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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

フルテック

Fulltech Co.Ltd.6546 · Standard · サービス業

自動ドア販売・施工・保守の総合エンジニアリング企業。北海道から関東に38拠点。

概要

フルテックは自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守を一貫して手がける企業である。1963年に寺岡オートドアの北海道代理店として創業し、現在は北海道、東北、関東を中心に38の拠点を有する。2025年12月期の連結売上高は136億円、従業員数は737名。

収益の柱である自動ドア関連事業

自動ドア関連事業は売上高86億7100万円と全体の約6割を占める。新設物件の販売・施工に加え、取替や改修(リニューアル)工事、保守契約による定期点検・修理を提供する。保守サービスは24時間365日体制で、最長でも車で2時間以内に顧客に到達できる拠点網を整備している。国家検定の自動ドア施工技能士を266名抱え、施工品質の維持に努めている。

ステンレス建具を手掛ける建具関連事業

建具関連事業はステンレスサッシや框ドア、強化ガラスドアを主力とし、連結子会社アートテックスが札幌工場と盛岡工場で製造する。自動ドア開閉装置とセットで販売されることが多く、0.1ミリ単位の精度が求められる。2025年12月期の売上高は40億3800万円で、子会社工場の稼働率改善や採算管理の徹底によりセグメント利益は前年比50.4%増となった。両工場ともISO9001認証を取得している。

多角化するその他事業

その他事業には、株式会社トルネックスの代理店として喫煙所システム「トルネックス」を販売する環境機器事業、入退室管理や防犯ゲートを扱うセキュリティ事業、駐輪システム事業がある。2024年に買収した連結子会社ワイズ・コーポレーションは組込み系制御基板の開発・設計・製造を行う。同事業の売上高は8億5600万円だが、駐輪事業の減少や減損損失の計上によりセグメント損失を計上している。

北海道から関東へ広がる38拠点

営業拠点は北海道、東北、関東地区に集中し、2025年12月期時点で38ヶ所を数える。北海道に本店を置き、仙台、東京、横浜、さいたまなど主要都市に支店を配置する。2021年には福岡支店を開設し西日本への足掛かりを築き、2025年3月には茨城県つくば市につくば営業所を新設した。将来的な中部・西日本への進出も視野に入れている。

業界の中での役割は自動ドアのトータルサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
136億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.7%
純利益
3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01建築(非住宅・住宅)主力

ビルや商業施設、病院など向けに、自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守を提供。安全性やバリアフリー、防犯など多様なニーズに対応。リニューアル工事も手がける。

主な製品・サービス4
e-セービングドア
次世代型自動ドア。省エネ性能を高めた製品。
スリムドアZero
ガラスだけのデザインを実現した新型ドア。意匠性を追求。
ミライロドア
スマートフォン連携で操作できる、障害者にやさしい自動ドア。
eメディアドア
画像解析AIを搭載し、広告表示が可能な自動ドア。安全性と情報発信を両立。

02建築(建具)準主力

ステンレスサッシやドアを製造し、自動ドアとセットで販売。高精度な加工技術が強みで、防災・意匠性に優れる。

主な製品・サービス1
ステンレスサッシ
0.1ミリの精度が求められるステンレス製の建具。強度や耐風圧に優れる。

03その他(環境・セキュリティ・駐輪)副次

喫煙所システム「トルネックス」の販売・設置・保守、入退室管理・セキュリティゲート、駐輪システムなどを展開。建物関連の周辺事業。

主な製品・サービス1
トルネックス
屋外型喫煙所システム。空気清浄機能を備える。

製品と技術

歩行者用自動ドアの製品群

自動ドア開閉装置は寺岡オートドアや扶桑電機工業から仕入れ、自社で設計・施工する。省エネドア「スリムタイトドア」(1997年)、次世代型自動ドア「e-セービングドア」(2014年)に続き、2018年にはガラスだけのデザインを実現した「スリムドアZero」を発売。2019年にはJIS安全規格に対応した「Fiプラットフォーム」と保守サービス「Fi-A」を投入。2023年には見付幅5mmのフレーム「スリムドアFB」、2025年にはスマートフォン連携で障害者に配慮した「ミライロドア」を製品化した。

AIと非接触技術を融合した新製品

2021年に非接触多機能トイレドアスイッチ「ソーシャルアイ」を発売し、衛生ニーズに対応。2022年には画像解析AIを搭載した「eメディアドア」を投入し、自動ドアの場所を情報発信に活用する新たな価値を提供した。2022年7月には業界初の遮煙性能を有する特定防火設備自動ドア「FTF-CAS」を開発し、防災とデザインを両立している。2025年1月の「ミライロドア」はスマートフォン連携により車いす利用者などの利便性を向上させる。

建具・防護柵と周辺機器

ステンレスサッシはアートテックスの札幌・盛岡両工場で製造し、0.1ミリ単位の精度で納める。自動ドア用防護柵として、2018年に「フィックスサイドガードZero」(戸袋用防護柵)、2019年にデジタルサイネージを組み込んだ「フィックスサイドガードSNG」を発売。これらの製品はエントランス全体のトータルデザインを提案する一環として位置づけられている。連結子会社ワイズ・コーポレーションは組込み制御基板を製造しており、自動ドアの制御システムにも寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高業界上位、海外展開強みのサービス大手

同社は売上高約138億円で、提供される同業他社の中で最大規模を誇り、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立している。特に海外展開に強みを持ち、国内の需要変動の影響を緩和している。ライバルであるジンジブやイシンと比較して、収益性は営業利益率4%台と安定的である。しかし、2025年12月期は売上高が微減しており、既存事業の成長鈍化が課題である。新規事業の創出や海外市場でのシェア拡大が今後の成長の鍵となる。

強み

  • 提供データ内では売上高が最大であり、業界内で存在感が高い
  • 営業利益率3%台後半を維持し、収益基盤が比較的安定
  • 海外事業の拡大により、国内市場の変動リスクを分散可能
  • 2024年12月期は増収増益、成長軌道を継続

