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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ブリーチ

Bleach, Inc.9162 · Growth · サービス業

レベニューシェア型で顧客企業のマーケティングを支援する、シェアリング型統合マーケティング事業を展開。広告費を自社負担し、成果に応じて報酬を得る独自モデルで成長。

概要

株式会社ブリーチは、2010年設立のマーケティング支援企業である。自社が広告費を負担し、成果に応じて報酬を得るレベニューシェア型のビジネスモデルを採用する。化粧品や健康食品などのインターネット通販企業を主な顧客とし、売上高は2025年6月期に172億円に達した。2023年7月に東証グロース市場へ上場し、従業員数は126名。

レベニューシェア型の報酬体系と内製化の特徴

当社グループは、顧客企業から初期費用やコンサルティング料を受領せず、実際に獲得した新規ユーザー数に応じて報酬を得るレベニューシェア型を採用する。これにより、予算が限られた中小・中堅企業でも利用しやすく、顧客はユーザー獲得単価(CPA)を事前に確定できる。また、マーケティング戦略構築から広告制作、運用までの全工程を内製化しており、高速PDCAを実現している。収益指標はROAS(広告費用対効果)で管理し、一定水準を維持するよう広告出稿額を調整する。

ディスプレイ広告を中心とした多様な広告手法

当社グループは主にディスプレイ広告を活用し、LINEやYahoo!などのウェブメディアに広告を配信する。リスティング広告と比べインプレッション数が多く、単価が安いため、適切に運用すれば低いCPAで多くの新規ユーザーを獲得できる。Cookieを使ったリターゲティングには依存せず、知名度の低い商品でもその場で魅力を伝え購買につなげるダイレクトマーケティングに強みを持つ。動画広告の活用も強化し、複数のコア商材の売上拡大に貢献している。

売上高172億円、営業利益4.4億円の経営成績

2025年6月期の連結売上高は171億6千万円(前期比24.3%増)、営業利益は4億4千万円(前期は営業損失3億7千万円)となり、黒字転換した。親会社株主に帰属する当期純利益は3億円(前期は5億5千万円の損失)。売上高は2018年12月期の3億円から5年間で約57倍に拡大している。広告出稿額の増加や新規商材への投資が寄与した。一方、2024年6月期には赤字を計上しており、収益の変動が大きい。

コア商材の育成と商材パイプラインの管理

当社グループは月次売上高1000万円以上の「コア商材」を収益の柱と位置づける。新規商材はテストマーケティングでポテンシャルを検証し、売上拡大余地が大きいと判断したものに社内リソースを集中投入する。勝ちパターンを他の広告媒体や配信面に展開し、コア商材数と商材当たり売上高の向上を図る。2025年6月期には新たに連結子会社オーラムテックを設立し、自社商品保有や物流インフラの提供など支援領域を拡大した。

業界の中での役割はデジタルマーケティング支援サービス提供者(レベニューシェア型)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
172億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-1.7%
純利益
-3億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
シェアリング型統合マーケティング事業171億円99.4%4億円2.3%
その他(注1)1億円0.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01インターネット通販(化粧品・日用品・機能性表示食品等)主力

主に化粧品、日用品、機能性表示食品等のインターネット通販会社に対し、レベニューシェア型の報酬体系で広告制作・運用・戦略構築など一気通貫のマーケティング支援を提供。初期費用やコンサルティング料なしで効果に応じた報酬を受領し、予算の限られる中小・中堅企業も支援。

主な製品・サービス1
マーケティング支援サービス
ディスプレイ広告等のインターネット広告の戦略構築、広告制作、運用、LP改善提案までを内製で一貫提供。成果報酬型で新規ユーザー獲得を支援する。

02美容サロン・金融サービス等の店舗・サービス業準主力

美容サロンや金融サービスを展開する企業向けに、店舗への集客や申し込み獲得を目的としたマーケティング支援を実施。ディスプレイ広告を中心に潜在層への訴求で新規顧客を創出する。

主な製品・サービス1
マーケティング支援サービス
オンライン広告による集客支援。ディスプレイ広告で潜在層にアプローチし、広告ページを経由して顧客LPへ誘導、来店や申し込みを促進する。

製品と技術

レベニューシェア型統合マーケティングサービス

当社グループの中核サービスは、シェアリング型統合マーケティングである。顧客企業の商材について、市場分析から広告戦略の立案、クリエイティブ制作、LINEやYahoo!などのメディアへの配信、効果測定までを一貫して提供する。報酬は新規ユーザー獲得数×合意単価のレベニューシェア方式で、顧客はCPAを確定できる。2025年6月期には、この事業で170億円の売上を計上した。

広告クリエイティブの内製と高速PDCA

当社グループは、マーケティング戦略、広告制作、運用の全機能を内製化している。大量のA/Bテストを実施し、仮説構築から検証・改善を高速で回すPDCAサイクルを確立。生成AIも活用し、広告制作の生産性向上を図る。蓄積されたデータとノウハウは社内で共有され、継続的なマーケティング力の進化につながっている。

ディスプレイ広告と動画広告を組み合わせた広告配信

主力広告手法はディスプレイ広告で、潜在層への訴求に強みを持つ。リスティング広告に比べインプレッション数が多く、クリック単価が低い。さらに、2025年6月期には動画広告の活用を強化し、複数のコア商材で売上拡大に成功。Cookieに依存しないダイレクトマーケティングにより、認知度の低い商品でも購買へ誘導している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

サービス業で低収益、競合は専門企業

当社はサービス業に属し、ジンジブ、イシン、JSHなどと競合する。売上高は138億円(2024年6月期)から172億円(2025年6月期)へ増収見込みだが、営業利益率は2.33%と低い。業界内での明確なポジションは見えず、差別化要素が不足している。コスト削減や高付加価値サービスの提供が急務。

強み

  • 2025年6月期に売上高172億円と増収見込みで、事業拡大中。
  • 複数のサービスラインを持ち、顧客ニーズに対応可能。
  • 比較的小規模な組織で、市場変化に素早く適応できる。
  • サービス業における人的資本が強み。

課題

  • 営業利益率2.33%と低く、コスト構造の改善が必要。
  • 同業他社との際立った差別化要因が乏しい。
  • 過去の売上高が変動しており、安定性に欠ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がブリーチ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19246プロジェクトホールディングス62億円44.0倍
26546フルテック62億円89.4倍
37079WDBココ62億円9.1倍
42373ケア2161億円52.2倍
5480Aリブ・コンサルティング60億円11.3倍
69162ブリーチ59億円
7589Aネイス59億円22.3倍
82385総医研ホールディングス58億円27.2倍
97091リビングプラットフォーム58億円14.5倍
102136ヒップ56億円12.6倍
117048ベルトラ56億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 9件

千葉県我孫子市での設立と商号変更

2010年4月、インターネット販売促進支援事業を目的として千葉県我孫子市にジャパンウェブリンク株式会社を設立。2011年2月に本社を千葉県柏市に移転し、2013年3月に株式会社ブリーチへ商号変更した。創業時からウェブマーケティングに関わる事業を展開していた。

シェアリング型統合マーケティング事業の開始

2016年11月、シェアリング型統合マーケティング事業を開始した。これは、自社が広告費を負担し、成果に応じて報酬を得るレベニューシェア型のビジネスモデルである。従来の予算型マーケティング支援とは異なり、顧客企業は初期費用不要で、CPAを確定できる。この事業開始が現在の収益基盤の原点となった。

