県に展開。海外では2020年に中国・上海市に現地法人を設立したが、2023年に解散。同年ベトナム・ハノイに子会社を設立し、日本語教育センターを開講するなど海外事業を模索している。
機能別に特化した子会社群がグループ全体を支える
当社グループは連結子会社10社と持分法適用会社2社で構成される。中核となるのは、障害者雇用特例子会社の株式会社サポート21、介護人材教育・派遣の株式会社EE21、給食事業の株式会社美味しい料理、訪問看護の株式会社ケア21メディカル、就労継続支援A型の株式会社たのしい職場、福祉用具販売・貸与の株式会社ケア21ライフプラスである。これらの子会社が本社の介護サービスを補完し、グループ全体で福祉・医療・教育・文化の4分野をカバーする体制をとる。
業界の中での役割は介護保険制度における指定居宅サービス事業者及び指定施設サービス事業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01在宅介護主力
高齢者の自宅を訪問し、身体介護や生活援助を行う訪問介護、ケアマネジャーによる居宅介護支援、デイサービスや小規模多機能型居宅介護などの在宅系サービスを提供。24時間365日体制で利用者の日常生活を支援する。
主要顧客要介護認定を受けた高齢者
- 訪問介護サービス(ホームヘルプサービス)
- 介護福祉士やホームヘルパーが利用者の自宅を訪問し、入浴・排泄・食事等の身体介護や掃除・洗濯等の生活援助を行う。
- 居宅介護支援サービス
- 介護支援専門員が利用者の状況に応じた居宅サービス計画(ケアプラン)を作成し、サービス事業者との連絡調整を行う。
- デイサービス(通所介護)
- デイサービスセンターに通う要介護者に対し、日常生活上の世話や機能訓練を提供する。
- 小規模多機能型居宅介護
- 通いを中心に宿泊や訪問を組み合わせた柔軟な介護サービスを提供する。
02施設介護準主力
介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)とグループホーム(認知症対応型共同生活介護)を運営し、入居者に対し日常生活上の世話や機能訓練を提供する。
- 介護付き有料老人ホーム
- 特定施設サービス計画に基づき、入浴・排泄・食事等の介護や機能訓練、療養上の世話を提供する高齢者向け施設。
- グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
- 認知症の要介護者に対し、家庭的な環境で日常生活の介護や機能訓練を提供する共同生活住居。
03その他(障害福祉・保育・関連事業)副次
障害者総合支援法に基づく就労継続支援や居宅介護、障がい者雇用を目的とした特例子会社による業務請負、訪問看護、給食・配食サービス、福祉用具の販売・貸与、住宅改修、保育所運営など、介護事業を支える多様な関連サービスを展開する。
- 就労継続支援A型事業
- 障がい者に雇用契約に基づく就労の機会を提供し、一般就労に必要な知識・能力向上を支援する。
- 訪問看護サービス
- 看護師が自宅を訪問し、療養上の世話や必要な診療の補助を行う。
- 福祉用具の販売・貸与
- 車いすや特殊寝台などの福祉用具を販売・貸与し、高齢者の日常生活を支援する。
- 住宅改修
- 手すりの取り付けなどの住宅改修を行い、高齢者が安全に暮らせる住環境を整備する。
製品と技術
訪問介護:24時間365日体制で身体介護と生活援助を提供
訪問介護はケア21の最も歴史あるサービスで、2000年の創業時から提供している。ホームヘルパー(介護職員初任者研修修了者以上)や介護福祉士が利用者の自宅を訪問し、入浴・排泄・食事介助などの身体介護と、掃除・洗濯・調理などの生活援助を行う。2025年10月期末時点で全国に訪問介護拠点を約200カ所展開し、24時間365日対応を基本とする。在宅系介護事業の売上高150億円の大部分は訪問介護が占め、同事業のセグメント利益率は20.8%とグループ内で最も高い。
施設系介護:プレザンメゾンとたのしい家の2ブランド
施設系介護事業は、介護付き有料老人ホーム「プレザンメゾン」と認知症対応型グループホーム「たのしい家」の二つのブランドで展開する。2025年10月期の施設系売上高は256億円。プレザンメゾンは「プレザンメゾン吹田」「プレザングラン京都円町」「プレザンリュクス南青山」など複数のシリーズを持ち、高級志向の物件も含む。グループホーム「たのしい家」は認知症高齢者向けの少人数型共同生活住居で、2018年以降は「たのしい家神奈川三枚町」「たのしい家千葉中央」など全国に展開している。入居率は改善傾向にある。
デイサービス・小規模多機能:在宅と施設の中間的役割
通所介護(デイサービス)は2005年に「たのしい家ときわ」で開始し、現在「たのしいデイ」ブランドで全国約20カ所を運営する。利用者が日帰りで施設に通い、入浴・食事・機能訓練を受けるサービスで、家族の介護負担軽減に寄与する。小規模多機能型居宅介護は宿泊と訪問を組み合わせた柔軟なサービスで、要介護状態の悪化を防ぐ地域密着型サービスとして位置づけられる。これらのサービスは在宅系介護事業の「その他」に分類され、売上高に占める割合は限定的だが、地域包括ケアの要として機能する。
周辺サービス:給食・訪問看護・福祉用具でワンストップ化
グループ子会社を通じて、介護本体を補完する周辺サービスを展開する。株式会社美味しい料理が有料老人ホーム内の給食を担当。株式会社ケア21メディカルは訪問看護・訪問診療サポートを提供し、医療との連携を強化。株式会社ケア21ライフプラスは車いすや特殊寝台のレンタル、住宅改修(手すり設置など)を手掛ける。これらの売上高は「その他」セグメントに計上され、2025年10月期で113億円。介護保険外の収入源としてグループ収益の多様化に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
在宅介護で国内首位、高齢化追い風も競争激化