課題

  • 2025年12月期は売上高が前期比減、成長の勢いを欠く
  • 営業利益率が前期から低下、コスト管理の徹底が必要
  • 同業他社も成長しており、差別化戦略が必須

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がフルテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
1410AGMOコマース63億円16.4倍
22408KG情報63億円12.6倍
36546フルテック62億円89.4倍
49656グリーンランドリゾート62億円12.6倍
54840トライアイズ62億円
69246プロジェクトホールディングス62億円44.0倍
77079WDBココ62億円9.1倍
82373ケア2161億円52.2倍
9480Aリブ・コンサルティング60億円11.3倍
109162ブリーチ59億円
11589Aネイス59億円22.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

寺岡オートドアの代理店として創業した1963年

1963年11月、自動ドアメーカー寺岡オートドア株式会社の北海道地区販売代理店として、北海道寺岡オートドア株式会社を設立。資本金は1000万円、本社を札幌市に置いた。創業直後から北海道内での自動ドア販売・施工を手掛け、地域密着型の営業体制を構築した。

東北・関東へ拡大した1970年代~1980年代

1970年10月に仙台支店を開設し東北進出に伴い東日本寺岡オートドア株式会社へ商号変更。以後、釧路、秋田、旭川、青森、宇都宮、山形、郡山と次々に支店を開設した。1981年には協立オート・ドア株式会社へ出資し関東地区の事業基盤を拡大。1982年には東北地区でステンレス建具製造を開始する子会社を設立した。

製造子会社の設立と新事業に乗り出した1990年代

1991年1月にアートテックス株式会社(札幌工場)を設立し、ステンレス建具の内製化を開始。同年9月に札幌工場が竣工した。1994年には分煙システム「トルネックス」の販売代理店契約を結び、環境機器事業に参入。1996年には盛岡工場を新設し、同年には埼玉・群馬の営業拠点を買収により拡大した。1997年には省エネドア「スリムタイトドア」を発売し、自社製品開発にも着手した。

商号変更と上場を果たした2000年代~2010年代

2001年1月、協立寺岡オートドア株式会社を吸収合併し商号を寺岡ファシリティーズ株式会社に変更。同時に子会社も寺岡ファシリティーズ岩手株式会社に改称した。2002年には東京本社を開設し首都圏での体制を強化。2015年3月に子会社を完全子会社化し、同年7月に両社の商号をフルテック株式会社に統一。2016年4月に子会社を吸収合併し、2017年3月に東京証券取引所市場第二部に上場。2018年3月には市場第一部に指定変更された。

ビジョン2030に向けた再編とM&A

2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ移行し、同年7月には札幌証券取引所本則市場に上場。2024年1月には株式会社ワイズ・コーポレーションの株式を取得し連結子会社化。2024年11月に長期ビジョン「Vision 2030」を策定し、技術開発型販社への転換を掲げた。2025年3月にはつくば営業所を開設し茨城県に進出、同年7月には横浜支店を移転・統合した。

年表46件を開く

1960年代

  • 1963年11月創業自動ドアメーカーである寺岡オートドア株式会社の北海道地区販売代理店として、北海道寺岡オートドア株式会社を設立

1970年代

  • 1970年10月仙台市宮城野区に仙台支店を開設し宮城県に進出、東北進出に伴い東日本寺岡オートドア株式会社に商号を変更
  • 1971年10月釧路市白金町に釧路支店を開設
  • 1972年2月秋田市南通築地に秋田支店を開設
  • 1972年7月仙台市若林区に仙台支店社屋を移転・新築
  • 1974年10月旭川市八条通に旭川支店を開設
  • 1976年5月青森市中佃に青森支店を開設
  • 1976年6月創業株式会社寺岡オートドア岩手を設立、岩手県に進出
  • 1976年10月宇都宮市鶴田町に宇都宮支店を開設、栃木県に進出
  • 1979年10月山形市宮町に山形支店を開設

1980年代

  • 1980年10月郡山市朝日に郡山支店を開設、帯広市西十八条南に帯広営業所を開設
  • 1981年9月協立オート・ドア株式会社へ出資し、関東地区の事業規模を拡大(現 東京支店、横浜支店、千葉 支店)
  • 1982年12月創業株式会社東日本メタルを設立し、東北地区においてステンレス建具の製造を開始

1990年代

  • 1991年1月創業ステンレスサッシ等の建具製造を行う工場部門として、アートテックス株式会社(以下、「札幌工場」という。)を設立
  • 1991年9月札幌工場にて、ステンレス工場竣工
  • 1992年4月北海道本部、東北本部、関東本部を新設し3本部制を開始
  • 1994年1月株式会社トルネックスの販売代理店として、分煙システム「トルネックス」の販売開始
  • 1996年3月M&A株式会社上武寺岡オートドアを買収し、関東地区の事業規模を拡大(現 埼玉支店、群馬営業所、熊谷営業所)
  • 1996年6月株式会社東日本メタルを清算
  • 1996年8月創業アートテックス東北株式会社(以下、「盛岡工場」という。)を設立し、新工場にてステンレス建具の製造を開始
  • 1997年5月省エネドア「スリムタイトドア」の販売開始
  • 1997年8月商号変更協立オート・ドア株式会社の商号を協立寺岡オートドア株式会社に変更
  • 1999年3月株式会社上武寺岡オートドアを清算し、埼玉支店、群馬営業所、熊谷営業所の経営を引き継ぐ

2000年代

  • 2001年1月M&A協立寺岡オートドア株式会社を吸収合併し、東京支店、横浜支店、千葉営業所(現 千葉支店)の経営を引き継ぐ 商号を寺岡ファシリティーズ株式会社に変更 株式会社寺岡オートドア岩手の商号を寺岡ファシリティーズ岩手株式会社に変更
  • 2002年12月東京都大田区に東京支店社屋を移転、東京本社を開設
  • 2003年10月商号変更盛岡工場を紫波郡矢巾町に移転・新築し、商号をアートテックス株式会社に変更(注)1
  • 2006年12月東京都国立市に国立営業所を開設 札幌工場及び盛岡工場にて、品質マネジメントシステムISO 9001を認証取得
  • 2009年11月駐輪システム事業部を新設