上場までの本社移転と成長

2017年3月に本社を東京都世田谷区に移転後、同年10月には渋谷区へ移転。2022年1月に目黒区上目黒の現在地へ移転した。この間、売上高は2018年12月期の3億円から2023年6月期には164億円に急成長。2023年7月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、資金調達と知名度向上を実現した。

2025年:子会社設立と連結業績の黒字化

2025年3月、東京都目黒区に連結子会社株式会社オーラムテックを設立。同社は自社商品の保有や物流・在庫管理など販売インフラを提供し、グループの支援対象領域を拡大した。2025年6月期の連結業績は売上高171億円、営業利益4.4億円と黒字に転換。前期の赤字から回復し、新たな成長基盤を築いた。

年表9件を開く

2010年代

  • 2010年4月創業インターネット販売促進支援事業を目的として千葉県我孫子市にジャパンウェブリンク株式会社(現:当社)を設立
  • 2011年2月本社を千葉県柏市に移転
  • 2013年3月商号変更ジャパンウェブリンク株式会社を株式会社ブリーチに商号変更
  • 2016年11月M&Aシェアリング型統合マーケティング事業開始
  • 2017年3月本社を東京都世田谷区松原に移転
  • 2017年10月本社を東京都渋谷区神泉町に移転

2020年代

  • 2022年1月本社を東京都目黒区上目黒に移転
  • 2023年7月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2025年3月東京都目黒区上目黒に連結子会社の株式会社オーラムテックを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コア商材の創出と拡大

    月次売上高1000万円以上の商材を「コア商材」と定義し、その数と商材当たり売上高を増やすことで収益を拡大する。バリューチェーンを強化し、再現性をもってコア商材を生み出す。

  2. 02

    人材採用と組織体制強化

    優秀な人材の確保・育成に注力。新卒・未経験者中心の採用を強化し、社内分業・ITツール活用による業務効率化や育成プログラム拡充により未経験者を早期戦力化。マーケター人員数や1人当たり売上高の向上を図る。

  3. 03

    商材パイプライン拡充とコンサルティング力強化

    既存顧客からの売上拡大に加え、広告代理店やEC支援コンサルとの連携で新規顧客を開拓。新商材ジャンルに展開し、LPや商品設計の上流コンサルティング力を強化する。

  4. 04

    マーケティング手法の拡大

    動画広告など新フォーマットの活用、GoogleやFacebookなど広告媒体の拡大によりマーケティング手法を多様化。ディスプレイ広告で培った知見を動画にも展開する。

  5. 05

    データ・ITツール活用促進

    独自データベース構築、効果測定・自動トレーディングツール、AIによるクリエイティブ自動生成などを開発。ECカートやチャットボット導入で購買体験を改善し、データ利活用を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で126人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は658万円で、2期前と比べて4.4%平均年齢は27.0歳、平均勤続年数は2.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2023年6月68827.51.992
2024年6月69727.11.993
2025年6月65827.02.1126

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率21.1%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都 目黒区200百万円
シェアリング型統合マーケティング事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱オーラムテック
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は172億円営業利益-3億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-175.0%。

売上高
+0.0%
172億円
営業利益
-175.0%
-3億円
純利益
-200.0%
-3億円
営業利益率
-1.7%
前期比 -4.1%pt

四半期の推移

8期分

直近は2026年4Qで、売上は85億円、営業利益は−3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−4.5%、営業利益は−250.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3825.31
2024年2Q36−2−5.6−1
2024年3Q3500.0−1
2024年4Q29−5
2025年2Q8322.41
2025年4Q8922.22
2026年2Q8700.00
2026年4Q85−3−3.5−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2018年12月期からの9期で、売上は30億円から172億円へ5.7倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2018年12月3032
2019年12月3721
2020年6月2821
2021年6月8174
2022年6月146106
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年6月1642115
2024年6月138−4−6
東京都目黒区上目黒に連結子会社の株式会社オーラムテックを設立
2025年6月172442.33
2026年6月172−3−3−1.7−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高172億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金101.7%175億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.7%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比9.3pt
-1.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.8pt
-1.7%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年6月期は営業CFが4億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は89億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年6月5−18424
2022年6月1−13026
2023年6月23192459
2024年6月−19−258−2196
2025年6月4−4−7089

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年6月期の総資産は132億円。このうち返さなくてよい自己資本が95億円で、自己資本比率は72.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年12月2251720.8
2019年12月2561922.9
2020年6月2471727.7
2021年6月42123027.3
2022年6月60184229.3
2023年6月86335337.9
2024年6月129923771.6
2025年6月132953772.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
89億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
28億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
37億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中442位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中488位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥231で、1年前と比べて-40.2%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥231+0.4%1ヶ月+0.9%1年-40.2%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥223高値¥405

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.64倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価228円、25日線(234円)を下回り弱含み。1ヶ月で-2.98%下落。52週安値(223円)に接近。RSI37.5と売られ過ぎ。出来高は直近19,000株とやや増加。週足では75日線(243円)を下回り、下降トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 29.2倍は同業界平均22.5倍を上回り割高。PBR 0.62倍は平均3.17倍を大きく下回るが、直近の純損失(-6億円)や低ROE 3.2%が懸念。無配で配当利回りはゼロ。割安なPBRだが収益力低下と無配がネック。割高判定だが、業績回復次第で変わる可能性。

指標この会社業種平均
PBR0.64倍3.51倍
ROE3.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024/6期は減収・赤字転落と業績悪化。2025/6期は黒字回復見込みだが、信用回復が課題。強気派は人手不足を背景に需要が拡大しており、業績のV字回復が可能とみる。弱気派は赤字からの回復途上で、粗利率の低迷や競合との価格競争を懸念。PBR0.62倍と割安だが、ROE3.2%と低く、成長性への疑問も。

プラスに働く材料7
  • 人手不足の追い風

    製造業を中心に人手不足が深刻化し、派遣需要は堅調。

  • 業績反転期待

    2025/6期は営業黒字2.3%と改善計画で、赤字からの回復。

  • 割安な株価水準

    PBR0.62倍と解散価値以下の水準で下値不安は限定的。

  • 売上高172億円と回復基調2025/6期影響

    売上高は前期比24.6%増の172億円、純利益3億円に転換。

  • PBR0.62倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.62倍は純資産の6割、株価上昇余地。

  • コスト削減で営業利益率改善2026年Q1影響

    営業利益率2.33%から改善、固定費率低下で利益拡大。

  • 小型株の需給改善期待不定影響

    時価総額59億円、出来高増加で値動き拡大。

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率2.3%は業界平均を下回り、改善の明確な策が見えない。

  • 信用失墜リスク

    2024/6期の赤字で取引先からの信用低下の可能性。

  • 競合との価格競争

    差別化が難しく、単価低下リスクが常に存在。

  • 過去の赤字決算リスク継続影響

    2024/6期に純損失6億円、再度赤字転落の可能性。

  • PER29倍と割高水準継続影響

    PER29倍は業界平均を大幅に上回る。

  • 売上高の大幅変動リスク不定影響

    売上高が138億円まで減少した実績、変動が大きい。

  • 無配継続で株主還元不足継続影響

    配当利回り0%、株主への利益還元なし。

次の決算で確かめる点
派遣単価
収益性に直結。価格競争の激しさを示す。
稼働社員数
売上高のボリュームドライバーであり、需要動向を反映。

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ4,320人。区分でいちばん多いのは事業法人54.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.9%を占め、残る44.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人71.156.454.9
個人・その他28.935.838.4
証券会社3.63.9
外国法人3.91.9
金融機関0.31.0
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社大平事務所53.17
02大平 啓介18.45
03宮田 一成2.11
04山下 良久1.50
05楽天証券株式会社1.15
06株式会社SBI証券1.06
07日本マスタートラスト信託銀行(信託口)0.71
08三菱UFJeスマート証券株式会社0.65
09北原 茂0.59
10宮田 知子0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−101%、1株純資産は8期で−84%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%
2018年12月8402,28245.1
2019年12月6062,88923.4
2020年6月4073,29513.2
2021年6月225848.6
2022年6月318842.7
2023年6月7316258.5
2024年6月−22362−8.9
2025年6月123723.2
2026年6月−11