当社は在宅介護サービスを主力とし、業界内で国内首位級の規模を持つ。同業のジンジブやイシンは人材紹介や異業種サービスに強みを持つが、当社は介護事業に特化し、全国展開によるブランド力と安定した顧客基盤が強みだ。近年は売上高が411億円から482億円へ成長する一方、2024/10期は営業赤字に転落したが、2025/10期には黒字化を達成し、収益改善の兆しが見える。業界全体では高齢化による需要拡大が続くが、競争激化や人手不足が課題となる。ライバルであるJSHやダイブとの差別化が重要で、介護サービスの質と効率性の向上が競争優位性を左右する。
強み
- 在宅介護分野で国内最大級のシェアを持ち、全国に広がる基盤が強み。顧客からの信頼も厚い。
- 売上高は411億円から482億円へと順調に拡大。介護需要の増加を背景に安定成長を続ける。
- 2024/10期の赤字から2025/10期には営業利益率1.66%と黒字化を達成。収益構造の改善が進む。
- 高齢化の進行で介護サービスの需要は拡大基調。市場規模の成長を取り込めるポジションにある。
課題
- 介護業界全体で人材確保が難しく、労働力不足がサービスの提供能力に影響を与える可能性がある。
- 同業のジンジブやイシンなど新規参入もあり、価格競争や差別化戦略が必要となる。
- 2024/10期の赤字からの回復途上であり、収益力の持続的な向上が課題。効率化やコスト管理が求められる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がケア21
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9656グリーンランドリゾート | 62億円 | 12.6倍 |
| 2 | 4840トライアイズ | 62億円 | — |
| 3 | 9246プロジェクトホールディングス | 62億円 | 44.0倍 |
| 4 | 6546フルテック | 62億円 | 89.4倍 |
| 5 | 7079WDBココ | 62億円 | 9.1倍 |
| 6 | 2373ケア21 | 61億円 | 52.2倍 |
| 7 | 480Aリブ・コンサルティング | 60億円 | 11.3倍 |
| 8 | 9162ブリーチ | 59億円 | — |
| 9 | 589Aネイス | 59億円 | 22.3倍 |
| 10 | 2385総医研ホールディングス | 58億円 | 27.2倍 |
| 11 | 7091リビングプラットフォーム | 58億円 | 14.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 63件
学習塾として創業し休眠、介護事業に方向転換した1993〜1999年
1993年11月、大阪府摂津市に株式会社ヨダゼミイースト(現ケア21)を設立し、学習塾の経営を開始した。1995年7月に本社を吹田市千里丘下へ移転。しかし1998年10月に学習塾事業を移譲し休眠会社となる。1999年7月、株式会社ケアにじゅういちに商号変更し、翌年の介護保険法施行を見据えて介護事業への参入を決断した。この転換が現在の事業基盤の原点となった。
訪問介護3拠点でスタート、2003年にヘラクレス上場
2000年4月、介護保険法施行と同時に「ケア21吹田」「ケア21豊中」「ケア21東淀川」の3拠点で訪問介護事業を開始。同年、財団法人大阪府教職員互助組合から介護相談業務を受託した。2002年11月には「ケア21墨田」を開設し首都圏に進出。2003年1月に株式会社ケア21へ商号変更し、同年10月に大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット「ヘラクレス」市場に上場した。上場時の売上高は開示されていないが、この時点で在宅介護事業者としての基盤を固めた。
有料老人ホームとグループホームに参入した2005年
2005年3月、大阪府吹田市に「たのしい家吹田(現プレザンメゾン吹田)」を開設し介護付き有料老人ホーム事業に進出。同年4月にはグループホーム「たのしい家東淀川」、7月にはデイサービス「たのしい家ときわ」を開設し、在宅以外のサービスラインを拡充した。2006年5月には障害者雇用のための特例子会社「株式会社サポート21」を設立。2007年3月には訪問看護事業も開始し、介護周辺領域への多角化を進めた。
ベネッセから事業譲受、関東・中部・九州へ一気に拡大した2009年
2009年2月、株式会社ベネッセスタイルケアより福岡市内の介護保険事業及び介護保険外サービス事業の運営を譲り受け、九州エリアに進出。同年9月には本社を現在の大阪市北区堂島に移転した。2010年には神奈川県、千葉県、京都府、愛知県に次々と拠点を開設。同年10月の市場統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場した。この時期にM&Aと新規出店を積極的に活用し、事業エリアを急速に拡大した。
株式交換でEE21を子会社化、人材事業をグループ内に取り込む
2012年1月、株式交換により株式会社EE21及びその子会社1社を完全子会社化した。EE21は介護人材の教育事業と紹介・派遣事業を手掛け、グループ全体の人材確保・育成機能を強化する役割を担う。同年5月には埼玉県に進出し、2013年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東証JASDAQ(スタンダード)市場に上場。2014年10月には給食事業の株式会社美味しい料理と訪問看護の株式会社ケア21メディカルを設立し、サービスの内製化を進めた。
保育・学童事業に進出、海外展開も開始した2016〜2020年
2016年4月、東京都台東区に「うれしい保育園谷中」を開設し保育事業に参入。2017年12月には訪問看護大手の株式会社ナースセントラルを子会社化し医療連携を強化。2020年1月には中国上海市に現地法人を設立、同年10月にはベトナム・ハノイに子会社を設立し、海外での介護事業準備を開始した。2021年4月には学童保育「みらいスターズ都島」を開設し、子ども向け事業も拡充。この間、売上高は2016年10月期の226億円から2021年10月期の364億円へと成長した。
