概要
プロジェクトホールディングスは2016年に東京都港区で創業したDX関連の業務支援サービス企業である。2021年に東京証券取引所マザーズに上場し、その後グロース市場に移行。2025年12月期の連結売上高は約55億円、従業員数は350名。コンサルティング、テクノロジー、HRの3セグメントで事業を展開し、デジタルトランスフォーメーション事業が収益の7割超を占める。持株会社体制を採用し、子会社を通じて各サービスを提供している。
デジタルトランスフォーメーション事業が収益の72.7%を占める
主力のデジタルトランスフォーメーション事業は、コンサルティングサービス、マーケティングサービス、UIscopeサービスの3つで構成される。2025年12月期の同事業の売上高は3,987,016千円でグループ全体の72.7%を占める。コンサルティングサービスは既存顧客の事業変革支援が堅調で、売上高3,883,648千円(前年同期比11.7%増)と成長した。一方、マーケティングサービスは子会社譲渡の影響で前年同期比80.9%減、UIscopeサービスも37.4%減となったが、セグメント利益は651,769千円(前年同期比75.3%増)と大幅に改善した。収益性向上を目的に、社内コンサルタントの稼働適正化や外注比率低減を推進した結果である。
持株会社と3つの子会社で構成されるグループ
プロジェクトホールディングスは2024年1月に吸収分割により持株会社体制へ移行した。グループは当社と3つの連結子会社(株式会社プロジェクトカンパニー、株式会社アルトワイズ、株式会社Dr.健康経営)で構成される。プロジェクトカンパニーはデジタルトランスフォーメーション事業の中核、アルトワイズはDX×テクノロジー事業(システム開発・テスト等)、Dr.健康経営はDX×HR事業(産業医紹介・健康経営支援)を担う。過去にはHRソリューションやデジタルマーケティングの子会社も保有していたが、2024年に全株式を譲渡し連結範囲から除外している。
収益構造はコンサルティング主体でAI分野にも注力
グループの収益の大半は、コンサルタントの稼働を人月単位で提供するモデルから生まれる。2025年12月期の連結業績は売上高5,485,518千円(前年同期比3.9%増)、営業利益155,681千円(前年は187,748千円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益126,639千円(前年は393,640千円の損失)と黒字転換した。経営指標として従業員数とコンサルタント単価を重視しており、2025年1月にはAIコンサルティング本部を新設するなど、生成AI関連の需要取り込みにも注力している。人材採用と育成、離職抑制を課題とし、マネージャー人材の確保に取り組む。
業界の中での役割は大企業のDX推進を支援するコンサルティングファームであり、IT人材サービスや健康経営サービスも提供にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01大企業(製造・金融・サービス等)主力
主に部課長などミドル層を対象に、DXによる新規事業開発や既存事業変革、業務改善を支援。経営コンサルティングとは異なり、現場に寄り添った実行支援を強みとする。AI活用推進支援やマーケティング支援、UI/UX改善サービスも提供。
- コンサルティングサービス
- DXを通じた新規事業開発・既存事業変革・業務改善を支援。AIコンサルティング本部によるAI利活用推進支援も。
- マーケティングサービス
- 戦略検討から実行まで一貫して支援。カスタマージャーニー整理、広告戦略、KPI設計、仮説検証などを実施。
- UIscopeサービス
- スマートフォンアプリやサイトのUI/UXをテスターの操作録画と解析により改善するユーザビリティテストサービス。
02IT企業(ソフトウェア開発・テスト)準主力
IT企業を顧客に、プログラミングスキルを持つエンジニアが常駐し、システム開発・運用保守・ソフトウェアテスト業務を支援。DXコンサルティング案件の下流工程を担うシナジーも生まれている。
- テクノロジーサービス
- エンジニアの常駐によるシステム開発、運用保守、テスト業務の支援。
03企業の人事労務部門副次
産業医紹介サービス「産業医コンシェルジュ」を主軸に、従業員の健康管理やメンタルヘルスケアを支援。保健師の派遣や健康経営課題の解決支援も行う。
- 産業医コンシェルジュ
- 産業医紹介サービス。企業の健康管理やメンタルヘルスケアを支援する。
- 保健師コンサルティングサービス
- 専門資格を持つ保健師を企業に派遣し、健康経営に関する課題解決を支援する。
製品と技術
リモート型ユーザビリティテストサービス「UIscope」
UIscopeは、スマートフォンアプリやWebサイトに特化したリモート型のユーザビリティテストサービスである。テストユーザーであるUIscopeモニターの操作画面を録画し、その行動を解析することでUI/UXの改善点を定性的に評価する。2018年に事業譲受により獲得したこのサービスは、これまでの案件実績から蓄積したノウハウを強みとし、スポット調査から中長期的な改善支援へのアップセルにも成功している。2025年12月期の売上高は15,651千円と減少したが、継続的に提供されている。
産業医紹介サービス「産業医コンシェルジュ」を軸としたヘルスケア