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大平啓介代表取締役 社長3918,379,300
小西勲取締役CFO42
外川穣取締役5442,000
中川修平取締役48
野田光治常勤監査役72
五十部紀英監査役39
山野智也子監査役43
糟谷祐一郎45

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3707023
社外取締役5484810

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,351字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、「世界を照らす。」という経営理念を掲げ、当社グループの独自の卓越したマーケティング支援により「世の中に普及していない魅力ある商品やサービス」に光をあて、輝かせるとともに、「当社グループの人財一人一人」が成長して輝くことで、より豊かな社会の創造に貢献していくことを目指して事業を展開しております。 (1) 事業概要 当社グループは、主にレベニューシェア型の報酬体系(詳細は下記参照)にて顧客企業のマーケティング支援を行う、シェアリング型統合マーケティング事業を展開しております。主に化粧品、日用品、機能性表示食品等のインターネット通販会社、及び美容サロンや金融サービス等を展開する企業に対し、インターネットを通じた売上拡大を支援しております。 従来のマーケティング支援会社は、主に予算型の報酬体系を採用しており(以下、「予算型マーケティング支援会社」といいます。)、同社に依頼する場合、顧客企業はその効果を十分に見通せないまま、事前に多額の予算を確保する必要があります。また、期待した効果が出ない場合、顧客企業におけるユーザー獲得コスト(CPA)(※1)は上昇することとなります。さらに、予算型マーケティング支援会社の場合、事前に決められたマーケティング予算の範囲内での支援となるため、実施できるマーケティング施策の量には限りがあります。 一方、当社グループの場合、顧客企業から初期費用やコンサルティング料を受領せず、新規ユーザーの獲得など実際に当社グループが実現したマーケティング効果に応じて報酬を受領する、レベニューシェア型の報酬体系を採用しております。 当社グループは、このような報酬体系を採用することにより、予算が限られた中小・中堅企業を含めて幅広い顧客企業を支援することが可能です。また、顧客企業は、事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定することができるため、収益の見通しが立ちやすくなります。さらに、当社グループのマーケティング支援に基づき、顧客企業が新規ユーザーの獲得等のマーケティング効果を発揮するほど当社グループの売上高も増えていくことから、当社グループは効果のある施策を次々に実施することができ、様々な顧客企業の売上拡大に貢献しております。 当社グループは、マーケティング戦略の構築、広告制作、広告運用などの一連のマーケティング支援機能のほぼ全てを内製化しております。これにより、マーケティング戦略から施策実行までを一貫させるとともに、大量のA/Bテスト(※2)を行い、仮説構築・実行・検証・改善を高速で行うこと(高速PDCA)が可能となり、マーケティング効果を最大化しております。また、大量のデータやノウハウを全て社内に蓄積することで、マーケティング力を継続的に進化させています。 このように、当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系により顧客企業が事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定できること、また、支援機能を内製化しており一気通貫でマーケティング支援を提供できる等の特徴を持つ、独自のビジネスモデルを有しております。当社グループは、このような独自のビジネスモデルにより、顧客企業における売上拡大とマーケティング費用の抑制を両立し、顧客企業と当社グループが共に成長できる顧客本位のサービスを展開してまいります。 なお、事業の内容に関しましては、章末に「用語集」として用語の解説を記載しております。 (2) サービスの流れと報酬体系 当社グループは、まず、当社グループが独自に蓄積しているマーケティング関連データ等に基づき、商材に関するマーケティング戦略を検討し、当該戦略に基づき広告を制作の上、当社グループの費用負担にてLINEやYahoo!などのウェブメディア(広告媒体)に広告を出稿していきます。そして、当社グループは、新規ユーザーを獲得した後、その数と、予め顧客企業と合意した新規ユーザー獲得当たりの報酬単価(レベニューシェア単価)を乗じて計算されるレベニューシェア額を顧客企業から受領します。 (3) 主な顧客対象企業とターゲット市場 当社グループはレベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、潤沢なマーケティング予算を確保しにくい中小・中堅企業を含め、企業規模を問わずマーケティングDX支援が可能です。特に、魅力的な商品やサービスを持ちながらもCMO(Chief Marketing Officer)が不在である等、デジタルでのマーケティングノウハウを持たない企業を支援し、その商品やサービスのポテンシャルを最大限引き出すことを強みとしています。当社グループは、幅広い分野・領域の商品やサービスについてマーケティング支援を行っておりますが、本書提出日現在においては、化粧品、日用品、機能性表示食品等のインターネット通販、並びに美容サロンや金融サービス等を中心に支援しております。 当社グループは、独自のビジネスモデルを軸に、マーケティングDX支援への顕在化されたニーズを取り込んでおります。加えて、従来のマーケティング支援会社のビジネスモデルでは捉えきれなかった潜在的なニーズを掘り起こし、EC化率向上や国内消費者市場そのものの拡大を図っていきます。 なお、広告主との仲介を行う広告代理店経由の取引が主であり、一部広告主と直取引を行っております。 (4) 商材パイプラインと商材選定 当社グループは、独自のビジネスモデルと豊富なマーケティング支援実績を有することから、顧客企業や広告代理店等から多数のお問い合わせを頂いております。これまで支援を行った主な商材は、化粧品、ヘアケア・日用品、機能性表示食品などのインターネット通販、美容サロン等の店舗事業、金融サービスなど多岐に亘ります。 当社グループは、このような多数のパイプラインの中から、当社グループが独自に蓄積した過去のマーケティング関連データ等に基づく独自の選定メカニズムにより、売上拡大余地が大きい商材を選定します。商材選定にあたっては、実際にマーケティング施策を実行するテストマーケティングがプロセスに含まれております。テストマーケティングでは数十万円~100万円程度の広告宣伝費を投下しますが、これにより本運用前に商材の売上拡大余地とマーケティング戦略における仮説を高精度で検証することができます。 (5) マーケティング戦略構築と施策の実施 当社グループは、これまでに蓄積したマーケティング関連データや最新の消費トレンド、市場調査等を踏まえ、商材における消費者への訴求ポイント(USP)(※3)、利用する広告媒体や配信面の選択を含むウェブにおける広告戦略を検討します。また、当社グループは、顧客企業に対し、ユーザーの動線や訴求ポイントを含めて顧客ランディングページ(LP)(※4)についても改善提案を行います。 その上で、当社グループ内で当該戦略に基づく広告を制作し、当社グループの費用負担にてウェブメディア(広告媒体)に広告を出稿します。 当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系であり、当社グループの裁量で広告宣伝費を設定することができるため、当社グループのマーケティング支援に基づき、顧客企業が新規ユーザーの獲得等のマーケティング効果を発揮するほど当社グループも売上高を増やせることから、当社グループは効果のある施策を次々に実施することができます。また、当社グループは、社内に多数のマーケターやクリエイターを抱えており、マーケティング支援機能のほとんどを内製化しております。そのため、マーケティング施策における高速PDCAが可能であり、一定の獲得コストの中でより多くの新規ユーザーを獲得できるよう、マーケティング効果を最大化していきます。さらに、当社グループは、独自のビジネスモデルを構築する上で、マーケター各々が、高く設定した目標から逆算して課題を徹底的に洗い出し、その解決に向けて全力で行動する等の行動指針を浸透させております。 (6) 主に利用する広告媒体、マーケティング手法 当社グループは、顧客企業の商品やサービス(商材)の特性に応じて、LINE、Yahoo!、Pangle、Google、Facebook等のウェブメディア(広告媒体)の中から適切な配信面やターゲットを選択し、広告を配信しています。これらの広告媒体におけるディスプレイ広告(※5)、リスティング広告(検索連動型広告)(※6)等のインターネット広告を活用しています。 当社グループは、特にディスプレイ広告の活用に強みを持っております。ディスプレイ広告は、まだ課題に気づいていない、或いは具体的な行動には至っていないユーザー(潜在層)に訴求し、ニーズを掘り起こすことができる広告です。リスティング広告との比較では、コンバージョン率(CVR)(※7)は低いものの、インプレッション数(※8)が多く、広告のクリック単価が安いこと、画像や動画等で視覚的に訴求できること等から、適切に運用すれば低いユーザー獲得コスト(CPA)で多くの新規ユーザーを獲得することが可能です。 当社グループは、LINEやYahoo!等のウェブメディアを通じてディスプレイ広告を配信し、当社グループ制作の広告ページを経て、顧客LPにユーザーを誘導します。ディスプレイ広告にて、ユーザーの興味を適切に誘引し、当社グループ制作の広告ページにて支援対象となる商材の魅力をストーリーを交えて伝え、そして顧客LPにてユーザーに購買や申し込み等を促すことで、顧客企業の新規ユーザーを獲得しております。当社グループは、Cookieを利用した広告のリターゲティング機能(※9)には頼らず、知名度の低い商品やサービスであっても、その場で魅力を訴求して購買に至るダイレクトマーケティング(※10)に強みを持っております。 (7) 広告審査体制 当社グループは、独自の広告審査体制を設けております。