中国子会社を解散、海外事業を再編した2023年
2023年8月、中国の子会社である凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を解散した。進出から約3年で撤退を決断した形となる。一方、ベトナムでは2023年2月に孫会社Lotus Education Co., Ltd.において「LOTUS日本語教育センター」を開講し、教育事業をスタート。同年10月には有限会社トチギ介護サービスより東京都文京区の訪問介護事業を譲り受けるなど、国内M&Aも継続した。海外戦略は中国からベトナムへ軸足を移しつつ、介護ではなく教育で足場を固める方向へシフトした。
有料老人ホーム5拠点を譲渡、事業ポートフォリオを入れ替えた2024年
2024年9月、株式会社チャーム・ケア・コーポレーションへ有料老人ホーム5拠点を譲渡した。この譲渡により施設系の一部を縮小する一方、2025年5月には完全子会社ケア21ライフプラスへ会社分割で福祉用具事業を移管。同年6月には株式会社あさひより大阪市淀川区・西淀川区の訪問介護事業を譲り受けるなど、不採算事業の整理と成長分野への集中を進めた。2025年8月にはニューロンネットワーク株式会社との資本提携を解消し、関連会社を見直した。これらの動きは、収益性改善を目的とした選択と集中の一環とみられる。
年表63件を開く
1990年代
- 1993年11月創業大阪府摂津市に株式会社ヨダゼミイースト(現当社)を設立、学習塾の経営を開始。
- 1995年7月大阪府吹田市千里丘下に本社移転。
- 1998年10月学習塾の経営を移譲し、休眠化。
- 1999年7月商号変更株式会社ケアにじゅういち(現株式会社ケア21)に商号変更。
2000年代
- 2000年4月「ケア21吹田」(大阪府吹田市)、「ケア21豊中」(大阪府豊中市)、「ケア21東淀川」(大阪市東淀川区)にて訪問介護事業の運営を開始。財団法人大阪府教職員互助組合より介護相談業務を受託。
- 2002年3月大阪市より大阪市障害者(児)ホームヘルプサービス事業を受託。
- 2002年5月大阪市北区曽根崎新地に本社移転。
- 2002年11月「ケア21墨田」(東京都墨田区)を開設し、首都圏に進出。
- 2003年1月商号変更株式会社ケア21に商号変更。
- 2003年3月大阪府より身体障害者福祉法による指定居宅支援事業者の指定を受ける。
- 2003年7月「ケア21三宮」(神戸市中央区)を開設し、兵庫県に進出。
- 2003年10月上場株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット「ヘラクレス」市場に上場。
- 2005年3月大阪府吹田市に「たのしい家吹田(現プレザンメゾン吹田)」を開設し、介護付き有料老人ホーム事業を開始。
- 2005年4月大阪市東淀川区に「たのしい家東淀川」を開設し、グループホーム事業を開始。
- 2005年7月大阪市中央区に「たのしい家ときわ」を開設し、デイサービス事業を開始。
- 2006年5月M&A大阪市北区において完全子会社、株式会社サポート21を設立。
- 2007年3月大阪市淀川区において訪問看護事業を開始。
- 2008年1月「ケア21上飯田」(名古屋市北区)を開設し、愛知県に進出。
- 2008年9月大阪市淀川区に「たのしい家よどがわ」を開設し、認知症対応型デイサービス事業を開始。
- 2009年2月株式会社ベネッセスタイルケア(本社:東京都渋谷区)より、福岡市内を対象とする介護保険事業及び介護保険外の介護サービス事業の運営を譲り受け、同事業の業務を開始。
- 2009年9月大阪市北区堂島(現本社)に本社移転。
2010年代
- 2010年3月「ケア21片倉」(横浜市神奈川区)を開設し、神奈川県に進出。翌4月、同県にグループホーム「たのしい家神奈川三枚町」を開設。
- 2010年4月グループホーム「たのしい家千葉中央」(千葉市中央区)を開設し、千葉県に進出。
- 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。
- 2010年11月グループホーム「たのしい家梅津」(京都市右京区)を開設し、京都府に進出。
- 2010年12月株式会社ジェイオープランニングより、京都市山科区における通所介護事業の運営を譲り受け、デイサービス「たのしいデイやましな」を開設。
- 2011年9月名鉄不動産株式会社より名古屋市北区における施設事業を譲り受け、デイサービス「たのしいデイあじま」及び有料老人ホーム「たのしい家あじま(現プレザンメゾンあじま)」を開設。
- 2012年1月M&A株式交換により、株式会社EE21及びその子会社1社を完全子会社とする。
- 2012年5月有料老人ホーム「たのしい家さいたま指扇(現プレザンメゾンさいたま指扇)」(さいたま市西区)を開設し、埼玉県に進出。
- 2012年10月大阪府吹田市に地域包括支援センターを開設。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の各市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。
- 2013年9月「ケア21横川」(広島市西区)を開設し、広島県に進出。
- 2013年10月デイサービスセンター「たのしいデイ仙台ながまち」(仙台市太白区)を開設し、宮城県に進出。
- 2014年3月M&A株式取得により、有限会社パートナーズ(株式会社ケア21名古屋)を完全子会社とする。
- 2014年10月M&A給食事業を行う株式会社美味しい料理、及び医療サポート事業を行う株式会社ケア21メディカルを完全子会社として設立。
- 2015年3月M&A株式取得により、有限会社まごの手サービス(現株式会社ケア21不動産)を完全子会社とする。
- 2015年11月M&A大阪市北区において完全子会社、株式会社たのしい職場を設立。
- 2016年2月M&A完全子会社株式会社ケア21名古屋を吸収合併。
- 2016年4月東京都台東区に「うれしい保育園谷中」を開設し、保育事業を開始。