DX×HR事業の中核である株式会社Dr.健康経営は、産業医紹介サービス「産業医コンシェルジュ」を主軸に、企業の健康経営を支援している。ストレスチェック制度の義務化や働き方改革、テレワーク普及を背景に需要が拡大。専門資格を持つ保健師を派遣する「保健師コンサルティングサービス」も提供している。2025年12月期のヘルスケアサービスの売上はセグメント全体で3.9%を占めるに留まるが、安定したニーズがある。
DXコンサルティングとAIコンサルティングの2軸
デジタルトランスフォーメーション事業の中核であるコンサルティングサービスは、主に大企業の部課長層を対象に、DXを通じた新規事業開発や既存事業変革、業務改善を支援する。2025年1月にはAIコンサルティング本部を新設し、生成AIを含むAI技術の利活用推進の旗振り役として、顧客企業内でのAIプロジェクトの推進を支援している。従来の経営層向けコンサルとは異なり、現場に深く入り込み伴走するスタイルを特徴とし、同事業の売上高の大半を占める。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模だが再生途上、低収益で課題山積
土木・建築分野のマネジメント事業を展開するが、売上高は2023/12期の63億円から2024/12期に53億円へ減少し、営業赤字を計上した。ライバルの応用地質が同分野で700億円規模と圧倒的な差を付けられており、規模の面で大きく劣る。2025/12期には黒字転換の見込みだが営業利益率は3.64%と低く、依然として収益力が弱い。同業のジンジブやダイブグループもサービス業で競合しており、差別化やコスト削減が急務である。
強み
- 建設業界向けの業務支援で一定の実績を積み、顧客との関係を構築。
- 2025/12期は売上高が回復し、営業損益が黒字化する計画。
- 小規模組織を活かし、ニッチな需要に素早く対応できる柔軟性。
- グループ会社との協業により、幅広いサービス提供が可能。
課題
- 営業利益率が数%に留まり、規模拡大しても利益が伸び悩む構造。
- 応用地質など大手と売上高で10倍以上の差があり、競争力に課題。
- 赤字からの回復途上で、安定した収益基盤の構築が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がプロジェクトホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 343AIACEトラベル | 63億円 | 11.8倍 |
| 2 | 410AGMOコマース | 63億円 | 16.4倍 |
| 3 | 2408KG情報 | 63億円 | 12.6倍 |
| 4 | 9246プロジェクトホールディングス | 62億円 | 44.0倍 |
| 5 | 9656グリーンランドリゾート | 62億円 | 12.6倍 |
| 6 | 4840トライアイズ | 62億円 | — |
| 7 | 6546フルテック | 62億円 | 89.4倍 |
| 8 | 7079WDBココ | 62億円 | 9.1倍 |
| 9 | 2373ケア21 | 61億円 | 52.2倍 |
| 10 | 480Aリブ・コンサルティング | 60億円 | 11.3倍 |
| 11 | 9162ブリーチ | 59億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
新規事業コンサルティング会社として創業した2016年
2016年1月、新規事業に対するコンサルティング事業とインターネットメディアのコンサルティング事業を目的として、東京都港区虎ノ門に株式会社プロジェクトカンパニー(資本金400千円)を設立した。創業当初は少人数でのスタートだったが、事業拡大に伴い同年10月に本社を西新橋へ移転。その後も2017年6月に西新橋内で、2019年6月には六本木へと移転を重ね、規模を拡大していった。
UIscopeの譲受で製品サービスを獲得した2018年
2018年6月、株式会社InnoBetaよりWebサイト・スマートフォンアプリ等のリモート型ユーザビリティテストサービス「UIscope」に関する事業を譲り受けた。これにより、従来のコンサルティングに加えて、自社サービスを持つこととなった。UIscopeは、テストユーザーの操作を録画・解析しUI/UXを改善する独自性のあるサービスで、その後も顧客のアップセルにも活用されている。この譲受が、後のサービスライン拡充の第一歩となった。
上場とM&Aによる事業拡大期(2021-2022年)
2021年9月、東京証券取引所マザーズに上場した。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場に移行。同年、HRソリューション領域の株式会社uloqo(後のプロジェクトHRソリューションズ)を子会社化し、人事領域に進出。さらに7月にはITコンサルティングの株式会社プロジェクトパートナーズとデジタルマーケティングの株式会社プロジェクトデジタルマーケティングを新設、10月にはSES事業の株式会社クアトロテクノロジーズ(後のプロジェクトテクノロジーズ)を子会社化し、事業領域を急速に拡大した。
子会社再編と持株会社体制への移行(2023-2024年)