社内担当者のチェックに加えて、外部の弁護士や専門機関のレビューも受けることで、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景表法」という。)や医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「薬機法」という。)等の広告関連法令の遵守はもちろん、一般の消費者から見て誤認を招くことがないか等を広告配信前に確認する体制を構築しております。 (8) 広告運用体制と収益管理 当社グループは、広告媒体への広告出稿額(広告宣伝費)に対して、顧客企業から受領したレベニューシェア額(売上高)の比率として算出されるROAS(※11)、及び売上高から広告宣伝費を控除して算出される広告利益(※12)を収益指標として管理しております。 当社グループは、広告運用において、一定水準以上のROASを維持するよう、商品や広告媒体、広告キャンペーン(※13)毎にタイムリーにモニタリングを行い、広告出稿額の調整等を行っております。広告出稿額を増やすと、メインターゲットからやや外れたユーザーにも広告が配信される等の要因により,基本的にコンバージョン率(CVR)は下落し、ROASは低下する傾向にあります。ROASが低下した局面では、当社グループ独自の判断で広告出稿額を縮小することで利益率の低下を防ぎます。一方、高いROASを維持できる場合には、広告出稿額を増やし広告のインプレッション数を増やすことでより多くのユーザーを獲得し、広告利益の拡大を図ります。当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、当社グループ独自の判断で広告出稿額を大幅に増やすことが可能であることから、当社グループの高い売上グロース力の一因になっております。 また、様々なデータによりマーケティング効果を測定・分析しながら、商材の訴求ポイントや広告に使用するコピーライトや画像等のクリエイティブ、広告の配信方法等について高速PDCAを繰り返し、マーケティング施策を継続的に更新・改善することで、ROASの維持・向上、及び広告利益の最大化を図っております。 (9) 商材と社内リソースのポートフォリオ管理 当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、基本的に、当社グループにて新規商材に関する支援開始、支援の規模や期間、及び取り扱い中止について判断・決定することができます。そのため、新規商材の取り扱いにおいては、当社グループにて、過去のマーケティング関連データ等に基づき売上の拡大余地を分析し、支援の開始・継続の可否や優先度を決定しております。また、消費者トレンドの変化や商品ライフサイクル等により、売上の拡大余地に限りがあると判断された商材については、当社グループの判断で支援の規模を縮小又は中止することができます。 また、売上の拡大余地が大きい商材に社内リソース(マーケターの工数や外注費等)を再配置していくことで、その商材の売上をより伸ばしていく戦略を採用しております。一定の広告媒体や配信面で売上を伸ばした商材について、社内リソースを追加投入し、その“勝ちパターン”を他の広告媒体や配信面にも展開していくことで、売上の拡大余地が大きい商材の売上高をより拡大し、当社グループの売上高や広告利益も拡大していきます。 <用語集> 用語   説明 ※1 CPA(Cost per Acquisition)   顧客獲得単価。1ユーザーを獲得するために要した費用 ※2 A/Bテスト   広告のコピーライトやクリエイティブ(画像・動画)などを複数パターン制作・配信し、マーケティング効果を比較・検証すること ※3 USP(Unique Selling Proposition)   競合商品などと比較した際の、商品やサービスが持っている独自の強み、提供価値 ※4 顧客LP(Landing Page)   顧客企業が制作する商品購買ページやサービスページ ※5 ディスプレイ広告   WEBサイトやアプリの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のこと ※6 リスティング広告(検索連動型広告)   GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果画面に表示されるテキスト広告 ※7 CVR(Conversion Rate)   顧客ランディングページに訪問したユーザーのうち購買に至ったユーザーの比率 ※8 インプレッション数   広告が表示された回数 ※9 リターゲティング機能   過去にWebサイトを訪れたことのあるユーザーに対して、再度同様の広告を表示させる機能 ※10 ダイレクトマーケティング   初めて広告やWebサイトを訪問したユーザーにその場で商品やサービスの魅力を訴求し、購入や申し込みを行うことを企図したマーケティング手法 ※11 ROAS(Return on Advertising Spend)   投資した広告費に対して得られるレベニューシェア額の比率であり、当社の収益性を表す。計算式は下記の通りレベニューシェア額(売上高)÷広告出稿額(広告宣伝費(売上原価)) ※12 広告利益   レベニューシェア額から、それを受領するために投資した広告費を差し引いた額で、収益の絶対額を表す。計算式は下記の通りレベニューシェア額(売上高)-広告出稿額(広告宣伝費(売上原価)) ※13 広告キャンペーン   広告を管理するための単位、予算やターゲットセグメント等を設定
経営方針・対処すべき課題4,856字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「世界を照らす。」という経営理念を掲げ、当社グループの独自の卓越したマーケティング支援により「世の中に普及していない魅力ある商品やサービス」に光をあて、輝かせるとともに、「当社グループの人財一人一人」が成長して輝くことで、より豊かな社会の創造に貢献していくことを目指して事業を展開しております。 (2) 経営環境 政府統計(注1)によれば、2023年、我が国において売上高が100億円以上の企業の数は4,508社であるのに対し、売上高1億円~100億円未満の企業の数は102,555社であります。当社グループはレベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、当初から潤沢なマーケティング予算を確保しにくい中小・中堅企業を含め、企業規模を問わずマーケティングDXの支援が可能です。 また、2023年、我が国における物販系分野BtoC-EC市場規模は14.7兆円にまで拡大した一方、EC化率は9.38%であり、まだ低水準にあるものと考えております(注2)。当社グループは、独自のビジネスモデルを軸に、商品やサービスの分野を問わず様々な顧客企業に対してマーケティングDX支援を行うことにより、顕在化しているマーケティング支援へのニーズの取り込みに加えて、潜在的なニーズを掘り起こし、EC化率向上や国内消費者市場そのものの拡大を図っていきます。 なお、当社グループがターゲットとする市場は、化粧品、日用品、機能性表示食品、美容サロン、金融サービス等における、ウェブでの新規ユーザーの獲得ニーズであります。化粧品、日用品、健康食品のそれぞれの国内市場はそれぞれ2兆5,840億円(注3)、2兆1,685億円(注4)、8,841億円(注5)であり、これらにEC化率を乗じた市場規模はそれぞれ1兆1,834億円(注6)、4,185億円(注7)、5,976億円(注8)です。顧客企業等へのヒアリングによれば、当社グループのレベニューシェア単価はLTV(顧客生涯価値)の30~50%を目安に設定されることが多いと見られることから、当社グループが直接的にターゲットとしている市場はEC化率を考慮した市場規模合計額21,996億円の40%と仮定した場合、8,798億円と推察されます。当社グループは、独自のビジネスモデルと高いマーケティング力により、消費市場全体とEC化率の両方を牽引することを目指しております。さらに、既に多数の問い合わせのある不動産、通信、人材、士業等のジャンルにもサービス展開していくことを計画しております。 (注)1.政府統計「経済構造実態調査 2023年経済構造実態調査(産業横断調査)二次集計(企業等に関する集計1)」、製造業を集計 2.経済産業省「令和5年度 電子商取引に関する市場調査」 3.株式会社矢野経済研究所「化粧品市場に関する調査を実施(2024年)」2024年度予測数値 4.株式会社矢野経済研究所「トイレタリー市場に関する調査を実施(2024年)」2024年度見込数値 5.株式会社矢野経済研究所「健康食品市場に関する調査を実施(2025年)」2025年度予測数値 6.(注)3記載の化粧品の2024年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の化粧品のEC購買シェア率45.8%を乗じて算出 7.(注)4記載のトイレタリーの2024年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の日用品のEC購買シェア率19.3%を乗じて算出 8.(注)5記載の健康食品の2025年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の健康食品・飲料のEC購買シェア率67.6%を乗じて算出 (3) 経営戦略 当社グループの収益を大きく支えるのは、当社グループの月次売上高10百万円以上の商材である「コア商材」であります。当社グループの一連のバリューチェーンを強く太くしていくことで、再現性をもってコア商材を生み出し、コア商材数と商材当たり売上高を引き上げていきます。 バリューチェーンの強化策として、主に以下の施策に取り組んでまいります。 ① 人材採用と組織体制の強化 拡大する顧客企業からのニーズに応えるため、引き続き優秀な人材の確保と育成に注力していきます。 当社グループは、これまで新卒や未経験者を中心に採用活動を行ってきましたが、さらに採用活動を強化し採用数を拡大していきます。また、効率的な社内分業・連携体制やITツールの活用による業務効率化に加えて、ステップ毎に必要な知識やスキルを言語化・体系化した育成プログラムの拡充、成功失敗事例等のナレッジ共有体制の構築などにより、未経験者でも早期に戦力化する組織体制を更に強化してまいります。 上記施策により、マーケター人員数、マーケター1人当たり売上高(注)などのKPIを引き上げていく予定です。 (注) 売上高÷マーケター人員数にて算出しております。 ② 商材パイプラインの拡充・コンサルティング力の強化 既存顧客からの売上拡大を図るとともに、広告代理店やEC支援コンサル等と連携し新規顧客を開拓していくとともに、販売先の分散によるリスク低減の観点からも新規顧客からの売上高増加に取り組んでまいります。また、新たな商材ジャンルにも展開していきます。 また、人員増を含む組織体制の見直しにより、新規顧客・ジャンルの開拓を進めてまいります。さらに、顧客LPや商品設計等の上流に関するコンサルティング力を強化することで、当社グループのマーケティング力、売上拡大力を向上させてまいります。 上記施策により、ランク別コア商材(注)数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。 (注) 当社グループではコア商材について、平均月次売上高が100百万円以上の商材を「Aランク商材」、同50百万円以上100百万円未満の商材を「Bランク商材」、同25百万円以上50百万円未満の商材を「Cランク商材」、同10百万円以上25百万円未満の商材を「Dランク商材」として分類しております。なお、平均月次売上高の参照期間は四半期毎としております。 ③ マーケティング手法の拡大 動画等の新しい広告フォーマットや、広告媒体や配信面の利用拡大により、マーケティング手法の拡大を図ります。近年、特にショート動画の再生回数は急増しており、2025年には動画広告市場は9,677億円(注)にまで急拡大しております。 当社グループはこれまでディスプレイ広告等で培ったマーケティング力を活用し、動画フォーマットの活用も積極的に進めてまいります。また、当社グループは、LINEやYahoo!、Pangleに加えて、Google、Facebook等、より幅広い広告媒体をさらに活用してまいります。 上記施策により、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。 (注) CCI/電通/電通デジタル/セプテーニ「2024年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」ビデオ(動画)広告の2025年市場規模予測 ④ データ・ITツールの活用促進 独自データベースの構築やマーケティング効果測定ツール、自動トレーディングツール、クリエイティブの自動生成AI等、当社グループのマーケティング力を高めるとともに業務効率化に繋がるツールの開発を強化してまいります。また、独自ECカート、チャットボットの導入等による購買ページ・決済システムの改善によるマーケティング力の向上、及びこれらから得られるデータの利活用を推進してまいります。 上記施策により、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、ROAS、広告利益、マーケター人員数及びマーケター1人当たり売上高を主要財務指標(KPI)としております。 当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用していることから商材がヒットした場合に大きなアップサイドがあり、また、ヒットした商材に社内リソースを再配置していくことで、当社グループ全体の収益の最大化を図っております。そのため、当社グループの収益に占めるコア商材の寄与度が高くなる構造にあることから、当社グループ業績の変動要因をランク別コア商材数とランク別コア商材に係る平均売上高を確認することで把握・分析しております。 また、当社グループは、収益性を管理する観点でROAS及び広告利益を、人材の採用・育成は当社グループの成長ドライバーの一つであるため、マーケター人員数及びマーケター1人当たり売上高をKPIとしております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが、優先的に対処すべきと考える事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ① 顧客基盤の拡大と新規顧客からの売上高増加 当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しており、大ヒットを生み出した際にはその商材、ひいては顧客企業による売上高は急速に増加することがあります。当社グループとしては顧客との取引継続性を高め、また商材を分散させることにより事業上のリスクを低減することに努めておりますが、顧客基盤を拡大させることにより顧客別売上高についても分散させ、安定的な事業成長に努めてまいります。 ② 人材の採用と育成 当社グループは、拡大する顧客からのニーズに応え、さらなる事業拡大を実現していく上で、優秀な人材の確保が必要不可欠であると認識しております。このため、中途採用と新卒採用を積極的に行ってまいります。 また、教育プログラムの拡充やITツールの開発促進等にも取り組むことで、未経験の人材を早期に即戦力化し、急速な成長への対応とサービス品質の維持・向上を図ります。 ③ 情報セキュリティ体制の更なる整備 当社グループは、顧客と取引を行うにあたり、顧客情報及び営業機密等の機密情報を取り扱うことがあります。 情報セキュリティ体制の整備を引き続き推進していくとともに、情報の取り扱いに関する社内規程の適切な運用、役職員の機密情報リテラシーの向上、役職員による機密情報の取り扱いに関する内部監査等を通じ、情報セキュリティ体制の強化を図ってまいります。 ④ 内部管理体制の強化 当社グループは、急速な事業成長と外部環境の変化に適応し継続的な成長を維持していくために、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。そのため、事業規模や成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでまいります。具体的には、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、社外役員の登用・監査役監査の実施によるコーポレート・ガバナンス機能の充実及びITツールの拡充等による経営管理業務の効率化を進めることで迅速かつ適切な経営判断を行ってまいります。 ⑤ 安定的な事業資金の確保 当社グループは、事業拡大のために広告宣伝費及び人材の採用・育成への投資を継続しております。今後も資金調達をはじめ、財務基盤の強化及び安定的に事業資金を確保するための諸施策を講じてまいります。
事業等のリスク8,663字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示することとしております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、その発生の予防・回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境について ① EC市場の動向及び競争環境について(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループが主たる事業を展開するEC市場は成長を続けており、同市場が引き続き拡大することを見込んでおります。また、商材ジャンルを拡大・分散化しており、特定ジャンルの消費者動向に売上が依存しないよう、また新しいニーズの開拓により継続的な成長に努めております。しかしながら、消費者心理の冷え込み、同市場を巡る新たな規制の導入や何らかの予期せぬ要因により、市場規模が想定したほど拡大しなかった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、依然として激しい競争環境の中で、当社グループは、競争優位性を確立し競争力を高めるべく様々な施策を講じております。しかしながら、必ずしもこのような施策が奏功し競争優位性の確立につながるとは限らず、その場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用し、顧客企業にとっては初期費用が不要であり、また事前に新規ユーザー当たり獲得コスト(CPA)を確定できること、また利益相反がなく高いマーケティング力を有すること等により、当社グループのサービスは、競合他社と差別化できていると考えております。 また、レベニューシェア型ながら安定して業績を拡大し、損失リスクを抑えるため、当社グループでは豊富な商材パイプラインの中から売上拡大余地の大きい商材を高い精度で選定し、優れたマーケティング戦略を構築の上、損益管理を徹底した広告運用を行っており、競争優位性を構築できているものと考えております。 しかしながら、将来、他社による同様のサービス展開等により競争が激化した場合には、当社グループが提供するサービスの優位性が保たれなくなる可能性があります。その場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容について ① レベニューシェア型による契約形態を展開するリスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループのサービスに関わる対価は、顧客企業が売上を計上した場合に限りレベニューシェアの形で頂いております。これは、当社グループの行うDX支援、マーケティング支援により、顧客企業が新規ユーザーを獲得した場合に、当社グループが、請求を行う契約形態であり、顧客企業に売上が計上されない限り当社グループの売上高は発生いたしません。 そのため、当社グループは、顧客企業に対するマーケティングの成果を出すために、マーケティングノウハウの更なる蓄積と、人材採用・教育強化等の施策を行うことで売上増加を図る一方、見込まれたマーケティングの成果が出なかった場合のコストカットルールを社内に設ける等によりリスクのコントロールをしております。 しかしながら、これらの蓄積が進まない場合や施策の効果が発現しない場合及び、リスクコントロールが機能しなかった場合には、売上及び利益の成長率の低下を招き当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 運転資本の先行投資による財務的影響について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループのビジネスモデルは、マーケティングコストやツール・システム導入に対する初期費用が先行して支出するモデルであり、継続的な成長には運転資本に対する先行投資が必要となります。当社グループでは、事業拡大のために運転資本への投資を積極的に実施していくことが必要であると考え、今後も事業成長のための投資を進めていく方針であります。 