- 2017年12月M&A株式取得により、株式会社ナースセントラルを完全子会社とする。
- 2018年8月株式会社まごの手サービスより、同社の全事業を譲り受ける。
- 2019年10月有限会社ジャパンケアニジュウイチより大阪市及び堺市における訪問介護、居宅介護支援、福祉用具貸与、販売事業を譲り受け、「ケア21鳳」及び「ケア21おおとり」を開設。
2020年代
- 2020年1月M&A中華人民共和国上海市において完全子会社、凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を設立。
- 2020年4月M&A株式取得により、モダンケアテクノロジー株式会社を子会社とする。
- 2020年7月M&A株式取得により、ニューロンネットワーク株式会社と資本提携し、同社を関連会社とする。
- 2020年10月M&Aベトナム社会主義共和国ハノイ市において完全子会社、CARE21 VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。
- 2020年12月有限会社ロングツリーより、東京都世田谷区における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21砧サテライト(現ケア21砧)」を開設。
- 2021年4月大阪市都島区に「みらいスターズ都島」を開設し、学童事業を開始。
- 2021年6月株式会社エターナルより、東京都練馬区における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、訪問介護ステーション「ケア21光ヶ丘サテライト(現ケア21光が丘)」を開設。
- 2021年7月合弁会社への出資により、合同会社ヘルスケアIP(現合同会社OWEN-IP)を関連会社とする。
- 2021年11月株式会社協立ケアサービスより、東京都豊島区における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、「ケア21巣鴨サテライト(現ケア21巣鴨)」を開設。
- 2022年4月京都市中京区に病院をリノベーションした住宅型有料老人ホーム「プレザングラン京都円町」を開設。
- 2022年7月東京都港区にハイクラス有料老人ホーム「プレザンリュクス南青山」を開設。
- 2022年10月有限会社エイ・ティより、埼玉県三郷市における訪問介護事業を、特定非営利活動法人福祉カフェテリアより、東京都日野市における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、「ケア21三郷」、「ケア21日野」をそれぞれ開設。
- 2023年1月ソフトケア宮城株式会社より、仙台市太白区における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21長町 長町南サテライト」を開設。
- 2023年2月ベトナム社会主義共和国ハノイ市において孫会社であるLotus EducationCO.,Ltdにおいて「LOTUS日本語教育センター」を開講し、海外における教育事業をスタート。
- 2023年8月中華人民共和国の子会社、凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を解散。
- 2023年9月株式会社エム・ケー企画より、埼玉県三郷市における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21三郷南」を開設。
- 2023年10月有限会社トチギ介護サービスより、東京都文京区における訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を譲り受ける。
- 2024年9月株式会社チャーム・ケア・コーポレーションへ有料老人ホーム5拠点を譲渡。
- 2025年5月M&A完全子会社株式会社ケア21ライフプラスへ、会社分割により当社の一部事業を譲渡。
- 2025年6月株式会社あさひより、大阪市淀川区及び西淀川区における訪問介護事業を譲り受ける。
- 2025年8月株式売却により、ニューロンネットワーク株式会社との提携を解消。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高伸長率新規出店数に沿った着実な成長
- 売上高経常利益率前年数値を継続的に上回る
- ROE(自己資本利益率)前年数値を継続的に上回る
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
現場第一主義によるサービスの質向上
「最大ではなく最高のサービスの提供」を掲げ、利用者本位の真心を重視。現場の声を活かし、徹底討論・徹底和解を通じて人材育成と仕組み改善を図る。
- 02
在宅系介護事業の収益基盤強化
緻密な市場分析に基づく出店、不採算事業所の統廃合、M&Aを実施。訪問介護事業の収益性向上を目指す。
- 03
施設系介護事業の収益性向上
有料老人ホーム等で入居ペース回復を受け、徹底したコスト管理により収益性をさらに高める。
- 04
海外展開と総合福祉企業への成長
在外子会社で教育・介護事業を推進し、経営理念を浸透。海外展開を加速し、中長期的な事業展開を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で6,319人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は405万円で、9期前と比べて+3.3%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は4.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年10月 | — | — | — | 3,652 | — |
| 2017年10月 | — | — | — | 4,143 | — |
| 2018年10月 | — | — | — | 4,521 | — |