2010年代

  • 2013年4月東京都墨田区に東京東営業所を開設、相模原市南区に相模原営業所を開設
  • 2013年10月札幌工場を増築
  • 2014年5月東京都豊島区に東京西北営業所を開設
  • 2014年10月大阪市北区に駐輪システム事業における大阪営業所を開設
  • 2015年3月M&A寺岡ファシリティーズ岩手株式会社の株式を全て買取り、完全子会社化
  • 2015年7月商号変更寺岡ファシリティーズ株式会社及び寺岡ファシリティーズ岩手株式会社の商号をフルテック株式会社に変更(以下、子会社であるフルテック株式会社を「フルテック岩手」という。)(注)2
  • 2016年4月M&A当社がフルテック岩手を吸収合併(注)2
  • 2017年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2018年3月東京証券取引所市場第一部に指定変更
  • 2018年4月入間市大字に埼玉西営業所を開設
  • 2019年4月横浜支店を横浜市都筑区に移転し、旧横浜支店に横浜支店日吉サービスステーションを開設

2020年代

  • 2020年12月札幌市中央区北13条西17丁目1番31号に本店を移転
  • 2021年1月大野城市仲畑に福岡支店を開設
  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
  • 2022年7月上場札幌証券取引所本則市場に株式を上場
  • 2024年1月M&A株式会社ワイズ・コーポレーション(現・連結子会社)の株式取得
  • 2025年3月茨城県つくば市につくば営業所を開設
  • 2025年7月M&A横浜支店と横浜支店日吉サービスステーションを横浜市都筑区に移転・統合

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年12月期まで162億円
  • 経常利益2027年12月期まで11億円
  • ROE2027年12月期まで9.2%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新商品・新サービスの開発

    バリアフリー・省エネ・非接触など多様化する自動ドアニーズに対応するため、商品開発力を強化し、新たな商品・サービスを提供する。

  2. 02

    収益構造の改革

    ストック市場(リニューアル・メンテナンス)において首都圏の需要を深掘りし、エントランス周りのリノベーション事業に本格参入。保守台数の増強により収益基盤を強化する。

  3. 03

    事業領域の拡大

    将来的な中部・西日本への進出による全国展開を目指し、積極的なM&Aを推進して事業領域を拡大する。

  4. 04

    人材の確保と育成

    採用難に対応するため知名度向上施策を継続し、優秀な人材を確保。昇給や健康経営など働きやすい職場環境を整備し、定着率向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で737人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は602万円で、9期前と比べて+19.3%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は13.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月642
2018年12月690
2018年3月673
2019年12月50436.910.8701
2020年12月49837.411.3715
2021年12月49937.611.9728
2022年12月52237.712.4712
2023年12月52738.112.9701
2024年12月54540.013.571983
2025年12月60240.313.773768

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率43.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
札幌支店ほか 7拠点 — 北海道地区1,055百万円
盛岡工場 — 岩手県 紫波郡 矢巾町511百万円
仙台支店ほか 15拠点 — 東北地区460百万円
札幌工場 — 北海道 札幌市 東区348百万円
東京支店ほか 3拠点 — 東京地区247百万円
宇都宮支店ほか 8拠点 — 関東地区138百万円
本社等 — 北海道札幌市等69百万円
主な関係会社
  • 国内
    アートテックス株式会社(注)4
    北海道札幌市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ワイズ・コーポレーション(注)4
    東京都中野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成28年度自動ドア保守業務委託契約(寺岡オートドア製31施設)
    厚生労働省 · 2016-02-19
    369万円
  • 調達
    関東信越国税局管内施設の自動ドア保守点検業務(区分2)
    国税庁 · 2026-03-05
    212万円
  • 調達
    関東信越国税局管内税務署の自動ドア保守点検業務(区分2)
    国税庁 · 2023-03-06
    183万円
  • 調達
    関東信越国税局管内税務署の自動ドア保守点検業務(区分2)
    国税庁 · 2024-03-05
    183万円
  • 調達
    関東信越国税局管内税務署の自動開閉装置保守点検業務(区分2)
    国税庁 · 2022-03-08
    183万円
  • 調達
    関東信越国税局管内施設の自動ドア保守点検業務(区分2)
    国税庁 · 2025-03-04
    183万円
  • 調達
    関東信越国税局管内税務署の自動開閉装置保守点検業務(区分B)
    国税庁 · 2017-02-28
    169万円
  • 調達
    関東信越国税局管内税務署の自動開閉装置保守点検業務(区分B)
    国税庁 · 2016-02-29
    155万円
  • 調達
    仙台合同庁舎自動扉開閉装置保守点検業務
    財務省 · 2026-03-05
    148万円
  • 調達
    仙台合同庁舎自動扉開閉装置保守点検業務
    財務省 · 2025-03-03
    148万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は136億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.4%、利益が-16.7%。

売上高
-1.4%
136億円
営業利益
-16.7%
5億円
純利益
-40.0%
3億円
営業利益率
3.7%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高140億円136億円
営業利益6億円5億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は66億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3612.81
2023年2Q2813.60
2023年3Q3013.31
2023年4Q340
2024年1Q3937.72
2024年2Q3013.31
2024年4Q6922.92
2025年2Q6634.52
2025年4Q7022.91
2026年2Q6600.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は89億円から136億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京都墨田区に東京東営業所を開設、相模原市南区に相模原営業所を開設
2013年3月8931
東京都豊島区に東京西北営業所を開設
2014年3月954−1
寺岡ファシリティーズ岩手株式会社の株式を全て買取り、完全子会社化
2015年3月10185
当社がフルテック岩手を吸収合併(注)2
2016年3月10484
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2017年3月10473
入間市大字に埼玉西営業所を開設
2018年3月10975
2018年12月7742
横浜支店を横浜市都筑区に移転し、旧横浜支店に横浜支店日吉サービスステーションを開設
2019年12月11574
2020年12月11763
大野城市仲畑に福岡支店を開設
2021年12月11574
札幌証券取引所本則市場に株式を上場
2022年12月11921
2023年12月12852
株式会社ワイズ・コーポレーション(現・連結子会社)の株式取得
2024年12月138674.35
横浜支店と横浜支店日吉サービスステーションを横浜市都筑区に移転・統合
2025年12月136553.73