2023年1月、複数の子会社の商号を変更(プロジェクトデジタルマーケティング→DCXforce、クアトロテクノロジーズ→プロジェクトテクノロジーズ、uloqo→プロジェクトHRソリューションズ)。4月には株式会社Dr.健康経営と株式会社アルトワイズを子会社化。5月に分割準備会社を新設し、2024年1月に吸収分割を実施して持株会社体制へ移行。商号を株式会社プロジェクトホールディングスに変更し、事業子会社を株式会社プロジェクトカンパニーとした。同時に本社を麻布台へ移転した。
不採算子会社の譲渡と収益性重視への転換(2024年)
2024年5月、株式会社プロジェクトHRソリューションズ(旧uloqo)の全株式を譲渡し連結範囲から除外。同年12月には株式会社DCXforce(旧プロジェクトデジタルマーケティング)の全株式も譲渡した。これらの事業はHRソリューションやマーケティング領域であったが、収益性改善のための選択と集中の一環とみられる。また2024年10月には子会社の株式会社ポテンシャルを吸収合併するなど、グループ内の再編を進め、収益基盤の強化を図った。
年表18件を開く
2010年代
- 2016年1月創業新規事業に対するコンサルティング事業、インターネットを活用したメディアへのコンサルティング事業の運営を目的として、東京都港区虎ノ門に株式会社プロジェクトカンパニー(資本金400千円)を設立
- 2016年10月事業拡大に伴い、本社を東京都港区西新橋に移転
- 2017年6月事業拡大に伴い、本社を東京都港区西新橋内で移転
- 2018年6月株式会社InnoBetaより、Webサイト・スマートフォンアプリ等のリモート型のユーザビリティテストサービス「UIscope」に関する事業を譲受
- 2019年6月事業拡大に伴い、本社を東京都港区六本木へ移転
2020年代
- 2021年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 2022年4月M&A東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 HRソリューション領域においてサービスを展開する株式会社uloqoを子会社化
- 2022年7月子会社として、IT領域のコンサルティング事業を行う株式会社プロジェクトパートナーズ及び、デジタルマーケティング事業を行う株式会社プロジェクトデジタルマーケティングを新設
- 2022年10月M&A株式会社cuatro pistasから事業を譲受し、システム開発やソフトウエアテスト等を中心に、SES事業を展開する株式会社クアトロテクノロジーズを子会社化
- 2023年1月商号変更株式会社プロジェクトデジタルマーケティングを株式会社DCXforceに商号変更 株式会社クアトロテクノロジーズを株式会社プロジェクトテクノロジーズに商号変更 株式会社uloqoを株式会社プロジェクトHRソリューションズに商号変更 子会社として、地方学生と成長企業の結び付きに資することを目指し、新卒採用コンサルティング事業を行う株式会社ポテンシャルを新設
- 2023年4月M&A法人顧客に対して産業医の紹介やストレスチェックなど従業員のメンタルヘルスに係る事業を展開する株式会社Dr.健康経営を子会社化 システム開発領域を中心にSES事業を展開する株式会社アルトワイズを子会社化
- 2023年5月持株会社体制への移行を目的として、分割準備会社である株式会社プロジェクトカンパニー準備会社(現株式会社プロジェクトカンパニー)を新設
- 2023年7月M&A当社の完全子会社である株式会社プロジェクトパートナーズを吸収合併
- 2024年1月商号変更株式会社プロジェクトカンパニー準備会社(現株式会社プロジェクトカンパニー)との間で吸収分割を行い、持株会社体制に移行 株式会社プロジェクトカンパニーを株式会社プロジェクトホールディングスに商号変更 株式会社プロジェクトカンパニー準備会社を株式会社プロジェクトカンパニーに商号変更 事業拡大に伴い、本社を東京都港区麻布台へ移転
- 2024年3月監査等委員会設置会社へ移行
- 2024年5月株式会社プロジェクトHRソリューションズ(旧株式会社uloqo)の全株式を譲渡し、連結範囲から除外
- 2024年10月M&A当社の完全子会社である株式会社ポテンシャルを吸収合併
- 2024年12月株式会社DCXforce(旧株式会社プロジェクトデジタルマーケティング)の全株式を譲渡し、連結範囲から除外
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
プロジェクト型人材の育成
新卒・第二新卒を中心に採用し、人事評価制度改革やHRポリシー策定を通じて、コンサルティング基本スキルと事業創造を牽引するソフトスキルを備えたプロジェクト型人材を育成する。離職率抑制も重視。
- 02
新規事業開発による高付加価値化
DXコンサルティングでは対応しきれない専門テーマに対し、エキスパート機能を立ち上げ、高付加価値なコンサルティングを提供。さらに、顧客の共通ニーズに基づきスケーラブルなソリューションを開発・提供する。
- 03
技術革新への適応
AIをはじめとする技術革新に対応するため、最新技術を活用できる人材の育成・獲得を進め、競争力を維持・向上させる。
- 04
内部管理体制とガバナンス強化
グループ全体の内部統制・コンプライアンスを徹底するとともに、ハラスメント対策や取締役会の監督機能強化など、コーポレートガバナンスの向上に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で350人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は666万円で、4期前と比べて+21.2%。平均年齢は33.3歳、平均勤続年数は2.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 549 | 27.3 | 1.5 | 64 | — |