| 2019年10月 | 392 | 47.2 | 3.8 | 4,823 | — |
| 2020年10月 | 411 | 47.9 | 4.0 | 5,011 | — |
| 2021年10月 | 420 | 47.4 | 4.6 | 5,194 | — |
| 2022年10月 | 425 | 46.8 | 4.7 | 5,560 | — |
| 2023年10月 | 407 | 46.6 | 4.8 | 5,906 | — |
| 2024年10月 | 407 | 46.6 | 4.3 | 6,153 | −8 |
| 2025年10月 | 405 | 46.6 | 4.3 | 6,319 | 13 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社11社(国内 8 / 海外 3、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社サポート21 (注)大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社EE21 (注)大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社美味しい料理(注)大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ケア21メディカル(注)大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社たのしい職場(注)大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ケア21ライフプラス大阪市 北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Care21 Vietnam Company Limited (注)ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Lotus Education Company Limited (注)ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PLAISANT VIETNAM JSC (注)ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権43.0%
- 国内合同会社OWEN-IP東京都 千代田区 · 連結子会社議決権47.6%
- 国内株式会社浅科依田東京都 千代田区 · その他の関係会社議決権22.3%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は482億円、営業利益は8億円。前期と比べると増収で、売上が+6.2%。
会社が出している今期の予想2026年10月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 495億円 | 482億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 8億円 |
| 純利益 | 1億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥17 | ¥17 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は248億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 99 | −1 | −1.0 | −2 |
| 2023年2Q | 99 | −3 | −3.0 | 2 |
| 2023年3Q | 106 | 1 | 0.9 | 0 |
| 2023年4Q | 107 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 109 | −2 | −1.8 | −2 |
| 2024年2Q | 110 | −4 | −3.6 | −3 |
| 2024年4Q | 235 | 1 | 0.4 | 8 |
| 2025年2Q | 236 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 246 | 8 | 3.3 | 4 |
| 2026年2Q | 248 | 3 | 1.2 | −3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年10月期からの14期で、売上は133億円から482億円へ3.6倍に増えた。直近期の営業利益率は1.7%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式交換により、株式会社EE21及びその子会社1社を完全子会社とする。 | |||||
| 2012年10月 | 133 | — | 5 | — | 2 |
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の各市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。 | |||||
| 2013年10月 | 158 | — | 5 | — | 3 |
| 株式取得により、有限会社パートナーズ(株式会社ケア21名古屋)を完全子会社とする。 | |||||
| 2014年10月 | 184 | — | 6 | — | 3 |
| 株式取得により、有限会社まごの手サービス(現株式会社ケア21不動産)を完全子会社とする。 | |||||
| 2015年10月 | 207 | — | 7 | — | 3 |
| 完全子会社株式会社ケア21名古屋を吸収合併。 | |||||
| 2016年10月 | 226 | — | 3 | — | −2 |
| 株式取得により、株式会社ナースセントラルを完全子会社とする。 | |||||