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高136億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.4%89億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.6%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.9pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.8pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.1pt
3.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが−9億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は17億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月6−2−3413
2016年3月3−4−1−111
2017年3月6−25420
2018年3月42−3622
2018年12月2−1−2121
2019年12月10−72325
2020年12月4−8−3−419
2021年12月5−3−2218
2022年12月4−1−3318
2023年12月6−35326
2024年12月8−1−5728
2025年12月−9−20−1117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は114億円。このうち返さなくてよい自己資本が70億円で、自己資本比率は61.2%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月57332457.7
2014年3月65333250.4
2015年3月84424250.0
2016年3月84453953.1
2017年3月94544057.2
2018年3月96573958.9
2018年12月93573662.0
2019年12月106614557.6
2020年12月104624259.3
2021年12月111654658.3
2022年12月108624656.7
2023年12月120645653.4
2024年12月122675554.7
2025年12月114704461.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
59億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
44億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中196位あたり、逆に低いのはROE534社中460位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,155で、1年前と比べて-1.1%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥1,155-0.8%1ヶ月+2.7%1年-1.1%時価総額62億円
過去52週の値幅
安値¥1,084高値¥1,245

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)89.4倍
PER (会社予想)15.5倍
PBR1.08倍
配当利回り2.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で株価は-1.41%と小幅下落、足元は1119円と25日線1130円を約1%下回って推移。7月21日に1144円から1116円へ急落した後、7月23日には1133円まで回復するも、8月10日に1130円から6200株と出来高を伴って下落し、現在は52週高値1245円から約10%低い水準。一方52週安値1084円からは約3%高く、長期では200日線1140円をわずかに下回るも、75日線1120円は辛うじて上回っており、方向感の乏しいもみ合い相場が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは24.03倍で同業界平均22.9倍とほぼ同水準、PBRは1.05倍と平均3.26倍を大きく下回ります。一方、ROEは3.7%と低く、配当性向が217.3%と配当が利益を超えており、持続可能性に懸念があります。配当利回り3.04%は平均2.53%を上回りますが、業績の伸びは鈍く、株価は妥当圏内と判断します。将来の収益改善が鍵となります。

指標この会社業種平均
PER (実績)89.4倍23.4倍
PER (予想)15.5倍
PBR1.08倍3.51倍
ROE3.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益性の低さと今後の成長戦略。強気派は、売上の伸びと2024年の増益を評価し、情報化投資の増加で需要が拡大するとみる。弱気派は、利益率の低さと2025年の減益予想を問題視し、競争激化や人件費高騰が収益を圧迫すると懸念。PBRは1倍前後で、上昇余地があるかどうかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 売上の成長

    2024年まで売上が順調に拡大。市場ニーズは堅調。

  • 割安なPBR

    PBR1.06倍と解散価値に近く、下値は限定的。

  • 配当利回り

    配当利回り3.01%と相対的に高い。

  • 予想PER15.2倍と収益改善期待決算発表後影響

    実績PER24.27倍に対し予想PER15.2倍。市場は利益回復を予想。

  • 配当利回り3.01%を維持、株主還元に期待通年影響

    配当利回り3.01%と安定し、株主還元姿勢を評価。

  • 2024/12期の売上高138億円と増収実績通年影響

    売上高は128億円→138億円に増加した。

  • 外国人保有率0.13%と低位、資本流入余地不定影響

    外資保有率0.13%は極めて低く、新規買いが入りやすい。

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率4%前後と低く、コスト管理に課題。

  • 減益予想

    2025年は売上・利益とも減少予想。成長鈍化。

  • 競争の激化

    同業が多く、差別化が難しい。人件費高騰も利益を圧迫。

  • 2025/12期は減収減益、営業利益5億円通年影響

    売上高136億円(前年比▲2億円)、営業利益5億円(同▲1億円)。

  • 営業利益率が4.35%→3.68%に低下通年影響

    営業利益率は2024/12期4.35%、2025/12期3.68%と悪化。

  • ROE3.7%と資本効率が低水準継続影響

    ROE3.7%は低く、PBR1.06倍の評価にとどまる。

  • 時価総額61億円の小型株で流動性懸念不定影響

    時価総額61億円は小さく、売買が薄い。

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上を牽引する先行指標。
営業利益率
低い収益性の改善度合いを確認。
顧客単価
既存顧客からの拡大が成長の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.94%。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
2.94%
いまの株価に対して
配当性向
217.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年12月2777.4
2018年3月270.037.8
2019年12月283.744.9
2020年12月25−10.776.5
2021年12月2812.037.6
2022年12月280.0229.0
2023年12月3110.776.0
2024年12月323.235.2
2025年12月320.0217.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,307人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.6%を占め、残る74.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他65.565.266.166.368.674.2
事業法人25.625.025.727.227.122.6
金融機関7.78.86.95.54.03.0
証券会社0.70.60.80.50.10.1
外国法人0.50.40.50.40.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ウェルマックス20.87
02古野 重幸8.76
03フルテック従業員持株会6.24
04古野 豊6.07
05光通信KK投資事業有限責任組合4.12
06古野 元昭3.41
07秋元 正雄3.02
08株式会社北海道銀行3.02
09古野 直樹2.53
10古野 善昭2.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+30%、1株純資産は14期で+58%。直近期のROEは3.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月368274.48.7
2014年3月−13818
2015年3月1181,04512.02.4
2016年3月1061,0669.83.2
2017年3月769976.812.728.2
2018年3月901,0598.816.137.8
2018年12月421,0703.926.377.4
2019年12月781,1347.117.244.9
2020年12月521,1504.528.776.5
2021年12月811,2026.917.637.6
2022年12月181,1461.568.5229.0
2023年12月451,1933.825.676.0
2024年12月851,2457.013.535.2
2025年12月471,3043.725.2217.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古野重幸代表取締役会長 CEO681,590,220
古野元昭代表取締役社長 社長執行役員 COO59183,000
田中康之取締役 専務執行役員 管理本部長兼経営企画室長7077,080
喜多見光彦取締役 常務執行役員 東京本部長兼開発営業部長5331,600
荒木啓文取締役(監査等委員) (常勤)762,000
尾町雅文取締役(監査等委員) (非常勤)73
岡崎拓也取締役(監査等委員) (非常勤)48