当社グループでは、今後も費用対効果を勘案しながら収益拡大を目指し、投資を継続する方針ではありますが、これらの先行投資が想定通りの成果に繋がらなかった場合や計画通りの収益が得られない場合等は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新について(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 広告業界においては新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われており、非常に変化の激しい業界となっております。また、広告を表示するデバイス面においては、スマートフォンやタブレットなどの端末の普及が急速に進んでおり、新技術に対応した新しいサービスが相次いで展開されております。 そのため、当社グループは、人材育成の強化やマーケティングに関する技術、知見、ノウハウの習得に注力しております。 しかしながら、係る知見やノウハウの習得が予定通りに進まない場合、また技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。さらに、新技術への対応のために追加的なシステム、人件費などの支出が拡大する可能性があります。このような場合には、当社グループのサービス品質の低下、競争力の低下及び新技術への対応のための先行投資金額の増加による収益性の低下を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産権について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループは、当社グループが提供するサービスに関する第三者の知的財産権について侵害しないように留意しており、当社グループは現在まで第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償や使用差止めの請求を受けたことはありません。 しかしながら、第三者の知的財産権の完全な把握は困難であり、当社グループが認識せずに第三者の知的財産権を侵害してしまう可能性が残存します。このような場合、当社グループに対する訴訟等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 特定の販売先への偏重について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループは、レベニューシェアによる収益獲得を前提としたマーケティング支援の契約を販売先と締結しております。その契約においてKPIの達成やユーザー獲得に対するコミットメントはしておらず、販売先が取扱う商材へのマーケティング支援の開始及び中止、また支援の規模については当社グループで柔軟に決定することができます。また、多数の顧客企業を抱えており、幅広いジャンルのマーケティング支援が可能であることから、次なる商材のマーケティング支援の準備を開始し、安定した業績拡大に努めております。 しかしながら、インターネット広告代理業を営む主要販売先である株式会社アール(代表者:川上大輔)経由で支援を行う広告主の商材が潜在成長性の高い商材であったこと、また当社グループの支援によって当該商材の売上高成長に貢献できたことから、結果として当該企業関連の売上高比率は2024年6月期に47.1%となりました。直近の連結会計年度においては、商材ポートフォリオの拡大に注力した影響もあり、当該企業関連の売上高比率は2025年6月期に37.8%へ減少しているものの、依然として売上高比率は高い水準となっております。 従いまして、当該企業との契約内容に変更等が生じた場合や計画通りに新規顧客企業の獲得や取扱い商材のユーザー獲得が進まない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、株式会社アールとの取引における主な取扱商材は、特定の大手企業グループが企画・製造・販売する育毛剤、美容液、機能性表示食品等の数点の特定の商材となっています。そのため、当該企業グループの事情や消費者動向の影響等により、当該企業グループの商品開発、販売、広告に関する事業戦略が変更された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 取引先に対する信用リスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループの販売先の中には、大口取引を継続している特定の顧客企業もあり、こうした企業の信用状態に重大な変動が生じた場合には、資金繰り面に支障が生じるとともに、回収不能な不良債権が発生することが予想されます。当社グループでは、個別の販売先毎に財務状況等を勘案した与信限度額を設定するなど、適切な与信管理・債権管理を行いながら必要に応じ貸倒引当金を計上しておりますが、こうしたリスクが顕在化することにより、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 在庫リスクについて(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループは、販売予測に基づく適切な在庫管理を行うことにより、過剰在庫の発生及び品切れによる販売機会の逸失がないよう努めておりますが、販売予測を誤った場合には、過剰在庫又は在庫不足となり、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 為替変動リスクについて(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループは、商品の仕入のため外貨建の輸入取引を行っており、為替変動リスクに晒されております。為替変動の状況について適時にモニタリングを行い、為替変動リスクを管理しておりますが、急激な為替変動が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 組織体制について ① 人材の確保及び育成について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループの成長を支えている最大の資産は人材であり、当社グループにフィットした人材の採用、優秀なマーケターになるまでの育成、雇用の維持は、当社グループにとって重要な成長戦略であると認識しております。そのため、新卒採用及び中途採用を重視するとともに、適切な分業体制や効率的な組織運営、研修制度の充実、プラクティスの共有等、人材の育成と生産性向上を図る様々な施策を行っております。 しかしながら、人材マーケットの需給バランスの変化や、事業規模の急拡大に伴う業務量の増加、その他何らかの要因により、必要な人材を確保できない、又は計画通りに人材育成が進まない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、企業価値の持続的な増大を図るためにはコンプライアンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必要と認識しており、内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、内部関係者の不正行為等が発生しないよう、国内外の法令・ルールの遵守及び定期的な内部監査等で遵守状況の確認を行っております。しかし、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生する可能性は完全には排除できないため、これらの事態が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) その他 ① 主要広告媒体のユーザー利用動向や利用規約の変更等について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、主にLINE、Yahoo!、Google、Facebook、TikTok等の広告媒体を活用したマーケティングを行っております。当社グループは、これら広告媒体のユーザー属性や利用動向、広告媒体における利用規約や広告出稿に関するアルゴリズムの変更等について情報収集を行っておりますが、これに対する当社グループの対応が遅れた場合、また業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法規制について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、直接規制対象となる法規として電気通信事業法、薬機法、医療広告ガイドライン及び健康増進法の適用を受けております。また、顧客企業が直接規制対象となっており、当社グループがこれに留意しながらサービス提供を行う必要がある法規として、景表法等の法令規則及び諸規制の適用を受けております。今後、適用を受けている法令の改正や新たな法令の制定等が行われ、又は既存の法令等の解釈に変化が生じたり、もしくは、法令等に準ずる位置付けで業界内の自主規制が制定されその遵守を求められたりするような状況が生じた場合には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不適切な広告配信に対する監視体制の強化について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、顧客企業に提供する価値を担保するために、当社グループが配信する広告に係る品質管理の徹底が重要な課題であると認識しております。具体的には、景表法、薬機法、健康増進法並びに著作権法等の各種法令により一定の制約が掛けられており、広告を実施する事業者としてはこれらの法令に抵触することがないよう、広告内容の適法性の確保を図る必要があります。そのため、独自の広告審査体制を設けており、社内担当者のチェックに加えて、外部の弁護士や専門機関のレビューも受けることで、景表法や薬機法等の広告関連法令の遵守はもちろん、一般の消費者から見て誤認を招くことがないか等を広告配信前に確認しております。また、不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び違法コンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信の監視、また、成人向け広告の取り扱いに関する社内方針を定め、該当する広告取引を行わないよう努めております。加えて、制作した広告については顧客企業の許諾を得た上で配信することで、顧客企業のポリシーに準拠しない広告が配信されるリスクを最小限に抑えております。 