| 2017年10月 | 252 | — | 7 | — | 7 |
| 2018年10月 | 281 | — | 3 | — | 2 |
| 有限会社ジャパンケアニジュウイチより大阪市及び堺市における訪問介護、居宅介護支援、福祉用具貸与、販売事業を譲り受け、「ケア21鳳」及び「ケア21おおとり」を開設。 | |||||
| 2019年10月 | 310 | — | 9 | — | 3 |
| 中華人民共和国上海市において完全子会社、凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を設立。 | |||||
| 2020年10月 | 340 | — | 11 | — | 7 |
| 大阪市都島区に「みらいスターズ都島」を開設し、学童事業を開始。 | |||||
| 2021年10月 | 364 | — | 17 | — | 9 |
| 京都市中京区に病院をリノベーションした住宅型有料老人ホーム「プレザングラン京都円町」を開設。 | |||||
| 2022年10月 | 384 | — | 12 | — | 6 |
| ソフトケア宮城株式会社より、仙台市太白区における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21長町 長町南サテライト」を開設。 | |||||
| 2023年10月 | 411 | — | 2 | — | 0 |
| 2024年10月 | 454 | −5 | −2 | −1.1 | 3 |
| 完全子会社株式会社ケア21ライフプラスへ、会社分割により当社の一部事業を譲渡。 | |||||
| 2025年10月 | 482 | 8 | 5 | 1.7 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
売上高482億円のうち、営業利益として残るのは8億円で1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%371億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.4%103億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年10月期は営業CFが22億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは23億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は42億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 5 | −4 | 2 | 1 | 10 |
| 2013年10月 | 9 | −5 | −3 | 4 | 11 |
| 2014年10月 | 6 | −6 | −1 | 0 | 10 |
| 2015年10月 | 12 | −4 | −2 | 8 | 16 |
| 2016年10月 | 3 | −4 | −2 | −1 | 13 |
| 2017年10月 | 8 | −3 | −7 | 5 | 12 |
| 2018年10月 | 11 | −7 | −2 | 4 | 14 |
| 2019年10月 | 21 | −10 | −13 | 11 | 12 |
| 2020年10月 | 29 | −11 | −1 | 18 | 29 |
| 2021年10月 | 26 | −14 | −13 | 12 | 28 |
| 2022年10月 | 11 | −14 | −7 | −3 | 19 |
| 2023年10月 | 21 | −26 | 12 | −5 | 26 |
| 2024年10月 | 7 | −10 | 8 | −3 | 31 |
| 2025年10月 | 22 | 1 | −12 | 23 | 42 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年10月期の総資産は310億円。このうち返さなくてよい自己資本が45億円で、自己資本比率は14.3%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 112 | 20 | 92 | 17.8 |
| 2013年10月 | 123 | 24 | 99 | 19.8 |
| 2014年10月 | 147 | 28 | 119 | 18.8 |
| 2015年10月 | 169 | 32 | 137 | 18.9 |
| 2016年10月 | 208 | 32 | 176 | 15.3 |
| 2017年10月 | 267 | 35 | 232 | 13.1 |
| 2018年10月 | 311 | 36 | 275 | 11.6 |
| 2019年10月 | 338 | 44 | 294 | 13.0 |
| 2020年10月 | 362 | 51 | 311 | 14.0 |
| 2021年10月 | 376 | 68 | 308 | 18.0 |
| 2022年10月 | 364 | 65 | 299 | 17.8 |
| 2023年10月 | 318 | 55 | 263 | 17.3 |
| 2024年10月 | 317 | 47 | 269 | 14.9 |
| 2025年10月 | 310 | 45 | 265 | 14.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中129位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中519位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥409で、1年前と比べて+1.2%。過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 52.2倍 |
| PER (会社予想) | 110.8倍 |
| PBR | 1.33倍 |