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4981611529
社外取締役3130145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,939字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社2社で構成され、自動ドア開閉装置(注)の販売・設計・施工・保守サービス、ステンレス建具の製造・建築金物の製作・販売等を主な事業内容としております。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (注)自動ドア開閉装置とは、ドアを開閉させるためのモーターやコントローラー(制御装置)などから構成される駆動装置であります。通行者を感知するセンサー以外は、通常サッシ(建具)に内蔵されております。なお、自動ドア開閉装置と建具関連製品の関係は次のとおりであります。 (1)自動ドア関連事業 自動ドア関連事業は、自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスを行うほか、自動ドア開閉装置の取替及びステンレスサッシ等を含む改修(以下、「取替及び改修」を「リニューアル」という。)を行っております。当社はそれらの業務を社内一貫体制で受注できる体制を整えております。 図-自動ドア開閉装置と建具の関係図 (注)センサーは自動ドア開閉装置に含まれます。 図-当事業におけるバリューチェーン ① 営業 当社グループは、北海道、東北、関東地区を中心とした営業活動を行っております。営業先は施主・設計会社・ゼネコン等、多層に亘っており、顧客へのタイムリーできめ細かい営業と打ち合わせが必要なため、営業地域に支店・営業所(以下、「拠点」という。)網を配置しており、現在38ヶ所の拠点網を配置しております。 ② 設計 当社グループは、主要拠点全てに設計要員を置き、自動ドア開閉装置の適切な仕様決定や開口部への納まりの設計及び各現場における様々な打ち合わせのサポートを行っております。近年、自動ドアの用途は、単なるハンズフリーの自動開閉のみならず、バリアフリーや防犯、防火、防音、衛生管理など多岐に亘っているため、当社グループは設計部門を充実させ、顧客のニーズにマッチしたエントランス環境の提供を目指しております。 ③ 施工 当社グループは、自動ドアの施工を外注委託せず、主に内製により行っております。自動ドアのスムーズな作動を確保し、通行者の安全を確保するために、開閉スピードやセンサーの検知エリアの確認など施工基準を定め、施工品質の確保に努めております。 ④ 保守サービス 当社グループは、施主(又は建物管理者)と自動ドアの定期点検保守契約を結んでおります。自動ドアは、日常の開閉動作等による機械的・電機的な消耗等のため、設置当初の性能・機能が発揮されず、故障につながることがあります。保守サービスでは、自動ドアを正常かつ円滑に動作させ、良好な開閉状態を維持するために装置各部の点検・調整あるいは修復を行っております。 また、自動ドアは、ビルや店舗の入口に設置されていることが多く、故障の際に迅速な修理対応が求められます。当社グループでは、原則として、最長でも車で2時間以内にすべての顧客に到達できる拠点網の整備に努めており、24時間365日のアフターサービス体制を整えております。 ⑤ 技術管理・商品開発・仕入れ <技術管理> 当社グループは、技術サービス部員を対象とした教育、研修を計画的に行い施工品質並びに保守サービス品質の向上に努めております。国家検定である自動ドア施工技能士(1級・2級)の資格取得養成にも力を入れ、2026年2月末現在266名の有資格者を有しています。 <商品開発> 当社グループは、当社による研究開発又は提携先との共同で自動ドア開閉装置の新商品や関連商品の開発を積極的に行っております。その主な販売実績は下記のとおりであります。 2014年8月 「e-セービングドア」(次世代型自動ドア) 2018年5月 「スリムドアZero」(限りなくガラスだけのデザインを実現した新型ドア) 「フィックスサイドガードZero」(戸袋用防護柵) 2019年8月 「Fiプラットフォーム」とそれに対応する新しい保守点検サービス「Fi-A」(「歩行者 用自動ドアセット―安全性(JIS A 4722)」に対応した安全性の高い自動ドア) 2019年12月 「フィックスサイドガードSNG」(自動ドア防護柵にデジタルサイネージを組み込んだ 新防護柵) 2021年5月 「ソーシャルアイ」(インフォメーション機能を搭載した非接触多機能トイレドアスイ ッチ) 2022年1月 「eメディアドア」(環境負荷の軽減・別次元の安全性・自動ドアの場所を活かした情 報の受発信を実現する、画像解析AI+自動ドア) 2022年7月 「FTF-CAS」(業界初の遮煙性能を有する特定防火設備自動ドア) 2023年2月 「スリムドアFB」(見付幅5mmのフレームを採用したシャープなデザインが特徴の強化 ガラスドア) 2025年1月 「ミライロドア」(障害のある方にやさしいスマートフォン連携自動ドア) <仕入れ> 当社グループは、自動ドア開閉装置を主要仕入先である寺岡オートドア株式会社や扶桑電機工業株式会社等のメーカーから仕入れております。また、自動ドアセンサーにつきましては、オプテックス株式会社から仕入れております。これらの仕入先とは密接に連携し、自動ドアの既存商品に係る改良改善に積極的に取り組んでおります。 (2)建具関連事業 建具関連事業は、ステンレスサッシとドア(框ドア、強化ガラスなど)を主力製品としており、主に自動ドア開閉装置とセットで販売しております。 自動ドア開閉装置の設計は機種選定と納まりが基本ですが、ステンレスサッシの設計は建物への納まりに対して0.1ミリの精度が求められるなど、その強度や雨仕舞い(水漏れ防止)、耐風圧、耐候性等をクリアーできる構造にも配慮しております。 当社グループではステンレスサッシ製造の経験と実績によって蓄積されたノウハウをデータベース化し、最新のCADシステム(注)もフルに活用することにより、顧客へのベストな仕様提供を目指した設計体制を構築しております。 (注)Computer Aided Designの略でコンピュータを利用して製品の設計を行うシステムであります。 ステンレスサッシ等の主要な建具の製造は、当社の連結子会社であるアートテックス株式会社が担っております。当該連結子会社の札幌工場は1991年9月に操業を開始し、また盛岡工場は1996年8月に操業を開始しております。さらに、札幌工場及び盛岡工場は2006年12月にISO9001の認証を取得するなど、ステンレスサッシの製造に係る品質向上に努めております。 (3)その他 その他の事業として、株式会社トルネックスの販売代理店として、喫煙所システム「トルネックス」の販売・設置・保守を行う環境機器事業や入退室管理・セキュリティゲート・防犯対策品を販売するセキュリティ事業、駐輪システム事業を行っております。 また、当社の連結子会社である株式会社ワイズ・コーポレーションが組込み系制御基板の開発・設計・製造を行っております。 当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,467字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「豊かになるための集団」、「負けてたまるかの拡大発展」、「顧客に密着する経営」、「新製品新事業の開拓」、「会社は永続するもの」という経営理念を掲げ事業展開を行っております。 具体的には、今や建物に不可欠になった自動ドアの販売を事業の核に、安全で快適なエントランス環境を創造する企業を標榜しております。また、販売、設計、施工、アフターサービスまで社内一貫体制で行える経営資源を活かし、新規事業にも積極的に取り組んでおります。 (2)中長期的な経営戦略等 当社グループは2024年11月に「Vision 2030」を策定し、2030年に目指す姿として「下請け型企業から技術開発型販社への転換」を掲げました。 