| 2022年12月 | 555 | 27.8 | 1.4 | 167 | — |
| 2023年12月 | 539 | 27.3 | 1.8 | 239 | — |
| 2024年12月 | 618 | 31.3 | 2.0 | 255 | −78 |
| 2025年12月 | 666 | 33.3 | 2.1 | 350 | 57 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社プロジェクトカンパニー東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アルトワイズ東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Dr.健康経営東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内SBIホールディングス株式会社東京都港区 · その他の関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は55億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+3.8%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 66億円 | 55億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は32億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+18.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 15 | 2 | 13.3 | 1 |
| 2023年2Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
| 2023年3Q | 16 | 3 | 18.8 | 2 |
| 2023年4Q | 16 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 13 | −2 | −15.4 | −1 |
| 2024年4Q | 26 | 0 | 0.0 | −3 |
| 2025年2Q | 27 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 28 | 2 | 7.1 | 1 |
| 2026年2Q | 32 | 1 | 3.1 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年12月期からの9期で、売上は1億円から55億円へ55.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年12月 | 4 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年12月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年12月 | 11 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に上場 | |||||
| 2021年12月 | 21 | — | 5 | — | 4 |
| 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 HRソリューション領域においてサービスを展開する株式会社uloqoを子会社化 | |||||
| 2022年12月 | 44 | — | 9 | — | 7 |
| 法人顧客に対して産業医の紹介やストレスチェックなど従業員のメンタルヘルスに係る事業を展開する株式会社Dr.健康経営を子会社化 システム開発領域を中心にSES事業を展開する株式会社アルトワイズを子会社化 | |||||
| 2023年12月 | 63 | — | 8 | — | 6 |
| 当社の完全子会社である株式会社ポテンシャルを吸収合併 | |||||
| 2024年12月 | 53 | −2 | −2 | −3.8 | −4 |
| 2025年12月 | 55 | 2 | 1 | 3.6 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高55億円のうち、営業利益として残るのは2億円で3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.6%35億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.7%18億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は21億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