| 配当利回り | 4.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は405円で、25日移動平均線(404.48円)をわずかに上回っており、短期の下値支持は確認されている。一方、75日線(413.21円)や200日線(430.48円)を下回っており、中期・長期のトレンドは弱含み。52週高値613円からは約34%下落、52週安値389円からは約4.1%上昇の水準。直近1ヶ月の騰落率は-0.74%と小幅ながら、7月9日に出来高130,500株を記録した後、その後は2,000〜30,000株台で推移しており、売買代金は低調。週足では緩やかな下げ基調が続いており、200日線との乖離が約-5.9%とやや拡大している。需給面では信用倍率のデータがなく判断できないが、出来高の減少は参加者の少なさを示唆している。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PERが52.11倍と同業界平均の22.43倍を大きく上回り、予想PERも110.6倍と一層高い水準です。PBRは1.32倍で平均3.17倍より低いものの、ROE8.4%に対して株価指標は割高感が強いです。配当利回りは4.17%と平均2.72%を上回りますが、直近の営業赤字や純利益が微増にとどまる中で、利益水準に対するバリュエーションは過大と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 52.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 110.8倍 | — |
| PBR | 1.33倍 | 3.51倍 |
| ROE | 8.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
介護需要の拡大を背景に売上は増加しているが、人手不足による人件費上昇や競争激化で収益性が課題。強気派は需要の伸びと黒字転換による業績改善を評価する一方、弱気派は営業利益率の低さや介護報酬改定の影響を懸念する。
- 売上成長持続
売上高は2023年度の411億円から2025年度482億円へ拡大。
- 黒字転換
営業利益が赤字から2025年度に8億円の黒字へ改善。
- 需要構造的な伸び
高齢化で在宅介護サービスの潜在需要は増加傾向。
- 2025年10月期は営業損益が13億円改善し黒字転換通年影響中
営業損益は5億円の赤字から8億円の黒字へ13億円改善。収益構造の転換点
- 売上高482億円と前期比6%増通年影響弱
売上高は454億円から28億円増の482億円。増収が黒字化を支える
- 配当利回り4.2%と高水準の株主還元継続影響弱
配当利回り4.2%と高い水準。株価405円近辺での下値支えになる
- 純利益4億円と増益圏への回復通年影響弱
純利益は3億円から4億円へ増加。小幅ながら増益が回復感につながる
- 低収益性
営業利益率は1.66%と低く、コスト増に弱い。
- 人材確保難
介護職は人手不足で採用・定着コストが増大。
- 報酬改定リスク
介護報酬改定で単価引き下げの可能性がある。
- 予想PER109.8倍と極端な高バリュエーション通年影響中
現在PER51.72倍に対し予想PER109.8倍。純利益4億円に対して株価は割高
- 営業利益率1.66%と低い収益性通年影響中
売上高482億円に対する営業利益は8億円、率1.66%。収益の厚みが乏しい
- 株価は1年でほぼ横ばい、モメンタム欠如不定影響弱
1年間の株価変化率は0.06%下落。上値追いの材料に欠けレンジが続きやすい
- 外国人株主比率0.91%と需給が極めて薄い継続影響弱
外国人持株比率0.91%と極めて低く、海外資金の流入が見込みにくい
- 営業利益率
- 収益性改善の度合いを測る重要指標。
- 従業員数
- 人材確保が成長の制約になるため推移を確認。
- サービス拠点数
- 事業拡大のペースを示す指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり17円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.16%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年10月 | 10 | — | — |
| 2017年10月 | 10 | 0.0 | 21.9 |
| 2018年10月 | 22 | 116.7 | 85.8 |
| 2019年10月 | 11 | −50.8 | 64.3 |
| 2020年10月 | 12 | 9.4 | 26.5 |
| 2021年10月 | 25 | 114.2 | 26.3 |
| 2022年10月 | 17 | −32.0 | 74.4 |
| 2023年10月 | 17 | 0.0 | — |
| 2024年10月 | 17 | 0.0 | 123.6 |
| 2025年10月 | 17 | 0.0 | 72.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥17
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ7,978人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.3%を占め、残る64.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年10月% | 2021年10月% | 2022年10月% | 2023年10月% | 2024年10月% | 2025年10月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.5 | 60.2 | 61.5 | 62.0 | 61.9 | 61.9 |
| 事業法人 | 39.1 | 35.9 | 35.3 | 35.3 | 35.4 | 35.3 |