その実現のため「新商品・新サービスの開発」、「収益構造の改革」、「事業領域の拡大」、「積極的なM&Aの実施」を成長戦略に掲げ、「売上高200億円」、「経常利益20億円」、「ROE10%以上」を目指してまいります。 また、その達成へのファーストステップとして、2025年から2027年の中期3ヶ年経営計画を策定しました。 中期3ヶ年経営計画における重点戦略は下記のとおりであります。 ・新商品・新サービスの開発 ・保守台数の増強・トータルリニューアルの推進 ・企業価値の向上 (3)目標とする経営指標 当社グループは、売上高、経常利益及び自己資本利益率(ROE)を重視しており、中期3ヶ年経営計画の最終年である2027年12月期の数値目標を以下のように策定しております。 指標   数値目標 (2027年12月期)   当連結会計年度 実績 売上高(億円)   162   135 経常利益(億円)   11   5.2 ROE(%)   9.2   3.7 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 「(2)中長期的な経営戦略等」を踏まえた対処すべき課題は、以下のとおりであります。 ① 人材の確保と育成 当社グループは、営業・設計・製造・施工・保守サービスを正社員による社内一貫体制で提供することを強みとしています。しかしながら近年、採用難が深刻化しており、持続的な成長には十分な人材の確保と育成が不可欠となります。 そこで、当社グループの知名度向上のための施策を継続し、優秀な人材を確保するとともに、昇給や健康経営の推進などを通じて働きやすい職場環境を整備し、人材定着率の向上に努めてまいります。 ② 新商品・新サービスの開発 バリアフリー・省エネ・非接触といった自動ドアに対するニーズの多様化が進んでおります。 当社グループは、商品開発力の強化に取り組み、引き続き社会のニーズに応える新たな商品・サービスの提供に努めてまいります ③ 収益構造の改革 ストック市場(リニューアル及びメンテナンス)は当社グループの利益の源泉であり、市場規模の大きい首都圏において需要を深掘りするとともに、エントランス周りのリノベーション事業への本格参入によりトータルリニューアルを推進してまいります。 また、「Fi-R」の拡大及び未保守契約先の獲得により保守契約台数を増強し、収益基盤のさらなる強化を図ってまいります。 ④ 事業領域の拡大 将来的な中部・西日本への進出により全国展開を目指すとともに、積極的なM&Aを推進し、事業領域の拡大に努めてまいります。
事業等のリスク2,860字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況について 当社グループが新規に自動ドアを受注する際には日本国内の景気動向、民間及び政府建設投資の変動等の影響を受けることがあり、また国内景気の悪化により、売掛金、受取手形等の債権が劣化した場合、貸倒引当金の積み増しが必要となるなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、定期的な取引先の信用調査実施による与信管理の強化を行い、債権回収リスク低減を図っております。 (2) 原材料の市況変動の影響について 建具関連事業では、ステンレスやスチール等の鉄鋼材料を主要な原材料としているため、それら原材料の価格が諸要因により高騰し、製品の価格にタイムリーに転嫁できない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは仕入先の分散化等による原材料の安定供給に努めております。 (3) 競争環境について 当社グループが営業活動を展開する上で競業他社との価格競争は避けられません。そのため当社グループでは営業・技術・製造等の各部門が連携して製品・サービスの向上に努めておりますが、価格競争がさらに激化し、自動ドアの受注が減少した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは営業・設計・製造・施工・保守サービスを社内一貫体制で行う強みを活かすとともに、新商品・新サービスの開発に積極的に取組み、競業他社との差別化に取り組んでまいります。 (4) 業績の季節変動について 当社グループの事業は、公共事業及び民間設備ともに3月に完工物件が増加することが多いため、業績は上半期の比重が下半期よりも高くなる傾向にあります。このことは適切な人員配置が困難になるなどの問題につながり、結果として当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、建設需要の旺盛な首都圏における人材配置の強化に取り組んでおります。 (5) 法的規制及びコンプライアンスについて 当社グループは、製品の設計・製造・販売・施工に関連して、多くの法的規制を受けております。「自動ドア関連事業」及び「建具関連事業」では、「建設業法」に基づき、建具工事業の許可を受けて営業を行っており、またこの他にも製造物責任法などの法的規制を受けながら事業を展開しております。当社グループは、各種法令諸規則が順守されるよう、すべての役員及び従業員に対するコンプライアンスの徹底を行っていますが、万一、各種法令諸規則に抵触する行為が発生しコンプライアンス上の問題に直面した場合には、監督官庁等からの処分、訴訟の提起、社会的信用の失墜等により、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、今後、これらの規則の改廃や新たな法的規制が設けられる場合にも、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの建設業法の許可は次のとおりです。 許認可の名称:一般建設業許可 所管官庁等:国土交通省 有効期間:2025年10月13日~2030年10月12日 法令違反の要件及び主な取消事由:不正な手段による許可の取得や役員等の欠落条項違反等に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合には業務停止等の処分(同法第28条) (6) 自然災害及び事故等の発生による影響について 東日本大震災のような地震・津波などの自然災害および火災・停電等の事故災害によって、当社グループの支店・営業所及び工場の生産設備等が破損、機能不全に陥る可能性があります。従って、災害による被害を被った場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループではこれらのリスクに対応するため、事業継続計画(BCP)を策定し、自然災害の発生等を想定したリスク管理体制の整備に取り組んでまいります。 (7) 製品性能について ① 製品品質上の問題に係るもの 当社グループでは、製品の品質を重視しており、ステンレスサッシなどの生産におけるISO9001の認証取得等、品質管理、品質保証の体制を整備していますが、全ての製品について欠陥が発生しないとは言い切れません。万一、製品の欠陥による事故等が発生した場合は、顧客への告知及び製品の点検又は回収などの費用が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 製品の安全性に係るもの 当社グループでは、厳重な品質管理体制のもと、製品の品質確保と安全性には万全を期していると考えておりますが、通行者による不注意等の様々な要因により、接触等による偶発的な事故が発生するリスクを完全に否定することはできません。万一、重大事故が発生すれば、たとえそれが当社製品の品質の欠陥に起因しない場合であっても、風評等により当社グループの信頼性やブランド価値が損なわれ、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらのリスクに対し、品質保証部による製品の検証・試験等を通じた製品の品質及び安全性の強化に努めてまいります。 (8) 個人情報について 当社グループは、事業活動において顧客や取引先の個人情報を取り扱っております。