| 2020年12月 | 2 | −1 | 3 | 1 | 7 |
| 2021年12月 | 4 | 0 | 11 | 4 | 22 |
| 2022年12月 | 8 | −12 | 4 | −4 | 22 |
| 2023年12月 | 5 | −7 | 7 | −2 | 28 |
| 2024年12月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 26 |
| 2025年12月 | 6 | 0 | −11 | 6 | 21 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年12月期の総資産は46億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は48.6%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 1 | 0 | 1 | 40.1 |
| 2018年12月 | 4 | 1 | 3 | 35.7 |
| 2019年12月 | 6 | 2 | 4 | 36.7 |
| 2020年12月 | 11 | 5 | 6 | 45.1 |
| 2021年12月 | 28 | 21 | 7 | 75.0 |
| 2022年12月 | 43 | 28 | 15 | 65.1 |
| 2023年12月 | 57 | 27 | 30 | 46.4 |
| 2024年12月 | 55 | 22 | 33 | 40.5 |
| 2025年12月 | 46 | 23 | 24 | 48.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中304位あたり、逆に低いのはROEで534社中417位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,127で、1年前と比べて-14.0%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 44.0倍 |
| PER (会社予想) | 17.6倍 |
| PBR | 2.62倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1079円で、25日移動平均線(1037.44円)を4.0%上回り、75日線(1022.6円)も上回っています。52週高値(1394円)からは22.6%下落、52週安値(948円)からは13.8%上昇と、戻り基調にあります。7月2日の1039円から上昇トレンドに入り、8月3日に1088円まで上昇、その後も高値圏で推移しています。出来高は増加傾向で、8月3日には2300株と活況です。RSIは69.01と買われすぎ圏に近づいています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PER 45.7倍は業界平均22.44倍の約2倍、PBR 2.48倍は平均3.19倍を下回るものの、ROE 5.6%は低水準で収益性に見合わない。直近赤字から回復途上だが、売上高は減少傾向で、ネット利益も1億円と小規模。割高感が強く、配当利回りはゼロで株主還元も乏しい。成長期待が価格に織り込まれているが、業績裏付けが弱く「割高」と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 44.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 17.6倍 | — |
| PBR | 2.62倍 | 3.51倍 |
| ROE | 5.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績悪化からの回復が投資論点。強気派は、売上の下げ止まりと営業黒字化への転換過程にあり、今後の改善に期待できるとみる。一方弱気派は、赤字の常態化リスクや競争激化による収益悪化を懸念し、成長シナリオが見えにくいと判断する。人材派遣業界の需給動向や、事業ポートフォリオの見直しが鍵を握る。
- 業績改善への期待
直近で赤字から黒字転換し、売上も増加に転じる兆し。
- 需要の底堅さ
働き手不足が続く中で、人材派遣の需要は安定的に存在。
- バリュエーション
PBR2.48倍と割高感はあるが、市場が成長を織り込む余地。
- 営業損益が-2億円から+2億円へ黒字転換通年影響強
営業利益は-2億円→2億円、純損益は-4億円→1億円へ改善した。
- 売上高55億円と増収に転換通年影響中
売上高は53億円から55億円へ3.8%増加し、減収に歯止めがかかった。
- 営業利益率3.64%まで黒字化通年影響中
営業利益率は-3.77%から3.64%へ転換し、収益力が回復した。
- 赤字脱却で業績懸念が後退継続影響弱
純損益1億円と黒字圏を維持し、信用面の不安が和らぐ。
- 業績不安定
前期に赤字を出し、収益の変動性が高くリスクが大きい。
- 競争激化
人材サービス業界は競争が厳しく、価格競争に陥りやすい。
- 成長鈍化
売上高が減少しており、成長戦略が見えにくい。
- PER45.7倍とバリュエーションが割高通年影響強
純利益1億円に対し時価総額59億円、PER45.7倍と株価が先行する。
- 売上高は2023年12月期の63億円を下回る通年影響中
売上高は63億円→53億円→55億円とピーク水準を回復していない。