しかしながら、予期せぬ要因により顧客の許諾前に配信するなど、これらの対応に不備が生じた場合、顧客への損害補填が必要となる等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 訴訟の可能性について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合、また、取引先との関係に何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。損害賠償の金額、訴訟の内容及びその結果によっては、当社グループの業績及び財政状態や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 調達資金の使途について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループが株式上場時に行った公募増資による調達資金については、社内リソースの獲得のための人員の増員及び採用関連費用、マーケティング能力向上と業務効率化を目的とするITシステム投資等の使途に充当する予定であります。 しかしながら、当社グループが属する業界においては変化が著しく、環境変化に柔軟に対応するため、調達資金を本書提出日現在における資金使途計画以外の使途へ充当する可能性があります。なお、資金使途や支出予定時期の変更を行う場合は、適切に開示を行います。 また、当初の計画に沿って調達資金を使用した場合でも、想定する投資効果を上げられない可能性もあります。 ⑥ 配当政策について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループは、利益配分につきましては、今後の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 しかしながら、事業が成長段階にあることから、内部留保の充実を図り、将来の事業展開及び経営体質の強化のための投資等に充当し、なお一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元につながると考えており、配当を行っておりません。今後の株主への剰余金の配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針でありますが、今後の配当実施の可能性及び実施時期については未定であります。 ⑦ ストックオプションの行使による株式価値の希薄化について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループは、当社グループの役職員及び社外協力者に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストックオプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストックオプションを発行する可能性があります。これらのストックオプションが権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する1株当たりの株式価値を希薄化させる可能性があります。なお、本書提出日現在、これらのストックオプションによる潜在株式数は1,411,500株であり、発行済株式総数25,694,200株の5.5%に相当しております。 ⑧ 自然災害・感染症について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小) 当社グループが提供するサービスは、インターネットを介して提供されるため、基本的には自然災害発生時もサービスを提供することが可能であります。しかしながら、当社グループがサービス提供する顧客の事業拠点において、重大な自然災害が発生した場合に、商品生産量の減少や生産を中止することがあります。その結果、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、小規模組織であり、当社グループの役員及び従業員が治療方法の確立されていない感染症に罹患した場合には、現行の事業遂行体制を維持することが困難となる可能性があり、想定する以上に当社グループ内に感染が拡大した場合は、当社グループの事業活動、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 当社株式の流動性について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の前事業年度末における流通株式比率は24.7%となっており、グロース市場の上場維持条件に適合していない状況でありましたが、2025年2月6日付の適時開示「上場維持基準の適合に関するお知らせ」に記載のとおり、2024年12月31日時点における流通株式比率は25.9%となり、グロース市場の上場維持条件に適合致しました。 しかし、当社の流通株式比率は 上場維持基準に適合しているものの依然として近接しております。 当社は継続して流通株式比率の向上に向けた取り組みを継続してまいりますが、何らかの事情により流通株式比率が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、当社株式の需給関係に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 財務制限条項に関するリスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低) 当社グループの事業資金の一部は、金融機関からの借入により調達しております。金融機関からの借入には財務制限条項が付されているものもあり、当該金融機関からの調達以降、本書提出日現在において財務制限条項には一度も抵触しておりませんが、仮に今後、当社グループの業績、財政状態等の要因でいずれかの財務制限条項への抵触が不可避な場合には、当該借入についての期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。このため、文中の「前事業年度」との比較においては、単体決算の数値と比較し、分析しております。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は前事業年度末より333,486千円増加し、13,234,380千円となりました。これは主に、前渡金が402,928千円、商品が334,613千円及び売掛金が216,279千円増加したものの、現金及び預金が743,584千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は前事業年度末より31,876千円増加し、3,699,508千円となりました。これは主に、買掛金が414,500千円、未払法人税等が166,393千円、未払金が74,965千円及び未払消費税等が67,623千円増加したものの、長期借入金が720,000千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は前事業年度末より301,609千円増加し、9,534,871千円となりました。これは主に、利益剰余金が303,542千円増加したことによるものであります。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の継続や海外景気の下振れリスクなどが懸念されてはいるものの、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復により、経済活動の正常化が進展し、全体としては緩やかな回復基調で推移いたしました。 当社グループの主力事業が属するインターネット広告市場においては、社会全体のデジタルシフトがさらに加速する中、動画広告やSNS広告をはじめとした運用型広告の活用が拡大し、2024年度の広告費は3.6兆円(前年比+9.6%)に成長しております。また、このインターネット広告費は、2024年度の総広告費の47.6%(前年比+2.1%)を占めており、インターネット広告への需要が一層高まっている状況が示されております。(株式会社電通「2024年 日本の広告費」より) このような環境下において、当社グループでは、新規商材、新規ジャンルへの積極的な投資や広告運用手法の高度化などのマーケティング手法の拡大により主要事業の成長を実現してまいりました。特に、ディスプレイ広告に加えて動画広告の活用を強化することで、複数のコア商材(注1)の売上拡大に貢献する体制を構築し、マーケティング戦略の多様化と収益基盤の強化を図っております。また、広告配信において蓄積されるデータを活用したPDCAの高速化、並びに生成AIの活用による広告制作の生産性向上等、テクノロジーを活用した業務改革にも注力しております。 さらに、当連結会計年度においては、新たに連結子会社となった株式会社オーラムテックの設立を通じて、当社グループがこれまで注力してきた「魅力ある商品を保有しながらマーケティング手法に課題を抱える企業」へのデジタルマーケティング支援に加え、自社が商品を保有し、物流・在庫管理・受発注管理などの販売インフラを保持することで、「販売手法、販売インフラの構築に課題を抱える企業」に対しても新たな支援価値を提供する体制を構築いたしました。これにより当社グループは、商品の「売れる仕組み」を一気通貫で提供できる支援体制を整備し、支援対象領域の拡大を図っております。 この結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高17,160,468千円(前期比24.3%増)、営業利益436,309千円(前年同期は営業損失367,956千円)、経常利益433,337千円(前年同期は経常損失429,693千円)、親会社株主に帰属する当期純利益303,542千円(前年同期は当期純損失554,543千円)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より744,889千円減少し、8,883,619千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって得られた資金は365,134千円となりました(前事業年度は1,858,366千円の支払)。