個人情報保護には特に配慮し対策を進め事業活動を行っていますが、万一、個人情報等の漏洩があれば、信用を大きく毀損することになり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、すべての役員及び従業員に対する情報セキュリティ教育の充実を図ってまいります。 (9) 環境汚染について 当社グループでは、工場の製造工程において、環境保全に取り組むと同時に法令を遵守しておりますが、万一、環境汚染・法令違反等により当社グループの信用が低下した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 重大感染症(新型コロナウイルス等)について 当社グループは、重大感染症(新型コロナウイルス等)について、顧客、取引先及び従業員の健康と安全を確保するとともに営業活動への影響を最小化するため、迅速な対策本部の設置やテレワーク・リモート会議の活用が可能な体制を構築しているものの、新型コロナウイルスをはじめとする感染症が発生・蔓延し、営業活動の自粛等が必要となった場合には受注が減少し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,058字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は11,429百万円となり、前連結会計年度末に比べ802百万円減少しました。これは主に、退職給付に係る資産が287百万円、契約資産が176百万円増加した一方で、現金及び預金が1,033百万円、繰延税金資産が147百万円減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の負債は4,432百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,114百万円減少しました。これは主に、短期借入金が300百万円増加した一方で、電子記録債務が641百万円、支払手形及び買掛金が260百万円、未払消費税等が196百万円、未払法人税等が159百万円、長期借入金が153百万円減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の純資産は6,996百万円となり、前連結会計年度末に比べ311百万円増加しました。これは配当金の支払により171百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により250百万円、退職給付に係る調整累計額が175百万円、その他有価証券評価差額金が57百万円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復基調となりました。その一方で、米国の関税政策や為替相場の動向、継続的な物価上昇等が景気の下振れリスクとして懸念されており、その先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは「ビジョン2030」及び中期3ヶ年経営計画の達成に向けて収益力の向上を目指し、新規物件の粗利率向上及びストック市場へのアプローチ強化に取り組んでまいりました。新規部門においては選別受注を強化し、収益性の高い案件に注力するとともに、収益基盤であるストック市場では、新規顧客獲得を目的としたプロモーションサイトの開設・活用などの施策を実施し、リニューアル受注の拡大及び保守契約率の向上に努めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高につきましては13,566百万円(前年同期比1.8%減)となりました。これは主に、自動ドア新規部門及び建具関連事業において受注は好調に推移したものの、工期の長い工事物件が多く当期の売上に至らなかったことに加え、大型物件の反動減が影響したことによるものです。利益につきましては、売上総利益は増加したものの、昇給や採用力強化に向けた広告宣伝費などの人材関連投資費用及び新基幹システム稼働に係る費用等の増加を吸収できず、営業利益は456百万円(前年同期比25.6%減)、経常利益は528百万円(前年同期比21.9%減)となりました。さらに、子会社である株式会社ワイズ・コーポレーションの事業計画の見直しを行い、のれんを含む固定資産の減損損失87百万円を特別損失に計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は250百万円(前年同期比45.4%減)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 イ 自動ドア関連 リニューアル受注の好調な推移及び保守契約台数の堅調な増加により、売上高は8,671百万円(前年同期比2.8%増)となりました。利益につきましては、リニューアル部門が売上増加により増益となったものの、新規部門における採算性の低い長期工事物件の計上及びメンテナンス部門のコスト上昇等により、セグメント利益(営業利益)は2,039百万円(前年同期比6.6%減)となりました。 ロ 建具関連 工期の長い工事物件の増加及び大型物件の反動減等を主因に、売上高は4,038百万円(前年同期比8.1%減)となりました。利益につきましては、子会社工場の稼働率の改善、選別受注や採算管理の徹底による利益率の向上により、セグメント利益(営業利益)は462百万円(前年同期比50.4%増)となりました。 ハ その他 駐輪事業及び子会社の売上減少により、売上高は856百万円(前年同期比12.9%減)となり、セグメント損失(営業損失)は、15百万円(前年同期は33百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,682百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,133百万円減少しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は872百万円(前年同期は753百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は税金等調整前当期純利益440百万円、減価償却費230百万円であり、支出の主な内訳は仕入債務の減少額902百万円、法人税等の支払額293百万円、契約資産の増加額176百万円、棚卸資産の増加額156百万円であります。 なお、仕入債務が大きく減少した主因は中小受託取引適正化法(取適法)対応のための支払サイト短縮化によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は215百万円(前年同期比221.9%増)となりました。収入の主な内訳は保険積立金の解約による収入50百万円であり、支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出130百万円、定期預金の預入による支出119百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は45百万円(前年同期比90.9%減)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増額300百万円であり、支出の主な内訳は配当金の支払額171百万円、長期借入金の返済による支出170百万円であります。 ③ 生産実績、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 建具関連事業   1,205,959   105.2 報告セグメント計   1,205,959   105.2 その他   29,539   95.9 合計   1,235,499   105.0 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は、製造原価によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 自動ドア関連事業   4,517,575   105.5   1,412,912   111.0 建具関連事業   4,759,888   112.2   4,828,714   117.6 報告セグメント計   9,277,463   108.8   6,241,627   116.0 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しておりません。 