- 配当利回りが示されず無配の可能性継続影響中
配当利回りのデータがなく、株主への直接還元が乏しい。
- 株価は1年で16.68%下落し弱含み不定影響弱
株価は過去1年で16.68%下落し、投資家心理は慎重なまま。
- 売上高
- 事業の縮小・拡大の方向性を示す基本指標。
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を確認する。
- 稼働人員数
- 派遣・請負の実需を反映し、業績の先行指標となる。
- 平均単価
- 顧客単価の動向が売上・利益に直結するため。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ1,339人。区分でいちばん多いのは個人・その他で62.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.5%を占め、残る63.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.5 | 71.9 | 68.3 | 66.4 | 62.5 |
| 事業法人 | 7.7 | 5.3 | 29.4 | 31.6 | 33.9 |
| 金融機関 | 1.9 | 13.1 | 0.6 | 0.6 | 2.6 |
| 証券会社 | 4.5 | 4.0 | 1.2 | 0.9 | 0.9 |
| 自己株式 | — | — | 7.9 | 7.3 | 0.5 |
| 外国法人 | 6.4 | 5.7 | 0.5 | 0.5 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | SBIホールディングス株式会社 | 29.73 |
| 02 | 土井悠之介 | 16.09 |
| 03 | DY投資事業有限責任組合1号 | 15.67 |
| 04 | 伊藤翔太 | 3.70 |
| 05 | 新宅央 | 3.47 |
| 06 | 株式会社Macbee Planet | 2.73 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 2.50 |
| 08 | 鑓水葵 | 1.56 |
| 09 | 古瀬豪 | 1.33 |
| 10 | 江竜寛之 | 1.05 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−6%、1株純資産は9期で+400%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 25 | 85 | 47.1 | — |
| 2018年12月 | 38 | 305 | 19.0 | — |
| 2019年12月 | 4 | 44 | 11.6 | — |
| 2020年12月 | 24 | 95 | 33.4 | — |
| 2021年12月 | 70 | 370 | 28.0 | 54.0 |
| 2022年12月 | 119 | 489 | 27.8 | 54.0 |
| 2023年12月 | 102 | 489 | 21.7 | 19.8 |
| 2024年12月 | −73 | 414 | — | — |
| 2025年12月 | 24 | 423 | 5.6 | 47.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 土井悠之介 | 代表取締役 社長執行役員CEO | 37 | 883,000 |
| 松村諒 | 取締役 執行役員CFO | 36 | 4,900 |
| 柳沢和正 | 社外取締役 | 43 | — |
| 結城愛子 | 社外取締役 監査等委員・常勤 | 36 | — |
| 橋口晶子 | 社外取締役 監査等委員・常勤 | 58 | — |
| 桃崎有治 | 社外取締役 監査等委員 | 75 | 36,000 |
| 川添丈 | 社外取締役 監査等委員 | 68 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 46 | 16 | 7 | 76 | 38 |
| 社外取締役 | 6 | 36 | — | 0 | 36 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,239字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,199字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,840字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,018字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第11期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第10期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第9期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-13
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業