| 自己株式 | 9.4 | 9.3 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 |
| 証券会社 | 0.8 | 1.5 | 1.6 | 1.4 | 1.6 | 1.9 |
| 外国法人 | 2.5 | 2.4 | 1.5 | 1.2 | 1.1 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社浅科依田 | 20.31 |
| 02 | 吉田 嘉明 | 13.88 |
| 03 | スターツコーポレーション株式会社 | 9.97 |
| 04 | 依田 雅 | 8.66 |
| 05 | アズワン株式会社 | 4.72 |
| 06 | 依田 平 | 3.22 |
| 07 | ケア21従業員持株会 | 2.86 |
| 08 | ケア21役員持株会 | 2.12 |
| 09 | 依田 明子 | 1.62 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 0.84 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−67%、1株純資産は14期で−60%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 86 | 813 | 11.5 | 14.1 | 38.2 |
| 2013年10月 | 107 | 1,016 | 11.7 | 20.6 | 40.7 |
| 2014年10月 | 60 | 587 | 11.0 | 18.6 | 41.0 |
| 2015年10月 | 73 | 685 | 11.3 | 14.9 | 38.0 |
| 2016年10月 | −50 | 693 | −7.3 | — | — |
| 2017年10月 | 54 | 258 | 22.0 | 11.9 | 21.9 |
| 2018年10月 | 16 | 266 | 5.9 | 24.9 | 85.8 |
| 2019年10月 | 22 | 320 | 7.5 | 25.2 | 64.3 |
| 2020年10月 | 52 | 377 | 15.0 | 13.3 | 26.5 |
| 2021年10月 | 70 | 503 | 15.8 | 12.8 | 26.3 |
| 2022年10月 | 47 | 480 | 9.5 | 16.1 | 74.4 |
| 2023年10月 | 0 | 408 | 0.1 | 1453.7 | — |
| 2024年10月 | 21 | 349 | 5.4 | 20.0 | 123.6 |
| 2025年10月 | 28 | 327 | 8.4 | 16.8 | 72.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/10期の役員報酬は総額157百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 依田平 | 代表取締役 会長 | 73 | 478,000 |
| 依田雅 | 代表取締役 社長 | 48 | 1,285,900 |
| 端山勝博 | 取締役 福祉事業本部長 | 55 | 7,800 |
| 山田耕嗣 | 取締役 業務統括本部長 | 47 | 900 |
| 深貝亨 | 取締役 | 73 | — |
| 手代木啓 | 取締役 | 37 | — |
| 奧田隆司 | 常勤監査役 | 67 | — |
| 遠藤昭夫 | 監査役 | 74 | 750 |
| 山本眞吾 | 監査役 | 67 | — |
| 小西華子 | — | 45 | — |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 121 | 9 | 130 | 22 |
| 社外取締役 | 4 | 22 | — | 22 | 6 |
| 監査役 | 1 | 5 | — | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,632字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,725字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,672字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,868字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/11/01-2026/10/31)2026-06-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/11/01-2025/10/31)2026-01-28
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/11/01-2025/10/31)2025-06-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/11/01-2024/10/31)2025-01-30
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/11/01-2023/10/31)2024-01-30
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-13
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第2四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2021/11/01-2022/10/31)2023-01-27
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