2.その他事業は金額の重要性が乏しいため記載を省略しております。 c.販売実績 イ.当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 自動ドア関連事業   8,671,125   102.8 建具関連事業   4,038,662   91.9 報告セグメント計   12,709,787   99.1 その他   856,941   87.1 合計   13,566,729   98.2 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 ロ.当連結会計年度における自動ドア関連事業の販売実績の内訳は次のとおりであります。 内訳   販売高(千円)   前年同期比(%) 新規   1,440,159   92.4 メンテナンス   4,201,073   102.6 リニューアル   3,029,891   108.8 合計   8,671,125   102.8 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 ハ.当連結会計年度における自動ドア開閉装置の販売実績(地域別)は次のとおりであります。 地域   販売台数(台)   前年同期比(%)   販売高(千円)   前年同期比(%) 北海道地区 新規   1,229   81.6   257,684   80.5 リニューアル   1,579   107.3   547,895   111.2 東北地区 新規   1,643   100.9   309,490   98.3 リニューアル   2,158   105.8   769,530   108.7 関東地区 新規   4,179   95.5   779,669   94.8 リニューアル   3,351   104.0   1,381,000   106.6 合計   14,139   99.3   4,045,268   102.3 (注) 1.販売台数及び販売高には、シートシヤッター及び建具(リニューアル)の数値は含まれておりません。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 ニ.当連結会計年度における自動ドア開閉装置の総管理台数(地域別)は次のとおりであります。 地域   総管理台数(台)   前年同期比(%) 北海道地区   75,028   102.0 東北地区   116,855   101.2 関東地区   131,503   104.6 合計   323,386   102.8 (注) 総管理台数は、当社が取付けた自動ドア開閉装置及び当社が保守契約の窓口となっている競合他社の自動ドア開閉装置を含んだ台数となっております。 ホ.当連結会計年度における自動ドアの保守実績(地域別)は次のとおりであります。 地域   保守台数(台)   前年同期比(%)   販売高(千円)   前年同期比(%) 北海道地区   23,446   101.9   1,019,870   103.6 東北地区   30,785   98.6   1,235,969   100.3 関東地区   38,791   103.0   1,552,479   103.4 合計   93,022   101.2   3,808,318   102.4 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 2.保守台数は、当社が保守契約を締結している自動ドア開閉装置の台数となっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の金額、連結会計年度における収益・費用の金額に影響を与える会計上の見積りを行う必要があります。当該見積りは過去の実績や予想に基づいて行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c.当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループは事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することに努めており、運転資金需要のうち主なものは、材料仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資に係る資金調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金を含む有利子負債の残高は823百万円であり、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,682百万円となっております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループは、売上高、経常利益及びROEを目標指標として掲げております。 当連結会計年度の売上高は13,566百万円(前年同期比1.8%減)、経常利益は528百万円(前年同期比21.9%減)、ROEは3.7%(前年同期比3.3ポイント減)となりました。売上高につきましては、自動ドア新規部門及び建具関連事業において受注は好調に推移したものの、工期の長い工事物件が多く当期の売上に至らなかったことに加え、大型物件の反動減が影響したことにより減収となりました。経常利益につきましては、売上総利益は増加したものの、昇給や採用力強化に向けた広告宣伝費などの人材関連投資費用及び新基幹システム稼働に係る費用等の増加を吸収できず、減益となりました。 また、ROEにつきましては、子会社である株式会社ワイズ・コーポレーションの事業計画の見直しを行い、のれんを含む固定資産の減損損失87百万円を特別損失に計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅な減益(前年同期比45.4%減)となったことから、前年同期比3.3ポイント減となりました。 e.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループは「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を図ってまいります。 f.経営者の問題認識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 競合他社との競争激化及び採用難の深刻化等により、当社グループを取り巻く環境は厳しさを増しております。 当社グループは、長期経営ビジョン「ビジョン2030」を制定し、2030年12月期の数値目標に「売上高経常利益率・ROEともに10%以上の達成」を掲げております。 この目標達成に向けて、2026年12月期のスローガンを「全員参加で利益創出」とし、基本アクションの徹底、顧客接点の強化及び業務全体の効率アップに注力してまいります。 具体的には、営業活動における基本行動の徹底を通じて、受注獲得および利益率の向上を図ってまいります。 また、収益基盤であるストック市場においては、エントランス周りのリノベーション事業へ本格参入するとともに、お客様が使用する自動ドアの情報にいつでもアクセスできるプラットフォーム「顧客マイページ」を提供することで、自動ドアユーザーとの接点を強化し、保守契約率の向上及びリニューアル受注の拡大に取り組んでまいります。 さらに、昨年より稼働した新基幹システムの安定稼働に注力し、業務効率化への本格活用を進めるとともに、各種システムの導入による生産性向上に努めてまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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