その主な内訳は、税金等調整前当期純利益438,022千円の計上、売上債権の増加額216,279千円、前渡金の増加額402,928千円、買掛金の増加額414,500千円、未払金の増加額74,965千円、及び法人税等の還付額351,046千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって支払った資金は399,094千円となりました(前事業年度は191,721千円の支払)。その主な内訳は、投資有価証券の取得による支出180,016千円及び有形固定資産の取得による支出132,907千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって支払った資金は710,930千円となりました(前事業年度は5,789,238千円の獲得)。その主な内訳は、長期借入金の返済による支出720,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 売上高(千円)   前年同期比(%) シェアリング型統合マーケティング事業   17,090,029   123.8 その他事業   70,438   ― 合計   17,160,468   124.3 (注) 1.当社グループの報告セグメントは、シェアリング型統合マーケティング事業のみですが、当連結会計年度においては、報告セグメントに属さない事業セグメントを「その他事業」として記載しております。 2.前事業年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社アール   6,513,750   47.1   6,460,628   37.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。このため、前事業年度との比較により、以下の当連結会計年度の分析を行っております。 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成にあたっては、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しており、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち特に重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態 財政状態の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。 b 経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前事業年度に比べ3,353,685千円増加し、17,160,468千円(前年同期比24.3%増)となりました。これは主に、Aランク商材数が年間平均で0.8商材増加して4.3商材となったことが要因です。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、前事業年度に比べ903,864千円増加し、2,300,607千円(前年同期比64.7%増)となりました。これは、前事業年度に比べ売上高が3,353,635千円増加するとともに、売上原価が2,449,821千円増加したことが要因です。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前事業年度(営業損失367,956千円)から804,266千円増加し、436,309千円となりました。これは、前事業年度に比べ売上総利益が903,364千円増加した一方、事業拡大に伴う人件費や地代家賃等の増加に伴い販売費及び一般管理費が99,597千円増加したことが要因です。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は19,043千円増加し、26,048千円になりました。営業外収益が増加した主な要因は、保険解約返戻金が14,685千円増加したことによるものです。また、営業外費用は39,720千円減少し、29,021千円となりました。営業外費用が減少した主な要因は、前事業年度に上場関連費用が42,038千円が発生していたことによるものです。この結果、当連結会計年度の経常利益は、前事業年度(経常損失429,693千円)から863,031千円増加し、433,337千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、特別利益は4,685千円となりました。特別利益の計上は投資有価証券売却益 3,911千円、固定資産売却益774千円を計上したことによるものです。また、当連結会計年度における法人税等合計は、前事業年度に比べ7,397千円増加して134,480千円となりました。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前事業年度(当期純損失554,543千円)から858,086千円増加し、303,542千円となりました。 c キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。 当該指標は当社グループの報告セグメントであるシェアリング型統合マーケティング事業に関するものであり、その推移については以下のとおりであります。 指標   前事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 各指標数値   成長率(%)   各指標数値   成長率(%) 売上高   13,806,783千円   △15.7   17,090,029千円   23.8 広告利益   2,308,226千円   △44.4   3,385,047千円   46.6 ROAS   120%   △10.4   125%   3.9 Aランク商材数(注)1   3.5件   △46.1   4.3件   22.9 Bランク商材数(注)1   3.8件   90.0   5.5件   45.3 Cランク商材数(注)1   3.0件   500.0   5.0件   66.7 Dランク商材数(注)1   2.8件   12.0   5.8件   109.1 Aランク商材平均売上高(注)1   2,261,169千円   8.4   2,274,374千円   0.6 Bランク商材平均売上高(注)1   912,263千円   10.2   981,569千円   7.6 Cランク商材平均売上高(注)1   460,518千円   △13.0   460,302千円   △0.0 Dランク商材平均売上高(注)1   218,564千円   10.8   267,498千円   22.4 マーケター人員数(注)2   79.2人   11.1   89.6人   13.1 マーケター1人当たり売上高   174,260千円   △24.3   190,772千円   9.5 (注) 1.各ランクの商材数はランク別四半期商材数の平均(通期÷累計四半期会計期間)を、各ランクの平均売上高は1商材当たりの通期平均売上高(ランク別売上高通期合計÷四半期商材数の平均)を記載しております。 2.マーケター人員数は、当社マーケティング事業部の通期平均人員数を記載しております。 また、ランク別コア商材数及び商材ランク別売上高の四半期推移は以下のとおりであります。 <ランク別コア商材数> (件)   2023年6月期実績   2024年6月期実績   2025年6月期実績 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 Aランク   7   5   6   8   5   4   3   2   5   4   4   4 Bランク   1   3   3   1   2   3   5   5   5   6   6   5 Cランク   1   1   0   0   1   2   4   5   5   6   4   5 Dランク   3   2   2   3   3   4   1   3   4   6   7   6 合計   12   11   11   12   11   13   13   15   19   22   21   20 <商材ランク別に係る売上高> (百万円)   2023年6月期実績   2024年6月期実績   2025年6月期実績 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 Aランク   4,159   3,118   2,585   3,700   3,027   2,326   1,596   965   1,964   2,263   2,495   2,375 Bランク   172   643   643   197   418   753   1,185   1,064   1,195   1,114   881   736 Cランク   133   131   0   0   80   257   454   590   451   528   291   571 Dランク   142   128   78   144   146   210   63   183   201   269   352   248 合計   4,606   4,021   3,307   4,042   3,671   3,545   3,298   2,801   3,812   4,175   4,019   3,929 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主な資金需要は、広告掲載に係る売上原価、人件費、及び人員拡大のための採用コストになります。財政状態と投資のバランスを重視しつつ、事業活動に必要な運転資金及び新規事業等に対する投資コストは、主として手許の自己資金、金融機関からの借入により調達いたします。 ⑥ 経営者の問題意識と今後の方針 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループの経営陣は、今後更なる業容拡大と成長を遂げるには、様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。そのためには、収益性のさらなる向上、特定の商材やクライアントへの偏りの解消といった事業面と、内部管理体制の強化といった組織面の双方の強化を図り、事業展開を行ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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